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ミロク 7983

ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)986 円29 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,124 円33 億円差 −12.2%
10 年後から見ると やや割高 価値 986 円29 億円 · 差 −12.2% · 期待の年率 +6.9%
期待の年率リターン(10 年)+6.9%資本コスト比 −1.8 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ミロクは高知の銃の会社だ。米国の名門ブランド、ブローニングが売る上下二連の散弾銃を、半世紀にわたって作り続けてきた。筆者の結論は「割高寄り」。帳簿の 3 割という値段は一見安いが、新工場の重荷と一社への依存で、稼ぐ力が資本コストに遠く届かないからだ。

2025 年 10 月期は新工場の減損 25 億円で、最終損益は 25 億円の赤字だった。2026 年 10 月期は持ち合いの株を売った益と補助金で、純利益 28 億円と過去最高を見込む。だが本業の営業損益は赤字の見通しで、最高益の中身は一度きりの益だ。

強みは本物だ。上下二連銃のような手間のかかる銃を、量を揃えて作れる工場は世界でも少ない。ブローニングにとってミロクは代わりの利かない作り手で、取引は 50 年以上続く。

弱みも同じ所にある。売上の 8 割強がブローニングの 2 社向けで、値段も量も相手が決める。米国の狩猟人口は細り、関税もかかる。新工場で作れる量は 2 割増えるが、その量を買ってくれるかは相手しだいだ。筆者は、利益が過去の山まで戻っても、今の値段に十分な安全域は無いと見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ミロクは「腕の確かな職人だが、商売の主導権を持たない」会社に見える。上下二連銃を作る技能は他にまねできない。だが、その価値の大半を受け取るのはブランドを持つブローニングで、ミロクに残るのは作り賃だ。

オーナーとしての利益は細い。工場の更新に多額の投資が要り、利益が出ても配当や自社株買いに回る分はわずかだ。過去 10 年で ROE が 8% を超えた年は一度もない。帳簿の 3 割という値段は、こうした稼ぐ力の弱さを映している。

筆者が評価を変える条件は二つだ。新工場の増えた量をブローニングが買い取り、猟銃の利幅が 1 割近くまで戻ること。持ち合いの株を売った現金を、配当か借金の返済にきちんと回すこと。どちらも見えるまでは、安く見える値段にも安全域は乏しい。筆者はそう見る。

何で稼ぐ会社か

売上の 85% は猟銃だ。ブローニングの上下二連の散弾銃「シトリ」や、ボルトアクションのライフルを OEM、つまり相手のブランドで作って納める。販売先はブローニング・アームズ(米国)が 64%、ブローニング・インターナショナル(ベルギー)を合わせて 8 割強にのぼる。ブローニングの親会社はベルギーの FN ハースタルで、欧米の銃の名門だ。

銃は手作業の多い品だ。銃身の深い穴を正確にあけ、木の銃床を削り、彫刻を施す。ミロクは高知に 500 人近い職人を抱え、この工程を量産の水準でこなす。2025 年 2 月には南国市に新工場が完成し、2026 年 2 月から本格的に動き出した。投資は 59 億円で、作れる量は 2 割増える。

1 割強は工作機械だ。銃身の穴あけで磨いた深穴加工の技術を生かし、ガンドリルマシンと呼ぶ専用機を作る。国内で唯一の総合メーカーで、半導体や液晶の製造装置の部品、金型、医療機器の加工に使われる。

ほかに、トヨタ向けの木製のハンドル、竹の繊維を混ぜた素材、設備保全のクラウドがあるが、どれも小さい。かつての柱だった自動車のハンドルは、今や売上の 1% にも満たない。

優良さと弱いところ

ミロクの堀、つまり他社がまねしにくい強みは、手間のかかる銃を一定の品質で大量に作る技能だ。上下二連銃は部品の精度と手仕上げがものを言い、新しい作り手が一朝一夕で追いつける世界ではない。ブローニングがシトリを 50 年以上ミロクに任せてきたこと自体が、その証だ。

ただ、この堀はブローニングとの関係の中にしか無い。ミロク自身のブランドで銃を売る力は乏しく、値段は買い手との交渉で決まる。円安の時は値上げを求められず、円高の時は値上げを通しにくい。値決めの主導権は相手にある。

資本効率は低い。過去 10 年の自己資本利益率(ROE)の中央値は 3.3% で、資本コストの半分にも届かない。新工場の 59 億円は会社の規模に比べて重く、完成した年に 25 億円を減損した。投資の見積もりが甘かったと言わざるを得ない。

工作機械は小さいが、深穴加工の専門性で利幅を保つ。銃に偏った会社の数少ない分散だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の銃の需要は、政治と事件で大きく揺れる。規制強化が取り沙汰されると駆け込みの買いが起き、2020〜2021 年は空前の売れ行きになった。その後は在庫の調整が続き、2024 年にミロクの猟銃は赤字に沈んだ。ただ、ミロクが作るのは身を守る拳銃ではなく、狩猟とクレー射撃の散弾銃で、揺れは小さめだ。

長い目で見ると、米国の狩猟人口はゆっくり減っている。狩猟免許の数は横ばいからやや減りで、担い手は高齢化している。一方で、クレー射撃のような競技と、高価な銃を長く使う愛好家の層は底堅い。シトリのような高級銃は、量は増えないが値段は物価並みに上がると筆者は見る。

外の風は関税だ。米国は日本からの輸入品に 15% の関税をかけている。ブローニングがその分を値段に乗せられなければ、ミロクへの値下げの圧力になる。銃の規制が米国で強まる筋書きも、10 年のうちに一度は考えておくべきだ。

工作機械の深穴加工機は、半導体と液晶の製造装置の投資に連れて動く。量は小さいが、専門の機械なので値段は保ちやすい。競合は海外の専業が中心だ。

資本政策と M&A

還元は細い。配当の総額は年 0.3 億円ほどにすぎず、純利益が平年の年でも 1 割に満たない。自社株買いもほとんど無い。創業家の弥勒氏が社長を務め、利益は工場への投資と借金の返済に回してきた。

資本の使い方で目立つのは新工場の 59 億円だ。作れる量を 2 割増やす投資だが、ブローニングが買い増す約束があるわけではない。完成した年に 25 億円を減損し、投資の半分近くが帳簿から消えた。

明るい動きもある。2026 年に持ち合いの株を 2 銘柄売り、20 億円の益を出した。資産の効率化と財務の強化が理由だ。この現金で借金を減らし、配当を厚くするなら、資本の使い方は一歩前に進む。借入には財務の条件が付いており、赤字が 2 年続くと返済を求められうる点には注意が要る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ミロクの技能は世界でも珍しい。上下二連銃を量産の水準で作れる工場は限られ、ブローニングは 50 年以上ミロクに頼ってきた。代わりの作り手を探すのは容易ではない。

新工場の重荷は既に減損で落とした。これから先の償却は軽くなり、作れる量は 2 割増える。2026 年は立ち上げの費用がかさむが、2027 年からは量の増加と償却の軽さが同時に効いてくる。猟銃の利幅は過去の 8% 前後に戻れる。

持ち合いの株を売った 20 億円で借金は大きく減り、財務の不安は薄れた。工作機械は半導体と液晶の投資に乗る。帳簿の 3 割という値段は、利益が平年に戻るだけで見直される余地がある。円安が続けば、ドルで稼ぐ銃の利益はさらに厚くなる。

買われる筋もある。ブローニングの親会社にとって、ミロクは自らの品揃えを支える工場だ。時価総額 35 億円は、新工場の投資額の 6 割にすぎない。供給を確かにするために、取り込みを考えてもおかしくない。

慎重な見方

売上の 8 割強がブローニングの 2 社向けで、値段も量も相手が決める。新工場で作れる量が増えても、相手が買わなければ遊ぶ設備になるだけだ。完成した年に 25 億円を減損したのは、その危うさを会社自身が認めたことに等しい。

米国の狩猟人口は細り、高級な散弾銃の量は伸びない。日本からの輸入には 15% の関税がかかり、値下げの圧力が強まる。米国で銃の規制が強まれば、需要そのものが縮む。

過去 10 年の ROE の中央値は 3.3% で、資本コストの半分にも届かない。2026 年の最高益は株の売却益と補助金で、本業は赤字の見通しだ。創業家の経営で配当は細く、溜まった現金が株主に戻る見込みも薄い。帳簿の 3 割でも、稼がない資本の値段としては高い。

新工場の投資の見積もりを誤った経営が、次の投資を正しく見積もれる保証もない。銃の手仕事を担う職人も、地方の人口減で集めにくくなっていく。量も質も、人が決める事業だ。

どちらに重みを置いたか

技能の希少さは確かだが、その価値の多くはブローニングが受け取る。数字の裏づけは慎重な見方の方が強く、ROE は長く資本コストの半分以下だ。確率は中立を 4 割に置き、やや悲観をやや楽観より少し重くした。新工場の効果は 2027 年以降の数字で確かめるまで、楽観は 1 割未満にとどめた。悲観は、50 年の取引の重みを踏まえて 1 割強に抑えた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/10 期)

確率で加重した株価時価総額 2,019 円59 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 173 円5 億円)。 今の値に割り戻すと 986 円29 億円、今との差 −12.2%、 期待の年率 +6.9%(資本コスト 8.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 3,815 円112 億円 272 円8 億円 +263.6% +13.8% 327 円10 億円
やや楽観 20% 2,803 円82 億円 238 円7 億円 +170.6% +10.5% 608 円18 億円
中立 40% 2,142 円63 億円 170 円5 億円 +105.7% +7.5% 925 円27 億円
やや悲観 20% 995 円29 億円 136 円4 億円 +0.6% +0.1% 226 円7 億円
悲観 12% 811 円24 億円 68 円2 億円 −21.8% −2.4% 105 円3 億円
加重平均100% 2,019 円59 億円173 円5 億円 +95.0% +6.9% 2,192 円64 億円

今の株価時価総額 1,124 円33 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 新工場が満ち、猟銃の利幅が山に戻る 利益 10 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 3,815 円112 億円

ブローニングがシトリの品揃えを広げ、新工場で増えた 2 割の量をそのまま買い取る。クレー射撃と高級銃の愛好家の層が厚くなり、丁数は 10 年で 2 割増える。納入価格は物価に加え、上位の品の比重が上がって 1 割速く上がる。

減損で償却が軽くなった工場がフルに動き、猟銃の利幅は 2017 年ごろの山の 9% に戻る。工作機械は半導体の投資の波に乗り、台数が 1.4 倍になる。持ち合いの株を売った現金で借金を返し、利払いも軽くなる。ROE は 6% 台まで上がるが、資本コストにはまだ届かない。ブローニングとの関係はかえって深まり、新しい銃の開発も任されるようになる。

  • 猟銃(ブローニング向け OEM):数量 8.5(出荷丁数(万丁・推定))× 価格 22(1 丁あたりの納入価格(万円))→ 売上 188 億円・営業利益 17 億円。8.5 万丁 × 22.1 万円(物価 1.34 倍 × 上位の比重 1.10)、利益率 9%
  • 工作機械(深穴加工機):数量 50.0(販売台数(台・推定))× 価格 0.67(1 台あたりの売上(億円・ツールと請負を含む))→ 売上 34 億円・営業利益 3 億円。50 台 × 0.67 億円、利益率 10%

倍率:事業の純利益 10 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.1% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 112 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ブローニングが増えた量を買い取り、関税の負担も相手が持つ必要がある。両方が揃う確かさは低い。

やや楽観 20% 工場の立ち上げが実り、平年の利益に戻る 利益 7 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 2,803 円82 億円

新工場の立ち上げの費用が 2027 年に一巡し、猟銃の利益は過去の平年並みに戻る。ブローニングは増えた量の一部を買い、丁数は 1 割増える。納入価格は物価に少し上乗せされ、関税の負担は両社で分け合う。

猟銃の利幅は 7.5% まで戻る。工作機械は半導体と液晶の投資に連れて台数を 2 割増やす。株の売却で借金は減り、配当は少しずつ増える。ROE は 4% 台で、帳簿の値打ちを満たすには遠いが、赤字の不安は消える。財務の条件を気にせずに済むようになり、配当を増やす余地も生まれる。会社の言う「工場の効率化」が数字で示される姿だ。

  • 猟銃(ブローニング向け OEM):数量 7.8(出荷丁数(万丁・推定))× 価格 21(1 丁あたりの納入価格(万円))→ 売上 163 億円・営業利益 12 億円。7.8 万丁 × 20.9 万円、利益率 7.5%
  • 工作機械(深穴加工機):数量 42.0(販売台数(台・推定))× 価格 0.67(1 台あたりの売上(億円・ツールと請負を含む))→ 売上 28 億円・営業利益 3 億円。42 台 × 0.67 億円、利益率 9%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.7% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 82 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:減損で償却は軽くなり、2026 年 2 月に新工場は動き出した。過去の平年並みの利益に戻る姿は無理がない。

中立 40% 量は少し増えるが、作り賃の利幅は薄い 利益 6 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 2,142 円63 億円

米国の狩猟人口はゆっくり細るが、高級な散弾銃の愛好家は残る。ブローニングは新工場の量の一部を使い、丁数は 10 年で 4% 増える。納入価格は物価並みに上がり、関税の分はミロクも一部をかぶる。

猟銃の利幅は 7% で、過去の平年並みだ。工作機械は台数を 1 割強増やし、利幅 8% を保つ。純利益は 5 億円台で、ROE は 4% 弱にとどまる。配当は細いまま、利益は借金の返済と工場の更新に回る。会社は堅く続くが、株主の取り分はあまり増えない。ブローニングとの取引は続き、ミロクは腕の確かな下請けとして静かに残る。

  • 猟銃(ブローニング向け OEM):数量 7.4(出荷丁数(万丁・推定))× 価格 20(1 丁あたりの納入価格(万円))→ 売上 149 億円・営業利益 10 億円。7.4 万丁 × 20.1 万円(物価 1.34 倍)、利益率 7%
  • 工作機械(深穴加工機):数量 40.0(販売台数(台・推定))× 価格 0.67(1 台あたりの売上(億円・ツールと請負を含む))→ 売上 27 億円・営業利益 2 億円。40 台 × 0.67 億円、利益率 8%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.7% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 63 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新工場の量の一部は使われるが、狩猟人口の細りと関税で値段は物価並みにとどまる。過去 10 年の延長で、いちばん起こりやすい。

やや悲観 20% 新工場が余り、関税で値段が削られる 利益 1 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 995 円29 億円

ブローニングは在庫の調整を繰り返し、新工場の量は余る。丁数は 1 割減り、関税の負担を求められて納入価格は物価に 5% 届かない。猟銃の利幅は 3% に沈み、遊んだ設備の費用が重くのしかかる。

工作機械も半導体の投資の谷で台数を減らす。純利益はほぼ 0 で、借入の財務の条件に近づく年も出る。配当は据え置くのが精一杯で、帳簿の価値は残るが、稼ぐ力はほとんど無い。新工場の投資をさらに減損する年も出て、帳簿の価値も少しずつ削られる。職人の確保も難しくなり、量を戻そうにも人が足りない。ブローニングとの取引は続くが、条件は年ごとに厳しくなる。

  • 猟銃(ブローニング向け OEM):数量 6.4(出荷丁数(万丁・推定))× 価格 19(1 丁あたりの納入価格(万円))→ 売上 122 億円・営業利益 4 億円。6.4 万丁 × 19.1 万円、利益率 3%
  • 工作機械(深穴加工機):数量 32.0(販売台数(台・推定))× 価格 0.67(1 台あたりの売上(億円・ツールと請負を含む))→ 売上 21 億円・営業利益 1 億円。32 台 × 0.67 億円、利益率 5%

倍率:稼ぐ力(純利益÷k)は 6 億円ほどしかない。床は売れる資産で、今の自己資本 108 億円の 0.27 倍の 29 億円。中立の PBR 0.33 倍より低い。借金を足した EV でも見たが、営業利益がほぼ 0 の筋書きなので EV÷営業利益は意味を持たず、売れる資産の床で置いた。

確率:2024 年に猟銃が赤字に沈んだ実績があり、新工場の量が余る危うさは減損が示している。確からしさは低くない。

悲観 12% ブローニングが他へ移り、工場が空く 利益 −4 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 811 円24 億円

関税と米国の銃の規制の強化が重なり、ブローニングは生産の一部を他国の作り手や自社の工場に移す。ミロクの丁数は 10 年で 3 割減り、納入価格も物価に届かない。新工場は半分しか動かず、猟銃は赤字に沈む。

借入の財務の条件に触れ、銀行と返済の条件を見直す。配当は止まり、工作機械の事業だけが細々と利益を出す。価値は工場の土地と工作機械の事業を売った値段にとどまり、今の自己資本の 2 割ほどになる。半世紀続いた取引が終わる時、職人の技能を値段に換える術はほとんど無い。高知の工場は、銃のほかに使い道の少ない設備として残る。

  • 猟銃(ブローニング向け OEM):数量 5.0(出荷丁数(万丁・推定))× 価格 18(1 丁あたりの納入価格(万円))→ 売上 93 億円・営業利益 −3 億円。5.0 万丁 × 18.5 万円、利益率 −3%
  • 工作機械(深穴加工機):数量 30.0(販売台数(台・推定))× 価格 0.64(1 台あたりの売上(億円・ツールと請負を含む))→ 売上 19 億円・営業利益 1 億円。30 台 × 0.64 億円、利益率 3%

倍率:赤字で稼ぐ力は無い。床は売れる資産で、今の自己資本 108 億円の 0.22 倍の 24 億円。工作機械の事業と工場の土地を売った値段の税後から借金を引いた額。

確率:50 年の取引は堅いが、一社への依存は一度崩れると戻らない。関税と規制が重なる筋書きとして 1 割強。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

猟銃(ブローニング向け OEM)

上下二連の散弾銃・ボルトアクションのライフルをブローニングのブランドで作って納める。

数量出荷丁数(万丁・推定)価格1 丁あたりの納入価格(万円)売上営業利益
今 2025/10 7.1 15 107 1
10 年後 中立 7.4 20 149 10

取り方:2025/10 期の猟銃の売上 106.8 億円(有報)。丁数の開示はなく、上下二連銃とライフルの納入価格を 1 丁平均 15 万円と推定して割った。セグメント利益 1.2 億円。

工作機械(深穴加工機)

ガンドリルマシンとツールの製造・販売、深穴加工の請負。

数量販売台数(台・推定)価格1 台あたりの売上(億円・ツールと請負を含む)売上営業利益
今 2025/10 35.0 0.50 18 1
10 年後 中立 40.0 0.67 27 2

取り方:2025/10 期の工作機械の外部売上 17.7 億円(有報)。台数の開示はなく、ツールと請負を含めて 1 台あたり 0.5 億円と推定して割った。セグメント利益 1.3 億円。

リスクと懸念

ブローニングへの依存

売上の 8 割強がブローニングの 2 社向けだ。相手が生産を他の作り手に移す、在庫を絞る、値下げを求める、のどれが起きても、ミロクの利益は直ちに揺れる。新工場で増えた量も相手が買わなければ遊ぶ。

米国の関税と銃の規制

日本からの輸入品には 15% の関税がかかる。ブローニングが値段に乗せられなければ、その負担はミロクへの値下げの圧力になる。米国で銃の規制が強まれば、需要そのものが縮む。

新工場の重荷

南国市の新工場に 59 億円を投じ、完成した年に 25 億円を減損した。量が増えなければ、残った設備の償却と人の費用が利益を削り続ける。

借入の財務の条件

シンジケートローンには、純資産の維持と、経常損益に償却を足した額が 2 期続けて赤字にならないことが求められている。本業の赤字が続けば返済の条件を見直す事態になりうる。

職人の確保

銃づくりは手仕事が多く、高知で 500 人近い職人を抱える。地方の人口減で若い職人が集まらなければ、量も品質も保てない。

米国の狩猟人口の細り

米国の狩猟免許の数は横ばいからやや減りで、担い手は高齢化している。高級な散弾銃の愛好家は底堅いが、量が伸びる市場ではない。

今後の分かれ目

2027 年 10 月期に猟銃の利幅が 6% を超えたら
新工場の立ち上げが実り、平年の利益に戻ったとみて、やや楽観の確率を上げる。
ブローニングが新しい銃の生産をミロクに任せると公表したら
新工場の量が埋まる道が見え、楽観側を厚くする。
持ち合いの株を売った現金で借金を大きく返し、配当を増やしたら
資本の使い方が株主に向き始めたとみて、戻り方を見直す。
米国の関税が上がる、または銃の規制が強まったら
ブローニングの調達が他へ移る危うさが増し、悲観の確率を上げる。
本業の赤字が 2 年続き、借入の財務の条件に触れたら
悲観の筋書きの入口とみる。

見ておくもの

  • 猟銃のセグメント利益と利幅
  • ブローニング向けの売上の割合
  • 新工場の稼働と生産量
  • 借入金の残高と財務の条件
  • 米国の関税と銃の規制の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は k 8.75%(基本 7.5% に循環・値決め・借金・寿命で +1.5%)と、各筋書きの ROE から式で出した。どの筋書きも ROE が k に届かないので PER の上限は 1÷k の 11.1 倍で、中立はその 8 割。悲観側は今の自己資本に掛けた PBR。今の PBR や過去の PER は見ていない。2026 年の最高益は株の売却益と補助金の一度きりの益なので、起点の純利益は本業の 1 億円にならした。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10→11.43 倍・やや楽観 PER 9.4→11.43 倍・中立 PER 8.9→11.43 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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  3. 株探:ミロク 今期最終を 4.7 倍上方修正

分析日 2026-10-20