株譜
AI 銘柄分析 · その他製品 · 試作

研創 7939

サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)608 円23 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)588 円22 億円差 +3.4%
10 年後から見ると 適正 価値 608 円23 億円 · 差 +3.4% · 期待の年率 +7.1%
期待の年率リターン(10 年)+7.1%資本コスト比 −0.6 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

研創は広島の金属サイン専業メーカーだ。ステンレスなどの金属で、ビルの案内板・銘板・社名サインをつくる。起源は 1908 年の造船用ネームプレートにさかのぼる。

筆者の結論は「やや割高」だ。理由は利益率の低さにある。営業利益率は 4% 前後で、資本コストを超える稼ぎを生んでいない。10 年後の中立でも、利益は物価の分しか伸びない。

強みは、一品ごとに仕上げる技能と、約 3,000 社の得意先だ。弱みは、機械化が難しく、人手とステンレス価格に利益が左右されることだ。建築投資の波も受ける。

救いは財務にある。自己資本比率は 6 割で、土地も厚い。悲観でも会社が傾く筋書きは描きにくい。ただし、守りが厚いことと価値が高いことは別の話だ。バリュー投資家が欲しいのは、資本を預けて増やしてくれる会社である。研創は資本を守る会社であって、増やす会社ではない。今の値段が安く見えても、確率で重みを付けた本質価値は、今の時価総額を 1〜2 割下回る、というのが筆者の見立てだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、オーナー利益は小さい。純利益は 2 億円ほどで、そのうち設備の更新に回る分を引くと、自由に使える額はさらに減る。新しい設備を買わずに償却が先行しており、将来の更新投資が利益を食う余地がある。

堀は薄い。技能と得意先の関係は強みだが、10 年後に今より広がるとは言いがたい。10 年先の利益が自信を持って予測できる事業ではなく、確信度を下げて見る。

資本の使い方は堅実だ。政策保有株を売り、配当を続ける。ただし、事業の稼ぐ力が資本コストに届かない会社が内部にお金を留めても、価値は増えない。

安全域はある。土地と現金が厚く、悲観でも大きく崩れない。しかし、払う値段は稼ぐ力に見合う水準で、安さを理由に買う会社ではない。経営者が資本を増やす手段を見つけない限り、時間は味方にならない。「安全だが、割安ではない」というのが筆者の整理だ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、金属製サイン製品の製造と販売だ。開示は単一の事業で、ビルの案内サイン、銘板、店舗や企業の社名看板などを、ステンレスを中心に加工してつくる。

仕事のほとんどは一品ごとの受注生産だ。図面に合わせて切り、曲げ、溶接し、磨く。機械化が難しく、工程の多くを技能者の手に頼る。得意先は約 3,000 社と多く、1 社への依存は小さい。2026 年 3 月期の受注高は約 65 億円、売上高は約 64 億円だった。需要は下半期に偏り、利益も下半期に集まる。

拠点は広島市の本社工場と中深川工場の 2 つで、生産の場所が広島周辺に集中している。従業員は 257 人、臨時雇用者は年平均 94 人。年間の設備投資は 0.7 億円、減価償却は 1.4 億円で、新しい設備にはあまり投じていない。

主原料はステンレスで、ニッケルやクロムの相場、為替で値段が動く。材料高は利益率を押し下げる最大の要因として、会社自身が課題に挙げている。売上の多くは国内の建築関連で、海外は目立たない。関係会社は無く、単体の経営である。

優良さと弱いところ

堀は薄い。研創の強みは、一品ごとに仕上げる技能、納期、品質、そして 3,000 社に及ぶ得意先との取引の長さだ。しかし、サイン製品は同業が全国に多く、設計や素材の独自性で守られた製品ではない。値段を自分で決める力は強くなく、材料高を価格に移すのにも時間がかかる。

資本効率も低い。営業利益率は直近 12 年で 4〜9% の範囲にあり、ここ数年は 4% 台に張りついている。ROE は 6% 前後で、資本コストに届かない。

経営には評価できる点もある。政策保有株は全株を売却し、資本を事業に集めた。配当は純資産配当率 2.5% を目安とし、安定して払う。借入はあるが利払いの負担は軽い。

弱みは、人手に頼る生産だ。職人の確保が難しくなるほど、受注を取れても生産が追いつかない。中期計画は機械化・自動化を柱にするが、成果は決算にまだ大きく表れていない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

サイン業界の需要は建築投資と一体で動く。新築ビルや再開発、商業施設の改装、ホテルや病院の新設のたびに、案内サインと銘板が要る。景気が冷えると、工事の後ろの工程であるサインは先送りや値引きを受けやすい。

国内の建築投資は、人口の減少で新築は細る方向にある。一方、都市の再開発、老朽ビルの改装、訪日客向けの多言語表示などは、サインの更新需要を生む。数量は微減から横ばい、価格は物価並みに上がるというのが筆者の見方だ。

同業は全国に多く、広島県内にも看板・サインを一括で手がける会社がある。銘板やエッチング加工の専業も多数あり、規模の差はあっても技術の差は小さい。屋外広告物の規制の強化は、品質の低い業者を減らす方向に働くが、研創だけが得をする話ではない。

人手不足が最大の構造問題だ。溶接や研磨の職人は高齢化しており、確保できる会社だけが受注を取れる。機械化に早く成果を出した会社が優位に立つ。研創は中期計画で機械化を掲げており、その成否が 10 年の利益率を決める。価格は物価並みに上がるので、数量の見方と生産性の改善が、利益の伸びを左右する。

資本政策と M&A

還元は純資産配当率 2.5% を目安とする。2026 年 3 月期の配当総額は約 0.8 億円で、純利益の約 4 割だ。自社株買いは目立たない。

政策保有株は全株を売却済みで、持ち合いによる資本のむだは解消した。筆頭株主は約 2 割を持つ。TOB(株式公開買い付け)の話は確認できなかった。

設備投資は減価償却を下回る水準で、守りの資本配分だ。中期計画(2027 年 3 月期に営業利益 3.3 億円)は機械化への投資を前提にするが、設備投資の額は小さい。

10 年の還元は、中立では純資産配当率の目安どおり、純利益の約 3.5 割にあたる 10 億円とした。利益が落ちる筋書きでは、配当も減らす。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

研創は、機械化と値上げが進めば利益率を倍にできる会社だ。会社は中期計画で生産の機械化・自動化を柱にしており、人手に頼る生産を変えようとしている。成果が出れば、人手不足の同業を尻目に受注を取り込める。

サインは、再開発や店舗改装のたびに需要が生まれ、訪日客向けの多言語表示でも更新が続く。得意先は約 3,000 社と多く、特定の顧客に左右されない。長期ビジョンの売上 100 億円は、今の 1.5 倍ほどで、物価の上昇だけでも射程に入る。

財務は強い。自己資本比率は 6 割で、土地も厚い。政策保有株を全て売り、資本を事業に集めた。配当は純資産配当率 2.5% を目安に続く。営業利益率が過去の山である 8% 台に近づけば、利益は今の 2 倍になる。時価総額が自己資本の 7 割にも満たない会社が、利益率を戻せば、評価は見直される。人手不足で同業が受注を絞る局面は、技能者を抱える会社にとって追い風になる可能性がある。

慎重な見方

利益率は 12 年かけて 8% 台から 4% 台に下がった。材料のステンレスは相場が動き、人件費も上がるのに、一品受注の価格には転嫁しにくい。機械化は中期計画の柱とされてきたが、利益率はまだ戻っていない。

サインは同業が多く、技術の差が小さい。値段を決める力は弱い。しかも需要は建築投資に連動し、受注を在庫で調整できない。景気が冷えれば、固定費である人件費と償却が利益を飲み込む。

人手の問題も重い。溶接や研磨の職人は高齢化し、確保できなければ受注を取れても生産が追いつかない。設備投資は減価償却を下回り、更新が先送りされている兆しもある。

資本効率も低い。ROE は資本コストに届かず、自己資本が積み上がっても価値は増えない。配当も純資産配当率 2.5% 止まりで、株主への還元は乏しい。土地や現金の厚さは安心材料だが、稼ぐ力の弱さを補うものではない。10 年たっても同じ議論が続いている可能性が高い。

どちらに重みを置いたか

財務の堅さでは強気の見方が正しく、悲観でも会社が傾く確率は低い。一方、稼ぐ力では慎重な見方が当たっており、利益率が過去の山に戻る根拠は決算にまだ表れていない。中立は利益率 4% 台半ばに置き、確率は中立に最も厚く、悲観側をやや厚めにした。確率で重みを付けた価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回り、やや割高と出た。資産に守られた下値の硬さは評価するが、上値を買う理由は見つからなかった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 919 円35 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 250 円10 億円)。 今の値に割り戻すと 608 円23 億円、今との差 +3.4%、 期待の年率 +7.1%(資本コスト 7.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 1,793 円68 億円 328 円13 億円 +260.8% +13.7% 170 円6 億円
やや楽観 20% 1,264 円48 億円 297 円11 億円 +165.4% +10.3% 312 円12 億円
中立 42% 985 円38 億円 263 円10 億円 +112.2% +7.8% 524 円20 億円
やや悲観 20% 414 円16 億円 210 円8 億円 +6.1% +0.6% 125 円5 億円
悲観 10% 265 円10 億円 118 円5 億円 −34.8% −4.2% 38 円1 億円
加重平均100% 919 円35 億円250 円10 億円 +98.8% +7.1% 1,169 円45 億円

今の株価時価総額 588 円22 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 機械化と値上げが両方うまくいく筋書き 利益 5 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 1,793 円68 億円

生産の機械化が実り、少ない人手で同じ量をさばけるようになる。加工の自動化は中期計画の柱で、会社はこれを収益基盤の立て直しの中心に置いている。人手不足で同業が受注を絞る中、研創は納期と品質で選ばれ、値上げも通りやすくなる。再開発や商業施設の改装が続き、銘板・サインの需要は途切れない。売上は 98 億円と長期ビジョンの 100 億円にほぼ届き、営業利益率は 7% に乗る。過去の最良期の 8.8% には届かないが、近い水準だ。ステンレスの値上がりも価格に転嫁できる。還元は配当を軸に厚くなり、自己資本は 56 億円まで積み上がる。ただし利益の中身は職人仕事の延長で、堀が厚くなるわけではない。

  • 金属サイン製品(単一セグメント):数量 325(常勤換算の生産人員(人)。手作業中心の受注生産なので人員が生産量の天井)× 価格 0.30(1 人あたり売上(億円・名目)。物価と生産性の改善を含む)→ 売上 98 億円・営業利益 7 億円。人員 325 人 × 1 人あたり売上、営業利益率 7.0%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍。全体の PER 13.78 倍、時価総額 68 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:機械化と値上げの両方が成功し、過去最良期に近づく筋書き。中期計画の機械化はこれまで決算に表れておらず、実現の確度は高くない。

やや楽観 20% 機械化が進み、利益率が 5%台に乗る 利益 4 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,264 円48 億円

中期計画の機械化が一定の成果を上げ、利益率は 5% 台半ばまで戻る。受注は都市の再開発と店舗改装に支えられ、人員は今より少し増える。ステンレスなどの材料高は、値上げでおおむね吸収できる。売上は 92 億円で、物価の上昇分に近い伸びを保つ。2027 年 3 月期の計画(営業利益 3.3 億円)は達成され、その後も 5% 前後を守る。一方で、設備投資は減価償却を下回る水準が続き、生産能力の天井が見えてくる。これ以上の拡大には、新しい工場か大きな設備投資が要る。会社は DOE(純資産配当率)2.5% を目安に配当を続け、自己資本はゆっくり増える。堅実だが派手さのない 10 年だ。

  • 金属サイン製品(単一セグメント):数量 315(常勤換算の生産人員(人)。手作業中心の受注生産なので人員が生産量の天井)× 価格 0.29(1 人あたり売上(億円・名目)。物価と生産性の改善を含む)→ 売上 93 億円・営業利益 5 億円。人員 315 人、営業利益率 5.6%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.3% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 48 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期計画(営業利益 3.3 億円)が達成され、5% 台に乗る筋書き。直近は計画を少し下回るが、方向は合っている。

中立 42% 中立:物価並みに伸び、利益率は 4%台半ば 利益 3 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 985 円38 億円

売上は物価の上昇に生産性の改善を少し加えた形で伸び、10 年後に 88 億円になる。人手不足で人員は微減だが、機械化で 1 人あたりの売上は上がる。営業利益率は 4.6% と、直近の 4% から小幅に戻る。過去 12 年の山である 8.8% には遠い。理由は材料費の高止まりと、人件費の上昇を全額は価格に乗せにくいことだ。減価償却は今ある設備の分が増えない一方、更新投資は新しい値段で膨らむ。利益の見かけは良く見えても、現金は設備に回る。還元は DOE 2.5% の目安のままで、10 年の合計は約 10 億円になる。自己資本は 49 億円に増えるが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない。優良とも不振とも言えない、普通の小さな製造業のままだ。

  • 金属サイン製品(単一セグメント):数量 305(常勤換算の生産人員(人)。手作業中心の受注生産なので人員が生産量の天井)× 価格 0.29(1 人あたり売上(億円・名目)。物価と生産性の改善を含む)→ 売上 88 億円・営業利益 4 億円。人員 305 人、営業利益率 4.6%

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.0% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 38 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:利益率 4% 台と物価並みの成長が、過去 10 年の実績(4〜5%)に最も近い。中心に置いた。

やや悲観 20% やや悲観:値上げが遅れ、利益率は 3%割れへ 利益 2 億円 · PER 9.7 倍 · 株価時価総額 414 円16 億円

ステンレスの値上がりと人件費の上昇を、価格に乗せきれない。得意先は約 3,000 社と分散しているが、一社あたりの発注は小さく、値上げ交渉の力は強くない。建築投資が細り、人手不足で職人も確保しにくくなり、受注と生産の両方が 1 割ほど縮む。売上は 78 億円で物価並みの伸びにとどまり、営業利益率は 2.8% に下がる。機械化は進むが、効果はコスト増に食われる。配当は DOE の目安を守れず、減らさざるをえない。自己資本は 44 億円まで増えるものの、稼ぐ力が弱まったため、帳簿の厚みは価値に結びつかない。それでも工場と土地は残り、会社が傾くことはない。

  • 金属サイン製品(単一セグメント):数量 285(常勤換算の生産人員(人)。手作業中心の受注生産なので人員が生産量の天井)× 価格 0.27(1 人あたり売上(億円・名目)。物価と生産性の改善を含む)→ 売上 78 億円・営業利益 2 億円。人員 285 人、営業利益率 2.8%

倍率:ROE 3.6% が k 7.75% 以下。稼ぐ力が資本コストに届かないので、上限(1÷k=12.1 倍)の 8 割の 9.7 倍に置いた。

確率:材料高と人件費を価格に乗せきれない筋書き。過去 10 年も利益率は 4% 台から下がる傾向があり、軽く見ない。

悲観 10% 悲観:価格競争で赤字が続き、資産で測る 利益 −1 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 265 円10 億円

建築投資の縮小と同業との値引き競争で、受注が 2 割落ちる。サイン製品は一品ごとの受注で、在庫で調整できない。固定費である工場の人件費と償却は減らせず、赤字に転じる。売上は 63 億円と今と同じ水準で、物価の上昇分は値引きに消える。営業利益率はわずかな赤字になる。会社は工場の集約や人員の整理に踏み込むが、効果が出る前に自己資本は削られる。配当は大きく絞られる。それでも、広島の本社工場と中深川工場の土地があり、現金と売掛金も厚い。債権者に対しては十分で、清算に近い値で測っても帳簿の一部は残る。少数株主にとっては、稼ぐ力ではなく資産の切り売りで測る局面になる。

  • 金属サイン製品(単一セグメント):数量 250(常勤換算の生産人員(人)。手作業中心の受注生産なので人員が生産量の天井)× 価格 0.25(1 人あたり売上(億円・名目)。物価と生産性の改善を含む)→ 売上 63 億円・営業利益 −1 億円。人員 250 人、営業利益率 −0.8%

倍率:赤字なので PER は使わず、今の自己資本 33.8 億円に PBR 0.30 を掛けた。稼ぐ力はなく、床は資産(floor_assets_oku)。PBR は中立(約 0.6 倍)より低い。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.3 倍・時価総額 10 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:建築投資の縮小と値引き競争が重なる。リーマン後の赤字(2009 年 3 月期)の前例があり、悲観が 5% 未満にはならない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

金属サイン製品(単一セグメント)

ステンレスなど金属製の案内サイン・銘板・社名看板を一品ごとに受注生産する。開示は単一セグメント。

数量常勤換算の生産人員(人)。手作業中心の受注生産なので人員が生産量の天井価格1 人あたり売上(億円・名目)。物価と生産性の改善を含む売上営業利益
今 2026/03 313 0.20 64 3
10 年後 中立 305 0.29 88 4

取り方:従業員 257 人に、臨時雇用者の年平均 94 人を 6 割と仮定した 56 人を足した約 313 人を生産人員の推定とし、売上 64.1 億円を割って 1 人あたり約 0.205 億円とした(推定)。製品別・数量の開示はない。数量は実質の人員、物価 3% と生産性の改善は 1 人あたり売上に入れる。

リスクと懸念

ステンレス相場と材料高

主原料のステンレスは、ニッケルやクロムの相場と為替で動く。一品受注の価格にすぐ転嫁できず、材料高が続くと営業利益率は 4% を割る。会社自身が利益率低下の主因に挙げている。

職人の確保と高齢化

溶接・研磨・仕上げは技能者に頼る。人手が確保できなければ、受注があっても生産が追いつかない。賃金の上昇も重なり、機械化が間に合うかが分かれ目になる。

建築投資の波

サインは建築工事の後工程で、景気後退時は先送りや値引きを受けやすい。一品ごとの受注で在庫による調整ができず、工場の固定費が利益を直撃する。過去にも 2009 年 3 月期に赤字を出した。

生産が広島周辺に集中

本社工場と中深川工場の 2 拠点が広島周辺にまとまる。豪雨などの自然災害で稼働が止まれば、代替できる工場がない。

更新投資の先送り

設備投資は減価償却を下回る水準が続く。更新を遅らせると、あとで一度に出費が重なり、現金と利益を圧迫するおそれがある。新しい設備は新しい値段で買うため、費用は物価以上に膨らむ。

中期計画の未達

2027 年 3 月期に営業利益 3.3 億円を目標とするが、直近は約 2.6 億円。機械化の成果が出なければ、長期ビジョンの売上 100 億円も遠のく。

今後の分かれ目

営業利益率が 6% を超えて 2 年続いたら
機械化と値上げが定着した証拠で、やや楽観に確率を寄せる。ただしROEはまだ資本コストをわずかに超える程度。
2027 年 3 月期の営業利益が 3 億円を割ったら
中期計画の機械化が遅れていると見て、やや悲観の確率を上げる。
ステンレスの相場が高止まりして粗利率が下がったら
値上げ交渉の力が弱いことが確かになり、中立の利益率を 4% 割れに下げる。
設備投資が減価償却を大きく上回り始めたら
機械化への本格投資が始まった合図。短期は現金が減るが、中長期の利益率の改善を点検する。
大株主が持ち株を増やす、または公開買い付けの話が出たら
資産の厚さを背景に評価が見直される材料。ただし価格は少数株主に有利とは限らず、条件を見る。

見ておくもの

  • 営業利益率(4% 台からの改善)
  • 機械化・自動化への設備投資額
  • 受注高と受注残の動き
  • ステンレス相場と価格転嫁の進み具合
  • 2027 年 3 月期の営業利益 3.3 億円の達成

倍率と資本コストの決め方

数量は人員、価格は 1 人あたり売上とし、物価 3% は価格に入れた。営業利益率は直近 4% と過去の山 8.8% の間の 4.6% で、山には寄せていない。ROE が k 以下の中立なので、PER は 1÷k の 8.5 割とし、今の PER や PBR は根拠にしていない。悲観は稼ぐ力でなく土地・現金・売掛金の税後の床で測った。新リース会計の影響は小さく、10 年後の数字は今と同じ形で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.6→13.78 倍・やや楽観 PER 10.3→12.9 倍・中立 PER 10.3→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 研創 有価証券報告書テキスト(FY2026、EDINET DB)
  2. 研創 決算データ(EDINET DB)

分析日 2026-10-22