株譜
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福島印刷 7870

請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)350 円19 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)373 円20 億円差 −6.1%
10 年後から見ると 適正 価値 350 円19 億円 · 差 −6.1% · 期待の年率 +6.2%
期待の年率リターン(10 年)+6.2%資本コスト比 −2.0 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

福島印刷は、金沢に本社を置く印刷会社で、請求書や通知書の印字・発送と、ダイレクトメールの処理を主力にしている。売上は 73 億円、営業利益は 2.5 億円で、利益率は 3% 台。筆者の結論は「やや割高」。事業は紙の縮小で細り、純現金 10 億円と土地・工場が下を支えても、利益の質に見合う値段は今よりやや低い。

稼ぎの源は、データを紙に刷って封入し、郵送するまでを請け負う仕事だ。DM の処理が売上の 56%、請求書などの発行処理が 35%。帳票そのものの印刷は 8% まで縮んだ。最大の顧客は TOPPAN で 12%。

弱みは、紙の需要が構造的に減ること。請求書の電子化が進み、帳票は年々細る。営業利益率は過去 12 年で 0.2% から 6.9% の間を行き来し、前期は 3.4% だった。

強みは財務だ。自己資本比率は 76% で、現預金は 16 億円。配当と自社株買いを続け、総資産の 2% を上限に政策保有株も絞っている。株主への姿勢は誠実だ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、「縮む事業の利益に、厚い現金と土地がどこまで安全域を足すか」を問う。答えは、思ったほど割安ではない、である。

事業の稼ぎは薄い。営業利益は 2.5 億円で、時価総額の 8 分の 1。縮む市場の利益に高い倍率は付けられない。

安全域は、純現金 10 億円と、金沢の工場の土地・建物にある。ただ、土地を売れば事業を畳むことになる。事業が続く前提で、現金の半分は運転資金と更新投資に要る。

筆者が評価するのは、無理な借金も大型の買収もしない点と、現金を配当と自社株買いで返す姿勢だ。ただ、収益率が低い会社が現金を溜め込む状態は、長くは続かない。

長く持ちたい事業というより、資産の裏づけが効く守りの株だ。

経営は慎重で、財務の強さを維持している。だが利益の伸びが小さい以上、株価の上昇は還元と資産の評価に頼ることになる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、顧客の代わりにデータを印字し、封入して発送する仕事だ。個人情報を扱うため、情報管理の認証を持ち、安全性と正確さが選ばれる理由になる。

製品は 4 つある。DMDP サービスは、ダイレクトメールとその発送処理で売上の 56%、41 億円。IPDP サービスは、請求書や行政の通知を印字して発送する仕事で 35%、25 億円。BF サービスは、コンピュータ用の帳票とラベルで 8%、6 億円。企画商印は広告・マニュアルの印刷で 1%。

最大の顧客は TOPPAN で、売上の 12.45%。最終の依頼主は、通販を営む会社である。個々の顧客の内訳は他に開示されない。

従業員は 428 人、うち本社・工場(金沢)に 385 人。さいたま市にもサテライトの拠点を持つ。設備は金沢に集中し、土地は約 10 億円、建物・構築物は約 16 億円の帳簿価額だ。

品目別の利益は開示されない。ここでは、帳票より処理の仕事の方が利益率が高いと見て、売上から推定して置いた。

受注は人手より設備の稼働で決まり、封入・発送の機械の稼働率が利益率を左右する。繁閑の差も大きい。

優良さと弱いところ

優良さは「並」と見る。堀と呼べるのは、情報の安全管理への信頼と、地元の長い実績にとどまる。

データプリントは、個人情報を扱う分だけ新規参入の壁がある。認証と設備、封入・発送の流れを持つことが、大手の下請けとしても選ばれる理由だ。ただ、顧客は大手の印刷会社を通す形が多く、価格を決める力は弱い。

利益率は 12 年で 0.2% から 6.9%。前期は 3.4% だった。会社は経常利益率の目標を、最低 3%、当面 5% 以上に置くが、5% を超えたのは 2021 年 8 月期だけだ。

財務は強い。自己資本比率は 76% で目標の 65% を上回る。借入は小さく、現預金は 16 億円ある。

ROE は過去 10 年の中央値で 4%。資本が厚い分、収益率は低い。資本の使い方は無難で、配当と自社株買いで返している。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

紙の印刷市場は、ペーパーレスと電子化で長く縮んでいる。帳票は特に速い。請求書の電子化が進み、郵送の請求書は年々減る。

一方、DM と通知の処理は、広告費の中のプロモーション領域として横ばいから微増にとどまる。通販や健康食品の会社が、紙の DM と会員への案内に頼る場面は残る。2025 年の総広告費は 8 兆円を超え、5 年連続で伸びた。

競合は、大手の印刷会社(TOPPAN など)や、データプリント専業の中堅だ。大手が大量の案件をとり、地方の印刷会社が処理を請け負う分業の面がある。

郵便料金の引き上げと用紙価格の上昇は、顧客の紙の使用量を減らす。同時に、郵送を絞って電子へ移す動きが強まる。

筆者は、この領域は縮む帳票と、横ばいの DM・通知処理の組み合わせで、10 年で数量は 2〜3 割細ると見る。残る事業者は、情報管理の信頼と処理の効率で選ばれる。

一方で、新聞折込や街頭の配布物が減る分、郵送の DM に回る広告費もある。地方の印刷会社は、大手の下請けになるか、地元の官公庁や企業の通知処理を抱えるかで分かれる。福島印刷は後者の色が濃い。

資本政策と M&A

資本政策は誠実だ。配当は年に中間と期末の 2 回。ほかに自社株買いを続け、前期の財務キャッシュ・フローは 3.3 億円の流出だった。

純現金は 10 億円で、時価総額の約半分。借入は小さく、事業に必要な資金を除いて、余った現金を株主へ返す余地が大きい。

政策保有株は、総取得額を総資産の 2% までと決めており、前期も一部を売却した。保有は北國フィナンシャルホールディングスなどで、金額は小さい。

設備投資は年 1 億円ほどで、償却を下回る水準だ。更新を絞って利益を出している面があり、設備の老朽化が先送りされている可能性がある。

TOB や再編の可能性は小さくないが、価値の評価には使わない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

DM と通知の処理は、紙が減る中でも残る仕事だ。個人情報を扱う安全性を持つ会社は少なく、大手の印刷会社が処理を外に出す流れもある。前期は DM が 22% 伸びた。

純現金が 10 億円あり、時価総額の半分に迫る。ここに工場の土地と建物の価値を足せば、今の株価は資産で支えられる。会社が余った現金を返すなら、事業の価値は小さくても株主の取り分は大きい。

物価が上がる世界では、紙の処理の値段も上がる。用紙と郵送の費用を転嫁できれば、売上は名目で増える。利益率が 5% に戻れば、営業利益は 4 億円に届く。

政策保有株の売却と自社株買いも続いている。財務が強いので、設備の更新や自動化の投資をして、利益率を上げる余地もある。

配当と自社株買いを合わせた還元は、利益の 7 割から全額に近い。現金を溜め込まず、返す姿勢は明確だ。

最近の第 3 四半期は、売上が減っても経常利益は前年並みだった。コストの管理が効いている点も、下振れの小ささを裏づける。

慎重な見方

帳票は 8% まで縮み、請求書の電子化は止まらない。IPDP も同じ流れで、10 年で数量が 3 割以上細る。DM は広告費の中で最も紙に頼る領域で、郵便料金の上昇で顧客が電子に移る。

利益率は 3% 台で、5% を超えたのは 12 年で 1 回だ。固定費の重い設備産業なので、数量が減ると利益が先に削られる。前期の第 3 四半期累計は売上が 10% 減り、営業利益も 19% 減った。

顧客の 12% が TOPPAN で、価格を決める力は弱い。大手の都合で数量と単価が動く下請けの構造だ。

純現金は事業の運転資金と更新投資を差し引くと、見かけほど余らない。設備投資が償却を下回る状態は、老朽化のつけを後で払うことになる。

資産の価値も、事業が縮めば工場の稼働が下がり、土地・建物は売っても売却の損が出る。収益率が低いまま資本が厚い会社は、割安に見えて割安ではない。

郵送費の上昇で顧客が紙を減らす流れも加わる。会社の目標だった経常利益率 5% は、12 年で 1 度しか達成していない。

どちらに重みを置いたか

財務の厚さと情報管理の信頼を評価しつつ、紙の縮小と薄い利益率を重く見た。確率は中立に厚く、やや悲観と悲観で 34% を置いた。

楽観は、DM の伸びが続き利益率が 5% 台に戻る筋書きで 8% にとどめた。

財務の強さと還元の姿勢は、下振れに強い点として評価した。ただし利益率が低く縮む領域の事業なので、割安とまでは言えない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/08 期)

確率で加重した株価時価総額 491 円26 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 190 円10 億円)。 今の値に割り戻すと 350 円19 億円、今との差 −6.1%、 期待の年率 +6.2%(資本コスト 8.3%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 979 円53 億円 372 円20 億円 +262.2% +13.7% 108 円6 億円
やや楽観 20% 642 円35 億円 261 円14 億円 +141.9% +9.2% 180 円10 億円
中立 38% 538 円29 億円 205 円11 億円 +99.0% +7.1% 282 円15 億円
やや悲観 24% 274 円15 億円 112 円6 億円 +3.3% +0.3% 92 円5 億円
悲観 10% 148 円8 億円 37 円2 億円 −50.5% −6.8% 18 円1 億円
加重平均100% 491 円26 億円190 円10 億円 +82.7% +6.2% 682 円37 億円

今の株価時価総額 373 円20 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 8% DM の伸びが続き、利益率が 5% 台に戻る 利益 4 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 979 円53 億円

DM の処理が通販や健康食品の顧客で伸び、取扱量は 1.2 倍になる。大手が処理を外に出す流れも追い風だ。請求書の電子化は IPDP を削るが、行政や金融の通知は紙で残る。

価格は物価並みの 1.34 倍(帳票だけは競争で 1.25 倍)で、売上は 104 億円ほどになる。自動化の投資が効き、営業利益率は 5.5% に上がる。

配当と自社株買いは利益の 7 割で続き、自己資本は 61 億円ほどになる。純現金は引き続き厚い。

大手の印刷会社から処理を請け負う案件が増え、TOPPAN 以外の大口も育つ。金沢の工場の稼働率が上がり、固定費の負担が軽くなる。

  • BF サービス(コンピュータ用帳票・ラベル):数量 0.6(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 7.56(今の売上(億円、名目))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。規模 0.60 倍・価格 1.25 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 1%
  • 企画商印サービス(広告・マニュアル印刷):数量 0.9(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 1.13(今の売上(億円、名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。規模 0.90 倍・価格 1.34 倍、利益率 5%
  • IPDP サービス(請求書等の印字・発送処理):数量 1.0(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 34(今の売上(億円、名目))→ 売上 32 億円・営業利益 2 億円。規模 0.95 倍・価格 1.34 倍、利益率 6%
  • DMDP サービス(DM と処理受託):数量 1.2(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 55(今の売上(億円、名目))→ 売上 66 億円・営業利益 4 億円。規模 1.20 倍・価格 1.34 倍、利益率 5.5%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.0% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)5 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 53 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:DM と通知処理が残り、利益率が 2021 年の水準近くに戻る筋書き。12 年で 5% を超えたのは 1 回だけなので 8% にとどめた。

やや楽観 20% DM は横ばい、帳票の減りを処理で補う 利益 3 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 642 円35 億円

DM の取扱量は 1.05 倍と横ばい。通販の会員向けの案内が残り、紙の需要を支える。IPDP は 15% 減り、BF は半分近くに縮む。価格は物価並みに近く、1.30 倍。

売上は 89 億円ほどに伸び、利益率は 4% に上がる。純現金の受取利息も効く。

自己資本は 60 億円ほど。配当と自社株買いは利益の 6 割で続く。

TOPPAN への依存は少し薄まり、地元の通販系の顧客が増える。純現金の受取利息が利益を支え、会社は余った現金を還元に回し続ける。新しい封入設備の投資も、更新の範囲で回収できる。

  • BF サービス(コンピュータ用帳票・ラベル):数量 0.6(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 7.26(今の売上(億円、名目))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。規模 0.55 倍・価格 1.20 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 0%
  • 企画商印サービス(広告・マニュアル印刷):数量 0.8(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 1.09(今の売上(億円、名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。規模 0.80 倍・価格 1.30 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 4%
  • IPDP サービス(請求書等の印字・発送処理):数量 0.9(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 33(今の売上(億円、名目))→ 売上 28 億円・営業利益 1 億円。規模 0.85 倍・価格 1.30 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 4.5%
  • DMDP サービス(DM と処理受託):数量 1.1(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 53(今の売上(億円、名目))→ 売上 56 億円・営業利益 2 億円。規模 1.05 倍・価格 1.30 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 4%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.5% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)5 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 34 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:DM が横ばいを保ち、利益率が 4% に上がる筋書き。20%。

中立 38% 数量は 2〜3 割細り、利益率は 3% 台で粘る 利益 2 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 538 円29 億円

帳票は半分に縮み、IPDP は 25% 減り、DM は 1 割減る。帳票の価格は用紙高を転嫁しきれず、競争もあって 1.20 倍にとどまる。ほかの品目は 1.30 倍で、売上は 77 億円ほどに伸びる。

利益率は 3% 台を保つ。用紙・郵送・人件費は物価で上がり、値上げで吸収する。既存の設備の償却は物価で増えず、更新投資が増えた分だけ新しい償却が足される。

純現金の受取利息が利益を押し上げる。純利益は 1.8 億円ほどで、10 年の合計は 17 億円ほど。

配当と自社株買いを合わせて 11 億円を返し、自己資本は 59 億円ほどになる。大きな投資は無く、現金は還元後も 10 億円近くを保つ。

  • BF サービス(コンピュータ用帳票・ラベル):数量 0.5(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 7.26(今の売上(億円、名目))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。規模 0.50 倍・価格 1.20 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 0%
  • 企画商印サービス(広告・マニュアル印刷):数量 0.7(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 1.09(今の売上(億円、名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。規模 0.70 倍・価格 1.30 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 3.5%
  • IPDP サービス(請求書等の印字・発送処理):数量 0.8(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 33(今の売上(億円、名目))→ 売上 25 億円・営業利益 1 億円。規模 0.75 倍・価格 1.30 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 4%
  • DMDP サービス(DM と処理受託):数量 0.9(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 53(今の売上(億円、名目))→ 売上 48 億円・営業利益 2 億円。規模 0.90 倍・価格 1.30 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 3.5%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.3% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)5 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 26 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:紙の縮小を、物価並みの値上げと処理の効率で一部補う標準の姿。確率の中心。

やや悲観 24% 電子化が加速し、利益はゼロ近くに縮む 利益 0 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 274 円15 億円

帳票は 6 割減り、IPDP は 4 割、DM は 3 割減る。価格は物価に届かず 1.20 倍。顧客が郵送を絞り、電子の通知へ移る。

設備の稼働が下がり、固定費の負担が重い。利益率は 1% 台に落ち、営業利益は 0.5 億円ほど。

配当と自社株買いは利益に合わせて縮み、10 年で 6 億円ほど。受取利息で赤字は避ける。

株主の取り分は稼ぐ力ではなく、純現金と工場の資産の価値で測る局面に入る。電子化が顧客の通知の標準になり、大手からの委託も減る。人員は自然減で調整し、早期退職の費用も出る。受託の単価も大手の値下げ要求に押され、物価に追いつかない。

  • BF サービス(コンピュータ用帳票・ラベル):数量 0.4(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 6.66(今の売上(億円、名目))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。規模 0.40 倍・価格 1.10 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 -3%
  • 企画商印サービス(広告・マニュアル印刷):数量 0.6(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 1.01(今の売上(億円、名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。規模 0.55 倍・価格 1.20 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 0%
  • IPDP サービス(請求書等の印字・発送処理):数量 0.6(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 30(今の売上(億円、名目))→ 売上 18 億円・営業利益 0 億円。規模 0.60 倍・価格 1.20 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 1.5%
  • DMDP サービス(DM と処理受託):数量 0.7(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 49(今の売上(億円、名目))→ 売上 35 億円・営業利益 0 億円。規模 0.70 倍・価格 1.20 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 1%

倍率:純利益は 0.5 億円ほどで稼ぐ力に値が付かない。今の自己資本 53 億円に PBR 0.22 倍を掛け、純現金と売れる資産の税後を床とした。

確率:請求書と DM の電子化が加速する筋書き。実績に近い下振れとして 24%。

悲観 10% 受注を失い、赤字のまま工場を畳む 利益 −1 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 148 円8 億円

TOPPAN など大口の取引が減り、DM と通知の取扱量は半分になる。価格は 1.10 倍にとどまる。電子化と郵便料金の上昇で、顧客が紙の DM をやめる。

固定費が重く、営業赤字が続く。10 年の純損失は合計で 3 億円ほど。配当は止まる。

設備の更新を止め、拠点の整理が始まる。純現金は損失で目減りする。

株主の取り分は、現金と土地の価値で測る。顧客の離脱は戻らず、情報管理の信用も新規の受注には効かない。金沢の工場は稼働が落ち、償却と人件費が重くのしかかる。設備の更新を止めても、拠点の整理と人員の削減で一時的な損失が出る。TOB や再編の可能性はあるが、事業の価値を戻す材料にはならない。

  • BF サービス(コンピュータ用帳票・ラベル):数量 0.3(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 6.05(今の売上(億円、名目))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。規模 0.30 倍・価格 1.00 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 -8%
  • 企画商印サービス(広告・マニュアル印刷):数量 0.4(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 0.92(今の売上(億円、名目))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。規模 0.40 倍・価格 1.10 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 -5%
  • IPDP サービス(請求書等の印字・発送処理):数量 0.4(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 28(今の売上(億円、名目))→ 売上 11 億円・営業利益 0 億円。規模 0.40 倍・価格 1.10 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 -3%
  • DMDP サービス(DM と処理受託):数量 0.5(取扱量の規模(実質、今を 1))× 価格 45(今の売上(億円、名目))→ 売上 23 億円・営業利益 −1 億円。規模 0.50 倍・価格 1.10 倍(競争と用紙高で物価に届かず)、利益率 -3%

倍率:構造的に負けた姿。純損失で稼ぐ力に値が付かず、売れる資産が床になる。今の自己資本 53 億円に PBR 0.15 倍。

確率:構造的に負ける筋書き。大口の離脱と電子化で縮む。10%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

BF サービス(コンピュータ用帳票・ラベル)

コンピュータ用帳票・一般帳票・シール・ラベルの印刷。縮む領域。

数量取扱量の規模(実質、今を 1)価格今の売上(億円、名目)売上営業利益
今 2025/08 1.0 6.05 6 0
10 年後 中立 0.5 7.26 4 0

取り方:売上 6.05 億円(有報)。品目別の利益は開示が無く、全社の営業利益 2.47 億円を売上と利益率の差から按分して推定した。数量は規模を今を 1 とする指数で置いた(推定)。

企画商印サービス(広告・マニュアル印刷)

広告宣伝用印刷とマニュアル印刷。売上の 1%。

数量取扱量の規模(実質、今を 1)価格今の売上(億円、名目)売上営業利益
今 2025/08 1.0 0.84 1 0
10 年後 中立 0.7 1.09 1 0

取り方:売上 0.84 億円(有報)。品目別の利益は開示が無く、全社の営業利益 2.47 億円を売上と利益率の差から按分して推定した。数量は規模を今を 1 とする指数で置いた(推定)。

IPDP サービス(請求書等の印字・発送処理)

請求書・行政通知などを印字して発送する処理を受託する。売上の 35%。

数量取扱量の規模(実質、今を 1)価格今の売上(億円、名目)売上営業利益
今 2025/08 1.0 25 25 1
10 年後 中立 0.8 33 25 1

取り方:売上 25.28 億円(有報)。品目別の利益は開示が無く、全社の営業利益 2.47 億円を売上と利益率の差から按分して推定した。数量は規模を今を 1 とする指数で置いた(推定)。

DMDP サービス(DM と処理受託)

ダイレクトメールの制作・印字・発送処理。売上の 56%。

数量取扱量の規模(実質、今を 1)価格今の売上(億円、名目)売上営業利益
今 2025/08 1.0 41 41 1
10 年後 中立 0.9 53 48 2

取り方:売上 41.12 億円(有報)。品目別の利益は開示が無く、全社の営業利益 2.47 億円を売上と利益率の差から按分して推定した。数量は規模を今を 1 とする指数で置いた(推定)。

リスクと懸念

紙の縮小と電子化

請求書の電子化とペーパーレスで、帳票は売上の 8% まで縮んだ。IPDP も同じ流れで細る。10 年で数量が 2〜3 割減る置き方に入れた。

大口顧客への依存

TOPPAN が売上の 12.45%。大手の都合で数量と単価が動く下請けの構造で、価格を決める力は弱い。

用紙・郵送費の上昇

用紙価格と郵便料金の上昇は、顧客の紙の使用量を減らす。転嫁できなければ利益率が先に削られる。

設備更新の先送り

設備投資は年 1 億円ほどで償却を下回る。老朽化が進み、更新で現金が出ていく局面が来る。

情報漏洩

個人情報を扱う事業で、漏洩の損害賠償と信用の失墜は直接の致命傷になる。

収益率の低い厚い資本

自己資本比率 76% で ROE は 4% 前後。余った現金を返さなければ、資本の効率はさらに下がる。

今後の分かれ目

DM の売上が 2 期続けて伸びたら
処理の需要が紙の縮小を上回るとみて、楽観・やや楽観の確率を引き上げる。
営業利益率が 5% を超えて定着したら
効率化の成果とみて、中立の利益率を上げる。
TOPPAN の売上比率が 2 割を超えたら
依存が強まったとみて、価格を決める力を低く見直す。
自社株買いや増配が大きくなったら
余った現金の戻りが進んだとみて、現金の評価を上げる。
設備投資が償却を大きく上回ったら
更新の先送りが終わったとみて、現金の評価を下げる。

見ておくもの

  • DMDP サービスの売上
  • 営業利益率(会社の目標は経常 5%)
  • 純現金と還元の額
  • TOPPAN の売上比率

倍率と資本コストの決め方

倍率は式から置いた。ROE が k 8.25% を下回る筋書きは、PER の上限が 1÷k = 11.8 倍で、縮む領域のため中立は 7.6 割の 9.0 倍にとどめた。現金は事業に要る 4〜5 億円を除いた 5 億円を余った現金とし、戻り方 1.0 で足した。悲観側は純現金と売れる資産の税後を床にした。今の株価・過去の倍率は使っていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11→12.12 倍・やや楽観 PER 10→12.12 倍・中立 PER 9→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.0% = 8.5%。個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表す。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 9.00%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 福島印刷 有価証券報告書 FY2025(EDINET DB)
  2. 2025年 日本の広告費(電通)

分析日 2026-10-22