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大東建託 1878

相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)5,440 円1.77 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,222 円1.05 兆円差 +68.8%
10 年後から見ると 割安 価値 5,440 円1.77 兆円 · 差 +68.8% · 期待の年率 +12.0%
期待の年率リターン(10 年)+12.0%資本コスト比 +4.7 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

大東建託は賃貸アパートの企画・建築(建設事業)と、建てた物件を一括で借り上げ転貸する管理運営(不動産賃貸事業)を垂直統合した会社で、2026年9月末時点で20万棟・136万戸を管理し29年連続で業界首位にある。地主の相続税対策・土地活用需要を建築の入口に、一度契約すれば原則30年続く一括借上げでストック収入を積み上げる仕組みが、自己資本に対して売上高が4倍前後という極めて高い回転率を生み、ROEは過去10年17〜31%の範囲で一度も赤字にならずに推移してきた。2025年には分譲マンション・収益不動産を手がけるアスコットをTOBで子会社化し、不動産開発事業という第3の柱を育てている。

ここでは建設事業(完工戸数×単価)、不動産賃貸事業(管理戸数×1戸当たり年間収入)、不動産開発事業(販売件数×単価)の3つを数量×価格で積み上げ、その時点のROEと資本コストから倍率を決めて株価を出した。10年後は国内の世帯数減が一段進む一方、一括借上げという資産を使わない高ROEモデルの性格は保たれる前提にした。物価3%の世界では建築費・家賃ともに名目で上がり、純現金の会社なので金利上昇はむしろ受取利息をわずかに増やす。中立のROEは10年後15.0%前後を想定し、資本コスト7.25%(基本7.5%+quality0.25%)を超える分の半分が長く残るとして出す正当化PER(中立で約17倍)の7割、約12倍に置いた。今のPER10.5倍・PBR2.10倍はこれを下回り、確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額を2割半〜3割ほど上回る「やや割安」の結果になった。市場の低い倍率は、人口減という構造縮小・サブリースの空室リスク・過去の施工不良報道などの不祥事リスクを強く織り込んでいるとみられるが、これらは資本コストに足さず筋書きと確率で表した。空室率が全国的に上昇する局面が来れば、下振れも相応に大きい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、原則30年続く一括借上げという継続収入と、136万戸という規模がもたらす切り替えコストの高さが、長く続く堀になっていると評価できる。資産を自社で保有せずに大きな売上を回す資産を使わないモデルは、再投資に要る資本が小さく、稼いだ利益のうち株主のものになる部分(オーナー利益)が相対的に大きい会社だと見られる。経営の資本配分は、配当性向50%を基本に自社株買いを積極的に組み合わせる還元姿勢と、アスコットTOB・米国進出という的を絞った成長投資の両立で、これまでのところ無理のない範囲にとどまっている。

一方で、過去に施工不良・不適切会計・営業手法に関する報道が相次いだ経緯は、経営の規律そのものへの確信度を下げる材料であり、わからない部分(信頼回復の持続性、アスコット統合の成否)には安全域を厚めに取る必要がある。国内の世帯数減という構造要因は避けられず、堀の広さがオーナーの契約継続という一点に強く依存している分、空室率の上昇や競合の攻勢によって堀が静かに狭まるリスクも同時に抱えている会社だと見る。

何で稼ぐ会社か

事業は3つの柱からなる。1つ目は建設事業で、地主の土地に賃貸アパート・マンションを企画・請負建築する。相続税対策(土地の評価額引き下げ、賃貸経営による納税資金の確保)が地主の建築需要を生み出す入口になっており、営業から設計・施工までを自社で一貫して手がける。2つ目は不動産賃貸事業で、建てた物件を一括借上げ(サブリース)し、入居者への転貸と建物管理を引き受ける。地主(オーナー)には入居率にかかわらず一定の借上げ賃料を保証する一方、実際の入居率は98%前後と高水準を維持しており、2026年9月末時点で136万戸を管理する国内最大の賃貸管理会社になっている。契約は原則30年の長期契約で、一度組んだオーナーが他社に切り替えるコストは大きい。3つ目は2025年にTOBで子会社化したアスコットを中心とする不動産開発事業で、東京都心部の分譲マンション・収益不動産(投資家向けの一棟売り物件)の開発・販売を手がける中期経営計画の新しい成長の柱になっている。

建設事業は請負金額(完工戸数×単価)で測れる一方、不動産賃貸事業は管理戸数に1戸当たりの年間収入(保証賃料や管理手数料など)を乗じた規模のストック収入で、建物を自社で保有せずに大きな売上を上げる資産を使わない収益構造が特徴になっている。この構造が、自己資本に対して売上高がおよそ4倍という高い回転率を生み、他社よりも高いROEの土台になっている。中期経営計画(2024〜2026年度)では最終年度に売上高2兆円・営業利益1,400億円・ROE20%以上を目標に掲げ、設備投資600億円のうち300億円以上をIT・DXに充て、老朽化した既存物件の建て替え提案に1,000億円を投じる方針を示している。

優良さと弱いところ

強みは、相続税対策という需要が尽きない入口と、一度契約すれば長期間続く一括借上げという継続収入の組み合わせにある。136万戸という管理規模は新規参入者が短期間で追いつけない規模の経済(営業網・資材調達・ノウハウの蓄積)を生み、入居率98%前後という実績がオーナーからの信頼を支えている。資産を自社で保有せずに高い売上回転率を実現するビジネスモデルは、同業のゼネコン・ハウスメーカーよりも資本効率が高く、ROEは過去10年17〜31%の範囲で一度も赤字にならずに推移してきた実績がある。

弱いところは、国内の世帯数減という構造的な縮小から建設事業が逃れられないことと、一括借上げという仕組み自体が空室率の上昇という形で収益性を侵されるリスクを抱えていることにある。過去には施工不良・不適切会計・営業手法に関する報道が相次ぎ(国交省の調査では大東建託に問題は見当たらなかったとされるが)、信頼を揺るがす事態が繰り返されればオーナーの契約離れにつながりうる。2025年に子会社化したアスコットを中心とする不動産開発事業はまだ統合の実証途中で、分譲・収益不動産市況が悪化すれば在庫リスクとして表面化する可能性がある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の新設住宅着工は人口減・世帯数減を背景に構造的な縮小産業で、2025年度は前年度比12.9%減の71.1万戸まで落ち込んだ一方、2026年度は住宅ローン減税延長等の政策効果で反発する見通しが示されている。賃貸住宅(アパート)需要は単身世帯の増加・相続対策需要に支えられ戸建より相対的に底堅いが、供給が需要を上回れば空室率の上昇という逆風がある。大東建託自身も2025年1月から、金利上昇・空き家リスクを見据えて郊外の受注を抑え、家賃上昇が見込める三大都市圏へリソースを集中するエリアシフト戦略を進め、年間完工数は戦略的に前年比2割弱減った。

管理戸数で見ると、大東建託グループが136万戸で29年連続の首位、2位積水ハウスグループ72.1万戸、3位大和リビング67.6万戸、4位レオパレス21 54.6万戸、5位東建コーポレーション28.2万戸と続き、大東建託が単独で2位以下を大きく引き離す構図になっている。積水ハウス・大和ハウス・住友林業は米国の戸建住宅買収で成長を取りに行っているのに対し、大東建託は国内の管理戸数の積み上げと2025年のアスコットTOBによる不動産開発事業への展開、2024年の米国ロサンゼルス駐在員事務所開設(2029年までに米国で賃貸管理5万戸を目指す)という別の方向で成長の軸を探っている。資材高・技能労働者不足は業界共通の課題で、価格転嫁の定着度が各社の利益率を左右する。

資本政策と M&A

株主還元は配当性向50%を基本方針としつつ自社株買いを組み合わせ、2026年3月期は好業績を受けて配当を上乗せし、発行済み株式総数の2.7%(900万株、最大250億円)を上限とする自社株買いも実施するなど、還元は厚い水準にある。純有利子負債は実質ゼロ(わずかな純現金)で、借金の重さを気にせず還元と成長投資を両立できる財務体質になっている。

M&Aは2025年のアスコット(分譲マンション・収益不動産を主力とするデベロッパー)のTOBによる完全子会社化が直近の大きな動きで、買付代金は351億円、TOB公表前日の終値に29%弱のプレミアムを乗せた価格で成立した。不動産開発事業の仕入力・販売ルートの強化を狙ったもので、今後も東京都心部を中心とした同種の買収機会があれば、資本配分の巧拙を測る試金石になる。海外では米国での賃貸管理事業への初参入(2029年までに5万戸目標)も始まっており、国内の縮小を補う成長投資の一つとして位置づけられている。

点検済み(見落とし点検 2026-10-19):起点の純利益 990 億円に特別益は見当たらない。完工戸数は世帯減で実質 3 割縮め、単価は物価並みに置いて二重がけなし。自社株買いは株数(2026/06 時点)に反映済み。還元約 65% と自己資本の流れが整合していることを確かめた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

相続税対策・土地活用という需要は地主の世代交代が続く限り尽きることがなく、一括借上げの長期契約によって一度取り込んだ136万戸という管理戸数はそう簡単には失われない。入居率98%前後という実績は、同業のレオパレス21が過去に施工不良問題で経営危機に陥った後も揺るがず、むしろ業界の信頼が大東建託に集まる形で管理戸数シェアを広げてきた。中期経営計画が掲げる売上高2兆円・営業利益1,400億円・ROE20%以上という目標は、建て替え提案への1,000億円投資とDXによる施工コスト削減が効けば十分に射程に入る。2025年のアスコットTOBで得た不動産開発事業は、東京都心部の高単価な分譲・収益不動産市場への入口を開き、建設・賃貸管理という既存の二本柱に第3の成長エンジンを加えた。米国での賃貸管理事業への参入も、国内の世帯数減という構造的な制約から離れた新しい成長の種になる。資産を自社で保有せずに高い回転率で稼ぐモデルは、他社が短期間で模倣できるものではなく、ROEが過去10年一度も大きく崩れなかった実績がそのまま10年後も続く可能性は十分にある。都市部へのエリアシフトが家賃上昇という形で結実し、空室率も低い水準を保てば、今の市場の評価は本質的な価値を見誤っている割安な状態にある。

慎重な見方

国内の世帯数減という構造要因は政策で変えられるものではなく、エリアシフト戦略で完工数を2割近く絞ったことは、縮小市場の中で選別を強いられている証拠でもある。一括借上げは一度契約を取れば安定収入になる一方、供給が需要を上回れば空室率の上昇という形でサブリース事業そのものの採算を直撃する。保証賃料を払い続ける義務を負う構造上、空室が増えても入居者が見つからない限りコストだけが積み上がりやすい。過去には施工不良・不適切会計・営業手法に関する報道が繰り返され、国交省の調査で大きな問題は見当たらなかったとされてはいるものの、一度信頼を損なう事態が起きればオーナーの契約解除・新規契約の鈍化という形で跳ね返るリスクは消えていない。2025年に子会社化したアスコットの不動産開発事業は、東京都心部の不動産市況が悪化すれば在庫の評価損という形で損失が表面化しやすい、まだ実証途中の事業でもある。米国の賃貸管理事業も規模がごく小さく、本格的な成長の柱になるには時間がかかる。積水ハウス・大和リビングなど競合も管理戸数を積み上げており、競争が激しくなれば管理手数料・保証賃料の条件面でシェアを守るための譲歩を迫られる可能性もある。構造的な縮小を一括借上げの規模の経済だけで永続的に相殺できるとは限らない。

どちらに重みを置いたか

一括借上げの長期契約と136万戸という規模が短期的な崩れにくさを支えている点では強気の見方に分があるが、国内の世帯数減という構造要因と空室率上昇のリスクは10年という長さで見ればじわじわ効いてくるため、やや悲観・悲観側にも相応の確率を残した。それでも中立のROE17〜18%前後に対して今のPBR2.10倍・PER10.5倍は低く、資本効率の高さを市場が十分に評価していない面があり、計算の結論は「やや割安」になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 7,695 円2.51 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,296 円7,489 億円)。 今の値に割り戻すと 5,440 円1.77 兆円、今との差 +68.8%、 期待の年率 +12.0%(資本コスト 7.2%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 13% 15,049 円4.91 兆円 3,494 円1.14 兆円 +475.5% +19.1% 2,411 円7,863 億円
やや楽観 22% 10,935 円3.57 兆円 2,843 円9,274 億円 +327.6% +15.6% 3,031 円9,888 億円
中立 32% 8,084 円2.64 兆円 2,348 円7,659 億円 +223.8% +12.5% 3,338 円1.09 兆円
やや悲観 21% 3,080 円1.00 兆円 1,633 円5,327 億円 +46.3% +3.9% 990 円3,228 億円
悲観 12% 833 円2,716 億円 1,016 円3,315 億円 −42.6% −5.4% 222 円724 億円
加重平均100% 7,695 円2.51 兆円2,296 円7,489 億円 +210.1% +12.0% 9,991 円3.26 兆円

今の株価時価総額 3,222 円1.05 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 13% 楽観:一括借上げの規模と不動産開発・海外が育つ 利益 2,267 億円 · PER 21.5 倍 · 株価時価総額 15,049 円4.91 兆円

国内の世帯数減は進むが、都市部への集中と建て替え提案(1,000億円投資)のエコシステムが定着し、完工戸数の縮小は緩やかにとどまる。不動産賃貸事業は管理戸数が海外分も含めて150万戸超に達し、入居率98%前後・緩やかな家賃上昇を保つ。アスコットを起点とする不動産開発事業は東京都心部の再開発・収益不動産で複数の追加M&Aを重ね、会社の利益の柱に育つ。米国の賃貸管理事業も軌道に乗り始め、国内の世帯数減という制約から離れた成長の種になる。施工品質・営業手法の問題は再発せず、オーナー・入居者の信頼は10年前より高まっている。配当性向50%を基本に自社株買いも積極的に続け、還元と成長投資を両立させる10年になる。

  • 建設事業(賃貸アパート等の請負建築):数量 32,000(年間完工戸数(戸))× 価格 0.24(1戸あたり平均請負単価(億円))→ 売上 7,808 億円・営業利益 820 億円。建て替えエコシステムが定着
  • 不動産賃貸事業(一括借上げ・管理運営):数量 165(年間平均管理戸数(万戸))× 価格 131(1万戸あたりの年間収入(億円))→ 売上 21,681 億円・営業利益 1,951 億円。海外含め管理戸数が150万戸超
  • 不動産開発事業(分譲マンション・収益不動産):数量 320(年間販売件数(分譲マンション・収益不動産、件、推定))× 価格 14(1件あたり平均販売額(億円、推定))→ 売上 4,480 億円・営業利益 672 億円。追加M&Aで不動産開発が成長の柱に

倍率:事業の純利益 2,267 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 23.0% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.5 倍。全体の PER 21.49 倍、時価総額 48,714 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:資産を使わない高ROEモデルが10年続き、不動産開発事業と海外事業が本格的な成長の柱に育つという大きな構造が実現する組み合わせ。条件は多いが起こりうる。

やや楽観 22% やや楽観:国内縮小を不動産開発・管理戸数の拡大で補う 利益 1,738 億円 · PER 20.3 倍 · 株価時価総額 10,935 円3.57 兆円

国内の世帯数減で完工戸数は緩やかに縮むが、建て替え提案・都市部シフトがそれを部分的に補う。不動産賃貸事業は管理戸数が緩やかに増え続け、空室率も大きくは崩れない。アスコットを中心とする不動産開発事業は都心の開発需要に支えられ着実に拡大し、会社全体の利益の一角を占めるようになる。積水ハウス・大和リビングとの競争は続くが、大東建託の規模の優位は大きく崩れない。米国の賃貸管理事業は小規模ながら着実に戸数を増やし、国内縮小を補う一助になる。配当性向50%を基本とする還元と自社株買いも続け、資産を使わないモデルの余剰現金創出力を生かす、起伏の少ない10年になる。

  • 建設事業(賃貸アパート等の請負建築):数量 28,000(年間完工戸数(戸))× 価格 0.23(1戸あたり平均請負単価(億円))→ 売上 6,384 億円・営業利益 607 億円。縮小を建て替え提案が一部補う
  • 不動産賃貸事業(一括借上げ・管理運営):数量 155(年間平均管理戸数(万戸))× 価格 128(1万戸あたりの年間収入(億円))→ 売上 19,794 億円・営業利益 1,623 億円。管理戸数が緩やかに増加
  • 不動産開発事業(分譲マンション・収益不動産):数量 260(年間販売件数(分譲マンション・収益不動産、件、推定))× 価格 13(1件あたり平均販売額(億円、推定))→ 売上 3,328 億円・営業利益 433 億円。都心開発需要で着実に拡大

倍率:事業の純利益 1,738 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 18.6% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.3 倍。全体の PER 20.29 倍、時価総額 35,254 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の構造縮小は避けられないが、不動産開発事業と管理戸数の積み上げがそれを着実に補うという、実現性の比較的高い組み合わせ。

中立 32% 中立:国内縮小と不動産開発・ストック収入の拡大が相殺し合う 利益 1,367 億円 · PER 19.0 倍 · 株価時価総額 8,084 円2.64 兆円

国内の世帯数減が一段進み、建設事業の完工戸数は10年で3割前後縮むが、単価は物価並みに上がる。不動産賃貸事業は空室率がやや上昇するものの、他社管理の取り込みや建て替え提案で管理戸数は小幅に増え続け、会社の収益の土台を支える。アスコットを中心とする不動産開発事業は都心の開発需要に支えられ緩やかに拡大する。積水ハウス・大和リビング・レオパレス21との競争は続くが、大東建託の首位は維持される。配当性向50%を基本とする還元は続けつつ、建て替え提案で既存物件の老朽化にも対応し、国内縮小を資産を使わないストック収入の拡大で相殺し合う10年になる。

  • 建設事業(賃貸アパート等の請負建築):数量 24,000(年間完工戸数(戸))× 価格 0.21(1戸あたり平均請負単価(億円))→ 売上 5,062 億円・営業利益 445 億円。世帯数減が一段進む
  • 不動産賃貸事業(一括借上げ・管理運営):数量 148(年間平均管理戸数(万戸))× 価格 124(1万戸あたりの年間収入(億円))→ 売上 18,352 億円・営業利益 1,376 億円。管理戸数は小幅増、空室率はやや上昇
  • 不動産開発事業(分譲マンション・収益不動産):数量 210(年間販売件数(分譲マンション・収益不動産、件、推定))× 価格 12(1件あたり平均販売額(億円、推定))→ 売上 2,594 億円・営業利益 285 億円。都心開発需要で緩やかに拡大

倍率:事業の純利益 1,366 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.0% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.0 倍。全体の PER 18.96 倍、時価総額 25,909 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の世帯数減という構造縮小と、不動産賃貸・不動産開発事業の拡大がちょうど相殺し合う、業種ノートの中立前提に沿う最も重みを置く筋書き。

やや悲観 21% やや悲観:国内縮小が不動産開発・管理戸数の拡大を上回る 利益 786 億円 · PER 9.9 倍 · 株価時価総額 3,080 円1.00 兆円

国内の世帯数減のペースが想定より速く、建設事業の完工戸数が大きく縮む。賃貸市場では供給過多が常態化し、空室率の上昇が不動産賃貸事業の利益率を圧迫し続ける。アスコットを中心とする不動産開発事業も都心の不動産市況が軟化し、拡大ペースが鈍る。施工品質・営業手法に関する問題が時折再燃し、オーナーの契約継続率がじわじわ下がる。積水ハウス・大和リビングとの競争も厳しさを増し、管理手数料の条件面で譲歩を迫られる場面が増える。会社全体として国内縮小を補いきれず、優良さの評価がじわじわ下がる10年になる。配当は維持しつつも自社株買いの規模は縮め、守りの資本政策に傾いていく。

  • 建設事業(賃貸アパート等の請負建築):数量 19,000(年間完工戸数(戸))× 価格 0.19(1戸あたり平均請負単価(億円))→ 売上 3,648 億円・営業利益 219 億円。完工戸数が大きく縮む
  • 不動産賃貸事業(一括借上げ・管理運営):数量 138(年間平均管理戸数(万戸))× 価格 115(1万戸あたりの年間収入(億円))→ 売上 15,842 億円・営業利益 951 億円。空室率上昇が常態化
  • 不動産開発事業(分譲マンション・収益不動産):数量 150(年間販売件数(分譲マンション・収益不動産、件、推定))× 価格 9.80(1件あたり平均販売額(億円、推定))→ 売上 1,470 億円・営業利益 88 億円。都心市況軟化で拡大ペースが鈍る

倍率:ROE 9.23%(純利益 786 億円 ÷ 自己資本 8,515 億円)。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC = k 7.25% + 残る割合 1/2 ×(ROE 9.23% − k)= 8.49%、長期の成長率 g 4% から正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g) = 14.1 倍。国内縮小・空室率上昇・信頼回復の遅れを重く見て、上限の 7 割 の 9.9 倍に置いた。

確率:国内の人口減のペースが想定より速く、不動産開発・管理戸数の拡大がそれを補いきれない組み合わせ。

悲観 12% 悲観:国内は構造的に負け、不動産開発事業も裏目に出る 利益 216 億円 · PER 8.9 倍 · 株価時価総額 833 円2,716 億円

国内では世帯数減が加速し、建設事業の完工戸数が大きく縮小、賃貸市場では空室率が全国的に高止まりし、保証賃料の負担が不動産賃貸事業の利益を圧迫し続ける。アスコットを中心とする不動産開発事業は都心の不動産市況の長期低迷で在庫の大幅な評価損を迫られ、のれんの減損も発生する。施工品質・営業手法に関する問題が繰り返し表面化し、オーナー・入居者双方の信頼が大きく損なわれ、競合(積水ハウス・大和リビング・東建コーポレーション)に管理戸数シェアを奪われる。会社全体として国内縮小と不動産開発事業の失敗が同時に進み、構造的に優良さを失った会社になっている10年になる。純現金という財務体質のため配当は細くても続ける。

  • 建設事業(賃貸アパート等の請負建築):数量 12,000(年間完工戸数(戸))× 価格 0.17(1戸あたり平均請負単価(億円))→ 売上 1,984 億円・営業利益 50 億円。構造的な需要蒸発
  • 不動産賃貸事業(一括借上げ・管理運営):数量 118(年間平均管理戸数(万戸))× 価格 97(1万戸あたりの年間収入(億円))→ 売上 11,470 億円・営業利益 401 億円。空室率高止まりで採算悪化
  • 不動産開発事業(分譲マンション・収益不動産):数量 80.0(年間販売件数(分譲マンション・収益不動産、件、推定))× 価格 7.00(1件あたり平均販売額(億円、推定))→ 売上 560 億円・営業利益 −28 億円。のれん減損・在庫評価損

倍率:世帯数減で管理戸数シェアを奪われ、不動産開発事業ののれんも減損した構造的な負け筋で、利益は純利益 216 億円まで細る。ROE が k 7.25% 以下なので上限は 1÷k = 12.9 倍。悲観は、やや悲観よりさらに構造的に負けた姿なので、倍率をやや悲観(9.9 倍)より高くせず、その 9 割の 8.9 倍に置いた。時価総額 1919 億円(全体の PER に直して 8.9 倍)。

確率:国内の世帯数減・空室率上昇が深刻化し、同時に不動産開発事業(アスコット)の統合が裏目に出る、リーマン級の構造的な劣化を想定。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

建設事業(賃貸アパート等の請負建築)

地主からの請負で賃貸アパート・マンション等を企画・建築する。相続税対策・土地活用需要が入口。

数量年間完工戸数(戸)価格1戸あたり平均請負単価(億円)売上営業利益
今 2026/03 34,585 0.16 5,443 452
10 年後 中立 24,000 0.21 5,062 445

取り方:2026年3月期の建設事業の完成工事高(決算短信、約5,442.8億円)を年間完工戸数34,585戸(会社発表の完工数ランキング)で割って1戸当たり平均単価を逆算した。単価は名目(物価・都市部シフトで上昇)、戸数は実質で、2025年1月からのエリアシフト戦略により前年より減っている

不動産賃貸事業(一括借上げ・管理運営)

建築した物件を一括で借り上げ、入居者への転貸と建物管理を行うサブリース事業。原則30年の長期契約。

数量年間平均管理戸数(万戸)価格1万戸あたりの年間収入(億円)売上営業利益
今 2026/03 130 93 12,031 856
10 年後 中立 148 124 18,352 1,376

取り方:2026年3月期の不動産賃貸事業の売上高(決算短信、約1兆2,030.9億円)を年間平均管理戸数130万戸(2026年9月末時点の136万戸から逆算した期中平均に近い値)で割って1万戸当たりの年間収入を逆算した。価格は家賃上昇・物価上昇を反映した名目、戸数は実質

不動産開発事業(分譲マンション・収益不動産)

2025年にTOBで子会社化したアスコットを中心に、分譲マンション・投資家向け一棟売り物件を開発・販売する。

数量年間販売件数(分譲マンション・収益不動産、件、推定)価格1件あたり平均販売額(億円、推定)売上営業利益
今 2026/03 150 9.81 1,471 185
10 年後 中立 210 12 2,594 285

取り方:2026年3月期の不動産開発事業の売上高(決算短信、約1,470.8億円。アスコットの連結子会社化が寄与)を、分譲マンション・収益不動産の年間販売件数150件(アスコットの事業規模からの推定)で割って1件当たりの平均販売額を逆算した。件数・単価ともに開示が無いための推定値

リスクと懸念

国内世帯数減という構造的な縮小

新設住宅着工は人口減・世帯数減という構造要因から逃れられず、建設事業の完工戸数は長期的に縮小が続く。地主の建築意欲が相続税対策という入口に頼る分だけ、世代交代のペースや税制の変化にも影響されやすく、10年という長さで見れば縮小の速度が会社の想定より速いリスクも相応にある。

サブリースの空室リスク・保証賃料の重荷

一括借上げは建築後も長期の家賃保証義務を負うため、賃貸市場で供給が需要を上回れば空室率の上昇という形で不動産賃貸事業の採算を直撃する。136万戸という規模は裏を返せば保証賃料の負担も大きく、空室率の悪化が利益の重荷になりやすい構造を抱えている。

施工品質・営業手法などレピュテーションリスク

過去に施工不良・不適切会計・営業手法に関する報道が繰り返され、国交省の調査では大きな問題は見当たらなかったとされるものの、一度信頼を損なう事態が起きればオーナーの契約解除・新規契約の鈍化という形で跳ね返るリスクが消えていない。同業レオパレス21の経営危機はこの種のリスクの大きさを示す実例になっている。

不動産開発事業(アスコット)の市況・統合リスク

2025年にTOBで子会社化したアスコットを中心とする不動産開発事業は、東京都心部の分譲マンション・収益不動産市況に業績が直結する。統合はまだ実証途中で、不動産市況が悪化すれば在庫の評価損・のれんの減損という形で損失が表面化しやすい、相対的にボラティリティの高い事業である。

金利上昇がオーナー・入居者の投資判断に与える影響

大東建託自身は純現金で借金の重さは問題にならないが、金利が上がれば地主のアパートローン負担や投資家の収益不動産への投資意欲に影響し、建設事業・不動産開発事業の需要そのものが鈍る可能性がある。入居者側の実質賃金が追いつかなければ、家賃上昇の受け入れにも限界が来る。

積水ハウス・大和リビング・レオパレス21等との競争

管理戸数では大東建託が単独で首位だが、積水ハウスグループ・大和リビング・レオパレス21・東建コーポレーションなど複数の競合が管理戸数を積み上げており、競争が激しくなれば管理手数料・保証賃料の条件面でシェアを守るための譲歩を迫られる可能性がある。

海外展開(米国)の実証不足

2024年に米国で賃貸管理事業に初参入し、2029年までに5万戸を目指す方針を示しているが、規模はまだごく小さく、国内で培った一括借上げのノウハウが米国の賃貸市場・法制度でそのまま通用するかは実証途中である。

今後の分かれ目

新設住宅着工・貸家着工の指標が会社計画を明確に下回り続けたら
やや悲観・悲観側に重みを移す。特に建設事業の完工戸数と不動産賃貸事業の管理戸数の増加ペースを確認する。
管理戸数の空室率が全国平均で明確に上昇する統計が出たら
やや悲観側に重みを移す。一括借上げ事業の採算悪化の先行指標になる。
施工品質・営業手法に関する新たな問題が報道されたら
信頼を測る指標として重く見る。新規契約・既存オーナーの契約継続率への影響を確認し、悲観側の確率を上げる。
アスコットを中心とする不動産開発事業の販売件数・利益率が会社計画を上回るペースで拡大したら
楽観・やや楽観側の確率を上げてよい。統合の実証が積み上がった証拠になる。
米国の賃貸管理戸数が目標(2029年に5万戸)に向けて着実に積み上がったら
国内縮小から離れた新しい成長の柱が育ちつつあるとみて、楽観・やや楽観側の確率をやや上げる。
自社株買い・配当が計画を上回るペースで拡大したら
資産を使わないモデルの余剰現金創出力が確認されたとみて、中立〜やや楽観側の確率をやや上げる。

見ておくもの

  • 年間完工戸数・受注工事高・受注工事残高の推移
  • 管理戸数(万戸)と入居率(空室率)の推移
  • 不動産開発事業(アスコット)の販売件数・在庫・利益率
  • 米国の賃貸管理戸数と展開ペース
  • 自社株買い・配当の実施状況と配当性向
  • 施工品質・営業手法に関する報道・行政処分の有無

倍率と資本コストの決め方

数量(完工戸数・管理戸数・不動産開発の販売件数=実質)と単価(物価3%を入れた名目)を積み上げ、不動産賃貸事業は管理戸数×1戸当たり年間収入という資産を使わないストック収入の形に分けた。倍率は利益で決め、新しく投じるお金の稼ぎ(RONIC=k 7.25%+1/2×(ROE−k)。基本7.5%+quality0.25%)と長期g 4%から正当化PERを出し、その7〜7.5割に置いた(信頼回復の持続性の不確実さから上限ぎりぎりには置かない)。中立はROEが資本コストを上回るため床(純利益÷k)を割らないようにした。純現金の会社なのでEVでの確認は行っていない。悲観(10年)は不動産開発事業のれんの減損を見込んで自己資本を引き下げ、稼ぐ力(谷の純利益÷k)で測った。今の株価は最後に比べただけ。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.8→21.49 倍・やや楽観 PER 13.9→20.29 倍・中立 PER 12.1→18.96 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.25% = 7.75%。理由は quality_why。個別のリスク(不祥事・M&A の実行など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.75% → 7.25%。

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割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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分析日 2026-10-16