株譜
AI 銘柄分析 · その他製品 · 試作

光村印刷 7916

資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,438 円44 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,829 円56 億円差 −21.4%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,438 円44 億円 · 差 −21.4% · 期待の年率 +5.4%
期待の年率リターン(10 年)+5.4%資本コスト比 −3.6 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

光村印刷は、美術書やカタログの刷りで名を上げた東京の中堅の印刷会社だ。筆者の結論は割高である。手元の現金と持っている株は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字で、その資産が株主に戻る道筋が見えないからだ。

売上は10年で2割細り、営業損益はこの6期のうち5期で赤字だった。紙の需要が減る中、工場を狭山に集め、新聞の印刷を読売新聞との合弁の子会社に移した。打てる手は打っているが、会社は来期も3億円台の営業赤字を見込む。

資産は厚い。純現金は48億円、取引先の株は57億円ある。だが、三菱製紙・DIC・読売が株の4割を持ち合う。現金は配当にしか回らず、自社株買いもない。

筆者は、印刷の赤字が縮みながら続き、賃貸の利益で全体が小さな黒字を保つ姿を真ん中に置く。その姿では、眠る資産の多くは株主の値打ちにならない。

資産の厚さは下値の支えにはなる。だが、値上がりの理由にはならない。上がるには、資産を株主に戻す決断が要る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、光村印刷は「値札より中身は多いが、その中身に手が届かない会社」だ。

純現金48億円と取引先の株57億円を足せば、時価総額の倍近い。だが、少数の株主はその資産の使い道を決められない。会社は資産を持ち続け、本業の赤字の穴埋めに少しずつ使う。10年たっても現金が株主に戻らなければ、その価値は年に2%の利息でしか増えない。

事業そのものは、オーナーとして持ちたい形ではない。縮む市場で値段を決められず、利益は賃料頼みだ。

安い値段に見える会社が、本当に安いとは限らない。資産を株主に戻す仕組みが無い限り、筆者はこの値段に安全域を見ない。

持ち合いがほどけ、資産が開く日が来れば話は変わる。ただ、それは筆者が予想して値段を払うものではない。筆者が待つのは、値段ではなく経営の変化だ。それまでは、外から眺める会社だ。

何で稼ぐ会社か

光村印刷は1901年創業の印刷会社で、本社は東京の品川区にある。売上は141億円、従業員は連結で600人余りだ。

稼ぎの柱は印刷で、売上の9割を占める。自治体の刊行物、企業のカタログ、美術書、ヤマト運輸の専用封筒、医薬品の包装の資材などを刷る。新聞は読売新聞の印刷を受け、2026年1月からは読売と共同で持つ光村高速オフセットの新工場で刷る。読売とヤマト運輸の2社で売上の4割を占める。

残りは2つの小さな事業だ。1つはスクリーン印刷やエッチングの技術を生かした産業資材で、水晶振動子の治具や半導体の加工テープを作る。もう1つは不動産の賃貸で、旧北品川棟の底地などを貸す。売上は5億円に満たないが、営業利益は3.6億円と、全社でいちばん稼ぐ。

言い換えれば、今の光村印刷は、赤字の印刷を、品川の土地の賃料が支える形になっている。

印刷の工場は、埼玉の狭山に集めた。川越の工場は新聞の移管で役目を終え、敷地の一部を読売に譲った。残りの2万4千㎡余りは使われないまま帳簿に残る。品川の本社のまわりでは大崎の再開発の計画があり、会社は不動産の使い方を見直すと言う。

優良さと弱いところ

光村印刷の強みは、色の再現と仕上げの美しさだ。美術書や高級なカタログで長く信用を得てきた。読売新聞やヤマト運輸と何十年も取引が続くのも、品質と納期を守ってきた証拠だ。

だが、それは値段を決める力にはなっていない。印刷は設備さえあれば誰でも刷れ、仕事の多くは入札や相見積もりで決まる。紙やインクの値上がりを売値に移すのも遅れがちだ。営業利益率は過去12年の最高でも3%台で、この6期は5期が赤字だった。

資本の効率は低い。自己資本は182億円あるが、ROEは10年の中央値で1%を切る。資産の多くは、利息しか生まない現金と、配当しか生まない取引先の株、使っていない川越の土地だ。経営は資産を持ち続けることを選んできた。

それでも、経営は手を打ち始めた。工場の集約、新聞の合弁、値上げの交渉、不採算の取引の整理だ。筆者はこれを正しい向きの手と見るが、遅かった。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

日本の印刷の市場は、1991年の約9兆円から縮み続け、いまは6兆円台だ。紙のカタログ、チラシ、自治体の刊行物は、ネットに置き換わった。新聞の部数は、この10年でほぼ4割減った。

縮む市場で、紙やインク、電気の代金は上がる。大手のTOPPANや大日本印刷は、印刷の外の半導体の部材や包装、ITの仕事に稼ぎを移した。中堅の印刷会社には、その逃げ道が細い。

残る道は2つだ。1つは工場を集めて固定費を削ること、もう1つは医薬品の包装のように、品質の要る分野へ寄ることだ。光村印刷は両方を進めている。紙で作る軟包装も実証の段階にある。

競合は、共同印刷や図書印刷、地方の中堅の印刷会社だ。業界では統合や廃業が続き、生き残った会社の稼ぎは少しずつ戻る、という見方もある。ただ、その戻りは物価の上げに追いつく程度だと筆者は見る。

新聞の印刷には別の力も働く。部数が減れば、新聞社は自前の工場と外の印刷会社のどちらかを閉じる。光村印刷は読売と合弁を作り、選ばれる側に回った。これは守りとして上手い手だ。

価格の面では、業界全体の値上げが少しずつ通り始めている。

資本政策と M&A

還元は配当だけだ。同じ額の配当を続け、総額は年1.5億円ほどだ。利益が出ない年も配当は守ってきた。自社株買いは無い。

政策保有の株は14銘柄で52億円ある。SCREENホールディングスとヤマトホールディングスが大きい。2026年3月期は三菱HCキャピタルなど3銘柄を12億円で売ったが、売る量の目標は示していない。

株主の顔ぶれは、取引先の持ち合いそのものだ。三菱製紙、DIC、読売新聞グループが合わせて4割を持つ。会社を買われにくい形で、TOBや大きな還元の圧力は届きにくい。

資本の使い方の点数は低い。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

光村印刷の株は、持っている資産だけで説明がつかないほど安い。純現金48億円に、取引先の株の税後の値打ち約48億円を足すと、時価総額57億円の倍近い。品川の土地と、遊休の川越の土地の含み益もある。

本業も底を打ちつつある。工場を狭山に集め、新聞を読売との合弁に移した。不採算の取引を見直し、値上げの交渉も一定の成果を上げた。医薬品の包装は伸びる分野で、経営資源をここに集める。

大崎の再開発も追い風だ。北品川の底地はすでに賃料を生み、再開発が進めば土地の値打ちはさらに上がる。

株主の構成も変わりうる。資本効率を問う声は持ち合いの相手にも及び、三菱製紙やDICが持ち株を手放せば、TOBや大きな還元の芽が出る。

資産の割に安い会社は、いつか誰かが目を付ける。その日を待てる株主には、下値の小さい賭けになる、と強気の側は言う。

工場の集約の効果が出るのはこれからだ。狭山に仕事を集めたことで、外に出していた加工を内で回せるようになり、外注の費用が減る。

慎重な見方

資産が厚いことと、株主が得をすることは別だ。現金は本業の赤字の穴埋めと配当に回り、自社株買いは無い。株の4割を取引先が持ち合い、会社に還元を迫る株主がいない。

本業は構造的に縮む。売上は10年で2割減り、来期も3億円台の営業赤字を見込む。工場を集めても、紙の需要の減りの方が速い。読売とヤマト運輸の2社で売上の4割で、新聞の部数は年5%前後で減る。

利益の頼りは品川の賃料だが、それは印刷の会社としての稼ぎではない。再開発で土地を売れば一度きりの利益で、その現金もまた眠る。

持ち合いの株は、取引の関係を守るために持つ。売っても数億円ずつで、残りは配当しか生まない。資産の値打ちを数えるなら、それが株主に戻る確率で割り引くべきだ。

安い値段は、眠った資産への市場の正しい割引だ、と慎重な側は言う。

川越の土地も同じだ。帳簿の値は小さく、含み益はあるが、売る相手と時期は決まっていない。眠る資産がもう1つ増えただけだ。工場の集約の効果も、需要の減りに数年で食われる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が強い。資産が時価総額を上回るのは事実だが、持ち合いの株主構成と還元の弱さから、その資産が10年のうちに株主へ戻る見込みは低い。中立は印刷の赤字が縮みながら続く姿とし、確率はやや悲観に寄せた。TOBや再開発で資産が開く筋は楽観に入れた。資産の値打ちは、戻り方0.5で半分だけ数えた。資産の解放は待つしかない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,561 円78 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 547 円17 億円)。 今の値に割り戻すと 1,438 円44 億円、今との差 −21.4%、 期待の年率 +5.4%(資本コスト 9.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 4,252 円130 億円 816 円25 億円 +177.1% +10.7% 355 円11 億円
やや楽観 18% 3,617 円111 億円 653 円20 億円 +133.5% +8.8% 769 円24 億円
中立 37% 3,005 円92 億円 555 円17 億円 +94.6% +6.9% 1,317 円40 億円
やや悲観 25% 1,427 円44 億円 499 円15 億円 +5.3% +0.5% 482 円15 億円
悲観 13% 1,107 円34 億円 326 円10 億円 −21.6% −2.4% 186 円6 億円
加重平均100% 2,561 円78 億円547 円17 億円 +69.9% +5.4% 3,108 円95 億円

今の株価時価総額 1,829 円56 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 再開発と資産の解放で値打ちが開く 利益 8 億円 · PER 11.3 倍 · 株価時価総額 4,252 円130 億円

大崎の再開発が進み、北品川の土地の賃料が上がる筋書きだ。印刷は工場の集約と値上げが効き、医薬品の包装と紙の軟包装が育って、営業利益率は2%に戻る。新聞は読売との合弁で安定して黒字を出す。

持ち合いの相手も資本効率を問われ、三菱製紙やDICが株を手放す。会社は政策保有株を売って配当を増やし、自社株買いも始める。

営業利益は10億円近くになり、純利益は8億円台に乗る。資産を抱えた会社から、資産を回す会社へ変わる姿だ。

株主の顔ぶれが変わることが、この筋書きの引き金になる。川越の遊休の土地も売れ、その代金は還元に回る。

  • 商業印刷・パッケージ:数量 900(得意先の数(推定))× 価格 1,340(1 得意先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 121 億円・営業利益 2 億円。900 社×1,340 万円(1.41 倍)、2%
  • 新聞印刷:数量 40.0(刷る新聞の部数(日量・万部・推定))× 価格 8,500(1 万部あたりの年間の受託額(万円))→ 売上 34 億円・営業利益 1 億円。日量 40 万部×8,500 万円(1.35 倍)、3%
  • 産業資材・電子部品:数量 40.0(取引先の数(推定))× 価格 1,700(1 取引先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。40 社×1,700 万円(1.37 倍)、6%
  • 不動産賃貸:数量 25.0(貸している面積(千㎡・推定))× 価格 33,000(1㎡あたりの年間の賃料(円))→ 売上 8 億円・営業利益 6 億円。2.5 万㎡×3.3 万円(1.37 倍)、70%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.3% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)38 億円。全体の PER 11.27 倍、時価総額 127 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:持ち合いの解消や大崎の再開発で資産が動く筋。株主構成が変わる必要があり7%とした。

やや楽観 18% V字回復が半分だけ実る 利益 6 億円 · PER 11.3 倍 · 株価時価総額 3,617 円111 億円

工場の集約と不採算の取引の見直しが効き、印刷の赤字が消える筋書きだ。得意先は減るが、残った仕事の単価は物価をやや上回る。医薬品の包装は少しずつ伸びる。

新聞は部数が減るが、読売との合弁で費用を分け合い、小さな黒字を保つ。賃貸は今の利益を物価並みに伸ばす。

全体の営業利益は6億円台で、純利益は6億円ほどだ。配当は少し増えるが、現金と株は持ったままで、資本の効率は低いままにとどまる。

経営の打った手が正しかったことは示せるが、株主の取り分は大きく増えない。川越の土地は売れずに残り、経営の関心は本業の立て直しに向いたままだ。

  • 商業印刷・パッケージ:数量 850(得意先の数(推定))× 価格 1,300(1 得意先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 111 億円・営業利益 1 億円。850 社×1,300 万円(1.37 倍)、0.5%
  • 新聞印刷:数量 38.0(刷る新聞の部数(日量・万部・推定))× 価格 8,442(1 万部あたりの年間の受託額(万円))→ 売上 32 億円・営業利益 1 億円。日量 38 万部×8,442 万円(1.34 倍)、2.5%
  • 産業資材・電子部品:数量 35.0(取引先の数(推定))× 価格 1,660(1 取引先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。35 社×1,660 万円(1.34 倍)、3%
  • 不動産賃貸:数量 22.0(貸している面積(千㎡・推定))× 価格 32,300(1㎡あたりの年間の賃料(円))→ 売上 7 億円・営業利益 5 億円。2.2 万㎡×3.23 万円(1.34 倍)、70%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.4% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)38 億円。全体の PER 11.33 倍、時価総額 103 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の掲げるV字回復が半分ほど実る筋。工場の集約は済んでおり18%とした。

中立 37% 印刷の赤字を賃料が埋める 利益 5 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 3,005 円92 億円

紙の需要が年2%ほど減り続け、得意先は10年で2割減る筋書きだ。値上げは物価並みにとどまり、印刷の営業利益率はマイナス1%前後の赤字が続く。新聞は部数が4割減るが、合弁で小さな黒字を保つ。

全社を支えるのは品川の賃料だ。営業利益は4億円ほどで、取引先の株の配当と現金の利息が純利益を押し上げる。

配当は今の額を守るが、現金と株は手元に残る。株主から見れば、資産の値打ちのうち手に届くのは配当の分だけだ。

筆者は、これがいちばんありそうな10年だと見る。経営は本業の立て直しを続けるが、資産の使い方は変わらない。

  • 商業印刷・パッケージ:数量 800(得意先の数(推定))× 価格 1,273(1 得意先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 102 億円・営業利益 −1 億円。800 社×1,273 万円(1.34 倍)、−1%
  • 新聞印刷:数量 36.0(刷る新聞の部数(日量・万部・推定))× 価格 8,442(1 万部あたりの年間の受託額(万円))→ 売上 30 億円・営業利益 1 億円。日量 36 万部×8,442 万円(1.34 倍)、2%
  • 産業資材・電子部品:数量 35.0(取引先の数(推定))× 価格 1,660(1 取引先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。35 社×1,660 万円(1.34 倍)、0%
  • 不動産賃貸:数量 20.0(貸している面積(千㎡・推定))× 価格 32,300(1㎡あたりの年間の賃料(円))→ 売上 6 億円・営業利益 5 億円。2 万㎡×3.23 万円(1.34 倍)、70%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 2.6% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)38 億円。全体の PER 11.42 倍、時価総額 84 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:印刷の縮みが続き、赤字が小さく残る筋。会社の来期の予想とも合い37%とした。

やや悲観 25% 印刷の縮みが速まる 利益 3 億円 · PER 6.5 倍 · 株価時価総額 1,427 円44 億円

紙の需要の減りが速まり、得意先が3割減る筋書きだ。紙やインクの値上がりを売値に移せず、印刷の赤字は今より広がる。新聞の部数も減り、合弁の黒字は消える。

賃貸の利益は残るが、印刷の赤字を埋めきれない。営業利益はほぼゼロで、利益は株の配当と現金の利息だけになる。

会社は配当を守るために現金を削る。余った現金は4分の3に減り、持ち合いの株も取引の関係のために手放せない。

資産は少しずつ減り、会社の値打ちは帳簿の自己資本から離れていく。株主構成も変わらず、資産を開く圧力はかからない。値上げも業界の値下げの競争に負け、続かない。

  • 商業印刷・パッケージ:数量 700(得意先の数(推定))× 価格 1,250(1 得意先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 88 億円・営業利益 −2 億円。700 社×1,250 万円(1.32 倍)、−2.5%
  • 新聞印刷:数量 30.0(刷る新聞の部数(日量・万部・推定))× 価格 8,000(1 万部あたりの年間の受託額(万円))→ 売上 24 億円・営業利益 0 億円。日量 30 万部×8,000 万円(1.27 倍)、0%
  • 産業資材・電子部品:数量 25.0(取引先の数(推定))× 価格 1,500(1 取引先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。25 社×1,500 万円(1.21 倍)、−3%
  • 不動産賃貸:数量 20.0(貸している面積(千㎡・推定))× 価格 30,000(1㎡あたりの年間の賃料(円))→ 売上 6 億円・営業利益 4 億円。2 万㎡×3 万円(1.24 倍)、70%

倍率:ROE 1.5%は資本コストに遠く届かない。PERは6.5倍で、余った現金は今の0.75倍の28.5億円に戻り方0.5を掛ける。PBRは0.16倍で中立の0.28倍より低い。

確率:紙の需要の減りが速く、工場の集約が追いつかない筋。業界の縮みの実例から25%とした。

悲観 13% 赤字が続き、資産が食われる 利益 1 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1,107 円34 億円

印刷の需要が4割減り、工場の閉鎖と人の削減の費用が重なる筋書きだ。減損も出て、自己資本は20億円減る。新聞は読売が自前の印刷に寄せ、受託の量が減る。

賃貸だけが黒字だが、全体の営業損益は赤字になる。会社は配当を減らし、現金は構造改革の費用に回る。

持ち合いの株は残るが、売る理由も買い手も無い。資産は帳簿に残っても、株主が受け取る値打ちは半分以下になる。

縮む業界で資産を抱えた会社の、典型的な負け方だ。資産の厚さは倒産を防ぐが、株主の値打ちは守らない。印刷の会社の再編で買い手を探しても、赤字の工場には値が付かない。

  • 商業印刷・パッケージ:数量 550(得意先の数(推定))× 価格 1,200(1 得意先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 66 億円・営業利益 −3 億円。550 社×1,200 万円(1.26 倍)、−5%
  • 新聞印刷:数量 20.0(刷る新聞の部数(日量・万部・推定))× 価格 7,500(1 万部あたりの年間の受託額(万円))→ 売上 15 億円・営業利益 0 億円。日量 20 万部×7,500 万円(1.19 倍)、−3%
  • 産業資材・電子部品:数量 15.0(取引先の数(推定))× 価格 1,400(1 取引先あたりの年間の売上(万円))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。15 社×1,400 万円(1.13 倍)、−10%
  • 不動産賃貸:数量 18.0(貸している面積(千㎡・推定))× 価格 30,000(1㎡あたりの年間の賃料(円))→ 売上 5 億円・営業利益 4 億円。1.8 万㎡×3 万円(1.24 倍)、65%

倍率:営業赤字で稼ぐ力は無いのでPBRで置く。床の資産(純現金と政策保有株の税後の計81億円×戻り方0.5の40億円)を上限に、構造改革で減る分を映して今の自己資本182億円×0.186倍の34億円とした。

確率:印刷の赤字が広がり、構造改革の費用と減損が重なる筋。13%とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

商業印刷・パッケージ

自治体や企業の刊行物、カタログ、美術書、ヤマト運輸向けの専用封筒、医薬品の包装資材などを刷る。

数量得意先の数(推定)価格1 得意先あたりの年間の売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 1,000 950 95 −4
10 年後 中立 800 1,273 102 −1

取り方:印刷事業 132.78 億円から読売新聞向け 37.8 億円(有報の主要な客)を引いた約 95 億円を、得意先 1,000 社・1 社 950 万円と置いた推定。利益は印刷事業の営業損失 3.71 億円から新聞の分を除いた推定。

新聞印刷

読売新聞を、読売と共同で持つ子会社の光村高速オフセットの工場で刷る。

数量刷る新聞の部数(日量・万部・推定)価格1 万部あたりの年間の受託額(万円)売上営業利益
今 2026/03 60.0 6,300 38 0
10 年後 中立 36.0 8,442 30 1

取り方:読売新聞東京本社向けの売上 37.8 億円(有報)を、日量 60 万部と置いて 1 万部あたり年 6,300 万円とした推定。利益は小さな黒字と推定。

産業資材・電子部品

スクリーン印刷やエッチングの技術で、水晶振動子の治具や半導体の加工テープを作る。

数量取引先の数(推定)価格1 取引先あたりの年間の売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 30.0 1,240 4 −1
10 年後 中立 35.0 1,660 6 0

取り方:セグメントの売上 3.72 億円を、取引先 30 社・1 社 1,240 万円と置いた推定。

不動産賃貸

旧北品川棟の底地や、使わなくなった建物を貸す。

数量貸している面積(千㎡・推定)価格1㎡あたりの年間の賃料(円)売上営業利益
今 2026/03 20.0 24,100 5 4
10 年後 中立 20.0 32,300 6 5

取り方:外部の客への売上 4.82 億円(セグメントの売上 6.45 億円は内部の賃料を含む)を、面積 2 万㎡・年 2.4 万円/㎡と置いた推定。営業利益 3.59 億円は開示。

リスクと懸念

紙の需要の構造的な縮み

カタログ、チラシ、自治体の刊行物はネットに置き換わり続ける。売上は10年で2割減った。工場を集めても、需要の減りが速ければ固定費が残り、赤字が広がる。

2社への依存

読売新聞とヤマト運輸で売上の4割を占める。新聞の部数は年5%前後で減り、ヤマトの封筒も電子化の波を受ける。どちらかの取引が細れば、売上と工場の稼働が同時に落ちる。

資産が株主に戻らない

純現金と取引先の株は時価総額を上回るが、株の4割を取引先が持ち合い、還元は配当だけだ。資産が10年眠れば、その価値は利息の2%でしか増えない。

紙・インク・電気の値上がり

原材料と電気の値段は物価より速く上がりやすい。値上げを売値に移すのが遅れれば、薄い利益はすぐ赤字になる。中東の情勢は、会社の来期の予想にも入っていない。

持ち合いの株の値下がり

政策保有株はSCREENホールディングスとヤマトホールディングスで7割を占める。半導体の装置の市況や物流の業績で値が振れ、自己資本と悲観の床が揺れる。

今後の分かれ目

営業損益が2期続けて黒字になったら
V字回復が実ったとして、やや楽観に重みを移す。
政策保有株の売却の目標を数字で示し、自社株買いを始めたら
資産が株主に戻る道が開いたとして、戻り方を0.75に上げる。
三菱製紙やDICが持ち株を売り出したら
株主構成が変わり、TOBや還元の圧力が強まるとして楽観の確率を上げる。
大崎の再開発で北品川の土地の売却か大きな賃料の改定が決まったら
賃料と土地の値打ちを見直し、中立の賃貸の利益を上げる。
読売新聞が印刷の委託を減らしたら
新聞の部数の減りに受託の減りが重なるとして、やや悲観に重みを移す。

見ておくもの

  • 印刷事業の営業損益
  • 読売新聞とヤマト運輸向けの売上
  • 政策保有株の売却額と残高
  • 配当と自社株買いの額
  • 大崎地区の再開発の進み具合

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価やPBR 0.3倍を見ずに、ROEとk 9%から決めた。どの筋書きもROEがkを下回るので、PERは1÷kの11.8倍を上限とし、中立は本業の赤字を映して7.5割の8.8倍。政策保有株は配当が利益に入るので余った現金に足さず、悲観の床だけに税後で入れた。余った現金の戻り方は持ち合いの株主構成から0.5。資産が時価総額を上回ることを割安の根拠にしていない。やや悲観と悲観のPBRが0.2倍を切るのは、ROEがkを大きく下回り、資産が戻り方0.5でしか株主に届かないためで、悲観は床の資産(40億円)を上限に置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.2→11.27 倍・やや楽観 PER 10→11.33 倍・中立 PER 8.8→11.42 倍・悲観 PBR 0.137→0.186 倍)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 光村印刷 2026年3月期 決算短信
  2. 光村印刷 有価証券報告書テキスト(2026年3月期・edinetdb)
  3. 光村印刷の大株主(edinetdb)

分析日 2026-10-20