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トリンブル TRMB

建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%)

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)16.94 ドル39 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)64.0 ドル149 億ドル差 −73.5%
10 年後から見ると 割高 価値 16.94 ドル39 億ドル · 差 −73.5% · 期待の年率 −6.0%
期待の年率リターン(10 年)−6.0%資本コスト比 −15.5 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

トリンブルは、建設・不動産のソフト(AECO、売上 15.0 億ドル)、測量・建設現場の機器とソフト(フィールドシステム 15.4 億ドル)、運輸・物流ソフト(T&L、5.5 億ドル)の 3 部門で、2025 年の売上 35.9 億ドルを稼ぐ。ARR は 2026 年 6 月に 25.1 億ドル。筆者の結論は割高で、AECO と T&L を席課金型として、AI エージェントによる席の圧縮を数量と価格に直接入れた。

AECO は設計・施工管理・資産管理のソフトで、課金は担当者の席が中心。競合のオートデスク・ベントレー・プロコアも同じ AI の流れの中にあり、記録の正本としての堀(乗り換えに年単位の移行が要る証拠)は開示から 2 つ揃わなかった。そこで席型として中立の数量を今の0.90倍、価格を物価に届かない1.15倍とした。T&L は運行・配車・取引の画面で、AI が配車や取引の事務を直接こなす側で、数量0.85倍・価格1.08倍、利益率は低い。フィールドシステムは測量機器の現場が中心で、AI の影響が小さい側として数量1.10倍、価格1.30倍。

中立の売上は今の1.19倍の42.6億ドル、GAAP の純利益は5.3億ドル(買収の償却と株式報酬は費用のまま)。k は基本 8.0% に景気・値決め・寿命の上乗せ+1.50%で9.50%、g は 0% で倍率は10.5倍。やや悲観と悲観の確率は合わせて37%。本質価値は 39.5億ドル、今の時価総額 139億ドル に対して-72%で、評価は割高。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、測量機器と建設現場のソフトは建設が続く限り存在する可能性は高いが、「今より強いか」は答えがはっきりしない。AECO・T&L は席で売る型で、AI が設計や配車を肩代わりすれば席が減る。堀は顧客との関係と製品の幅にとどまり、乗り換えに年単位の移行を要する証拠は揃わなかった。

オーナー利益は、株式報酬(売上の約 4%)と買収償却を費用に含めた GAAP の純利益で数える。農業の合弁から得た約 19 億ドルを背景に自社株買いを進めたが、2026 年上期にすでに実行した 3.3 億ドル分は自己資本の起点から引いた。

本質価値は 39.5億ドル で、今の時価総額 139億ドル に対して-72%。非 GAAP の EPS では安く映るが、GAAP で見れば割安とは言えない。10 年後の利益への確信は中程度で、安全域は薄い。

何で稼ぐ会社か

売上は 3 部門。AECO(2025 年 15.0 億ドル、セグメント営業利益率 34.2%、2026 年 6 月の ARR 15.8 億ドルで +14%)は、構造設計の Tekla、3D 設計の SketchUp、施工管理の Viewpoint と Trimble Construction One、発注者側の e-Builder、自治体の資産管理 Cityworks、MEP(設備)の見積・施工ソフトなど、設計から施工・維持管理までのソフトを売る。数量は契約数と利用量、価格は 1 契約あたりの年間額である。

フィールドシステム(15.4 億ドル、営業利益率 31.1%、ARR 4.0 億ドルで +12%)は、GNSS 受信機・トータルステーション・レーザースキャナー・ブルドーザーや掘削機の自動制御(機械制御)と、測量・施工の現場ソフト、位置補正サービスを、代理店網を通じて売る。機器は売り切りだが、補正サービスやソフトを束ねた年額契約へ移っている。農業向けの GNSS は AGCO の合弁へ 7 年の供給契約で出し続ける。

T&L(5.5 億ドル、営業利益率 21.9%、ARR 5.3 億ドルで +7%)は、欧州の荷主と運送会社を結ぶ取引基盤トランスポレオン(取引課金の売上が 1.5 億ドル超、成長は 2 桁中盤)と運送会社向けの運行管理(TMS)が中心で、車載機のモビリティは売却済みである。

全社でサブスク・サービスは売上の 68.3%(2024 年 65.1%)、機器など製品売上は 12.8 億ドルから 11.4 億ドルへ減った(売却の影響を含む)。非 GAAP の営業利益 9.9 億ドル(27.5%)から、株式報酬 1.5 億ドル、買収無形資産の償却 1.7 億ドル、再編・買収費用を引いた GAAP 営業利益は 5.9 億ドル(16.5%)で、この差が評価の分かれ目になる。

優良さと弱いところ

堀は、現場の機器・位置情報・クラウドのソフトが一つのデータでつながっていることにある。掘削機の自動制御や測量の精度はトリンブルが長く標準を作ってきた領域で、設計(Tekla・SketchUp)→施工(Viewpoint・機械制御)→維持管理(Cityworks)とデータが流れるため、顧客は部分ごとに乗り換えにくい。代理店網と現場での信頼も堀の一部で、ARR は 2025 年末に有機で +14%、2026 年 6 月も +12% と伸びている。

弱みは 3 つある。第一に競合が強い。AECO ではオートデスク(GAAP 営業利益率 29%)・ベントレー・ネメチェック・プロコアが大きな開発費で同じ顧客を狙い、機器ではヘキサゴン、KKR に非公開化されたトプコン、中国の低価格勢(CHCNAV など)が価格で迫る。第二に GAAP の薄さで、買収で積んだのれん約 48 億ドルが自己資本 58 億ドルの大半を占め、2025 年の ROE は 7.3%、2026 年 6 月には T&L ののれん 5.6 億ドルを減損した。第三に T&L の収益力が低く(営業利益率 22%)、全社の質を引き下げる。

経営は農業売却の現金を自社株買いと借金返済に使い、AECO の利益率を 35% 前後まで上げる計画を実行しているが、買収で伸ばす部分の資本効率は GAAP では見劣りする。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

トリンブルの市場は 3 つに分かれ、動きが違う。建設・不動産のソフトは、上位の専業(オートデスクの AEC、ベントレー、ネメチェック、プロコア、トリンブル)を合わせて 100 億ドル超で、小さな会社と自社開発を含む全体は推定で 300 億ドルの規模。建設は IT 化が遅い産業で普及の余地があり、業界ノートの業務ソフトの中立(市場 年 4.5%)より速く、実質 年 3.5% で市場が広がるとみた。競合は 2026 年に勢いがあり、オートデスクは 2026 年 7 月期の第 2 四半期の売上が +16%・GAAP 営業利益率 29%、ベントレーは 2026 年第 2 四半期の売上 +12.8%・ARR +12%・GAAP 営業利益率 21.6%、ネメチェックは 2026 年に +14〜15%・EBITDA 率 32〜33% を見込む。トリンブルの AECO(ARR +14%、営業利益率 35% 前後)は同じ水準で戦っている。

測量・建設現場の機器とソフトは、機械制御が 2026 年に約 75〜81 億ドル(年 +8% 前後の予測)、高精度 GNSS 受信機が約 17 億ドルで、測量機器やスキャナーを含めて推定 150 億ドルとした。データセンター・送電・再工業化の工事が追い風で、2026 年 6 月の第 2 四半期はフィールドシステムの ARR が +12%、機器も伸びた。一方で機器は景気で振れ(2009 年にトリンブルの売上は約 15% 減)、ヘキサゴン(2026 年第 2 四半期の有機 +12%、調整後 EBIT 率 24.3%、欧州の建設は弱い)、トプコン、中国勢が競り合う。

運輸・物流のソフトは、運行管理・荷主と運送会社の取引・可視化を合わせ推定 250 億ドル。TMS の市場予測は 2026 年で 150〜213 億ドル(年 +10〜14%)と幅があり、プロジェクト 44・フォーカイツ・デスカルテス・SAP・オラクルなどが競う。運賃は底打ちの兆し(スポット運賃の上昇)が出ている。

AI は 3 部門に違うかたちで効く。設計・見積・施工管理のソフトでは、AI が座席課金のソフトを置き換えるという懸念が 2026 年のソフト株の下落を生んだ。トリンブルは、エージェントの基盤、AI 見積(設備工事で最大 6 割の時間短縮)、SketchUp と Claude をつなぐコネクタ(利用者 2.5 万超)を出し、単体・利用量課金の混合で収益化する段階にある。現場の機器と測位は物理の世界の精度が要り、AI に置き換えられにくい。

【AIエージェント代替】建設・物流ソフトの席課金は AI の影響を受ける。10 年の中立は売上が今の1.19倍になると置き、市場全体の成長は個別評価では採らない。

資本政策と M&A

還元は自社株買いが中心で、配当は出していない。農業の合弁から得た約 19 億ドルの現金を背景に、2025 年は約 8.6 億ドル、2026 年上期に 3.3 億ドルを買い、2025 年初から約 12 億ドルになった。2026 年 8 月に新しい 10 億ドルの枠を決め、フリーキャッシュフローの少なくとも 3 分の 1 を返す方針である。2026 年のフリーキャッシュフローは非 GAAP 純利益の約 0.9 倍の見込み(再編などの一時費用のため)、レバレッジは 1.1 倍で長期目標の 2.5 倍を大きく下回る。

買収は、2026 年上期に 2.3 億ドルで、AI の契約リスク分析の Document Crunch などを加えた。経営は今後、買収に頼らず内製を増やすと述べた。大型の買収は、2023 年に完了したトランスポレオン(約 19 億ユーロ)が代表で、T&L 部門ののれん 5.6 億ドルを 2026 年 6 月に減損した(時価総額の低下を受けた非現金の費用)。

T&L は戦略的な見直し(ゴールドマン・サックスが助言、第三者からの打診あり)に入ったが、結論も時期も決まっておらず、成立したものではないので筋書きの数字には入れていない。売却されれば、利益率の低い部門が外れる一方、ソフトの規模は小さくなる。ほかに、AGCO の合弁(15%)とプラットフォーム・サイエンス(32.5%)の持ち分を持つが、評価には足していない。

決算期末後〜最新四半期にすでに実行した自社株買い 3.3 億ドル(10-Q のキャッシュフロー)は、今の株数(時価総額)に反映済みなので、10 年の還元には数えず、自己資本の起点(直近期末 58.4 億ドル)からも外した。

【還元の置き方】10 年の還元は純利益の累計の約 80% と置いた(自社株買いは控えめで買収に回す会社。残り20%は小型買収)。残らない分は、伸びが止まる中立の筋書きでは成長に回す元手が要らないため返す。株式報酬は GAAP の純利益ですでに費用として引いている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ARR は 2026 年 6 月に 25.1 億ドルで有機 +12%、AECO は +14% と 2 桁の伸びが続き、売上の 68% が繰り返し収入になった。サブスクに移るほど収益は安定し、解約が少ない限り利益率が上がる。AECO の営業利益率は 2026 年に約 35% へ進み、機器とソフトを束ねたフィールドシステムの ARR も +12% と記録的だった。

買収の償却は年 17 億ドル台から減っていくので、GAAP の利益は売上より速く伸びる余地がある。株式報酬の割合も売上の 4% 前後で抑えられている。データセンター・送電・再工業化の建設需要は 10 年続く可能性があり、機械制御の市場は年 8% 前後で伸びる予測で、現場の精度とデータを持つトリンブルは取り込みやすい。

AI はトリンブルのソフトを置き換えるのではなく、見積・契約確認・原価管理などの作業を自動化する機能として加わり、利用量課金で単価を押し上げる。T&L で売却が決まれば、利益率の低い部門が外れ、全社の利益率が上がる。自社株買いは、フリーキャッシュフローの 3 分の 1 以上を返す方針で、株数は年 2% 前後減る。

慎重な見方

利益の質が悪い。売上 35.9 億ドルに対し GAAP 営業利益は 5.9 億ドルで、非 GAAP との差は 4 億ドルに及び、2026 年は T&L ののれん減損で GAAP が赤字になる。買収に頼った成長の対価が、利益に見合っていなかったことを示している。のれんは自己資本の大半で、ROE は 7% 台にとどまる。

競合は強い。オートデスクは AECO で +22% の成長と GAAP 営業利益率 29% を持ち、開発費の規模が大きい。ベントレー・ネメチェック・プロコアも同じ顧客を狙う。機器では、CHCNAV など中国勢が低価格で入り、ヘキサゴンとトプコン(KKR 傘下)が競る。2026 年にフィールドシステムの ARR 成長の見通しが「高い 1 桁〜低い 2 桁」へ下がったのは、低利益の他社製品の置き換えで 400〜500 ベーシスポイントの逆風が出るためで、伸びは均一でない。

機器は景気に弱い(2009 年に売上が約 15% 減)。AI がソフトの座席課金を崩せば、AECO の価格が下がる。T&L は営業利益率 22% と低く、運賃の底打ちが続かなければ収益が出ない。見直しは決まっておらず、売れる保証もない。 席が AI に圧縮され建設の景気も落ちれば、買収の償却を含む GAAP の利益は一気に細る。

どちらに重みを置いたか

強気は ARR の有機成長 12% と機器の現場需要を言い、慎重は建設ソフトと物流ソフトの席の AI による圧縮を言う。堀の証拠が揃わないので g は 0% とし、AECO・T&L は席型の数量と価格で引いた。やや悲観と悲観を合わせて37%。AI 代替は数量・価格に主に入れ、k は寿命の上乗せ(0.75%)にとどめた。結論は割高。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 20.96 ドル49 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 13.36 ドル31 億ドル)。 今の値に割り戻すと 16.94 ドル39 億ドル、今との差 −73.5%、 期待の年率 −6.0%(資本コスト 9.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 28.11 ドル66 億ドル 16.31 ドル38 億ドル −30.6% −3.6% 3.11 ドル7 億ドル
やや楽観 19% 25.71 ドル60 億ドル 15.45 ドル36 億ドル −35.7% −4.3% 7.82 ドル18 億ドル
中立 37% 23.95 ドル56 億ドル 15.02 ドル35 億ドル −39.1% −4.8% 14.42 ドル34 億ドル
やや悲観 24% 16.57 ドル39 億ドル 12.02 ドル28 億ドル −55.3% −7.7% 6.86 ドル16 億ドル
悲観 13% 9.79 ドル23 億ドル 6.44 ドル15 億ドル −74.7% −12.8% 2.11 ドル5 億ドル
加重平均100% 20.96 ドル49 億ドル13.36 ドル31 億ドル −46.4% −6.0% 34.32 ドル80 億ドル

今の株価時価総額 64.01 ドル149 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.5% を下回るほど割高。

楽観 7% 建設ソフトが現場に根付き、席の減りが小さい 利益 6 億ドル · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 28.11 ドル66 億ドル

建設ソフトの席が減らず、機器の現場需要も堅調な最良の筋書き。AI を売り物にした売上の金額開示は確かめられないので、AECO の数量は今の1.00倍が上限。売上は46.2億ドル、純利益は6.2億ドル。 内訳は建設・不動産のソフト=数量1.00倍・価格1.20倍・利益率33.4%、測量・地理空間の機器とソフト=数量1.10倍・価格1.30倍・利益率31.6%、運輸・物流ソフト=数量0.98倍・価格1.15倍・利益率20.4%。 この筋書きの確率は7%。結果は、売上が今の1.29倍の46.2億ドル、営業利益8.0億ドル、純利益6.2億ドル、自己資本69.0億ドル、10年の正味の還元38.0億ドル、時価総額65.5億ドル(PER10.5倍)。

  • 建設・不動産のソフト(AECO):数量 300(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 6.0%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 18 億ドル・営業利益 6 億ドル。数量1.00倍・価格1.20倍・営業利益率33.4%(席課金型)
  • 測量・地理空間の機器とソフト(フィールドシステム):数量 165(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 13.3%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 22 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量1.10倍・価格1.30倍・営業利益率31.6%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
  • 運輸・物流ソフト(T&L):数量 244(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 2.5%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量0.98倍・価格1.15倍・営業利益率20.4%(席課金型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.00%(人月・席の型は0%以下。実質の縮みは10年の数量に入れ済み)で、利益を全部株主に分ける形の正当化PER=1÷(k−g)=1÷(9.5%+-0.00%)=10.5倍(事業のROE9.0%)。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:AI を売り物にした金額開示がなく、楽観でも数量は上限を抑えた。7%。

やや楽観 19% 測量機器が堅調で、ソフトの席は横ばい 利益 6 億ドル · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 25.71 ドル60 億ドル

AECO 0.95倍、フィールド1.10倍、T&L 0.91倍。売上は44.5億ドル、純利益は5.7億ドル。 内訳は建設・不動産のソフト=数量0.95倍・価格1.18倍・利益率32.4%、測量・地理空間の機器とソフト=数量1.10倍・価格1.30倍・利益率30.7%、運輸・物流ソフト=数量0.91倍・価格1.11倍・利益率19.7%。 この筋書きの確率は19%。結果は、売上が今の1.24倍の44.5億ドル、営業利益7.3億ドル、純利益5.7億ドル、自己資本69.0億ドル、10年の正味の還元36.0億ドル、時価総額59.9億ドル(PER10.5倍)。

  • 建設・不動産のソフト(AECO):数量 285(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 5.9%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 17 億ドル・営業利益 5 億ドル。数量0.95倍・価格1.18倍・営業利益率32.4%(席課金型)
  • 測量・地理空間の機器とソフト(フィールドシステム):数量 165(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 13.3%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 22 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量1.10倍・価格1.30倍・営業利益率30.7%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
  • 運輸・物流ソフト(T&L):数量 228(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 2.4%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量0.91倍・価格1.11倍・営業利益率19.8%(席課金型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.00%(人月・席の型は0%以下。実質の縮みは10年の数量に入れ済み)で、利益を全部株主に分ける形の正当化PER=1÷(k−g)=1÷(9.5%+-0.00%)=10.5倍(事業のROE8.3%)。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:機器の現場需要が支える筋書き。19%。

中立 37% 機器は残るが、ソフトの席が AI で圧縮される 利益 5 億ドル · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 23.95 ドル56 億ドル

AECO は席が圧縮されて数量0.90倍・価格1.15倍、T&L は0.85倍・1.08倍、フィールドは機器の更新で1.10倍・1.30倍。売上は42.6億ドル、営業利益は6.8億ドル、純利益は5.3億ドル。 内訳は建設・不動産のソフト=数量0.90倍・価格1.15倍・利益率31.8%、測量・地理空間の機器とソフト=数量1.10倍・価格1.30倍・利益率30.1%、運輸・物流ソフト=数量0.85倍・価格1.08倍・利益率19.4%。 この筋書きの確率は37%。結果は、売上が今の1.19倍の42.6億ドル、営業利益6.8億ドル、純利益5.3億ドル、自己資本68.0億ドル、10年の正味の還元35.0億ドル、時価総額55.8億ドル(PER10.5倍)。

  • 建設・不動産のソフト(AECO):数量 270(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 5.7%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 16 億ドル・営業利益 5 億ドル。数量0.90倍・価格1.15倍・営業利益率31.8%(席課金型)
  • 測量・地理空間の機器とソフト(フィールドシステム):数量 165(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 13.3%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 22 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量1.10倍・価格1.30倍・営業利益率30.1%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
  • 運輸・物流ソフト(T&L):数量 213(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 2.4%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量0.85倍・価格1.08倍・営業利益率19.4%(席課金型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.00%(人月・席の型は0%以下。実質の縮みは10年の数量に入れ済み)で、利益を全部株主に分ける形の正当化PER=1÷(k−g)=1÷(9.5%+-0.00%)=10.5倍(事業のROE7.8%)。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:ソフトの席が圧縮される中心の筋書き。37%。

やや悲観 24% 競合の AI 機能に席を奪われ、値引きが入る 利益 4 億ドル · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 16.57 ドル39 億ドル

オートデスクなどの AI 機能に席を奪われ、AECO は0.79倍・1.12倍、T&L は0.75倍。建設の景気も重なる。売上は36.3億ドル、純利益は3.7億ドル。 内訳は建設・不動産のソフト=数量0.79倍・価格1.12倍・利益率28.6%、測量・地理空間の機器とソフト=数量0.97倍・価格1.26倍・利益率27.1%、運輸・物流ソフト=数量0.75倍・価格1.05倍・利益率17.4%。 この筋書きの確率は24%。結果は、売上が今の1.01倍の36.3億ドル、営業利益4.7億ドル、純利益3.7億ドル、自己資本66.0億ドル、10年の正味の還元28.0億ドル、時価総額38.6億ドル(PER10.5倍)。 10年の純利益の累計は39.0億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。

  • 建設・不動産のソフト(AECO):数量 238(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 5.6%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 13 億ドル・営業利益 4 億ドル。数量0.79倍・価格1.12倍・営業利益率28.6%(席課金型)
  • 測量・地理空間の機器とソフト(フィールドシステム):数量 145(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 12.9%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 19 億ドル・営業利益 5 億ドル。数量0.97倍・価格1.26倍・営業利益率27.1%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
  • 運輸・物流ソフト(T&L):数量 187(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 2.3%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 4 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量0.75倍・価格1.05倍・営業利益率17.5%(席課金型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.00%(人月・席の型は0%以下。実質の縮みは10年の数量に入れ済み)で、利益を全部株主に分ける形の正当化PER=1÷(k−g)=1÷(9.5%+-0.00%)=10.5倍(事業のROE5.5%)。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:競合の AI 機能に席を奪われる筋書き。建設の景気も重なる。24%。

悲観 13% 設計・施工管理の席が崩れ、機器も景気で落ちる 利益 2 億ドル · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 9.79 ドル23 億ドル

設計・施工管理の席が崩れ、機器も景気で落ちる。AECO 0.68倍、T&L 0.65倍、利益率は24.8%(AECO)まで下がる。売上は29.1億ドル、純利益は2.2億ドル。 内訳は建設・不動産のソフト=数量0.68倍・価格1.03倍・利益率24.8%、測量・地理空間の機器とソフト=数量0.84倍・価格1.17倍・利益率23.5%、運輸・物流ソフト=数量0.65倍・価格0.97倍・利益率15.1%。 この筋書きの確率は13%。結果は、売上が今の0.81倍の29.1億ドル、営業利益2.8億ドル、純利益2.2億ドル、自己資本70.0億ドル、10年の正味の還元15.0億ドル、時価総額22.8億ドル(PER10.5倍)。 10年の純利益の累計は29.7億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。

  • 建設・不動産のソフト(AECO):数量 205(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 5.2%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 11 億ドル・営業利益 3 億ドル。数量0.68倍・価格1.03倍・営業利益率24.8%(席課金型)
  • 測量・地理空間の機器とソフト(フィールドシステム):数量 125(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 12.0%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 15 億ドル・営業利益 4 億ドル。数量0.84倍・価格1.17倍・営業利益率23.5%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
  • 運輸・物流ソフト(T&L):数量 162(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 2.1%(1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率)→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量0.65倍・価格0.97倍・営業利益率15.1%(席課金型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.00%(人月・席の型は0%以下。実質の縮みは10年の数量に入れ済み)で、利益を全部株主に分ける形の正当化PER=1÷(k−g)=1÷(9.5%+-0.00%)=10.5倍(事業のROE3.1%)。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:席が崩れ、機器も景気で落ちる筋書き。13%で、やや悲観と合わせて37%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

建設・不動産のソフト(AECO)

設計(Tekla・SketchUp)・施工管理(Viewpoint・Trimble Construction One)・発注者側(e-Builder)・自治体の資産管理(Cityworks)などの建設・不動産のサブスクのソフト。

数量対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格)価格1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率売上営業利益
今 2025/12 300 5.0% 15 5
10 年後 中立 270 5.7% 16 5

取り方:2025 年の AECO 売上 14.99 億ドル、セグメント営業利益 5.12 億ドル(34.2%。本社費・株式報酬・償却・再編の前)。対象市場は建設・不動産・インフラの設計・施工・資産管理のソフトを推定 300 億ドル(上位の専業の売上合計が 100 億ドル超、建設ソフトの市場予測は定義で 50〜190 億ドルと幅があるため、設計ソフトも含めた広い定義にして推定)。シェアは約 5.0%。価格は物価(3 年 1.11 倍・10 年 1.41 倍)に、シェアと単価の変化を掛ける。競合はオートデスク・ベントレー・ネメチェック・プロコア・オラクル。 【AIエージェント代替の見直し】AECO は設計・施工管理・資産管理のソフトで、課金は担当者の席が中心の席課金型。堀(乗り換えの年単位の移行)の証拠が開示で 2 つ揃わないので、記録の正本とは扱わない。数量0.90倍、価格1.15倍(席型の 1.00〜1.20 倍の上寄り)。

測量・地理空間の機器とソフト(フィールドシステム)

GNSS 受信機・トータルステーション・スキャナー・機械制御と、測量・施工の現場ソフト・位置補正サービス。機器の売り切りから束ねた年額契約へ移行中。

数量対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格)価格1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率売上営業利益
今 2025/12 150 10.3% 15 5
10 年後 中立 165 13.3% 22 7

取り方:2025 年のフィールドシステム売上 15.40 億ドル、セグメント営業利益 4.78 億ドル(31.1%)。対象市場は機械制御(2026 年で 75〜81 億ドルの予測)と、測量・地理空間の機器とソフトを合わせた推定 150 億ドル。シェアは約 10.3%。サブスク(ARR 4.0 億ドル)と機器の束ねで単価が物価を上回る分を、中立は 10 年 4%(3 年 1.5%)で置いた。競合はヘキサゴン(ライカ)・トプコン・CHCNAV など中国勢。 【AIエージェント代替の見直し】フィールドシステムは測量機器と建設現場の機械制御で、現場の物理的な作業が前提のため AI の影響が小さい。機器とサブスクの束ねで価格は物価に届かない1.30倍、数量1.10倍。建設の景気で振れる。

運輸・物流ソフト(T&L)

欧州の荷主と運送会社を結ぶ取引基盤トランスポレオン、運送会社の運行管理(TMS)、運行・コンプライアンスのソフト(モビリティの車載機は売却済み)。

数量対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格)価格1 億ドルの市場あたりのトリンブル売上(億ドル)= シェア × 価格の倍率売上営業利益
今 2025/12 250 2.2% 5 1
10 年後 中立 213 2.4% 5 1

取り方:2025 年の T&L 売上 5.49 億ドル(2024 年は 7.89 億ドル。モビリティ売却で減)、セグメント営業利益 1.21 億ドル(21.9%)。対象市場は TMS(2026 年で 150〜213 億ドルの予測)・取引・可視化・運行管理を合わせた推定 250 億ドル。シェアは約 2.2%。T&L の戦略的見直し(売却の可能性)は未成立なので今のまま。競合はプロジェクト 44・フォーカイツ・デスカルテス・SAP・オラクル・マンハッタン。 【AIエージェント代替の見直し】T&L は運行・配車・取引の画面で、AI が配車や取引の事務を直接こなす側。席課金型として数量0.85倍、価格1.08倍、利益率は低い。戦略的見直し(売却)は未成立なので入れていない。

リスクと懸念

AI エージェント代替(設計・施工管理・物流の席の圧縮)

トリンブルの AECO と T&L は担当者の席で売る面が強く、AI が設計補助・配車・取引の事務を担えば席が減る。フィールドの機器は物理的な現場が必要で影響が小さい。中立の売上は今の1.19倍、悲観では0.81倍と置いた。

競合の開発費と AI による価格圧力

AECO ではオートデスク(GAAP 営業利益率 29%、AECO +22%)・ベントレー・ネメチェック・プロコアが同じ顧客を狙い、AI が座席課金のソフトを置き換えれば価格が下がる。中立でも AECO の価格は物価並みとしたが、慎重な筋書きでは物価を下回る上げ方(10 年で 1.27〜1.37 倍)を置いた。

機器の景気循環と中国勢の低価格

フィールドシステムは機器の売り切りがまだ大きく、2009 年に売上が約 15% 減った経験がある。中国の CHCNAV・Hi-Target が低価格の RTK 受信機で入り、ヘキサゴン・トプコンも競る。シェアを守れない場合は、価格と数量が同時に下がる。

買収ののれんと GAAP 利益の薄さ

のれん約 48 億ドルが自己資本 58 億ドルの大半を占め、ROE は 7% 台。2026 年 6 月に T&L で 5.6 億ドルを減損した。買収償却と株式報酬を引いた GAAP 利益は、会社の見せる非 GAAP 利益の約 6 割にとどまり、買収で伸ばす限り資本効率は上がりにくい。

T&L の収益力と見直しの不確実性

T&L は営業利益率 22%、ARR 成長 +7% と全社の質を下げている。ゴールドマン・サックスの助言で見直しに入ったが、売却するか、いくらで売れるかは未定。売れない場合は低い利益率と運賃循環を抱え続け、売れても規模が縮む。

フィールドシステムの ARR の置き換え

低利益の他社ブランド製品(現場データの処理)を自社製品へ置き換える作業で、2026 年はフィールドシステムの ARR に 400〜500 ベーシスポイント、全社で約 100 ベーシスポイントの逆風が出る。2027 年に自社製品の立ち上がりで戻る計画だが、遅れれば伸びの鈍化が長引く。

関税と景気

機器の仕入れと販売に関税が絡み、2026 年 6 月の四半期は関税の返金でフィールドシステムの売上が約 3% 押し下げられた(利益への影響はなし)。建設・インフラの景気が悪化すれば、機器と新規の契約が同時に減り、悲観の筋書きに近づく。

今後の分かれ目

AECO の ARR の有機成長が 2 年続けて 14% を超え、営業利益率が 35% 台後半に乗る
AI を取り込んだ新製品が競合に対して選ばれている合図。10 年の楽観・やや楽観の確率を上げ、AECO のシェアの上積みを増やして再評価する。
フィールドシステムの ARR 成長が 2027 年に低い 2 桁へ戻り、機器の売上も ARR と同じ速さで伸びる
機械制御の標準としての地位とサブスクへの移行が同時に進んでいる合図。価格(単価)の上積みを中立から引き上げ、利益率の上振れを織り込む。
T&L の売却が成立し、対価が減損後の簿価を大きく上回るか、自社株買いに回る
全社の利益率が上がり資本効率が改善する。本分析は今のまま(未成立)なので、成立した時点で T&L を外して筋書きを書き直す。
建設・インフラの需要が急に落ち、機器の受注が前年から 2 割以上減る
10 年の悲観の筋書きに近づく。機器は景気に弱く、利益が大きく落ちる。ソフトの繰り返し収入が下支えになる範囲を確認する。
オートデスクやベントレーが、トリンブルの得意な現場領域(施工・機械制御との連携)へ踏み込み、AECO で価格を下げて競う
AECO の価格と利益率が下がる合図。10 年のやや悲観・悲観の確率を上げ、セグメントの価格を物価以下へ引き下げる。
買収を再び増やし(年 5 億ドル超)、償却とのれんが積み上がる
資本配分の規律が緩んだ合図。買収で伸びる分の元手をのれんで数え、倍率を下げる(ROE が下がる)。
AI 機能が単体の売上として開示され、全社売上の 1 割を超えたら
席に依存しない収益源の合図。AECO の数量の上限を見直す。
ARR の有機成長が 2 年続けて 8% を割ったら
席の圧縮が始まった合図。AECO・T&L の数量を中立の{aeco_base_vm:.2f}倍より下げる。

見ておくもの

  • ARR(全社・AECO・フィールドシステム・T&L)と有機成長率、サブスク・サービスの売上比率
  • AECO と T&L のセグメント営業利益率(AECO は 35% 前後)、GAAP 営業利益率と非 GAAP の差
  • フィールドシステムの機器売上と ARR の差、置き換え製品の立ち上がり(2027 年)
  • T&L の戦略的見直しの結論(売却の対価と時期)
  • 自社株買いの額と株数、株式報酬の額
  • オートデスク・ベントレー・ネメチェック・プロコアの成長と利益率、中国の低価格 RTK 受信機のシェア
  • 建設・インフラの需要(データセンター・送電)と運賃(スポット運賃)
  • AI 機能の売上開示と、ARR の有機成長・席数の動き

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額 139億ドル や非 GAAP の PER は見ずに、3 部門を型で分けて数量と価格を置いた。倍率は g=0% の 1÷(k−g)、k は基本 8.0% + 景気 0.5 + 値決め 0.25 + 寿命 0.75 = 9.50%。AI 代替は数量・価格に主に入れ、k の寿命・確率(悲観側37%)・g に重ねていない。純利益は GAAP。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 5% + β 1.23 × 5%。k = 基本 8.0% + quality 1.50% = 9.50%(β は使わない)。景気 +0.5(建設の景気に連動)、値決め +0.25(競合の値引き圧力)、借金 0、寿命 +0.75%(席型と機器の混合)。AI による席の圧縮は数量・価格で表し、k では寿命だけに反映した。

同じ業種(情報技術)の AI 分析

やや割安 ゴーダディGDDY FCF の約 13% が株主に戻る定期課金の事業。AI で入口を奪われる恐れを 4 割超の確率で織り込んでも、資本コストを超える稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、確率で加重した価値は今より約 3 割高く「やや割安」 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジェン・デジタルGEN 消費者向けの防御と身元保護で解約の少ない定額収入を持つが、借金が重い。利益ベースの上限で倍率を置いてもやや割安で、悲観では借金が株主価値を削る 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) 適正 アップラビンAPP 配信 AI の稼ぐ力は突出するが、プラットフォーム依存と規制の影が重い。利益ベースの正当化 PER で測ると、悲観を厚く置いて「適正」まで下がる 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 エヌビディアNVDA AI 計算の事実上の標準を握る稼ぐ力は桁違いで、今の時価総額は確率で加重した価値を 4% ほど上回るだけの適正水準で、安全域は薄い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) やや割高 マイクロソフトMSFT AI 時代でも堀は広がる世界最強級の事業。ただし利益ベースの正当化 PER(中立で事業 約 18 倍)で測ると、今の時価総額は事業の質を先に払いすぎている 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ベリサインVRSN ドメイン名 .com と .net の登録簿を握る契約型の独占。事業の質は最高水準で、今の値段は契約どおりの値上げが続く前提を先に織り込んでいる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 CDWCDW 再販の薄利でも資本は軽く還元が厚い。利益ベースで見ると今の値段はほぼ妥当だが、クラウド直販・AI 調達の直買いで取り分が削られる危うさは残る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ブロードコムAVGO AI の特注チップと VMware で稼ぐ力は急拡大しているが、今の時価総額は確率で加重した価値より 2 割強高く、やや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スカイワークス・ソリューションズSWKS クォルボとの合併で RF 部品の最大手級になったが、売上の 5 割強がアップル。利益率が戻っても、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 NXP セミコンダクターズNXPI GAAP の PER 29 倍は谷の利益。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 クアルコムQCOM スマホが縮む間に車載・IoT と AI データセンターが穴を埋められるかが全て。埋まる前提でも、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI 売上は急増しても粗利益率 10% 前後の薄利で、AI 投資の谷と統制の問題を悲観に厚く織り込んでも、今の値段は本質価値を 2 割ほど上回る(強制転換優先株を含む時価総額 251 億ドルで比べた場合) 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 TE コネクティビティTEL 自動車の景気循環と AI・送電網の追い風を併せ持つ接続部品の首位。GAAP の利益の 20 倍という値段は、成長が続いても本質価値を 4 割ほど上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) 割高 ジェイビルJBL AI データセンター向けの急成長で利益は伸びるが、大口顧客に価格を握られる薄利の受託製造。成長を先取りした、割高な値段 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −31.2% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 HPインクHPQ 利益の 6 割を生む印刷の消耗品が年 3% ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −35.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −42.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −42.9% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −52.6% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.7% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.5% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.2% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −65.3% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 IBMIBM メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%) 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −66.2% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.5% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −74.2% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −5.5%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −75.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −8.5%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −78.5% · 10 年 割高(年 −8.5%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −80.1% · 10 年 割高(年 −8.2%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −82.9% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −84.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −86.7% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.6% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −91.5% · 10 年 割高(年 −16.6%)

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読んだ資料

  1. トリンブル 2025 年第 4 四半期・通期決算(SEC 8-K)
  2. トリンブル 2026 年第 2 四半期決算(SEC 8-K)
  3. トリンブル 2026 年第 2 四半期 決算説明会の要約(Webull)
  4. トリンブル 2025 年 第 1 四半期 10-Q(農業の合弁・モビリティ売却)
  5. 機械制御システム市場(Meticulous Research)
  6. 輸送管理システム市場(Fortune Business Insights)
  7. トリンブルの時価総額(Equibles)

分析日 2026-10-16