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重松製作所 7980

興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,016 円72 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)850 円60 億円差 +19.5%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,016 円72 億円 · 差 +19.5% · 期待の年率 +9.0%
期待の年率リターン(10 年)+9.0%資本コスト比 +1.3 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

重松製作所は、工場や建設現場、消防で使う防じんマスク・防毒マスクと、その交換部品を作る会社だ。筆者の結論は、今の値段はやや割安だ。国の検定に通ったマスクは法令で使う義務があり、交換部品が繰り返し売れるので、稼ぎは景気に左右されにくい。

強みは、興研とならぶ国内 2 強の立場と、トラスコ中山などの工具の問屋を通じた全国の販路だ。2024 年に化学物質の管理の規則が変わり、自社で危険を見積もって保護具を選ぶ仕組みになった。防毒マスクと吸収缶の需要はこれで一段増え、2026 年 3 月期の売上は過去最高の 156 億円になった。

弱みは利幅の薄さと借金だ。売上の 3 分の 1 は、輸入の空気呼吸器などを仕入れて売る商品で、利幅は小さい。福島に新しい工場を建て、借入は 76 億円に増えた。

10 年の中立では、数量は 3% 増にとどまるが単価が物価並みに上がり、営業利益は 15 億円台になる。ROE は資本コストにわずかに届かないが、PER は 12 倍に置ける。価値は今の時価総額を 2 割ほど上回るとみる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、重松は「地味だが壊れにくい事業」だ。10 年後も工場では有毒ガスや粉じんが出続け、法令はマスクを求め続ける。検定と問屋の販路は短い時間では崩れず、交換部品は繰り返し売れる。この点は持ち主として安心できる。

一方で、オーナー利益は今は細い。新工場の投資で設備投資が減価償却の 3 倍に膨らみ、自由に使える現金はここ 2 年ほとんど残っていない。投資が一巡すれば、償却 9 億円前後に見合う更新の投資に戻り、純利益に近い現金が出るようになる。

利幅が薄いので、値上げの力は大きくない。それでも、2026 年 3 月期には原価の上昇を売値に乗せながら売上を 1 割伸ばした。

安全域は少しある。中立の価値は今の値段を 2 割ほど上回り、悲観でも投資有価証券と工場の価値がある。大きな割安ではないが、事業の質に対して値段は控えめだ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎは二つに分かれる。一つは自社で作る製品で、売上は 104.5 億円あった。防じんマスク 40.0 億円、防毒マスク 36.5 億円、送気マスク 6.0 億円、その他の呼吸用保護具 17.5 億円、その他 4.4 億円だ。マスクの本体だけでなく、防毒マスクの吸収缶や防じんマスクのフィルターなど、使えば捨てる部品が大きな割合を占める。

もう一つは仕入れて売る商品で、売上は 51.4 億円あった。柱は消防や化学工場で使う自給式の空気呼吸器 36.6 億円だ。会社はエア・ウォーター防災の国内の総代理店で、商品の仕入れの 7 割がここから来る。利幅は製品より薄い。

売り先は工場、建設、造船、消防、病院と幅広い。工具や安全用品の問屋を通して売ることが多く、最大の販売先はトラスコ中山で、売上の 1 割強を占める。海外へも 22 億円を売り、その 4 分の 3 はアジア向けだ。

工場は福島県の白河と二本松、埼玉に持つ。2026 年 1 月に福島の第二船引工場に第三工場が完成し、4 月から吸収缶の生産を埼玉から移した。建設費の大半は 43 億円の協調融資で賄った。

優良さと弱いところ

優良さは「中の上」と筆者は見る。防じん・防毒マスクは国の型式検定に通らないと売れず、労働安全衛生の法令で使う義務がある。検定を通すには試験と設備が要り、新しい会社が入りにくい。国内のこの市場は、興研と重松が大半を分け合う。

交換部品が繰り返し売れることも強みだ。吸収缶は有毒ガスを吸うと寿命が来るので、使う現場では定期的に買い直す。景気が落ちても工場が動く限り需要は残り、過去 12 年に赤字の年は無い。

ただし利幅は薄い。全社の営業利益率は過去 12 年で 0.6〜7.6% だった。売上の 3 分の 1 を占める仕入れ商品は利幅が小さく、マスクも問屋を通すので値上げは段階的だ。資本の効率も高くなく、ROE の中央値は 7.2% で資本コストの前後にある。新工場で借金が増えたが、利払いは営業利益の 1 割未満にとどまる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の呼吸用保護具の市場は、成熟しているが細ってはいない。工場や建設で働く人は少しずつ減るが、法令が保護具の範囲を広げてきた。2024 年 4 月には化学物質の自律的な管理が始まり、危険を見積もる対象の物質が数百から 2,900 ほどに増える。防毒マスクの吸収缶の選び方も細かく決められ、この 2 年の需要を押し上げた。

粉じんの規則も厳しくなった。2023 年からは、溶接の煙を測って適したマスクを選ぶことが義務になった。マスクがきちんと顔に合っているかを確かめる試験も、決まった作業で毎年求められる。これらは単価の高い製品と、試験の機器の需要を生む。

競争は国内 2 強が中心だ。海外の大手の 3M なども入っているが、国の検定と問屋の販路がある国内勢の地位は崩れていない。安い輸入品は使い捨ての防じんマスクの一部で競う。

心配は人の数だ。製造業と建設業で働く人は 10 年で 1 割近く減る見込みがある。筆者は 10 年で数量 3% 増、単価は物価並みの 1.34 倍、営業利益率は今の 6.8% から 7.4% へ少し上がる形を中立に置いた。

資本政策と M&A

資本の使い方は、ここ数年は設備が最優先だった。第三工場に 43 億円をかけ、2025 年 7 月に 2040 年までの協調融資を組んだ。融資には純資産を一定以上に保つことと、経常損失を続けないことの約束が付く。定期預金を入れた純負債は 2026 年 3 月末で 52 億円ほどある。

配当は年 15 で総額 1.1 億円、配当性向は 15% と低い。自社株買いはしていない。中期経営計画の数値目標は策定中で、資本コストを意識した方針はまだ示されていない。

工場の補助金 7.41 億円は 2026 年 8 月に受け取り、今期の特別利益になる。設備の投資が一巡すれば、営業キャッシュフローは借金の返済に回せる。

投資有価証券は 23 億円あり、理研計器や川崎重工業など取引先の株が中心だ。配当は利益に入っているので価値には足さず、悲観の床としてだけ見た。親会社は無い。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

法令が需要を押し上げている。2024 年の化学物質の管理の変更で、危険を見積もる対象の物質が大きく増えた。現場はマスクと吸収缶を選び直し、交換の頻度も上がる。2026 年 3 月期の売上は過去最高で、今期も伸びる予想だ。

新工場は効率を上げる。吸収缶の生産を一か所に集めれば、人手の不足の中でも量を増やせる。2027 年 3 月期の第 1 四半期は営業利益が前年の 20 倍になり、移設の費用が抜けた効果が出ている。

国内 2 強の地位は固い。国の検定と問屋の販路を持つ新しい会社は現れていない。興研は 2026 年に値上げを通しており、重松も追いつける。輸出もアジアの工業化で伸ばせる。

資産もある。投資有価証券 23 億円と補助金 7 億円で、借金の負担はすぐ軽くなる。投資が一巡すれば、配当性向 15% は引き上げられる。中期経営計画で還元の方針が示されれば、評価は変わる。

興研の中立の倍率と比べても、重松の今の値段は控えめだ。同じ検定品の 2 強で、利幅の差ほど値段の差は無いはずだ。新工場の効率が数字に出始めれば、市場の見方は一段上がる。

慎重な見方

利幅は薄いままだ。過去 12 年の営業利益率の最高は 7.6% にすぎない。売上の 3 分の 1 は輸入の呼吸器を仕入れて売る商品で、仕入れ先との契約が変われば失う。値上げは問屋を通すので遅れ、原料や人件費の上昇にいつも追いかける形になる。

法令の追い風は一度きりだ。2024 年の規則の変更で増えた需要は、選び直しが終われば落ち着く。製造業と建設業で働く人は減り、マスクを使う人の数は 10 年で細る。

借金は重くなった。新工場で借入は 76 億円に増え、融資には純資産と経常損益の約束が付く。金利が上がれば利払いは増える。新工場の稼働が想定を下回れば、償却が利益を削る。

資本の効率も低い。ROE は資本コストに届かず、配当性向は 15% にとどまる。現金は株主に戻らず、取引先の株を持ち続けている。オーナーの視点では、ためた利益の価値は額面より低い。

興研との差もある。興研は自社開発の電動ファン付きマスクと医療・空調の別の柱を持つが、重松はマスクと代理販売の二本だけだ。片方が崩れた時の逃げ場が少ない。

どちらに重みを置いたか

法令の追い風が一度きりという点は慎重な見方に分があり、中立の数量は 3% 増にとどめた。一方、検定品の交換部品が繰り返し売れる底堅さと、新工場の移設費が抜ける効果は前向きな見方の勝ちだ。中立に 38% を置き、楽観側に 32%、悲観側に 30% と、わずかに楽観に寄せた。借金の重さは新工場の投資が一巡すれば軽くなる道筋が見えているので、悲観の確率は大きくしなかった。代理店契約を失う恐れは悲観の筋書きに入れた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,737 円123 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 280 円20 億円)。 今の値に割り戻すと 1,016 円72 億円、今との差 +19.5%、 期待の年率 +9.0%(資本コスト 7.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 2,776 円197 億円 422 円30 億円 +276.2% +14.2% 320 円23 億円
やや楽観 22% 2,250 円160 億円 352 円25 億円 +206.1% +11.8% 572 円41 億円
中立 38% 1,930 円137 億円 281 円20 億円 +160.2% +10.0% 840 円60 億円
やや悲観 20% 1,027 円73 億円 211 円15 億円 +45.7% +3.8% 248 円18 億円
悲観 10% 252 円18 億円 112 円8 億円 −57.2% −8.1% 36 円3 億円
加重平均100% 1,737 円123 億円280 円20 億円 +137.2% +9.0% 2,016 円143 億円

今の株価時価総額 850 円60 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 法令の追い風が続き、新工場で利幅が過去最高を超える 利益 15 億円 · PER 13.1 倍 · 株価時価総額 2,776 円197 億円

化学物質の自律的な管理が現場に根づき、対象の物質はさらに増える。防毒マスクと吸収缶の交換の頻度が上がり、マスクにきちんと合うかを確かめる試験も広がる。製品の数量は 10 年で 15% 増える。

新工場で吸収缶の生産が一か所に集まり、人手の不足の中でも効率が上がる。値上げは興研と足並みをそろえて定着し、単価は物価を上回って 1.42 倍になる。輸出もアジアの工業化で伸びる。

営業利益は 22 億円に届き、借金は投資の一巡で半分以下に減る。純利益は 15 億円で、配当性向は 3 割に上がる。ROE は 8% を超え、資本コストを上回る。

  • 自社製品(マスク・交換部品):数量 34.5(本体と交換部品の出荷(百万個・推定))× 価格 494(1 個あたりの単価(円))→ 売上 170 億円・営業利益 19 億円。数量 15% 増。単価は高機能品と値上げで 1.42 倍
  • 仕入れ商品(空気呼吸器など):数量 11,330(販売台数(台・推定))× 価格 70(1 台あたりの単価(万円))→ 売上 79 億円・営業利益 3 億円。台数 1 割増。単価は物価並み

倍率:事業の純利益 15 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.3% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.0%、10 年より先の名目の伸び g 2.0% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.1 倍。全体の PER 13.07 倍、時価総額 197 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:営業利益率 8.9% は過去 12 年の山 7.6% を超える。化学物質の規則の広がりと新工場の効率、値上げの三つが揃う必要があり 10%。

やや楽観 22% 交換部品が伸び、利幅が過去の山の水準に定着する 利益 12 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 2,250 円160 億円

規則の変更で増えた需要は落ち着くが、選び直した現場は吸収缶を定期的に買い続ける。製品の数量は 10 年で 8% 増え、高機能のマスクへの移りで単価は物価より少し速く上がる。

新工場の移設の費用は 2027 年 3 月期で抜け、原価率は改善する。仕入れ商品は台数が横ばいで、代理店の契約は続く。

営業利益は 18 億円になり、借金は着実に減る。純利益は 12 億円台で、配当性向は 25% ほどに上がる。ROE は資本コストとほぼ同じ 7% 台になる。

輸出はアジアの工場の安全規則が厳しくなる流れに乗り、少しずつ伸びる。中期経営計画では還元の方針が示され、配当は利益に合わせて増える。

  • 自社製品(マスク・交換部品):数量 32.4(本体と交換部品の出荷(百万個・推定))× 価格 480(1 個あたりの単価(円))→ 売上 156 億円・営業利益 16 億円。数量 8% 増。単価は物価より少し上の 1.38 倍
  • 仕入れ商品(空気呼吸器など):数量 10,300(販売台数(台・推定))× 価格 68(1 台あたりの単価(万円))→ 売上 70 億円・営業利益 2 億円。台数は横ばい。単価は物価並み

倍率:事業の純利益 12 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.2% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 160 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:営業利益率 8.0% は過去 12 年の山 7.6% をわずかに上回る程度で、新工場の移設費が抜ければ届く水準として 22%。

中立 38% 数量はほぼ横ばい、単価が物価並みに上がり営業利益は 15 億円台 利益 11 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,930 円137 億円

2024 年の規則の変更で増えた需要は数年で落ち着く。その後は、法令が保護具の範囲を少しずつ広げる力と、工場や建設で働く人の減りが打ち消し合う。製品の数量は 10 年で 3% 増にとどまり、単価は物価並みに 1.34 倍になる。

仕入れ商品の空気呼吸器は消防と化学工場の更新の需要で台数が横ばい、利幅は 3% のままだ。新工場の移設費は抜け、製品の利幅は 9% 台に戻る。

減価償却は新工場の分が乗った 9 億円前後から大きくは増えない。古い設備の償却が終わる分を、更新の投資の新しい値段の償却が埋める。営業利益は 15 億円台、純利益は 10 億円台になる。借金は返済が進むが、運転資金の分は残る。配当性向は 2 割ほどで、ROE は 6% 台にとどまる。

  • 自社製品(マスク・交換部品):数量 30.9(本体と交換部品の出荷(百万個・推定))× 価格 466(1 個あたりの単価(円))→ 売上 144 億円・営業利益 13 億円。数量 3% 増。単価は物価並みの 1.34 倍
  • 仕入れ商品(空気呼吸器など):数量 10,300(販売台数(台・推定))× 価格 67(1 台あたりの単価(万円))→ 売上 69 億円・営業利益 2 億円。台数は横ばい。単価は物価並み

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.3% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 137 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去 12 年の営業利益率は 0.6〜7.6% で、直近 6 年は 4.6〜7.6%。移設費が抜けた後の 7.4% を中心に置き、最も起こりやすい形として 38%。

やや悲観 20% 追い風が止み、値上げが原価に追いつかない 利益 6 億円 · PER 11.0 倍 · 株価時価総額 1,027 円73 億円

規則の変更で増えた需要は 2 年ほどで止み、工場や建設で働く人の減りが表に出る。製品の数量は 10 年で 5% 減る。値上げは問屋を通して遅れ、原料と人件費の上昇に追いつかず、単価は物価に届かない。

新工場は稼働が想定に届かず、償却が利益を削る。仕入れ商品は代理店の取引条件が厳しくなり、台数も減る。

営業利益は 9 億円ほどにとどまり、借金の利払いが増えて純利益は 6 億円を切る。配当は据え置き、ROE は 4% 弱になる。

融資の約束は守れるが、借金の返済に現金が回り、株主への還元は増えない。2017〜2019 年の利益の細った時期に近い姿で、検定品の地位は残るが稼ぐ力は弱い。

  • 自社製品(マスク・交換部品):数量 28.5(本体と交換部品の出荷(百万個・推定))× 価格 425(1 個あたりの単価(円))→ 売上 121 億円・営業利益 8 億円。数量 5% 減。値上げが遅れ単価は 1.22 倍
  • 仕入れ商品(空気呼吸器など):数量 9,500(販売台数(台・推定))× 価格 62(1 台あたりの単価(万円))→ 売上 59 億円・営業利益 1 億円。台数 8% 減。単価は物価に届かない

倍率:ROE 3.9% が k 7.75% を大きく下回るので、価値は稼ぐ力(純利益 5.8 億円÷k ≒ 80 億円)が上限。利益の質を割り引いて 1÷k の 80% の 11.0 倍。PBR では 0.43 倍。

確率:2017〜2019 年は営業利益率 1% 前後だった。新工場の償却と人件費の上昇が重なれば 5% 割れは起こりうる水準で 20%。

悲観 10% 需要が縮み利幅が消え、新工場の借金が重荷になる 利益 1 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 252 円18 億円

工場や建設で働く人の減りが速く、使い捨ての防じんマスクは安い輸入品に押される。製品の数量は 10 年で 2 割減り、値上げは通らない。

空気呼吸器の代理店の契約の条件が悪化し、仕入れ商品の利幅は消える。新工場の償却と利払いが重く、営業利益は 2 億円前後に沈む。

融資の約束を守るために配当を絞り、借金の返済を優先する。純利益はほぼゼロで、稼ぐ力では価値を測れない。株主に残るのは、取引先の株と工場の資産だ。

検定品の地位そのものは残るので、会社が消えるわけではない。ただし稼ぐ力で測る価値はほとんど無く、借金を差し引くと株主の取り分は薄い。

  • 自社製品(マスク・交換部品):数量 24.0(本体と交換部品の出荷(百万個・推定))× 価格 383(1 個あたりの単価(円))→ 売上 92 億円・営業利益 2 億円。数量 2 割減。単価は 1.10 倍
  • 仕入れ商品(空気呼吸器など):数量 8,000(販売台数(台・推定))× 価格 58(1 台あたりの単価(万円))→ 売上 46 億円・営業利益 0 億円。台数 2 割減。代理店の契約の条件が悪化

倍率:ほぼ赤字なので PBR。稼ぐ力(純利益 0.5 億円÷k ≒ 7 億円)より床の資産が大きいので、床の 18 億円(今の自己資本 94.4 億円の 0.19 倍)。EV(18+純負債 52 億円)÷営業利益 1.8 億円は 38 倍と高く見えるが、谷の利益で測っているためで、価値は床の資産で決まる。

確率:2017〜2019 年に営業利益 1 億円未満の年が 3 年続いた実績があり、仕入れ先との契約を失う恐れも重なれば起こりうるので 10%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

自社製品(マスク・交換部品)

防じん・防毒・送気マスクとその他の呼吸用保護具、吸収缶・フィルターなどの交換部品。国内は問屋経由、輸出はアジア中心。

数量本体と交換部品の出荷(百万個・推定)価格1 個あたりの単価(円)売上営業利益
今 2026/03 30.0 348 104 9
10 年後 中立 30.9 466 144 13

取り方:売上は有報の品目別の製品売上 104.5 億円。出荷の数は開示が無く、使い捨ての防じんマスクやフィルターなど安い品が多いので 3,000 万個と推定し、単価は売上÷数量。営業利益は単一セグメントで開示が無く、全社 10.54 億円のうち製品に 9.04 億円と推定(利幅の薄い商品の分を引いた残り)。

仕入れ商品(空気呼吸器など)

エア・ウォーター防災の国内総代理店として仕入れる自給式の空気呼吸器と、その他の保護具。消防・化学工場向け。

数量販売台数(台・推定)価格1 台あたりの単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 10,300 50 52 2
10 年後 中立 10,300 67 69 2

取り方:売上は有報の商品売上 51.4 億円(自給式呼吸器 36.6 億円を含む)。台数は開示が無く、呼吸器と周辺品をならして 1 台 50 万円とみて 1 万 300 台と推定。営業利益は開示が無く、仕入れて売る商品なので売上の 3% 弱の 1.5 億円と推定。

リスクと懸念

仕入れ商品の代理店契約

売上の 3 分の 1 は仕入れて売る商品で、柱の自給式の空気呼吸器はエア・ウォーター防災の国内総代理店として扱う。商品の仕入れの 7 割がこの 1 社だ。契約の条件が変われば、売上と利益の一部を失う。

新工場の借金と融資の約束

第三工場に 43 億円の協調融資を組み、借入は 76 億円に増えた。純資産を保つことと経常損失を続けないことの約束が付く。稼働が想定を下回れば、償却と利払いが利益を削る。

法令の追い風の一巡

2024 年の化学物質の管理の変更で防毒マスクと吸収缶の需要が増えた。現場の選び直しが終われば、伸びは落ち着く。2027 年 3 月期以降の数量の伸びが鈍るおそれがある。

働く人の減り

マスクを使うのは工場、建設、造船の現場だ。こうした仕事で働く人は 10 年で 1 割近く減る見込みがある。法令の広がりで補えなければ、数量が細る。

値上げの遅れ

問屋を通して売るので、原料と人件費の上昇を売値に乗せるまで時間がかかる。過去 12 年の営業利益率の最高は 7.6% で、原価が急に上がれば利幅はすぐ縮む。

今後の分かれ目

中期経営計画で配当性向や ROE の数値目標が示される
資本の使い方が株主寄りに変わったとみて、やや楽観の確率を上げる。
2028 年 3 月期に営業利益率が 8% を超える
新工場の効率と値上げが効いているとみて、中立の利幅を引き上げる。
エア・ウォーター防災との代理店契約の変更が開示される
仕入れ商品の利益が揺らぐとみて、悲観側の確率を上げる。
製品の売上が 2 年続けて減る
法令の追い風が一巡したとみて、中立の数量を引き下げる。
純負債が 30 億円を下回る
投資が一巡し現金が株主に回り始めたとみて、やや楽観に寄せる。

見ておくもの

  • 品目別の製品売上(防毒・防じん・送気)と吸収缶の伸び
  • 仕入れ商品の売上と自給式呼吸器の動き
  • 営業利益率と原価率
  • 借入金の残高と設備投資の額
  • 中期経営計画の還元の方針

倍率と資本コストの決め方

倍率は ROE と k 7.75% から出し、今の PER(2027 年 3 月期の会社予想で約 8 倍)や過去の PBR は見ていない。補助金 7.41 億円は一度きりなので、期間の利益にだけ入れ、10 年後の利益には入れていない。中立の営業利益率 7.4% は過去 12 年の山 7.6% 以下。減価償却は物価で増やさず、第三工場の分だけ足して 9 億円前後。純負債は定期預金を入れて 52 億円で見た。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14→13.07 倍・やや楽観 PER 13.3→12.9 倍・中立 PER 12.1→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality −0.25% = 7.25%。同じ領域の興研は 7.0%。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.25% → 7.75%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 重松製作所 2026 年 3 月期 決算短信
  2. 重松製作所 補助金の受領及び特別利益の計上に関するお知らせ(2026/08)
  3. 重松製作所 シンジケートローン契約締結に関するお知らせ(2025/06)
  4. 重松製作所 有価証券報告書 2026 年 3 月期(EDINET DB)

分析日 2026-10-20