株譜
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永大産業株式会社 7822

住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)246 円109 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)241 円107 億円差 +2.1%
10 年後から見ると 適正 価値 246 円109 億円 · 差 +2.1% · 期待の年率 +7.6%
期待の年率リターン(10 年)+7.6%資本コスト比 −0.9 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

永大産業は、床材・室内ドア・収納を作ってハウスメーカーに卸す、住宅内装建材の老舗だ。売上の 84% が住宅資材で、その利益は 43 億円と、この 5 年でいちばん高い。一方、合弁の木質ボード事業は 4 期連続の赤字で、2026 年 3 月期に 51 億円の減損を出し、純損益は 28 億円の赤字になった。筆者の結論は、本業は悪くないが、ボードの借入に当社の保証が付いている以上、安いとは言えず、中立でも今の時価総額をやや下回る、ということだ。

本業の強みは顧客の太さだ。住友林業が売上の 19%、建材商社の SMB建材が 13% を占め、新築の住宅需要に深く入っている。弱みは、その新築が長く細る方向にあることだ。野村総合研究所は、新設住宅着工が 2030 年度の 80 万戸から 2040 年度の 61 万戸へ減ると見る。

木質ボードを担う ENボードは、当社 65%、日本ノボパン工業 35% の合弁だ。借入は約 172 億円、債務超過は 135 億円で、財務制限条項に触れた。金融機関は期限の利益を奪わないと同意したが、保証の責任は当社に残る。

中立では、10 年後の営業利益は 28 億円、純利益は 15 億円。自己資本は厚いが稼ぐ力に対して大きすぎ、ROE は 3% にとどまる。確率で重みづけした総合は、今の時価総額を 2 割近く下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、永大産業は「資産は厚いが、稼ぎが薄く、資本の使い方に傷がある」会社だ。時価総額は自己資本の 3 割に満たない。それだけを見れば安く見えるが、帳簿の自己資本には、利益を生まない土地や工場が含まれる。ROE が資本コストを下回る会社の資産は、帳簿どおりの値打ちを持たない。

見るべきは稼ぐ力だ。本業の住宅資材は 43 億円の利益を出す。全社費用 21 億円を引くと約 22 億円。ここからボードの赤字と利払いを引き、税を払うと、手元に残るのは 10 億円前後にすぎない。

もう 1 つは保証だ。ENボードが行き詰まれば、当社が債務保証の責任を負う。これは帳簿の外に近いリスクで、安全域を削る。

筆者は、ボードが月 1.5 万トンで安定し、黒字になったと確認できるまで、帳簿の厚さを理由に買う気にはなれない。確認できれば、利益は 2 倍以上に動き得る。事業の質というより、1 つの工場の稼働率に株主の運命がかかっている会社だ。

何で稼ぐ会社か

売上の 84% を占める住宅資材は、床材、室内ドア、収納、階段などの内装を作る。住宅の内側を一式そろえて納める「内装システム」が売りで、ハウスメーカーの仕様に合わせて作り込む。売上は 621 億円、セグメント利益は 43 億円、利益率は 7%。

主な売り先は住友林業(売上の 19%)と建材商社の SMB建材(13%)だ。製品には、床材の「コンカーボ」や「銘樹」ブランドがある。収納にはペット対応品を加え、単価を上げてきた。

木質ボードは、木のチップを接着剤で固めたパーティクルボードを作る。床の下地や家具の芯に使う、目立たないが量の出る素材だ。2022 年 11 月に ENボードが操業を始めた。売上は 116 億円と前年から 14% 伸びたが、セグメント損失は 16 億円。工場は月 1.5 万トンでの安定生産を目指していて、実績は 1.37 万トン前後まで来た。

ほかに遊休地の賃貸が小さくある。全社費用(本社費や研究費)が年 21 億円ほどかかり、連結の営業利益を 7 億円まで押し下げている。

優良さと弱いところ

堀は弱いと見る。床材やドアは、ハウスメーカーの仕様に合わせた受注生産が中心で、値段は顧客が強く握る。住友林業と SMB建材の 2 社で売上の約 3 割を占め、発注が減ればすぐ稼働率に響く。

それでも、本業の利益は着実に戻った。住宅資材のセグメント利益率は、2023 年 3 月期の 2.3% から 2026 年 3 月期の 7.0% まで上がった。原材料高を値上げで通し、物流や生産を見直した成果だ。

弱点は 2 つある。1 つは資本効率だ。自己資本は 418 億円と厚いのに、過去 10 年の ROE の中央値は 0.4% にすぎない。土地や工場に資金が眠り、稼ぐ力が小さい。もう 1 つは木質ボードへの投資判断だ。合弁で作った大型工場は、立ち上げから 4 年たっても黒字にならず、51 億円の減損を出した。資本配分の失敗として数える。

経営は中期計画で、ボードの安定生産と、新築依存を減らす非住宅・リフォーム・海外を掲げる。方向は正しい。ただ、ボードが黒字に転じるかどうかで、すべてが決まる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の住宅内装建材は、新築の数で需要が決まる成熟市場だ。新設住宅着工は 2025 年度の約 71 万戸から、野村総合研究所の予測で 2030 年度に 80 万戸へ戻り、その後 2040 年度に 61 万戸へ下がる。持家に限ると 20 万戸から 14 万戸に減る。永大産業の主力は持家と分譲の内装なので、数量の向かい風は強い。

補う先はリフォームだ。広義のリフォーム市場は 2024 年の約 8.3 兆円から 2040 年に 9.2 兆円へ、ゆっくり伸びる。ただ、窓口は工務店や小売りで、ハウスメーカーとの直接取引とは売り方が違う。永大産業は住宅流通と組んで広げようとしているが、結果が出るまで時間がかかる。

競合は、大手の内装建材メーカーと、ハウスメーカー専用品を作る会社が入り乱れる。値段は原材料と物流費の転嫁がテーマで、木材高は数か月遅れで値上げに乗る。

パーティクルボードは、国内の販売額が 2024 年で 442 億円ほどの小さな市場だ。輸入品が多く、東南アジア産が値段を決める面がある。ENボードの 116 億円は、概算で国内の約 4 分の 1 にあたる。告示の改正による他の面材からの置き換えを狙った工場だが、チップや接着剤、電力の費用が採算を左右する。

資本政策と M&A

配当は「安定配当」が方針で、2026 年 3 月期は総額 4.4 億円を、赤字でも変えなかった。自社株買いは行っていない。

政策保有株は上場 13 銘柄で 58 億円。最大は住友林業の 16 億円で、取引先との関係を持つ。2025 年の検証では全銘柄の継続を決めた。売る方針は数字では示されていない。

問題は借入の構造だ。連結の借入金 208 億円の大半は ENボードのもので、返済期限は 2037 年 11 月、土地や建物が担保に入る。ENボードは債務超過 135 億円で、財務制限条項に触れたが、金融機関は期限の利益を奪う権利を使わないと同意した。2026 年 4 月には MUFG の借入 38.5 億円の条項を、日本ノボパンからの借入を維持する形に改めた。当社は債務を保証し、個別決算で債務保証損失引当金を積み始めた。

大株主は取引先持株会 9.4%、住友林業 5.2%、大日本印刷 5.1%。買収の対象としては、ENボードの保証債務がついて回るため、買い手を選ぶ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

本業の利益は戻っている。住宅資材のセグメント利益は 43 億円で、利益率は 7%。値上げが通り、物流の見直しも効いた。

足を引っ張るのは ENボードだが、その赤字は縮んでいる。損失は 23 億円から 16 億円へ減り、生産は月 1.37 万トン前後まで来た。月 1.5 万トンの安定生産に乗れば、固定費の負担が軽くなる。しかも 51 億円の減損で設備の簿価が下がり、償却は軽くなった。値段が物価で上がっても、償却は増えない。この差は利益に残る。

会社は 2027 年 3 月期に営業利益 16 億円、純利益 20 億円を見込む。金融機関は財務制限条項の件で期限の利益を奪わないと同意しており、返済期限は 2037 年だ。時間は買えている。

自己資本は 418 億円あり、時価総額は 108 億円。上場株 58 億円と土地を持つので、事業が悪くなっても帳簿の底は深い。リフォームと非住宅、海外に広げれば、新築の減少も補える。

慎重な見方

営業利益 7 億円のうち、本業の利益はほぼ全社費用とボードの赤字に消えている。ボードは 4 期連続の赤字で、4 年かけても黒字にならなかった。減損 51 億円は、立ち上げを読み違えた証拠だ。

問題は保証だ。ENボードの債務超過は 135 億円。借入 172 億円のうち返せない分は、合弁相手と当社が分け合うが、日本ノボパンに十分な余力があるとは限らず、当社に負担が偏る恐れがある。個別決算では債務保証損失引当金の計上が始まった。

本業は新築に張り付く。着工は 2030 年度から 2040 年度で 80 万戸から 61 万戸に減る。利益率 7% は 5 年で最高の水準で、さらに伸ばす余地は小さい。住友林業と SMB建材の 2 社で 3 割を占め、値引き要求に弱い。

自己資本の厚さも当てにならない。10 年間、ROE の中央値は 0.4% だった。利益を生まない資産は、帳簿どおりに売れない。借入 208 億円が 3.5% に借り換わるなら、利払いは年 7 億円を超える。

どちらに重みを置いたか

本業の回復は本物だが、ボードの再建はまだ見えず、保証の重さも残る。慎重な見方を少し強いと判断し、中立に 4 割、やや悲観と悲観で 37% を置いた。楽観は、ボードが月 1.5 万トンで黒字になる姿で、1 割に満たない。

ボードの月産と損益が 2 期続けて改善すれば、悲観の確率を下げる。逆に、債務保証の追加損失や財務制限条項の再抵触が出れば、悲観を上げる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 388 円171 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 112 円50 億円)。 今の値に割り戻すと 246 円109 億円、今との差 +2.1%、 期待の年率 +7.6%(資本コスト 8.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 958 円423 億円 181 円80 億円 +372.6% +16.8% 68 円30 億円
やや楽観 17% 692 円306 億円 147 円65 億円 +248.1% +13.3% 143 円63 億円
中立 40% 412 円182 億円 118 円52 億円 +120.0% +8.2% 212 円94 億円
やや悲観 24% 136 円60 億円 91 円40 億円 −6.1% −0.6% 54 円24 億円
悲観 13% 115 円51 億円 57 円25 億円 −28.6% −3.3% 22 円10 億円
加重平均100% 388 円171 億円112 円50 億円 +107.3% +7.6% 500 円221 億円

今の株価時価総額 241 円107 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 6% 楽観:木質ボードが月 1.5 万トンで安定し、住宅資材は高付加価値品で利益率を保つ 利益 36 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 958 円423 億円

木質ボードの生産が月 1.5 万トンで安定し、東南アジアからの輸入品に対しても、国内の下地材の需要を取れる。ENボードの設備は減損で簿価が軽くなり、償却は物価で膨らまない。値段だけが 1.4 倍に上がるので、ボードの利益率は 8% を超える。

住宅資材は、銘樹やコンカーボのような高付加価値の床材とペット対応の収納で単価を上げる。新築は減るが、リフォームと非住宅が穴を埋め、数量は今の 0.97 倍にとどまる。

営業利益は約 60 億円、利益率は 5.7%。過去 12 年で最も高かった 2014 年 3 月期の 5.9% に迫る水準で、これ以上は置けない。借入は返済が進み、配当は増える。

ただしこの姿でも、自己資本は大きいままで ROE は 6% 台にとどまる。

  • 住宅資材(床材・ドア・収納・階段):数量 150(住戸の内装セット数(万セット))× 価格 56(1 セットの平均金額(万円))→ 売上 842 億円・営業利益 67 億円。数量 0.97 倍、高付加価値品で単価 1.40 倍
  • 木質ボード(ENボード):数量 197(年間生産量(千トン))× 価格 9.90(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 195 億円・営業利益 17 億円。月 1.5 万トンの安定生産と輸入代替で 1.2 倍
  • 不動産の有効活用:数量 1.0(件数)× 価格 1.66(1 件あたり売上(億円))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。賃貸

倍率:事業の純利益 36 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.6% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 423 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社が掲げる月 1.5 万トンの安定生産が定着し、ENボードの赤字が早く止まる筋書き。住友林業向けの床材・収納の高単価化も同時に要る。両方がそろうのは難しく、1 割に満たない。

やや楽観 17% やや楽観:ボードが小さな黒字に届き、住宅資材の利益率 7% が保たれる 利益 26 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 692 円306 億円

住宅資材は新築の減少を、リフォームと非住宅の拡大で一部取り返す。数量は 0.93 倍、単価は物価並みの 1.37 倍。セグメント利益率は今の 7% を保つ。

ボードは月産が 1.5 万トン近くで安定し、売価の改善で 6% の利益を出す。償却は減損で軽く、立ち上げ期の歩留まりの悪さも消える。

営業利益は約 44 億円、利益率は 4.7%。全社費用は物価で増えるが、効率化で一部を抑える。

借入は返済が進むが、借り換えで金利が 3.5% に上がり、利払いは今より重い。配当は少しずつ増やし、10 年で 65 億円を払う。

  • 住宅資材(床材・ドア・収納・階段):数量 144(住戸の内装セット数(万セット))× 価格 55(1 セットの平均金額(万円))→ 売上 790 億円・営業利益 58 億円。数量 0.93 倍、単価 1.37 倍
  • 木質ボード(ENボード):数量 189(年間生産量(千トン))× 価格 9.69(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 183 億円・営業利益 11 億円。数量 1.15 倍
  • 不動産の有効活用:数量 1.0(件数)× 価格 1.66(1 件あたり売上(億円))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。賃貸

倍率:事業の純利益 26 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.1% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 306 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:足元の流れの延長。値上げが通った実績があり、ボードの生産は前年比 6.5% 増と改善している。会社の 2027 年 3 月期予想(営業利益 16 億円)をその後も伸ばせる姿で、2 割弱に置いた。

中立 40% 中立:本業は 7% 弱の利益率を保ち、ボードは損益ゼロ近辺。営業利益 28 億円 利益 16 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 412 円182 億円

住宅資材の数量は新築の減少で 0.90 倍に細る。リフォームと非住宅が一部を補うが、全部は戻らない。単価は物価並みの 1.34 倍。セグメント利益率は 6.6% で、今の 7.0% を少し下回る。

ボードは月 1.5 万トンに近づき、数量は 1.10 倍。値段は 1.34 倍で、償却が減損後で軽いぶん、利益率は 3% に届く。損益はおおむね収支均衡で、利払いを入れれば赤字が残る。

全社費用は 21 億円が物価の 1.3 倍の 27 億円に増える。営業利益は 28 億円、利益率は 3.1%。

この姿でも、借入の金利は 3.5% に上がり、利払いが利益を食う。純利益は 15 億円、自己資本は 460 億円台で ROE は 3% にとどまる。配当は年 5 億円前後。

  • 住宅資材(床材・ドア・収納・階段):数量 140(住戸の内装セット数(万セット))× 価格 54(1 セットの平均金額(万円))→ 売上 748 億円・営業利益 49 億円。数量 0.90 倍、単価 1.34 倍
  • 木質ボード(ENボード):数量 181(年間生産量(千トン))× 価格 9.47(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 171 億円・営業利益 5 億円。月産 1.5 万トン近く、利益率 3%
  • 不動産の有効活用:数量 1.0(件数)× 価格 1.66(1 件あたり売上(億円))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。賃貸

倍率:事業の純利益 16 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.3% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 182 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:本業の回復は実績だが、ボードは 4 期赤字で、黒字化は計画止まり。中立は「ボードがようやく収支均衡に近づく」姿に置き、一番厚くした。

やや悲観 24% やや悲観:新築の減少が早く、ボードの赤字が残る。営業利益は 17 億円 利益 8 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 136 円60 億円

新築着工が予測を下回り、住宅資材の数量は 0.86 倍。ハウスメーカーの値下げ要求も強く、単価は物価に届かない 1.32 倍にとどまる。セグメント利益率は 6.0% に下がる。

ボードは月産が 1.4 万トン台にとどまり、輸入品との競争で売価が伸びず、わずかな赤字が続く。

営業利益は約 17 億円、利益率は 2.0%。全社費用は物価で増え、効率化でも吸収しきれない。借り換えで利払いが膨らみ、純利益は 8 億円にとどまる。

配当は半分に減らし、10 年で 40 億円。債務保証の追加損失は出さずに済むが、金融機関との再交渉が毎年のテーマになる。

  • 住宅資材(床材・ドア・収納・階段):数量 133(住戸の内装セット数(万セット))× 価格 53(1 セットの平均金額(万円))→ 売上 704 億円・営業利益 42 億円。数量 0.86 倍、単価 1.32 倍
  • 木質ボード(ENボード):数量 172(年間生産量(千トン))× 価格 9.05(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 156 億円・営業利益 2 億円。赤字が止まらず
  • 不動産の有効活用:数量 1.0(件数)× 価格 1.66(1 件あたり売上(億円))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。賃貸

倍率:PER 7.5 倍。ROE は 2% 弱で k を大きく下回り、上限 11.1 倍の約 68%。利益が薄く、借入の重さで質が低い。

確率:新築の落ち込みが NRI の予測より早い場合と、ボードが損益ゼロに届かない場合の合わせ技。会社は 4 期連続で赤字を出しており、実績は慎重な見方に近い。

悲観 13% 悲観:ENボードが行き詰まり、保証の損失が当社に回る 利益 −12 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 115 円51 億円

ボードの赤字が止まらず、金融機関が条項の同意を更新しなくなる。ENボードは再建か整理に入り、当社は債務保証の履行と追加の出資で、約 90 億円の損失を負う。日本ノボパンも余力が限られ、負担は当社に偏る。

住宅資材は新築の落ち込みと価格競争で数量は 0.75 倍、単価は 1.20 倍にとどまる。セグメント利益率は 3% に落ちる。

営業利益は赤字になり、全社費用は削れない。自己資本は損失で約 300 億円まで減る。配当は 5 億円ほどで止まる。

株主に残る価値は、上場株式と土地・工場の処分価格が中心になり、帳簿の自己資本の 2 割弱にすぎない。

  • 住宅資材(床材・ドア・収納・階段):数量 116(住戸の内装セット数(万セット))× 価格 48(1 セットの平均金額(万円))→ 売上 558 億円・営業利益 17 億円。数量 0.75 倍、単価 1.20 倍
  • 木質ボード(ENボード):数量 115(年間生産量(千トン))× 価格 8.13(1 トンあたり販売価格(万円))→ 売上 93 億円・営業利益 −7 億円。整理・縮小で赤字
  • 不動産の有効活用:数量 1.0(件数)× 価格 1.49(1 件あたり売上(億円))→ 売上 1 億円・営業利益 1 億円。賃貸

倍率:PBR 0.17 倍を減損後の自己資本 300 億円に掛けた。稼ぐ力は赤字で、価値は上場株式と事業用資産の処分価格が中心。今の自己資本 418 億円には掛けていない。

確率:合弁のボード事業が資金繰りで行き詰まり、保証の履行や追加の支援が要る筋書き。債務超過 135 億円、4 期連続の赤字、財務制限条項の抵触という実績に沿う。1 割強の確率を置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

住宅資材(床材・ドア・収納・階段)

住宅の内装に使う床材・室内ドア・収納・階段などを作り、ハウスメーカーと建材商社に卸す。売上の 84%。

数量住戸の内装セット数(万セット)価格1 セットの平均金額(万円)売上営業利益
今 2026/03 155 40 621 43
10 年後 中立 140 54 748 49

取り方:売上 620.6 億円・セグメント利益 43.4 億円は有価証券報告書。セット数と単価は開示がなく、売上から「1 住戸分の床・ドア・収納で約 40 万円」と置いた推定。新築と改装の出荷を戸数に換算した。

木質ボード(ENボード)

合弁会社 ENボード(当社 65%)が作るパーティクルボード。木のチップを固めた板で、床の下地や家具の芯に使う。

数量年間生産量(千トン)価格1 トンあたり販売価格(万円)売上営業利益
今 2026/03 164 7.07 116 −16
10 年後 中立 181 9.47 171 5

取り方:売上 116.0 億円・セグメント損失 16.2 億円は開示。生産実績 13,676 は月平均トンと読み、年 164 千トンと推定した。単価は売上÷数量の逆算。

不動産の有効活用

遊休地の賃貸など。小さく、利益は全社の調整の中に埋もれる。

数量件数価格1 件あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 1.0 1.24 1 1
10 年後 中立 1.0 1.66 2 1

取り方:売上 1.2 億円・利益 0.7 億円は開示。

リスクと懸念

ENボードの債務と保証

ENボードは債務超過 135 億円で、借入 172 億円に当社の保証が付く。財務制限条項にも触れた。金融機関は同意しているが、再び抵触すれば追加の損失が当社に回る。

ボードの赤字が続く

ボードは 4 期連続の赤字で、セグメント損失は 16 億円。月 1.5 万トンの安定生産に乗らず、輸入品との競争で売価が伸びなければ、減損のあとも赤字が残る。

新築住宅の減少

新設住宅着工は、野村総合研究所の予測で 2030 年度の 80 万戸から 2040 年度の 61 万戸へ減る。主力は持家と分譲の内装で、数量の向かい風が長く続く。

顧客の集中

住友林業と SMB建材で売上の約 3 割を占める。発注の方針転換や値引き要求が、そのまま稼働率と利益率に響く。

木材・原料・電力の費用

輸入木材や接着剤、電力の費用が上がっても、値上げが数か月遅れて乗る。ボードは特に、輸入品の値段に縛られて転嫁しにくい。

低い資本効率

自己資本 418 億円に対し ROE の中央値は 0.4%。土地や工場が利益を生まず、帳簿の厚さが株主の取り分にならない。

金利の上昇

借入 208 億円が借り換えで 3.5% 前後になれば、利払いは年 4 億円ほど重くなる。利益が薄い会社には大きい。

今後の分かれ目

ボードの月産が 1.5 万トンで 2 期続き、セグメント損益が黒字になる
中立のボードの利益率を 3% から 5% に上げ、やや楽観を中心に見直す。
債務保証損失の追加計上や、財務制限条項の再抵触が出る
悲観の確率を 13% から 25% 前後に上げる。
住友林業向けの売上が 1 割以上減る
住宅資材の数量を 0.90 倍から 0.82 倍に下げ、利益率も 1 ポイント下げて見直す。
新設住宅着工が 2030 年度に 70 万戸へ戻らない
中立の数量を 0.86 倍に下げる。
政策保有株を売って借入を返す方針が数字で示される
純負債は減るが、受取配当も減る。利益への効果は小さいとみる。
ボードを日本ノボパンに譲る、または整理する決定が出る
保証の損失は確定するが、赤字は止まる。損失額次第で悲観と中立の間に置く。

見ておくもの

  • ボードの月産(目標 1.5 万トン)とセグメント損益
  • 住宅資材のセグメント利益率(今 7.0%)
  • 債務保証損失引当金の残高と財務制限条項の条件
  • 新設住宅着工と住友林業向けの売上比率
  • ENボードの借入の借り換え条件

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業の ROE が資本コスト 8.5% に届かない前提で、式の上限 1÷k=11.1 倍の 7〜9 割に置いた。時価総額が自己資本の 3 割に満たないことは、倍率の根拠に使っていない。今の株価が倍でも半分でも、数字は利益と確率だけから出る。新リース会計基準は 2028 年 3 月期から数字の形を変えるが、10 年後の数字は家賃を営業費用に入れた今と同じ形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10→11.76 倍・やや楽観 PER 9.5→11.76 倍・中立 PER 8.5→11.76 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.5% を加えて 9.0%。ボードの保証と新築の縮小を反映した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.00% → 8.50%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 永大産業 有価証券報告書要約(2026/03 期)
  2. 永大産業 セグメント別売上高・利益の推移
  3. 野村総合研究所 新設住宅着工戸数とリフォーム市場の予測(2026/06)

分析日 2026-10-19