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幸和製作所 7807

シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,803 円75 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)967 円40 億円差 +86.5%
10 年後から見ると 割安 価値 1,803 円75 億円 · 差 +86.5% · 期待の年率 +14.1%
期待の年率リターン(10 年)+14.1%資本コスト比 +6.6 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

幸和製作所は、高齢者が押して歩くシルバーカーと歩行車、杖を作る堺の会社だ。ブランドは「テイコブ」で、シルバーカーでは業界の首位とされる。筆者の結論は割安である。85 歳以上の人口が増え続ける限り台数は伸び、中国の自社工場で作る仕組みが厚い利幅を生むからだ。

稼ぐ力はこの数年で一段上がった。営業利益率は 10% 台に乗り、2026 年 8 月までの中間期は営業利益が 47% 伸びた。純現金は 11 億円あり、借金の心配も無い。

弱みも分かりやすい。売上の 4 割が介護保険に頼り、貸与の上限価格で売値が物価に負けやすい。最大の顧客であるパナソニックエイジフリーが売上の 2 割を占め、円安は中国からの仕入れを重くする。オーナー一族が 55% を持ち、配当性向は 1 割余りと低い。

それでも、今の値段は中心の筋書きの稼ぐ力に届いていない。制度が大きく変わらない限り、払う値段にはいくらかの安全域があると筆者は見る。使う人の数が統計で約束された、珍しく先の読みやすい事業である。分かれ目は、国が貸与の対象と値段をどう変えるか、そしてオーナーが積み上がる現金をどう使うかの二つだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、地味だが分かりやすい事業だ。高齢者が歩くための道具は、10 年後も 20 年後も要る。使う人が増えることも、人口の統計がほぼ約束している。

堀は小さいが本物である。毎日体を預ける道具で、使い慣れた銘柄と、修理まで面倒を見る販路が信頼をつくる。工場は軽く、稼いだ利益の多くが現金として残る。経営は値上げと新製品で利幅を上げてきた。

気になるのは資本の使い方だ。現金は積み上がり、配当は少ない。オーナーが過半を持つので、少数株主はその現金の行き先を決められない。だから筆者は、現金の価値を半分しか数えない。

それでも、事業の稼ぐ力だけで今の値段はおおむね説明がつく。制度の見直しという雲はあるが、払う値段にはいくらかの安全域がある。

筆者がいちばん気にしているのは制度の行方だ。そこさえ大きく崩れなければ、時間はこの会社の味方になる。毎日の暮らしに入り込んだ道具は、派手さは無くても長く稼ぐ。

何で稼ぐ会社か

売上は 64 億円で、85% を福祉用具の製造販売が占める。残りは介護保険で用具を貸す介護サービスと、ネット通販である。

主力はシルバーカーと歩行車だ。シルバーカーは自分で歩ける高齢者が買い物に使う手押し車で、ホームセンターや通販で買われる。歩行車は歩くのが難しい要支援・要介護の人のための用具で、介護保険で月々借りるのがふつうだ。幸和製作所は歩行車をレンタル卸に納め、そこから全国の貸与事業者に届く。最大の顧客のパナソニックエイジフリーもこの流れの一つで、売上の 21% を占める。

作るのは中国の東莞にある 100% 子会社の工場だ。アルミのパイプと樹脂を組み立て、日本に運ぶ。製造の費用は人民元と米ドルにつながり、円安になると原価が上がる。この会社の利益が年ごとに大きく動いてきたのは、主に為替と量販店の需要の波のためだ。

介護サービスは 2024 年に取得したパーソンケアなどで、利用者に直接貸す。まだ統合の費用で赤字だ。電動で坂道を助ける歩行車「リトルキーパス」は、介護ロボットとして初めて保険の貸与の対象になった。自費で買う元気な高齢者に向けた商品も増やしている。

利益の芯は製造販売だ。セグメント利益は 10 億円で、本社の費用を引く前の利益のほぼすべてを稼ぐ。貸与と通販は、利用者に近づくための入り口という位置づけである。

優良さと弱いところ

強みは、狭い品目で定番の座を持っていることだ。シルバーカーと歩行車は、使う人が毎日体を預ける道具である。だから一度使い慣れた形を変えたがらず、貸与事業者も故障や事故の少ない銘柄を選ぶ。全国のレンタル卸と量販店に棚を持ち、修理の拠点もある。新しく入る会社がこの信頼と販路を一から作るのは簡単ではない。

資本効率も良い。営業利益率はこの 3 年で 12〜15% に上がり、ROE は 1 割を超える。工場は小さく、借金もほとんど要らない。

弱いところは三つある。一つは値段だ。歩行車の貸与料には全国の平均をもとにした上限があり、物価ほどには上げにくい。二つ目は顧客の集中で、上位の 1 社が 2 割を占める。三つ目は為替で、仕入れのほとんどが中国からだ。2019〜2020 年の赤字は、強みがあっても利益が崩れうることを示している。

経営は値上げと新製品で利幅を上げてきた。この 3 年の改善は為替の追い風だけでは説明がつかない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の芯は高齢者の数だ。日本の 75 歳以上の人口は 2030 年代半ばまで増え、歩行の道具を最も使う 85 歳以上はさらに速く増える。人口全体は減っても、この会社の客は増え続ける。世界の歩行器の市場も年 5〜7% の伸びが見込まれている。

ただ、数の半分近くは介護保険の制度を通る。保険の貸与料には上限価格があり、3 年ごとに見直される。国の財政は苦しく、自己負担を 2 割に広げる案や、軽い要介護の人の貸与を外す案が何度も出てきた。2024 年度からは杖や歩行器の一部で、借りるか買うかを利用者が選べるようになった。制度の小さな変化が台数と売値を動かす業界だ。

競合は国内の福祉用具メーカーと、海外から安く仕入れる商社である。シルバーカーは量販店で値段の勝負になりやすく、歩行車は品質と貸与事業者との関係が効く。幸和製作所は両方を持ち、歩行車で軽さや操作のしやすさを競っている。

供給の側では、中国の人件費の上昇と為替が全社に共通の重しだ。物流費や部材の値上がりを売値に移せる会社ほど、利幅を保てる。

10 年の数量を決めるのは人口、値段を決めるのは制度だ。この会社を見る時は、二つを分けて考えるのがよい。

資本政策と M&A

資本政策は控えめだ。配当は年 0.5 億円ほどで、配当性向は 12.6% にとどまる。自社株買いの方針は無く、現金は少しずつ積み上がっている。

大株主は創業家の資産管理会社の秀一で、55% を持つ。オーナーが過半を握る会社では、積み上がった現金が株主に戻るかは経営者の考え一つだ。筆者は戻り方を半分と見ている。

買収には前向きで、2024 年に貸与事業者のパーソンケアを取得し、同時に別の子会社の貸与事業の一部をヤマシタに売った。メーカーが貸与まで手を伸ばすのは、利用者の声を製品に早く返すためだ。オーナーが過半を持つので、外からの TOB はオーナーが応じない限り起きない。中計の 2027 年 2 月期の営業利益 12 億円は、会社の予想でも届かない見込みだ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

客は確実に増える。85 歳以上の人口はこの先 10 年で大きく増え、歩行車やシルバーカーを使う人もそれにつれて増える。景気が悪くても、歩けなくなった人は道具を借りる。こんなに先の見える需要は多くない。

しかも幸和製作所は、その道具の定番を握る。全国のレンタル卸と量販店に棚があり、修理の拠点もある。貸与事業者は事故や故障の少ない銘柄を選ぶので、実績のある会社に注文が集まる。

稼ぐ力も上がっている。中間期の営業利益は 47% 伸び、利益率は 15% を超えた。値上げが通り、軽くて扱いやすい歩行車の新製品が売れている。電動の歩行車が保険の対象になったのも、次の柱の芽だ。

財務は堅く、純現金は 11 億円ある。今の値段は利益の 9 倍台で、この現金と伸びる需要をほとんど評価していない。貸与の子会社が黒字になれば、利幅はもう一段上がる。

制度の見直しも、必ずしも逆風ではない。借りるか買うかを選べるようになれば、自費で買う人が増え、幸和製作所の売値は上限価格の外に出る。自費の客は値段より使いやすさで選ぶので、ブランドの力がそのまま利幅になる。

慎重な見方

需要が伸びても、値段は国が決める。歩行車の貸与料には上限価格があり、国の財政が苦しくなるほど締め付けは強くなる。自己負担を 2 割に広げる案や、軽い要介護の人を貸与から外す案は何度も出てきた。どれか一つ通れば、台数も売値も同時に落ちる。

利益の振れも大きい。2019〜2020 年は赤字だった。工場は中国にあり、円安や人件費の上昇はそのまま原価になる。今の高い利益率は、値上げと為替の落ち着きが重なった時期のものかもしれない。

顧客も偏っている。パナソニックエイジフリーが 2 割を占め、この 1 社の方針で売上が大きく動く。シルバーカーは量販店で安い輸入品と競う。

そして、株主に現金が戻らない。オーナーが過半を持ち、配当性向は 1 割余りだ。現金が積み上がっても、少数株主にはその使い道を決める力が無い。利益の 9 倍という値段は、この戻らなさを映している。

定番の座も永久ではない。軽くて安い歩行車を海外で作り、貸与事業者に直接売る会社が出てくれば、販路の強みは薄れる。中国の工場で作る点は、競合も同じ条件で持てるからだ。

どちらに重みを置いたか

強気の見方がやや勝つ。高齢者の数という需要の芯は動かず、定番の座と軽い工場が利益を現金に変える力も確かだ。一方で、制度の見直しと為替の振れは本物の危うさである。だから中心の筋書きは売値を物価より少し低く置き、悲観の側にも 3 割の重みを残した。現金はオーナー支配を映して半分しか数えていない。強気の側に 3 分の 1 を置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/02 期)

確率で加重した株価時価総額 3,436 円143 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 195 円8 億円)。 今の値に割り戻すと 1,803 円75 億円、今との差 +86.5%、 期待の年率 +14.1%(資本コスト 7.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 6,494 円270 億円 289 円12 億円 +601.5% +21.5% 814 円34 億円
やや楽観 22% 5,087 円211 億円 241 円10 億円 +451.0% +18.6% 1,172 円49 億円
中立 36% 3,579 円149 億円 193 円8 億円 +290.0% +14.6% 1,358 円56 億円
やや悲観 20% 1,079 円45 億円 144 円6 億円 +26.5% +2.4% 245 円10 億円
悲観 10% 330 円14 億円 96 円4 億円 −56.0% −7.9% 43 円2 億円
加重平均100% 3,436 円143 億円195 円8 億円 +275.5% +14.1% 3,631 円151 億円

今の株価時価総額 967 円40 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 12% 楽観:歩行の道具の定番として、介護の外にも広がる 利益 12 億円 · PER 20.1 倍 · 株価時価総額 6,494 円270 億円

85 歳以上の人口の伸びに、自費で買う元気な高齢者の需要が重なる。軽い歩行車と電動の歩行車が定番になり、台数は 10 年で 1.35 倍になる。値上げも物価並みに通り、製造販売の利益率は 21% に上がる。

貸与の子会社は買収で地域を広げ、黒字に定着する。利用者の声が製品に早く返り、新製品の当たりが続く。パナソニックエイジフリー以外の販路も育ち、顧客の偏りは薄れる。

オーナーは配当を少しずつ上げるが、現金はなお積み上がる。それでも事業の利益だけで今の値段の数倍の価値になる。電動の歩行車は海外にも売り出す。日本の高齢化を先に経験した会社として、アジアの市場の入り口にも立つ。

  • 介護用品・福祉用具製造販売:数量 365,850(歩行補助具などの出荷台数(台・年、推定))× 価格 2.68(1 台あたりの平均の売値(万円・名目))→ 売上 98 億円・営業利益 21 億円。台数 1.35 倍(85 歳以上の増加と自費の購入)、売値は物価並み、利益率 21%
  • 介護サービス(福祉用具貸与):数量 19,375(貸与の利用件数(件・年平均、推定))× 価格 4.68(1 件あたりの年間の貸与料(万円・名目))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。件数 2.5 倍(買収で地域を広げる)、利益率 6%
  • EC:数量 64,960(注文の件数(件・年、推定))× 価格 1.95(1 件あたりの平均の売上(万円・名目))→ 売上 13 億円・営業利益 1 億円。件数 1.4 倍、利益率 7%

倍率:事業の純利益 12 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 19.4% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)6 億円。全体の PER 20.09 倍、時価総額 252 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中間期の営業利益が 47% 伸び、歩行車の新製品が当たっている。85 歳以上の人口の伸びは確かなので 12%。

やや楽観 22% やや楽観:高齢者の増加に乗り、利幅を保つ 利益 10 億円 · PER 19.5 倍 · 株価時価総額 5,087 円211 億円

85 歳以上の人口の伸びに沿って、台数は 10 年で 1.25 倍になる。歩行車は介護保険の貸与で安定して出ていき、シルバーカーは通販と量販店で自費の購入が増える。

売値は貸与の上限価格に縛られるが、新製品への入れ替えで物価にほぼ追いつく。中国の工場の効率化で利幅を保ち、製造販売の利益率は 19.5% になる。貸与の子会社は小さな黒字に転じる。

配当性向は低いままで、現金は積み上がる。株主に戻る分は半分と見ても、事業の稼ぐ力が価値を押し上げる。中間期に見えた利幅の改善が、一時のものでなかったことが確かめられる 10 年になる。

  • 介護用品・福祉用具製造販売:数量 338,750(歩行補助具などの出荷台数(台・年、推定))× 価格 2.60(1 台あたりの平均の売値(万円・名目))→ 売上 88 億円・営業利益 17 億円。台数 1.25 倍、売値 1.30 倍、利益率 19.5%
  • 介護サービス(福祉用具貸与):数量 13,950(貸与の利用件数(件・年平均、推定))× 価格 4.68(1 件あたりの年間の貸与料(万円・名目))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。件数 1.8 倍、利益率 4%
  • EC:数量 55,680(注文の件数(件・年、推定))× 価格 1.95(1 件あたりの平均の売上(万円・名目))→ 売上 11 億円・営業利益 1 億円。件数 1.2 倍、利益率 6%

倍率:事業の純利益 10 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.8% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)6 億円。全体の PER 19.53 倍、時価総額 195 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:85 歳以上の人口の伸びと、自費の購入層への広がりで台数が伸びる筋書き。値上げを通した実績もあるので 22%。

中立 36% 中立:台数は伸び、売値は物価に少し負ける 利益 7 億円 · PER 18.5 倍 · 株価時価総額 3,579 円149 億円

台数は高齢者の増加に沿って 10 年で 1.12 倍になる。歩行車は貸与で、シルバーカーは量販店と通販で売れていく。ただ貸与の上限価格が売値を抑え、売値は物価の 1.34 倍に届かず 1.25 倍にとどまる。

人件費や部材の値上がりは売値に移しきれず、製造販売の利益率は今より少し低い 17.5% に落ち着く。貸与の子会社は小さく黒字になる。パナソニックエイジフリーとの取引は続くが、比率は少しずつ下がる。

配当は利益の 1 割余りで、現金は積み上がる。地味だが、利益は物価をやや上回って伸びる 10 年だ。定番の座は保つが、制度に縛られて大きくは伸びない。

  • 介護用品・福祉用具製造販売:数量 303,520(歩行補助具などの出荷台数(台・年、推定))× 価格 2.50(1 台あたりの平均の売値(万円・名目))→ 売上 76 億円・営業利益 13 億円。台数 1.12 倍、売値 1.25 倍(貸与の上限価格で物価に負ける)、利益率 17.5%
  • 介護サービス(福祉用具貸与):数量 10,850(貸与の利用件数(件・年平均、推定))× 価格 4.68(1 件あたりの年間の貸与料(万円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。件数 1.4 倍、利益率 2%
  • EC:数量 46,400(注文の件数(件・年、推定))× 価格 1.95(1 件あたりの平均の売上(万円・名目))→ 売上 9 億円・営業利益 0 億円。件数横ばい、利益率 5%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.2% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)6 億円。全体の PER 18.5 倍、時価総額 133 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:台数は高齢者の増加で伸び、売値は介護保険の上限価格で物価に少し負ける中心の筋書き。過去 10 年で利益率が大きく振れたことも映して 36%。

やや悲観 20% やや悲観:制度の見直しと競合で利幅が削られる 利益 3 億円 · PER 9.7 倍 · 株価時価総額 1,079 円45 億円

介護保険の改定で、利用者の自己負担が重くなる。軽い要介護の人の一部が歩行車を借りなくなり、台数は 10 年で 5% 減る。上限価格の見直しで貸与料も下がり、売値は物価に大きく負ける。

同じ頃、海外から安く仕入れる商社がシルバーカーの値段を崩す。中国の人件費の上昇も重なり、製造販売の利益率は 13% に落ちる。貸与の子会社は赤字が続く。

オーナーは配当を据え置き、現金は事業の立て直しと小さな買収に使われる。少数株主に戻る分は少ない。利益は 10 年前の水準に戻り、株主の取り分は細る。現金はあっても、値段を支える力は弱い。

  • 介護用品・福祉用具製造販売:数量 257,450(歩行補助具などの出荷台数(台・年、推定))× 価格 2.30(1 台あたりの平均の売値(万円・名目))→ 売上 59 億円・営業利益 8 億円。台数 0.95 倍、売値 1.15 倍、利益率 13%
  • 介護サービス(福祉用具貸与):数量 7,750(貸与の利用件数(件・年平均、推定))× 価格 4.32(1 件あたりの年間の貸与料(万円・名目))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。件数横ばい、赤字
  • EC:数量 37,120(注文の件数(件・年、推定))× 価格 1.80(1 件あたりの平均の売上(万円・名目))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。件数 0.8 倍、利益率 2%

倍率:ROE 4.9% が k 7.5% 以下なので、ためた利益は額面未満で、PER の上限は 1÷k=12.9 倍。利益が物価に負けて細る筋書きなので上限の 7.5 割(上限の 75%=9.68 倍)。余った現金 6.0 億円は戻り方 0.50 を掛けて足した。

確率:介護保険の自己負担の引き上げや、軽い要介護の人の貸与の見直しは何度も議論されてきたので 20%。

悲観 10% 悲観:貸与の対象が絞られ、定番の座を失う 利益 1 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 330 円14 億円

国が財政の立て直しのため、軽い要介護の人を歩行車の貸与から外す。介護の経路の台数が大きく減り、残った需要も安い輸入品に流れる。台数は 10 年で 2 割減り、売値はほぼ上がらない。

最大の顧客のパナソニックエイジフリーが仕入れ先を替え、製造販売の利益率は 9% まで落ちる。本社の費用を削っても、営業利益は 1 億円台にとどまる。貸与の子会社は売りに出す。

現金はあるが、オーナーは配らず、事業の立て直しに使う。少数株主に残るのは、現金と本社の土地の一部に見合う価値だけになる。定番の座を失えば、高齢者が増えても会社は報われない。

  • 介護用品・福祉用具製造販売:数量 216,800(歩行補助具などの出荷台数(台・年、推定))× 価格 2.20(1 台あたりの平均の売値(万円・名目))→ 売上 48 億円・営業利益 4 億円。台数 0.8 倍、売値 1.10 倍、利益率 9%
  • 介護サービス(福祉用具貸与):数量 4,650(貸与の利用件数(件・年平均、推定))× 価格 3.96(1 件あたりの年間の貸与料(万円・名目))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。件数 0.6 倍、赤字
  • EC:数量 27,840(注文の件数(件・年、推定))× 価格 1.65(1 件あたりの平均の売上(万円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。件数 0.6 倍、収支とんとん

倍率:稼ぐ力(純利益÷k=約 13 億円)はわずかで、床は売れる資産(floor_assets)とし、今の自己資本 34.2 億円の 0.40 倍にあたる 13.7 億円に置いた。

確率:制度の大きな見直しと、パナソニックエイジフリーとの取引の縮小が重なる筋書き。歩行補助の需要そのものは消えないので 10%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

介護用品・福祉用具製造販売

シルバーカー・歩行車・杖などを中国の自社工場で作り、介護用品のレンタル卸・量販店・通販に売る。ブランドは「テイコブ」。

数量歩行補助具などの出荷台数(台・年、推定)価格1 台あたりの平均の売値(万円・名目)売上営業利益
今 2026/02 271,000 2.00 54 10
10 年後 中立 303,520 2.50 76 13

取り方:セグメントの外部売上 54.2 億円を、シルバーカー(卸値 1 万円台)と歩行車(同 3 万円前後)、杖などの平均の卸値を 1 台 2 万円と置いて約 27 万台に割り戻した推定で、開示の実数ではない。利益はセグメント利益 10.27 億円。

介護サービス(福祉用具貸与)

子会社のパーソンケアなどが、介護保険で福祉用具を利用者に貸し出す。

数量貸与の利用件数(件・年平均、推定)価格1 件あたりの年間の貸与料(万円・名目)売上営業利益
今 2026/02 7,750 3.60 3 −1
10 年後 中立 10,850 4.68 5 0

取り方:外部売上 2.79 億円を、1 件の貸与料を年 3.6 万円と置いて約 7,750 件に割り戻した推定。2024 年 10 月に取得したパーソンケアの統合の費用で赤字。

EC

自社と他社の福祉用具・日用品をネット通販で売る。

数量注文の件数(件・年、推定)価格1 件あたりの平均の売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/02 46,400 1.50 7 0
10 年後 中立 46,400 1.95 9 0

取り方:外部売上 6.96 億円を 1 件 1.5 万円で割り戻した推定。利益はセグメント利益 0.47 億円。調整(本社費)は −2.64 億円で、10 年後は物価並みの −3.54 億円と置いた。

リスクと懸念

介護保険の制度の見直し

売上の 4 割は介護保険を通る。自己負担の 2 割への拡大や、軽い要介護の人を貸与から外す見直しが通れば、歩行車の台数と貸与料が同時に落ちる。3 年ごとの改定のたびに確かめたい。

貸与の上限価格

歩行車の貸与料には全国の平均をもとにした上限がある。上限は実勢の値段が下がると下がり、物価が上がっても追いつきにくい。値上げで利幅を守る手が使いにくい構造だ。

最大の顧客への依存

パナソニックエイジフリーが売上の 21% を占める。この 1 社が仕入れ先を替えるか、自社の製品に切り替えれば、売上の大きな部分が一度に消える。

為替と中国の工場

シルバーカーと歩行車は中国の自社工場で作り、日本に運ぶ。円安や人民元高、中国の人件費の上昇は、そのまま原価を押し上げる。政治の緊張で物流が止まる危うさもある。

現金が株主に戻らない

オーナー一族の会社が 55% を持ち、配当性向は 1 割余りだ。現金が積み上がっても、少数株主はその使い道を決められない。割高な買収に使われる危うさもある。

製品の事故と品質

体を預ける道具なので、転倒の事故やリコールが起きれば、回収の費用だけでなく定番の信頼そのものが傷つく。品質の評判がこの会社の堀の中心にある。

今後の分かれ目

介護保険の改定で、軽い要介護の人の歩行車の貸与が外されたら
やや悲観から悲観の筋書きに寄る。台数と売値が同時に下がる。
中間期の利益率 15% 台が通期でも続いたら
やや楽観の筋書きに近づく。値上げが定着したと見てよい。
配当性向を 3 割以上に上げるか、自社株買いを始めたら
現金の戻り方を見直し、本質価値は上に動く。オーナーの考えが変わった合図になる。
パナソニックエイジフリーとの取引が縮んだら
悲観の側の確率を上げる。代わりの販路が育っているかを確かめる。
貸与の子会社が黒字になったら
メーカーから利用者までをつなぐ形が回り始めた合図で、楽観の側に寄る。
円安が大きく進んだら
仕入れの原価が上がり、売値に移すまでの間は利益が落ちる。値上げが通るかを見る。

見ておくもの

  • 製造販売のセグメント利益率
  • 介護保険の改定(2027 年度・2030 年度)の中身
  • パナソニックエイジフリー向けの売上
  • 配当性向と自社株買い
  • 介護サービスの損益

倍率と資本コストの決め方

数量は歩行補助具の台数を売上から推定し、85 歳以上の人口の伸びで置いた。売値は貸与の上限価格を映して中立で物価の 1.25 倍にとどめた。中立の営業利益率 11.4% は過去 12 年の山 14.8% の下。倍率は正当化 PER の式から出し、今の PER 9 倍台は見ていない。余った現金 8 億円はオーナー支配で戻り方 0.5 とした。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.37→20.09 倍・やや楽観 PER 13.86→19.53 倍・中立 PER 11.98→18.5 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 幸和製作所 有価証券報告書の要約(EDINET DB)
  2. 幸和製作所 企業情報・大株主(EDINET DB)
  3. パーソンケアの子会社化(日本M&Aセンター)

分析日 2026-10-20