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共同印刷 7914

漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,152 円319 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,711 円473 億円差 −32.7%
10 年後から見ると 割高 価値 1,152 円319 億円 · 差 −32.7% · 期待の年率 +2.6%
期待の年率リターン(10 年)+2.6%資本コスト比 −6.1 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

共同印刷は、週刊少年ジャンプを創刊号から刷ってきた老舗の印刷会社である。ただ、今の成長の芯は漫画ではなく、化粧品や歯みがきのチューブだ。筆者の結論は割高。本業の利益が小さいまま、株価が持ち合い株と高い配当で支えられているからだ。

2026 年 3 月期の売上は 982 億円、営業利益は 21 億円にとどまる。純利益は 39.6 億円と大きく見えるが、持ち合い株の売却益 34 億円が押し上げた。これを除いたならした純利益は 18 億円前後で、ROE は 3% に届かない。

事業は 3 つある。出版・商業印刷は赤字で、紙の需要が細り続ける。データプリントや IC カードの情報セキュリティは、官公庁向けと交通系 IC カードの落ち込みで、利益が 4 割減った。伸びているのはチューブや軟包装の生活・産業資材だけだ。国内のラミネートチューブで首位の座を使い、ベトナムとインドネシアに広げている。

資本政策は、低い PBR に追われる形で動いている。持ち合い株を純資産の 27% から 15% 未満へ減らし、配当は純資産の 3.5% を目安に払う。2025 年末には発行済み株の 10.4% を消却した。方向はよい。ただ、配当は利益より重く、株を売った益で穴を埋めている。売る株が減れば、利益で払うしかなくなる。

10 年後の中立は、営業利益が 34 億円、ROE が 4% 台だ。資本コスト 8.75% に届かない会社の値打ちは、利益の 10 倍弱が上限である。売却予定の持ち合い株の手取りを足しても、時価総額は今を下回る。会社が掲げる 2034 年度の営業利益 120 億円に届く筋書きもあるが、確率は 1 割に満たないと見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、見たいのは「持ち続けたい事業か」だ。共同印刷は、そうとは言いにくい。

利益を生む力は小さい。12 年のうち営業利益率が 3.5% を超えた年はなく、ROE は資本コストを大きく下回り続けた。設備投資は年 50 億円近くかかり、減価償却も 58 億円ある。営業の現金の多くが設備に消えるので、手元に残る利益(オーナー利益)はさらに薄い。

一方で、足元の資産は厚い。持ち合い株の含み益は税引き後で約 99 億円、現金は借入より多い。資産の裏づけがあるので、悲観の筋書きでも倒れにくい。ここは評価できる。

資本の配り方は改善の途上にある。持ち合い株を売り、配当と自社株買いに回すのは筋が通る。だが、売却益で配当を払う形は長く続かない。大事なのは、売って浮いた資金が、チューブの増設のような ROIC(投下資本利益率)8% 以上の使い道に向かうかどうかである。会社自身が示す ROIC は 1.6%(2024 年度)にとどまる。

筆者の結論は、資産が厚い安全域はあるが、成長の根は細いというものだ。今の株価は、その安全域より先を織り込んでいる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は 3 つの柱と、小さな不動産・物流である。

情報コミュニケーション(売上 323 億円)は出版と商業印刷の部門だ。集英社の週刊少年ジャンプを 1968 年の創刊から受け、コミックスや児童書に強い。カタログ、店頭販促の什器、統合報告書の制作も請ける。この部門は営業赤字が続く。紙の出版が減るなかで、不採算の雑誌から手を引き、デジタルコミックやイベント企画などの非印刷に重心を移している。

情報セキュリティ(売上 305 億円)は、顧客情報の印刷から封入・発送までを一手に請けるデータプリントと、その周辺事務を丸ごと受けるビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO、業務の外部受託)が主力だ。ほかに、交通系 IC カード、宝くじ、特急券の用紙がある。交通系 IC カードは首位のシェアだ。2026 年 3 月期は官公庁向けのデータプリントと IC カードが減り、営業利益は 11 億円と 4 割減った。

生活・産業資材(売上 332 億円)は、ラミネートチューブ(化粧品、歯みがき、医薬、食品向け)、ブローボトル、紙器、軟包装、医薬品や電子部品向けの高機能フィルムである。営業利益は 15 億円で、全社でいちばん稼ぐ。ベトナムとインドネシアに工場を持つ。

最後に、その他(売上 22 億円)。2022 年に小石川の旧本社地を日鉄興和不動産へ 75 年の定期借地で貸した。受け取った前払い分は長期前受金(164 億円)として負債に載る。2026 年 3 月期に 2.3 億円減っており、筆者はこれが毎年収益に振り替わっているとみる。現金が入らない利益である。

優良さと弱いところ

優良さは、事業ごとに大きく違う。筆者は、この会社に強い堀(他社がまねできない強み)があるとは言えないと見る。

堀に近いのは 2 つだ。ラミネートチューブは国内首位で、化粧品メーカーの品質要求に応えてきた実績がある。交通系 IC カードと特急券用紙は、鉄道会社との長い取引と製造の許可に守られる。ただ、前者は大日本印刷、凸版、武内プレスと競り合い、後者は IC カードのスマートフォン移行で需要が細る。

堀がないのは出版と商業印刷だ。営業利益率が 1% を切る年が多く、2026 年 3 月期は赤字だった。BPO とデータプリントも、官公庁の入札で値段を決められる。過去 10 年の ROE の中央値は 2.5% で、資本コストを大きく下回ってきた。営業利益率は 12 年間で 3.5% を超えていない。

経営の動きは、目に見えて前向きになった。不採算の工場を閉め、雑誌の赤字案件から撤退し、持ち合い株を減らし、自社株を買って消却した。前の中計(営業利益 31 億円)は 23 億円で終わったが、ROE の目標は売却益のおかげで達成した。利益で稼ぐ力がついたのではない点が、いちばん弱い。

財務は堅い。自己資本比率は 52.7% で、現金が借入を上回る。倒産の心配はなく、時間を稼げる会社だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の印刷市場は 1991 年の 8.9 兆円から縮み、2024 年は 6.3 兆円ほどだ。出版も商業印刷も、紙の部数が減るのが止まらない。印刷の大手は凸版(TOPPAN)と大日本印刷で、この 2 社も半導体材料に軸足を移している。共同印刷は、その下に位置する中堅だ。

情報コミュニケーションの市場は、筆者の推計で約 1.6 兆円。実質では年に 3% 前後縮むと見る。カタログと情報誌は大きく減り、IR 分野と店頭販促だけがやや強い。

情報セキュリティの市場は約 1.2 兆円。データプリントは、行政と金融のペーパーレス化で細る。BPO は、健康経営の支援や口座開設アプリなどで伸びる分野もあるが、人の手間で売る仕事は AI エージェントに置き換えられやすい。この部門で筆者が最も気にするのは、そこだ。IC カードは、スマートフォン決済へ移る流れがある。

生活・産業資材の市場は、国内とアジアで約 1.1 兆円と置く。国内のラミネートチューブは、調査会社の見立てで年 1% 前後の伸びだ。世界のチューブ包装は年 5% 台で伸びるとされ、アルビア、エッセルプロパックなどの大手が競う。東南アジアは化粧品の需要が伸びるので、共同印刷の拠点には追い風がある。ただ、国内で価格を転嫁し切れていない点は課題だ(2026 年 3 月期は転嫁の遅れと受注価格の下落で利益が減った)。

業界全体として、紙は減り、包装は増える。印刷会社の価値は、包装にどれだけ資本を移せるかで決まる。

資本政策と M&A

還元の柱は DOE(純資産配当率)3.5% だ。2026 年 3 月期の配当総額は 21 億円ほど、次期は 22 億円強を予想する。ならした純利益を上回る水準だ。

自社株は、2025 年 11 月に 10 億円を上限に取得を決め、実際は 9.6 億円を買った。同年 12 月に発行済み株の 10.4%(348 万株)を消却している。同じ時期に、DIC の退職給付信託などが 192 万株を売り出した。需給の重しを自社株買いでならした形だ。

持ち合い株は、上場 23 銘柄で 174 億円、純資産の 27% を占める(リクルート 44 億円、SCREEN 38 億円、清水建設 19 億円など)。会社は 2027 年度までに 15% 未満(約 98 億円以下)にすると公表した。今期は 8 銘柄を 41 億円で売った。含み益の税引き後は約 99 億円ある。

株主優待は QUO カードで、200 株以上の株主に年 2 回出る。費用の開示がないため、株主 12,849 人から筆者が推計し、年 0.8 億円ほどと見る。10 年分を還元に足した。

M&A は、東南アジアと産業用包材を中心に探る方針で、10 年で成長投資 430 億円のうち一部を充てる。大型の買収実績はない。株主には、東京インキ(7.2%)と DIC の信託がいる。10 年以内の TOB の確率は 28% との推計もあるが、有力な買い手の名前は出ていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

生活・産業資材が、これから会社の姿を変える。国内のラミネートチューブは首位で、化粧品向けの高付加価値品に入れ替えるほど価格是正が進む。インドネシアの工場は増設が続き、東南アジアの化粧品需要を取り込む。産業用包材と機能性フィルムが加われば、この部門だけで売上は今の倍になり、営業利益率は 8% 台に上がる。

情報系は、赤字の雑誌から手を引いたことで出血が止まった。BPO は、健康経営の支援や口座開設アプリで伸び、官公庁向けの落ち込みを埋める。IC カードの減りは、乗車券やスマートフォン向けサービスで補える。2022 年の借地契約で受け取った 164 億円の前受金が、財務を支えている。増設の資金も出せる。

資本政策も変わった。持ち合い株が純資産の 15% 未満になれば、浮いた資金で配当と自社株買いが続き、ROE は 8% に近づく。2025 年末に発行済み株の 10.4% を消却したのは、経営が資本効率を本気で見ている証拠だ。会社の長期目標である 2034 年度の営業利益 120 億円に近づけば、利益は今の 5 倍になる。PBR が 0.7 倍にとどまる今の評価は、この変化を織り込んでいない。

慎重な見方

会社の計画は、いつも未達に終わってきた。前の中計は営業利益 31 億円を掲げて 23 億円で終わり、今期の営業利益は 21 億円と減っている。今期の ROE の達成も、本業ではなく持ち合い株の売却益のおかげだ。売る株が減れば、その手は使えない。

出版・商業印刷はまだ赤字で、紙の需要が細る速さは計画より速いかもしれない。情報セキュリティも、官公庁と IC カードの 2 本柱が同時に崩れた。BPO は、AI エージェントが人の手間を代わりに担う分野で、値下げ圧力が強まる。

成長の芯のチューブも、国内は大日本印刷、凸版、武内プレスと競り合う。海外は、アルビアなど世界大手が先にいる。価格転嫁の遅れは、国内でさえ解決していない。会社自身が示す ROIC は 1.6% で、増設を重ねても資本コストを超えられる保証はない。

配当は純資産の 3.5% と手厚いが、ならした利益のほぼ全部を使う。業績が崩れれば減配に追い込まれる。そのとき、配当で支えられている株価の根拠が失われる。資産の厚みはあるが、PBR 0.7 倍はすでにその分を織り込んでいる。

どちらに重みを置いたか

強気の主張は、チューブの成長と持ち合い株の整理という確かな事実に支えられている。だが、その事実が会社全体の利益を数倍にするところまでは、実績が示していない。慎重な見方の方が強いと判断し、確率を悲観側に寄せた。中立は、チューブの成長が印刷の縮小を少し上回る姿で、営業利益は 34 億円。資産の厚みがあるので悲観でも大きくは崩れないが、利益の質は上がらないと見る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,370 円379 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 852 円236 億円)。 今の値に割り戻すと 1,152 円319 億円、今との差 −32.7%、 期待の年率 +2.6%(資本コスト 8.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 3,712 円1,027 億円 1,475 円408 億円 +203.1% +11.7% 363 円100 億円
やや楽観 18% 2,339 円647 億円 1,157 円320 億円 +104.3% +7.4% 629 円174 億円
中立 35% 1,372 円380 億円 871 円241 億円 +31.1% +2.7% 785 円217 億円
やや悲観 25% 539 円149 億円 672 円186 億円 −29.2% −3.4% 303 円84 億円
悲観 15% 495 円137 億円 448 円124 億円 −44.9% −5.8% 142 円39 億円
加重平均100% 1,370 円379 億円852 円236 億円 +29.8% +2.6% 2,222 円615 億円

今の株価時価総額 1,711 円473 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 生活・産業資材が倍になり、会社の長期目標に近づく 利益 76 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 3,712 円1,027 億円

生活・産業資材が、会社の計画どおり今の倍の規模になる。国内のチューブは化粧品向けの高付加価値品へ入れ替わり、価格是正が進む。インドネシアとベトナムは増設を重ね、東南アジアの化粧品需要を取り込む。産業用包材と機能性フィルムも新しい柱になる。営業利益率は 8% 台半ばに上がる。

情報系は、赤字の雑誌から手を引いて出血が止まる。BPO は健康経営の支援や金融向けのアプリで伸び、官公庁向けの落ち込みを埋める。AI エージェントを使って自社の BPO を効率化できる点も効く。IC カードの減りは乗車券と決済サービスで補う。

持ち合い株は純資産の 15% 未満になり、売却代金は配当と自社株買い、そして海外の増設に回る。ROE は 10% を超える。営業利益は 99 億円まで伸びるが、会社が掲げる 2034 年度の 120 億円には届かない。

  • 情報コミュニケーション:数量 27.5(国内の出版・商業印刷・関連サービスの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.30(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 357 億円・営業利益 13 億円。市場の縮みは緩やかで、シェア維持。IR・コンテンツ中心で利益率 3.5%
  • 情報セキュリティ:数量 29.0(国内のデータプリント・BPO・カード・証券類の実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.34(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 388 億円・営業利益 27 億円。BPO とヘルスケアで数量をほぼ保つ。利益率 7%(前々期並み)
  • 生活・産業資材:数量 59.7(国内とアジアのチューブ・紙器・軟包装・機能性フィルムの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.34(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 800 億円・営業利益 68 億円。数量 1.8 倍(増設と産業用包材)、価格は物価並み。利益率 8.5%

倍率:事業の純利益 75 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.7% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 12.83 倍、時価総額 1,027 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:チューブの増設、産業用包材への参入、BPO の伸びがそろって成功し、持ち合い株の整理も進むという、複数の成功が連続する筋書き。会社の計画は過去に未達が続いたので、1 割を切る確率にとどめた。

やや楽観 18% 中計どおりに進み、ROE が 7% 台に乗る 利益 52 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 2,339 円647 億円

生活・産業資材は、チューブを化粧品向けに入れ替えて価格を是正し、インドネシアで増設を続ける。数量は 1.45 倍になり、営業利益率は 7% に届く。

情報セキュリティは、BPO の伸びがデータプリントの減りをほぼ打ち消す。営業利益率は 6% に戻る。情報コミュニケーションは、不採算の工場と雑誌を整理し終えて黒字になる。

持ち合い株は 15% 未満にそろい、その後も縮減が続く。配当は DOE 3.5% を保ち、自社株買いが加わる。営業利益は 66 億円まで伸びる。会社の中計(2027 年度に営業利益 45 億円)より 10 年遅れて、その先の水準へ届く姿だ。ROE は資本コストにあと一歩届かない。

  • 情報コミュニケーション:数量 24.3(国内の出版・商業印刷・関連サービスの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.28(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 310 億円・営業利益 8 億円。市場縮小・シェア微減、不採算を整理して利益率 2.5%
  • 情報セキュリティ:数量 26.8(国内のデータプリント・BPO・カード・証券類の実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.30(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 349 億円・営業利益 21 億円。BPO が伸び、数量 0.88 倍。利益率 6%
  • 生活・産業資材:数量 48.1(国内とアジアのチューブ・紙器・軟包装・機能性フィルムの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.34(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 645 億円・営業利益 45 億円。数量 1.45 倍(国内の入れ替えと海外増設)、利益率 7%

倍率:事業の純利益 51 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.9% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 11.43 倍、時価総額 647 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期経営計画の方向(チューブの高付加価値化、持ち合い株の整理、DOE 3.5%)が最終年度の目標には届かなくても、おおむね進む姿。実行の実績は弱いが、方向が明確なので 2 割弱を置いた。

中立 35% チューブの成長が、印刷の縮小を少し上回る 利益 29 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 1,372 円380 億円

出版・商業印刷は、紙の需要が実質で 4 割近く縮む。それでも不採算を切り、売上は 250 億円前後を保つ。営業利益は、赤字を脱して 2 億円のわずかな黒字になる。

情報セキュリティは、官公庁向けデータプリントと IC カードが細り、BPO の一部は AI エージェントに置き換わる。数量は実質 0.75 倍に落ちるが、健康経営や金融向けの BPO が下支えし、利益率は 4% 台を保つ。

生活・産業資材は、国内のチューブが年 1% 前後、インドネシアが年 7% 前後で伸び、数量は 1.1 倍になる。価格は転嫁の遅れが残り、物価をやや下回る。営業利益率は 5.5% に届く。

全社の営業利益は 34 億円で、今の 1.6 倍にとどまる。持ち合い株は 15% 未満にそろい、売却代金は借入の返済と自社株買いに回る。配当は DOE 3.5% を保つが、ROE は 4% 台で資本コストに届かない。優待(年 0.8 億円と推計)の受け取りも還元に含める。

  • 情報コミュニケーション:数量 20.1(国内の出版・商業印刷・関連サービスの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.25(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 251 億円・営業利益 2 億円。市場の縮みを不採算の切り捨てで受ける。シェア微減、利益率 0.8%
  • 情報セキュリティ:数量 22.9(国内のデータプリント・BPO・カード・証券類の実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.25(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 286 億円・営業利益 12 億円。官公庁・IC カードが細り、BPO の一部が AI で置き換わる。数量 0.75 倍、利益率 4.2%
  • 生活・産業資材:数量 37.2(国内とアジアのチューブ・紙器・軟包装・機能性フィルムの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.30(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 483 億円・営業利益 27 億円。国内 1%・海外 7% の成長で数量 1.12 倍。価格は転嫁遅れで 1.30 倍。利益率 5.5%

倍率:事業の純利益 28 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.7% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 11.43 倍、時価総額 380 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:出版・商業印刷の縮小は確実で、チューブの成長と持ち合い株の整理は進むが、利益は大きく伸びない。会社の計画は過去に未達が続いたことを踏まえ、最大の確率を置いた。

やや悲観 25% 印刷の縮小が速く、チューブの成長も止まる 利益 13 億円 · PER 8.7 倍 · 株価時価総額 539 円149 億円

出版・商業印刷は、実質で半分近くまで縮み、構造改革の費用がかさんで赤字に戻る。情報セキュリティは、官公庁の電子化と IC カードのスマートフォン移行で需要が減る。AI エージェントが事務作業の BPO を置き換え、値段が物価に追いつかない。利益率は 2.5% まで下がる。

生活・産業資材は、国内の競合(大日本印刷、凸版、武内プレス)との値下げ競争で、価格を転嫁できない。インドネシアは増設が遅れ、数量は国内の減りと相殺されて 0.95 倍にとどまる。営業利益率は 4%。

営業利益は 11 億円で、ほぼ今の半分になる。持ち合い株の売却益が減るなか、会社は DOE を維持しようとして、配当が利益を上回る年が続く。売却は進むが、代金の一部は赤字事業の再編に使われる。

  • 情報コミュニケーション:数量 16.8(国内の出版・商業印刷・関連サービスの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.18(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 198 億円・営業利益 −3 億円。数量 0.52 倍・値決め弱く、構造改革の費用もあって利益率 -1.5%
  • 情報セキュリティ:数量 18.9(国内のデータプリント・BPO・カード・証券類の実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.15(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 217 億円・営業利益 5 億円。電子化・スマホ移行・AI 代替で数量 0.62 倍。利益率 2.5%
  • 生活・産業資材:数量 31.5(国内とアジアのチューブ・紙器・軟包装・機能性フィルムの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.22(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 384 億円・営業利益 15 億円。価格転嫁が進まず 1.22 倍。数量 0.95 倍、利益率 4%

倍率:事業の ROE 1.9% が k 8.75% 以下なので PER は 1÷k=12.1 倍まで。利益が小さく、稼ぐ力(純利益÷k)より倍率を抑える年。上限の 7 割強に置く。(上限の約 72% の 8.7 倍)

確率:紙の縮みが計画より速く、AI による BPO の置き換えが早まり、チューブの価格転嫁も進まない。過去の計画の未達と、今期すでに情報セキュリティが 4 割減益になった事実を重く見て、2 割台半ばを置いた。

悲観 15% 本業で稼げず、持ち合い株の売却で延命する 利益 4 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 495 円137 億円

紙の需要が実質で 6 割まで縮み、情報コミュニケーションは赤字が止まらない。官公庁向けのデータプリントは電子化され、交通系 IC カードはスマートフォンに移る。AI エージェントが BPO の事務を担い、値段は物価の半分も上がらない。

生活・産業資材は、国内で大日本印刷や凸版に化粧品の大口顧客を取られる。ベトナムとインドネシアの増設は、世界大手のアルビアなどとの競争で稼働が上がらず、減損が出る。

営業利益はゼロに落ちる。配当は DOE の目安を守れず、半分近くまで減らす。持ち合い株の売却代金で赤字を埋め、純資産は減損で 580 億円台に減る。もはや優良な印刷会社ではなく、資産の厚みだけで評価される会社になる。

  • 情報コミュニケーション:数量 12.9(国内の出版・商業印刷・関連サービスの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.10(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 142 億円・営業利益 −2 億円。数量 0.40 倍・シェア低下、赤字が続く
  • 情報セキュリティ:数量 15.2(国内のデータプリント・BPO・カード・証券類の実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.05(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 160 億円・営業利益 2 億円。電子化・スマホ移行・AI 代替で数量半減、利益率 1%
  • 生活・産業資材:数量 24.9(国内とアジアのチューブ・紙器・軟包装・機能性フィルムの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段))× 価格 1.10(値段の指数(今=1.00。物価込みの名目))→ 売上 274 億円・営業利益 6 億円。大口顧客を失い数量 0.75 倍、価格 1.10 倍、利益率 2%

倍率:構造的に負けた筋書きで、稼ぐ力(事業の純利益 3.5 億円 ÷ k)は 42 億円ほどにとどまる。床は売れる資産で見て、今の自己資本 652.6 億円に 0.21 倍を掛けた。内訳は持ち合い株の時価 175 億円の税引き後 132 億円と純現金 28 億円で、退職給付の純負債の税引き後 23 億円を引いた約 137 億円。土地・工場は数えない。ROE が k 以下で稼ぐ力より売れる資産が大きいため、後者を採った。

確率:出版・商業印刷、データプリント、IC カードの縮みが同時に速まり、BPO が AI で置き換わり、国内外のチューブも競合に取られる、構造的に負ける姿。実行途上の変化が多く、持ち合い株の売却益を除くと利益が薄い現状から、15% を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

情報コミュニケーション

出版印刷(週刊少年ジャンプなど)、一般商業印刷(カタログ・情報誌・店頭販促)、オリジナルコンテンツ、IR 支援。

数量国内の出版・商業印刷・関連サービスの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段)価格値段の指数(今=1.00。物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 32.3 1.00 323 −2
10 年後 中立 20.1 1.25 251 2

取り方:市場の規模は筆者の推計で約 1.6 兆円(実質)。国内の印刷市場 6.3 兆円のうち、出版・商業印刷・コンテンツの領域。売上 323.4 億円を割るとシェアは約 2.0%。営業損失 2.2 億円。数量は市場×シェアの実質取扱額、価格は物価込みの値段の指数。

情報セキュリティ

データプリント、BPO(業務の外部受託)、交通系 IC カード、宝くじ・乗車券の用紙、小口決済システム。

数量国内のデータプリント・BPO・カード・証券類の実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段)価格値段の指数(今=1.00。物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 30.5 1.00 305 11
10 年後 中立 22.9 1.25 286 12

取り方:市場の規模は筆者の推計で約 1.2 兆円(実質)。データプリント・BPO・IC カード・証券類の国内市場。売上 304.8 億円を割るとシェアは約 2.5%。営業利益 11.3 億円(利益率 3.7%)は前期の 19.6 億円から 42% 減。BPO と事務を伴うデータプリントが売上の 6 割ほどで、AI エージェント代替の影響を受ける型。

生活・産業資材

ラミネートチューブ、ブローチューブ・ボトル、紙器、軟包装、医薬品・電子部品向けの高機能フィルム。ベトナム・インドネシアに工場。

数量国内とアジアのチューブ・紙器・軟包装・機能性フィルムの実質規模 × 当社のシェア(十億円・2026 年の値段)価格値段の指数(今=1.00。物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 33.2 1.00 332 15
10 年後 中立 37.2 1.30 483 27

取り方:市場の規模は筆者の推計で約 1.1 兆円(実質)。国内のチューブ(首位)・紙器・軟包装と、アジアのチューブ市場。売上 331.7 億円を割るとシェアは約 3.0%。営業利益 15.2 億円(利益率 4.6%)は前期比 26% 増。

リスクと懸念

出版・商業印刷の縮小と赤字

情報コミュニケーションは売上 323 億円で営業赤字が続く。カタログと情報誌の減り方が大きく、コミックスの好調でも補えない。縮みが構造改革より速ければ、再編費用が膨らみ、会社全体の利益を押し下げる。

官公庁・交通系 IC カードの落ち込み

情報セキュリティの営業利益は 2026 年 3 月期に 4 割減った。官公庁向けのデータプリントが減り、交通系 IC カードもスマートフォンへ移っている。この 2 本柱が同時に細ると、全社の利益の約半分が揺らぐ。

AI エージェントによる BPO の代替

BPO や事務を伴うデータプリントは人の手間で売る仕事で、AI エージェントが置き換えやすい。情報セキュリティの数量を 10 年で 0.75 倍と置き、悲観では半分にした。成果で課金できる新しい契約に移れなければ、値段も物価に追いつかない。

持ち合い株の売却益に頼った還元

配当は年 22 億円ほどで、ならした純利益を上回る。2026 年 3 月期の最終利益と ROE は売却益 34 億円で押し上げられた。純資産の 15% 未満にそろえたあとは売る株が減り、本業の利益だけで配当を払うことになる。

チューブの価格転嫁と競合

成長の芯であるチューブは、国内では大日本印刷、凸版、武内プレスと競る。2026 年 3 月期は、一部製品で価格転嫁が遅れ、受注価格も下がった。海外では世界大手のアルビアなどが先行し、増設した工場の稼働が上がらない恐れがある。

計画未達の常習と需給

前の中計は営業利益 31 億円の目標が 23 億円で終わった。今の中計は 2027 年度(2028 年 3 月期)に 45 億円を掲げるが、2027 年 3 月期の会社予想は 25 億円だ。DIC の信託や東京インキなど安定株主の売却は、需給の重しになりうる。

今後の分かれ目

生活・産業資材の営業利益率が 6% を超えて定着したら
チューブの価格是正と海外の増設が実を結んだ証拠。中立の営業利益率を上げ、楽観側の確率を厚くする。
情報セキュリティの営業利益が 15 億円を超えて戻ったら
官公庁・IC カードの落ち込みが一服した証拠。BPO の伸びが AI 代替を上回るなら、数量の見通しを上方に直す。
持ち合い株の売却が止まり、本業の利益で配当を払い切れなくなったら
減配の可能性が高まる。還元を引き下げ、やや悲観側の確率を上げる。
売却代金が高収益の増設や買収に回り、ROIC が 8% に近づいたら
資本の使い方が変わった証拠。資本コストを超える ROE の筋書きの確率を上げる。
出版・商業印刷の赤字が拡大し、工場閉鎖が続いたら
縮みが計画より速い。やや悲観の確率を上げ、情報コミュニケーションの数量を下げる。
有力な買い手による TOB が出たら
資産の厚み(持ち合い株と純現金)が評価される。ただし買収の値段は、本質価値と別に考える。

見ておくもの

  • 生活・産業資材の営業利益率と、インドネシア・ベトナムの増設の稼働
  • 情報セキュリティの営業利益(官公庁向けデータプリント・IC カード・BPO)
  • 持ち合い株の残高(純資産対比 15% 未満の達成)と、売却益の水準
  • 配当(DOE 3.5%)と、本業の利益で払えているか
  • 2028 年 3 月期の営業利益(会社目標 45 億円。2027 年 3 月期の予想は 25 億円)

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額 470 億円や PBR 0.7 倍を見る前に、3 つのセグメントを市場規模 × シェアで積み上げ、10 年後の利益と資本コスト 8.75% から倍率を決めた。中立は ROE が 4% 台で資本コストに届かず、倍率は式の上限(1÷k)の 8 割に置いた。持ち合い株は、会社が数字で公表した縮減目標の分(手取り約 60 億円)だけ別に足し、残りは配当を利益に残した。借地の前受金の取り崩し(現金が入らない年 2 億円強)は営業利益から外した。結果は今の時価総額を 3 割強下回った。今の株価が倍でも半分でも、この数字は動かない。新リース会計基準の影響は小さく(リース負債は 13 億円)、10 年後の数字は今と同じ形で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.3→12.83 倍・やや楽観 PER 10→11.43 倍・中立 PER 9.7→11.43 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 共同印刷 個人投資家向け会社説明会資料(2026 年 2 月)
  2. 共同印刷 2026 年 3 月期 決算短信
  3. 共同印刷 第 146 期 有価証券報告書

分析日 2026-10-19