株譜
AI 銘柄分析 · その他製品 · 試作

セブン工業 7896

資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)389 円17 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)499 円22 億円差 −22.1%
10 年後から見ると やや割高 価値 389 円17 億円 · 差 −22.1% · 期待の年率 +4.8%
期待の年率リターン(10 年)+4.8%資本コスト比 −3.9 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

セブン工業は、住宅の内装建材と木構造建材をつくる会社だ。2026 年 3 月期の売上は約 156 億円。内装建材が 83 億円、木構造が 73 億円で、どちらも営業赤字だった。

筆者の結論は「やや割高」だ。自己資本は約 61 億円と厚く、自己資本比率は 55% と安全だ。しかし営業利益率は 1〜3% で、純利益は自己資本の 4% ほどしか生まない。株価は自己資本の 4 割弱で、資産の厚みで割安に見える。

問題は、資産が稼ぎに結び付いていないことだ。設備投資が減価償却を上回り、営業の稼ぎがマイナスのため、借入が増えている。住宅着工は 2030 年度に 80 万戸まで戻っても、2040 年度には 61 万戸へ減ると見られる。

都築木材が議決権の 4 割を持つ。TOB の可能性は残るが、一部取得だった 2024 年の TOB でも上場は続いた。確率で重みを付けた価値は、今の時価総額を 3 割弱下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、安く見えるが稼げない会社だ。株価は自己資本の 4 割ほどで、土地と設備、運転資本で支えられる。借入も軽く、潰れにくい。

問題は、その資産が稼ぎに変わらないことだ。10 年の ROE の中央値は 3.8% で、資本のコストを下回り続けている。資産の厚みは、株主にとって安全域になる一方、利益率の低さは、資産が眠っていることの裏返しでもある。

堀はほとんど無い。住宅の材料は差が付きにくく、大口の取引先に頼る。10 年後に今より強くなる姿を描きにくい。

事業の利益が資本のコストを上回らない限り、割安に見える株価は割安ではない。ただし筆頭株主が 4 割を持ち、完全子会社化の可能性はある。その場合の価格は帳簿を意識したものになり、下値は支えられる。それでも確率で重みを付けた価値は、今の時価総額を下回った。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は 2 つある。内装建材は、住宅の床材や壁材などの内装の部材で、売上の約 5 割を占める。木構造は、住宅の骨組みに使う構造用の木材の加工と販売で、売上の約 5 割。どちらも住宅の着工戸数で数量が決まる。主な取引先は、賃貸住宅の大手の大東建託だ。

2026 年 3 月期の売上は 155.9 億円。営業利益は 0.56 億円の赤字で、内装が 0.22 億円、木構造が 0.37 億円の赤字だった。純損失は 1.27 億円。2027 年 3 月期は売上 167.7 億円、営業利益 1.35 億円を見込むが、第 1 四半期は 0.62 億円の営業赤字で始まった。

海外調達はベトナムが中心で、円安と物流費の影響を受ける。従業員は 376 人(臨時を除く)。

2026 年 4 月に、集成材を手がける山口工業を完全子会社にした。取得額は開示されていない。美濃加茂には、帳簿で約 15.6 億円の土地を持つ。取引先の住宅会社は、全国の賃貸住宅と戸建てを手がける。内装建材と木構造は、どちらも住宅の着工に連動し、景気や金利の動きがそのまま数量に響く。

優良さと弱いところ

堀は薄い。内装建材と木構造は、同じ住宅向けの材料で、差を付けにくい。大東建託という大口の取引先がある一方、その取引先の発注に左右される。

収益の質は低い。10 年の ROE の中央値は 3.8% で、純利益と営業利益の比は、過去 9 年の中央値で 0.77。赤字の年は 2008 年、2009 年、2011 年、2024 年、2026 年と、10 年のうち 3 年に近い頻度で出ている。

財務の安全度は高い。自己資本比率は 55.7%、純資産は約 61 億円、現預金は約 7 億円。ただし借入は約 21 億円あり、純借入は 16 億円まで増えた。設備投資が 8.2 億円と、減価償却の約 5 億円を上回り、営業のキャッシュフローは約 3 億円の流出、フリーキャッシュフローは約 9 億円の流出だった。

経営目標は、営業利益率 3% 以上、ROE 5% 以上。数値の中期計画はなく、目標は 2 年続けて未達である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

住宅着工が需要を決める。野村総合研究所の 2026 年 6 月の予測では、2025 年度の 71.1 万戸が 2030 年度に 80 万戸へ戻り、2040 年度には 61 万戸へ減る。貸家は 32 万戸から 29 万戸へ、持家は 20 万戸から 14 万戸へ減る。

セブン工業の取引先は貸家が多い。貸家は相続対策の需要に支えられるが、金利の上昇に弱い。

供給の側では、職人と運転手の不足、物流費、円安の 3 つが費用を押し上げる。内装建材は海外調達に頼るため、為替で利益が動く。木構造は、木材の相場と加工の稼働率で利益が決まる。

10 年の構造的な負け筋は、着工の減少で数量が縮み、固定費の重い工場の稼働率が下がる姿である。これは需要の縮みに、設備の償却と賃金の上昇が重なる形で現れる。住宅の材料は規格化が進み、価格の差を付けにくい。大手の商社や同業は、調達の規模で優位に立つ。小さな会社は、地域と取引先の関係に頼る面が強い。内装建材は国内のメーカーに加えて海外の調達品とも競合し、価格の主導権を握りにくい。

資本政策と M&A

還元は配当が中心。配当の総額は年 0.9 億円ほどで、純損失の年も続けている。自社株買いの実績は確認できなかった。

借入は約 21 億円で、短期が約 4 億円、長期が約 15 億円、リースが約 2.5 億円。山口工業の設備資金は借入でまかなう。

10 年の還元は、中立で約 10 億円とし、今の配当水準を続ける前提にした。純利益の 4 割を超える年もあるが、自己資本が厚く、無理なく続けられる。ただし赤字が続けば、減配に追い込まれる。

大株主は都築木材(議決権の約 40%)と西垣林業(約 10%)。都築木材は 2024 年末から 2025 年 1 月にかけて、TOB で議決権を 27% から 40% に高めた。完全子会社化ではなく、上場は続いた。今後の追加取得や完全子会社化は、可能性として残る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

株価は自己資本の 4 割にすぎず、資産の厚みが下値を支える。美濃加茂の土地だけで時価総額の 7 割に当たる約 15.6 億円の帳簿価額がある。自己資本比率は 55% で、借入も軽い。

利益は戻る方向にある。2027 年 3 月期は営業利益 1.35 億円と黒字に戻る見込みで、山口工業の取り込みで木構造の加工から素材の調達までつながる。設備投資が一巡すれば、営業の稼ぎは借入の返済に回る。

住宅着工は 2030 年度に 80 万戸へ戻る見通しだ。筆頭株主の都築木材は 2025 年に議決権を 4 割まで高めた。完全子会社化に進めば、帳簿に近い値段が出る余地がある。経営目標は営業利益率 3% 以上で、実現すれば今の値段は利益の 10 倍を下回る水準になる。木材の相場や為替に追い風が吹けば、利益率は一気に戻る。山口工業との連携で、木構造の赤字が早く止まる可能性もある。資産と目標の両方を見れば、売られ過ぎの面もある。

慎重な見方

株価が資産の 4 割という安さには理由がある。稼げないからだ。10 年の ROE の中央値は 3.8% で、赤字の年も多い。2026 年 3 月期は内装建材も木構造も営業赤字で、2027 年 3 月期の第 1 四半期も赤字で始まった。

設備投資が減価償却を大きく上回り、営業のキャッシュフローが流出に転じて、純借入は 16 億円まで増えた。山口工業の取得で、借入はさらに増える。

住宅着工は 2030 年度の 80 万戸をピークに、2040 年度には 61 万戸へ減る見通しだ。取引先は貸家が多く、金利の上昇にも弱い。

都築木材の TOB は、割安な価格で、上場を保った。完全子会社化の保証はなく、4 割の大株主がいるため、他の株主が値段を決める力は弱い。資産が厚くても、株主に還る保証はない。土地は含み益が見込めるとしても、売却には時間と税がかかる。配当も、赤字が続く間は減らされ得る。会社の目標は 2 年続けて未達で、計画の信頼度は高くない。

どちらに重みを置いたか

資産の厚みと財務の安全度では、強気の見方が正しい。しかし稼ぐ力の弱さと、着工の長期的な減少は、慎重な見方が突いている。中立は営業利益率を 2% 前後に置いた。確率は中立を 38% と厚くし、やや悲観を 27%、悲観を 10% とした。確率で重みを付けた価値は、今の時価総額を 3 割弱下回った。完全子会社化の可能性は、下値を支える要素として悲観の PBR に織り込んだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 613 円27 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 188 円8 億円)。 今の値に割り戻すと 389 円17 億円、今との差 −22.1%、 期待の年率 +4.8%(資本コスト 8.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 1,367 円61 億円 314 円14 億円 +236.7% +12.9% 118 円5 億円
やや楽観 18% 968 円43 億円 269 円12 億円 +147.8% +9.5% 223 円10 億円
中立 38% 632 円28 億円 224 円10 億円 +71.5% +5.5% 325 円15 億円
やや悲観 27% 300 円13 億円 112 円5 億円 −17.4% −1.9% 111 円5 億円
悲観 10% 220 円10 億円 22 円1 億円 −51.5% −7.0% 24 円1 億円
加重平均100% 613 円27 億円188 円8 億円 +60.5% +4.8% 801 円36 億円

今の株価時価総額 499 円22 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 住宅着工が持ち直し、木構造が黒字で定着する 利益 5 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 1,367 円61 億円

住宅着工は 80 万戸近くまで戻り、賃貸住宅の主要取引先からの注文も厚くなる。木構造の売上は今の 1.8 倍の約 130 億円に伸び、山口工業の集成材が加わって調達と加工の費用が下がる。内装建材は海外調達の品揃えを広げ、値上げも通る。賃金と物流費の上昇は価格に転嫁でき、稼働率も上がって固定費が薄まる。営業利益率は内装 3.5%、木構造 3.0% まで戻る。営業利益は約 8 億円で、経営目標の 3% を上回る。設備投資の山が過ぎて営業の稼ぎが借入の返済に回り、利払いは軽くなる。配当は純利益の 3 割弱を保ち、無理なく続く。自己資本も 76 億円まで積み上がり、財務の余裕はさらに増す。住宅の需要が戻り、会社の目標が実現する筋書きである。

  • 内装建材:数量 28.2(住宅戸数換算(千戸・実質))× 価格 4.15(千戸あたり売上(億円・名目))→ 売上 117 億円・営業利益 4 億円。内装建材 28.2 × 4.1451 億円、利益率 3.5%
  • 木構造:数量 15,788(住宅棟数換算(棟・実質))× 価格 0.01(1 棟あたり売上(億円・名目))→ 売上 130 億円・営業利益 4 億円。木構造 15788.0 × 0.0082 億円、利益率 3.0%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.0% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 61 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:着工の持ち直しと木構造の黒字化が揃う筋書き。木構造は 2026 年 3 月期も営業赤字で、実現は難しい。

やや楽観 18% 投資が実り、利益率が 2〜3% に戻る 利益 4 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 968 円43 億円

着工は横ばいから微増で、内装建材は今の水準を保つ。木構造は山口工業の取り込みと新工場の稼働で売上が 1.5 割増え、稼働率が上がって赤字を抜ける。海外調達の割合が増え、仕入れ費用の上昇も価格にほぼ転嫁できる。営業利益は約 6 億円、営業利益率は 2〜3% で、経営目標の 3% には届かない。純利益は約 4 億円。配当は今と同じ水準を続ける。設備投資の一巡で借入が減り、財務の余裕が戻る。堅実だが、目標には少し足りない姿だ。自己資本は 70 億円まで積み上がるものの、資本のコストは上回れない。利益は伸びるが、資産の大きさに比べれば小さい。

  • 内装建材:数量 27.3(住宅戸数換算(千戸・実質))× 価格 4.06(千戸あたり売上(億円・名目))→ 売上 111 億円・営業利益 3 億円。内装建材 27.3 × 4.0646 億円、利益率 2.8%
  • 木構造:数量 13,967(住宅棟数換算(棟・実質))× 価格 0.01(1 棟あたり売上(億円・名目))→ 売上 112 億円・営業利益 3 億円。木構造 13967.0 × 0.0080 億円、利益率 2.4%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.4% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 43 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の 2027 年 3 月期予想は営業利益 1.4 億円で、翌年以降に 3% 近くへ戻る筋書き。山口工業の取り込みに期待できるが、経営目標は 2 年連続で未達だ。

中立 38% 中立:利益率は 2% 前後で、薄く稼ぐ 利益 2 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 632 円28 億円

住宅着工は 2030 年度に 80 万戸へ戻るが、2040 年度には 61 万戸へ細ると見られる。10 年後の数量は今より内装建材で 4% ほど減り、木構造は山口工業の分を含めて 5% 増にとどまる。値段は物価並みに上がるが、賃金も同じ速さで上がるため、営業利益率は内装 2.0%、木構造 1.8% で、今の赤字から 2% 弱の黒字に戻る程度だ。売上は今の約 1.3 倍の約 209 億円、営業利益は約 4 億円。借入の利払いが営業利益の 1 割ほど食う。配当は今の水準を続けるが、純利益では賄いきれない年もあり、自己資本はほぼ横ばいに近い。利益は薄く、配当と設備更新を何とか賄う程度である。

  • 内装建材:数量 26.5(住宅戸数換算(千戸・実質))× 価格 4.02(千戸あたり売上(億円・名目))→ 売上 107 億円・営業利益 2 億円。内装建材 26.5 × 4.0244 億円、利益率 2.0%
  • 木構造:数量 12,752(住宅棟数換算(棟・実質))× 価格 0.01(1 棟あたり売上(億円・名目))→ 売上 103 億円・営業利益 2 億円。木構造 12752.0 × 0.0080 億円、利益率 1.8%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.8% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 28 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:着工が緩やかに減る中で、利益率が 2% 前後に戻る中心の筋書き。10 年の ROE の中央値 3.8% に近い。

やや悲観 27% やや悲観:着工が減り、価格競争で利益が消える 利益 0 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 300 円13 億円

住宅着工は 2030 年を待たず細り、10 年後の内装建材の数量は今より 1 割減る。主要取引先の賃貸住宅向けは特に弱い。木構造も受注が伸びず、新しい設備の稼働が上がらない。価格は物価に追いつかず、営業利益率は内装 0.8%、木構造 0.5% まで下がる。営業利益は約 1 億円、利払いを引くと純利益はほぼゼロになる。配当は半分に絞るが、設備更新のたびに借入が増える。自己資本はほとんど増えない。資産は厚いが稼ぎは消え、株主に残る取り分は帳簿を大きく下回る。投資した設備が、利益でなく償却の負担として残る姿である。

  • 内装建材:数量 24.8(住宅戸数換算(千戸・実質))× 価格 3.90(千戸あたり売上(億円・名目))→ 売上 97 億円・営業利益 1 億円。内装建材 24.8 × 3.9036 億円、利益率 0.8%
  • 木構造:数量 11,538(住宅棟数換算(棟・実質))× 価格 0.01(1 棟あたり売上(億円・名目))→ 売上 90 億円・営業利益 0 億円。木構造 11538.0 × 0.0078 億円、利益率 0.5%

倍率:純利益がほぼゼロで PER は使えない。今の自己資本 61 億円に PBR 0.22 を掛けた。ROE が 1% に届かず、自己資本の多くが稼ぎに結び付かない。中立(約 0.4 倍)より低い。EV でも見た。純借入 16 億円を足した EV ÷ 営業利益は約 24 倍で、PER だけでは割安とは言えない。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.22 倍・時価総額 13 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:2026 年 3 月期は営業赤字で、直近の 1 四半期も赤字だった。リーマン期や 2024 年にも赤字を出しており、利益が出ない年を厚く見た。

悲観 10% 悲観:着工が大きく減り、赤字が続く 利益 −3 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 220 円10 億円

住宅着工が 2040 年度の見通しを前倒しで割り込み、内装建材は 2 割弱、木構造も 15% 減る。値下げ圧力が強く、価格は物価に追いつかない。工場の稼働が落ちて固定費が重く、営業利益は赤字で、純損失は年 3 億円ほどになる。配当は事実上止まり、自己資本は 10 年で約 12 億円削られる。土地や設備の売却で借入を返す局面に入り、工場の統廃合や人員の見直しも避けられない。少数株主の取り分は帳簿よりかなり小さくなる。大株主の判断に委ねる局面が長引き、完全子会社化の価格も帳簿より低く決まりかねない。

  • 内装建材:数量 22.6(住宅戸数換算(千戸・実質))× 価格 3.74(千戸あたり売上(億円・名目))→ 売上 85 億円・営業利益 −1 億円。内装建材 22.6 × 3.7427 億円、利益率 -1.0%
  • 木構造:数量 10,323(住宅棟数換算(棟・実質))× 価格 0.01(1 棟あたり売上(億円・名目))→ 売上 77 億円・営業利益 −1 億円。木構造 10323.0 × 0.0075 億円、利益率 -1.5%

倍率:赤字なので PER は使わず、今の自己資本 61 億円に PBR 0.16 を掛けた。土地と運転資本に支えられるが、赤字の工場の価値は帳簿を下回る。

確率:着工の大幅な減少と設備投資の失敗が重なる筋書き。自己資本比率は 55% あり、5% 未満にはしない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

内装建材

住宅の床材・壁材などの内装の部材。売上の約 5 割。

数量住宅戸数換算(千戸・実質)価格千戸あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 27.6 3.00 83 0
10 年後 中立 26.5 4.02 107 2

取り方:売上 82.9 億円を、1 戸あたり約 30 万円の内装材として戸数に換算し、27.6 千戸とした(推定)。数量は実質、物価 3% は価格に入れる。

木構造

住宅の骨組みに使う構造用木材の加工と販売。売上の約 5 割。

数量住宅棟数換算(棟・実質)価格1 棟あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 12,145 0.01 73 0
10 年後 中立 12,752 0.01 103 2

取り方:売上 72.9 億円を、1 棟あたり約 60 万円の構造材として棟数に換算し、12,145 棟とした(推定)。数量は実質、物価は価格に入れる。

リスクと懸念

住宅着工の長期的な減少

着工は 2030 年度に 80 万戸へ戻っても、2040 年度には 61 万戸へ減る見通し。固定費の重い工場の稼働率が下がる。

設備投資と借入の増加

設備投資が 8.2 億円で減価償却を上回り、純借入は 16 億円に増えた。山口工業の取得で、さらに借入が増える。

大口の取引先への依存

主な取引先は大東建託で、発注が減ると内装建材の売上に響く。

為替と物流費

海外調達は円安と物流費で費用が増える。価格に転嫁できなければ利益が削られる。

少数株主の取り分

都築木材が議決権の 4 割を持つ。他の株主は経営を動かす力が弱く、完全子会社化の価格も大株主の判断に左右される。

買収の成否

山口工業を 2026 年 4 月に完全子会社にした。取得額は開示されておらず、稼働率が上がらなければ負担になる。

今後の分かれ目

営業利益率が 3% を 2 年続けて超えたら
経営目標に届く。やや楽観に確率を寄せる。
2027 年 3 月期の営業利益が 1 億円を割ったら
利益が戻らないと見て、やや悲観の確率を上げる。
純借入が 25 億円を超えたら
投資が稼ぎに変わらない筋書きに近づく。悲観の確率を上げる。
都築木材が追加取得や完全子会社化を発表したら
値段が TOB 価格に近づく。ただし価格は帳簿ではなく大株主が決める。
住宅着工が 2027 年度に 75 万戸を超えたら
内装建材の数量が持ち直す。ただし物価の上昇分は価格に入れて見る。

見ておくもの

  • 営業利益率(2% 前後の定着と 3% の達成)
  • 純借入と設備投資の水準
  • 木構造の営業損益(黒字化の時期)
  • 住宅着工(特に貸家)
  • 都築木材の持株比率

倍率と資本コストの決め方

内装建材は住宅戸数換算、木構造は棟数換算を数量とし、物価 3% は価格に入れた。営業利益率は直近の赤字ではなく、10 年の ROE の中央値と、会社の目標 3% の間に置いた。減価償却は今ある設備の分は増やさず、更新分だけ新しい値段で足す前提で、利益率に織り込んだ。倍率は ROE が k を下回るため 1÷k を上限にし、その 9 割を中立とした。今の PER や PBR は根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.56→11.43 倍・やや楽観 PER 10.33→11.43 倍・中立 PER 10→11.43 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. セブン工業 有価証券報告書(2026 年 3 月期)
  2. セブン工業 2026 年 3 月期 決算
  3. 野村総合研究所 新設住宅着工戸数の予測(2026 年 6 月)
  4. 都築木材による TOB(2025 年 1 月)

分析日 2026-10-22