結論
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行(長崎)の3行とデジタル専業のみんなの銀行を傘下に持つ、貸出金19兆円規模で地方銀行グループとして国内最大級の存在である。福岡県内では法人メインバンクシェア37.10%で単独首位(2位の西日本シティ銀行と合計で県内の7割)、九州・沖縄全体では12.9%で9年連続首位を保つ。千葉銀行のように「これから統合する」というこれからのカタリストは無く、十八銀行と親和銀行の合併は2020年にすでに完了しており、今後の論点は実行済みの多行統合の定着度と、九州固有の2つの成長ドライバーに移る。1つはTSMC熊本工場進出を起点とする九州の半導体関連投資(3年間で融資実行額を1.7兆円から2兆円へ積み上げる計画)、もう1つは2021年開業のみんなの銀行で、口座数は拡大が続くが未黒字という損益の両振れ要因を抱える。短期金利が2%へ向かう「金利のある世界」では法人・個人の貸出利ざやが構造的に広がり、第8次中期経営計画(2025〜2028年度)は2028年3月期の連結純利益1,000億円(2025年3月期比39%増)・ROE9%程度を掲げる。ここでは法人貸出・個人貸出・資産運用ソリューション・みんなの銀行の4つを数量×価格で積み上げ、その時点のROEと資本コストから倍率を決めて株価を出した。含み益は純資産に入済み)。中立は10年後にROE9.4%・PER10.9倍(k 8.25%の正当化PERの上限の8.5割)に置いた。
バリュー投資の観点から
オーナー利益の面では、福岡・熊本・長崎3県で既に確立した顧客基盤に金利上昇の恩恵がほぼ自動的に乗る構造に加え、TSMC関連の半導体融資という九州固有の成長投資機会を取り込める点を、バリュー投資の観点では評価できる。堀の広さについては、九州・沖縄全体で9年連続首位という広域の地位を評価するが、福岡県内では西日本シティ銀行との差が千葉銀行の県内首位の差ほど大きくなく、堀の厚みは絶対的とは言えない。稼いだ利益のうち、みんなの銀行への出資・開発投資という再投資負担が重く、株主のものになるオーナー利益を一定程度圧迫している点は見逃せない。資本配分については、政策保有株式の圧縮と配当性向引き上げの組み合わせは評価できるが、自己資本比率の単純指標が3.2%と薄く、経営が信用サイクルの悪化時にどこまで資本の規律を保てるかは未知数である。最後の安全域の判断では、確率で重みづけた本質価値は今の時価総額に対し−7.6%で、今の値段は本質価値をやや上回り、安全域は無いと見る。
何で稼ぐ会社か
ふくおかフィナンシャルグループは福岡銀行(福岡県)・熊本銀行(熊本県)・十八親和銀行(長崎県)の3つの地方銀行と、2021年開業のデジタル専業銀行みんなの銀行を傘下に持つ持株会社である。福岡銀行は法人向け事業性融資と個人向け住宅ローンを軸に、福岡県内の企業2万1,976社(37.10%)のメインバンクとして単独首位を保つ。熊本銀行はTSMC(台湾積体電路製造)の熊本工場進出を起点とする九州の半導体関連投資の最前線に立ち、関連の融資実行額を2025年3月末の1.7兆円から今後3年で2割増の2兆円に積み上げる計画を掲げ、融資だけでなく販路開拓・部品調達支援まで担う「よろず屋」機能も展開する。十八親和銀行は長崎県内で、2018年に十八銀行とFFGが経営統合に最終合意し、2020年10月に親和銀行と合併して発足した経緯を持ち、統合そのものは既に完了しシステム統合等のシナジーも定着している。みんなの銀行はアプリ専業の個人向け銀行で、口座数は2025年10月末に141万口座まで拡大したが、まだ黒字化していない。資産運用・ソリューション部門は投資信託・保険の販売や事業承継・M&A支援を担い、グループ全体で預金等21兆8,856億円・貸出金18兆9,703億円・総資産33兆5,594億円(2026年3月末)という、地方銀行グループとして国内最大級の規模を持つ。
優良さと弱いところ
福岡県内の法人メインバンクシェア37.10%・九州・沖縄全体で12.9%の9年連続首位という広域での顧客基盤の厚さが最大の堀だが、福岡県内では2位の西日本シティ銀行(32.51%)との差が千葉銀行の県内2位以下との差より小さく、首位の優位は千葉銀行ほど絶対的ではない。3行体制と1デジタル銀行という多行持株会社構造は、地域ごとの分散(福岡・熊本・長崎)と、TSMC関連の半導体融資のような地域固有の成長機会を同時に取り込める利点になる一方、統治の複雑さと規模の経済の実現しにくさという弱点も併せ持つ。財務面では自己資本比率が単純指標で3.2%と、同じ領域の千葉銀行(5.9%)より低く、kabufuの脆さスコアでは低めに判定される点が信用サイクルの悪化局面での資本の余裕の薄さにつながる。経営の規律という点では、社外取締役比率33%(12名中4名)で指名・報酬諮問委員会に社外取締役が参画するが、千葉銀行の44%よりは低めである。政策保有株式は2028年3月末までに連結純資産比15%未満への縮減を掲げ、第8次中期経営計画から配当性向の目安を35%から40%程度に引き上げるなど、資本配分の規律強化は進んでいる。みんなの銀行の収益化がいつ実現するかが、優良さを測るもう一つの固有の分かれ目である。
業界はいまどこにいて、どこへ向かうか
日本の銀行業は2024年の政策金利解除以降「金利のある世界」の初期段階にあり、短期金利が2%へ向かう過程で預貸ざやは構造的に拡大している。FFGにとってこれは福岡・熊本・長崎3県の法人・個人向け貸出に共通する追い風だが、各県の人口減少・企業の内部留保志向で貸出の量そのものの伸びは鈍く、地方銀行共通の「量でなく価格(利ざや)で稼ぐ」フェーズが続く。地方銀行最大の構造要因である再編では、千葉銀行・千葉興業銀行やしずおかフィナンシャルグループ・名古屋銀行が経営統合で基本合意するなど再編ドミノが進行する中、FFGは2007年の経営統合・2020年の十八銀行・親和銀行合併という形で既に再編を完了済みであり、今後の論点は新たな再編への参加ではなく、既存の多行体制の深化にある。FFG固有の構造変化は九州の半導体クラスターの形成で、TSMC熊本工場進出以降、九州全体で6兆円超の半導体関連投資・23兆円規模の経済波及効果が見込まれるとの推計があり、熊本銀行を中心に関連融資・取引の拡大が福岡県以外の地域で独自の需要を生んでいる。もう一つの構造変化はみんなの銀行によるデジタル展開で、2026年以降はA2A(銀行間)決済市場への参入も報じられており、収益化できれば非金利収益の新たな柱になるが、まだ道筋は見えていない。NISA拡充・高齢化に伴う資産運用・事業承継需要の拡大は業界共通の追い風として福岡県内でも強く働く。
資本政策と M&A
株主還元は配当性向の目安を第8次中期経営計画から35%程度から40%程度へ引き上げ、安定的な増配と機動的な自己株式取得を組み合わせる方針である。政策保有株式は2028年3月末までに連結純資産に対する時価保有比率を15%未満に縮減する方針で、取引先との関係維持の観点から急には進められない面を抱えつつ段階的に圧縮を進めている。最大のM&Aイベントであった十八銀行・親和銀行の統合は2018年の最終合意、2020年10月の合併を経て既に完了しており、千葉銀行のように今後3年で新たな統合を迎えるカタリストは無い。代わりに資本配分の焦点は、TSMC関連の半導体融資(3年で2兆円へ拡大)という成長投資への資金配分と、みんなの銀行という未黒字のデジタル銀行への追加出資・支援のバランスに移っている。ガバナンスでは社外取締役比率33%で指名・報酬諮問委員会に社外取締役が参画する体制を整えているが、千葉銀行の44%と比べると改革の深さには伸びの余地がある。
強気の見方と慎重な見方
強気の見方
短期金利が2%に向けて上がる過程で、福岡・熊本・長崎3県の法人・個人向け貸出利ざやは構造的に拡大し、第8次中期経営計画が掲げる2028年3月期の連結純利益1,000億円・ROE9%程度は、この勢いを延長すれば十分に射程に入る。TSMC熊本工場進出を起点とする半導体関連投資は九州全体で6兆円超、経済波及効果は23兆円規模と見込まれ、FFGは半導体関連の融資実行額を1.7兆円から3年で2兆円へ積み上げる計画で、熊本銀行を中心に販路開拓・部品調達支援まで担う独自の「よろず屋」機能で取引の裾野を広げている。福岡県内の法人メインバンクシェア37.10%・九州・沖縄全体で12.9%の9年連続首位という広域の顧客基盤は、3行体制による地域ごとの分散とあわせて、他の地方銀行にはない規模とリスク分散を両立させる。みんなの銀行は口座数が141万口座まで拡大を続け、2026年以降のA2A決済市場への展開が報じられるなど、収益化が実現すれば非金利収益の新たな柱になる。十八銀行・親和銀行の統合は既に完了しているため、統合の実行リスクを抱えずに金利正常化と半導体投資の両方の追い風を取り込める位置に立っている。
慎重な見方
金利が上がる過程は利ざやの拡大と同時に、福岡・熊本・長崎3県の中小企業の資金繰りを厳しくし信用コストを押し上げる副作用も伴う。FFGの自己資本比率は単純指標で3.2%と千葉銀行の5.9%より低く、世界的な信用収縮が来れば保有する株式・債券の評価損も重なり、資本とROEが一時的に大きく傷みやすい。福岡県内では西日本シティ銀行が32.51%のシェアを持ち、千葉銀行の県内2位以下との差に比べて競争相手の存在感が大きく、さらなるシェア拡大の余地は限られる。TSMC関連の半導体融資は地域経済の起爆剤になるが、半導体産業自体が世界的な需給サイクルに晒される循環業種であり、熊本に集中した投資が想定通りに回収できるかは不確実である。みんなの銀行は口座数の拡大が続く一方で黒字化の道筋が見えておらず、追加の出資・開発投資が続けばオーナー利益を圧迫し続ける。十八銀行・親和銀行統合は既に完了しているため、千葉銀行のような新たな統合シナジーという上振れ材料も今後3年には存在しない。今の株価は九州広域での首位という既知の強みと第8次中期経営計画の順調な進捗をすでに織り込んでおり、半導体融資の実行やみんなの銀行の収益化が計画より遅れるだけで割高に見える値段である。
どちらに重みを置いたか
金利正常化の恩恵が3県の厚い顧客基盤にほぼ自動的に効く点と、TSMC関連の半導体融資という九州固有の成長機会を評価する強気の見方に分があるが、自己資本比率の低さとみんなの銀行の未黒字という慎重な見方の指摘も軽くない。確率は中立に最も重みを置き、九州最大手としての規模と半導体関連の追い風を踏まえて楽観側をやや厚めに置いたが、既に統合が完了しているため千葉銀行のような新たな統合カタリストが無い点と、信用コストの循環リスクから、悲観の尾も相応に残した。確率の形は千葉銀行・横浜フィナンシャルグループと同じ比率を使い、物差しを揃えている。
10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)
確率で加重した株価時価総額 10,754 円2.03 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 3,401 円6,426 億円)。 今の値に割り戻すと 7,155 円1.35 兆円、今との差 +4.3%、 期待の年率 +7.5%(資本コスト 8.3%)→ 適正
| 筋書き | 確率 | 10 年後の株価時価総額 | 配当の合計還元の合計配当+自社株買い | トータルリターン10 年・配当込み | 年率 | 確率 × (株価+配当時価総額+還元) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 楽観 | 12% | 21,005 円3.97 兆円 | 5,249 円9,919 億円 | +282.8% | +14.4% | 3,150 円5,954 億円 |
| やや楽観 | 25% | 15,319 円2.89 兆円 | 4,301 円8,128 億円 | +186.0% | +11.1% | 4,905 円9,269 億円 |
| 中立 | 30% | 10,220 円1.93 兆円 | 3,430 円6,482 億円 | +99.0% | +7.1% | 4,095 円7,739 億円 |
| やや悲観 | 21% | 5,686 円1.07 兆円 | 2,676 円5,058 億円 | +21.9% | +2.0% | 1,756 円3,319 億円 |
| 悲観 | 12% | 1,196 円2,260 億円 | 870 円1,644 億円 | −69.9% | −11.3% | 248 円468 億円 |
| 加重平均 | 100% | 10,754 円2.03 兆円 | 3,401 円6,426 億円 | +106.4% | +7.5% | 14,154 円2.67 兆円 |
今の株価時価総額 6,859 円1.30 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。
楽観 12% 半導体クラスターの結実とみんなの銀行の収益化が重なる10年 利益 2,566 億円 · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 21,005 円3.97 兆円
10年間で短期金利2%・長期金利3%が定着し、福岡・熊本・長崎3県の貸出利ざやは構造的に高い水準で安定する。TSMC熊本工場を核とする九州の半導体クラスターは完全に結実し、熊本銀行を中心とする関連融資・取引は九州全体に広がった半導体サプライチェーンの中核インフラとして定着する。みんなの銀行はA2A決済等の新規収益源の確立により黒字化を実現し、グループ全体の非金利収益の柱の一つに育つ。政策保有株式の売却もほぼ完了して浮いた資本は大規模な自社株買いに回る。九州広域での首位という顧客基盤の厚さに加え、半導体クラスターとデジタルバンクという2つの固有の成長エンジンが両方結実する、地方銀行として最も理想的な10年になる。
- 法人貸出:数量 18.1(法人・事業性貸出残高(兆円))× 価格 2.2%(貸出利ざや(%))→ 売上 3,893 億円・営業利益 2,023 億円。残高 18.1 兆円(名目)× 利ざや 2.15%、利益率 52%
- 個人貸出:数量 11.6(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 1.8%(貸出利ざや(%))→ 売上 2,153 億円・営業利益 1,035 億円。残高 11.6 兆円(名目)× 利ざや 1.85%、利益率 48%
- 資産運用・ソリューション:数量 14.5(預かり資産残高+ソリューション取扱高(兆円))× 価格 0.9%(実効手数料率等(%))→ 売上 1,235 億円・営業利益 414 億円。残高 14.5 兆円(名目)× 率 0.85%、利益率 34%
- みんなの銀行(デジタルバンク):数量 420(口座数(万口座))× 価格 0.52(1口座当たり年間収益(万円))→ 売上 218 億円・営業利益 66 億円。外販・BaaS が定着し黒字が厚くなる(口座 1 件の収益は物価を超えて 1.74 倍)
倍率:事業の純利益 2,566 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.1% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍。全体の PER 15.47 倍、時価総額 39,696 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。
確率:短期2%・長期3%の定常化、九州の半導体クラスターの完全結実、みんなの銀行の収益化という3つの固有要因が10年間すべて噛み合う前提で、確度は高くない。
やや楽観 25% 半導体関連融資とソリューション収益を軸に安定成長 利益 2,023 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 15,319 円2.89 兆円
短期金利2%・長期金利3%への定常化が進み、福岡・熊本・長崎3県の貸出利ざやは高水準で安定する。九州の半導体関連投資は一定のサイクルを経ながらも中長期的な拡大基調を保ち、熊本銀行の関連取引も着実に伸びる。政策保有株式の売却はほぼ完了し、自社株買いが継続する。みんなの銀行は収益化に近づくが完全な黒字定着には至らない。資産運用・ソリューション業務もNISA定着後の資産形成の広がりと高齢化に伴う相続需要を取り込みながら安定的に拡大し、九州広域の基盤と半導体クラスターへの関与を両輪にする体制が定着する10年になる。
- 法人貸出:数量 16.9(法人・事業性貸出残高(兆円))× 価格 1.8%(貸出利ざや(%))→ 売上 3,092 億円・営業利益 1,599 億円。残高 16.9 兆円(名目)× 利ざや 1.82%、利益率 52%
- 個人貸出:数量 10.9(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 1.6%(貸出利ざや(%))→ 売上 1,721 億円・営業利益 796 億円。残高 10.9 兆円(名目)× 利ざや 1.57%、利益率 46%
- 資産運用・ソリューション:数量 13.1(預かり資産残高+ソリューション取扱高(兆円))× 価格 0.9%(実効手数料率等(%))→ 売上 1,116 億円・営業利益 406 億円。残高 13.1 兆円(名目)× 率 0.85%、利益率 36%
- みんなの銀行(デジタルバンク):数量 336(口座数(万口座))× 価格 0.46(1口座当たり年間収益(万円))→ 売上 155 億円・営業利益 28 億円。収益化に近づくが完全定着には至らない
倍率:事業の純利益 2,023 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.2% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.3 倍。全体の PER 14.31 倍、時価総額 28,949 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。
確率:第8次中期経営計画の方向性と九州の半導体関連需要が10年間おおむね維持され、業界見通しの上位レンジに近い想定。
中立 30% 中立:金利は定常化し半導体関連需要が緩やかに実を結ぶ 利益 1,503 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 10,220 円1.93 兆円
10年の間に短期金利2%・長期金利3%が定着し、福岡・熊本・長崎3県の貸出利ざやは高めの水準で安定する一方、3県の人口減少で貸出の量そのものは伸び悩む。与信費用も景気循環を1〜2周してならした水準に戻る。九州の半導体関連需要は半導体産業自体の循環を経ながらも緩やかに実を結び、熊本銀行の関連取引も標準的な成長軌道に乗る。政策保有株式の売却は完了し、資産運用・ソリューション業務もNISA定着後の標準的な成長軌道に乗る。みんなの銀行は口座基盤の拡大は続くが、黒字化は限定的にとどまる。九州広域での首位としての顧客基盤の厚さは変わらず維持される、特別な上振れも下振れもない10年になる。
- 法人貸出:数量 15.8(法人・事業性貸出残高(兆円))× 価格 1.6%(貸出利ざや(%))→ 売上 2,445 億円・営業利益 1,163 億円。残高 15.8 兆円(名目)× 利ざや 1.55%、利益率 48%
- 個人貸出:数量 10.2(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 1.4%(貸出利ざや(%))→ 売上 1,379 億円・営業利益 578 億円。残高 10.2 兆円(名目)× 利ざや 1.35%、利益率 42%
- 資産運用・ソリューション:数量 11.8(預かり資産残高+ソリューション取扱高(兆円))× 価格 0.9%(実効手数料率等(%))→ 売上 1,007 億円・営業利益 400 億円。残高 11.8 兆円(名目)× 率 0.85%、利益率 40%
- みんなの銀行(デジタルバンク):数量 280(口座数(万口座))× 価格 0.40(1口座当たり年間収益(万円))→ 売上 113 億円・営業利益 6 億円。黒字化は限定的(営業利益率 5% 前後)
倍率:事業の純利益 1,503 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.4% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.85 倍、時価総額 19,314 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。
確率:短期2%・長期3%が定着し、3県の与信費用も景気循環を経て平均的な水準に戻る、最も重みを置く中心シナリオ。
やや悲観 21% 人口減少の加速と半導体サイクルの軟化で成長が鈍る 利益 985 億円 · PER 10.9 倍 · 株価時価総額 5,686 円1.07 兆円
国内の金利正常化は進むが、福岡・熊本・長崎3県の人口減少・事業所数の減少が計画より加速し、法人・個人向け貸出の量の伸びがさらに鈍る。九州の半導体関連需要も世界的な半導体サイクルの軟化局面を迎え、熊本銀行の関連融資の拡大ペースが想定より鈍る。政策保有株式の売却は完了するが、与信費用の増加分を自社株買いの抑制で吸収する場面も出る。みんなの銀行は追加出資の負担が続き、損失縮小も進まない。資産運用・ソリューション業務の成長も市場環境の悪化で鈍化し、九州広域首位という強みだけでは成長の鈍さを十分に補えない10年になる。
- 法人貸出:数量 13.8(法人・事業性貸出残高(兆円))× 価格 1.3%(貸出利ざや(%))→ 売上 1,783 億円・営業利益 727 億円。残高 13.8 兆円(名目)× 利ざや 1.29%、利益率 41%
- 個人貸出:数量 8.9(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 1.1%(貸出利ざや(%))→ 売上 967 億円・営業利益 390 億円。残高 8.9 兆円(名目)× 利ざや 1.09%、利益率 40%
- 資産運用・ソリューション:数量 10.1(預かり資産残高+ソリューション取扱高(兆円))× 価格 0.9%(実効手数料率等(%))→ 売上 893 億円・営業利益 342 億円。残高 10.1 兆円(名目)× 率 0.88%、利益率 38%
- みんなの銀行(デジタルバンク):数量 238(口座数(万口座))× 価格 0.36(1口座当たり年間収益(万円))→ 売上 86 億円・営業利益 −4 億円。追加出資負担が続き赤字が残る
倍率:10年後のROE6.6%(純利益985億円÷自己資本14,983億円)。ROEはk8.25%以下なので、ためた利益は額面未満の価値で、PERは1÷k=12.1倍までが上限。筋書きは「人口減少の加速と半導体サイクルの軟化で成長が鈍る」。上限の9.0割に置き、10.91倍。還元を会社の方針(55%)に合わせたため自己資本が厚くなった。
確率:福岡・熊本・長崎3県の人口減少が計画より加速し、九州の半導体関連需要も世界的な半導体サイクルの軟化局面で停滞する想定。10年という期間では停滞する年も相応に混ざる。
悲観 12% 構造的に負け、半導体クラスターとみんなの銀行がともに資本効率を戻せない10年 利益 233 億円 · PER 9.7 倍 · 株価時価総額 1,196 円2,260 億円
10年のどこかで世界的な信用収縮が発生し、福岡・熊本・長崎3県の与信費用が急増する。人口減少が想定を超えて加速し、3県の貸出需要そのものが縮小する。九州の半導体クラスターは世界的な地政学リスクや技術サイクルの転換で想定したほど拡大せず、熊本への集中投資の一部が宙に浮く。みんなの銀行は収益化に至らず、累積損失の処理や事業見直しを迫られる。首都圏・他地域のデジタル専業銀行との競争にも阻まれる。政策保有株式の売却で資本は確保するものの、自己資本比率3.2%という元々薄い資本バッファのもとで、九州広域首位という強みだけでは資本効率の低さを補えず、地方銀行グループとしての存在意義そのものが問われる苦しい10年になる。
- 法人貸出:数量 11.7(法人・事業性貸出残高(兆円))× 価格 0.4%(貸出利ざや(%))→ 売上 502 億円・営業利益 161 億円。残高 11.7 兆円(名目)× 利ざや 0.43%、利益率 32%
- 個人貸出:数量 7.4(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 0.4%(貸出利ざや(%))→ 売上 282 億円・営業利益 72 億円。残高 7.4 兆円(名目)× 利ざや 0.38%、利益率 25%
- 資産運用・ソリューション:数量 8.3(預かり資産残高+ソリューション取扱高(兆円))× 価格 0.4%(実効手数料率等(%))→ 売上 291 億円・営業利益 76 億円。残高 8.3 兆円(名目)× 率 0.35%、利益率 26%
- みんなの銀行(デジタルバンク):数量 182(口座数(万口座))× 価格 0.30(1口座当たり年間収益(万円))→ 売上 55 億円・営業利益 −11 億円。収益化失敗・事業見直し、赤字が残る
倍率:10年後のROE2.2%(純利益233億円÷自己資本10,762億円)は k8.25% 以下なので、ためた利益は額面未満の価値で、PERは1÷k=12.1倍までが上限。筋書きは「構造的に負け、半導体クラスターとみんなの銀行がともに資本効率を戻せない10年」。上限の8割に置き、9.70倍。今の自己資本10,763億円に対する倍率は0.21倍。稼ぐ力から出した値で、自己資本の何割という置き方はしていない。
確率:リーマン級の信用収縮に加え、福岡・熊本・長崎3県の人口減少の加速、九州の半導体クラスターの空洞化(海外移転・需要蒸発)、みんなの銀行の収益化失敗といった複合的な悪材料が10年のどこかで重なる想定。10年という期間では相応の確率を置く。
セグメント:数量 × 価格
いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。
法人貸出
福岡・熊本・長崎3県の中小企業向け事業性融資と、TSMC関連を含む半導体サプライチェーン向け融資、上場・大企業向けM&Aアドバイザリー等。
| 数量法人・事業性貸出残高(兆円) | 価格貸出利ざや(%) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2026/03 | 11.4 | 1.1% | 1,254 | 690 |
| 10 年後 中立 | 15.8 | 1.6% | 2,445 | 1,163 |
取り方:貸出金残高18.97兆円のうち法人・事業性向けを約6割の11.4兆円とおき、利ざやを1.1%とした。 2026-10-18 の直し:預金ベータ(政策金利の上げに預金金利が付いていく割合)を 40% と置いた。短期金利が今の 1% 前後から 2% へ上がる間に、変動金利の貸出の金利はほぼ全部上がり、預金の金利は 40% だけ上がるので、固定金利の住宅ローンや定期預金の遅れも含めて中立の利ざやは 3 年で +0.27%、10 年で +0.45% 広がると置いた(利ざやは率なので物価では上がらない)。 残高はお金の量なので名目経済に合わせて伸びる:中立で年 3.3%(物価 3% + 実質 +0.3%)。 【2026-10-19 確認】数量は名目、率は物価を掛けていない(率は金利・手数料などの事業の理由でだけ動かす)。
個人貸出
住宅ローンを中心とする個人向け貸出。福岡・熊本・長崎3県の資産形成層・相続層への対応を含む。
| 数量個人向け貸出残高(兆円) | 価格貸出利ざや(%) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2026/03 | 7.6 | 1.0% | 722 | 325 |
| 10 年後 中立 | 10.2 | 1.4% | 1,379 | 578 |
取り方:貸出金残高の残り約4割を個人向け7.6兆円とおき、住宅ローン中心の利ざやを0.95%とした。 2026-10-18 の直し:預金ベータ(政策金利の上げに預金金利が付いていく割合)を 40% と置いた。短期金利が今の 1% 前後から 2% へ上がる間に、変動金利の貸出の金利はほぼ全部上がり、預金の金利は 40% だけ上がるので、固定金利の住宅ローンや定期預金の遅れも含めて中立の利ざやは 3 年で +0.24%、10 年で +0.40% 広がると置いた(利ざやは率なので物価では上がらない)。 残高はお金の量なので名目経済に合わせて伸びる:中立で年 3.0%(物価 3% + 実質 +0.0%、地元の人口減を含む)。 【2026-10-19 確認】数量は名目、率は物価を掛けていない(率は金利・手数料などの事業の理由でだけ動かす)。
資産運用・ソリューション
投資信託・保険等の預かり資産業務、事業承継・M&Aアドバイザリー、半導体関連企業への販路開拓・部品調達支援(よろず屋機能)等の非金利収益。
| 数量預かり資産残高+ソリューション取扱高(兆円) | 価格実効手数料率等(%) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2026/03 | 8.0 | 0.9% | 680 | 306 |
| 10 年後 中立 | 11.8 | 0.9% | 1,007 | 400 |
取り方:預かり資産残高と事業承継・半導体関連支援等の取扱高合計を8.0兆円、実効手数料率を0.85%とおいた。 預かり・受託資産はお金の量なので名目で伸びる:中立で年 4.0%(物価 3% + 実質の資産形成)以上。手数料率は率なので物価では上がらない。 【2026-10-19 確認】数量は名目、率は物価を掛けていない(率は金利・手数料などの事業の理由でだけ動かす)。 (R23c 点検:率の10年の上昇を支える値上げの開示・金利などの事業の理由を、具体的な数字や出典つきで書けないので、楽観・やや楽観・中立は現在の0.85%の横ばいにした。やや悲観・悲観は据え置き。)
みんなの銀行(デジタルバンク)
アプリ専業の個人向けデジタル銀行。口座数拡大が続くが未黒字で、A2A決済等の新規収益源を模索中。
| 数量口座数(万口座) | 価格1口座当たり年間収益(万円) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2026/03 | 140 | 0.30 | 42 | −40 |
| 10 年後 中立 | 280 | 0.40 | 113 | 6 |
取り方:2025年10月末の口座数141万口座に近い140万口座を volume、1口座当たり年間収益を0.3万円とおいた。op_oku は未黒字の実態を反映しマイナス(2026/03 期の最終損失は約 50 億円、前期 88 億円。会社は 2027 年度の黒字化を目標とし、黒字化には貸出残高 1,500 億円程度が要る)。口座数は人の数なので物価では増えず、会社の獲得計画に沿う(中立で 10 年 2.0 倍=280 万口座)。1 口座あたりの収益は物価(10 年 1.34 倍)並みを中立とし、物価を超えるのは楽観(1.74 倍=システム外販・BaaS・決済手数料の積み上げ)と、やや楽観(1.54 倍)だけ。中立の営業利益率は 5% 前後(黒字化は限定的)。 【2026-10-19 確認】数量は名目、率は物価を掛けていない(率は金利・手数料などの事業の理由でだけ動かす)。
リスクと懸念
信用コストの急増
金利上昇が進む過程では福岡・熊本・長崎3県の中小企業の資金繰りが悪化しやすく、与信費用が増える。FFGの自己資本比率は単純指標で3.2%と千葉銀行(5.9%)より低く、リーマン級の信用収縮が起きれば保有する株式・債券の評価損も重なり、資本とROEが一時的に大きく傷む。
半導体サイクルへの依存
TSMC熊本工場進出を起点とする半導体関連融資は大きな成長機会だが、半導体産業自体は世界的な需給サイクルに晒される循環業種であり、熊本に集中した投資・融資が想定通りに回収できない局面が来るリスクがある。地政学リスクによる投資計画の見直しも懸念材料である。
みんなの銀行の収益化の遅れ
2021年開業のみんなの銀行は口座数拡大が続くが未黒字で、追加出資・開発投資の負担がグループ全体のオーナー利益を圧迫し続けるリスクがある。A2A決済等の新規収益源が計画通り立ち上がらなければ、収益化はさらに遅れる。
福岡県内での競争
福岡県内では西日本シティ銀行が32.51%のシェアを持ち、千葉銀行の県内2位以下との差に比べて競争相手の存在感が大きい。資産運用・事業承継ソリューション分野ではネット証券や独立系資産運用会社との競争も強まっており、手数料率が下がる可能性がある。
福岡・熊本・長崎3県の人口減少と貸出需要の縮小
3県とも長期的には人口減少・企業の内部留保志向が続き、法人・個人向け貸出の量の伸びは鈍い。福岡県内のシェアが既に37.10%と高い水準にあるため、さらなるシェア拡大の余地は限られ、成長は利ざやと非金利収益に依存する度合いが強まる。
政策保有株式売却の遅れ
政策保有株式の売却は取引先との関係維持の観点から急には進められない面があり、2028年3月末までに連結純資産比15%未満とする目標が遅れれば資本効率の改善ペースも鈍る。取引先企業との関係悪化を避けながら進める難しさが常に伴う。
財務の脆さと規制の制約
自己資本比率は単純指標では3.2%とkabufuの脆さスコアでは低めに判定される。銀行業の規制資本(バーゼル基準の自己資本比率)とは別の指標だが、信用サイクルの悪化局面では資本の余裕の乏しさが貸出姿勢の慎重化を招きやすい。規制業種である以上、資本増強や業務範囲の拡大には認可・規制対応のコストと時間がかかり、機動的な動きには限界がある。
今後の分かれ目
- 日銀が短期金利を2%へ向けて計画より速いペースで上げたら
- 楽観・やや楽観の筋書きの確率を上げてよい。福岡・熊本・長崎3県の貸出利ざやの拡大ペースを決算で確認する。
- 3県の与信費用が四半期で急増したら
- やや悲観・悲観側の筋書きに重みを移す。中小企業のどの業種で信用コストが増えたかを確認する。
- TSMC関連の半導体融資実行額が2兆円目標を上回るペースで進んだら
- 楽観側の筋書きの確度を上げる。熊本銀行の半導体関連融資の進捗を決算説明会で確認する。
- 半導体産業の世界的な需給サイクルが悪化し、九州の半導体投資計画に延期・見直しが生じたら
- やや悲観側に重みを移す。TSMC・関連サプライチェーン企業の九州投資計画の開示を確認する。
- みんなの銀行が黒字化、またはA2A決済等で新規収益源の確立に近づいたら
- 楽観側の筋書きの確度を上げる。みんなの銀行の単体決算・口座数の推移を確認する。
- 政策保有株式の売却が2028年目標に向けて計画を上回って進んだら
- 資本効率改善のペースが速いとみて楽観側の確率をやや上げる。
見ておくもの
- 日銀の政策金利・福岡・熊本・長崎3県の貸出利ざやの推移
- 3県の与信費用(信用コスト)の推移
- TSMC関連の半導体融資実行額(2025年3月末1.7兆円→3年で2兆円目標)の進捗
- みんなの銀行の口座数・単体の損益の推移
- 政策保有株式の売却進捗(2028年3月末に連結純資産比15%未満)
倍率と資本コストの決め方
倍率は今の株価を見ずに決めた。楽観・やや楽観・中立は10年後のROEとk 8.25%(基本7.5%+quality +0.75%)・g 4.0%から利益ベースの正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)の上限を出し、その9.5・9・8.5割に置いた(下限は1÷k=12.1倍)。やや悲観・悲観はROEがk(8.25%)以下なので、PERは1÷k=12.1倍が上限で、その9・8割に置いた。悲観の利益は貸出の利ざやが競争で縮み与信費用が重い構造から、自己資本に対するROE約2%に置き、過去の底値や今の倍率は根拠にしていない。kが1%高い(9.25%)と10年の中立のPERは10.9倍から9.2倍に下がる。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.7→15.47 倍・やや楽観 PER 12.88→14.31 倍・中立 PER 10.92→12.85 倍)。
資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β 0.73 × 5% + 規模 0.25%。基本7.5%に quality +0.75% を足して k 8.25%(決まり v2。β・規模は使わない。内訳と理由は quality_why)。銀行は預金が仕入れなので利払いの式は当てはめず、利ざやで扱う。個別のリスク(デジタルバンク(みんなの銀行)の赤字と自己資本の薄さ)は k に足さず、確率と筋書きで表す。事業は傾いていないので上乗せ(extra)は 0。同じ地方銀行どうしで同じ物差しを使い、差は quality の4部品だけで出している。
同じ業種(銀行業)の AI 分析
読んだ資料
- ふくおかFG、新中計で純利益1000億円目標 28年3月期(日本経済新聞)
- ふくおかFG・十八銀、経営統合で最終合意(日本経済新聞)
- 十八親和銀行(Wikipedia)
- ふくおかFG社長「半導体融資2000億円へ」TSMC受け2割増(日本経済新聞)
- ふくおかFG、半導体支援の「よろず屋」に 販路開拓から部品調達まで(日本経済新聞)
- みんなの銀行(Wikipedia)
- 「若者の銀行」、次に狙うはA2A決済市場(NIKKEI Financial)
- 福岡県のメインバンク、福岡銀行と西日本シティ銀行でシェア7割(日本経済新聞)
- 九州・沖縄のメインバンク、福岡銀行が8年連続首位(日本経済新聞)
- 政策投資株式(ふくおかフィナンシャルグループ)