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アルメディオ 7859

中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)88 円18 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)249 円50 億円差 −64.8%
10 年後から見ると 割高 価値 88 円18 億円 · 差 −64.8% · 期待の年率 −2.8%
期待の年率リターン(10 年)−2.8%資本コスト比 −11.1 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アルメディオは、炉の断熱材と窯道具を中国の蘇州の工場で作る小さな材料会社だ。筆者の結論は割高である。手元の現金は時価総額の7割に当たるが、本業がその現金に見合う稼ぎを生んでこなかったからだ。

2024年3月期は、中国の太陽光パネルの増産で拡散炉用のヒーターモジュールが飛ぶように売れ、営業利益率は3割に迫った。ところが中国の設備は過剰になり、2026年3月期は売上が半分以下に縮んで赤字に戻った。山の利益は一度きりの追い風だった。

会社はセラミックラックや半導体用の粒子、カーボンナノファイバーで次の柱を探している。どれも芽はあるが、稼ぎに育つ確証はまだない。10年で見ると、現金の厚さが下値を支える一方、事業の稼ぎは資本コストに届かない姿がいちばんありそうだ。

筆者がいちばん気にしているのは、山の年の利益を会社の実力と取り違えることだ。太陽光の増産は外から来た波で、会社が自分で作った需要ではない。波が引いた今の姿が、この会社の素顔に近い。現金を除いた事業の値打ちは、筆者の見立てではかなり小さい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、現金を多く持つ会社がそれだけで安いとはいえない。大事なのは、その現金を経営がどう使い、事業が何を稼ぐかだ。アルメディオの本業は、中国の設備投資の波に乗った時だけ稼ぎ、波が引くと赤字に戻る。

オーナー利益、つまり設備の更新を済ませたあとに株主に残る利益は、ならせばほぼゼロだ。2024年3月期の大きな利益は、太陽光の増産という外からの追い風がくれたもので、堀、つまり他社がまねできない強みの証拠ではない。

現金は下値の支えになる。ただ、その現金は10年のあいだ利息しか生まず、株主に戻る道筋も細い。カーボンナノファイバーが量産で採用されれば話は変わるが、それは願いであって見込みではない。払う値段に見合う安全域は、現金の厚さだけでは足りない。

筆者は、黒字が2〜3年続き、現金を株主に戻す方針が示されるまで、この会社を持ち続けたい事業とは見ない。現金が溶けずに残るかどうかを、まず見たい。

何で稼ぐ会社か

売上のほとんどは断熱材事業だ。蘇州の子会社2社が、炉の熱を逃がさない断熱材やブランケット、電子部品を焼く時に載せる窯道具を作る。日本の本社はその製品を輸入し、鉄鋼会社や炉のメーカーに炉材として売る。

ここ数年の稼ぎ頭は、太陽光パネルの製造に使う拡散炉のヒーターモジュールだった。中国の太陽光の増産期には注文が殺到したが、増産が止まると注文も値段も一緒に落ちた。今の柱は、積層セラミックコンデンサーを焼く時のセラミックラックや、半導体用のアルミナ粒子などの新製品に移りつつある。

もう一つのナノマテリアル事業は、カーボンナノファイバー、つまり髪の毛の数千分の一の細さの炭素の繊維を作る。電気を通しやすくする添加材として、半導体と電池の会社が評価している。売上はまだ年1億円ほどで、赤字が続く。

かつて主力だった光ディスクの検査用ディスクの事業は、2024年6月に終えた。会社は今、断熱材とナノ素材に、セラミックの複合材を加えた材料メーカーへの衣替えを進めている。

稼ぎの形を一言で言えば、他社の工場が炉を増やす時に、その炉の部材を売る商売だ。設備の波に合わせて売上が何倍にも振れる。2024年3月期の116億円から、2026年3月期の24億円への落ち込みがそれを物語る。

優良さと弱いところ

技術の種はあるが、値決め力は弱い。これが筆者の見立てだ。断熱材や窯道具は中国に作り手が多く、注文が減ると値下げで取り合いになる。2026年3月期は、注文の減少と値下げ、原料高が同時に来て、断熱材事業は赤字に落ちた。

記録も厳しい。単体では10期続けて営業損失を出し、短信には継続企業の前提に関わる事象があると書かれた。注記が付くほどの不確実性はないと会社は判断しているが、本業の弱さを自ら認めた形だ。

救いは財務だ。自己資本比率は9割を超え、借金はほとんどない。現金は36億円ほどあり、赤字が数年続いても倒れない。ただ、その現金は利息しか生まず、株主への還元も記念配当だけだった。厚い財務は会社を守るが、株主の価値を増やしてはいない。

新製品の評価が良いことは前向きな材料だ。ただ、それが値段を守る力に変わった証拠は、まだ数字に出ていない。値決め力の弱さを補うのは、固定費を下げる努力だけだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

業界の前提は、中国の太陽光と電子部品の設備投資の波だ。拡散炉のヒーターモジュールは太陽光の工場が新しい炉を入れる時に売れる。中国の太陽光パネルの生産能力は需要を大きく上回り、各社は増設を止めて値下げで生き残りを図っている。設備の注文が元の山に戻るには、過剰な能力が整理されるまで数年はかかるとみる。

電子部品の窯道具は、積層セラミックコンデンサーの生産とともに動く。電気自動車やデータセンターで使う量は増えるので、数量は太陽光よりも安定して伸びる。ただ、この分野でも中国の地場のメーカーが安く作り、値段の主導権は買い手にある。

国内の炉材は鉄鋼や窯業の炉の修理に合わせて出る。高炉の休止で量は細るが、修理の需要は残る。建材の不燃材料は会社が新たに大臣の認定を取った分野で、入り口に立ったところだ。

カーボンナノファイバーは、電池や半導体の材料として世界の化学会社が競う。量産で採用されれば伸びしろは大きいが、大手の材料会社と真正面から争う市場でもある。

この業界で生き残るのは、波の谷でも赤字にならない固定費の低さを持つ会社だ。蘇州の工場の集約はその方向にある。ただ、集約の効果は初年度には限られたと会社自身が述べている。

資本政策と M&A

還元の方針は弱い。2026年3月期の配当は記念配当だけで、2027年3月期は無配の予想だ。2026年3月期は自己株買いも行わなかった。

手元には時価総額の7割に当たる現金がある。会社は中期経営計画で自己資本の稼ぎ8%と、帳簿の値段の1倍以上の株価を掲げるが、それを支える稼ぎの道筋はまだ見えない。現金の多くは中国の子会社にあるとみられ、日本へ戻して株主に配るにも手間と税がかかる。

時価総額が50億円規模で現金が厚いので、買い手にとっては安い買い物に見えうる。ただ、事業の稼ぎが弱く、買収の噂は聞かない。

2026年3月期の配当総額は1億円に満たず、手元の現金の3%ほどだった。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

今の時価総額の7割は現金で、事業はほとんどただで手に入る。その事業も、2024年3月期には営業利益率3割を出した。中国の太陽光の設備は今は過剰だが、古い設備の置き換えと新しい製法への切り替えは必ず来る。その時、ヒーターモジュールの注文は戻る。

新製品も育っている。積層セラミックコンデンサーを焼くセラミックラックは販売が好調で、半導体用のアルミナ粒子も評価が良い。中国子会社2社の集約で損益分岐点は下がり、注文が少し戻るだけで黒字になる体質に変わりつつある。

カーボンナノファイバーは、半導体の用途で量産相当品の評価が良く、量産試作に進む。電池でも複数の会社が試験を続けている。どれか一つでも量産で採用されれば、今の会社の規模からすれば大きな利益になる。現金が厚いので、その日まで待てる。

国内でも、鉄鋼会社の炉材の定期の調達先に入る道と、建材の不燃材料という新しい売り先が開けた。山の利益に戻らなくても、黒字が続くだけで今の値段は安い。待つ間の下値は現金が守る。

慎重な見方

2024年3月期の山は、中国の太陽光の増産という一度きりの追い風だった。今は中国の設備が過剰で、注文も値段も崩れた。山の利益を会社の実力と見てはいけない。単体では10期続けて営業損失を出し、短信は継続企業の前提に関わる事象まで書いている。

断熱材も窯道具も中国に作り手が多く、値段は買い手が決める。新製品も、売れると分かれば地場のメーカーがすぐにまねをする。カーボンナノファイバーは世界の化学会社が競う分野で、年1億円の売上の会社が量産の主役になれる保証はない。

現金も見かけほど株主のものではない。多くは中国の子会社にあるとみられ、還元は記念配当だけだ。赤字が続けば現金は少しずつ減る。事業がただで手に入るのではなく、現金を食う事業が付いてくると見るべきだ。

厚い財務は倒れないことを保証するが、株主が報われることは保証しない。黒字が続く証拠が出るまで、現金の価値を割り引いて見るべきだ。記念配当の一度きりの還元を、方針の転換と取り違えてはいけない。会社が掲げる自己資本の稼ぎ8%も、過去10年で届いたのは山の1年だけだ。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。山の利益は外の追い風で、本業の稼ぎは長く資本コストを大きく下回ってきた。中心は赤字が止まっても稼ぎが薄いままの筋書きで、新製品とカーボンナノファイバーが育つ上振れには3割を残した。現金が厚く倒れにくいので、悲観は深くしすぎず、赤字が続く筋書きに厚めの重みを置いた。還元の弱さも、現金を割り引く理由になった。黒字の定着が見えれば、中立から上へ重みを移す余地はある。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 172 円34 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 15 円3 億円)。 今の値に割り戻すと 88 円18 億円、今との差 −64.8%、 期待の年率 −2.8%(資本コスト 8.3%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 560 円112 億円 60 円12 億円 +148.8% +9.5% 62 円12 億円
やや楽観 20% 242 円48 億円 20 円4 億円 +5.0% +0.5% 52 円10 億円
中立 35% 139 円28 億円 10 円2 億円 −40.3% −5.0% 52 円10 億円
やや悲観 22% 70 円14 億円 5 円1 億円 −69.9% −11.3% 16 円3 億円
悲観 13% 30 円6 億円 0 円0 億円 −88.0% −19.1% 4 円1 億円
加重平均100% 172 円34 億円15 円3 億円 −25.0% −2.8% 187 円37 億円

今の株価時価総額 249 円50 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 10% 中国の設備投資が戻り、CNF が半導体で採用される 利益 8 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 560 円112 億円

中国の太陽光と電子部品の工場が再び増設に向かい、拡散炉のヒーターモジュールとセラミックラックの注文が戻る。値下げ競争は和らぎ、単価は物価に近い伸びを取り戻す。

導電用の CNF は半導体の部材で量産に採用され、電池向けにも広がる。ナノマテリアルは赤字を抜け、売上は今の十数倍に育つ。国内では鉄鋼向けの炉材と建材の不燃材料が新しい柱になる。

営業利益率は1割を超え、会社が掲げる自己資本の稼ぎ8%に近づく。それでも資本コストには届かず、厚い現金の重さが残る。中期経営計画の目標に近い姿で、ここまで来れば株主に現金を戻す余裕も生まれる。

  • 断熱材:数量 4,000(断熱材・窯道具・ヒーターモジュールの出荷量(トン・年、推定))× 価格 1.95(1 トンあたりの平均出荷単価(百万円・名目))→ 売上 78 億円・営業利益 12 億円。数量 2.6 倍 × 単価 1.30 倍、利益率 15%
  • ナノマテリアル:数量 60.0(カーボンナノファイバー・材料の出荷量(トン・年、推定))× 価格 24(1 トンあたりの平均単価(百万円・名目))→ 売上 14 億円・営業利益 3 億円。数量 12 倍 × 単価 1.20 倍、利益率 20%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.4% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)19 億円。全体の PER 12.87 倍、時価総額 112 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中国の太陽光と電子部品の設備投資は波が大きく、2024年3月期のような山が再び来る可能性は残る。CNF の量産試作も始まる。ただ、二つが同時にそろう確率は高くない。

やや楽観 20% 新製品が育ち、黒字が定着する 利益 3 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 242 円48 億円

太陽光向けの注文は山の半分ほどにとどまるが、セラミックラックや半導体用のアルミナ粒子、プラズマ溶射のニッケルメッシュが育つ。中国子会社2社の集約で固定費が下がり、歩留まりも戻る。

国内では鉄鋼会社の炉材の定期の調達先に入り、建材の不燃材料も少しずつ売れる。CNF は一部の用途で採用されるが、規模はまだ小さい。

営業利益率は数%に乗り、赤字の年は減る。ただ自己資本の稼ぎは3%ほどで、厚い現金を抱えたままの会社であることは変わらない。配当は細く再開されるが、現金の大半は手元に残る。黒字の会社に戻ったことで、厚い現金をどう使うかが株主との対話の主題になる。

  • 断熱材:数量 3,000(断熱材・窯道具・ヒーターモジュールの出荷量(トン・年、推定))× 価格 1.88(1 トンあたりの平均出荷単価(百万円・名目))→ 売上 56 億円・営業利益 7 億円。数量 2.0 倍 × 単価 1.25 倍、利益率 12%
  • ナノマテリアル:数量 30.0(カーボンナノファイバー・材料の出荷量(トン・年、推定))× 価格 24(1 トンあたりの平均単価(百万円・名目))→ 売上 7 億円・営業利益 1 億円。数量 6 倍 × 単価 1.20 倍(量産で単価が下がり物価に届かない)、利益率 10%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.8% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)19 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 48 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:セラミックラックや半導体用アルミナ粒子は販売が伸びており、中国子会社の集約で損益分岐点も下がる。黒字の定着は十分ありうるので、中立に次ぐ重みを置いた。

中立 35% 現金の厚い小さな材料会社のまま 利益 1 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 139 円28 億円

中国の太陽光の設備は過剰が続き、拡散炉のヒーターモジュールの注文は山の2割ほどで落ち着く。セラミックラックなどの新製品と国内の炉材で、数量は今より5割ほど増える。中国勢との値下げ競争で、単価は物価に届かない。

中国子会社の集約で赤字は止まるが、営業利益率は2%前後にとどまる。CNF は評価が続き、売上は少し増えても利益にはならない。

会社は現金を厚く抱えたまま、細く続く。純利益の半分近くは預金の利息で、本業の稼ぎは自己資本の1%にも届かない。還元は記念配当のような一時のものにとどまり、現金を使った大きな手も打たれない。株主から見れば、現金を預けた口座に小さな工場が付いている姿だ。

  • 断熱材:数量 2,300(断熱材・窯道具・ヒーターモジュールの出荷量(トン・年、推定))× 価格 1.88(1 トンあたりの平均出荷単価(百万円・名目))→ 売上 43 億円・営業利益 5 億円。数量 1.5 倍 × 単価 1.25 倍、利益率 11%
  • ナノマテリアル:数量 15.0(カーボンナノファイバー・材料の出荷量(トン・年、推定))× 価格 24(1 トンあたりの平均単価(百万円・名目))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。数量 3 倍 × 単価 1.20 倍(量産で単価が下がり物価に届かない)、利益なし

倍率:事業の純利益 1 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 1.2% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)19 億円。全体の PER 12.12 倍、時価総額 28 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中国の太陽光の設備は過剰で、ヒーターモジュールの山はしばらく戻らない。新製品と国内の炉材で赤字は止まるが、稼ぎは薄いままという道筋がいちばんありそうだ。

やや悲観 22% 値下げ競争で赤字が続く 利益 −2 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 70 円14 億円

中国の太陽光と電子部品の設備投資は低迷が続き、中国の地場の炉材メーカーとの値下げ競争で単価は物価に届かない。ヒーターモジュールの注文は戻らず、新製品も競合に追いつかれる。

CNF は評価の段階を抜けられず、ナノマテリアルは赤字が続く。営業損失が毎年数億円出て、現金が少しずつ減る。

会社は残るが、価値は事業の稼ぎでは測れず、残った現金のうち株主に戻りうる分でしか測れない。中国の工場は売ろうとしても値が付きにくく、整理の判断も遅れる。配当は止まり、株主は待つだけの10年になる。新しい事業の芽も、赤字を止める費用の削減で細っていく。

  • 断熱材:数量 1,600(断熱材・窯道具・ヒーターモジュールの出荷量(トン・年、推定))× 価格 1.70(1 トンあたりの平均出荷単価(百万円・名目))→ 売上 27 億円・営業利益 1 億円。数量 1.06 倍 × 単価 1.13 倍、利益率 3%
  • ナノマテリアル:数量 5.0(カーボンナノファイバー・材料の出荷量(トン・年、推定))× 価格 20(1 トンあたりの平均単価(百万円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 −1 億円。数量横ばい・単価横ばい、赤字

倍率:赤字なので PER は当てず、今の自己資本 79 億円に床の PBR を掛けた。中身は floor_assets_why の純現金の残りに戻り方を掛けた額。

確率:10期続けて単体で営業損失を出してきた会社で、中国の価格競争は激しい。赤字の継続は十分ありうるので、厚めの重みを置いた。

悲観 13% 本業が縮み、現金を食いつぶす 利益 −4 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 30 円6 億円

中国の太陽光の設備は再編で大きく減り、拡散炉そのものも新しい製法に置き換わる。ヒーターモジュールの注文は消え、中国子会社は縮小や売却を迫られる。

CNF は大手の化学会社に先を越され、量産の採用を取れない。毎年の営業損失が続き、工場の整理の費用もかさむ。

10年後に残るのは、目減りした現金と国内の小さな炉材の商いだけだ。少数株主が受け取れる価値は、残った現金のさらに一部になる。会社は存続しても、株主にとっては現金が溶けていくのを見守る10年になる。上場を続ける費用さえ重く感じられる規模まで縮む。

  • 断熱材:数量 1,100(断熱材・窯道具・ヒーターモジュールの出荷量(トン・年、推定))× 価格 1.60(1 トンあたりの平均出荷単価(百万円・名目))→ 売上 18 億円・営業利益 −1 億円。数量 0.73 倍 × 単価 1.07 倍、赤字
  • ナノマテリアル:数量 3.0(カーボンナノファイバー・材料の出荷量(トン・年、推定))× 価格 20(1 トンあたりの平均単価(百万円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 0.6 倍、赤字

倍率:赤字なので PER は当てず、今の自己資本 79 億円に床の PBR を掛けた。中身は floor_assets_why の残る現金に戻り方を掛けた額。

確率:主力の断熱材は中国の太陽光の設備投資にほぼ頼っており、需要が消える筋書きも否定できない。現金が厚く倒産は遠いので、悲観は1割強にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

断熱材

蘇州の子会社2社が作る炉の断熱材・ヒーターモジュール・窯道具と、日本での炉材の販売。

数量断熱材・窯道具・ヒーターモジュールの出荷量(トン・年、推定)価格1 トンあたりの平均出荷単価(百万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 1,515 1.50 23 −4
10 年後 中立 2,300 1.88 43 5

取り方:数量は非開示。セグメント売上 22.72 億円を、断熱材とヒーターモジュール・窯道具をならした平均単価 1 トン 150 万円(百万円で 1.5)で割り、年約 1,500 トンと推定した。利益は短信のセグメント損失。

ナノマテリアル

カーボンナノファイバーの製造販売と、資源・材料の販売。

数量カーボンナノファイバー・材料の出荷量(トン・年、推定)価格1 トンあたりの平均単価(百万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 5.0 20 1 −1
10 年後 中立 15.0 24 4 0

取り方:数量は非開示。セグメント売上 1.0 億円を、評価用のナノファイバーと資源の販売をならした 1 トン 2,000 万円で割り、年 5 トンと推定した。利益は短信のセグメント損失。

リスクと懸念

中国の太陽光の設備過剰

主力のヒーターモジュールは中国の太陽光の工場が炉を増やす時に売れる。中国の生産能力は需要を大きく上回り、増設はしばらく止まる。注文の戻りが遅れれば、赤字が長引く。

値下げ競争

断熱材も窯道具も中国に作り手が多い。注文が減ると値下げで取り合いになり、2026年3月期は原料高と重なって断熱材事業が赤字に落ちた。値段を自分で決める力は弱い。

新製品の採用が遅れる

カーボンナノファイバーは2026年3月期に本格採用を見込んだ案件のうち2件が、顧客の計画変更で翌期にずれた。量産の採用は顧客次第で、時期も規模も読みにくい。

現金が株主に戻らない

現金は時価総額の7割あるが、還元は記念配当だけで、2027年3月期は無配の予想だ。多くは中国の子会社にあるとみられ、赤字が続けば少しずつ減る。

本業の赤字の長さ

単体で10期続けて営業損失を出し、短信に継続企業の前提に関わる事象を記した。注記は付いていないが、黒字の定着を示せなければ、現金を食いながら細る道に入る。

今後の分かれ目

中国の太陽光の工場が増設に戻り、ヒーターモジュールの注文が回復したら
やや楽観の確率を上げる。ただし山の利益を10年の起点にはしない。
カーボンナノファイバーが半導体の部材で量産に採用されたら
ナノマテリアルが柱に育つ道が開けたとみて、楽観に重みを移す。
2028年3月期に会社の見込みどおり黒字に戻ったら
赤字の継続の筋書きを軽くし、中立とやや楽観に寄せる。
中国子会社の現金を日本へ戻し、自己株買いや配当に回したら
現金の戻り方を見直し、価値を引き上げる。
赤字が続き現金が年に数億円ずつ減ったら
やや悲観と悲観に寄せる。

見ておくもの

  • 中国の太陽光パネルの設備投資と拡散炉の注文
  • セラミックラックなど新製品の売上
  • カーボンナノファイバーの量産採用の有無
  • 現金の残高と還元の方針

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の値段から置かず、資本コスト8.25%と10年後の事業の稼ぎだけで決めた。どの筋書きでも事業の ROE は k に届かないので、PER は 1÷k を上限に ROE÷k に合わせて引き、余った現金25億円は戻り方0.75で別に足した。悲観側は赤字なので、残る現金に戻り方を掛けた床で測った。今の PBR が0.6倍台であることは計算のあとに見ただけで、根拠にしていない。2024年3月期の山の利益も起点にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 8.3→12.87 倍・やや楽観 PER 6.3→12.12 倍・中立 PER 6.3→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 アイフィスジャパン7833 投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. アルメディオ 2026年3月期 決算短信
  2. アルメディオ 2027年3月期 第1四半期決算短信

分析日 2026-10-20