株譜
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ジェン・デジタル GEN

消費者向けの防御と身元保護で解約の少ない定額収入を持つが、借金が重い。利益ベースの上限で倍率を置いてもやや割安で、悲観では借金が株主価値を削る

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)29.92 ドル179 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)24.9 ドル149 億ドル差 +20.2%
10 年後から見ると やや割安 価値 29.92 ドル179 億ドル · 差 +20.2% · 期待の年率 +9.0%
期待の年率リターン(10 年)+9.0%資本コスト比 +0.2 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ジェン・デジタル(Gen Digital)は、ノートン・アバスト・AVG・アビラの個人向けセキュリティ、LifeLock の身元保護、2025 年 4 月に約 10 億ドルで買収した MoneyLion の個人金融をまとめた会社です。有料会員は 2026 年 7 月で 8,100 万、ノートンの継続率は 9 割近く、売上の約 8 割が直販です。2026 年 3 月期の売上は 50 億ドル(前の期比 27% 増)、非 GAAP の営業利益率は約 51% と非常に厚い一方、株式報酬と買収の償却、年 5.7 億ドルの利払いを引いた GAAP の純利益は一時益を除いて約 7.5 億ドルまで縮みます。会社の「調整後 EPS」ではなく、この GAAP の利益で見ます。

中立の筋書きでは、10 年後(2036 年 3 月期)に売上 87 億ドル・純利益 20 億ドルを見ます。個人向けセキュリティは市場がほぼ横ばいで、伸びは価格(物価並み)が中心です。伸びる部分は MoneyLion と身元保護で、ここは信用損失と競争が利益を左右します。

借金は純額 78 億ドルで時価総額の 5 割を超え、資本コストは基本 8% に借金 +0.5%・寿命 +0.25% を足した 8.75% です。10 年後の中立は、利益ベースの正当化 PER(帳簿の ROE は自社株買いで高く 67%、堀は普通・g 4.0%)18.8 倍の 7.5 割、14.1 倍に置き、時価総額は今の約 2 倍です。それでも確率で加重した価値は今の時価総額を 2 割台前半(+24%)上回り、評価は「やや割安」です。分かれ目は、OS 標準の防御や無料の同梱がどこまで有料会員を削るか、AI を使った詐欺が防御への支払いを増やすか、MoneyLion の貸し倒れです。悲観は 10 年で構造的に負け、借金だけが残る筋書きで、確率も厚く置いています。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、見るべきは「10 年後もこの定額課金が残っているか」と「株主のものになる利益が実際いくらか」の二点です。

まずオーナー利益です。会社の「調整後」の利益は株式報酬と買収の償却を足し戻すため、GAAP の約 2 倍に見えます。株式報酬は実際に株を増やす費用、償却は過去に買収で払った現金の消費です。GAAP の純利益(一時益を除いて約 7.5 億ドル)を見ると、時価総額 145 億ドルは約 19 倍で、FCF(15 億ドル)に対しては約 10% の利回りです。FCF の方が大きいのは償却が現金の出ない費用だからで、これは配当・自社株買いの原資になります。

次に堀です。会員 8,100 万・継続率 9 割・価格改定で ARPU を上げる力は本物ですが、競合は OS の無料機能という「価格ゼロ」の相手で、堀は広がるより狭まる側に傾くと見ます。10 年後に今より強いとは言い切れず、確信度は中程度です。

最後に安全域です。借金が純 78 億ドルあるので、事業が崩れた時に株主の取り分が先に消えます。悲観の確率と深さを厚くしたうえで、それでも利益ベースの価値は今の時価総額を 2 割台前半上回りますが、この差は小さく、借金の重さを思えば安全域は厚くありません。会社を信頼するのではなく、借金を払い続けながら配当を出せる現金創出力を信頼する、という見方です。

何で稼ぐ会社か

有料会員 8,100 万(2026 年 7 月)の定額課金が土台です。売上は 3 つに分けて考えます。

第一は個人向けセキュリティ(会社の「サイバーセーフティ」部門、2026 年 3 月期の売上 33.4 億ドル)。ノートン 360、アバスト、AVG、アビラなどのウイルス対策・VPN・スキャム(詐欺)検知を、パソコンとスマホ向けに年額で売ります。有料会員の大半はここで、部門利益率は 61% と高く、ノートンの継続率は 9 割近くです。上位プランへの移りと価格改定で 1 会員あたりの収益は 2 年前より 8〜10% 上がっています。

第二は身元保護(LifeLock など、売上は推定 8.9 億ドル)。信用情報・ダークウェブ・金融口座の監視と、被害にあった時の回復支援を月額で売ります。会社は「信頼基盤」部門の中で単独の数字を出していないため、契約数と単価は推定です。

第三は個人金融(MoneyLion と Engine、推定 7.7 億ドル)。MoneyLion は低中所得層向けの金融アプリで、少額の前借り(InstaCash)、口座、会員料金を持ち、Engine は金融商品の比較・紹介の場で年 5 億ドル規模の収益に育っています。信頼基盤の部門利益率は 30% で、サイバーセーフティより低いのは貸し倒れと顧客獲得費があるためです。

売上のうち提携経由(通信会社・金融機関・信用情報会社)は 8.6 億ドルで +31% と速く伸びています。MoneyLion の買収で伸びる会社になりましたが、のれんと無形資産が大きく、その償却が GAAP の利益を押し下げます。

優良さと弱いところ

堀は、(1) 8,100 万という会員の規模と 9 割近い継続率、(2) ノートンとアバストという長年のブランド、(3) 検知を支える脅威データです。会員は「入れっぱなし」になりやすく、解約の少なさが利益の安定を生みます。LifeLock は個人情報の流出が続く限り需要があり、AI を使った詐欺が増えるほど、保険のような支払いを正当化しやすくなります。

弱さも明確です。個人向けセキュリティは、マイクロソフト(ウィンドウズ標準の防御)、アップル、グーグルが OS の中で無料で配る機能と直接ぶつかります。スマホに利用が移ると、パソコンの有料会員が減る方向に働きます。身元保護も信用情報会社 3 社(エキファックス・エクスペリアン・トランスユニオン)やオーラ、クレジットカルマなど競合が多く、価格決定力は限られます。MoneyLion は貸し倒れの管理と規制(少額前借りへの監督)に左右され、堀というより運用の巧さが問われる事業です。

資本効率は帳簿の自己資本利益率が 37% と高く見えますが、自社株買いと 2019 年の特別配当で自己資本が 26 億ドルまで縮んでいるためで、事業そのものの利益率ではありません。税引き後営業利益を自己資本と純負債で割った ROIC は 12% 前後です。経営は、買収(アバスト・MoneyLion)で規模を作り、借金を純レバレッジ 3 倍以内に保ちながら配当と自社株買いを続ける方針で、資本配分は規律があるものの、買収が高値でなかったかは今後の MoneyLion の利益で試されます。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

消費者向けのセキュリティは、成長が止まった成熟市場です。有料の消費者向けウイルス対策の需要は、OS 標準の防御(マイクロソフト・アップル)、ブラウザや端末に組み込まれる保護、スマホ中心の使い方で長く削られてきました。一方で、AI を使った詐欺(なりすまし音声・偽の請求・フィッシング)が増え、「一般の人が自分で守る」ための支払い意欲は戻りつつあります。会社の調査では、60% 超の消費者が AI 詐欺で防御に支払う可能性が上がると答えています。ガートナーはセキュリティ全体を 2026 年に 2,475 億ドル(+13.6%)と見ていますが、これは企業向けが中心で、消費者向けは別の動きをします。

市場の見積もりは粗いものです。消費者向けウイルス対策市場を約 47 億ドル(2024 年)とする報告がある一方、ジェン 1 社で 33 億ドルを売っているため定義が狭いと考えられ、ここでは世界の有料の消費者向けセキュリティ契約を約 2.2 億契約、ジェンのシェアを約 3 割(7,000 万契約)と推定しました(監査された数字ではありません)。カスペルスキーが米国で制限を受けた後、マカフィー(非公開化)、ビットディフェンダー、イーセットなどが競り合います。

身元保護は米国の市場が数千万契約規模で、LifeLock は 300 万台後半と推定します。個人金融は、低中所得層向けの前借り・口座・商品比較で、銀行やフィンテック(デイブ(Dave)、アーンイン(EarnIn)、クレジットカルマ)と競います。分かれ目は、OS 無料機能の質の向上、AI 詐欺の拡大、金利と景気(貸し倒れ)、規制の三つです。

資本政策と M&A

還元は配当(年約 3.1 億ドル)と自社株買い(2026 年 3 月期に 6.3 億ドル)で、営業 CF(15.5 億ドル)の約 6 割を株主に返しています。株式報酬(約 2.4 億ドル)で増える株を打ち消すため、正味の還元は約 7 億ドルです。純レバレッジは 2.95 倍で、会社の目標 3 倍の手前にあり、借金の元本を大きく減らすより、EBITDA の伸びに合わせて借金を許容する方針です。有利子負債は 82 億ドル、現金 5.6 億ドルと流動性 20 億ドル超(15 億ドルの借入枠を含む)があります。

買収の歴史は、2019 年の企業向け事業売却(ブロードコムへ)、2021 年のアビラ、2022 年のアバスト(約 80 億ドル台の買収で規模を倍にした)、2025 年の MoneyLion です。MoneyLion の株主には、ジェンの株価が一定の水準に 30 日続けて届けば追加で受け取れる権利(評価額は約 7,300 万ドル)も付けました。今後も追加買収の余地はありますが、未成立の案件はここでは数えません。借金が多い会社なので、買収が高値になる、あるいは利益の質が下がる(貸し倒れの多い金融を足す)ことが、株主価値には最大の危険です。 なお、決算期末後に実行済みの自社株買い 1.0 億ドル(10-Q・2026 年 4 月 4 日〜7 月 3 日)は、今の株数(時価総額)に反映済みなので、10 年の還元(payout_oku)からは除いてある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

AI を使った詐欺は、今後 10 年でさらに増えます。なりすましの音声・動画、偽の請求書、AI が作る標的型のフィッシングは、OS の無料機能では守り切れず、個人は「誰かが守ってくれる」ことに月数ドルから十数ドルを払います。ノートンはスキャム検知を全プランに入れ、ジェンの検知エンジンは今四半期だけで 5 億件超の詐欺を止めました。会員の継続率は 9 割近く、ARPU は 2 年で 8〜10% 上がり、価格を物価以上に上げても解約が増えていません。

信頼基盤はさらに伸びます。MoneyLion の連携口座は買収時の 7,500 万から 1.1 億へ増え、Engine は年 5 億ドル規模、会社は収益シナジー約 1 億ドルを見ています。ノートン会員内のクロスセル(身元保護などの追加購入)の浸透率は 27% まで上がり、上位プランは年 5 億ドル相当の予約を作っています。サイバーセーフティの減速(調整後 +4%)はパソコンの会員減を価格と上位プランで埋めた結果で、構造は安定しています。

資本面では、純レバレッジ 3 倍を保ちながら EBITDA の伸びで借金を増やせるため、自社株買いが続き、株数が減って 1 株あたりの価値が上がります。GAAP の利益は、償却の減少と税率の正常化で 2 年で大きく増えます。この楽観では、会員が 8,000 万台に乗せ、価格が物価より速く上がり、MoneyLion が貸し倒れを抑えて伸びます。

慎重な見方

個人向けセキュリティは、すでに伸びない事業です。調整後の売上は +4% で、価格改定の分を除けば会員は増えていません。マイクロソフトのウィンドウズ標準の防御、アップルとグーグルの端末内の保護は、AI 詐欺対策を OS に取り込み、無料で配ります。スマホ中心になれば、パソコンに入れる有料ソフトの理由は薄れます。ARPU を 2 年で 8〜10% 上げたのは、解約しにくい既存会員から取れる限界まで取ったとも読めます。

信頼基盤の伸びは買収の効果が大きく、MoneyLion は貸し倒れが読みにくい金融です。少額前借りは景気後退で損失が膨らみ、規制(CFPB の前借りへの監督、金利の上限)が強まる危険もあります。Engine は広告・紹介収入で、金融機関の予算が景気で動きます。身元保護は信用情報会社 3 社とオーラの競争が激しく、価格決定力は限られます。

借金は純 78 億ドルで、時価総額の 5 割を超えます。年 5.7 億ドルの利払いは営業利益の約 3 割を食い、売上が 1 割落ちるだけで GAAP の税前利益が 2 割前後落ちます。償却と株式報酬の分、見かけの調整後利益の約半分しか株主に残りません。2022 年の利上げ局面で株価は 4 割下がり、PER は 10 倍まで下がりました。同じことが再び起きれば、借金が株主価値を先に削ります。

どちらに重みを置いたか

個人向けセキュリティが成熟し、無料の OS 機能が脅威であることは、慎重な見方の言い分が強いと見ます。一方、継続率 9 割・FCF 利回り 10% 前後・AI 詐欺の追い風は強気の見方の言い分が強く、会員の急減は起きにくいと見ます。確率は 10 年で、構造的に負ける側を厚く見て、やや悲観 26%・悲観 17% に寄せ、楽観は 7% にとどめます。借金が重いため、悲観の確率は同じ領域の会社より厚めです。 なお倍率は利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(10 年中立で 14.1 倍)に置き、そのうえで本質価値は今の時価総額を 2 割台前半上回るので、結論は「やや割安」です。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 38.96 ドル233 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 19.89 ドル119 億ドル)。 今の値に割り戻すと 29.92 ドル179 億ドル、今との差 +20.2%、 期待の年率 +9.0%(資本コスト 8.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 82.95 ドル497 億ドル 33.06 ドル198 億ドル +366.1% +16.6% 8.12 ドル49 億ドル
やや楽観 18% 65.21 ドル391 億ドル 29.05 ドル174 億ドル +278.7% +14.2% 16.97 ドル102 億ドル
中立 32% 47.58 ドル285 億ドル 22.72 ドル136 億ドル +182.4% +10.9% 22.50 ドル135 億ドル
やや悲観 26% 21.29 ドル128 億ドル 14.99 ドル90 億ドル +45.7% +3.8% 9.43 ドル56 億ドル
悲観 17% 3.84 ドル23 億ドル 6.94 ドル42 億ドル −56.7% −8.0% 1.83 ドル11 億ドル
加重平均100% 38.96 ドル233 億ドル19.89 ドル119 億ドル +136.4% +9.0% 58.85 ドル353 億ドル

今の株価時価総額 24.89 ドル149 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 楽観:防御が生活費になり、価格を物価以上に上げ続ける 利益 30 億ドル · PER 16.7 倍 · 株価時価総額 82.95 ドル497 億ドル

10 年後(2036 年 3 月期)、AI 詐欺が日常になり、防御は「入っていて当たり前」の生活費になります。個人向けセキュリティは会員 80 百万・価格は物価より 1.06 倍速く上がり 1.5 倍で 57.2 億ドル(部門利益率 63%)、身元保護は 6.5 百万契約で 23.4 億ドル、MoneyLion は収益顧客 32 百万・Engine 拡大で 33.2 億ドルです。売上は 113.8 億ドル(年 8.6%)、GAAP の営業利益は 48.9 億ドル、純利益は利払い 6.5 億ドル(借金が EBITDA に合わせて増える)を引いて 29.7 億ドルです。利益は年 10% 前後で伸び続けますが、倍率は利益ベースの正当化 PER の 8.5 割で置きます。アップルやグーグルが無料機能を強めても、複数の脅威を横断して守る商品として残る前提です。10 年の純利益の累計は約 199 億ドル(3 年目の 15.2 億ドルまでに約 40 億ドル、その後は年 10% で 29.7 億ドルへ。減損・赤字の年は置かない。年ごとの内訳は道筋から仮に置いた)。還元はその全額の約 198 億ドルで、自社株買いが自己資本を薄いまま(約 26 億ドル)に保つ。

  • 個人向けセキュリティ(ノートン・アバスト・AVG・アビラ):数量 80.0(有料契約数(百万)=世界の有料の消費者向けセキュリティ契約(約 2.2 億)× シェア(約 32%))× 価格 72(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 57 億ドル・営業利益 36 億ドル。会員 8,000 万・価格 1.5 倍
  • 身元保護(LifeLock など):数量 6.5(有料契約数(百万)=米国の有料の身元保護契約(約 4,000 万)× シェア(約 9%))× 価格 360(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 23 億ドル・営業利益 10 億ドル。契約 650 万・AI 詐欺で拡大
  • 個人金融(MoneyLion と Engine):数量 32.0(収益を生む顧客数(百万)=米国の低中所得層の金融アプリ利用者(約 9,000 万)× シェア(約 12%))× 価格 104(1 顧客あたり年間収益(米ドル))→ 売上 33 億ドル・営業利益 10 億ドル。収益顧客 3,200 万

倍率:正当化 PER は 19.7 倍(g 4.0%、RONIC 61.3%。RONIC は k 8.75% に、事業の ROE 113.8% が k を超える分の 0.5 を足した値。moat は normal)。これに対し 16.7 倍(8.5 割)に置いた。個人向けの安全の束ね売りが伸び、借金の返済も進む筋書きだが、OS の標準機能との競争が残るので 8.5 割に留めた。 g の内訳:物価 3.5% に実質 1% を足した 4.5% は上限の 4.0% に打ち止め(k − g ≥ 3.5% も守る)。 純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:AI 詐欺が日常になり、価格を物価以上に上げても解約が増えない世界。10 年続くには OS の無料機能の抑え込みが必要で、確率は 7% にとどめた。

やや楽観 18% やや楽観:今の構造が 10 年続く 利益 25 億ドル · PER 15.6 倍 · 株価時価総額 65.21 ドル391 億ドル

10 年後、個人向けセキュリティは会員 77 百万・価格 1.45 倍で 53.3 億ドル、身元保護は 5.8 百万契約・20.3 億ドル、MoneyLion は収益顧客 27 百万で 27.3 億ドルです。売上は 100.8 億ドル(年 7.3%)。会社の継続率 9 割・ARPU の上昇という今の構造が 10 年続き、無料機能との競争は価格で一部譲る程度にとどまります。部門利益率は個人向け 61.5%・MoneyLion 29% で、GAAP の営業利益は 42.0 億ドル、利払い 6.2 億ドルを引いた純利益は 25.1 億ドルです。償却の減少と税率 30% への正常化で、利益は売上より速く伸びます。10 年の純利益の累計は約 175 億ドル(3 年目の 13.8 億ドルまでに約 37 億ドル、その後は年 8.9% で 25.1 億ドルへ。減損・赤字の年は置かない。年ごとの内訳は道筋から仮に置いた)。還元はその全額の約 174 億ドルで、自己資本は薄いまま(約 26 億ドル)に保つ。

  • 個人向けセキュリティ(ノートン・アバスト・AVG・アビラ):数量 77.0(有料契約数(百万)=世界の有料の消費者向けセキュリティ契約(約 2.2 億)× シェア(約 32%))× 価格 69(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 53 億ドル・営業利益 33 億ドル。会員 7,700 万・価格 1.45 倍
  • 身元保護(LifeLock など):数量 5.8(有料契約数(百万)=米国の有料の身元保護契約(約 4,000 万)× シェア(約 9%))× 価格 350(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 20 億ドル・営業利益 9 億ドル。契約 580 万
  • 個人金融(MoneyLion と Engine):数量 27.0(収益を生む顧客数(百万)=米国の低中所得層の金融アプリ利用者(約 9,000 万)× シェア(約 12%))× 価格 101(1 顧客あたり年間収益(米ドル))→ 売上 27 億ドル・営業利益 8 億ドル。収益顧客 2,700 万

倍率:正当化 PER は 19.4 倍(g 4.0%、RONIC 52.5%。RONIC は k 8.75% に、事業の ROE 96.2% が k を超える分の 0.5 を足した値。moat は normal)。これに対し 15.6 倍(8 割)に置いた。契約者数が緩やかに伸びる筋書きで 8 割。 g の内訳:物価 3.5% に実質 1% を足した 4.5% は上限の 4.0% に打ち止め(k − g ≥ 3.5% も守る)。 純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:今の構造(継続率 9 割・ARPU の上昇・MoneyLion の成長)が 10 年続く筋書き。ただし伸びが止まらない前提なので 18% とした。

中立 32% 中立:個人向けは横ばい、MoneyLion が成長を担う 利益 20 億ドル · PER 14.1 倍 · 株価時価総額 47.58 ドル285 億ドル

10 年後(2036 年 3 月期)、個人向けセキュリティは市場がほぼ横ばいでシェアも保ち、会員 72 百万のまま、価格は物価並みの 1.41 倍で 48.4 億ドル(部門利益率 60%)です。身元保護は 5.0 百万契約・16.9 億ドル、MoneyLion は収益顧客 22 百万に増え 21.7 億ドルです。売上は 87.1 億ドル(年 5.7%)、調整後で見た伸びの大半は MoneyLion が担います。GAAP の営業利益は 34.7 億ドル(部門利益 41.5 億ドルから株式報酬と償却を引く)、利払い 5.8 億ドルで純利益は 20.2 億ドルです。10 年目以降の伸びは、市場 0.7%・シェア 0.3%・価格 3.5% で 4.5% と置きます。大型の追加買収は数えません。

  • 個人向けセキュリティ(ノートン・アバスト・AVG・アビラ):数量 72.0(有料契約数(百万)=世界の有料の消費者向けセキュリティ契約(約 2.2 億)× シェア(約 32%))× 価格 67(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 48 億ドル・営業利益 29 億ドル。会員 7,200 万のまま・価格 1.41 倍
  • 身元保護(LifeLock など):数量 5.0(有料契約数(百万)=米国の有料の身元保護契約(約 4,000 万)× シェア(約 9%))× 価格 338(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 17 億ドル・営業利益 7 億ドル。契約 500 万
  • 個人金融(MoneyLion と Engine):数量 22.0(収益を生む顧客数(百万)=米国の低中所得層の金融アプリ利用者(約 9,000 万)× シェア(約 12%))× 価格 99(1 顧客あたり年間収益(米ドル))→ 売上 22 億ドル・営業利益 6 億ドル。収益顧客 2,200 万

倍率:正当化 PER は 18.8 倍(g 4.0%、RONIC 37.7%。RONIC は k 8.75% に、事業の ROE 66.7% が k を超える分の 0.5 を足した値。moat は normal)。これに対し 14.1 倍(7.5 割)に置いた。契約の更新は粘り強いが、OS 同梱の安全機能に値段を抑えられ、純負債も重いので、中立は 7.5 割に置いた。 g の内訳:物価 3.5% に実質 1% を足した 4.5% は上限の 4.0% に打ち止め(k − g ≥ 3.5% も守る)。 純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:個人向けは横ばいで、MoneyLion が成長を担う中立。議論の落としどころとして最大の 32%。

やや悲観 26% やや悲観:無料の OS 機能に会員と価格を削られる 利益 11 億ドル · PER 11.7 倍 · 株価時価総額 21.29 ドル128 億ドル

10 年後、OS の無料機能と AI 詐欺対策の取り込みが進み、個人向けセキュリティは会員が 62 百万に減り、価格も 1.30 倍にとどまって 38.4 億ドル(部門利益率 54%)です。身元保護は 3.6 百万契約・11.2 億ドル、MoneyLion は収益顧客 15 百万・13.1 億ドル(利益率 20%)です。売上は 62.8 億ドル(年 2.3%)に鈍り、GAAP の営業利益は 20.9 億ドル、利払い 5.3 億ドルで純利益は 10.9 億ドルです。会社は優良さを少し失うものの借金は返せます。10 年目以降の伸びは、市場の縮み −0.5%・価格 3.5% 超から 3.5% と置きます。

  • 個人向けセキュリティ(ノートン・アバスト・AVG・アビラ):数量 62.0(有料契約数(百万)=世界の有料の消費者向けセキュリティ契約(約 2.2 億)× シェア(約 32%))× 価格 62(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 38 億ドル・営業利益 21 億ドル。会員減(6,200 万)・価格 1.30 倍
  • 身元保護(LifeLock など):数量 3.6(有料契約数(百万)=米国の有料の身元保護契約(約 4,000 万)× シェア(約 9%))× 価格 312(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 11 億ドル・営業利益 4 億ドル。契約 360 万・競合に押される
  • 個人金融(MoneyLion と Engine):数量 15.0(収益を生む顧客数(百万)=米国の低中所得層の金融アプリ利用者(約 9,000 万)× シェア(約 12%))× 価格 88(1 顧客あたり年間収益(米ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 3 億ドル。収益顧客 1,500 万

倍率:正当化 PER は 16.7 倍(g 4.0%、RONIC 19.4%。RONIC は k 8.75% に、事業の ROE 30.1% が k を超える分の 0.5 を足した値。moat は normal)。これに対し 11.7 倍(7 割)に置いた。契約者が減り、値引きが入る筋書きで 7 割。 g の内訳:物価 3.5% に実質 1% を足した 4.5% は上限の 4.0% に打ち止め(k − g ≥ 3.5% も守る)。 純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:OS 標準の防御と無料の同梱が会員と価格を削る筋書き。マイクロソフト・アップル・グーグルが相手で、10 年の間に起きても不思議はないため、同じ領域の会社より厚い 26% にした。

悲観 17% 悲観:構造的に負け、借金だけが重く残る 利益 3 億ドル · PER 7.4 倍 · 株価時価総額 3.84 ドル23 億ドル

10 年後、構造的に負けた会社になっています。マイクロソフト・アップル・グーグルが AI 詐欺対策を OS に取り込んで無料で配り、個人向けセキュリティは会員が 50 百万に減って価格は 1.15 倍(物価の 3 分の 1)にとどまり 27.4 億ドル(部門利益率 44%)です。身元保護は 2.5 百万契約・6.6 億ドル、MoneyLion は規制と貸し倒れで収益顧客 12 百万・8.0 億ドル(利益率 8%)です。売上は 42.0 億ドル、GAAP の営業利益は 9.0 億ドル、利払い 4.6 億ドルを引くと純利益は 3.1 億ドルです。配当は維持しますが自社株買いは止まり、借金の返済が優先されます。

  • 個人向けセキュリティ(ノートン・アバスト・AVG・アビラ):数量 50.0(有料契約数(百万)=世界の有料の消費者向けセキュリティ契約(約 2.2 億)× シェア(約 32%))× 価格 55(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 27 億ドル・営業利益 12 億ドル。無料機能に取られ 5,000 万・価格 1.15 倍
  • 身元保護(LifeLock など):数量 2.5(有料契約数(百万)=米国の有料の身元保護契約(約 4,000 万)× シェア(約 9%))× 価格 264(1 契約あたり年間収益(米ドル))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。契約 250 万・価格も据え置き
  • 個人金融(MoneyLion と Engine):数量 12.0(収益を生む顧客数(百万)=米国の低中所得層の金融アプリ利用者(約 9,000 万)× シェア(約 12%))× 価格 67(1 顧客あたり年間収益(米ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。規制と貸し倒れで 1,200 万

倍率:事業の ROE 7.7% が k 8.75% 以下なので、PER は 1÷k = 11.4 倍が上限(ためた利益は額面未満の価値)。これに対し 7.4 倍(6.5 割)に置いた。個人向けの安全が無料化に近づき、借金の負担だけが残る筋書きで 6.5 割。 純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:構造的に負け、借金だけが重く残る筋書き。リーマン級の景気後退に加え、規制・貸し倒れ・無料機能が同時に効く。借金の大きさから悲観を厚く 17% にした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

個人向けセキュリティ(ノートン・アバスト・AVG・アビラ)

パソコン・スマホ向けのウイルス対策・VPN・詐欺検知を年額で売る。会社の「サイバーセーフティ」部門に当たる。

数量有料契約数(百万)=世界の有料の消費者向けセキュリティ契約(約 2.2 億)× シェア(約 32%)価格1 契約あたり年間収益(米ドル)売上営業利益
今 2025/12 70.0 48 33 20
10 年後 中立 72.0 67 48 29

取り方:売上 33.39 億ドルは会社開示(2026 年 3 月期のサイバーセーフティ部門)。有料会員 7,900 万のうち大半がここで、契約 7,000 万と置き、年 47.7 米ドルは売上から逆算。市場 2.2 億契約・シェア 32% は推定(監査された数字ではない)。部門利益率 61% は会社が開示。

身元保護(LifeLock など)

信用情報・ダークウェブ・金融口座の監視と被害回復の支援を月額で売る。会社の「信頼基盤」部門の中の一つ。

数量有料契約数(百万)=米国の有料の身元保護契約(約 4,000 万)× シェア(約 9%)価格1 契約あたり年間収益(米ドル)売上営業利益
今 2025/12 3.7 240 9 4
10 年後 中立 5.0 338 17 7

取り方:信頼基盤 16.61 億ドルを身元保護と MoneyLion に按分した推定。MoneyLion の 2024 年売上 5.46 億ドル(集計サイト)に最初の通期の伸び 4 割超を掛けて約 7.7 億ドルとし、残り 8.9 億ドルを身元保護とした。契約数 371 万(年 240 米ドル)は推定で、会社は契約数を開示していない。利益率 40% は信頼基盤の 30% から按分。

個人金融(MoneyLion と Engine)

少額の前借り・口座・会員料金と、金融商品の比較・紹介の場(Engine)。2025 年 4 月に買収が成立。

数量収益を生む顧客数(百万)=米国の低中所得層の金融アプリ利用者(約 9,000 万)× シェア(約 12%)価格1 顧客あたり年間収益(米ドル)売上営業利益
今 2025/12 11.0 70 8 1
10 年後 中立 22.0 99 22 6

取り方:売上 7.71 億ドルは信頼基盤からの按分(上の身元保護の欄参照)。収益顧客 1,100 万・年 70.1 米ドルは推定(会社は収益顧客数を開示していない。Engine は顧客ではなく提携先からの収益で、1 顧客あたりに均して置いた)。市場 9,000 万人・シェア 12% は推定。利益率 18% は信頼基盤の 30% から逆算。

リスクと懸念

OS 標準の防御と無料の同梱

マイクロソフトのウィンドウズ標準の防御、アップル・グーグルの端末内の保護、通信会社や銀行が無料で付ける防御は、個人向けセキュリティの有料会員を直接削ります。前年の 10-K にも「データ保護・ウイルス対策・VPN を無料で同梱する動き」の記載があります。AI 詐欺対策を OS が取り込めば、有料の理由が薄れます。

借金の重さと金利

純負債は 78 億ドル(時価総額の 54%)、年 5.7 億ドルの利払いは営業利益の約 3 割を使います。売上や利益率が落ちると、利払いが固定費のように働いて GAAP の利益が大きく振れます。借り換えの金利が高いままだと、純レバレッジ 3 倍という目標に縛られ、自社株買いが細ります。

MoneyLion の貸し倒れと規制

少額の前借り(InstaCash)は景気後退で損失が増えやすく、前借りへの金利・手数料の規制や米国の消費者金融保護局(CFPB)の監督が強まる危険もあります。Engine は金融機関の広告予算に左右されます。買収で足した部分が、会社の成長の大半を担っており、ここが崩れると全体の伸びが消えます。

利益の質(調整後と GAAP の差)

会社が示す「調整後 EPS」は株式報酬と買収の償却を足し戻すため、GAAP の約 2 倍です。2026 年 3 月期の GAAP 純利益 9.7 億ドルには訴訟の純利益 3.4 億ドルの一時益が含まれ、除けば約 7.5 億ドルです。償却は年 4〜5 億ドル減っていきますが、追加買収があれば戻ります。

買収の連続と資本配分

アバスト(2022 年)、MoneyLion(2025 年)と、買収で伸びてきた会社です。借金をして高値で買えば、のれんが膨らみ GAAP の償却と減損の危険が増えます。MoneyLion の買収後の株価条件付き権利など、後から効く約束もあります。今後も買収をするなら、利益の質が下がる金融事業を足す危険があります。

情報漏えい・不祥事

個人の機微な情報(口座・信用情報)を預かる会社が自社の事故を起こすと、ブランドへの傷は競合より深くなります。2024 年 7 月のクラウドストライクの更新障害のような事故が、消費者向けでも起きる危険があります。身元保護の LifeLock は、顧客への補償も負います。

今後の分かれ目

マイクロソフトやアップルが AI 詐欺対策を OS 標準で強化し、無料で配る
個人向けセキュリティの会員と価格改定の余地が同時に削られる。やや悲観〜悲観の確率が上がり、価値は大きく下がる。
AI を使った詐欺の被害が社会問題になり、消費者が防御に払う金額が増える
ノートンの上位プランと LifeLock への移りが進み、1 会員あたり収益が物価以上に上がる。楽観・やや楽観の確率が上がる。
MoneyLion の貸し倒れが目標より悪化する(景気後退・規制の強化)
信頼基盤の利益率 30% が崩れ、会社全体の伸びが止まる。借金の重さが効き、GAAP の利益が大きく減る。
借り換え金利が下がり、純レバレッジが 2.5 倍まで下がる
利払いが減り、自社株買いを増やせる。GAAP の純利益が上振れし、倍率の評価も上がる。
会社が大型の追加買収を発表する(借金で)
のれんと償却が増え、純レバレッジが 3 倍を超えれば配当・自社株買いが細る。買収価格が安く、利益の質が高ければ上振れ。
継続率(ノートン 9 割近く)が 8 割台に下がる
定額課金の安定が崩れ、中立でも会員減になる。10 年の筋書きで悲観の確率を厚くする。

見ておくもの

  • 有料会員数(四半期ごとの純増。8,100 万から増え続けているか)
  • ノートンの継続率と 1 会員あたり収益の伸び
  • 信頼基盤の部門利益率(30% を保てるか)と MoneyLion の貸し倒れ・Engine の収益
  • 純レバレッジ(2.95 倍)と利払い、借り換えの金利
  • アップル・マイクロソフトの OS 標準の防御と詐欺対策の機能追加
  • 次の決算(2026 年 10 月 28 日・2027 年 3 月期第 2 四半期)

倍率と資本コストの決め方

倍率は利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g)、RONIC = k + 残る割合 ×(事業の ROE − k)で置きました。k は 8.75%(基本 8% + 借金 0.5% + 寿命 0.25%)、ROE は検査と同じ帳簿の自己資本に対する純利益(自社株買いで自己資本が薄く、10 年中立で 67%)、残る割合は普通の 1/2、g は 4.0%(上限)です。10 年中立の正当化 PER は 18.8 倍で、OS の無料機能という価格ゼロの競合と借金の重さを見て、その 7.5 割の 14.1 倍に置きました。今の PER(GAAP の一時益込みで 14.9 倍、一時益を除くと 19 倍)や株価には寄せていません。GAAP の利益で見ており、調整後 EPS は使っていません。悲観の確率を 10 年で 17%、やや悲観を 26% と厚くし、借金の重さと OS 無料機能を悲観の深さに入れて、割安に偏りすぎないようにしました。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 5% + β 1.43 × 5%。k = 基本 8.0% + quality +0.75% = 8.75%。借金 +0.5%・寿命 +0.25% で quality は +0.75%(前は β 1.43 を 9% に収めて k 9.0%)。OS の無料機能・貸し倒れは寿命と、やや悲観・悲観の確率(10 年で 43%)で表した。存続が危ない会社ではないので上乗せ 0。

同じ業種(情報技術)の AI 分析

やや割安 ゴーダディGDDY FCF の約 13% が株主に戻る定期課金の事業。AI で入口を奪われる恐れを 4 割超の確率で織り込んでも、資本コストを超える稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、確率で加重した価値は今より約 3 割高く「やや割安」 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) 適正 アップラビンAPP 配信 AI の稼ぐ力は突出するが、プラットフォーム依存と規制の影が重い。利益ベースの正当化 PER で測ると、悲観を厚く置いて「適正」まで下がる 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 エヌビディアNVDA AI 計算の事実上の標準を握る稼ぐ力は桁違いで、今の時価総額は確率で加重した価値を 4% ほど上回るだけの適正水準で、安全域は薄い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) やや割高 マイクロソフトMSFT AI 時代でも堀は広がる世界最強級の事業。ただし利益ベースの正当化 PER(中立で事業 約 18 倍)で測ると、今の時価総額は事業の質を先に払いすぎている 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ベリサインVRSN ドメイン名 .com と .net の登録簿を握る契約型の独占。事業の質は最高水準で、今の値段は契約どおりの値上げが続く前提を先に織り込んでいる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 CDWCDW 再販の薄利でも資本は軽く還元が厚い。利益ベースで見ると今の値段はほぼ妥当だが、クラウド直販・AI 調達の直買いで取り分が削られる危うさは残る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ブロードコムAVGO AI の特注チップと VMware で稼ぐ力は急拡大しているが、今の時価総額は確率で加重した価値より 2 割強高く、やや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スカイワークス・ソリューションズSWKS クォルボとの合併で RF 部品の最大手級になったが、売上の 5 割強がアップル。利益率が戻っても、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 NXP セミコンダクターズNXPI GAAP の PER 29 倍は谷の利益。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 クアルコムQCOM スマホが縮む間に車載・IoT と AI データセンターが穴を埋められるかが全て。埋まる前提でも、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI 売上は急増しても粗利益率 10% 前後の薄利で、AI 投資の谷と統制の問題を悲観に厚く織り込んでも、今の値段は本質価値を 2 割ほど上回る(強制転換優先株を含む時価総額 251 億ドルで比べた場合) 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 TE コネクティビティTEL 自動車の景気循環と AI・送電網の追い風を併せ持つ接続部品の首位。GAAP の利益の 20 倍という値段は、成長が続いても本質価値を 4 割ほど上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) 割高 ジェイビルJBL AI データセンター向けの急成長で利益は伸びるが、大口顧客に価格を握られる薄利の受託製造。成長を先取りした、割高な値段 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −31.2% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 HPインクHPQ 利益の 6 割を生む印刷の消耗品が年 3% ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −35.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −42.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −42.9% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −52.6% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.7% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.5% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.2% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −65.3% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 IBMIBM メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%) 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −66.2% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.5% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 トリンブルTRMB 建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%) 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −74.2% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −5.5%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −75.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −8.5%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −78.5% · 10 年 割高(年 −8.5%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −80.1% · 10 年 割高(年 −8.2%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −82.9% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −84.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −86.7% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.6% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −91.5% · 10 年 割高(年 −16.6%)

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読んだ資料

  1. Gen 2026 年 3 月期 第 4 四半期・通期決算(8-K)
  2. Gen 2027 年 3 月期 第 1 四半期決算(8-K)
  3. Gen 第 1 四半期決算の電話会見の要約(会員数・継続率・MoneyLion・レバレッジ)
  4. Gen 2026 年 3 月期 10-K(事業・競合)
  5. Gen 2025 年 3 月期 10-K(買収・競合・同梱の動き)
  6. Gen 2027 年 3 月期第 2 四半期の決算発表日(2026-10-28)

分析日 2026-10-16