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ドリームベッド 7791

サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,030 円42 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)796 円32 億円差 +29.4%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,030 円42 億円 · 差 +29.4% · 期待の年率 +10.4%
期待の年率リターン(10 年)+10.4%資本コスト比 +1.7 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ドリームベッドは、米国のマットレス「サータ」とフランスのソファ「リーン・ロゼ」を、日本で独占して作り売る広島のメーカーだ。筆者の結論は、今の時価総額はこの会社の本質価値をやや下回る、というものだ。大きな割安ではないが、払う値段に小さな安全域がある。

強みは 2 つある。1 つは、世界の有名ブランドと 40 年以上続く独占の契約だ。サータとは 1978 年、リーン・ロゼとは 1981 年からの付き合いで、自社の工場で作るので納期が短く、粗利率は 5 割を超える。もう 1 つは、ホテル向けの伸びだ。訪日客が増え、ホテルの新設とマットレスの入れ替えが続き、この販路の売上は 2026 年 3 月期に 2 割以上伸びた。

弱みもはっきりしている。売上の 7 割は家具店への卸で、国内の家具の需要は人口とともに細る。ブランドは借り物で、契約の条件は相手が決める。借入は 44 億円あり、金利が上がれば利払いは 3 倍になる。

筆者は、前の中期経営計画を上回って達成した実行力を評価する。10 年後も、借り物のブランドを自社の工場の腕で磨き続ける会社であり続けると見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「借り物の看板を、自分の腕で 40 年磨いてきた職人の会社」だ。

看板が借り物である点は、普通なら大きな減点になる。持ち主がいつでも条件を変えられるからだ。だが、サータもリーン・ロゼも、40 年以上この会社に任せ続けてきた。日本で同じ質のものを、同じ納期で作れる相手が他にいないからだ。筆者は、この関係は 10 年後も続く見込みが高いと見る。

稼ぐ力は大きくないが、確かだ。高価格帯のマットレスとソファは値上げが通り、ホテルの入れ替えの需要も積み上がる。設備の償却は建てた時の値段のままなので、物価が上がるほど利益率は少しずつ良くなる。

気になるのは借入だ。運転資金と新しい工場を借入で賄っており、金利が上がれば利払いは膨らむ。それでも今の値段は、筆者の見る稼ぐ力をやや下回る。大きな安全域ではないが、払う値段に見合う会社だ。

何で稼ぐ会社か

事業はベッドとソファの製造と販売の 1 つだが、売り先で 4 つに分かれる。

最大の販路は家具店への卸で、売上の 7 割を占める。全国の家具店や百貨店、島忠のような量販店に、マットレス、ベッドの枠、ソファを卸す。会社は売り場づくりまで手伝い、店の販売員を支える。商品別では、マットレスが 47 億円、ソファが 29 億円、ベッドの枠が 24 億円だ。

2 つ目はホテル向けで、売上の 15% を占める。The Okura Tokyo などの高級ホテルから宿泊に特化したホテルまで、客室のベッドを企画から納入まで手がける。高級ホテルで使われることが、家具店での売りやすさにもつながる。

3 つ目は直営の店とショールームで、売上の 14% だ。リーン・ロゼの店を東京の六本木・銀座・新宿などに 6 店持ち、2026 年 5 月には梅田にも開いた。名作のソファ「トーゴ」が看板だ。

4 つ目は、2025 年に始めたインドネシアやマレーシアへの OEM の輸出と、ネット販売だ。まだ 2 億円に満たない。

ブランドは、自社の「dream bed」に加え、米国のサータとキングコイル、フランスのリーン・ロゼ、ドイツの RUF を、契約で日本の独占として使う。作るのは広島の自社工場で、2026 年 3 月期に新しい工場が本格的に動き出した。売上の伸びに合わせて、運転資金と工場を借入で賄っている。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、中くらいの強さだと筆者は見る。

一番の強みは、世界の一流ブランドとの長い関係だ。サータとは 1978 年から、リーン・ロゼとは 1981 年から、契約を更新し続けてきた。ブランドの持ち主が、40 年以上も日本の 1 社に任せ続けるのは、作る腕と売る力が認められている証拠だ。自社の工場で作るので、輸入品より納期が短く、ホテルの細かい注文にも応えられる。粗利率は 52% と、家具の会社としては高い。

弱みは、そのブランドが借り物であることだ。サータの契約は 2029 年末までで、決めた売上に届けば 5 年ずつ延びる。リーン・ロゼは 1 年ごとの更新だ。ロイヤリティの料率を上げられれば、利益はすぐに削られる。

資本効率はまずまずだ。ROE は 10% 前後で、資本コストをわずかに上回る。前の中期経営計画では、売上と営業利益の目標を上回った。ただ、営業利益率は 6% 前後と薄く、売上の 1 割が増減するだけで利益は大きく振れる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内のベッドの需要は、量では増えにくい。マットレスは 10 年前後で買い替える品で、人口と世帯の数に結びつく。人口は減るが、単身の世帯が増え、1 人あたりの寝具にかけるお金は増える流れにある。良い眠りにお金を払う人は増えており、高価格帯のマットレスは値上げが通りやすい。

競争は二極に分かれる。安い側では、ニトリや輸入品のマットレスが価格で売る。高い側では、シモンズ、フランスベッド、日本ベッド、そしてサータやキングコイルを持つこの会社が、ブランドと寝心地で競う。この会社は高い側に立ち、安売りの競争からは距離を置く。

追い風はホテルだ。訪日客が増え、ホテルの稼働率は 8 割前後と高い。新しいホテルが建ち、古いホテルは客室のマットレスを入れ替える。ホテルのベッドは 7〜10 年で替わるので、建った分だけ先の入れ替えの需要も積み上がる。高級ホテルで寝た客が、同じマットレスを家に欲しがる流れもある。

向かい風は、家具店の数の減少と、住宅の着工の減少だ。地方の家具店は後継ぎ難で閉じていく。家具店への卸に 7 割を頼る今の形のままでは、量は少しずつ細る。会社が直営の店、ホテル、輸出を伸ばそうとするのは、この流れへの答えだ。

資本政策と M&A

配当は連続で増やしてきた。2026 年 3 月期の配当の総額は 1.5 億円で、配当性向は 31%、自己資本に対する配当は 3% だ。2027 年 3 月期も増配を予想する。

新しい中期経営計画は、2029 年 3 月期に売上 135 億円、営業利益 9.3 億円、ROE 11% を目標に置き、PBR 1 倍以上を早く達成すると明言した。そのために機動的な自社株買いと安定した増配を掲げる。ただ、これまでの自社株買いは小さい。

株主優待は、自社の商品の 3 割引きと、抽選の宿泊券だ。値引きなので会社の負担は小さく、価値への影響は小さい。

株主は、創業家とみられる個人、広島ベンチャーキャピタル、広島銀行ともみじ銀行、商工中金など、地元の顔ぶれが厚い。買収の噂は無いが、PBR が 1 倍を割る小さな上場会社で、ブランドの持ち主や同業が買い手になる道は考えられる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

この会社には、40 年以上続く世界のブランドとの関係という、お金で買えない資産がある。サータもリーン・ロゼも、日本で作れる相手はこの会社しかいない。2024 年には米国のキングコイルとも独占の契約を結び、販売は非常に好調だ。新しいブランドを取ってこられるのは、作る腕が世界で認められているからだ。

ホテル向けは、これからも伸びる。訪日客は増え続け、新しいホテルが建ち、古いホテルはマットレスを入れ替える。2026 年 3 月期にホテル向けの売上は 2 割以上伸び、1Q も 3 割伸びた。ホテルのベッドは 7〜10 年で替わるので、今建つホテルが先の入れ替えの需要になる。

直営の店も伸びる。リーン・ロゼの店は 1 店ずつ増え、梅田の店は好調に滑り出した。東南アジアへの OEM の輸出も始まり、10 年後には新しい柱になりうる。

実行力もある。前の中期経営計画では、売上と営業利益の目標を上回った。新しい計画の営業利益 9.3 億円も届く範囲だ。設備の償却は建てた時の値段のままなので、物価が上がるほど利益率は上がる。

今の値段は、自己資本の 7 割に満たない。会社は PBR 1 倍以上を目指すと明言し、自社株買いも掲げた。

慎重な見方

家具店への卸が売上の 7 割を占め、ここはほとんど伸びていない。2026 年 3 月期も 1% 増にとどまった。地方の家具店は後継ぎ難で閉じ、住宅の着工も減る。量は 10 年で 1 割以上細ってもおかしくない。

ブランドは借り物だ。サータの契約は 2029 年末までで、決めた売上に届かなければ延びない。リーン・ロゼは 1 年ごとの更新だ。ブランドの持ち主が料率を上げる、自前で日本に出てくる、別の会社に乗り換える。どれが起きても、利益は大きく削られる。

利益率は薄い。営業利益率は 6% 前後で、1Q は人件費、物流費、新しい店の費用で 3 割減益になった。家賃は年 3.4 億円の固定の約束で、売上が落ちても減らない。

借入も重くなった。支払手形をやめたことで運転資金が増え、短期借入で賄った。借入は 44 億円で、今の金利は 1% 前後と低い。借り換えで 3.5% に上がれば、利払いは年 1 億円以上増える。純利益の 2 割が消える計算だ。

安い側では、ニトリや輸入品のマットレスが品質を上げてきた。高価格帯のマットレスも、ネット専業のブランドとの競争にさらされる。

どちらに重みを置いたか

強気の見方がやや強い。ブランドとの 40 年の関係と、前の中期経営計画を上回った実行力は、実績で示されている。ホテル向けの伸びも数字に出ている。一方、借り物のブランドと借入の利払いは本当の弱点で、悲観の確率も 1 割は残した。確率は中立を軸に、楽観の側へやや寄せた。サータの契約が 2029 年末に更新されれば、悲観の確率を下げる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,691 円69 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 455 円18 億円)。 今の値に割り戻すと 1,030 円42 億円、今との差 +29.4%、 期待の年率 +10.4%(資本コスト 8.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 3,320 円135 億円 761 円31 億円 +412.6% +17.8% 408 円17 億円
やや楽観 22% 2,367 円96 億円 564 円23 億円 +268.2% +13.9% 645 円26 億円
中立 40% 1,773 円72 億円 478 円19 億円 +182.8% +11.0% 900 円37 億円
やや悲観 18% 633 円26 億円 271 円11 億円 +13.5% +1.3% 163 円7 億円
悲観 10% 148 円6 億円 148 円6 億円 −62.9% −9.4% 30 円1 億円
加重平均100% 1,691 円69 億円455 円18 億円 +169.5% +10.4% 2,145 円87 億円

今の株価時価総額 796 円32 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 楽観:ホテルと輸出が柱になり、営業利益率 7.5% の会社に 利益 11 億円 · PER 12.6 倍 · 株価時価総額 3,320 円135 億円

訪日客は増え続け、ホテルは新設と入れ替えでベッドを買い続ける。ホテル向けの客室数は 1.6 倍になり、キングコイルがサータに並ぶ柱に育つ。高級ホテルで寝た客が家でも同じマットレスを選び、家具店への卸も量を少し増やす。値上げは物価よりやや強く通り、1 点あたりの値段は 1.40 倍になる。

リーン・ロゼの店は 15 か所に増え、東南アジアへの OEM の輸出は 8 倍になる。新しい工場の償却は建てた時の値段のまま残り、売上が増えるほど利益率は上がる。営業利益率は 7.5% と、2021 年 3 月期の山 7.8% に近づく。

借入は 3.5% で借り換わるが、営業外の負担は年 1.3 億円で収まる。純利益は 10 億円を超え、ROE は 11% になる。中計の自社株買いが実行され、10 年の還元は 31 億円になる。

  • 家具販売店向け:数量 111,600(卸した点数(1 点 8 万円換算、点))× 価格 0.00(1 点あたりの卸の値段(億円))→ 売上 125 億円・営業利益 9 億円。点数 1.05 倍、1 点 1.40 倍
  • 商業施設向け(ホテル):数量 24,000(納めた客室の数(1 室 12 万円換算、室))× 価格 0.00(1 室あたりの売上(億円))→ 売上 40 億円・営業利益 4 億円。客室 1.6 倍、1 室 1.40 倍
  • ショップ・ショールーム:数量 15.0(店とショールームの数(か所))× 価格 2.38(1 か所あたりの売上(億円))→ 売上 36 億円・営業利益 2 億円。15 か所、1 か所 1.40 倍
  • その他(OEM 輸出・ネット販売):数量 26,400(輸出・ネットの台数(1 台 5 万円換算、台))× 価格 0.00(1 台あたりの売上(億円))→ 売上 18 億円・営業利益 1 億円。台数 8 倍、1 台 1.40 倍

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.2% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.6 倍。全体の PER 12.63 倍、時価総額 135 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ホテル向けが 1.6 倍、輸出が 8 倍になり、利益率が過去の山に近づく筋書き。前の中計を上回った実行力とキングコイルの好調はあるが、家具店の卸が細る中で全部がそろうのは 1 割と見た。

やや楽観 22% やや楽観:中計を上回り、ホテルと輸出が伸びる 利益 8 億円 · PER 11.6 倍 · 株価時価総額 2,367 円96 億円

新しい中期経営計画の目標に届き、その後もゆっくり伸びる。家具店への卸は量が横ばいのまま、値上げで 1 点あたり 1.375 倍になる。ホテル向けの客室数は 1.4 倍になり、キングコイルの採用が広がる。

リーン・ロゼの店は 13 か所に増え、輸出は 5 倍になる。償却は建てた時の値段のまま残り、営業利益率は 6.6% に上がる。2029 年 3 月期の営業利益 9.3 億円は通過点になる。

借入の金利は上がり、営業外の負担は年 1.4 億円になる。純利益は 8 億円台で、ROE は 9% に乗る。配当と自社株買いで、10 年の還元は 23 億円になる。

  • 家具販売店向け:数量 106,300(卸した点数(1 点 8 万円換算、点))× 価格 0.00(1 点あたりの卸の値段(億円))→ 売上 117 億円・営業利益 8 億円。点数横ばい、1 点 1.375 倍
  • 商業施設向け(ホテル):数量 21,000(納めた客室の数(1 室 12 万円換算、室))× 価格 0.00(1 室あたりの売上(億円))→ 売上 35 億円・営業利益 4 億円。客室 1.4 倍、1 室 1.375 倍
  • ショップ・ショールーム:数量 13.0(店とショールームの数(か所))× 価格 2.34(1 か所あたりの売上(億円))→ 売上 30 億円・営業利益 1 億円。13 か所、1 か所 1.375 倍
  • その他(OEM 輸出・ネット販売):数量 16,500(輸出・ネットの台数(1 台 5 万円換算、台))× 価格 0.00(1 台あたりの売上(億円))→ 売上 11 億円・営業利益 1 億円。台数 5 倍、1 台 1.38 倍

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.1% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 11.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.6 倍。全体の PER 11.62 倍、時価総額 96 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新しい中期経営計画(2029 年 3 月期 営業利益 9.3 億円)が届き、その後も同じ向きに伸びる筋書き。前の中計を上回った実績があり、2 割を超えて置いた。

中立 40% 中立:家具店の卸は細り、ホテルと直営で補う 利益 6 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 1,773 円72 億円

家具店への卸は、地方の店が閉じる流れで量が 5% 細る。値上げは物価並みに通り、1 点あたりの値段は 1.34 倍になる。ホテル向けは、新設の波が落ち着いた後も入れ替えの需要が続き、客室数は 1.25 倍になる。

リーン・ロゼの店は 12 か所に増えるが、家賃が重く利益率は 2.5% にとどまる。輸出は 3 倍になるが、まだ小さい。償却は建てた時の値段のまま年 4.8 億円で、物価ほどは増えない。営業利益率は 6.0% と、今より少し上がる。

借入は 44 億円前後で、借り換えで金利は 3.5% に上がる。営業外の負担は年 1.45 億円になる。純利益は 6.3 億円で、ROE は 7.5% と資本コストをやや下回る。配当性向 3 割と少しの自社株買いで、10 年の還元は 19 億円になる。

  • 家具販売店向け:数量 101,000(卸した点数(1 点 8 万円換算、点))× 価格 0.00(1 点あたりの卸の値段(億円))→ 売上 108 億円・営業利益 7 億円。点数 0.95 倍、1 点 1.34 倍
  • 商業施設向け(ホテル):数量 18,750(納めた客室の数(1 室 12 万円換算、室))× 価格 0.00(1 室あたりの売上(億円))→ 売上 30 億円・営業利益 3 億円。客室 1.25 倍、1 室 1.34 倍
  • ショップ・ショールーム:数量 12.0(店とショールームの数(か所))× 価格 2.28(1 か所あたりの売上(億円))→ 売上 27 億円・営業利益 1 億円。12 か所、1 か所 1.34 倍
  • その他(OEM 輸出・ネット販売):数量 9,900(輸出・ネットの台数(1 台 5 万円換算、台))× 価格 0.00(1 台あたりの売上(億円))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。台数 3 倍、1 台 1.34 倍

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.5% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 72 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:家具店の卸が人口とともに細り、ホテル向けと直営の店がそれを補う姿。業界の向きと会社の計画の間に置き、一番厚くした。

やや悲観 18% やや悲観:家具店の卸が細り、値上げも鈍って利益率 3% 利益 2 億円 · PER 9.7 倍 · 株価時価総額 633 円26 億円

地方の家具店が次々と閉じ、卸の量は 15% 細る。安い側のマットレスが品質を上げ、高価格帯の値上げは物価に届かない。ホテル向けは新設の波が引き、入れ替えの需要だけが残る。

直営の店は家賃が重く、売上が伸びないと赤字に落ちる。家賃は年 3.4 億円の固定の約束で、売上が落ちても減らない。営業利益率は 3% に沈む。

借入の金利は 3.5% を超え、営業外の負担は年 1.6 億円になる。純利益は 2 億円弱で、ROE は 3% を割る。配当は増やせず、10 年の還元は 11 億円にとどまる。

ブランドとの契約は続くので、会社が消えることはない。だが、借り物の看板を磨いても稼ぎが資本コストに届かない会社として、値段は稼ぐ力の床まで下がる。

  • 家具販売店向け:数量 90,350(卸した点数(1 点 8 万円換算、点))× 価格 0.00(1 点あたりの卸の値段(億円))→ 売上 89 億円・営業利益 3 億円。点数 0.85 倍、1 点 1.225 倍
  • 商業施設向け(ホテル):数量 15,000(納めた客室の数(1 室 12 万円換算、室))× 価格 0.00(1 室あたりの売上(億円))→ 売上 21 億円・営業利益 1 億円。客室横ばい、1 室 1.17 倍
  • ショップ・ショールーム:数量 9.0(店とショールームの数(か所))× 価格 1.96(1 か所あたりの売上(億円))→ 売上 18 億円・営業利益 0 億円。9 か所、家賃で赤字
  • その他(OEM 輸出・ネット販売):数量 3,300(輸出・ネットの台数(1 台 5 万円換算、台))× 価格 0.00(1 台あたりの売上(億円))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。輸出は伸びない

倍率:PER 9.71 倍。ROE 2.6% は k 8.75% を大きく下回り、上限は 1÷k=11.8 倍。稼ぐ力の床(純利益 ÷ k = 22 億円)以下に置いた。EV ÷ 営業利益は 13 倍。

確率:家具店の閉店が速まり、安いマットレスとの競争で値上げが鈍る筋書き。1Q の 3 割減益に見える費用の重さが続く形で、楽観よりは薄いが 2 割近く置いた。

悲観 10% 悲観:サータの契約を失い、赤字に落ちる 利益 −3 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 148 円6 億円

2029 年末に、サータの契約が延びない。持ち主は自前で日本に出るか、別の会社に任せる。マットレスの売上の柱が抜け、家具店への卸の量は 3 割細る。ホテル向けも、サータの指名で取っていた案件を失う。

工場の償却と家賃は残り、売上が落ちても費用は減らない。営業赤字に落ち、借入の利払いが赤字を広げる。純損失は年 3 億円になり、配当は減らされる。

赤字の会社に PER は付かない。価値は、土地と工場、売掛金と在庫から借入を返した後に残る分で測る。少数株主には会社を畳む力がないので、その半分が値段の上限になる。

  • 家具販売店向け:数量 74,400(卸した点数(1 点 8 万円換算、点))× 価格 0.00(1 点あたりの卸の値段(億円))→ 売上 68 億円・営業利益 −1 億円。点数 0.7 倍、1 点 1.15 倍
  • 商業施設向け(ホテル):数量 10,500(納めた客室の数(1 室 12 万円換算、室))× 価格 0.00(1 室あたりの売上(億円))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円。客室 0.7 倍、1 室 1.1 倍
  • ショップ・ショールーム:数量 7.0(店とショールームの数(か所))× 価格 1.79(1 か所あたりの売上(億円))→ 売上 13 億円・営業利益 −1 億円。7 か所、家賃で赤字
  • その他(OEM 輸出・ネット販売):数量 2,000(輸出・ネットの台数(1 台 5 万円換算、台))× 価格 0.00(1 台あたりの売上(億円))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。縮小

倍率:PBR 0.124 倍を今の自己資本 48.45 億円に掛けた。赤字で稼ぐ力は無く、売れる資産の床 6 億円で測る。

確率:サータの契約が 2029 年末に延びない、またはロイヤリティが大幅に上がる筋書き。40 年以上更新してきた実績があり起きにくいが、契約が相手次第である以上、1 割は残した。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

家具販売店向け

全国の家具店・百貨店・量販店へのマットレス・ベッド・ソファの卸。

数量卸した点数(1 点 8 万円換算、点)価格1 点あたりの卸の値段(億円)売上営業利益
今 2026/03 106,300 0.00 85 5
10 年後 中立 101,000 0.00 108 7

取り方:売上 85.03 億円は有報の販売経路別。点数の開示は無く、マットレス・ベッドの枠・ソファの平均の卸値を 1 点 8 万円とみて推定。単一セグメントで利益の内訳は無く、営業利益 7.03 億円を販路の粗利と経費の重さから推定で分けた(6%)。

商業施設向け(ホテル)

ホテルの客室のマットレスとベッドを企画から納入まで。

数量納めた客室の数(1 室 12 万円換算、室)価格1 室あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 15,000 0.00 18 2
10 年後 中立 18,750 0.00 30 3

取り方:売上 18.04 億円は有報の販売経路別。客室数の開示は無く、1 室あたりのマットレスと枠を 12 万円とみて推定。利益は大口の一括納入で経費が軽いとみて 9% の推定。

ショップ・ショールーム

リーン・ロゼの直営 6 店と、広島・東京・大阪・名古屋のショールーム。

数量店とショールームの数(か所)価格1 か所あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 10.0 1.70 17 0
10 年後 中立 12.0 2.28 27 1

取り方:売上 17.02 億円は有報の販売経路別、店 6 とショールーム 4 は有報の事業の内容。家賃(店とショールームで年 2.07 億円)が重いので利益率は 1.5% の推定。

その他(OEM 輸出・ネット販売)

インドネシア・マレーシア・中国への OEM の輸出と、直販のネット販売。

数量輸出・ネットの台数(1 台 5 万円換算、台)価格1 台あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 3,300 0.00 2 0
10 年後 中立 9,900 0.00 7 0

取り方:売上 1.65 億円は有報の販売経路別。台数の開示は無く、OEM のマットレス 1 台 5 万円とみて推定。利益率 3% の推定。

リスクと懸念

ライセンスの更新と料率

サータの契約は 2029 年末までで、決めた売上に届けば 5 年ずつ延びる。リーン・ロゼは 1 年ごとの更新だ。契約が切れる、料率が大きく上がる、持ち主が自前で日本に出る。どれが起きても売上と利益の柱が揺らぐ。

家具店の減少

売上の 7 割は家具店への卸だ。地方の家具店は後継ぎ難で閉じ、住宅の着工も減る。2026 年 3 月期の家具店向けは 1% 増にとどまり、量は細る向きにある。

借入と金利

支払手形をやめて運転資金が増え、借入は 44 億円になった。今の金利は 1% 前後だが、借り換えで 3.5% に上がれば利払いは年 1 億円以上増え、純利益の 2 割近くが消える。

店とショールームの家賃

営業所、店、ショールーム、倉庫の家賃は年 3.4 億円の固定の約束だ。売上が落ちても減らず、悲観の筋書きでは利益を削る。2028 年 3 月期から新リース会計基準で負債として載る。

薄い利益率

営業利益率は 6% 前後で、1Q は新しい店、システム、物流、人件費の先行で 3 割減益だった。売上の 1 割の増減で、利益は大きく振れる。

ホテルの投資の波

ホテル向けは訪日客の増加で伸びたが、感染症や景気の後退で新設が止まれば、需要は一度に縮む。2020 年の新型コロナの時のような谷はありうる。

今後の分かれ目

サータの契約が 2029 年末に 5 年延びる
悲観の確率を下げ、楽観の側へ移す。
ホテル向けの売上が 3 年続けて 1 割以上伸びる
中立のホテルの客室数を 1.25 倍から 1.4 倍に上げる。
営業利益率が 2 期続けて 5% を割る
費用の重さが定着したとみて、やや悲観の確率を上げる。
中計の自社株買いが純利益の半分を超える規模で実行される
溜まる現金の戻り方を 0.75 から 1.0 に上げる。
東南アジアへの輸出が 10 億円を超える
輸出を柱の 1 つとして、楽観の確率を上げる。

見ておくもの

  • 販路別の売上(家具店・ホテル・直営・輸出)
  • 営業利益率(2026 年 3 月期 5.8%、中計 2029 年 3 月期 6.9%)
  • サータの契約の更新(2029 年末)
  • 借入の残高と金利
  • 自社株買いの実行

倍率と資本コストの決め方

倍率は ROE と k(8.5%)から決めた。楽観側は正当化 PER(RONIC=k+1/2×(ROE−k)、g 4%)の 9 割、中立とやや悲観は ROE が k を下回るので上限 1÷k=11.8 倍の 85〜88% に置いた。悲観は売れる資産の床で測った。今の PER 7 倍・PBR 0.68 倍は見ていない。新リース会計基準で 2028 年 3 月期から店と営業所の家賃が負債に載るが、10 年の数字は家賃を費用に入れた今の形でそろえた。台帳の株数 407.9 万株は古く、1Q 短信の 406.1 万株に直した。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.9→12.63 倍・やや楽観 PER 10.9→11.62 倍・中立 PER 10.3→11.43 倍・やや悲観 PER 10→9.71 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% + quality 1.0% = 8.5%。同じ領域の済み会社は無い。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 8.75%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. 2026 年 3 月期 決算短信
  2. 中期経営計画「Creating Value for Dreams」
  3. 有価証券報告書 2026 年 3 月期

分析日 2026-10-20