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マイクロソフト MSFT

AI 時代でも堀は広がる世界最強級の事業。ただし利益ベースの正当化 PER(中立で事業 約 18 倍)で測ると、今の時価総額は事業の質を先に払いすぎている

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)439.25 ドル3.27 兆ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)521.1 ドル3.88 兆ドル差 −15.7%
10 年後から見ると やや割高 価値 439.25 ドル3.27 兆ドル · 差 −15.7% · 期待の年率 +4.9%
期待の年率リターン(10 年)+4.9%資本コスト比 −2.6 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

マイクロソフトは、仕事の道具(Microsoft 365・チーム・LinkedIn・Dynamics)、クラウドと AI の基盤(Azure・SQL Server・Windows Server・GitHub)、Windows・ゲーム・検索広告の 3 本柱で、2026 年 6 月期に売上 3,318 億ドル・営業利益 1,552 億ドル(営業利益率 47%)を稼いだ。Azure は年 1,000 億ドルを超え、直近の四半期でも約 4 割の伸びを保っている。契約残高(商用 RPO)は 6,780 億ドルまで積み上がり、法人の席数 4.5 億という接点に Copilot を乗せる形で単価を上げにいく。

事業の質は世界でも指折りで、10 年後も存在し、おそらく今より強い。ただしバリュー投資の観点で問題になるのは、その強さの「代金」である。2026 年の設備投資は暦年で 1,750〜1,900 億ドル規模に達し、営業利益の 1 年分を上回る。フリーキャッシュフローは利益の半分に落ち、売上の約 45% がオープンエーアイ(OpenAI)という 1 社に結びつく契約残高の質も読みにくい。

事業ごとに数量と単価を積み上げ(クラウドは実質の市場 × シェア × 計算の単価)、倍率は利益ベースの正当化 PER で置いた。10 年後の中立は利益が今の 2 倍超になるが、設備投資の減価償却を含む ROE は約 20% に下がり、強い堀を認めても正当化 PER(k 7.5%)の 8.5 割、事業の約 17.9 倍に期末の純現金約 4,900 億ドルを足して、時価総額は今の約 1.3 倍にとどまる。AI の過剰設備や席課金の崩れを描いたやや悲観・悲観(10 年で合わせて 3 割)では今の 4 割〜8 割強まで下がり、確率で加重した本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る。事業の質は疑わないが、今の値段は成長がこの先 10 年続くことまで払っている。評価は「やや割高」で、安全域は無い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資家なら、まず「10 年後もあるか」を問う。答えは、ある。席と ID を握る事業は毎年値上げができ、クラウドは AI で需要が積み増される。堀は広がる方向にあり、これは疑いにくい。

次にオーナー利益を見る。営業利益 1,552 億ドルは見かけ上は巨大だが、株式報酬(年 120 億ドル前後)を費用に入れ、さらに成長のための設備投資が減価償却を年 1,000 億ドル以上上回る分を引くと、株主が自由にできる利益はフリーキャッシュフロー 670 億ドルの水準、時価総額の 1.7% にすぎない。この利回りは、長期金利 5% より低く、成長が 10 年続くことを買う値段である。

安全域の議論では、中立が実現しても 10 年で年 5% 弱、楽観で年 9〜10% というのが計算結果で、悲観(構造変化)では 6 割の下落になり、確率で加重すると今の値段を 2 割弱下回る。優良な事業を高い値段で買えば、リターンは事業の質ではなく払った値段で決まる。わかりやすい事業という点では上位だが、AI 設備投資の回収という「わからない部分」が 3 兆ドル規模で乗っている。確信度は高いが、値段への確信は持てない。

何で稼ぐ会社か

売上の 4 割強を占める「生産性とビジネスプロセス」は、商用 Microsoft 365 の 4.5 億席を軸に、チーム、Exchange、LinkedIn(採用・広告)、Dynamics(業務アプリ)、Copilot を束ねる。法人は文書・メール・会議・ID 管理(Entra)・セキュリティ(Defender)を 1 つの契約で買うため、他社に乗り換えると業務の流れ全体を作り直すことになる。この切り替えの費用が最大の堀で、2026 年 7 月には E3・E5 の値上げも通した。

「インテリジェント・クラウド」(売上 1,378 億ドル・前年比 +30%)は Azure が中心で、オンプレミスのサーバー製品、GitHub、Nuance を含む。Azure は仮想マシン、データベース、AI の基盤(オープンエーアイのモデルやアンスロピック(Anthropic)のモデルの利用、自前の Foundry)を消費量で課金する。需要は供給を上回る状態が続き、データセンターの電力と半導体の調達が成長の上限になっている。

「モア・パーソナル・コンピューティング」は Windows のライセンス(PC メーカー向け)、Surface、Xbox とアクティビジョン・ブリザード(2023 年に約 690 億ドルで買収)のゲーム、Bing の検索広告。成長は小さく、直近の四半期は前年割れだが、PC 買い替え需要(Windows 10 終了)や ゲームのヒット次第で振れる。会社全体で見ると、約 7 割の利益を「契約と席」から、残りを「AI の消費量」から得る構造である。

優良さと弱いところ

堀は 3 層ある。第 1 は席と ID の独占で、4.5 億席の Microsoft 365 は代替が事実上なく、解約率が極めて低い。値上げ力は実証済みで、価格は物価(3.5%)並みかそれ以上に上げられる。第 2 は規模の経済で、クラウド大手 3 社(アマゾンの AWS、グーグルのクラウド、マイクロソフト)の寡占は新規参入を許さず、電力・チップ・土地を押さえた者が AI の消費量を取る。第 3 は配布力で、Copilot・GitHub・Windows・Edge・LinkedIn という接点が、AI の新製品を初日から数億人に届ける。

資本効率は高いが、下がり始めている。ROE は 2022 年の 43% から 30% へ、営業利益率は 47% で頭打ちに近く、設備投資の比率が売上の 3 割を超えて減価償却が利益を削る局面に入った。経営はサティア・ナデラ氏の下で 2014 年以降の買収(LinkedIn、GitHub、ニュアンス、アクティビジョン)が概ね成功しており、資本配分の評価は高い。

弱点は 3 つ。オープンエーアイへの依存(契約残高の約 45%、持分約 27%)、AI の収益化が設備投資の速さに追いつくかが未確定なこと、規制(EU・米国の抱き合わせ調査)である。事業そのものの質は最上級だが、「予測のしやすさ」は 5 年前より落ちた。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

業界全体は、IT 支出が 2026 年に 6.4 兆ドル(前年比 +14%)、ソフト全体が約 1.4 兆ドル、AI ソフトが 4,500 億ドルと、AI を起点に拡大が加速している。基盤ソフトとクラウドの対象市場は約 6,500 億ドル(推定)で、10 年後に約 1.5 兆ドル(年 +9%)という中立の見通しを使う。数量(利用量)は伸びるが、価格は AI の競争で実質マイナスになりやすい。

競争は、クラウドでは AWS(首位)・グーグルクラウド・オラクル(大型契約で追う)、生産性ソフトではグーグル・ワークスペースとセールスフォース、AI モデルではオープンエーアイ・アンスロピック・グーグル・メタが相手になる。2026 年 4 月のオープンエーアイとの契約改定で Azure の独占は終わり、同社は他のクラウドにも出ていけるようになった。マイクロソフトは収益分配の支払いを免れる代わりに、自社の AI モデル(MAI)とアンスロピックの採用を増やしている。

循環でいえば、設備投資の山の手前にいる。2024〜2026 年に供給不足で単価が保たれたが、2027〜2028 年に各社の増設が一斉に稼働すると、計算量あたりの単価は下がりやすい。ソフトの需要(席・契約)は景気に対して粘り強いが、AI の消費量は需要見通しが外れれば急減速しうる。分かれ目は、Azure の成長が設備投資の増加を上回って続くかである。

資本政策と M&A

還元は配当(年 265 億ドル、増配は毎年)と自社株買い(約 220 億ドル)で、株式報酬による株数増を打ち消す程度に収まっており、実質の株数は横ばいである(直近 10 年の減少は年 0.7%)。2026 年は設備投資にキャッシュが吸い込まれ、純現金は 2024 年から純有利子負債(520 億ドル)に転じた。

M&A は、2016 年の LinkedIn、2018 年の GitHub、2022 年のニュアンス、2023 年のアクティビジョンと、事業の幅を広げる大型買収が続いたが、2025 年以降は自前の AI 投資とオープンエーアイ・アンスロピックへの出資(持分評価益が利益を押し上げる一過性の項目になっている)に重心が移った。大型 M&A は規制(FTC・英国 CMA)で難しく、買われる側になる可能性は時価総額 4 兆ドルでは現実的でない。

今後の資本配分の鍵は、設備投資の回収率が資本コスト 8% 台を十分に上回るか、そして自社株買いを割高な局面で続けないかである。借金 約 1,290 億ドルは借り換えで金利が約 5.75% に上がり、利払いは税後で 3 年後に年 4 億ドル、10 年後に年 7 億ドルほど増える(純利益から引いた)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

席と契約は、解約されない資産である。商用 Microsoft 365 の 4.5 億席に Copilot が 3,000 万席乗り、しかも直近 3 か月で 1,000 万席増えた。席あたり月額課金の上乗せが全席の 3 割に広がれば、それだけで生産性部門の売上は今の 1.5 倍になる。Azure は年 1,000 億ドルを超えながら、なお 4 割台で伸び、契約残高は 6,780 億ドル(前期比 +8%)と将来 2.5 年分の売上を押さえている。AI は半導体の置き換えではなく、すでにマイクロソフトの顧客がいる場所(コード・文書・業務)で最初に使われる。

さらに規制と提携の整理が進み、オープンエーアイとの契約は収益分配の支払いを免れたまま IP を 2032 年まで使え、持分約 27% は同社の上場や評価額の上昇で大きな含み益になる。設備投資は重いが、計算資源は電力と土地の確保が難しい希少資源であり、押さえた者が 10 年単位で価格を決める。利益率 47% は AI でも維持でき、10 年後の売上は 9,000 億ドルを超えうる。

慎重な見方

利益の質が落ちている。設備投資が営業利益を上回り、フリーキャッシュフローは売上の 2 割に落ち、ROE は 43% から 30% へ下がった。暦 2026 年の設備投資の予想は耐用年数の延長で減価償却を遅らせて 1,750 億ドルに見せているという報道もあり、会計の補正で利益の見かけを保っている面がある。契約残高の約 45% が、まだ黒字化していないオープンエーアイ 1 社に紐づく。同社が資金繰りに行き詰まる、または他のクラウドへ移れば、契約残高の質は一気に落ちる。

Copilot の有料契約は伸びているが、AI 契約全体でのシェアは 11% 台と ChatGPT・Gemini に大きく負けている。席数ベースの課金は、AI が仕事を代替して席が減る(人が減れば席も減る)矛盾を抱える。クラウドは AWS・グーグル・オラクルが同じ規模の増設をしており、2027〜2028 年に供給が追いつくと単価が崩れる。PER 29 倍は、これらの全部を割り引かずに、10 年成長が続くことを前提にしている。

どちらに重みを置いたか

事業の質と成長は強気の見方が強く、確率は楽観側に寄せた(10 年で楽観・やや楽観の合計を 4 割)。値段の議論では慎重な見方に理がある。資本コスト 7.5%(基本 8% − 強い値決め 0.5%)と利益ベースの正当化 PER(強い堀・g 4.0%。10 年中立で 21.0 倍の 8.5 割=事業約 17.9 倍)を当てはめると、今の時価総額を上回るのは 10 年後で楽観・やや楽観・中立まで。中立は 10 年後で 1.3 倍にとどまり、AI の過剰設備や席課金の崩れが起きれば今の 4 割〜8 割強に落ちる。確率は中立を最大にし、悲観は 10 年で 12% に置いた。本質価値は今の 8 割強で、結論は「優良な事業だが、値段は先を払いすぎ。安全域は無い」。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/12 期)

確率で加重した株価時価総額 696.70 ドル5.19 兆ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 145.31 ドル1.08 兆ドル)。 今の値に割り戻すと 439.25 ドル3.27 兆ドル、今との差 −15.7%、 期待の年率 +4.9%(資本コスト 7.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 14% 1,128 ドル8.41 兆ドル 185.16 ドル1.38 兆ドル +152.0% +9.7% 183.85 ドル1.37 兆ドル
やや楽観 26% 875.49 ドル6.53 兆ドル 165.03 ドル1.23 兆ドル +99.7% +7.2% 270.54 ドル2.02 兆ドル
中立 30% 692.81 ドル5.16 兆ドル 147.59 ドル1.10 兆ドル +61.3% +4.9% 252.12 ドル1.88 兆ドル
やや悲観 18% 432.00 ドル3.22 兆ドル 120.76 ドル9,000 億ドル +6.1% +0.6% 99.50 ドル7,415 億ドル
悲観 12% 212.80 ドル1.59 兆ドル 87.21 ドル6,500 億ドル −42.4% −5.4% 36.00 ドル2,683 億ドル
加重平均100% 696.70 ドル5.19 兆ドル145.31 ドル1.08 兆ドル +61.6% +4.9% 842.01 ドル6.28 兆ドル

今の株価時価総額 521.08 ドル3.88 兆ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 14% 楽観:席と Azure の両方でシェアを伸ばし、AI の中心基盤になる 利益 3,952 億ドル · PER 21.3 倍 · 株価時価総額 1,128 ドル8.41 兆ドル

10 年後(FY2036)、AI エージェントが業務の主要な担い手になり、それを動かす契約・権限・セキュリティ・データの層をマイクロソフトが握る。席数は 7.2 億、席あたりの単価は今の約 1.67 倍(エージェントの消費量課金を含む)で PBP は 3,700 億ドル超。クラウド市場は 1.8 兆ドル(年 +10.7%)、マイクロソフトのシェアは 30% で IC は 5,400 億ドル。オープンエーアイの持分の価値が数千億ドルに育つ。営業利益率は 49% 前後を保ち、純利益は 4,000 億ドル弱。高成長が終わった後の事業の PER は、強い堀を認めても 19 倍台にとどまり、積み上がった純現金は 1 ドルで数える。

  • 生産性とビジネスプロセス:数量 7.2(商用 Microsoft 365 席(億席))× 価格 520(1 席あたりの年間売上(Copilot・LinkedIn・Dynamics を含む平均・ドル))→ 売上 3,744 億ドル・営業利益 2,172 億ドル。AI エージェントの課金が席に乗る
  • インテリジェント・クラウド:数量 443(マイクロソフトが売る計算・保存の量(単位=2026 年度の価格で 10 億ドル分)= 実質の世界市場 × シェア)× 価格 12(1 単位の値段(億ドル。2026 年度=10))→ 売上 5,400 億ドル・営業利益 2,430 億ドル。名目市場 1.8 兆ドル × シェア 30%(AWS と並ぶ)、価格 1.22
  • モア・パーソナル・コンピューティング:数量 2.7(PC 換算の接点(億台相当))× 価格 310(1 接点あたりの年間売上(Windows・ゲーム・広告の平均・ドル))→ 売上 837 億ドル・営業利益 226 億ドル。ゲーム・Windows 安定

倍率:正当化 PER は 21.8 倍(g 4.0%、RONIC 16.8%。RONIC は k 7.50% に、事業の ROE 21.5% が k を超える分の 0.5 を足した値。moat は strong)。これに対し 20.7 倍(9.5 割)に置いた。AI エージェントの層まで握り、席の値上げも続く筋書き。ただし設備投資の重さが利益率を削るので、強い堀の中でも 9.5 割に留めた。 g の内訳:物価 3.5% に実質 1% を足した 4.5% は上限の 4.0% に打ち止め(k − g ≥ 3.5% も守る)。 純現金 5892 億ドルは戻り方 1 を掛けて数え、時価総額 =(純利益 3952 − 受取利息の税引き後 175)× 20.7 + 5892 × 1 = 84076 億ドル(純利益に対する見かけの PER は 21.3 倍)。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:席と ID の独占を保ったまま、AI エージェントの接点が Microsoft 365 に集まる展開。大型の事業で 10 年間これが続く確率は 1〜2 割。

やや楽観 26% やや楽観:堀は広がるが、AI の単価競争で成長は年 8% 台 利益 3,265 億ドル · PER 20.0 倍 · 株価時価総額 875.49 ドル6.53 兆ドル

10 年後、席数は 6.9 億、単価は今の約 1.56 倍(Copilot の浸透と物価)。クラウド市場は 1.6 兆ドル(年 +9.4%)、シェアは 27.5% で IC は 4,400 億ドル。減価償却の重さで IC の利益率は 43% にとどまり、全社の営業利益率は 47% を割る。AWS・グーグルとの価格競争は続くが、マイクロソフトは企業の既存契約の中で束ねて売れる強みで、シェアを少し伸ばす。純利益は 3,250 億ドル(FY2026 の 2.4 倍)、成長が落ち着いた後の事業の PER は 18 倍弱。

  • 生産性とビジネスプロセス:数量 6.9(商用 Microsoft 365 席(億席))× 価格 485(1 席あたりの年間売上(Copilot・LinkedIn・Dynamics を含む平均・ドル))→ 売上 3,346 億ドル・営業利益 1,890 億ドル。値上げ力は維持
  • インテリジェント・クラウド:数量 379(マイクロソフトが売る計算・保存の量(単位=2026 年度の価格で 10 億ドル分)= 実質の世界市場 × シェア)× 価格 12(1 単位の値段(億ドル。2026 年度=10))→ 売上 4,400 億ドル・営業利益 1,892 億ドル。名目市場 1.6 兆ドル × シェア 27.5%、価格 1.16
  • モア・パーソナル・コンピューティング:数量 2.7(PC 換算の接点(億台相当))× 価格 300(1 接点あたりの年間売上(Windows・ゲーム・広告の平均・ドル))→ 売上 795 億ドル・営業利益 207 億ドル。成熟

倍率:正当化 PER は 21.4 倍(g 4.0%、RONIC 16.0%。RONIC は k 7.50% に、事業の ROE 20.3% が k を超える分の 0.5 を足した値。moat は strong)。これに対し 19.3 倍(9 割)に置いた。Copilot が席の単価を押し上げるが、クラウドの価格競争は残る。強気寄りとして 9 割に置いた。 g の内訳:物価 3.5% に実質 1% を足した 4.5% は上限の 4.0% に打ち止め(k − g ≥ 3.5% も守る)。 純現金 5227 億ドルは戻り方 1 を掛けて数え、時価総額 =(純利益 3265 − 受取利息の税引き後 155)× 19.3 + 5227 × 1 = 65250 億ドル(純利益に対する見かけの PER は 20.0 倍)。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:席と契約の質は保たれ、クラウドは大手 3 社の寡占が続くが、AI の単価が下がり利益率は小幅に落ちる。

中立 30% 中立:優良な成熟企業として年 8% 成長、倍率は平常化 利益 2,763 億ドル · PER 18.7 倍 · 株価時価総額 692.81 ドル5.16 兆ドル

10 年後、売上は 7,450 億ドル(FY2026 の 2.25 倍、年 +8.4%)。席数 6.5 億・単価は今の約 1.45 倍で PBP は 2,925 億ドル、クラウド市場 1.54 兆ドル・シェア 25% で IC は 3,850 億ドル。設備投資は売上の 2 割に落ち着くが、減価償却の累積で IC の利益率は 41%、全社の営業利益率は 45% に下がる。オープンエーアイとの関係は対等な取引先になり、持分の価値は利益の一部に入る程度。AI は基盤の一部になり、特別な超過成長は一巡する。純利益は 2,750 億ドル、事業の PER 16〜17 倍の「普通に強い優良企業」としての評価に、積み上がった純現金約 4,900 億ドルが加わる。

  • 生産性とビジネスプロセス:数量 6.5(商用 Microsoft 365 席(億席))× 価格 450(1 席あたりの年間売上(Copilot・LinkedIn・Dynamics を含む平均・ドル))→ 売上 2,925 億ドル・営業利益 1,609 億ドル。席・単価とも物価並み+Copilot
  • インテリジェント・クラウド:数量 350(マイクロソフトが売る計算・保存の量(単位=2026 年度の価格で 10 億ドル分)= 実質の世界市場 × シェア)× 価格 11(1 単位の値段(億ドル。2026 年度=10))→ 売上 3,850 億ドル・営業利益 1,578 億ドル。名目市場 1.54 兆ドル(実質 1.4 兆ドル × 価格 1.10)× シェア 25%
  • モア・パーソナル・コンピューティング:数量 2.6(PC 換算の接点(億台相当))× 価格 293(1 接点あたりの年間売上(Windows・ゲーム・広告の平均・ドル))→ 売上 762 億ドル・営業利益 190 億ドル。横ばい

倍率:正当化 PER は 21.0 倍(g 4.0%、RONIC 15.1%。RONIC は k 7.50% に、事業の ROE 18.9% が k を超える分の 0.5 を足した値。moat は strong)。これに対し 17.9 倍(8.5 割)に置いた。席と ID を握る堀は強いが、設備投資の減価償却で利益率が 45% に下がる前提なので、中立は 8.5 割に置いた。 g の内訳:物価 3.5% に実質 1% を足した 4.5% は上限の 4.0% に打ち止め(k − g ≥ 3.5% も守る)。 純現金 4878 億ドルは戻り方 1 を掛けて数え、時価総額 =(純利益 2763 − 受取利息の税引き後 145)× 17.9 + 4878 × 1 = 51636 億ドル(純利益に対する見かけの PER は 18.7 倍)。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:業界ノートの中立(市場 年 +9%・価格は名目 +1%)に沿う。マイクロソフトのシェアは 21% から 25% へ上がる。

やや悲観 18% やや悲観:AI 価格競争で IC の利益率が下がり、席も伸び悩む 利益 1,876 億ドル · PER 17.2 倍 · 株価時価総額 432.00 ドル3.22 兆ドル

10 年後、AI が一部の席を置き換え、席数は 6.0 億止まり、単価も今の約 1.3 倍に抑えられる。クラウドは大手 3 社の増設競争の結果、価格が実質で毎年下がり、市場は 1.3 兆ドルに、マイクロソフトのシェアは 21% に止まる。IC の利益率は 34%、全社でも 40% を割る。オープンエーアイは独自のデータセンター(スターゲート)に移り、マイクロソフトの契約残高の質は落ちる。純利益は 1,880 億ドル。成長が 1 桁前半に落ちたことで事業の PER は 15 倍弱まで下がる。それでも Microsoft 365 は契約の更新で守られ、営業利益は FY2026 の約 1.5 倍、時価総額は今の 9 割台半ばにとどまるが、設備投資の回収に失敗した会社としての評価は残る。

  • 生産性とビジネスプロセス:数量 6.0(商用 Microsoft 365 席(億席))× 価格 400(1 席あたりの年間売上(Copilot・LinkedIn・Dynamics を含む平均・ドル))→ 売上 2,400 億ドル・営業利益 1,248 億ドル。席の置き換えが始まる
  • インテリジェント・クラウド:数量 297(マイクロソフトが売る計算・保存の量(単位=2026 年度の価格で 10 億ドル分)= 実質の世界市場 × シェア)× 価格 9.20(1 単位の値段(億ドル。2026 年度=10))→ 売上 2,730 億ドル・営業利益 928 億ドル。名目市場 1.3 兆ドル × シェア 21%、価格 0.92(大手 3 社の価格競争)
  • モア・パーソナル・コンピューティング:数量 2.5(PC 換算の接点(億台相当))× 価格 240(1 接点あたりの年間売上(Windows・ゲーム・広告の平均・ドル))→ 売上 600 億ドル・営業利益 120 億ドル。Windows 縮小

倍率:正当化 PER は 20.2 倍(g 4.0%、RONIC 13.7%。RONIC は k 7.50% に、事業の ROE 16.8% が k を超える分の 0.5 を足した値。moat は strong)。これに対し 16.2 倍(8 割)に置いた。AI が席の一部を置き換え、クラウドの単価が下がる筋書き。利益の質が落ちるので 8 割。 g の内訳:物価 3.5% に実質 1% を足した 4.5% は上限の 4.0% に打ち止め(k − g ≥ 3.5% も守る)。 純現金 3492 億ドルは戻り方 1 を掛けて数え、時価総額 =(純利益 1876 − 受取利息の税引き後 103)× 16.2 + 3492 × 1 = 32197 億ドル(純利益に対する見かけの PER は 17.2 倍)。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:クラウド大手の価格競争と、AI による席の置き換えが同時に進む展開。起きても不思議はない。

悲観 12% 悲観:構造変化で優良企業でなくなる(AI エージェントが接点を奪い、価格が崩れる) 利益 1,048 億ドル · PER 15.1 倍 · 株価時価総額 212.80 ドル1.59 兆ドル

10 年後、AI エージェントが人の席の仕事を置き換え、席ベースの課金が崩れる。Copilot は無料の標準機能に近づき、グーグル・オープンエーアイ・アンスロピックに接点を奪われる。クラウドは大手 3 社の消耗戦で、IC の営業利益率は 25% に落ち、設備投資の減損が続く。大規模なセキュリティ事故や規制(EU・米国の分割命令)で信用も損なわれ、売上は 4,000 億ドル弱、営業利益は 1,290 億ドル(FY2026 より減る)、純利益は 1,050 億ドルまで下がる。成長が止まり、事業の PER は 12〜13 倍。時価総額は、優良企業ではなく普通のソフト会社としての値付けになる。

  • 生産性とビジネスプロセス:数量 5.2(商用 Microsoft 365 席(億席))× 価格 330(1 席あたりの年間売上(Copilot・LinkedIn・Dynamics を含む平均・ドル))→ 売上 1,716 億ドル・営業利益 772 億ドル。席の置き換え・値下げ
  • インテリジェント・クラウド:数量 203(マイクロソフトが売る計算・保存の量(単位=2026 年度の価格で 10 億ドル分)= 実質の世界市場 × シェア)× 価格 8.80(1 単位の値段(億ドル。2026 年度=10))→ 売上 1,785 億ドル・営業利益 446 億ドル。名目市場 1.05 兆ドル × シェア 17%、価格 0.88(過剰設備・単価崩れ)
  • モア・パーソナル・コンピューティング:数量 2.3(PC 換算の接点(億台相当))× 価格 200(1 接点あたりの年間売上(Windows・ゲーム・広告の平均・ドル))→ 売上 460 億ドル・営業利益 69 億ドル。縮小

倍率:正当化 PER は 18.6 倍(g 4.0%、RONIC 11.4%。RONIC は k 7.50% に、事業の ROE 13.4% が k を超える分の 0.5 を足した値。moat は strong)。これに対し 13.9 倍(7.5 割)に置いた。席課金が崩れて成長が止まる筋書き。普通のソフト会社として 7.5 割に置いた。 g の内訳:物価 3.5% に実質 1% を足した 4.5% は上限の 4.0% に打ち止め(k − g ≥ 3.5% も守る)。 純現金 2163 億ドルは戻り方 1 を掛けて数え、時価総額 =(純利益 1048 − 受取利息の税引き後 64)× 13.9 + 2163 × 1 = 15860 億ドル(純利益に対する見かけの PER は 15.1 倍)。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:リーマン級の景気後退に加え、10 年の間に構造的な負け(AI エージェントが席課金を壊す・クラウドの利益率の崩れ・信用の事故)が起きる。確率は 1 割強。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

生産性とビジネスプロセス

Microsoft 365・Copilot・チーム・LinkedIn・Dynamics。法人の席に課金する。

数量商用 Microsoft 365 席(億席)価格1 席あたりの年間売上(Copilot・LinkedIn・Dynamics を含む平均・ドル)売上営業利益
今 2026/12 4.5 311 1,400 839
10 年後 中立 6.5 450 2,925 1,609

取り方:商用席 4.5 億(2026 年 1 月の開示)で、FY26 の売上 1,400 億ドルを割った平均単価(LinkedIn・Dynamics・消費者向けを含むため、席だけの単価より大きい)。席は世界のオフィスワーカー 約 10 億人 × 法人の業務ソフトのシェア 4 割強で、グーグル・ワークスペース(有料の組織 1,000 万超、多くは中小)は席数でも単価でも大きく下回る。中立の単価は物価並み(10 年 1.41 倍)に Copilot の上乗せを少し足して 10 年 1.45 倍と置いた。

インテリジェント・クラウド

Azure・サーバー製品・GitHub・ニュアンス。AI 基盤を含む消費量課金。

数量マイクロソフトが売る計算・保存の量(単位=2026 年度の価格で 10 億ドル分)= 実質の世界市場 × シェア価格1 単位の値段(億ドル。2026 年度=10)売上営業利益
今 2026/12 138 10 1,378 570
10 年後 中立 350 11 3,850 1,578

取り方:市場はクラウド大手の IaaS・PaaS とオンプレミスのサーバー基盤を含む約 6,500 億ドル(推定。業界ノートの 5,500 億ドルより広い)。FY26 の売上 1,378 億ドルはシェア 21.2%。競合はアマゾンの AWS(約 3 割)、マイクロソフト(約 2 割)、グーグル・クラウド(1 割強)、オラクルと CoreWeave など AI 専業が追う。数量は実質の市場 × シェアを計算・保存の量(2026 年度の価格で 10 億ドル分を 1 単位)で数え、価格はその 1 単位の値段。計算の単位あたりの値段は、GPU と半導体の性能向上で物価ほどには上がらない(過去 10 年も実質で下がってきた)ので、中立は 10 年 1.10 倍(年 +1%)と物価(1.41 倍)より低く置き、AI の供給不足が続く楽観は 1.22 倍、各社の増設が一斉に稼働する悲観は値下がりと置いた。

モア・パーソナル・コンピューティング

Windows の OEM ライセンス・Surface・ゲーム・検索広告。

数量PC 換算の接点(億台相当)価格1 接点あたりの年間売上(Windows・ゲーム・広告の平均・ドル)売上営業利益
今 2026/12 2.6 208 540 143
10 年後 中立 2.6 293 762 190

取り方:世界の PC 出荷は年 2.6 億台前後で、Windows・Xbox・Bing の売上 540 億ドルを割った平均。ゲーム・広告も PC 規模の接点に換算した推定。PC の OS では Windows が約 7 割(アップルの Mac が約 1 割強、残りはクロームブック)、検索広告ではグーグルが約 9 割でビングは 1 割弱、ゲーム機ではソニーと任天堂に次ぐ 3 番手で、接点の数は市場並みに横ばいと置いた。 1 接点あたりの売上は、Windows の値上げ・ゲームの価格・広告単価が物価並みに上がるのを中立とした(3 年 1.11 倍・10 年 1.41 倍)。

リスクと懸念

オープンエーアイへの集中

商用の契約残高の約 45% がオープンエーアイ 1 社に紐づく。同社は黒字化しておらず、資金調達が止まる・他のクラウドへ移る・契約を再交渉する場合、契約残高の質が落ちる。持分約 27% の評価損も出る。

AI 設備投資の回収

暦 2026 年の設備投資は約 1,750〜1,900 億ドルと営業利益を上回る。AI の消費量課金が想定どおり伸びないと、減価償却だけが残り IC の利益率が 40% 台前半から 30% 前後へ落ちる。耐用年数の延長による利益の押し上げも反転しうる。

席ベースの課金が AI で壊れる

Microsoft 365 の売上は席数に比例する。AI が業務を代替して席が減る、または Copilot が追加課金でなく無料の標準機能に近づくと、4.5 億席の価値の根拠が崩れる。Copilot の AI 契約全体でのシェアは 11% 台と、ChatGPT・Gemini に差をつけられている。

クラウド大手の価格競争

AWS・グーグルクラウド・オラクルが同規模の増設を進め、2027〜2028 年に供給が追いつくと、計算の単価が下がる。マイクロソフトは電力と半導体の調達でも制約を受け、成長の上限になる。価格が下がれば、設備投資の減価償却を吸収できず利益率が落ちる。

規制と独占への反発

EU と米国で、Teams の抱き合わせやクラウド契約のライセンス慣行(他社クラウドで使うと高くなる)への調査が続く。是正命令は利益率を直接削るほか、AI での統合販売の自由度も狭める。大型 M&A は事実上できない。

信用の事故(セキュリティ・障害)

Azure・Entra・Defender は世界の企業の認証の要。2023〜2024 年の中国系グループによるメール侵害、2024 年 7 月のクラウドストライク更新障害のような大事故が重なれば、政府・大企業の契約に響く。

今後の分かれ目

Azure の成長が 40% 以上を 2027 年末まで保ち、設備投資の増加率が売上の増加率を下回ったら
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。ただし倍率は成長の減速を先に映すので、時価総額が追いつく前に利益が伸びる保証はない。
オープンエーアイが資金調達に失敗する、または Azure 以外へ契約の大半を移したら
契約残高の約半分が揺らぐ。やや悲観の筋書きの確率を大きく上げ、持分の評価損も織り込む。
Microsoft 365 Copilot の有料席が 1 億席を超え、席あたり売上が 1 割以上上がったら
PBP の単価が楽観側に寄る。席課金が AI で崩れる懸念が後退し、10 年の確率を楽観側へ動かす。
クラウド大手の増設が稼働し、AI 計算の単価が 2 年で 3 割以上下がったら
IC の利益率は 30% 台前半に落ちる。やや悲観・悲観の確率を上げる。
EU・米国が Teams・Azure のライセンスに分割または大幅な課徴金を命じたら
PBP・IC の利益率が数ポイント下がる。倍率も 2〜3 倍下げて見る。
設備投資が売上の 25% 以下に落ち、フリーキャッシュフローが純利益の 8 割まで戻ったら
オーナー利益の質が改善し、倍率を 2〜3 倍上げてよい。

見ておくもの

  • Azure の成長率(固定為替)と、四半期の設備投資額・リース込みの対売上比
  • 商用 RPO の総額と、オープンエーアイが占める割合(会社の開示)
  • Microsoft 365 Copilot の有料席数と、E5・Copilot の契約更新時の値上げ率
  • フリーキャッシュフローと、株式報酬を差し引いた正味の株主還元
  • アンスロピック・オープンエーアイの持分の評価益損(利益の一過性)
  • EU・米国の独占調査の進展

倍率と資本コストの決め方

今の PER 29.5 倍を見る前に、セグメントごとの数量(席・実質の市場 × シェア・PC 換算の接点)と単価、利益率を積み上げ、次に利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g)、RONIC = k + 残る割合 ×(事業の ROE − k)で倍率を決めた。k = 7.5%(基本 8% + 値決め −0.5%)、ROE は検査と同じ帳簿の自己資本に対する純利益(10 年中立で約 19%。余った現金は除く)、残る割合は強い堀の 2/3(moat_why:4.5 億席と Entra、クラウドの寡占)、g は 4.0%(k − g ≧ 3.5%)。10 年中立の正当化 PER は 21.0 倍で、その 8.5 割の事業約 17.9 倍に置いた(期末の純現金約 4,900 億ドルを足すと見かけ 18.7 倍)。今の PER 29.5 倍や過去 20 年の中央値 26 倍には寄せていない。事業の見通し(数量・単価・確率)は倍率の置き直しでは変えていない。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 5% + β 1.03 × 5%。k = 基本 8.0% + quality -0.50% = 7.50%。値決め −0.5% のみで quality は −0.5%(前は β 1.03 から k 8.15%)。AI の設備投資の重さ・オープンエーアイへの依存・席の置き換えは k に足さず、やや悲観・悲観の確率(10 年で 30%)と、中立の利益率が 45% に下がる前提で表した。存続が危ない会社ではないので上乗せ 0。

同じ業種(情報技術)の AI 分析

やや割安 ゴーダディGDDY FCF の約 13% が株主に戻る定期課金の事業。AI で入口を奪われる恐れを 4 割超の確率で織り込んでも、資本コストを超える稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、確率で加重した価値は今より約 3 割高く「やや割安」 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジェン・デジタルGEN 消費者向けの防御と身元保護で解約の少ない定額収入を持つが、借金が重い。利益ベースの上限で倍率を置いてもやや割安で、悲観では借金が株主価値を削る 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) 適正 アップラビンAPP 配信 AI の稼ぐ力は突出するが、プラットフォーム依存と規制の影が重い。利益ベースの正当化 PER で測ると、悲観を厚く置いて「適正」まで下がる 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 エヌビディアNVDA AI 計算の事実上の標準を握る稼ぐ力は桁違いで、今の時価総額は確率で加重した価値を 4% ほど上回るだけの適正水準で、安全域は薄い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) やや割高 ベリサインVRSN ドメイン名 .com と .net の登録簿を握る契約型の独占。事業の質は最高水準で、今の値段は契約どおりの値上げが続く前提を先に織り込んでいる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 CDWCDW 再販の薄利でも資本は軽く還元が厚い。利益ベースで見ると今の値段はほぼ妥当だが、クラウド直販・AI 調達の直買いで取り分が削られる危うさは残る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ブロードコムAVGO AI の特注チップと VMware で稼ぐ力は急拡大しているが、今の時価総額は確率で加重した価値より 2 割強高く、やや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スカイワークス・ソリューションズSWKS クォルボとの合併で RF 部品の最大手級になったが、売上の 5 割強がアップル。利益率が戻っても、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 NXP セミコンダクターズNXPI GAAP の PER 29 倍は谷の利益。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 クアルコムQCOM スマホが縮む間に車載・IoT と AI データセンターが穴を埋められるかが全て。埋まる前提でも、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI 売上は急増しても粗利益率 10% 前後の薄利で、AI 投資の谷と統制の問題を悲観に厚く織り込んでも、今の値段は本質価値を 2 割ほど上回る(強制転換優先株を含む時価総額 251 億ドルで比べた場合) 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 TE コネクティビティTEL 自動車の景気循環と AI・送電網の追い風を併せ持つ接続部品の首位。GAAP の利益の 20 倍という値段は、成長が続いても本質価値を 4 割ほど上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) 割高 ジェイビルJBL AI データセンター向けの急成長で利益は伸びるが、大口顧客に価格を握られる薄利の受託製造。成長を先取りした、割高な値段 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −31.2% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 HPインクHPQ 利益の 6 割を生む印刷の消耗品が年 3% ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −35.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −42.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −42.9% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −52.6% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.7% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.5% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.2% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −65.3% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 IBMIBM メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%) 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −66.2% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.5% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 トリンブルTRMB 建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%) 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −74.2% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −5.5%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −75.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −8.5%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −78.5% · 10 年 割高(年 −8.5%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −80.1% · 10 年 割高(年 −8.2%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −82.9% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −84.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −86.7% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.6% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −91.5% · 10 年 割高(年 −16.6%)

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読んだ資料

  1. Microsoft FY26 Q4 決算プレスリリース
  2. Microsoft Form 10-K FY2026(SEC)
  3. CNBC:Microsoft 4〜6 月期決算(2026-07-29)
  4. CNBC:Microsoft 1〜3 月期決算(2026-04-29)
  5. Yahoo Finance:Microsoft Q4 2026 決算・Azure 1,000 億ドル超
  6. FourWeekMBA:商用 RPO 6,250 億ドルとオープンエーアイの割合

分析日 2026-10-16