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リーガルコーポレーション 7938

紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,326 円38 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,068 円59 億円差 −35.9%
10 年後から見ると 割高 価値 1,326 円38 億円 · 差 −35.9% · 期待の年率 +2.5%
期待の年率リターン(10 年)+2.5%資本コスト比 −6.0 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

リーガルコーポレーションは、紳士靴の「リーガル」を作り、直営店と百貨店・靴店で売る老舗だ。売上は228億円で、6割強を119の直営店が占める。1990年に米国の本家から商標を買い取り、日本のブランドとして育ててきた。

筆者の結論は、10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い、というものだ。2026年3月期は営業赤字で、過去12年で利益率が5%を超えたのは4回しかない。服装のカジュアル化で、革の紳士靴の市場は細り続けている。

会社は手を打っている。新潟の工場を止め、希望退職を募り、本社の土地建物も売る。総還元性向50%以上を掲げ、自社株買いも続ける。ただ、その原資の多くは持ち合い株や不動産の売却で、本業の稼ぎではない。

目立つ資産は、筆頭株主ニッピの株だ。帳簿で40億円を超え、時価総額の7割に当たる。筆者はこの株を、売却の実績があることから余った資産として数えた。それでも、本業が立ち直らなければ価値は今の値段に届かない。資産を売って配当を払う形が、いつまで続くかが10年の分かれ目だと筆者は見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「ブランドは残るが、事業はオーナーとして持ちたい形ではない」と見る。

リーガルの名前には価値がある。ただ、その価値が利益に表れたのは10年以上前のことだ。今は、ブランドを守るための店と工場の固定費が、稼ぎを食っている。

経営の資本の使い方は、ここ数年で変わった。工場を止め、人を減らし、持ち合い株と本社を売って還元に回す。株主から見れば正しい方向だ。ただ、資産を売って配当を払う形は長くは続かない。いずれ本業の稼ぎで配当を払える形に戻らなければならない。

安全域は資産にある。ニッピ株と不動産は、本業が不振でも株主の価値の床になる。それでも、稼ぐ力で測った価値と資産を足して、今の値段に届かない。

筆者が経営に望むのは、店の数をさらに絞り、修理と直営の強みに集中することだ。売上は減っても、利益の質は上がる。その姿が見えるまでは、資産の厚さだけを理由に買う会社ではない。

何で稼ぐ会社か

事業は靴の小売と卸売の2つだ。2026年3月期の売上は、小売が144億円、卸売が84億円だった。どちらも赤字で、全社の営業損失は3.9億円だった。

小売は、リーガルの直営店とリーガルシューズの店、アウトレットなど119店だ。直営なので売値をそのまま受け取れるが、店の家賃と人件費は固定費として毎年かかる。客が1割減れば、利益はすぐ赤字に傾く。

卸売は、百貨店や量販店、靴の専門店に売る。紳士靴のほか、婦人靴や子ども向けの学生靴も扱う。百貨店の売り場が縮むなか、卸の売上は前期から6%減った。

作るのは主に岩手と新潟の自社工場だった。グッドイヤー・ウェルト製法という、底を縫い付けて何度も張り替えられる作り方が看板だ。ただ、新潟の工場は2026年2月に操業を止め、生産能力は3割近く減る。外部の工場や海外での生産に頼る割合が上がる。

決算期は2月末に変わり、2027年2月期は11か月の変則決算になる。

利益の形は、店と工場の固定費で決まる。売上総利益率は5割前後と高いが、家賃と人件費がその大半を食う。売上が1割増えれば利益は大きく戻り、1割減れば赤字が膨らむ。ここ数年は、その減る側に振れ続けてきた。

優良さと弱いところ

事業の質は、ブランドは良いが、稼ぐ仕組みが弱い。

強みはリーガルの名前だ。60年以上、日本のビジネスマンの革靴として知られ、修理して長く履く靴という評判がある。底を張り替える修理の仕組みは、客を店に呼び戻す。訪日客が日本製の革靴を買う動きも追い風になる。

弱みは、その名前が値段の力に変わっていないことだ。営業利益率は2014年3月期の8.5%を最後に下がり続け、コロナ後は1〜2%に沈んだ。服装のカジュアル化でスニーカーに客を取られ、革靴の売り場は縮む。

固定費の重さも弱みだ。119店の家賃と、自社工場の人件費は売上が落ちても減らない。会社は工場を止め、人を減らして固定費を削っているが、それが利益率をどこまで戻すかはまだ見えない。

資本効率は低い。ROE(自己資本利益率)は過去10年の中央値が3%台だ。資産を売って還元する動きは正しいが、本業の稼ぎが戻らない限り、ROEは資本コストに届かない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

革の紳士靴の市場は、数量で見ると構造的に縮んでいる。スーツを着る人が減り、在宅勤務やビジネスカジュアルが広がった。通勤の靴はスニーカーや、軽い合成素材の靴に置き換わっている。

国内の靴の市場は、多くを海外生産の安い靴が占める。量販のABCマートやチヨダが低価格帯を押さえ、高価格帯では海外の高級ブランドと、日本の手作りの小さな工房が競う。リーガルはその間の、品質と値段の釣り合いで勝負してきた。

百貨店の靴売り場は縮み、卸の行き先は細る。一方で、直営店と自社のネット通販で売る割合は上がっている。値引きを抑えて売れれば、利益率は卸より高い。

値段は物価並みに上がると筆者は見る。革や人件費が上がり、同業も値上げを続けているからだ。ただ、値上げで客がスニーカーに流れる恐れもある。

10年の中立では、小売の販売足数は2割、卸は3割強減ると見る。訪日客と修理の需要がその減り方を少し和らげる。

人手の面では、靴を縫う職人の高齢化が進む。国内で手作りの革靴を作れる工場は減り、残る工場の値打ちは上がる。ただ、それは作り手の側の話で、買い手の数が減る流れは変わらない。リーガルにとっては、工場を持つことが強みにも重荷にもなる。

資本政策と M&A

還元の方針は総還元性向50%以上で、2026年3月期も期末配当を据え置いた。配当の総額は年2億円強で、ここ数年の純利益を上回る。2026年5月からは自社株買いも続けている。

原資は資産の売却だ。2026年3月期に持ち合い株を売って12億円の売却益を出し、本社と大阪支店の設備も売る契約を決めた。筆頭株主のニッピとは株を持ち合っており、その株は帳簿で40億円を超える。

株主優待は自社の店で使える買物券で、会社の負担は年1億円に届かないとみる。

大株主はニッピ(13%)、平和、中央建物、靴の小売のダブルエーなどだ。親会社はいない。靴の同業による買収や、ニッピとの関係の見直しが、10年の分かれ目になりうる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

リーガルは、日本で最も知られた紳士靴のブランドの1つだ。60年以上、ビジネスマンの足元を支え、修理して長く履く靴という評判を築いた。この評判は、安い海外の靴にはまねできない。

会社はやっと本気で動いた。新潟の工場を止め、希望退職を募り、本社も売る。固定費が下がれば、売上が少し減っても利益は戻る。コロナ前の普通の年には、営業利益率は3〜5%あった。

追い風もある。訪日客は日本製の革靴を好み、直営店の客になる。長く使える物を選ぶ若い客も増えている。

資産も厚い。ニッピ株は帳簿で40億円を超え、本社の土地建物も売れる。自己資本137億円に対して、時価総額は6割に届かない。総還元性向50%以上の方針で、資産は株主に戻りつつある。

ブランドは、一度失うと二度と作れない資産だ。リーガルの名前を欲しがる靴の同業や投資ファンドは必ずいる。今の値段は、その名前の価値をほとんど数えていない。本業が少し戻るだけで、値段の見え方は大きく変わる。

慎重な見方

ブランドが有名でも、稼げなければ意味がない。リーガルの営業利益率は2014年3月期の8.5%を最後に下がり続け、2026年3月期は赤字だった。名前の力は、もう値段の力になっていない。

市場は戻らない。スーツを着る人は減り、通勤の靴はスニーカーに替わった。値上げを続けるほど、客は手ごろな靴に流れる。百貨店の靴売り場も縮み、卸の行き先は細る。

還元も本物ではない。配当の総額は純利益を上回り、持ち合い株と本社の売却で払っている。売る物が尽きれば、還元は細る。

工場を止めたことも、ブランドには諸刃の剣だ。自社で作る量が減れば、品質と評判を保つのは難しくなる。固定費の削減は1度きりの効果で、市場の縮みは毎年続く。

借金も軽くない。純有利子負債は60億円を超え、金利が上がれば利払いが利益を削る。ニッピ株の値打ちは、ニッピの株価しだいで上下する。資産があるから安全だという見方は、資産の値段が動かないことを前提にしている。

どちらに重みを置いたか

資産の厚みと経営の動きについては、強気の言い分に理がある。ただ、10年の価値を決めるのは本業の稼ぐ力で、それは市場の縮みに押されて資本コストに届かない。確率は中立を中心に置き、赤字の実績と市場の縮みを見て慎重な側をやや厚くした。資産の売却で還元が続く間は株主の取り分は保たれるが、それは本業の価値ではない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/02 期)

確率で加重した株価時価総額 1,961 円56 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 689 円20 億円)。 今の値に割り戻すと 1,326 円38 億円、今との差 −35.9%、 期待の年率 +2.5%(資本コスト 8.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 4,922 円142 億円 1,217 円35 億円 +196.8% +11.5% 430 円12 億円
やや楽観 20% 3,000 円86 億円 973 円28 億円 +92.1% +6.7% 795 円23 億円
中立 38% 1,856 円53 億円 765 円22 億円 +26.7% +2.4% 996 円29 億円
やや悲観 22% 1,043 円30 億円 417 円12 億円 −29.4% −3.4% 321 円9 億円
悲観 13% 626 円18 億円 209 円6 億円 −59.7% −8.7% 108 円3 億円
加重平均100% 1,961 円56 億円689 円20 億円 +28.1% +2.5% 2,650 円76 億円

今の株価時価総額 2,068 円59 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 7% ブランドが息を吹き返し、利益率が5%を超える 利益 10 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 4,922 円142 億円

筆者が描く上振れは、リーガルの名前がもう一度値段の力に変わる姿だ。日本製の革靴を買う訪日客が増え、直営店の客数はほぼ保たれる。修理と張り替えの需要も、長く履く靴を選ぶ若い客を呼ぶ。

値上げは物価を上回って通り、1足の値段は1.4倍を超える。工場の停止と希望退職で固定費は下がり、小売の利益率は5.5%と2014年以来の水準に戻る。卸も絞り込んだ取引先で利益を出す。

利益が戻るので、配当は本業の稼ぎで払えるようになる。総還元性向50%を守り、10年で35億円を返す。ニッピ株は持ち続けるが、本業の回復で株主の取り分ははっきり増える。

  • 靴小売(直営店・ネット通販):数量 55.0(販売足数(万足、推定))× 価格 3.60(1足あたりの売上(万円、推定))→ 売上 198 億円・営業利益 11 億円。訪日客・修理で客数を保つ
  • 靴卸売:数量 50.0(出荷足数(万足、推定))× 価格 1.82(1足あたりの卸値(万円、推定))→ 売上 91 億円・営業利益 4 億円。取引先を絞って黒字

倍率:事業の純利益 10 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)26 億円。全体の PER 11.76 倍、時価総額 142 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の前の計画の目標(営業利益率5%)は届かなかった。訪日客と修理の需要、固定費の削減がすべて効く必要があり、1割に届かない確率とした。

やや楽観 20% 固定費の削減が効き、利益率が3%台に戻る 利益 6 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 3,000 円86 億円

工場の停止と人員の削減で、固定費は年数億円下がる。小売の足数は1割強減るが、値上げと直営の比率の上昇で、売上はほぼ保たれる。

小売の利益率は3.5%、卸は3%に戻る。コロナ前の普通の年の水準だ。家賃と人件費は物価並みに上がるが、値上げがそれを吸収する。

純利益は5億円台になり、配当は本業の稼ぎでおおむね払える。本社の売却代金と合わせて、10年で28億円を返す。ROEは4%で資本コストには届かないが、資産を食いつぶす形からは抜け出す。ブランドの価値が利益に表れ始め、修理と直営の強みが固定費の重さを上回る。

  • 靴小売(直営店・ネット通販):数量 50.0(販売足数(万足、推定))× 価格 3.45(1足あたりの売上(万円、推定))→ 売上 173 億円・営業利益 6 億円。足数1割強減・値上げは物価超え
  • 靴卸売:数量 46.0(出荷足数(万足、推定))× 価格 1.78(1足あたりの卸値(万円、推定))→ 売上 82 億円・営業利益 2 億円。コロナ前の水準

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.9% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)26 億円。全体の PER 11.76 倍、時価総額 86 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:工場の停止と希望退職は実行済みで、固定費が下がる効果は確かだ。売上の減り方が緩やかなら3%台の利益率は届くので2割。

中立 38% 市場の縮みを値上げで埋め、利益率は2%にとどまる 利益 3 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 1,856 円53 億円

筆者が最も起こりやすいと見るのは、縮む市場の中で何とか黒字を保つ姿だ。小売の足数は2割減り、卸は百貨店の売り場が縮んで3割強減る。1足の値段は物価並みに上がる。

工場の停止で固定費は下がるが、家賃と人件費は物価並みに上がる。小売も卸も利益率は2%にとどまる。営業利益は4.5億円で、ブランドの割に稼ぎは薄い。

借入の借り換えで利払いが増え、純利益は3億円弱だ。本社の売却代金を足して、10年で22億円を返す。配当は本業の稼ぎを上回るので、いずれ減配を迫られる。ROEは2%台にとどまる。ブランドは残るが、利益の柱にはならない。

  • 靴小売(直営店・ネット通販):数量 46.0(販売足数(万足、推定))× 価格 3.35(1足あたりの売上(万円、推定))→ 売上 154 億円・営業利益 3 億円。足数2割減・単価は物価並み
  • 靴卸売:数量 42.0(出荷足数(万足、推定))× 価格 1.74(1足あたりの卸値(万円、推定))→ 売上 73 億円・営業利益 1 億円。足数3割強減・単価は物価並み

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 2.4% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)26 億円。全体の PER 11.76 倍、時価総額 53 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:コロナ後の利益率は1〜2%で、革靴の市場の縮みは続く。固定費の削減と市場の縮みが打ち消し合う最も自然な筋書きとして4割弱。

やや悲観 22% 値上げで客がスニーカーに流れ、利益がほぼ消える 利益 0 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1,043 円30 億円

値上げを続けるほど、客は手ごろなスニーカーや合成素材の靴に流れる。小売の足数は3割減り、卸は百貨店の売り場の縮小で半分近くまで減る。

店の家賃は固定の約束なので、売上が落ちても減らない。小売の利益率は0.5%、卸は1%に沈む。借入の利払いも増え、純利益はほぼゼロになる。

配当は大きく減らし、還元は10年で12億円にとどまる。価値は稼ぐ力ではなく、ニッピ株や不動産などの売れる資産で決まる。店を減らしながら、資産を少しずつ売って縮んでいく姿だ。ブランドの評判は保たれても、それを買う客の数が足りない。

  • 靴小売(直営店・ネット通販):数量 40.0(販売足数(万足、推定))× 価格 3.20(1足あたりの売上(万円、推定))→ 売上 128 億円・営業利益 1 億円。足数3割減・家賃が残る
  • 靴卸売:数量 34.0(出荷足数(万足、推定))× 価格 1.65(1足あたりの卸値(万円、推定))→ 売上 56 億円・営業利益 1 億円。売り場の縮小

倍率:純利益はほぼゼロで、稼ぐ力では測れない。価値は床の資産で測り、今の自己資本137億円に0.219倍をかけた30億円とする。EV÷営業利益は大きく出るが、価値は資産で測るので倍率の根拠にしない。

確率:値上げが続くほど客がカジュアルな靴に流れる恐れは大きい。工場を止めても売上の落ち方が速ければ利益は残らないので2割強。

悲観 13% 赤字が続き、資産を売って食いつなぐ 利益 −6 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 626 円18 億円

革の紳士靴は、冠婚葬祭と一部の職場でしか履かれなくなる。小売の足数は4割強、卸は6割減る。値引きで在庫を回すので、単価は物価ほど上がらない。

家賃と人件費が残り、小売と卸はともに赤字になる。全社で年5億円前後の赤字が続き、店を閉じる費用もかさむ。ニッピ株と残る不動産を売って、赤字と借入の返済を賄う。

会社は清算されず、少数株主は資産の使い道を決められない。配当はほぼ止まる。床は、赤字の穴埋めを差し引いて残る売れる資産の半分とみる。靴の同業に安く売られる道もある。その時、ブランドの名前は残っても、株主に戻る額は小さい。

  • 靴小売(直営店・ネット通販):数量 32.0(販売足数(万足、推定))× 価格 3.00(1足あたりの売上(万円、推定))→ 売上 96 億円・営業利益 −4 億円。足数4割強減・家賃が残る
  • 靴卸売:数量 25.0(出荷足数(万足、推定))× 価格 1.55(1足あたりの卸値(万円、推定))→ 売上 39 億円・営業利益 −1 億円。卸は6割減

倍率:赤字が続き、稼ぐ力では測れない。価値は床の資産で測り、今の自己資本137億円に0.131倍をかけた18億円とする。

確率:コロナの2021年3月期に44億円の赤字を出した実績がある。市場の縮みが速まれば赤字が続く筋は十分ありうるので1割強。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

靴小売(直営店・ネット通販)

リーガルの直営店など119店とネット通販での小売。

数量販売足数(万足、推定)価格1足あたりの売上(万円、推定)売上営業利益
今 2026/03 57.7 2.50 144 −3
10 年後 中立 46.0 3.35 154 3

取り方:2026年3月期の靴小売の売上144.12億円、営業損失3.40億円(有報)。足数は開示がなく、1足2.5万円前後で割り戻した推定。

靴卸売

百貨店・量販店・靴専門店への紳士靴・婦人靴・学生靴の卸売。

数量出荷足数(万足、推定)価格1足あたりの卸値(万円、推定)売上営業利益
今 2026/03 64.7 1.30 84 −1
10 年後 中立 42.0 1.74 73 1

取り方:2026年3月期の靴卸売の売上84.16億円、営業損失0.54億円(有報)。足数は開示がなく、1足1.3万円前後で割り戻した推定。その他の事業(売上1.46億円、利益0.08億円)は小さいので調整に含める。

リスクと懸念

革の紳士靴の市場の縮小

スーツを着る人が減り、通勤の靴はスニーカーや合成素材の軽い靴に置き換わった。この流れは戻らない。値上げで売上を保とうとするほど、客がカジュアルな靴に流れる恐れが高まる。

店の家賃という固定の約束

直営119店の家賃は、売上が落ちても減らない。新リース会計基準が始まれば、この約束は負債として貸借対照表に載り、自己資本比率は今より低く見える。悲観の筋書きでは、家賃が利益を食う。

資産の売却に頼る還元

配当の総額はここ数年の純利益を上回り、持ち合い株と本社の売却で賄っている。売る資産が尽きれば、還元は本業の稼ぎの範囲に縮む。本業が立ち直らなければ減配は避けにくい。

工場の停止と品質

新潟の工場を止め、生産能力は3割近く減る。外部の工場への委託が増えれば、グッドイヤー・ウェルト製法の品質と、ブランドの評判を保てるかが問われる。職人の確保も年々難しくなる。

ニッピとの持ち合い

筆頭株主のニッピと株を持ち合い、その株は帳簿で40億円を超える。ニッピの株価が下がれば余った資産も減る。関係の見直しで株を売れば還元の原資になるが、筆頭株主の議決権が動く。

今後の分かれ目

2期続けて営業利益率が3%を超える
固定費の削減が効いている。中立の利益率を引き上げ、確率を上振れに寄せる。
ニッピ株の売却と、その代金での自社株買いが決まる
余った資産が株主に戻る。戻り方を1.0に見直す。
配当を本業の稼ぎの範囲に減らす
資産の売却に頼る還元が終わる。還元の中立を下げ、本業の回復の度合いを見直す。
靴の同業や投資ファンドから買収の提案が出る
提案の値段と、稼ぐ力と資産で測った本質価値を比べる。今の値段は本質価値を上回るので、上乗せの大きさが焦点になる。
直営店の既存店の売上が2年続けて減る
値上げで客が流れている。足数の中立を下げ、やや悲観の確率を上げる。

見ておくもの

  • 小売の既存店売上と営業利益率
  • 工場の停止と希望退職による固定費の減り方
  • 本社・大阪支店の売却代金と使い道
  • ニッピ株の保有額と売却の有無
  • 配当の総額と純利益の差

倍率と資本コストの決め方

倍率は事業のROEが資本コスト8.5%を下回るため、式の上限1÷k=11.1倍を基準に、中立は8割の8.9倍とした。今のPBR0.4倍台は割安の根拠にしていない。ニッピ株は売却の実績があるため余った資産として戻り方0.75で数え、配当は利息の控除で外して二重を避けた。新リース会計基準で店の家賃が負債に載っても、10年後の数字は今と同じく家賃を費用に入れた形でそろえた。決算期は2月末に変わるので10年後は2036年2月期とした。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10→11.76 倍・やや楽観 PER 9.4→11.76 倍・中立 PER 8.9→11.76 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. リーガルコーポレーション 有価証券報告書(2026年3月期・EDINET DB)
  2. リーガルコーポレーション 大株主(EDINET DB)

分析日 2026-10-20