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アシックス 7936

スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,625 円3.28 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,834 円3.43 兆円差 −4.3%
10 年後から見ると 適正 価値 4,625 円3.28 兆円 · 差 −4.3% · 期待の年率 +6.8%
期待の年率リターン(10 年)+6.8%資本コスト比 −1.2 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アシックスはパフォーマンスランニングシューズを中核に、街履き向けの「スポーツスタイル」と「オニツカタイガー」という2つの高収益ライフスタイルブランドを急拡大させ、2025年12月期に売上8,109億円・営業利益1,425億円・ROE36.4%という過去最高の決算を4期連続で更新した会社である。もともとの中期経営計画2026(2026年12月期営業利益800億円以上)は2年前倒しで達成され、1,300億円以上へ上方修正されたが、2026年も上半期までその上方修正ペースを上回って推移している。

ここではパフォーマンスランニング、スポーツスタイル+オニツカタイガー(ライフスタイル)、コアパフォーマンス・アパレル等の3つに分け、それぞれ世界市場規模×シェアで10年を積み上げた。ランニングはNike・adidas・On・Hokaとの競合から世界の技術系ランニングシューズ市場を250-300億ドル程度、ASICSのシェアを9%前後と推定し、中立で10年後にシェア14%程度まで緩やかに伸ばす。ライフスタイルは世界のファッション系スニーカー市場(1,500億ドル規模)の中のごく一部(シェア1.2%)だが、インバウンドと世界的なレトロスニーカー人気を背景に中立でシェア2.2%程度まで拡大すると置いた。

倍率は「今の利益はそのまま残り、新しく投じるお金の稼ぎ(RONIC)だけが資本コスト8.0%(基本の7.5%に寿命の調整+0.5%)に向けて薄れる」という考え方で置いた。今の事業のROE(余剰現金を除いた事業のみ、約40%台)を残る割合1/2でRONICに薄めても、10年中立で正当化PERは約19倍となる。これは今のPER27倍より低いが、前の版(ROEそのものを薄める置き方)ほど極端には下がらない。結果、10年後の本質価値は今の時価総額3兆3,673億円を約2割下回り、総合では約-22%のやや割高という結論になった。純現金で財務の心配は小さく、SportStyle・オニツカの勢いそのものは評価できるが、今の株価はその勢いの持続をやや厚めに見込んだ値段である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、アシックスのオーナー利益は見た目の純利益に近いが、その質は事業ごとに大きく異なる。パフォーマンスランニングは技術と顧客基盤に支えられた持続的な利益で、研究開発投資を継続しながらも安定した現金を生む。一方、スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は収益性が非常に高いものの、ファッションという予測しにくい需要に強く依存しており、10年先も同じ利益率で稼げるかは確信を持ちにくい領域である。

資本配分については、純現金を維持しながら配当と自社株買いを積極化し、無理な大型買収に資金を投じていない点は評価できる規律である。オニツカタイガーの分社化も、資本を効率的に配分するための合理的な一手と見える。

一番の論点は値段である。今の利益そのものは評価してよく、PER27倍は今の事業規模に対する評価というより、新しく投じるお金もこの高いROEで回り続けるという前提を含んでいる。新規投資のリターンは競争で資本コストに向けて薄れるのが通常で、その前提を当てると、成長を続ける中立の筋書きでも正当化できる値段は今より約2割低い。安全域は乏しいが、以前の見方(ROEそのものを薄める)ほど極端な割高ではなく、純現金の厚さも考えれば、過度に悲観視する値段ではない。

何で稼ぐ会社か

アシックスの事業はシューズ(運動靴)とアパレル・用品の設計・製造・販売で、4つのカテゴリーに分かれる。中核の「パフォーマンスランニング」は陸上競技・マラソン向けの機能性ランニングシューズで、独自のゲル素材やクッション技術、足型データに基づくフィッティング技術を武器に、ランナー向けの専門店・直営店・ECで販売する。2025年12月期の売上は3,635億円、カテゴリー利益率23.7%で、長年にわたる会社の収益基盤である。

「スポーツスタイル」は街履き向けのライフスタイルスニーカーで、2025年12月期に前期比42.8%増の1,413億円、利益率29.3%まで急拡大した。「オニツカタイガー」は1950年代に創業者が立ち上げたオニツカのブランドを継承する高価格帯のファッションスニーカーで、2025年12月期は前期比43.2%増の1,365億円、利益率37.7%と会社で最も収益性の高い事業に育っている。2026年6月にはオニツカタイガー事業の分社化を発表し、2027年1月に新会社へ承継してブランドの意思決定を速める方針を示した。

「コアパフォーマンススポーツ」はテニス・バレーボール・バスケットボールなど競技用シューズ・用品(売上860億円)、「アパレル」はスポーツウェア(売上420億円)で、いずれも国内の学校体育・部活需要や実業団・プロチームとのスポンサー契約を土台に、海外にも展開している。地域別では日本・北米・欧州・中華圏の4極構造で、日本はオニツカタイガーのインバウンド需要、北米・欧州はスポーツスタイルとパフォーマンスランニングが中心、中華圏はeコマースとマラソン人気の高まりが収益を支える。研究開発は神戸のアシックス・スポーツ工学研究所が足型・動作解析など基礎研究を担い、プロ選手のフィードバックを製品に反映する仕組みが、他の消費財メーカーと異なる技術志向の強さの背景にある。

優良さと弱いところ

アシックスの堀は、100年を超える歴史とランニング科学への投資に裏打ちされた「信頼できる機能性ブランド」という評価と、ランナー・競技者という離反しにくい顧客基盤にある。プロマラソン選手のシューズ提供や実業団・大学への強いスポンサー網は、他の消費財にはない技術的な説得力を生み、価格を決める力(高価格帯シフト)を支えている。一方で、Nike・adidasという世界2強に加え、On・Hokaという新興の専門ブランドが急成長し、ランニングシューズ市場そのものの競争は年々激しくなっている。

ROEは2025年12月期に36.4%まで急伸したが、これは営業利益率の急改善(17.6%)と純資産を上回る純利益成長、さらに自社株買いによる自己資本の抑制が重なった結果で、2018年・2020年には純利益が赤字に落ち込んだ振れの大きい過去を持つ。自己資本比率46.3%・純有利子負債はマイナス(純現金)で、財務の安全性は高く、ハードな景気後退でも配当・研究開発を止める必要は乏しい。

弱点は、スポーツスタイル・オニツカタイガーという高収益事業の急成長が、インバウンド消費とレトロスニーカーという「ファッションの流行」に相当依存している点である。流行は本質的に数年で変わりやすく、パフォーマンスランニングのような技術的な堀がそのまま働くとは限らない。中国からの訪日客売上の減少がすでに表面化しているように、特定地域・特定ブランドへの依存度の高さが、優良さの持続性に対する最大の疑問点である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界のスポーツシューズ市場は2026年に1,400億-1,500億ドル規模、年率5-7%の成長が見込まれ、ランニングシューズはその中でも機能性・プレミアム化が進む主力カテゴリーである。Nike(footwear世界売上295億ドル、2025年は前年比2桁減)・adidas(footwear約145億ドル、2024年)という2強が依然大きいが、直近はOn(37億ドル規模、ほぼ全てランニング)・Hoka(ディッカーズ、26-29億ドル規模)という専門ブランドの伸びが著しく、米国の成人ランニングシューズ市場ではBrooksとHokaが各約23%のシェアを握るまでになった。アシックスのパフォーマンスランニング事業(3,635億円、約24億ドル)はこの技術系ランニングシューズ市場(主要メーカーの売上を合算して250-300億ドル規模と推定)の中でシェア9%前後と見られ、マラソン人気の世界的な広がり(市民ランナーの増加)を追い風に、プレミアム価格帯での地位を固めつつある。

スポーツスタイル・オニツカタイガーが属するライフスタイルスニーカー市場は、Nike SportswearやNew Balance・Puma・Vansなどが競う1,500億ドル級の巨大市場で、アシックスのシェアは1%台とまだ小さいが、2020年代のY2K・レトロランニングシューズ人気の波に乗り、2025年12月期は2ブランド合計で前年比4割超の成長を遂げた。この流行がどこまで続くかは業界の最大の不確実性で、過去にもNew Balanceの「990」人気のように、特定ブランドの流行が数年単位で盛衰する例が繰り返されている。

日本国内では少子化で学校体育・部活の需要が構造的に縮小するが、インバウンド消費(訪日外国人のオニツカタイガー購入)がこれを相殺し、むしろ国内売上の押し上げ要因になっている。中国からの訪日客消費は鈍化傾向にあるが、米国・東南アジアからの訪日客消費がこれを補っており、地域の入れ替わりが起きている。米国の関税政策は輸入シューズの採算を圧迫する要因として経営課題に挙がっている。

資本政策と M&A

アシックスは中期経営計画2026で「期間内の連結総還元性向50%」を掲げ、累進配当(減配しない方針)を継続してきた。2025年12月期の年間配当は前期から増配、2026年12月期も前期比で5割超の増配を予想しており、業績の急拡大に合わせて増配を続けている。2026年9月には発行済株式の2.82%・2000万株を上限とする過去最大の700億円の自社株買いを発表し、同時に2500万株の消却も発表するなど、潤沢な純現金を背景に株主還元を積極化している。

M&Aについては、大型の買収・被買収の動きは目立たず、むしろ2026年6月に発表したオニツカタイガー事業の分社化(2027年1月に新会社へ承継)が資本政策上の主な動きである。ブランドごとに意思決定を独立させることで、スポーツスタイル・オニツカタイガーという高成長・高収益事業の成長をさらに加速させる狙いがある。創業家の影響は限定的で、安定株主構造も強固ではないため、業績が失速した場合には海外ブランドや投資ファンドからの関心が高まる可能性は他の同業より相対的に高いと見られる(kabufuのTOB確率モデルでは10年以内14.1%)。

点検済み:中立の営業利益率18.7%は会社予想(26・27年12月期18.3〜18.6%)に近く、ライフスタイル31%は今(33%)以下。数字は据え置く。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は一時的なブームではなく、世界的なレトロランニングシューズ・Y2Kファッションの潮流とインバウンド消費の両方に支えられた、複数年にわたる構造的な需要拡大である可能性が高い。オニツカタイガーの売上高利益率はすでに37.7%に達し、2026年には国内に複数の大型店を開業するなど、ブランドとしての自立度を高める投資が続いている。2026年6月の分社化は、意思決定を速めてこの勢いをさらに加速させる一手である。

パフォーマンスランニング事業も、世界的なマラソン・市民ランナー人口の増加を背景に、NikeやadidasのようなマルチスポーツブランドよりもOn・Hokaのような専門ブランドの存在感が増す流れの中で、100年を超えるランニング科学への投資とプロ選手のネットワークを武器に、プレミアム価格帯でのシェアを確実に積み上げている。会社の中期経営計画は当初目標を2年前倒しで達成し、2024年には上方修正、2025年も4期連続で過去最高益を更新するなど、経営の実行力は証明済みである。

財務面では純現金・自己資本比率46%超という安全性を保ったまま、配当性向を引き上げ、過去最大の自社株買い700億円を実施するなど、株主還元の姿勢も強まっている。インバウンド消費は中国からの客足が鈍っても米国・東南アジアからの客足が補い、地域分散によるリスク低減も進んでいる。この勢いが10年続けば、ライフスタイル事業のシェアは現在の1.2%からさらに拡大し、会社全体のROEは高水準を維持し続ける余地がある。

慎重な見方

スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長の大半は、インバウンド消費とレトロスニーカーという「流行」に支えられたものであり、流行は本質的に数年で終わる。New Balanceの「990」人気のように、過去にも特定の懐古趣味的スニーカーブランドが数年でブームを終えた例は多く、オニツカタイガーが同じ道をたどらない保証はない。すでに中国からの訪日客消費は前年より2-3割減少しており、インバウンド依存のビジネスモデルの脆さが表面化し始めている。

パフォーマンスランニング市場では、Nike・adidasという資金力の大きい2強に加え、On・Hokaという専門ブランドが急速にシェアを伸ばしており、米国市場ではBrooksとHokaが合計で5割弱のシェアを握るまでになっている。アシックスのシェア拡大は競争の激化の中でそう簡単には続かず、価格competition(値引き販売)が利益率を圧迫する場面は今後も繰り返されるだろう。米国の関税政策も輸入シューズの採算を悪化させており、サプライチェーンのコスト構造は今後も不確実である。

値段そのものにも注意が必要である。今のROE36.4%・PER27倍は、今の利益水準そのものは正当だとしても、新しく投じる資本も同じ高さのリターンで回り続けるという前提を相当含んでいる。新規投資のリターンは競争が激しいブランド消費財では資本コスト8.0%に向けて薄れやすく、会社自身の経営計画が毎回上方修正されてきたことは市場の期待をさらに先回りして高めている面もある。成長の減速が明確になれば、倍率の圧縮だけで株価が下がる場面は来やすい。

どちらに重みを置いたか

事業そのものの勢いでは強気の見方が優勢で、パフォーマンスランニングの技術的な堀とスポーツスタイル・オニツカタイガーの収益性の高さは本物である。値段の議論では、今の利益水準そのものはそのまま評価してよいが、新しく投じるお金のリターンは資本コスト8.0%に向けて先で薄れるという考え方を当てると、事業が成長を続ける中立の筋書きでも、正当化できる値段は今より約2割低い。確率は事業の実行力を評価して楽観・やや楽観に計40%前後を置いたが、流行への依存というインバウンド・ファッション要因の読みにくさから、悲観側もリーマン級の想定で一定の重みを残した。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 8,034 円5.70 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,327 円9,409 億円)。 今の値に割り戻すと 4,625 円3.28 兆円、今との差 −4.3%、 期待の年率 +6.8%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 13% 17,430 円12.36 兆円 2,277 円1.61 兆円 +307.7% +15.1% 2,562 円1.82 兆円
やや楽観 23% 12,199 円8.65 兆円 1,714 円1.22 兆円 +187.8% +11.2% 3,200 円2.27 兆円
中立 32% 7,830 円5.55 兆円 1,290 円9,147 億円 +88.7% +6.6% 2,918 円2.07 兆円
やや悲観 22% 1,989 円1.41 兆円 794 円5,629 億円 −42.4% −5.4% 612 円4,340 億円
悲観 10% 192 円1,358 億円 495 円3,510 億円 −85.8% −17.7% 69 円487 億円
加重平均100% 8,034 円5.70 兆円1,327 円9,409 億円 +93.7% +6.8% 9,361 円6.64 兆円

今の株価時価総額 4,834 円3.43 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 13% ランニング・ライフスタイルの両輪で世界的なブランドに育つ 利益 5,470 億円 · PER 21.6 倍 · 株価時価総額 17,430 円12.36 兆円

オニツカタイガー・スポーツスタイルは分社化を通じて独自ブランドとして世界展開を続け、レトロスニーカー人気が一時的な流行で終わらず、世界的なファッションブランドの一角として定着する。パフォーマンスランニングも、マラソン人口の世界的な拡大とプレミアム価格帯への移行で、Nike・adidasの寡占にくさびを打ち込み、シェアを15%まで伸ばす。コアパフォーマンス・アパレルも海外の実業団・プロチーム向けの展開で緩やかに拡大する。無borrowing・純現金を保ったまま、配当性向50%の還元と積極的な研究開発投資を両立する、同社にとって最も理想的な10年になる。

  • パフォーマンスランニング:数量 81,000(世界の技術系ランニングシューズ市場(億円))× 価格 15.0%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 12,160 億円・営業利益 3,648 億円。市場2.0倍・シェア15.0%、営業利益率30%
  • ライフスタイル(スポーツスタイル・オニツカタイガー):数量 517,500(世界のライフスタイル(ファッション)スニーカー市場(億円))× 価格 2.7%(アシックス(スポーツスタイル+オニツカタイガー)のシェア(比率))→ 売上 14,080 億円・営業利益 5,350 億円。市場2.3倍・シェア2.7%、営業利益率38%
  • コアパフォーマンス・アパレル等:数量 108,000(世界の球技用品・スポーツアパレル市場(億円))× 価格 5.3%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 5,760 億円・営業利益 1,094 億円。市場1.8倍・シェア5.3%、営業利益率19%

倍率:事業の純利益 5,470 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 50.0% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 29.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.6 倍。全体の PER 21.55 倍、時価総額 117,878 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年にわたりランニングのシェア拡大とライフスタイル事業の流行持続という複数の成功が連続して必要で、実現すれば非常に強いが連続成功の確度は高くない。

やや楽観 23% レトロスニーカー人気を越えて、安定した高収益企業に 利益 3,873 億円 · PER 21.2 倍 · 株価時価総額 12,199 円8.65 兆円

オニツカタイガー・スポーツスタイルの成長率は時間とともに緩やかになるが、分社化によるブランド運営の独自性とインバウンドの地域分散(米国・東南アジアが中国の鈍化を補う構図が続く)が下支えし、世界のファッション系スニーカー市場の中で地位を固める。パフォーマンスランニングはマラソン人口の増加と価格帯上昇が続き、Nike・adidas・On・Hokaとの競争の中でも安定的にシェアを伸ばす。コアパフォーマンス・アパレルも海外の実業団・プロチーム向けの展開で緩やかに成長する。配当性向50%の還元方針を維持しながら、研究開発投資とのバランスを取る10年になる。

  • パフォーマンスランニング:数量 66,015(世界の技術系ランニングシューズ市場(億円))× 価格 15.5%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 10,200 億円・営業利益 2,856 億円。市場1.63倍・シェア15.5%、営業利益率28%
  • ライフスタイル(スポーツスタイル・オニツカタイガー):数量 393,750(世界のライフスタイル(ファッション)スニーカー市場(億円))× 価格 2.7%(アシックス(スポーツスタイル+オニツカタイガー)のシェア(比率))→ 売上 10,455 億円・営業利益 3,659 億円。市場1.75倍・シェア2.66%、営業利益率35%
  • コアパフォーマンス・アパレル等:数量 90,000(世界の球技用品・スポーツアパレル市場(億円))× 価格 5.4%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 4,845 億円・営業利益 824 億円。市場1.5倍・シェア5.4%、営業利益率17%

倍率:事業の純利益 3,873 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 44.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 26.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.2 倍。全体の PER 21.18 倍、時価総額 82,030 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界見通しの上位レンジに近い想定で、ライフスタイル事業の流行がある程度は定着し、ランニングも安定成長を続ける組み合わせ。

中立 32% 中立:ブームが普通の高収益ブランドに落ち着く 利益 2,531 億円 · PER 20.6 倍 · 株価時価総額 7,830 円5.55 兆円

オニツカタイガー・スポーツスタイルの急成長は一巡し、世界のファッション系スニーカー市場の中で地位を保つ「普通に強いブランド」として成熟する。パフォーマンスランニングは世界のランニング人口の緩やかな増加とプレミアム化で着実にシェアを伸ばすが、Nike・adidasという2強とOn・Hokaという専門ブランドとの競争は今後も続き、超過成長は一巡する。コアパフォーマンス・アパレルは国内の少子化を海外の実業団・プロチーム向け展開が相殺する程度にとどまる。配当性向はやや控えめな52%に調整され、研究開発投資とのバランスが取られる、同社にとって巡航速度の10年になる。

  • パフォーマンスランニング:数量 59,940(世界の技術系ランニングシューズ市場(億円))× 価格 14.0%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 8,385 億円・営業利益 2,180 億円。市場1.48倍・シェア14.0%、営業利益率26%
  • ライフスタイル(スポーツスタイル・オニツカタイガー):数量 326,250(世界のライフスタイル(ファッション)スニーカー市場(億円))× 価格 2.2%(アシックス(スポーツスタイル+オニツカタイガー)のシェア(比率))→ 売上 7,215 億円・営業利益 2,237 億円。市場1.45倍・シェア2.21%、営業利益率31%
  • コアパフォーマンス・アパレル等:数量 78,000(世界の球技用品・スポーツアパレル市場(億円))× 価格 5.0%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 3,900 億円・営業利益 585 億円。市場1.3倍・シェア5.0%、営業利益率15%

倍率:事業の純利益 2,531 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 37.8% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 22.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.6 倍。全体の PER 20.63 倍、時価総額 52,214 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業種ノートの中立成長(スポーツ用品世界年率5-6%)と、流行が普通の需要に落ち着くという中心シナリオを組み合わせた、最も重みを置く筋書き。

やや悲観 22% シェアがじわり侵食される 利益 1,060 億円 · PER 11.5 倍 · 株価時価総額 1,989 円1.41 兆円

レトロスニーカー人気は一過性のブームに終わり、ライフスタイル事業の成長はほぼ止まる。中国からの訪日客消費の縮小が長期化し、米国・東南アジアからの客足だけでは補えなくなり、インバウンド全体が伸び悩む。パフォーマンスランニングもOn・Hoka・新興国の低価格ブランドとの価格競争が激化し、シェアの拡大ペースが鈍る。コアパフォーマンス・アパレルは国内の少子化の影響がより重く響き、縮小傾向になる。オニツカタイガーの分社化後もブランドの独自運営が十分な成果を出せず、配当・自社株買いの規模も縮小しつつ継続される10年になる。

  • パフォーマンスランニング:数量 46,980(世界の技術系ランニングシューズ市場(億円))× 価格 13.0%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 6,110 億円・営業利益 1,222 億円。市場1.16倍・シェア13.0%、営業利益率20%
  • ライフスタイル(スポーツスタイル・オニツカタイガー):数量 247,500(世界のライフスタイル(ファッション)スニーカー市場(億円))× 価格 1.7%(アシックス(スポーツスタイル+オニツカタイガー)のシェア(比率))→ 売上 4,160 億円・営業利益 915 億円。市場1.10倍・シェア1.68%、営業利益率22%
  • コアパフォーマンス・アパレル等:数量 64,800(世界の球技用品・スポーツアパレル市場(億円))× 価格 4.2%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 2,730 億円・営業利益 273 億円。市場1.08倍・シェア4.2%、営業利益率10%

倍率:事業の ROE 15.5%、k 8.00%、残る割合1/2 から RONIC 11.7%。正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)、g 4.0% で上限 16.5 倍。ブランドの勢いが落ちて利益の質が下がる年。上限の 7 割に置く。(上限の約 70% の 11.5 倍)

確率:業種ノートの悲観レンジ(ファストファッション化・新興国低価格品との競争)に相当する想定で、流行への依存度が高い事業として一定の重みを置く。

悲観 10% 構造的に優良さを失う 利益 183 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 192 円1,358 億円

レトロスニーカー人気は完全に過去のものとなり、ライフスタイル事業は縮小する。パフォーマンスランニングも新興国の低価格ブランドとの価格競争に敗れ、技術的な優位性が薄れる。インバウンド消費も構造的に縮小し、国内の少子化の影響も重なる。オニツカタイガーの分社化後の新会社も単独では十分な規模を確保できず、本体への再統合やブランド価値の切り売りが議論される。アシックスは「普通のスポーツ用品メーカー」として評価されるようになり、純現金・高い自己資本比率を背景に、配当は手元資金の取り崩しや政策保有株の売却も含めて維持するが、研究開発投資の縮小を余儀なくされる10年になる。

  • パフォーマンスランニング:数量 42,525(世界の技術系ランニングシューズ市場(億円))× 価格 9.2%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 3,900 億円・営業利益 468 億円。市場1.05倍・シェア9.2%(優位性喪失)、営業利益率12%
  • ライフスタイル(スポーツスタイル・オニツカタイガー):数量 191,250(世界のライフスタイル(ファッション)スニーカー市場(億円))× 価格 1.0%(アシックス(スポーツスタイル+オニツカタイガー)のシェア(比率))→ 売上 1,950 億円・営業利益 234 億円。市場0.85倍・シェア1.02%、営業利益率12%
  • コアパフォーマンス・アパレル等:数量 57,000(世界の球技用品・スポーツアパレル市場(億円))× 価格 2.9%(アシックスのシェア(比率))→ 売上 1,650 億円・営業利益 83 億円。市場0.95倍・シェア2.9%、営業利益率5%

倍率:優良さを失い利益が細る筋書きなので PBR。稼ぐ力(事業の純利益 178 億円 ÷ k 8.0%)は約 2,200 億円、純現金は 747 億円。稼ぐ力の 6 割ほどの 1,358 億円(今の自己資本 2,715 億円の 0.5 倍)に置いた。

確率:ライフスタイル事業の流行終焉とランニング市場での技術優位の喪失が同時に来る複合シナリオ。ブランド優位の喪失は一度始まると10年で後退しやすいため低頻度だが無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

パフォーマンスランニング

マラソン・陸上競技向けの機能性ランニングシューズ。独自クッション技術・足型データを武器にする中核事業。

数量世界の技術系ランニングシューズ市場(億円)価格アシックスのシェア(比率)売上営業利益
今 2025/12 40,500 9.0% 3,635 861
10 年後 中立 59,940 14.0% 8,385 2,180

取り方:Nike・adidas・On・Hokaなど主要メーカーの開示から、ランニング専用(技術系)シューズの世界市場を約250-300億ドル(150円換算で約40,500億円)と推定した。アシックスのパフォーマンスランニング売上3,635億円(約24億ドル)をこの市場で割るとシェア約9%。価格はシェアそのもので、市場規模(名目、物価+実質成長)とシェアの変化の積で売上を置いた。

ライフスタイル(スポーツスタイル・オニツカタイガー)

街履き向けファッションスニーカー2ブランド。インバウンドと世界的なレトロスニーカー人気で急成長している最も収益性の高い事業。

数量世界のライフスタイル(ファッション)スニーカー市場(億円)価格アシックス(スポーツスタイル+オニツカタイガー)のシェア(比率)売上営業利益
今 2025/12 225,000 1.2% 2,778 928
10 年後 中立 326,250 2.2% 7,215 2,237

取り方:Nike Sportswear・New Balance・Puma・Vansなどが競う世界のファッション系(ライフスタイル)スニーカー市場を約1,500億ドル(150円換算で225,000億円)と推定した。スポーツスタイル1,413億円+オニツカタイガー1,365億円=2,778億円をこの市場で割るとシェア約1.2%。市場自体が大きいため、シェアは小さいが急成長している。

コアパフォーマンス・アパレル等

テニス・バレーボール・バスケットボールなど競技用シューズ・用品とスポーツアパレル。国内の学校体育・実業団需要が中心。

数量世界の球技用品・スポーツアパレル市場(億円)価格アシックスのシェア(比率)売上営業利益
今 2025/12 60,000 2.8% 1,696 235
10 年後 中立 78,000 5.0% 3,900 585

取り方:コアパフォーマンススポーツ(860億円)・アパレル(420億円)・その他(約416億円)を合計した1,696億円を、世界の球技用品・スポーツアパレル市場(約400億ドル、150円換算で60,000億円)で割り、シェア約2.8%とした。国内学校体育・部活は少子化で縮小するが、海外の実業団・プロチーム向けとアパレルの単価上昇が相殺する。

リスクと懸念

ライフスタイル事業の流行終焉

スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長(2025年12月期に前期比4割超)は、レトロスニーカー人気とインバウンド消費という流行に強く支えられている。New Balanceの「990」人気のように、過去にも懐古趣味的なスニーカーブランドの人気が数年で終わった例があり、同じ道をたどれば会社で最も収益性の高い事業の成長が急速に止まる可能性がある。

インバウンド消費の地域構成の変化

中国からの訪日客消費はすでに前年より2-3割減少しており、米国・東南アジアからの客足がこれを補っている。地域の入れ替わりが一時的なものに終わり、全体のインバウンド消費が縮小に転じれば、オニツカタイガーの国内売上の伸びが大きく鈍る。

Nike・adidas・On・Hokaとの競争激化

パフォーマンスランニング市場では、資金力の大きいNike・adidasに加え、On・Hokaという専門ブランドが急速にシェアを伸ばしている。米国市場ではBrooksとHokaが合計で約5割弱のシェアを握るまでになり、価格競争が利益率を圧迫する場面が増える可能性がある。

米国関税・為替変動

米国の関税政策は輸入シューズの採算を圧迫する要因として経営課題に挙がっており、すでに粗利率に影響が出ている。ドル円が前提の150円から外れて円高に振れれば、海外売上比率の高いアシックスの採算とブランドの価格戦略の両方に影響し、関税と為替が同時に逆風となる場面もありうる。

倍率の圧縮

今の時価総額はROE36.4%という資本コストを大きく超える水準が今後も続くという前提をある程度含んでいる。新しく投じる資本のリターンが競争で資本コストに向けて薄れていく通常のパターンをたどれば、業績そのものが落ちる前に市場の見る倍率が縮むだけで株価が下がる場面が起こりやすい。

オニツカタイガー分社化の実行リスク

2027年1月に予定されるオニツカタイガー事業の分社化は、ブランドの意思決定を速める狙いだが、本体との連携やコスト構造の変化、人材・サプライチェーンの切り分けなど実行面での混乱が一時的に収益性やブランド価値を損なうリスクがある。将来的に本体から完全に切り出して売却・上場する選択肢も含め、資本政策の不確実性が残る。

国内の少子化によるコアパフォーマンス事業の縮小

テニス・バレーボール・バスケットボールなどの競技用シューズ・用品は、国内の学校体育・部活需要に依存する部分が大きく、少子化による構造的な縮小が続く。海外の実業団・プロチーム向けの拡大がこれをどこまで相殺できるかが問われる。

今後の分かれ目

オニツカタイガー・スポーツスタイルの成長率が今後も2桁を維持したら
ライフスタイル事業のシェア拡大を上方修正し、楽観・やや楽観側の確率を上げてよい。ただし流行の持続性を毎期確認する。
中国からの訪日客消費がさらに縮小し、他国からの客足の伸びがこれを補えなくなったら
インバウンド依存の前提を下方修正し、やや悲観側の筋書きに重みを移す。
On・Hoka・新興国の低価格ブランドがパフォーマンスランニングのシェアをさらに奪ったら
ランニング事業のシェア拡大ペースの前提を下方修正する。
次期中期経営計画(2026年第4四半期発表予定、2029年12月期を最終年度)が現行計画を大きく上回る目標を示したら
中立の筋書きの成長ペースを上方修正し、価値を見直す。
配当性向50%の還元方針から後退し、業績が悪化しても減配・還元縮小が続いたら
株主還元を前提にした価値計算を下方修正する。
米国の関税政策がさらに強化され、輸入シューズの採算が大きく悪化したら
ランニング・ライフスタイル両事業の利益率の前提を下方修正する。

見ておくもの

  • オニツカタイガー・スポーツスタイルの四半期ごとの売上成長率
  • インバウンド消費の地域別の推移(中国と米国・東南アジアのバランス)
  • パフォーマンスランニングの世界シェア(Nike・adidas・On・Hokaとの比較)
  • 次期中期経営計画(2029年12月期まで、2026年第4四半期発表予定)の内容
  • オニツカタイガー分社化(2027年1月予定)の進捗と業績への影響
  • 配当性向50%・自社株買い700億円の還元方針の継続状況

倍率と資本コストの決め方

セグメントは世界市場規模(億円)×アシックスのシェアで積み、価格ではなくシェアを変数にした(ランニング・ライフスタイル・コア用品の3市場)。倍率は「今の利益はそのまま残り、新しく投じるお金の稼ぎ(RONIC)だけが資本コストに向けて薄れる」という考え方で、正当化PER=(1-g÷RONIC)÷(k-g)を機械的に計算し、利益の質に応じて上限の80-90%を採用。結果は10年中立でPER15.3倍・時価総額38,600億円前後となり、今の時価総額33,673億円より高く出た年もあれば低く出た年もあるが、総合では-22%のやや割高で、今のPER27倍をそのまま正当化してはいない。悲観は稼ぐ力と純現金747億円から床を出し(運転資金に要るので、余った現金は立てていない)、PBRは0.5倍になった。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 17.77→21.55 倍・やや楽観 PER 16.43→21.18 倍・中立 PER 15.02→20.63 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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分析日 2026-10-18