株譜
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美津濃 8022

ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,053 円3,084 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,395 円3,344 億円差 −7.8%
10 年後から見ると 適正 価値 4,053 円3,084 億円 · 差 −7.8% · 期待の年率 +5.8%
期待の年率リターン(10 年)+5.8%資本コスト比 −1.7 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ミズノは1906年創業の総合スポーツ用品メーカーである。野球・ゴルフ・ランニング・サッカーを軸に、2026年3月期は売上2,590億円、営業利益226億円と過去最高を4期続けて更新した。筆者の結論は、10年先で見ても値段はやや割高、というものだ。

稼ぐ力が本物であることは疑わない。利益率は10年で3%弱から9%近くまで上がった。ゴルフの鍛造アイアンと欧州・米州の拡大が効き、海外比率は4割に達している。野球という国内の定番を持ちながら、成長は海外のゴルフとサッカー、ランニングが引っ張る形になった。

ただ、この会社は世界の大手に比べれば小さい。ナイキやアディダスと同じ土俵で価格を決めることはできない。利益率の改善にも限りがある。10年の中立は、売上がおよそ1.8倍、営業利益率は9%台半ばで落ち着く姿と見る。

財務は堅い。自己資本比率は約69%で、借金より現金が多い。筆頭株主の公益財団法人が約17%を持ち、経営は安定している。一方で、還元はまだ控えめで、資本を使い切る会社ではない。安全域は薄いが、事業の質は悪くない。値段が下がった時に目を向ける会社だと筆者は考える。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ミズノは「悪くない会社を、悪くない値段で持つ」ことができるかが論点になる。事業は100年を超える歴史を持ち、野球やゴルフの専門性という手堅い強みがある。借金は軽く、潰れる心配はまずない。ここは安心材料である。

一方、オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、見かけの純利益より小さい。ブランドを保つ広告・研究・店舗への投資が毎年かかり、成長を続ける会社ほど、利益の多くを再投資に回す必要がある。この投資から資本コストを大きく超える稼ぎが続くとは、筆者は見ていない。世界のスポーツ用品市場は競争が厳しいからだ。

経営の資本配分は、堅実だが保守的である。無理な買収をしない点は評価できるものの、利益をため込んで資本を余らせてきた歴史は、株主の目では物足りない。直近の自社株買いは前向きな変化だが、まだ試運転の段階だ。

結論として、事業の質は中の上、財務は上、資本配分は中、と見る。10年の中立の筋書きで、価値は今の値段をやや下回る。安全域は薄く、割安になった時に買い増したい会社である。

何で稼ぐ会社か

ミズノの事業は、スポーツ用品の企画・製造・販売である。強みは種目ごとの専門性だ。国内では野球で長く首位級の地位を持ち、グラブ・バット・シューズまでそろえる。学校や社会人チームとの結びつきが深く、買い替え需要が安定している。

2026年3月期のカテゴリー別の売上は、野球415億円、ゴルフ364億円、ランニング249億円、フットボール224億円、ワークビジネス175億円、スポーツスタイルシューズ76億円。これらで全体の6割弱を占め、残りはウェア、テニス、水泳、ウィンタースポーツなどである。

伸びているのはゴルフとランニング、フットボールだ。ゴルフは鍛造アイアンとクラブの合わせ込み(カスタムフィッティング)が米州で好調で、前期比12.7%増だった。ランニングは14.2%増、街履きのスポーツスタイルシューズは約1.6倍と、小さな土台から急速に伸びた。ワークビジネス、つまり作業靴や職場向け用品も2割以上伸びている。

地域では、日本が約6割、米州・アジア・欧州がそれぞれ1割強だ。海外比率は40.1%で、会社は2029年3月期までに46%へ高める計画を掲げる。同じ時期の売上は3,300億円、営業利益は310億円が目標である。カテゴリー別の利益は開示されないため、筆者は利益率を推定で置いている。

優良さと弱いところ

ミズノの堀、つまり他社がまねしにくい強みは、種目ごとの専門性と日本品質への信頼にある。野球の用具、鍛造アイアン、日本人の足型に合うサッカースパイクなど、道具を使う人の細かな声を製品に返す力は、安売りの競争とは別の土俵で効く。値上げを通せる余地もそこから生まれる。

一方で、事業の幅が広く、どれも世界の首位ではない。ゴルフはタイトリスト、キャロウェイ、テーラーメイドが先にいる。サッカーはナイキ、アディダスが市場の大半を持つ。ランニングではアシックスや、オン、ホカといった新しい専門ブランドが伸びる。ミズノのシェアは各分野で1〜3%程度(筆者の推定)にとどまり、規模の力で価格を決めることはできない。

資本の効率は改善中だ。自己資本利益率(ROE)は10年前の3%台から、直近は10%台に上がった。ただ、過去10年の中央値は7%弱で、今の水準が長く続くかは見極めが要る。自己資本比率は約69%と厚く、資本をまだ十分に使い切っていない。

筆者がいちばん気にしているのは、利益率の持続性である。コスト高を価格に移せているのは円安と好況が追い風だからで、需要が冷えた時に同じように通るかは確かでない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界のスポーツ用品は、健康志向と新興国の中間層の拡大で、中長期の需要は伸びる分野である。特にランニング、ゴルフ、サッカーは世界の人口が参加する競技で、実質で年2〜3%の成長が見込める。10年で3割前後の市場拡大は、無理のない置き方だ。

一方、日本国内の野球は事情が違う。少子化で少年野球の人口は減り、国内の用具市場は横ばいからやや縮小に向かう。ミズノはここで首位級だが、国内の頭打ちを海外のゴルフ、サッカー、ランニングで補う必要がある。

競争は厳しい。ゴルフでは用具メーカーの大手が研究開発費を大きくかけ、ランニングではナイキ・アディダス・アシックスに加え、オン、ホカが若い層を取り込んだ。街履きのスニーカーは流行の移ろいが早い。さらに中国のアンタやリーニンのような地場の大手が、アジアで価格と品ぞろえで迫っている。

景気への感度は中くらいである。ゴルフや高価格の靴は、景気後退で買い控えが起きる。一方、ワークビジネスや学校向けの需要は底堅い。為替は円安が追い風だが、前提は1ドル150円で固定して考えている。米国の関税は、輸入品の採算を押し下げる要因として残る。

資本政策と M&A

ミズノは長く、利益をためる経営をしてきた。配当は控えめで、自社株買いは2018年3月期の小規模なもの以外、ほとんどやっていなかった。2026年3月期に初めて30億円規模の自社株買いを実施し、総還元性向は4割弱まで上がった。還元は、いま強める途中にある。

大株主は、公益財団法人ミズノスポーツ振興財団(約17%)が筆頭で、信託銀行や海外の機関投資家が続く。財団は安定株主であり、短期の買収を受けにくい。一方、この構造は資本効率を高める圧力が弱いことも意味する。

買収・提携については、大きな動きは見当たらない。成長は自前のブランドで海外を伸ばす方針で、M&Aに頼らない。筆者はこの姿勢を悪くないと見る。無理な買収で価値を壊す心配が小さいからだ。TOBについては、財団の持分と事業の独立性の高さから、近い将来の可能性は低いと考える。

資本の使い方で課題が残るのは、現金と自己資本の厚さである。純現金は約230億円と、時価総額から見れば小さいが、自己資本比率は約69%と厚く、投資機会が乏しければ、還元を一段厚くする余地がある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ミズノの利益率はまだ上がる。ゴルフは鍛造アイアンの専門性で米州の客を増やし、カスタムフィッティングで価格を維持できている。ランニングは前期14.2%増、街履きのスポーツスタイルシューズは約1.6倍と、小さな土台からの伸びが続く。海外比率を4割から46%へ高める計画は、数字で実績が出ている。

コスト面も好転している。粗利率は2026年3月期に0.9ポイント上がり、41.9%になった。価格を上げても売れる商品が増えた証拠だ。ワークビジネスも2割以上伸びており、景気に左右されにくい柱が育ち始めている。

資本の面でも伸びしろがある。自己資本比率は約69%と厚く、純現金もある。還元を厚くすれば、ROEはさらに上がる。初めての本格的な自社株買いは、経営の姿勢が変わった合図だ。野球で守りを固めながら、海外のゴルフ・サッカー・ランニングで稼ぐ構図が回れば、10年後には売上5,000億円台、営業利益500億円超も十分に見える。

慎重な見方

今の利益率は、円安と世界的なスポーツ需要の追い風に支えられた面が強い。ミズノのシェアは各分野で数%にとどまり、価格を決める力は弱い。景気が冷え、円高に振れれば、粗利率はたちまち縮む。

ゴルフはタイトリスト、キャロウェイ、テーラーメイドが厚い研究費で攻め、ランニングはオンやホカが若い層を奪っている。サッカーはナイキ・アディダスの寡占が固い。ミズノが取れるのは、ニッチの固定客にとどまる。街履きの人気も流行で、数年で冷めることがある。

国内の野球は、少子化で用具市場が縮む。ここは会社の屋台骨だった事業で、頭打ちを海外が補えるかが問われる。中国の地場大手がアジアで価格を下げれば、海外成長の前提も揺らぐ。

資本の面でも、物足りない。自己資本比率は約69%と厚いが、使い道は乏しく、ROEは10%前後で足踏みしてきた。財団が約17%を持つ構造は、資本効率を高める圧力を弱める。10年後に売上が今のまま横ばいで、利益率だけ元に戻る筋書きは、決して珍しくない。

どちらに重みを置いたか

事業の勢いは強気の見方が優るが、10年の価値を決めるのは「利益率がどこまで続くか」である。ミズノは世界の大手でなく、価格を決める力は限られる。このため確率は、中立を最も厚く、楽観側よりやや悲観側に寄せた。財務が堅く、潰れる筋書きは薄いので、悲観は1割にとどめた。強気の見方が正しいのは、ゴルフと海外の追い風が10年続いた場合だけで、その筋書きにはやや軽く置いた。慎重な見方の中心である利益率の反落は、円高や景気後退で現実になりうるので、やや悲観の確率を2割台に厚くした。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 6,330 円4,816 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,409 円1,072 億円)。 今の値に割り戻すと 4,053 円3,084 億円、今との差 −7.8%、 期待の年率 +5.8%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 12,146 円9,241 億円 1,949 円1,483 億円 +220.7% +12.4% 1,409 円1,072 億円
やや楽観 22% 9,175 円6,981 億円 1,663 円1,265 億円 +146.6% +9.4% 2,384 円1,814 億円
中立 34% 7,268 円5,530 億円 1,469 円1,118 億円 +98.8% +7.1% 2,971 円2,260 億円
やや悲観 23% 2,447 円1,861 億円 1,115 円848 億円 −19.0% −2.1% 819 円623 億円
悲観 11% 570 円434 億円 842 円641 億円 −67.9% −10.7% 155 円118 億円
加重平均100% 6,330 円4,816 億円1,409 円1,072 億円 +76.1% +5.8% 7,739 円5,888 億円

今の株価時価総額 4,395 円3,344 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 10% 海外のゴルフとランニングが想定以上に伸びる 利益 510 億円 · PER 18.1 倍 · 株価時価総額 12,146 円9,241 億円

ゴルフの鍛造アイアンが米州と欧州で定着し、クラブの合わせ込みの売り方が収益の柱になる。ランニングとスポーツスタイルシューズは、機能と街履きの両方で世界に広がる。フットボールもアジアと欧州で固定客を増やす。

海外比率は5割を超え、価格を上げても売れるブランドの力が利益率を押し上げる。国内の野球は縮小を、海外の野球と学校向けの安定で補う。

財務の厚みを生かし、還元も強める。10年後、ミズノは世界のスポーツ用品の中堅として、専門性と収益性を両立した会社になっている。営業利益率は11%台に乗る。

10年のあいだ、世界の大手が打つ手を外し、ミズノの専門性が評価され続ける前提である。この筋書きでは自己資本利益率(ROE)も14%台に上がる。

  • ゴルフ:数量 295(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 35(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 1,032 億円・営業利益 196 億円。市場 1.50 倍・シェア 1.35 倍・営業利益率 19.0%
  • 野球・ソフトボール:数量 639(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 11(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 685 億円・営業利益 103 億円。市場 1.10 倍・シェア 1.12 倍・営業利益率 15.0%
  • ランニング・スポーツスタイル:数量 600(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 18(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 1,092 億円・営業利益 142 億円。市場 1.60 倍・シェア 1.50 倍・営業利益率 13.0%
  • フットボール:数量 342(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 15(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 504 億円・営業利益 55 億円。市場 1.40 倍・シェア 1.20 倍・営業利益率 11.0%
  • ワークビジネス・ウェア・他競技:数量 4,417(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 5.36(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 2,368 億円・営業利益 189 億円。市場 1.25 倍・シェア 1.12 倍・営業利益率 8.0%

倍率:事業の純利益 510 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.4% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.1 倍。全体の PER 18.12 倍、時価総額 9,241 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ゴルフ・ランニング・フットボールの全部で追い風が続き、ミズノのシェアも1.2〜1.5倍に伸びる必要がある。実現すれば大きいが、連続した成功が条件なので1割にとどめた。

やや楽観 22% 海外比率が5割に近づき、利益率が10%台になる 利益 408 億円 · PER 17.1 倍 · 株価時価総額 9,175 円6,981 億円

海外が中期経営計画のペースで伸びる。ゴルフとランニングが売上の増加を引っ張り、ワークビジネスも安定して育つ。

国内の野球は市場の縮小を、シェアの維持と単価の改善で抑える。利益率は10%台に乗り、粗利の改善が営業利益に反映される。

配当と自社株買いは徐々に厚くなり、純利益の4〜5割を還元する。大きな買収はしない。ミズノは、専門性の高い中堅ブランドとして、世界で存在感を増していく。

世界の大手との差は縮まらないが、専門性で固定客を守る。実質の成長は市場並みか、やや上である。

フットボールとスポーツスタイルシューズも、小さな土台から着実に積み上がる。ただし街履きは流行の波があり、急に伸びる年と止まる年が交互に来ると見る。

  • ゴルフ:数量 255(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 34(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 854 億円・営業利益 145 億円。市場 1.40 倍・シェア 1.25 倍・営業利益率 17.0%
  • 野球・ソフトボール:数量 605(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 11(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 649 億円・営業利益 94 億円。市場 1.08 倍・シェア 1.08 倍・営業利益率 14.5%
  • ランニング・スポーツスタイル:数量 506(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 17(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 882 億円・営業利益 106 億円。市場 1.50 倍・シェア 1.35 倍・営業利益率 12.0%
  • フットボール:数量 316(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 15(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 466 億円・営業利益 47 億円。市場 1.35 倍・シェア 1.15 倍・営業利益率 10.0%
  • ワークビジネス・ウェア・他競技:数量 4,089(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 5.36(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 2,192 億円・営業利益 160 億円。市場 1.20 倍・シェア 1.08 倍・営業利益率 7.3%

倍率:事業の純利益 408 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.4% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.1 倍。全体の PER 17.11 倍、時価総額 6,981 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外が計画どおり伸び、利益率が10%台に乗る筋書き。直近の実績からは十分ありえるが、大手との競争を考えると中立よりは薄く置いた。

中立 34% 中立:高めの利益率を保った、中堅の優良ブランドになる 利益 339 億円 · PER 16.2 倍 · 株価時価総額 7,268 円5,530 億円

世界のゴルフ・ランニング・サッカーの市場は、実質で年2〜3%ずつ広がる。ミズノはゴルフと街履きシューズでじわじわ顧客を増やすが、大手との差が縮まるほどではない。

国内の野球は市場がほぼ横ばいで、守りの事業として利益を出し続ける。価格は物価並みに上がり、原価高をおおむね転嫁できる。

営業利益率は9%台半ばで落ち着く。純利益の約4.5割を配当と自社株買いで還元し、無理な買収はしない。ミズノは、高めの利益率を保つ中堅の優良ブランドとして、10年を過ごす。

過去10年の利益率の上昇は大きかったが、これ以上の上積みは小さいと置く。売上は10年でおよそ1.8倍、営業利益は約1.9倍になる。

  • ゴルフ:数量 227(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 34(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 761 億円・営業利益 114 億円。市場 1.30 倍・シェア 1.20 倍・営業利益率 15.0%
  • 野球・ソフトボール:数量 572(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 11(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 613 億円・営業利益 86 億円。市場 1.05 倍・シェア 1.05 倍・営業利益率 14.0%
  • ランニング・スポーツスタイル:数量 431(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 17(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 750 億円・営業利益 82 億円。市場 1.40 倍・シェア 1.23 倍・営業利益率 11.0%
  • フットボール:数量 297(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 15(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 437 億円・営業利益 39 億円。市場 1.30 倍・シェア 1.12 倍・営業利益率 9.0%
  • ワークビジネス・ウェア・他競技:数量 3,773(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 5.36(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 2,023 億円・営業利益 138 億円。市場 1.15 倍・シェア 1.04 倍・営業利益率 6.8%

倍率:事業の純利益 339 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.0% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.2 倍。全体の PER 16.24 倍、時価総額 5,505 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:世界のスポーツ用品の中立成長と、ミズノのシェアのゆっくりした上昇を組み合わせた筋書き。最も重みを置く。

やや悲観 23% 追い風が止まり、利益が横ばいに戻る 利益 173 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 2,447 円1,861 億円

ゴルフとランニングの追い風が止まり、円高と景気の冷え込みで価格を通せなくなる。大手との値引き競争が増え、粗利が削られる。

国内の野球は少子化で縮み、固定費の負担が重くなる。海外は伸びても、広告と販売網への投資がかさみ、利益に残らない。

営業利益は今の水準前後で横ばいが続く。ミズノは、安定はしているが成長しない会社として評価される。還元は純利益の半分ほどに高まるが、事業の稼ぐ力は伸びない。

店舗や広告の固定費は減らしにくいので、売上が伸びない分は利益率の低下として表れる。財務は堅く、潰れる心配はない。

  • ゴルフ:数量 167(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 33(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 544 億円・営業利益 60 億円。市場 1.15 倍・シェア 1.00 倍・営業利益率 11.0%
  • 野球・ソフトボール:数量 493(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 10(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 513 億円・営業利益 56 億円。市場 0.98 倍・シェア 0.97 倍・営業利益率 11.0%
  • ランニング・スポーツスタイル:数量 300(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 17(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 507 億円・営業利益 41 億円。市場 1.20 倍・シェア 1.00 倍・営業利益率 8.0%
  • フットボール:数量 223(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 14(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 318 億円・営業利益 19 億円。市場 1.15 倍・シェア 0.95 倍・営業利益率 6.0%
  • ワークビジネス・ウェア・他競技:数量 3,213(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 5.20(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 1,671 億円・営業利益 84 億円。市場 1.05 倍・シェア 0.97 倍・営業利益率 5.0%

倍率:ROE は 6.7% で k の 7.75% を下回る。k を下回る ROE では、ためた利益は 額面未満の価値になるので、PER は 1÷k の約 12.9 倍を超えられない。利益の質が下がる筋書きなので、それより低い 10.0 倍に置いた。

確率:円高や景気の冷え込みで価格が通らなくなり、利益率が今の水準から下がる筋書き。ゴルフなど買い控えの出やすい分野を抱えるため、確率を厚めに置いた。

悲観 11% 大手と地場メーカーに挟まれ、規模も利益も縮む 利益 41 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 570 円434 億円

ナイキやアディダスなどの大手が価格を下げ、アジアでは中国の地場メーカーが価格と品ぞろえで迫る。ミズノは各分野でシェアを落とし、特にランニングとサッカーで大きく後退する。

国内の野球は少子化で用具市場が縮み、売上は10年で今を割り込む。固定費を削り切れず、営業利益率は2%台に沈む。

財団の持分は残るが、株主の目は厳しくなる。純現金と自己資本は残るので潰れはしないが、ブランドの価値は大きく目減りする。ミズノは、規模も利益も縮んだ普通の用品メーカーになる。

この筋書きでは、利益は今の4分の1に落ちる。ただ純現金があるため、事業を畳むような事態にはならない。

  • ゴルフ:数量 117(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 30(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 349 億円・営業利益 17 億円。市場 1.00 倍・シェア 0.80 倍・営業利益率 5.0%
  • 野球・ソフトボール:数量 397(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 9.60(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 381 億円・営業利益 23 億円。市場 0.90 倍・シェア 0.85 倍・営業利益率 6.0%
  • ランニング・スポーツスタイル:数量 188(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 16(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 292 億円・営業利益 9 億円。市場 1.00 倍・シェア 0.75 倍・営業利益率 3.0%
  • フットボール:数量 143(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 13(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 188 億円・営業利益 4 億円。市場 1.00 倍・シェア 0.70 倍・営業利益率 2.0%
  • ワークビジネス・ウェア・他競技:数量 2,548(販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算)× 価格 4.80(平均単価(千円、物価込みの名目))→ 売上 1,223 億円・営業利益 31 億円。市場 0.95 倍・シェア 0.85 倍・営業利益率 2.5%

倍率:ROE が k を大きく下回る構造的な負けの筋書き。稼ぐ力は純利益 41 億円 ÷ k 7.5% で約 529 億円だが、利益が今の 2 割まで落ちた会社に 1÷k の倍率は付けない。床の資産(純現金+土地・有価証券を売った額 453 億円)で値が付くとみて、今の自己資本 1,734 億円の 0.25 倍(約 434 億円)に置いた。

確率:大手と中国の地場メーカーに価格と市場を取られ、野球の縮小も重なる複合の筋書き。財務が堅く、事業の幅もあるため、1割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ゴルフ

クラブ・ボール・ゴルフ用品。鍛造アイアンを軸に、米州と欧州で伸びている。

数量販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算価格平均単価(千円、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 146 25 364 51
10 年後 中立 227 34 761 114

取り方:ゴルフ 364 億円。世界のクラブ・ボール・関連用品の市場を約 1.2 兆円(約 80 億ドル)と置き、シェアは約 2%。タイトリスト、キャロウェイ、テーラーメイドが大手で、ミズノは鍛造アイアンの専門性で戦う。利益率はカテゴリー別の開示がなく、筆者の推定(約 14%)。 数量は売上÷推定の平均単価(25 千円)で出した販売点数(万点)で、市場は実質、物価の分は単価に入れた。 数量の伸びは実質の市場(年2〜3%)にシェアの上積みを乗せたもので、名目の市場の伸びではない。

野球・ソフトボール

野球・ソフトボールの用具一式。国内の定番で、学校・社会人チームに強い。

数量販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算価格平均単価(千円、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 519 8.00 415 58
10 年後 中立 572 11 613 86

取り方:野球・ソフト 415 億円。国内の野球用品市場(約 1,200 億円と推定)で約 3 割のシェア、これに米国・アジアを足した世界市場を約 2,300 億円と置いた。競合は SSK、ゼット、アシックス、ローリングス、ウィルソン。利益率は筆者の推定(約 14%)。 数量は売上÷推定の平均単価(8 千円)で出した販売点数(万点)で、市場は実質、物価の分は単価に入れた。

ランニング・スポーツスタイル

ランニングシューズと街履きのスポーツスタイルシューズ。小さい土台から急伸中。

数量販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算価格平均単価(千円、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 250 13 325 32
10 年後 中立 431 17 750 82

取り方:ランニング 249 億円+スポーツスタイルシューズ 76 億円。世界のランニング・スニーカー市場のうち、機能シューズとカジュアル併用の部分を約 5 兆円と置いて、シェアは 0.65%。アシックス、ナイキ、ホカ、オンが相手。利益率は筆者の推定(約 10%)。 数量は売上÷推定の平均単価(13 千円)で出した販売点数(万点)で、市場は実質、物価の分は単価に入れた。 数量の伸びは実質の市場(年2〜3%)にシェアの上積みを乗せたもので、名目の市場の伸びではない。

フットボール

サッカースパイク・ウェア・ボール。日本人の足型に合う革のスパイクに固定客がいる。

数量販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算価格平均単価(千円、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 204 11 224 18
10 年後 中立 297 15 437 39

取り方:フットボール 224 億円。世界のサッカーシューズ・ウェア・ボールの市場を約 9,000 億円と置き、シェアは約 2.5%。ナイキ、アディダス、プーマが大半を押さえ、ミズノは日本の足型に合う革のスパイクで固定客を持つ。利益率は筆者の推定(約 8%)。 数量は売上÷推定の平均単価(11 千円)で出した販売点数(万点)で、市場は実質、物価の分は単価に入れた。

ワークビジネス・ウェア・他競技

作業靴などのワークビジネス、ウェア、テニス・バレー・水泳・ウィンターなどの他競技、ライセンス。

数量販売点数(万点)。市場(実質億円)× シェアから換算価格平均単価(千円、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 3,155 4.00 1,262 82
10 年後 中立 3,773 5.36 2,023 138

取り方:ワークビジネス 175 億円とウェア・テニス・バレー・水泳・ウィンター・ライセンスなどの合計(開示の残りの差分)。広く薄い市場なので、世界市場を約 10 兆円と置いてシェア 1.2%。利益率は全社の営業利益 226 億円に合うよう逆算した約 6.5% で、ここだけ精度は低い。 数量は売上÷推定の平均単価(4 千円)で出した販売点数(万点)で、市場は実質、物価の分は単価に入れた。

リスクと懸念

利益率の持続性

営業利益率は10年で2%台から9%近くまで上がった。円安と海外のゴルフ・ランニングの追い風が大きい。円高や需要の冷え込みで価格を通せなくなれば、利益は想定より早く落ちる。

世界の大手との競争

ゴルフはタイトリスト、キャロウェイ、テーラーメイドが、ランニングはオン・ホカ・アシックスが、サッカーはナイキ・アディダスが先行する。ミズノのシェアは小さく、広告と開発の力で劣る。

国内野球市場の縮小

少子化で少年野球の人口が減り、国内の野球用具市場は縮む。ミズノは国内の首位級で、この事業は会社の安定した土台だ。縮小のペースが速いと、全社の成長を押し下げる。

街履きスニーカーの流行

スポーツスタイルシューズは約1.6倍と急伸したが、まだ小さな土台である。ファッションの流行は数年で冷める。売上が急に止まれば、在庫の積み上がりで利益を圧迫することもある。

中国の地場メーカーの台頭

アンタやリーニンなど中国の大手は、アジアで価格と品ぞろえを武器に広がっている。ミズノの海外比率を高める計画は、アジアで価格競争に巻き込まれる可能性がある。

米国の関税と為替

輸入品に関税がかかれば、米州の採算は下がる。ドル円が前提の150円から外れて円高に振れれば、海外の利益は円換算で目減りする。両方が同時に起きる場面もありうる。

資本効率の改善が進まない

自己資本比率は約69%と厚く、純現金もある。筆頭株主の財団は安定株主で、還元を求める圧力は弱い。資本をため込む姿勢が続けば、ROEは10%前後で足踏みする。

今後の分かれ目

ゴルフの米州売上が2桁成長を数年続けたら
ゴルフのシェア上昇を上方修正する。楽観・やや楽観の確率を引き上げてよい。
営業利益率が10%台に乗り、粗利率も上がり続けたら
価格を通す力が本物と見て、中立の利益率を上方に直す。
円高や景気後退で売上が前年を割り、粗利率が縮んだら
利益率の持続性への疑いが強まる。やや悲観側に確率を移す。
総還元性向が5割を超え、自社株買いが毎年続いたら
資本配分の姿勢が変わった合図である。資本の厚みを使い切る方向で評価が上がる。
国内の野球売上が前年比で大きく落ち、海外で補えなくなったら
全社の成長の前提を下方修正する。
中国の地場メーカーがアジアで価格を引き下げ、ミズノの現地売上が落ちたら
海外比率46%の計画を疑い、アジアの成長を下方修正する。

見ておくもの

  • ゴルフ・ランニングの売上成長率と粗利率
  • 海外比率(目標は2029年3月期に46%)
  • 営業利益率(目標の2029年3月期に営業利益310億円)
  • 総還元性向と自社株買いの継続
  • 国内の野球売上と少年野球人口
  • ドル円と米国の関税

倍率と資本コストの決め方

セグメントは世界市場の規模(実質)にミズノのシェアを掛けて積み、価格は物価込みの指数で別に置いた。倍率は式(正当化 PER)だけで決め、市場の倍率は使っていない。中立の価値は、10 年先でも今の時価総額を下回る。これは今の利益を高く見すぎていないかの点検の結果である。店舗の賃借は小さく、リースの固定の約束は純現金に比べて軽いと見て、悲観の利益率にも大きく織り込んでいない。新リース会計基準(2028年3月期から)で営業利益・純負債の形が変わる点は、10年後も今と同じ家賃を費用に入れた形でそろえて置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.3→18.12 倍・やや楽観 PER 13.7→17.11 倍・中立 PER 13.4→16.24 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. ミズノ 2026年3月期決算(FASHIONSNAP)
  2. ミズノ 2026年3月期 決算説明資料
  3. ミズノ 配当・自社株買い・大株主(the-shashi)

分析日 2026-10-18