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タカノ 7885

堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)869 円132 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,021 円155 億円差 −14.9%
10 年後から見ると やや割高 価値 869 円132 億円 · 差 −14.9% · 期待の年率 +5.4%
期待の年率リターン(10 年)+5.4%資本コスト比 −2.6 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

タカノは長野県宮田村の機械・家具メーカーだ。オフィスの椅子と臨床検査薬、液晶・半導体向けの検査装置、電磁アクチュエータなどを手がける。

筆者の結論は割高だ。資産は厚い。純現金は 82 億円で時価総額の半分に当たる。だが資産が稼ぐ力は低い。ROE は過去 10 年の中央値で 2.3% にとどまる。

今の時価総額は自己資本の 5 割弱で、割安に見えやすい。ただ資本コストを下回る稼ぎしかなければ、帳簿の価値は満額にならない。利益の水準を物価と数量で積み直しても、10 年後の価値は今の値段に届かない。

中期計画は 2029 年 3 月期に営業利益率 10% を目指す。だが過去 12 年の最高は 5.1% で、筆者は届かないと見る。実現すれば強気の筋書きになるが、確率は 1 割にとどめた。

変化の芽は 2 つある。検査装置の半導体・フィルム向けの回復と、アレルギーの臨床検査薬だ。ここが伸びれば利益の質は上がる。

株主の戻りも課題だ。配当は利益の 4〜5 割だが、自社株買いは 2022 年 3 月期以降ない。現金の価値は半分に割り引いた。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、まず見るのは「その資産が稼ぐか」だ。現金は厚くても、事業が資本コストを稼げなければ、帳簿の価値は満額にならない。この会社は後者だ。

10 年で利益を積み上げても、事業の ROE は 4% 台にとどまる。現金を差し引いた事業は、資本コストの半分ほどの稼ぎだ。株主に利益が戻る比率は 45% 程度で、残りは低い利回りで蓄積される。

安全域の面では、財務は確かに強い。純現金は時価総額の半分に当たり、潰れる心配は小さい。ただ現金を株主のために使う力は、少数株主にはない。

中期計画の 10% は、実現すれば価値が大きく変わる。しかし過去の実績は 5% が限度で、数字の裏づけは今のところ無い。

結論として、堅い会社だが、今の値段に安全域はない。割安に変わるのは、検査装置と検査薬で利益率が数字で出た時、または現金が株主に戻る道筋が見えた時だ。

何で稼ぐ会社か

タカノは 5 つのセグメントを持つ。2026 年 3 月期の売上は 248 億円で、最大は住生活関連機器の 134 億円だ。

住生活関連機器は、オフィスの椅子と、福祉・医療施設用の椅子が中心になる。ここに新規のアレルギー臨床検査薬が加わった。検査薬は診断器を置き、その消耗品で稼ぐ形だ。数億円規模の事業と会社は想定する。

検査計測機器は、液晶(FPD)、半導体、フィルム向けの画像検査装置だ。売上 63 億円で、顧客の設備投資に左右される。2025 年度の上期は前年比で 5 割増となり、黒字に戻った。

産業機器は、電磁アクチュエータやバルブなどだ。売上は 22 億円で、赤字が続く。半導体市況の悪化に加え、固定資産の減損も出した。

機械・工具が 17 億円、エクステリア(オーニング・パラソル)が 12 億円だ。どちらも利益は薄い。

研究開発は前の中期計画の最終年度の 1.5 倍に増やす方針で、宇宙機器向けのバルブも受託した。ただ、収益への貢献は先の話だ。

顧客は電子部品・液晶・半導体のメーカー、オフィスの運営会社、病院や検査機関と幅広い。国内の売上が中心で、ドル円の影響は小さい。

優良さと弱いところ

事業の質は「堅いが薄い」と見る。

強みは財務だ。純現金は 82 億円、自己資本比率は 85%。赤字の年はあるが、不況でも倒れる心配は小さい。椅子は国内のオフィス需要が好調で、検査薬も立ち上がりつつある。

弱みは稼ぐ力だ。営業利益率は過去 12 年で最高でも 5.1%。2021 年 3 月期は赤字、2025 年 3 月期は 1.9% まで落ちた。ROE の中央値は 2.3%で、資本コストの 4 分の 1 にも届かない。

事業が広く散らばっているのも気になる。椅子、検査装置、アクチュエータ、オーニングと、共通の強みが見えにくい。小さな事業ごとに競合がいて、値段を決める力は強くない。

一方で、検査計測は技術力があり、半導体・フィルム向けの需要が戻れば利益率は大きく動く。ここは筆者が見ておきたい部分だ。

経営は研究開発を厚くする姿勢だが、成果はまだ数字に出ていない。株主構成には日本発条とコクヨが並ぶと株式情報サイトにあり、事業会社が大株主の形だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

まずオフィス椅子だ。国内のオフィス家具は改装・移転の需要で好調だが、働く人の数は減っていく。数量は実質で横ばいから微増が妥当だ。コクヨ、オカムラ、イトーキなど大手が競合で、値段は主導できない。

検査計測は、液晶・半導体・フィルムの工場向けの設備だ。顧客の設備投資の波に合わせ、2〜3 年周期で好不況が来る。AI 向け半導体の投資が続けば、半導体向けの検査は伸びる。ただ装置は技術が進むほど単価が下がる傾向がある。

臨床検査薬は、アレルギー検査の分野だ。診断器を置き、消耗品の検査薬を継続して売る形で、成功すれば利益率の高い収益になる。ただ競合は大手の検査会社で、規模はまだ小さい。

産業機器は、半導体の設備投資に左右され、今は不調だ。減損を出した後、赤字が続くか黒字に戻るかが分かれ目になる。

筆者は、全体で数量は実質で小幅に伸び、価格は物価並みに上がる程度と見る。成長の源はあるが、規模が小さく全体を押し上げるには時間がかかる。

人手不足で工場の自動化投資が増えれば、画像検査の需要の裾野は広がる。ただし顧客は少数の大手に偏り、受注の波は避けにくい。

資本政策と M&A

配当は連結配当性向 40% 程度を目安とし、実績は総額で 3 億円ほど・性向 49% だ。自社株買いは 2022 年 3 月期以降ない。

純現金は 82 億円、投資有価証券は 38 億円ある。ただ純現金は過去 10 年ほぼ横ばいで、積み上がってはいない。設備と研究開発に回している形だ。PBR は 0.5 倍前後と低い。

政策保有株の縮減や自社株買いの方針は、確かめられた開示がなかった。売却益や買い戻しは見込まない。

大株主は日本発条とコクヨが各 14% ほどとされる(株式情報サイトの表示。最新か未確認)。買収や再編の可能性はゼロではないが、価格や条件を見込む材料はない。

筆者は、現金 60 億円ほどを余剰と見て、戻り方を半分に割り引いた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

中期計画の 10% は絵空事ではない。検査計測は 2025 年度の上期に半導体・フィルム・FPD の全てが改善し、赤字から黒字へ戻した。AI 向けの半導体投資が続けば、この回復は続く。

臨床検査薬も芽が出ている。診断器を置いて消耗品を売る型は、一度入れば長く稼ぐ。数億円規模の事業が育てば、全体の利益率を押し上げる。

オフィス椅子も追い風だ。出社回帰とオフィス改装で需要が強く、値上げも通っている。産業機器の赤字は減損を出して整理が済み、黒字に戻せば全体の利益は一段上がる。

財務は強く、PBR は 0.5 倍前後と低い。政策保有株の縮減や自社株買いが出れば、資本効率の改善と還元の拡大が同時に進む。研究開発を 1.5 倍に増やす投資は、先の成長の種だ。

10 年後に売上 480 億円、営業利益率 8% 台という筋書きは十分ありうる。

過去に赤字だった年も、いずれも半導体や液晶の谷と重なる。谷が過ぎれば利益は戻る形で、現在の水準は谷の底に近い可能性がある。

慎重な見方

営業利益率 10% は、過去 12 年で一度も届いていない水準だ。最高は 5.1%、赤字の年もある。2026 年 3 月期の回復は、前の期が悪かった反動の面が強い。

事業が散らばっていることが、収益性の低さの原因だ。椅子は大手の競合が多く、検査装置は顧客の投資の波に翻弄される。産業機器は赤字で、減損も出した。どの事業も一線の強さがない。

臨床検査薬は有望に聞こえるが、規模は数億円で、全社の利益を動かすには遠い。宇宙機器の受託も、会社自身が収益貢献の姿は描けないと述べている。

財務の堅さは認めるが、現金は戻ってこない。自社株買いは 2022 年 3 月期以降なく、配当は性向 4〜5 割にとどまる。ROE は過去 10 年の中央値で 2.3%、資本コストを大きく下回り続けている。

この会社は、堅い代わりに稼がない。10 年後の利益は今の値段の裏づけにならない。

大株主の日本発条とコクヨが動くという話も、確かな材料はない。期待で値段を支えるのは危うい。

どちらに重みを置いたか

強気の材料は検査装置の回復と検査薬だが、規模が小さく、中期計画は実績を大きく超える。慎重な見方のほうが根拠が厚いと判断した。確率は中立を 4 割弱に置き、現金の戻り方も 0.5 と控えめに見た。やや悲観は、検査装置の波と産業機器の赤字が続く形で 2 割強とし、楽観は 10% の計画に近づく形で 1 割とした。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,415 円215 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 313 円48 億円)。 今の値に割り戻すと 869 円132 億円、今との差 −14.9%、 期待の年率 +5.4%(資本コスト 8.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 2,757 円420 億円 545 円83 億円 +223.5% +12.5% 330 円50 億円
やや楽観 20% 2,065 円314 億円 420 円64 億円 +143.5% +9.3% 497 円76 億円
中立 38% 1,447 円220 億円 309 円47 億円 +71.9% +5.6% 667 円102 億円
やや悲観 22% 589 円90 億円 197 円30 億円 −23.0% −2.6% 173 円26 億円
悲観 10% 470 円72 億円 138 円21 億円 −40.5% −5.1% 61 円9 億円
加重平均100% 1,415 円215 億円313 円48 億円 +69.3% +5.4% 1,728 円263 億円

今の株価時価総額 1,021 円155 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 検査装置と検査薬が育ち、利益率が 8% 台へ 利益 31 億円 · PER 12.6 倍 · 株価時価総額 2,757 円420 億円

中期計画がおおむね実現する。AI 向けの半導体投資が続き、検査計測機器の数量は 10 年で 8 割増える。半導体向けの高性能品の比率が上がり、利益率は 11% に届く。

アレルギー検査薬は診断器の設置が広がり、消耗品の売上が積み上がる。椅子もオフィス改装の需要で数量が 3 割増え、値段は物価を少し上回る。産業機器も黒字に戻る。

売上は 480 億円を超え、営業利益は 39 億円ほどになる。全社の利益率は 8% 台と、過去の最高を大きく超える。

配当性向は 45% を保ち、純現金は事業の成長に使われつつ、一部は還元に回る。

宇宙機器のバルブなど新しい分野も、少しずつ売上に乗り始める。

  • 住生活関連機器:数量 181(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.40(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 253 億円・営業利益 19 億円。オフィス改装で数量増、値上げも通る
  • 検査計測機器:数量 113(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.30(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 147 億円・営業利益 16 億円。半導体の高性能品で数量・利益率が上振れ
  • 産業機器:数量 30.8(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 41 億円・営業利益 2 億円。黒字に戻る
  • 機械・工具:数量 17.0(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 23 億円・営業利益 2 億円。横ばい
  • エクステリア:数量 12.0(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 16 億円・営業利益 1 億円。横ばい

倍率:事業の純利益 30 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)45 億円。全体の PER 12.6 倍、時価総額 420 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期計画に近づく筋書き。過去の最高 5.1% を大きく超えるので 1 割にとどめた。

やや楽観 20% 検査計測の回復と椅子の好調で、利益率が 6〜7% に上がる 利益 22 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,065 円314 億円

検査計測は半導体とフィルム向けの回復が定着し、数量は 6 割増える。利益率は 9% になる。椅子は国内のオフィス需要が堅調で、利益率は 6.5% に上がる。

検査薬は数億円の規模から立ち上がり、消耗品の売上が少しずつ積み上がる。産業機器は赤字を脱し、小さな黒字になる。

売上は 430 億円、営業利益は 29 億円ほど。全社の利益率は 6.7% で、過去の最高を超えるが、中期計画の 10% には届かない。

配当は性向 45% を保ち、純現金は横ばいで推移する。

産業機器は整理が進んで赤字幅が縮み、新規の臨床検査薬と宇宙機器は小さな黒字を足す。経営の研究開発投資は、数字に表れ始める。

  • 住生活関連機器:数量 168(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.36(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 228 億円・営業利益 15 億円。検査薬が立ち上がり利益率が上がる
  • 検査計測機器:数量 101(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.28(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 129 億円・営業利益 12 億円。半導体・フィルム向けの回復が定着
  • 産業機器:数量 26.4(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 35 億円・営業利益 1 億円。小さな黒字
  • 機械・工具:数量 16.2(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 22 億円・営業利益 1 億円。小幅
  • エクステリア:数量 12.0(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 16 億円・営業利益 1 億円。小幅

倍率:事業の純利益 22 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.3% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)45 億円。全体の PER 12.5 倍、時価総額 314 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:検査計測の回復が定着し、検査薬が収益に乗る筋書き。2026 年 3 月期の改善が続く形で、2 割に置いた。

中立 38% 数量は小幅に伸び、物価並みの値上げで利益率は過去の山にとどまる 利益 15 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 1,447 円220 億円

椅子は国内のオフィス需要で、数量が 15% 増える。値段は物価並みの 1.34 倍だ。利益率は 5.5% と、過去の山と同じ水準を保つ。検査計測は半導体向けで数量が 35% 増えるが、単価は技術の進歩で物価に届かず 1.25 倍。利益率は 6% になる。

産業機器は損益がとんとんに戻る。機械・工具、エクステリアは小幅な利益のまま。

売上は 380 億円、営業利益は 19 億円で、全社の利益率は 5.0% になる。本社費など販売管理の費用は物価で 1.34 倍に増えるが、償却は今の設備分が増えない。一方、更新の投資は建築費の上昇で膨らむ。

配当は性向 45% で、現金はあまり使われず、ROE は 4% 台にとどまる。

  • 住生活関連機器:数量 154(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 206 億円・営業利益 11 億円。数量は小幅増、物価並みの値上げ
  • 検査計測機器:数量 85.1(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.25(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 106 億円・営業利益 6 億円。数量は伸びるが単価は物価に届かず
  • 産業機器:数量 23.1(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 31 億円・営業利益 0 億円。損益とんとん
  • 機械・工具:数量 15.3(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 21 億円・営業利益 1 億円。数量は減る
  • エクステリア:数量 11.4(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.34(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 15 億円・営業利益 0 億円。数量は微減

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.3% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)45 億円。全体の PER 12.5 倍、時価総額 220 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:椅子の需要が底堅く、検査装置が波を伴いながら伸び、利益率が過去の最高に並ぶ筋書き。最も筋が通るので最大に置く。

やや悲観 22% 検査装置の波と産業機器の赤字が続き、利益率が 3% 台に戻る 利益 7 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 589 円90 億円

検査計測は半導体投資の谷が重なり、数量が伸びず、単価も下がる。利益率は 3.5% に落ちる。椅子は競合に押され、物価ほど値上げできない。利益率は 4% だ。

産業機器の赤字は続く。機械・工具とエクステリアも利益がほとんど出ない。

売上は 300 億円弱、営業利益は 9 億円で、今とほぼ同じになる。物価の分だけ費用が増える中で、売上が 2 割増えても利益は増えない。

配当は今の水準(総額で年 3 億円ほど)を保つ。現金は谷で食われ、余剰の現金は 4 分の 3 に減って見る。

臨床検査薬と宇宙機器は小さなままで、全社の利益を支えるには足りない。経営は研究開発を続けるが、成果が数字に出るのは先になる。

  • 住生活関連機器:数量 134(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.25(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 168 億円・営業利益 7 億円。競合に押され値上げが物価に届かず
  • 検査計測機器:数量 63.0(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.15(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 72 億円・営業利益 3 億円。投資の谷で数量が伸びず単価も下落
  • 産業機器:数量 19.8(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.20(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 24 億円・営業利益 −1 億円。赤字が続く
  • 機械・工具:数量 14.5(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.25(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 18 億円・営業利益 1 億円。利益が薄い
  • エクステリア:数量 10.8(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.25(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円。利益がほとんど出ない

倍率:ROE は 3% 以下で、資本コストを大きく下回る。上限の 12.1 倍より低く、稼ぎの水準に見合う 8.5 倍に置いた。

確率:半導体投資の波で検査装置が弱く、産業機器の赤字が続く筋書き。過去にも 2025 年 3 月期に起きた形で、2 割強に置いた。

悲観 10% 事業の競争力が落ち、赤字すれすれの水準に細る 利益 1 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 470 円72 億円

半導体・FPD の検査装置で中国勢の安価な品に押され、数量が 3 割減る。価格も下がり、利益率はゼロに落ちる。椅子は大手の競合に押され、利益率は 2% まで落ちる。

産業機器の赤字は拡大し、減損が続く。検査薬は規模が育たない。

売上は 210 億円まで縮み、営業利益はほぼゼロだ。それでも配当は一部残るが、減配になる。

現金は赤字を埋める形で取り崩され、余剰分は半分に減る。事業の価値は低く、売れる資産が下支えになる。

経営は事業の整理に踏み込むが、遅すぎる。大株主が提携を試みても、収益の低い事業は買い手がつきにくい。

  • 住生活関連機器:数量 114(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.10(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 125 億円・営業利益 3 億円。大手に押され数量減
  • 検査計測機器:数量 44.1(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.00(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 44 億円・営業利益 0 億円。中国勢の安価な品に押され数量・価格とも減
  • 産業機器:数量 15.4(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.00(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 15 億円・営業利益 −1 億円。赤字が拡大
  • 機械・工具:数量 12.8(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.10(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円。縮小
  • エクステリア:数量 9.6(対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア)× 価格 1.10(値段の指数(今を 1.0))→ 売上 11 億円・営業利益 0 億円。縮小

倍率:稼ぐ力は低く、PER で測ると価値が小さすぎる。純現金と投資有価証券の売れる分を床とし、今の自己資本 325 億円に PBR 0.22 倍を掛けた。

確率:事業の競争力が落ち、利益がほぼ消える構造的な負け。多角で小型の事業が多く、1 割とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

住生活関連機器

オフィス椅子、福祉・医療施設用椅子、アレルギー臨床検査薬。

数量対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア価格値段の指数(今を 1.0)売上営業利益
今 2026/03 134 1.00 134 8
10 年後 中立 154 1.34 206 11

取り方:2026/03 期のセグメント売上 134 億円・利益 8 億円前後(edinetdb。利益は百万円の端数を丸めた推定)。数量・単価の開示がないため、売上相当額を実質の数量、値段の指数を 1.0 とした推定。

検査計測機器

液晶・半導体・フィルム向けの画像検査装置と計測装置。

数量対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア価格値段の指数(今を 1.0)売上営業利益
今 2026/03 63.0 1.00 63 2
10 年後 中立 85.1 1.25 106 6

取り方:2026/03 期のセグメント売上 63 億円・利益 2 億円前後(edinetdb)。数量・単価の開示がないため、売上相当額を数量、値段の指数を 1.0 とした推定。

産業機器

電磁アクチュエータとユニット製品、バルブなど。

数量対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア価格値段の指数(今を 1.0)売上営業利益
今 2026/03 22.0 1.00 22 −2
10 年後 中立 23.1 1.34 31 0

取り方:2026/03 期のセグメント売上 22 億円・損失 2 億円前後(edinetdb。減損を含む)。数量・単価は開示がなく、売上相当額を数量とした推定。

機械・工具

機械・工具の販売。

数量対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア価格値段の指数(今を 1.0)売上営業利益
今 2026/03 17.0 1.00 17 1
10 年後 中立 15.3 1.34 21 1

取り方:2026/03 期のセグメント売上 17 億円・利益 1 億円前後(edinetdb)。売上相当額を数量とした推定。

エクステリア

オーニング・パラソルなど。

数量対象市場の実質規模(億円、今の値段)× 当社シェア価格値段の指数(今を 1.0)売上営業利益
今 2026/03 12.0 1.00 12 0
10 年後 中立 11.4 1.34 15 0

取り方:2026/03 期のセグメント売上 12 億円・利益 0.15 億円(edinetdb)。売上相当額を数量とした推定。

リスクと懸念

検査装置の需要の波

液晶・半導体・フィルムの設備投資は 2〜3 年周期で振れる。2025 年 3 月期は営業利益が半分に落ちた。谷が重なると、検査計測の黒字は赤字に転じやすい。

産業機器の赤字と減損

電磁アクチュエータなどの産業機器は赤字が続き、固定資産の減損も出した。半導体市況が戻らないと、整理の損失が膨らみうる。

椅子の競争

国内のオフィス家具はコクヨ、オカムラ、イトーキなど大手が競合する。働く人の数が減る中、値上げが通らなくなれば利益率は落ちる。

新規事業の遅れ

臨床検査薬や宇宙機器は規模が小さく、収益への貢献は不確実だ。会社も宇宙事業の収益像は描けていないと述べている。研究開発を増やす投資が先行して利益を圧迫する可能性がある。

現金が戻らない

純現金は時価総額の半分あるが、自社株買いは 2022 年 3 月期以降ない。配当は性向 4〜5 割。現金は利息 2% 程度で眠り、ROE を押し下げ続ける。

設備投資の費用の膨らみ

今の設備の減価償却は物価で増えない。一方、更新や太陽光発電、基幹システムへの投資は費用が膨らみ、償却を超える分は現金から出ていく。会計の利益は増えて見えても、現金は細る。

今後の分かれ目

検査計測機器の営業利益率が 2 年続けて 8% を超える
回復が実力と確かめられる。中立の利益率を上げ、割安の側へ動く。
自社株買いや政策保有株の売却と大きな増配が出る
貯まった現金が戻る道が開く。戻り方を 1.0 に上げ、価値が上がる。
アレルギー検査薬の設置数が伸び、売上が 10 億円を超える
収益の安定した消耗品型の事業が育つ。利益率の改善に寄与し、中立の見方が上がる。
産業機器の赤字が続く、または追加の減損が出る
やや悲観の筋書きに寄る。事業の整理や売却が選択肢になる。
日本発条やコクヨなど大株主が動く(提携・買い増し・TOB)
現金と資産に見合う価格での買い取りになりうる。実現の確度は材料がなく織り込まない。

見ておくもの

  • 検査計測機器の四半期の利益率
  • 産業機器の損益と減損
  • 臨床検査薬の売上と診断器の設置数
  • 配当性向と自社株買いの有無
  • 中期計画(2029 年 3 月期に売上 300 億円・営業利益率 10%)の進み具合

倍率と資本コストの決め方

倍率は式(g 4%、k 8.25%、ROE が k に届かない時の上限 1÷k)から置いた。今の PER・PBR や同業の倍率は見ていない。今の時価総額は自己資本の 5 割弱だが、PBR 1 倍割れは割安の根拠にしていない。事業の利益から価値を出し、現金は戻り方 0.5 を掛けて足した。結論は事業の利益で決めた。リース会計の変更は影響が小さいので、今と同じ形で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→12.6 倍・やや楽観 PER 10.5→12.5 倍・中立 PER 9.5→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 2026 年 3 月期決算説明の要点(logmi Finance)
  2. セグメント別業績 FY2026(EDINET DB)

分析日 2026-10-19