結論
サービスナウは、IT 部門・人事・顧客対応などの仕事の流れを 1 つの基盤で動かし、定額で売る会社で、IT サービス管理では首位。2025 年の売上は 133 億ドル、GAAP の営業利益率は 15.6%、2026 年も売上は年 20% 超で伸びている。筆者の結論は割高で、IT ワークフローの台帳としての堀は認めたが、顧客対応・人事の席課金は AI エージェントが肩代わりしやすい側として分けた。
IT ワークフローは更新率 98% 前後(解約率 2%)、業務の手順・承認・連携が載り乗り換えに年単位の移行が要る、という開示の証拠が 2 つ揃うので、記録の正本として数量を今の0.88倍、価格を物価に届かない1.20倍とし、その利益比で g を認めた(全社で0.6%)。顧客・従業員向けは AI エージェントが問い合わせと手続きを直接こなす領域で、席型として数量0.80倍・価格1.10倍。AI・基盤・セキュリティは席の型ではなく、数量0.97倍・価格1.30倍とした。AI(Now Assist)は年間契約額が 10 億ドルを超えると開示されているので、この分は席の圧縮を受けない 1.0 倍で数え、会社が 2026 年の目標に掲げた 15 億ドルまでの上積みは楽観にだけ入れた。
中立の売上は今の1.04倍の138億ドル、GAAP の純利益は16.1億ドル。株式報酬は売上の約 14% と大きく、GAAP のままで見ている。k は基本 8.0% に寿命の上乗せ+0.75%を足した8.75%、倍率は11.5倍。やや悲観と悲観の確率は合わせて35%。本質価値は 140億ドル、今の時価総額 1,486億ドル に対して-91%で、評価は割高。
バリュー投資の観点から
バリュー投資の観点では、業務の手順・承認・連携が載る IT ワークフローの台帳は、更新率 98% 前後で乗り換えに年単位の移行が要る。10 年後も存在する確信は高く、この部分だけ長く続く値上げを認める。
しかし課金の単位は席で、AI エージェントが作業を直接こなす世界では席が圧縮される。株式報酬は売上の約 14% と大きく、GAAP の利益は非 GAAP の半分程度しか残らない。成長の期待がすでに値段に入っていた点も、リスクとして見る。
本質価値は 140億ドル で、今の時価総額 1,486億ドル に対して-91%。台帳の堀には払うが、席の面には払わない。10 年後の利益への確信は中程度で、安全域は薄い。オーナー利益は、株式報酬を費用として引いた GAAP の純利益で数えており、非 GAAP の数字は使っていない。自社株買いは 2026 年に入って約 22 億ドルを実行済みで、その分は自己資本の起点から引いた。
何で稼ぐ会社か
サービスナウの商品は「Now Platform」という 1 つの基盤で、その上に業務ごとのアプリを載せて月額(年額)契約で売る。売上の約 97% はこのサブスクリプションで、残りが導入支援などの専門サービス。顧客は大企業・政府・金融・通信が中心で、年間契約額が 500 万ドルを超える顧客が 658 社、100 万ドル超の大型案件が四半期で 123 件ある。
領域は大きく 3 つに分けて見る。第 1 は IT・技術ワークフローで、ITSM(問い合わせ・障害・変更の管理)、ITOM(運用の可視化と自動化)、IT 資産管理。創業以来の主力で、売上の約半分強を占め、成熟しているが ITOM と AI による自動対応で伸びが続く。第 2 は顧客・業界・従業員ワークフローで、顧客対応(CSM)、人事サービス、通信・金融などの業界向け。セールスフォースやワークデイと重なる領域で、伸びは速いがシェアは低い。第 3 は AI・基盤・セキュリティ・リスクで、AI 機能(Now Assist)、アプリ開発基盤、セキュリティ運用、リスク管理、2026 年 4 月に 77.5 億ドルで完了したアーミス(Armis。機器の可視化と脆弱性管理)を含む。AI(Now Assist)の年間契約額は 10 億ドルを超え、2026 年の目標は 15 億ドルに上げられた。
開示は領域別の売上を出さないため、この分析では 2025 年の売上 133 億ドルを推定で A 70・B 41・C 22(億ドル)に按分し、それぞれ「対象市場 × シェア × 価格」で置いた。地域は北米が中心で、残りは欧州・アジア太平洋。2026 年は米連邦の需要が一部前倒しで出ている点に注意が要る。
優良さと弱いところ
堀は 3 つある。第 1 は切り替えの費用。何百もの業務の手順と承認、他システムとの連携が基盤に載るため、乗り換えは数年がかりの作業になり、更新率は 98% 前後と高い。第 2 は「基盤+アプリ」の束ね売り。IT で入れた顧客に人事・顧客対応・セキュリティを足していくと、顧客あたりの単価が増える。第 3 は規模と信用。大企業と政府の重要な業務を預かる実績が、新興の AI 勢に対する入口の差になる。
資本効率は高い。サブスク粗利率は 81%、FCF 率は 35%(2026 年見通し)で、2025 年の営業 CF は設備投資を引いても 46 億ドルの FCF が残った。ただし株式報酬が売上の約 14%(推定)あり、GAAP の営業利益率は 15.6% と、非 GAAP(約 31%)の半分ほど。会社は 2029 年までに株式報酬を売上の 10% 未満にする目標を掲げ、ここが進めば株主の取り分は目に見えて増える。
経営は 2019 年から率いるビル・マクダーモット氏で、買収は「製品を足す」型(ムーブワークス、アーミスなど)。ただし 2025〜26 年は 2 件で 100 億ドル超を使い、のれんが急に膨らんだ。弱点は、座席課金が AI で成果課金に移るとき単価が読みにくいこと、セールスフォース(Agentforce)とマイクロソフトが同じ土俵に来ていること、そして 2026 年の株式市場が「AI に食われるソフト」として評価を厳しくしていることである。
業界はいまどこにいて、どこへ向かうか
ワークフローの自動化は、企業の IT 支出の中で最も粘りのある部分の 1 つで、ガートナーはソフト全体を 2026 年に約 1.43 兆ドル(+14.7%)、セキュリティを 2,475 億ドル(+13.6%)と見る。AI の導入が増えるほど、「どのエージェントが何をしてよいか」を統制し、記録を残す層への需要が出る。サービスナウが売り込む「AI Control Tower」はこの層である。
競争は 3 方向から来る。第 1 はセールスフォース。2025 年 12 月に Agentforce IT Service を投入し、ITSM に直接入ってきた。フォレスターは「最も現実的な脅威の 1 つ」と評したが、開始 6 か月の登録は 200 件程度で、まだ入口である。第 2 はマイクロソフト。Dynamics・Power Platform・Copilot で周辺から入り、Teams 上で社員の依頼を受ける。ただしサービスナウの基盤は Azure 上でも動き、提携も深い。第 3 は AI を最初から備えた新興と、人事のワークデイ、ITSM のアトラシアン(Jira Service Management)など領域ごとの競合。
循環では、2026 年は IT 予算の優先順位が AI に寄り、ソフトの座席数課金への不安が株価を押し下げた局面にいる。実際の契約は崩れていない(cRPO +21%、大型案件 +40%)ので、「業績は堅いが市場は先を疑う」状態。分かれ目は、AI が人の作業を肩代わりして座席数が減るとき、同社が成果・使用量課金で埋め合わせられるか。短期は埋め合わせられる側の力が強いが、10 年先は構造次第である。
【AIエージェント代替】業務ワークフローの席課金は、AI エージェントが作業を直接こなす流れの影響を受ける。10 年の中立は売上が今の1.04倍になると置いた。市場全体が年 +14% で伸びる元の置き方は、個別評価では採らない。
資本政策と M&A
配当はなく、自社株買いで還元する。2025 年は約 18 億ドルを買い、株数は 0.7% 減った。会社は株式報酬による株の増加を買いで打ち消す運用で、本格的に株数を減らす段階ではない。
M&A は積極的で、2025 年末にムーブワークス(AI の社員向け窓口、約 28.5 億ドル)、2026 年 4 月にアーミス(77.5 億ドルの現金)を完了した。アーミスは 2026 年の営業利益率を約 0.75 ポイント押し下げる。この 2 件で現金は減り、2025 年末の純現金約 39 億ドルは、2026 年以降の買収・還元の後にほぼゼロからやや純負債へ向かうと置いた(借金の金利は 5.75% で計算)。会社は「大型買収はもうしない」と述べているが、毎年 10〜20 億ドル規模の小型買収は続くと置いた。
今の時価総額は約 1,490 億ドルで、買収される側になる大きさではなく、TOB は考えない。今後の鍵は、FCF(2026 年見通し 約 57 億ドル)のうちどれだけが株式報酬の打ち消しではなく、本当の株主還元に回るか、そしてバリュー投資の観点で、買収で積み上げたのれんが収益を生むかである。
決算期末後〜最新四半期にすでに実行した自社株買い 22.3 億ドル(10-Q のキャッシュフロー)は、今の株数(時価総額)に反映済みなので、10 年の還元には数えず、自己資本の起点(直近期末 129.6 億ドル)からも外した。
【還元の置き方】10 年の還元は、席の圧縮で伸びが止まる中立の筋書きでは成長に回す元手がほとんど要らないので、純利益の累計の約 85% を返すと置いた(残り 15% は穴埋めの小型買収)。会社は配当を出さず自社株買いで株式報酬の増えた株を打ち消す運用だが、株式報酬は GAAP の純利益ですでに費用として引いているため、正味の還元は純利益に近い。
強気の見方と慎重な見方
強気の見方
サービスナウの契約は「入れたら広がる」性質が強い。2026 年 Q2 の cRPO は 132 億ドル(+21%)、サブスク売上は +24.5% で、通期見通しを引き上げた。100 万ドル超の大型案件は +40%、AI の年間契約額は 10 億ドルを超え、2026 年の目標は 15 億ドルに上げられた。2030 年のサブスク売上 300 億ドル超(強気 320 億ドル)という目標は、2026 年の 158 億ドルから年 +17%、AI が全契約額の約 3 割を占める姿である。
AI エージェントが企業の中で増えるほど、誰が何をしてよいかを統制し、記録し、他システムにつなぐ「基盤」の価値が上がる。サービスナウはその基盤を 20 年かけて作り、データ・権限・手順が全部ここにある。アーミス(機器の可視化)で、セキュリティとリスクへ入口も広げた。株式報酬を 2029 年までに売上の 10% 未満へ下げる計画が進めば、GAAP の営業利益率は 25% を超え、FCF は売上の 4 割に近づく。座席課金が減っても、AI の使用量・成果課金で埋め合わせられ、売上は伸び続ける。
慎重な見方
値段にも事業にも死角がある。時価総額約 1,490 億ドルは 2025 年の GAAP 純利益の約 80 倍で、費用に入れた株式報酬を考えると、数年の高成長を先に払っている。2026 年に 4 割下がっても、ソフトの座席数課金が AI で縮む構図は消えていない。
事業の中身も盤石ではない。ITSM はシェア 4 割で成熟し、伸びは AI と ITOM に頼る。セールスフォースは Agentforce で ITSM に直接入り、マイクロソフトは Copilot と Teams で社員の依頼の入口を握る。AI エージェントが IT 部門の作業の相当部分を自動化すれば、座席数(人の数)ではなく処理量への課金に変わり、単価は下がる。直近 2 年で 100 億ドル超を使った買収は、のれんを積み上げ、統合の失敗や過払いのリスクを残す。株式報酬の 10% 未満への目標は 2029 年で、実現しなければ GAAP の利益は薄いまま。会社目標の 2030 年 300 億ドルも、成長が年 +17% を 4 年続ける前提で、Bernstein が指摘するとおり鈍化の線にある。 席課金が AI エージェントに圧縮され、使用量課金への移行で単価も下がると、成長株としての倍率の根拠が崩れる。
どちらに重みを置いたか
強気は台帳としての堀と更新率 98%、成長の安定を言い、慎重は AI エージェントによる席の圧縮と、競合が同じ武器を持つ点を言う。IT ワークフローにだけ g を認め、顧客向けは席型として数量と価格を抑えた。やや悲観と悲観を合わせて35%。AI 代替は数量・価格に主に入れ、k・g では重ねていない。結論は割高。強気が正しければ使用量課金への移行が成功し、慎重が正しければ席の圧縮が成長を止める。
10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)
確率で加重した株価時価総額 15.57 ドル163 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 10.09 ドル106 億ドル)。 今の値に割り戻すと 13.36 ドル140 億ドル、今との差 −91.5%、 期待の年率 −16.6%(資本コスト 8.8%)→ 割高
| 筋書き | 確率 | 10 年後の株価時価総額 | 配当の合計還元の合計配当+自社株買い | トータルリターン10 年・配当込み | 年率 | 確率 × (株価+配当時価総額+還元) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 楽観 | 7% | 24.34 ドル255 億ドル | 13.85 ドル145 億ドル | −75.7% | −13.2% | 2.67 ドル28 億ドル |
| やや楽観 | 20% | 20.53 ドル215 億ドル | 12.52 ドル131 億ドル | −79.0% | −14.4% | 6.61 ドル69 億ドル |
| 中立 | 38% | 17.71 ドル185 億ドル | 11.46 ドル120 億ドル | −81.4% | −15.5% | 11.09 ドル116 億ドル |
| やや悲観 | 23% | 12.31 ドル129 億ドル | 9.08 ドル95 億ドル | −86.4% | −18.1% | 4.92 ドル51 億ドル |
| 悲観 | 12% | 1.66 ドル17 億ドル | 1.43 ドル15 億ドル | −98.0% | −32.5% | 0.37 ドル4 億ドル |
| 加重平均 | 100% | 15.57 ドル163 億ドル | 10.09 ドル106 億ドル | −83.7% | −16.6% | 25.66 ドル269 億ドル |
今の株価時価総額 157.00 ドル1,643 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。
楽観 7% 台帳の堀が効き、席課金から使用量課金への移行にも成功する 利益 22 億ドル · PER 11.7 倍 · 株価時価総額 24.34 ドル255 億ドル
IT ワークフローの台帳としての堀が効き、使用量課金への移行も売上を保つ最良の筋書き。AI(Now Assist)は会社が掲げた 2026 年の目標 15 億ドルまで積み上がり、基盤の数量は今の1.20倍。席の面は今以下(IT 1.00倍・顧客向け 0.92倍)。売上は171億ドル、純利益は21.9億ドル。 内訳はIT・技術ワークフロー=数量1.00倍・価格1.28倍・利益率39.9%、顧客・業界・従業員ワークフロー=数量0.92倍・価格1.18倍・利益率28.3%、AI・基盤・セキュリティ・リスク=数量1.20倍・価格1.38倍・利益率26.2%。 この筋書きの確率は7%。結果は、売上が今の1.28倍の171億ドル、営業利益28.6億ドル、純利益21.9億ドル、自己資本159億ドル、10年の正味の還元145億ドル、時価総額255億ドル(PER11.7倍)。
- IT・技術ワークフロー:数量 7.0(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 13(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 90 億ドル・営業利益 36 億ドル。数量1.00倍・価格1.28倍・営業利益率39.9%(人月と記録の正本の混合)
- 顧客・業界・従業員ワークフロー:数量 3.8(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 12(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 44 億ドル・営業利益 13 億ドル。数量0.92倍・価格1.18倍・営業利益率28.3%(席課金型)
- AI・基盤・セキュリティ・リスク:数量 2.6(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 14(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 36 億ドル・営業利益 10 億ドル。数量1.20倍・価格1.38倍・営業利益率26.2%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
倍率:10年より先の名目の伸びg=0.60%(記録の正本の部分だけ物価並みの値上げが続く。利益の加重)の正当化PER:事業のROE13.7%、RONIC=k+0.67×(ROE−k)=12.1%、(1−g÷RONIC)÷(k−g)=11.7倍。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。
確率:AI(Now Assist)の金額の開示があるので基盤の数量だけ今を超えるが、席の面は今以下。7%。
やや楽観 20% IT ワークフローが伸び、顧客向けの席の減りは緩やか 利益 19 億ドル · PER 11.6 倍 · 株価時価総額 20.53 ドル215 億ドル
IT ワークフローは0.94倍、顧客向けは0.86倍、基盤は1.08倍。売上は153億ドル、純利益は18.5億ドル。 内訳はIT・技術ワークフロー=数量0.94倍・価格1.24倍・利益率38.8%、顧客・業界・従業員ワークフロー=数量0.86倍・価格1.13倍・利益率27.5%、AI・基盤・セキュリティ・リスク=数量1.08倍・価格1.34倍・利益率25.5%。 この筋書きの確率は20%。結果は、売上が今の1.15倍の153億ドル、営業利益24.2億ドル、純利益18.5億ドル、自己資本157億ドル、10年の正味の還元131億ドル、時価総額215億ドル(PER11.6倍)。
- IT・技術ワークフロー:数量 6.6(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 12(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 81 億ドル・営業利益 32 億ドル。数量0.94倍・価格1.24倍・営業利益率38.8%(人月と記録の正本の混合)
- 顧客・業界・従業員ワークフロー:数量 3.5(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 11(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 40 億ドル・営業利益 11 億ドル。数量0.86倍・価格1.13倍・営業利益率27.5%(席課金型)
- AI・基盤・セキュリティ・リスク:数量 2.4(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 13(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 32 億ドル・営業利益 8 億ドル。数量1.08倍・価格1.34倍・営業利益率25.5%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
倍率:10年より先の名目の伸びg=0.60%(記録の正本の部分だけ物価並みの値上げが続く。利益の加重)の正当化PER:事業のROE11.8%、RONIC=k+0.67×(ROE−k)=10.8%、(1−g÷RONIC)÷(k−g)=11.6倍。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。
確率:台帳の堀が効く筋書き。更新率 98% を見て 20%。
中立 38% IT 台帳は残るが、顧客向けの席が AI で圧縮される 利益 16 億ドル · PER 11.5 倍 · 株価時価総額 17.71 ドル185 億ドル
IT ワークフローは台帳として数量0.88倍・価格1.20倍で残るが、顧客・従業員向けは AI エージェントが席を圧縮して0.80倍・1.10倍。基盤は0.97倍。売上は138億ドル、営業利益は21.0億ドル、純利益は16.1億ドル。 内訳はIT・技術ワークフロー=数量0.88倍・価格1.20倍・利益率38.0%、顧客・業界・従業員ワークフロー=数量0.80倍・価格1.10倍・利益率26.9%、AI・基盤・セキュリティ・リスク=数量0.97倍・価格1.30倍・利益率25.0%。 この筋書きの確率は38%。結果は、売上が今の1.04倍の138億ドル、営業利益21.0億ドル、純利益16.1億ドル、自己資本154億ドル、10年の正味の還元120億ドル、時価総額185億ドル(PER11.5倍)。 10年の純利益の累計は167億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。
- IT・技術ワークフロー:数量 6.2(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 12(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 74 億ドル・営業利益 28 億ドル。数量0.88倍・価格1.20倍・営業利益率38.0%(人月と記録の正本の混合)
- 顧客・業界・従業員ワークフロー:数量 3.3(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 11(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 36 億ドル・営業利益 10 億ドル。数量0.80倍・価格1.10倍・営業利益率26.9%(席課金型)
- AI・基盤・セキュリティ・リスク:数量 2.1(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 13(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 28 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量0.97倍・価格1.30倍・営業利益率25.0%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
倍率:10年より先の名目の伸びg=0.60%(記録の正本の部分だけ物価並みの値上げが続く。利益の加重)の正当化PER:事業のROE10.4%、RONIC=k+0.67×(ROE−k)=9.9%、(1−g÷RONIC)÷(k−g)=11.5倍。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。
確率:席が圧縮されて売上が今の水準近くまで鈍る中心の筋書き。38%。
やや悲観 23% セールスフォースやマイクロソフトの AI エージェントに席を奪われる 利益 11 億ドル · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 12.31 ドル129 億ドル
競合の AI エージェントに顧客向けの席を奪われ、IT でも値引きが入る。数量は IT0.81倍、顧客向け0.74倍、価格は1.16倍・1.07倍。売上は123億ドル、純利益は11.3億ドル。 内訳はIT・技術ワークフロー=数量0.81倍・価格1.16倍・利益率34.2%、顧客・業界・従業員ワークフロー=数量0.74倍・価格1.07倍・利益率24.2%、AI・基盤・セキュリティ・リスク=数量0.89倍・価格1.26倍・利益率22.5%。 この筋書きの確率は23%。結果は、売上が今の0.92倍の123億ドル、営業利益14.7億ドル、純利益11.3億ドル、自己資本151億ドル、10年の正味の還元95.0億ドル、時価総額129億ドル(PER11.4倍)。 10年の純利益の累計は138億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。
- IT・技術ワークフロー:数量 5.7(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 12(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 66 億ドル・営業利益 23 億ドル。数量0.81倍・価格1.16倍・営業利益率34.2%(人月と記録の正本の混合)
- 顧客・業界・従業員ワークフロー:数量 3.0(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 11(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 32 億ドル・営業利益 8 億ドル。数量0.74倍・価格1.07倍・営業利益率24.2%(席課金型)
- AI・基盤・セキュリティ・リスク:数量 2.0(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 13(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 25 億ドル・営業利益 6 億ドル。数量0.89倍・価格1.26倍・営業利益率22.5%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
倍率:10年より先の名目の伸びg=0.00%(人月・席の型は0%以下。実質の縮みは10年の数量に入れ済み)で、利益を全部株主に分ける形の正当化PER=1÷(k−g)=1÷(8.8%+-0.00%)=11.4倍(事業のROE7.5%)。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。
確率:競合の AI エージェントに席を奪われる筋書き。23%。
悲観 12% 席課金が崩れ、使用量課金への移行で単価も下がる 利益 2 億ドル · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 1.66 ドル17 億ドル
席課金が崩れ、使用量課金への移行で単価も下がる。数量は IT0.63倍、顧客向け0.58倍、利益率は22.8%(IT)まで落ちる。売上は89.3億ドル、純利益は1.5億ドル。 内訳はIT・技術ワークフロー=数量0.63倍・価格1.08倍・利益率22.8%、顧客・業界・従業員ワークフロー=数量0.58倍・価格0.99倍・利益率16.2%、AI・基盤・セキュリティ・リスク=数量0.70倍・価格1.17倍・利益率15.0%。 この筋書きの確率は12%。結果は、売上が今の0.67倍の89.3億ドル、営業利益2.0億ドル、純利益1.5億ドル、自己資本150億ドル、10年の正味の還元15.0億ドル、時価総額17.4億ドル(PER11.4倍)。 10年の純利益の累計は57.8億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。
- IT・技術ワークフロー:数量 4.4(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 11(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 48 億ドル・営業利益 11 億ドル。数量0.63倍・価格1.08倍・営業利益率22.8%(人月と記録の正本の混合)
- 顧客・業界・従業員ワークフロー:数量 2.4(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 9.90(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 23 億ドル・営業利益 4 億ドル。数量0.58倍・価格0.99倍・営業利益率16.2%(席課金型)
- AI・基盤・セキュリティ・リスク:数量 1.5(市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア)× 価格 12(1 単位の値段(2025 年=10))→ 売上 18 億ドル・営業利益 3 億ドル。数量0.70倍・価格1.17倍・営業利益率15.0%(現場・運用益など(AI の影響が小さい))
倍率:10年より先の名目の伸びg=0.00%(人月・席の型は0%以下。実質の縮みは10年の数量に入れ済み)で、利益を全部株主に分ける形の正当化PER=1÷(k−g)=1÷(8.8%+-0.00%)=11.4倍(事業のROE1.0%)。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。
確率:席課金が崩れる筋書き。12%で、やや悲観と合わせて35%。
セグメント:数量 × 価格
いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。
IT・技術ワークフロー
ITSM(問い合わせ・障害・変更)、ITOM、IT 資産管理。創業以来の主力で成熟しているが、AI の自動対応と運用の可視化で伸びる。
| 数量市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア | 価格1 単位の値段(2025 年=10) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2025/12 | 7.0 | 10 | 70 | 27 |
| 10 年後 中立 | 6.2 | 12 | 74 | 28 |
取り方:市場は ITSM・ITOM・IT 資産管理・エージェント型 IT 運用を合わせて約 600 億ドルの推定(IDC で ITSM のシェアは約 4 割、顧客 8,600 社)。売上 70 億ドルはシェア約 11.7%。開示は領域別でなく、全体 133 億ドルの按分の推定。競合はセールスフォース(Agentforce IT Service)、マイクロソフト、アトラシアン、BMC、フレシュワークス。数量(実質)は 3 年で市場 1.20 倍、10 年で 1.9 倍(年 +6.6%)を中立に置いた。価格は物価(10 年 1.41 倍)より低い 1.30 倍を中立とした。AI が席あたりの作業を減らし、上位プランの値上げが競争で相殺されるため。事業の利益は株式報酬・買収の償却の前(会社の非 GAAP に近い)で、全社の調整欄で引く。 【AIエージェント代替の見直し】IT ワークフロー(ITSM・CMDB)は更新率 98% 前後と、乗り換えに年単位の移行が要る業務の台帳という 2 つの開示の証拠がある記録の正本。ただし課金は席(担当者)単位で、AI エージェントが作業を減らす面もある混合として、数量0.88倍、価格1.20倍(物価に届かない。AI の上位プランの値上げは競争で相殺)。g はこの部分の利益比で+1.0%。
顧客・業界・従業員ワークフロー
顧客対応(CSM)、人事サービス、通信・金融などの業界向けアプリ。セールスフォースとワークデイが近く、伸びは速いがシェアは低い。
| 数量市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア | 価格1 単位の値段(2025 年=10) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2025/12 | 4.1 | 10 | 41 | 12 |
| 10 年後 中立 | 3.3 | 11 | 36 | 10 |
取り方:市場は顧客サービス・人事サービス・業界向けワークフローを合わせて約 910 億ドルの推定。売上 41 億ドルはシェア約 4.5%。競合はセールスフォース、ワークデイ、SAP、ジェンデスク、マイクロソフト Dynamics。数量(実質)は 3 年で市場 1.25 倍、10 年で 2.4 倍を中立に置き、シェアは 4.5% から 6.0% へ。価格は 1.30 倍(物価に届かない。AI エージェントによる席の圧縮と、セールスフォースの値引き)。 【AIエージェント代替の見直し】顧客・従業員向けのワークフロー(顧客対応・人事)は、AI エージェントが問い合わせと手続きを直接こなす領域で、競合(セールスフォース・ワークデイ)も同じ方向。席型として数量0.80倍、価格1.10倍(席型の 1.00〜1.15 倍の上寄り)。
AI・基盤・セキュリティ・リスク
AI 機能(Now Assist)、アプリ開発基盤、セキュリティ運用、リスク管理、2026 年に加わったアーミス(機器の可視化・脆弱性管理)。伸びが最も速い。
| 数量市場(10 億ドル、2025 年の価格)× シェア | 価格1 単位の値段(2025 年=10) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2025/12 | 2.2 | 10 | 22 | 6 |
| 10 年後 中立 | 2.1 | 13 | 28 | 7 |
取り方:市場は AI の業務自動化・ローコード基盤・セキュリティ運用・リスク管理を合わせて約 1,500 億ドルの推定。売上 22 億ドル(2025 年。アーミスは含まず)はシェア約 1.5%。2026 年からアーミスが加わり、3 年後の数量にはその分を含む(買収は成立済み)。競合はマイクロソフト(Copilot・Sentinel)、パロアルトネットワークス、クラウドストライク、セールスフォース、新興の AI エージェント企業。数量(実質)は 3 年で市場 1.5 倍、10 年で 4.0 倍、シェアは 1.5% から 2.5% へ。価格は 1.20 倍(AI の消費量課金は単価が下がる方向)。 【AIエージェント代替の見直し】AI・基盤・セキュリティ・リスクは、席の型ではなく基盤の領域。数量0.97倍:Now Assist の年間契約額 10 億ドル超(開示。売上 22 億ドルの約 45%)は席の圧縮を受けない 1.0 倍、残りの基盤・セキュリティは 0.9 倍とした。楽観は会社の 2026 年目標 15 億ドルまで積んで1.20倍。価格は競合が多く消費量課金の単価が下がる面を見て、物価 1.41 倍に届かない1.30倍(席型の表は使わない)。
リスクと懸念
AI エージェント代替(席課金の圧縮)
サービスナウの課金は担当者の席が基本で、AI エージェントが問い合わせや手続きを直接こなせば、席が圧縮される。顧客・従業員向けの領域ではセールスフォースやマイクロソフトも同じ武器を持つ。IT ワークフローの台帳は残るが、中立の売上は今の1.04倍、悲観では0.67倍と置いた。
セールスフォースとマイクロソフトの攻勢
セールスフォースは 2025 年 12 月に Agentforce IT Service で ITSM に入り、マイクロソフトは Copilot と Teams で社員の依頼の入口を握る。大型更新での値引きと束ね売りが、単価と ITSM のシェア約 4 割を直接削る。まだ採用は小さいが、芽は摘んでおけない。
株式報酬による薄まり
株式報酬は売上の約 14%(推定)で、GAAP の営業利益率 15.6% は非 GAAP(約 31%)の半分ほど。2029 年に 10% 未満という目標が遅れれば、株主の取り分は増えず、自社株買いも薄まりの打ち消しに消える。
買収の統合と過払い
2025 年末のムーブワークス(約 28.5 億ドル)と 2026 年 4 月のアーミス(77.5 億ドル)で、のれんが急に積み上がった。アーミスは 2026 年の営業利益率を約 0.75 ポイント押し下げる。統合の遅れ・製品の重複・減損が起きれば、ROE と利益率の想定に響く。
米連邦需要の前倒しと反動
2026 年 Q2 は米連邦の需要が Q3 から前倒しで出てサブスク売上が見通しを上回った。政府予算の遅れや縮小があると、その反動が出る。Q3 の cRPO 見通し(+19.5%)は Q2 より低く、成長の鈍化の入口にも見える。
高い倍率と市場の評価の変動
今の時価総額は 2025 年の GAAP 純利益の約 80 倍・売上の約 9 倍。2022 年(-46%)や 2026 年のように、ソフトへの評価が変わると、事業が堅くても株価は大きく動く。今の値段は数年の 2 割成長をすでに織り込んでおり、成長が 1 桁に落ちるだけで倍率が大きく縮み、利益が増えても時価総額が増えない時期が続きうる。
今後の分かれ目
- cRPO の成長が 2 四半期連続で 18% を割る、または大型案件(100 万ドル超)の伸びが 20% 以下に落ちたら
- やや悲観の確率を上げる。座席の圧縮が数字に出てきたことを意味し、価格と成長の想定を一段下げる。
- Now Assist の年間契約額が 2026 年に 15 億ドルを超え、AI が全契約額の約 3 割(2030 年目標)に向けて前倒しで進んだら
- 楽観・やや楽観の確率を上げる。使用量・成果課金で座席の減りを埋められる証拠になり、10 年後の中立の売上を 1〜2 割上方に直す。
- セールスフォースの Agentforce IT Service やマイクロソフトが大型の ITSM 更新を複数取り始めたら
- IT・技術ワークフローのシェアが 10% を割る方向。価格を 1.18 倍以下に、全社の利益率を 3〜4 ポイント下げて見る。
- 株式報酬が売上の 10% を割り、GAAP の営業利益率が 20% を超えたら
- オーナー利益の質が改善し、10 年後の中立の純利益を 2〜3 割上方に直す。
- アーミス・ムーブワークスの統合が進み、のれんの減損が出ず、セキュリティ・リスクの売上が 2027 年に年 +40% 以上で伸びたら
- AI・基盤・セキュリティ・リスクの数量を上げ、中立の売上を 5% 前後上方に直す。
- 自社株買いが株式報酬の打ち消しを大きく超える規模(年 50 億ドル以上)で始まったら
- 正味の還元が増え、payout を引き上げる。ただし割高な局面での買いは価値を壊すので、倍率に注意する。
- AI 製品(Now Assist 系)の受注・売上が金額つきで開示され、全社売上の 1 割を超えたら
- 席に依存しない収益源の合図。楽観の数量を今の 1.0 倍より上で見直し、型の分け方も見直す。
- 更新率が 96% を割り、または席数が 2 年続けて減ったら
- 台帳の堀の前提(解約率 5% 未満)が崩れる合図。g を外し、IT ワークフローを席型へ移す。
見ておくもの
- cRPO とサブスク売上の成長率(Q3 見通しは約 +20%)、100 万ドル超の大型案件の件数
- Now Assist の年間契約額(2026 年目標 15 億ドル)と AI の全契約額に占める割合
- 非 GAAP・GAAP の営業利益率、FCF 率(2026 年見通し 35%)、株式報酬の売上比(目標は 2029 年に 10% 未満)
- セールスフォース(Agentforce IT Service)・マイクロソフト(Copilot)との大型更新での勝敗と値引き
- アーミス・ムーブワークスの統合と、のれんの減損の有無
- 米連邦の需要の動向と、更新率・純新規契約額
- AI 製品の売上の金額開示と、更新率・席数の動き
倍率と資本コストの決め方
今の時価総額 1,486億ドル や今の高い PER は見ずに、3 領域を型で分けて数量(0.80〜0.97 倍)と価格(物価に届かない 1.10〜1.30 倍)を置いた。倍率は正当化 PER で、k は基本 8.0% + 寿命 0.75% = 8.75%、g は IT ワークフロー(更新率 98%・年単位の移行の 2 つの証拠)の利益比で0.6%、ROE は ROIC から直した 25% を使った。AI 代替は数量・価格に主に入れ、k・確率(悲観側35%)・g に重ねていない。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。
資本コスト 8.8% = 無リスク金利 5% + β 0.97 × 5%。k = 基本 8.0% + quality 0.75% = 8.75%(β は使わない)。景気・借金は 0。値決め力は 0(席型の価格の弱さは価格 1.10 倍にすでに入れたので、k では重ねない)。寿命は、台帳の記録の正本(+0.5)と席型(+1.0〜1.5)の間の +0.75%。個別のリスクは k に足さず筋書きと確率で表した。
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読んだ資料
- ServiceNow 2026 年 Q2 決算(Form 8-K、2026-07-22)
- ServiceNow 投資家説明会(2026-05):2030 年 300 億ドル超の目標
- ServiceNow が 2030 年に 300 億ドル、ACV の 3 割が AI(The Next Web)
- アーミス買収の完了(2026-04)
- Q1 決算とアーミスの統合(Constellation Research)
- セールスフォース Agentforce と ServiceNow(The Register)
- セールスフォース対 ServiceNow の ITSM 競争(The Register 2026-04)
- NOW の株価と時価総額(InvestSMART)