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南海プライウッド 7887

収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,246 円109 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,441 円70 億円差 +55.9%
10 年後から見ると 割安 価値 2,246 円109 億円 · 差 +55.9% · 期待の年率 +12.4%
期待の年率リターン(10 年)+12.4%資本コスト比 +4.4 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

南海プライウッドは、住宅の収納や天井材、床材を作り、建材商社とハウスメーカーに売る香川の会社だ。筆者の結論は「国内の本業は同業より明らかに稼ぐが、仏の合板事業と借金が重く、それを差し引いても今の値段はやや安い」である。

国内の内装建材は、2026 年 3 月期に 1 割を超える利益率を出したとみられる。収納の品ぞろえと、インドネシアの自社工場で部材を作る仕組みが効いている。同業の永大産業やノダの利益率が 2〜3% であることを思えば、本業の強さは際立つ。

重荷は欧州だ。2014 年に買った仏の合板会社 NP ROLPIN は 12 年近く赤字が続き、債務超過は 46 億円に膨らんだ。それでも会社は 2025 年に、同じ仏の合板会社 JOUBERT を約 41 億円で買い足した。借金は 74 億円の純負債に変わった。

時価総額は 71 億円で、自己資本 265 億円の 3 割弱にすぎない。帳簿どおりの価値はないが、国内の本業が稼ぐ利益だけでも今の値段を支える。10 年後の価値を今に引き直すと、確率で重みづけた値は今の時価総額を 1 割強上回る。欧州で利益を出せるか、資本を株主に戻すかが分かれ目になる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、南海プライウッドは「よい事業と、よくない資本の使い方が同居する会社」だ。

国内の内装建材は、同業より明らかに稼ぐ。インドネシアの工場と組み合わせた作り方は、まねに時間がかかる。新築は減るが、残る市場で取り分を広げられる会社だ。この部分だけなら、オーナーとして持ちたいと思える。

問題は、稼いだ利益の行き先である。配当は利益の 1 割強で、残りは欧州の合板に向かった。NP ROLPIN は 12 年近く赤字で、それを立て直す前に JOUBERT を借入で買った。資本を自分で増やせない少数株主にとって、これは安心できる使い方ではない。

それでも値段が安い。時価総額は自己資本の 3 割弱で、国内の本業が稼ぐ利益の 5〜6 年分に近い。欧州が足を引っ張り続けても、国内が稼ぐ限り下値はある。

筆者は、安全域はあると見る。ただし報われるには、欧州の損を止めるか、還元を増やすか、どちらかの変化が要る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は国内の内装建材だ。造り付けの収納、天井板、床材、階段などを作り、建材商社の SMB建材(売上の 22%)と住友林業(16%)を通じて戸建て住宅に納める。分譲住宅や注文住宅の内装を、一式そろえて出せるのが強みである。

作り方に特徴がある。インドネシアの自社工場で木材を加工し、部材を作って日本へ運ぶ。香川の志度工場で仕上げて出荷する。人件費の安い国で手間のかかる工程をこなし、国内では組み立てと品質を担う。2025 年にはインドネシアに新しい工場も動き出した。

売上の大半は木材関連の事業で、2026 年 3 月期は 264 億円だった。ほかに、電線や電気機器を売る子会社ナンリツ(22 億円)と、配管工事の子会社(5 億円)がある。どちらも小さく、利益への貢献は薄い。

欧州では合板を作る。NP ROLPIN は 2014 年に買った工場で、松の合板を作るが、主要な客の内製化と原料高で赤字が続く。JOUBERT は 2025 年 10 月に買った会社で、アフリカのオクメ材を使った高級な合板を作り、船や家具、内装向けに売る。ガボンに原料の工場も持つ。2027 年 3 月期は JOUBERT が通年で乗り、売上は 390 億円に増える見込みだ。

利益の大半は国内が生む。欧州は売上を大きくするが、利益はまだほとんど出していない。会社は 2027 年 3 月期に営業利益 20 億円を見込み、欧州が通年で乗っても利益はほぼ横ばいだ。欧州の売上の伸びが、そのまま利益の伸びにならないことを示している。

優良さと弱いところ

国内の本業には、小さいながら本物の強みがあると見る。同じ収納や床材を作る永大産業やノダは、利益率 2〜3% で苦しむ。南海プライウッドは 2022 年 3 月期に 9.9%、2026 年 3 月期に 7.2% を出した。差を生むのは、インドネシアの自社工場で手間をかけた部材を安く作れることと、収納の品ぞろえの細かさだ。

ただ、値段を決める力は強くない。売上の 4 割近くを SMB建材と住友林業の 2 社に頼る。客の要求に合わせた受注生産が中心で、新築が減れば量はそのまま落ちる。為替にも弱い。インドネシアから運ぶので、円安は原価を押し上げる。

弱みは資本の使い方だ。NP ROLPIN は 12 年近く立て直せず、親会社の帳簿では 46 億円の貸付金に引当金を積んだ。その教訓が残るうちに、同じ仏で JOUBERT を買った。過去 10 年の ROE の中央値は 4.2% で、資本コストに届かない。配当は純利益の 1 割強にとどまり、利益はためられて欧州に向かった。

財務はまだ持ちこたえる。自己資本比率は 56% あり、利払いの負担も軽い。ただ純現金から純負債に転じ、余裕は小さくなった。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の住宅内装建材は、新築の数で量が決まる成熟した市場だ。新設住宅の着工は 2025 年度に 70 万戸台まで減り、南海プライウッドの主戦場である持家と分譲住宅は 1 年で 1 割以上減った。野村総合研究所は、着工が 2040 年度に 60 万戸ほどまで減るとみる。人口が減る以上、この流れは変わらない。

それを埋めるのがリフォームだ。収納の入れ替えや間取りの変更は、古い家が増えるほど需要が増える。ただ、リフォームは工務店や小さな店が担い、ハウスメーカーとの大口の取引とは売り方が違う。南海プライウッドはショールームや EC で届け方を広げている。

競合は永大産業、ノダ、ウッドワン、大建工業、パナソニックの住宅設備部門などだ。どこも新築の減少と原料高に苦しみ、値上げで何とかしのいでいる。新築が減る市場では、品ぞろえと物流で効率のよい会社にシェアが寄る。南海プライウッドはその側にいる。

欧州の合板市場は別の論理で動く。オクメ材の合板は軽くて美しく、船や高級家具、内装に使われる。供給はガボンの森林規制に縛られ、作れる会社は限られる。一方で、松の合板は東欧や南米からの安い輸入品と競う厳しい市場だ。JOUBERT は前者、NP ROLPIN は後者にいる。

10 年で見ると、国内は量が 1 割ほど減り、値段は物価並みに上がる。欧州は量が少し増えるが、利益率は低いまま、という姿が中心だろう。

資本政策と M&A

還元は細い。配当は安定配当が方針で、2026 年 3 月期の配当総額は約 1.9 億円、純利益の 1 割強だ。自己株買いはほぼしていない。利益の多くは社内にためられ、インドネシアの新工場と欧州の買収に回った。

大株主は南海興産で、議決権の 25% を持つ。不動産を貸す会社で、役員の兼任があり、会社に設備も貸している。創業の一族に近い資産会社とみられ、会社の方針を左右できる位置にいる。建材商社のジャパン建材も株主だ。

買収は 2 つの仏の合板会社だ。NP ROLPIN は失敗に近く、JOUBERT は約 41 億円で、借入で払った。次の大型の買収よりも、まずは欧州 2 社の立て直しが課題になる。

自己資本に比べて時価総額が極端に小さく、PBR 1 倍を求める市場の声は強まっている。還元の方針を変えれば、値段は大きく動きうる。南海興産が株を持つ限り、外からの買収は起きにくい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

国内の本業は同業の中で一番稼ぐ。2026 年 3 月期の営業利益は 21 億円で、利益率 7.2% は永大やノダの 2〜3 倍だ。インドネシアの新工場が動き、部材を作る力はさらに増える。新築が減っても、収納の品ぞろえでシェアを取り、リフォームや集合住宅に広げれば量は保てる。

欧州も見方を変えるべきだ。JOUBERT はオクメ材の合板という、作れる会社の少ない品を持つ。ガボンに原料の拠点まであり、船や高級家具向けに値段を取れる。NP ROLPIN と販路や工場を組み合わせれば、2 社合わせて利益を出す道はある。2027 年 3 月期の第 1 四半期は、売上が 5 割増え、営業利益も 26% 増えた。

そして値段だ。時価総額 71 億円は、自己資本 265 億円の 3 割弱にすぎない。国内の本業だけで、毎年 15 億円前後の純利益を生む力がある。還元を少し増やすだけで、株主の取り分は大きく変わる。PBR 1 倍を求める市場の圧力も、この会社には強く効く。

為替も味方になりうる。2026 年 3 月期は為替の対策と原価の削減で、利益率を前の年の 3.9% から 7.2% に戻した。円安の重荷を受け止める力は、すでに数字で示されている。

慎重な見方

国内は稼ぐが、その利益は欧州に吸い込まれる。NP ROLPIN は 2014 年から赤字が続き、債務超過は 46 億円だ。会社は 12 年かけても立て直せなかった。それなのに、同じ仏で JOUBERT を借入で買った。経営は損を止めるより、規模を広げる方を選んだ。

国内の量も細る。持家と分譲の着工は 1 年で 1 割以上減った。売上の 4 割近くを 2 社の商社とハウスメーカーに頼り、値段は客が決める。円安になればインドネシアからの部材が高くなり、利益率は 2023〜2025 年のように 3〜4% に沈む。2026 年 3 月期の純利益 18 億円も、為替差益 10 億円に支えられた。

借金も増えた。純現金から 74 億円の純負債に転じ、借り換えの金利は 3.5% に上がる。配当は利益の 1 割強で、自己株買いもしない。南海興産が 25% を握る限り、外から資本の使い方を変える力は働かない。ためた利益が欧州で消えるなら、自己資本の大きさは何の慰めにもならない。

同業の姿も参考になる。永大産業は自社の木質ボードの事業でつまずき、利益の多くを失った。本業が強くても、新しい事業の失敗 1 つで会社の値打ちは大きく削られる。

どちらに重みを置いたか

国内の本業の強さは数字で確かめられる一方、欧州の失敗も数字で確かめられる。どちらの言い分にも根拠があるが、値段がすでに欧州の損を大きく織り込んでいる点を重く見た。中立に最大の重みを置き、楽観側をやや厚くした。

JOUBERT が黒字を定着させ、NP ROLPIN の赤字が止まれば楽観側を、欧州で追加の損失や減損が出れば悲観側を厚くする。還元の方針が変われば、それも楽観側の材料になる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,144 円201 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 480 円23 億円)。 今の値に割り戻すと 2,246 円109 億円、今との差 +55.9%、 期待の年率 +12.4%(資本コスト 8.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 7,439 円361 億円 762 円37 億円 +469.1% +19.0% 820 円40 億円
やや楽観 22% 5,894 円286 億円 577 円28 億円 +349.1% +16.2% 1,424 円69 億円
中立 38% 4,506 円219 億円 453 円22 億円 +244.2% +13.2% 1,885 円92 億円
やや悲観 20% 1,409 円68 億円 371 円18 億円 +23.5% +2.1% 356 円17 億円
悲観 10% 1,092 円53 億円 309 円15 億円 −2.8% −0.3% 140 円7 億円
加重平均100% 4,144 円201 億円480 円23 億円 +220.9% +12.4% 4,624 円225 億円

今の株価時価総額 1,441 円70 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 楽観:国内でシェアを取り、欧州 2 社が黒字に。営業利益は 45 億円台 利益 29 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 7,439 円361 億円

国内では、新築の減少を収納のシェアの伸びとリフォームで埋める。インドネシアの新工場で部材の原価が下がり、品ぞろえも広がる。納める住戸は今とほぼ同じ数を保ち、値段は物価を少し上回る。

欧州が変わる。JOUBERT のオクメ合板が船や高級家具で値段を取り、NP ROLPIN は工場の役割を整理して赤字を止める。2 社合わせて利益率 6% に乗り、欧州は利益の柱の 1 つになる。

営業利益は 45 億円台、利益率は 9% に近づく。2022 年 3 月期の 9.9% に迫る水準だ。借金は返済が進み、利払いは軽くなる。

利益が増える分だけ配当も増えるが、還元の割合は大きく変わらない。自己資本は 400 億円を超え、ROE は 7% 弱まで上がるが、まだ資本コストには届かない。

  • 国内の内装建材(収納・天井・床):数量 25.5(内装を納めた住戸の数(万戸・推定))× 価格 9.60(1 戸あたりの販売額(万円))→ 売上 245 億円・営業利益 32 億円。住戸 1.02 倍・単価 1.37 倍
  • 欧州の合板(NP ROLPIN・JOUBERT):数量 125(合板の販売量(千 m³・推定))× 価格 20(1 m³ あたりの販売額(万円))→ 売上 255 億円・営業利益 15 億円。量 2.10 倍(JOUBERT 通年込み)・単価 1.36 倍
  • 電線・配管:数量 1.9(電線・樹脂製品の販売量(千 t・推定))× 価格 201(1 t あたりの販売額(万円))→ 売上 38 億円・営業利益 1 億円。量 1.06 倍・単価 1.35 倍

倍率:事業の純利益 29 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.6% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 361 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の利益率 1 割超は実績があり、JOUBERT は値段の取れる品を持つ。ただ NP ROLPIN は 12 年近く立て直せておらず、欧州で利益率 6% は高い望みなので 1 割とした。

やや楽観 22% やや楽観:国内は利益率 1 割強を保ち、JOUBERT が稼ぎ始める 利益 23 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 5,894 円286 億円

国内の住戸は 6% 減るが、収納のシェアとリフォームで落ち込みを和らげる。値段は物価並みに上げ、原価の上昇を吸収する。国内の利益率は 1 割強を保つ。

欧州では JOUBERT が稼ぎ始め、NP ROLPIN の赤字は小さくなる。2 社で利益率 4.5% ほどに乗る。為替は 150 円で動かず、インドネシアからの部材の原価も落ち着く。

営業利益は 37 億円、利益率は 7% 前後だ。借入の金利は 3.5% に上がるが、返済が進むので利払いは大きく増えない。

配当は利益に合わせて増え、10 年で 28 億円を払う。自己資本は 400 億円を超え、ROE は 5% 台。今の値段に比べれば、利益の水準は十分に高い。

  • 国内の内装建材(収納・天井・床):数量 23.5(内装を納めた住戸の数(万戸・推定))× 価格 9.50(1 戸あたりの販売額(万円))→ 売上 223 億円・営業利益 28 億円。住戸 0.94 倍・単価 1.36 倍
  • 欧州の合板(NP ROLPIN・JOUBERT):数量 115(合板の販売量(千 m³・推定))× 価格 20(1 m³ あたりの販売額(万円))→ 売上 231 億円・営業利益 10 億円。量 1.93 倍(JOUBERT 通年込み)・単価 1.34 倍
  • 電線・配管:数量 1.8(電線・樹脂製品の販売量(千 t・推定))× 価格 201(1 t あたりの販売額(万円))→ 売上 36 億円・営業利益 1 億円。量 1.00 倍・単価 1.35 倍

倍率:事業の純利益 23 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.5% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 286 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の利益率は 2026/03 期に 7.2%、Q1 も増益と勢いがある。JOUBERT が通年で乗った 2027/03 期の予想も増収増益で、楽観より手堅い回復として 2 割強とした。

中立 38% 中立:国内は量が 1 割強減るが利益率 1 割強を保ち、欧州はわずかな黒字 利益 18 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 4,506 円219 億円

国内に納める住戸は、新築の減少で 12% 減る。リフォームや集合住宅で一部を取り戻すが、全部は戻らない。値段は物価並みに上がり、利益率は 11.5% と今より少し下がる。原料と人件費の上昇を、値上げで追いかける形だ。

欧州は量が少し増え、JOUBERT の利益が NP ROLPIN の赤字をやや上回る。利益率は 3% にとどまる。欧州で大きな損は出ないが、利益の柱にもならない。

営業利益は 29 億円、利益率は 6% 台だ。借入の金利が 3.5% に上がり、利払いが年 2〜3 億円かかる。純利益は 17〜18 億円になる。

配当は利益の 1 割強のまま、10 年で 22 億円。自己資本は約 390 億円に膨らみ、ROE は 4% 台にとどまる。利益の水準に比べ、資本は使い切れずに残る。

  • 国内の内装建材(収納・天井・床):数量 22.0(内装を納めた住戸の数(万戸・推定))× 価格 9.38(1 戸あたりの販売額(万円))→ 売上 206 億円・営業利益 24 億円。住戸 0.88 倍・単価 1.34 倍
  • 欧州の合板(NP ROLPIN・JOUBERT):数量 110(合板の販売量(千 m³・推定))× 価格 20(1 m³ あたりの販売額(万円))→ 売上 221 億円・営業利益 7 億円。量 1.85 倍(JOUBERT 通年込み)・単価 1.34 倍
  • 電線・配管:数量 1.8(電線・樹脂製品の販売量(千 t・推定))× 価格 200(1 t あたりの販売額(万円))→ 売上 35 億円・営業利益 1 億円。量 0.97 倍・単価 1.34 倍

倍率:事業の純利益 18 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.5% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 219 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内は新築の減少で量が細るが、同業より高い利益率は 10 年近く続いてきた。欧州は JOUBERT の黒字と NP ROLPIN の赤字が打ち消し合う。今の延長に近い姿として最大の 4 割近くを置いた。

やや悲観 20% やや悲観:新築の落ち込みが速く、欧州は赤字と黒字が相殺。営業利益は 15 億円 利益 8 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,409 円68 億円

新築の落ち込みは予想より速く、国内に納める住戸は 2 割減る。客の値下げの要求も強く、値段は物価に届かない。国内の利益率は 9% に下がる。

欧州は JOUBERT の黒字を NP ROLPIN の赤字が食い、収支はとんとんだ。立て直しの費用と運転資金に、親会社の現金が出ていく。

営業利益は 15 億円、利益率は 4% 台に落ちる。借入の金利も上がり、純利益は 7〜8 億円にとどまる。配当は保つが増やせない。

自己資本は帳簿の上では 350 億円近くに増えるが、その多くは稼がない工場と欧州の資産だ。ROE は 2% 台で、帳簿の価値と稼ぐ力の差はさらに開く。

  • 国内の内装建材(収納・天井・床):数量 20.0(内装を納めた住戸の数(万戸・推定))× 価格 9.10(1 戸あたりの販売額(万円))→ 売上 182 億円・営業利益 16 億円。住戸 0.80 倍・単価 1.30 倍
  • 欧州の合板(NP ROLPIN・JOUBERT):数量 100(合板の販売量(千 m³・推定))× 価格 19(1 m³ あたりの販売額(万円))→ 売上 194 億円・営業利益 0 億円。量 1.68 倍(JOUBERT 通年込み)・単価 1.29 倍
  • 電線・配管:数量 1.7(電線・樹脂製品の販売量(千 t・推定))× 価格 195(1 t あたりの販売額(万円))→ 売上 33 億円・営業利益 1 億円。量 0.94 倍・単価 1.31 倍

倍率:PER 9.0 倍。ROE は約 2% で、ためた利益はほとんど価値を生まない。稼ぐ力(純利益÷k)の約 8 割に置き、床の資産(floor_assets_oku)を上回ることを確かめた。

確率:持家と分譲の着工は 1 年で 1 割以上減った。2023〜2025 年に利益率 3〜4% へ落ちた実績もある。欧州が利益を出せない筋と重ねて、楽観側よりやや薄い 2 割とした。

悲観 10% 悲観:欧州 2 社が赤字で行き詰まり、減損と撤退。国内も細る 利益 −2 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1,092 円53 億円

欧州の合板市況が崩れ、JOUBERT も赤字に転じる。NP ROLPIN と合わせて撤退か大幅な縮小を迫られ、のれんと工場の減損で自己資本は約 40 億円減る。

国内でも、新築の急減と客の内製化で納める住戸が 3 割以上減る。値段は物価に届かず、利益率は 6% に落ちる。円安が重なれば、インドネシアの部材も高くなる。

営業利益はほぼゼロになり、利払いと欧州の損で純損失が残る。配当は細り、10 年で 15 億円にとどまる。

価値の支えは、縮んでも黒字の国内の本業と、高松の賃貸不動産、政策保有株だけになる。帳簿の自己資本は残っても、稼がない資産に市場は値を付けない。

  • 国内の内装建材(収納・天井・床):数量 17.0(内装を納めた住戸の数(万戸・推定))× 価格 8.40(1 戸あたりの販売額(万円))→ 売上 143 億円・営業利益 9 億円。住戸 0.68 倍・単価 1.20 倍
  • 欧州の合板(NP ROLPIN・JOUBERT):数量 85.0(合板の販売量(千 m³・推定))× 価格 18(1 m³ あたりの販売額(万円))→ 売上 153 億円・営業利益 −6 億円。量 1.43 倍(JOUBERT 通年込み)・単価 1.20 倍
  • 電線・配管:数量 1.6(電線・樹脂製品の販売量(千 t・推定))× 価格 190(1 t あたりの販売額(万円))→ 売上 30 億円・営業利益 0 億円。量 0.89 倍・単価 1.27 倍

倍率:PBR 0.2 倍を今の自己資本 265 億円に掛けた。赤字なので PER は使わず、価値は床の資産(国内の本業の売却価値・賃貸不動産・政策保有株の税後から撤退費用を引いた額)で決めた。営業利益がほぼゼロなので EV÷営業利益は意味を持たず、純負債 74 億円は床の資産の側で差し引いて見た。

確率:NP ROLPIN の債務超過は 46 億円で、立て直しの実績は無い。JOUBERT も同じ仏の合板で、市況が崩れれば共倒れになりうる。構造的に負ける筋として 1 割とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内の内装建材(収納・天井・床)

造り付けの収納・天井板・床材・階段などを、建材商社とハウスメーカーを通じて戸建て住宅に納める。部材はインドネシアの自社工場で作る。

数量内装を納めた住戸の数(万戸・推定)価格1 戸あたりの販売額(万円)売上営業利益
今 2026/03 25.0 7.00 175 23
10 年後 中立 22.0 9.38 206 24

取り方:木材関連事業 264.4 億円から欧州の推定 89.4 億円を引いた 175 億円。住戸の数は開示が無く、新築の戸建てとリフォームの住戸に、1 戸平均 7 万円分(収納の一部・天井板など)を年 25 万戸に納めると推定。利益率 13% は全社の営業利益から欧州の赤字と本社費を戻した推定。

欧州の合板(NP ROLPIN・JOUBERT)

仏の 2 社で合板を作る。NP ROLPIN は松の合板で赤字が続き、JOUBERT はオクメ材の高級合板。2025 年 10 月から JOUBERT を連結。

数量合板の販売量(千 m³・推定)価格1 m³ あたりの販売額(万円)売上営業利益
今 2026/03 59.6 15 89 −1
10 年後 中立 110 20 221 7

取り方:欧州の売上は開示が無い。JOUBERT の半年分(約 65 億円)と NP ROLPIN(約 25 億円)を、2027/03 期 Q1 の増収(+35 億円)と通期予想(390 億円)から推定。1 m³ 約 15 万円(約 1,000 ユーロ)とした。利益は NP ROLPIN の赤字を JOUBERT がほぼ埋める推定。

電線・配管

子会社ナンリツが電線・電気機器を売り、南海化工が合成樹脂の配管を作る。

数量電線・樹脂製品の販売量(千 t・推定)価格1 t あたりの販売額(万円)売上営業利益
今 2026/03 1.8 149 27 1
10 年後 中立 1.8 200 35 1

取り方:電線関連 21.7 億円と一般管工事関連 5.2 億円の合計。量は開示が無く、銅線の t 単価 約 150 万円で割った推定。利益率 3% も推定。

リスクと懸念

欧州の合板事業

NP ROLPIN は 2014 年の買収から赤字が続き、債務超過は 46 億円に達した。2025 年に買った JOUBERT も同じ仏の合板会社だ。立て直せなければ、追加の減損や撤退費用が国内の利益を食う。

新築住宅の減少

主戦場の持家と分譲住宅の着工は、2025 年度に 1 年で 1 割以上減った。人口減で長期の減少は避けられず、リフォームでどこまで埋められるかが問われる。

客 2 社への依存

SMB建材と住友林業で売上の 4 割近くを占める。客の方針の変更や内製化は、量と値段の両方に直接効く。

為替とインドネシアの工場

部材をインドネシアで作って日本へ運ぶので、円安は原価を押し上げる。2023〜2025 年の利益率の低さは、円安の影響が大きかった。工場の操業や現地の規制にも左右される。

借金と金利

JOUBERT の買収で純現金から 74 億円の純負債に転じた。借り換えの金利が 3.5% に上がれば、利払いは年 2〜3 億円に増える。

還元の細さと大株主

配当は純利益の 1 割強で、自己株買いはほぼない。南海興産が議決権の 25% を持ち、資本の使い方を外から変える力は働きにくい。

今後の分かれ目

JOUBERT と NP ROLPIN を合わせた欧州の損益が 2 期続けて黒字になる
中立の欧州の利益率を 3% から 4.5% に上げ、やや楽観の重みを増やす。
NP ROLPIN の撤退・売却、または追加の大きな減損を発表する
一時の損は出るが赤字の源が消える。悲観の確率を下げ、中立の欧州の量を見直す。
配当性向を 3 割以上に上げる、または自己株買いの方針を出す
資本が株主に戻り始める。楽観側の確率を上げる。
持家と分譲の着工がさらに 1 割以上減る
中立の国内の住戸を 0.88 倍から 0.82 倍に下げる。
国内の利益率が円安で 2 期続けて 6% を割る
中立の国内の利益率を 11.5% から 9% に下げ、やや悲観の重みを増やす。

見ておくもの

  • 国内の木材関連の利益率(欧州を除いた姿)
  • JOUBERT と NP ROLPIN の損益
  • 持家・分譲住宅の着工戸数
  • 配当性向と自己株買い
  • 純有利子負債の推移

倍率と資本コストの決め方

倍率は ROE と k から式で置いた。ROE は中立で約 4.5% と k 8% の半分で、PER の上限は 1÷k の約 11.4 倍。ためた利益の目減りを見て 8.5 倍とした。今の PBR 0.27 倍や過去の安い PBR は使っていない。帳簿の自己資本が大きいことは割安の根拠にしていない。償却は今ある工場が取得時の値段のまま(年 10 億円前後)で、物価で増やしていない。新リース会計基準で 2028/03 期から数字の形が少し変わるが、10 年後は今と同じ形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→12.5 倍・やや楽観 PER 9.5→12.5 倍・中立 PER 8.5→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.25% を足して 8.75%。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 8.00%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 南海プライウッド 有価証券報告書(2026/03 期)テキスト
  2. 南海プライウッド 2027 年 3 月期 第 1 四半期 決算短信
  3. 南海プライウッド JOUBERT グループの取得(日本M&Aセンター M&A ニュース)

分析日 2026-10-20