株譜
AI 銘柄分析 · 一般消費財・サービス · 試作

ウェンディーズ WEN

全米第2位のバーガーチェーンというブランド価値は残るが、客数減少と過大な負債が株主の利益を圧迫する。10年の本質価値は現状より約13%低い、やや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)6.25 ドル12 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)7.2 ドル14 億ドル差 −13.3%
10 年後から見ると やや割高 価値 6.25 ドル12 億ドル · 差 −13.3% · 期待の年率 +7.7%
期待の年率リターン(10 年)+7.7%資本コスト比 −1.8 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約13.6%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ウェンディーズは、米国でマクドナルドに次ぐ規模を持つハンバーガーチェーンである。筆者の結論は、ブランドの寿命は長いものの、現在の株式には十分な安全域がなく、やや割高というものだ。問題はハンバーガーの需要が消えることではない。客数が減るなかで積み上がった借金と、その返済に先立って株主へ利益を配りすぎた資本政策にある。

2025年の全世界の店舗数は7397店で、加盟店を含む売上は約140億ドルだった。ただし、本社が計上する売上は約22億ドルにとどまる。加盟店が商品の販売、人件費、食材費を負担し、本社はロイヤルティ、直営店の売上、店舗の家賃などを受け取る。長い歴史を持つ加盟店網は価値があるが、顧客が他のチェーンへ移ることを防ぐほどの力は持っていない。

2026年に入って、その弱さが明確になった。4〜6月期の米国既存店売上は7.0%減少し、客数は12.5%減った。客単価を5.6%引き上げても客離れを補えず、世界の店舗数は半年で217店純減した。新経営陣は通期見通しを撤回し、配当を減額した。立て直しを始めた段階であり、回復の実績はまだ確認できない。

財務にも余裕が乏しい。2025年末の純有利子負債は約38億ドルで、自己資本は約1億ドルしかない。借金の借り換えが進むと、営業利益の回復分のかなりの部分が利払いに消える。帳簿上のROEが極端に高いのは、並外れた再投資能力というより、過去の自社株買いによって自己資本が薄くなった結果である。

10年後の中立では、米国の店舗網が概ね横ばいとなり、海外の出店が成長を支える。しかし、借り換え後の利息と加盟店支援の負担により、純利益は2025年をやや下回ると考える。5つの筋書きによる現在価値は約10.5億ドルで、比較対象の時価総額約12.1億ドルを約13%下回る。上昇余地は大きいが、その多くは経営再建の成功に依存する。安い株に見えても、長く保有する株主にとって安心して利益を再投資できる会社とはまだ言えない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず、この会社の商売が10年後も存在するかを考える。答えはおそらくイエスだ。ハンバーガー、チキンサンドイッチ、ドライブスルーという商品と販売方法は、技術革新によって突然不要になるものではない。加盟店契約とブランドも長く残る。事業の理解しやすさという意味では魅力がある。

次に、稼いだお金が本当に株主のものになるかを確かめる。2025年のフリーキャッシュフローは手元の財務データで約2.4億ドル、株式報酬を差し引いても約2.3億ドルある。現在の時価総額に対しては非常に大きな金額に見える。しかし、営業利益の減少、店舗への追加投資、負債の借り換え、リース契約の固定支払いを考えると、これを毎年自由に配れる利益と考えることはできない。

経営の資本配分には大きな減点が必要だ。長期にわたって自社株を買い戻し、自己資本をほとんど使い切った。買い戻し自体は悪くないが、結果として会社は約38億ドルの純負債を抱え、顧客が離れた時に必要な投資を十分に行いにくくなった。ROEの高さより、借金を含む資本全体に対してどれほど利益が残るかを見るべき会社である。

再投資の価値も一様ではない。海外加盟店の出店には高い増分利益率が期待できるが、米国の既存店を改装し、広告を増やし、値頃感を取り戻す投資は、失った顧客を戻すための費用でもある。投資額が増えたからといって、資本コストを上回る新しい利益が保証されるわけではない。

筆者が求める安全域は、米国の客数が回復しなくても、海外ロイヤルティと既存店から十分な利益を稼ぎ、借金を返せることである。現段階では、それを確信するには証拠が足りない。2026年の配当減額と再建方針は正しい方向だが、株主の過去の損失を埋めるには業績の回復が必要になる。長く保有するなら、株価の安さではなく、顧客の再来店と加盟店の採算が改善したかを重視したい。

何で稼ぐ会社か

ウェンディーズの事業は、米国、海外、不動産・店舗開発の3つに分かれる。2025年末の米国店舗は5969店で、このうち5546店を加盟店が運営していた。本社は423店を直営し、残りの店舗から売上連動のロイヤルティ、契約手数料、広告基金への拠出金を受け取る。米国事業の本社売上は約17.9億ドルで、利益の最大の供給源である。

直営店では、客が食事を購入するたびに売上が計上される。一方、加盟店では店の売上そのものは本社の売上にならない。加盟店の売上に対するロイヤルティや契約上の手数料だけが本社の収益となる。広告基金の拠出金も売上として計上されるが、その多くは広告費として使われるため、自由に株主へ配れる利益ではない。店舗の販売額と本社の売上を混同すると、事業の大きさと利益率を誤って判断する。

海外には1428店があり、そのほとんどは加盟店である。カナダ、メキシコ、英国などが主な市場で、現地の事業者が店舗を増やすため、本社の初期投資は比較的小さい。2025年の海外システム売上は約20.6億ドル、本社の売上は約1.5億ドルだった。規模は米国より小さいが、長期の出店余地は大きい。2026年には中国で最大1000店の開発契約が発表されたものの、その後、契約相手の経営変更を受け、双方に一定期限内の解除権が設けられた。確定した出店とは扱えない。

不動産・店舗開発事業は、加盟店へ土地や建物を貸すことで稼ぐ。2025年末には491件の自社所有物件と1146件の転貸物件が加盟店に使われていた。この1637件からの家賃と開発関連手数料は約2.4億ドルになる。家賃収入には一定の継続性があるが、外部から借りた物件を加盟店へ転貸する事業も大きく、受取家賃の全額が利益ではない。

3事業を合わせた2025年の営業利益は約3.3億ドルだった。本社費用と償却費を負担した後でも利益を残す構造だが、稼ぎの実態は加盟店の商売が健全であることに依存する。加盟店が赤字になれば新店は開かず、本社はロイヤルティを失い、場合によっては家賃や販促費の支援も必要になる。これが10年の価値を左右する最大の仕組みである。

優良さと弱いところ

ウェンディーズには本物の強みがある。1969年から育てたブランド、全米に広がる店舗とドライブスルー、加盟店との長期契約、広告費を共同で使える規模は、小さな新規参入者には容易に再現できない。新鮮な牛肉を使ったハンバーガーやフロスティといった定番商品にも、繰り返し購入される価値がある。加盟店の標準的な契約期間は20年で、本社の収益には一定の継続性がある。

ただし、加盟店にとっての切り替えにくさと、消費者にとっての切り替えにくさは別物だ。客はマクドナルド、バーガーキング、チックフィレイ、タコベルなどを容易に選べる。2026年4〜6月期には客単価を5.6%上げたが、客数は12.5%減った。これは値上げが通っている証拠であると同時に、価格だけで売上を守れなくなった証拠でもある。価格決定力はマクドナルドほど強くない。

資本効率も慎重に見る必要がある。2025年の帳簿上のROEは約141%だったが、自己資本がわずか約1.2億ドルまで減ったために高く見えている。税引き後営業利益を約2.4億ドルとし、自己資本と純負債の合計約39億ドルで割れば、投下資本利益率は約6%にすぎない。過去の買収によるのれん約7.7億ドルを成長に不要なものとして除いても、約8%である。ブランドを持つ会社として、株主が期待したい収益率には届いていない。

一方で、新しい海外フランチャイズ店舗は、店舗投資の大部分を加盟店が負担するため、本社の増分利益率が高くなる余地がある。今後の価値を生むのは、過去の巨額の投資そのものではなく、既存店の売上を維持しながら加盟店の資本で新しい店を増やせるかどうかだ。

堀、つまり競争相手が簡単には奪えない利益の源泉は、現状では中程度と判断する。ブランドと契約網は残るが、消費者の選択を支配する力は弱まっている。特に米国の客数減少は、堀が広がる会社ではなく、守り直さなければならない会社の兆候である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の外食市場は長期的には消えない。全米レストラン協会による2026年の外食・フードサービス売上見通しは約1.5兆ドルで、名目では増えている。ただし、その多くは物価とメニュー価格の上昇による。実質の食事回数が大きく伸びる成熟市場ではない。低所得層は食料、家賃、保険などの負担が増え、外食回数を減らしている。

ハンバーガー業界の競争構造を見ると、ウェンディーズの位置は明確だ。QSR Magazineの2026年ランキングでは、2025年の米国システム売上はマクドナルドが約551億ドル、ウェンディーズが約119億ドル、バーガーキングが約111億ドルだった。掲載された主要バーガー14チェーンの売上合計約1120億ドルに対して、ウェンディーズの割合は約10.6%である。これは米国の全バーガー市場の厳密なシェアではなく、主要チェーン内の比較である。

2024年から2025年にかけて、ウェンディーズの米国売上は約5%減った。対照的にマクドナルドとバーガーキングは増収だった。マクドナルドの1店あたり売上は約409万ドル、ウェンディーズは約200万ドルで、店舗の生産性にも大きな差がある。チックフィレイはチキン中心ながら米国売上約239億ドルを持ち、昼食需要を奪い合う強力な競争相手だ。価格だけでなく、味、提供速度、店舗の清潔さ、デジタル注文の使いやすさがシェアを決める。

中立では、米国の外食市場の実質数量が年0.5〜1%程度増え、メニュー価格が年3.5%上がるという業界共通の前提を使う。ただし、ウェンディーズの米国店舗数は2025年の5969店から2035年には5800店とし、業界全体より弱い。店舗閉鎖で不採算店を減らしても、競合から十分にシェアを取り戻せないためだ。主要チェーン内の売上シェアは徐々に低下する。

海外は市場によって状況が異なる。カナダのような成熟市場では客数の競争が厳しいが、メキシコや英国などには出店余地が残る。各国ごとのバーガー市場規模と同社のシェアは十分な統一開示がないため、海外は実際の店舗数と1店あたり収益を起点にする。中国の大型契約は解除の可能性があるため、達成を前提にはしない。

長期の逆風は、最低賃金、牛肉価格、健康志向、GLP-1系肥満治療薬、配達アプリへの手数料である。調理や注文の自動化は加盟店の費用を下げる可能性があるが、競合も同じ技術を利用できる。業界が成長しても、ウェンディーズがその成長を取れるとは限らない。

資本政策と M&A

過去の資本配分は、長期株主にとって厳しい評価となる。2015〜2025年の自社株買いは合計約29.1億ドル、配当は約12.1億ドルだった。同期間の純利益合計は約21.3億ドルであり、配当と自社株買いは利益のほぼ2倍に達した。2015年だけでも約11億ドルの自社株買いを行った。2014年に約11億ドルだった純負債は、2025年には約38億ドルまで膨らんだ。株数を減らした代償として、財務の柔軟性を失ったのである。

2025年にも約2億ドルの自社株買いを行ったが、2026年上半期には買い戻しを行っていない。2023年に承認された5億ドルの買戻し枠は、2026年7月末時点で残り約0.35億ドルとなり、2027年2月に期限を迎える。2026年8月には四半期配当を半減し、新しい配当水準での年間現金支出は概ね0.5億ドルとなった。これは株主還元の後退だが、債務と店舗の立て直しを優先する点では合理的な変更である。

2026年5月に就任したボブ・ライト最高経営責任者は、商品価値、広告、店舗運営、デジタル体験、店舗網の5分野を再建の中心としている。従来の2026年業績見通しは撤回され、新しい長期利益目標や確定した還元総額の数字の約束はない。直近の重要な更新は2026年11月5日に予定される第3四半期決算で確認する必要がある。

2025年には加盟店から35店を取得しており、会社は店舗の売却と再取得を使い分けている。しかし、大型買収に使える財務余力は小さい。トライアンと関係者は議決権上約16%に関係する有力株主で、取締役会への影響力があるが、過半数を支配するわけではない。2026年8月には非公開化の検討が報じられたものの、同月26日の報道では当面買収提案を行わないとされた。合意済みの買収や上場廃止計画は確認されず、非公開化による上振れを本質価値には織り込まない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ウェンディーズの問題はブランドの消失ではなく、数年にわたる運営と販売促進の失敗である。メニューの価値をわかりやすく伝え、提供速度を改善し、広告投資を集中すれば、マクドナルドやバーガーキングに奪われた客の一部は戻ってくる。米国で約5700店を超える店舗網を維持できていること自体、ブランドに依然として大きな価値がある証拠だ。

2026年に進めた不採算店の閉鎖も、長い目では合理的だ。短期の店舗数とシステム売上は減るが、残った加盟店の商圏が広がり、1店あたりの収益が改善する可能性がある。閉店が終わった後に客数が戻れば、広告費を共同負担できる規模の効果が再び表れる。新経営陣が価格だけでなく商品の品質を再び重視していることも、競争力を取り戻すために必要な変化だ。

海外は米国と別の成長機会を持つ。加盟店が土地、建物、従業員の費用を負担するため、本社は比較的小さい投資でロイヤルティを増やせる。メキシコ、英国などで実績を重ね、中国の開発計画も一部実現すれば、海外の店は10年で現在の2倍を超えうる。米国店舗も再び増加すれば、本社の売上と営業利益は大きく伸びる。

借金が多いことは確かだが、加盟店からのロイヤルティと不動産収入は継続性がある。立て直しによって営業利益が回復すれば、増えた資金を借金の返済に回すことで利払いが減り、株主の純利益はさらに増える。配当減額と自社株買いの停止は、将来の利益を守るための判断となりうる。

この場合、2035年には営業利益が約7.7億ドル、純利益が約4億ドルとなる。成熟後もブランドと加盟店網が十分な利益を生み、株主は配当の回復と株式価値の増加をともに享受できる。今の低い時価総額には、再建が成功する場合の大きな余地が残されている。

慎重な見方

最も危険なのは、ウェンディーズが安さでも商品の魅力でも中途半端な位置に入ってしまった可能性である。マクドナルドは圧倒的な店舗網、広告費、デジタル会員基盤を持つ。チックフィレイは高い店舗生産性と商品への評価があり、バーガーキングも価格競争を仕掛ける。ウェンディーズが同じ値段を取ろうとすると顧客が離れ、値引きすると加盟店の利益が減る。

2026年の客数12.5%減は、軽い景気変動として片づけられる数字ではない。朝食の営業時間短縮、値引きの削減、マーケティングの失敗が重なったとはいえ、常連客の習慣が他のチェーンへ移れば、戻すためにはさらに大きな投資が要る。人件費と牛肉価格が上がる時代には、値引きで客を取り戻すこと自体が難しい。

加盟店の収益が弱くなると、本社への影響は時間差で現れる。ロイヤルティが減るだけでなく、開店が延期され、不採算店が閉鎖され、家賃の減額や改装費の支援が必要になる。不動産を加盟店へ転貸しているため、閉店しても本社の賃借料がすぐになくなるとは限らない。ブランドの固定収入に見える部分にも、下方の危険がある。

財務はこの事業の弱さを増幅する。純有利子負債は2025年末で約38億ドルあり、2026年上半期の調整後EBITDAが減少したことで負債倍率はさらに重くなった。借り換え金利が5.75%前後になれば、低金利の時代に負った債務が利益を削る。新しい経営陣が再建に成功しなければ、株主還元を減らしても資金繰りの余裕は広がらない。

中国の開発契約には解除の可能性があり、海外成長を確約するものではない。米国の既存店が長期に減収となり、海外出店も予想より遅れれば、営業利益は借金の利息をかろうじて賄う程度に落ちる。ブランドが存続しても株主の取り分が小さくなることは十分ありうる。現在の低い時価総額だけを理由に安全と考えるべきではない。

どちらに重みを置いたか

ブランドの存続と海外出店の余地については強気の見方に十分な根拠がある。しかし、足元の米国客数、加盟店採算、過去の資本配分については慎重な見方が優勢だ。2026年の再建はまだ始まったばかりで、成功を既定路線にはできない。

確率は楽観とやや楽観を合わせて22%、中立を30%、やや悲観と悲観を合わせて48%とした。これは一時的な景気の谷を二重に数えるためではなく、客数の減少が競争力の低下を示している可能性と、薄い自己資本が株主価値を大きく振らすためである。総合の本質価値は約10.5億ドルで、現在の時価総額を約13%下回る。事業は存続できても、長期株主の利益が十分に残るとは限らない。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 10.75 ドル21 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 3.01 ドル6 億ドル)。 今の値に割り戻すと 6.25 ドル12 億ドル、今との差 −13.3%、 期待の年率 +7.7%(資本コスト 9.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 6% 33.42 ドル65 億ドル 6.18 ドル12 億ドル +449.2% +21.3% 2.38 ドル5 億ドル
やや楽観 16% 20.61 ドル40 億ドル 5.15 ドル10 億ドル +257.3% +15.8% 4.12 ドル8 億ドル
中立 30% 11.04 ドル21 億ドル 3.61 ドル7 億ドル +103.1% +8.6% 4.39 ドル9 億ドル
やや悲観 29% 6.88 ドル13 億ドル 2.32 ドル5 億ドル +27.6% +2.8% 2.67 ドル5 億ドル
悲観 19% 0.74 ドル1 億ドル 0.31 ドル1 億ドル −85.4% −19.3% 0.20 ドル0 億ドル
加重平均100% 10.75 ドル21 億ドル3.01 ドル6 億ドル +90.8% +7.7% 13.76 ドル27 億ドル

今の株価時価総額 7.21 ドル14 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 6% 楽観:米国の客数が戻り、海外の加盟店網が倍増 利益 4 億ドル · PER 13.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 33.42 ドル65 億ドル

新経営陣が商品の品質、提供速度、値頃感を改善し、米国の既存店客数が回復する。2026年に閉鎖した不採算店の売上の一部が近隣の既存店へ移り、加盟店の採算が改善する。マクドナルドには届かないものの、バーガーキングから昼食需要を奪い返し、米国の店舗数は6350店へ増える。

海外では英国、メキシコなどで出店が進み、中国の開発計画も一部実現する。海外店舗数は3300店となり、ロイヤルティを中心に本社収益が拡大する。新しい店舗は加盟店の資本で開くため、投下資本に対する増分利益率も改善する。不動産の賃貸物件は1780件に増え、店舗の改装と更新によって家賃収入も伸びる。

米国のセグメント利益率が改善し、全社営業利益は約7.7億ドルになる。借り換えで利払いが増えるものの、営業利益の伸びと純負債の削減がそれを上回る。2035年の純利益は約4.0億ドルで、株主還元の累計は12億ドルとなる。2026年の利益約1億ドルから段階的に回復し、10年間の累計純利益は26.2億ドルと見込む。株主の持ち分を増資で薄めず、純負債も減らせる筋書きである。

  • 米国レストラン・フランチャイズ:数量 6,350(米国店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 28 億ドル・営業利益 7 億ドル。米国店舗数は2025年比約6%増加。1店あたり収益は物価上昇に加え、客数回復と商品の構成改善で約1.45倍。
  • 海外レストラン・フランチャイズ:数量 3,300(海外店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 2 億ドル。海外店舗は約2.3倍。中国の開発契約が一部実現し、主要市場での既存店売上も改善する。
  • グローバル不動産・店舗開発:数量 1,780(加盟店向け賃貸・転貸物件数(件))× 価格 0.00(1物件あたり年間賃料・開発関連収益(億ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 1 億ドル。閉店が減り、賃貸対象物件が増える。更新契約で家賃上昇が定着する。

倍率:k9.5%、長期g4.0%(実質市場成長0.5%+シェア横ばい+価格3.5%)。2035年ROEは純利益4.0÷自己資本15.4=26.0%。通常の堀として残存割合1/2を使い、RONIC=9.5%+0.5×(26.0%−9.5%)=17.7%。正当化PER=(1−4.0%÷17.7%)÷(9.5%−4.0%)に10年目利益から翌年利益への係数1.04を掛け、上限約14.6倍。客数回復と新規海外店の収益の質を評価し、上限の約92%である13.5倍。GAAP純利益に掛け、調整後利益や償却費を二重に足さない。

確率:米国で顧客の再来店、店舗生産性の改善、海外出店の成功、借金の削減が同時に実現する筋書きである。ブランドの歴史には価値があるが、2026年の客数減少と中国契約の不確実性を考えると、6%にとどめる。

やや楽観 16% やや楽観:米国の既存店が安定し、海外成長が続く 利益 3 億ドル · PER 12.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 20.61 ドル40 億ドル

米国の客数減少は2027年ごろまでに止まり、新しいバリューメニューが一定の顧客を取り戻す。マクドナルドの規模には追いつかないが、ブランドの認知とドライブスルー網を維持する。米国店舗は6100店となり、1店あたり本社収益は値上げと緩やかな来店回復で増える。新商品の販売と広告の効率化により、加盟店への追加支援も徐々に減る。

海外は2800店へ増加する。中国の計画が全面的には進まなくても、メキシコや英国などの既存市場で出店余地が残る。加盟店が新店の設備資金を負担するため、本社の追加投資は比較的小さく、海外事業の利益率が改善する。不動産収入も物価上昇に沿って増える。

全社営業利益は約6.1億ドル、純利益は約2.75億ドルとなる。2026年の低い利益から段階的に回復し、10年間の累計純利益は約19億ドルである。配当を維持しながら、余力に応じて自社株買いを再開し、株式報酬を差し引いた正味の還元は約10億ドルとなる。純負債は2035年に約31億ドルまで減り、資本配分は過去より規律を取り戻す。

  • 米国レストラン・フランチャイズ:数量 6,100(米国店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 25 億ドル・営業利益 6 億ドル。店舗数は小幅増加し、1店あたり本社収益は10年で約1.37倍。値上げと客数回復が両立する。
  • 海外レストラン・フランチャイズ:数量 2,800(海外店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 1 億ドル。既存の海外市場を中心に新店を増やす。中国開発計画の全面達成は前提としない。
  • グローバル不動産・店舗開発:数量 1,625(加盟店向け賃貸・転貸物件数(件))× 価格 0.00(1物件あたり年間賃料・開発関連収益(億ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。物件数は概ね維持し、賃料更新で1物件あたりの収益が増加する。

倍率:k9.5%、g3.7%(市場実質+0.5%、シェア−0.3%、価格+3.5%)。2035年のROEは2.75÷10.2=27.0%。通常の堀の残存割合1/2からRONIC18.2%。正当化PERは10年目の利益基準で約14.25倍となる。米国の競争と資本配分にまだ不確実性があるため上限の約84%である12.0倍とした。2025年の異常に高い帳簿ROEは使用しない。

確率:米国の店舗整理が早期に終わり、客数が緩やかに回復することは十分考えられる。海外加盟店の出店も既存の仕組みで進められるため16%。ただし営業利益率の回復を確実とは見ない。

中立 30% 中立:米国は横ばい、海外が伸びるが金利負担が重い 利益 2 億ドル · PER 10.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 11.04 ドル21 億ドル

2026年に米国の不採算店整理が進み、店舗数は一度大きく減る。その後は閉店と開店がほぼ釣り合い、2035年に5800店となる。米国のハンバーガー市場全体は実質で緩やかに増えるが、ウェンディーズの店舗数と客数のシェアは小幅に低下する。メニュー価格は上がっても、値引きや低価格商品の割合が増えるため、1店あたり本社収益の伸びは物価を下回る。

海外は2250店まで増え、全社の成長を支える。中国の最大1000店という計画は全て実現するとは考えず、既存市場での加盟店開発が中心となる。不動産事業では一部の転貸物件を整理し、賃料の上昇も加盟店支援によって一部相殺される。

2035年の売上は約28.4億ドル、営業利益は約4.4億ドルとなる。しかし、純負債は依然として約36.5億ドルあり、借り換え後の利息が重い。純利益は約1.58億ドルにとどまり、2025年を少し下回る。2026年の純利益約1億ドルという谷から緩やかに回復するため、10年間の累計純利益は12.85億ドルとなる。正味の株主還元は7億ドルとし、残りの利益は自己資本の回復、設備・技術への投資、負債削減に使われる。

  • 米国レストラン・フランチャイズ:数量 5,800(米国店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 22 億ドル・営業利益 5 億ドル。店舗数は2025年比で約3%減少。1店あたりの本社収益は1.27倍で、物価の1.41倍を下回る。客数と販促構成が重荷となる。
  • 海外レストラン・フランチャイズ:数量 2,250(海外店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。海外店舗は約58%増える。1店あたり収益の伸びは低単価市場への進出によって物価を少し下回る。
  • グローバル不動産・店舗開発:数量 1,530(加盟店向け賃貸・転貸物件数(件))× 価格 0.00(1物件あたり年間賃料・開発関連収益(億ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。閉店と転貸契約の整理で物件数は減る。賃料収入の伸びは物価より低く、利益率は小幅改善にとどまる。

倍率:k9.5%、g3.2%(米国外食を含む実質市場成長約0.5%、同社のシェア低下約−0.8%、価格上昇3.5%)。2035年のROEは1.58÷7.05=22.4%。RONIC=9.5%+0.5×(22.4%−9.5%)=16.0%。正当化PER=(1−3.2%÷16.0%)÷(9.5%−3.2%)×1.032=約13.1倍。既存店の競争力が弱く、新規投資の収益性にも疑問があるため上限の約81%である10.6倍を採用する。ROEがkを超えるため1÷kの約10.5倍を下回らない。純負債36.5億ドルを加えた企業価値は営業利益の約12倍であり、負債の重さも確認した。

確率:米国では不採算店の閉鎖後も客数の本格回復は難しいが、ブランドと既存の加盟店網は維持されると考える。海外成長が米国の弱さを一部補う筋書きとして30%。会社の再建目標が未確定なので、中立への確率の集中は避ける。

やや悲観 29% やや悲観:値引き依存が続き、米国の加盟店採算が悪化 利益 1 億ドル · PER 8.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 6.88 ドル13 億ドル

米国での値引き競争が続き、商品価格を十分に上げることが難しくなる。マクドナルドとバーガーキングの価格施策に加え、チックフィレイなどが昼食需要を奪う。ウェンディーズは不採算店の閉鎖を続け、2035年の米国店舗数は5550店となる。残った店舗では売上の一部を回復するが、人件費と食材費が上がるため、加盟店の利益は薄い。

海外は2100店へ増えるものの、カナダなどの成熟市場で客数が伸び悩み、新しい市場の開発も想定より遅い。米国で閉店が増えることで、不動産の賃貸対象物件は1410件まで減る。加盟店支援と転貸契約の費用が残り、本社の営業利益率は低下する。

全社営業利益は約3.8億ドルで、2025年からの改善は小幅となる。借り換えによる利息増加が利益を圧迫し、純利益は約1.14億ドルにとどまる。株主還元は配当を中心に累計4.5億ドルとし、自社株買いの再開は限定的になる。10年間の累計純利益は9.61億ドルで、自己資本は約6.3億ドルまで回復するが、純負債は約40億ドルと高止まりする。ブランドは残るものの、株主の取り分は細る。

  • 米国レストラン・フランチャイズ:数量 5,550(米国店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 21 億ドル・営業利益 5 億ドル。米国店舗数は約7%減少。客単価の上昇は販促値引きと低価格商品への構成変化によって抑えられる。
  • 海外レストラン・フランチャイズ:数量 2,100(海外店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。海外出店は続くが、既存店の客数が伸びず、単価も物価ほど上がらない。
  • グローバル不動産・店舗開発:数量 1,410(加盟店向け賃貸・転貸物件数(件))× 価格 0.00(1物件あたり年間賃料・開発関連収益(億ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。閉店と賃料減免によって不動産収益の伸びが鈍る。

倍率:k9.5%、g2.3%(市場実質+0.4%、シェア−1.6%、価格+3.5%)。2035年ROE18.1%、通常の堀の残存割合1/2からRONIC13.8%。正当化PERの上限は10年目利益基準で約11.8倍。米国のシェア喪失が続き、加盟店支援の負担が残るため8.9倍とする。悲観側には中立以上の倍率を与えず、過去の市場の谷の倍率も根拠に使わない。

確率:2026年の客数減少は非常に大きく、値頃感を取り戻すには時間がかかる。米国のシェア低下と加盟店収益の悪化が続く可能性を29%とし、中立に近い確率を割り当てる。ただし全社の営業黒字は維持する。

悲観 19% 悲観:米国の競争力が構造的に衰え、利息を賄うだけの事業になる 利益 0 億ドル · PER 8.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 0.74 ドル1 億ドル

ウェンディーズのブランドは消えないが、米国の客が他のチェーンを選ぶ習慣が定着する。値引きを増やしても客数は十分に回復せず、商品の品質と店舗改装に必要な投資も利益を圧迫する。マクドナルド、バーガーキング、チックフィレイなどがシェアを奪い、米国店舗は5200店まで減少する。低価格商品の割合が増え、1店あたりの収益は10年間の物価上昇ほどには増えない。

海外出店も計画を大幅に下回る。中国の大型開発契約は実質的な収益につながらず、海外店舗は1850店にとどまる。加盟店の閉店が続くため、賃貸・転貸対象の物件は1200件まで減る。会社は契約終了や店舗整理の費用を負い、利益を出せない物件の減損も必要になる。

営業利益は約2.6億ドルに低下し、利息を支払った後の純利益は約0.18億ドルしか残らない。2026〜2035年の減損前利益は約3.36億ドルだが、途中で約2億ドルの減損・再編損失を計上し、期間累計のGAAP純利益は約1.36億ドルとなる。配当は初期に小さく支払うだけで、正味還元は0.6億ドルである。純負債は約42億ドルまで増え、自己資本は約2億ドルにとどまる。ブランドと店舗の一部が存続しても、債権者が優先され、株主の取り分は著しく小さくなる。

  • 米国レストラン・フランチャイズ:数量 5,200(米国店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 18 億ドル・営業利益 4 億ドル。店舗は2025年比約13%減少。物価上昇の大部分は客数の減少と値引きによって相殺される。
  • 海外レストラン・フランチャイズ:数量 1,850(海外店舗数(店))× 価格 0.00(1店あたり年間本社計上売上(億ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。海外新店の開発が鈍り、中国の大型開発計画からの収益をほぼ見込まない。
  • グローバル不動産・店舗開発:数量 1,200(加盟店向け賃貸・転貸物件数(件))× 価格 0.00(1物件あたり年間賃料・開発関連収益(億ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。加盟店の閉店に伴って賃貸物件が大きく減り、家賃の減免と固定費が収益を圧迫する。

倍率:k9.5%、g1.5%(市場実質+0.5%、シェア−2.5%、価格+3.5%)。2035年ROEは0.18÷1.96=9.2%で、資本コストを下回る。通常の堀の残存割合1/2からRONICは約9.3%となるが、ROEがk以下のためPERの上限は1÷k=約10.5倍。低成長、利息負担、債権者への優先的な支払いを考慮し、8.0倍とした。純利益はGAAPの黒字を維持する前提であり、倒産時の清算価値を8倍で評価しているわけではない。

確率:顧客離れが恒久化し、加盟店閉鎖と借金の負担が同時に株主価値を削る可能性を19%とする。米国での客数12.5%減少、自己資本の薄さ、長期にわたる過剰還元が根拠である。倒産そのものを必然とはせず、事業が縮小したまま存続する形とする。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

米国レストラン・フランチャイズ

米国の直営店と加盟店網。直営店の飲食売上、加盟店ロイヤルティ、契約手数料、広告基金の拠出金が収益となる。広告基金は大部分が費用として使われる。

数量米国店舗数(店)価格1店あたり年間本社計上売上(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 5,969 0.00 18 4
10 年後 中立 5,800 0.00 22 5

取り方:2025年10-Kの米国店舗5969店と米国セグメント売上17.851億ドルから、1店あたり本社計上売上を約0.002991億ドルと算出。内訳は直営売上8.875億、ロイヤルティ4.290億、加盟店手数料0.841億、広告基金3.845億ドル。別の数量指標である米国システム売上は118.975億ドル、1店あたり約199万ドル。店舗数は会社開示の実数であり、本社収益を全社売上から単純配分していない。op_okuはセグメント調整後EBITDA4.891億ドルから償却費を推計配賦した営業利益相当額であり、正式開示のセグメント営業利益ではない。

海外レストラン・フランチャイズ

カナダ、メキシコ、英国などの加盟店中心の事業。現地店舗の売上に応じたロイヤルティと加盟店手数料が中心である。

数量海外店舗数(店)価格1店あたり年間本社計上売上(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 1,428 0.00 2 0
10 年後 中立 2,250 0.00 3 1

取り方:2025年10-Kの海外店舗1428店、海外セグメント売上1.5296億ドルを使用。内訳は直営売上0.288億、ロイヤルティ0.755億、手数料0.111億、広告基金0.376億ドル。海外システム売上は20.641億ドルで、平均店舗売上は約145万ドル。セグメント調整後EBITDA0.431億ドルから償却費を推計配賦して営業利益相当額0.35億ドルとした。

グローバル不動産・店舗開発

加盟店へ所有物件を賃貸し、第三者から借りた物件を転貸する。売上連動の賃料、契約上の家賃、店舗開発手数料から収益を得る。

数量加盟店向け賃貸・転貸物件数(件)価格1物件あたり年間賃料・開発関連収益(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 1,637 0.00 2 1
10 年後 中立 1,530 0.00 3 1

取り方:2025年10-Kの加盟店向け自社所有物件491件と転貸物件1146件を合計して1637件。賃料収入2.3575億ドルと開発関連手数料0.0303億ドルを合計して約2.388億ドルとした。1物件あたりは約14.6万ドル。全米の商業不動産市場ではなく、同社加盟店向け賃貸物件が対象である。対象は加盟店6963店の約23.5%。セグメント調整後EBITDA1.1035億ドルから償却費を推計配賦し、営業利益相当額0.86億ドルとした。

リスクと懸念

米国の客数減少が恒久化する危険

2026年4〜6月期の米国既存店売上は7.0%減で、客数は12.5%減少した。値引きの縮小や朝食営業時間の短縮という一時的な要因もあるが、客が他のチェーンへ移った可能性を軽視できない。客数が戻らなければ、物価に沿って値上げしても実質の販売数量は減り、加盟店と本社の利益は伸びなくなる。

過大な借金と証券化債務の契約

2025年末の純有利子負債は約38億ドルに達し、EBITDAを大きく上回る。借り換え時の金利上昇は10年で税前約1億ドルの追加負担となる見込みだ。主要なロイヤルティなどの資産は証券化債務の担保に組み込まれており、契約違反や返済不能が生じると、株主への資金の流れが制限される可能性がある。

加盟店の利益悪化と閉店の連鎖

本社は加盟店に商品を売るだけでなく、加盟店の売上に連動して稼ぐ。人件費、牛肉価格、配送手数料が上がれば、加盟店は値引きを続けられず、閉店や改装延期を選ぶ。2026年上半期には米国で多数の閉店が行われた。これが整理の最終局面ならよいが、閉店が続けば店舗数とロイヤルティの両方が減る。

不動産とリースの固定支払い

2025年末には加盟店へ転貸する物件が1146件あり、会社自身が支払う賃借料の約束が残る。オペレーティング・リース負債とファイナンス・リース負債も大きい。加盟店が閉店して受取家賃が減っても、第三者への家賃が即座に消えるとは限らない。ASC 842で既に負債計上されているが、利益と現金の両方に関係する固定的な負担である。

資本配分と有力株主の影響力

過去の自社株買いと配当は累積利益を大幅に上回り、自己資本を薄くした。トライアンと関係者は相当な議決権を持ち、取締役会への影響力もある。株主還元を増やす判断が、再び財務の健全性より優先される危険がある。非公開化の思惑もあるが、合意した買収ではないため、買収価格による利益を投資の前提にできない。

海外出店計画の不確実性

海外フランチャイズは資本効率の改善に必要だが、各国の加盟店の資金調達と運営能力に依存する。2026年に発表された中国の最大1000店の開発契約には、その後、一定期限内に双方が解除できる条項が加えられた。発表した店舗数をそのまま将来の店舗数として扱うと、海外の売上と利益を過大評価する危険がある。

健康志向と食材・人件費の上昇

GLP-1系肥満治療薬の普及や健康志向の変化によって、高カロリー食品の購入回数や注文量が減る可能性がある。ただし影響の大きさは確定しておらず、構造的な悲観の感応度として扱う。牛肉価格と最低賃金の上昇は、すでに加盟店の採算に影響している。自動調理やデジタル注文で費用を下げても、競合も同じ技術を導入できる。

今後の分かれ目

米国の既存店客数が2四半期以上続けて前年同期比プラスになったら
値引きによる一時的な売上回復ではなく、消費者が戻り始めた証拠となる。やや楽観と楽観の確率を引き上げ、米国の1店あたり本社収益と加盟店の利益率を上方修正する。
米国の店舗閉鎖が収まり、店舗の純増が再開したら
加盟店採算の改善が確認できる。海外成長だけに依存しない会社となるため、中立の店舗数を増やし、賃貸物件の縮小も弱める。ただし、新店の平均売上が低ければ利益の上方修正は限定する。
四半期の米国客数が再び10%以上減少し、既存店売上も大幅なマイナスを続けたら
ブランドの競争力低下が構造的だった可能性が高まる。やや悲観と悲観の確率を増やし、米国の店舗数と価格実現力を下げる。値上げの継続を利益回復の根拠にはしない。
純負債が30億ドル台前半まで減り、借り換え後も利息負担が安定したら
財務面の下方危険は大きく減る。配当と自社株買いに再び現金を回せる可能性が高まり、悲観の確率と深さを見直す。ただし、借入を増やして自社株を買うなら評価を上げない。
加盟店への家賃減免や改装支援が恒久的に増えたら
本社の高い利益率が加盟店の弱い収益力に依存していたことが明確になる。不動産事業の1物件あたり収益と利益率を下げ、長期の増分資本利益率も低く評価する。
中国の開発契約が終了し、他の海外市場でも出店の純増が止まったら
海外事業の成長余地を引き下げる。中立の海外店舗数2250店を見直し、長期gも下げる。米国に代わる成長源がなくなるため、慎重な筋書きの確率を増やす。
2026年11月5日の決算で新しい再建計画と資本配分の数値目標が示されたら
既存店客数、加盟店採算、閉店後の売上回復、設備投資、負債返済を照合する。単なる調整後利益の目標ではなく、GAAP純利益と実際の自由現金が改善する計画なら、中立の回復速度を検討し直す。

見ておくもの

  • 2026年11月5日発表予定の第3四半期決算と新しい再建計画
  • 米国既存店売上の客数と客単価の内訳
  • 米国の店舗純増減と、不採算店閉鎖後の近隣店舗の売上
  • 加盟店の平均店舗売上と利益率
  • 米国直営レストランマージンと牛肉・労務費の動向
  • 海外の純増店舗数と中国開発契約の継続状況
  • 純有利子負債、証券化債務の借り換え金利、EBITDAに対する純負債倍率
  • 配当、自社株買い、株式報酬を差し引いた正味の株主還元
  • 賃貸・転貸物件数、家賃減免、リース契約の固定支払い

倍率と資本コストの決め方

現在の時価総額や市場のPERを起点に倍率を決めていない。まず、2025年10-Kの米国5969店、海外1428店、加盟店向け賃貸1637件から、それぞれの1店・1物件あたり本社収益を求めた。2035年の数量は米国の市場成長とシェア低下、海外出店、賃貸物件数から決め、価格には物価3.5%と客数・販促構成の変化を反映した。

倍率はk9.5%、長期g、2035年のGAAP純利益と自己資本から求めるROE、通常の堀の残存割合1/2によって正当化した。2025年のROE約141%は自社株買いによる分母の縮小であり、将来の再投資利回りとして使用していない。余剰現金はなく、純負債とリース負担は利益と悲観の深さに織り込んだ。米国基準のリースは既に貸借対照表に計上され、家賃の二重控除はしていない。

中立の2035年純利益1.58億ドルとPER10.6倍から時価総額16.75億ドルとなる。5つの筋書きの時価総額と正味還元を資本コスト9.5%で割り引いた確率加重現在価値は約10.47億ドルである。台帳の現在時価総額は約12.07億ドルなので差は約−13.2%。株価に合わせるための数字合わせはしておらず、結果の方向に沿ってやや割高と判断した。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%に事業の質による+1.5%を加えて9.5%。マクドナルドの7.5%、ヤム・ブランズの8.5%、ドミノ・ピザの8.8%より高い。客数と値決め力の弱さ、借金の重さが理由である。営業利益と営業キャッシュフローは現時点で黒字であり、継続企業の前提に重大な疑義があるとは確認されないため、distressの追加上乗せはしない。再建失敗や借り換え不能の危険は悲観の筋書きと確率で表す。

同じ業種(一般消費財・サービス)の AI 分析

割安 JDJD 物流と正規品の信頼が生む既存小売の利益を、新事業の赤字が覆う。回復を慎重に織り込んでも、10年の本質価値には大きな安全域がある 本質価値との差 +115.2% · 10 年 割安(年 +18.9%) 割安 ウィンダム・ホテルズ・アンド・リゾーツWH 客室網と長期加盟契約の堀に対して値段が低く、レボと借金を織り込んでも10年の本質価値は今の時価総額を約7割上回る 本質価値との差 +63.3% · 10 年 割安(年 +15.4%) 割安 ヴィップショップVIPS ブランド品の割引販売は10年後も残るが、顧客の減少と中国特有の支配構造には注意が要る。それでも利益と株主還元を保守的に評価すると、現在の時価総額には安全域があり割安と判断する。 本質価値との差 +54.8% · 10 年 割安(年 +15.1%) 割安 ジャック・イン・ザ・ボックスJACK 地域ブランドの稼ぐ力は残るが、過大な借金と加盟店の疲弊が重い。再建成功時の価値は大きく、存続リスクを厚く織り込んでも割安 本質価値との差 +51.9% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 ウィン・リゾーツWYNN マカオ・ラスベガス・ボストンで稼ぐ高級カジノ・リゾート。マカオのシェアは上昇中だが純負債が EBITDAR の約 4 倍と重く、資本コスト 9.75% の利益ベースの倍率でも今の値段は割安 本質価値との差 +47.8% · 10 年 割安(年 +16.4%) 割安 バス&ボディ・ワークスBBWI 香りの習慣とブランドは残るが、若年層の離反と重い負債が懸念だ。悲観側を厚く見ても、長期のオーナー利益に照らせば割安と判断する。 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 デッカーズ・アウトドアDECK HOKA と UGG の 2 本柱で営業利益率 20% 台前半。利益ベースの倍率でもやや割安だが、競合と流行の影響が大きい 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 レナーLEN 「量を守る」薄利の入門・中級向け住宅建設。資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(堀が弱く約 10 倍)で見ても、利益が谷に近い今の時価総額は 10 年で割安 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +13.0%) やや割安 ジェンテックスGNTX 世界首位の防眩ミラーはなお堀だが中国で縮小。新電子製品と厚い株主還元を慎重に測ると、10年価値はやや割安 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +12.6%) やや割安 リシア・モーターズLAD 販売店の買収と整備収益に成長余地があるが、薄い車両粗利と負債が弱点だ。長期の還元力を織り込むと、現状はやや割安と判断する。 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +13.1%) やや割安 フォード・モーターF 稼ぎ頭の商用車と F シリーズを持つ北米の自動車大手。EV の赤字が止まれば今の値段は低すぎるが、保証費用・関税・景気の谷に弱く、資本配分の履歴は均質でない 本質価値との差 +27.6% · 10 年 やや割安(年 +13.5%) やや割安 ルルレモン・アスレティカLULU 北米でブランドの熱が冷め利益が谷へ。借金なし・利益率の高い会社で、式で測ると割安側、勝負は製品力と中国 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +12.7%) やや割安 マテルMAT バービーとホットウィールの商標は残るが、乳幼児玩具の衰退と映像投資の不確実性が重い。株主還元を含む10年価値はやや割安。 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 ブッキング・ホールディングスBKNG 世界の宿泊予約の入口を握る高収益の仲介業。AI が入口を奪うかが全てだが、資本コスト 8.75% の利益ベースの倍率で測ると、悲観を厚く置いてもやや割安 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 クロックスCROX 特徴的な樹脂靴と海外展開が生む現金は本物。HEYDUDEの買収失敗と流行リスクを厳しく見ても、10年価値には大きな安全域がある 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +12.1%) やや割安 ラスベガス・サンズLVS マカオとシンガポールだけで稼ぐカジノ・リゾート。稼ぎの 5 割超はマリーナ・ベイ・サンズ。借金と中国の景気に弱いが、資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率でも今の値段はやや割安 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +12.7%) やや割安 PVHコープPVH 世界的な二大衣料ブランドを持ち、長期の稼ぐ力と還元には約3割の安全域がある。ただし減損の連続と負債の重さから、評価はやや割安にとどめる 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +12.4%) やや割安 トール・ブラザーズTOL 高級住宅のブランド力と土地開発力を持つ優良な住宅建設会社。景気循環と土地在庫のリスクを織り込んでも、10年の本質価値は現在の時価総額を約25%上回り、やや割安と評価する。 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 リアLEA 世界の完成シートで首位級の規模と厚い還元が支えとなるが、完成車メーカーの値下げ圧力は強い。長期価値ではやや割安、ただし安全域は十分に厚くない。 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +12.6%) やや割安 ユナイテッド・パークス・アンド・リソーツPRKS 海洋テーマパークは代替されにくいが、客数減と多額の負債が重い。10年価値には約2割の安全域があり、やや割安と見る。 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +12.3%) やや割安 ビルケンシュトック・ホールディングBIRK 足型と製造の堀が厚い世界ブランド。借金を増やす買い戻しは気掛かりだが、10年価値はやや割安 本質価値との差 +20.0% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 NVRNVR 土地を持たない仕組みで ROE 2 割台を保つ住宅建設。資本コスト 8.75% の利益ベースの倍率で見ると今の PER 11.9 倍は 10 年でやや割安だが、粗利益率は下り坂 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 オートネーションAN 整備と販売金融が支える一方、新車の薄利と借入が重い。下振れを厚く見ても10年価値は時価総額を約25%上回り、やや割安と判断する。 本質価値との差 +18.3% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ワールプールWHR 家電の必要性とブランドは残るが、借金と希薄化が回復価値を食う。現在の時価総額はほぼ適正 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +12.1%) やや割安 バルボリンVVV オイル交換の拠点網と加盟店収入は長く残る。ただし買収後の借金と電動化が重く、今は安全域の薄いやや割安 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 カーニバルCCL 世界最大のクルーズ会社。利益率はロイヤルの約 6 割だが、借金を返して投資適格に戻り、資本コスト 9.75% の利益ベースの倍率で見ても今の値段はやや割安 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 ドミノ・ピザDPZ 世界 2.2 万店・97% が加盟店のピザ宅配本社で、堀は厚いが米国の既存店が止まり借金 4 倍超。利益ベースの倍率で中立は 10 年で年 +9% 前後、総合はやや割安 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 プラネット・フィットネスPLNT 低価格ジムの最大級の加盟店網と値上げの実績は強みだが、会員獲得鈍化と重い借金を見極める必要がある。10年価値はやや割安 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 オートゾーンAZO 商業の成長と店舗網で堀は厚いが、DIY の客数減と借入頼みの買い戻しが重い。利益ベースで測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) 適正 アズベリー・オートモーティブ・グループABG 整備と金融保険の利益を支えに10年の価値は現在の時価総額を上回る。ただし買収の資本効率と重い負債が安全域を削るため、評価はやや割安にとどまる 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +11.0%) 適正 ギャップGAP 米国衣料の老舗4ブランド。Gapの復調は確かだが、Old NavyとAthletaの失速、重い店舗賃料を織り込むと本質価値はほぼ適正 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +10.5%) 適正 PDDPDD 中国の低価格商圏とTemuの成長余地は大きいが、還元されない巨額現金と規制の不確実性を考えると、現状は安全域の薄い適正圏 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 ゼネラル・モーターズGM ピックアップと SUV で稼ぐ北米の自動車最大手。EV 事業の損失は止まりつつあり、利益の質を保てれば今の値段は低すぎる一方、景気の谷と関税に弱い 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +10.8%) 適正 D.R.ホートンDHI 量より利益率を守る入門向け最大手。資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(堀が弱く約 10 倍)で見ると、10 年の伸びの分だけ今の値段はやや割安 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 オシュコシュOSK 消防・空港・防衛の専用車両には粘り強い需要がある。郵便車両の赤字と消防車訴訟を見込んでも、10年価値はやや割安だが安全域は薄い。 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 エクスペディア・グループEXPE B2B の高成長と直販の厚みで利益率が上がる途中。資本コスト 9% の利益ベースの倍率で数えると、勢いは確かだが今の値段は適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 ウィニベーゴ・インダストリーズWGO 老舗RVブランドと船舶のシェア回復には価値がある。ただし景気の振れと買収資産の薄い換金価値を考えると、現状は概ね適正で安全域が小さい 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 ナイキNKE 世界最大のスポーツブランドが利益の谷にいる。回復を利益ベースの倍率で測るとほぼ適正、勝負は卸の棚と中国 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 マクドナルドMCD 世界最大の外食の不動産と加盟店網の堀は厚いが、客数の減少と加盟店の収益悪化が重い。それらを確率で厚く織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段をやや上回り、中立で 10 年の年率は +8% 前後の適正 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 タペストリーTPR コーチの熱が利益率を過去最高に押し上げた。利益ベースの倍率で測るとほぼ適正、勝負は流行が冷めるか 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 プルトグループPHM 土地をオプション中心で持つ、粗利益率の高い 3 層分散の住宅建設。資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(堀が弱く約 10 倍)で見ると、今の PER 約 10 倍は 10 年でやや割安 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 トリップアドバイザーTRIP 体験予約の成長余地とTheFork売却には価値があるが、ホテル送客の衰退とAIによる集客構造の変化を考えると、現状は概ね適正で安全域は乏しい 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 TJX カンパニーズTJX オフプライス小売の最大手。仕入れの堀は景気が悪いほど強いが、中立の年率は資本コストに届かず、総合はほぼ適正 本質価値との差 −1.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ドラフト・キングスDKNG 米国スポーツ賭博の有力企業だが、競争と規制で将来利益の確実性は低い。10年先の価値を織り込むと約10%のやや割高 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 イエティYETI 高価格帯のアウトドア用品に堀はあるが、飲料容器の競争とバッグ拡大の成否が拮抗する。10年価値はほぼ適正 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ボイド・ゲーミングBYD 地域の免許と常連客に守られた現金創出力は魅力だが、オンラインの見かけの成長と巨額の売却益を除けば、10年の本質価値は現値に近く適正圏 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 トラベル・レージャーTNL 休暇の持分販売と会員交換に顧客基盤の堀があるが、融資と借金が株主価値を左右する。10年の期待価値は現在値に近く、適正圏 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 MGMリゾート・インタナショナルMGM ラスベガス・マカオ・米国の地域カジノを賃借で持つ総合カジノ。固定の賃料が年 約 22 億ドルあり、利益が景気と価格に大きく振れる。資本コスト 10% の利益ベースの倍率では今の値段は適正 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 チポトレ・メキシカン・グリルCMG 直営の外食で最も資本効率が高く、北米 7,000 店の出店余地も残るが、客数の弱さと利益率の低下が続き、強気と慎重の幅が広い。利益ベースで測ると 10 年の中立は今の時価総額を上回るが、客数の弱さを織り込んだ総合は適正 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ペン・エンターテインメントPENN 地域カジノの免許は長く残るが、重い賃料と過去のデジタル投資の失敗が株主価値を削る。10年の価値は現在の時価総額とほぼ釣り合い、適正だが安全域は薄い。 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 ノルウェージャン・クルーズ・ラインNCLH 大型クルーズ 3 位。NCL ブランドの需要が崩れ、純レバレッジ 6 倍超の中で立て直し中。資本コスト 10.25% の利益ベースの倍率で測ると、回復を入れても今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 ロイヤル・カリビアン・グループRCL ロイヤル・カリビアンは純収入ベースの営業利益率が 33% 超とクルーズ最強だが、借金を抱えた景気連動の船会社で、資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(PER 約 12 倍)では今の値段は適正 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 アメア・スポーツAS アークテリクスとサロモンの成長力は本物だが、資本集約的な出店と株主還元の乏しさが残る。10年先の価値から見ると、現在の時価総額はほぼ適正 本質価値との差 −9.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 LKQLKQ 修理部品の物流網には価値があるが、欧州の失速と買収後の低収益が重い。急落後も安全域は薄く、10年価値はおおむね適正。 本質価値との差 −9.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) やや割高 チョイス・ホテルズ・インターナショナルCHH 延泊型と海外は伸びるが、米国基幹ブランドの縮小と負債が重い。現値はほぼ適正で安全域は薄い 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 ギャレット・モーションGTX 世界首位のターボ技術と現金創出力は魅力だが、電動化への転換には不確実性が残る。10年価値は現在を約13%下回り、やや割高 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +8.4%) やや割高 BZUNBZUN 物流とGapの再建には価値がある。しかしAIに代替される受託業務と弱い値決め力を考えると、10年後の利益は不確実で、現在の評価はやや割高 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +7.7%) やや割高 ジェニュイン・パーツGPC 自動車の NAPA と産業のモーションの 2 本立て。分離(2027 年第 1 四半期)で価値が出るが、自動車の利益率の低さと借金が重い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 オライリー・オートモーティブORLY プロ向けの配送網と部品小売の安定で堀は厚い。利益ベースで測ると今の値段は妥当からやや高めで、中立の年率は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 チューイーCHWY 定期購入とペット医療は長く残るが、価格決定力は弱く、買収と株式報酬が株主利益を削る。10年の確率加重価値では約23%のやや割高。 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 トリバゴTRVG ブランド再生と予約事業の拡大には成果がある。しかし旅行検索の入口を守る堀は弱く、AI代替と広告主集中を考えると現在の評価はやや割高 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 ロウズ・カンパニーズLOW ホーム・デポに次ぐ 2 番手の優良小売。買収後の債務と DIY の弱さを厚く見ると、PER 16.6 倍は資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(約 14 倍)と近く、今の値段は適正 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ブランズウィック・コープBC 船外機と補修部品には長く残る強みがあるが、買収減損と景気循環が重い。10年の本質価値は現状ほぼ適正 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +7.4%) やや割高 ディックス・スポーティング・グッズDKS 本業のスポーツ専門店には堀があるが、フットロッカー再建が株主の取り分を削る。10年の価値ではやや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 HTHTHTHT 中国ホテル業界の集約を担う有力企業で、加盟店網と会員制度の堀は厚い。ただし中国需要と賃借負担の不確実性を考えると、10年の本質価値は現在の時価総額を約16%下回り、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 プールPOOL プール用品卸の首位で、既設プールの保守需要に強い堀がある。ただし競争激化と利益率の停滞を織り込むと、10年の価値は今の時価総額を約13%下回り、やや割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 メープルベアCART 食料品の注文網と購買データには価値があるが、広告の入口競争と買収交渉の不確実性を織り込むと、10年の本質価値に安全域は足りず、やや割高。 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 LGIホームズLGIH 初回購入者向け住宅に強みはあるが、土地在庫と借金が利益を圧迫する。10年後の回復を織り込んでも安全域は薄く、現状はやや割高 本質価値との差 −16.5% · 10 年 やや割高(年 +8.4%) やや割高 ボルグワーナーBWA ターボと駆動系の設計採用には堀が残るが、電動化への投資回収はまだ不確か。10年の還元込み価値からはやや割高と見る。 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ダーデン・レストランツDRI フルサービス外食の最大手で、ロングホーンの勢いと出店で伸びるが、オリーブガーデンの客数の弱さと牛肉・人件費が重い。利益ベースで測ると 10 年の中立は今の時価総額を上回るが、悲観側の厚みと資本コストを織り込むと総合はやや割高 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 ベスト・バイBBY 米国最大の家電専門店。パソコン・携帯の買い替えで利益率は持ち直したが、アマゾン・ウォルマートに挟まれ、堀が薄い耐久財の小売として見る 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ヤム・ブランズYUM ピザハットを売って KFC とタコベルに絞った外食フランチャイズ本社で、堀は厚く成長も続くが、倍率が k−g の薄さに敏感で、利益ベースで測ると中立の 10 年は年 +5% 前後で、総合はやや割高 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ソーア・インダストリーズTHO 世界最大のRVメーカーだが、大きなシェアは値上げの自由を意味しない。10年の還元と回復を織り込んでも、現状の価値にはやや割高感が残る 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 アマゾン・ドット・コムAMZN AWS と広告の利益は本物。設備投資の重さを ROE に入れ、資本コスト 8% と利益ベースの倍率で測ると、今の値段は楽観の筋書きまで先取りしてやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 フラッター・エンターテインメントFLUT 米国オンライン賭博の首位企業だが、英国増税とブラジル禁止、重い買収負債が収益を圧迫する。10年の期待価値は約118億ドルで、現状はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 BABABABA 中国ECとクラウドには長く残る堀がある。しかし競争とAI投資が株主利益を圧迫し、10年価値では約22%やや割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 トラクター・サプライTSCO 田舎暮らしのペット・畜産・庭・補修用品を 2,600 店超で売る米国最大の農村向け専門小売。堀は店の近さと専門品だが、2026 年は既存店が落ち、利益率の下げ止まりが論点 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 チャーチル・ダウンズCHDN ケンタッキーダービーと競馬関連の営業許認可は強いが、地方カジノの再編と重い借金を踏まえた10年の利益価値には安全域が乏しく、やや割高。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 エアビーアンドビーABNB 民泊の最大手で資産が軽く高収益。10 年で年 1 割の成長と純現金を数えても、利益ベースの倍率(約 14 倍)で測ると今の PER 41 倍は高く、やや割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 バーリントン・ストアーズBURL 仕入れの機動力と小型店の拡大余地は魅力だが、リース負担と競争を織り込んだ10年後の稼ぐ力に対して、現在の評価は割高である。 本質価値との差 −22.6% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 オーロラ・イノベーションAUR 無人トラックの先行実績は本物だが、2030年の大量普及はまだ仮説。増資と競争を織り込むと、今の時価総額には安全域が乏しい。 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 テキサス・ロードハウスTXRH 客数を増やし続ける希少なステーキチェーンだが、牛肉高と出店投資が利益を削る。10年の期待本質価値は今の時価総額を約2割下回り、やや割高。 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 オン・ホールディングONON 世界で成長する高級ランニング靴ブランド。アジアと直販の伸びは本物だが、10年先の競争と再投資を織り込むと安全域は薄く、やや割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 トリップ・ドットコム・グループTCOM 中国の旅行予約で首位でも、独禁法処分で手数料の堀は縮んだ。一時的な投資益を除いて10年先を測ると、優良な事業だが今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 イーベイEBAY 取扱高と手数料率が上向く成熟した古参の中古市場。今の PER 26 倍は利益ベースの倍率(約 14 倍)を大きく超えており、買収提案の観測を除くと本質価値は下でやや割高 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 フロア・アンド・デコレ HDFND 床材の品ぞろえと店舗拡大には価値がある。しかし新店の資本効率と固定家賃に慎重で、10年価値は現時点でやや割高 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ラルフローレンRL 世代を超えて売れる定番ブランドで利益率は過去最高。勝負は熱の持続とアジアの伸び 本質価値との差 −27.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ホーム・デポHD プロの囲い込みで堀は厚い。資本コスト 8.75% の利益ベースで倍率を引き直すと、住宅の停滞と買収後の債務を厚く見て、今の値段はやや割高 本質価値との差 −27.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メーシーズM 再生店舗と高級店は伸びるが、主力百貨店の長期縮小と固定費が重い。10年先の利益と資産回収を考えると、現在の値段は割高 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アプティブ・ホールディングスAPTV 配線事業を分離した後の「ニュー・アプティブ」。EC が稼ぎ、IS が足を引く部品会社で、純負債 46 億ドルと、中国・欧州の弱さを抱える 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 エッツィーETSY 手作り品の市場と広告には独自の強みがある。ただし購買頻度の低さとAIによる集客経路の変化が重く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 コロンビア・スポーツウエアCOLM アウトドアの老舗ブランドで財務も堅いが、米国の競争激化と値決め力の弱さが重荷。10年の利益成長と還元を織り込んでも、現状はやや割高 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 カーマックスKMX 中古車の仕入れ網と自動車金融は残るが、値下げで取り戻した販売数量の利益率は脆い。10年の回収価値ではやや割高と見る。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ロス・ストアーズROST 米国オフプライス 2 位。客数が絶好調だが、利益ベースの倍率(約 16 倍)で測ると今の値段は高く、総合は割高 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 SESE 東南アジア通販の首位は守れても、融資の貸倒負担とゲームの寿命を見込むと、10年先の稼ぐ力に対して今は安全域が薄く割高 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 スミス&ウェッソン・ブランズSWBI 銃器の老舗ブランドにサベージを加えても、景気循環と薄い正常利益が重い。買収後の全株式で測ると、安全域に乏しく割高 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アルタ・ビューティULTA 化粧品の「安い品から高級品、美容室まで」を一つの店で売る米国最大の美容専門小売。会員と品ぞろえが堀だが、セフォラとマスに挟まれる位置で、利益ベースの倍率では今の値段はやや割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 VFVFC ノースフェイスは強いが、Vansの衰退と過去の買収負債が株主価値を削る。再建は進むものの、10年の期待価値にはなお安全域が乏しく、割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +4.7%) 割高 ウイング・ストップWING 加盟店の出店力は本物だが、客数減と借金による高値の自社株買いが安全域を削る。10年の総合価値は基準日の時価総額を約2割下回り、やや割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 マリオット・インターナショナルMAR 世界最大のホテル手数料事業で堀は厚いが、今の PER 39 倍は利益ベースの倍率(約 18 倍)を大きく上回り、中立の 10 年の年率は +3% にとどまり割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ハスブロHAS 利益の約 9 割をマジックが稼ぐ一本足の玩具・ゲーム会社。利益ベースの倍率で測ると今の値段はやや割高で、2025〜26 年の高い水準が続くかが焦点 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ハイアット・ホテルズ クラスAH 高級ホテルのブランドと会員網は伸びるが、買収費用・借入・同族支配を差し引くと、10年先の稼ぐ力に対して現状は割高である。 本質価値との差 −38.5% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ダッチ・ブロスBROS 新店と客数が伸びる有望な飲料チェーンだが、出店資金と競争が株主の取り分を圧迫する。10年後の利益を評価しても安全域は乏しく、総合判断は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 カルバナCVNA 年 80 万台まで来た中古車ネット販売の最大手。利益ベースの倍率で測ると今の時価総額を大きく下回り割高。利益は景気と与信市場に強く振れる 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 ウィリアムズ・ソノマWSM 家具とキッチンの設計を自社で握る高収益の小売。10 年で稼ぎは伸びるが、利益ベースの倍率で見ると今の値段は割高で、関税と住宅の回転が値段を大きく左右する 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスHLT 世界最大級の手数料事業で堀は厚いが、今の PER 54 倍は利益ベースの倍率の上限(約 23 倍)の倍以上で、中立の 10 年の時価総額は今を下回り割高 本質価値との差 −41.2% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 IHGIHG 客室と会員網の堀は厚く、10年後も手数料は伸びる。しかし還元を借金で上積みし、成熟後の利益価値に比べ現時点の株価は割高だ。 本質価値との差 −42.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 バイキング・ホールディングスVIK 目的地を味わう高級クルーズの堀は厚いが、新造船への投資と支配株主の制約を考えると、現時点の株価には10年先の成長まで織り込まれ、割高である。 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ソムニグループ・インターナショナルSGI 寝具のブランドと販路は強いが、買収で増えた事業は薄利で借金も重い。10年のオーナー利益に対し、買収後の時価総額には安全域が乏しく割高と見る。 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 スターバックスSBUX 世界 4.1 万店のコーヒーの堀は残るが、立て直しの反動を織り込んだ今の時価総額は利益の回復後の値より高く、中立でも 10 年の年率は 2% 前後で資本コスト 8.5% に届かず割高 本質価値との差 −44.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 アンダー・アーマー クラスCUA 機能性衣料の知名度は残るが、靴の競争力と値決め力が弱い。再建後の利益にも不確実性が大きく、10年の総合価値は割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ガーミンGRMN 専門機器の優良企業。利益ベースの倍率(約 13 倍)で測ると今の値段は高く、総合は割高 本質価値との差 −44.9% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ベイル・リゾーツMTN 希少な雪山とエピック・パスに強い堀があるが、気候変動と純負債31億ドルが重い。10年の本質価値は今より約45%低く、割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ファイブ ビロウFIVE 新店の採算と客数の回復は魅力だが、模倣しやすい低価格雑貨に厚い値付けはできない。10年の株主価値では割高 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ドアダッシュDASH 米国の即時配達で約 6 割を握る成長企業。利益率の立ち上がりが全てで、資本コスト 8.5% と利益ベースの倍率で見ると今の値段は強気の筋書きも上回り、割高 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 カバ・グループCAVA 地中海料理の直営チェーンは500店まで拡大し客数も伸びるが、出店に要る資本と10年後の成熟利益を考えると、今の時価総額には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −52.6% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 シャークニンジャSN 掃除・調理・美容をまたぐ製品開発力は本物だが、買い替え需要の限界と競争を考えると、10年先の価値には安全域が乏しく割高 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ジャージー・マイクス・サブズJMKE 加盟店経済性は強いが、買収で膨らんだ資本とスポンサー負担まで含めると楽観でも安全域がなく割高 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 クーパンCPNG 韓国の物流網は本物の堀だが、海外投資の赤字と情報流出が利益を削る。10年後の稼ぐ力を慎重に測ると、株価下落後も割高 本質価値との差 −59.8% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ゲームストップGME カード小売への転換と巨額の保有資産は評価できるが、ゲームの実物販売は先細り、資本配分も読みにくい。10年の本質価値からは割高 本質価値との差 −69.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 クアンタムスケープQS 技術は魅力的でも量産契約は未完成で、今の時価総額は成功確率を大きく先に払いすぎている 本質価値との差 −71.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 リヴィアン・オートモーティブRIVN R2の量産で自動車メーカーとしての生存力は高まったが、利益の実証はまだ弱い。大型増資と開発負担を考えると、10年の本質価値に対して割高 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 テスラTSLA 本業の利益は薄いのに、ロボタクシーとロボットへの期待だけで時価総額は 1.1 兆ドル超。今の値段に届くのは楽観の筋書きだけ 本質価値との差 −84.1% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 ウェイフェアW 家具の配送網と品ぞろえには価値がある。しかし値決め力、負債、株式報酬が重く、10年後の利益から測ると現在の時価総額は大幅な割高 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −9.1%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. The Wendy's Company 2025 Form 10-K:事業別売上・店舗数・加盟店契約・債務・リース・資本配分
  2. The Wendy's Company 2026年第2四半期 Form 10-Q:既存店売上・店舗閉鎖・財務状況・中国契約変更
  3. QSR Magazine QSR 50 2026:米国ハンバーガーチェーンの売上・店舗数・平均店舗売上

分析日 2026-10-23