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アミファ 7800

百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,019 円33 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)880 円28 億円差 +15.8%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,019 円33 億円 · 差 +15.8% · 期待の年率 +9.2%
期待の年率リターン(10 年)+9.2%資本コスト比 +0.5 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アミファは、百円ショップ向けの雑貨を企画し、中国の工場に作らせて納める小さな会社だ。年に 1 億個を超える商品を売り、売上の約 9 割が百円ショップ向けである。時価総額は 28 億円にとどまる。

筆者の結論は、今の値段は事業の稼ぐ力に対しておおむね妥当というものだ。急回復した 2026 年 9 月期の利益を、10 年続く姿とは見ていない。

利益は 2024 年 9 月期の赤字から一気に戻った。売上は 8% 伸び、営業利益は前年の 4 倍だ。営業利益は 3 四半期累計で 7 億円を超え、会社予想を上回る。ただ四半期ごとに細り、直近の 3 か月は利益率が 5% を割った。

弱みは、価格を販売先に決められることだ。強みは、財務が軽いこと。自己資本比率は 68% で、借金は小さく、手元の現金が厚い。

筆者は、利益率が過去の中央値の 5% 前後に戻る姿を中心に置く。それでも現金と配当で、10 年の価値は今と大きく離れない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「質は並み、値段は妥当」に映る。オーナーとして長く持ちたい会社の条件は、満たしていない。

理由は堀の浅さだ。作りも調達もまねできる。価格と数量を握るのは販売先の大手で、利益率は 2017 年の山の 6.9% を一度も超えていない。

資本の使い方は無難だ。借金は小さく、利益は現金として積み上がる。ただ、ためた現金が株主に戻る約束が弱く、少数株主は待つしかない。

安全域は、純現金の厚さにある。時価総額 28 億円のうち、現金が 3 割ほどを占める。利益が落ちても、会社が急に傾く心配は小さい。

時価総額が小さく、買い手にとっては現金つきの安い買い物にもなりうる。この点は安全域に数える。

筆者は、2026 年 9 月期の急回復を過大に評価しない。利益は過去の中央値に戻ると考え、その前提で値段を見る。

何で稼ぐ会社か

アミファは、百円ショップ向けの雑貨の企画・調達・卸売の会社だ。開示上は単一の事業で、売上の約 9 割が百円ショップ向けである。

百円ショップは出店を続けており、そこに棚を持つことが当社の存在理由である。商品は、ギフトのラッピング、デザイン文具、キッチンとテーブルの雑貨、花の関連商品など。自社ブランド amifa の商品と、販売先のブランドで納める商品の両方を扱う。

1973 年にフジ産業として創業し、1999 年に百円ショップ向けの雑貨を始めた。2001 年から中国の工場に生産を委託し、海外調達の比率は 9 割を超える。2025 年 9 月期の販売は約 1.06 億個。1 個あたりの売上は百円に遠く届かない。

百円を超える価格帯の一般小売向け商品も育てているが、売上に占める割合はまだ小さい。

利益は企画の当たり外れと、為替・海上運賃・在庫の処分で大きく振れる。2024 年 9 月期は粗利が減り、販売管理費が増えて営業赤字になった。

決算は 9 月で、会社は上場が新しく、東証スタンダードに属する。社員は少なく、固定費が軽い構造だ。

優良さと弱いところ

この会社の強みは、百円ショップの売り場に合う雑貨を速く企画し、中国で安く作って届ける仕組みだ。25 年の取引で培った調達網と企画の経験が土台になる。

弱みは、作りも調達も他社がまねできることだ。しかも販売先は少数の大手で、価格と数量を決めるのは相手側である。自社ブランドの知名度も高くない。

利益率は不安定だ。営業利益率は 2017 年の 6.9% が山で、2023 年に 2.2%、2024 年に赤字、2025 年に 3.0% と沈んだ。2026 年 9 月期は 8% 近くまで上がる計画だが、1 年だけの実績では判断できない。

財務は強い。自己資本比率は 68%。借金は小さく、2026 年 6 月末の現金は 14 億円ある。

経営は小規模で、時価総額が小さいため、買収の対象になる可能性は常にある。統計上の 10 年以内の買収確率は 26% ほどだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

百円ショップは、国内の小売の中で出店を続けてきた数少ない業態だ。市場は 1 兆円規模と筆者は推定する。大手の数社が店数を伸ばしており、当社の個数もそれに支えられている。

一方で、人口は減る。店数が頭打ちになれば、量の成長は止まる。筆者は、実質の数量が 10 年で横ばいと見る。

価格は、百円という価格帯が縛りになる。物価が上がれば、販売先は量目を減らすか、価格帯を一段上げて対応する。当社の卸値も同じ制約を受け、物価の 3% を毎年そのまま乗せるのは難しい。筆者は 10 年で 1.25 倍ほどと置く。

調達の 9 割が海外なので、為替・海上運賃・中国の人件費が原価を左右する。為替は 150 円で固定して考えるが、現実の円高・円安は利益率を 1〜2 ポイント動かす。

店舗の数は大手で数千店に及び、売り場の入れ替えも速い。この速さが、企画に強い商社に商機を生む。競合は同じ百円ショップ向けの商社と、販売先の自社調達部門だ。取引が内製に移るリスクが、業界の最大の弱点である。

新しい動きとしては、百円を超える価格帯の売り場の拡大がある。この売り場に商品を出せるかが、当社の次の伸びを決める。

資本政策と M&A

配当は 2026 年 9 月期の予想で配当性向 14% にとどまる。通常の利益水準に戻れば、配当性向は 4 割ほどになる見込みだ。

自己株式は 16 千株ほどと小さい。自社株買いの方針は強くない。

純現金が積み上がっているが、配当の拡大や自社株買いの約束は無い。筆者は、積み上がる現金の戻り方を 0.75 とした。

大型の買収の実績は無い。中期経営計画は、確認できる開示がなかった。

時価総額が 28 億円と小さいため、買い手には安い買い物になる。統計上の 10 年以内の TOB の確率は 26% ほどだ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

2026 年 9 月期は、営業利益が 3 四半期累計で 7 億円を超え、前年の 1.7 億円から 4 倍に増えた。売上も 8% 伸び、会社予想は据え置かれたが、実績はすでに予想を超えている。

百円ショップは出店を続けており、当社の個数も増える。百円を超える一般小売向け商品も育ち、利益率の高い売上が積み上がる。調達の見直しで原価が下がれば、営業利益率は 7% 台に定着できる。

会社は工場を持たない軽い構造で、固定費が小さい。このため、売上が少し増えると利益は大きく増える。財務は軽く、現金は 14 億円ある。配当は予想の配当性向 14% にとどまり、増配の余地は大きい。時価総額は現金を引くと 20 億円ほどで、利益が 5 億円を維持すれば、今の値段は割安に映る。

小さな会社なので、買収の対象にもなりやすい。株主にとって上振れの出口がある。

2026 年 9 月期の利益には、構造の変化が含まれているかもしれない。調達先を絞り込み、売れ筋に集中した効果が出ていれば、利益率の水準そのものが切り上がっている。

慎重な見方

急回復した利益を、10 年続く姿と見るのは危うい。四半期ごとに営業利益は細り、直近の 3 か月は 5% を割った。2024 年 9 月期には赤字に落ちた実績もある。

百円ショップの販売先は少数の大手で、価格と数量を握る。自社企画や直接調達が増えれば、取引は一気に減る。作りもまねされやすく、堀と呼べるものが無い。

会社は 2025 年 9 月期にも営業利益率が 3% にとどまった。百円という価格帯の制約で、物価の上昇を卸値に乗せにくい。10 年で人件費と運賃が 1.3 倍に上がれば、利益率は削られる。2026 年 9 月期の利益には税の効果が混じっている可能性もあり、純利益をそのまま使うのは危ない。

現金が厚くても、少数株主には戻らない。配当性向は低く、自社株買いも小さい。現金は積み上がっても、価値としては割り引くべきだ。

小さな会社の利益は、一つの大口取引の増減で大きく動く。2026 年 9 月期の増益の大半も、少数の商品の大量受注の可能性がある。反動に備えるべきだ。

どちらに重みを置いたか

筆者は、慎重な見方のほうが強いと判断した。足元の回復は事実だが、販売先に価格を握られる構造と、四半期ごとの細りは見逃せない。中立の営業利益率は過去の中央値の 5% に置き、確率は中立に最も重みを置き、やや悲観を楽観よりやや厚くした。純現金が厚く、悲観でも会社は傾かないため、悲観は 1 割にとどめた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 1,671 円54 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 451 円15 億円)。 今の値に割り戻すと 1,019 円33 億円、今との差 +15.8%、 期待の年率 +9.2%(資本コスト 8.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 3,841 円124 億円 736 円24 億円 +420.1% +17.9% 320 円10 億円
やや楽観 18% 2,703 円87 億円 593 円19 億円 +274.6% +14.1% 593 円19 億円
中立 38% 1,900 円61 億円 488 円16 億円 +171.3% +10.5% 907 円29 億円
やや悲観 27% 615 円20 億円 364 円12 億円 +11.2% +1.1% 264 円9 億円
悲観 10% 280 円9 億円 93 円3 億円 −57.6% −8.2% 37 円1 億円
加重平均100% 1,671 円54 億円451 円15 億円 +141.2% +9.2% 2,123 円68 億円

今の株価時価総額 880 円28 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 輸入雑貨の企画力が一般小売にも広がり、利益率が 7% 台に乗る 利益 8 億円 · PER 14.1 倍 · 株価時価総額 3,841 円124 億円

百円を超える価格帯の一般小売向け商品が育ち、百円ショップ向けの量も出店とともに緩やかに伸びる。販売個数は今より 3 割ほど増え、価格帯の見直しで 1 個あたりの売上は物価並みに上がる。

百円ショップ各社が新店を出し、品ぞろえを広げる流れにも乗る。企画の当たりが続き、売れ残りの値引きが減る。営業利益率は 7% 台半ばで安定する。2026 年 9 月期の水準が一時の偶然でなかったと証明される姿だ。

稼いだ現金は配当と自社株買いに厚く回り、財務はいっそう軽くなる。それでも販売先の大手百円ショップに価格を決められる構造は変わらず、堀は浅いままである。

  • 百円ショップ向けを中心とする雑貨:数量 1.3(販売個数(億個、百円ショップ向けを中心とする全社の個数))× 価格 112(1 個あたりの売上(円、名目。10 年の中立は 1.25 倍))→ 売上 145 億円・営業利益 11 億円。個数 × 1 個あたり売上

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 18.7% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 12.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)3 億円。全体の PER 14.07 倍、時価総額 113 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2026/9 期の営業利益率は 8% 台の計画だが、3Q 単独は 4.6% に細った。過去 9 期の山は 6.9%。7% 台が 10 年続くのは例外なので 1 割を切る確率にした。

やや楽観 18% 新商品の当たりと調達の改善で、利益率が 6% 台に定着する 利益 6 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 2,703 円87 億円

百円ショップ向けの量は小幅に増え、一般小売向けの商品も少しずつ積み上がる。価格は物価よりやや低い上昇にとどまるが、調達の見直しと値引きの減少で、営業利益率は 6% 前後に定着する。

百円ショップ向けの企画では、安定した定番品が収益の柱になる。2024 年 9 月期のような赤字は避けられる。配当は利益の 4 割ほどを保ち、残りは現金として積み上がる。

販売先の取引条件が大きく変わらないことが前提だ。

売上は百円ショップ向けの定番品が支え、利益は安定して積み上がる。ただ、価格を相手が決める構造は変わらないので、ここが上限に近い。

  • 百円ショップ向けを中心とする雑貨:数量 1.2(販売個数(億個、百円ショップ向けを中心とする全社の個数))× 価格 108(1 個あたりの売上(円、名目。10 年の中立は 1.25 倍))→ 売上 125 億円・営業利益 8 億円。個数 × 1 個あたり売上

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.2% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 10.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)3 億円。全体の PER 13.33 倍、時価総額 76 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2026/9 期の回復は実績として出ており、会社計画も 6.9% を見込む。ただし山の 6.9% 以下にとどまる前提で、中立の半分ほどの確率を置いた。

中立 38% 量は横ばい、利益率は過去の中央値の 5% 前後に戻る 利益 4 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 1,900 円61 億円

販売個数は百円ショップの出店と人口減が相殺して横ばい。価格は、百円の価格帯の制約から物価の 3% には届かず、10 年で 1.25 倍ほどにとどまる。

特別な事件は起きず、会社は淡々と商いを続ける。営業利益率は過去 9 期の中央値に近い 5% 前後。2026 年 9 月期の 8% 台は、販売先との条件と為替の好条件が重なった一時の山と見る。

配当は 4 割ほどを続け、残りは積み上がる。事業の稼ぎは伸びるが、資本の厚みも増すため、ROE は 7% 台にとどまる。

10 年たっても、会社の姿は今とあまり変わらない。事業は堅実に続くが、ためた現金の使い道は限られ、株主への戻りも限定的である。

  • 百円ショップ向けを中心とする雑貨:数量 1.0(販売個数(億個、百円ショップ向けを中心とする全社の個数))× 価格 104(1 個あたりの売上(円、名目。10 年の中立は 1.25 倍))→ 売上 107 億円・営業利益 5 億円。個数 × 1 個あたり売上

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.0% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 9.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)3 億円。全体の PER 12.48 倍、時価総額 51 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:足元の急回復は 1 年分の実績で、3Q 単独は 4.6% に細った。2024 年 9 月期の赤字もあり、過去の中央値に戻る形をもっとも起こりやすいと見て 4 割弱を置いた。

やや悲観 27% 販売先の値下げ圧力が続き、利益率が 3% 台に沈む 利益 2 億円 · PER 4.7 倍 · 株価時価総額 615 円20 億円

百円ショップ大手が調達を自社で厚くし、当社の個数は 1 割近く減る。価格転嫁も思うように進まず、1 個あたりの売上は物価に大きく遅れる。

新商品の投入は続くが、当たり外れの振れが大きく、安定した稼ぎにならない。営業利益率は 3% 前後に落ち、赤字の期も混じる。配当は利益の 4 割を守れず、現金が積み上がっても少数株主には戻りにくい。

自社ブランドと一般小売向けで食いつなぐが、量の減少を補うには足りない。

営業の効率化で固定費を絞るが、量の減少と価格の低下を補い切れず、会社の稼ぐ力は目減りする。それでも借金が小さいため、危機にはならない。

  • 百円ショップ向けを中心とする雑貨:数量 0.9(販売個数(億個、百円ショップ向けを中心とする全社の個数))× 価格 96(1 個あたりの売上(円、名目。10 年の中立は 1.25 倍))→ 売上 88 億円・営業利益 3 億円。個数 × 1 個あたり売上

倍率:事業の ROE 4.0% が k 8.75% 以下なので、PER の上限は 1÷k = 11.8 倍に ROE÷k = 0.47 を掛けた 5.6 倍。稼ぐ力から置き、利益の質(顧客の偏り、赤字の期)を見て、上限の 85% の 4.7 倍に置いた。

確率:2024 年 9 月期は粗利が減り販管費が増えて赤字に落ちた。販売先の大手が価格を決める構造から、強気側の筋書きよりやや厚く置いた。

悲観 10% 主な販売先の調達が内製や他社へ移り、赤字が常態になる 利益 0 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 280 円9 億円

大手の百円ショップが調達先を絞り、あるいは自社で直接調達に切り替える。当社の個数は 3 割減り、1 個あたりの売上も上がらない。

工場を持たない会社なので固定費は軽いが、在庫の評価損と販管費の重さで赤字が続く。配当は止まり、自己資本は減損で目減りする。

従業員は少なく、事務所と倉庫を縮めて固定費を抑える。会社の価値は稼ぐ力ではなく、手元の現金と回収できる売掛金・在庫で測られる。

事業の縮小を決め、残った現金の使い道が株主の関心事になる。清算されない限り、少数株主が現金の使い方を決めることはできない。

  • 百円ショップ向けを中心とする雑貨:数量 0.7(販売個数(億個、百円ショップ向けを中心とする全社の個数))× 価格 88(1 個あたりの売上(円、名目。10 年の中立は 1.25 倍))→ 売上 61 億円・営業利益 0 億円。個数 × 1 個あたり売上

倍率:悲観は事業の純利益がほぼゼロで PER では置けない。値は純現金と回収できる資産から置き、減損後の自己資本 21 億円(今の水準)に PBR 0.43 倍を掛けた(やや悲観の価値より低い)。借金は小さく、EV の倍率で割安・割高は言わない。

確率:2024 年 9 月期の赤字が現実に起きた。販売先が少数の大手に偏る事業なので無視できないが、取引は 25 年続いてきたため 1 割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

百円ショップ向けを中心とする雑貨

百円ショップ向けの雑貨の企画・調達・卸。自社ブランド amifa と販売先ブランドの両方。

数量販売個数(億個、百円ショップ向けを中心とする全社の個数)価格1 個あたりの売上(円、名目。10 年の中立は 1.25 倍)売上営業利益
今 2025/09 1.1 83 88 3
10 年後 中立 1.0 104 107 5

取り方:2025 年 9 月期の売上 88.4 億円を、開示された販売個数 約 1.06 億個(第三者サイトの数字、一次未確認)で割った推定。単一セグメントなので、百円ショップ向けと一般小売向けを分けずに全社で置いた。

リスクと懸念

販売先の偏りと内製化

売上の約 9 割が百円ショップ向けで、販売先は少数の大手に偏る。調達の内製や直接取引への切り替えが起きれば、個数と価格が一度に落ちる。

利益率の振れ

営業利益率は 2017 年の 6.9% から 2024 年の赤字まで大きく動いた。2026 年 9 月期の 8% 台も、四半期ごとに細っており、定着するかは分からない。

為替・運賃・中国の調達

調達の 9 割超が海外で、中国が中心。為替と海上運賃、現地の人件費の上昇が原価を直撃する。価格帯が決まっているため、転嫁は遅れる。

在庫と売れ残り

企画の外れた商品は値引きや評価損になる。2024 年 9 月期は粗利の減少と販売管理費の増加で赤字に落ちた。

価格帯の制約

百円という価格帯のため、物価の上昇を卸値に乗せにくい。量目の変更か価格帯の引き上げで対応するが、販売先の合意が要る。

小さな会社の流動性

時価総額は 28 億円と小さく、取引量も限られる。少数株主に現金が戻る約束も弱い。

今後の分かれ目

営業利益率が 6% 台を 2 年続けて保ったら
中立の利益率を上げ、楽観側の確率を厚くする。
販売先の大手が当社への発注を減らし始めたら
やや悲観・悲観の確率を上げる。売上の 9 割を占める相手からの変化は、一度に効く。
配当性向の引き上げや自社株買いが発表されたら
積み上がった現金の戻り方を 1.0 に近づけ、価値を上げる。
円高や運賃の低下で原価が下がったら
利益率は一時的に上振れするが、転嫁圧力も強まるため、中立は据え置く。
第三者の買収提案が出たら
時価総額が小さく現金が厚いので、買い手には魅力的。条件次第で評価し直す。

見ておくもの

  • 四半期の営業利益率
  • 主な販売先との取引条件
  • 為替と海上運賃
  • 現金と配当の方針
  • 一般小売向け商品の比率

倍率と資本コストの決め方

セグメントは単一で、個数と 1 個あたり売上は第三者サイトの個数から推定した。価格は百円の価格帯の制約から、中立では物価の 3% より低い 10 年 1.25 倍。倍率は ROE と k から、弱い堀の式で上限を出し、その 9 割に置いた。今の株価や過去の倍率には寄せていない。事務所と倉庫の賃借はあるが、リースの約束は大きくなく、新リース会計基準で数字の形が変わる点は 10 年後を今の形でそろえて置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.8→14.07 倍・やや楽観 PER 11.02→13.33 倍・中立 PER 9.24→12.48 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.0% = 8.5%。ガバナンスや顧客の偏りは筋書きと確率で表し、k には重ねない。同じ百円ショップ向けのレックは +0.75% で、当社は規模が小さく顧客がさらに偏るぶん 0.25% 上に置いた。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 8.75%。

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割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 2026/9 期 第 3 四半期 決算説明資料(JPX)
  2. 2025/9 期 決算短信(JPX)

分析日 2026-10-22