株譜
AI 銘柄分析 · その他製品 · 試作

アイフィスジャパン 7833

投信の開示と金融データで堅く稼ぐが、翻訳と文書作成は AI に削られる。時価総額の 7 割は現金で、創業家がそれを返すかが鍵

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)953 円92 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)682 円66 億円差 +39.7%
10 年後から見ると 割安 価値 953 円92 億円 · 差 +39.7% · 期待の年率 +10.4%
期待の年率リターン(10 年)+10.4%資本コスト比 +2.9 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アイフィスジャパンは、投資信託の目論見書や運用報告書をつくり、アナリスト予想のデータを証券会社に売る会社だ。筆者の結論は「ほぼ適正」で、時価総額の約 7 割を占める現金をどこまで株主に返すかで、評価が上下する。

稼ぎの柱は 3 つある。投信の開示書類、金融データと報道、生命保険などの印刷と物流だ。どれも顧客の法令対応や日々の業務に組み込まれ、急には切り替えられない。

ただし、売上の 3 割強は翻訳と SES、つまり人の時間で売る仕事だ。翻訳はすでに顧客の AI 内製化で減っている。目論見書の制作も、文章をつくる仕事である以上、AI の値下げ圧力から逃れられない。

現金と預金は 50 億円あり、借金はない。創業家が約 4 割を持ち、配当性向は 5 割前後だが、自社株買いは乏しい。事業の稼ぎだけなら今の値段に見合うが、現金が眠る分だけ割り引いて見るべきだ。

10 年後の姿として、筆者は開示とデータの事業が物価並みに育ち、翻訳と SES が縮む形をいちばんありそうだと見る。利益は今より少し増える程度で、大きな成長は描きにくい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、アイフィスは「良い位置にいるが、現金を寝かせる会社」だ。

良い点は、法令が生む仕事を毎年確実に取れることだ。顧客の手続きに組み込まれ、借金もない。10 年後もこの事業は残る。

気になる点は二つある。一つは、作業の中身が AI に近いこと。目論見書の制作単価は、物価並みに上がるとは言い切れない。もう一つは、資本の使い方だ。時価総額の 7 割にあたる現金が、利息しか生まずに積み上がっている。オーナーとしてこの株を持つなら、その現金が戻る保証がほしい。

筆者は、事業そのものは払う値段に見合うと見るが、安全域は薄い。現金が配当以外に戻らないなら、帳簿どおりの価値は付かない。

オーナー利益、つまり再投資を引いて株主のものになる利益は、純利益にほぼ等しい。設備がほとんど要らない事業だからだ。この点は魅力で、現金の使い道さえ変われば評価は一段上がる。

何で稼ぐ会社か

売上は約 70 億円で、5 つの事業に分かれる。いちばん大きいのはドキュメントソリューションで、売上の 27% を占める。生命保険会社の契約書類の印刷と発送、確定拠出年金の仕組みの開発、証券や IR の印刷を請け負う。東京の舎人に物流の拠点を持つ。

次が投資情報で 22%。アナリストの業績予想を集めた IFIS コンセンサスと、債券や株式の発行を速報するキャピタル・アイ・ニュースを、証券会社や運用会社に売る。調査レポートを作るシステムの開発も請け負う。

ファンドディスクロージャーは 19% で、運用会社の目論見書や運用報告書を作る。投信は本数が多く、書類は法律で決まった時期に必ず出るため、仕事は毎年繰り返す。新 NISA の特需の反動で 2025 年は 6% 減ったが、2026 年は持ち直している。

残りは人の時間で売る仕事だ。2024 年に買ったテンナイン・コミュニケーションを中心とするランゲージ事業が 20%、技術者を派遣する IT ソリューションが 12% を占める。利益の大半は、開示とデータの 3 つの事業が稼いでいるとみられる。

優良さと弱いところ

この会社の強みは、顧客の法令対応の中に入り込んでいることだ。投信の目論見書は、運用会社が毎年必ず出す書類で、制作会社を変えると確認の手間が大きい。生命保険の書類の発送も、顧客の個人情報を扱うため、一度決めた業者は簡単に変わらない。

IFIS コンセンサスは、アナリスト予想を長年集めてきたデータで、証券会社の業務の画面に組み込まれている。これは他社がすぐにはまねできない。

弱いのは、文章をつくる作業そのものが AI に近いことだ。翻訳はすでに減り始めた。目論見書も、下書きは AI が作れる。堀、つまり他社がまねできない強みは、作業の腕ではなく顧客の手続きに入り込んだ位置にある。

資本効率は高くない。ROE は 9% 台で、会社の目安の 15% に届かない。理由は明白で、自己資本の 8 割以上が現金として眠っているからだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

開示書類の業界は、法律が毎年つくる仕事で成り立つ。上場会社の有価証券報告書では宝印刷とプロネクサスの 2 社が強く、投信の書類ではアイフィスが専業に近い位置にいる。需要は法令と投信の本数で決まり、景気の影響は小さい。

投信の本数は、新 NISA で個人の資金が流れ込み、増える方向にある。一方で、運用会社は手数料の引き下げに追われ、書類の制作費も削りたい。単価を物価並みに上げ続けるのは楽ではない。

最大の変化は生成 AI だ。翻訳はすでに顧客の内製に置き換わり始めた。開示書類の下書きも AI が作れるようになり、人手で組む制作の価値は下がる。残るのは、法令の確認と、顧客のシステムとつながった流れを握る会社だ。

紙の印刷と発送は、電子交付の広がりで細る。生命保険の書類も、10 年で紙は確実に減る。金融データは、証券会社のリサーチ部門の縮小と、AI による要約の広がりという二つの逆風を受けるが、独自に集めた予想のデータは残りやすい。

人の時間で売る翻訳と技術者の派遣は、業界全体が AI エージェントへの置き換えにさらされる。人手不足で単価は上がっても、仕事の量そのものが減っていく。

資本政策と M&A

配当は安定的な増配を方針とし、2025 年は記念配当を含めて性向 6 割、2026 年は 5 割前後の見込みだ。株主優待として QUO カードも配る。ただし自社株買いは乏しく、現金は 10 年で 2 倍以上に積み上がった。

創業家の資産管理会社と創業者が合わせて約 4 割を持ち、経営の決定権は事実上創業家にある。TOB で買われる見込みは低い。M&A は翻訳会社の買収のように小さく、AI で縮む事業を買った点は資本の使い方として疑問が残る。

2026 年には子会社の吸収合併や翻訳子会社の統合を進め、組織を簡素にしている。筆者は、現金の一部を自社株買いに回すことが、いちばん確かな株主への還元だと考える。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

時価総額の大半は現金で、事業はほぼ只で手に入る。投信の開示は法律が毎年つくる仕事で、新 NISA で投信の本数は増える。目論見書の制作会社を変えるのは、運用会社にとって手間と危うさが大きい。

AI は脅威というより道具だ。下書きを AI で作れば、人手が減って利益率が上がる。顧客との関係と法令確認の流れを握っているのはアイフィスで、AI の会社ではない。

IFIS コンセンサスは、長年集めた独自のデータだ。証券会社の画面に組み込まれ、乗り換えは簡単ではない。キャピタル・アイの報道も、債券の発行の速報では代わりが少ない。

配当は増え続け、2026 年も普通配当で増配だ。営業利益率は 12% と悪くなく、借金はない。現金が少しずつでも戻れば、価値は今の値段を上回る。

設備投資もほとんど要らない。稼いだ利益の大半は株主のものになり、配当として出せる。生命保険の書類や確定拠出年金の仕組みも、顧客の手続きの奥に入り込んでいて、値段だけで乗り換えられる仕事ではない。法令がある限り、仕事は消えない。

慎重な見方

翻訳はすでに AI に削られている。顧客が内製に切り替え、2026 年の中間期に減収減益になった。同じことが目論見書の制作に起きない理由はない。文章を組む作業は、AI が最も得意とする仕事だ。

買った翻訳会社は売上の 2 割を占めるが、利益はほとんど生まない。AI で縮む事業に資金を投じたのは、経営の目利きを疑わせる。

現金は確かに多いが、創業家が約 4 割を持ち、自社株買いはほとんどない。株主に返さない現金は、少数株主にとって帳簿ほどの価値はない。ROE は 9% 台で、会社が掲げる 15% にはほど遠い。

紙の印刷も細る。生命保険の書類の電子化は止まらない。成長の源が見当たらず、事業の価値は今の値段の中の現金以外の部分に見合う程度だ。

IFIS のデータも安泰ではない。証券会社はリサーチ部門を減らし、AI が決算や予想を要約する時代に、予想を集めただけのデータの値打ちは下がる。規模が小さく、AI への投資で大手と競う体力もない。

どちらに重みを置いたか

どちらの言い分にも理がある。法令が生む仕事が残るのは確かだが、翻訳の減少は AI の影響がすでに数字に出た事実で、軽く見られない。

確率は中立を 4 割とし、AI の置き換えを見込むやや悲観と悲観を合わせて 35% と厚めにした。楽観側は 25% にとどめた。

現金が戻るかどうかは筋書きでなく戻り方の係数で見た。どの筋書きでも、事業の価値は今の値段の現金以外の部分と大きくは離れない。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 1,527 円147 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 304 円29 億円)。 今の値に割り戻すと 953 円92 億円、今との差 +39.7%、 期待の年率 +10.4%(資本コスト 7.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 2,605 円251 億円 394 円38 億円 +339.8% +16.0% 210 円20 億円
やや楽観 18% 2,200 円212 億円 363 円35 億円 +275.9% +14.2% 461 円44 億円
中立 40% 1,869 円180 億円 322 円31 億円 +221.3% +12.4% 876 円84 億円
やや悲観 23% 712 円69 億円 259 円25 億円 +42.4% +3.6% 223 円22 億円
悲観 12% 311 円30 億円 187 円18 億円 −27.0% −3.1% 60 円6 億円
加重平均100% 1,527 円147 億円304 円29 億円 +168.5% +10.4% 1,831 円176 億円

今の株価時価総額 682 円66 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 7% 投信の開示とデータが伸び、AI を道具にする 利益 10 億円 · PER 22.8 倍 · 株価時価総額 2,605 円251 億円

投資信託の数が新 NISA の追い風で増え続け、目論見書や運用報告書の制作の仕事が 1.15 倍に増える。生成 AI は顧客の仕事を奪う側でなく、アイフィスが制作の手間を減らす道具として使う。

アナリスト予想を集めた IFIS コンセンサスと、債券や株式の発行を伝えるキャピタル・アイの報道は、証券会社の業務に組み込まれて値上げが通る。営業利益率は 2 割に近づき、全社の利益は 10 年で 1.7 倍になる。

翻訳と通訳は縮むが、会議の通訳など人が要る仕事に絞り込み、赤字は出さない。創業家は配当を厚くし、現金の山を少しずつ株主に返す。

  • 投資情報:数量 1,725(契約件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 24 億円・営業利益 6 億円。数量 1725.0 × 価格 0.014、営業利益率 25.0%
  • ファンドディスクロージャー:数量 3,105(受け持つ投信の本数(本、推定))× 価格 0.01(1 本あたりの年の制作売上(億円、名目))→ 売上 20 億円・営業利益 5 億円。数量 3105.0 × 価格 0.0064、営業利益率 24.0%
  • ドキュメントソリューション:数量 570(取引先の数(社、推定))× 価格 0.04(1 社あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 24 億円・営業利益 3 億円。数量 570.0 × 価格 0.0418、営業利益率 13.0%
  • IT ソリューション:数量 59.5(稼働する技術者(人、推定))× 価格 0.16(1 人あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。数量 59.5 × 価格 0.1568、営業利益率 10.0%
  • ランゲージソリューション:数量 11,280(案件数(件、推定))× 価格 0.00(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 15 億円・営業利益 1 億円。数量 11280.0 × 価格 0.0013、営業利益率 7.0%

倍率:事業の純利益 9 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 32.0% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 19.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 22.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 22.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)30 億円。全体の PER 22.78 倍、時価総額 238 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新 NISA で投信の本数が増え、IFIS のデータとキャピタル・アイの報道が値上げを通す筋書き。AI を自社の作業の効率化に使えた証拠はまだ金額で出ていないため、7% にとどめた。

やや楽観 18% 開示とデータが着実に育つ 利益 8 億円 · PER 22.2 倍 · 株価時価総額 2,200 円212 億円

投信の本数は 1.1 倍に増え、ファンドディスクロージャーは安定して稼ぐ。AI による制作の効率化は値下げに一部を回すが、残りは利益になる。

IFIS のデータと報道は契約が少しずつ増え、物価並みより少し上の値上げを通す。生命保険の印刷と物流、確定拠出年金の仕組みの仕事も、顧客の手続きに組み込まれて残る。

翻訳と SES は AI に置き換わって 3 割縮むが、全社に占める割合が小さくなり、利益への響きは限られる。営業利益率は 15% 近くまで上がり、配当性向 5 割の還元は続く。

会社が掲げる ROE 15% には届かないが、現金を除いた事業の稼ぐ力は 14% 台まで上がる。

  • 投資情報:数量 1,650(契約件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 23 億円・営業利益 5 億円。数量 1650.0 × 価格 0.0137、営業利益率 23.0%
  • ファンドディスクロージャー:数量 2,970(受け持つ投信の本数(本、推定))× 価格 0.01(1 本あたりの年の制作売上(億円、名目))→ 売上 19 億円・営業利益 4 億円。数量 2970.0 × 価格 0.0063、営業利益率 22.0%
  • ドキュメントソリューション:数量 552(取引先の数(社、推定))× 価格 0.04(1 社あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 23 億円・営業利益 3 億円。数量 552.0 × 価格 0.0418、営業利益率 12.0%
  • IT ソリューション:数量 54.6(稼働する技術者(人、推定))× 価格 0.16(1 人あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。数量 54.6 × 価格 0.1568、営業利益率 9.0%
  • ランゲージソリューション:数量 9,870(案件数(件、推定))× 価格 0.00(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 13 億円・営業利益 1 億円。数量 9870.0 × 価格 0.0013、営業利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 28.3% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 17.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 22.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 22.2 倍 + 余った現金(戻り方込み)30 億円。全体の PER 22.18 倍、時価総額 200 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:投信の開示とドキュメントの仕事は顧客の法令対応に組み込まれ、急には減らない。翻訳と SES の縮みを他の事業が埋める形で、会社の予想の延長に近い。

中立 40% 開示とデータで稼ぎ、翻訳は縮む 利益 7 億円 · PER 21.8 倍 · 株価時価総額 1,869 円180 億円

10 年後のアイフィスは、投信の開示と金融データで稼ぐ会社のまま残る。投信の本数は 1.05 倍、目論見書の制作の単価は AI の効率化を一部顧客に返すため 1.21 倍にとどまる。

IFIS のデータと報道は物価並みの値上げを通す。生命保険の印刷と物流は紙が細る分 1 割縮むが、確定拠出年金の仕組みで補う。

翻訳は顧客が AI で内製する流れが続き、4 割縮む。SES も人月で売る仕事なので 3 割縮む。全社の営業利益は 10 年で約 1.1 倍、利益率は 11% 台にとどまる。現金はほとんど使われずに積み上がり、配当性向 5 割の還元だけが続く。

  • 投資情報:数量 1,575(契約件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 21 億円・営業利益 5 億円。数量 1575.0 × 価格 0.0134、営業利益率 22.0%
  • ファンドディスクロージャー:数量 2,835(受け持つ投信の本数(本、推定))× 価格 0.01(1 本あたりの年の制作売上(億円、名目))→ 売上 17 億円・営業利益 3 億円。数量 2835.0 × 価格 0.006、営業利益率 20.0%
  • ドキュメントソリューション:数量 540(取引先の数(社、推定))× 価格 0.04(1 社あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 23 億円・営業利益 3 億円。数量 540.0 × 価格 0.0418、営業利益率 11.0%
  • IT ソリューション:数量 49.0(稼働する技術者(人、推定))× 価格 0.16(1 人あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。数量 49.0 × 価格 0.1568、営業利益率 8.0%
  • ランゲージソリューション:数量 8,460(案件数(件、推定))× 価格 0.00(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 11 億円・営業利益 0 億円。数量 8460.0 × 価格 0.0013、営業利益率 4.0%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 26.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 16.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)30 億円。全体の PER 21.77 倍、時価総額 168 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:法定の開示とデータの仕事が残り、人月の仕事が縮むという両方の見方の真ん中。会社の 2026 年の予想(営業利益 8.8 億円)の延長から大きく外さない。

やや悲観 23% AI が開示の制作を安くする 利益 4 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 712 円69 億円

生成 AI が目論見書や運用報告書の下書きを作るようになり、運用会社は制作を内製するか、安い業者に移す。ファンドディスクロージャーの仕事は 1 割減り、単価は物価に届かず 1.10 倍にとどまる。

翻訳は半分以下になり、利益はほぼ消える。SES も 4 割縮む。生命保険の印刷は紙の削減で 2 割減る。

IFIS のデータは残るが、伸びは止まる。全社の営業利益は今より 3 割少ない。経営は現金を手元に置いたまま、新しい買収で埋めようとするが、成果は出ない。

配当は利益に合わせて細り、現金の一部は買収と赤字の穴埋めに消える。株主に残るのは、データの事業と目減りした現金だ。

  • 投資情報:数量 1,455(契約件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 18 億円・営業利益 4 億円。数量 1455.0 × 価格 0.0125、営業利益率 19.0%
  • ファンドディスクロージャー:数量 2,484(受け持つ投信の本数(本、推定))× 価格 0.01(1 本あたりの年の制作売上(億円、名目))→ 売上 14 億円・営業利益 2 億円。数量 2484.0 × 価格 0.0055、営業利益率 15.0%
  • ドキュメントソリューション:数量 480(取引先の数(社、推定))× 価格 0.04(1 社あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 20 億円・営業利益 2 億円。数量 480.0 × 価格 0.0406、営業利益率 8.0%
  • IT ソリューション:数量 42.0(稼働する技術者(人、推定))× 価格 0.15(1 人あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。数量 42.0 × 価格 0.1521、営業利益率 5.0%
  • ランゲージソリューション:数量 6,345(案件数(件、推定))× 価格 0.00(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。数量 6345.0 × 価格 0.0011、営業利益率 1.0%

倍率:事業の ROE 7.1% が k 7.5% を下回るため、PER の上限は 1÷k の 11.8 倍。AI に押されて縮む途中の利益なので、その 76% の 9.0 倍とし、余った現金は 3/4 に減らして戻り方 0.75 を掛けた。

確率:ランゲージ事業はすでに AI の内製化で減収減益になっている。同じ流れが目論見書の制作に及ぶのは自然な延長なので、やや悲観を厚めに置いた。

悲観 12% 開示の制作が AI に置き換わる 利益 2 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 311 円30 億円

目論見書や運用報告書は、運用会社の AI が自動で作る時代になる。ファンドディスクロージャーの仕事は 4 分の 1 減り、単価は 10 年上がらない。制作会社は価格で争い、利益はわずかになる。

翻訳は 7 割減って赤字が残り、SES も半分になる。紙の印刷と物流は 3 割以上縮む。IFIS のデータも、証券会社のリサーチ部門の縮小で契約が減る。

全社の営業利益は 2 億円を下回り、稼ぐ力の価値は小さい。残る価値は手元の現金だが、創業家が配当以上には返さず、一部は失敗した買収に消える。

会社は清算されないので、少数株主は現金を自分では取り出せない。値段は現金の帳簿を下回る。

  • 投資情報:数量 1,320(契約件数(件、推定))× 価格 0.01(1 件あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 15 億円・営業利益 2 億円。数量 1320.0 × 価格 0.0115、営業利益率 15.0%
  • ファンドディスクロージャー:数量 2,025(受け持つ投信の本数(本、推定))× 価格 0.00(1 本あたりの年の制作売上(億円、名目))→ 売上 10 億円・営業利益 1 億円。数量 2025.0 × 価格 0.005、営業利益率 8.0%
  • ドキュメントソリューション:数量 390(取引先の数(社、推定))× 価格 0.04(1 社あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 15 億円・営業利益 1 億円。数量 390.0 × 価格 0.039、営業利益率 4.0%
  • IT ソリューション:数量 35.0(稼働する技術者(人、推定))× 価格 0.15(1 人あたりの年の売上(億円、名目))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。数量 35.0 × 価格 0.1463、営業利益率 2.0%
  • ランゲージソリューション:数量 4,230(案件数(件、推定))× 価格 0.00(1 件あたりの売上(億円、名目))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。数量 4230.0 × 価格 0.0011、営業利益率 -5.0%

倍率:赤字に近い稼ぐ力では価値が付かないため、余った現金 40 億円に戻り方 0.75 を掛けた 30 億円を床とし、今の自己資本 59.5 億円に掛けて PBR 0.50 倍とした。

確率:AI で開示と翻訳の作業が置き換わる構造的な負け筋。法定の書類そのものは残るため、10 年で全面的に崩れるとまでは見ず、12% とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

投資情報

IFIS コンセンサス(アナリスト予想のデータ)とキャピタル・アイの発行市場ニュース、調査レポートのシステム開発。

数量契約件数(件、推定)価格1 件あたりの年の売上(億円、名目)売上営業利益
今 2025/12 1,500 0.01 15 3
10 年後 中立 1,575 0.01 21 5

取り方:件数は開示が無く、売上 15.0 億円を 1 件あたり年 100 万円で割った推定。利益率はセグメント利益が開示されないため 22% と推定(データ販売は粗利が高い)。AI 代替は独自データの型(数量 0.85〜1.0 倍、価格 1.15〜1.34 倍)。

ファンドディスクロージャー

運用会社の投信の目論見書・運用報告書の制作。

数量受け持つ投信の本数(本、推定)価格1 本あたりの年の制作売上(億円、名目)売上営業利益
今 2025/12 2,700 0.00 13 3
10 年後 中立 2,835 0.01 17 3

取り方:本数は開示が無く、売上 13.4 億円を 1 本あたり年 50 万円で割った推定。利益率は 22% と推定。価格は AI による制作の効率化を顧客に一部返すため、中立で物価を下回る 1.21 倍。

ドキュメントソリューション

生命保険・証券・IR の印刷と発送、確定拠出年金の仕組みの開発。

数量取引先の数(社、推定)価格1 社あたりの年の売上(億円、名目)売上営業利益
今 2025/12 600 0.03 19 2
10 年後 中立 540 0.04 23 3

取り方:取引先数は開示が無く、売上 18.7 億円を 1 社あたり 312 万円で割った推定。利益率は印刷と物流を含むため 12% と推定。紙の削減で数量は中立 0.9 倍。

IT ソリューション

技術者の派遣(SES)と受託開発、運用保守。

数量稼働する技術者(人、推定)価格1 人あたりの年の売上(億円、名目)売上営業利益
今 2025/12 70.0 0.12 8 1
10 年後 中立 49.0 0.16 8 1

取り方:人数は開示が無く、売上 8.2 億円を 1 人あたり年 1,170 万円で割った推定。人月で売る型なので AI エージェント代替で中立 0.70 倍(表の 0.55〜0.75 倍)。利益率は 9% と推定。

ランゲージソリューション

テンナイン・コミュニケーションなどの翻訳と通訳。

数量案件数(件、推定)価格1 件あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2025/12 14,100 0.00 14 1
10 年後 中立 8,460 0.00 11 0

取り方:案件数は開示が無く、売上 14.1 億円を 1 件 10 万円で割った推定。翻訳は顧客の AI 内製化で既に減収(2026 年中間期)。人月の型で中立 0.60 倍、価格は通訳が残る分 1.25 倍。利益率は 6% と推定。

リスクと懸念

AI エージェント代替(翻訳・SES)

翻訳は顧客が AI で内製し、2026 年の中間期にすでに減収減益になった。人の時間で売る翻訳と SES は売上の 3 割強を占め、10 年で大きく縮む前提で見るべきだ。

AI による開示書類の制作の値下げ

目論見書や運用報告書の下書きは AI が作れる。運用会社が制作を内製すれば、ファンドディスクロージャーの単価と数量が同時に下がる。利益の柱の一つなので響きは大きい。

現金が戻らない

現金と預金は 50 億円で時価総額の約 7 割にあたる。創業家が約 4 割を持ち、自社株買いは乏しい。配当以外に戻らなければ、少数株主にとって帳簿どおりの価値は付かない。

買収の失敗

翻訳会社の買収は、AI で縮む事業への投資だった。今後も現金で小さな買収を重ね、利益を生まない事業を抱え込むおそれがある。

紙の削減

生命保険や証券の書類の電子交付が進めば、印刷と発送の仕事は細る。確定拠出年金の仕組みで補えるかが分かれ目だ。

今後の分かれ目

ファンドディスクロージャーの売上が 2 年続けて減る
AI による制作の置き換えが始まったとみて、やや悲観の筋書きに近づく。
自社株買いや特別配当で現金を大きく返す
現金の戻り方を 1.0 に近づけて見直し、評価は上がる。
IFIS コンセンサスの値上げが通る
データの堀が確かめられ、やや楽観に寄る。
ランゲージ事業が赤字になる
減損や撤退を通じて、買収の失敗が数字に表れる。
新たな買収を現金で行う
買う先が AI に強い事業か、人月の事業かで評価が分かれる。

見ておくもの

  • ファンドディスクロージャーの売上と受け持つ投信の本数
  • ランゲージ事業の損益
  • IFIS コンセンサスの契約件数と値上げ
  • 自社株買いと配当性向
  • 生命保険書類の電子化の進み方

倍率と資本コストの決め方

倍率は k 7.5%(基本 7.5% + quality 1.0%)と各筋書きの事業の ROE から正当化 PER を出し、中立はその 8 割の 11.0 倍とした。余った現金 40 億円は戻り方 0.75 で足した。今の PER や PBR は見ていない。悲観は現金の床で置いた。セグメントの利益率は開示が無く推定なので、全社の営業利益率(過去 12 年の山は 15.4%)を超えない範囲に収めた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.7→22.78 倍・やや楽観 PER 11.5→22.18 倍・中立 PER 11→21.77 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% + quality 1.0%。同じ領域の TAKARA(−0.2%)より、人月の仕事の割合と規模の小ささで高く、プロネクサス(+1.5%)よりデータの事業がある分低い。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 7.75%。

同じ業種(その他製品)の AI 分析

割安 幸和製作所7807 シルバーカーの定番を握る小さな福祉用具メーカー。高齢者の増加で稼ぐ力は伸び、値段は割安 本質価値との差 +86.5% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 オカムラ7994 改装需要で稼ぎは上向き。山の利益を割り引いても、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 南海プライウッド7887 収納と天井材で新築住宅に強い香川の内装建材メーカー。国内は高い利益率を保つが、仏の合板事業が重荷。値段は自己資本の 3 割弱で、10 年の価値はやや上 本質価値との差 +55.9% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ビーアンドピー7804 大判の販促物を当日に刷って届ける町の工場の大型版。高い利益率と厚い現金で、適正(わずかに割安寄り) 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日本アイ・エス・ケイ7986 金庫・歯科・ロッカーの地味な三本柱で、無借金で現金が積み上がる。稼ぐ力に比べて今の値段は安い 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 グローブライド7990 釣具の世界的ブランドを持つが、稼ぐ力は資本コストすれすれ。10年で見れば値段は妥当圏か、やや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 タカラスタンダード7981 新築は縮むが、純現金と還元の厚さで、中立の見通しでもやや割安 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) やや割安 興研7963 国家検定の産業用マスクで首位級。値上げが通る強い製品に半導体向けのクリーン装置が加わるが、厚い土地と低い資本回転で ROE は資本コストに届かない 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ドリームベッド7791 サータとリーン・ロゼを 40 年以上作り続ける広島のベッド屋。ホテル向けが伸び、今の値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 シー・エス・ランバー7808 千葉の木材プレカット。住宅着工の減少で本業は細り、借入で買った保育所などの賃貸が利益を支える。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 三井松島ホールディングス1518 ニッチ製造業を買い集める元炭鉱会社。買い方は巧いが、借金で自社株を買った後の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 イトーキ7972 利益率が底から急回復した国内2番手。山の利益を割り引けば、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ヤマハ7951 利益率は戻る余地があるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 重松製作所7980 興研と並ぶ国産マスクの 2 強。法令で使う義務のある検定品で稼ぎは底堅く、新工場の借金を返し終えれば価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社TAKARA & COMPANY7921 開示支援の寡占と厚い純現金が支え、AI の逆風と釣り合って本質価値は今の時価総額並み 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 アミファ7800 百円ショップ向け雑貨の小さな卸。急回復した利益は一時の山と見るが、純現金が厚く、10 年の価値は今とほぼ同じ水準 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 フランスベッドホールディングス7840 介護レンタルは堅い。だが貸与価格を制度に押さえられ、稼ぎの伸びは物価に届かない 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 菊水化学工業7953 外壁の仕上げの塗材で老舗だが、値段は大手が決める。縮む市場で利幅は薄く、厚い現金と株が下値を支える 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バンダイナムコホールディングス7832 ガンダム・ワンピース・ドラゴンボールの IP 軸戦略は強いが、今の値段は 10 年の価値をやや上回る 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +7.0%) やや割安 クレステック7812 取説の制作は AI に削られる側にある。アジアの印刷が支えても、今の安い値段でほぼ適正だ 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ソノコム7902 時価総額を超える現金を持つ電子部品の版の会社。だが現金は支配株主の手の内にあり、値段はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 平賀7863 チラシの縮小に押される小さな販促会社。時価総額の6割が現金で、本業の稼ぎは薄い 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 クリナップ7955 キッチン大手。稼ぐ力は戻るが ROE は低く、純現金が下値を支え、値付けはほぼ適正と見る 本質価値との差 +11.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ヨネックス7906 バドミントン世界首位の稼ぐ力は本物。ただ直近のブームを10年先まで引き延ばした値段には安全域が薄い 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社トランザクション7818 ファブレスで稼ぐ力は本物だが、EC とエンタメ IP の成長は今の値段にほぼ織り込み済み 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 前田工繊7821 ジオグリッドでほぼ独占の堅い会社だが、成長を買収に頼る分、今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 遠藤製作所7841 時価総額とほぼ同じ純現金を抱える鍛造屋。事業はほぼ只で付いてくるが、稼ぐ力は低く、現金は創業家の財団次第 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 SHOEI7839 世界のバイク用高級ヘルメットで 6 割を握る高収益企業。稼ぐ力は本物だが、単一製品の振れ幅を考えるとやや割高圏 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 中本パックス7811 食品を主力とする包装フィルムの中堅メーカー。薄利の食品包装と高収益の電子材料・生活資材の組み合わせで、値段は適正圏とみる 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社フジシールインターナショナル7864 需要の安定したラベル専業。ROEは資本コストを上回るが、10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 研創7939 サイン一筋の小さな職人企業。堀は薄く、今の値段には届かない 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 コクヨ7984 国内の紙文具は細るが、オフィス家具とアジアが稼ぎを支える。10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 永大産業株式会社7822 住宅内装建材の老舗。本業は黒字に戻ったが、合弁の木質ボードの赤字と保証が重く、中立では今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ナカバヤシ7987 アルバムと製本の老舗。紙の国内需要が縮み、BPOはAIに置き換えられる薄利の会社。自己資本の半値だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ツツミ7937 稼ぎの山は金相場のおかげ。現金の厚みが支えだが、山を割り引くと今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ニホンフラッシュ7820 日本の内装ドアは安定して稼ぐが、中国の売掛金と不動産不況が足を引く。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 リンテック7966 電子・光学が利益の 9 割を稼ぐ一本足。10 年の価値は今の時価総額を 1 割台半ば下回る 本質価値との差 −2.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アシックス7936 スポーツスタイル・オニツカタイガーの急成長は本物。今の利益はそのまま評価しても、10年中立でやや割高圏 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 福島印刷7870 請求書や DM を印字して発送する金沢の印刷会社。紙の縮小に押されるが、純現金が時価総額の半分に迫る 本質価値との差 −6.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 光陽社7946 製版から印刷までを一貫で請ける小さな商業印刷会社。本業は薄利で縮むが、時価総額の 7 割近い純現金が値打ちを支える 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 NISSHA7915 医療と加飾に実力はあるが、利益の薄さと買収の失敗が重く、10 年の価値は今の値段を1 割強下回る 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大日本印刷7912 エリオット圧力後の還元と半導体材料・電池部材がROE目標10%への道筋を作るが、商業印刷の縮小がまだ重い 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 美津濃8022 ゴルフと海外で稼ぐ力は本物に育った。ただ10年先を見ても、今の値段にはほとんど余裕がない 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 TOPPANホールディングス7911 ROE は資本コスト 8.5% に届かず、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 パイロットコーポレーション7846 世界で売れる筆記具の優良企業。ただし利益率の戻りは遅く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 株式会社壽屋7809 美少女プラモとフィギュアを作るホビーの会社。自社 IP が強みだが、ヒット頼みで利益が振れ、中立では今の値段を少し下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ノダ7879 床材・ドアと合板の中堅。新築の細りと円安の仕入れ高で稼ぐ力が落ち、中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 河合楽器製作所7952 国内ピアノで首位級だが、営業利益率は 0.2% まで落ち、楽器教育は赤字。回復の確かさが焦点 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ピジョン株式会社7956 哺乳器への信頼は本物だが、中国の出生数の減りを考えると、今の値段には安全域がない 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 小松ウオール工業7949 首位のシェアと無借金の財務は強い。ただし利益率は過去最高圏で、ROE は資本コスト近辺。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 プリントネット7805 ネット印刷の地方の工場は堅実だが、値段の争いと大口の離反で稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 浅香工業5962 国産ショベルの老舗。財務は堅いが利益率が低く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ミロク7983 ブローニングの上下二連銃を一手に作る職人の会社。だが稼ぐ力は細く、帳簿の 3 割の値段でも安くない 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 任天堂7974 Switch2 の山を越えても世代の後半はソフトで稼ぐが、10 年の価値は今の値段を約 3 割下回る 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 グラファイトデザイン7847 「Tour AD」で知られる高級ゴルフシャフトの専門会社。看板は強いが、利益は流行と1社の米国代理店に振られる。今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 アートネイチャー7823 国内最大手のかつら・育毛の会社。市場は縮み、利益率は薄い。現金は厚いが、株主に戻る部分は半分ほどと見る 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タカノ7885 堅い財務と低収益が同居する会社。純現金は厚いが、稼ぐ力が資産に見合わず、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ニッピ7932 コラーゲンのニッチ首位。ゼラチンの利益は山に近く、土地は活かされず、やや割高と見る 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 タカラトミー7867 トミカやトレカで稼ぐ国内は強いが、海外の利益は薄く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 広済堂ホールディングス7868 利益の 8 割は都内の火葬場。守りは固いが、10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 KYORITSU7795 カタログと DM の大量印刷を軸に、M&A で広告と環境の事業を積み上げる。紙の販促は縮み、資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 竹田iPホールディングス7875 印刷が縮む中で半導体マスクが利益を支える。純現金は厚いが、使い道が先に決まっている 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 粧美堂7819 化粧雑貨の企画卸。粗利率の改善で利益が急に伸びたが、大口顧客と流行に頼る。値段は適正から割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 萩原工業7856 ブルーシートで国内首位の堅実な会社だが、資本効率が低く、今の値段は回復を織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 光村印刷7916 資産は時価総額を上回るが、本業の印刷は赤字が続き、現金も株も取引先との持ち合いの中で眠る。今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 セブン工業7896 資産は厚いが稼ぎが薄い。10 年後の価値は、今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 総合商研7850 札幌の商業印刷・年賀状の会社。年賀状と折込の縮小が重く、本質価値は今の時価総額を下回る。 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 プロネクサス7893 招集通知や有価証券報告書をつくる開示支援の大手。純現金は時価総額の 3 割だが、書類づくりは生成 AI が最も近づく仕事で、利益率は 1 割に届かない 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.2%) 割高 アールシーコア7837 BESSのブランドは本物だが、6期の赤字が続く。手元の現金の大半は客の前受金だ 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 ピープル7865 売上が縮み赤字が続くが、時価総額の大半は手元の現金。事業の価値は小さく、現金の行方がすべてを決める 本質価値との差 −31.4% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 プラッツ7813 介護ベッドの老舗だが、薄利で計画の達成に不安があり、今の値段は需要の増加をもう織り込んでいる 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 共同印刷7914 漫画の印刷で知られるが、稼ぎは小さい。10 年の価値は、持ち合い株と配当に支えられた今の時価総額を 3 割強下回る 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エステールホールディングス7872 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。店は減り続け、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウッドワン7898 ニュージーランドの森から床と階段を作る広島の建材会社。資産は厚いが、借金と赤字の工場が稼ぎを食い、今の値段でも高い 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 リーガルコーポレーション7938 紳士靴の老舗ブランドは残るが、本業はほぼ稼げていない。持ち合い株と資産の売却が値段を支え、10年で測ると高い 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フルヤ金属7826 貴金属の加工で世界の隙間を押さえる優良ニッチ企業だが、利益は金属価格の高騰に押し上げられており、今の値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 光・彩7878 イヤリング金具で国内の 7 割を握る小さな工場。足元の増益は金の評価益で一過性、本来の稼ぎで測れば割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 野崎印刷紙業7919 京都の包装とラベルの印刷会社。伝票の縮みを紙箱とラベルで埋めるが、価格競争で利益率は 3% 台 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社MTG7806 稼ぐ力は本物だが、今の株価は ReFa の勢いが 10 年続く前提まで織り込んでいる 本質価値との差 −37.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 フジコピアン7957 熱転写リボンの小さな専業。自己資本は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 株式会社ブシロード7803 カードは強いが利益はヒット次第で、還元も薄い。10 年の価値は今の値段を大きく下回る(約 4 割半ば) 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アビックス7836 売上は 4 年で 4 倍に育ったが利益率は 4% 台で、価格競争と仕入れ先への依存が重い。10 年先の価値は今を下回る 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 三菱鉛筆7976 筆記具の世界ブランドを持つ堅実な会社。海外の成長と利益率の回復は、10年で見込める範囲を超えて織り込まれている 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 オービス7827 広島の梱包用の製材とプレハブの会社。太陽光の買取が切れ、借入の金利も上がる。稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本創発グループ7814 印刷会社を買い集めて育つ持株会社。借金の重さと縮む本業が、今の値段の上限を決める 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ホクシン7897 国内に数少ないMDFの専業メーカー。住宅の着工が細る中で利幅は薄く、借金も重い。今の値段でも割高と見る 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 セキ7857 松山の印刷会社。本業の印刷は赤字に転じ、価値の大半は現金と有価証券に眠るが、創業家の会社で戻りにくい 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 サンメッセ7883 岐阜の中堅の商業印刷。包装とセキュア印刷で紙の縮みを埋めるが、ROE 3% では持ち合い株の重さを価値に変えられない 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 カワセコンピュータサプライ7851 帳票印刷の小さな会社。時価総額の 9 割が純現金に見えるが、本業は縮み、現金も株主に戻る見込みが薄い。10 年で測れば割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キングジム7962 ファイルは細り、テプラが頼りの薄利の会社。稼ぎは資本コストに届かず、10年の見込みは今の値段を下回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 リヒトラブ7975 大阪のファイルと収納用品の老舗。賃貸不動産と持ち合い株で帳簿は厚いが、本業の利益率は2%台で、稼ぐ力から見た値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 アルメディオ7859 中国の太陽光の山が去り、本業は赤字に戻った。厚い現金を抱えても、事業の稼ぎが資本コストに遠い 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 くろがね工作所7997 オフィス家具と病院向け設備の老舗メーカー。8 期連続の営業赤字で、前期の黒字は保有株の売却益だけ 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 セーラー万年筆7992 万年筆の老舗で、プラスの子会社。文具は黒字に戻したがロボット機器の赤字が重く、稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ウイルコホールディングス7831 紙の印刷が縮み赤字が続く。純資産は自己株買いで細り、上場維持の不安も残る。稼ぐ力は小さい 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 クロスフォー7810 揺れる石の特許で名を上げたジュエリー会社。売上は金の高騰でふくらんだが利益は薄く、借金と特許の期限が重い 本質価値との差 −86.1% · 10 年 割高(年 −9.7%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. アイフィスジャパン 2025 年 12 月期 決算説明資料
  2. アイフィスジャパン 大株主(finboard)

分析日 2026-10-19