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ナカバヤシ 7987

アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)546 円148 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)542 円147 億円差 +0.7%
10 年後から見ると 適正 価値 546 円148 億円 · 差 +0.7% · 期待の年率 +7.4%
期待の年率リターン(10 年)+7.4%資本コスト比 −0.9 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ナカバヤシは、アルバムや製本で知られる大阪の会社だ。製本・手帳・BPOを担うビジネス向けと、アルバム・文具・オフィス家具を扱う消費者向けが、売上の半々を占める。筆者の結論は、今の値段はやや割高である。

2026年3月期の売上は616億円、営業利益は29億円、営業利益率は4.7%。価格改定と原価低減で、利益は前期から6割増えた。自己資本は308億円で、時価総額はその半分にとどまる。

安さの理由は明らかだ。国内の紙の需要は縮み続け、少子化はアルバムを直撃する。BPOや派遣の仕事は、AIエージェントに置き換えられていく。利益率は過去12年を通じて、5%を超えたことがない。

筆者が見るのは、10年後の稼ぐ力だ。値上げで数量の減りを補っても、営業利益は30億円前後にとどまる。ROEは4%台で、資本コストに届かない。ためた利益は、額面より低い価値しか持たない。自己資本の半値は、割安というより、その事実の反映である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、持ちたい会社と言い切れない。理由は、稼ぐ力が資本コストに届かず、主力の需要が縮み、人手の仕事がAIに置き換えられるからだ。安さは、そのまま割安を意味しない。

良い点は、財務の堅さと、配当を出す姿勢だ。自己資本比率は57%、純有利子負債は自己資本の12%。2026年3月期は価格改定と原価低減で、営業利益を6割増やした。経営陣が利益率を上げる意思を持つのは確かだ。

気になる点は、利益の質だ。営業利益率の最高が4.7%と、価格の支配力が弱い。バイオマス発電では12億円の減損を出し、資本配分の失敗が見えた。

安全域は、資産にある。悲観の床でも、売れる工場や有価証券、現金が残る。ただ、これは稼ぐ力ではなく、清算に近い話だ。

10年後の中立は、純利益19億円、ROE 4%台。ためた利益は額面より低く評価され、価値は今の値段をやや下回る。筆者は、PBR1倍に向けた資産の見直し(政策保有株や遊休地の売却、自社株買い)が実行に移るかを見る。

何で稼ぐ会社か

事業は四つに分かれる。2026年3月期の売上616億円のうち、ビジネスプロセスソリューション(BPS)が296億円、コンシューマーコミュニケーションズ(CC)が306億円、エナジーが13億円、その他が1億円だ。

BPSは、法人向けの仕事を引き受ける。図書館向けの図書製本、法人向け手帳、シール・ラベル、パッケージ、卒業アルバムなどを作る。加えて、書類のデータ化や事務を代行するDPS・BPO、人材派遣、図書館の業務受託も行う。営業利益は11億円、利益率は3.8%と薄い。

CCは、アルバム、ファイル、ノート、文具、オフィス家具、シュレッダ、防災用品、ぬいぐるみを売る。会社の名を広めたフエルアルバムはこの事業だ。営業利益は18億円で、利益率は5.9%。2026年3月期は価格改定で利益が5割増えた。

エナジーは、島根の松江バイオマス発電(55%出資)による木質バイオマス発電と、太陽光発電だ。発電設備で12億円の減損を出し、利益はほぼゼロ。

その他は、野菜プラントとにんにく農場で、小さい。

連結の従業員は2,004人。臨時の従業員が年平均1,467人と多く、人手で回す業務が大きい。

優良さと弱いところ

強みは、長い取引と、全国の販売網だ。図書館や自治体、学校との取引が長く、図書製本や卒業アルバムで安定した需要を持つ。アルバムのブランド力は今も残る。

財務は堅い。自己資本比率は57%、純有利子負債は38億円で、自己資本の12%にすぎない。営業利益は支払利息の29倍を稼ぐ。配当は性向30〜40%を目標とし、2026年3月期の性向は31%だった。

弱みは三つある。第一に、利益率が低い。過去12年の営業利益率は、最高でも4.7%。第二に、主力の需要が縮む。デジタル化、少子化、ペーパーレスの三つが重なる。第三に、BPO・派遣など人の時間で売る仕事が大きい。この領域は、AIエージェントによる置き換えが早い。

加えて、過去に日本年金機構の入札をめぐり、公正取引委員会から排除措置命令と課徴金納付命令を受けた。コンプライアンスの傷として残る。

資本効率も低い。過去10年のROEの中央値は6.4%で、資本コストを下回り続けてきた。堀は強くない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の文具・事務用品の市場は、約3,900億円で縮んでいる。2024年度は前年比0.9%減。デジタル化とペーパーレスで事務用紙が減り、少子化が学童文具とアルバムを細らせる。

図書製本と手帳も同じだ。図書館や企業向けの紙の需要は、電子化で減っていく。卒業アルバムは、子どもの数と、デジタル化の両方に挟まれる。

逆風は、AIにもある。書類をデータ化する仕事や、事務の代行は、AIエージェントに置き換えられる最初の領域だ。派遣や図書館の受託も、人の時間で売る仕事のため同じ影響を受ける。

追い風は小さい。原紙や樹脂の価格が上がる中で、値上げが通ったことだ。紙以外のオフィス家具や防災用品に軸足を移す余地はあるが、まだ小さい。

文具・紙製品の競合は、コクヨ(首位)、キングジムなどだ。リーマン級の谷では、広告と販促の予算が削られ、紙製品の受注が一気に落ちる。2009年3月期も、営業利益率は2.5%に下がった。10年の構造では、縮む需要を値上げと新規事業で補えるかが分かれ目になる。国内の学校や図書館の電子化が進む速さも、受注を左右する。

資本政策と M&A

配当は連結性向30〜40%が目標だ。2026年3月期の性向は31%。自己株式は発行済株式の5.8%を持つ。PBR1倍に向けた資産効率の改善を中期計画に掲げ、固定資産と投資有価証券の見直しを課題に挙げている。

政策保有株は24銘柄で、貸借対照表の計上額は28億円と、自己資本の1割弱にとどまる。保有目的は取引関係の維持だ。持ち合いの売却は、中期計画の議題に入っている。

株主優待は、100株以上に少額の自社製品か寄付、5,000株以上で1万円相当の自社製品を贈る。費用は年1億円に届かず、還元には数えない。

大株主は、フエル共益会が8.8%、第一生命が7.8%、従業員持株会が4.6%、りそな銀行が3.7%。持ち合いが厚く、支配株主はいない。TOBの参考確率は33%だが、筋書きには入れていない。

中期計画「Go on 5ing」は、2027年3月期に売上660億円、営業利益33億円を目標とする。新規事業で50億円の売上も掲げる。

減価償却は物価で増やさない。工場は堺・佐田・松江など複数あり、更新の投資は建築費の上昇で膨らむ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

2026年3月期は、価格改定と原価低減の効果で、営業利益が6割増の29億円になった。営業利益率は4.7%と、約25年ぶりの高さに並んだ。CCは売値が通り、利益が5割増えた。会社は2027年3月期に営業利益33億円、率5%を目標とする。

財務は堅く、自己資本の半値。会社はPBR1倍に向けた資産効率の改善を掲げ、政策保有株の見直しと、配当性向30〜40%の維持を約束している。自己株式の取得にも動く余地がある。

新規事業は、売上50億円を目指す。紙以外の柱を育てる計画だ。BPOの人手は、AIを自社で使いこなして生産性を上げる側に回れる。

エナジー事業は、減損で重荷を落とした。固定価格の売電は安定した現金を生む。競合のコクヨも家具と文具で稼ぎ方を変えており、中堅が生き残る道は、得意の領域に絞ることだ。10年後に売上800億円、営業利益48億円、純利益32億円まで伸びれば、時価総額は今の2倍を超える。

慎重な見方

国内の紙の需要は、どの領域でも縮んでいる。図書製本、手帳、アルバムは、人口減とペーパーレスで、数量が毎年減る。2026年3月期の売上は1.9%減で、利益の伸びは値上げによるものだ。値上げは繰り返せない。

BPS売上の4割強を占める、BPO・派遣・図書館受託は、AIエージェントの置き換えが最も早い領域だ。文書のデータ化は、最初に自動化される仕事のひとつである。

利益率の天井が低い。過去12年の営業利益率は、最高でも4.7%。5%の目標は、一度も届いたことがない。2023年3月期は0.7%まで落ち、赤字を出した。

資本の使い方にも疑問が残る。バイオマス発電で12億円の減損を出した。ROEの中央値は6.4%で、資本コストを下回り続けた。ためた利益は額面の価値がない。

過去に年金機構の入札で、排除措置命令と課徴金を受けている。自己資本の半値は、割安ではなく、稼ぐ力の低さを織り込んだ値段だ。営業利益率が3%台にとどまる年が多く、資本コストを上回る利益を出した年は少ない。

どちらに重みを置いたか

価格改定の効果と、財務の堅さは確かだが、主力需要の縮みと、利益率の低さ、AIによる置き換えも同じくらい確かだ。確率は強気7%、やや強気20%、中立37%、やや悲観24%、悲観12%に置いた。

中立の純利益は19億円で、ROEは4%台。資本コストに遠く、ためた利益は額面を下回る。価値は今の時価総額をやや下回る。強気に寄せなかった点は、確認しておく。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 890 円241 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 213 円58 億円)。 今の値に割り戻すと 546 円148 億円、今との差 +0.7%、 期待の年率 +7.4%(資本コスト 8.3%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 1,567 円425 億円 332 円90 億円 +250.3% +13.4% 133 円36 億円
やや楽観 20% 1,296 円351 億円 288 円78 億円 +192.1% +11.3% 317 円86 億円
中立 37% 1,050 円285 億円 240 円65 億円 +137.9% +9.1% 477 円129 億円
やや悲観 24% 451 円122 億円 166 円45 億円 +13.8% +1.3% 148 円40 億円
悲観 12% 203 円55 億円 29 円8 億円 −57.1% −8.1% 28 円8 億円
加重平均100% 890 円241 億円213 円58 億円 +103.4% +7.4% 1,103 円299 億円

今の株価時価総額 542 円147 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 7% 値上げが定着し、新規事業も育って営業利益率が5%台後半へ 利益 32 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 1,567 円425 億円

国内の文具・紙製品は縮むが、値上げの定着と、高付加価値の商品で単価を保つ。コンシューマー事業の売値は名目で1.40倍に上がり、出荷点数は横ばいを保つ。

製本・手帳は需要が細るが、図書館業務や自治体向けのデジタル化の受託が、置き換えを補う。BPOの人手は、AIの活用で生産性を上げ、数量の減りを0.9倍にとどめる。

新規事業の50億円が立ち上がり、バイオマスは黒字に戻る。

売上は800億円、営業利益は48億円(利益率6%)、純利益は32億円。ROEは6.6%で資本コストに届かないが、資産の見直しで資本が軽くなる。

配当は性向35%で、10年で約90億円になる。

(名目の前提)BPSの数量は0.9倍、価格は1.34倍。CCの数量は1.00倍、価格は1.40倍。本社費用は1.34倍。減価償却は物価で増やさない。

  • ビジネスプロセスソリューション(図書製本・手帳・BPO・派遣・ラベル):数量 90.0(取扱量(百万単位・推定))× 価格 3.97(1百万単位あたり売上(億円))→ 売上 357 億円・営業利益 18 億円。数量 0.90倍・単価 1.34倍・営業利益率 5.0%
  • コンシューマーコミュニケーションズ(アルバム・文具・オフィス家具):数量 100(出荷点数(百万点・推定))× 価格 4.28(1百万点あたり売上(億円))→ 売上 428 億円・営業利益 31 億円。数量 1.00倍・単価 1.40倍・営業利益率 7.2%
  • エナジー(木質バイオマス・太陽光発電):数量 40.0(発電量(GWh・推定))× 価格 0.32(1GWhあたり売上(億円))→ 売上 13 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.00倍・営業利益率 3.0%
  • その他(野菜プラント・にんにくファーム):数量 10.0(出荷量(トン・推定))× 価格 0.14(1トンあたり売上(億円))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.34倍・営業利益率 10.0%

倍率:事業の純利益 32 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.5% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 384 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の紙製品の縮小が緩み、価格改定を保ち、計画の新規事業(50億円)も立ち上がる必要がある。BPOの置き換えも想定より遅い、という前提も要る。同じ領域の強気(7〜10%)の下端に置いた。

やや楽観 20% 値上げが通り、紙製品の縮みを価格で補う 利益 25 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 1,296 円351 億円

価格改定が通り、CCの売値は1.37倍に上がる。出荷点数は0.94倍まで減る。BPSは、製本・手帳が細り、BPO・派遣が一部AIに置き換わって、取扱量が0.85倍になる。

会社が掲げる営業利益率5%に近づく。バイオマスは小さな黒字。

売上は738億円、営業利益は39億円、純利益は25億円。ROEは5.4%。

配当は性向33%で、10年で約78億円になる。

(名目の前提)BPSの数量は0.85倍、価格は1.31倍。CCの数量は0.94倍、価格は1.37倍。本社費用は1.34倍。減価償却は物価で増やさない。

  • ビジネスプロセスソリューション(図書製本・手帳・BPO・派遣・ラベル):数量 85.0(取扱量(百万単位・推定))× 価格 3.88(1百万単位あたり売上(億円))→ 売上 330 億円・営業利益 15 億円。数量 0.85倍・単価 1.31倍・営業利益率 4.5%
  • コンシューマーコミュニケーションズ(アルバム・文具・オフィス家具):数量 94.0(出荷点数(百万点・推定))× 価格 4.19(1百万点あたり売上(億円))→ 売上 394 億円・営業利益 25 億円。数量 0.94倍・単価 1.37倍・営業利益率 6.4%
  • エナジー(木質バイオマス・太陽光発電):数量 40.0(発電量(GWh・推定))× 価格 0.32(1GWhあたり売上(億円))→ 売上 13 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.00倍・営業利益率 1.0%
  • その他(野菜プラント・にんにくファーム):数量 10.0(出荷量(トン・推定))× 価格 0.14(1トンあたり売上(億円))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.34倍・営業利益率 10.0%

倍率:事業の純利益 25 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.3% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 303 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2026年3月期に営業利益が6割増え、価格改定とコスト低減が効いた。この勢いが続くとみて、強気側の中心に置いた。ただしBPOの人手の事業は、置き換えを織り込んで数量を減らしている。

中立 37% 売上は横ばい、利益率は4%台半ば。紙製品の縮みを値上げが相殺する 利益 19 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 1,050 円285 億円

紙製品の出荷は人口とペーパーレスで細り、CCの出荷点数は0.88倍になる。BPSは、製本・手帳が0.88倍、BPO・派遣・図書館受託がAIで0.68倍に減り、全体で0.78倍。価格は物価並みに通らず、BPSで1.28倍、CCで1.34倍にとどまる。

売上は671億円、営業利益は30億円(利益率4.5%)。過去12年の最高(4.7%)に近い水準を保つ。

エナジー事業は、売電価格が固定のため、物価で売上が増えない。燃料費だけが上がり、利益はゼロ近辺。

純利益は18.6億円で、ROEは4.2%。配当は性向33%で、10年で約65億円になる。

(名目の前提)BPSの数量は0.78倍、価格は1.28倍。CCの数量は0.88倍、価格は1.34倍。エナジーの価格は1.00倍(売電価格が固定)。本社費用は1.34倍。減価償却は物価で増やさない。

  • ビジネスプロセスソリューション(図書製本・手帳・BPO・派遣・ラベル):数量 78.0(取扱量(百万単位・推定))× 価格 3.79(1百万単位あたり売上(億円))→ 売上 296 億円・営業利益 11 億円。数量 0.78倍・単価 1.28倍・営業利益率 3.7%
  • コンシューマーコミュニケーションズ(アルバム・文具・オフィス家具):数量 88.0(出荷点数(百万点・推定))× 価格 4.10(1百万点あたり売上(億円))→ 売上 361 億円・営業利益 20 億円。数量 0.88倍・単価 1.34倍・営業利益率 5.6%
  • エナジー(木質バイオマス・太陽光発電):数量 40.0(発電量(GWh・推定))× 価格 0.32(1GWhあたり売上(億円))→ 売上 13 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.00倍・営業利益率 0.0%
  • その他(野菜プラント・にんにくファーム):数量 10.0(出荷量(トン・推定))× 価格 0.14(1トンあたり売上(億円))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.34倍・営業利益率 10.0%

倍率:事業の純利益 19 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.1% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 225 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の紙製品と図書製本は縮み続け、BPOはAIに置き換えられる。一方で、価格改定と原価低減で利益率は上がった。この二つが釣り合い、利益は今の水準に近い、という中心の筋書きに最も重く置いた。

やや悲観 24% 値上げが止まり、BPOが置き換わって利益が3割減る 利益 9 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 451 円122 億円

原紙や樹脂の高騰を、値上げで転嫁しきれない。出荷点数は0.78倍に減り、BPSの取扱量も、AIによるデータ入力やBPOの置き換えで0.68倍になる。売値は名目でも1.18〜1.22倍にとどまる。

バイオマスは、燃料費の上昇で赤字が続く。

売上は542億円、営業利益は19億円、純利益は9.4億円。ROEは2.3%。

配当は性向を保てず、10年で約45億円にとどまる。

(名目の前提)BPSの数量は0.68倍、価格は1.18倍。CCの数量は0.78倍、価格は1.22倍。エナジーの価格は1.00倍。本社費用は1.20倍。減価償却は物価で増やさない。

  • ビジネスプロセスソリューション(図書製本・手帳・BPO・派遣・ラベル):数量 68.0(取扱量(百万単位・推定))× 価格 3.49(1百万単位あたり売上(億円))→ 売上 238 億円・営業利益 7 億円。数量 0.68倍・単価 1.18倍・営業利益率 3.0%
  • コンシューマーコミュニケーションズ(アルバム・文具・オフィス家具):数量 78.0(出荷点数(百万点・推定))× 価格 3.73(1百万点あたり売上(億円))→ 売上 291 億円・営業利益 13 億円。数量 0.78倍・単価 1.22倍・営業利益率 4.5%
  • エナジー(木質バイオマス・太陽光発電):数量 36.0(発電量(GWh・推定))× 価格 0.32(1GWhあたり売上(億円))→ 売上 12 億円・営業利益 0 億円。数量 0.90倍・単価 1.00倍・営業利益率 -3.0%
  • その他(野菜プラント・にんにくファーム):数量 10.0(出荷量(トン・推定))× 価格 0.12(1トンあたり売上(億円))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.20倍・営業利益率 5.0%

倍率:ROE は2.3%と k 8.25% を大きく下回る。PER の上限 1÷k=11.8 倍の約64%の7.5倍に置いた。利益が薄い筋書きのため。

確率:国内の紙製品が縮み、価格改定にも限りがある。AIが文書のデータ化やBPOを置き換える動きは、予想より早い可能性がある。同じ領域の悲観側(20〜24%)の中ほどに置いた。

悲観 12% 紙製品とBPOが構造的に縮み、売上が半分、利益はほぼゼロになる 利益 1 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 203 円55 億円

紙製品の国内需要が構造的に縮み、アルバムの需要も戻らない。CCの出荷点数は今の0.55倍まで減り、価格競争で売値は名目でも上がらない。

BPSは、データ化やBPOの仕事をAIエージェントが飲み込み、取扱量は0.45倍に落ちる。派遣や図書館業務の受託も、人手の置き換えが進む。

バイオマス発電は、固定価格の期間が終わり、採算がとれず閉鎖に向かう。

売上は302億円と半分になり、営業利益は1億円にとどまる。10年に設備と事業の整理で約60億円の損失が出て、自己資本は約250億円に削られる。

価値の支えは、稼ぐ力でなく、売れる資産になる。配当は大きく減り、10年で約8億円にとどまる。

(名目の前提)BPSの数量は0.45倍、価格は1.00倍。CCの数量は0.55倍、価格は1.00倍。本社費用は1.10倍。減価償却は物価で増やさない。

  • ビジネスプロセスソリューション(図書製本・手帳・BPO・派遣・ラベル):数量 45.0(取扱量(百万単位・推定))× 価格 2.96(1百万単位あたり売上(億円))→ 売上 133 億円・営業利益 0 億円。数量 0.45倍・単価 1.00倍・営業利益率 0.0%
  • コンシューマーコミュニケーションズ(アルバム・文具・オフィス家具):数量 55.0(出荷点数(百万点・推定))× 価格 3.06(1百万点あたり売上(億円))→ 売上 168 億円・営業利益 2 億円。数量 0.55倍・単価 1.00倍・営業利益率 1.0%
  • エナジー(木質バイオマス・太陽光発電):数量 0.0(発電量(GWh・推定))× 価格 0.32(1GWhあたり売上(億円))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。数量 0.00倍・単価 1.00倍・営業利益率 0.0%
  • その他(野菜プラント・にんにくファーム):数量 5.0(出荷量(トン・推定))× 価格 0.10(1トンあたり売上(億円))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 0.50倍・単価 1.00倍・営業利益率 0.0%

倍率:稼ぐ力はほぼゼロ。売れる資産の床(floor_assets_oku)をそのまま時価総額に置いた。今の自己資本308億円に対する PBR は約0.18倍。工場と在庫を売り急ぐ筋書きのため、帳簿の自己資本は価値の床にならない。EV÷営業利益は利益がほぼゼロの年のため意味を持たず、参考にとどめる。

確率:アルバムや手帳、図書製本の需要が人口減とペーパーレスで細り、BPOや派遣はAIエージェントに置き換えられる。過去にも2023年3月期に営業利益率が0.7%まで落ち、赤字を出した。自己資本比率は57%と厚いため、倒産には至らないが、稼ぐ力は失われる。同じ領域の悲観(8〜11%)に合わせ12%に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ビジネスプロセスソリューション(図書製本・手帳・BPO・派遣・ラベル)

図書製本、法人向け手帳、DPS・BPOサービス、人材派遣、図書館業務の受託、シール・ラベル、パッケージ、卒業アルバム。

数量取扱量(百万単位・推定)価格1百万単位あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 100 2.96 296 11
10 年後 中立 78.0 3.79 296 11

取り方:セグメント売上296.18億円を、製造品の出荷と受託業務を合わせた取扱量100百万単位(推定)で割った。開示は点数や件数を出さないため、売上を点数・件数・時間に分けられず、単位は推定の置き方。製造系(図書製本・手帳・ラベル等)が6割弱、人の手で回す受託系(BPO・派遣・図書館)が4割強と推定した。営業利益はセグメント利益11.35億円。

コンシューマーコミュニケーションズ(アルバム・文具・オフィス家具)

アルバム、ファイル、ノートなどの紙製品、文具・事務用品、オフィス家具、防犯・防災用品、シュレッダ、ぬいぐるみ、EC。

数量出荷点数(百万点・推定)価格1百万点あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 100 3.06 306 18
10 年後 中立 88.0 4.10 361 20

取り方:セグメント売上305.91億円を、出荷点数100百万点(推定)で割った。1点あたりの平均は安価な紙製品から高額なシュレッダ・家具までの混ざり。点数は開示がなく推定。営業利益はセグメント利益18.08億円。

エナジー(木質バイオマス・太陽光発電)

松江バイオマス発電(55%出資)の木質バイオマス発電と、太陽光発電。売電価格は制度で固定される。

数量発電量(GWh・推定)価格1GWhあたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 40.0 0.32 13 0
10 年後 中立 40.0 0.32 13 0

取り方:セグメント売上12.84億円を、発電量40GWh(推定)で割った。1GWhあたり約0.32億円は、売電価格の推定。燃料チップの在庫を見ながら出力を調整している。営業利益はセグメント利益0.08億円。木質バイオマスの固定資産で12.29億円の減損を出した。

その他(野菜プラント・にんにくファーム)

野菜プラント事業、にんにくファーム事業。

数量出荷量(トン・推定)価格1トンあたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 10.0 0.10 1 0
10 年後 中立 10.0 0.14 1 0

取り方:セグメント売上1.04億円を、出荷量10トン(推定)で割った。営業利益は0.12億円。

リスクと懸念

紙の国内需要の縮小

図書製本、手帳、アルバム、事務用紙は、デジタル化と少子化で数量が毎年減る。2026年3月期の売上は1.9%減だった。利益の伸びは値上げに頼っており、繰り返せない。図書館・自治体向けの電子化は、製本の受注を直接減らす。

AIエージェントによる置き換え

BPSのうち、文書のデータ化、事務の代行、派遣、図書館業務の受託は、人の時間で売る仕事だ。AIエージェントに置き換えられる最初の領域で、数量と価格の両方に下げ圧力がかかる。売上の4割強がこの型とみる(推定)。

利益率の低さと原価の上昇

営業利益率は最高でも4.7%。原紙や樹脂の価格が上がると、値上げが遅れた期に利益が一気に落ちる。2023年3月期は0.7%まで落ち、赤字を出した。人件費は物価で上がり、1,467人の臨時従業員の賃金も押し上げる。

バイオマス発電の採算

松江バイオマス発電(55%出資)は、12億円の減損を出した。燃料チップの在庫を見ながら出力を調整している。売電価格は固定のため、燃料費が上がると採算が悪化する。固定価格の期間が終わった後の収益は読みにくい。

コンプライアンス

日本年金機構の入札をめぐり、公正取引委員会から排除措置命令と課徴金納付命令を受けた。公共調達に依存する図書館・自治体向けの業務で、再発すれば信用を失う。情報セキュリティ事故も、データを預かるBPOでは重い。

資本配分と持ち合い

政策保有株は24銘柄、28億円ある。PBR1倍に向けた見直しを掲げるが、実行の速度は読めない。バイオマスの減損のように、資本配分の失敗がまた出る恐れもある。自己資本の半分近くが、低い収益の資産に使われている。

今後の分かれ目

2027年3月期の営業利益が会社計画の33億円を上回る
価格改定と原価低減が効き続けた合図で、やや強気の筋書きに寄る。営業利益率が5%を超えるかが分かれ目になる。
CCの出荷点数が前年を下回る年が続き、値上げが通らなくなる
縮む需要を価格で補えない合図だ。やや悲観の筋書きに寄る。
BPOの受託で、AIを活用した生産性向上が数字に出る
AIを味方につけた合図で、BPSの数量の減りが緩む。強気側に寄る。
政策保有株・遊休地の売却と、自社株買いが実行される
PBR1倍に向けた資産の見直しが進む合図だ。ためた利益の価値が上がる。
松江バイオマス発電の赤字が続く、または追加の減損が出る
資本配分の失敗が再発した合図で、悲観側に寄る。
新規事業の売上が50億円の目標に向けて積み上がる
紙以外の柱が育つ合図で、強気側に寄る。

見ておくもの

  • 営業利益率(5%の目標に届くか)と価格改定の効き
  • CCの出荷点数と、BPSの製本・BPO・派遣の売上の動き
  • 松江バイオマス発電の稼働と損益
  • 政策保有株の売却、自己株式の取得、配当性向
  • 新規事業の売上(50億円の目標)
  • 原紙・樹脂の価格

倍率と資本コストの決め方

数量(取扱量・出荷点数・発電量)と名目の単価から利益を積み、倍率は式で置いた。今の市場の評価(PBR 0.5倍・PER 7〜8倍)には寄せていない。k は基本7.5%に quality 1.0%(循環0・値決め+0.25・借金0・寿命+0.75)を足した8.5%。同じ領域の文具・オフィス小物(k 7.5〜8.2%)より高いのは、薄利でBPOがAIに置き換わるため。ROEがkを下回る中立・やや悲観は、PERの上限1÷k=11.8倍の約7割・約6割に置いた。強気側もROEがkに届かず、上限の約85%にとどめた。AI代替は数量と寿命に効かせ、確率と倍率には重ねていない。減価償却は物価で増やさない。エナジーの売電価格は固定のため、中立でも1.00倍とした。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10→12.12 倍・やや楽観 PER 9→12.12 倍・中立 PER 8.2→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.0% = 8.5%。バイオマスの採算や過去の独禁法違反などの個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. ナカバヤシ 有価証券報告書(FY2026)
  2. ナカバヤシ セグメント別の売上・営業利益(envalith)
  3. ナカバヤシ 2026年3月期 決算(モネックス)

分析日 2026-10-20