株譜
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オービス 7827

広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)993 円18 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,779 円32 億円差 −44.2%
10 年後から見ると 割高 価値 993 円18 億円 · 差 −44.2% · 期待の年率 +1.6%
期待の年率リターン(10 年)+1.6%資本コスト比 −7.4 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

オービスは、広島県福山市に本社を置く製材とプレハブの会社だ。輸出の荷物を包む木箱の材料を作り、学校の仮設の校舎や鉄骨の建物を建て、太陽光の売電とゴルフ場も持つ。筆者の結論は、今の値段は割高だ、というものだ。

一番の理由は、稼ぐ力がこれから細ることだ。2025/10期の営業利益は6.6億円まで戻ったが、2026/10期は第3四半期までで3分の1に落ちた。利益の3分の1を稼ぐ太陽光は、国の買取の期間が10年の中で切れ始める。切れた後の単価は今の半分以下になる。木材も輸出の荷動きの弱さで伸びない。

借入も重い。純負債は約37億円で、利益の9年分にあたる。金利が上がれば、利払いが純利益を削る。

10年後の中立では、純利益は約2億円まで細り、ROEは資本コストを大きく下回る。今のPBRは0.5倍台と安く見える。だが、ためた利益が額面の価値を持たない会社に、安全域は薄いと筆者は見る。値段の安さに引かれる前に、稼ぎの先細りを数える必要がある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、持ち続けたい事業ではないと筆者は見る。

事業は三つとも、値段を自分で決められない。木材は原料と需要の相場に、プレハブは入札に、太陽光は国の制度に値段を決められている。太陽光の守りには期限がある。

資本の使い方は堅実になった。不採算の事業から手を引き、借入を減らし、配当を増やした。ただ、それで事業の稼ぐ力が上がったわけではない。

PBRは0.5倍台で安く見える。だが、ROEが資本コストに届かない会社では、帳簿の自己資本は価値の床にならない。ためた利益は、額面ほどの値打ちを持たない。安全域は値段の安さでなく、稼ぐ力の厚さから生まれる。この会社にはそれが足りない。

ただ、経営が借入を減らし、配当を厚くする方向は正しい。太陽光の稼ぎが残るうちに、どれだけ借入を返し、事業の核を太くできるかが、この先の分かれ目になる。

何で稼ぐ会社か

事業は四つある。2025/10期の売上126億円のうち、59%が木材、34%がハウス・エコ、4%ずつが太陽光とゴルフ場だ。

木材は、ニュージーランドの松と国産の杉を丸太で買い、福山の工場で製材する。梱包用の材、パレット、ドラムの材、土木の仮設の材として売る。客は輸出の荷物を木箱に詰める機械や部品の会社で、大手からスタートアップまで数多い。工場はほぼ満杯で動き、原木の消化量で稼ぎが決まる。売上は74億円だが、利益は3億円にとどまる。

ハウス・エコは、プレハブの建物と鉄骨の建物を作り、売るか貸す。学校の仮設の校舎など官公庁の仕事が得意だ。2023年に重量鉄骨の寿鉄工を買い、大きな建物も作れるようになった。売るだけでなく貸す形も持ち、工事の現場事務所や災害の仮設にも使われる。

太陽光は、3県15か所、約13メガワットの発電所で電気を売る。売上は4.6億円だが、利益は3億円あり、利益の柱の一つだ。ゴルフ場は開場50年の1か所を持つ。

本社の費用は年3.5億円かかる。借入は45億円あり、発電所と工場の設備を支えている。利払いは今は小さいが、金利の上昇で重くなる。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、弱いと筆者は見る。

製材は、丸太を買って板にする商売だ。原料の値段は為替と海運の相場で決まり、売値は梱包の需要で決まる。2025/10期は円安と虫害で歩留まりが落ち、木材の利益は3割減った。国産の杉への切り替えで原料の値段は安定させたが、値上げの力は限られる。

プレハブと鉄骨は、官公庁の入札が多く、値段は競争で決まる。寿鉄工を加えて作れる建物は広がったが、大型案件の有無で利益は大きく振れる。

太陽光は、国の買取の値段に守られた安定した稼ぎだ。ただ、それは期限つきの守りだ。

資本効率は低い。ROEは過去10年の中央値で11%だが、直近は7%台で、資本コストに届かない。中計の2027/10期の営業利益10億円は、遠い目標になった。経営は堅実だが、事業の組み合わせに強い核が無い。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

三つの事業は、それぞれ別の流れの中にある。

梱包用の木材は、輸出の荷動きで決まる。機械や部品を船で送る時の木箱の需要だ。米国の関税と中国の停滞で、荷動きは弱い。海運の費用も上がった。長い目では、繰り返し使える鉄やプラスチックの容器、段ボールへの置き換えが進む。製材の会社は中小が多く、地域ごとに客を分け合う。運賃が重い商品なので、工場の近くの客を取り合う形だ。

プレハブと鉄骨の建物は、公共の投資と企業の設備の投資で決まる。学校の建て替えや災害の仮設の需要は続くが、人手の不足で工事の費用は上がる。大和リースやナガワなどの大手と、地域の工務店が競う。

太陽光の売電は、国の固定価格の買取に支えられてきた。期間は20年で、2012年から始まった制度の発電所は2030年代に順に期間を終える。その後は市場の値段か、企業への直接の売電になり、単価は大きく下がる。

10年の中立では、梱包の数量は1割減り、太陽光の単価は下がると筆者は見る。プレハブは件数を少し落としながら、値段を物価並みに上げて回る。三つを合わせて、名目の稼ぎを保つのがやっとだ。

資本政策と M&A

還元は配当が中心だ。2026/10期から配当性向の目安を25%から30%に上げた。自社株買いの実績は無く、株主優待も無い。

借入は45億円あり、現金は8億円だ。会社は借入を自己資本の0.8倍以内に抑える方針で、返済を続けている。金利が上がる世界では、借り換えのたびに利払いが重くなる。

2023年に重量鉄骨の寿鉄工を買った。賃貸の不動産と不採算の部門からは撤退し、事業を絞った。中計は2027/10期の営業利益10億円を掲げたが、今の勢いでは届かない。

株は、社長の中浜勇治氏が約25%、和幸が約9%を持つ。2025年に前の社長からの相続で株が移った。オーナーの会社で、買収の提案が来ても社長の判断で決まる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

強気の見方は、事業の整理が終わり、これから稼ぐ段階に入ったと見る。

会社は賃貸の不動産と不採算の部門から手を引き、事業を絞った。2023年に重量鉄骨の寿鉄工を買い、軽い鉄骨から重い鉄骨まで作れるようになった。ハウス・エコの受注残は過去最高を更新している。2026/10期の不振は着工の遅れによる期ずれで、受注残が売上に変われば利益は戻る。

木材も、国産の杉への切り替えで原料の値段を安定させた。工場はほぼ満杯で動いている。

PBRは0.5倍台と、帳簿の半分の値段だ。配当性向を30%に上げ、借入も減らしている。太陽光は買取が切れても償却が終わっていて、利益は残る。

今の値段は、事業の整理を終えた会社を、帳簿よりはるかに安く買える水準だ。受注残が売上に変われば、中計の目標にも近づく。オーナーの会社で経営の判断も速く、寿鉄工の買収のような手を打てる。設計の部署も新しく作り、人の採用も進めた。

配当を厚くする姿勢も、株主に報いる意志の表れだ。

慎重な見方

慎重な見方は、三つの事業のどれも値段を自分で決められない点を突く。

木材は輸出の荷動きと丸太の相場に縛られる。2025/10期は円安と虫害で利益が3割減った。プレハブは入札で、大型案件の有無で利益が振れる。2026/10期は第3四半期までで営業利益が前の年の3分の1になった。

いちばん安定した太陽光の稼ぎには期限がある。買取の期間が切れれば、単価は市場の値段まで落ちる。

借入は45億円あり、利益の9年分だ。金利が上がれば利払いが増え、純利益はさらに細る。中計の営業利益10億円は遠のいた。帳簿の半分の値段でも、ROEが資本コストに届かない会社は安くない。

人の不足も重い。製材の工場も鉄骨の工場も、技能を持つ人の採用が難しく、給与の上昇が利益を削る。2026/10期のハウス・エコの赤字は、人件費の増加も理由だった。事業を三つも抱える小さな会社は、どれにも十分な資金を回せない。

配当性向を上げても、利益そのものが細れば配当の額は増えない。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が強い。強気の見方の受注残は本物だが、それが利益に変わる確かさは低く、太陽光の期限と金利の上昇は確実に来る。

そこで確率は慎重な側に38%、強気の側に25%を置き、慎重な側に寄せた。中立でもROEは資本コストを大きく下回る。値段が帳簿の半分であることは、この判断を変えない。

受注残の行方は、次の決算で確かめられる。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/10 期)

確率で加重した株価時価総額 1,613 円29 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 480 円9 億円)。 今の値に割り戻すと 993 円18 億円、今との差 −44.2%、 期待の年率 +1.6%(資本コスト 9.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 3,637 円65 億円 842 円15 億円 +151.8% +9.7% 358 円6 億円
やや楽観 17% 2,454 円44 億円 679 円12 億円 +76.1% +5.8% 533 円9 億円
中立 37% 1,538 円27 億円 539 円10 億円 +16.7% +1.6% 768 円14 億円
やや悲観 25% 1,080 円19 億円 337 円6 億円 −20.4% −2.3% 354 円6 億円
悲観 13% 505 円9 億円 107 円2 億円 −65.6% −10.1% 80 円1 億円
加重平均100% 1,613 円29 億円480 円9 億円 +17.6% +1.6% 2,093 円37 億円

今の株価時価総額 1,779 円32 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 木材の値上げが通り、プレハブが育つ 利益 6 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 3,637 円65 億円

輸出の梱包が持ち直し、国産の杉への切り替えで原料の値段が落ち着く。製材の工場はほぼ満杯で動き、値上げが物価を少し上回って通る。木材の利益率は6%に上がる。

プレハブと鉄骨は、寿鉄工を加えた設計と製造の力で、学校や公共の施設の大型案件を取り続ける。受注残の厚さが売上に変わり、利益率は7%を保つ。

太陽光は、買取の期間が切れた後も、企業への直接の売電で単価を保つ。本社の費用は物価並みに増えるが、営業利益は12億円近くになる。借入は返済が進み、配当は利益の3割で増える。PBRは1倍に近づき、ためた利益が生きる会社に変わる。

  • 木材(梱包用材・パレット材):数量 106(製材の出荷量(千m3・推定))× 価格 9.80(1m3あたりの値段(万円・推定))→ 売上 104 億円・営業利益 6 億円。製材10.6万m3、値段1.4倍、利益率6%
  • ハウス・エコ(プレハブ・鉄骨):数量 334(工事の件数(件・推定))× 価格 2,044(1件あたりの売上(万円・推定))→ 売上 68 億円・営業利益 5 億円。333件、利益率7%
  • 太陽光の売電:数量 14.0(発電量(GWh・推定))× 価格 2.40(1MWhあたりの売電の単価(万円・推定))→ 売上 3 億円・営業利益 2 億円。14GWh、買取後も1MWhあたり2.4万円
  • ライフクリエイト(ゴルフ場):数量 40.0(来場者(千人・推定))× 価格 13(1人あたりの売上(千円・推定))→ 売上 5 億円・営業利益 1 億円。来場4万人

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.3% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 65 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計は2027/10期の営業利益10億円を掲げるが、2026/10期は5.5億円の見込みで、届く道は細い。木材と鉄骨の両方がそろって伸びる姿は1割弱とみた。

やや楽観 17% 中計に半分ほど近づく 利益 4 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 2,454 円44 億円

梱包の需要は弱いままだが、製材の工場は国産の杉を使い、値上げで原料の高さを取り返す。数量は1割減っても、木材の利益率は5.5%に戻る。

プレハブと鉄骨は、受注残が着工に変わり、件数を今の水準で保つ。人件費の上昇は売値に移り、利益率は6%だ。

太陽光は、半分ほどの発電所で買取の期間が切れ、単価は下がる。それでも設備の償却は終わっていて、利益は残る。営業利益は8億円台、純利益は5億円台になる。配当は利益の3割を保つ。借入は返済で30億円を切り、金利の上昇の痛みも和らぐ。ROEは6%台で、資本コストにはまだ届かない。

  • 木材(梱包用材・パレット材):数量 101(製材の出荷量(千m3・推定))× 価格 9.52(1m3あたりの値段(万円・推定))→ 売上 96 億円・営業利益 5 億円。製材10.1万m3、利益率5.5%
  • ハウス・エコ(プレハブ・鉄骨):数量 290(工事の件数(件・推定))× 価格 2,014(1件あたりの売上(万円・推定))→ 売上 58 億円・営業利益 4 億円。290件、利益率6%
  • 太陽光の売電:数量 14.0(発電量(GWh・推定))× 価格 2.20(1MWhあたりの売電の単価(万円・推定))→ 売上 3 億円・営業利益 2 億円。14GWh、1MWhあたり2.2万円
  • ライフクリエイト(ゴルフ場):数量 38.0(来場者(千人・推定))× 価格 13(1人あたりの売上(千円・推定))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。来場3.8万人

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.6% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 43 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2025/10期は営業利益6.6億円まで戻した実績がある。プレハブの受注残は過去最高で、それが売上に変わる道は十分ありうる。2割弱に置いた。

中立 37% 木材は細り、太陽光の買取が切れる 利益 2 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 1,538 円27 億円

輸出の梱包は細り、製材の数量は10年で1割減る。値段は物価並みに上がるが、輸入の丸太と運賃の高さが残り、木材の利益率は4.8%だ。

プレハブと鉄骨は、学校や公共の施設の仕事で件数を1割落としながら回る。利益率は5%で、2024/10期と2025/10期の間に落ち着く。

太陽光は、2034年ごろから買取の期間が切れ始める。10年後の平均の単価は今の3分の2に下がり、利益は半分になる。本社の費用は物価で増える。営業利益は約4億円、純利益は約2億円になる。借入の金利も上がる。ROEは3%台で、資本コストを大きく下回る。

  • 木材(梱包用材・パレット材):数量 95.7(製材の出荷量(千m3・推定))× 価格 9.38(1m3あたりの値段(万円・推定))→ 売上 90 億円・営業利益 4 億円。製材9.6万m3、値段1.34倍、利益率4.8%
  • ハウス・エコ(プレハブ・鉄骨):数量 261(工事の件数(件・推定))× 価格 2,014(1件あたりの売上(万円・推定))→ 売上 53 億円・営業利益 3 億円。261件、利益率5%
  • 太陽光の売電:数量 13.8(発電量(GWh・推定))× 価格 1.90(1MWhあたりの売電の単価(万円・推定))→ 売上 3 億円・営業利益 1 億円。13.8GWh、買取が半分切れ、単価は今の0.62倍(物価で上げない)
  • ライフクリエイト(ゴルフ場):数量 36.0(来場者(千人・推定))× 価格 13(1人あたりの売上(千円・推定))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。来場3.6万人

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 2.8% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 24 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:梱包の需要は輸出の荷動きに縛られ、太陽光は買取の期間が10年の中で切れ始める。今の稼ぎを物価の分だけ保つのが精いっぱい、という姿がいちばん起こりやすい。

やや悲観 25% 輸出の梱包が縮み、鉄骨が赤字に沈む 利益 −1 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1,080 円19 億円

米国の関税と中国の停滞で、輸出の梱包の需要がもう一段落ちる。製材の数量は2割余り減り、値上げも物価に届かない。木材の利益率は3%だ。

プレハブと鉄骨は、公共の大型案件が減り、寿鉄工の工場の稼働が落ちる。人件費の上昇を売値に移せず、利益率は2.5%に下がる。

太陽光は買取が切れた発電所で単価が大きく下がる。営業利益はわずか、純利益は赤字すれすれになる。借入の金利が上がり、返済に追われる。配当は細る。会社は工場の一部を閉じ、発電所を売って借入を減らす。株主に残るのは、売れる資産の値打ちだけになる。

借入の返済が優先され、成長への投資は後回しになる。

  • 木材(梱包用材・パレット材):数量 82.9(製材の出荷量(千m3・推定))× 価格 8.75(1m3あたりの値段(万円・推定))→ 売上 73 億円・営業利益 2 億円。製材8.3万m3、利益率3%
  • ハウス・エコ(プレハブ・鉄骨):数量 218(工事の件数(件・推定))× 価格 1,879(1件あたりの売上(万円・推定))→ 売上 41 億円・営業利益 1 億円。218件、利益率2.5%
  • 太陽光の売電:数量 13.5(発電量(GWh・推定))× 価格 1.40(1MWhあたりの売電の単価(万円・推定))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。13.5GWh、単価は今の0.46倍
  • ライフクリエイト(ゴルフ場):数量 32.0(来場者(千人・推定))× 価格 11(1人あたりの売上(千円・推定))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。来場3.2万人

倍率:純利益はほぼゼロで稼ぐ力では測れない。売れる資産の床(約13億円)で置き、今の自己資本57億円の0.23倍にあたる。

確率:2026/10期の第3四半期までで営業利益は前の年の3分の1に落ちた。木材とプレハブがそろって弱い姿はすでに見えており、4分の1に置いた。

悲観 13% 梱包の木箱が要らなくなり、工場が余る 利益 −3 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 505 円9 億円

構造的に負ける筋書きだ。輸出の梱包は、繰り返し使える鉄やプラスチックの容器に置き換わる。製材の数量は4割減り、工場の稼働が落ちて利益はほぼ消える。

プレハブと鉄骨は、大手との値段の競争で赤字すれすれになる。太陽光は買取の期間が切れ、単価は3分の1になる。ゴルフ場も客が減る。

営業損益は赤字になり、借入の返済のために発電所や土地を売る。減損で自己資本は削られる。株主に残るのは、借入を返した後の土地と設備の値打ちだけだ。工場の跡地や発電所は、地方の土地なので高くは売れない。

配当は止まり、会社は借入の返済を最優先にする。社長の持ち株の価値も大きく目減りする。

  • 木材(梱包用材・パレット材):数量 63.8(製材の出荷量(千m3・推定))× 価格 8.05(1m3あたりの値段(万円・推定))→ 売上 51 億円・営業利益 0 億円。製材6.4万m3、利益ほぼなし
  • ハウス・エコ(プレハブ・鉄骨):数量 160(工事の件数(件・推定))× 価格 1,728(1件あたりの売上(万円・推定))→ 売上 28 億円・営業利益 0 億円。160件、利益なし
  • 太陽光の売電:数量 13.0(発電量(GWh・推定))× 価格 1.10(1MWhあたりの売電の単価(万円・推定))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。13GWh、単価は今の0.36倍
  • ライフクリエイト(ゴルフ場):数量 28.0(来場者(千人・推定))× 価格 11(1人あたりの売上(千円・推定))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。来場2.8万人、赤字

倍率:赤字で稼ぐ力では測れない。売れる資産の床(約9億円)で置き、今の自己資本57億円の0.16倍にあたる。

確率:梱包の木箱はプラスチックや鉄の容器に置き換わりうる。借入が利益の9年分あり、谷が長引けば資産を売る形になる。1割強に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

木材(梱包用材・パレット材)

ニュージーランドの松と国産の杉を製材し、梱包用材・パレット材・土木の仮設材を売る。

数量製材の出荷量(千m3・推定)価格1m3あたりの値段(万円・推定)売上営業利益
今 2025/10 106 7.00 74 3
10 年後 中立 95.7 9.38 90 4

取り方:売上74.4億円と利益3.01億円は短信の開示。出荷量の開示は無く、製材品の値段を1m3あたり7万円と推定して10.6万m3と置いた。前の期の利益率は5.8%。

ハウス・エコ(プレハブ・鉄骨)

プレハブと鉄骨の建物の製造・販売・貸し出し、建築と太陽光の工事の請負。

数量工事の件数(件・推定)価格1件あたりの売上(万円・推定)売上営業利益
今 2025/10 290 1,503 44 4
10 年後 中立 261 2,014 53 3

取り方:売上43.6億円と利益3.51億円は短信の開示。件数の開示は無く、1件あたり約1,500万円と推定して290件と置いた。2025/10期は官公庁の大型案件が重なった年で、2026/10期は第3四半期までで売上が4割減った。

太陽光の売電

3県15か所・約13メガワットの発電所で電気を売る。

数量発電量(GWh・推定)価格1MWhあたりの売電の単価(万円・推定)売上営業利益
今 2025/10 15.0 3.04 5 3
10 年後 中立 13.8 1.90 3 1

取り方:売上4.56億円・利益3.02億円と約13メガワットは短信の開示。発電量は1kWあたり年1,150kWhとして約15GWh、単価は売上÷発電量で1MWhあたり約3万円と推定し、2013〜2014年度の買取の区分とみた。国の固定価格の買取で期間は20年、2034年ごろから切れる。切れた後は市場の値段に近づくので、10年後の単価は物価で上げず下げた。

ライフクリエイト(ゴルフ場)

開場50年のゴルフ場を1か所営む。

数量来場者(千人・推定)価格1人あたりの売上(千円・推定)売上営業利益
今 2025/10 40.0 9.56 4 1
10 年後 中立 36.0 13 5 0

取り方:売上3.82億円・利益0.50億円は短信の開示。来場者の開示は無く、約4万人と推定した。

リスクと懸念

太陽光の買取の期限

利益の3分の1を稼ぐ太陽光は、国の固定価格の買取に支えられる。期間は20年で、10年の中で順に切れる。その後の単価は市場の値段に近づき、利益は大きく減る。

輸出の梱包の需要

木材の客は、機械や部品を木箱で輸出する会社だ。米国の関税、中国の停滞、海運の費用で荷動きが落ちれば、製材の工場の稼働が下がる。木箱が鉄やプラスチックの容器に置き換わる流れもある。

原料の丸太と為替

ニュージーランドの松は円安と海運の費用で高くなる。2025/10期は円安と虫害で歩留まりが落ち、木材の利益が3割減った。

大型案件の振れ

プレハブと鉄骨は官公庁の大型案件で利益が大きく振れる。2026/10期は案件の減少と着工の遅れで赤字になった。人手の不足で工事の費用も上がる。

借入と金利

借入は45億円あり、利益の9年分の重さだ。借り換えのたびに金利が上がり、純利益を削る。返済のために投資を絞れば、事業の力も落ちる。

オーナーへの依存

社長と関係の会社で3割余りを持つ。2025年に相続で株が移った。経営と資本の使い方は社長の判断に集まる。

今後の分かれ目

太陽光の買取が切れた後の売電の契約(企業への直接の売電など)を開示した
単価の落ち方が見える。中立の太陽光の利益を見直す。
ハウス・エコの受注残が売上に変わり、利益率が5%を超えた
寿鉄工の買収が実を結んだ合図だ。強気の側の確率を上げる。
製材の数量が2期続けて落ちた
輸出の梱包の縮みが本物になった合図だ。慎重な側の確率を上げる。
借入が30億円を下回った
金利の上昇の痛みが和らぐ。慎重な側の確率を下げる。
中計の2027/10期の目標を下げた
会社も稼ぐ力の細りを認めた形だ。中立の見方を保つ。

見ておくもの

  • 木材の利益率と製材の数量
  • ハウス・エコの受注残と利益率
  • 太陽光の発電所ごとの買取の終わる年
  • 借入の残高と支払利息
  • 配当性向30%の維持

倍率と資本コストの決め方

倍率は式から出した。中立は純利益約2.1億円、ROE3%ほどで資本コスト9%に届かないので上限は1÷kの約10.5倍、その71%の7.5倍。今のPBR0.5倍台や同業の値付けは倍率に使っていない。減価償却は年6.2億円で、太陽光の設備は10年の中で償却が終わり、製材の設備は更新の分だけ新しい値段で足す。会計の償却は減るが、更新の投資は建築費の上昇で膨らむ。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 9→11.11 倍・やや楽観 PER 8.8→11.11 倍・中立 PER 8→11.11 倍)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にquality +2%を足した9.5%。同じ領域で済んだ会社は無い。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.50% → 9.00%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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  2. オービス 2026年10月期 第3四半期 決算短信
  3. オービス 大株主(finboard)

分析日 2026-10-20