株譜
AI 銘柄分析 · その他製品 · 試作

浅香工業 5962

国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,925 円18 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,190 円21 億円差 −12.1%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,925 円18 億円 · 差 −12.1% · 期待の年率 +5.3%
期待の年率リターン(10 年)+5.3%資本コスト比 −2.2 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

浅香工業は 1893 年に国産初のショベルを企業化した老舗で、土工用ショベルでは国内で最大手とされる。物流機器も手がける。筆者は、今の値段をやや割高と見る。

決め手は 2 つある。1 つは財務の厚さだ。自己資本比率は 65% で、純現金を持つ。もう 1 つは利益率の低さだ。営業利益率は 3% 台半ばで、売上は 84 億円で 10 年間ほとんど動かない。自己資本の利益率は資本コストを下回り、ためた利益が価値を生みにくい。

転機は株主還元の変化かもしれない。直近では普通配当に特別配当を上乗せし、2025 年の株主総会には株主提案も出た。還元が厚くなれば、ためた自己資本の使い道が変わる。ただ、会社の予想は営業利益が 3 割減で、稼ぐ力の改善とは言えない。

稼ぐ力は低いが、資産は厚い。この組み合わせが、値段を「適正」の近くに押し戻している。

数字の見立ては、10 年後に積み上がる価値が今の時価総額の 7 割台に収まる、というものだ。割高だが、極端ではない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、浅香工業は「安全だが育たない会社」だ。事業は 120 年続き、財務は厚く、倒産の心配は小さい。

しかし、稼ぐ力に比べて自己資本が重い。自己資本利益率は 5% 前後で、資本コストを下回る。利益をためるだけでは、株主の価値は増えない。会社が自己資本を事業に使わず、配当にも回さないなら、帳簿の価値はそのまま株価の下値にはならない。

評価を左右するのは資本の使い道だ。特別配当の実施と株主提案は、変化の兆しとして注目に値する。配当性向を 3 割に高め、さらに自社株買いにも動くなら、価値は中立の見立てより上がる。

今の値段には、安全域は小さい。自己資本の 5 割弱という数字は割安に見えるが、稼ぐ力から見れば、やや割高だ。

経営が資本をどう配分するかが、この会社の評価の分かれ目になる。

何で稼ぐ会社か

浅香工業の売上は 2 本柱で、約 64% が生活関連用品、約 36% が物流機器だ。生活関連用品は、ショベル、スコップ、園芸用具、工事・農業用の機器を扱う。土工用ショベルは国内トップシェアとされ、公共工事と防災備蓄、農業向けに販売する。国内の大手ホームセンターや建設資材の卸を通じて売る形が中心とみられる。

物流機器は、1963 年の型枠の製造から始まり、台車、コンテナ、ロールボックスなど工場や倉庫で使う運搬機器を手がける。1972 年に物流課を設けて本格化した。荷動きと人手不足の影響を受ける。

本社は大阪府堺市にあり、子会社は国富産業 1 社。従業員は多くなく、製造は国内が中心とみられる。売上総利益率は開示で確認できていないが、営業利益率は 3% 台半ばにとどまる。

販売の中心は国内で、海外売上は小さいとみられる。為替は筋書きでは動かさない。円安で輸入品が高くなれば、国産品に追い風になる。

ショベルは、土木・建設の現場と、ホームセンターで売る家庭向けの製品に分かれる。現場向けは耐久性が求められ、国内メーカーの信頼が値段を支える。家庭向けは価格で選ばれるため、輸入品との競争が厳しい。

優良さと弱いところ

優良さは中程度で、事業の堀は 120 年のブランドと販路にとどまる。ショベルは製品の差が出にくく、価格競争に弱い。国内トップシェアの強みは、海外製の廉価品との差が縮めば薄れる。物流機器は競合が多く、値決めの力は限られる。

過去 10 年の営業利益率は 0% 台から 3% 台後半へ緩やかに上がった。直近 4 年は 3% 台半ばで、改善は実績だ。売上はほぼ動かず、利益率が上がっただけなので、構造の強さとまでは言えない。

財務は健全で、自己資本比率は 65%、純現金を持つ。固定資産のうち大部分は土地・建物とみられ、投資有価証券は 5 億円ほど。含み益の額は開示で確かめられない。経営は直近で特別配当に踏み切り、還元の姿勢に変化の兆しがある。

筆者は、堀の弱さを割り引き、資本コストの上乗せは付けなかった。財務の厚さと寿命の長さが、値決めの弱さを相殺すると見たからだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ショベル・スコップは成熟した市場だ。土工は公共事業と災害復旧で一定の需要が続くが、人口と農業人口は減る。園芸用具は住宅の減少と高齢化で伸びない。海外の廉価な製品との競争が長く続いている。国内で最大手とされる浅香工業の立場は、価格のブランドで保っている。

物流機器は、荷物の量が堅調で、人手不足の対応として省力機器の需要がある。ただし台車やコンテナは参入しやすく、競合が多い。鋼材と樹脂の値上がりを価格に転嫁できるかが利益率を決める。

物価が 3% で続く世界では、両部門とも値上げは通りやすい。ただし賃金と材料費も同じだけ上がるので、利益率が自然に上がるわけではない。会社は 2027/03 期に営業利益が 3 割減る予想を出しており、コスト高の転嫁が簡単でないことを示している。

物流機器は、EC の拡大で荷物が増え、倉庫の自動化が進む流れの中にある。ただし、自動化の主役は大型設備で、台車のような小型の運搬機器は価格競争になりやすい。ショベルは防災備蓄の需要が、災害のたびに見直される。

成熟市場の会社の成否は、数量ではなく、値上げを通す力と固定費の管理で決まる。浅香工業は、その両方を過去数年で少しずつ改善してきたが、改善の余地はもう大きくない。

資本政策と M&A

配当は、2026/03 期に普通配当へ特別配当を上乗せし、年間では前の期の 2 倍近くに増やした。過去の配当性向は 2 割前後と低く、自己資本比率は年々上がってきた。直近の特別配当は、還元に動いた最初の例になる。2027/03 期の期末配当は普通配当の水準に戻る予想だ。

2025 年の定時株主総会では買収防衛策の更新が議案になり、株主提案も出された。外部の株主が経営に意見を言い始めている。

M&A は子会社 1 社のみで、実績は乏しい。時価総額が 20 億円ほどで、自己資本を下回る値段にあるため、買収の対象になる余地はあるが、公開買付けの報道は確認できない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

自己資本が 46 億円あり、時価総額は 21 億円。会社の価値を土地と投資有価証券だけで測っても、今の値段は低い。特別配当に踏み切り、株主提案も出た。外部の目が入った経営は、還元を厚くする方向に動く。配当性向が 3 割から 5 割に上がれば、自己資本の積み上がりは止まり、1 株の価値が増える。

物流機器は人手不足と省力化の需要が追い風で、台数が伸びる余地がある。ショベルは国内最大手の地位が崩れておらず、値上げも通る。営業利益率は直近 4 年で 3% 台半ばを保ち、改善が定着している。

老舗の財務の厚さは、買収の対象としても魅力がある。非公開化や公開買付けが出れば、今の値段は大きく上に動く。

値上げは、物価が 3% で続く世界で通りやすい。国内トップシェアの製品は、ホームセンターの棚で替えがきかない存在だ。

還元の強化、財務の厚さ、買収の可能性という 3 つの材料が同時に効けば、今の値段は大きく見直される。10 年で数倍になる筋は、小型株にはよくある。

慎重な見方

利益の質が低い。営業利益率は 3% 台半ばで、自己資本利益率は 5% 前後と、資本コストを大きく下回る。自己資本が厚いのは、稼いだ利益を配らずにためてきた結果で、価値ではなく非効率の表れだ。ためた利益は、額面どおりの価値にならない。

会社自身が 2027/03 期に営業利益の 3 割減を予想している。コスト高を値上げで埋められていない。ショベルは海外製の廉価品に、物流機器は国内の競合に挟まれ、値決めの力が弱い。数量は人口減で細る。

特別配当は 1 回限りの可能性が高い。株主提案が出ても、経営が方針を変える保証はない。土地の含み益も、事業を続ける限り取り出せない。

人手不足で製造現場の賃金が上がれば、利益率は 3% 台半ばを維持するのも難しくなる。

自己資本の厚さが株価を支えるという考えは、ためた利益が株主に戻る前提に立つ。その前提が崩れれば、厚い自己資本は重荷に変わる。小型で流動性の低い株は、上がりにくく下がりやすい。

どちらに重みを置いたか

稼ぐ力の議論では慎重な見方が優る。ただし、特別配当と株主提案という、資本の使い方が変わる具体的な材料があるため、強気の見方を完全には退けられない。やや悲観に 27%、悲観に 10%、中立に 38% と置き、楽観とやや楽観に合計 25% を残した。結果として、価値は今の値段の 7 割台に出た。

還元の強化が定着するかどうかが、確率の分かれ目になる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,975 円29 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 691 円7 億円)。 今の値に割り戻すと 1,925 円18 億円、今との差 −12.1%、 期待の年率 +5.3%(資本コスト 7.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 6,007 円58 億円 1,249 円12 億円 +231.3% +12.7% 508 円5 億円
やや楽観 18% 4,590 円44 億円 937 円9 億円 +152.4% +9.7% 995 円10 億円
中立 38% 3,352 円32 億円 729 円7 億円 +86.4% +6.4% 1,551 円15 億円
やや悲観 27% 1,374 円13 億円 468 円5 億円 −15.9% −1.7% 497 円5 億円
悲観 10% 833 円8 億円 312 円3 億円 −47.7% −6.3% 115 円1 億円
加重平均100% 2,975 円29 億円691 円7 億円 +67.4% +5.3% 3,666 円35 億円

今の株価時価総額 2,190 円21 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 7% 還元が厚くなり、物流機器が省力化需要で伸びる 利益 4 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 6,007 円58 億円

人手不足で物流現場の省力化が進み、台車やロールボックスの更新需要が続く。物流機器の販売台数は 1 割以上増え、値上げも通る。ショベルは土工と防災で底堅く、園芸用品は伸び悩むが利益率は守る。営業利益率は 4% 台後半に上がり、会社は余った資金を配当に回す。株主提案を受けた経営は還元を厚くし、配当性向が 35% 台に定着する。それでも自己資本が積み上がり、利益率は資本コストを超えない。物価と建築費の上昇で工場の更新投資は重くなるが、減価償却は取得時の値段のままで見かけの利益は厚くなる。会社は自社株買いにも動き、自己資本の積み上がりが止まる。

  • 生活関連用品:数量 280(出荷点数(万点))× 価格 0.27(1 点あたりの売上(億円 ÷ 万点))→ 売上 74 億円・営業利益 3 億円
  • 物流機器:数量 25.0(出荷台数(万台))× 価格 2.14(1 台あたりの売上(万円))→ 売上 53 億円・営業利益 3 億円

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.4% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 58 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:物流機器の拡大と株主還元の強化が同時に起きる筋。条件が重なるので 7%。

やや楽観 18% やや楽観:物流機器が伸び、利益率は 3% 台後半 利益 3 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 4,590 円44 億円

生活関連用品の数量は人口減で 1 割弱減るが、土工と防災で下げ止まる。物流機器は台数を 1 割ほど増やす。単価は物価に近く上がり、鋼材高も価格に転嫁できる。営業利益率は直近の 3% 台半ばを上回り、3% 台後半で安定する。還元は株主提案以降の流れを保ち、普通配当を物価に合わせて増やす。更新投資は償却を上回って現金が出ていくが、財務に余裕があるため借入を増やさずに賄える。物流機器の台数増が、生活関連用品の数量減を補う。人口減の中でも、防災用品としてのショベルの需要は底堅く、公共工事の予算が数量を支える。値上げで売上が伸び、利益率が改善する。

  • 生活関連用品:数量 269(出荷点数(万点))× 価格 0.26(1 点あたりの売上(億円 ÷ 万点))→ 売上 70 億円・営業利益 3 億円
  • 物流機器:数量 22.4(出荷台数(万台))× 価格 2.09(1 台あたりの売上(万円))→ 売上 47 億円・営業利益 2 億円

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.1% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 44 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:近年の営業利益率は 3% 台半ばで、これを少し上回る程度なら十分に起こる。

中立 38% 中立:数量は細るが値上げで売上を保ち、利益率は 3% 前後 利益 2 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 3,352 円32 億円

ショベルとスコップは、120 年を超える老舗の主力だ。土工用では国内で最大手とされ、公共工事と防災備蓄に支えられる。数量は人口減と農業人口の減少で 10 年で 1 割弱減る。物流機器は荷動きの底堅さと人手不足を背景に横ばいで推移する。単価は物価に沿って上がり、売上は 100 億円を超える。営業利益率は会社予想と過去の中間の 3% 前後。配当は純利益の 3 割に高まり、自己資本は積み上がる。設備は古く、更新は物価と建築費の上昇で重い。減価償却は取得時の値段のままで、会計の利益が見かけ上厚くなる一方、現金は更新投資で細る。配当は純利益の 3 割に高まり、自己資本は少しずつ積み上がる。

  • 生活関連用品:数量 258(出荷点数(万点))× 価格 0.25(1 点あたりの売上(億円 ÷ 万点))→ 売上 66 億円・営業利益 2 億円
  • 物流機器:数量 20.0(出荷台数(万台))× 価格 2.04(1 台あたりの売上(万円))→ 売上 41 億円・営業利益 1 億円

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.8% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 30 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社予想は営業利益率 2.6% と直近より低い。直近 4 年の 3% 台半ばとの中間を取り、最も厚い 38%。

やや悲観 27% やや悲観:廉価輸入品と物流機器の競争で利益率が 2% 前後に 利益 1 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 1,374 円13 億円

海外製の廉価なショベルと園芸用品が国内で広がり、ブランドの価格優位が薄れる。物流機器は競合が多く、値上げが原価の上昇に届かない。数量は生活関連で 15% 減、物流機器でも 1 割減る。営業利益率は 2% 前後まで下がる。配当は維持できるが、増配の余地は小さい。自己資本は積み上がっても、稼ぐ力は細る。設備の更新を先送りして維持するが、競争力は落ちる。配当は 2 割台に戻り、積み上がる自己資本が増える。物流機器は大手に価格で押され、台数も減る。ショベルは輸入品との価格差が開く。鋼材の値上がりを価格に転嫁できず、原価率が上がる。製造現場の賃金も上がり、利益が圧迫される。

  • 生活関連用品:数量 238(出荷点数(万点))× 価格 0.25(1 点あたりの売上(億円 ÷ 万点))→ 売上 59 億円・営業利益 1 億円
  • 物流機器:数量 18.0(出荷台数(万台))× 価格 1.98(1 台あたりの売上(万円))→ 売上 36 億円・営業利益 1 億円

倍率:稼ぐ力が資本コストをさらに下回る筋。PER は上限の 6 割で置いた。

確率:2027/03 の会社予想が既に営業利益 29% 減で、コスト高の転嫁に苦戦している兆しがある。27% とした。

悲観 10% 悲観:構造的に負け、赤字と資産の床だけが残る 利益 0 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 833 円8 億円

土工用ショベルと園芸用品は海外製に押され、数量が 3 割減る。物流機器は大手の台車・容器メーカーに敗れて 25% 減る。固定費が重く、営業赤字が数年続く。配当は普通配当を維持できず、減らす。会社は工場の統合や土地の売却で縮む。値段は事業の稼ぐ力ではなく、換金できる資産で測るしかなくなる。赤字の間は配当を減らし、固定資産の売却で資金をつなぐ。自己資本は損失で細る。大株主との関係が悪化し、経営の混乱が資産の売却を遅らせる可能性もある。工場の統合で固定費を削るが、縮小の速度は需要の減少に追いつかない。

  • 生活関連用品:数量 196(出荷点数(万点))× 価格 0.24(1 点あたりの売上(億円 ÷ 万点))→ 売上 47 億円・営業利益 0 億円
  • 物流機器:数量 15.0(出荷台数(万台))× 価格 1.91(1 台あたりの売上(万円))→ 売上 29 億円・営業利益 0 億円

倍率:赤字で PER は使えない。床の資産(約 8.0 億円)を今の自己資本 46 億円に掛ける形で、PBR は約 0.17 倍。事業の稼ぐ力より、換金できる資産のほうが大きい構造の負けとして置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.174 倍・時価総額 8 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:主力製品の価格競争と需要減が重なる構造的な負けの筋。10% は、小型の製造業に置く下限として十分。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

生活関連用品

ショベル・スコップ・園芸用具・工事・農業用機器。土工用ショベルは国内最大手とされる。

数量出荷点数(万点)価格1 点あたりの売上(億円 ÷ 万点)売上営業利益
今 2026/03 280 0.19 53 2
10 年後 中立 258 0.25 66 2

取り方:売上 53.1 億円(構成比 63.5%)を、1 点あたり平均 0.19 億円÷万点(1 点約 0.19 万円の混合価格)と置いて出荷 280 万点と推定した。点数は開示がなく売上からの推定。セグメント利益は非開示なので全社営業利益 3.1 億円を 2.0 と 1.1 に分けた推定。

物流機器

台車・コンテナ・ロールボックスなど、工場・倉庫で使う運搬機器。

数量出荷台数(万台)価格1 台あたりの売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 20.0 1.53 31 1
10 年後 中立 20.0 2.04 41 1

取り方:売上 30.5 億円(構成比 36.5%)を、1 台あたり平均 1.525 万円と置いて出荷 20 万台と推定した。台数は開示がなく売上からの推定。セグメント利益は非開示の推定。

リスクと懸念

コスト高の価格転嫁

2027/03 期の会社予想は営業利益が 3 割減。鋼材・樹脂・物流費の上昇を価格に転嫁できなければ、利益率は 2% 台に下がる。

廉価な輸入品との競争

ショベルと園芸用具は海外製の廉価品に押される。国内トップシェアでも、価格差が開けばブランドの値打ちは落ちる。

人口減と農業人口の減少

生活関連用品の数量は人口と農業人口で決まる。10 年で 1 割ほど減る前提でも、下振れる可能性がある。

物流機器の競合

台車やコンテナは参入障壁が低い。大手や中堅の競合と価格で争い、利益率が上がりにくい。

資本の使い道

自己資本の厚さが積み上がるだけなら、価値を生まない。還元の方針が一貫せず、特別配当が 1 回限りに終わるおそれがある。

小型株の流動性と株主構成

時価総額が 20 億円ほどで、売買は薄い。株主提案が出た経緯があり、経営と株主の関係が不安定になる局面もありうる。

今後の分かれ目

配当性向が 4 割を超えて 2 期続く、または自社株買いが始まる
楽観・やや楽観の確率を上げる。自己資本の使い道が変わった証拠になる。
営業利益率が 4% を超える
価格転嫁と製品の入れ替えが効いたと見て、中立の利益率を上げる。
2027/03 期の営業利益が予想の 2.2 億円を下回る
コスト高の転嫁が進んでいないと見て、やや悲観の確率を上げる。
土地や投資有価証券の売却方針が数字で開示される
売却益と還元の額を別に足して、中立の価値を見直す。
公開買付けや非公開化の発表がある
筋書きの前提が変わるので、分析を作り直す。

見ておくもの

  • 営業利益率と会社予想の達成度
  • 配当性向と自社株買い
  • 物流機器の売上
  • 投資有価証券と土地の売却
  • 株主総会の議案と株主提案

倍率と資本コストの決め方

倍率は ROE が k を下回る事業の上限 1÷k から、利益の質に応じて置いた。今の株価や同業の倍率は使っていない。セグメント利益は非開示で、全社の営業利益を割った推定。土地の含み益は開示で確かめられないため、中立には足さず、悲観の床に簿価の 1 割だけ見込んだ。新リース会計基準の影響は小さい(賃借は少ない)。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12→13.33 倍・やや楽観 PER 10→13.33 倍・中立 PER 9.5→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 浅香工業 決算・業績進捗情報(株予報 Pro)
  2. 浅香工業 決算説明資料 2026年3月期

分析日 2026-10-22