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グラファイトデザイン 7847

「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)580 円38 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)676 円44 億円差 −14.3%
10 年後から見ると やや割高 価値 580 円38 億円 · 差 −14.3% · 期待の年率 +4.9%
期待の年率リターン(10 年)+4.9%資本コスト比 −2.9 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

グラファイトデザインは、炭素繊維のゴルフシャフトを作る専門会社だ。看板の「Tour AD」はプロが使うシャフトとして知られ、高い値段でも売れる。筆者の結論は、今の値段はやや割高である。

理由は、利益の振れの大きさにある。過去10年の営業利益率は2%から22%まで動いた。ゴルフの流行と景気、米国の代理店の在庫の出し入れで、売上が2割、3割と上下する。売上の36%を米国の代理店1社に頼る形も、安心できる材料ではない。

足元は回復の途中だ。2026年2月期は新工場の立ち上げと米国の在庫調整で利益が落ちたが、次の期の第1四半期は売上が5割増えた。新工場で生産の制約も外れる。

それでも10年で見れば、日本のゴルフ人口は高齢化で細り、本数を大きく伸ばすのは米国頼みになる。筆者は、利益率が過去の中央に戻る所を中心に置いた。そこで測ると、今の値段は本質価値をやや上回る。看板の力を高く買うほど、強気の筋書きの重みは増す。ただ、それを確かめるには、回復が一時の反動でないことを数字で見たい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、良い看板を持つが、利益を読みにくい会社だ。

看板の力は本物だと筆者は見る。プロが選ぶシャフトという評判は、広告では買えない。だから高い値段で売れ、良い年には利益率が2割を超える。しかも借金は少なく、配当で株主に報いる。

ただ、10年先の利益を読めるかと問われると、自信は持てない。売上はゴルフの流行と景気で大きく振れ、米国の代理店1社の判断で3割が動く。単一の製品しかないので、逃げ場もない。読みにくい事業には、厚い安全域が要る。

今の値段は、利益が過去の中央に戻る筋書きでも、その価値をやや上回る。現金の厚さが下値を支えるが、安全域と呼べるほどではない。筆者なら、利益が谷にある時に、もっと低い値段で持ちたい会社だ。看板の力は、時間をかけて確かめられる。焦って買う理由はない。配当の厚さは魅力だが、それだけで値段を正当化はできない。

何で稼ぐ会社か

売っているのは、クラブの心臓部であるシャフトだ。2026年2月期の売上27億円のうち、シャフトが24.5億円と9割を占める。残りはクラブの組立加工と、その他の炭素繊維製品だ。

主な売り先は二つある。一つは国内のゴルフ工房とクラブメーカーだ。上級者は買ったクラブのシャフトを好みの品に替える。その「替えシャフト」の市場で、Tour AD は定番の一つになっている。もう一つは米国だ。代理店の PRO'S CHOICE を通じて、米国のゴルファーとクラブメーカーに売る。この1社で売上の36%を占める。

材料は東レの炭素繊維で、東レは株主にも名を連ねる。最新の高弾性の繊維を使い、しなりと戻りの速さを設計する。シャフトの性能は数字だけでは伝わらず、プロが試合で使うことが最大の宣伝になる。だから会社は、ツアーでの支援に力を入れる。

生産は群馬の自社工場が中心で、米国向けの一部は中国に委託する。2026年2月期には約12億円を投じて新工場を建て、能力を増やした。従業員は128人と小さな所帯で、設計から製造、プロへの支援までを一つの会社でこなす。小回りが利く半面、一つの失敗が全体に響く。

優良さと弱いところ

強みは、ブランドと設計の腕だ。高価格帯の替えシャフトは、藤倉コンポジットの「Ventus」、三菱ケミカル、USTマミヤなどと争う狭い市場で、ツアーの評判が売れ行きを決める。Tour AD は長くその上位にいて、値引きに頼らずに売れる。2014年2月期には営業利益率27%を出した。

弱みは三つある。一つは利益の振れだ。景気が冷えれば高級品から先に売れなくなる。二つ目は、米国の代理店1社への依存だ。三つ目は、単一の製品しか持たないことだ。

財務は堅い。新工場の借入が11億円あるが、現金は32億円ある。配当は安定した普通配当を基本に払い、2026年2月期は利益を大きく超えて配った。株主に報いる姿勢はある。ただ、利益を超える配当は長くは続かない。稼ぐ力を戻すことが、還元を守る前提になる。筆者が見ているのは、看板の強さが利益率の底をどこまで支えるかだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ゴルフ用品の需要は、コロナの後に大きく膨らみ、その後に冷えた。屋外で人と離れて楽しめる競技として、日本でも米国でも若い層が増えた。2022年2月期と2023年2月期に、この会社の利益が過去の山に近づいたのは、その追い風だ。

その後は、クラブの買い替えが一巡し、米国の小売や代理店が在庫を減らした。2026年2月期の売上が1割強落ちたのは、その調整を受けたからだ。

10年で見れば、日本と米国で事情が違う。日本はゴルフ人口の中心が60代以上で、人数は少しずつ減る。米国は練習場型の施設が若い層を引き込み、プレー人口は緩やかに伸びる。高価格のシャフトは、腕を上げたい上級者が買うので、人数の増減より景気の影響が大きい。

競争は、ブランドと素材の勝負だ。替えシャフトの世界では、藤倉コンポジットが最大手で、三菱ケミカル、USTマミヤ、日本シャフトが続く。中国のメーカーが安いシャフトを出すが、プロや上級者の市場では信頼が先に立つ。一方で、大手のクラブメーカーが純正のシャフトの質を上げれば、替える人は減る。素材の進歩も速く、繊維の新しい世代が出るたびに、設計をやり直す力が問われる。

資本政策と M&A

還元は配当が中心だ。方針は、安定した普通配当を基本とし、業績に応じて特別配当を足す。配当性向の目安は40%だ。2026年2月期は利益が落ちても普通配当を守り、配当性向は134%になった。年間の配当の総額は約2億円だ。

自社株買いの実行は見当たらない。筆頭株主は個人で約15%を持ち、東レも約6%を持つ。親会社はない。新工場の投資を終えた今、厚い現金をどう使うかが次の課題になる。普通配当を守れば現金は年に1億円前後減るので、配当と自社株買いの釣り合いをどう取るかが問われる。小さな会社で株式の流動性が低いことも、買い手を限る。東レとの資本関係は、素材の安定した調達を支える意味を持つ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

2026年2月期の落ち込みは一時のものだ。米国の在庫調整と新工場の立ち上げが重なっただけで、次の期の第1四半期は売上が前年の1.5倍に戻った。会社予想の営業利益3.1億円は、2026年2月期のほぼ2倍になる。

Tour AD はプロの使用実績で選ばれるブランドで、値引きに頼らずに売れる。2026年モデルも東レの最新の繊維を使い、評判は高い。米国では代理店を通じて販路が広がっており、ツアーでの勝利が続けば本数はさらに伸びる。

新工場で生産の制約が外れた。工場の償却は建てた時の値段のまま据え置かれ、売上が物価とともに伸びるほど利益率は上がる。2014年2月期には営業利益率27%、2023年2月期にも22%を出した。過去の中央の11%にとどまる理由はない。純現金も20億円あり、配当を守りながら成長に投じる余力は十分だ。今の値段は、谷の利益で測った見かけの割高にすぎない。利益が戻れば、PER はすぐに常識的な水準に下がる。

慎重な見方

利益は流行の波に乗っていただけだ。コロナ後のゴルフの流行は一巡し、クラブの買い替えは鈍っている。2026年2月期の売上は1割強落ち、営業利益率は5.8%と計画の11.1%の半分にとどまった。

売上の36%を米国の代理店1社に頼る形は危うい。代理店が他社のシャフトに乗り換えれば、利益はほぼ消える。中国の生産委託先の人件費や為替も、利益を揺らす。炭素繊維の値上がりも、価格に転嫁しきれるとは限らない。

日本のゴルフ人口は60代以上が中心で、10年で細っていく。大手のクラブメーカーが純正のシャフトの質を上げれば、替えシャフトの市場そのものが縮む。そこに12億円の新工場を建てた。需要が戻らなければ、償却と借入の返済が重荷になる。利益を超える配当も、いずれ削らざるを得ない。看板が強いことと、利益が安定することは別の話だ。過去10年で利益が半分になった年は4回もある。谷の利益で見ても、山の利益で見ても、この会社の平均はその間にある。今の値段は、その平均をすでに織り込んでいる。

どちらに重みを置いたか

回復の足取りとブランドの力は確かだが、利益の振れと1社への依存も同じくらい確かだ。確率は中立を中心に、強気側を32%、悲観側を30%と、ほぼ釣り合わせた。看板の力で強気側をわずかに厚くしたが、読みにくさを考えて大きくは寄せていない。分かれ目は、米国の代理店向けの売上が戻るかどうかだ。そこが戻れば、強気側に寄せる余地がある。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/02 期)

確率で加重した株価時価総額 796 円52 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 294 円19 億円)。 今の値に割り戻すと 580 円38 億円、今との差 −14.3%、 期待の年率 +4.9%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 1,765 円115 億円 432 円28 億円 +225.0% +12.5% 220 円14 億円
やや楽観 22% 1,079 円70 億円 370 円24 億円 +114.4% +7.9% 319 円21 億円
中立 38% 711 円46 億円 324 円21 億円 +53.1% +4.3% 393 円25 億円
やや悲観 20% 410 円27 億円 185 円12 億円 −12.0% −1.3% 119 円8 億円
悲観 10% 295 円19 億円 93 円6 億円 −42.7% −5.4% 39 円3 億円
加重平均100% 796 円52 億円294 円19 億円 +61.2% +4.9% 1,089 円71 億円

今の株価時価総額 676 円44 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 米国で看板の名が広がり、新工場が満杯になる 利益 7 億円 · PER 16.1 倍 · 株価時価総額 1,765 円115 億円

Tour AD の名が米国のツアーで広がり、PRO'S CHOICE を通じた販売が伸びる。新工場で増やした生産能力が埋まり、出荷本数は1.4倍になる。新しい素材を使った高価格の品が売れ、1本あたりの卸値は名目1.45倍に上がる。

工場の償却は建てた時の値段のまま据え置かれ、売上の伸びがそのまま利益率を押し上げる。営業利益率は18%と、2022年2月期や2023年2月期の水準に戻る。

売上は約52億円、営業利益は約9億円になる。配当は普通配当に特別配当が乗り、現金も積み上がる。ツアーでの勝利が続き、看板の力が米国でも定着する筋書きだ。

  • ゴルフシャフト:数量 630(出荷本数(千本・推定))× 価格 0.79(1本あたり卸値(万円))→ 売上 50 億円・営業利益 9 億円。数量 1.40倍・単価 1.45倍・営業利益率 18.0%
  • 組立加工・その他:数量 103(組立本数(千本・推定))× 価格 0.41(1本あたり代金(万円))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。数量 1.20倍・単価 1.38倍・営業利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.4% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)10 億円。全体の PER 16.08 倍、時価総額 114 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2014年2月期に営業利益率27.6%を出した実績があり、足元の第1四半期も売上が5割増えた。プロの使用実績と米国の販路が噛み合えば、利益は大きく伸びる。ただ一つの顧客に36%を頼る形は変わらず、同じ業種の強気と同じ程度に置いた。

やや楽観 22% 回復が続き、利益率が過去の中央に戻る 利益 4 億円 · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 1,079 円70 億円

2026年2月期の落ち込みは、米国の在庫調整と新工場の立ち上げが重なった一時のものだった。回復は続き、出荷本数は10年で2割増える。米国の比率が上がり、日本の減りを埋める。

卸値は新モデルの投入で名目1.40倍に上がる。営業利益率は14%と、過去10年の中央よりやや上で落ち着く。

売上は約45億円、営業利益は約6億円で、2025年2月期の水準を上回る。配当は普通配当を保ち、特別配当も時々出る。ROE は資本コストをわずかに上回る。米国の代理店との関係も保たれ、1社への依存は少しずつ薄まる。新工場の償却は据え置かれ、売上の伸びが利益率を少しずつ押し上げる。

  • ゴルフシャフト:数量 540(出荷本数(千本・推定))× 価格 0.76(1本あたり卸値(万円))→ 売上 41 億円・営業利益 6 億円。数量 1.20倍・単価 1.40倍・営業利益率 14.0%
  • 組立加工・その他:数量 94.6(組立本数(千本・推定))× 価格 0.41(1本あたり代金(万円))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。数量 1.10倍・単価 1.36倍・営業利益率 4.0%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.4% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.2 倍 + 余った現金(戻り方込み)10 億円。全体の PER 14.21 倍、時価総額 70 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2027年2月期の会社予想は営業利益3.1億円で、第1四半期の売上は前年同期の1.5倍だった。新工場の稼働で供給の制約も外れる。足元の回復が続く形を、強気側の中心に置いた。

中立 38% 本数は横ばい、値上げで売上は物価並み、利益率は過去の中央 利益 3 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 711 円46 億円

日本のゴルフ人口は高齢化で少しずつ減り、米国は緩やかに伸びる。差し引きで出荷本数は10年で5%増える。卸値は物価並みに名目1.34倍に上がる。

営業利益率は11%と、過去10年の中央に戻る。新工場の償却は建てた時の値段で据え置かれるが、人件費と炭素繊維の値上がりが、その分を食う。

売上は約46億円、営業利益は約4億円、純利益は約3億円になる。普通配当を守ると、配当の合計は利益とほぼ同じになり、現金はあまり増えない。ROE は6%台で、資本コストに届かない。看板は保たれるが、利益は過去と同じように波を打つ。

  • ゴルフシャフト:数量 473(出荷本数(千本・推定))× 価格 0.73(1本あたり卸値(万円))→ 売上 35 億円・営業利益 4 億円。数量 1.05倍・単価 1.34倍・営業利益率 11.0%
  • 組立加工・その他:数量 86.0(組立本数(千本・推定))× 価格 0.40(1本あたり代金(万円))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.34倍・営業利益率 3.0%

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.8% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)10 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 46 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:高価格帯のシャフトは景気とゴルフの流行に振られ、過去10年の営業利益率は2〜22%を行き来した。中央はおよそ11%だ。回復の勢いと、日本のゴルフ人口の高齢化が釣り合う所を中心にした。

やや悲観 20% ゴルフの熱が冷め、米国の代理店も細る 利益 1 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 410 円27 億円

コロナ後のゴルフの流行が冷め、日本と米国でクラブの買い替えが鈍る。米国の代理店は在庫を絞り、出荷本数は10年で15%減る。卸値は値引きが増え、名目1.25倍にとどまる。

営業利益率は6%で、2026年2月期とほぼ同じ水準が続く。新工場は空きが目立ち、借入の返済が利益を圧迫する。

売上は約27億円、営業利益は約1.6億円になる。普通配当は利益を超えるので、配当は減らされる。現金は少しずつ細る。看板は残るが、稼ぐ力は戻らない。売れる資産が値段を支える。中国製の安いシャフトが中級者の市場を削り、高価格帯だけが残る。

  • ゴルフシャフト:数量 383(出荷本数(千本・推定))× 価格 0.68(1本あたり卸値(万円))→ 売上 26 億円・営業利益 2 億円。数量 0.85倍・単価 1.25倍・営業利益率 6.0%
  • 組立加工・その他:数量 77.4(組立本数(千本・推定))× 価格 0.37(1本あたり代金(万円))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。数量 0.90倍・単価 1.25倍・営業利益率 0.0%

倍率:稼ぐ力(純利益約1.3億円÷k)より、純現金と売れる資産の床の方が大きい。床の約26億円を時価総額に置き、今の自己資本50億円に対する PBR は約0.53倍。

確率:2016年2月期と2020年2月期には営業利益率が2%台まで落ちた。コロナ後のゴルフの流行は一巡し、米国の大口顧客への依存も重い。利益が今の水準にとどまる形を、悲観側の中心に置いた。

悲観 10% 大口の顧客を失い、安いシャフトに押されて赤字になる 利益 0 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 295 円19 億円

米国の代理店 PRO'S CHOICE が他社のシャフトに乗り換え、売上の3割強が消える。国内でも、中国製の安いシャフトと大手の純正品に押され、高価格の替えシャフトが売れなくなる。出荷本数は今の6割に落ち、卸値は名目1.1倍にとどまる。

新工場は重荷になり、営業利益はわずかな赤字になる。配当は大きく削られる。

倒産はしないが、利益のない会社の帳簿の資産は価値の床にならない。値段は、現金と売れる資産の所まで下がる。赤字と配当で、現金も少しずつ削られる。会社が身売りを選ばない限り、株主に残るのは細った現金と工場だ。

  • ゴルフシャフト:数量 270(出荷本数(千本・推定))× 価格 0.60(1本あたり卸値(万円))→ 売上 16 億円・営業利益 0 億円。数量 0.60倍・単価 1.10倍・営業利益率 -1.0%
  • 組立加工・その他:数量 60.2(組立本数(千本・推定))× 価格 0.33(1本あたり代金(万円))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。数量 0.70倍・単価 1.10倍・営業利益率 -2.0%

倍率:稼ぐ力はほぼ無い。売れる資産の床(floor_assets_oku)をそのまま時価総額に置き、今の自己資本50億円に対する PBR は約0.38倍。

確率:売上の36%を占める米国の代理店を失えば、利益はほぼ消える。過去にも2007年2月期と2010年2月期に赤字があった。財務は堅く倒産の筋は薄いため、同じ業種の悲観と同じ程度に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ゴルフシャフト

炭素繊維のシャフト「Tour AD」などを、国内の工房・クラブメーカーと米国の代理店に売る。高価格帯の替えシャフトが中心。

数量出荷本数(千本・推定)価格1本あたり卸値(万円)売上営業利益
今 2026/02 450 0.55 25 2
10 年後 中立 473 0.73 35 4

取り方:売上24.55億円を、1本あたり卸値約0.55万円(高価格帯の替えシャフトと、メーカー向けの純正シャフトをならした推定)で割った約45万本。本数は開示されていない。

組立加工・その他

クラブの組立加工と、シャフト以外の炭素繊維製品。

数量組立本数(千本・推定)価格1本あたり代金(万円)売上営業利益
今 2026/02 86.0 0.30 3 0
10 年後 中立 86.0 0.40 3 0

取り方:組立1.73億円とその他0.84億円の計2.57億円を、1本あたり約0.3万円で割った約8.6万本の推定。営業利益はわずかと置いた。

リスクと懸念

米国の代理店への依存

米国の代理店 PRO'S CHOICE が売上の36%を占める。代理店が在庫を絞るだけで売上が1割動き、他社のシャフトに乗り換えれば利益はほぼ消える。2026年2月期の落ち込みも、米国の在庫調整が大きかった。

ゴルフの流行と景気

高価格の替えシャフトは、景気が冷えると真っ先に買われなくなる。コロナ後の流行は一巡しており、過去10年の営業利益率は2〜22%を振れた。リーマン級の不況なら、売上は3割以上落ちうる。

炭素繊維の値上がりと供給

材料の炭素繊維は東レからの仕入れが中心だ。航空機や風力向けの需要が増えれば、値上がりや供給の不足が起きうる。値上げを卸値に乗せきれなければ、利益率が下がる。

新工場の重荷

2026年2月期に約12億円を投じて新工場を建て、6億円を借りた。需要が戻らなければ、償却と借入の返済が利益を圧迫する。工場の稼働率が、利益率を大きく左右する。

純正シャフトと安い競合

大手のクラブメーカーが純正シャフトの質を上げれば、替えシャフトを買う人は減る。中国製の安いシャフトも、中級者の市場を削る。看板の力が届くのは、上級者とプロの狭い市場だ。

今後の分かれ目

2027年2月期に会社予想の営業利益3.1億円を超える
回復が本物である合図で、やや強気の筋書きに寄る。営業利益率が10%を超えるかが分かれ目になる。
米国の代理店向けの売上が再び減る
在庫調整か、乗り換えの兆しだ。やや悲観の筋書きに寄る。
米国で直販や新しい販路を開く
1社への依存が薄まり、悲観の筋書きの確率が下がる。
炭素繊維の大幅な値上げが続く
利益率が削られる。値上げを卸値に乗せられるかが、ブランドの力の試金石になる。
自社株買いや配当方針の引き上げが発表される
厚い現金が株主に戻る合図で、価値の下支えが強まる。

見ておくもの

  • 四半期の売上(米国向けの比率)
  • 営業利益率(10%に戻るか)
  • 新工場の稼働率
  • 主要顧客 PRO'S CHOICE 向けの売上
  • 炭素繊維の仕入れ値
  • ツアーでの使用率と勝利数

倍率と資本コストの決め方

出荷本数と卸値の推定から利益を積み、倍率は式で置いた。中立は ROE が k を下回るので上限1÷kの8割、強気側は ROE が k を上回るので正当化 PER の85%にした。今の PBR 0.9倍・PER 30倍前後(落ち込んだ期の利益)には寄せていない。余った現金10億円は、純現金20億円から運転資金と新工場の立ち上げの分を残した額で、戻り方1.0で足した。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.3→16.08 倍・やや楽観 PER 10.9→14.21 倍・中立 PER 9.7→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本7.5% + quality 0.75% = 8.25%。大口顧客を失う危うさは k に足さず、悲観の筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.75%。

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割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. グラファイトデザイン 有価証券報告書(2026年2月期)
  2. グラファイトデザイン 企業データ(EDINET DB)

分析日 2026-10-20