株譜
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セブン銀行 8410

コンビニ ATM の独走に、ファミマ 1.6 万台という追い風。ただ稼ぎは薄く、キャッシュレスの長い逆風も続く。倍率を抑えて見ると、いまの値段は先の成長を織り込みすぎている

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)239 円2,787 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)335.3 円3,916 億円差 −28.8%
10 年後から見ると やや割高 価値 239 円2,787 億円 · 差 −28.8% · 期待の年率 +3.5%
期待の年率リターン(10 年)+3.5%資本コスト比 −4.7 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

セブン銀行は、セブン-イレブンの店先にある ATM で稼ぐ銀行である。利用者が 1 回おろすたびに、提携銀行から手数料が入る。国内の設置は 2.8 万台を超え、年間の利用は 11 億件を超えた。

筆者の結論は、いまの値段は先の成長を織り込みすぎている、というものだ。ファミリーマートが ATM をこの会社に切り替える。4 年で約 1.6 万台という大きな追い風だが、設置のたびに機械代と運営費が先に出る。利益が 2020 年 3 月期の水準に戻る頃には、資本コストをわずかに上回る程度の収益性に落ち着くとみる。

稼ぎの源は単純だが、利益率は見た目ほど高くない。国内 ATM の売上のうち、機械の減価償却、現金の補充、通信、保守が大半を食う。2026 年 3 月期は、クレジットカード事業の減損で純利益が 135 億円まで落ちた。今期の会社予想は 200 億円で、そのうち約 40 億円は ATM の耐用年数を 5 年から 7 年に延ばした会計の効果である。

海外は米国・インドネシア・フィリピンで伸びているが、まだ利益は小さい。リテール(口座・ローン・後払い・カード)は赤字に近く、立て直しの途中にある。

ファミマ分が積み上がる 10 年後でも、利益は一時要因を除いた今の 1.8 倍ほどにとどまる。事業は悪くない。ただ、買う値段が高すぎる。それが筆者の見立てである。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社を「現金の通行料所」として見る。道路に車が増えれば通行料は増える。ただし、道路を作る費用と維持費は先に出る。会社の価値は、通行料の総額ではなく、そこから費用と再投資を引いた手取りで決まる。

手取りの利益、いわゆるオーナー利益は、見かけの利益より小さい。ATM は耐用年数が 7 年とされる機械であり、減価償却の分だけ設備投資を続けなければ事業が維持できない。ファミマ向けの 1.6 万台は、その傾向をさらに強める。

筆者がこの事業に感じる魅力は、利用 1 件あたりの手数料という、シンプルで予測しやすい稼ぎの形にある。反対に、慎重に見る点は、ROE が資本コストを大きく超えないことである。成長のために資本を入れても、株主の手取りは増えにくい。

安全域、つまり値段に見合う余裕は薄い。今の値段は、会社の予想や市場の期待を織り込んでいる。筆者の見立てでは、10 年後に利益が今の 1.8 倍に育っても、払う値段の割に株主へ戻るお金は大きくない。

持ち続けたいかと問われれば、事業は残る。ただ、強い堀と高い資本効率が両立する会社ではない。割安で買えた時だけ、価値のある事業だと考える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎ頭は国内の ATM 事業である。2026 年 3 月末で 28,536 台、その 8 割強がセブン-イレブンの店内にある。年間の利用は 11.2 億件、1 台あたり 1 日約 109 件。銀行の ATM としては桁違いに多く使われている。

収益は、利用 1 件ごとの手数料である。手数料は提携する金融機関から入り、1 件の平均で百円余りになる。この会社は多くの銀行・信販会社と契約して、口座の出し入れの窓口を引き受けている。金融機関の ATM を丸ごと受託する共同運営も、39 社 508 台に広がった。

費用の構造が、この事業の肝である。セブン-イレブン・ジャパンへの設置手数料は年 158 億円で、国内 ATM の売上の 12% ほど。比率は意外に軽い。重いのは機械の償却、現金の補充と警備輸送、通信、保守で、台数に比例して増える。売上が台数ほど伸びなければ、利益はすぐ薄くなる。

海外 ATM は、米国で約 1.2 万台、インドネシアで約 9 千台、フィリピンで約 4 千台、マレーシアで立ち上げ中である。米国ではスピードウェイ系の店舗にも約 3,400 台が入った。年間の利用は 5.3 億件に上るが、海外全体の経常利益はまだ 40 億円ほどだ。

リテールは、個人口座 350 万、預金 6,500 億円余りを持つ。個人ローンや後払いサービス(2026 年 3 月期の取扱高は 1,000 億円余り)を育てている。クレジットカード事業は会員が伸びず、約 80 億円の減損を出した。

つまり、利益のほぼ全部は国内 ATM が生み、海外が小さく足し、リテールが足を引っ張る。稼ぎの形は、金融というより、現金を扱う道路の通行料に近い。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、場所と台数にある。セブン-イレブンは全国に張り巡らされており、そこに自前の機械を置いている。1 台あたりの利用は 1 日約 109 件。ローソン銀行の約 56 件を大きく上回る。

ただし、その堀は金融の免許ではなく、店舗網と運営の経験でできている。利用が減ればすぐ利益に響く。筆者がいちばん気にするのは、支払い手段のキャッシュレス化である。ATM 利用は今は過去最高だが、1 台あたりの利用が横ばいから緩やかに減る前提は外せない。

価格を決める力は弱い。手数料は金融機関との契約で決まる。筆者は、交渉力の強い大手銀行が相手では、1 件あたりの単価が物価ほどには上がらないとみる。コストは物価で上がるので、価格が追いつかないと利益率が下がる。

資本効率は低い。ROE は 2026 年 3 月期で 4.8%、今期の予想でも 7% ほどである。2016 年 3 月期の 13% 台が最後の高水準である。配当は長く同じ額で据え置かれ、2026 年 3 月期の配当性向は 9 割に達した。

経営の資本配分には、功と罪がある。ファミマとの提携を獲得した動きは大きな功績だ。一方で、クレジットカード事業は減損に終わった。海外も、利益はまだ 40 億円ほどにとどまる。次の投資は、この教訓を踏まえて行われるはずだ。

支配する株主の構図も、読み方が要る。セブン&アイ系が議決権の約 3 分の 1、伊藤忠商事が約 2 割を持つ。ATM の 8 割強は親会社の店にあるため、設置の条件が変われば収益が動く。独立役員は 7 名おり、会社は戦略を独自に決めると説明する。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の ATM は、設置場所の淘汰が進んでいる。銀行の店舗と ATM は減り続け、セブン銀行の推計では、国内の ATM は毎年 3,000〜4,000 台ずつ減っている。現金を引き出す場所が減るほど、全国に店があるコンビニの ATM に利用が集まる。これが、セブン銀行の利用件数が過去最高を更新している理由の 1 つである。

コンビニ ATM は 3 社体制だった。セブン銀行が 1 日約 310 万件、ローソン銀行が約 80 万件、イーネット(ファミマなどに設置)が 50〜70 万件と推計される。1 台あたりでは、セブンが約 109 件、ローソンが約 56 件。1 台あたりの利用の差は、そのまま 1 台の採算の差になる。

ここに大きな転換が起きた。ファミマが、ATM をイーネットからセブン銀行に切り替える。4 年で約 1.6 万台。2026 年 6 月 1 日に設置が始まり、7 月末で 37 台。会社は今期 400〜500 台を見込み、後半に集中するとみている。イーネットは主力の設置先を失い、苦境に立つ。

一方で、構造の逆風は消えない。キャッシュレス決済は年々広がり、現金を使う場面は減る。長期では、1 台あたりの利用が下がる。ただし、現金を引き出す需要は、高齢者・外国人旅行者・災害時などに根強く残るため、急には崩れない。

海外の ATM は、現金文化の強い新興国で伸びる余地がある。インドネシアは約 9 千台、フィリピンは約 4 千台。現金が主役で、日本よりキャッシュレス化が遅い。ただ、現地の通貨と物価で稼ぎが決まるため、円で見た利益は小さくなりやすい。

競合には銀行の共同 ATM やゆうちょ銀行などがあるが、コンビニという最も便利な場所を押さえているのはセブン銀行である。差別化の源泉は、場所・台数・機能(現金チャージ、本人確認、行政手続きとの連携)の 3 つだ。

資本政策と M&A

資本政策は、配当が中心である。配当は 2022 年 3 月期から同じ額で動かず、配当性向は 40% 以上を目安にしている。純利益が落ちた 2026 年 3 月期は、実績の配当性向が 9 割に達した。増配の余地は、利益が戻るまで小さい。

自社株買いは、2025 年 6 月に大きく動いた。セブン&アイが持分法適用に移るのに合わせ、最大 2 億株・524 億円の枠で、親会社側の持ち株を引き取る形をとった。セブン-イレブン・ジャパンからは約 162 億円分を取得している。株主の構成を整える色合いが濃い。

設備投資は、これから重くなる。ファミマ向けの 1.6 万台を 4 年で置くには、機械代だけで数百億円規模が要ると筆者はみる。耐用年数の延長で、会計上の償却の負担は軽くなる。投資の回収が見えるまで、株主還元を厚くする余裕は乏しい。

M&A は、買う側の可能性がある。海外の ATM 網や決済・口座のサービス会社が候補になる。一方、買われる側の可能性は低くない。親会社に近いセブン&アイ、大株主の伊藤忠商事、ほかの金融グループが再編を仕掛ける筋書きがある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ファミマ向けの 1.6 万台は、契約済みの確かな成長である。ここに現金の行き場が減る流れが重なる。銀行の店舗と ATM は毎年 3,000〜4,000 台ずつ消えており、コンビニの ATM に利用が集まる。セブン銀行の 1 台あたりの利用が 100 件を超えているのは、その証拠だ。

ファミマの 1.6 万台がローソン並み(1 日約 56 件)でも、年 3 億件を超える。セブンの機種は現金チャージや本人確認、行政手続きにも対応する。使える機能が多い ATM に、イーネットの利用者も流れる。件数が増えれば、機械の償却や保守という固定の費用が薄まり、利益率は上がる。

償却年数の延長で今期から約 40 億円の利益が上がるうえ、ファミマ分の採算も 2 年目以降に立ち上がる。海外は、米国の約 1.2 万台、東南アジアの約 1.3 万台が現金文化の中で広がる。金利が 2% まで上がれば、預金を運用する利ざやも広がる。

10 年後に利益が今の 3 倍に育つ筋書きは、無理のない足し算である。ROE が 12% に乗れば、資本効率の評価も変わる。

慎重な見方

稼ぎの源は現金の引き出しである。現金は長い目で使われなくなる。コード決済・カード・電子マネーが広がれば、1 台あたりの利用は下がる。いま過去最高なのは、銀行店舗の撤退という一時的な追い風が効いているからだ。

ファミマ向けの 1.6 万台は、設置するたびに機械代と運営費が先に出る。ファミマの店は 1 日の利用がセブンより少ないと考えられ、1 台あたりの採算は低い。ATM を増やして件数が伸びても、利益が増えるとは限らない。

価格は、金融機関との契約で決まる。大手銀行は手数料を抑えたい。人件費・現金輸送費が物価で上がる中、単価が据え置かれれば、利益率が削られる。国内の売上の 8 割強は、親会社の店舗に置いた機械が生む。条件を見直されれば反論しにくい。

クレジットカード事業は減損で、海外も利益が小さい。資本を入れても資本コストを大きく上回れない会社には、高い倍率を払うべきでない。

さらに、金利が上がる局面で、国債など債券の含み損が生じうる。銀行の収益は、ATM の外でも揺れる。

どちらに重みを置いたか

ファミマの契約と銀行店舗の撤退は、利用件数を押し上げる確かな材料である。ただ、1 台あたりの採算と価格の弱さ、キャッシュレスの長期の逆風は、強い反論になる。利益は伸びるが、資本コストを大きく上回る利益率までは届かないというのが筆者の見立てで、確率は中立を中心に、悲観側をやや厚くした。楽観の確率は 1 割に満たない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 362 円4,228 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 111 円1,298 億円)。 今の値に割り戻すと 239 円2,787 億円、今との差 −28.8%、 期待の年率 +3.5%(資本コスト 8.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 773 円9,031 億円 154 円1,800 億円 +176.6% +10.7% 74 円866 億円
やや楽観 20% 584 円6,818 億円 141 円1,650 億円 +116.2% +8.0% 145 円1,694 億円
中立 32% 408 円4,763 億円 124 円1,450 億円 +58.6% +4.7% 170 円1,988 億円
やや悲観 25% 156 円1,823 億円 98 円1,150 億円 −24.1% −2.7% 64 円743 億円
悲観 15% 92 円1,080 億円 41 円480 億円 −60.2% −8.8% 20 円234 億円
加重平均100% 362 円4,228 億円111 円1,298 億円 +41.1% +3.5% 473 円5,525 億円

今の株価時価総額 335 円3,916 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 8% ファミマ 1.6 万台が成熟し、海外が育つ 利益 628 億円 · PER 14.4 倍 · 株価時価総額 773 円9,031 億円

ファミマの 1.6 万台が成熟し、1 台あたり 70 件に達する。国内の件数は 16 億件に届き、単価も物価並みに上がって利益率は 24% を保つ。キャッシュレスは進むが、現金の需要は高齢者・外国人旅行者・災害時を中心に根強く、現金の窓口としての価値が残る。

海外は米国と東南アジアで台数が 4 万台に迫り、海外だけで 180 億円の利益を稼ぐ。リテールも後払い・ローンが育って黒字が定着し、預金の運用益も金利 2% で厚くなる。連結の経常利益は 900 億円ほど、ROE は 12% に乗る。10 年後の利益は、一時要因を除いた今の水準の 3 倍に迫る。

  • 国内 ATM:数量 16.0(国内 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 142(1 件あたりの手数料収入(円。ATM 関連の収入は rev_factor 1.1 で上乗せ))→ 売上 2,499 億円・営業利益 600 億円。件数 × 単価、利益率
  • 海外 ATM:数量 11.0(海外 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 109(1 件あたりの収入(円換算、ドル円 150 円))→ 売上 1,199 億円・営業利益 180 億円。件数 × 単価、利益率
  • リテール・カード・その他:数量 420(個人口座数(万口座))× 価格 2.15(1 口座あたりの年間収益(万円。ローン・後払い・カード・運用益を含む))→ 売上 903 億円・営業利益 130 億円。口座 × 1 口座収益、利益は金利の効きを含む

倍率:事業の純利益 628 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.3% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.4 倍。全体の PER 14.38 倍、時価総額 9,031 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ファミマの利用が 70 件に届き、海外も育つ強い筋書き。ROE を 12% まで押し上げるには複数の条件が要るので 1 割弱。

やや楽観 20% 国内が伸び、海外とリテールが利益に加わる 利益 505 億円 · PER 13.5 倍 · 株価時価総額 584 円6,818 億円

国内の件数は 15 億件に増え、ファミマの利用は 1 台あたり 60 件台後半に落ち着く。単価は物価の 8 割ほどの伸びで、利益率は 22% を保つ。キャッシュレスによる利用の目減りは年 1% ほどにとどまる。

海外は台数が 3 万台台半ばに増え、利益は 130 億円台に乗る。リテールは黒字が定着し、預金の運用益も 2% の金利で下支えされる。連結の経常利益は 730 億円ほど、ROE は 10% を超える。強気に近い形で成長が続くが、ATM の更新投資は絶えず必要で、利益の多くはそこに回る。ファミマの設置が済んだあとも、台数を保つための取り替えが毎年発生する。機械の更新が一巡する 7 年目前後には、償却と更新費の両方が利益に重くのしかかる時期がくる。株主に戻せるお金は、利益の増え方ほどには増えない。

  • 国内 ATM:数量 15.1(国内 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 137(1 件あたりの手数料収入(円。ATM 関連の収入は rev_factor 1.1 で上乗せ))→ 売上 2,276 億円・営業利益 501 億円。件数 × 単価、利益率
  • 海外 ATM:数量 10.0(海外 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 105(1 件あたりの収入(円換算、ドル円 150 円))→ 売上 1,050 億円・営業利益 136 億円。件数 × 単価、利益率
  • リテール・カード・その他:数量 400(個人口座数(万口座))× 価格 2.05(1 口座あたりの年間収益(万円。ローン・後払い・カード・運用益を含む))→ 売上 820 億円・営業利益 95 億円。口座 × 1 口座収益、利益は金利の効きを含む

倍率:事業の純利益 505 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.5% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.5 倍。全体の PER 13.5 倍、時価総額 6,818 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内が伸び、海外・リテールが加わる。ファミマ分の成熟は契約上確度が高い一方、ROE を 10% 台に乗せるには価格の持ち直しが要る。

中立 32% 利益は今の 1.8 倍に育つが、資本コストを少し上回る程度の収益性にとどまる 利益 386 億円 · PER 12.3 倍 · 株価時価総額 408 円4,763 億円

ファミマの 1.6 万台は予定どおり置き終わり、1 台あたりの利用は 60 件前後に落ち着く。国内の件数は 14.3 億件に増える。一方で、既存のセブンの設置は、キャッシュレスで少しずつ件数が減る。単価は物価の伸びに届かず、利益率は 19% に下がる。

海外は台数が 3 万台を超え、100 億円ほどの利益を稼ぐ。リテールは黒字が定着し、預金の運用益が支える。連結の経常利益は 560 億円ほどで、ROE は 8〜9%。事業は成長するが、機械の更新と補充の費用が絶えず出ていくため、株主にとっての手取りの伸びは限られる。

会社が掲げる回復の道筋を、おおむねたどる姿である。

  • 国内 ATM:数量 14.3(国内 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 132(1 件あたりの手数料収入(円。ATM 関連の収入は rev_factor 1.1 で上乗せ))→ 売上 2,076 億円・営業利益 394 億円。件数 × 単価、利益率。単価は提携銀行との契約で決まり、物価の全額は転嫁できず10年で1.25倍(物価は1.34倍)
  • 海外 ATM:数量 9.0(海外 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 102(1 件あたりの収入(円換算、ドル円 150 円))→ 売上 914 億円・営業利益 105 億円。件数 × 単価、利益率
  • リテール・カード・その他:数量 380(個人口座数(万口座))× 価格 1.96(1 口座あたりの年間収益(万円。ローン・後払い・カード・運用益を含む))→ 売上 745 億円・営業利益 60 億円。口座 × 1 口座収益、利益は金利の効きを含む

倍率:事業の純利益 386 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.6% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.3 倍。全体の PER 12.34 倍、時価総額 4,763 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:件数は伸びるが、単価の弱さと費用の増加で ROE は 8〜9% にとどまる。強い見方と慎重な見方の落としどころ。

やや悲観 25% キャッシュレスが利用を削り、単価が据え置かれる 利益 207 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 156 円1,823 億円

キャッシュレス決済が広がり、セブンの既存の設置で 1 台あたりの利用が年 1.5〜2% 減る。ファミマ向けは置き終えたが、利用は 40 件台にとどまる。国内の件数は 12.8 億件、単価は金融機関に押されて物価の 6 割程度しか上がらず、利益率は 14% に落ちる。

海外も現地通貨の弱さで利益が 50 億円を下回る。リテールは小さな黒字をやっと保つ。連結の経常利益は 300 億円ほど。ROE は 5% 台と資本コストを下回り、売上が伸びても、株主の取り分は増えない。ファミマ向けに積み上げた機械が、思ったほど稼がないまま償却だけが残る。配当は据え置くのがやっとで、増配や自社株買いの余力はない。株式市場は、成長のない銀行として、低い倍率でこの会社を見るようになる。

  • 国内 ATM:数量 12.8(国内 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 120(1 件あたりの手数料収入(円。ATM 関連の収入は rev_factor 1.1 で上乗せ))→ 売上 1,690 億円・営業利益 237 億円。件数 × 単価、利益率
  • 海外 ATM:数量 7.5(海外 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 92(1 件あたりの収入(円換算、ドル円 150 円))→ 売上 690 億円・営業利益 48 億円。件数 × 単価、利益率
  • リテール・カード・その他:数量 350(個人口座数(万口座))× 価格 1.70(1 口座あたりの年間収益(万円。ローン・後払い・カード・運用益を含む))→ 売上 595 億円・営業利益 15 億円。口座 × 1 口座収益、利益は金利の効きを含む

倍率:ROE5.7%・資本コスト8.2%・g3.0%から PBR=(ROE−g)÷(k−g)=0.51倍が式の目安。キャッシュレス化で件数が減りROEがk未満になる筋書き。稼ぐ力に近い水準で、PBR0.65倍に置き、時価総額1823億円(正当化PERの上限検査でも上限の73%)。

確率:キャッシュレスによる目減りと単価の据え置きは、10 年の間にはありうる流れで、強い反論になる。確率を慎重側に寄せた。

悲観 15% 構造的に負ける:現金離れと設置条件の悪化が重なる 利益 32 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 92 円1,080 億円

10 年のどこかで、キャッシュレス決済の普及が国内の利用を大きく削る。現金の引き出しは、ATM の機能の多さでは救えないほど減る。国内の件数は 10 億件を割り、単価も大手銀行に押されて物価に追いつかない。ファミマ向けの 1.6 万台の償却が重く、国内 ATM の利益率は 7% まで落ちる。

親会社系の店舗再編で設置の条件が悪化し、海外も赤字に沈む。リテールとカードの損失が続き、ROE は 1% 台。会社は優良ではなくなり、配当を削って自己資本を守る。一本足の ATM 事業を、別の柱が支える形にならなかった結果である。海外の拡大やリテールの再建に投じた資金は、利益を生まないまま減損に回る。市場は、現金離れが進む世の中で、この会社の使い道を厳しく見直す。

  • 国内 ATM:数量 9.8(国内 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 108(1 件あたりの手数料収入(円。ATM 関連の収入は rev_factor 1.1 で上乗せ))→ 売上 1,164 億円・営業利益 81 億円。件数 × 単価、利益率
  • 海外 ATM:数量 5.0(海外 ATM の年間利用件数(億件))× 価格 82(1 件あたりの収入(円換算、ドル円 150 円))→ 売上 410 億円・営業利益 −5 億円。件数 × 単価、利益率
  • リテール・カード・その他:数量 320(個人口座数(万口座))× 価格 1.50(1 口座あたりの年間収益(万円。ローン・後払い・カード・運用益を含む))→ 売上 480 億円・営業利益 −30 億円。口座 × 1 口座収益、利益は金利の効きを含む

倍率:キャッシュレス化と契約の喪失で利益がほぼ消える構造的な負け(純利益32億円)。稼ぐ力は小さいので、売れる資産で測る:減損後の自己資本2,700億円のうち、ATM設備は簿価を大きく割って売れ、口座基盤と海外事業の売却益を足して約40%(1,080億円)が株主に残るとみた。

確率:10 年のどこかで、現金離れや設置条件の悪化で構造的に負ける。ATM 事業は一本足で、別の収益の柱が育っていないため 15% と厚くした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内 ATM

セブン-イレブンを中心とするコンビニなどの ATM。利用 1 件ごとの手数料と、金融機関からの運営受託が収益。

数量国内 ATM の年間利用件数(億件)価格1 件あたりの手数料収入(円。ATM 関連の収入は rev_factor 1.1 で上乗せ)売上営業利益
今 2026/03 11.2 106 1,305 290
10 年後 中立 14.3 132 2,076 394

取り方:年間利用 11.22 億件、1 件の手数料単価 105.7(円)で受入手数料は約 1,186 億円。共同運営の受託などの ATM 関連収入を足して、国内 ATM の売上を約 1,305 億円と置いた。セグメント別の利益は開示されないため、単体の経常利益 266 億円と連結 301 億円から、海外 37 億円・リテールの赤字 25 億円を引いて国内 ATM を 290 億円と推定した。単価は金融機関との契約で決まり、物価の全額は転嫁しにくい(過去も単価は下がってきた)。中立は 3 年 1.06 倍・10 年 1.25 倍と、物価(1.09・1.34 倍)より低く置き、費用が物価で上がる分は利益率に入れた。(点検 2026-10-19:件数は実数(名目の金額ではない)で、単価は物価の全額転嫁をせず10年で+25%と置いた。二重がけなし)

海外 ATM

米国・インドネシア・フィリピン・マレーシアの ATM。現地の小売店・金融機関と組んで運営する。

数量海外 ATM の年間利用件数(億件)価格1 件あたりの収入(円換算、ドル円 150 円)売上営業利益
今 2026/03 5.3 81 429 37
10 年後 中立 9.0 102 914 105

取り方:海外 ATM の総利用件数は 5.30 億件。米国の経常収益 273 億円、フィリピン 86 億円、インドネシアは今期第 1 四半期の収益 1.7 億円から年 66 億円ほどと置き、合計約 429 億円を件数で割って 1 件約 81(円)とした。経常利益は米国 24 億円・インドネシア 9 億円・フィリピン 4 億円の計約 37 億円。(点検 2026-10-19:件数は実数(名目の金額ではない)で、単価は物価の全額転嫁をせず10年で+25%と置いた。二重がけなし)

リテール・カード・その他

個人口座・預金・ローン・後払い・クレジットカード・電子マネーと、預金の運用。

数量個人口座数(万口座)価格1 口座あたりの年間収益(万円。ローン・後払い・カード・運用益を含む)売上営業利益
今 2026/03 350 1.33 466 −25
10 年後 中立 380 1.96 745 60

取り方:連結の経常収益 2,200 億円から国内 ATM の約 1,305 億円と海外 ATM の約 429 億円を引いた約 466 億円を、個人口座 350 万で割って 1 口座約 1.33 万円と置いた。連結の経常利益から ATM 2 つを引いた残りで、約 25 億円の赤字と推定。開示は無く、推定の幅は大きい。(点検 2026-10-19:口座数は実数(名目の金額ではない)で、1口座の収益は物価の掛け算ではなく置いた値。二重がけなし)

リスクと懸念

キャッシュレス化で現金の引き出しが減る

稼ぎの源は ATM の利用件数である。支払いのキャッシュレス化は止まらず、現金を使う場面は長い目で減る。今は銀行店舗の撤退が追い風になっているが、それが一巡すれば 1 台あたりの利用は下がりに転じうる。固定費の重い ATM 事業では、件数が減ると利益はそれ以上の割合で減る。

ファミマ向けの設置が重荷になる

4 年で約 1.6 万台を置くには、機械代・設置・現金補充の体制づくりが先に出る。ファミマの店のほうが 1 台あたりの利用が少なければ、増やすほど利益率が下がる。設置が遅れる、利用が想定を下回る、といった事態が重なると、投資の回収が見えにくくなる。

手数料の単価が物価に追いつかない

ATM の手数料は、金融機関との契約で決まる。大手銀行が単価の引き下げを求めれば、物価が上がる中でも単価は据え置かれやすい。人件費や輸送費が上がるほど、利益率は削られる。1 件あたりの単価の動きは、この会社の利益の最大の決め手の 1 つである。

親会社の店舗に依存する

国内の ATM の 8 割強は、セブン-イレブンの店内にある。設置の条件(支払う手数料など)が変われば、利益が動く。親会社の持ち株比率は下がったが、なお最大の取引先であり、店舗戦略の変更や合併・再編の影響を受けやすい。

リテールとカード事業の立て直しが遅れる

クレジットカード事業は 2026 年 3 月期に約 80 億円の減損を出した。個人ローンや後払いは貸倒れの費用がかさみやすい。ここが赤字のままなら、国内 ATM が稼いだ利益を食い続ける。立て直しの手立てが見えなければ、資本の使い方への評価が下がる。

海外事業の利益が育たない

米国・インドネシア・フィリピンで台数は増えているが、海外全体の経常利益は 40 億円ほどにとどまる。現地通貨と物価で稼ぎが決まるため、円では目減りしやすい。新規の国(マレーシア)への投資が先行し、採算が合わない期間が長引く恐れもある。

金利上昇で債券に含み損が出る

預金を国債などで運用する銀行として、金利が上がれば保有債券の評価額が下がる。利ざやは広がるが、資産の評価損が自己資本を一時的に削る。会社が持つ運用資産の構成と満期の管理が、利益ほどには注目されないリスクになる。

今後の分かれ目

ファミマ向けの設置が計画どおり(今年 400〜500 台、4 年で 1.6 万台)進み、1 台あたりの利用が 50 件を超える
国内 ATM の件数が 12〜13 億件へ早く伸び、利益は会社の目指す水準に近づく。強気の筋書きの確率が上がる。
ファミマの 1 台あたりの利用が 40 件台にとどまり、設置コストの回収が遅れる
件数は増えても利益率が下がり、利益の伸びが鈍る。慎重な筋書きが中心になる。
主要な銀行が手数料の引き下げを求め、1 件あたりの単価が下がる
物価で費用が上がる中、国内 ATM の利益率が数ポイント下がる。10 年後の利益が 2 割以上減りうる。
キャッシュレス化が加速し、1 台あたりの利用が毎年 3% 以上減る
設置台数が増えても件数が伸びず、10 年後の売上は今の 1.3 倍程度にとどまる。倍率も低下する。
リテール(カード・後払い・ローン)が黒字化し、その利益が年 50 億円を超える
国内 ATM への依存が下がり、資本効率が改善して ROE が 10% を超える。倍率が上がる。
セブン&アイ・伊藤忠など大株主の再編で、ATM の設置条件や資本構成が変わる
利益の安定性が変わりうる。条件が悪化すれば悲観寄り、合併・TOB なら価格が動く。

見ておくもの

  • 国内 ATM の 1 台あたり 1 日の利用件数(109 件前後)と、1 件あたりの手数料収入の推移
  • ファミマ向け ATM の設置台数(今年 400〜500 台の計画)と、その 1 台あたりの利用件数
  • ATM の減価償却の変更を除いた経常利益と、リテールセグメントの黒字化の時期
  • 海外 ATM の利用件数(5.3 億件)と米国・東南アジアの経常利益
  • 配当性向(40% 以上)と、増配・自社株買いの再開の有無

倍率と資本コストの決め方

倍率は今のPERを見ず、10年後のROEと資本コスト8.25%(基本7.5%に品質+0.75%)・g4.5%の式(RONIC=k+1/2×(ROE−k))から出した上限の約9割に置いた。利益の質(ATMの更新投資が続く・価格が弱い)を割り引き、10年中立のPERは約12倍に収まる。銀行ではあるが、収益の中心はATMの手数料で貸出の利ざやではないため、中立・楽観はPERで測った。やや悲観はROEがk未満なので稼ぐ力に近い純資産のPBR、悲観は稼ぐ力が小さいので売れる資産の床(ATM設備・口座基盤)から置いた。新リース会計基準(2028/03期)でATMの設置先との賃借がBSに載っても、数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.9→14.38 倍・やや楽観 PER 12.2→13.5 倍・中立 PER 11.1→12.34 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。資本コストは基本7.5%に quality +0.8% を足した 8.2%(β・規模は使わない)。ATMの手数料は景気に左右されにくく循環0、提携銀行との契約で手数料が決まり値決め力は弱く+0.25、銀行の借金は仕入れで0、キャッシュレス化の長期の逆風と親会社の店舗への依存で寿命+0.5。合計+0.75%。

同じ業種(銀行業)の AI 分析

割安 大光銀行8537 新潟・長岡の第二地銀。金利上昇で稼ぎは戻るが、薄い資本と人口減の県で、戻り幅が価値を分ける 本質価値との差 +64.6% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 筑波銀行8338 茨城2位の地銀。金利上昇で利益は倍近くまで伸びるが、公的資金350億円の返済と薄い資本が重荷。今の値段はやや割安 本質価値との差 +43.8% · 10 年 割安(年 +11.6%) やや割安 三井住友トラストグループ8309 受託資産と手数料が厚い信託グループ。利益ベースの正当化PERで控えめに置き、資本コスト7.25%で10年の本質価値は今の時価総額を約5%上回る(適正) 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 東京きらぼしフィナンシャルグループ7173 東京唯一の地銀。金利上昇で稼ぎは伸びるが、資本の薄さと再編の行方で価値が大きく分かれる 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ひろぎんホールディングス7337 広島の厚い基盤と金利上昇でROEは10%前後へ。資本コスト8%の利益ベースで測ると、改善はほぼ織り込まれ今の値段は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 株式会社紀陽銀行8370 大阪の成長と和歌山の首位を併せ持つが、資本は薄い。金利上昇の追い風を織り込んでも、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トマト銀行8542 岡山2番手の第二地銀。金利で稼ぎは戻るが、優先株100億円の行方が普通株主の取り分を左右する 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 三井住友フィナンシャルグループ8316 利ざや拡大と海外・Olive で ROE 10% 前後へ。新しく投じるお金の稼ぎだけが薄れる利益ベースの PER で測ると、3 メガで最も低い今の PBR は適正 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 武蔵野銀行8336 埼玉で2番手の地方銀行。利ざやの広がりでROEは9%へ向かい、資本コスト8%で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +13.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 栃木銀行8550 金利上昇の追い風は強いが、稼ぐ力の底上げは道半ば。栃木の第二地銀は10年後の収益力に見合う値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) 適正 ゆうちょ銀行7182 貯金は伸びないが、国債の入れ替えと日銀預け金の金利で利ざやが広がる。利益が金利頼みで倍率を控えめに置くと、親会社の売出しも入れて今の値段はやや割高 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 トモニホールディングス8600 利ざやの拡大でROEは7%台へ上がるが資本コストに届かない。今の値段は価値を1割弱上回るが、適正の範囲 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ5832 岡山で県内企業の45%が主取引とする基盤に利ざや拡大が乗る。資本コスト8.25%の利益ベースで測ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社七十七銀行8341 宮城でシェア55.9%の牙城。半導体工場の白紙撤回後も利ざや拡大とVision 2030の上方修正が効くが、資本コスト8%の利益ベースで今の値段は適正 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 東和銀行8558 群馬の2番手行。債券の入れ替えで膿を出し切り、稼ぐ力は戻る途上だが、資本の薄さが値段の上限を決める 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 株式会社佐賀銀行8395 県内企業の6割弱をメイン先にする盤石の地銀。金利の追い風は厚いが資本が薄く、本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ふくおかフィナンシャルグループ8354 九州最大手。会社予想どおり利益が伸びROE10%前後が続くなら、資本コスト8.25%の利益ベースで見ても今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 清水銀行8364 静岡県全域に店舗を持つ中堅地銀。金利上昇で稼ぎは2倍以上になるが、ROEは資本コストに届かず、厚い自己資本を価値に変えきれない 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 三菱UFJフィナンシャル・グループ8306 国内最大で最も国際分散した銀行グループ。利益ベースの PER で測ると ROE 10〜11%に見合う値段は今よりやや低く、3 メガで最も上の余地が小さい。やや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 いよぎんホールディングス5830 海事金融という堀を持つ愛媛の首位行。堀は本物だが自己資本が厚く、資本コスト8.25%の利益ベースでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 横浜フィナンシャルグループ7186 神奈川の厚い基盤に利ざや拡大が乗りROE10%前後へ。資本コスト8%の利益ベースで測ると、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 十六フィナンシャルグループ7380 岐阜の県内首位を握る地銀。金利で利ざやは広がるが人口減の逆風が重く、資本コスト8.25%の利益ベースで今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社琉球銀行8399 沖縄の厚い基盤と金利の追い風は本物。ただ資本が薄く効率も低め。今の値段は本質価値と大きく変わらない 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 りそなホールディングス8308 国内専業で利ざや拡大の恩恵が素直に効く。ROE 12% 前後を利益ベースの PER で測り、資本コスト 7.5% に合わせると、今の値段はやや割高 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 池田泉州ホールディングス8714 大阪北摂・泉州の地銀。金利の追い風でROE10%へ向かうが、競争と費用の重さで10年の価値は今の値段を1割ほど下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 第四北越フィナンシャルグループ7327 新潟で貸出の半分を握る地方銀行。金利上昇の追い風は本物だが人口減が量を抑え、資本コスト8.25%の利益ベースで今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 南都銀行8367 奈良の5割の基盤に金利の追い風が乗る。人口減と重い経費が利益の伸びを抑え、10年の価値は今の値段を1割ほど下回る 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 山口フィナンシャルグループ8418 山口・広島・北九州に3行を持つ中四国最大級の地銀。利ざやの改善で稼ぐ力は戻るが収益性は同業に見劣りし、今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 大東銀行8563 福島県郡山の小さな単独行。利ざやの回復は追い風だが、評価損と薄い資本で価値の伸びは限られる。 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社CCIグループ7381 石川の首位行は金利上昇の追い風を受けるが、利益はまだ薄い。10年で見ても、今の値段にはやや先走り感がある 本質価値との差 −4.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 九州フィナンシャルグループ7180 TSMC熊本効果で法人融資が伸びる肥後・鹿児島銀行の持株会社。ROEが資本コストにまだ届かず、今の値段は追い風を払いすぎてやや割高 本質価値との差 −4.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 北洋銀行8524 道内首位の基盤に金利上昇の追い風。ただ自己資本比率が薄く、資本コスト8.75%の利益ベースで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 鳥取銀行8383 鳥取県の最大の地銀。利ざやの回復は追い風だが、薄い利ざやと人口減で ROE は資本コストに届かない。 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 フィデアホールディングス8713 山形と秋田の2番手行が2027年1月に合併する。稼ぐ力は戻りつつあるが、人口減と薄い資本が上値を抑える 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 西日本フィナンシャルホールディングス7189 福岡で福岡銀行を追う地銀。資本コスト8.25%はROEの回復に厳しく、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでやや割高 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 株式会社岩手銀行8345 岩手県の貸出の47%を握る首位行。北東北3行の統合協議に入ったが、10年後の中立でもROEは資本コストに届かない 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 千葉銀行8331 千葉興業銀行との統合を含め貸出が名目で伸びるが、資本コスト8%の利益ベースのPERで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 株式会社おきなわフィナンシャルグループ7350 沖縄の厚い基盤に金利の追い風。ただ資本が薄く観光に偏る点を織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 めぶきフィナンシャルグループ7167 北関東の統合地銀。利ざや拡大でROEは10%を超えるが、資本コスト8.25%の利益ベースで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 SBI新生銀行8303 公的資金完済・再上場で身軽になったSBI系複合銀行。利ざや拡大とレイク・アプラスの高採算を乗せても、資本コスト8.5%で見ると今の値段はやや先取りで、やや割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 山陰合同銀行8381 経費の軽さと県外への貸出拡大が強み。利ざや拡大の追い風は大きいが、人口減と含み損が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −9.6% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 山梨中央銀行8360 県内シェア5割強の地銀。利ざやで利益は伸びるが、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや高め 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 株式会社プロクレアホールディングス7384 青森で企業の7割が主力行に選ぶ首位行。金利で稼ぎは大きく伸びるが、薄い自己資本と人口減でROEは資本コストに届かず、10年後の価値は今を下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) やや割高 京葉銀行8544 利ざや拡大で稼ぐ力は戻るが、千葉の再編で後ろに回る不安が残る。今の値段は10年の見通しに対して高め 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 名古屋銀行8522 愛知県内2位の地銀。金利上昇で利益は伸びるが、ROEは資本コスト並みにとどまり、統合の条件も未定のため、利益ベースでは今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 千葉興業銀行8337 千葉銀行との1対1の統合で行き先は決まった。金利上昇で利益は倍になるが、薄い自己資本が還元を縛りROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社百十四銀行8386 香川の寡占と船舶金融を持つ良い銀行だが、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は金利上昇を織り込んでもやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 三十三フィナンシャルグループ7322 金利の追い風は確か。だが資本が薄く再編も白紙で、ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段を2割余り下回る 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 南日本銀行8554 鹿児島の第二地銀。直近の利益は税の軽さで厚く、優先株 85 億円の整理が普通株の取り分を決める。 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社大分銀行8392 大分の企業の半数がメインバンクに選ぶ盟主。利ざやで稼ぎは2倍以上に伸びるが、薄い自己資本が重く、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 みずほフィナンシャルグループ8411 ROE は 10% 前後にとどまり、3 メガ共通の控えめな倍率で置くと、利益ベースでは今の値段は割高 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社秋田銀行8343 秋田県で企業の過半が主力行に選ぶ首位行。金利上昇で稼ぎは倍近くになるが、人口減が重く、ROEは資本コストに届かず今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 富山銀行8365 富山の小さな地銀。直近の増益は債券の売却益頼みで、本業の稼ぐ力は ROE を資本コストへ届かせない。 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 株式会社宮崎銀行8393 宮崎県の最大手地銀。利ざやで稼ぎは膨らむが、薄い自己資本と人口減が重く、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社四国銀行8387 金利の追い風は強いが、高知の人口減で稼ぐ力が資本コストに届かない。10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ8377 北陸・北海道2行体制に利ざや拡大とラピダス特需が乗るが、単独路線のまま。資本コスト8.5%の利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社 百五銀行8368 三重の預金と貸出で首位の地銀。資本が厚く稼ぎ方が重いため、資本コスト8.25%の利益ベースで測ると今の値段は先の利益を織り込んで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 福井銀行8362 福井県の貸出の約半分を握る地銀。合併の効果と利ざや拡大でROEは上向くが、資本コストには届かず、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 株式会社 北日本銀行8551 北東北で唯一残る第二地銀。金利上昇で利益は伸びるが、10年後の中立でもROEは資本コストに届かない 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 株式会社滋賀銀行8366 県内の預貯金の約半分を握る滋賀の地銀。利上げの追い風は本物だが経費率が重く、資本コスト7.75%の利益ベースでは今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 八十二長野銀行8359 長野で合算シェア6割超の堀を持つが、資本コスト8%の利益ベースで測ると、中計ROE8%の達成を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 群馬銀行8334 群馬県内シェア44%の最強地銀。利ざや拡大と第四北越FGとの越境統合でROE10%超を狙うが、資本コスト8.25%の利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 しずおかフィナンシャルグループ5831 静岡で法人取引の首位を握る東海最大級の地方銀行。事業は強いがROEは資本コストを少し上回る程度で、利益ベースの今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 筑邦銀行8398 福岡県南部の地銀。貸出は伸びているが、薄い収益と自己資本で ROE は資本コストに届かない。 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 島根銀行7150 SBI の資本で立て直す島根の小さな地銀。優先株が 170 億円まで膨らみ、普通株主に残る利益は薄い。値打ちは今の値段を下回る 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 あおぞら銀行8304 米国オフィス融資の傷が癒え、大和証券を軸に投資銀行へ軸足を移すあおぞら銀行。ROEが資本コストに届かない間は、今の値段に安全域は乏しい 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 東邦銀行8346 福島で預金・貸出の3分の1強を握る首位行。金利上昇で稼ぎは倍近くになるが、ROEは資本コスト未満にとどまり今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 株式会社阿波銀行8388 徳島の盟主は利ざや拡大で稼ぎが伸びるが、ROEは資本コストに届かない。10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 大垣共立銀行8361 岐阜の老舗地銀。利ざや拡大は追い風だが ROE は資本コストに届かず、今の値段には届かない 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 山形銀行8344 県内最大手でも人口減の山形が地盤。利ざやで稼ぎは倍増するが資本コストに届かず、今の値段は10年先の価値より高い 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 スルガ銀行8358 シェアハウス問題を片付け、利ざや拡大で稼ぐ力が戻った地方銀行。だが税の軽さで膨らんだ利益を前提に値が付いており、資本コストを大きく超える見込みも薄く、割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 富山第一銀行7184 富山県2位の地銀。利ざや拡大は追い風だが、運用益に頼る利益とROEの低さで、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 京都フィナンシャルグループ5844 京都の地盤と政策保有株の含み益が強みだが、ニデック株は会計不正で下落。資本コスト8%の利益ベースで測ると今の値段は割高。2026年3月期の利益は株の売却益で膨らんでおり、実力利益で測る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 あいちフィナンシャルグループ7389 名古屋圏2位の合併行。統合の宿題と低いROEを抱え、資本コスト8%の利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 愛媛銀行8541 県内第2位の第二地銀。金利上昇で利益は伸びるが、人口減で資本コストに届かず、今の値段は10年先の稼ぎに対して割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 福島銀行8562 福島県の第二地銀。SBI 新生銀行が筆頭株主になったが、薄い収益と赤字の履歴が重い。 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 宮崎太陽銀行8560 宮崎県の第二地銀。本業は回復中だが、売却益に押された利益と優先株 60 億円の整理が焦点。 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 東北銀行8349 岩手の中堅地銀。利ざやは回復するが、公的資金の優先株 100 億円が普通株の取り分を削る。 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 豊和銀行8559 大分の小さな第二地銀。普通株の取り分は、220 億円の優先株が先に取った残りで決まり、今の値段を下回る。 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 高知銀行8416 高知県の地銀。評価差額金の赤字が自己資本の 27% に達し、優先株 68 億円も重く、利益の戻りは遅い。 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 じもとホールディングス7161 宮城・山形の 2 地銀を持つ持株会社。収益は回復するが、公的資金の優先株 780 億円が普通株の取り分を大きく削る。 本質価値との差 −85.1% · 10 年 割高(年 −11.0%)

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読んだ資料

  1. セブン銀行 2026年3月期 決算説明(ログミーファイナンス)
  2. セブン銀行 2027年3月期 第1四半期 決算(ログミーファイナンス)
  3. セブン銀行 支配株主等に関する事項(2026年3月31日現在)

分析日 2026-10-16