株譜
AI 銘柄分析 · 一般消費財・サービス · 試作

ノルウェージャン・クルーズ・ライン NCLH

大型クルーズ 3 位。NCL ブランドの需要が崩れ、純レバレッジ 6 倍超の中で立て直し中。資本コスト 10.25% の利益ベースの倍率で測ると、回復を入れても今の値段はやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)12.84 ドル59 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)15.5 ドル71 億ドル差 −17.4%
10 年後から見ると やや割高 価値 12.84 ドル59 億ドル · 差 −17.4% · 期待の年率 +7.5%
期待の年率リターン(10 年)+7.5%資本コスト比 −2.7 pt
推定の資本コスト10.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 10.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングス(NCLH)は、ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL、20 隻)、オセアニア・クルーズ(8 隻)、リージェント・セブンシーズ(6 隻)の 3 ブランド・34 隻(2025 年末、約 7.1 万ベッド。2026 年 6 月は 35 隻・約 7.5 万ベッド)を運航する、ロイヤル・カリビアン、カーニバルに次ぐ世界 3 位の上場クルーズ会社である。2025 年は売上 98 億ドル、GAAP の純利益 4.2 億ドル(調整後では 10.5 億ドル)、純債務 144 億ドル(EBITDA の 5.3 倍)。

2026 年に入って状況が悪化した。見通しを下げ続け、7 月末の決算で通期を前年比約 −5%(2026 年 2 月の見通しはほぼ横ばい)、調整後 EBITDA 約 25 億ドル(当初約 29.5 億ドル)に切り下げ、7〜9 月は純イールド −8.8% と見込んだ。会社は理由を「NCL ブランドの需要が弱い(同社固有の実行の課題)」と「中東の紛争」と説明し、向こう 12 か月の予約が望む水準を下回るとも述べた。CEO のジョン・チドジーは就任から約 5 か月で「ターンアラウンドの初期」、2027 年は移行の年、2028 年が最初の正常な年と話す。年末の純レバレッジは 6 倍超になる見通しである。

バリュー投資の観点では、需要と新造船の枠はあるが、利益率が低く借金が重い、立て直し中の会社である。中立の 10 年で純収入 132 億ドル、純利益 19.7 億ドル、倍率は資本コスト 10.25%(基本 8.0% + quality +2.25%)の利益ベースの正当化 PER(堀が弱い。上限 11.1 倍)の 8 割の約 8.9 倍、時価総額は約 174 億ドル(今の 2.5 倍)。存続の危うさは悲観の確率(22%)とひどさ(株主の持ち分が大きく薄まる)で表し、総合は差 -15% でやや割高。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、クルーズは「わかりやすく、需要は強いが、資本が重く景気に弱い」事業である。NCLH はその中でも、利益率が低く、借金が重く、肝心のブランドの立て直しがまだ数字に出ていない。株主のものになる利益(オーナー利益)は、純利益 約 7 億ドル + 減価償却 約 11 億ドル − 設備投資(総額)約 34 億ドル + 顧客預り金などで、2026〜28 年は純債務を増やさなければマイナス。つまり株主のものになる利益はまだない。

10 年後もこの事業は存在し、需要は強いだろう。ただし堀が広がる保証はない。高級 2 ブランドは強いが、全体の約 7 割を占める NCL ブランドは、価格を決める力が弱く、2026 年にその弱さが見えた。経営の資本配分は、新造船を発注し続け(2026 年にさらに 16 隻の枠を確保)、借金を重くしたまま需要が弱まった形で、資本配分が上手とは言えない。新 CEO が価格・広告・コストを見直す動きは健全だが、実績はこれから。

値段との関係:式の倍率は、g 4%・帳簿の ROE 18.5%・k 10.25% で上限 11.1 倍、その 8 割の PER 8.9 倍(10 年目の利益)。2026 年の純利益 約 7 億ドルに対する今の PER は約 10 倍で、中立の 10 年で時価総額は約 174 億ドル(今の約 2.5 倍)になるが、還元を足した年率は +10.9% と資本コスト 10.25% をわずかに上回るだけである。資本コストは借金の重さと景気連動を quality で入れた値で、安全域は薄い。悲観の確率を 22% と厚く置き、悲観では株主の持ち分が大きく薄まる形にした。わからない部分(立て直しが効くか)が大きく、確信度は低い。

何で稼ぐ会社か

収益の源は「キャパシティ日数(定員×日数)」と「1 キャパシティ日数あたりの純収入(純イールド)」である。2025 年のキャパシティ日数は約 2,460 万日(推定)、純イールドは約 301 ドル、純収入は約 74 億ドル(売上 98 億ドルの約 76%)。売上は乗船券と、船内消費・その他(2026 年 4〜6 月で売上の約 34%)からなり、船内消費は乗客を船に囲い込める分だけ伸びが強い。稼働率は 102〜104% で、1 室に 3 人以上が乗る分が利益になる。

3 つのブランドは性格がまるで違う。NCL は定員の約 8 割を占める家族・ミドル層向けの大型船で、「フリースタイル」(時間と服装の自由)が売り物。オセアニアは食事に重点を置く中型の高級船、リージェントは全室バルコニー・諸費用込みのラグジュアリー船で、2 つ合わせて定員の約 2 割だが純イールドは NCL の約 2 倍近く、純収入の約 26% と推定した(区分別の開示はない)。2037 年までの新造船 16 隻のうち 9 隻(オセアニア・ソナタ級 5、リージェント・プレステージ級 4)が高級で、残りが NCL(プリマ級の最後の船と新型 NCL 船)である。

費用は燃料(2026 年は約 101 万トン、ヘッジ後の単価 1 トン 780 ドル。2026 年の約 52%・2027 年の約 38% をヘッジ)、燃料を除く運航費(キャパシティ日数あたりで前年並み)、減価償却(2026 年 約 10.9 億ドル)、純利息(2026 年 約 7.1 億ドル。2025 年上半期から約 3 割下がった)。目的地も収益源で、バハマのグレート・スターラップ・ケイに 2026 年 9 月、ウォーターパーク(グレート・タイズ)が開く。ベリーズのハーベスト・ケイも持つ。

優良さと弱いところ

堀は 3 つある。第 1 は新造船の枠:大型客船を造れる造船所は少なく、フィンカンティエリ(イタリア)が 2037 年までの 16 隻を受注している。第 2 は高級 2 ブランド:オセアニアとリージェントは顧客が裕福で、景気に強く、純イールドも高い。第 3 は私有の目的地で、グレート・スターラップ・ケイなどが乗客の選ぶ理由になる。

一方で、堀の幅は競合より狭い。利益率は 2025 年の営業利益で純収入の 22.8%(GAAP)、調整後 EBITDA 利益率 36.8%(推定)と、ロイヤル・カリビアンの営業利益率 33〜38% やカーニバルの 22% 前後(同じ尺度)と比べて低い側にある。NCL ブランドは価格を決める力が弱い:2026 年に純イールドが前年を下回り、会社自身が「NCL ブランドの需要が弱い、同社固有の実行の課題」と説明した。2025 年は純イールドが +2.3% で調整後 EPS が +19% と増益だったのに、1 年で通期の EBITDA 見通しを約 15% 切り下げた。

資本効率は低く、借金で支えている。2025 年の ROE は 19%(自己資本 22 億ドルと小さいため)、ROIC は営業利益ベースで約 10%(税引き後の営業利益 ÷(自己資本+純債務 144 億ドル))にとどまる。2020〜22 年に累計 108 億ドルの赤字を出し、自己資本は 2022 年に 1 億ドルまで縮んだ。経営は 2026 年に CEO が交代し、マーケティング責任者などの幹部を入れ替えた(人事の経緯は notes の出典に限る)。大株主の一部(エリオット)が取締役会の変更と資本規律を求めていると報じられている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界のクルーズの乗客は 2025 年に過去最高の 3,720 万人(+7.5%)、2026 年は約 3,830 万人(+4%)、2029 年に 4,210 万人の見通し(CLIA)。業界ノートの置き方では 10 年後に約 5,700 万人(年 +4.4%)。需要は強いが、供給が増える。ロイヤル・カリビアンは 2027 年 +4%・2028 年 +6%・2029 年 +7%、MSC クルーズ(非上場)が急伸し、カリブ海の新造船が価格を押さえる。

競争の形は上位 3 社と MSC の寡占で、利益率に大きな差がある:ロイヤル(純収入ベースの営業利益率 33〜38%)、カーニバル(22%)、NCLH(GAAP の営業利益で 22.8%、2026 年は約 17%)。カーニバルは供給を 2026 年 +1%・2027 年 +0.5% に絞って単価を保つが、NCLH は 2026 年に供給を 6〜7% 増やし(プリマ級など)、同じ時期に需要が弱まった。供給が増え、需要が戻らない順番になったことが、2026 年の純イールドの下げを深くした。

競合と照らすと、NCLH がうまくいけば、価格見直しで直前販売の稼働が戻り、新造船(プリマ級・新型)の高い純イールドと高級 2 ブランドの伸びで、10 年後の純利益は 25〜30 億ドル(営業利益率 23〜25%)になる。競合に負ければ、ロイヤルのアイコン級・MSC・カーニバルの私有島(セレブレーション・ケイ)が家族客を取り、純イールドが物価を大きく下回り、純利益は 13 億ドル前後(中立の 3 分の 2)か、それ以下になる。高級では、ヴァイキング(Viking)、ロイヤル傘下のシルバーシー(Silversea)、カーニバル傘下のシーボーン(Seabourn)が競合。2027〜28 年の供給の増加は 2029 年から止まり(NCLH は 2028・2029 年に各 1 隻)、設備投資が下がるのが転機。

資本政策と M&A

還元は現在ない。配当はなく、自社株買いも見合わせ、優先は借金の返済と新造船の資金調達。2026 年上半期の営業キャッシュフロー 14.1 億ドルに対し設備投資(総額)18.9 億ドルで、2026 年の総額は約 34 億ドル(新造船・成長投資約 29、その他約 5)、2027 年も約 34、2028 年は約 23 億ドルと、営業キャッシュフロー(EBITDA − 利息で約 19〜21 億ドル)を上回る。輸出信用(新造船向けの低金利の借入)が 2026 年約 16・2027 年約 20・2028 年約 13 億ドル入るので資金繰りは回るが、純債務は 2026 年末 約 159 億ドル、2028 年末 約 175 億ドルへ増える見込み(筆者の推定)。2029 年から設備投資が下がり、年 10 億ドル前後を返済へ回せる可能性があると会社は説明する。

借金は 2026 年 6 月末で総債務 150.4 億ドル、現金 2.2 億ドル、純債務 148.2 億ドル、純レバレッジ 5.3 倍(年末は 6 倍超の見通し)。流動性は 15 億ドル(リボルビング・ローンの空き約 13 億ドルを含む)。大きな満期は 2030 年まで少ないと会社は説明し、2027 年満期の転換社債は現金で決済する。2030 年には転換社債が約 17.6 億ドル(0.875% 約 3.5 億ドル、0.75% 約 14.1 億ドル)あり、株価がこれらの転換価格を下回れば現金で返す必要がある。コベナンツは資産に対する借入の比率を 0.70 倍未満、流動性は 2.5 億ドル以上。

M&A は買い手でも売り手でもない。オセアニア・シレナの売却(2026 年 7 月契約、2028 年春までチャーターで運航)と、スカイ・サンの長期チャーター(購入オプション付き)で船隊を整理している。コスト削減は合計 2.25 億ドル(年率)まで積み増した。株式報酬は純利益の約 2〜3%(GAAP ではこれを費用に入れた)。payout_oku は配当と自社株買いから株式報酬の分を引いた正味で、増資の払い込みは負で入れた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

NCL ブランドの弱さは「同社固有の実行の課題」と会社が認めており、市場の構造的な需要不足ではない。世界の乗客は 2025 年に過去最高の 3,720 万人、2026 年も +4% で、クルーズ全体の需要は強く、ロイヤル・カリビアンもカーニバルも 2027 年の予約が過去最高と話す。需要が強い業界で、実行を直せば戻る。

立て直しは具体的に動き始めている。新 CEO(約 5 か月)の下で、価格を早く競争的に付けて直前販売で稼ぐ方針に切り替え、マーケティング責任者を入れ、年率 2.25 億ドルのコスト削減を積み増した(EBITDA の約 9%)。2026 年 4〜6 月は純イールド −2.1% と会社の見通し(−3.6%)より良く、燃料を除く費用も見通しより 150 ベーシスポイント良かった。9 月にはグレート・スターラップ・ケイが全面開業し、カリブ海の需要を押し上げる。

最大の追い風は 2028 年以降の設備投資の急減:新造船・成長投資が 2027 年 約 29 億ドルから 2028 年 約 18 億ドルへ下がり、2029 年は 1 隻だけ。2029 年から営業キャッシュフローが設備投資を上回り、年 10 億ドル近くを返済へ回せば、純レバレッジは 6 倍超から 2030 年代前半に 4 倍台へ下がる。高級 2 ブランド(純収入の約 26%)は景気に強く、新造船 9 隻で伸びる。2026 年の純利益 約 7 億ドルは谷で、PER 約 10 倍は立て直しの確率をほとんど織り込んでいない。

慎重な見方

利益率が低く、借金が重く、需要の弱さの原因が「実行」だけかは確かでない。会社は NCL ブランドの弱さの理由に「実行の課題」と「中東の紛争」を挙げたが、同じ期間にロイヤル・カリビアンとカーニバルは見通しを上げている。同じ環境で NCLH だけが 2026 年の純イールドを −4.7% に下げ、7〜9 月は −8.8% と見込むのは、競合に家族客を取られているからである。2025 年の純イールド +2.3% は、その前の供給の少なさの結果だった。

立て直しには時間がかかり、その間に借金が増える。設備投資(総額)は 2026・2027 年に約 34 億ドル、営業キャッシュフローは約 19〜21 億ドルで、純債務は 148 億ドルから 2028 年に約 175 億ドルへ増え、純レバレッジは 6 倍超のまま。純利息は借り換えで増え、2028 年の純利益は 6 億ドル前後にとどまる。価格の見直し(早い値付け)は、2028 年以降の新しい航海にしか効かない。2027 年は「移行の年」と会社自身が言う。

さらに、今の PER が低いのは割安だからでなく、市場が借金の重さに高い資本コストを求めている結果とも読める。資本コスト 10.25%(基本 8.0% + quality +2.25%)の式で数えても、中立の年率は資本コストをわずかに上回るだけである。景気後退が来れば、純レバレッジ 9 倍超でコベナンツ(資産に対する借入の比率 0.70 倍未満・流動性 2.5 億ドル以上)に近づき、2020 年(−81%)、2022 年(−57%)のように株価が下がる。2030 年には転換社債約 17.6 億ドルの返済も来る。

どちらに重みを置いたか

需要が強い業界と、2029 年からの設備投資の減少は確かで、10 年の中立は純利益 19.7 億ドル・PER 約 8.9 倍(資本コスト 10.25% の利益ベースの上限 11.1 倍の 8 割)と、営業利益率 21%(2025 年の 22.8% を下回り、ロイヤル・カリビアンとの差が開いたまま)で回復する形に置いた。一方、需要の弱さの原因が競合への流出である可能性、純レバレッジ 6 倍超、2026〜28 年の純債務の増加、2030 年の転換社債は確率に強く効かせた。10 年の確率は楽観 5%・やや楽観 15%・中立 30%・やや悲観 28%・悲観 22% と、カーニバル(悲観 11%)より悲観側に大きく寄せた。悲観では債務の株式への転換による持ち分の薄まりを入れ、存続の危うさは確率とひどさで表している。総合は差 -15% でやや割高。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 28.84 ドル132 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 3.21 ドル15 億ドル)。 今の値に割り戻すと 12.84 ドル59 億ドル、今との差 −17.4%、 期待の年率 +7.5%(資本コスト 10.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 5% 66.49 ドル305 億ドル 8.71 ドル40 億ドル +384.0% +17.1% 3.76 ドル17 億ドル
やや楽観 15% 50.75 ドル233 億ドル 6.53 ドル30 億ドル +268.6% +13.9% 8.59 ドル39 億ドル
中立 30% 38.01 ドル175 億ドル 4.36 ドル20 億ドル +172.6% +10.5% 12.71 ドル58 億ドル
やや悲観 28% 21.54 ドル99 億ドル 1.74 ドル8 億ドル +49.8% +4.1% 6.52 ドル30 億ドル
悲観 22% 2.16 ドル10 億ドル 0.00 ドル0 億ドル −86.1% −17.9% 0.47 ドル2 億ドル
加重平均100% 28.84 ドル132 億ドル3.21 ドル15 億ドル +106.3% +7.5% 32.05 ドル147 億ドル

今の株価時価総額 15.54 ドル71 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 10.3% を下回るほど割高。

楽観 5% 楽観:価格見直しと新造船が効き、純イールドが物価並みへ戻る 利益 30 億ドル · PER 10.2 倍 · 株価時価総額 66.49 ドル305 億ドル

2035 年の NCL ブランドのキャパシティ日数は約 2,600 万(2025 年の 1.26 倍)、高級は約 800 万(2.05 倍:オセアニア・ソナタ級とリージェント・プレステージ級の新造船)。価格見直しと新造船(プリマ級・新 NCL 級の大型船は純イールドが高い)、私有島(グレート・スターラップ・ケイ、ハーベスト・ケイ)の拡張で NCL ブランドの純イールドは 2025 年の 1.40 倍(物価 1.41 倍並み)、高級は 1.40 倍。純収入 152.2 億ドル(今の 2.05 倍)、営業利益 37.3 億ドル(純収入比 24.5%。ロイヤル・カリビアンの 33〜38% には届かないが、2025 年の 22.8% を上回る)、純利益 29.9 億ドル(純利息 約 5.8 億ドル:設備投資が 2029 年から下がり、返済で純債務が約 90 億ドルまで減る)。2032 年から自社株買いを再開し、還元は 10 年で 40 億ドル(株式報酬の分を差し引いた正味)。倍率は正当化 PER 11.3 倍の 9.0 割にあたる 10.2 倍に置いた。

  • ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL ブランド):数量 26.0(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 3.70(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 96 億ドル・営業利益 22 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)
  • 高級(オセアニア・リージェント):数量 8.0(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 7.00(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 56 億ドル・営業利益 20 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)

倍率:上限の正当化 PER 11.3 倍に対し、10.2 倍(9.0 割)に置いた。中立の 8.0 割に、利益の質がよい分を上乗せした(楽観 +1.0 割)。上限の中身は g 4.0%、RONIC 13.7%(k 10.25% + 残る割合 0.33 ×(事業の ROE − k))、moat は 弱い。式は (1−g÷RONIC)÷(k−g)。事業の ROE 20.7%(帳簿の自己資本 ROE(その筋書きの純利益 ÷ 自己資本))。時価総額は、書いた純利益 30 億ドル × 10.2 倍で 305 億ドル。純負債と利払いは純利益に入っているので、借金はさらに引かない。

確率:業界ノートの楽観(乗客 年 +6%・ネット・イールド 年 +4%)に近いが、NCL ブランドの価格の立て直しと純レバレッジ 6 倍からの返済が両方うまくいく必要がある。5%。

やや楽観 15% やや楽観:ブランドは持ち直すが、競合との差は残る 利益 24 億ドル · PER 9.6 倍 · 株価時価総額 50.75 ドル233 億ドル

2035 年のキャパシティ日数は NCL ブランド 約 2,570 万、高級 約 780 万。NCL ブランドの純イールドは 2025 年の 1.31 倍(物価に 10 ポイント届かない)、高級は 1.37 倍。ロイヤルの供給増のカリブ海でも、新造船と私有島で下げ幅を抑える。純収入 142.1 億ドル、営業利益 32.0 億ドル(純収入比 22.5%)、純利益 24.4 億ドル(純利息 約 6.3 億ドル)。純債務は約 100 億ドルまで減り、2032 年から自社株買い。還元は 10 年で 30 億ドル(正味)。ブランドは持ち直したが、競合(ロイヤル・カーニバル・MSC)に対する価格の差は残る。倍率は正当化 PER 11.2 倍の 8.5 割にあたる 9.6 倍に置いた。

  • ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL ブランド):数量 25.7(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 3.45(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 89 億ドル・営業利益 19 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)
  • 高級(オセアニア・リージェント):数量 7.8(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 6.85(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 53 億ドル・営業利益 18 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)

倍率:上限の正当化 PER 11.2 倍に対し、9.6 倍(8.5 割)に置いた。中立の 8.0 割に、利益の質がよい分を上乗せした(やや楽観 +0.5 割)。上限の中身は g 4.0%、RONIC 13.4%(k 10.25% + 残る割合 0.33 ×(事業の ROE − k))、moat は 弱い。式は (1−g÷RONIC)÷(k−g)。事業の ROE 19.8%(帳簿の自己資本 ROE(その筋書きの純利益 ÷ 自己資本))。時価総額は、書いた純利益 24 億ドル × 9.6 倍で 233 億ドル。純負債と利払いは純利益に入っているので、借金はさらに引かない。

確率:立て直しが物価並みまでは届かないが、利益率がかなり戻る形。クルーズの中ではこの会社の上振れとして 15%。

中立 30% 中立:2025 年の利益率に届かず、純イールドは物価を 20 ポイント下回る 利益 20 億ドル · PER 8.9 倍 · 株価時価総額 38.01 ドル175 億ドル

2035 年のキャパシティ日数は NCL ブランド 約 2,540 万(2025 年の 1.23 倍)、高級 約 760 万(1.95 倍)。世界の乗客が 5,700 万人(年 +4.4%)へ増える中で、NCLH の供給は年 +2.7% にとどまり、シェアは約 1 割から約 8.5% へ下がる。NCL ブランドの純イールドは 2025 年の 1.21 倍(物価 1.41 倍に 20 ポイント届かない。2026〜27 年の下げが残り、その後は新造船の値の高さで年 +4% 台まで戻る)、高級は 1.34 倍。純収入 132.2 億ドル(今の 1.78 倍)、営業利益 27.7 億ドル(純収入比 21.0%。2025 年の 22.8% を下回り、ロイヤルとの差が開いたまま)、純利益 19.7 億ドル(純債務は約 120 億ドル、純利息 約 7.0 億ドル)。2029 年から設備投資が下がり、年 10 億ドル前後を返済へ回し、2032 年以降に自社株買いを再開。還元は 10 年で 20 億ドル(株式報酬の分を引いた正味)。倍率は正当化 PER 11.1 倍の 8.0 割にあたる 8.9 倍に置いた。

  • ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL ブランド):数量 25.4(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 3.20(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 81 億ドル・営業利益 16 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)
  • 高級(オセアニア・リージェント):数量 7.6(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 6.70(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 51 億ドル・営業利益 17 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)

倍率:上限の正当化 PER 11.1 倍に対し、8.9 倍(8.0 割)に置いた。新しく投じる資本の稼ぎは先で薄れるので 8.0 割に置いた。上限の中身は g 4.0%、RONIC 13.0%(k 10.25% + 残る割合 0.33 ×(事業の ROE − k))、moat は 弱い。式は (1−g÷RONIC)÷(k−g)。事業の ROE 18.5%(帳簿の自己資本 ROE(その筋書きの純利益 ÷ 自己資本))。時価総額は、書いた純利益 20 億ドル × 8.9 倍で 174 億ドル。純負債と利払いは純利益に入っているので、借金はさらに引かない。

確率:業界ノートの中立(ネット・イールド 年 +3%)より回復が弱く、2025 年の 22.8% を下回る利益率に収まる形。立て直しに時間がかかり、循環の谷が 1 回含まれる前提で 30% と、通常の中立より薄く置いた。

やや悲観 28% やや悪い:競合に押され、利益率は 2019〜2025 年の下端 利益 13 億ドル · PER 7.6 倍 · 株価時価総額 21.54 ドル99 億ドル

2035 年のキャパシティ日数は NCL ブランド 約 2,460 万、高級 約 720 万(新造船の一部を延期・売却)。NCL ブランドの純イールドは 2025 年の 1.14 倍(物価に 27 ポイント届かない)、高級は 1.28 倍。ロイヤル・カリビアンと MSC クルーズの新造船がカリブ海を埋め、値上げが効かず、2027〜28 年の価格見直しが利益率の回復を伴わない。純収入 119.9 億ドル、営業利益 21.8 億ドル(純収入比 18.2%)、純利益 13.1 億ドル(純債務は約 140 億ドル、純利息 約 8.0 億ドル)。景気の谷が 1 回挟まり、2030 年の満期を借り換えながら最小限の自社株買い。還元は 10 年で 8 億ドル(正味)。会社は残り黒字だが、「優良」とは言えない水準で止まる。倍率は正当化 PER 10.8 倍の 7.0 割にあたる 7.5 倍に置いた。

  • ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL ブランド):数量 24.6(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 3.00(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 74 億ドル・営業利益 13 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)
  • 高級(オセアニア・リージェント):数量 7.2(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 6.40(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 46 億ドル・営業利益 14 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)

倍率:上限の正当化 PER 10.8 倍に対し、7.5 倍(7.0 割)に置いた。中立(8.0 割)より 0.5 割低くした。利益の質が悪い筋書きだからだ。上限の中身は g 4.0%、RONIC 12.3%(k 10.25% + 残る割合 0.33 ×(事業の ROE − k))、moat は 弱い。式は (1−g÷RONIC)÷(k−g)。事業の ROE 16.3%(帳簿の自己資本 ROE(その筋書きの純利益 ÷ 自己資本))。時価総額は、書いた純利益 13 億ドル × 7.5 倍で 99 億ドル。純負債と利払いは純利益に入っているので、借金はさらに引かない。

確率:競合(ロイヤル・カーニバル・MSC)に押され、利益率が 2019〜2025 年の幅の下端にとどまる形。借金が重く、中立に近い確率で起きると見て 28% と厚く置いた。

悲観 22% 悲観:構造的に負け、借金が重く増資と薄まりで株主の持ち分が削られる 利益 −5 億ドル · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 2.16 ドル10 億ドル

2035 年のキャパシティ日数は NCL ブランド 約 2,250 万(新造船を延期・売却し、古い船は廃船)、高級 約 550 万(オセアニア・リージェントの新造船の一部を取り消す)。NCL ブランドの純イールドは 2025 年の 0.89 倍(物価 1.41 倍と比べ 37% 低い。家族向けでロイヤル・カーニバル・MSC に取られ、値引きで埋める)、高級は 1.06 倍。純収入 82.0 億ドル、営業利益 5.1 億ドル(純収入比 6.2%)、純利息 約 10 億ドルで純損失 4.7 億ドル。2020 年に続く 2 度目の苦境で、純負債が 150 億ドル前後で動かず、2028〜30 年の景気後退と 2030 年の満期の借り換えのため、債務の株式への転換で借り換えをしのぎ(現金の払い込みは受けない)、株主の持ち分が薄まる形を受け入れる。資産(船)は残り、運航は続くが、株主の持ち分は大きく薄まる。バリュー投資の目では、堀がほとんど残らず、借金だけが重い会社。

  • ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL ブランド):数量 22.5(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 2.35(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 53 億ドル・営業利益 4 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)
  • 高級(オセアニア・リージェント):数量 5.5(キャパシティ日数(百万。定員×日数))× 価格 5.30(純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100))→ 売上 29 億ドル・営業利益 6 億ドル。キャパシティ日数(百万)と純イールド(億ドル/百万日)

倍率:10 年の悲観は構造的に負けた会社。純損失の年を含み、稼ぐ力(純利益 ÷ k)は値がつかないので PER でなく PBR で床を置く。床は、船を売って借入を返した残り(税後)に近い値:船の簿価は借入の 1.1 倍ほどで、自己資本 22 億ドル分の余裕しかなく、売却益の税と売り急ぎの値引きもあるので、今の自己資本 22 億ドルの 0.45 倍(約 9.9 億ドル)を置いた。市場の値付けには寄せていない。10 年の純利益の合計は約 −2.9 億ドルで、債務の株式への転換で株主の持ち分は薄まるが、現金の払い込みは受けない。EV(純有利子負債 153 億ドルを今の値で足す)÷ 営業利益では 32 倍で、借金を含めると PER ほど安くはない。借金の重さは quality の debt と悲観の深さに入れた。

確率:10 年で優良さを失い、借金と景気後退で株主の持ち分が大きく薄まる形。純レバレッジ 6 倍超・燃料の半分近くが未ヘッジ・ブランドの弱さ・2020 年と 2022 年の下落(−81%・−57%)を考え、存続の危うさを k でなく確率で表す。22%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL ブランド)

家族・ミドル層向けの大型客船。20 隻、定員の約 8 割。カリブ海・アラスカ・欧州。純収入ベース。

数量キャパシティ日数(百万。定員×日数)価格純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100)売上営業利益
今 2025/12 20.7 2.64 55 13
10 年後 中立 25.4 3.20 81 16

取り方:2025 年のキャパシティ日数(定員×日数)は約 2,460 万と推定(2026 年見通し 2,625 万が 6〜7% 増とされるため)。ベッド数でオセアニア・リージェントが約 19%(2025 年末の 34 隻・約 7.1 万ベッドのうちオセアニア 8 隻・リージェント 6 隻)なので、NCL ブランドを 2,070 万、高級 2 ブランドを 390 万と置いた。純収入(会社の指標:売上から旅行代理店の手数料・運賃連動費・船内の仕入れを除いたもの)は、2026 年見通しの調整後 EBITDA 約 25 億ドル ÷ 営業 EBITDA 利益率 33.2% ≒ 75.3 億ドル、2026 年の純イールド −4.7% から 2025 年を約 74.1 億ドル(純イールド 約 301 ドル)と逆算。区分別の開示はなく、高級 2 ブランドの純イールドを約 500 ドル(NCL ブランドの約 1.9 倍)と推定した。営業利益(GAAP)は全社 16.9 億ドルを、NCL 12.5・高級 7.2・本社費など −2.8 に分けた推定。

高級(オセアニア・リージェント)

オセアニア 8 隻、リージェント 6 隻。大人向けの高級・ラグジュアリー。定員の約 2 割だが純収入の約 26%。

数量キャパシティ日数(百万。定員×日数)価格純イールド(億ドル/百万キャパシティ日数 = 1 日あたりのドル ÷ 100)売上営業利益
今 2025/12 3.9 5.00 20 7
10 年後 中立 7.6 6.70 51 17

取り方:オセアニア(8 隻)とリージェント(6 隻)の合計。定員の約 19% に対し、純イールドが NCL ブランドの約 1.9 倍と推定され、純収入は全社の約 26%(19.5 億ドル)。2037 年までの新造船 16 隻のうち 9 隻(オセアニア・ソナタ級 5、リージェント・プレステージ級 4)が高級で、キャパシティ日数の伸びは NCL ブランドより速い。営業利益 7.2 億ドルは純収入比 37%(推定。高級クルーズは運賃が高く、純収入に対する費用の比が低い)。

リスクと懸念

NCL ブランドの需要の弱さが一時的でない

2026 年に純イールドの見通しをほぼ横ばいから −4.7% へ、7〜9 月は −8.8% まで下げ、「向こう 12 か月の予約が望む水準を下回る」と会社が認めた。理由は会社の「実行の課題」と中東の紛争とされるが、競合は見通しを上げており、家族客がロイヤル・カーニバル・MSC に流れている可能性がある。価格見直しは 2028 年以降の航海にしか効かない。

純レバレッジ 6 倍超と純債務の増加

純債務は 2026 年 6 月末で 148 億ドル(5.3 倍)、年末は 6 倍超の見通し。設備投資(総額)が 2026・2027 年に約 34 億ドルと営業キャッシュフローを上回り、2028 年末の純債務は約 175 億ドル(推定)。景気後退で EBITDA が 3 割落ちれば 9 倍超になる。コベナンツは資産に対する借入 0.70 倍未満・流動性 2.5 億ドル以上。

2030 年の転換社債と借り換え

大きな満期は 2030 年まで少ないが、2030 年に転換社債が約 17.6 億ドル(0.875% 約 3.5 億、0.75% 約 14.1 億ドル)あり、株価が転換価格を下回れば現金で返す。低い金利(1% 弱)の借金が高い金利(5% 台)へ置き換わるので、純利息は 2026 年見通し 7.05 億ドルから 9〜10 億ドルへ増える。

景気後退と燃料(半分近く未ヘッジ)

クルーズは消費の中で最も景気に敏感で、株価は 2020 年に −81%、2022 年に −57%。2026 年の燃料の約 52%、2027 年の約 62% が未ヘッジで、燃料 10% の変動が通期の純利益で約 2.3 億ドル動く(会社の感応度から換算)。2026 年 4〜6 月のヘッジ後の単価は 1 トン 888 ドル(2025 年は 659 ドル)。

競合の供給増とカリブ海の値

ロイヤル・カリビアンは 2027 年 +4%・2028 年 +6%・2029 年 +7% と供給を増やし、MSC クルーズも新造船を入れる。カーニバルは供給を絞るが、私有島(セレブレーション・ケイ)で家族客を取る。NCLH は 2026 年に供給を 6〜7% 増やしたところで需要が弱まった。カリブ海の値が物価を下回れば、NCL ブランドの純イールドは戻らない。

新造船の資本の重さと造船所への依存

2037 年までの新造船 16 隻(約 4.3 万ベッド)のうち、2033・2036・2037 年の一部は資金調達が前提。発注から引き渡しまで 3〜4 年かかり、遅れや費用の上昇がありうる。需要が弱っても船は来て、純レバレッジを下げるのが遅れる。

中東・事故・ハリケーン・感染症

2026 年の見通しの引き下げに中東の紛争が入った。ハリケーン・船内の事故・感染症(2020 年の運航停止)で船が動かなくなれば、稼働と単価が同時に落ちる。キャッシュの余裕が小さい(現金 2.2 億ドル、リボルビング・ローンの空き約 13 億ドル)うえ借金が重いので、回復も遅く、2020 年のように増資や担保付きの借入に頼る事態になりうる。

今後の分かれ目

2027 年の純イールドが −1% で下げ止まり、2028 年に +3% に戻る
中立どおりで、2028 年の純利益は 5〜6 億ドル、純レバレッジは 6 倍前後。回復の確証はまだなく、確率は中立のまま。
純イールドが 2027 年に 2026 年より 4% 以上下がる
やや悲観へ移る。2028 年の純利益は 3 億ドル前後、純債務は約 181 億ドルへ増え、船の追加売却か増資の議論が出る。
新しい値付けと広告で、2027 年の予約が前年を上回り始める
やや楽観へ移る。価格見直しの効果が 2028 年を待たず出て、2028 年の純利益は 8 億ドル近くになりうる。
2028〜2029 年に景気後退が来て、純イールドが 10% 下がる
EBITDA が約 3 割落ち、純損失、純レバレッジ 9 倍超。配当・自社株買いは当面なく、増資と転換社債の借り換えが課題。谷の時価総額は今の約 35% まで下がりうる。
2029 年から設備投資が下がり、年 10 億ドルを返済に回して純レバレッジが 4.5 倍へ向かう
純利息が減って純利益が増え、2032 年ごろから自社株買いが再開できる。中立から楽観側の確率を厚くする材料。
原油(燃料)が 2026 年の水準からさらに 10% 上がる
未ヘッジの分で年 2 億ドル前後の純利益が減る(ヘッジ後の単価でなく、ヘッジしていない 5 割弱の分)。

見ておくもの

  • 純イールドの伸び(為替除く)と、キャパシティ日数の伸びとの差(2026 年 10〜12 月・2027 年の見通し)
  • 向こう 12 か月の予約の積み上がりと、直前販売の価格(NCL ブランド)
  • 純レバレッジ(EBITDA 比)と、純債務の増減(年末 6 倍超が最高点か)
  • 燃料を除く費用(キャパシティ日数あたり)とコスト削減 2.25 億ドルの進み具合
  • グレート・スターラップ・ケイの来訪者と、カリブ海での競合(ロイヤル・カーニバル・MSC)の価格
  • 2030 年の転換社債(約 17.6 億ドル)と満期の借り換え
  • 新造船(プリマ級・アウラ・ソナタ級・プレステージ級)の引き渡し時期と資金調達
  • 株主(エリオット)と取締役会の動き、経営陣の人事

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額 69 億ドル(2026 年の純利益 約 7 億ドルの PER 約 10 倍)を見る前に、NCL ブランドと高級 2 ブランドに分け、キャパシティ日数 × 純イールドで純収入を積み、営業利益率で利益を置いた。倍率は k 10.25%(基本 8.0% + quality +2.25%)・g 4% の利益ベースの正当化 PER(RONIC = k + 1/3 ×(筋書きの ROE − k)。堀が弱い)の 7〜9 割に置き、10 年目の利益に ×(1+g) を掛けた(中立 8.9 倍)。結果は中立で今の時価総額を上回るが、悲観・やや悲観が厚く(合計 50%)、総合はやや割高(差 -15%)。10 年の上振れは純利益が今の約 3 倍になることから来る。悲観は船を売って借金を返した残りの床(今の自己資本の 0.45 倍)で置いた。今の倍率や過去の中央への寄せはしていない。

資本コスト 10.3% = 無リスク金利 5% + β 4.23 × 5%。資本コスト k = 基本 8.0% + quality +2.25% = 10.25%(v2。株価の揺れ(β)は使わない)。景気連動の強さと借金の重さを quality の cycle・debt で見た。2030 年の満期の借り換えという個別のリスクは k に足さず、悲観の確率と深さで表した。事業は運航を続けており倒れる会社ではないので extra は 0。

同じ業種(一般消費財・サービス)の AI 分析

割安 ウィン・リゾーツWYNN マカオ・ラスベガス・ボストンで稼ぐ高級カジノ・リゾート。マカオのシェアは上昇中だが純負債が EBITDAR の約 4 倍と重く、資本コスト 9.75% の利益ベースの倍率でも今の値段は割安 本質価値との差 +46.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 レナーLEN 「量を守る」薄利の入門・中級向け住宅建設。資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(堀が弱く約 10 倍)で見ても、利益が谷に近い今の時価総額は 10 年で割安 本質価値との差 +36.4% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 フォード・モーターF 稼ぎ頭の商用車と F シリーズを持つ北米の自動車大手。EV の赤字が止まれば今の値段は低すぎるが、保証費用・関税・景気の谷に弱く、資本配分の履歴は均質でない 本質価値との差 +30.9% · 10 年 割安(年 +11.1%) やや割安 デッカーズ・アウトドアDECK HOKA と UGG の 2 本柱で営業利益率 20% 台前半。利益ベースの倍率でもやや割安だが、競合と流行の影響が大きい 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ルルレモン・アスレティカLULU 北米でブランドの熱が冷め利益が谷へ。借金なし・利益率の高い会社で、式で測ると割安側、勝負は製品力と中国 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 ラスベガス・サンズLVS マカオとシンガポールだけで稼ぐカジノ・リゾート。稼ぎの 5 割超はマリーナ・ベイ・サンズ。借金と中国の景気に弱いが、資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率でも今の値段はやや割安 本質価値との差 +25.5% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 カーニバルCCL 世界最大のクルーズ会社。利益率はロイヤルの約 6 割だが、借金を返して投資適格に戻り、資本コスト 9.75% の利益ベースの倍率で見ても今の値段はやや割安 本質価値との差 +22.2% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 ゼネラル・モーターズGM ピックアップと SUV で稼ぐ北米の自動車最大手。EV 事業の損失は止まりつつあり、利益の質を保てれば今の値段は低すぎる一方、景気の谷と関税に弱い 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 ブッキング・ホールディングスBKNG 世界の宿泊予約の入口を握る高収益の仲介業。AI が入口を奪うかが全てだが、資本コスト 8.75% の利益ベースの倍率で測ると、悲観を厚く置いてもやや割安 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドミノ・ピザDPZ 世界 2.2 万店・97% が加盟店のピザ宅配本社で、堀は厚いが米国の既存店が止まり借金 4 倍超。利益ベースの倍率で中立は 10 年で年 +9% 前後、総合はやや割安 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 NVRNVR 土地を持たない仕組みで ROE 2 割台を保つ住宅建設。資本コスト 8.75% の利益ベースの倍率で見ると今の PER 11.9 倍は 10 年でやや割安だが、粗利益率は下り坂 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 オートゾーンAZO 商業の成長と店舗網で堀は厚いが、DIY の客数減と借入頼みの買い戻しが重い。利益ベースで測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 D.R.ホートンDHI 量より利益率を守る入門向け最大手。資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(堀が弱く約 10 倍)で見ると、10 年の伸びの分だけ今の値段はやや割安 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 マクドナルドMCD 世界最大の外食の不動産と加盟店網の堀は厚いが、客数の減少と加盟店の収益悪化が重い。それらを確率で厚く織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段をやや上回り、中立で 10 年の年率は +8% 前後の適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ナイキNKE 世界最大のスポーツブランドが利益の谷にいる。回復を利益ベースの倍率で測るとほぼ適正、勝負は卸の棚と中国 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 プルトグループPHM 土地をオプション中心で持つ、粗利益率の高い 3 層分散の住宅建設。資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(堀が弱く約 10 倍)で見ると、今の PER 約 10 倍は 10 年でやや割安 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 タペストリーTPR コーチの熱が利益率を過去最高に押し上げた。利益ベースの倍率で測るとほぼ適正、勝負は流行が冷めるか 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 チポトレ・メキシカン・グリルCMG 直営の外食で最も資本効率が高く、北米 7,000 店の出店余地も残るが、客数の弱さと利益率の低下が続き、強気と慎重の幅が広い。利益ベースで測ると 10 年の中立は今の時価総額を上回るが、客数の弱さを織り込んだ総合は適正 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 MGMリゾート・インタナショナルMGM ラスベガス・マカオ・米国の地域カジノを賃借で持つ総合カジノ。固定の賃料が年 約 22 億ドルあり、利益が景気と価格に大きく振れる。資本コスト 10% の利益ベースの倍率では今の値段は適正 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 TJX カンパニーズTJX オフプライス小売の最大手。仕入れの堀は景気が悪いほど強いが、中立の年率は資本コストに届かず、総合はほぼ適正 本質価値との差 −6.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 ロウズ・カンパニーズLOW ホーム・デポに次ぐ 2 番手の優良小売。買収後の債務と DIY の弱さを厚く見ると、PER 16.6 倍は資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(約 14 倍)と近く、今の値段は適正 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ロイヤル・カリビアン・グループRCL ロイヤル・カリビアンは純収入ベースの営業利益率が 33% 超とクルーズ最強だが、借金を抱えた景気連動の船会社で、資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(PER 約 12 倍)では今の値段は適正 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) やや割高 エクスペディア・グループEXPE B2B の高成長と直販の厚みで利益率が上がる途中。資本コスト 9% の利益ベースの倍率で数えると、勢いは確かだが今の値段は適正 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 オライリー・オートモーティブORLY プロ向けの配送網と部品小売の安定で堀は厚い。利益ベースで測ると今の値段は妥当からやや高めで、中立の年率は資本コストに届かない 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ジェニュイン・パーツGPC 自動車の NAPA と産業のモーションの 2 本立て。分離(2027 年第 1 四半期)で価値が出るが、自動車の利益率の低さと借金が重い 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ヤム・ブランズYUM ピザハットを売って KFC とタコベルに絞った外食フランチャイズ本社で、堀は厚く成長も続くが、倍率が k−g の薄さに敏感で、利益ベースで測ると中立の 10 年は年 +5% 前後で、総合はやや割高 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ベスト・バイBBY 米国最大の家電専門店。パソコン・携帯の買い替えで利益率は持ち直したが、アマゾン・ウォルマートに挟まれ、堀が薄い耐久財の小売として見る 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ダーデン・レストランツDRI フルサービス外食の最大手で、ロングホーンの勢いと出店で伸びるが、オリーブガーデンの客数の弱さと牛肉・人件費が重い。利益ベースで測ると 10 年の中立は今の時価総額を上回るが、悲観側の厚みと資本コストを織り込むと総合はやや割高 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 トラクター・サプライTSCO 田舎暮らしのペット・畜産・庭・補修用品を 2,600 店超で売る米国最大の農村向け専門小売。堀は店の近さと専門品だが、2026 年は既存店が落ち、利益率の下げ止まりが論点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ラルフローレンRL 世代を超えて売れる定番ブランドで利益率は過去最高。勝負は熱の持続とアジアの伸び 本質価値との差 −25.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 アマゾン・ドット・コムAMZN AWS と広告の利益は本物。設備投資の重さを ROE に入れ、資本コスト 8% と利益ベースの倍率で測ると、今の値段は楽観の筋書きまで先取りしてやや割高 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 イーベイEBAY 取扱高と手数料率が上向く成熟した古参の中古市場。今の PER 26 倍は利益ベースの倍率(約 14 倍)を大きく超えており、買収提案の観測を除くと本質価値は下でやや割高 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ホーム・デポHD プロの囲い込みで堀は厚い。資本コスト 8.75% の利益ベースで倍率を引き直すと、住宅の停滞と買収後の債務を厚く見て、今の値段はやや割高 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 アプティブ・ホールディングスAPTV 配線事業を分離した後の「ニュー・アプティブ」。EC が稼ぎ、IS が足を引く部品会社で、純負債 46 億ドルと、中国・欧州の弱さを抱える 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) 割高 エアビーアンドビーABNB 民泊の最大手で資産が軽く高収益。10 年で年 1 割の成長と純現金を数えても、利益ベースの倍率(約 14 倍)で測ると今の PER 41 倍は高く、やや割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 アルタ・ビューティULTA 化粧品の「安い品から高級品、美容室まで」を一つの店で売る米国最大の美容専門小売。会員と品ぞろえが堀だが、セフォラとマスに挟まれる位置で、利益ベースの倍率では今の値段はやや割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ロス・ストアーズROST 米国オフプライス 2 位。客数が絶好調だが、利益ベースの倍率(約 16 倍)で測ると今の値段は高く、総合は割高 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 マリオット・インターナショナルMAR 世界最大のホテル手数料事業で堀は厚いが、今の PER 39 倍は利益ベースの倍率(約 18 倍)を大きく上回り、中立の 10 年の年率は +3% にとどまり割高 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ハスブロHAS 利益の約 9 割をマジックが稼ぐ一本足の玩具・ゲーム会社。利益ベースの倍率で測ると今の値段はやや割高で、2025〜26 年の高い水準が続くかが焦点 本質価値との差 −36.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 カルバナCVNA 年 80 万台まで来た中古車ネット販売の最大手。利益ベースの倍率で測ると今の時価総額を大きく下回り割高。利益は景気と与信市場に強く振れる 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ウィリアムズ・ソノマWSM 家具とキッチンの設計を自社で握る高収益の小売。10 年で稼ぎは伸びるが、利益ベースの倍率で見ると今の値段は割高で、関税と住宅の回転が値段を大きく左右する 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスHLT 世界最大級の手数料事業で堀は厚いが、今の PER 54 倍は利益ベースの倍率の上限(約 23 倍)の倍以上で、中立の 10 年の時価総額は今を下回り割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 スターバックスSBUX 世界 4.1 万店のコーヒーの堀は残るが、立て直しの反動を織り込んだ今の時価総額は利益の回復後の値より高く、中立でも 10 年の年率は 2% 前後で資本コスト 8.5% に届かず割高 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ドアダッシュDASH 米国の即時配達で約 6 割を握る成長企業。利益率の立ち上がりが全てで、資本コスト 8.5% と利益ベースの倍率で見ると今の値段は強気の筋書きも上回り、割高 本質価値との差 −51.1% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 ガーミンGRMN 専門機器の優良企業。利益ベースの倍率(約 13 倍)で測ると今の値段は高く、総合は割高 本質価値との差 −53.4% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 テスラTSLA 本業の利益は薄いのに、ロボタクシーとロボットへの期待だけで時価総額は 1.1 兆ドル超。今の値段に届くのは楽観の筋書きだけ 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −9.3%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. NCLH 2026 年 4〜6 月決算(8-K)
  2. NCLH 2026 年 4〜6 月決算の要約(Cruise Industry News)
  3. NCLH 2025 年通期決算の要約(Cruise Industry News)
  4. NCLH 2025 年 12 月期 10-K(船隊・新造船・転換社債)
  5. ターンアラウンド計画とコスト削減 2.25 億ドル(TTG)
  6. 2026 年 4〜6 月決算コールの要約(Travel Weekly)
  7. NCLH の時価総額(stockanalysis.com)
  8. NCLH の新造船の発注(Seatrade Cruise)

分析日 2026-10-16