株譜
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粧美堂 7819

化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)774 円98 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)983 円124 億円差 −21.3%
10 年後から見ると やや割高 価値 774 円98 億円 · 差 −21.3% · 期待の年率 +4.6%
期待の年率リターン(10 年)+4.6%資本コスト比 −3.7 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

粧美堂は、ヘアケア雑貨やネイル、化粧品、バッグなどを企画して量販店に卸す会社だ。1948 年に大阪で櫛やブラシの卸として始まった。セリアやドン・キホーテが主な売り先で、自社ブランドの商品とキャラクター商品を持つ。筆者の結論は「利益の改善は本物だが、値段は先取りしている」である。

まず稼ぐ力。営業利益は 2023 年 9 月期の 9 億円から、2026 年 9 月期は 18 億円(会社予想)へ倍増する勢いだ。粗利率の改善と、化粧品 OEM のピコモンテ・ジャパンの連結が効いた。

次に弱さ。上位 20 社で売上の約 6 割を占め、セリアとドン・キホーテだけで 25%。量販店の値下げ圧力と流行の波に左右される。

最後に株主還元。配当は伸びており、2026 年 3 月には自己株 60 万株を取得した。ただ数値目標のある中期計画はない。筆者は、利益率の一部が戻る前提で中立を置き、今の値段をやや割高と見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で気になるのは「この利益率が何年続くか」だ。粧美堂の営業利益率は、2022 年 9 月期の 3.7% から 2026 年 9 月期の 7.8%(予想)へ、4 年で倍になった。これだけ伸びた会社の利益を、そのまま永続するものとは見ない。

良い点は、事業に大きな設備が要らないことだ。自己資本は 74 億円で、営業利益 18 億円を回せる。ROE が 13% に達するのは、資産が軽いからである。

悪い点は、売り先と流行に左右されること。セリアとドン・キホーテで売上の 4 分の 1。キャラクターの版権や人気は、会社の力だけでは決まらない。

筆者は、粗利率の改善の半分が残る形を中立に置いた。それでも今の値段は、その中立を先取りしている。安全域は薄く、買うなら割安になるのを待つ。持ち続けるなら、粗利率が保たれているかを四半期ごとに確かめたい。

何で稼ぐ会社か

商品は 5 つに分かれる。2025 年 9 月期の売上 221 億円のうち、化粧品が 40%、化粧雑貨が 32%、服飾雑貨が 13%、コンタクトレンズ関連が 10%、その他が 6%。化粧品はメイクやネイル、化粧雑貨はヘアケア(ヒートカーラーなど)やブラシ、キャラクターをあしらった雑貨が中心だ。

自社で企画し、中国などの協力工場に作らせ、量販店に卸す。外貨建ての仕入が半分を超え、その 9 割強が米ドル建てだ。営業利益は 14.7 億円(6.6%)。主な売り先はセリア(売上の 13.5%)とドン・キホーテ(11.6%)。

子会社が 2 つある。コンタクトレンズの受託製造の SHO-BI Labo と、化粧品の OEM を担うピコモンテ・ジャパン(2025 年 1 月に 52% を取得)。化粧品の子会社ビューティードアは 2025 年に売却した。

従業員は連結で 260 人。単一セグメントで、商品別の利益は開示されない。本社は東京にあり、中国の上海の子会社が協力工場の監査と品質管理を担う。流行の移り変わりが速く、商品は常に入れ替わる。

優良さと弱いところ

強みは、売り場の側の需要を企画に落とす力にある。量販店が求める価格帯で、新しい商品を毎年出し続ける。ヒートカーラーや束感シリーズなど、自社企画のヒットを持ち、サンリオやちいかわなどのキャラクターの版権も扱う。

ただし堀は深くない。企画卸は、売り場を持つ量販店が主導権を握る。上位 20 社が売上の約 6 割を占め、値下げの要求を受ければ利益率は削られる。2022 年 9 月期までは営業利益率が 1〜4% だった。

キャラクター商品は人気と契約更新に左右される。直近の改善は、採算の合わない商材の見送りと自社企画品の比率の上昇による粗利率の改善で、一度きりの効果が混じる。

資本効率は ROE 13% と良好だが、過去 10 年の中央値は 3.9% で、改善はまだ短い。弱点は大口依存と流行の波、為替だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

化粧雑貨は、国内の人口が減る中でも売れ筋を回し続ける市場だ。百均が売り場を広げ、品質を上げて 三百円、五百円の価格帯を作った。ドン・キホーテなどの量販店も、メイクやヘアケア用品を強化している。粧美堂は、その売り場の拡大の恩恵を受けてきた。

一方、価格は動かしにくい。百均は 一律の値付けが基本で、卸値の引き上げには限りがある。米ドル建ての仕入が半分あり、円安では原価が上がる。

競争は、中国や国内の同業の企画卸と、量販店の自社ブランド(プライベートブランド)になる。量販店が自社で企画を強めれば、卸の取り分は細る。需要が細る年にこそ、売り場に新しい提案を持ち込める企画力の差が表れる。

コンタクトレンズ関連は、中国の孫会社の EC 撤退で減った。化粧品の OEM は、輸入化粧品の国内向けの製造受託で、取引先が増えれば粗利の厚い売上になる。EC の比率を 3 割に高める目標もあるが、数値の計画は公表されていない。人口が減る国内では、数量よりも単価と企画の質で稼ぐ市場だ。訪日客の需要は、ドン・キホーテなど売り場を通じて追い風になる。

資本政策と M&A

配当は「安定的かつ継続的に」という方針で、明確な配当性向の目標はない。2025 年 9 月期の配当は 3 期連続の増配で、2026 年 9 月期はさらに増える見通しだ。実績の配当性向は 4 割前後。

2026 年 3 月には、自己株式を 60 万株、約 7.6 億円取得した。発行株式の約 4.5% に当たる。自己株は発行済みの約 6% まで積み上がった。

M&A は、2018 年にコンタクトレンズのメリーサイトを子会社化し、2025 年に化粧品 OEM のピコモンテ・ジャパンを 52% で取得した。ピコモンテは少数株主が 48% いるため、利益の一部は外部に出る。

大株主の詳細は開示から取れなかった。社長が大量保有者として名を連ねる。株主優待は、300 株以上に自社企画品(小売価格で三千円相当)を贈る制度で、費用は年 1 億円未満と筆者は見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

改善は構造的だ。採算の合わない一部の量販店向け商材の導入を見送り、自社企画品の比率を上げて粗利率を高めた。2026 年 9 月期は 3 四半期の累計で営業利益が 35% 増え、会社は通期予想を 16 億円から 18 億円へ引き上げた。

成長の入り口は 3 つある。化粧品 OEM のピコモンテ・ジャパンが量販店向けの外へ取引を広げる。服飾雑貨は 2025 年 9 月期に 25% 増えた。EC の比率を 3 割まで高める計画がある。

資産は軽い。自己資本 74 億円で営業利益 18 億円を回し、ROE は 13% を超える。配当は 3 期連続で増え、2026 年 3 月には約 7.6 億円の自己株買いも行った。株主に報いる姿勢が見える。

売り先は広い。ドン・キホーテやセリアに限らず、上位 20 社が売上の約 6 割で、特定の 1 社が 15% を超えない。企画力が評価され、取引先が離れにくい。

慎重な見方

利益率の倍増は、わずか数年の出来事だ。2022 年 9 月期までは営業利益率が 1〜4% で、過去 10 年の ROE の中央値は 3.9%。この改善が壊れる条件は多い。

売り先が偏っている。セリアとドン・キホーテで売上の 4 分の 1、上位 20 社で約 6 割。量販店が値下げを求めれば、企画卸の取り分は細る。百均は値付けが固く、原価が上がっても卸値を上げにくい。

流行とキャラクターの版権は不確かだ。サンリオやちいかわの人気は、会社の努力だけでは続かない。版権元の契約更新や解除がリスクとして挙げられている。

為替も重い。仕入の半分が外貨建てで、その 9 割強が米ドル。円安で原価が上がっても、卸値に乗せにくい。ピコモンテは少数株主が 48% で、利益の一部は外に出る。数値目標のある中期計画もなく、改善の持続を外から確かめにくい。2022 年 9 月期までの営業利益率は 4% を超えたことがなく、今の水準は会社の歴史では異例である。

どちらに重みを置いたか

筆者は、粗利率の改善が半分残る形を中立と置き、確率は中立 38%、やや悲観 28%、悲観 10%、やや楽観 18%、楽観 6% とした。強気の言い分の「構造的な改善」は半分認め、慎重な言い分の「大口依存と流行」は、やや悲観の厚みに反映した。結果、今の値段は中立を先取りしている。ただし財務の傷みは小さく、悲観でも倒れる会社ではないため、悲観の確率は 1 割にとどめた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 1,188 円150 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 351 円44 億円)。 今の値に割り戻すと 774 円98 億円、今との差 −21.3%、 期待の年率 +4.6%(資本コスト 8.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 2,134 円270 億円 467 円59 億円 +164.6% +10.2% 156 円20 億円
やや楽観 18% 1,787 円226 億円 427 円54 億円 +125.2% +8.5% 399 円50 億円
中立 38% 1,462 円185 億円 380 円48 億円 +87.4% +6.5% 700 円88 億円
やや悲観 28% 565 円71 億円 285 円36 億円 −13.5% −1.4% 238 円30 億円
悲観 10% 245 円31 億円 222 円28 億円 −52.6% −7.2% 47 円6 億円
加重平均100% 1,188 円150 億円351 円44 億円 +56.6% +4.6% 1,539 円195 億円

今の株価時価総額 983 円124 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 6% 自社ブランドと OEM が伸び、利益率が 8% に乗る 利益 16 億円 · PER 15.4 倍 · 株価時価総額 2,134 円270 億円

自社企画の高単価品とキャラクター商品が売り場を広げ、化粧品の OEM(相手先ブランドの製造受託)も育つ。数量は今の 1.15 倍、単価は 10 年で 1.40 倍まで上がる。

服飾雑貨とコンタクトレンズも伸び、全体の営業利益率は 8% に乗る。ピコモンテ・ジャパンの OEM が量販店向けに加えて新しい取引先を開き、粗利の厚い売上が増える。

営業利益は 28 億円、純利益は 16 億円。配当性向は 4 割台を保ち、自己資本は 140 億円ほどになる。化粧品の OEM は流行の波が小さく、利益の質が上がるため、倍率も高く評価される。

  • 化粧品・化粧雑貨:数量 2.6(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 98(1 個あたり卸値(円))→ 売上 255 億円・営業利益 22 億円。化粧品・雑貨 出荷 1.15 倍 × 卸値 1.40 倍、営業利益率 8.5%
  • 服飾雑貨:数量 0.1(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 540(1 個あたり卸値(円))→ 売上 49 億円・営業利益 3 億円。服飾雑貨 出荷 1.30 倍 × 卸値 1.35 倍、営業利益率 7.0%
  • コンタクトレンズ関連・その他:数量 110(取扱量(2025/09 を 100 とした指数))× 価格 1.30(取扱量 100 あたり売上の指数(2025/09 = 1.0))→ 売上 50 億円・営業利益 3 億円。コンタクト・その他 取扱 1.10 倍 × 価格 1.30 倍、営業利益率 6.5%

倍率:事業の純利益 16 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.9% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.4 倍。全体の PER 15.4 倍、時価総額 253 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:自社ブランドの比率が上がり、化粧品 OEM が大きく伸びる筋書き。直近の粗利率の改善が定着する必要がある。上場以降の最良の利益率は 9.4% で、それに近づく条件が重なる確率は低い。

やや楽観 18% 粗利率の改善が残り、利益率は 7.5% で落ち着く 利益 14 億円 · PER 15.0 倍 · 株価時価総額 1,787 円226 億円

数量は 1.07 倍、単価は物価をわずかに上回る 1.35 倍。取引先の量販店が売り場で粗利の厚い商品を求め、自社企画品の比率が上がる。

服飾雑貨は 15% 増え、コンタクトレンズは緩やかに増える。営業利益率は 7.5% で、足元の 7.8%(会社予想)をわずかに下回って推移する。

営業利益は 24 億円、純利益は 14 億円。ピコモンテ・ジャパンの OEM が量販店向けの外にも広がり、粗利の厚い売上が少しずつ増える。配当は純利益の 4 割台で、自社株買いも時折行う。主力の化粧品と雑貨は景気で大きくは落ちず、売り先の量販店も分散しているため、利益の振れは小さい。

  • 化粧品・化粧雑貨:数量 2.4(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 95(1 個あたり卸値(円))→ 売上 229 億円・営業利益 18 億円。化粧品・雑貨 出荷 1.07 倍 × 卸値 1.35 倍、営業利益率 8.0%
  • 服飾雑貨:数量 0.1(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 520(1 個あたり卸値(円))→ 売上 42 億円・営業利益 3 億円。服飾雑貨 出荷 1.15 倍 × 卸値 1.30 倍、営業利益率 6.5%
  • コンタクトレンズ関連・その他:数量 105(取扱量(2025/09 を 100 とした指数))× 価格 1.25(取扱量 100 あたり売上の指数(2025/09 = 1.0))→ 売上 46 億円・営業利益 3 億円。コンタクト・その他 取扱 1.05 倍 × 価格 1.25 倍、営業利益率 6.0%

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.8% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.0 倍。全体の PER 14.98 倍、時価総額 207 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近の粗利率の改善が定着し、OEM と服飾雑貨の増収が続く筋書き。直近の利益率に近いが、流行と大口顧客の変動を考えて中立より低い確率とする。

中立 38% 粗利率の改善は半分残り、数量は横ばい 利益 11 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 1,462 円185 億円

化粧雑貨の数量は人口減で伸びないが、自社企画品の比率が上がるため出荷は今の水準を保つ。単価は物価(1.34 倍)に届かず 1.30 倍。百均の値付けが固く、卸値の引き上げには限りがある。

営業利益率は 6.9%。2025 年 9 月期の 6.6% と 2026 年 9 月期の 7.8%(会社予想)の間で、ここ数年の改善の一部が残る。

営業利益は 19 億円、純利益は 11 億円。ピコモンテ・ジャパンの少数株主の取り分があるため、純利益は営業利益の 6 割弱にとどまる。配当は純利益の 4 割台で、自社株買いは時折行う。

  • 化粧品・化粧雑貨:数量 2.3(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 91(1 個あたり卸値(円))→ 売上 206 億円・営業利益 15 億円。化粧品・雑貨 出荷 1.00 倍 × 卸値 1.30 倍、営業利益率 7.3%
  • 服飾雑貨:数量 0.1(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 500(1 個あたり卸値(円))→ 売上 35 億円・営業利益 2 億円。服飾雑貨 出荷 1.00 倍 × 卸値 1.25 倍、営業利益率 6.0%
  • コンタクトレンズ関連・その他:数量 100(取扱量(2025/09 を 100 とした指数))× 価格 1.20(取扱量 100 あたり売上の指数(2025/09 = 1.0))→ 売上 42 億円・営業利益 2 億円。コンタクト・その他 取扱 1.00 倍 × 価格 1.20 倍、営業利益率 5.5%

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.5% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.46 倍、時価総額 163 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の化粧雑貨の需要は成熟し、数量は横ばい。単価は量販店の値付けで物価に届かない。直近の粗利率の改善が半分残る形を落としどころとした。

やや悲観 28% 大口顧客の値下げ圧力と流行の一巡で、利益率が戻る 利益 6 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 565 円71 億円

量販店が仕入れ価格の引き下げを求め、卸値は 1.22 倍にとどまる。キャラクター商品の人気が一巡し、数量は今の 9 割に減る。

服飾雑貨は競争で伸びが止まり、コンタクトレンズも縮む。営業利益率は 4.5% まで下がる。2022 年 9 月期の 3.7%、2023 年 9 月期の 4.2% に近い水準だ。

営業利益は 11 億円、純利益は 6 億円。売上は今の水準を割るが、固定費は物価で増え、利益の減り方は売上の減り方より大きい。配当は純利益に合わせて縮み、自己資本の増え方も鈍る。仕入の半分が米ドル建てのため、円安が重なると原価も上がる。

  • 化粧品・化粧雑貨:数量 2.0(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 85(1 個あたり卸値(円))→ 売上 174 億円・営業利益 9 億円。化粧品・雑貨 出荷 0.90 倍 × 卸値 1.22 倍、営業利益率 5.0%
  • 服飾雑貨:数量 0.1(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 460(1 個あたり卸値(円))→ 売上 27 億円・営業利益 1 億円。服飾雑貨 出荷 0.85 倍 × 卸値 1.15 倍、営業利益率 3.5%
  • コンタクトレンズ関連・その他:数量 90.0(取扱量(2025/09 を 100 とした指数))× 価格 1.10(取扱量 100 あたり売上の指数(2025/09 = 1.0))→ 売上 35 億円・営業利益 1 億円。コンタクト・その他 取扱 0.90 倍 × 価格 1.10 倍、営業利益率 3.0%

倍率:事業の純利益 6 億円、事業の自己資本 約 71 億円で、事業の ROE は約 8.7% と k 8.25% 並み。ROE が k 以下の水準の PER は 1÷k(11.8 倍)が上限で、利益が細る途中のため上限の 7 割強(8.5 倍)に置く。

確率:上位 20 社が売上の約 6 割を占め、量販店の値下げ要求が強まる筋書き。ここ数年の改善は 2022 年以前の薄利からの急上昇で、定着の証拠が薄い。

悲観 10% 最大顧客を失い、人気商品も尽きて、薄利の卸に戻る 利益 3 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 245 円31 億円

百均やディスカウント店の取引が減り、売れ筋のキャラクターの版権も更新できない。数量は今の 75% に落ち、卸値の引き上げは物価の半分にとどまる。

営業利益率は 2.6%。2021 年以前の薄利の卸に戻る形だ。服飾雑貨とコンタクトレンズは赤字寸前まで落ちる。

営業利益は 4.4 億円、純利益は 2.6 億円。人員と物流の固定費は物価で膨らむ一方で売上は縮み、企画の人材も流出する。借入と在庫の重さから、自己資本の取り崩しが避けられない。配当は最低限になり、株主にとっては何年も報われない時期が続く。在庫の評価損が出て、販売先への値引きが重なれば、赤字に近い年も出る。

  • 化粧品・化粧雑貨:数量 1.7(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 77(1 個あたり卸値(円))→ 売上 131 億円・営業利益 4 億円。化粧品・雑貨 出荷 0.75 倍 × 卸値 1.10 倍、営業利益率 3.0%
  • 服飾雑貨:数量 0.0(出荷数量(億個)。売上からの推定)× 価格 400(1 個あたり卸値(円))→ 売上 18 億円・営業利益 0 億円。服飾雑貨 出荷 0.65 倍 × 卸値 1.00 倍、営業利益率 1.5%
  • コンタクトレンズ関連・その他:数量 70.0(取扱量(2025/09 を 100 とした指数))× 価格 1.00(取扱量 100 あたり売上の指数(2025/09 = 1.0))→ 売上 25 億円・営業利益 0 億円。コンタクト・その他 取扱 0.70 倍 × 価格 1.00 倍、営業利益率 1.0%

倍率:事業の純利益 2.6 億円で、稼ぐ力(純利益÷k)は約 31 億円。今の自己資本 74 億円に 0.40 を掛けた 31 億円を置く。稼ぐ力に見合う水準で、床の資産は数えない。PER に直すと 11 倍台とやや悲観より高く見えるのは、やや悲観の PER が利益の細る途中の値で、悲観は稼ぐ力そのもので測るため。

確率:構造的な負けの筋書き。最大の売り先の一つが取引を縮め、キャラクターの版権更新も失う。2021 年以前の 1〜2% の利益率に戻る。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

化粧品・化粧雑貨

メイク・ネイル用品、ヘアケア雑貨(ヒートカーラーなど)、キャラクターあしらいの雑貨を企画して卸す。セリアやドン・キホーテなどが主な売り先。

数量出荷数量(億個)。売上からの推定価格1 個あたり卸値(円)売上営業利益
今 2025/09 2.3 70 158 11
10 年後 中立 2.3 91 206 15

取り方:単一セグメントのため、商品区分別の売上は開示の実額(化粧品 88.5 億円+化粧雑貨 69.8 億円)。営業利益の配分と数量は筆者の推定。1 個あたり卸値七十円前後(百均向けが中心のため)で割り、2.26 億個とした。数量は推定で、実際とずれうる。

服飾雑貨

バッグ、財布、ポーチなどの服飾雑貨の企画卸。2025/09 期に前期比 25% 増えた。

数量出荷数量(億個)。売上からの推定価格1 個あたり卸値(円)売上営業利益
今 2025/09 0.1 400 28 2
10 年後 中立 0.1 500 35 2

取り方:売上 27.9 億円は開示の実額。1 個あたり卸値四百円前後(推定)で割り、約 700 万個とした。営業利益の配分は筆者の推定(単一セグメントのため)。

コンタクトレンズ関連・その他

子会社のコンタクトレンズ受託製造(SHO-BI Labo)と、その他の事業。

数量取扱量(2025/09 を 100 とした指数)価格取扱量 100 あたり売上の指数(2025/09 = 1.0)売上営業利益
今 2025/09 100 1.00 35 2
10 年後 中立 100 1.20 42 2

取り方:コンタクトレンズ関連 22.4 億円とその他 12.6 億円の合計 35.0 億円。コンタクトレンズは中国孫会社の EC 撤退で前期比 10.5% 減った。内訳の数量が開示されないため指数で置く。営業利益の配分は推定。

リスクと懸念

大口顧客の値下げ圧力

上位 20 社で売上の約 6 割、セリアとドン・キホーテで約 25%。量販店が仕入れ価格の引き下げを求めれば、利益率は 2022 年以前の水準に戻りうる。

キャラクター商品の人気と契約

サンリオなどの版権商品は、人気の変動と契約の更新・解除に左右される。版権を失えば、売れ筋の一部が消える。

為替

外貨建て仕入が半分を超え、その 9 割強が米ドル。円安が進めば原価が上がるが、百均の値付けでは卸値に乗せにくい。

粗利率の改善が続かない

改善には、採算の合わない商材の見送りという一度きりの効果が含まれる。自社企画品の比率が下がれば、粗利率は元に戻る。

量販店の自社企画

量販店が自社企画のプライベートブランドを強めれば、企画卸の取り分は細る。

化粧品 OEM・コンタクトレンズの事業リスク

ピコモンテ・ジャパンは少数株主が 48% で、利益の一部が外に出る。コンタクトレンズは中国の EC 撤退で減り、品質や薬事の規制リスクもある。

今後の分かれ目

2026 年 9 月期の営業利益が 18 億円に届き、2027 年 9 月期も 7% 台を保つ
粗利率の改善が定着した合図で、やや楽観の確率を上げる。
セリアやドン・キホーテなど大口の取引が縮む
数量と利益率が同時に落ちる。やや悲観の確率を上げる。
主要キャラクターの版権契約が更新されない
売れ筋が消え、悲観の筋書きに近づく。
数値目標のある中期計画や配当性向の目標が示される
還元の見通しが立ち、倍率の質を上げられる。
ピコモンテ・ジャパンが量販店以外の取引先を大きく増やす
粗利の厚い売上が増え、やや楽観の確率を上げる。

見ておくもの

  • 営業利益率(四半期)と粗利率
  • セリア・ドン・キホーテ向けの売上比率
  • 化粧品 OEM(ピコモンテ・ジャパン)の売上
  • 為替と外貨建て仕入の比率
  • 自己株買いと配当性向

倍率と資本コストの決め方

倍率は正当化 PER の式(g 4%、k 8.25%、残る割合 1/2)から出した。中立の ROE は k を超えるので 1÷k の 11.8 倍を下回らせず、上限の 84% に置いた。今の PER や同業の倍率は使っていない。商品区分別の営業利益と数量は開示がなく推定。営業利益率は 6.9% で、2026 年 9 月期の会社予想 7.8% を下回り、上場以降の最良の 9.4% を超えない。純利益÷営業利益は、ピコモンテの少数株主分を含む過去の水準 0.58 を使った。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.5→15.4 倍・やや楽観 PER 11.5→14.98 倍・中立 PER 11.8→14.46 倍・悲観 PBR 0.4→0.417 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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  2. 粧美堂 2026年9月期 第3四半期決算
  3. キタイシホン 粧美堂の事業内容

分析日 2026-10-19