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SS&Cテクノロジーズ・ホールディングス SSNC

金融の記録基盤には強い堀が残るが、AIによる業務量とソフト単価の縮小を考えると、長期株主にとってなお割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)38.56 ドル90 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)80.4 ドル189 億ドル差 −52.0%
10 年後から見ると 割高 価値 38.56 ドル90 億ドル · 差 −52.0% · 期待の年率 −1.7%
期待の年率リターン(10 年)−1.7%資本コスト比 −9.7 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約0.5%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

SS&Cテクノロジーズは、投資信託の名義書換、ヘッジファンドの会計、金融機関の業務ソフトをまとめて請け負う会社である。筆者の結論は割高だ。金融の取引記録を守る基盤には本物の強みがあるものの、AIが事務作業とソフトの操作画面を安くする10年を考えると、今の時価総額には十分な安全域がない。

2026年7〜9月期の売上は前年同期比7.8%増で、営業利益率も24.2%へ上がった。しかし内訳は一様ではない。ファンド管理のGlobeOpは有機成長9.0%と好調だが、Blue Prismを含む自動化・分析事業は4.5%減だった。この違いを無視して、会社全体を高成長ソフト企業として扱うべきではない。

強い部分は、顧客の持分と資金の記録を預かり、規制対応と日々の照合を続ける仕事だ。契約上の継続収入が8割を超え、直近の売上継続率は96.6%である。だが、証券会社への名義書換業務の移管や、AIによる処理費用の値下げ要求は避けにくい。資産運用ソフトやロボットの利用席数は、同じ仕事を人が画面で行わなくなるほど減りうる。

2025年のGAAP純利益は8億ドル、純有利子負債は添付データで41億ドルである。10年後の中立では事業が続いても利益の伸びは小さく、買収ののれんや株主還元も吟味が要る。5つの筋書きを資本コスト8.0%で評価した現在価値は約90億ドルで、基準時点の時価総額約195億ドルを大きく下回る。優れた顧客基盤を持つことと、その株式を今の値段で長く保有したいことは別の判断である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず10年後にも顧客が対価を払う理由を探す。投資信託の名義、基金の純資産額、医療保険の請求記録には、計算を自動化しても最終的に責任を持つ仕組みが要る。名義書換で6割を超えるシェアと高い更新率を持つ会社を、単なる事務代行と同じに扱うのは誤りだ。

次に、増えた利益のうち株主に渡せる部分を見る。2025年のフリーキャッシュフローは添付資料で約17億ドルとGAAP純利益を大きく上回ったが、買収無形資産の償却が現金を伴わないことが理由の一つである。償却を戻した調整後利益を使うなら買収対価の再投資や株式報酬の負担も戻ってくる。ここではGAAP利益を基礎にし、自社株買いから株式報酬を引いた正味の還元だけを別に数える。

経営には70社を買収して共通顧客へ販路を伸ばした実績がある。しかし借金と約100億ドルののれんを背負いながら、技術の世代交代を迎える。新たな買収の利回りが資本コストを超える確信は、過去の売上拡大だけでは得られない。

この企業には持ち続けられる核がある。それでも支払う値段は別問題だ。記録の基盤を高く評価しつつ、画面型ソフトと自動化の縮小、負債の借り換え、顧客預り金を株主の現金と取り違えないことを重視する。現在の時価総額には、その不確実さを引き受ける余白が乏しい。

何で稼ぐ会社か

SS&Cの稼ぎの中心は、金融機関が自前で処理すると面倒な記録と照合を、専用ソフトと人員を組み合わせて引き受けることである。2025年の売上は約63億ドルで、このうち83%がソフトを使った継続的なサービスだった。会社は会計上は単一事業として報告するが、投資家向け資料では性格の違う6つの事業群の売上を示している。

最大のGlobeOpは、ヘッジファンドや未公開株ファンドの純資産額を計算し、取引を照合し、投資家へ報告する。約2.9兆ドルの代替資産を管理し、報酬には管理残高、月額の最低料金、取引件数が混ざる。GIDSは投資信託の名義書換と年金の加入者記録を管理する。米国などで高いシェアを持ち、TRACは1,200万人超の年金加入者を支える。2025年に買収したカラストーンは運用会社と販売会社を結ぶ決済ネットワークを加えた。

資産運用ソフトはAdvent、Geneva、Eze、Black Diamondが担う。投資判断から執行、ポートフォリオ会計まで幅広いが、利用席や画面への依存が残る。Intralinksは買収案件などの機密文書をやり取りする仮想データ室であり、契約と案件数に応じて稼ぐ。Blue Prismを含む自動化・分析事業は業務を動かすソフトの利用料が柱で、従来のロボット席課金はAIエージェントとの競争に直面する。医療部門は保険請求の審査と処理を引き受け、2025年は6億件超を扱った。

この会社を普通のSaaSと見誤りやすいのは、ソフトの裏に名義、受益権、取引履歴、請求書という正しい記録があるためだ。顧客は画面を変えられても記録の責任を消せない。一方、記録を守るという使命と、その処理に現在と同じ人数と単価が要ることは同義ではない。

優良さと弱いところ

最も厚い堀は、正しい記録の持ち主であることだ。名義書換では規制対応と長年の取引履歴の移行が必要で、一夜で供給者を替えられない。会社提示の2024年時点のシェアは、米国の名義書換で68%、英国で48%、豪州のユニット登録で74%に達する。カラストーンの接続先は4,500社超あり、業界の共同利用網としても価値が生まれる。

売上継続率は2025年末96.4%、2026年7〜9月期96.6%で、顧客が残る力を数字で確かめられる。GlobeOpの独立した評価・規制報告も顧客が内製化しにくい。これらは「記録の正本」に当たる根拠であり、価格を物価にある程度追随させる余地を持つ。ただし更新契約ごとの実際の値上げ率は開示されておらず、強いシェアをそのまま値上げの実績とは呼べない。

経営の資本配分には光と影がある。長年の買収が幅広い顧客基盤を作り、2025年には約17億ドルの営業キャッシュフローを生んだ。半面、2025年末には約100億ドルもののれんが残る。ROEは11.6%と悪くないが、巨額の買収資金を使ってきたことを考えると、増分投資の利回りが常に資本コストを上回ったとは証明できない。

会社全体の堀は、核となる名義と会計では強く、画面型ソフトと業務自動化では普通以下と分けて見る。したがって全社の将来利益に強い堀の持続率を一律には与えない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

市場は一つではない。外部推計の2025年の世界ファンド管理サービス市場は約134億ドルで、GlobeOpの売上18億ドルはその一部を占める。運用資産から見た別の調査では、SS&Cとシトコがそれぞれ約15%で並び、ステート・ストリートが約7%、エイペックスが約5%だった。対象ファンドや時点が違うため、この比率をそのまま売上シェアとはしない。代替資産の拡大という追い風はあるが、AIで事務処理が安くなれば管理残高の増加が料金に直結しない。

投資信託の名義書換は寡占で、2024年の会社資料では米国でSS&C68%、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン14%だった。英国もそれぞれ48%と16%である。年金の加入者数は緩やかに増えるが、証券会社が顧客をまとめた口座で管理する方式が広がると、一件当たりの手数料は下がる。規制に守られた台帳と、値下げされる単純処理を分ける必要がある。

資産運用ソフトの周辺市場は2025年に世界で約63億ドルという調査がある。SS&Cの関連事業の約15億ドルは運用会計など隣接市場も含み、単純なシェア換算はできない。競合はブロードリッジ、エンベストネット、セイ・インベストメンツ、アデパーなどだ。仮想データ室は世界で2026年約33億ドルとの推計があり、Intralinksはデータサイトやアイディールズと争う。案件の増加と、案件当たり料金の下落が同時に起こりうる。

ロボットによる業務自動化の市場は2024年に約36億ドルで、ユーアイパス、マイクロソフト、オートメーション・エニウェアが有力だ。Blue PrismはAIエージェントに従来の席課金を置き換えられる側でもある。医療請求管理市場は定義の広い世界市場で2025年約357億ドルだが、SS&Cの医療事業は3億ドル未満にすぎない。市場予測の高い伸びを各事業に丸ごと与えず、顧客の処理件数、市場シェア、実際に取れる手数料を分けて考える。

資本政策と M&A

買収こそが長期の資本配分の中心だった。2015年のアドベント約26億ドル、2018年のDST約54億ドルとEze約15億ドル、Intralinks約15億ドル、2022年のBlue Prism約16億ドルを経て、2025年にはカラストーンを約10億ドルで取得した。基金の会計と決済網を広げる買収は堀を厚くしたが、機能がAIで不要になる自動化ソフトの買収価値には疑問が残る。

2025年は自社株買い約10億ドル、配当約3億ドルだったが、株式報酬約3億ドルを差し引くと正味の還元は約10億ドルである。2026年7〜9月期も買い戻しと配当を続け、8月には年率配当を11.1%引き上げた。2026年5月に再承認した15億ドルの買い戻し枠がある一方、10年分の配当総額について数字の約束はない。

2026年の会社見通しは調整後売上67.36〜67.76億ドル、調整後純利益17.26〜17.42億ドルであり、GAAP純利益とは別物だ。2026年9月末の総負債は約75億ドルで、2027年9月に満期となる20億ドルの社債について借り換えを進めている。大規模買収と借入返済と自社株買いを同時に続ければ安全域は薄れる。明らかな非公開化・買収合意は確認できず、既に成立した買収だけを現在の事業に含めた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

名義書換とファンド管理の寡占は、簡単には壊れない。運用会社が複雑な取引を日々照合し、監査に耐える記録を保持するには、銀行や基金、受託者をまたぐシステムの実績が欠かせない。2026年7〜9月期のGlobeOpは有機成長9.0%、GIDSも6.3%で、AIが現実の需要を消し去った兆候はまだない。売上継続率96.6%は、新しい競合が簡単に顧客を奪えないことを示している。

とりわけ名義書換での米国68%という会社提示のシェアは、銀行が調達先を変えたくても移行費用が重いことを物語る。カラストーンの接続網には運用会社と販売会社が集まり、参加者が増えるほど取引相手の都合も変わる。規制の改正や資産のトークン化は、独立した記録と照合に新しい需要を生む。

2026年の成長を土台に、管理残高と処理件数がほぼ維持されれば、物価に近い値上げだけでも堅い売上を守れる。Blue Prismを社内に展開し事務処理を省力化すれば、顧客に値下げを渡しても営業利益率を改善できる。2025年に大きな現金を生んだように、投資を絞って借金を返し、配当と買い戻しを継続する余地もある。買収が止まっても、基盤を運営するだけで株主に現金を返せる企業として評価すべきだ。

慎重な見方

同じ顧客が残ることは、同じ売上が残ることではない。規制の記録を守る会社でも、照合や報告に必要な人員をAIが大幅に減らせば、更新時に手数料を下げる圧力を受ける。金融機関には自前のシステムを持つ選択肢もあり、シトコやエイペックス、ブロードリッジは管理費の引き下げを迫る。証券会社の一括口座への移行は、名義書換の処理単価そのものを押し下げる。

資産運用ソフトはさらに危うい。AdventやEzeの画面をAIエージェントが介さずに操作できれば、利用席が減る。Blue Prismの旧来のロボット席課金は、マイクロソフトやユーアイパス、汎用AIによって直接狙われる。2026年7〜9月期の自動化・分析事業が有機成長で4.5%減だったことは、楽観だけで先を描けない証拠だ。Intralinksも監査証跡は残るが、案件当たりの書類処理料は下げられる。

借金も無視できない。2026年9月末の総負債は約75億ドルで、翌年には大型の社債満期が来る。会計上ののれん約100億ドルは、事業が衰えたときにその額で売れる資産ではない。顧客預り金は負債と対になり、株主の余剰現金ではない。2025年の調整後純利益をGAAP利益と混同して高く評価すれば、買収償却と株式報酬という本当の費用を二重に見逃すことになる。

どちらに重みを置いたか

記録の正本としての競争優位と継続率は十分に認める。そのため会社が10年後に消滅するとは見ない。しかし、売上の4割強を占める資産運用ソフト、仮想データ室、自動化分野では、AIによる席数と単価の圧力を避けにくい。記録の価値を全社の堀と取り違えないことが肝心だ。

やや悲観と悲観を合わせて40%とし、中立もAIによる数量の減少を織り込んだ。悲観側の追加の重みは、借り換えや会計基盤の顧客喪失、買収失敗という別の引き金による。現在価値の加重平均が時価総額を大きく下回るため、結論は割高となる。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 41.79 ドル98 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 28.21 ドル66 億ドル)。 今の値に割り戻すと 38.56 ドル90 億ドル、今との差 −52.0%、 期待の年率 −1.7%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 8% 90.71 ドル213 億ドル 40.49 ドル95 億ドル +63.2% +6.1% 10.50 ドル25 億ドル
やや楽観 18% 69.72 ドル164 億ドル 36.23 ドル85 億ドル +31.8% +3.4% 19.07 ドル45 億ドル
中立 34% 46.19 ドル108 億ドル 33.25 ドル78 億ドル −1.2% −0.2% 27.01 ドル63 億ドル
やや悲観 25% 21.56 ドル51 億ドル 23.44 ドル55 億ドル −44.0% −7.3% 11.25 ドル26 億ドル
悲観 15% 5.97 ドル14 億ドル 8.53 ドル20 億ドル −82.0% −19.9% 2.17 ドル5 億ドル
加重平均100% 41.79 ドル98 億ドル28.21 ドル66 億ドル −12.9% −1.7% 70.00 ドル164 億ドル

今の株価時価総額 80.39 ドル189 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 8% 楽観:記録基盤が競争をしのぎ、還元を厚くする 利益 16 億ドル · PER 13.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 90.71 ドル213 億ドル

記録の正本は、AIが普及しても責任の所在を変えられない。GlobeOpの実質管理残高は2025年並みを維持し、ヘッジファンド・プライベート市場への資金流入が既存ファンドの償還を補う。シトコ、エイペックスとの競争は続くが、監査・規制報告まで含む契約が守られ、混合管理料は物価に近い上昇を実現する。GIDSも年間2億件の記録処理を維持し、カラストーンが投信販売の決済網として根付く。

ウェルステックでは顧客数6千社を維持し、画面型ソフトの価格上昇は物価を下回る。Intralinksの案件数とBlue Prismの契約量は増やさない。AIエージェントを新製品として売る売上金額がまだ明瞭でないため、成長の源泉には数えない。それでも省力化の成果の一部を自社で保ち、全社のGAAP営業利益率は32%前後に改善する。

2027年の社債借り換えは済ませ、買収を控えた10年の純利益累計は約115億ドルとなる。配当と株式報酬控除後の買い戻しで約95億ドルを株主へ正味還元し、自己資本は約89億ドルとなる。これほど順調でも、独占的な記録基盤と、AIに席を奪われるソフトが混在する会社であることは変わらない。

  • GlobeOp・代替資産管理:数量 29,000(2025年の購買力に換算した代替資産の管理残高(億ドル))× 価格 0.00(管理残高1億ドル当たり年額料金(億ドル))→ 売上 24 億ドル・営業利益 9 億ドル。残高を維持し単価改善
  • GIDS・投信名義書換・年金記録:数量 200(年間の名義書換などの取引件数(百万件、代理指標))× 価格 11(取引1件当たりの混合売上(米ドル))→ 売上 21 億ドル・営業利益 7 億ドル。規制記録の価格が通る
  • 資産運用・ウェルステック:数量 6,000(顧客の金融機関・運用会社数(社、換算))× 価格 29(顧客1社当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 17 億ドル・営業利益 7 億ドル。席数を守る
  • Intralinks・機密文書データ室:数量 10,000(年間支援するM&A案件数(件、他用途の代理指標))× 価格 6.54(案件1件当たりの混合年間売上(万ドル))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。案件量を守る
  • Blue Prism・自動化・分析:数量 20,000(有料デジタルワーカー等の契約換算単位(件、推計))× 価格 3.25(換算契約単位当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。既存契約を守る
  • 医療請求審査・ヘルスケア:数量 600(医療・薬剤の年間請求処理件数(百万件))× 価格 0.58(請求1件当たり混合売上(米ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。請求処理を守る

倍率:AIの長期gは名目1.0%。事業の自己資本ROEはGAAP利益16.0÷自己資本88.9=18.0%、moatは普通(超過ROEの残存1/2)、RONICは13.0%。k8.0%で翌期利益基準の正当化PER13.19倍、10年目利益基準に1.01を掛けた上限13.32倍に対し13.3倍。現金を別計上しない純負債企業であり、GAAPの純利益にのみ掛けて時価総額212.8億ドル。

確率:GlobeOpと名義書換が現状の管理残高・件数を減らさずに済み、規制対応の費用上昇を単価へ転嫁する必要がある。AIで増える事務量は想定せず、AI商品化による成長も金額の実証がないため加算しない。競争と借金の負担を越える条件は厳しく8%とする。

やや楽観 18% やや楽観:基盤の値上げが続き、AIの打撃を吸収 利益 12 億ドル · PER 13.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 69.72 ドル164 億ドル

GlobeOpの管理残高は2025年の98%にとどまる。市場全体では代替資産が増えても、シトコやエイペックスとの価格競争でSS&Cの取り分が少し減る。しかし、ファンドの独立した評価と監査記録は顧客に残り、10年の値上げは約31%まで通る。GIDSでは証券会社の一括口座への移行が4%の処理件数を減らすが、記録の更新と規制対応が継続する。

資産運用ソフトの利用契約は6千社から5,520社へ減り、AIエージェントによって人が使う画面の価値は薄れる。IntralinksとBlue Prismも数量をそれぞれ1割ほど落とし、単価は物価未満しか上がらない。会社はAIの自動化を費用削減に活用して顧客の値下げ要求を補い、事業を横断する販売網も保つ。

買収を小規模にとどめ、2027年の満期社債の借り換えと借金返済を進める。GAAP純利益は10年目に約12億ドル、期間累計は約97億ドル。正味85億ドルの配当と買い戻しの後に、自己資本は約81億ドルとなる。顧客基盤の価値は残るが、全社の収益が2026年の成長速度を保つわけではない。

  • GlobeOp・代替資産管理:数量 28,420(2025年の購買力に換算した代替資産の管理残高(億ドル))× 価格 0.00(管理残高1億ドル当たり年額料金(億ドル))→ 売上 23 億ドル・営業利益 8 億ドル。管理残高2%減
  • GIDS・投信名義書換・年金記録:数量 196(年間の名義書換などの取引件数(百万件、代理指標))× 価格 11(取引1件当たりの混合売上(米ドル))→ 売上 21 億ドル・営業利益 6 億ドル。決済網は残る
  • 資産運用・ウェルステック:数量 5,520(顧客の金融機関・運用会社数(社、換算))× 価格 28(顧客1社当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 15 億ドル・営業利益 5 億ドル。顧客数8%減
  • Intralinks・機密文書データ室:数量 9,000(年間支援するM&A案件数(件、他用途の代理指標))× 価格 6.40(案件1件当たりの混合年間売上(万ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 2 億ドル。案件利用1割減
  • Blue Prism・自動化・分析:数量 18,000(有料デジタルワーカー等の契約換算単位(件、推計))× 価格 3.10(換算契約単位当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。契約量1割減
  • 医療請求審査・ヘルスケア:数量 585(医療・薬剤の年間請求処理件数(百万件))× 価格 0.56(請求1件当たり混合売上(米ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。請求量2.5%減

倍率:長期gはコアの記録維持と画面型の縮小を合成した名目1.0%。GAAP純利益12.4÷自己資本80.9から事業ROE15.3%、k8.0%、普通の堀の超過分を半分残すRONIC11.7%。来期基準の正当化PER約13.06倍、10年目利益に対する上限約13.19倍を超えず、13.19倍を採用する。償却やSBCを戻さない全社純利益に掛ける。

確率:名義書換とファンド管理の堀は確認できるが、AIが削減した作業費用を顧客へ返す要求も強い。2026年のコア事業の有機成長と高い継続率を評価しつつ、画面型ソフトの席数減少を免れない道筋として18%にした。

中立 34% 中立:コア記録は続くが、席課金の縮小と値上げ不足 利益 8 億ドル · PER 12.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 46.19 ドル108 億ドル

SS&Cは10年後も、投資信託の名義書換とファンド会計に欠かせない。GlobeOpの実質管理残高は2.9兆ドルから5%減にとどまり、会計の規制対応を背景に混合単価は約25%上がる。GIDSの処理件数は2億件から1.9億件へ減り、料金は約28%上がる。米国の強いシェアは大きく崩れないが、銀行と運用会社から業務効率化の利益を分けるよう求められる。

AdventやEzeなどの利用契約は2割減り、Intralinksの案件換算利用量も17%減る。Blue Prismの旧型ロボット契約は4分の1減る。AIエージェントが人の画面操作を飛ばすため、これら3事業の混合単価は10年で1割弱しか上がらない。ユーアイパス、マイクロソフト、ブロードリッジ、データサイトとの競争が続く。会社全体では売上が約66億ドルと2025年を少し上回るだけで、2026年の有機成長が長続きしないことになる。

営業利益は約16億ドル、GAAP純利益は約8億ドル。借り換え後の利払い増加を税後の利益に含め、過去の調整後利益をそのまま持ち込まない。10年のGAAP累計利益は約86億ドル、株式報酬控除後の正味還元は約78億ドルで、自己資本は約77億ドルにとどまる。堀は残っても、追加投資の利回りが飛躍的に高まるとまでは見ない。

  • GlobeOp・代替資産管理:数量 27,550(2025年の購買力に換算した代替資産の管理残高(億ドル))× 価格 0.00(管理残高1億ドル当たり年額料金(億ドル))→ 売上 21 億ドル・営業利益 7 億ドル。市場増加とシェア小幅低下で量5%減
  • GIDS・投信名義書換・年金記録:数量 190(年間の名義書換などの取引件数(百万件、代理指標))× 価格 10(取引1件当たりの混合売上(米ドル))→ 売上 19 億ドル・営業利益 4 億ドル。名義書換件数5%減
  • 資産運用・ウェルステック:数量 4,800(顧客の金融機関・運用会社数(社、換算))× 価格 28(顧客1社当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 4 億ドル。画面・席の換算量20%減
  • Intralinks・機密文書データ室:数量 8,300(年間支援するM&A案件数(件、他用途の代理指標))× 価格 6.20(案件1件当たりの混合年間売上(万ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。データ室利用17%減
  • Blue Prism・自動化・分析:数量 15,000(有料デジタルワーカー等の契約換算単位(件、推計))× 価格 3.05(換算契約単位当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。デジタルワーカー25%減
  • 医療請求審査・ヘルスケア:数量 570(医療・薬剤の年間請求処理件数(百万件))× 価格 0.54(請求1件当たり混合売上(米ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。請求件数5%減

倍率:全社g_long1.0%は、規制記録の市場数量が微減し、シェア維持と物価を下回る料金改定を合成した値。ROEは8.4÷76.9=10.9%、普通の堀のRONICは8%+半分×(10.9%−8%)=9.46%。正当化PERは来期基準12.78倍、10年目のGAAP純利益基準で12.91倍が上限。利益の質とAIエージェント代替を数量とgに反映済みで、ほぼ上限の12.9倍を使う。

確率:GlobeOpとGIDSは2026年の成長、継続率、共同利用基盤の裏付けがあり、直ちに崩れる理由はない。一方でWIT・Intralinks・自動化の数量と単価はAIエージェント代替の席型に従って縮める。既にAIの打撃を事業量に反映した中心的な道筋として34%とする。

やや悲観 25% やや悲観:処理量と金融ソフトが減り、利払いが重い 利益 4 億ドル · PER 10.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 21.56 ドル51 億ドル

資産運用会社は、事務作業の自動化で得た費用削減をSS&Cにも要求する。GlobeOpの実質管理残高は12%減り、値上げも物価ほど通らない。シトコとエイペックスが新規ファンドの管理契約を奪う。GIDSの取引件数は15%減り、証券会社の一括名義口座が広がるため、一件当たりの混合料金上昇も19%に鈍る。共同利用の接続網は残るが、規制の手間だけで高い料金を守れなくなる。

ウェルステックの顧客換算量は約28%減り、IntralinksはM&Aが回復しても画面型のデータ室の利用量が24%減る。Blue PrismはAIエージェントによって契約量が35%減り、料金の上昇もわずかにとどまる。ユーアイパスとマイクロソフトに対抗して機能を追加する費用が増え、開発費とサイバー対策費は簡単に削れない。

営業利益は約10億ドル、借り換え金利が約5.75%に上がった後のGAAP純利益は約4億ドルに縮む。初期の好調な数年で得た利益も含め、10年の累計純利益は約62億ドルと見込み、正味還元は約55億ドルまで絞る。自己資本は約76億ドルに残るが、低ROEの利益を永続的に高く評価できず、株主が売却時に受け取れる価値は大きく減る。

  • GlobeOp・代替資産管理:数量 25,520(2025年の購買力に換算した代替資産の管理残高(億ドル))× 価格 0.00(管理残高1億ドル当たり年額料金(億ドル))→ 売上 18 億ドル・営業利益 5 億ドル。受託残高12%減
  • GIDS・投信名義書換・年金記録:数量 170(年間の名義書換などの取引件数(百万件、代理指標))× 価格 9.50(取引1件当たりの混合売上(米ドル))→ 売上 16 億ドル・営業利益 3 億ドル。取引件数15%減
  • 資産運用・ウェルステック:数量 4,300(顧客の金融機関・運用会社数(社、換算))× 価格 26(顧客1社当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 11 億ドル・営業利益 3 億ドル。席・顧客の換算量28%減
  • Intralinks・機密文書データ室:数量 7,600(年間支援するM&A案件数(件、他用途の代理指標))× 価格 6.00(案件1件当たりの混合年間売上(万ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。利用24%減
  • Blue Prism・自動化・分析:数量 13,000(有料デジタルワーカー等の契約換算単位(件、推計))× 価格 2.90(換算契約単位当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。旧型席35%減
  • 医療請求審査・ヘルスケア:数量 525(医療・薬剤の年間請求処理件数(百万件))× 価格 0.50(請求1件当たり混合売上(米ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。処理量12.5%減

倍率:AIエージェント代替と処理量減少で成長は名目0%以下とみる。ROEは4.3÷75.9=5.7%で資本コスト8.0%未満となり、利益を再投資するほど価値が削れるためPER上限は12.5倍。規制の記録は残る一方、低採算と借り換えの負担が続き、上限以下の10.8倍をGAAP純利益に掛ける。中立の12.9倍より低く、PBRも46.44÷75.9=0.61倍で中立の約1.41倍より低い。

確率:名義書換の一括管理、独立系ファンド管理者の競争、AIによる旧型RPAと業務ソフトの席削減が重なる。ただし顧客の記録は残り、全面的な破綻は避ける。AIの損失は数量に既に含め、25%という重みには借り換えとM&Aの不調を重ねる。

悲観 15% 悲観:AIと内製化で売上が半減、のれん減損 利益 −2 億ドル · PBR 0.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 5.97 ドル14 億ドル

米国の大手銀行と運用会社が名義書換の業務を内製化し、一部はバンク・オブ・ニューヨーク・メロンへ移す。GlobeOpの実質管理残高は2025年より約28%減り、会計システムの顧客移行にも失敗する。価格は逆に18%ほど下落する。GIDSの年間取引件数は35%減り、一件当たりの換算料金も約25%下がる。独占に近かった記録基盤は、顧客が複数社へ移ることで規模の利点を失う。

資産運用ソフトはAIエージェントと顧客の内製化で数量が半分になる。Intralinksもデータサイトや安価なAI対応サービスに案件を奪われ、Blue Prismの従来契約は半減する。医療請求はオプタムと保険会社の自動化が進み処理件数と単価が落ちる。売上は約29億ドルと2025年の半分を割り、現場の規制対応、情報保護、設備・賃借料という固定費が残るため営業利益率は約3%まで落ちる。

GAAPの最終年純損失は約2.4億ドルで、借金の利息を払うだけでも苦しい。途中3年の累計黒字約16億ドルを、その後の事業赤字と約25億ドルののれん減損が上回り、10年の累計純損失は約8.9億ドルとなる。最初の数年間に払った正味配当・買い戻し約20億ドルの後、自己資本は約40億ドルに減る。残る資産を売る場合にも顧客預り金は株主の資産ではない。

  • GlobeOp・代替資産管理:数量 21,000(2025年の購買力に換算した代替資産の管理残高(億ドル))× 価格 0.00(管理残高1億ドル当たり年額料金(億ドル))→ 売上 11 億ドル・営業利益 1 億ドル。内製化で管理残高28%減
  • GIDS・投信名義書換・年金記録:数量 130(年間の名義書換などの取引件数(百万件、代理指標))× 価格 6.00(取引1件当たりの混合売上(米ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。件数35%減・単価25%減
  • 資産運用・ウェルステック:数量 3,000(顧客の金融機関・運用会社数(社、換算))× 価格 18(顧客1社当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。席と顧客が半減
  • Intralinks・機密文書データ室:数量 5,000(年間支援するM&A案件数(件、他用途の代理指標))× 価格 4.50(案件1件当たりの混合年間売上(万ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。案件利用半減
  • Blue Prism・自動化・分析:数量 10,000(有料デジタルワーカー等の契約換算単位(件、推計))× 価格 2.00(換算契約単位当たり年間混合売上(万ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。旧型RPA半減
  • 医療請求審査・ヘルスケア:数量 300(医療・薬剤の年間請求処理件数(百万件))× 価格 0.35(請求1件当たり混合売上(米ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。請求処理も半減

倍率:最終年はGAAP純損失2.4億ドルで利益倍率は意味を持たない。のれん減損で減ったその筋書きの自己資本40.0億ドルに、低収益と負債を反映するPBR0.35倍を掛け、時価総額14.0億ドルとする。基準時の自己資本68.9億ドルより大きい自己資本に床を掛けていない。0.35倍は過去の市場PBRから選んだものではなく、売却可能資産の税後手取り評価14.0億ドルと整合させた解散に近い評価である。

確率:AIエージェントによる画面ソフトの代替に加えて、主要な名義書換顧客の内製化、カラストーン接続網の競争激化、Blue Prismの撤退、借り換え難という別の事故が重なる構造的敗北。寡占の記録が全て消えるわけではないので15%とする。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

GlobeOp・代替資産管理

ヘッジファンドや未公開株ファンドのNAV計算、照合、投資家記録、規制報告を請け負う。AI型は「記録の正本」が主で、一部の人手によるBPOには値下げを見込む。

数量2025年の購買力に換算した代替資産の管理残高(億ドル)価格管理残高1億ドル当たり年額料金(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 29,000 0.00 18 5
10 年後 中立 27,550 0.00 21 7

取り方:2025年10-Kに代替資産管理残高2.9兆ドルとNAV・規制報告の機能、2026年Q3説明資料にGlobeOpの2025年売上基準17.7億ドルを開示。17.7÷29000=0.000610億ドル、約6.1bpの混合料金を推計。最低報酬と件数課金があるので純粋な残高比例ではない。外部の2025年管理資産シェア調査はSS&Cとシトコが各約15%、ステート・ストリート約7%、エイペックス約5%。市場の残高が増えても低価格の競合へ移る分を数量に反映し、中立は0.95倍、価格は1.25倍。AIエージェント代替は作業時間の節約を料金にも還元すると考え、物価1.41倍までは上げない。営業利益は会社非開示のため推計配賦。

GIDS・投信名義書換・年金記録

投資信託の名義書換、年金加入者の帳簿、規制・取引の照合とカラストーンの接続網を運営する。業界共同利用と規制記録を持つ「記録の正本」の型。

数量年間の名義書換などの取引件数(百万件、代理指標)価格取引1件当たりの混合売上(米ドル)売上営業利益
今 2025/12 200 8.00 16 3
10 年後 中立 190 10 19 4

取り方:会社の名義書換サービス案内に年間処理2億件、2025年10-Kに年金加入者1200万人超、2026年Q3資料にGIDS等の2025年売上16.0億ドルがある。16億ドル÷2億件=8ドルは年金の固定料金やCalastoneなども含む換算単価であり、実際の1件請求額ではない。2024年Analyst Dayの会社提示シェアは米国68%対BNYメロン14%、英国48%対16%、豪州74%。証券会社の一括管理への移行を見込み、AIエージェント代替を織り込んで中立の件数0.95倍・換算単価1.275倍とする。営業利益は推計。

資産運用・ウェルステック

Advent、Geneva、Eze、Black Diamondなどの運用会計・売買・資産報告ソフト。会計記録の機能もあるが、利用画面と席課金の影響が大きい型として保守的に扱う。

数量顧客の金融機関・運用会社数(社、換算)価格顧客1社当たり年間混合売上(万ドル)売上営業利益
今 2025/12 6,000 25 15 5
10 年後 中立 4,800 28 13 4

取り方:2024年Analyst DayにWealth & Investment Technologiesの顧客6千社超、2026年Q3資料に2025年売上基準15.1億ドルを記載。顧客6千社で割った年間約25.17万ドルはBlack Diamondなど重複する複数製品の混合値で、実際の席単価ではない。2025年の富裕層向けソフト市場約63億ドルは領域が狭く、当社売上全部を割ってシェアとしない。競合はブロードリッジ、エンベストネット、アデパー、SEI。AIエージェント代替を席課金型として中立の顧客・利用量換算0.80倍、単価1.09倍に抑える。利益は推計。

Intralinks・機密文書データ室

M&Aや資金調達、代替ファンドの機密文書を安全に交換する仮想データ室。監査証跡は強みだが、書類を操作する画面と案件課金の代替を受ける型。

数量年間支援するM&A案件数(件、他用途の代理指標)価格案件1件当たりの混合年間売上(万ドル)売上営業利益
今 2025/12 10,000 5.69 6 1
10 年後 中立 8,300 6.20 5 1

取り方:Intralinksの自社案内は年間1万件超のM&A案件を支援、2026年Q3資料は2025年売上基準5.69億ドル。M&A件数を代理指標にして1件5.69万ドルと換算したが、売上にはファンド募集と報告の定期利用も含まれる。仮想データ室市場は2026年約33億ドルとの外部推計、競合はデータサイトとアイディールズで個社の正確なシェアは非開示。AIエージェント代替で中立の案件・利用量を0.83倍、単価を1.09倍と見込む。利益は推計。

Blue Prism・自動化・分析

Blue Prismのロボット席課金とAIエージェント、規制・リスク分析など。旧来のUI操作ロボットと調査・工数サービスがAIエージェントに置き換わる型。

数量有料デジタルワーカー等の契約換算単位(件、推計)価格換算契約単位当たり年間混合売上(万ドル)売上営業利益
今 2025/12 20,000 2.83 6 1
10 年後 中立 15,000 3.05 5 1

取り方:2026年Q3資料のIntelligent Automation & Analyticsの2025年売上基準5.65億ドルを採用。2024年Analyst DayはBlue Prismが席課金であることを示すが、席数は非開示のため2万契約換算単位を仮定し、年間単価2.825万ドルを逆算した。これはロボット実数の開示ではなく、Algorithmics等の分析売上も含む混合単価だ。RPAソフト市場はガートナーによれば2024年約36億ドルで、ユーアイパス、マイクロソフト、オートメーション・エニウェアが有力。中立の数量0.75倍、単価1.08倍はAIエージェント代替の席型の範囲内。利益は推計。

医療請求審査・ヘルスケア

医療・薬剤請求の審査、支払計算、加入者データの管理。法令に沿う請求記録と高頻度処理を持ち、主要部分は「記録の正本」の型。

数量医療・薬剤の年間請求処理件数(百万件)価格請求1件当たり混合売上(米ドル)売上営業利益
今 2025/12 600 0.44 3 0
10 年後 中立 570 0.54 3 1

取り方:2025年10-Kは年間6億件超の請求処理を開示し、2026年Q3説明資料の2025年売上基準は2.61億ドル。2.61億ドル÷6億件=約0.435ドルは分析や会員支援も含む換算単価であり、契約の請求単価ではない。広義の医療請求管理市場は2025年約357億ドルという外部推計で、当社の対象範囲はその一部にすぎない。競合はオプタムや医療保険会社の内製基盤。中立はAIエージェント代替で数量0.95倍、単価1.24倍とする。利益は推計。

リスクと懸念

AIエージェント代替と価格交渉の変化

GlobeOpなどの記録管理は残っても、照合、調査、報告に人が費やす時間は大幅に減りうる。人月と席課金には、同じ仕事を少ない契約数で済ませる圧力がかかる。Blue Prismはロボット席課金そのものが狙われ、Advent、Eze、Intralinksも画面を通さずに処理される。2026年7〜9月期に自動化・分析が有機成長で4.5%減ったことは既に警告である。新規AI製品の売上金額が確認できるまで、代替した売上を補えると決めつけない。

名義書換の寡占と低い実際の手数料

米国68%という名義書換の市場シェアは会社提示の強みだが、これが利益を守る保証ではない。証券会社による一括口座管理、基金の統合、銀行による内製化が進めば、運用口座数が維持されても処理件数と請求単価が減りうる。カラストーンの接続網も競合が利用しやすい決済規格へ移るなら、ネットワーク効果が小さくなる。名義の正本を守ることと事務料金を物価どおり上げることは別だ。

大規模買収・のれんと増分資本利回り

2018年のDSTとEze、2022年のBlue Prismなどの買収は顧客基盤を広げたが、買収資金と償却が利益を圧迫してきた。2025年末ののれんは約100億ドルで、財務悪化時にその額で換金できない。AIで旧型の席課金が細れば、減損によって自己資本が急減しうる。新しい案件を獲得するための投資と既存利益を維持するための支出を分け、買収後の実際のGAAP利益と現金収入で投資利回りを確かめたい。

借り換え金利と固定費

2026年9月末の総負債は約75億ドル、うち20億ドルの社債が2027年9月に満期となる。金利が5%台半ばの世界では、借り換えは本業の生み出すGAAP利益を圧迫する。資産相場が悪化すると基金管理の売上も下がるが、サイバー防御、データセンター、オフィス賃借、法令対応などの固定費はすぐには減らせない。債務返済と自社株買いを同時に優先すると、景気が悪いときの安全域が減る。

サイバー攻撃・データ漏えい・規制

投資信託の名義、ファンドの取引、医療請求データは機密性が高い。漏えいやシステム停止は、損害賠償だけでなく金融監督当局との関係、顧客の継続率、受託資格を傷つける。AIエージェントを顧客の記録へ接続するほど権限管理と監査証跡を厳密にしなければならない。規制強化は参入障壁を高めることもあるが、監視と復旧の費用を顧客へ全額転嫁できる保証はない。

顧客預り金と株主の現金の混同

添付の2025年末の現金等35.7億ドルはデータの分類が粗く、SECの連結貸借対照表にある会社自己の現金約4.6億ドルと、顧客に代わって持つ資金約38億ドルは明確に分けなければならない。預り資金には同額に近い返還義務がある。これを株主が自由に配れる余剰現金とみなすと、借金を差し引いた価値と悲観時の資産の床を過大評価する。

資本還元と少数株主の取り分

2025年は自社株買い約10億ドルに加えて配当約3億ドルを払ったが、株式報酬による持ち分の流出を引くと正味は約10億ドルになる。創業者が長く主導する買収戦略は顧客網を増やした一方、買収の成果を少数株主が事前に十分確かめることは難しい。株価が高い局面で買い戻しを続ければ、現金を事業の価値以上の価格で使うことになる。買収と還元の優先順位を毎年追う必要がある。

今後の分かれ目

GlobeOpの有機成長が3年続けて5%を超え、調整後ではなくGAAP営業利益率も改善したら
管理残高と料金を維持する力が強い可能性が高い。楽観・やや楽観の確率を増やし、記録基盤の価格の前提を見直す。
GIDSの名義書換取引件数が年5%以上減り、会社提示の米国シェアも下がり始めたら
一括口座化や競争による寡占の弱まりと見る。中立からやや悲観・悲観へ確率を移す。
Blue Prismなど自動化・分析事業の有機成長が4四半期連続でマイナスとなったら
AIエージェント代替による旧型席課金の縮小を確認し、当該事業の数量・価格と将来の利益率を引き下げる。
AI製品の独立した売上、実際の契約更新率、成果課金の単価が四半期ごとに開示され、既存席課金の減少を補ったら
実証された製品の分だけ数量と長期成長率を引き上げる。宣伝や試験導入の件数だけでは楽観へ移さない。
2027年満期の社債借り換え後も純負債を3年連続で減らし、自社株買いの正味還元が維持されたら
利払いに対する耐性を上げ、借金による資本コストの上乗せを見直す。返済のための増資を伴う場合は正味還元から差し引く。
のれん減損が発生し、名義書換の主要顧客も失ったら
会計上の資本の縮小と構造的な競争力喪失を区別して調べ、悲観の床を売れる資産と残る負債から再計算する。
GAAP純利益の伸びを上回る速度で配当と自社株買いが続き、純負債が再び拡大したら
正味還元は短期的には増えても事業の安全域が狭まる。自己資本の道筋と借り換え後の収益性を保守的に見直す。

見ておくもの

  • GlobeOp・GIDS・WIT・Intralinks・自動化・医療の個別有機成長率と2025年基準売上
  • 年間売上継続率、投信名義書換の米国・英国シェアと年間取引件数
  • GlobeOpの管理資産残高、競合シトコ・エイペックスの管理契約獲得
  • WITの契約顧客数、Intralinksの案件数、Blue Prismの有料ロボット契約
  • 新AI製品の実際の売上・受注額と、既存ソフトの席課金から成果課金への移行
  • GAAP純利益÷営業利益、のれん減損、現金化できる営業キャッシュフローと維持設備投資
  • 2027年9月の社債20億ドルの借り換え金利、総負債、顧客資金を除いた現金残高
  • 配当と自社株買いから株式報酬・増資を差し引いた正味の還元

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額や過去・同業の市場PERを倍率の出発点にしていない。2025年の6事業の売上基準に、それぞれの実質数量、AIによる席数の変化、混合料金とGAAP営業利益率を掛け、純利益を得た。資本コストは基本8.0%と4要素の品質評価を合成した8.0%。全社の堀は普通としてROE超過分の半分だけを残し、名目g_long1.0%から正当化PERを求めた。楽観から中立はほぼ上限とし、悲観側は収益力か売れる資産の床で評価した。顧客預り資金を余剰現金に足さず、将来還元から株式報酬を除いた。現在価値は約90億ドル、今の約195億ドルに対し約54%低いが、値段に寄せていない。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国の基本8.0%+品質0.0%=8.0%。金融基盤の寡占には価格交渉力があるが、借金がそれを相殺する。βや現在の株式市場の倍率は使わず、AIの代替は数量・単価・長期gで扱う。

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やや割安 ゴーダディGDDY FCF の約 13% が株主に戻る定期課金の事業。AI で入口を奪われる恐れを 4 割超の確率で織り込んでも、資本コストを超える稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、確率で加重した価値は今より約 3 割高く「やや割安」 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 アップラビンAPP 配信 AI の稼ぐ力は突出するが、プラットフォーム依存と規制の影が重い。利益ベースの正当化 PER で測ると、悲観を厚く置いて「適正」まで下がる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) 適正 INGMINGM 世界2位級の流通網と自動化は効くが、薄利・資本拘束・支配株主を考えると今は小幅な割安にとどまる 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +10.7%) 適正 ユニバーサル・ディスプレイOLED 有機ELの発光材料と特許収入に強い堀を持つ優良企業。価格はおおむね適正だが、青色材料の成功と特許更新が10年後の価値を大きく左右する 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 キンドリル・ホールディングスKD 重要システムの運用には根強い需要があるが、AIによる工数減少と高金利の借金、会計統制の弱さを考えると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +10.1%) 適正 ジェン・デジタルGEN 消費者向けの防御と身元保護で解約の少ない定額収入を持つが、借金が重い。利益ベースの上限で倍率を置いてもやや割安で、悲観では借金が株主価値を削る 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 エヌビディアNVDA AI 計算の事実上の標準を握る稼ぐ力は桁違いで、今の時価総額は確率で加重した価値を 4% ほど上回るだけの適正水準で、安全域は薄い 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 ヴォンティエ・コーポレーションVNT 給油設備の首位基盤と厚い現金創出力は評価できるが、電動化と業務ソフトの代替を織り込むと、現状は適正圏で安全域が薄い 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +8.1%) やや割高 CDWCDW 再販の薄利でも資本は軽く還元が厚い。利益ベースで見ると今の値段はほぼ妥当だが、クラウド直販・AI 調達の直買いで取り分が削られる危うさは残る 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 クアルコムQCOM スマホが縮む間に車載・IoT と AI データセンターが穴を埋められるかが全て。埋まる前提でも、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 マイクロソフトMSFT AI 時代でも堀は広がる世界最強級の事業。ただし利益ベースの正当化 PER(中立で事業 約 18 倍)で測ると、今の時価総額は事業の質を先に払いすぎている 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ベリサインVRSN ドメイン名 .com と .net の登録簿を握る契約型の独占。事業の質は最高水準で、今の値段は契約どおりの値上げが続く前提を先に織り込んでいる 本質価値との差 −16.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 シーラス・ロジックCRUS 音響半導体の設計力と厚い現金は魅力だが、売上の9割をアップルに頼るため、10年の価値には今の値段ほどの安全域がない 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI 売上は急増しても粗利益率 10% 前後の薄利で、AI 投資の谷と統制の問題を悲観に厚く織り込んでも、今の値段は本質価値を 2 割ほど上回る(強制転換優先株を含む時価総額 251 億ドルで比べた場合) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 アロー・エレクトロニクスARW 電子部品の調達網は10年先も要るが、値決め力の弱さと運転資金の重さに照らすと、回復を織り込んだ現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 ブロードコムAVGO AI の特注チップと VMware で稼ぐ力は急拡大しているが、今の時価総額は確率で加重した価値より 2 割強高く、やや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 アムドックスDOX 通信会社の課金基盤には深い乗り換え障壁があるが、AIで人月収入が削られるため、還元を含めても現在の値段はやや割高 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アムコー・テクノロジーAMKR 半導体の後工程を担う世界大手。AI向け先端実装の商機は大きいが、巨額の新工場投資と顧客の交渉力を考えると今の価格には安全域が乏しい 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 スカイワークス・ソリューションズSWKS クォルボとの合併で RF 部品の最大手級になったが、売上の 5 割強がアップル。利益率が戻っても、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −24.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ジェンパクトG 業務の奥まで入り込んだ強みはあるが、AIが人の作業量そのものを減らすため、10年の株主価値には安全域が乏しく割高だ。 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 NXP セミコンダクターズNXPI GAAP の PER 29 倍は谷の利益。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 TDシネックスSNX 世界首位のIT流通網とAIサーバー受託の伸びは魅力だが、薄い利益率と運転資金の重さに照らせば現状は割高である 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TE コネクティビティTEL 自動車の景気循環と AI・送電網の追い風を併せ持つ接続部品の首位。GAAP の利益の 20 倍という値段は、成長が続いても本質価値を 4 割ほど上回る 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ジェイビルJBL AI データセンター向けの急成長で利益は伸びるが、大口顧客に価格を握られる薄利の受託製造。成長を先取りした、割高な値段 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 HPインクHPQ 利益の 6 割を生む印刷の消耗品が年 3% ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) 割高 アヴネットAVT 電子部品流通の規模と顧客基盤は長く残るが、薄い利益率と重い運転資金が株主価値を制約し、現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 IRENIREN 電力接続とAIクラウド契約に大きな成長余地がある。しかしGPU更新、借金、増資の負担が重く、10年後の利益を慎重に評価すると現状は割高である。 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +7.1%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 台湾積体電路製造(TSMC)TSM 先端半導体の製造で世界最大の堀を持ち、AI時代にも不可欠な企業。ただし巨額の海外投資と台湾リスクを考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 クレド・テクノロジー・グループ・ホールディングCRDO AECの先行優位は本物だが、大口顧客と光・銅の世代交代に左右される。将来の成功を相当織り込む現在の評価は割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 TTMテクノロジーズTTMI 防衛向けの認証とAI用高密度基板は強みだが、設備増強と高値買収の回収は未確定で、現在の時価総額には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 アステラ・ラブスALAB AIサーバーの接続を支える設計力は魅力だが、顧客集中と株式報酬を織り込むと、10年先を見ても約37%割高である 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ドルビー・ラボラトリーズDLB 映像と音響の世界標準を支える強い事業だが、特許の更新に要る投資と限られた増分利益を考えると、10年先の価値に対して現在の株価は割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ERICERIC 世界の通信網に深く根を張るエリクソンだが、無線設備の低成長と買収の失敗が重い。10年先も事業は残るが、現在の株価には十分な安全域がない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 センサータ・テクノロジーズST 自動車の安全を支える設計採用の強みは残るが、買収減損と借金を考えると、10年先の利益に照らして株価に十分な安全域がない 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 MKSMKSI 半導体の真空制御から先端基板の化学処理まで深い技術の堀を持つ。ただし買収負債と設備投資の循環を考えると、現在の株価は割高である 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ニュータニックスNTNX 仮想化基盤の乗り換え需要をつかむ有望企業だが、税効果を除いた利益と株式報酬を重視すると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 サンミナSANM ZT買収でAIラック製造へ踏み込んだが、値決めの弱さと顧客集中が残る。10年の稼ぐ力から見れば今は割高で、安全域が薄い 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −41.7% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ユビキティUI Wi-Fi 7でシェアを伸ばす優良企業だが、創業者支配と先取りされた価格に安全域は乏しい 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ズームインフォ・テクノロジーズGTM 独自の企業データは残るが、AIが営業の席課金を崩し始めた。厚い負債と旧株主への税利益配分を踏まえると、現値には安全域が乏しい 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ペガシステムズPEGA 使命中枢の業務基盤には強い堀があるが、AI代替と訴訟を背負う現値は10年価値を先取りし、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ウィプロWIT 世界的大手のIT受託企業だが、AIが工数課金を侵食する。現金と還元は支えでも、10年価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −44.9% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セムテックSMTC 光通信とLoRaには大きな成長余地があるが、2030年の高い目標を実現しても現在の株価には安全域が乏しく、割高とみる 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 インフォシスINFY AI関連収入は増えても人月課金の縮小が重い。還元力と財務は優秀だが、10年価値にはまだ大きな安全域が足りない 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 グローバルファウンドリーズGFS 特殊半導体の製造技術と日米の新工場計画には価値があるが、巨額の再投資と価格競争を考えると現状の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 モビリティ・グローバルMBGL 車両履歴データの堀は強いが、AIによる販売支援の中抜きと独立後の負債を考えると、現値には十分な安全域がない 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −47.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ファブリネットFN 光学の難工程で優れた利益率を稼ぐが、巨大顧客への依存と設備投資の重さを織り込むと、現値に長期の安全域はない 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 ラリアント・コーポレーションRAL 送電網監視と防衛向けの堀は厚いが、計測事業の大型買収失敗と収益回復の不確実性に対して、現状の時価総額には安全域が乏しく割高と見る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アイ・ピー・ジーフォトニクスIPGP 新用途の回復は本物でも、価格競争で崩れた利益率の再建を先取りしており、今の時価総額は割高である 本質価値との差 −51.3% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −52.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 EPAMシステムズEPAM AI導入の実績と顧客基盤はあるが、人月課金の縮小が利益の寿命を削る。還元を含む10年価値からは割高 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テラウルフWULF 839MWの長期契約は本物だが、電力開発の堀より負債と希薄化が重い。10年価値では割高 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 NOKNOK AI向け光通信と通信特許には強みがあるが、無線設備の薄利と資本効率が重い。成長期待を織り込んだ現在の株価は割高と見る 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.6% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 エバーピュアP AI向けストレージと大口クラウド顧客の伸びは本物だが、株式報酬を含む利益で測る10年価値には約6割の割高感が残る 本質価値との差 −56.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ラムバスRMBS サーバー用メモリの要所を握る優良企業だが、特許の更新と競争の不確実性を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を約58%下回る割高水準にある 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 ビル・ホールディングスBILL 決済網と法人カードには残存価値があるが、AIによる業務ソフトの代替と収益性の弱さを考えると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.5% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 ズーム・コミュニケーションズZM 会議と電話の顧客基盤、豊富な純現金は強みだが、AIの席課金代替と一過性の投資益を除くと現在の評価に安全域は乏しい 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −60.1% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンストエナジーインダストリーズAEIS 半導体プラズマ電源の首位とAI向け高効率電源は魅力だが、顧客集中と買収・希薄化を織り込むと現在の時価総額に安全域はない 本質価値との差 −60.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 エラスティックESTC 検索と監視の基盤はAI時代にも残るが、税効果で膨らんだ純利益と重い株式報酬を除いて測ると、現値に安全域はなく「割高」。 本質価値との差 −60.6% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 ドロップボックスDBX ファイル保管は残るが、法人席課金のAI代替と借入依存の買い戻しが重い。10年の株主価値から見れば割高 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −62.1% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 クラビヨKVYO 使用量課金とデータ基盤は強いが、AIとShopify依存を織り込むと現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 センチネルワンS 自律型防御は10年後も必要だが、成長企業から利益企業への転換はまだ未証明。株式報酬と巨大競合の圧力を織り込むと、現在の評価に十分な安全域はない 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 UMCUMC 成熟工程の受託製造は10年後も必要だが、値下げと巨額の増設負担を織り込むと、現在の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 フォームファクターFORM 高密度プローブカードはAI半導体の検査に欠かせないが、顧客集中と設備負担を考えると現在の時価総額には大きな安全域の不足がある。 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −63.3% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 モンゴDBMDB データベースの置き換えにくさは本物だが、株式報酬を差し引くと利益の厚みが不足する。10年先を見ても現状の値段に安全域はない。 本質価値との差 −63.8% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 IBMIBM メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%) 本質価値との差 −64.2% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 ルーブリックRBRK 復旧の不可欠さと顧客拡大は本物だが、株式報酬込みの利益と競争を考えると、今の時価総額には10年先の成功が織り込まれすぎている。 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 ダイナトレースDT 可観測性の基盤と顧客の粘着性は魅力だが、株式報酬と大型買収後の利益を吟味すると、10年先の価値に対して現値は割高である 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 EXLサービス・ホールディングスEXLS 保険・医療のデータ基盤と成果報酬には競争力があるが、AIによる人月需要の縮小を織り込むと、現在の時価総額は割高 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 コグネックスCGNX 工場と物流の目を担う技術と顧客基盤は強いが、過去の再投資効率には疑問が残り、今の時価総額には長期株主が求める安全域がない 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 アレグロ・マイクロシステムズALGM 磁気センサーの首位と電源ICの伸びしろは魅力だが、株主の手に残るGAAP利益に比べて現在の時価総額は高すぎる 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 アントゥー・イノベーションONTO HBMの積層と先端実装の検査には確かな需要がある。しかし競争と買収負担を踏まえると、今の値段には十分な安全域がない 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ユーアイパスPATH AI関連の契約は伸び始めたが、既存RPAの代替と株主還元の実効性を考えると、10年の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リテルヒューズLFUS 電気の安全を守る部品には長持ちする強みがあるが、半導体の減損と買収依存を踏まえると、今の値段には安全域が乏しく割高である 本質価値との差 −66.5% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 ペイコム・ソフトウエアPAYC 給与・税務の基盤は残るが、AIによる業務画面の代替と借入を伴う巨額還元を織り込むと、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −67.3% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 サイタイムSITM 発振器とクロックの技術力は確かだが、巨額買収と株式希薄化を吸収する利益に対し、現時点の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −67.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 ASXASX 半導体後工程の世界首位でAI需要の追い風は強いが、巨額増設の回収が読みにくく、現在の評価には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 SAPSAP 会計・調達の記録基盤は十年後も残るが、AIが利用席と導入工数を削るため、現在の時価総額は長期の稼ぐ力に比べ割高 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 SKHYSKHY HBM首位の技術力と巨額還元は魅力だが、メモリの山の利益を永続とみなせず、10年の本質価値は基準時価総額を約66%下回る 本質価値との差 −68.6% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 デジタルオーシャンDOCN AI推論向けクラウドの成長は本物だが、設備負担と希薄化に比べ株価の期待が大きい。10年の本質価値では割高と判断する 本質価値との差 −68.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ペイロシティ・ホールディングPCTY 給与・税務の記録基盤には堀があるが、人事SaaSのAI代替と高い取得価格を考えると長期の安全域に乏しく、割高である 本質価値との差 −69.3% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 バイコアVICR AI電源の独自技術と特許使用料には大きな価値があるが、製造拡張と特許収益の成功を先取りした時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −70.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ラティス・セミコンダクターLSCC 低消費電力FPGAの設計採用には粘りがあるが、AMI買収後のGAAP利益と希薄化に比べ現時点の値付けは高く、10年の確率加重価値では割高と判断する 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 サムサラIOT 車載センサーと独自の現場データには堀があるが、株式報酬を差し引いた10年の利益に対して今の時価総額は大幅に割高 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 インテグリスENTG 半導体の歩留まりを守る材料と高純度部材には深い堀があるが、買収負債と薄い株主還元を踏まえると現在の評価は割高である 本質価値との差 −71.8% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 トリンブルTRMB 建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%) 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −7.2%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −73.6% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 リングセントラルRNG 電話回線の運用基盤は残るが、席課金がAIに削られる。利益回復と減債を認めても10年の価値は大幅な割高を示す 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −74.3% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −75.0% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 トーストTOST 飲食店の決済と業務記録を握る堀は本物だが、AIによる周辺ソフトの代替と利益率の限界を考えると、長期の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 ビアビ・ソリューションズVIAV 高速通信の品質を測る技術と紙幣の偽造防止に堀はあるが、買収後の利益回復を考えても今の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −75.4% · 10 年 割高(年 −5.7%) 割高 ドキュサインDOCU 電子署名の規模と契約データには堀があるが、AIによる既存課金の侵食は重い。10年先の利益と還元を考えても割高 本質価値との差 −75.7% · 10 年 割高(年 −8.7%) 割高 ゼットスケーラーZS ゼロトラストの通信基盤には強い堀がある。しかしAIによる席課金の縮小と巨額の株式報酬を考えると、10年先の利益でも今の時価総額を支えきれず、評価は割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 アプライド・オプトエレクトロニクスAAOI AI向け光通信の急成長は本物だが、顧客集中と巨額の設備投資が重く、10年の本質価値には大きな安全域がない 本質価値との差 −77.0% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 アップフォリオAPPF 不動産会計と決済を握る強みは本物だが、AIによる業務の再編と成熟後の利益を考えると、長期の安全域に乏しい割高な株価 本質価値との差 −77.1% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −77.9% · 10 年 割高(年 −9.3%) 割高 デュオリンゴDUOL 習慣化と無料学習のブランドは強いが、AI家庭教師の代替と一時的な税益を除く利益を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −8.1%) 割高 ベントレー・システムズBSY インフラ設計の深い堀と高い顧客定着率は魅力だが、AIによる利用席数の減少と現在の利益水準を考えると、長期の安全域が乏しく割高 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 ガイドワイア・ソフトウェアGWRE 損保の契約と保険金支払を支える基幹ソフトには強い堀があるが、AI代替と大型買収の負担を考えると、現値に長期投資の安全域は乏しい。 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 トゥイリオTWLO 世界最大級の通信API基盤は10年後も必要だが、通信会社への依存と株式報酬が利益を薄くする。現在の評価は将来の成功を大きく先取りしており、割高と判断する。 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 ハブスポットHUBS 顧客データ基盤には本物の堀があるが、AIによる席課金の代替と株式報酬を考えると、10年価値は現時価を大幅に下回る 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −80.6% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 クオンティニュアムQNT 技術の先行は本物だが、商用の堀と黒字化は未証明で、約99億ドルの評価には十年の最良に近い成功が要る 本質価値との差 −82.3% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 コアウィーブCRWV AI計算基盤の需要は本物だが、借入とGPU更新費を引いた株主利益はまだ証明されていない。長期の本質価値は市場評価を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 プロコア・テクノロジーズPCOR 現場の共同記録には堀があるが、買収後の資金負担とAIによる事務ソフトの縮小を考えると、長期のオーナー利益に対して割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 ギットラブGTLB ソフト開発の記録と統制を握る有望な基盤企業だが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、今の時価総額には長期の安全域がなく、割高と判断する。 本質価値との差 −83.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 メイコム・テクノロジー・ソリューションズ・ホールディングスMTSI 光通信と高周波の独自技術は生き残るが、巨額の期待に対して株主へ帰るGAAP利益がまだ足りず、割高と判断する 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 アプライド・デジタルAPLD 1,410MWの長期契約は魅力だが、建設債務と優先出資者への分配が重い。普通株主に残る利益を測ると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −83.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 スノーフレークSNOW 企業データを束ねる基盤には堀があるが、株式報酬を差し引いた利益が株価に追いつかない。10年先の本質価値からは割高である。 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 マンハッタン・アソシエイツMANH 倉庫と受注の実行基盤には深い乗り換え費用がある。しかし導入工数のAI代替と高い株価を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 クラウドフレアNET 世界の通信を守る堀は強い。しかしGAAP利益と株主の取り分から10年後を測ると、現在の時価総額は本質価値を大幅に超える。 本質価値との差 −84.0% · 10 年 割高(年 −9.5%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −84.8% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −86.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 オクタOKTA 企業の認証基盤は10年後も必要だが、席課金の縮小と巨大競合を織り込むと、株価はGAAP利益の裏付けを大きく先取りしており割高だ。 本質価値との差 −87.0% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −13.6%) 割高 IonQ INCIONQ 量子計算の有望な技術と米国内の製造基盤を得たが、収益化・競争・希薄化の不確実性に対し、現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 アトラシアン クラスATEAM 仕事の履歴を握るJiraの堀は厚いが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、現在の値付けには大きな安全域不足がある 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 ユニティー・ソフトウェアU ゲーム開発基盤の強みとAI広告の急成長は魅力だが、株式報酬を差し引いた稼ぐ力では現在の時価総額を支えきれず、大幅な割高 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.2%) 割高 ビアサットVSAT 衛星通信網と周波数免許には長く残る価値があるが、巨額の負債と低軌道衛星との競争を考えると、現在の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −91.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 フィグマFIG 共同設計の強固な基盤は残るが、AIによる席課金の代替と株式報酬がオーナー利益を圧迫し、10年先の価値に対して割高 本質価値との差 −95.2% · 10 年 割高(年 −15.6%)

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読んだ資料

  1. SS&C Technologies Holdings, Inc. 2025 Form 10-K(事業、現金・預り金、買収、財務)
  2. SS&C Technologies 2026年7〜9月期決算発表(GAAP実績と通期ガイダンス)
  3. SS&C Technologies 2026年7〜9月期決算説明スライド(6事業の売上基準・有機成長・継続率)

分析日 2026-10-23