株譜
AI 銘柄分析 · 情報技術 · 試作

ガイドワイア・ソフトウェア GWRE

損保の契約と保険金支払を支える基幹ソフトには強い堀があるが、AI代替と大型買収の負担を考えると、現値に長期投資の安全域は乏しい。

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)32.21 ドル28 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)162.6 ドル139 億ドル差 −80.2%
10 年後から見ると 割高 価値 32.21 ドル28 億ドル · 差 −80.2% · 期待の年率 −9.1%
期待の年率リターン(10 年)−9.1%資本コスト比 −16.6 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約19.5%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ガイドワイア・ソフトウェアは、損害保険会社の保険契約、保険料請求、保険金支払を動かす基幹ソフトの会社である。筆者の結論は明確な割高だ。基幹台帳の切り替えに時間がかかるという強みを認めても、現在の時価総額には、利益率改善と高い成長が長く続くという前提が多く含まれている。

2026年7月期の売上は約14.8億ドル、GAAP営業利益は約1.5億ドルまで回復した。年額の継続契約残高であるARRも前年から19%増え、クラウドへの移行は進んでいる。だが、黒字の歴史は短く、株式報酬はGAAP純利益より大きい。顧客が業務をAIエージェントに移すほど、従来の画面と導入作業を売る部分には値下げ圧力がかかる。

基幹システムそのものはAIが勝手に消せない。保険金の支払履歴、監査、各州の規制対応を担う『記録の正本』は残る。一方、損保ソフトの市場全体が伸びても、その増分をすべて既存大手が取れるわけではない。2026年10月27日には、英国の保険AI企業を最大21億ドルで買う合意も発表した。これは成長の選択肢であると同時に、利益実績に比べて非常に大きな資本配分の賭けである。

10年後の中立の売上は約16.6億ドル、純利益は約3.3億ドルと見込む。既存契約の値上げと運用効率改善は織り込むが、AIが増やすと会社が説明する売上を根拠なく足し上げない。10年の確率加重価値は現在価値で約22億ドルと、現時価総額約161億ドルを約86%下回る。事業の成功と株主の高い利回りは別物だという判断である。

バリュー投資の観点から

長く保有する株主の目で最初に確かめたいのは、10年後も保険会社がこの会社に大切な記録を預け続けるかである。筆者は、その可能性は高いと見る。保険契約と請求の履歴を壊さずに移す作業は複雑で、導入に年単位を要する。インフレに合わせた値上げと、クラウドの共同運用による原価低減には本物の余地がある。

それでもオーナー利益は報告されたキャッシュフローより小さく見る必要がある。2026年度のフリーキャッシュフローは約3.6億ドルだったが、非現金であっても株式報酬約1.8億ドルは株主の取り分を削る費用だ。2026年度のGAAP純利益は約1.4億ドルにすぎず、数年前まで赤字を出していた。増分売上で固定費を吸収できればROEは資本コストを超えるが、今後の大型買収の採算まで証明されたわけではない。

最大の問いは『良い会社を、いくらで所有するか』である。大手損保の意思決定に食い込む強い立場を認めても、AIが支援工数を減らし、画面を経由しない業務が増える流れは逆らいにくい。会社がAIを自ら売る道はあるが、個々の機能が生む追加の契約収入はまだ十分に見えない。簿価にも、売却して現金になるとは限らないのれんや繰延税金資産が含まれる。価格の安全域を測るときに、顧客の信頼と現金を過大評価しないことが大切だ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの土台は『InsuranceSuite』と『InsuranceNow』である。PolicyCenterが保険契約、ClaimCenterが保険金請求、BillingCenterが保険料の回収を処理する。損保会社にとってこれは表示画面ではなく、決済の履歴と顧客への約束を保管する基幹台帳だ。AIが見積もりや受付を代行しても、最終的な契約条件と支払いは確かな記録として残さなければならない。

2026年7月期の売上約14.8億ドルは、サブスクリプション・保守が約9.7億ドル、期限付きライセンスが約2.3億ドル、導入・移行支援が約2.7億ドルである。クラウド契約の料金は主に、顧客がシステムで扱う元受保険料(DWP)に連動し、一般的な社員数による席課金とは違う。契約は通常5年で、従来型ライセンスは契約更新時に売上をまとめて認識することがある。クラウド移行では同じ顧客から両方の売上が立つため、顧客数を機械的に足すことはできない。

導入支援の実態はソフトの販売と異なる。技術者が顧客の古い台帳を移し、商品設定、外部連携、試験、従業員研修を行う。多くは時間と材料に応じて請求され、2026年度の売上総利益率は約3%にすぎない。ここはAIがコード移行や設定作業を短縮すれば、数量が減ってもおかしくない。会社が売る商品群と会計上の報告区分は同じではないため、数量は契約換算社数と請求換算人月で推計している。

2026年7月末の顧客は定義をそろえると約550社、44か国に広がる。大口顧客105社の完全稼働時ARRはそれぞれ500万ドルを超える。AIを使うProNavigatorや匿名化された保険データの分析製品もあるが、それらの独立した売上額は公表されていない。10月に合意したハイパーエクスポネンシャルはまだ連結対象ではなく、以下の数量と利益に含めていない。

優良さと弱いところ

堀は『長年動き続けた基幹台帳を替える怖さ』にある。会社の年次報告書によると、導入・試験には通常6~24か月以上かかる。顧客は保険金支払いを止められず、新しい規制や料率変更にも対応しなければならない。切り替えにはソフトの代金だけでなく、業務の設計変更と事故の危険が伴う。2026年度のARRの顧客離脱率は計測開始以来の最低水準で、定着力の裏付けになる。ただし具体的な離脱率は未開示であり、ゼロに近いとまでは言えない。

もう一つの強みは、保険商品、事故、気象災害、保険金支払いを結ぶデータの意味づけだ。Industry Intelには各社から集めた匿名化データに基づく予測があり、Guidewire Marketplaceには外部製品との接続が集まる。AIの応答だけをつくる新興企業よりも、決定を安全に台帳へ反映し監査できる仕組みを作りやすい。基幹契約については『記録の正本』型と認められる証拠が二つ以上ある。

しかし値上げの自由度は完全ではない。大手顧客は交渉力が強く、上位10社で2026年度売上の21%を占める。会社自身が契約獲得のため単価やARRを引き下げた可能性を開示している。売上総利益率はクラウドで73%まで改善したが、GAAPの営業利益率は約10%にとどまる。2018~2024年には赤字期が続き、過去10年のROE中央値もマイナスだ。増分投資が資本コスト以上を稼ぐことは十分ありうるが、2026年の利益改善だけで十数年の超過利潤を保証することはできない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界の損害保険ソフト市場は、第三者調査では2025年に約210億ドル、2030年に約348億ドルと見込まれる。これは保険契約管理だけでなく、分析や周辺業務を含む幅広い市場であり、会社の全製品と完全には重ならない。同じ推計における2025年のシェアはガイドワイアが5.74%、ダック・クリークが1.45%、サピエンスが1.44%である。基幹業務に限れば存在感はさらに強いと考えられるが、狭義の世界シェアを裏付ける公開数字はない。

競争相手はダック・クリーク、サピエンス、インシュリティ、マジェスコのほか、自社開発を続ける大手損保会社である。セールスフォースやサービスナウも顧客接点と業務処理の領域に入ってきている。クラウドでは契約・請求の記録を一元化する優位があるものの、AIエージェントは、その上の受付、照会、文書作成、システム間操作を共通機能へ変えうる。高い乗り換え費用だけでは、周辺機能の価格を守れない。

中立では2030年以降にAIの省力化と競争が進み、市場全体の名目成長は大きく鈍ると見る。2036年の広義市場を約400億ドルとすると、同社の売上シェアは約4%となる。これは会社が顧客を大量に失う予測ではない。市場の増分が新規のAI専門ソフトや安価な共通基盤へ流れるという見方だ。楽観なら保険会社の保険料成長と製品追加で損失を防げるが、悲観では基幹以外の機能まで他社へ渡る。人口よりも、保険料率、気象災害、規制変更、事故処理の自動化の方が需要を左右する。

資本政策と M&A

資本配分の記録はまだ申し分ないとは言えない。2017年にはサイバーリスク分析のサイエンスを約2.6億ドルで買い、2021年には物件危険度データのハザードハブを取得した。専門データを基幹ソフトに結び付ける方向性は合理的だが、その後もGAAPの赤字が長引いた。少数株主を支配する特別議決権株は確認できず、通常の普通株主は企業全体の経済価値を持つ。

配当はなく、2026年1月に5億ドルの自社株買い枠を設けた。2026年度には旧枠と合わせ約6.1億ドルを買い戻し、同年7月末の残枠は約0.32億ドルである。これに対し同年度の株式報酬は約1.82億ドルで、GAAP純利益の約1.39億ドルを上回る。買い戻し額すべてを株主への正味の還元と呼ぶのは誤りだ。会社は2027年7月期の売上17.07~17.27億ドル、GAAP営業利益1.97~2.17億ドルを案内している。2025年に示した長期の営業利益率40%目標は非GAAPで、株式報酬を除いた数字だ。

2026年10月27日には英国のハイパーエクスポネンシャル買収に合意した。基本対価は現金17億ドル、条件達成時には追加で最大4億ドルを払う。10億ドルを新規借入で調達する予定であり、成長への再投資が財務の余裕を細らせる可能性がある。現時点では未成立のため、対象会社の業績も対価支払いも単独の10年予測には足していない。会社は2027年度のARR成長率を買収によって6.5ポイント以上押し上げ、その後の有機的成長も1.5ポイント以上加速すると説明する。しかし、成立後の利益率、借入金利、のれんの回収を検証するまでは収益として先取りできない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

損害保険のシステムは、一般的な業務SaaSよりはるかに替えにくい。保険会社がAIを使って顧客応対を自動化しても、保険契約の有効性、料率、支払い、監査の確定記録は残る。ガイドワイアはこの記録をPolicyCenter、ClaimCenter、BillingCenterで握っており、AIを動かす権限と監査証跡も自社の基盤に載せられる。導入試験だけで6~24か月以上かかるため、安価な新興製品が現れても大手損保が一斉に替えるとは考えにくい。

2026年度のARRは前年から19%増え、完全稼働時ARRも22%増えた。完全稼働時の年間契約額が500万ドルを超える顧客は105社に達し、大口の採用が広がっている。契約移行の収益認識には時間差があるため、すでに受注した案件だけでも次年度以降の売上の土台がある。クラウド売上総利益率の改善とAIによる保守の省人化で、GAAP利益が売上以上に伸びる余地も大きい。専門データを持つハザードハブや匿名化された業界データの蓄積は、AI企業が容易に買えない強みとなる。

ハイパーエクスポネンシャルの値付け・引受AIが既存の大手損保へ広がれば、買収額以上の付加価値を生めるかもしれない。会社は買収後にARRの成長を加速できると説明しており、成功すれば基幹台帳とAIの両方を売る会社になる。確定記録とAIの監査を共通基盤として売る構図が続けば、長い時間をかけて堀がさらに深まる。

慎重な見方

強い切り替え費用は、値上げを無制限にできるという意味ではない。上位10顧客だけで売上の21%を占め、保険会社は料率と契約期間の交渉で強い力を持つ。会社自身が更新時の単価やARRを下げて契約を守ることがあると開示している。ライセンスのクラウド移行で売上は増えるが、運用費用も増え、今のGAAP営業利益率は約10%にすぎない。非GAAPの目標をそのまま株主が手にする利益に読み替えるのは危険だ。

AIエージェントは、保険契約という記録を残しながら、その周囲の操作画面と人手の作業を省くことができる。マイクロソフト、セールスフォース、サービスナウや損保各社の内製AIが受付・照会・設定作業を引き受ければ、導入支援の人月は大きく減る。ガイドワイアの顧客基盤が残っても、新しい売上を取りに行く余地は小さくなる。2025年から2030年に拡大する市場の新しい支出が、既存の基幹ソフトに戻る保証もない。

2026年度の株式報酬はGAAP純利益を超え、約6億ドルの自社株買いは将来の成長投資にも使えた現金である。さらに最大21億ドルの買収は、直近の年間GAAP純利益の十数倍という大きさだ。借金で買っても買収先の利益が伴わなければ、株主の資本利益率は低下する。のれんと繰延税金資産を含む自己資本を清算価値とみなすこともできない。事業を評価する際に残る最大の不確実性は、基幹の堀ではなく、そこから将来どれだけの現金を引き出せるかという点にある。

どちらに重みを置いたか

基幹台帳の継続性と導入の難しさについては強気の根拠が勝る。ただし株主の取り分では慎重な見方が強い。クラウドの利益率改善は織り込む一方、人月のサービスにはAIによる構造的縮小を認め、楽観・やや楽観は27%、中立34%、やや悲観・悲観は39%とした。既存の記録基盤にまで画面型SaaSの崩壊を一律適用せず、AIリスクは数量と長期成長に集中して反映する。2026年10月の未成立買収は金額が大きく、今後の見通しを再点検する理由になるが、現時点で買収先の業績を加算して価値を水増ししない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 59.66 ドル51 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 4.68 ドル4 億ドル)。 今の値に割り戻すと 32.21 ドル28 億ドル、今との差 −80.2%、 期待の年率 −9.1%(資本コスト 7.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 9% 107.63 ドル92 億ドル 11.12 ドル10 億ドル −27.0% −3.2% 10.69 ドル9 億ドル
やや楽観 18% 91.36 ドル78 億ドル 7.61 ドル7 億ドル −39.1% −5.0% 17.81 ドル15 億ドル
中立 34% 71.22 ドル61 億ドル 5.27 ドル5 億ドル −53.0% −7.5% 26.01 ドル22 億ドル
やや悲観 25% 33.13 ドル28 億ドル 1.76 ドル2 億ドル −78.5% −14.5% 8.72 ドル7 億ドル
悲観 14% 7.38 ドル6 億ドル 0.59 ドル1 億ドル −95.1% −26.5% 1.11 ドル1 億ドル
加重平均100% 59.66 ドル51 億ドル4.68 ドル4 億ドル −60.4% −9.1% 64.34 ドル55 億ドル

今の株価時価総額 162.59 ドル139 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 9% 楽観:基幹と保険AIの運用基盤が定着 利益 5 億ドル · PER 14.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 107.63 ドル92 億ドル

クラウドを利用する大手損保が契約範囲を維持し、保険料の増加が年額利用料を押し上げる。稼働契約換算は350件を維持し、平均単価は370万ドルまで上がる。従来ライセンスでも既存の料率改定を取り込み、売上は3.08億ドルとなる。導入支援はAIで自動化され人月が25%減るものの、高度な事故処理の設計は残り、価格上昇で売上を支える。ダック・クリークやサピエンスより規制対応、顧客実績、匿名化データの厚みで優位を保つ。

クラウド共同運用の効率化と株式報酬率の低下でGAAP営業利益率は35%近くに届く。2036年度の純利益は5.15億ドルに増え、累計の正味還元は9.5億ドルに達する。自社株買いは株式報酬で増える株式を打ち消した残りだけを還元に数える。ハイパーエクスポネンシャルの買収は未成立のため、その売上や費用を加えてはいない。成立後にAI商品の有料契約が明示されれば上振れを再評価する。

  • クラウド利用料・保守:数量 350(クラウド・保守の年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 370(1契約換算あたり年間売上(万ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 5 億ドル。離脱少なく、保険料連動の単価が物価近く上昇
  • 従来型の期限付きソフトライセンス:数量 220(期限付きライセンス年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 140(1契約換算あたり年間認識売上(万ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 2 億ドル。従来ライセンスの料率改定を維持
  • 導入・移行・教育サービス:数量 7,200(年間請求換算人月)× 価格 3.65(請求換算1人月あたり売上(万ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI代替でも高度設計案件は残る

倍率:k7.5%、強い堀の残存割合2/3。2036年の事業ROEは純利益5.15÷期末自己資本35.15=14.65%で、RONIC=k+2/3×(ROE−k)=12.27%。成熟後のgは名目1.5%(保険システムの実質市場・シェア0%近辺、基幹単価約1.5%、工数0%)として、来年利益の正当化PERは14.629倍、2036年利益に掛ける上限は×(1+g)で14.848倍。AI代替の記録の正本に該当する部分は指定どおり上限をそのまま使用し、丸めて14.84倍とした。GAAP利益には株式報酬・償却を費用で含む。

確率:切り替え障壁と匿名化データが効き、AIによる支援工数減少を効率化で吸収する。既存顧客への高度な利用料改定が続く。ただしAI追加製品の個別収入は未開示であり、極端な売上拡大は加算せず9%とした。

やや楽観 18% やや楽観:既存顧客の単価上昇が続く 利益 4 億ドル · PER 14.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 91.36 ドル78 億ドル

既存の大手損保との関係は堅く、Cloud Platformへの移行と保険料規模の拡大が価格上昇を支える。クラウドの契約換算は350件を維持し、平均単価は362万ドルとなる。期限付きライセンスは約7%減るが、残存先の契約更新では単価が上がる。導入サービスはAI支援によって人月が約27%減り、一部は高単価の専門作業へ切り替わる。市場の競争は厳しくなり、ダック・クリークや地域ベンダーにも案件を分けるが、基幹の主要顧客は失わない。

クラウドの粗利改善は続くが、AIの研究開発費と監査対応が必要で、GAAP営業利益率は約30%にとどまる。継続契約からのキャッシュ回収が改善し、10年間の正味の株主還元は6.5億ドルとなる。株式報酬は費用として織り込む。10月に合意した買収の効果は金額不明のため足さず、借入の影響も成立後の開示で再点検する。

  • クラウド利用料・保守:数量 350(クラウド・保守の年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 362(1契約換算あたり年間売上(万ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 4 億ドル。クラウド更新が安定
  • 従来型の期限付きソフトライセンス:数量 205(期限付きライセンス年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 130(1契約換算あたり年間認識売上(万ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。段階的に移行
  • 導入・移行・教育サービス:数量 7,000(年間請求換算人月)× 価格 3.45(請求換算1人月あたり売上(万ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。人月0.729倍

倍率:k7.5%、強い堀の残存割合2/3。2036年の事業ROEは純利益4.3÷期末自己資本33.9=12.68%で、RONIC=k+2/3×(ROE−k)=10.96%。成熟後のgは名目1.5%(保険システムの実質市場・シェア0%近辺、基幹単価約1.5%、工数0%)として、来年利益の正当化PERは14.385倍、2036年利益に掛ける上限は×(1+g)で14.601倍。AI代替の記録の正本に該当する部分は指定どおり上限をそのまま使用し、丸めて14.60倍とした。GAAP利益には株式報酬・償却を費用で含む。

確率:記録の正本としての採用は維持され、保険料の伸びを価格で取り込む。ただし大手顧客の交渉とAI専門製品の競合があるため、楽観より厚い18%とした。

中立 34% 中立:基幹は残り、支援工数は減る 利益 3 億ドル · PER 14.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 71.22 ドル61 億ドル

基幹台帳は残るが、顧客が増やすソフト予算の多くは他社のAI製品へ向かう。クラウドの契約換算は350から345へ、従来ライセンスは220から187へ減る。価格はクラウドで10年約1.28倍、ライセンスで約1.15倍に上がり、契約保険料の増加が既存顧客の解約を補う。導入支援はAIの設定自動化と外部SIへの移管で請求人月が約32%減り、価格は約1.17倍までしか上がらない。ダック・クリークやインシュリティとの競争は続き、2036年の広義損保ソフト市場での売上シェアは4%程度に薄まる。

クラウドの規模効果によりGAAP営業利益率は約25%まで改善するが、非GAAP目標をそのまま使わない。純利益は3.3億ドルとなる。株式報酬を差し引いた累積還元は4.5億ドルで、利益を留保した結果、自己資本は約30.9億ドルになる。合意済み買収が完了しても収益が未確定なので、本筋書きには相手の売上・利益を足していない。

  • クラウド利用料・保守:数量 345(クラウド・保守の年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 355(1契約換算あたり年間売上(万ドル))→ 売上 12 億ドル・営業利益 4 億ドル。記録の正本。契約数量0.986倍・価格1.28倍
  • 従来型の期限付きソフトライセンス:数量 187(期限付きライセンス年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 123(1契約換算あたり年間認識売上(万ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。記録の正本。数量0.85倍
  • 導入・移行・教育サービス:数量 6,500(年間請求換算人月)× 価格 3.30(請求換算1人月あたり売上(万ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI代替の人月0.677倍、価格1.174倍

倍率:k7.5%、強い堀の残存割合2/3。2036年の事業ROEは純利益3.3÷期末自己資本30.9=10.68%で、RONIC=k+2/3×(ROE−k)=9.62%。成熟後のgは名目1.5%(保険システムの実質市場・シェア0%近辺、基幹単価約1.5%、工数0%)として、来年利益の正当化PERは14.068倍、2036年利益に掛ける上限は×(1+g)で14.279倍。AI代替の記録の正本に該当する部分は指定どおり上限をそのまま使用し、丸めて14.27倍とした。GAAP利益には株式報酬・償却を費用で含む。

確率:既存の基幹台帳の解約は難しいが、導入人月とライセンス更新は縮小する。2026年のクラウド急成長を2036年まで延長せず、約3分の1を最も蓋然性の高い着地点とした。

やや悲観 25% やや悲観:AIと競争でソフト予算を失う 利益 2 億ドル · PER 11.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 33.13 ドル28 億ドル

顧客は基幹台帳を残すものの、新しい保険商品や保険金請求の入口はAIエージェントへ移る。クラウド契約換算は315件に減り、更新単価は物価に届かない伸びとなる。期限付きライセンスでも契約縮小が進み、導入サービスの請求換算人月は約41%減る。新規の中堅損保はダック・クリーク、マジェスコ、クラウドの共通基盤へ流れ、既存大手も複数ベンダーを使い分ける。市場が拡大しても同社の取り分は薄くなる。

クラウドの運用費と規制対応費は大きく減らせず、GAAP営業利益率は17%程度になる。2036年度の純利益は1.75億ドルと、10年前からほとんど増えない。過去に発行した株式報酬の希薄化を買い戻しで抑えるだけの余裕は限られ、正味の還元は1.5億ドルにとどまる。買収先の実績を見ずに借入を増やすなら、この筋書きが起こりやすい。

  • クラウド利用料・保守:数量 315(クラウド・保守の年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 320(1契約換算あたり年間売上(万ドル))→ 売上 10 億ドル・営業利益 2 億ドル。契約数量0.9倍、値上げ弱い
  • 従来型の期限付きソフトライセンス:数量 185(期限付きライセンス年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 110(1契約換算あたり年間認識売上(万ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。端末外操作が減る
  • 導入・移行・教育サービス:数量 5,700(年間請求換算人月)× 価格 2.90(請求換算1人月あたり売上(万ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。人月0.594倍

倍率:AIエージェント代替がライセンスや工数を侵食してROEは6.7%とk7.5%未満になる。利益が資本コスト以下なのでPERの上限は1/k=13.33倍であり、成熟後g1.0%でも持続性を考慮して11.0倍とする。株式報酬はGAAP費用に含め、余剰純現金は別立てにしない。

確率:基幹契約を保つ堀はあるが、AIで周辺業務が減って更新価格が押される。損保業界の大型IT投資が遅れる事例もあり、4分の1の確率とした。

悲観 14% 悲観:古い基幹の保守会社に後退 利益 0 億ドル · PBR 0.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 7.38 ドル6 億ドル

AIエージェントが保険の見積もり、照会、事務処理、システム設定を共通化し、ガイドワイアは古い顧客の基幹記録を守るだけの会社に近づく。クラウドの契約換算は260件に減り、平均単価も現在より低くなる。期限付きライセンスは顧客の内製化やダック・クリークへの乗り換えで半数以下となる。導入サービスは請求換算人月が6割減り、売上は約1億ドルまで落ちる。全社売上は約8.1億ドルと、現在の約55%に沈む。

固定的な開発費と保守義務が残るためGAAP営業利益率は約7%、純利益は0.45億ドルに低下する。正味還元はほぼ止まる。将来の自己資本に含まれる留保利益は高い利回りを生まないため、悲観の値打ちは簿価でなく、現金・投資・回収できる債権から債務とサービス履行費用を引いた回収可能資産で支える。ハイパーエクスポネンシャル買収が不調なら下押しはさらに大きいが、未成立の同社の事業は数値に含めていない。

  • クラウド利用料・保守:数量 260(クラウド・保守の年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 240(1契約換算あたり年間売上(万ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。クラウドも競合と内製化で減退
  • 従来型の期限付きソフトライセンス:数量 100(期限付きライセンス年間稼働契約換算数(社相当))× 価格 90(1契約換算あたり年間認識売上(万ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。顧客がクラウドや内製へ離脱
  • 導入・移行・教育サービス:数量 3,800(年間請求換算人月)× 価格 2.50(請求換算1人月あたり売上(万ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。AI代替で人月0.396倍

倍率:2036年のROEは純利益0.45億ドル÷自己資本20.65億ドルで約2.2%と資本コスト7.5%を下回る。将来の留保利益は簿価通りの価値がなく、稼ぐ力による価値0.45÷0.075=6.0億ドルと、2026年現在の現金・運用有価証券・債権などの回収可能床6.3億ドルを比べて後者を採用した。PBRは将来の20.65億ドルでなく出発点の自己資本11.9億ドルに掛けるので約0.529412倍となる。過去の谷のPBRではない。

確率:基幹記録そのものの全面喪失は起こりにくいが、AI代替と内製化が同時に進むと売上は半分程度に減りうる。危険は大きいが、基幹台帳の寿命を考え14%に抑えた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

クラウド利用料・保守

InsuranceSuite、InsuranceNowなどのクラウド利用と保守。保険料規模に基づく基幹台帳の継続課金であり、AI代替の型は『記録の正本』。

数量クラウド・保守の年間稼働契約換算数(社相当)価格1契約換算あたり年間売上(万ドル)売上営業利益
今 2026/12 350 277 10 1
10 年後 中立 345 355 12 4

取り方:2026年7月期のサブスクリプション・保守売上9.70885億ドルは添付factsとSECの2026年10-Kによる。全社約550顧客、クラウド関連ARRが全ARRの84%、完全稼働時ARRが15.73億ドルという開示から、稼働契約の等価数を350件と仮定した。これは開示されたクラウド顧客数ではない。売上を350で割った年277.4万ドルは推計平均単価で、同一顧客の複数契約や保険料連動の違いを吸収する。競合はダック・クリーク、サピエンス、インシュリティ。2025年の広義損保ソフト市場約209.6億ドル、同社シェア5.74%はThe Business Research Company『Property And Casualty Insurance Software Market Report 2026』による(https://www.thebusinessresearchcompany.com/report/property-and-casualty-insurance-software-global-market-report)。クラウド顧客の契約離脱の低さ、6~24か月以上の移行、匿名化保険データを根拠に『記録の正本』と分類し、AIエージェント代替の中立数量を現状の0.85~1倍、価格を1.15~1.34倍に制限した。営業利益は共通研究開発費などを配分した推定で、会社の開示セグメント利益ではない。

従来型の期限付きソフトライセンス

顧客が自社運用する保険基幹ソフトの期限付き使用権。保険料規模による契約であり、クラウドへ移行するまで残る記録の正本。

数量期限付きライセンス年間稼働契約換算数(社相当)価格1契約換算あたり年間認識売上(万ドル)売上営業利益
今 2026/12 220 107 2 1
10 年後 中立 187 123 2 1

取り方:2026年7月期のライセンス売上は2.34578億ドルで、永久使用権の新規売上はなく期限付きライセンスが中心。会社はライセンス顧客数を非開示のため、全顧客550社とクラウド移行状況から重複を許した220契約換算と仮定し、年間106.6万ドルを算出した。クラウドとライセンスの換算顧客数の合計は実顧客数ではなく、同じ保険会社が両方を使うため重複がある。更新時の一括売上認識で実際の年間単価はぶれる。競合はダック・クリーク、サピエンス、自社開発で、基幹記録ゆえAI代替では『記録の正本』に分類する。中立の数量は契約転換と競合流出を含めて0.85倍まで、価格は物価を超えない範囲で置く。営業利益は共通費配賦後の推定である。

導入・移行・教育サービス

古い保険システムからのデータ移行、商品設定、連携構築、試験、研修を人月または固定価格で受託する。AI代替では『人月・工数』型。

数量年間請求換算人月価格請求換算1人月あたり売上(万ドル)売上営業利益
今 2026/12 9,600 2.81 3 0
10 年後 中立 6,500 3.30 2 0

取り方:2026年7月期のサービス売上2.699億ドルと、専門サービス従業員1,015人を出発点とした。1,015人×12か月×約79%=請求換算9,600人月と推計し、売上を割った単価は約2.81万ドル。固定価格契約、外注原価、旅費も含むため実績請求人月ではない。会社は人月数量を開示していない。2026年度のサービス売上総利益率は約3%であり、共通費配賦後の営業利益は推定赤字とした。競合はアクセンチュア、コグニザント、インフォシスや損保の内製IT部隊。AIエージェント代替の人月型なので、中立数量を10年で0.55~0.75倍、価格を物価上昇率である1.34倍以内とし、成熟後成長率は0%とみる。

リスクと懸念

AIエージェント代替

導入支援は人月を売るため、AIが移行・設定・試験を自動化すれば請求数量が減る。基幹台帳には監査・規制対応の価値が残るが、その上の画面や照会はセールスフォース、マイクロソフト、損保の内製AIにも置き換わりうる。AI収入が独立して開示されない限り、効率化と追加売上を同時に過大評価しない。

買収対価と新借入

2026年10月27日に合意したハイパーエクスポネンシャル取得は基本17億ドル、追加最大4億ドルの大型案件であり、当初10億ドルの借入を予定する。2026年度のGAAP純利益約1.4億ドルに比べ取得額が大きい。承認後の連結利益が見合わず、のれん償却・減損や金利負担が増えれば、価値評価は今の単独会社の試算より弱くなる。

株式報酬と実際の還元

2026年度の株式報酬は約1.82億ドルで、GAAP純利益を上回る。自社株買い約6.1億ドルは大きいが、その一部は報酬による持ち分の増加を打ち消すために必要だった。今後の買収資金を賄うために新株や転換証券を発行すれば、会社全体の利益が伸びても古い株主への正味の還元は減る。

保険大手の交渉力と集中

上位10顧客で売上の21%を占めるため、大手損保の合併や共同調達で交渉力が集中すると値上げが止まる。会社は契約獲得や移行時に平均単価を下げる場合があると説明している。監査対応で切り替えは難しいが、価格交渉は定期的に起こる。更新時の単価、ARRの離脱率、完全稼働までの遅れが見逃せない。

クラウド移行と運用障害

保険会社の中核業務が動くため、障害や情報漏えいは訴訟、規制当局の監督、解約につながる。1件の導入にも6~24か月以上かかり、他システムとの連携費用が膨らめば、サービス部門の低い売上総利益率がさらに悪化する。サードパーティーのクラウドと外部SIに依存している点も、顧客への約束を守る際の弱さである。

市場規模とシェアの測り違い

第三者調査の損保ソフト市場には基幹台帳以外のIT支出も含まれる。名目市場が2030年まで速く伸びても、ガイドワイアがそのすべての領域に売れるわけではない。クラウド化はライセンス収入をサブスクリプションに移すので、単純に両者の契約数を足すと二重に数える。契約単価は元受保険料に連動し、会社別の価格は開示されていない。

今後の分かれ目

FY2027末のARRが会社見通し14.50~14.60億ドルに届き、完全稼働時ARRとの差も売上認識につながったら
基幹利用料の持続性を確認できる。中立以上の確率は上げられるが、AI新商品の独立した売上を確認するまでは席数成長として二重計上しない。
ARRの総離脱率が上昇し、大口のクラウド更新時に平均契約額を値下げし始めたら
記録の正本の値上げ力に疑いが生じる。クラウドの価格指数とGAAP営業利益率を下げ、やや悲観の確率を厚くする。
導入サービス売上が減る一方、クラウドの売上総利益率が80%に近づいたら
人月のAI代替を利益で吸収できた証拠となる。サービスの数量減少は維持しつつ、クラウド部門の営業利益率とROEを上方修正する。
ハイパーエクスポネンシャル買収が予定どおり成立し、追加ARR、営業利益、実際の借入条件が開示されたら
買収先の事業と17~21億ドルの対価、新規10億ドルの借入を一体で再評価する。今の単独会社の利益と現金に対象会社を重ねて計算することは避ける。
2027年度以降もGAAP純利益より株式報酬が大きく、買い戻し枠の補充が止まったら
株主への正味の還元を引き下げる。利益率だけでなく、払込増資と株式報酬を差し引いた累積payoutを確認する。
損保各社が自社AIや他社AIを使い、Guidewireの画面を経ずに保険契約の発行と請求処理を続けられるようになったら
基幹データが残っても周辺機能の単価は下がる。ライセンスとクラウドの数量・価格、長期のgを再点検し、悲観側を優先して見直す。
年間報告でハイパーエクスポネンシャルのれんの減損、契約解除、借入条件悪化のいずれかが起きたら
増分ROICが資本コストを下回る兆候として、買収の収益見通しと悲観の資産床を同時に再評価する。

見ておくもの

  • クラウドARR・完全稼働時ARR・両者の差、ARR総離脱率
  • 2027年度ガイダンス(ARR14.5~14.6億ドル、GAAP営業利益1.97~2.17億ドル)の進捗
  • 上位顧客の更新単価とDWP連動売上、クラウド移行を含む大型契約の本番稼働
  • クラウド・ライセンス・サービスの売上構成と、GAAP営業利益率
  • 株式報酬の売上比、買い戻し後の発行済株式数、正味の株主還元
  • ハイパーエクスポネンシャル買収の成立、実際の借入金利と買収先ARR
  • 保険AIエージェントの独立した有料契約収入と競合ダック・クリーク等への顧客流出
  • Guidewire Cloudの障害、規制・個人情報保護、のれんの減損

倍率と資本コストの決め方

売上は会社のクラウド利用料・期限付きライセンス・導入人月を分け、数量と単価で2036年へ延ばした。AIエージェント代替の指示に従い、記録の正本の中立数量を0.85~1.0倍、価格を1.15~1.34倍、人月サービスを数量0.55~0.75倍に制限した。倍率は株価や同業PERから採らず、k7.5%、強い堀のRONIC、成熟後g1.5%から正当化PERを得て、GAAP利益へ適用した。2026年現在の出発株数は添付の希薄化後約8,540万株であり、実際の発行済株式約8,199万株との差は約4%。悲観では繰延税金資産と買収のれんを清算価値に入れず、回収可能資産の床6.3億ドルを下回らせていない。全筋書きで時価総額が現在より低い厳しい結論だが、値段に合わせて利益や確率を動かさなかった。米国基準ASC842のリース負債はすでにBSに載るため、従来と同じ形の利益で比較した。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%に品質調整マイナス0.5ポイントを加え7.5%。同領域で公共向けに強いタイラーの8.0%より0.5ポイント低いが、契約・保険金の記録と規制対応による粘着性の差で説明できる。強い堀とした会社の割引を上限の0.5ポイントにとどめ、2026年10月の未成立大型買収の個別リスクは数量、利益率、確率に反映し資本コストに加算しない。

同じ業種(情報技術)の AI 分析

やや割安 ゴーダディGDDY FCF の約 13% が株主に戻る定期課金の事業。AI で入口を奪われる恐れを 4 割超の確率で織り込んでも、資本コストを超える稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、確率で加重した価値は今より約 3 割高く「やや割安」 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 アップラビンAPP 配信 AI の稼ぐ力は突出するが、プラットフォーム依存と規制の影が重い。利益ベースの正当化 PER で測ると、悲観を厚く置いて「適正」まで下がる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) 適正 INGMINGM 世界2位級の流通網と自動化は効くが、薄利・資本拘束・支配株主を考えると今は小幅な割安にとどまる 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +10.7%) 適正 ユニバーサル・ディスプレイOLED 有機ELの発光材料と特許収入に強い堀を持つ優良企業。価格はおおむね適正だが、青色材料の成功と特許更新が10年後の価値を大きく左右する 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 キンドリル・ホールディングスKD 重要システムの運用には根強い需要があるが、AIによる工数減少と高金利の借金、会計統制の弱さを考えると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +10.1%) 適正 ジェン・デジタルGEN 消費者向けの防御と身元保護で解約の少ない定額収入を持つが、借金が重い。利益ベースの上限で倍率を置いてもやや割安で、悲観では借金が株主価値を削る 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 エヌビディアNVDA AI 計算の事実上の標準を握る稼ぐ力は桁違いで、今の時価総額は確率で加重した価値を 4% ほど上回るだけの適正水準で、安全域は薄い 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 ヴォンティエ・コーポレーションVNT 給油設備の首位基盤と厚い現金創出力は評価できるが、電動化と業務ソフトの代替を織り込むと、現状は適正圏で安全域が薄い 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +8.1%) やや割高 CDWCDW 再販の薄利でも資本は軽く還元が厚い。利益ベースで見ると今の値段はほぼ妥当だが、クラウド直販・AI 調達の直買いで取り分が削られる危うさは残る 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 クアルコムQCOM スマホが縮む間に車載・IoT と AI データセンターが穴を埋められるかが全て。埋まる前提でも、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 マイクロソフトMSFT AI 時代でも堀は広がる世界最強級の事業。ただし利益ベースの正当化 PER(中立で事業 約 18 倍)で測ると、今の時価総額は事業の質を先に払いすぎている 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ベリサインVRSN ドメイン名 .com と .net の登録簿を握る契約型の独占。事業の質は最高水準で、今の値段は契約どおりの値上げが続く前提を先に織り込んでいる 本質価値との差 −16.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 シーラス・ロジックCRUS 音響半導体の設計力と厚い現金は魅力だが、売上の9割をアップルに頼るため、10年の価値には今の値段ほどの安全域がない 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI 売上は急増しても粗利益率 10% 前後の薄利で、AI 投資の谷と統制の問題を悲観に厚く織り込んでも、今の値段は本質価値を 2 割ほど上回る(強制転換優先株を含む時価総額 251 億ドルで比べた場合) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 アロー・エレクトロニクスARW 電子部品の調達網は10年先も要るが、値決め力の弱さと運転資金の重さに照らすと、回復を織り込んだ現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 ブロードコムAVGO AI の特注チップと VMware で稼ぐ力は急拡大しているが、今の時価総額は確率で加重した価値より 2 割強高く、やや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 アムドックスDOX 通信会社の課金基盤には深い乗り換え障壁があるが、AIで人月収入が削られるため、還元を含めても現在の値段はやや割高 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アムコー・テクノロジーAMKR 半導体の後工程を担う世界大手。AI向け先端実装の商機は大きいが、巨額の新工場投資と顧客の交渉力を考えると今の価格には安全域が乏しい 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 スカイワークス・ソリューションズSWKS クォルボとの合併で RF 部品の最大手級になったが、売上の 5 割強がアップル。利益率が戻っても、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −24.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ジェンパクトG 業務の奥まで入り込んだ強みはあるが、AIが人の作業量そのものを減らすため、10年の株主価値には安全域が乏しく割高だ。 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 NXP セミコンダクターズNXPI GAAP の PER 29 倍は谷の利益。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 TDシネックスSNX 世界首位のIT流通網とAIサーバー受託の伸びは魅力だが、薄い利益率と運転資金の重さに照らせば現状は割高である 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TE コネクティビティTEL 自動車の景気循環と AI・送電網の追い風を併せ持つ接続部品の首位。GAAP の利益の 20 倍という値段は、成長が続いても本質価値を 4 割ほど上回る 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ジェイビルJBL AI データセンター向けの急成長で利益は伸びるが、大口顧客に価格を握られる薄利の受託製造。成長を先取りした、割高な値段 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 HPインクHPQ 利益の 6 割を生む印刷の消耗品が年 3% ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) 割高 アヴネットAVT 電子部品流通の規模と顧客基盤は長く残るが、薄い利益率と重い運転資金が株主価値を制約し、現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 IRENIREN 電力接続とAIクラウド契約に大きな成長余地がある。しかしGPU更新、借金、増資の負担が重く、10年後の利益を慎重に評価すると現状は割高である。 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +7.1%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 台湾積体電路製造(TSMC)TSM 先端半導体の製造で世界最大の堀を持ち、AI時代にも不可欠な企業。ただし巨額の海外投資と台湾リスクを考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 クレド・テクノロジー・グループ・ホールディングCRDO AECの先行優位は本物だが、大口顧客と光・銅の世代交代に左右される。将来の成功を相当織り込む現在の評価は割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 TTMテクノロジーズTTMI 防衛向けの認証とAI用高密度基板は強みだが、設備増強と高値買収の回収は未確定で、現在の時価総額には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 アステラ・ラブスALAB AIサーバーの接続を支える設計力は魅力だが、顧客集中と株式報酬を織り込むと、10年先を見ても約37%割高である 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ドルビー・ラボラトリーズDLB 映像と音響の世界標準を支える強い事業だが、特許の更新に要る投資と限られた増分利益を考えると、10年先の価値に対して現在の株価は割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ERICERIC 世界の通信網に深く根を張るエリクソンだが、無線設備の低成長と買収の失敗が重い。10年先も事業は残るが、現在の株価には十分な安全域がない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 センサータ・テクノロジーズST 自動車の安全を支える設計採用の強みは残るが、買収減損と借金を考えると、10年先の利益に照らして株価に十分な安全域がない 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 MKSMKSI 半導体の真空制御から先端基板の化学処理まで深い技術の堀を持つ。ただし買収負債と設備投資の循環を考えると、現在の株価は割高である 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ニュータニックスNTNX 仮想化基盤の乗り換え需要をつかむ有望企業だが、税効果を除いた利益と株式報酬を重視すると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 サンミナSANM ZT買収でAIラック製造へ踏み込んだが、値決めの弱さと顧客集中が残る。10年の稼ぐ力から見れば今は割高で、安全域が薄い 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −41.7% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ユビキティUI Wi-Fi 7でシェアを伸ばす優良企業だが、創業者支配と先取りされた価格に安全域は乏しい 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ズームインフォ・テクノロジーズGTM 独自の企業データは残るが、AIが営業の席課金を崩し始めた。厚い負債と旧株主への税利益配分を踏まえると、現値には安全域が乏しい 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ペガシステムズPEGA 使命中枢の業務基盤には強い堀があるが、AI代替と訴訟を背負う現値は10年価値を先取りし、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ウィプロWIT 世界的大手のIT受託企業だが、AIが工数課金を侵食する。現金と還元は支えでも、10年価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −44.9% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セムテックSMTC 光通信とLoRaには大きな成長余地があるが、2030年の高い目標を実現しても現在の株価には安全域が乏しく、割高とみる 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 インフォシスINFY AI関連収入は増えても人月課金の縮小が重い。還元力と財務は優秀だが、10年価値にはまだ大きな安全域が足りない 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 グローバルファウンドリーズGFS 特殊半導体の製造技術と日米の新工場計画には価値があるが、巨額の再投資と価格競争を考えると現状の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 モビリティ・グローバルMBGL 車両履歴データの堀は強いが、AIによる販売支援の中抜きと独立後の負債を考えると、現値には十分な安全域がない 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −47.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ファブリネットFN 光学の難工程で優れた利益率を稼ぐが、巨大顧客への依存と設備投資の重さを織り込むと、現値に長期の安全域はない 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 ラリアント・コーポレーションRAL 送電網監視と防衛向けの堀は厚いが、計測事業の大型買収失敗と収益回復の不確実性に対して、現状の時価総額には安全域が乏しく割高と見る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アイ・ピー・ジーフォトニクスIPGP 新用途の回復は本物でも、価格競争で崩れた利益率の再建を先取りしており、今の時価総額は割高である 本質価値との差 −51.3% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SS&Cテクノロジーズ・ホールディングスSSNC 金融の記録基盤には強い堀が残るが、AIによる業務量とソフト単価の縮小を考えると、長期株主にとってなお割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −52.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 EPAMシステムズEPAM AI導入の実績と顧客基盤はあるが、人月課金の縮小が利益の寿命を削る。還元を含む10年価値からは割高 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テラウルフWULF 839MWの長期契約は本物だが、電力開発の堀より負債と希薄化が重い。10年価値では割高 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 NOKNOK AI向け光通信と通信特許には強みがあるが、無線設備の薄利と資本効率が重い。成長期待を織り込んだ現在の株価は割高と見る 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.6% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 エバーピュアP AI向けストレージと大口クラウド顧客の伸びは本物だが、株式報酬を含む利益で測る10年価値には約6割の割高感が残る 本質価値との差 −56.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ラムバスRMBS サーバー用メモリの要所を握る優良企業だが、特許の更新と競争の不確実性を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を約58%下回る割高水準にある 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 ビル・ホールディングスBILL 決済網と法人カードには残存価値があるが、AIによる業務ソフトの代替と収益性の弱さを考えると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.5% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 ズーム・コミュニケーションズZM 会議と電話の顧客基盤、豊富な純現金は強みだが、AIの席課金代替と一過性の投資益を除くと現在の評価に安全域は乏しい 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −60.1% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンストエナジーインダストリーズAEIS 半導体プラズマ電源の首位とAI向け高効率電源は魅力だが、顧客集中と買収・希薄化を織り込むと現在の時価総額に安全域はない 本質価値との差 −60.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 エラスティックESTC 検索と監視の基盤はAI時代にも残るが、税効果で膨らんだ純利益と重い株式報酬を除いて測ると、現値に安全域はなく「割高」。 本質価値との差 −60.6% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 ドロップボックスDBX ファイル保管は残るが、法人席課金のAI代替と借入依存の買い戻しが重い。10年の株主価値から見れば割高 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −62.1% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 クラビヨKVYO 使用量課金とデータ基盤は強いが、AIとShopify依存を織り込むと現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 センチネルワンS 自律型防御は10年後も必要だが、成長企業から利益企業への転換はまだ未証明。株式報酬と巨大競合の圧力を織り込むと、現在の評価に十分な安全域はない 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 UMCUMC 成熟工程の受託製造は10年後も必要だが、値下げと巨額の増設負担を織り込むと、現在の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 フォームファクターFORM 高密度プローブカードはAI半導体の検査に欠かせないが、顧客集中と設備負担を考えると現在の時価総額には大きな安全域の不足がある。 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −63.3% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 モンゴDBMDB データベースの置き換えにくさは本物だが、株式報酬を差し引くと利益の厚みが不足する。10年先を見ても現状の値段に安全域はない。 本質価値との差 −63.8% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 IBMIBM メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%) 本質価値との差 −64.2% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 ルーブリックRBRK 復旧の不可欠さと顧客拡大は本物だが、株式報酬込みの利益と競争を考えると、今の時価総額には10年先の成功が織り込まれすぎている。 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 ダイナトレースDT 可観測性の基盤と顧客の粘着性は魅力だが、株式報酬と大型買収後の利益を吟味すると、10年先の価値に対して現値は割高である 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 EXLサービス・ホールディングスEXLS 保険・医療のデータ基盤と成果報酬には競争力があるが、AIによる人月需要の縮小を織り込むと、現在の時価総額は割高 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 コグネックスCGNX 工場と物流の目を担う技術と顧客基盤は強いが、過去の再投資効率には疑問が残り、今の時価総額には長期株主が求める安全域がない 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 アレグロ・マイクロシステムズALGM 磁気センサーの首位と電源ICの伸びしろは魅力だが、株主の手に残るGAAP利益に比べて現在の時価総額は高すぎる 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 アントゥー・イノベーションONTO HBMの積層と先端実装の検査には確かな需要がある。しかし競争と買収負担を踏まえると、今の値段には十分な安全域がない 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ユーアイパスPATH AI関連の契約は伸び始めたが、既存RPAの代替と株主還元の実効性を考えると、10年の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リテルヒューズLFUS 電気の安全を守る部品には長持ちする強みがあるが、半導体の減損と買収依存を踏まえると、今の値段には安全域が乏しく割高である 本質価値との差 −66.5% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 ペイコム・ソフトウエアPAYC 給与・税務の基盤は残るが、AIによる業務画面の代替と借入を伴う巨額還元を織り込むと、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −67.3% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 サイタイムSITM 発振器とクロックの技術力は確かだが、巨額買収と株式希薄化を吸収する利益に対し、現時点の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −67.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 ASXASX 半導体後工程の世界首位でAI需要の追い風は強いが、巨額増設の回収が読みにくく、現在の評価には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 SAPSAP 会計・調達の記録基盤は十年後も残るが、AIが利用席と導入工数を削るため、現在の時価総額は長期の稼ぐ力に比べ割高 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 SKHYSKHY HBM首位の技術力と巨額還元は魅力だが、メモリの山の利益を永続とみなせず、10年の本質価値は基準時価総額を約66%下回る 本質価値との差 −68.6% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 デジタルオーシャンDOCN AI推論向けクラウドの成長は本物だが、設備負担と希薄化に比べ株価の期待が大きい。10年の本質価値では割高と判断する 本質価値との差 −68.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ペイロシティ・ホールディングPCTY 給与・税務の記録基盤には堀があるが、人事SaaSのAI代替と高い取得価格を考えると長期の安全域に乏しく、割高である 本質価値との差 −69.3% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 バイコアVICR AI電源の独自技術と特許使用料には大きな価値があるが、製造拡張と特許収益の成功を先取りした時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −70.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ラティス・セミコンダクターLSCC 低消費電力FPGAの設計採用には粘りがあるが、AMI買収後のGAAP利益と希薄化に比べ現時点の値付けは高く、10年の確率加重価値では割高と判断する 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 サムサラIOT 車載センサーと独自の現場データには堀があるが、株式報酬を差し引いた10年の利益に対して今の時価総額は大幅に割高 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 インテグリスENTG 半導体の歩留まりを守る材料と高純度部材には深い堀があるが、買収負債と薄い株主還元を踏まえると現在の評価は割高である 本質価値との差 −71.8% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 トリンブルTRMB 建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%) 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −7.2%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −73.6% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 リングセントラルRNG 電話回線の運用基盤は残るが、席課金がAIに削られる。利益回復と減債を認めても10年の価値は大幅な割高を示す 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −74.3% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −75.0% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 トーストTOST 飲食店の決済と業務記録を握る堀は本物だが、AIによる周辺ソフトの代替と利益率の限界を考えると、長期の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 ビアビ・ソリューションズVIAV 高速通信の品質を測る技術と紙幣の偽造防止に堀はあるが、買収後の利益回復を考えても今の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −75.4% · 10 年 割高(年 −5.7%) 割高 ドキュサインDOCU 電子署名の規模と契約データには堀があるが、AIによる既存課金の侵食は重い。10年先の利益と還元を考えても割高 本質価値との差 −75.7% · 10 年 割高(年 −8.7%) 割高 ゼットスケーラーZS ゼロトラストの通信基盤には強い堀がある。しかしAIによる席課金の縮小と巨額の株式報酬を考えると、10年先の利益でも今の時価総額を支えきれず、評価は割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 アプライド・オプトエレクトロニクスAAOI AI向け光通信の急成長は本物だが、顧客集中と巨額の設備投資が重く、10年の本質価値には大きな安全域がない 本質価値との差 −77.0% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 アップフォリオAPPF 不動産会計と決済を握る強みは本物だが、AIによる業務の再編と成熟後の利益を考えると、長期の安全域に乏しい割高な株価 本質価値との差 −77.1% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −77.9% · 10 年 割高(年 −9.3%) 割高 デュオリンゴDUOL 習慣化と無料学習のブランドは強いが、AI家庭教師の代替と一時的な税益を除く利益を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −8.1%) 割高 ベントレー・システムズBSY インフラ設計の深い堀と高い顧客定着率は魅力だが、AIによる利用席数の減少と現在の利益水準を考えると、長期の安全域が乏しく割高 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 トゥイリオTWLO 世界最大級の通信API基盤は10年後も必要だが、通信会社への依存と株式報酬が利益を薄くする。現在の評価は将来の成功を大きく先取りしており、割高と判断する。 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 ハブスポットHUBS 顧客データ基盤には本物の堀があるが、AIによる席課金の代替と株式報酬を考えると、10年価値は現時価を大幅に下回る 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −80.6% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 クオンティニュアムQNT 技術の先行は本物だが、商用の堀と黒字化は未証明で、約99億ドルの評価には十年の最良に近い成功が要る 本質価値との差 −82.3% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 コアウィーブCRWV AI計算基盤の需要は本物だが、借入とGPU更新費を引いた株主利益はまだ証明されていない。長期の本質価値は市場評価を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 プロコア・テクノロジーズPCOR 現場の共同記録には堀があるが、買収後の資金負担とAIによる事務ソフトの縮小を考えると、長期のオーナー利益に対して割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 ギットラブGTLB ソフト開発の記録と統制を握る有望な基盤企業だが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、今の時価総額には長期の安全域がなく、割高と判断する。 本質価値との差 −83.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 メイコム・テクノロジー・ソリューションズ・ホールディングスMTSI 光通信と高周波の独自技術は生き残るが、巨額の期待に対して株主へ帰るGAAP利益がまだ足りず、割高と判断する 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 アプライド・デジタルAPLD 1,410MWの長期契約は魅力だが、建設債務と優先出資者への分配が重い。普通株主に残る利益を測ると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −83.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 スノーフレークSNOW 企業データを束ねる基盤には堀があるが、株式報酬を差し引いた利益が株価に追いつかない。10年先の本質価値からは割高である。 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 マンハッタン・アソシエイツMANH 倉庫と受注の実行基盤には深い乗り換え費用がある。しかし導入工数のAI代替と高い株価を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 クラウドフレアNET 世界の通信を守る堀は強い。しかしGAAP利益と株主の取り分から10年後を測ると、現在の時価総額は本質価値を大幅に超える。 本質価値との差 −84.0% · 10 年 割高(年 −9.5%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −84.8% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −86.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 オクタOKTA 企業の認証基盤は10年後も必要だが、席課金の縮小と巨大競合を織り込むと、株価はGAAP利益の裏付けを大きく先取りしており割高だ。 本質価値との差 −87.0% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −13.6%) 割高 IonQ INCIONQ 量子計算の有望な技術と米国内の製造基盤を得たが、収益化・競争・希薄化の不確実性に対し、現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 アトラシアン クラスATEAM 仕事の履歴を握るJiraの堀は厚いが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、現在の値付けには大きな安全域不足がある 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 ユニティー・ソフトウェアU ゲーム開発基盤の強みとAI広告の急成長は魅力だが、株式報酬を差し引いた稼ぐ力では現在の時価総額を支えきれず、大幅な割高 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.2%) 割高 ビアサットVSAT 衛星通信網と周波数免許には長く残る価値があるが、巨額の負債と低軌道衛星との競争を考えると、現在の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −91.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 フィグマFIG 共同設計の強固な基盤は残るが、AIによる席課金の代替と株式報酬がオーナー利益を圧迫し、10年先の価値に対して割高 本質価値との差 −95.2% · 10 年 割高(年 −15.6%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. Guidewire Software 2026年7月期 Form 10-K(2026年9月11日)
  2. Guidewire 2026年度第4四半期・通期決算と2027年度見通し(2026年9月3日)
  3. Guidewireによるhyperexponential買収合意(2026年10月27日)

分析日 2026-10-23