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ユニティー・ソフトウェア U

ゲーム開発基盤の強みとAI広告の急成長は魅力だが、株式報酬を差し引いた稼ぐ力では現在の時価総額を支えきれず、大幅な割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4.16 ドル18 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)37.7 ドル165 億ドル差 −89.0%
10 年後から見ると 割高 価値 4.16 ドル18 億ドル · 差 −89.0% · 期待の年率 −10.2%
期待の年率リターン(10 年)−10.2%資本コスト比 −19.7 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ユニティー・ソフトウェアは、ゲームを作るための開発エンジンと、ゲーム内の広告を配信する基盤を持つ会社である。事業には強みがあるが、長期の株主が受け取る利益から考えると、現在の株価は大幅な割高だと判断する。最大の問題は成長の有無ではなく、その成長が株主のものになる利益へ変わるまでの距離である。

2025年の売上は18.5億ドル、営業損失は4.2億ドルだった。2026年4〜6月期には主力広告事業のStrategic Growが前年同期比63%増え、全社売上は5.46億ドルに達した。GAAP純損失も0.23億ドルまで縮小した。2026年10月にはグーグルとAIゲーム制作基盤で提携し、事業の再生には確かな前進が見られる。ただし、この成長を10年間そのまま延ばすことはできない。

ゲーム開発エンジンには、既存作品の移植や開発者の習熟に伴う乗り換え費用がある。しかし、2023年の料金政策を巡る反発は、顧客が値上げを無条件には受け入れないことを示した。さらにAIエージェントが開発者の作業を減らすため、有料座席の増加は期待しにくい。広告ではUnity Vectorが成果を出しているが、アップラビンとグーグルという強い競争相手がいる。

中立の2035年売上は約37億ドル、GAAP純利益は6.5億ドルと見る。成熟後の利益に対する評価と正味の株主還元を合わせると、確率加重した現在の適正時価総額は約18.2億ドルとなり、基準時点の178.6億ドルを約90%下回る。強気の筋書きでは2035年の時価総額が現在と同程度まで成長するが、10年分の資本コストを埋めるには足りない。

これはゲーム開発基盤が消えるという予想ではない。むしろ基盤は残り、広告の収益性も改善すると見ている。それでも利益の薄さ、広告の競争、長年の株式報酬による持ち分の希薄化を考えると、現在の値段には十分な安全域がない。筆者は、事業再生への期待と株主価値の回復を明確に分けて考えるべきだと見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ユニティーは理解できる部分と理解しにくい部分が同居する会社である。ゲームが動くためのエンジンは、今後10年も必要とされる可能性が高い。開発途中でエンジンを替える負担は大きく、既存作品と開発者の蓄積には価値がある。この部分には長く使われる道具を提供する会社としての魅力がある。

だが、長く使われることと高い利益が残ることは別である。開発者向けの料金では2023年の失敗があり、広告ではアップラビンやグーグルとの競争がある。AIによる開発効率の改善が進むほど、同じ数のゲームを作るために必要な有料開発者は少なくなりうる。技術が普及することだけを理由に、企業の利益が増えるとは考えない。

オーナー利益を測るときは、2025年のフリーキャッシュフロー4.0億ドルをそのまま株主の利益とみなさない。株式報酬が3.85億ドルあり、これは既存株主の持ち分を薄める。買収した無形資産の償却には非現金費用も含まれるが、過去に株式で支払った買収代金が無価値だったことまでなかったことにはできない。GAAP利益を基本とし、成長に必要な再投資と株主への正味還元を分けて見る。

2026年の事業再生は評価する。Unity Vectorによる広告売上の増加と、旧事業からの撤退は経営の方向を改善した。しかし、赤字から黒字へ転じる過程はまだ短く、増分投資の利益率が資本コストを継続的に上回る証拠はそろっていない。将来の利益率が改善しても、現在の時価総額には長年の成功がかなり先払いされている。

長く保有したい会社には、経営が失敗しても価値を支える資産か、顧客が離れにくい高収益の事業が必要だ。ユニティーには後者の芽があるが、まだ完成していない。事業への期待を認めながらも、今の価格で十分な安全域があるとは判断できない。

何で稼ぐ会社か

ユニティーの事業には、ゲームを作るCreate Solutionsと、完成したゲームから広告収入を生むGrow Solutionsという二つの柱がある。2025年の売上はCreateが約6.2億ドル、Growが約12.3億ドルだった。ただし2026年には旧広告網のironSource Adsを終了し、Supersonicのゲーム出版事業を売却した。したがって今後は、残るUnity Adsと開発エンジンの実力を見る必要がある。

Createの中心はUnity Engineである。ゲーム会社がUnity ProやEnterpriseなどを契約し、開発者がエディター、描画、物理演算、アニメーション、複数端末への出力機能を使う。小規模な開発者は無料版を利用できるため、開発者が増えても売上が同じ割合で増えるわけではない。収益源は有料座席の契約料に、企業向けの追加機能、サポート、関連サービスが加わる。会社の公表値では、Unity Editorの月間利用者は130万人を超え、主要モバイルゲームにも広く採用されている。

Growでは、ゲームの中に表示する広告枠をアプリ開発会社から集め、広告主の入札と結びつける。Unityが売上として認識するのは広告取引の総額ではなく、取引を仲介して自社に残る取り分である。広告表示の回数、広告主の獲得単価、入札の精度、プラットフォームの取り分が収益を決める。Unity Vectorは利用者の行動情報を使って広告の成果を予測し、広告主が支払える価格と配信先の組み合わせを改善する。広告配信基盤は開発者向けの席課金とは異なり、人手ではなく広告表示という利用量が収益の基礎になる。

2026年4〜6月期のStrategic Grow売上は3.29億ドルで、前年同期の2.01億ドルから大きく増えた。Strategic Createは1.57億ドル、撤退対象の非戦略事業は0.60億ドルだった。事業の重心は明らかに広告へ移っている。もっとも、ゲームがUnity製だからといって広告も必ずUnityへ出すとは限らない。広告の仲介会社は複数の広告ネットワークを同時に使えるため、開発エンジンの普及率と広告収益のシェアを混同してはいけない。

2025年の数値を将来と比較するため、Create、継続するStrategic Grow、撤退する旧事業の三つに分けた。2025年の戦略事業別年間売上は完全な形で開示されていないため、四半期開示と旧事業の撤退対象から推計した。営業利益の事業別配分も公表されていないので、開発費、広告関連費用、共通費を分けた分析上の推定値としている。

優良さと弱いところ

最大の堀、つまり他社が簡単には奪えない強みは、Unityで作られた作品と開発者の蓄積である。会社の公表では、上位1000本のモバイルゲームの70%超がUnityで作られている。開発途中でエンジンを替えれば、描画や物理演算、画面、プラグインの検証をやり直すことになる。完成したゲームでも更新と保守が続くため、既存顧客は簡単には移れない。

ただし、普及率の高さがそのまま価格決定力を意味するわけではない。2023年に打ち出したインストール数に応じるRuntime Feeは開発者の強い反発を招き、2024年に撤回された。2025年にはProとEnterpriseの価格を引き上げたが、値上げへの反応を見ながら段階的に進める必要がある。競合のアンリアル・エンジンや無料のGodotがあるため、顧客から取れる金額には限界がある。

広告の堀は別の性質を持つ。広告主が増えるほど入札競争が厚くなり、開発会社は広告収入を得やすくなる。開発会社が増えれば広告主が使える枠も広がる。Unity Vectorにはゲーム内の利用者行動を活用できる利点があり、2026年の成長はその効果を示している。しかし広告の成果を最大化する技術はアップラビンやグーグルも磨いており、独占的な資産ではない。

資本効率はまだ合格点に達していない。2025年のROEはマイナス12.4%で、黒字化した後の利益率も十分な実績がない。2025年の株式報酬は3.85億ドルで売上の約21%に相当し、GAAP利益を大きく削っている。フリーキャッシュフローが黒字でも、株式報酬によって発行される株式の価値を無視すれば、株主の取り分を過大評価することになる。

長く残るゲームエンジンの基盤には強みがあるが、広告取引の競争と経営の資本配分を合わせると、全社を強い堀の企業とは評価しない。通常の堀を持つ会社とし、将来の超過利益は競争によって徐々に薄れると判断する。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ゲーム開発エンジンの市場は、長期的にはゲームの数、制作の複雑さ、複数端末への対応需要で伸びる。Global Market Insightsは世界のゲームエンジン市場を2025年に約15億ドル、2035年に約29億ドルと推計し、2025年のUnityのシェアを約41%とする。ただし調査会社によって対象範囲と市場規模には大きな差がある。会社のCreate売上にはゲーム以外の用途や周辺サービスも含まれるため、この比率は厳密な同一市場の売上シェアではない。

競争相手はエピック・ゲームズのアンリアル・エンジン、オープンソースのGodot、大手ゲーム会社の内製エンジンである。アンリアルは大型作品と高品質な3D映像で強く、Godotは無料で利用できる点が小規模開発者に支持される。2026年のゲーム開発者調査でも、Unityとアンリアルが主要な選択肢であり続ける一方、Godotの利用が増えている。Unityはモバイルや中小規模の開発に強いが、新しく始まる作品でのシェアは既存作品ほど守られていない。

広告市場の争いはさらに厳しい。Sensor Towerの調査では、2025年の主要19市場におけるモバイルゲーム内広告収入は120億ドルを超え、年間表示回数は2.4兆回に達した。アップラビンとグーグルのAdMobは、同調査の広告収入の約65%を占める。Unity Adsは有力な参加者だが、広告主と開発会社の双方を囲い込める立場にはない。広告の表示枠が増えても、成果のよいネットワークへ予算が集中するため、売上は数量以上に大きく振れる。

広告の競争は、利用者を獲得する費用と広告から得られる収益の差を巡る争いである。景気が悪化すると広告主は予算を削り、スマートフォンの利用者が増えても広告単価が下がる。逆に配信精度が向上すれば、表示回数が変わらなくても手取りが増える。Unity Vectorの伸びは後者を示すが、競合が機械学習の性能を改善すれば優位性は縮む。

AIには二つの方向がある。開発用の操作画面やプログラミング作業はAIエージェントに置き換わり、有料開発者席数に下押し圧力がかかる。反対に、ゲームを実行するエンジンそのものと大量の広告取引は、AIが普及しても必要とされうる。2026年10月のグーグルとの提携は、自然言語からゲームを作るUnity Sparkの展開を目指すものだが、収益額の開示はまだない。中立ではCreateの座席減少を織り込み、広告基盤の利用増加で全社売上を伸ばす。

資本政策と M&A

資本配分の歴史は厳しく評価する必要がある。2022年に発表したironSourceとの統合は当初約44億ドルの株式交換案件として説明され、ゲーム開発から広告収益化までを結ぶ構想の中心だった。しかし統合後は成長と収益性が期待に届かず、旧広告網の一部は2026年4月に終了した。Supersonicも2026年8月に売却された。2026年上半期には撤退に伴う約2.79億ドルの減損が生じている。

株主還元も十分ではない。2022年に最大25億ドルの自社株買い枠を設けたが、2025年は配当も自社株買いも実施していない。2025年には株式報酬が3.85億ドル発生し、株数は増え続けた。配当については、事業への再投資を優先し当面支払わない方針で、継続的な正味還元額の数値目標はない。

財務面では2025年末の現金が20.6億ドル、有利子負債が23.2億ドルだった。負債は主に転換社債であり、2026年、2027年、2030年に償還期限が到来する。2026年6月末の現金は約23.5億ドルに増えたが、2026年償還分を現金で返済する予定である。金利が高い状態で借り換えれば、低利の旧転換社債と比べて利払いが重くなる。

2026年6月末にはAppsFlyer株式を1億ドル取得する条件付きの義務も開示している。これは既存の広告事業を補完する投資だが、利益を生むまでに時間がかかる。2035年までの筋書きでは、過去の大型買収が再び高い収益をもたらすとは仮定しない。今後の資本配分では、無理な買収よりも負債の返済、株式報酬の抑制、既存広告基盤への投資を優先すべきだと考える。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ユニティーは、ゲームを作る段階と、完成したゲームから収益を得る段階の両方に入り込める数少ない会社である。Unity Engineで作られたゲームは非常に多く、開発者は長年にわたってUnityの操作やプラグインに慣れている。エンジンの切り替えには時間と費用がかかるため、既存顧客の基盤は容易には崩れない。2024年のRuntime Fee撤回によって信頼回復にも取り組み、2025年の料金改定後にはCreateの契約収入が持ち直した。

成長の中心はUnity Vectorである。2026年4〜6月期のStrategic Growは前年同期比63%増え、会社は7〜9月期にも68〜70%の増収を見込んでいる。これは単なる将来のAI構想ではなく、実際の広告収入に表れた改善である。独自の広告取引データとUnityのゲーム利用情報を組み合わせることで、広告主にとっての獲得効率が高まり、ゲーム開発会社にもより多くの広告収益を返せる。広告主と開発会社の双方が集まる好循環が生まれれば、競合からシェアを奪う余地がある。

2026年10月のグーグルとの提携も長期の選択肢を広げる。自然言語からゲームを作るUnity Sparkが広がれば、専門知識のない人でもゲーム制作へ参加できる。作られたゲームがUnityの実行環境を使い、広告によって収益化されるなら、開発者席数が増えなくても基盤全体の利用は広がる。ただし現在は提携の発表段階なので、Sparkの収益を既に確立したものとは扱わない。

最も成功した場合、Unity Adsが広告主の成果でアップラビンやグーグルに近づき、年間広告表示回数と千回あたりの手取りがともに増える。2035年の売上は約72億ドル、GAAP純利益は16.6億ドルに達する。今の赤字が解消し、規模の経済が働けば、営業利益率は30%を超えうる。エンジンの寿命が長く、広告の成長も実現するなら、会社そのものは現在よりはるかに強くなっている。

慎重な見方

ユニティーの最大の弱点は、利用者が多いことと利益を取れることの間に大きな隔たりがある点だ。Unity製ゲームが多くても、開発者が支払う料金は高くない。2023年のRuntime Feeを巡る反発は、既存作品への依存を利用した料金体系が顧客の信頼を壊すことを示した。無料のGodotが改善を続け、アンリアル・エンジンも幅広い作品を獲得するなら、新しく開発されるゲームでUnityが選ばれる割合は下がる。

さらにAIエージェントが開発作業を代替する。ゲームを作るために人が画面を操作する時間が減れば、有料開発者席の必要数は減る。グーグルとの提携は制作の入口を広げるが、その利益がグーグルとUnityのどちらに残るかはまだ分からない。技術の普及と収益性の改善を同一視するのは危険である。

広告にも構造的な競争がある。アップラビンとグーグルは豊富な広告主を持ち、広告配信の成果を高めるための大量のデータを蓄積している。Unity Vectorの成長率が高いのは事実だが、競合が追いつけば、ゲーム会社は最も高い広告収益を返すネットワークに配信先を切り替える。広告の表示回数は残ってもUnityの手取りは下がる。広告主の予算が減る景気後退では、この圧力が強まる。

経営の資本配分も無視できない。2022年のironSource統合は大型の株式交換で実施され、その一部を2026年に撤退させることになった。2025年の株式報酬は売上の約21%で、株数の増加も続いている。フリーキャッシュフローの黒字だけを見れば改善は著しいが、GAAPでは赤字だった。2035年に利益が出るとしても、過去の株式報酬と買収の負担を埋めた後に株主へどれだけ残るかは不透明だ。

2025年末の自己資本32.4億ドルの多くはのれんと無形資産で、清算時に額面で売れる資産ではない。広告と開発エンジンの双方で競争に負けた場合、帳簿の自己資本をそのまま株主価値の床にすることもできない。最悪の筋書きでは、2035年の売上が2025年の約6割に縮み、低収益の会社として残る。

どちらに重みを置いたか

事業の回復力では強い見方にも根拠がある。Unity Vectorの成長は実際の売上で確認でき、ゲームエンジンの基盤も簡単には消えない。しかし、株主の利益と払う値段を考えると慎重な見方が優勢だ。2026年の改善を認めても、成熟後に資本コストを上回る利益を長く出せるかはまだ確かでない。

そのため楽観側の合計を27%、中立を31%、やや悲観と悲観を合わせて42%とした。AIエージェント代替の影響は主にCreateの数量と長期成長率へ織り込み、同じ理由で資本コストや確率を何重にも悪化させていない。悲観側の厚さは、広告市場での競争、過去の資本配分、利益実績の短さによる。2035年には事業が現在より強くなっている可能性を認めつつ、現在の株価は大幅な割高という結論になる。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 14.27 ドル62 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 −2.52 ドル−11 億ドル)。 今の値に割り戻すと 4.16 ドル18 億ドル、今との差 −89.0%、 期待の年率 −10.2%(資本コスト 9.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 10% 40.94 ドル179 億ドル −1.83 ドル−8 億ドル +3.8% +0.4% 3.91 ドル17 億ドル
やや楽観 17% 25.90 ドル113 億ドル −3.20 ドル−14 億ドル −39.8% −4.7% 3.86 ドル17 億ドル
中立 31% 15.14 ドル66 億ドル −4.11 ドル−18 億ドル −70.7% −10.3% 3.42 ドル15 億ドル
やや悲観 27% 3.38 ドル15 億ドル −1.60 ドル−7 億ドル −95.3% −22.5% 0.48 ドル2 億ドル
悲観 15% 1.10 ドル5 億ドル −0.57 ドル−3 億ドル −98.6% −30.4% 0.08 ドル0 億ドル
加重平均100% 14.27 ドル62 億ドル−2.52 ドル−11 億ドル −68.8% −10.2% 11.75 ドル51 億ドル

今の株価時価総額 37.70 ドル165 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 10% 楽観:広告基盤のシェア拡大とエンジンの定着 利益 17 億ドル · PER 10.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 40.94 ドル179 億ドル

Unity Adsは広告の成果で競合に近づき、2035年には年間1兆2000億回の広告を収益化する。AIによる広告配信精度の改善で、1000表示あたりの手取りは5.3ドルに増える。広告主が増え、入札が厚くなることで収益が伸びる。広告の市場全体も成長するが、それ以上にUnityの取扱シェアが拡大する展開だ。

Createでは、既存ゲームの更新と企業向け開発需要が続く。AIエージェントによって開発時間は減るが、Unity Sparkなどの新しい制作方法はゲームエンジンの利用を支える。ただし現時点でSparkの収益額は確認できないため、有料座席数が2025年を上回るとは仮定しない。20万席を維持し、企業向け契約と機能の高度化によって実効年間収入を4185ドルとする。

旧ironSource広告網とSupersonicは戻さず、事業規模の拡大は継続事業だけから生まれる。広告の営業利益率は36%、Createは34%まで改善し、全社売上は約72億ドル、営業利益は22.55億ドルとなる。株式報酬はなお発生するが、成長したキャッシュフローで一部を買い戻し、10年間の正味の持ち分減少は8億ドルに抑える。

2035年のGAAP純利益は16.6億ドルとなり、自己資本は110.4億ドルに積み上がる。新規大型買収は必要なく、既存のゲームエンジンと広告基盤への再投資で増収を支えられる。2030年代には広告成長率も一桁に落ち着くが、Unityは現在よりはるかに高収益の会社になっている。

  • Create Solutions:ゲーム開発エンジン・制作ツール:数量 200,000(有料開発者の年間契約座席換算数(席))× 価格 4,185(有料座席換算1席あたり年間実効売上(ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 3 億ドル。有料席を維持し企業向け契約が高単価化
  • Strategic Grow:Unity Ads・Unity Vector:数量 12,000(戦略広告基盤で収益化する年間広告表示回数(億回))× 価格 5.30(広告1000表示あたりUnityに残る実効手数料(ドル))→ 売上 64 億ドル・営業利益 23 億ドル。Vectorが広告主を集め配信シェア拡大
  • 非戦略事業:旧ironSource広告網・Supersonic等:数量 0.0(旧広告表示回数と出版売上を合わせた広告換算年間表示回数(億回))× 価格 2.00(換算広告1000表示あたりの実効売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。終了・売却済みで売上ゼロ

倍率:k9.5%、長期g1.75%、2035年のROE=純利益16.6÷自己資本110.4=15.04%。通常の堀なので超過ROEの残存割合1/2、RONIC=9.5%+1/2×(15.04%−9.5%)=12.27%。正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)×(1+g)=約11.26倍。広告事業の成長が成熟へ向かうことを考慮し、その約96%の10.8倍を採用する。2035年のGAAP純利益は株式報酬を費用処理し、買収無形資産の償却を任意に足し戻していない。時価総額=16.6×10.8=179.28億ドル。純現金の別途加算はない。

確率:Unity Vectorの競争優位が持続し、広告主と開発会社が集まる好循環が10年にわたって強まる筋書き。2026年の実際の広告成長が根拠になる一方、アップラビンとグーグルに対して大きくシェアを伸ばす必要があるため、確率は10%に限る。

やや楽観 17% やや楽観:広告の成長が続き着実に黒字を拡大 利益 11 億ドル · PER 10.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 25.90 ドル113 億ドル

Unity Adsは広告主の獲得効率を改善し続け、広告表示回数は2035年に年間9500億回へ増える。1000表示あたりの手取りは4.8ドルとなる。Unityのゲーム利用者データが配信の精度を支えるが、アップラビンやグーグルも広告主への成果を改善するため、料金を一方的に引き上げることはできない。

Createの有料座席はAIエージェントによって減り、19万席となる。ただし企業向けには既存ゲームの運用、クロスプラットフォーム対応、セキュリティ、保守の需要が残る。実効単価は3658ドルまで上がり、座席減少の一部を補う。グーグルとの提携によって開発の入口は広がるが、将来の収益は確認された広告基盤と既存契約の範囲から評価する。

旧広告網を終了した効果で収益構造が単純になり、営業利益率は全社で約28%へ改善する。売上は約52.6億ドル、営業利益は14.59億ドルとなり、GAAP純利益は10.7億ドルへ増える。株式報酬の負担は残るものの、営業キャッシュフローの増加を使って一定の買い戻しを行い、10年間の正味希薄化相当額は14億ドルにとどまる。

2035年の自己資本は91.4億ドルとなり、ROEは約11.7%に達する。借入金の借り換え費用を負担しながらも、増分投資が資本コストを上回る時期が生まれる。広告の利益率が今より高い状態で定着し、ゲームエンジン事業が安定した収益源として残る展開である。

  • Create Solutions:ゲーム開発エンジン・制作ツール:数量 190,000(有料開発者の年間契約座席換算数(席))× 価格 3,658(有料座席換算1席あたり年間実効売上(ドル))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。有料席は微減だが企業単価は改善
  • Strategic Grow:Unity Ads・Unity Vector:数量 9,500(戦略広告基盤で収益化する年間広告表示回数(億回))× 価格 4.80(広告1000表示あたりUnityに残る実効手数料(ドル))→ 売上 46 億ドル・営業利益 16 億ドル。高い広告成果を維持しシェア拡大
  • 非戦略事業:旧ironSource広告網・Supersonic等:数量 0.0(旧広告表示回数と出版売上を合わせた広告換算年間表示回数(億回))× 価格 2.00(換算広告1000表示あたりの実効売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。撤退済み

倍率:k9.5%、長期g1.75%、ROE=10.7÷91.4=11.71%。通常の堀の残存割合1/2を使用し、RONIC=10.60%。正当化PER=(1−1.75%÷10.60%)÷(9.5%−1.75%)×1.0175=約10.96倍。広告事業の安定した黒字化を評価し、その約97%の10.6倍とする。GAAP利益は株式報酬込みであり、無形資産償却の倍率による二重加算はしない。時価総額=10.7×10.6=113.42億ドル。

確率:Unity Vectorは競争力を保つが、アップラビンとグーグルも技術を改善するため、広告のシェア拡大は楽観ほど大きくない。2026年の改善を一定程度維持できる可能性を認め17%とした。

中立 31% 中立:広告基盤は成長するが開発者席は減少 利益 7 億ドル · PER 10.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 15.14 ドル66 億ドル

Unity Adsは2026年の勢いを数年間保つが、その後はアップラビンとグーグルとの競争で成長率が落ち着く。2035年の広告表示回数は年間7700億回となり、1000表示あたりの実効手数料は4.1ドルになる。市場全体の広告表示回数の増加に加え、Unity Vectorの改善によって一定のシェアを取り戻すが、競合の優位性を崩すほどではない。

Createの有料座席数は2025年の20万席から17万席へ減る。AIエージェントがエディター操作や簡単なプログラミングを代替し、同じゲーム制作に必要な開発者の数が減るためである。既存の作品や企業向けサポートには需要が残るが、実効単価の上昇は3410ドルにとどまる。座席数は10年で0.85倍、価格は1.10倍となり、開発者向けソフトの売上は名目でもやや減少する。

継続事業の売上は約37.4億ドルに達する。広告の営業利益率は32%、Createは28%まで改善するものの、研究開発と共通費は残る。全社の営業利益は8.82億ドル、GAAP純利益は6.5億ドルになる。2026年の事業整理後は黒字化が進むが、広告の競争が激しく、利益率はアップラビンの高収益水準には届かない。

10年間のGAAP純利益累計は25億ドルとする。初期には2026年の減損を含む赤字が残り、2027年以降に黒字が徐々に積み上がる。株式報酬に対して自社株買いは十分でなく、正味の株主還元はマイナス18億ドルとなる。2035年の自己資本は75.4億ドル、ROEは約8.6%であり、資本コストを十分には上回らない。

  • Create Solutions:ゲーム開発エンジン・制作ツール:数量 170,000(有料開発者の年間契約座席換算数(席))× 価格 3,410(有料座席換算1席あたり年間実効売上(ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 2 億ドル。AI代替で座席0.85倍、単価1.10倍
  • Strategic Grow:Unity Ads・Unity Vector:数量 7,700(戦略広告基盤で収益化する年間広告表示回数(億回))× 価格 4.10(広告1000表示あたりUnityに残る実効手数料(ドル))→ 売上 32 億ドル・営業利益 10 億ドル。広告表示と手取り改善で拡大
  • 非戦略事業:旧ironSource広告網・Supersonic等:数量 0.0(旧広告表示回数と出版売上を合わせた広告換算年間表示回数(億回))× 価格 2.00(換算広告1000表示あたりの実効売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。終了・売却済み

倍率:k9.5%、長期g1.75%、ROE=6.5÷75.4=8.62%。通常の堀で残存割合1/2とするとRONIC=9.06%。正当化PERの生の計算値は約10.59倍だが、ROEがkを下回るため上限は1÷9.5%=10.53倍となる。その約97%の10.2倍を採用する。gはROEや留保率からではなく、広告表示市場の成長と手数料の低下圧力、Createの席数減少と実効単価から導いた。GAAP純利益に株式報酬を費用計上し、過去の買収償却を別途足し戻さない。時価総額=6.5×10.2=66.30億ドル。

確率:2026年のUnity Vectorの好調を確認した一方、10年先には競争で広告成長が鈍化すると考える。Createの有料席をAIエージェント代替の指定範囲内で減らし、既存エンジンの普及による下支えも考慮して31%とした。

やや悲観 27% やや悲観:広告のシェアが伸びず低収益が続く 利益 2 億ドル · PER 8.7 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 3.38 ドル15 億ドル

Unity Adsは2026年には急成長するが、その後アップラビンとグーグルに広告主の予算を奪われ、取扱広告表示回数が伸び悩む。2035年の年間広告表示回数は5000億回にとどまり、1000表示あたりの手取りは3ドルとなる。名目物価が上がっても広告の成果に応じた価格競争が強く、2026年に獲得した収益力のかなりの部分を失う。

CreateではAIエージェントによる開発効率の向上が進み、有料座席は14.5万席へ減少する。アンリアル・エンジンとGodotへの移行も増え、Unityのエンジンを使う新規作品の比率は下がる。ただし既存作品の更新と企業向けの運用需要は残るため、開発エンジンそのものが消えることはない。実効単価は3255ドルにとどまる。

全社売上は約19.7億ドルで、2025年よりわずかに大きい程度となる。開発投資と広告基盤の固定費を削減しても、営業利益は2.41億ドル、GAAP純利益は1.7億ドルにとどまる。株式報酬は縮小するが、10年間の株式報酬による持ち分減少を買い戻しで完全には解消できない。正味の還元はマイナス7億ドルとなる。

2026年の撤退費用と、その後の収益悪化を含む10年間の純利益累計は3億ドルにとどまり、2035年の自己資本は42.4億ドルとなる。ROEは約4%で、資本コストを大幅に下回る。広告事業にはなお収益力があるが、株主にとって優良な資本効率の会社とは呼べない状態である。

  • Create Solutions:ゲーム開発エンジン・制作ツール:数量 145,000(有料開発者の年間契約座席換算数(席))× 価格 3,255(有料座席換算1席あたり年間実効売上(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。AIによる席減少と競合への移行
  • Strategic Grow:Unity Ads・Unity Vector:数量 5,000(戦略広告基盤で収益化する年間広告表示回数(億回))× 価格 3.00(広告1000表示あたりUnityに残る実効手数料(ドル))→ 売上 15 億ドル・営業利益 4 億ドル。広告のシェアが伸びず手取りも低下
  • 非戦略事業:旧ironSource広告網・Supersonic等:数量 0.0(旧広告表示回数と出版売上を合わせた広告換算年間表示回数(億回))× 価格 2.00(換算広告1000表示あたりの実効売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。撤退済み

倍率:k9.5%、ROE=1.7÷42.4=4.01%、長期g1.75%、通常の堀でRONIC=6.76%。利益ベースの正当化PERは約9.73倍となるが、広告の競争による利益率低下とROEが資本コストを大きく下回るため、8.7倍とする。中立の10.2倍より低い。構造的な競争劣位の筋書きであり、上限の7割へ引き上げるという方法は採らない。時価総額=1.7×8.7=14.79億ドル。事業の稼ぐ力1.7÷9.5%=17.89億ドルと、売れる資産の床6億ドルの大きい方を超えない。

確率:広告の予測技術が競合にも広がり、Unity Vectorの優位性が薄れる展開。開発エンジンは残るが有料席は減る。広告での競争と株式報酬の重さを考慮し、やや悲観を27%とした。

悲観 15% 悲観:ゲーム開発と広告の両方で競争に敗れる 利益 1 億ドル · PER 8.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1.10 ドル5 億ドル

Unityは既存作品の開発エンジンとして残るが、新規作品での採用が大幅に減る。アンリアル・エンジンが大型作品に強く、Godotが小規模作品を獲得する。AIエージェントによって開発者が手作業でエディターを操作する時間も減り、有料座席は9万席まで減少する。価格競争によって実効単価も2790ドルに下がる。

広告ではUnity Vectorの技術的優位性が失われる。ゲーム開発会社がアップラビンやAdMobなどのネットワークへ広告配信を移し、広告主の予算もそちらに集中する。2035年の年間広告表示回数は3500億回、1000表示あたり手取りは2.3ドルとなる。2025年と比べて市場全体は拡大しているが、Unityの相対的な地位は悪化する。

旧事業の売却で一部の負担はなくなったものの、会社は開発費の削減を余儀なくされる。売上は約10.6億ドルへ縮み、営業利益は0.88億ドル、GAAP純利益は0.6億ドルにとどまる。収益力が低いため、外部から資本を調達して積極的に買収する余裕はない。開発者向け事業を縮小し、広告の残存顧客と既存ゲームの更新で会社を維持する。

10年間のGAAP純損益累計はマイナス12億ドルとなる。2026年に発生した約2.79億ドルの減損を含め、2026〜2030年の損失と追加の事業整理を合わせて約13億ドルの赤字、その後の小幅な黒字を約1億ドルとする。株式報酬と買い戻しの差による正味の持ち分減少は2.5億ドルに縮む。2035年の自己資本は22.9億ドルだが、のれんなどを含むためその全額を売れる価値とは考えない。

  • Create Solutions:ゲーム開発エンジン・制作ツール:数量 90,000(有料開発者の年間契約座席換算数(席))× 価格 2,790(有料座席換算1席あたり年間実効売上(ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。顧客流出とAIエージェントによる席減少
  • Strategic Grow:Unity Ads・Unity Vector:数量 3,500(戦略広告基盤で収益化する年間広告表示回数(億回))× 価格 2.30(広告1000表示あたりUnityに残る実効手数料(ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 2 億ドル。広告主の流出と手数料競争
  • 非戦略事業:旧ironSource広告網・Supersonic等:数量 0.0(旧広告表示回数と出版売上を合わせた広告換算年間表示回数(億回))× 価格 2.00(換算広告1000表示あたりの実効売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。売却済み

倍率:k9.5%、ROE=0.6÷22.9=2.62%、長期g1.75%、通常の堀でRONIC=6.06%。利益ベースの正当化PERの参考値は約9.34倍だが、再投資効率が資本コストを下回るため8.0倍で評価する。中立の10.2倍より低い。時価総額=0.6×8.0=4.80億ドル。事業の稼ぐ力0.6÷9.5%=6.32億ドルと、純換金可能資産の床2億ドルの大きい方を超えない。過去の谷のPBRや、将来の帳簿自己資本にPBRを掛ける方法は使わない。

確率:Godotやアンリアルへの移行が進み、広告でもアップラビンとグーグルの優位性が強まる構造的な敗北。旧買収資産の価値低下と再度の損失が重なる可能性を考え15%とした。資金繰りが直ちに破綻するという予想ではない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

Create Solutions:ゲーム開発エンジン・制作ツール

Unity Engine、Unity Pro、Enterprise、関連クラウド機能、開発支援などをゲーム会社と開発者に提供する。2025年の売上の約3分の1を占める。AI代替の分類では、人がエディターを操作する席課金の部分を『席課金・操作画面中心』とする。実際にゲームを動かすランタイムは直接の席代替ではないが、その経済価値も現時点では主として開発契約から回収しているため、数量側に代替圧力を反映する。

数量有料開発者の年間契約座席換算数(席)価格有料座席換算1席あたり年間実効売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 200,000 3,100 6 −1
10 年後 中立 170,000 3,410 6 2

取り方:2025年の公式Create Solutions売上6.214億ドルを基礎とする。会社は有料座席総数と座席以外の売上を完全には開示していないため、有料座席換算20万席、年3100ドルの実効収入と推定した。Unity Proの年間料金は約2000ドル台で、Enterprise、サポート、サービス収入を含むため実効額は高くなる。これは実際の有料席数の開示値ではない。Unity公表のEditor月間利用者130万人超に対し、支払う開発者は一部である。市場規模の参考はGlobal Market Insightsの2025年約15億ドル、Unityシェア約41.2%で、会社売上との対応もおおむね近い。https://www.gminsights.com/industry-analysis/game-engines-market 。AIエージェント代替の中立数量は20万席から17万席の0.85倍、価格は3100ドルから3410ドルの1.10倍とし、席課金型の指定範囲に収めた。営業利益は未開示のため本社費を除く推定配賦額である。

Strategic Grow:Unity Ads・Unity Vector

ゲーム内広告枠を広告主の入札と結び付ける広告配信基盤。Unity Vectorが予測モデルを使い広告成果を改善する。人月で広告制作を請け負う代理店ではなく、広告表示ごとに収益を得る自社プラットフォームの型とする。広告の運用自動化は既に事業に内包されており、媒体買付人員の削減をそのまま広告表示回数の減少とは扱わない。

数量戦略広告基盤で収益化する年間広告表示回数(億回)価格広告1000表示あたりUnityに残る実効手数料(ドル)売上営業利益
今 2025/12 3,500 2.43 9 0
10 年後 中立 7,700 4.10 32 10

取り方:2025年のGrow Solutions全体12.282億ドルから、撤退対象の旧広告網・出版事業の推定額を除き、戦略事業を約8.5億ドルとした。2026年開示の2025年1〜3月期Strategic Grow1.869億ドル、4〜6月期2.013億ドル、2025年10〜12月期にUnity AdsがGrow全体の56%だったという開示を参考に、残る期間を補間した。会社は戦略広告網だけの表示回数を開示していない。Unityの公表する旧広告網込みの月間680億表示という規模と、Sensor Towerの2025年主要19市場の年間2.4兆表示を参照し、戦略広告網の年間3500億表示、1000表示あたり手取り2.43ドルという仮定に分解した。約15%という表示回数の市場占有率は推計であり公式シェアではない。Sensor Towerの市場集計とUnityの配信地域は完全には一致せず、広告総額とUnityの純手取りも直接比較できない。https://sensortower.com/report/gaming-deep-dive-ad-monetization 。AI広告の収益増加は2026年4〜6月期のStrategic Grow前年同期比63%増で確認できる。営業利益は推定配賦額である。

非戦略事業:旧ironSource広告網・Supersonic等

2026年に終了した旧ironSource Ads Networkと、2026年8月に売却を完了したSupersonic出版事業など。2025年の売上は残るが、2035年の事業からは除外する。広告配信と出版の混合事業であり、2025年の表示回数は売上換算の推計である。

数量旧広告表示回数と出版売上を合わせた広告換算年間表示回数(億回)価格換算広告1000表示あたりの実効売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 1,900 2.00 4 −1
10 年後 中立 0.0 2.00 0 0

取り方:2025年全社売上18.496億ドルからCreate約6.2億ドルと継続Strategic Grow約8.5億ドルを差し引き、約3.8億ドルを撤退・非戦略事業へ配賦した。2026年1〜3月期の非戦略売上0.758億ドル、4〜6月期の0.601億ドルと、2025年の比較対象を使って推計した。出版事業のゲーム内購入収入も含むため、数量1900億回は実際の広告表示回数でなく、実効単価2ドルを使って共通単位へ換算したもの。独立した実際の件数・単価は未開示であり、推計誤差が大きい。2026年の事業撤退を2035年の数量ゼロとして直接反映する。営業損失は推定配賦である。

リスクと懸念

AIエージェント代替による開発者席の減少

Unity Engineがゲームの実行基盤として残っても、人が開発エディターを操作する仕事はAIエージェントに代替されうる。少ない開発者で同じ本数のゲームを作れるようになれば、席課金の売上は減る。GoogleとのUnity Spark提携は新たな利用者を生む可能性があるが、まだ十分な売上開示がなく、利益がUnityへ帰属する保証もない。中立では有料席を10年で15%減らし、実効価格の伸びも物価以下とした。

広告市場でのアップラビンとグーグルの優位

Unity Vectorの成長は目覚ましいが、広告主が重視するのは広告の成果であり、開発エンジンのブランドではない。Sensor Towerによれば、2025年の対象市場ではアップラビンとAdMobがゲーム内広告収入の約65%を占める。競合の予測技術が改善すれば、Unityの広告手数料は下がりうる。ゲーム会社は複数のネットワークを比較できるため、Unity製ゲームでも広告収益がUnityへ残るとは限らない。

株式報酬による継続的な希薄化

2025年の株式報酬は約3.85億ドルで、売上の2割を超える。2026年上半期も約1.57億ドルが費用計上された。フリーキャッシュフローはこれらの非現金費用によってGAAP純利益より良く見えやすい。株式を報酬として発行し続ければ、会社全体の価値が増えても既存株主の取り分は薄まる。中立の10年間の正味還元はマイナス18億ドルとし、株式報酬を経済的な費用として評価した。

過去の買収と残存するのれん

2022年のironSource統合は、開発と収益化を結びつける大型投資だった。しかし2026年には旧広告網を終了し、出版事業を売却した。追加減損が起きれば帳簿自己資本は減り、過去の買収に投じた資本が十分な利益を生まなかったことが明確になる。2025年の自己資本には多額ののれんと無形資産が含まれ、競争に敗れたときの清算価値は帳簿額を大幅に下回りうる。

広告景気とプラットフォーム規制

広告主が予算を削る景気後退では、広告表示回数が横ばいでも入札単価が落ちる。さらにアップルやグーグルによる広告識別子、個人情報、アプリストアの政策変更は、Unityの配信精度と広告主の投資効率へ影響する。欧州のデータ保護規制や未成年者向け広告の制約も無視できない。AIの精度が改善していても、取得できる利用者データが減れば利益率は下がる。

転換社債の償還と資本配分

2025年末には約23.2億ドルの有利子負債があり、主に2026年、2027年、2030年に償還する転換社債で構成される。2026年6月末の現金は約23.5億ドルで当面の返済は可能と会社は説明しているが、旧社債の低い金利を将来も維持できるとは限らない。借り換え金利が約5.75%となれば利払いが増え、成長投資や買い戻しに使える資金が減る。株式での転換・借り換えが起きる場合にも、既存株主の取り分を注意深く確認する必要がある。

今後の分かれ目

Strategic Growの増収率が2027年以降も年20%以上を維持し、広告表示回数と1000表示あたり手取りがともに増えたら
広告のシェア拡大が実際に続いている証拠となる。やや楽観と楽観の確率を引き上げ、2035年の広告表示回数と営業利益率を見直す。ただし現在の時価総額を正当化するには、売上だけでなくGAAP純利益の継続的な拡大も必要である。
Unity ProとEnterpriseの有料座席数が増え、更新時の実効単価も物価以上に上がるようになったら
AIエージェント代替が有料契約数を減らすという中立の前提を緩める。Createの数量と価格の双方を引き上げ、長期の事業成長率も再評価する。実際の座席数の開示がない場合は、契約収入と更新率を代わりの確認材料とする。
Unity Adsの成長率が一桁に落ち、広告表示回数は増えても売上が伸びなくなったら
広告の1000表示あたり手取りが下がっている可能性が高い。アップラビンやAdMobとの競争による構造的な劣位として、やや悲観の確率を引き上げる。営業利益率の低下も同時に評価する。
GAAP営業利益が黒字で定着し、株式報酬の売上比が10%未満に下がったら
報告上のキャッシュフローと株主の利益の差が縮まる。純利益の質と資本効率を見直し、長期の正味還元額を改善できる。株式報酬が減るだけでなく、実際の株数の増加も止まったかを確認する。
2030年までの転換社債を追加の大規模増資なしで返済し、純現金が安定して積み上がったら
財務面のリスクが下がり、余剰現金を事業価値と分けて評価する余地が生じる。必要な運転資金、広告媒体への支払、リースの約束を差し引いても余る現金が確認できれば、excess_cashの評価を追加する。
Unity SparkなどのAI制作製品に、独立した有料利用売上と高い継続率が開示されたら
制作画面のAI代替を受けるだけでなく、AIを新しい課金製品として売れている証拠になる。Createの収益構造を席課金と利用量課金に分け直し、現在の保守的な数量・価格の前提を更新する。提携の発表だけではこの変更を行わない。

見ておくもの

  • Strategic Grow売上の増収率とUnity Vectorの四半期成長
  • 広告表示回数と1000表示あたりの実効収益、広告主の投資効率
  • Unity Pro・Enterpriseの契約更新、実効単価と有料座席数
  • GAAP営業利益率、純利益、株式報酬の売上比率
  • 株式数の増減、自社株買いと転換社債の償還
  • Unity Sparkの有料収入、Godot・アンリアルへの移行と新規ゲーム採用比率
  • アップラビン・AdMobとの広告収益シェアと広告主の配信先変更
  • 2026年11月5日発表予定の第3四半期決算とStrategic Growの会社見通し

倍率と資本コストの決め方

現在の株価や市場のPERから10年後の倍率を決めていない。2025年のCreate、継続Strategic Grow、撤退事業を分け、実質数量と名目単価から2035年の売上を組み立てた。Createの中立数量0.85倍、価格1.10倍はAIエージェント代替の指定範囲にある。広告の数量増加は市場成長とUnity Vectorによるシェア拡大で説明し、価格は広告表示1000回あたりの手取りで測った。

倍率はk9.5%、事業のROE、堀の残存割合1/2、長期g1.75%から利益ベースの正当化PERを計算した。中立はROEがkを下回るため1÷kの上限を守っている。2025年のGAAP赤字と2026年の減損を無視せず、株式報酬は純利益の費用と正味還元の双方の定義に従って扱った。過去の買収に伴う償却を倍率で二重に上乗せしていない。

基準時点の時価総額約178.6億ドルに対し、10年後の時価総額と期間の正味還元を資本コストで割り引いた確率加重の現在価値は約18.2億ドルで、差は約マイナス89.8%となる。厳しい差だが、市場価格に合わせるための利益率や倍率の調整は行わない。米国会計基準ではリース負債は既に認識されており、固定的な家賃の負担を悲観の費用に含めた。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%に、cycle+0.5%、pricing+0.5%、debt+0.5%、life0%を合計し、資本コストを9.5%とする。βと現在の市場評価は使わない。2026年の営業改善と手元流動性から継続企業として直ちに危機的な状態とは判断せず、存続危機による追加上乗せはしない。利益の不確実性は5つの筋書きに反映する。

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再販の薄利でも資本は軽く還元が厚い。利益ベースで見ると今の値段はほぼ妥当だが、クラウド直販・AI 調達の直買いで取り分が削られる危うさは残る 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 クアルコムQCOM スマホが縮む間に車載・IoT と AI データセンターが穴を埋められるかが全て。埋まる前提でも、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 マイクロソフトMSFT AI 時代でも堀は広がる世界最強級の事業。ただし利益ベースの正当化 PER(中立で事業 約 18 倍)で測ると、今の時価総額は事業の質を先に払いすぎている 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ベリサインVRSN ドメイン名 .com と .net の登録簿を握る契約型の独占。事業の質は最高水準で、今の値段は契約どおりの値上げが続く前提を先に織り込んでいる 本質価値との差 −16.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 シーラス・ロジックCRUS 音響半導体の設計力と厚い現金は魅力だが、売上の9割をアップルに頼るため、10年の価値には今の値段ほどの安全域がない 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI 売上は急増しても粗利益率 10% 前後の薄利で、AI 投資の谷と統制の問題を悲観に厚く織り込んでも、今の値段は本質価値を 2 割ほど上回る(強制転換優先株を含む時価総額 251 億ドルで比べた場合) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 アロー・エレクトロニクスARW 電子部品の調達網は10年先も要るが、値決め力の弱さと運転資金の重さに照らすと、回復を織り込んだ現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 ブロードコムAVGO AI の特注チップと VMware で稼ぐ力は急拡大しているが、今の時価総額は確率で加重した価値より 2 割強高く、やや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 アムドックスDOX 通信会社の課金基盤には深い乗り換え障壁があるが、AIで人月収入が削られるため、還元を含めても現在の値段はやや割高 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アムコー・テクノロジーAMKR 半導体の後工程を担う世界大手。AI向け先端実装の商機は大きいが、巨額の新工場投資と顧客の交渉力を考えると今の価格には安全域が乏しい 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 スカイワークス・ソリューションズSWKS クォルボとの合併で RF 部品の最大手級になったが、売上の 5 割強がアップル。利益率が戻っても、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −24.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ジェンパクトG 業務の奥まで入り込んだ強みはあるが、AIが人の作業量そのものを減らすため、10年の株主価値には安全域が乏しく割高だ。 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 NXP セミコンダクターズNXPI GAAP の PER 29 倍は谷の利益。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 TDシネックスSNX 世界首位のIT流通網とAIサーバー受託の伸びは魅力だが、薄い利益率と運転資金の重さに照らせば現状は割高である 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TE コネクティビティTEL 自動車の景気循環と AI・送電網の追い風を併せ持つ接続部品の首位。GAAP の利益の 20 倍という値段は、成長が続いても本質価値を 4 割ほど上回る 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ジェイビルJBL AI データセンター向けの急成長で利益は伸びるが、大口顧客に価格を握られる薄利の受託製造。成長を先取りした、割高な値段 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 HPインクHPQ 利益の 6 割を生む印刷の消耗品が年 3% ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) 割高 アヴネットAVT 電子部品流通の規模と顧客基盤は長く残るが、薄い利益率と重い運転資金が株主価値を制約し、現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 IRENIREN 電力接続とAIクラウド契約に大きな成長余地がある。しかしGPU更新、借金、増資の負担が重く、10年後の利益を慎重に評価すると現状は割高である。 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +7.1%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 台湾積体電路製造(TSMC)TSM 先端半導体の製造で世界最大の堀を持ち、AI時代にも不可欠な企業。ただし巨額の海外投資と台湾リスクを考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 クレド・テクノロジー・グループ・ホールディングCRDO AECの先行優位は本物だが、大口顧客と光・銅の世代交代に左右される。将来の成功を相当織り込む現在の評価は割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 TTMテクノロジーズTTMI 防衛向けの認証とAI用高密度基板は強みだが、設備増強と高値買収の回収は未確定で、現在の時価総額には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 アステラ・ラブスALAB AIサーバーの接続を支える設計力は魅力だが、顧客集中と株式報酬を織り込むと、10年先を見ても約37%割高である 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ドルビー・ラボラトリーズDLB 映像と音響の世界標準を支える強い事業だが、特許の更新に要る投資と限られた増分利益を考えると、10年先の価値に対して現在の株価は割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ERICERIC 世界の通信網に深く根を張るエリクソンだが、無線設備の低成長と買収の失敗が重い。10年先も事業は残るが、現在の株価には十分な安全域がない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 センサータ・テクノロジーズST 自動車の安全を支える設計採用の強みは残るが、買収減損と借金を考えると、10年先の利益に照らして株価に十分な安全域がない 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 MKSMKSI 半導体の真空制御から先端基板の化学処理まで深い技術の堀を持つ。ただし買収負債と設備投資の循環を考えると、現在の株価は割高である 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ニュータニックスNTNX 仮想化基盤の乗り換え需要をつかむ有望企業だが、税効果を除いた利益と株式報酬を重視すると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 サンミナSANM ZT買収でAIラック製造へ踏み込んだが、値決めの弱さと顧客集中が残る。10年の稼ぐ力から見れば今は割高で、安全域が薄い 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −41.7% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ユビキティUI Wi-Fi 7でシェアを伸ばす優良企業だが、創業者支配と先取りされた価格に安全域は乏しい 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ズームインフォ・テクノロジーズGTM 独自の企業データは残るが、AIが営業の席課金を崩し始めた。厚い負債と旧株主への税利益配分を踏まえると、現値には安全域が乏しい 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ペガシステムズPEGA 使命中枢の業務基盤には強い堀があるが、AI代替と訴訟を背負う現値は10年価値を先取りし、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ウィプロWIT 世界的大手のIT受託企業だが、AIが工数課金を侵食する。現金と還元は支えでも、10年価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −44.9% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セムテックSMTC 光通信とLoRaには大きな成長余地があるが、2030年の高い目標を実現しても現在の株価には安全域が乏しく、割高とみる 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 インフォシスINFY AI関連収入は増えても人月課金の縮小が重い。還元力と財務は優秀だが、10年価値にはまだ大きな安全域が足りない 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 グローバルファウンドリーズGFS 特殊半導体の製造技術と日米の新工場計画には価値があるが、巨額の再投資と価格競争を考えると現状の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 モビリティ・グローバルMBGL 車両履歴データの堀は強いが、AIによる販売支援の中抜きと独立後の負債を考えると、現値には十分な安全域がない 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −47.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ファブリネットFN 光学の難工程で優れた利益率を稼ぐが、巨大顧客への依存と設備投資の重さを織り込むと、現値に長期の安全域はない 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 ラリアント・コーポレーションRAL 送電網監視と防衛向けの堀は厚いが、計測事業の大型買収失敗と収益回復の不確実性に対して、現状の時価総額には安全域が乏しく割高と見る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アイ・ピー・ジーフォトニクスIPGP 新用途の回復は本物でも、価格競争で崩れた利益率の再建を先取りしており、今の時価総額は割高である 本質価値との差 −51.3% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SS&Cテクノロジーズ・ホールディングスSSNC 金融の記録基盤には強い堀が残るが、AIによる業務量とソフト単価の縮小を考えると、長期株主にとってなお割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −52.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 EPAMシステムズEPAM AI導入の実績と顧客基盤はあるが、人月課金の縮小が利益の寿命を削る。還元を含む10年価値からは割高 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テラウルフWULF 839MWの長期契約は本物だが、電力開発の堀より負債と希薄化が重い。10年価値では割高 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 NOKNOK AI向け光通信と通信特許には強みがあるが、無線設備の薄利と資本効率が重い。成長期待を織り込んだ現在の株価は割高と見る 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.6% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 エバーピュアP AI向けストレージと大口クラウド顧客の伸びは本物だが、株式報酬を含む利益で測る10年価値には約6割の割高感が残る 本質価値との差 −56.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ラムバスRMBS サーバー用メモリの要所を握る優良企業だが、特許の更新と競争の不確実性を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を約58%下回る割高水準にある 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 ビル・ホールディングスBILL 決済網と法人カードには残存価値があるが、AIによる業務ソフトの代替と収益性の弱さを考えると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.5% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 ズーム・コミュニケーションズZM 会議と電話の顧客基盤、豊富な純現金は強みだが、AIの席課金代替と一過性の投資益を除くと現在の評価に安全域は乏しい 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −60.1% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンストエナジーインダストリーズAEIS 半導体プラズマ電源の首位とAI向け高効率電源は魅力だが、顧客集中と買収・希薄化を織り込むと現在の時価総額に安全域はない 本質価値との差 −60.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 エラスティックESTC 検索と監視の基盤はAI時代にも残るが、税効果で膨らんだ純利益と重い株式報酬を除いて測ると、現値に安全域はなく「割高」。 本質価値との差 −60.6% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 ドロップボックスDBX ファイル保管は残るが、法人席課金のAI代替と借入依存の買い戻しが重い。10年の株主価値から見れば割高 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −62.1% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 クラビヨKVYO 使用量課金とデータ基盤は強いが、AIとShopify依存を織り込むと現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 センチネルワンS 自律型防御は10年後も必要だが、成長企業から利益企業への転換はまだ未証明。株式報酬と巨大競合の圧力を織り込むと、現在の評価に十分な安全域はない 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 UMCUMC 成熟工程の受託製造は10年後も必要だが、値下げと巨額の増設負担を織り込むと、現在の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 フォームファクターFORM 高密度プローブカードはAI半導体の検査に欠かせないが、顧客集中と設備負担を考えると現在の時価総額には大きな安全域の不足がある。 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −63.3% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 モンゴDBMDB データベースの置き換えにくさは本物だが、株式報酬を差し引くと利益の厚みが不足する。10年先を見ても現状の値段に安全域はない。 本質価値との差 −63.8% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 IBMIBM メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%) 本質価値との差 −64.2% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 ルーブリックRBRK 復旧の不可欠さと顧客拡大は本物だが、株式報酬込みの利益と競争を考えると、今の時価総額には10年先の成功が織り込まれすぎている。 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 ダイナトレースDT 可観測性の基盤と顧客の粘着性は魅力だが、株式報酬と大型買収後の利益を吟味すると、10年先の価値に対して現値は割高である 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 EXLサービス・ホールディングスEXLS 保険・医療のデータ基盤と成果報酬には競争力があるが、AIによる人月需要の縮小を織り込むと、現在の時価総額は割高 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 コグネックスCGNX 工場と物流の目を担う技術と顧客基盤は強いが、過去の再投資効率には疑問が残り、今の時価総額には長期株主が求める安全域がない 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 アレグロ・マイクロシステムズALGM 磁気センサーの首位と電源ICの伸びしろは魅力だが、株主の手に残るGAAP利益に比べて現在の時価総額は高すぎる 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 アントゥー・イノベーションONTO HBMの積層と先端実装の検査には確かな需要がある。しかし競争と買収負担を踏まえると、今の値段には十分な安全域がない 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ユーアイパスPATH AI関連の契約は伸び始めたが、既存RPAの代替と株主還元の実効性を考えると、10年の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リテルヒューズLFUS 電気の安全を守る部品には長持ちする強みがあるが、半導体の減損と買収依存を踏まえると、今の値段には安全域が乏しく割高である 本質価値との差 −66.5% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 ペイコム・ソフトウエアPAYC 給与・税務の基盤は残るが、AIによる業務画面の代替と借入を伴う巨額還元を織り込むと、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −67.3% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 サイタイムSITM 発振器とクロックの技術力は確かだが、巨額買収と株式希薄化を吸収する利益に対し、現時点の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −67.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 ASXASX 半導体後工程の世界首位でAI需要の追い風は強いが、巨額増設の回収が読みにくく、現在の評価には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 SAPSAP 会計・調達の記録基盤は十年後も残るが、AIが利用席と導入工数を削るため、現在の時価総額は長期の稼ぐ力に比べ割高 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 SKHYSKHY HBM首位の技術力と巨額還元は魅力だが、メモリの山の利益を永続とみなせず、10年の本質価値は基準時価総額を約66%下回る 本質価値との差 −68.6% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 デジタルオーシャンDOCN AI推論向けクラウドの成長は本物だが、設備負担と希薄化に比べ株価の期待が大きい。10年の本質価値では割高と判断する 本質価値との差 −68.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ペイロシティ・ホールディングPCTY 給与・税務の記録基盤には堀があるが、人事SaaSのAI代替と高い取得価格を考えると長期の安全域に乏しく、割高である 本質価値との差 −69.3% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 バイコアVICR AI電源の独自技術と特許使用料には大きな価値があるが、製造拡張と特許収益の成功を先取りした時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −70.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ラティス・セミコンダクターLSCC 低消費電力FPGAの設計採用には粘りがあるが、AMI買収後のGAAP利益と希薄化に比べ現時点の値付けは高く、10年の確率加重価値では割高と判断する 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 サムサラIOT 車載センサーと独自の現場データには堀があるが、株式報酬を差し引いた10年の利益に対して今の時価総額は大幅に割高 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 インテグリスENTG 半導体の歩留まりを守る材料と高純度部材には深い堀があるが、買収負債と薄い株主還元を踏まえると現在の評価は割高である 本質価値との差 −71.8% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 トリンブルTRMB 建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%) 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −7.2%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −73.6% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 リングセントラルRNG 電話回線の運用基盤は残るが、席課金がAIに削られる。利益回復と減債を認めても10年の価値は大幅な割高を示す 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −74.3% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −75.0% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 トーストTOST 飲食店の決済と業務記録を握る堀は本物だが、AIによる周辺ソフトの代替と利益率の限界を考えると、長期の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 ビアビ・ソリューションズVIAV 高速通信の品質を測る技術と紙幣の偽造防止に堀はあるが、買収後の利益回復を考えても今の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −75.4% · 10 年 割高(年 −5.7%) 割高 ドキュサインDOCU 電子署名の規模と契約データには堀があるが、AIによる既存課金の侵食は重い。10年先の利益と還元を考えても割高 本質価値との差 −75.7% · 10 年 割高(年 −8.7%) 割高 ゼットスケーラーZS ゼロトラストの通信基盤には強い堀がある。しかしAIによる席課金の縮小と巨額の株式報酬を考えると、10年先の利益でも今の時価総額を支えきれず、評価は割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 アプライド・オプトエレクトロニクスAAOI AI向け光通信の急成長は本物だが、顧客集中と巨額の設備投資が重く、10年の本質価値には大きな安全域がない 本質価値との差 −77.0% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 アップフォリオAPPF 不動産会計と決済を握る強みは本物だが、AIによる業務の再編と成熟後の利益を考えると、長期の安全域に乏しい割高な株価 本質価値との差 −77.1% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −77.9% · 10 年 割高(年 −9.3%) 割高 デュオリンゴDUOL 習慣化と無料学習のブランドは強いが、AI家庭教師の代替と一時的な税益を除く利益を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −8.1%) 割高 ベントレー・システムズBSY インフラ設計の深い堀と高い顧客定着率は魅力だが、AIによる利用席数の減少と現在の利益水準を考えると、長期の安全域が乏しく割高 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 ガイドワイア・ソフトウェアGWRE 損保の契約と保険金支払を支える基幹ソフトには強い堀があるが、AI代替と大型買収の負担を考えると、現値に長期投資の安全域は乏しい。 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 トゥイリオTWLO 世界最大級の通信API基盤は10年後も必要だが、通信会社への依存と株式報酬が利益を薄くする。現在の評価は将来の成功を大きく先取りしており、割高と判断する。 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 ハブスポットHUBS 顧客データ基盤には本物の堀があるが、AIによる席課金の代替と株式報酬を考えると、10年価値は現時価を大幅に下回る 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −80.6% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 クオンティニュアムQNT 技術の先行は本物だが、商用の堀と黒字化は未証明で、約99億ドルの評価には十年の最良に近い成功が要る 本質価値との差 −82.3% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 コアウィーブCRWV AI計算基盤の需要は本物だが、借入とGPU更新費を引いた株主利益はまだ証明されていない。長期の本質価値は市場評価を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 プロコア・テクノロジーズPCOR 現場の共同記録には堀があるが、買収後の資金負担とAIによる事務ソフトの縮小を考えると、長期のオーナー利益に対して割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 ギットラブGTLB ソフト開発の記録と統制を握る有望な基盤企業だが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、今の時価総額には長期の安全域がなく、割高と判断する。 本質価値との差 −83.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 メイコム・テクノロジー・ソリューションズ・ホールディングスMTSI 光通信と高周波の独自技術は生き残るが、巨額の期待に対して株主へ帰るGAAP利益がまだ足りず、割高と判断する 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 アプライド・デジタルAPLD 1,410MWの長期契約は魅力だが、建設債務と優先出資者への分配が重い。普通株主に残る利益を測ると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −83.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 スノーフレークSNOW 企業データを束ねる基盤には堀があるが、株式報酬を差し引いた利益が株価に追いつかない。10年先の本質価値からは割高である。 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 マンハッタン・アソシエイツMANH 倉庫と受注の実行基盤には深い乗り換え費用がある。しかし導入工数のAI代替と高い株価を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 クラウドフレアNET 世界の通信を守る堀は強い。しかしGAAP利益と株主の取り分から10年後を測ると、現在の時価総額は本質価値を大幅に超える。 本質価値との差 −84.0% · 10 年 割高(年 −9.5%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −84.8% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −86.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 オクタOKTA 企業の認証基盤は10年後も必要だが、席課金の縮小と巨大競合を織り込むと、株価はGAAP利益の裏付けを大きく先取りしており割高だ。 本質価値との差 −87.0% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −13.6%) 割高 IonQ INCIONQ 量子計算の有望な技術と米国内の製造基盤を得たが、収益化・競争・希薄化の不確実性に対し、現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 アトラシアン クラスATEAM 仕事の履歴を握るJiraの堀は厚いが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、現在の値付けには大きな安全域不足がある 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 ビアサットVSAT 衛星通信網と周波数免許には長く残る価値があるが、巨額の負債と低軌道衛星との競争を考えると、現在の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −91.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 フィグマFIG 共同設計の強固な基盤は残るが、AIによる席課金の代替と株式報酬がオーナー利益を圧迫し、10年先の価値に対して割高 本質価値との差 −95.2% · 10 年 割高(年 −15.6%)

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読んだ資料

  1. Unity Software 2025 Form 10-K:事業構成、財務、株式報酬、転換社債、買収資産
  2. Unity Reports Second Quarter 2026 Financial Results:Strategic Grow、Create、非戦略事業、ガイダンス
  3. Google and Unity Partner on New AI Gaming Platform:2026年10月7日、Unity SparkとPlayground

分析日 2026-10-23