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サンメッセ 7883

岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)206 円32 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)415 円65 億円差 −50.3%
10 年後から見ると 割高 価値 206 円32 億円 · 差 −50.3% · 期待の年率 +0.5%
期待の年率リターン(10 年)+0.5%資本コスト比 −8.5 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

サンメッセは、岐阜県大垣市に本社を置く中堅の商業印刷会社だ。筆者の結論は「割高」で、理由は単純だ。ROE が 3% 前後しかなく、資本コストに遠く届かない。

売上の大半はチラシやカタログの印刷で、紙の需要は毎年細る。会社は「印刷を、超える。」を掲げ、個人情報を扱うセキュアな印刷と発送、化粧品や食品の箱、カタログの企画からの一括受注を育てている。方向は正しいが、主力の縮みを埋めるのがやっとだと筆者は見る。

帳簿の上では資産は厚い。自己資本は 141 億円あり、その半分近くを地元の銀行などの持ち合い株が占める。ただ、その株は配当しか生まず、売った代金も設備と買収に回る計画だ。少数株主には帳簿の価値が届かない。

10 年後の営業利益は 5 億円前後とみる。資本を使っても稼ぎが増えない会社に、帳簿どおりの値段は付けられない。

持ち合い株を売って株主に返す方向へ経営が動けば、見方は変わる。筆者がいちばん見たいのは、売却の代金の使い道だ。今の計画では、その多くが設備と買収に向かう。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、サンメッセは「帳簿は厚いが、オーナーとして持ちたい事業ではない」。

事業そのものに堀は乏しい。紙の印刷は縮む市場で、値段を自分で決められない。10 年後も会社は残るが、今より強くなっているとは考えにくい。

資本の使い方も物足りない。自己資本の半分近くが持ち合い株で、その株は配当しか生まない。売った代金も設備と買収に回り、株主にはほとんど戻らない。ROE が 3% の会社で利益をため込めば、株主の価値は目減りする。

安全域は、帳簿の上ではあるように見える。だが、少数株主にはその資産を取り出す手段がない。筆者は、持ち合い株の売れる値段を悲観の床として数えるにとどめた。経営が資本を返す方向に動かない限り、帳簿どおりの値段は払えない。オーナー利益も、設備の更新を引けば純利益より小さい。

何で稼ぐ会社か

サンメッセは 1935 年創業の印刷会社で、売上は約 171 億円。事業はほぼ印刷の一本で、イベントの企画運営が少しある。

いちばん大きいのは商業印刷で、売上の 7 割近くを占める。小売のチラシ、通販のカタログ、企業のパンフレットなどを、大垣の工場で刷る。紙の仕事は景気と広告の予算に左右され、値段は入札や相見積もりで決まることが多い。

2 つ目は IPS と呼ぶセキュアな印刷と発送だ。自治体や金融機関の通知など、個人情報を扱う仕事で、情報の管理の体制が参入の壁になる。2026 年 3 月期は大型の特需があり、利益を押し上げた。

3 つ目はパッケージで、化粧品や食品の小ロットの箱を作る。紙の広告と違い、モノが売れる限り需要は残る。ほかに、デジタルの販促を手がける情報コミュニケーションと、関連会社の売上がある。

中期経営計画では、2028 年度に売上 183 億円、営業利益 4.7 億円を目指す。利益の伸びしろは、IPS とパッケージの粗利の高さにかかっている。商業印刷の粗利率 21% に対し、IPS は 25%、パッケージは 19% を見込む。

優良さと弱いところ

優良さは低い。商業印刷は設備さえあれば誰でも刷れる仕事で、大手の印刷会社も地方の同業も同じ顧客を取り合う。値段は顧客が決め、紙やインクの値上がりは遅れてしか転嫁できない。過去 20 年で営業利益率が 3% を超えた年はない。

強みがあるとすれば、IPS の情報管理の体制と、カタログの企画から発送までを一社で受けられる点だ。これは他社がすぐにはまねできないが、規模は小さい。

資本効率は低い。ROE は過去 10 年の中央値で 2% 台で、資本コストの 3 分の 1 にも届かない。原因は、利益の薄さに加えて、持ち合い株と現金で膨らんだ自己資本にある。経営は政策保有株の売却を掲げたが、売った代金を株主に返す計画は小さい。

経営の誠実さを疑う材料はない。ただ、資本を株主のものとして扱う意識は、まだ弱いと筆者は見る。2035 年に PBR 1 倍を目指すと掲げた点は前進だが、道筋は利益の改善に頼りすぎている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

印刷業界は、構造的に縮む業界だ。チラシは新聞の部数減とネット広告への移行で減り続け、カタログも通販のネット化で薄くなる。国内の印刷の出荷額は、ピークから 4 割近く減った。

大手の TOPPAN と大日本印刷は、印刷から半導体の部材や包装、情報処理へ事業を移した。中堅以下の印刷会社は、その転換の資金も規模も持たない。生き残りの道は、地域の顧客との関係と、印刷の前後の工程まで受ける一括の提案に限られる。

一方で、追い風もある。人手不足で印刷会社の数は減り、残った会社には仕事が集まる。紙の値上がりを価格に転嫁する動きも、2022 年以降は少しずつ通るようになった。パッケージは、モノの流通がある限り紙の箱が要る。

セキュアな印刷は、自治体や金融機関の通知の電子化が進めば細る。ただ、その動きは遅く、10 年では半分も置き換わらないと筆者は見る。業界全体としては、数量は減り、単価は物価にわずかに届かない形が続く。

大垣という立地は、中京圏と関西の両方に届く物流の点で有利だ。ただ、それだけで値段の主導権は握れない。

資本政策と M&A

配当は配当性向 4 割と DOE 1.6% を目安に、安定配当を続ける方針だ。2026 年 3 月期と 2027 年 3 月期の配当は同額にとどまる。自社株買いの計画はない。

中期経営計画の 3 年で、営業 CF 30 億円と資産売却・資金調達 20 億円を、設備投資 20 億円と戦略投資、そして株主還元 5 億円に振り向ける。還元の割合は小さい。

大株主には大垣共立銀行や十六銀行が並び、持ち合いの色が濃い。TOB で買われる筋書きは考えにくい。M&A は、印刷の周辺の小さな買収にとどまるだろう。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

自己資本は 141 億円あり、その大半は持ち合い株と土地と現金だ。会社は 2026 年 3 月期に政策保有株を売り、中期経営計画でも売却を掲げた。資本の効率を上げる方向に、経営ははっきりと舵を切った。

事業にも芽はある。セキュアな印刷と発送は、情報管理の体制が参入の壁になり、利益率が高い。化粧品や食品の小ロットの箱は、ネット通販の広がりで需要が増える。カタログの企画から発送までを一括で受ける提案は、地方の顧客には大手より使いやすい。

印刷会社の数は人手不足で減り続ける。残った会社には仕事が集まり、値上げも通りやすくなる。会社は 2035 年に営業利益 10 億円、ROE 7% を目指す。そこに近づけば、資本の重さは利益で薄まる。

2026 年 3 月期は IPS の特需で利益が大きく伸びた。特需は一度きりでも、自治体や金融機関から大きな仕事を任される力があることを示した。こうした実績は次の受注につながる。

慎重な見方

紙の印刷は、毎年確実に縮む市場だ。チラシもカタログも、ネットへの移行は止まらない。過去 20 年、営業利益率が 3% を超えた年は一度もない。2035 年に 5% という目標は、実績から見て遠い。

2026 年 3 月期の利益は、セキュア印刷の特需と株の売却益に支えられた。2027 年 3 月期の予想では、純利益は大きく減る。本業の稼ぐ力は、営業利益で年 3 億円前後にすぎない。

持ち合い株を売る方針は出たが、代金は設備と買収に回り、株主還元は 3 年で 5 億円にとどまる。ROE が 3% の会社が設備を増やしても、資本コストを超える稼ぎにはならない。帳簿の資産は、少数株主にとっては絵に描いた餅だ。

大手の印刷会社は、地方の仕事まで値下げで取りに来る。規模で劣る会社が、値段で勝ち続けるのは難しい。人手不足で賃金が上がれば、利益はさらに削られる。新しい柱の IPS も、通知の電子化が進めば同じ道をたどる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方に分がある。新しい柱の芽は本物だが、規模が小さく、主力の縮みを埋めるのがやっとだ。過去 20 年の利益率の低さは、事業の実力そのものを示している。

確率は中立を 4 割弱とし、紙の縮みが速いやや悲観を 23% と厚めにした。持ち合い株の売れる値段を悲観の床に置いた。経営が売却の代金を株主に返せば、評価は見直す余地がある。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 341 円53 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 96 円15 億円)。 今の値に割り戻すと 206 円32 億円、今との差 −50.3%、 期待の年率 +0.5%(資本コスト 9.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 577 円90 億円 141 円22 億円 +72.9% +5.6% 50 円8 億円
やや楽観 20% 442 円69 億円 115 円18 億円 +34.2% +3.0% 111 円17 億円
中立 38% 360 円56 億円 103 円16 億円 +11.5% +1.1% 176 円27 億円
やや悲観 23% 247 円39 億円 77 円12 億円 −21.9% −2.4% 75 円12 億円
悲観 12% 154 円24 億円 51 円8 億円 −50.6% −6.8% 25 円4 億円
加重平均100% 341 円53 億円96 円15 億円 +5.2% +0.5% 437 円68 億円

今の株価時価総額 415 円65 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 7% カタログと包装で「印刷を超える」 利益 8 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 577 円90 億円

中期経営計画が狙いどおりに進む。カタログの企画から制作、発送までを一括で受ける仕事が増え、商業印刷の落ち込みは 15% で止まる。個人情報を扱うセキュアな印刷と発送(IPS)は、自治体や金融機関の通知の仕事で 1.25 倍に伸びる。

パッケージは化粧品や食品の小ロットの箱で 1.4 倍になる。省人化の設備投資が効き、商業印刷の利益率も 3% まで戻る。

全社の営業利益は 10 億円に届き、会社の 2035 年の目標を達成する。それでも ROE は 5% に満たず、資本コストを下回ったままだ。政策保有株の売却は進むが、代金は設備と買収に回る。

  • 商業印刷:数量 21,250(印刷用紙の使用量(トン、推定))× 価格 0.01(紙 1 トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 131 億円・営業利益 4 億円。数量 21250.0 × 価格 0.0062、営業利益率 3.0%
  • IPS(セキュア印刷・発送):数量 12,500(通知の通数(万通、推定))× 価格 0.00(1 万通あたりの売上(億円、名目))→ 売上 34 億円・営業利益 3 億円。数量 12500.0 × 価格 0.0027、営業利益率 8.0%
  • パッケージ:数量 12,600(箱の数(万個、推定))× 価格 0.00(1 万個あたりの売上(億円、名目))→ 売上 34 億円・営業利益 2 億円。数量 12600.0 × 価格 0.0027、営業利益率 5.0%
  • 情報コミュニケーション・関連会社ほか:数量 5,400(案件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 36 億円・営業利益 2 億円。数量 5400.0 × 価格 0.0067、営業利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.7% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 90 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の 2035 年の目標(営業利益 10 億円)に届く筋書き。過去 20 年で営業利益率が 3% を超えた年は無く、達成の実績が無いため 7% にとどめた。

やや楽観 20% 中計の数字にほぼ届く 利益 6 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 442 円69 億円

中期経営計画の数字にほぼ届き、その後も少しずつ利益が増える。商業印刷は紙の需要減で 2 割縮むが、カタログの一括受注で単価を守る。IPS は特需が終わっても、通知の電子化が遅い自治体や金融機関の仕事で 1.1 倍に増える。

パッケージは 1.25 倍に伸び、営業利益率 4.5% を確保する。人件費と紙の値上がりは、時間はかかるが価格に転嫁できる。

全社の営業利益は 7 億円台になる。配当性向 4 割を守り、自己資本は積み上がるが、ROE は 4% 弱にとどまる。政策保有株の売却は計画どおり進むが、代金は設備に回る。

  • 商業印刷:数量 20,000(印刷用紙の使用量(トン、推定))× 価格 0.01(紙 1 トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 121 億円・営業利益 3 億円。数量 20000.0 × 価格 0.0061、営業利益率 2.2%
  • IPS(セキュア印刷・発送):数量 11,000(通知の通数(万通、推定))× 価格 0.00(1 万通あたりの売上(億円、名目))→ 売上 29 億円・営業利益 2 億円。数量 11000.0 × 価格 0.0026、営業利益率 7.0%
  • パッケージ:数量 11,250(箱の数(万個、推定))× 価格 0.00(1 万個あたりの売上(億円、名目))→ 売上 30 億円・営業利益 1 億円。数量 11250.0 × 価格 0.0027、営業利益率 4.5%
  • 情報コミュニケーション・関連会社ほか:数量 4,680(案件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 31 億円・営業利益 1 億円。数量 4680.0 × 価格 0.0067、営業利益率 4.0%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.7% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 69 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期経営計画の 2028 年度の営業利益 4.7 億円は、IPS の特需があった 2026 年 3 月期の 3.2 億円から無理のない延長。その先も緩やかに伸びる筋書きとして 2 割を置いた。

中立 38% 紙は細り、包装とセキュア印刷で埋める 利益 5 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 360 円56 億円

10 年後のサンメッセは、地方の中堅の印刷会社のまま残る。チラシやカタログの紙の仕事は 4 分の 1 減り、競争で単価は物価にわずかに届かない。商業印刷の利益率は 1.5% にとどまる。

IPS は特需の反動を挟んで横ばい、パッケージは 1.15 倍に伸びる。新しい柱は育つが、主力の縮みを埋めるのがやっとだ。全社の営業利益は 5 億円台で、今より少し増える程度になる。

政策保有株の配当が利益を支え、純利益は営業利益に近い水準を保つ。配当性向は 4 割で、自己資本は増え続ける。ROE は 3% 前後のままで、資本の重さは解消しない。

  • 商業印刷:数量 18,750(印刷用紙の使用量(トン、推定))× 価格 0.01(紙 1 トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 112 億円・営業利益 2 億円。数量 18750.0 × 価格 0.006、営業利益率 1.5%
  • IPS(セキュア印刷・発送):数量 10,000(通知の通数(万通、推定))× 価格 0.00(1 万通あたりの売上(億円、名目))→ 売上 26 億円・営業利益 2 億円。数量 10000.0 × 価格 0.0026、営業利益率 6.0%
  • パッケージ:数量 10,350(箱の数(万個、推定))× 価格 0.00(1 万個あたりの売上(億円、名目))→ 売上 28 億円・営業利益 1 億円。数量 10350.0 × 価格 0.0027、営業利益率 4.0%
  • 情報コミュニケーション・関連会社ほか:数量 4,320(案件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 29 億円・営業利益 1 億円。数量 4320.0 × 価格 0.0067、営業利益率 3.0%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.0% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 53 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:紙の需要減と、包装・セキュア印刷の伸びが打ち消し合う真ん中の筋書き。中計の売上目標は届くが、2035 年の利益目標には届かない形で、いちばんありそうだと見た。

やや悲観 23% 紙の縮みが速く、利益が細る 利益 3 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 247 円39 億円

紙のチラシとカタログの需要減が想定より速く、商業印刷は 3 割以上縮む。単価は競争で物価に届かず、営業利益率は 0.5% まで落ちる。IPS も自治体の通知の電子化で 15% 減る。

パッケージは横ばいで、新しい柱が育たない。全社の営業利益は 2 億円台に沈み、2009〜2015 年の低い利益率に戻る。

政策保有株の配当が純利益を下支えするが、資本の効率はさらに下がる。経営は工場の集約を迫られ、設備の更新を先送りする。配当は利益に合わせて減り、資本の重さだけが残る。持ち合い株の売れる値段が、株主の価値を下から支える形になる。

  • 商業印刷:数量 16,250(印刷用紙の使用量(トン、推定))× 価格 0.01(紙 1 トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 93 億円・営業利益 1 億円。数量 16250.0 × 価格 0.0057、営業利益率 0.5%
  • IPS(セキュア印刷・発送):数量 8,500(通知の通数(万通、推定))× 価格 0.00(1 万通あたりの売上(億円、名目))→ 売上 21 億円・営業利益 1 億円。数量 8500.0 × 価格 0.0025、営業利益率 4.0%
  • パッケージ:数量 9,000(箱の数(万個、推定))× 価格 0.00(1 万個あたりの売上(億円、名目))→ 売上 23 億円・営業利益 1 億円。数量 9000.0 × 価格 0.0026、営業利益率 2.5%
  • 情報コミュニケーション・関連会社ほか:数量 3,600(案件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 23 億円・営業利益 0 億円。数量 3600.0 × 価格 0.0065、営業利益率 1.5%

倍率:事業の ROE 1.7% は k を大きく下回り、稼ぐ力だけでは純利益÷k の約 32 億円。政策保有株の売れる価値が床に近づくため、稼ぐ力の範囲で上限に近い 10 倍とした。

確率:印刷の業界全体で紙の需要減が続き、2009〜2015 年のように営業利益率が 0〜1% に沈む形。過去の実績がある谷なので、23% と厚めに置いた。

悲観 12% 印刷の仕事が消え、持ち株が頼り 利益 1 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 154 円24 億円

紙の広告は急速にデジタルに置き換わり、商業印刷は半分近くまで縮む。大手の印刷会社が地方の仕事まで値下げで取りに来て、商業印刷は赤字になる。IPS とパッケージも、競争と電子化で伸びを失う。

全社の営業利益は赤字に近い。純利益は政策保有株の配当でかろうじて黒字を保つ。

会社は清算されないので、株主に残る価値は持ち合い株の売れる値段に限られる。その代金も設備の更新と赤字の穴埋めに回り、株主には戻りにくい。純現金も赤字の穴埋めで細る。配当は大きく減り、株主は帳簿の 2 割に満たない値段しか受け取れない。

  • 商業印刷:数量 13,750(印刷用紙の使用量(トン、推定))× 価格 0.01(紙 1 トンあたりの売上(億円、名目))→ 売上 76 億円・営業利益 −1 億円。数量 13750.0 × 価格 0.0055、営業利益率 -1.0%
  • IPS(セキュア印刷・発送):数量 7,000(通知の通数(万通、推定))× 価格 0.00(1 万通あたりの売上(億円、名目))→ 売上 17 億円・営業利益 0 億円。数量 7000.0 × 価格 0.0024、営業利益率 2.0%
  • パッケージ:数量 7,650(箱の数(万個、推定))× 価格 0.00(1 万個あたりの売上(億円、名目))→ 売上 19 億円・営業利益 0 億円。数量 7650.0 × 価格 0.0025、営業利益率 1.0%
  • 情報コミュニケーション・関連会社ほか:数量 2,880(案件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 18 億円・営業利益 0 億円。数量 2880.0 × 価格 0.0063、営業利益率 0.0%

倍率:稼ぐ力では値が付かないため、政策保有株の税後 48 億円に戻り方 0.5 を掛けた 24 億円を床とし、今の自己資本 140.9 億円に掛けて PBR 0.17 倍とした。

確率:紙の媒体が構造的に消え、地方の印刷会社が赤字に沈む筋書き。包装とセキュア印刷があるため全面的な崩れは見ず、12% とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

商業印刷

チラシ、通販カタログ、企業のパンフレットなどの印刷。カタログの企画から発送までの一括受注を含む。

数量印刷用紙の使用量(トン、推定)価格紙 1 トンあたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 25,000 0.00 115 1
10 年後 中立 18,750 0.01 112 2

取り方:用紙の使用量は開示が無く、中計の商業印刷の売上 約 115 億円を紙 1 トンあたり 46 万円の加工売上で割った推定。利益率は全社 1.9% のうち低い側の 1% と推定。数量は紙媒体の縮みで中立 0.75 倍、価格は競争で物価にわずかに届かない 1.30 倍。

IPS(セキュア印刷・発送)

自治体や金融機関の通知など、個人情報を扱う印刷と封入・発送。

数量通知の通数(万通、推定)価格1 万通あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 10,000 0.00 20 1
10 年後 中立 10,000 0.00 26 2

取り方:通数は開示が無く、売上 約 20 億円(中計の 2028 年度目標 24 億円から逆に見た今の水準)を 1 万通あたり 0.002 億円で割った推定。2026 年 3 月期は特需を含む。利益率は粗利率 25% から 6% と推定。

パッケージ

化粧品や食品の小ロットの紙箱。

数量箱の数(万個、推定)価格1 万個あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 9,000 0.00 18 1
10 年後 中立 10,350 0.00 28 1

取り方:個数は開示が無く、売上 約 18 億円を 1 万個あたり 0.002 億円で割った推定。利益率は 3% と推定。

情報コミュニケーション・関連会社ほか

デジタルの販促、イベントの企画運営、関連会社の印刷。

数量案件数(件、推定)価格1 件あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 3,600 0.01 18 0
10 年後 中立 4,320 0.01 29 1

取り方:案件数は開示が無く、残りの売上 約 18 億円を 1 件 50 万円で割った推定。利益率は 2% と推定。

リスクと懸念

紙の媒体の縮み

チラシとカタログの需要は、新聞の部数減とネット広告への移行で減り続ける。商業印刷は売上の 7 割近くを占め、ここが速く縮めば新しい柱では埋められない。

持ち合い株が戻らない

自己資本の半分近くは銀行などとの持ち合い株だ。売っても代金は設備と買収に回る計画で、株主還元は 3 年で 5 億円にとどまる。少数株主に帳簿の価値は届きにくい。

セキュア印刷の特需の反動

2026 年 3 月期の利益は IPS の大型の特需に支えられた。特需が無くなれば、2027 年 3 月期のように利益は大きく減る。自治体の通知の電子化も逆風だ。

設備投資の回収

中計で設備投資 20 億円と戦略投資を計画する。ROE が 3% の会社の投資は、資本コストを超える稼ぎを生むとは限らない。

紙と人件費の値上がり

紙やインク、人件費の値上がりを価格に転嫁できなければ、もともと薄い利益率はすぐに消える。顧客は小売と通販が多く、値上げへの抵抗は強い。

今後の分かれ目

政策保有株の売却代金で自社株買いを行う
資本の効率が上がり、持ち合い株の価値の一部が株主に届く。評価を上げる。
IPS とパッケージの売上が中計の目標を超える
新しい柱が育ったとみて、やや楽観に寄る。
営業利益率が 1% を割る年が続く
紙の縮みが速いやや悲観の筋書きに入る。
大型の買収を行う
印刷の周辺の事業なら、利益の上積みより資本の重さが増すおそれが大きい。
銀行が持ち合いを解消する
株の売り圧力が出るが、経営の規律は強まる。

見ておくもの

  • 商業印刷の売上と営業利益率
  • IPS とパッケージの売上
  • 政策保有株の売却額と使い道
  • 配当性向と自社株買い
  • 中計の 2028 年度の営業利益 4.7 億円の進み

倍率と資本コストの決め方

倍率は k 9% と事業の ROE から出した。ROE が k を大きく下回るので PER の上限は 1÷k で、ROE÷k の目減りを踏まえ中立は 7.4 倍とした。政策保有株は配当を利益に残し、価値は別に足していない(二重を避ける)。売れる値段は悲観の床だけに使った。今の PER や PBR から倍率は置いていない。2028/03 期から新リース会計基準で数字の形が変わるが、10 年後は今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 9→11.11 倍・やや楽観 PER 8.2→11.11 倍・中立 PER 7.4→11.11 倍)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% + quality 1.25%。同じ領域の KYORITSU(+1.5%)より、包装とセキュア印刷を持つ分だけ寿命を 0.25% 低くした。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 9.00%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. サンメッセ 中期経営計画(edinetdb の要約)
  2. サンメッセ 企業情報(edinetdb)

分析日 2026-10-19