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マテル MAT

バービーとホットウィールの商標は残るが、乳幼児玩具の衰退と映像投資の不確実性が重い。株主還元を含む10年価値はやや割安。

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)19.32 ドル56 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)15.4 ドル45 億ドル差 +25.3%
10 年後から見ると やや割安 価値 19.32 ドル56 億ドル · 差 +25.3% · 期待の年率 +12.0%
期待の年率リターン(10 年)+12.0%資本コスト比 +3.0 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約1.5%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

マテルはバービー、ホットウィール、フィッシャープライスを持つ世界有数の玩具会社である。筆者の結論は「やや割安」だが、安さの源は高成長ではなく、既存の商標が生む利益と自社株買いにある。物を売る玩具会社から知的財産を多方面で使う会社へ変わろうとしているが、その転換はまだ完成していない。

2025年の売上は約54億ドル、純利益は約4億ドルだった。ホットウィールの世界出荷は伸びる一方、バービーと乳幼児向けは弱い。2026年4~6月期は売上が前年同期比10%増えたのに、関税・販促費・投資負担で営業利益は大きく減り、四半期純損失になった。11月5日予定の第3四半期発表前で、回復を既成事実にはできない。

2026年秋には最高経営責任者と財務責任者が交代し、約18%を保有するエッジポイントが取締役を送り込んだ。売却を求める株主の声と買収への非拘束的な関心はあるが、会社全体の売却合意は確認できない。買収益を価値に上乗せせず、玩具の数量と利益の道筋で判断する。10年後の中立では車両玩具とゲームの伸びが人形の停滞を補う。ただし、悲観側の確率を厚くし、安値だから必ず回復するとは考えない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、マテルの価値は長く愛される玩具の名前を、費用を掛け過ぎずに売り続けられるかで決まる。ホットウィールを毎年買い足す親子や収集家は、広告で一から需要を作る必要がない。その意味で、商標には繰り返し利益を生む力がある。工場や金型だけでは再現できない財産である。

一方で、バービー映画の大ヒットを毎年の利益の前提にすることはできない。2026年公開の「マスターズ・オブ・ザ・ユニバース」の世界興収は製作費を下回り、映画の成功率は予測しにくい。小売りへの値引き、映画の権利料、販促費を払い終えて残る現金こそ株主の取り分である。財務が回復したからといって、2017年のような失速が起きない保証はない。

経営の資本配分は半分成功、半分は留保付きで評価する。2023年以降の買戻しで株数は減ったが、2025年には稼いだ現金以上を買っている。新しいデジタル事業に資金を振り向けるなら、利用者の獲得費用を引いても資本コストを上回る証拠が欲しい。新たな大型買収や非公開化の噂に無条件の価値を認めない。

中立では、成熟した市場のなかで車両玩具とゲームが弱い部門を補い、利益率が回復する。10年で還元を受け取れることも投資家には大きい。しかし、会社全体の堀は盤石ではなく、悪い筋書きでは取り戻せない損失が生じる。十分な安全域を求めるなら、目先の買収報道より本業の改善を確認したい。

何で稼ぐ会社か

売上の大部分はウォルマート、ターゲット、アマゾンなどへの玩具卸売である。2025年は北米が約30億ドル、海外が約23億ドルを稼いだ。報告セグメントは北米と海外だが、需要の寿命を見るには人形、自動車玩具、乳幼児、その他の遊び、デジタルを分けるほうがよい。会社は品目別の卸売請求額を示すが、値引き後の純売上は開示しないため、地域ごとの控除率を用いて推計した。

人形はバービー、モンスターハイ、ディズニープリンセス、アメリカンガールが中心で、2025年の請求額は約21億ドルだった。ホットウィールとマッチボックスなどの車両玩具は約20億ドルで、ホットウィールだけでも毎年大量の小型車を生産する。フィッシャープライスなど乳幼児向けの請求額は約8億ドルに縮み、アクションフィギュア、ブロック、UNOなどのゲームとその他は約12億ドルとなった。

稼ぎは商品の原価だけで決まらない。世界的な広告、販路への値引き、映画や他社作品のライセンス料、在庫を先に抱える季節性が利益を左右する。地域別のセグメント利益合計から本社経費を差し引くと、会社全体の営業利益になる。人形と車両玩具の単価は高級版やセットの比率にも動かされるため、単純な定価上昇とは区別した。

2026年3月には共同出資だったマテル163の残り半分を取得し、モバイルゲームを連結した。取得前の2025年には連結売上を計上しないため、デジタルの基準数量はゼロとした。買収前からゲームには約2,000万人の月間利用者がいた。映画のバービーの成功は商標の広がりを示したが、映画一本の興行収入がそのままマテルの売上になるわけではなく、製作・配給会社との取り分で決まる。

優良さと弱いところ

強みは、子どもが商品名を覚えるほど長く続いた商標である。バービーとホットウィールは半世紀以上にわたり世代を越え、マテルは2025年に人形、車両、乳幼児の主要分野で世界首位と説明している。映画化やゲーム化の入口も自社で持てる。新興メーカーが広告費だけで同じ認知を得るのは難しい。

ただし、商標の知名度は強い値上げ権と同じではない。人形は映画の翌年以降に失速し、2025年のバービーの請求額は11%減った。2026年前半も弱く、フィッシャープライスの減少も続いた。小売りの売場と販促は大手3社に強く左右され、2025年の売上の42%を占める。価格を守るため広告・値引きが増えるなら、商標の堀は利益に変わらない。

資本効率は回復したが、安定して優良だった歴史はない。2017~19年の赤字で自己資本が大きく傷み、過去10年のROE中央値は15.5%にとどまる。2023年から買い戻した株数は多いものの、2025年の自社株買いはフリーキャッシュフローを上回った。継続して生む現金と買戻し価格の両方を見る必要がある。

成長投資の合否は、マテル163の利用者と課金、映画由来の玩具の再購入、車両玩具の数量で判断する。生成AIは制作費を下げても、新しい競合キャラクターを増やす。ブランドの寿命に賭ける価値はあるが、世界首位という順位だけで会社全体を「強い堀」とはしない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界の玩具小売市場は2025年に約1,230億ドルへ拡大し、前年比8%増だった。調査対象12市場では販売個数が3%増、平均単価も3%上がった。市場の上昇をマテルの恒常的な数量成長に置き換えてはならない。収集品は大きく伸びたが、通常の人形や乳幼児玩具は長期にわたり縮んでいる。15歳以上の購入者の比率が上がり、人口だけでは説明できない市場に変わっている。

米国の2025年追跡小売売上では人形が25億ドル、車両が19億ドル、乳幼児玩具が33億ドル、アクションフィギュア・ブロック・ゲームは合計113億ドルだった。追跡対象は市場の約68%にすぎない。これを拡大し、北米卸売請求額に小売上乗せ1.5~1.8倍を仮定すると、米国参考シェアは人形45~55%、車両45~55%、乳幼児12~18%、その他5~9%程度となる。国、値引き、販路の違いがあるため確定値ではない。競合各社の同一定義のシェアは公表資料から確認できない。

ライバルのレゴは2025年に売上を12%増やし、営業利益率が26%を超えた。ブロックではマテルの新ブランド「ブリックショップ」は後発だ。ハスブロはトレーディングカード「マジック」の高収益が強みで、マテルはそこを同じようには稼げない。人形ではエムジーエーのL.O.L.サプライズ、アクションではスピンマスター、車両ではタカラトミーや低価格の模倣品が競う。

今後10年は、世界の玩具の実質需要を年0~1%程度、名目価格を年3.5%前後と見る。成熟国の出生減で乳幼児玩具の数量は減り、ホットウィールと大人向け収集品はシェアを取れる余地がある。関税・物流・プラスチックの原価は製品の値付けより早く上がり得る。AIエージェントによる人月・席課金の代替類型には該当しないが、AI制作の低価格コンテンツが競合IPを増やす危険はある。

資本政策と M&A

2025年は6億ドルの自社株買いを実行し、配当は2018年以降再開していない。2023年からの買戻し累計は12億ドルを超え、会社は2026年2月に2028年末までを想定した15億ドルの新枠を設けた。2026年は4億ドルの買戻し予定を再確認している。通期見通しは為替を除く売上成長3~6%、調整後営業利益5.8~6.3億ドルで、GAAP利益の約束ではない。ただし株式報酬の希薄化を差し引くと、株主への正味の還元は公表買戻し額より小さい。

マテル163の残り50%は2026年3月に約1.8億ドルで取得した。2026年にはゲーム、直販、独自顧客データ、AI基盤などに約1.5億ドルを重点投資する方針で、コスト削減の累計目標は2.25億ドルである。会社は投資の利益寄与を2027年以降に期待するが、10年の増分利益率を保証するものではない。

2026年9月末に旧経営者が退き、ロジャー・リンチが経営を引き継ぐことになった。10月には新CFOの就任と、約18%保有のエッジポイントとの協調による取締役追加が続いた。他の株主は売却や事業再編を求め、オーセンティック・ブランズからの買収関心も報じられたが、成立した会社売却はない。少数株主の利益が守られるかは、買戻し価格と買収契約の条件次第である。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

マテルの商標は市場で見かける以上に寿命が長い。ホットウィールは大人の収集市場に広がり、生産数量の規模は他社が追いつきにくい。2025年の車両玩具の世界請求額は11%伸びた。人形もバービー、モンスターハイ、ディズニープリンセスの複数ブランドを持ち、2025年にディズニーとの契約を更新している。乳幼児向けが減っても、成人の趣味と映画関連の玩具で売場を作り直せる。

世界の玩具市場は人口の伸びだけで測れない。収集品やゲームは子どもの数が減っても伸び、2025年の業界の増収に貢献した。マテルは新しいブロック商品を投入し、他社のアニメや映画の作品も商品化できる。レゴのような高い製品開発力と利益率にはまだ及ばないが、追う側には改善の余地がある。

デジタルでは、既に約2,000万人が使っていたマテル163を完全子会社化した。UNOなどを利用者のいる場所で直接売れれば、映画が当たらなくてもIPの稼ぎ口が増える。2026年の投資負担は一過性で、翌年以降に販売費と重複する本社費を減らせる。生産拠点を分散させた効果も出てくる。

2026年秋の経営交代は、停滞した玩具企業をIP企業へ変える機会にもなる。大株主が取締役会に加わり、費用対効果を監視すれば無駄な投資を減らせる。買収報道の実現を条件にせずとも、車両玩具の販売数量と利益率が伸び、買戻しが続けば、株主に帰属する価値は今より大きくなる。

慎重な見方

売れる名前と、毎年値上げできる事業は違う。人形の請求額は2025年に7%減り、バービー自体は11%減った。乳幼児向けは17%減り、2026年春も落ち込んだ。映画が当たった翌年にも定価で売り続ける力がなければ、広告費と小売りへの値引きが増える。利益率は商標の知名度に反して下がり得る。

世界の玩具市場の拡大はマテルのものとは限らない。レゴは自社商品の創造性と繰り返し購入で高い利益率を維持し、ハスブロはカードゲームに強い。ポケモンの収集品が伸びてもマテルの売上には直結しない。大型量販店とオンラインモールの売場は限られ、低価格の模倣品と新興ブランドがマテルの定番品の棚を奪う。

2026年4~6月には売上が増えたのに利益が減った。関税、広告費、映画ライセンスの負担を販売価格に転嫁できていない証拠だ。買収したゲーム会社は利用者数が多くても、課金単価が上がるとは限らない。配信市場では新作の寿命が短く、広告で利用者を買う費用が利益を消す。

2017~19年の赤字は机上の可能性ではない。売上の4割超を占める3大顧客の発注が鈍れば、在庫と借金が一緒に重くなる。最高経営責任者と財務責任者の交代、外部株主の売却要求は変革を速める反面、安易な買収・会社売却を生む危険もある。確定していない買収観測を利益に足すべきではない。

どちらに重みを置いたか

商標の寿命については強い見方に分がある。しかし、2026年の利益悪化と経営体制の入れ替えが示すように、それを現金に変える道筋はまだ不安定である。楽観とやや楽観の合計を26%、中立を31%、やや悲観と悲観を43%とし、慎重な側に寄せた。

中立では車両玩具、ゲーム、費用改革によって利益が増え、正味の還元も積み上がる。この条件なら今の時価総額に対してやや割安となる。ただし買収観測の上乗せを一切含まず、2017年型の崩れを再現する悲観では資産の処分価値に近づくため、結論の確信度は高くない。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 30.48 ドル88 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 9.91 ドル29 億ドル)。 今の値に割り戻すと 19.32 ドル56 億ドル、今との差 +25.3%、 期待の年率 +12.0%(資本コスト 9.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 8% 79.93 ドル231 億ドル 19.73 ドル57 億ドル +546.3% +24.6% 7.97 ドル23 億ドル
やや楽観 18% 56.35 ドル163 億ドル 15.23 ドル44 億ドル +364.2% +19.8% 12.88 ドル37 億ドル
中立 31% 35.36 ドル102 億ドル 12.81 ドル37 億ドル +212.4% +14.7% 14.93 ドル43 億ドル
やや悲観 27% 9.79 ドル28 億ドル 5.19 ドル15 億ドル −2.8% −0.3% 4.04 ドル12 億ドル
悲観 16% 2.08 ドル6 億ドル 1.38 ドル4 億ドル −77.6% −16.1% 0.55 ドル2 億ドル
加重平均100% 30.48 ドル88 億ドル9.91 ドル29 億ドル +161.9% +12.0% 40.39 ドル117 億ドル

今の株価時価総額 15.42 ドル45 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 8% 楽観:商標が大人市場とデジタルへ広がり、車両が成長を主導 利益 16 億ドル · PER 14.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 79.93 ドル231 億ドル

ホットウィールの車両等価台数は7.8億台から10.5億台へ伸びる。大人の収集品とプレミアムセットが世界に広がり、単価も上がる。レゴやハスブロの顧客を一部取り、マテルの人形はディズニーとのライセンスを保ちながら再び流行を作る。人形の年間等価数量は1.23億点へ増える。

マテル・ブリックショップがレゴの一部を奪い、アクションフィギュアやUNOが定着する。マテル163の課金利用者基盤は月間6,500万人へ拡大し、年収益化は利用者1人当たり21ドルとなる。映画や映像は宣伝効果として扱い、一過性の興行収益を繰り返す前提にはしない。

商品粗利と本社機能の効率化が進み、全社売上は約121億ドル、営業利益は約22億ドルとなる。2026年の投資負担が利益に転じるが、販促費は引き続き必要である。GAAP純利益は15.5億ドルを見込み、10年間で利益85億ドルから正味57億ドルを株主に返す。新経営陣が企業買収より自社商標の育成を優先する筋書きである。

  • 人形・着せ替え:数量 1.2(人形・付属品の年販売個数(億点、推計))× 価格 28(1点当たり実質卸売単価(ドル、玩具セット混合))→ 売上 34 億ドル・営業利益 9 億ドル。人形の数量×品目構成別の卸売単価。映画の一時収入は別に足さない。
  • 車両・ミニカーと走行セット:数量 10.5(ホットウィール車両生産数に基づく車両等価数量(億台、推計))× 価格 3.48(1車両等価当たり卸売売上(ドル、コース等を含む))→ 売上 37 億ドル・営業利益 10 億ドル。車両等価台数×卸売単価。コースなどの売上も車両等価に換算。
  • 乳幼児・就学前玩具:数量 0.6(乳幼児向け玩具・用品の販売等価個数(億点、推計))× 価格 21(1等価個数当たり卸売売上(ドル、玩具・大型用品混合))→ 売上 12 億ドル・営業利益 2 億ドル。出生数・売場シェア×価格。乳幼児用品は単価が高く、数量は推計。
  • アクションフィギュア・ブロック・卓上ゲーム:数量 2.2(玩具・カード・ゲームセット等価販売数(億点、推計))× 価格 11(1等価点当たり卸売売上(ドル、ライセンス商品混合))→ 売上 25 億ドル・営業利益 5 億ドル。ゲーム・ブロック・アクションの販売等価点数×卸売単価。
  • マテル163・連結デジタルゲーム:数量 65.0(連結モバイルゲーム月間利用者(百万人、2025年は連結対象外))× 価格 0.21(月間利用者1百万人当たり年換算売上(億ドル))→ 売上 14 億ドル・営業利益 4 億ドル。連結デジタルゲームの月間利用者×利用者当たり年間収益。

倍率:k9.0%、2035年後のg4.0%(実質市場+1%、シェア横ばい、価格+3%)、ROE15.5÷50.3=30.8%、普通の堀で残存率1/2、RONIC19.9%。翌年利益の正当化PER15.98倍に1.04を掛け上限16.62倍。製品とデジタルがともに成功するが映画の再現性は低いため、上限の89.6%にあたる14.90倍。株式報酬はGAAPで費用済み。

確率:車両・人形・新ゲームの同時拡大に加えて利益率の高い水準での定着が必要であり、現状の人形不振と映画の当たり外れを考えて8%に抑えた。

やや楽観 18% やや楽観:車両とUNOが伸び、バービーの数量が回復 利益 11 億ドル · PER 14.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 56.35 ドル163 億ドル

ホットウィールは大人向けのプレミアム商品を増やし、車両等価台数は9.8億台になる。バービーは2025年の落ち込みから回復し、モンスターハイとディズニー作品が子ども向けの売場を支える。人形の等価数量は2025年の約1.1倍に戻る。

乳幼児向けの数量は減らないが、出生人口の伸びを当てにはしない。映画由来の玩具とUNO、ブリックショップでアクション・ゲームの数量を3割ほど増やす。レゴほどの市場占有率は取らず、ハスブロとも一定の住み分けが続く。マテル163は月間4,500万人を集め、広告宣伝費を払っても利益を残す。

商品別の利益改善と本社改革で売上は約101億ドル、営業利益は約17億ドルとなる。新経営体制は小規模なIP投資を優先し、大型の株式交換買収は想定しない。純利益は11.4億ドルとなり、期間累計65億ドルのうち正味44億ドルを還元する。営業の回復に比べ財務の改善は徐々に進む。

  • 人形・着せ替え:数量 1.1(人形・付属品の年販売個数(億点、推計))× 価格 27(1点当たり実質卸売単価(ドル、玩具セット混合))→ 売上 29 億ドル・営業利益 8 億ドル。人形の数量×品目構成別の卸売単価。映画の一時収入は別に足さない。
  • 車両・ミニカーと走行セット:数量 9.8(ホットウィール車両生産数に基づく車両等価数量(億台、推計))× 価格 3.28(1車両等価当たり卸売売上(ドル、コース等を含む))→ 売上 32 億ドル・営業利益 9 億ドル。車両等価台数×卸売単価。コースなどの売上も車両等価に換算。
  • 乳幼児・就学前玩具:数量 0.5(乳幼児向け玩具・用品の販売等価個数(億点、推計))× 価格 20(1等価個数当たり卸売売上(ドル、玩具・大型用品混合))→ 売上 10 億ドル・営業利益 2 億ドル。出生数・売場シェア×価格。乳幼児用品は単価が高く、数量は推計。
  • アクションフィギュア・ブロック・卓上ゲーム:数量 2.0(玩具・カード・ゲームセット等価販売数(億点、推計))× 価格 11(1等価点当たり卸売売上(ドル、ライセンス商品混合))→ 売上 21 億ドル・営業利益 4 億ドル。ゲーム・ブロック・アクションの販売等価点数×卸売単価。
  • マテル163・連結デジタルゲーム:数量 45.0(連結モバイルゲーム月間利用者(百万人、2025年は連結対象外))× 価格 0.18(月間利用者1百万人当たり年換算売上(億ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 2 億ドル。連結デジタルゲームの月間利用者×利用者当たり年間収益。

倍率:k9.0%、g3.8%(実質市場+0.6%、シェア-0.2%、価格+3.4%)、ROE11.4÷43.3=26.3%、普通の堀で残存率1/2、RONIC17.7%。正当化PERは翌年利益で約15.09倍、2035年利益に1.038を掛けた上限15.67倍。デジタルの課金継続と人形回復が要るため約90.6%の14.20倍。GAAP利益で評価。

確率:車両玩具の実績とゲーム取得の事実があり十分起こり得るが、人形回復と費用改善の両立が必要なので18%。

中立 31% 中立:人形は横ばい圏、車両とゲームが減少部門を補う 利益 8 億ドル · PER 12.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 35.36 ドル102 億ドル

世界の玩具市場の実質数量は緩やかに増えるが、マテルの人形は新興ブランドへ一部シェアを失う。等価数量は1億点から9,600万点へ減り、名目価格の上昇で売上を支える。ホットウィールは2025年から伸びた出荷の勢いをならし、台数は8.9億台へ増える。レゴとハスブロには、それぞれブロックとカードゲームで強みが残る。

フィッシャープライスの数量は出生減と競争で14%減る。UNO、アクション商品、ブリックショップは新製品の定着で数量を増やすが、玩具全体の価格はおおむね物価に沿う。2026年に連結したマテル163は月間3,000万人、利用者当たり年15ドルを稼ぐ。映画の興行利益は継続収入としては見込まず、商標の広告効果に限る。

売上は約84億ドル、営業利益は約12億ドル、GAAP純利益は7.9億ドルとなる。2026~27年の投資負担で利益の立ち上がりは遅く、10年間の利益累計は50億ドルにとどまる。株式報酬を引いた正味の買戻し37億ドルを見込み、自己資本は35.3億ドルへ増える。倒産ではなく、成熟したブランド会社として残る姿である。

  • 人形・着せ替え:数量 1.0(人形・付属品の年販売個数(億点、推計))× 価格 26(1点当たり実質卸売単価(ドル、玩具セット混合))→ 売上 24 億ドル・営業利益 6 億ドル。人形の数量×品目構成別の卸売単価。映画の一時収入は別に足さない。
  • 車両・ミニカーと走行セット:数量 8.9(ホットウィール車両生産数に基づく車両等価数量(億台、推計))× 価格 3.15(1車両等価当たり卸売売上(ドル、コース等を含む))→ 売上 28 億ドル・営業利益 7 億ドル。車両等価台数×卸売単価。コースなどの売上も車両等価に換算。
  • 乳幼児・就学前玩具:数量 0.4(乳幼児向け玩具・用品の販売等価個数(億点、推計))× 価格 20(1等価個数当たり卸売売上(ドル、玩具・大型用品混合))→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。出生数・売場シェア×価格。乳幼児用品は単価が高く、数量は推計。
  • アクションフィギュア・ブロック・卓上ゲーム:数量 1.8(玩具・カード・ゲームセット等価販売数(億点、推計))× 価格 10(1等価点当たり卸売売上(ドル、ライセンス商品混合))→ 売上 18 億ドル・営業利益 3 億ドル。ゲーム・ブロック・アクションの販売等価点数×卸売単価。
  • マテル163・連結デジタルゲーム:数量 30.0(連結モバイルゲーム月間利用者(百万人、2025年は連結対象外))× 価格 0.15(月間利用者1百万人当たり年換算売上(億ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。連結デジタルゲームの月間利用者×利用者当たり年間収益。

倍率:k9.0%、g3.5%(2035年以降の実質市場+0.3%、シェア-0.3%、価格+3.5%)、ROE7.9÷35.3=22.4%、普通の堀で残存率1/2、RONIC15.7%。翌年利益正当化PERは約14.12倍、2035年利益への換算1.035後は上限14.62倍。人形不振、小売りの交渉力と本社費の負担があるので約88.2%の12.90倍。調整後利益ではなくGAAPで評価。

確率:既存商標は残るがFisher-Priceの弱さと2026年の費用増が続く可能性もある。回復と苦戦の折り合う筋書きとして31%。

やや悲観 27% やや悲観:人形・乳幼児の棚を失い、販促で利益を削る 利益 3 億ドル · PER 8.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 9.79 ドル28 億ドル

バービーの落ち込みは一時的な新商品不足ではなく、子どもの遊び方の変化と競合の人気によるものだった。人形の等価数量は25%減り、価格も物価を十分転嫁できない。ホットウィールはマッチボックスや低価格商品との競争で台数が伸びず、プレミアム製品の比率も上がらない。

乳幼児向けは出生減と安全規制への対応費で数量が約3分の1減る。レゴにはブリックショップが食い込めず、ハスブロやポケモンの収集品へ消費が流れる。マテル163の利用者は月間2,000万人にとどまり、課金単価も低い。映画を巡る権利料は販促の助けにはなるが、収益性を大きく変えない。

売上は約60億ドル、営業利益は約5億ドルに後退する。早期の投資不振と関税負担を経て期間純利益累計は27億ドルにとどまり、正味還元は15億ドルに絞る。自己資本34.3億ドルに対するROEは8%弱で資本コストを下回る。買収や株主提案で会社を売却できるとは仮定せず、低収益の事業が残る。

  • 人形・着せ替え:数量 0.8(人形・付属品の年販売個数(億点、推計))× 価格 23(1点当たり実質卸売単価(ドル、玩具セット混合))→ 売上 17 億ドル・営業利益 3 億ドル。人形の数量×品目構成別の卸売単価。映画の一時収入は別に足さない。
  • 車両・ミニカーと走行セット:数量 7.7(ホットウィール車両生産数に基づく車両等価数量(億台、推計))× 価格 2.82(1車両等価当たり卸売売上(ドル、コース等を含む))→ 売上 22 億ドル・営業利益 5 億ドル。車両等価台数×卸売単価。コースなどの売上も車両等価に換算。
  • 乳幼児・就学前玩具:数量 0.3(乳幼児向け玩具・用品の販売等価個数(億点、推計))× 価格 17(1等価個数当たり卸売売上(ドル、玩具・大型用品混合))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。出生数・売場シェア×価格。乳幼児用品は単価が高く、数量は推計。
  • アクションフィギュア・ブロック・卓上ゲーム:数量 1.4(玩具・カード・ゲームセット等価販売数(億点、推計))× 価格 9.50(1等価点当たり卸売売上(ドル、ライセンス商品混合))→ 売上 13 億ドル・営業利益 2 億ドル。ゲーム・ブロック・アクションの販売等価点数×卸売単価。
  • マテル163・連結デジタルゲーム:数量 20.0(連結モバイルゲーム月間利用者(百万人、2025年は連結対象外))× 価格 0.12(月間利用者1百万人当たり年換算売上(億ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。連結デジタルゲームの月間利用者×利用者当たり年間収益。

倍率:k9.0%、g2.5%(市場実質+0.2%、シェア-1.0%、価格+3.3%)、ROE2.6÷34.3=7.6%で資本コスト未満。資本を留保しても超過利益を生まないためPERは1/k=11.11倍が上限。小売りの値引きと事業再構築の費用を反映して8.5倍。中立12.9倍未満で、過去の底値倍率は使わない。

確率:2025~26年のバービーと乳幼児玩具の減少が既に確認され、大型量販店の交渉も厳しい。構造悪化が長引く確率を27%。

悲観 16% 悲観:玩具の定番が陳腐化し、商標の処分価値が下支え 利益 0 億ドル · PBR 0.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2.08 ドル6 億ドル

バービーは若い世代で存在感を失い、フィッシャープライスは乳幼児向けの小売り棚を大幅に失う。ホットウィールにも安価な模型、アプリ上の遊び、新興キャラクターが競合し、車両等価数量は5.6億台に減る。値上げは物価に届かず、世界市場が名目で拡大してもマテルの実質シェアは縮み続ける。

レゴのブロック、ハスブロのカード、ポケモンの収集市場へ客が移る。マテル163の課金は伸びず、利用者は月間1,000万人に細る。規制対応や製品回収の追加費用も残り、工場の稼働が落ちて固定費率が上がる。売却協議の報道があっても契約が成立する保証はなく、会社全体を高値で買ってもらう筋書きにはしない。

売上は約37億ドル、営業利益は約2億ドル、純利益は0.3億ドルまで落ちる。早期の赤字や知的財産の減損で10年間の純利益累計はマイナス0.3億ドルとなり、買戻しは主に初期の4億ドルだけで止まる。自己資本は18億ドルに減るが、その積上がりには倍率を掛けない。現時点の現金、債権、在庫、工場と売れる商標から負債と閉鎖費を引いた処分価値を下支えとする。

  • 人形・着せ替え:数量 0.6(人形・付属品の年販売個数(億点、推計))× 価格 20(1点当たり実質卸売単価(ドル、玩具セット混合))→ 売上 11 億ドル・営業利益 2 億ドル。人形の数量×品目構成別の卸売単価。映画の一時収入は別に足さない。
  • 車両・ミニカーと走行セット:数量 5.6(ホットウィール車両生産数に基づく車両等価数量(億台、推計))× 価格 2.40(1車両等価当たり卸売売上(ドル、コース等を含む))→ 売上 13 億ドル・営業利益 3 億ドル。車両等価台数×卸売単価。コースなどの売上も車両等価に換算。
  • 乳幼児・就学前玩具:数量 0.3(乳幼児向け玩具・用品の販売等価個数(億点、推計))× 価格 15(1等価個数当たり卸売売上(ドル、玩具・大型用品混合))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。出生数・売場シェア×価格。乳幼児用品は単価が高く、数量は推計。
  • アクションフィギュア・ブロック・卓上ゲーム:数量 1.0(玩具・カード・ゲームセット等価販売数(億点、推計))× 価格 8.00(1等価点当たり卸売売上(ドル、ライセンス商品混合))→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。ゲーム・ブロック・アクションの販売等価点数×卸売単価。
  • マテル163・連結デジタルゲーム:数量 10.0(連結モバイルゲーム月間利用者(百万人、2025年は連結対象外))× 価格 0.10(月間利用者1百万人当たり年換算売上(億ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。連結デジタルゲームの月間利用者×利用者当たり年間収益。

倍率:利益率が戻らずROE0.3÷18.0=1.7%とk9.0%を大幅に下回る。事業の純利益0.3億ドル÷k9.0%による稼ぐ力は約3.33億ドルで、売却可能な資産の税後処分価値6.0億ドルを下回るため、時価総額は資産の床6.0億ドルとする。これに対応するPBRは減損後自己資本18.0億ドルに対して約0.3333倍であり、現在自己資本22.3億ドル対比では約0.27倍となる。過去の底値PBRを根拠にせず、将来の低い収益力と処分可能資産だけで判断した。

確率:2017~19年には実際に赤字が続き、2026年のCEO交代も重なる。主力商標が複数同時に弱くなる可能性を無視せず16%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

人形・着せ替え

バービー、モンスターハイ、ディズニープリンセス、アメリカンガールなど。子どもの着せ替えと大人向け収集品。

数量人形・付属品の年販売個数(億点、推計)価格1点当たり実質卸売単価(ドル、玩具セット混合)売上営業利益
今 2025/12 1.0 18 18 5
10 年後 中立 1.0 26 24 6

取り方:2025年請求額は北米12.014億ドルと海外8.547億ドル。地域の純売上÷請求額(北米0.920、海外0.833)を掛けて約18.17億ドル。単体販売個数は非開示。バービーが毎分100体超売れるという2026年企業販促資料を手掛かりに、他の人形・付属品を合わせ年約1億点と仮定。平均約18.2ドルは推計で実際の公表ASPではない。製品別利益も非開示のため地域セグメント利益の配賦推定。米国小売市場の人形25億ドルはToy Association/Circana。 米国カテゴリー統計:https://www.toyassociation.org/ta/toys/research-and-data/data/us-sales-data.aspx。人形の販売数の手掛かり:https://embed-rech-01.dialog.cm/toyworldmag/docs/twm_mattel_supplement_2026。

車両・ミニカーと走行セット

ホットウィール、マッチボックス、プレミアムミニカー、コース、車両関連商品。収集家も買う。

数量ホットウィール車両生産数に基づく車両等価数量(億台、推計)価格1車両等価当たり卸売売上(ドル、コース等を含む)売上営業利益
今 2025/12 7.8 2.23 17 4
10 年後 中立 8.9 3.15 28 7

取り方:2025年請求額は北米8.944億ドルと海外11.002億ドル。地域別の売上控除後に約17.39億ドル。2026年販促資料のホットウィール年7.8億台生産を出荷数量の代用とし、マッチボックスや走行セットも含むカテゴリー純売上を割って1台等価約2.23ドルと推計。生産台数と販売台数は一致せず、この単価は車両単品の実勢価格ではない。米国の追跡小売市場は車両19億ドル。 車両年間生産数の参考:https://embed-rech-01.dialog.cm/toyworldmag/docs/twm_mattel_supplement_2026。

乳幼児・就学前玩具

フィッシャープライス、幼児用知育玩具、赤ちゃん用品、パワーホイール等。出生と安全規制に敏感。

数量乳幼児向け玩具・用品の販売等価個数(億点、推計)価格1等価個数当たり卸売売上(ドル、玩具・大型用品混合)売上営業利益
今 2025/12 0.5 14 7 1
10 年後 中立 0.4 20 8 1

取り方:2025年請求額は北米4.632億ドル、海外3.231億ドル。地域の純売上比で約6.95億ドルとなる。製品単位は非開示のため小型知育玩具と高額な育児用品を混ぜ年約5,000万点等価と仮定し平均約13.9ドルを逆算した。米国乳幼児玩具の追跡小売市場は33億ドル。実際のメーカー出荷個数、シェアは公表されず推計誤差が大きい。

アクションフィギュア・ブロック・卓上ゲーム

UNO、マスターズ・オブ・ザ・ユニバース、マテル・ブリックショップ、他社映画IPの玩具など。

数量玩具・カード・ゲームセット等価販売数(億点、推計)価格1等価点当たり卸売売上(ドル、ライセンス商品混合)売上営業利益
今 2025/12 1.5 7.31 11 2
10 年後 中立 1.8 10 18 3

取り方:2025年請求額は北米7.032億ドル、海外5.388億ドル。地域別控除後約10.96億ドル。会社は卓上ゲーム、アクションフィギュア、ブロックの出荷点数を分けていない。玩具とカードゲームを混ぜ年約1.5億点等価、単価約7.3ドルと推定。市場の参考は米国追跡小売のアクション21億ドル、建築43億ドル、ゲーム49億ドルであり、合計とマテル品目は完全一致しない。

マテル163・連結デジタルゲーム

2026年3月に完全子会社化したUNO等のモバイルゲーム。自社開発と課金、広告の収益を得る。

数量連結モバイルゲーム月間利用者(百万人、2025年は連結対象外)価格月間利用者1百万人当たり年換算売上(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 0.0 0.10 0 0
10 年後 中立 30.0 0.15 5 1

取り方:2025年末は持分法適用の共同出資先であり、連結売上の数量を0にした。2026年3月に残り50%を取得し、既存の利用者は約2,000万人、全ゲームの累計ダウンロードは5.5億超(マテルIR)。2026年の連結売上寄与見込み約1.5億ドルを利用者規模で割ると、年10ドル程度の収益化は十分あり得る。2025年の0は利用者不在の意味ではない。

リスクと懸念

バービーと乳幼児玩具の構造的縮小

2025年のバービー請求額は11%減り、乳幼児カテゴリーは17%減った。2026年上期も人形は伸びず、出生減と画面で遊ぶ時間の増加が売場を削る。新しい人形作品が当たらなければ、数量の減少を値上げで埋められず、利益率は中立より低い水準で固定される。

ホットウィールへの依存と収集品の反転

ホットウィールは2025年に大きく伸びたが、成人の収集人気やプレミアム商品の増勢がずっと続くとは限らない。レゴ、ハスブロ、ポケモン関連品などが同じ可処分所得を取り合う。車両玩具の等価台数が横ばいになれば、人形と乳幼児の減少を穴埋めできず、全社の成長率は大きく落ちる。

関税・量販店への価格決定力不足

卸売の大口3社が売上の42%を占める。関税、原材料、輸送費が上がる局面では、仕入れ価格を簡単に転嫁できない。2026年4~6月期には売上増にもかかわらず粗利益率と営業利益が悪化した。関税還付など単発の利益は10年後の正常利益から除いており、費用が高止まりすれば上位筋書きは難しい。

映画・ライセンス・ゲームの投資回収

映画バービーの成功は再現を約束しない。2026年公開のマスターズ・オブ・ザ・ユニバースは興行収入が製作費を下回り、マッチボックスも作品の評判が分かれた。マテル163は2,000万人規模の利用者を持つが、利用者獲得費やプラットフォームへの手数料を引いて利益が残るかは別問題である。

財務余力と自社株買いの持続性

2025年末には純有利子負債が14.4億ドルあり、2025年の買戻し6億ドルはフリーキャッシュフロー4.1億ドルを上回った。2026年の重点投資や借り換えが重なれば、還元を続ける資金は減る。株式報酬による増発もあるため、表面上の買戻し額をそのまま株主の利益として数えると過大評価になる。

経営交代・売却観測と少数株主

2026年秋のCEO・CFO交代と18%株主の取締役就任は監視の強化にもなるが、事業の長期計画が変わる危険もある。売却要求や買収関心の報道は非拘束的で、現在の株主に有利な契約が確定したわけではない。大型の資産売却や株式交換があれば利益と資本配分を改めて評価する必要がある。

今後の分かれ目

2026年11月5日予定の第3四半期決算で、バービーの請求額が前年同期比プラスに戻り、その後も数四半期続く
人形の数量減という中立の前提を見直す。ディズニーライセンスと自社キャラクターの効き目が強まり、やや楽観側の確率を増やす。
ホットウィールの数量成長が複数年続き、プレミアム商品の伸びと値引き率改善が同時に確認できる
車両玩具のシェア上昇と単価上昇が独立して続くと評価し、2035年の営業利益率と上位筋書きの確度を高める。
マテル163の月間利用者が3,000万人超へ増えても、利用者当たり売上や利益率が低下する
利用者の獲得費用が重いと判断し、ゲームの長期収益を引き下げる。成長のための追加買収も株主価値を増やすとは扱わない。
人形と乳幼児玩具の数量減が2年以上止まらず、販促費率と在庫評価損が上がる
小売り棚と消費者の嗜好を構造的に失ったと判断する。やや悲観・悲観の比率を引き上げ、売却可能な商標価値も再検証する。
2026年の4億ドル買戻し計画や2028年までの15億ドルの枠に対し、FCFが継続して不足する
借金での還元を成長と取り違えず、10年間のpayout_okuを減らす。必要なら財務負担の増加を利益にも反映する。
会社全体の売却、事業売却、合併が正式合意に至る
未確定の観測を前提にしていた評価を終了し、取引条件と少数株主の受取対価を確かめる。現段階では買収プレミアムを織り込まない。

見ておくもの

  • バービー、ホットウィール、フィッシャープライスの世界請求額と実質出荷数量の方向
  • マテル163の月間利用者、課金売上、利用者獲得費、営業利益
  • 売上総利益率、販促費率、関税負担、本社経費、GAAP営業利益
  • ウォルマート・ターゲット・アマゾン向け卸売の集中度と値引き率
  • 営業CF・設備投資・正味自社株買い・純有利子負債・株式報酬
  • 2026年11月5日の第3四半期決算と2026年通期見通しの改定
  • 新CEO・CFOの資本配分方針、エッジポイントとの協調、正式な会社売却合意の有無
  • 米国人形・車両・乳幼児・ブロック・ゲーム市場の販売点数と各ブランドのシェア

倍率と資本コストの決め方

今の株価や過去・同業の取引倍率から10年目の倍率を逆算していない。資本コスト9%、事業のROE、2035年以降の実質数量と物価から導いたg、普通の堀で超過収益が半分残るRONICを用いた正当化PERを計算し、楽観から中立は利益の質に応じ上限の約88~91%とした。倍率には翌年利益への換算として1+gを含めた。

商品別の純売上と出荷点数は非開示なので、2025年地域別請求額と販売控除から積み直し、単位当たり売上は推計である。悲観は累積した帳簿ではなく、現時点の流動資産と売却可能な商標の処分価値で下支えを確認した。2026年の買収関心は未確定のため一切の上乗せをしていない。

2025年の営業利益は指定されたfactsの6.1億ドルを正とする。10-KのGAAP営業利益5.46億ドルとの差約0.64億ドルは元データとの集計差として認識し、2035年の純利益は株式報酬費用を差し引くGAAPベースで見積もった。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国の基本8.0%に事業の質の+1.0%を加えて9.0%。同じ玩具のハスブロと同等の水準で、買収観測、経営交代、映画不振は上乗せせず筋書きと確率へ反映した。

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高級住宅のブランド力と土地開発力を持つ優良な住宅建設会社。景気循環と土地在庫のリスクを織り込んでも、10年の本質価値は現在の時価総額を約25%上回り、やや割安と評価する。 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 リアLEA 世界の完成シートで首位級の規模と厚い還元が支えとなるが、完成車メーカーの値下げ圧力は強い。長期価値ではやや割安、ただし安全域は十分に厚くない。 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +12.6%) やや割安 ユナイテッド・パークス・アンド・リソーツPRKS 海洋テーマパークは代替されにくいが、客数減と多額の負債が重い。10年価値には約2割の安全域があり、やや割安と見る。 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +12.3%) やや割安 ビルケンシュトック・ホールディングBIRK 足型と製造の堀が厚い世界ブランド。借金を増やす買い戻しは気掛かりだが、10年価値はやや割安 本質価値との差 +20.0% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 NVRNVR 土地を持たない仕組みで ROE 2 割台を保つ住宅建設。資本コスト 8.75% の利益ベースの倍率で見ると今の PER 11.9 倍は 10 年でやや割安だが、粗利益率は下り坂 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 オートネーションAN 整備と販売金融が支える一方、新車の薄利と借入が重い。下振れを厚く見ても10年価値は時価総額を約25%上回り、やや割安と判断する。 本質価値との差 +18.3% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ワールプールWHR 家電の必要性とブランドは残るが、借金と希薄化が回復価値を食う。現在の時価総額はほぼ適正 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +12.1%) やや割安 バルボリンVVV オイル交換の拠点網と加盟店収入は長く残る。ただし買収後の借金と電動化が重く、今は安全域の薄いやや割安 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 カーニバルCCL 世界最大のクルーズ会社。利益率はロイヤルの約 6 割だが、借金を返して投資適格に戻り、資本コスト 9.75% の利益ベースの倍率で見ても今の値段はやや割安 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 ドミノ・ピザDPZ 世界 2.2 万店・97% が加盟店のピザ宅配本社で、堀は厚いが米国の既存店が止まり借金 4 倍超。利益ベースの倍率で中立は 10 年で年 +9% 前後、総合はやや割安 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 プラネット・フィットネスPLNT 低価格ジムの最大級の加盟店網と値上げの実績は強みだが、会員獲得鈍化と重い借金を見極める必要がある。10年価値はやや割安 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 オートゾーンAZO 商業の成長と店舗網で堀は厚いが、DIY の客数減と借入頼みの買い戻しが重い。利益ベースで測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) 適正 アズベリー・オートモーティブ・グループABG 整備と金融保険の利益を支えに10年の価値は現在の時価総額を上回る。ただし買収の資本効率と重い負債が安全域を削るため、評価はやや割安にとどまる 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +11.0%) 適正 ギャップGAP 米国衣料の老舗4ブランド。Gapの復調は確かだが、Old NavyとAthletaの失速、重い店舗賃料を織り込むと本質価値はほぼ適正 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +10.5%) 適正 PDDPDD 中国の低価格商圏とTemuの成長余地は大きいが、還元されない巨額現金と規制の不確実性を考えると、現状は安全域の薄い適正圏 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 ゼネラル・モーターズGM ピックアップと SUV で稼ぐ北米の自動車最大手。EV 事業の損失は止まりつつあり、利益の質を保てれば今の値段は低すぎる一方、景気の谷と関税に弱い 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +10.8%) 適正 D.R.ホートンDHI 量より利益率を守る入門向け最大手。資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(堀が弱く約 10 倍)で見ると、10 年の伸びの分だけ今の値段はやや割安 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 オシュコシュOSK 消防・空港・防衛の専用車両には粘り強い需要がある。郵便車両の赤字と消防車訴訟を見込んでも、10年価値はやや割安だが安全域は薄い。 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 エクスペディア・グループEXPE B2B の高成長と直販の厚みで利益率が上がる途中。資本コスト 9% の利益ベースの倍率で数えると、勢いは確かだが今の値段は適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 ウィニベーゴ・インダストリーズWGO 老舗RVブランドと船舶のシェア回復には価値がある。ただし景気の振れと買収資産の薄い換金価値を考えると、現状は概ね適正で安全域が小さい 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 ナイキNKE 世界最大のスポーツブランドが利益の谷にいる。回復を利益ベースの倍率で測るとほぼ適正、勝負は卸の棚と中国 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 マクドナルドMCD 世界最大の外食の不動産と加盟店網の堀は厚いが、客数の減少と加盟店の収益悪化が重い。それらを確率で厚く織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段をやや上回り、中立で 10 年の年率は +8% 前後の適正 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 タペストリーTPR コーチの熱が利益率を過去最高に押し上げた。利益ベースの倍率で測るとほぼ適正、勝負は流行が冷めるか 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 プルトグループPHM 土地をオプション中心で持つ、粗利益率の高い 3 層分散の住宅建設。資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(堀が弱く約 10 倍)で見ると、今の PER 約 10 倍は 10 年でやや割安 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 トリップアドバイザーTRIP 体験予約の成長余地とTheFork売却には価値があるが、ホテル送客の衰退とAIによる集客構造の変化を考えると、現状は概ね適正で安全域は乏しい 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 TJX カンパニーズTJX オフプライス小売の最大手。仕入れの堀は景気が悪いほど強いが、中立の年率は資本コストに届かず、総合はほぼ適正 本質価値との差 −1.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ドラフト・キングスDKNG 米国スポーツ賭博の有力企業だが、競争と規制で将来利益の確実性は低い。10年先の価値を織り込むと約10%のやや割高 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 イエティYETI 高価格帯のアウトドア用品に堀はあるが、飲料容器の競争とバッグ拡大の成否が拮抗する。10年価値はほぼ適正 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ボイド・ゲーミングBYD 地域の免許と常連客に守られた現金創出力は魅力だが、オンラインの見かけの成長と巨額の売却益を除けば、10年の本質価値は現値に近く適正圏 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 トラベル・レージャーTNL 休暇の持分販売と会員交換に顧客基盤の堀があるが、融資と借金が株主価値を左右する。10年の期待価値は現在値に近く、適正圏 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 MGMリゾート・インタナショナルMGM ラスベガス・マカオ・米国の地域カジノを賃借で持つ総合カジノ。固定の賃料が年 約 22 億ドルあり、利益が景気と価格に大きく振れる。資本コスト 10% の利益ベースの倍率では今の値段は適正 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 チポトレ・メキシカン・グリルCMG 直営の外食で最も資本効率が高く、北米 7,000 店の出店余地も残るが、客数の弱さと利益率の低下が続き、強気と慎重の幅が広い。利益ベースで測ると 10 年の中立は今の時価総額を上回るが、客数の弱さを織り込んだ総合は適正 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ペン・エンターテインメントPENN 地域カジノの免許は長く残るが、重い賃料と過去のデジタル投資の失敗が株主価値を削る。10年の価値は現在の時価総額とほぼ釣り合い、適正だが安全域は薄い。 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 ノルウェージャン・クルーズ・ラインNCLH 大型クルーズ 3 位。NCL ブランドの需要が崩れ、純レバレッジ 6 倍超の中で立て直し中。資本コスト 10.25% の利益ベースの倍率で測ると、回復を入れても今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 ロイヤル・カリビアン・グループRCL ロイヤル・カリビアンは純収入ベースの営業利益率が 33% 超とクルーズ最強だが、借金を抱えた景気連動の船会社で、資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(PER 約 12 倍)では今の値段は適正 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 アメア・スポーツAS アークテリクスとサロモンの成長力は本物だが、資本集約的な出店と株主還元の乏しさが残る。10年先の価値から見ると、現在の時価総額はほぼ適正 本質価値との差 −9.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 LKQLKQ 修理部品の物流網には価値があるが、欧州の失速と買収後の低収益が重い。急落後も安全域は薄く、10年価値はおおむね適正。 本質価値との差 −9.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) やや割高 チョイス・ホテルズ・インターナショナルCHH 延泊型と海外は伸びるが、米国基幹ブランドの縮小と負債が重い。現値はほぼ適正で安全域は薄い 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 ギャレット・モーションGTX 世界首位のターボ技術と現金創出力は魅力だが、電動化への転換には不確実性が残る。10年価値は現在を約13%下回り、やや割高 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +8.4%) やや割高 BZUNBZUN 物流とGapの再建には価値がある。しかしAIに代替される受託業務と弱い値決め力を考えると、10年後の利益は不確実で、現在の評価はやや割高 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +7.7%) やや割高 ジェニュイン・パーツGPC 自動車の NAPA と産業のモーションの 2 本立て。分離(2027 年第 1 四半期)で価値が出るが、自動車の利益率の低さと借金が重い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 オライリー・オートモーティブORLY プロ向けの配送網と部品小売の安定で堀は厚い。利益ベースで測ると今の値段は妥当からやや高めで、中立の年率は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 チューイーCHWY 定期購入とペット医療は長く残るが、価格決定力は弱く、買収と株式報酬が株主利益を削る。10年の確率加重価値では約23%のやや割高。 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 トリバゴTRVG ブランド再生と予約事業の拡大には成果がある。しかし旅行検索の入口を守る堀は弱く、AI代替と広告主集中を考えると現在の評価はやや割高 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 ロウズ・カンパニーズLOW ホーム・デポに次ぐ 2 番手の優良小売。買収後の債務と DIY の弱さを厚く見ると、PER 16.6 倍は資本コスト 9.0% の利益ベースの倍率(約 14 倍)と近く、今の値段は適正 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ブランズウィック・コープBC 船外機と補修部品には長く残る強みがあるが、買収減損と景気循環が重い。10年の本質価値は現状ほぼ適正 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +7.4%) やや割高 ウェンディーズWEN 全米第2位のバーガーチェーンというブランド価値は残るが、客数減少と過大な負債が株主の利益を圧迫する。10年の本質価値は現状より約13%低い、やや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +7.7%) やや割高 ディックス・スポーティング・グッズDKS 本業のスポーツ専門店には堀があるが、フットロッカー再建が株主の取り分を削る。10年の価値ではやや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 HTHTHTHT 中国ホテル業界の集約を担う有力企業で、加盟店網と会員制度の堀は厚い。ただし中国需要と賃借負担の不確実性を考えると、10年の本質価値は現在の時価総額を約16%下回り、やや割高 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 プールPOOL プール用品卸の首位で、既設プールの保守需要に強い堀がある。ただし競争激化と利益率の停滞を織り込むと、10年の価値は今の時価総額を約13%下回り、やや割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 メープルベアCART 食料品の注文網と購買データには価値があるが、広告の入口競争と買収交渉の不確実性を織り込むと、10年の本質価値に安全域は足りず、やや割高。 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 LGIホームズLGIH 初回購入者向け住宅に強みはあるが、土地在庫と借金が利益を圧迫する。10年後の回復を織り込んでも安全域は薄く、現状はやや割高 本質価値との差 −16.5% · 10 年 やや割高(年 +8.4%) やや割高 ボルグワーナーBWA ターボと駆動系の設計採用には堀が残るが、電動化への投資回収はまだ不確か。10年の還元込み価値からはやや割高と見る。 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ダーデン・レストランツDRI フルサービス外食の最大手で、ロングホーンの勢いと出店で伸びるが、オリーブガーデンの客数の弱さと牛肉・人件費が重い。利益ベースで測ると 10 年の中立は今の時価総額を上回るが、悲観側の厚みと資本コストを織り込むと総合はやや割高 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 ベスト・バイBBY 米国最大の家電専門店。パソコン・携帯の買い替えで利益率は持ち直したが、アマゾン・ウォルマートに挟まれ、堀が薄い耐久財の小売として見る 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ヤム・ブランズYUM ピザハットを売って KFC とタコベルに絞った外食フランチャイズ本社で、堀は厚く成長も続くが、倍率が k−g の薄さに敏感で、利益ベースで測ると中立の 10 年は年 +5% 前後で、総合はやや割高 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ソーア・インダストリーズTHO 世界最大のRVメーカーだが、大きなシェアは値上げの自由を意味しない。10年の還元と回復を織り込んでも、現状の価値にはやや割高感が残る 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 アマゾン・ドット・コムAMZN AWS と広告の利益は本物。設備投資の重さを ROE に入れ、資本コスト 8% と利益ベースの倍率で測ると、今の値段は楽観の筋書きまで先取りしてやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 フラッター・エンターテインメントFLUT 米国オンライン賭博の首位企業だが、英国増税とブラジル禁止、重い買収負債が収益を圧迫する。10年の期待価値は約118億ドルで、現状はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 BABABABA 中国ECとクラウドには長く残る堀がある。しかし競争とAI投資が株主利益を圧迫し、10年価値では約22%やや割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 トラクター・サプライTSCO 田舎暮らしのペット・畜産・庭・補修用品を 2,600 店超で売る米国最大の農村向け専門小売。堀は店の近さと専門品だが、2026 年は既存店が落ち、利益率の下げ止まりが論点 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 チャーチル・ダウンズCHDN ケンタッキーダービーと競馬関連の営業許認可は強いが、地方カジノの再編と重い借金を踏まえた10年の利益価値には安全域が乏しく、やや割高。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 エアビーアンドビーABNB 民泊の最大手で資産が軽く高収益。10 年で年 1 割の成長と純現金を数えても、利益ベースの倍率(約 14 倍)で測ると今の PER 41 倍は高く、やや割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 バーリントン・ストアーズBURL 仕入れの機動力と小型店の拡大余地は魅力だが、リース負担と競争を織り込んだ10年後の稼ぐ力に対して、現在の評価は割高である。 本質価値との差 −22.6% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 オーロラ・イノベーションAUR 無人トラックの先行実績は本物だが、2030年の大量普及はまだ仮説。増資と競争を織り込むと、今の時価総額には安全域が乏しい。 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 テキサス・ロードハウスTXRH 客数を増やし続ける希少なステーキチェーンだが、牛肉高と出店投資が利益を削る。10年の期待本質価値は今の時価総額を約2割下回り、やや割高。 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 オン・ホールディングONON 世界で成長する高級ランニング靴ブランド。アジアと直販の伸びは本物だが、10年先の競争と再投資を織り込むと安全域は薄く、やや割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 トリップ・ドットコム・グループTCOM 中国の旅行予約で首位でも、独禁法処分で手数料の堀は縮んだ。一時的な投資益を除いて10年先を測ると、優良な事業だが今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 イーベイEBAY 取扱高と手数料率が上向く成熟した古参の中古市場。今の PER 26 倍は利益ベースの倍率(約 14 倍)を大きく超えており、買収提案の観測を除くと本質価値は下でやや割高 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 フロア・アンド・デコレ HDFND 床材の品ぞろえと店舗拡大には価値がある。しかし新店の資本効率と固定家賃に慎重で、10年価値は現時点でやや割高 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ラルフローレンRL 世代を超えて売れる定番ブランドで利益率は過去最高。勝負は熱の持続とアジアの伸び 本質価値との差 −27.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ホーム・デポHD プロの囲い込みで堀は厚い。資本コスト 8.75% の利益ベースで倍率を引き直すと、住宅の停滞と買収後の債務を厚く見て、今の値段はやや割高 本質価値との差 −27.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メーシーズM 再生店舗と高級店は伸びるが、主力百貨店の長期縮小と固定費が重い。10年先の利益と資産回収を考えると、現在の値段は割高 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アプティブ・ホールディングスAPTV 配線事業を分離した後の「ニュー・アプティブ」。EC が稼ぎ、IS が足を引く部品会社で、純負債 46 億ドルと、中国・欧州の弱さを抱える 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 エッツィーETSY 手作り品の市場と広告には独自の強みがある。ただし購買頻度の低さとAIによる集客経路の変化が重く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 コロンビア・スポーツウエアCOLM アウトドアの老舗ブランドで財務も堅いが、米国の競争激化と値決め力の弱さが重荷。10年の利益成長と還元を織り込んでも、現状はやや割高 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 カーマックスKMX 中古車の仕入れ網と自動車金融は残るが、値下げで取り戻した販売数量の利益率は脆い。10年の回収価値ではやや割高と見る。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ロス・ストアーズROST 米国オフプライス 2 位。客数が絶好調だが、利益ベースの倍率(約 16 倍)で測ると今の値段は高く、総合は割高 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 SESE 東南アジア通販の首位は守れても、融資の貸倒負担とゲームの寿命を見込むと、10年先の稼ぐ力に対して今は安全域が薄く割高 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 スミス&ウェッソン・ブランズSWBI 銃器の老舗ブランドにサベージを加えても、景気循環と薄い正常利益が重い。買収後の全株式で測ると、安全域に乏しく割高 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アルタ・ビューティULTA 化粧品の「安い品から高級品、美容室まで」を一つの店で売る米国最大の美容専門小売。会員と品ぞろえが堀だが、セフォラとマスに挟まれる位置で、利益ベースの倍率では今の値段はやや割高 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 VFVFC ノースフェイスは強いが、Vansの衰退と過去の買収負債が株主価値を削る。再建は進むものの、10年の期待価値にはなお安全域が乏しく、割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +4.7%) 割高 ウイング・ストップWING 加盟店の出店力は本物だが、客数減と借金による高値の自社株買いが安全域を削る。10年の総合価値は基準日の時価総額を約2割下回り、やや割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 マリオット・インターナショナルMAR 世界最大のホテル手数料事業で堀は厚いが、今の PER 39 倍は利益ベースの倍率(約 18 倍)を大きく上回り、中立の 10 年の年率は +3% にとどまり割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ハスブロHAS 利益の約 9 割をマジックが稼ぐ一本足の玩具・ゲーム会社。利益ベースの倍率で測ると今の値段はやや割高で、2025〜26 年の高い水準が続くかが焦点 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ハイアット・ホテルズ クラスAH 高級ホテルのブランドと会員網は伸びるが、買収費用・借入・同族支配を差し引くと、10年先の稼ぐ力に対して現状は割高である。 本質価値との差 −38.5% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ダッチ・ブロスBROS 新店と客数が伸びる有望な飲料チェーンだが、出店資金と競争が株主の取り分を圧迫する。10年後の利益を評価しても安全域は乏しく、総合判断は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 カルバナCVNA 年 80 万台まで来た中古車ネット販売の最大手。利益ベースの倍率で測ると今の時価総額を大きく下回り割高。利益は景気と与信市場に強く振れる 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 ウィリアムズ・ソノマWSM 家具とキッチンの設計を自社で握る高収益の小売。10 年で稼ぎは伸びるが、利益ベースの倍率で見ると今の値段は割高で、関税と住宅の回転が値段を大きく左右する 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスHLT 世界最大級の手数料事業で堀は厚いが、今の PER 54 倍は利益ベースの倍率の上限(約 23 倍)の倍以上で、中立の 10 年の時価総額は今を下回り割高 本質価値との差 −41.2% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 IHGIHG 客室と会員網の堀は厚く、10年後も手数料は伸びる。しかし還元を借金で上積みし、成熟後の利益価値に比べ現時点の株価は割高だ。 本質価値との差 −42.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 バイキング・ホールディングスVIK 目的地を味わう高級クルーズの堀は厚いが、新造船への投資と支配株主の制約を考えると、現時点の株価には10年先の成長まで織り込まれ、割高である。 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ソムニグループ・インターナショナルSGI 寝具のブランドと販路は強いが、買収で増えた事業は薄利で借金も重い。10年のオーナー利益に対し、買収後の時価総額には安全域が乏しく割高と見る。 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 スターバックスSBUX 世界 4.1 万店のコーヒーの堀は残るが、立て直しの反動を織り込んだ今の時価総額は利益の回復後の値より高く、中立でも 10 年の年率は 2% 前後で資本コスト 8.5% に届かず割高 本質価値との差 −44.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 アンダー・アーマー クラスCUA 機能性衣料の知名度は残るが、靴の競争力と値決め力が弱い。再建後の利益にも不確実性が大きく、10年の総合価値は割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ガーミンGRMN 専門機器の優良企業。利益ベースの倍率(約 13 倍)で測ると今の値段は高く、総合は割高 本質価値との差 −44.9% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ベイル・リゾーツMTN 希少な雪山とエピック・パスに強い堀があるが、気候変動と純負債31億ドルが重い。10年の本質価値は今より約45%低く、割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ファイブ ビロウFIVE 新店の採算と客数の回復は魅力だが、模倣しやすい低価格雑貨に厚い値付けはできない。10年の株主価値では割高 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ドアダッシュDASH 米国の即時配達で約 6 割を握る成長企業。利益率の立ち上がりが全てで、資本コスト 8.5% と利益ベースの倍率で見ると今の値段は強気の筋書きも上回り、割高 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 カバ・グループCAVA 地中海料理の直営チェーンは500店まで拡大し客数も伸びるが、出店に要る資本と10年後の成熟利益を考えると、今の時価総額には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −52.6% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 シャークニンジャSN 掃除・調理・美容をまたぐ製品開発力は本物だが、買い替え需要の限界と競争を考えると、10年先の価値には安全域が乏しく割高 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ジャージー・マイクス・サブズJMKE 加盟店経済性は強いが、買収で膨らんだ資本とスポンサー負担まで含めると楽観でも安全域がなく割高 本質価値との差 −59.0% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 クーパンCPNG 韓国の物流網は本物の堀だが、海外投資の赤字と情報流出が利益を削る。10年後の稼ぐ力を慎重に測ると、株価下落後も割高 本質価値との差 −59.8% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ゲームストップGME カード小売への転換と巨額の保有資産は評価できるが、ゲームの実物販売は先細り、資本配分も読みにくい。10年の本質価値からは割高 本質価値との差 −69.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 クアンタムスケープQS 技術は魅力的でも量産契約は未完成で、今の時価総額は成功確率を大きく先に払いすぎている 本質価値との差 −71.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 リヴィアン・オートモーティブRIVN R2の量産で自動車メーカーとしての生存力は高まったが、利益の実証はまだ弱い。大型増資と開発負担を考えると、10年の本質価値に対して割高 本質価値との差 −83.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 テスラTSLA 本業の利益は薄いのに、ロボタクシーとロボットへの期待だけで時価総額は 1.1 兆ドル超。今の値段に届くのは楽観の筋書きだけ 本質価値との差 −84.1% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 ウェイフェアW 家具の配送網と品ぞろえには価値がある。しかし値決め力、負債、株式報酬が重く、10年後の利益から測ると現在の時価総額は大幅な割高 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −9.1%)

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読んだ資料

  1. マテル2025年Form 10-K(地域・製品請求額、顧客、資産、セグメント利益)
  2. マテル2026年4~6月期決算、通期見通し、Mattel163の統合(2026年8月4日)
  3. 米国玩具協会・Circana 2025年世界玩具市場統計

分析日 2026-10-28