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セーラー万年筆 7992

万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)23 円7 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)100 円30 億円差 −76.5%
10 年後から見ると 割高 価値 23 円7 億円 · 差 −76.5% · 期待の年率 −5.3%
期待の年率リターン(10 年)−5.3%資本コスト比 −14.8 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

セーラー万年筆は、広島県呉市の工場で万年筆とインクを作る筆記具の老舗だ。青梅の工場では、射出成形機の部品を取り出すロボットも作る。筆者の結論は「割高」で、いちばんの理由は、会社全体ではまだ稼げていないことにある。

2025年12月期の営業損失は2億円。文具は0.6億円の黒字に戻ったが、ロボット機器が2.6億円の赤字で打ち消した。売上は43億円で、10年前から3割縮んでいる。2026年12月期の営業利益の予想は、ほぼゼロだ。

借入は19億円で、手元の現金は5億円。自己資本は10億円しか残っていない。国内の営業は親会社のプラスに任せており、資金の面でも親会社の支援の確約に支えられている。

筆者は、万年筆の高級化で文具を伸ばし、ロボットの赤字を止める姿を中心に置く。それでも10年の価値は、今の時価総額の半分にも届かない。

ブランドの値打ちが、利益として積み上がる日が来るかが、この会社を見る上での焦点だ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「ブランドは本物だが、利益が追いついていない」型だ。万年筆の書き味という本物の強みはある。だが、その強みが毎年の利益として積み上がっていない。

オーナーとして持ちたい会社の条件は、少ない元手で毎年安定して稼ぐことだ。セーラーは売上が縮み、会社全体では赤字が続き、借入がある。ロボット機器の赤字を止められるかが、評価の分かれ目になる。

筆者が見たいのは、文具の利益率が3%を超えて定着し、ロボットの赤字が止まる姿だ。それが見えるまでは、払う値段に余裕のある会社とは言えない。親会社が支える安心感はあるが、少数株主の取り分を守る保証ではない。

経営が資本をどう配分するかも評価に入れる。広島の新棟への投資は、万年筆の高級化に向けた前向きな一手だ。ただ、ロボットへの追加投資は、赤字の中では慎重に見たい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は二つある。一つは文具で、売上の約8割を占める。万年筆とインクが中心で、広島の工場が主力だ。1911年創業の老舗で、国内だけでなく欧州や中国にもファンがいる。2026年2月からは一部の万年筆を値上げした。

もう一つはロボット機器で、売上の約2割。射出成形機の部品を取り出すロボットと、特注の自動化装置を作る。工場の設備投資が先送りになると、受注が落ちる。赤字が続き、2025年は営業損失が2.6億円に膨らんだ。

国内の文具の営業は、親会社のプラスに任せ、売上に応じた手数料を払う。2022年にプラスが支配株主になり、経営管理の契約を結んだ。借入の一部も親会社から借りている。

売上は10年で3割縮んだ。万年筆の高級化とロボットの立て直しの両方が、会社の次の課題だ。

海外では、欧州の子会社を通じて筆記具を売る。万年筆の愛好家向けの店や代理店が主な売り先だ。ロボット機器の主な客は、プラスチック成形機を使う自動車や電機の部品工場で、受注は工場の設備投資の波に左右される。子会社の欧州法人の持分は70%で、少数株主がいる。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、万年筆のブランドにある。セーラーは「長刀研ぎ」などの書き味と、ブランドの歴史で、愛好家に支持される。ただ、国内の大きな競合はパイロットやプラチナ万年筆で、規模はそれぞれ大きい。

値段を決める力は、高級品では一定ある。2026年の値上げも、売上は落ちなかった。ただ、全体の売上に占める高級品の割合は大きくなく、通常の筆記具では競争が厳しい。

資本の効率は低い。過去10年のROEの中央値は5%台のマイナスで、黒字の年も小さかった。ロボット機器は、規模が小さく、技術の差も大きくないため、稼ぐ力に疑問がある。

強みを探すなら、万年筆の書き味と、ものづくりの技術だ。ただ、その価値が利益に結びつくまでには、まだ時間がかかる。

人の面でも強みと弱みがある。広島の工場には長年の職人がいて、書き味を支える。一方で、技術を受け継ぐ人の確保は、小さな会社にとって重い課題だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

筆記具の市場は、国内では縮んでいる。文具全体で年に1%ほど減り、学校のデジタル化と少子化が重しになる。万年筆は例外で、高級品の需要が根強く、欧州や中国で愛好家が増えた。

大手では、コクヨ、パイロット、三菱鉛筆が市場を分け合う。万年筆ではパイロットとプラチナが強く、セーラーは小さな3番手だ。海外でも、ドイツや中国のメーカーとの競争がある。

ロボット機器の市場は、プラスチック成形機の需要に左右される。国内の工場の設備投資が止まると、受注が一気に減る。米国の営業は始まったばかりで、成果はまだ見えない。

人件費と原材料は物価で上がる。値上げを通せるのは高級品だけで、通常品には限度がある。業界の再編は進んでおり、小さな会社は大手や親会社の傘の下に入る流れが続く。

海外では、万年筆が趣味の道具として見直されている。インクの色やペン先の違いを楽しむ愛好家が、欧州や中国で増えた。国内の小さな工房に近い作りのセーラーには、この流れが追い風になる。ただ、数量の伸びは小さな市場の中の話にとどまる。ロボット機器の市場でも、同じ形の小さな競合が多い。

資本政策と M&A

還元はない。無配で、早期の復配を目指すとしているが、赤字の今は難しい。借入は19億円で、親会社から5億円を借りた。資金繰りに困った時は、親会社が支援する確約を得ている。

広島工場の土地は、簿価で7億円を超える。含み益があるかは確かめられていない。売れば現金は増えるが、主力の工場を手放す選択は考えにくい。

親会社のプラスは議決権の約58%を持つ。親子上場の整理として、完全子会社化の話が出る可能性はある。ただ、現時点で発表はない。

ロボット機器は、売却や提携の対象にもなりうる。赤字を止められないなら、文具に集中する判断が親会社から出ても不思議ではない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

文具は黒字に戻した。高価格帯の強化と値上げが利益を押し上げ、2025年は営業利益が0.6億円になった。万年筆の高級品は、欧州と中国で愛好家が増えており、数量も伸びる余地がある。

ロボット機器は受注が10億円まで戻り、受注残も積み上がった。国内の設備投資が戻れば、赤字は止まる。親会社のプラスが営業を支え、資金の面でも安心感がある。

文具の利益率が5%まで戻れば、売上が50億円でも利益は2億円を超える。借入の利払いを払っても、利益が残る。ブランドの価値を考えれば、そこまでの道は遠くない。

親子上場の整理で、完全子会社化の話が出る可能性もある。

広島工場の新棟は2022年に竣工し、万年筆の増産と品質の向上に備えた。設備はすでに整っており、売上が伸びれば固定費の負担が軽くなって利益率が上がる。

ブランドの値打ちが数字に出始めた今は、再評価の入り口にある。

ロボットは赤字でも、受注残が積み上がった。売上が計上される来期以降、赤字幅は縮む可能性が高い。

慎重な見方

売上は10年で3割縮み、営業赤字が続いている。2026年12月期の営業利益の予想も、ほぼゼロにとどまる。文具の黒字は小さく、ロボットの赤字2.6億円が全部を打ち消した。

借入は19億円で、自己資本は10億円しかない。重要事象等の記載があり、親会社の確約に頼る形だ。借り換えの金利が上がれば、利払いがさらに重くなる。

万年筆の高級化は、パイロットやプラチナと競う世界で、小さな3番手には限りがある。ロボットは規模が小さく、技術の差も大きくない。親会社に営業を任せ、手数料も払うため、利益が会社に残りにくい。

親子上場は、少数株主にとって、売り時を決められない状況でもある。

新棟への投資で減価償却と利払いが増え、売上が伸びなければ負担が重くなる。ロボット機器への期待は、受注残が積み上がっても赤字が減らなかった過去の実績で、すでに裏切られている。

文具の黒字は1年だけの実績で、続くかはまだ分からない。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が強い。ブランドの価値と文具の黒字化は評価できるが、会社全体の赤字と借入の重さは変わらない。確率は中立から悲観寄りに置き、楽観とやや楽観を合わせて2割強にとどめた。ロボット機器の赤字が止まるかを、最も重く見た。 親会社が支える安心感は評価したが、少数株主の取り分を守る約束ではないため、確率には反映しなかった。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 57 円17 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1 円0 億円)。 今の値に割り戻すと 23 円7 億円、今との差 −76.5%、 期待の年率 −5.3%(資本コスト 9.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 201 円60 億円 10 円3 億円 +111.2% +7.8% 13 円4 億円
やや楽観 18% 116 円35 億円 0 円0 億円 +16.4% +1.5% 21 円6 億円
中立 38% 53 円16 億円 0 円0 億円 −46.7% −6.1% 20 円6 億円
やや悲観 25% 14 円4 億円 0 円0 億円 −85.8% −17.8% 4 円1 億円
悲観 13% 4 円1 億円 0 円0 億円 −96.5% −28.4% 0 円0 億円
加重平均100% 57 円17 億円1 円0 億円 −42.1% −5.3% 58 円17 億円

今の株価時価総額 100 円30 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.5% を下回るほど割高。

楽観 6% 高級万年筆が海外で伸び、ロボットの赤字が消える 利益 5 億円 · PER 12.4 倍 · 株価時価総額 201 円60 億円

万年筆の高級品が海外で愛好家を広げ、出荷の数は3割増える。値上げも通り、1点あたりの売上は物価を上回って伸びる。文具の営業利益率は9%まで上がる。ロボット機器は自動化の需要が戻り、小さな黒字になる。借入は返済が進み、普通株への配当も再開する。ただ、万年筆の市場は小さく、成長には限りがある。広島の新棟を生かし、高級品の生産量と品質を上げる。親会社の営業力と海外の代理店を使い、欧州と中国で売上を広げる。この姿は、ここ数年の文具の実績の延長線上にある。海外の愛好家向けに限定品を出し、利益率の高い高級品の割合をさらに上げる。

  • 文具(万年筆・インク・筆記具):数量 130(出荷点数(万点、推定))× 価格 0.52(1 点あたりの売上(億円/万点・名目))→ 売上 67 億円・営業利益 6 億円。数量 1.30 倍、単価 1.55 倍、営業利益率 9.0%
  • ロボット機器(取出機・特注自動化装置):数量 312(出荷台数(台、推定))× 価格 0.05(1 台あたりの売上(億円/台・名目))→ 売上 17 億円・営業利益 1 億円。数量 1.30 倍、単価 1.34 倍、営業利益率 4.0%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.7% が k 9.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.4 倍。全体の PER 12.42 倍、時価総額 60 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:万年筆の高級品が欧州と中国で伸び、ロボット機器が黒字になる筋書き。ブランドは本物なので捨てないが、市場が小さく確率は低くした。

やや楽観 18% 文具の黒字が定着し、ロボットは小さな黒字 利益 3 億円 · PER 11.5 倍 · 株価時価総額 116 円35 億円

文具は出荷の数が2割増え、1点あたりの売上は高級品の割合が上がって物価を上回る。営業利益率は6.5%まで戻る。ロボット機器は小さな黒字にとどまる。借入の利払いを払っても利益が残り、自己資本は積み上がる。復配はするが、配当の性向は低い。ロボット機器は受注が戻るが、利益率は低い。万年筆の高級化が主な利益の源になる。親会社との取引条件は安定したままだ。この姿は、ここ数年の文具の実績の延長線上にある。親会社の営業網と、海外の代理店の双方が働き、売上が安定して伸びる。借入の返済は進まず、設備投資を優先するため、普通株への配当は小さいままだ。金利の上昇で利払いは増える。

  • 文具(万年筆・インク・筆記具):数量 120(出荷点数(万点、推定))× 価格 0.48(1 点あたりの売上(億円/万点・名目))→ 売上 58 億円・営業利益 4 億円。数量 1.20 倍、単価 1.45 倍、営業利益率 6.5%
  • ロボット機器(取出機・特注自動化装置):数量 264(出荷台数(台、推定))× 価格 0.05(1 台あたりの売上(億円/台・名目))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円。数量 1.10 倍、単価 1.34 倍、営業利益率 2.0%

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.2% が k 9.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 11.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.5 倍。全体の PER 11.49 倍、時価総額 34 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:文具の高級化が続き、ロボットの赤字が止まる筋書き。文具の黒字化が1年目の実績にとどまるため、確率は2割弱にした。

中立 38% 文具の小さな黒字で、会社は続く 利益 2 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 53 円16 億円

文具は国内の縮みを海外の高級品が補い、出荷の数は1割増える。値上げは通るが、1点あたりの売上は物価を上回る程度にとどまる。営業利益率は4%と、過去12年の山の2%を上回る。直近の1年で文具が赤字から黒字に変わったこと、2026年の値上げ、コスト削減が裏づけだ。ロボット機器は赤字が止まり、小さな黒字になる。利払いを引くと、利益は1億円台にとどまる。借入は少しずつ返済され、利払いは金利の上昇で増える。広島の新棟の償却は、取得した値段のまま続き、物価で増えない。普通株には小さな利益が残る。この姿は、ここ数年の文具の実績の延長線上にある。

  • 文具(万年筆・インク・筆記具):数量 110(出荷点数(万点、推定))× 価格 0.47(1 点あたりの売上(億円/万点・名目))→ 売上 51 億円・営業利益 2 億円。数量 1.10 倍、単価 1.40 倍、営業利益率 4.0%
  • ロボット機器(取出機・特注自動化装置):数量 240(出荷台数(台、推定))× 価格 0.05(1 台あたりの売上(億円/台・名目))→ 売上 13 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00 倍、単価 1.34 倍、営業利益率 1.0%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.8% が k 9.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 10.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 10.5 倍。全体の PER 10.53 倍、時価総額 16 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:文具が小さな黒字を保ち、ロボット機器の赤字が止まる筋書き。直近の文具の黒字転換を10年の出発点に置く。

やや悲観 25% 文具の黒字が崩れ、ロボットの赤字が残る 利益 0 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 14 円4 億円

文具は出荷の数が5%減り、値上げが通りにくくなる。営業利益率は1.5%まで下がる。ロボット機器は受注が減り、赤字が続く。借入の金利が上がり、利払いが利益を食う。親会社の支援を前提に事業を続けるが、少数株主の取り分は薄い。ロボット機器は規模が小さいまま、受注が減って固定費を支えきれない。万年筆の値上げは客の反発を招き、数量が減る。この姿は、ここ数年の文具の実績の延長線上にある。文具とロボットの両方が小さいまま固定費を支えきれず、利益は赤字に近づく。営業利益は小さく、金利が上がった分の利払いを吸収できない。EV ÷ 営業利益は40倍を超え、利益の倍率で測れる状態にない。

  • 文具(万年筆・インク・筆記具):数量 95.0(出荷点数(万点、推定))× 価格 0.43(1 点あたりの売上(億円/万点・名目))→ 売上 41 億円・営業利益 1 億円。数量 0.95 倍、単価 1.30 倍、営業利益率 1.5%
  • ロボット機器(取出機・特注自動化装置):数量 168(出荷台数(台、推定))× 価格 0.05(1 台あたりの売上(億円/台・名目))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。数量 0.70 倍、単価 1.20 倍、営業利益率 -4.0%

倍率:稼ぐ力はほぼゼロでPERは使えない。今の自己資本10.5億円の約4割にとどめる。借入が先に払われ、普通株の取り分は小さい。 EV ÷ 営業利益は約40倍で、営業利益が小さく利益の倍率では測れない。

確率:国内の需要が縮み、文具の利益率が元に戻る筋書き。10年の赤字の実績の延長にあたり、確率を厚くした。

悲観 13% ロボットの赤字が止まらず、親会社の傘に入る 利益 −1 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 4 円1 億円

文具は出荷の数が2割減り、高級品が伸びない。営業赤字が続く。ロボット機器は受注が半分以下に減り、赤字が膨らむ。親会社が追加の資金を出し、完全子会社化が普通株主に不利な条件で行われる可能性もある。広島の工場の稼働率が下がり、償却と固定費が重くなる。親会社への依存が一段と深まる。この姿は、ここ数年の文具の実績の延長線上にある。取引銀行は親会社の保証を求め、貸出の条件を厳しくする。新しい借り換えの条件は厳しく、金利は親会社基準より高くなる。事業の整理や売却の議論が現実になる。最終的には、ロボット機器の売却や、文具だけを残す再編が選ばれやすい。

  • 文具(万年筆・インク・筆記具):数量 80.0(出荷点数(万点、推定))× 価格 0.40(1 点あたりの売上(億円/万点・名目))→ 売上 32 億円・営業利益 −1 億円。数量 0.80 倍、単価 1.20 倍、営業利益率 -2.0%
  • ロボット機器(取出機・特注自動化装置):数量 96.0(出荷台数(台、推定))× 価格 0.04(1 台あたりの売上(億円/台・名目))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。数量 0.40 倍、単価 1.10 倍、営業利益率 -10.0%

倍率:稼ぐ力は赤字で、今の自己資本10.5億円の1割。借入と親会社の資金が先に払われ、普通株の取り分は小さい。

確率:文具もロボットも赤字になり、親会社の追加支援が必要になる筋書き。赤字の実績の長い会社として、確率を薄くしすぎなかった。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

文具(万年筆・インク・筆記具)

広島の工場で万年筆とインクなどを作り、国内と海外で売る。

数量出荷点数(万点、推定)価格1 点あたりの売上(億円/万点・名目)売上営業利益
今 2025/12 100 0.33 33 1
10 年後 中立 110 0.47 51 2

取り方:売上33.4億円は開示のセグメント売上。数量は開示がなく、1点あたりの売上を0.334億円/万点(万年筆・インク・替え芯の混在の平均)と置いた出荷点数の推定。営業利益は開示のセグメント利益。

ロボット機器(取出機・特注自動化装置)

射出成形品の取出機と特注の自動化装置を設計・製造・販売する。

数量出荷台数(台、推定)価格1 台あたりの売上(億円/台・名目)売上営業利益
今 2025/12 240 0.04 10 −3
10 年後 中立 240 0.05 13 0

取り方:売上9.65億円は開示のセグメント売上。1台あたりを約400万円(取出機と特注装置の混在)と置いた出荷台数の推定。営業損失は開示のセグメント損失。

リスクと懸念

ロボット機器の赤字

2025年の営業損失は2.6億円で、全社の営業損失を上回る。受注は工場の設備投資に左右され、米国の営業はまだ成果が見えない。赤字が止まるかが、この会社の分かれ目だ。

借入と利払い

借入は19億円で、手元の現金は5億円。自己資本は10億円しかない。借り換えの金利が上がれば、営業利益が小さいため、利払いが利益を食う。

万年筆の市場の小ささ

万年筆の高級品は伸びているが、市場は小さく、パイロットやプラチナなどの競合が強い。値上げが通る範囲にも限りがある。

親子上場の利益相反

親会社のプラスが議決権の約58%を持ち、国内の営業も任せている。手数料や取引の条件は親会社に有利になりうる。完全子会社化が起きる場合、少数株主の条件は交渉力に左右される。

継続企業の前提

有報に重要事象等の記載がある。疑義注記は付いていないが、親会社の資金支援の確約が前提になっている。支援の条件が変われば、評価は大きく変わる。

ブランドの継承

万年筆の書き味を支える職人の技術は、広島の工場の少人数に依存する。人手不足と後継者の確保は、品質とブランドの価値に直結する。

今後の分かれ目

文具の営業利益率が3期続けて3%を超える
ブランドが利益に結びついたとみて、中立の利益率を上げ、楽観側の確率を厚くする。
ロボット機器の営業損失が1億円を下回る
全社の赤字が止まる。やや楽観の確率を上げる。
親会社が完全子会社化を発表する
普通株の価値は買付価格で決まる。条件は少数株主に不利になりやすい。
借入の返済や借り換えで金利が大きく上がる
利払いが営業利益を超え、やや悲観の確率を上げる。
高級万年筆の海外の売上が2桁で伸びる
楽観側の筋書きに近づく。ブランドの価値が数字に出る。

見ておくもの

  • 文具事業の営業利益率
  • ロボット機器の受注残と営業損益
  • 借入の残高と金利
  • 親会社プラスとの取引条件
  • 海外の万年筆の売上

倍率と資本コストの決め方

倍率は事業のROEと資本コスト9.5%から決めた。中立と悲観寄りの筋書きではROEがkを下回り、PERの上限は1÷k=10.5倍。縮む国内市場なので上限の8割弱に置き、今の株価や過去の評価からは置いていない。10年の価値が今の時価総額を大きく下回るが、会社全体が赤字で借入がある会社に対する自然な結果で、今の株価に寄せて倍率を上げる理由はない。新リース会計の影響は小さい(工場は自社で保有)。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10→12.42 倍・やや楽観 PER 9→11.49 倍・中立 PER 8→10.53 倍)。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5% + 上乗せ 0.5%。k = 基本 7.5% + quality 1.5% + 上乗せ 0.5% = 9.5%。

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割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. セーラー万年筆 有価証券報告書 FY2025(edinetdb)
  2. セーラー万年筆 沿革(edinetdb)

分析日 2026-10-22