株譜
AI 銘柄分析 · 情報技術 · 試作

INGM INGM

世界2位級の流通網と自動化は効くが、薄利・資本拘束・支配株主を考えると今は小幅な割安にとどまる

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)31.18 ドル73 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)28.4 ドル67 億ドル差 +9.8%
10 年後から見ると 適正 価値 31.18 ドル73 億ドル · 差 +9.8% · 期待の年率 +10.7%
期待の年率リターン(10 年)+10.7%資本コスト比 +1.2 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約0.9%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

イングラム・マイクロは、メーカーから仕入れたIT機器、ソフト、クラウド契約を、世界の再販業者や企業向け販売会社へ届ける大手流通会社である。筆者の結論は、事業の改善余地に対して今の時価総額は小幅に割安だが、長く持つには安全域がまだ薄い、である。約16万5千社の顧客、1,500社超の仕入先、57か国の物流・与信網を持ち、2025年には約9.8億個を出荷した。

足元は強い。2026年6月四半期は売上が前年同期比13.6%増え、アジア太平洋ではGPUとAI基盤向けのAdvanced Solutionsが51%伸びた。Xvantageによる自動化も販管費の比率を下げている。2026年9月四半期の売上見通し135.5~139.5億ドルについても、9月のCapital Markets Dayで上限側を再確認した。

一方、AI機器は単価が高くても粗利率が低く、供給制約に備えた在庫投資で同四半期の営業キャッシュフローは5.3億ドルの流出となった。薄い利幅の会社では、売上成長より粗利額と運転資金の質が重要である。

10年後の中立は、端末の数量が緩やかに増え、AI基盤・セキュリティ・クラウド関連でシェアを少し取る筋書きである。売上は約902億ドル、営業利益率は約2.0%、純利益は10.7億ドルへ伸びる。ただし、再販業者もメーカーも複数の流通会社を使え、値決め力は弱い。

さらにプラチナム・エクイティが議決権の約7割を握るため、少数株主は資本配分を選べない。確率加重した現在価値は約73億ドルで、台帳の時価総額を約12%上回る。判定はやや割安だが、薄利と支配構造を引き受けるには大きな安全域ではない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、最初の問いは、この中間業者が10年後も必要かである。答えは「必要だが、同じ会社でなければならない理由は弱い」となる。何十万もの小口取引、現地の与信、在庫、返品、税務をメーカーがすべて内製するのは非効率であり、流通の機能は残る。一方、顧客は複数社を使え、仕入先も契約を移せるため、同社だけが取る超過利益は限定される。

オーナー利益は純利益より読みにくい。設備投資は重くないが、成長期には在庫と売掛金が現金を吸い、景気後退では値下がりと貸倒れが重なる。2025年の強い自由現金だけを平常値にせず、数年を通じて在庫が現金へ戻るかを見るべきだ。Xvantageが人手を減らし、粗利額を売上より速く伸ばせれば、低い営業利益率でも増分資本の利回りは資本コストを上回る。

経営の課題は、改善で生まれた現金を誰のために使うかである。支配株主の売出しに合わせた買い戻しは、価格が十分安い時だけ少数株主にも得になる。今の値段には小さな上振れ余地があるが、薄利、運転資金、ガバナンスを引き受けるには十分大きな安全域とは言いにくい。長く持つなら、売上高ではなく、粗利額、在庫回転、正味の負債、少数株主への還元を毎年点検する会社である。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、単なる箱の横流しではない。メーカーにとっては世界各地の小口顧客へ一社ずつ売る手間を減らし、再販業者にとっては複数メーカーの商品を一度に仕入れ、在庫、物流、技術支援、与信、請求をまとめて受けられる。会社は商品を自ら買い取り、在庫と売掛金を抱えるため、売上高は大きいが営業利益率は2%前後にとどまる。仕入先の販売奨励金、価格保護、返品権、物流効率、貸倒率の小さな差が利益を大きく動かす。

2025年の売上構成は、PC、スマートフォン、周辺機器などのClient and Endpoint Solutionsが338.4億ドルで64%、サーバー、ストレージ、ネットワーク、サイバーセキュリティなどのAdvanced Solutionsが176.0億ドルで34%だった。Cloud-based Solutionsは4.8億ドル、ライフサイクル支援などのOtherは6.4億ドルにすぎない。ただしAdvancedとCloudは端末より利幅が高く、合計では粗利益の半分超を担う。地域別には北米が約36%、欧州・中東・アフリカが29%、アジア太平洋が28%、中南米が7%で、単一顧客が売上の10%を超えない点は強い。

数量の開示は全社の年間出荷約9.8億個とクラウド市場の有効席数4,000万席までで、商品群別の台数は出していない。そのため端末と高度ソリューションは売上構成と平均単価から推定した。Xvantageは注文、見積もり、在庫、クラウド契約、請求を一つの画面とAPIで結び、400超のAI・機械学習モデルを使う。これは顧客から別料金を取る大きなソフト事業というより、取引量を増やし、人手と誤りを減らす流通の基盤である。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、広いが深くはない。57か国の倉庫、物流、与信、税務、メーカー契約を一度にそろえるには時間と資金が要る。約16万5千社の顧客と1,500社超の仕入先が集まるため、供給不足時の在庫配分や、多数の製品を束ねた提案でも規模が効く。

2024年の世界IT流通市場で同社はTDシネックスに次ぐ2位級である。2025年に売上を9.5%伸ばし、2026年上期にも成長が続いたことは、シェア上昇の可能性を示す。

しかし、価格を上げても顧客が離れない力は弱い。再販業者はTDシネックス、アロー・エレクトロニクス、地域の専門商社を併用でき、メーカーは大口顧客へ直販できる。2025年の粗利率は6.7%、営業利益率は1.8%で、値引き、販売奨励金、貸倒れ、在庫評価の数十ベーシスポイントが利益を左右する。Xvantageのデータと業務への組み込みは切り替えの手間を増やすが、競合もStreamOneやArrowSphereを持ち、技術だけで独占は作れない。

資本効率は改善途上である。2025年のROEは7.7%と資本コストを下回ったが、会社は2026~2029年に粗利を売上より速く伸ばし、調整後ROICを16~17%へ上げる目標を掲げた。筆者は、販管費の自動化と高付加価値品の構成改善で中立の営業利益率が約2.0%、ROEが14.7%まで戻る余地はあると見る。ただし在庫と売掛金の増加が現金を吸うため、会計利益だけでなく、景気を通じた自由現金の回収を確かめる必要がある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界のIT流通市場は成熟しているが、不要にはならない。Omdiaの2024年推計では市場は4,630億ドル、上位15社が61%を占め、TDシネックス、イングラム・マイクロ、アロー・エレクトロニクスの上位3社で3分の1超を握った。小さな再販業者が多数あり、メーカーの製品数、クラウド契約、各国の税務と規制が増えるほど、中間にある集約機能の価値は残る。反面、規模の大きい流通会社の粗利率は7%前後で、競争は値段と運転資金の速さに集まりやすい。

10年の需要は二つに分かれる。PC、プリンター、スマートフォンなどの端末は実質数量がほぼ横ばいで、名目の伸びは主に物価と高機能化から来る。サーバー、GPU、ネットワーク、電源、冷却、サイバーセキュリティはAI投資で増えるが、GPUの高い部品代を通すだけでは利益は増えない。

2026年6月四半期にもAI基盤の構成増が粗利率を抑えた。市場の山が過ぎれば、売上と在庫が同時に縮む危険がある。

競争の本丸は、誰が取引の入口を握るかである。TDシネックスのStreamOne、アローのArrowSphere、クラウド専業のPax8などが、注文とサブスクリプションを直接つなぐ。メーカーやハイパースケーラーが自社市場を広げれば中抜き圧力が強まる一方、複雑な構成、現地与信、小口配送、返品処理までは直販しにくい。中立では世界市場の名目成長に沿い、同社のシェアは11%前後からわずかに上がると見た。

AIエージェント代替は全社を壊す中心リスクではない。物を保管し、運び、信用を供与する現場は画面操作に置き換わらない。ただしクラウドの席課金と専門支援の事務部分は、利用席の削減と手数料低下にさらされる。

中立ではクラウド席数を10年で0.85倍、その他サービスの人月部分を0.65倍に抑えた。逆にXvantageのMCPサーバーが顧客のエージェントから注文を受ける標準口になれば、同社は置き換えられる側ではなく、取引を運ぶ側に残れる。

資本政策と M&A

資本配分には、少数株主が選べないという割引が要る。2026年9月の売出し後もプラチナム・エクイティは議決権の約71%を持ち、会社はニューヨーク証券取引所の「支配会社」に該当する。売出し代金は会社に入らず、会社は主要株主の売却に合わせて自社株を買っている。1.75億ドルの買い戻し枠は需給の重しを和らげるが、割安性より支配株主の換金を優先する形にならないかを見張る必要がある。

配当は引き上げられ、2026年6月四半期は前年同期比10.3%増えた。ただし長期の総還元性向には数字の約束がない。2025年の自由現金は7.9億ドルだった一方、2026年上期は供給制約への在庫積み増しで現金が流出し、6月末の純負債は約29.9億ドルへ増えた。

大型買収より、在庫回転、借金返済、Xvantageへの投資を優先すべき局面である。CloudBlueなど非中核事業を売った点は規律の証拠だが、10年の還元は利益の全額ではなく、運転資金を差し引いた正味で見た。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

世界のIT流通は、クラウド市場が伸びても消えない。メーカーは数十万の小口顧客へ直接与信し、各国で在庫と返品を処理したくない。再販業者も、1,500社超の製品を個別に契約するより、イングラム・マイクロの一つの勘定で扱う方が速い。

2025年の売上は9.5%増え、2026年6月四半期も13.6%増えた。市場全体より速い伸びは、単なる物価ではなくシェア獲得の証拠になりうる。

利益の伸びしろは売上ではなく費用にある。Xvantageが見積もり、注文、在庫、請求を自動化すれば、売上1ドルあたりの人件費を下げられる。会社は2026~2029年に売上4~6%、粗利5~7%、非GAAP純利益11~13%の年成長を掲げ、調整後ROICを16~17%へ上げるとしている。2026年6月四半期の営業利益は前年同期比で大きく増え、固定費のてこが既に見えた。

AIは低利幅のGPUを増やすだけではない。サーバー、ストレージ、ネットワーク、電源、冷却、セキュリティ、導入支援を束ねれば、Advanced Solutionsの構成が上がる。XvantageのMCPサーバーが顧客のAIエージェントから注文を受ける標準になれば、取引データが蓄積し、切り替えの手間も増す。

楽観では市場の実質成長とシェア上昇が重なり、営業利益率は2.6%前後、純利益は21.5億ドルへ伸びる。支配株主の持分売却が進み、独立性が高まることまで重なれば、今の時価総額は改善の余地を十分には織り込んでいない。

慎重な見方

売上の大きさは堀ではない。商品代を通過させるだけの部分が多く、2025年の営業利益率は1.8%にすぎない。端末は成熟し、AIサーバーは単価が高くてもメーカーと大口顧客の交渉力が強い。

売上が増えても粗利率が下がり、在庫と売掛金だけが膨らめば、株主の現金は増えない。2026年上期に在庫が約10.5億ドル増え、営業キャッシュフローが流出したことは、その弱さを示す。

流通の中抜きも続く。マイクロソフト、アマゾン、シスコなどは自社市場を広げ、メーカーは大口顧客へ直販できる。再販業者はTDシネックスやアローを併用するため、Xvantageを理由に高い手数料を払う必要がない。

AIエージェントがクラウドの席数や人手による支援を減らせば、小さいながら利幅の高い事業が先に傷む。400超のモデルは効率化の道具であって、競合が再現できない独占資産とは限らない。

財務と支配構造も無視できない。純負債は2026年6月末に約30億ドルへ増え、金利と在庫価格の下落が同時に来れば利益は薄い。プラチナム・エクイティは議決権の約7割を持ち、売出しに合わせた買い戻しは会社の現金を主要株主の出口に使う面がある。

悲観ではメーカーの直販、AI投資の反動、貸倒れ、在庫評価損が重なり、売上は名目でも縮み、純利益は1.2億ドルまで落ちる。事業は存続しても、株主が高い複利を得る会社ではなくなる。

どちらに重みを置いたか

足元のシェア上昇と費用改善では上向きの見方に分があるが、堀は弱く、運転資金と支配株主の不確実性が大きい。クラウド席課金と専門支援の一部にはAIエージェント代替を入れ、やや悲観と悲観を合計37%とした。既に確認できる成長を反映した楽観側は33%で、わずかに慎重側へ寄せている。

上向きの筋書きでは、売上より粗利が速く伸びることと、在庫が現金へ戻ることの両方が必要である。片方だけなら高い売上は株主価値にならない。確率加重した価値は今を約12%上回り、結論はやや割安。ただし安全域は小さく、粗利額、在庫回転、主要株主の売出しを確認しながら持つ会社である。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 52.10 ドル123 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 15.99 ドル38 億ドル)。 今の値に割り戻すと 31.18 ドル73 億ドル、今との差 +9.8%、 期待の年率 +10.7%(資本コスト 9.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 12% 118.76 ドル280 億ドル 33.99 ドル80 億ドル +437.9% +22.2% 18.33 ドル43 億ドル
やや楽観 21% 82.72 ドル195 億ドル 24.64 ドル58 億ドル +278.1% +17.0% 22.55 ドル53 億ドル
中立 30% 53.49 ドル126 億ドル 17.00 ドル40 億ドル +148.2% +11.2% 21.14 ドル50 億ドル
やや悲観 24% 16.26 ドル38 億ドル 6.37 ドル15 億ドル −20.3% −2.6% 5.43 ドル13 億ドル
悲観 13% 4.08 ドル10 億ドル 0.85 ドル2 億ドル −82.6% −17.0% 0.64 ドル2 億ドル
加重平均100% 52.10 ドル123 億ドル15.99 ドル38 億ドル +139.8% +10.7% 68.09 ドル160 億ドル

今の株価時価総額 28.40 ドル67 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 12% 楽観:Xvantageが取引の標準となり、AI基盤と地域シェアが伸びる 利益 22 億ドル · PER 13.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 118.76 ドル280 億ドル

Xvantageが顧客の基幹システムとAIエージェントを結ぶ標準の取引基盤になり、見積もりから請求までの手作業が大きく減る。端末は新興国と法人更新で数量が1.40倍、高度ソリューションはAI基盤、セキュリティ、電源・冷却を束ねて2.0倍になる。単価は物価と高機能化に沿って上がるが、GPUの部品代を通すだけの売上には高い利幅を求めない。

会社の世界シェアは現在の11%前後から14%近くへ上がり、売上は約1,250億ドルとなる。営業利益率は2.6%前後まで改善し、純利益は21.5億ドルに達する。プラチナム・エクイティの持分は過半を下回り、取締役会の独立性が高まる。

10年の純利益累計は約124億ドル、正味の還元は80億ドルで、自己資本は86.5億ドルとなる。堀は弱いままだが、規模とデータの利点が今より厚くなる筋書きである。

  • Client and Endpoint Solutions:数量 12.9(出荷数量(億個、全社出荷からの推定))× 価格 56(1個あたり平均売上(ドル))→ 売上 719 億ドル・営業利益 8 億ドル。新興国と法人更新で数量1.40倍、営業利益率1.1%
  • Advanced Solutions:数量 1.2(構成機器・ライセンスの出荷数量(億個換算))× 価格 434(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 510 億ドル・営業利益 21 億ドル。AI基盤・セキュリティで数量2.0倍
  • Cloud-based Solutions:数量 0.4(クラウド市場の有効席数(億席))× 価格 14(1席あたり年間の純額売上(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 2 億ドル。AI代替を見込み席数は横ばい、基盤価値で単価1.15倍
  • Other Services:数量 0.1(処理・支援件数(億件換算))× 価格 87(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 10 億ドル・営業利益 2 億ドル。現場型ライフサイクル事業が伸び、人月部分は縮む

倍率:事業ROEは21.5÷86.5=24.9%。moatはweakなので残る割合1/3、RONICは14.6%。長期gは市場の実質数量ほぼ0%、シェア+0.5%、価格+2.9%の合計3.4%。k9.5%で、10年目利益に対する正当化PER上限は13.01倍。AI代替は数量とgに入れたため二重に割り引かず、端数を下げた13.0倍を使う。純利益はGAAPで株式報酬を費用に含む。時価総額=21.5×13.0=279.5億ドル。

確率:売上と営業効率の改善は既に確認できるが、世界各地でシェア上昇と粗利改善が10年続くには競合の失速も必要であるため12%。

やや楽観 21% やや楽観:高付加価値品の構成が上がり、会社目標に近い効率化が続く 利益 16 億ドル · PER 12.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 82.72 ドル195 億ドル

世界のIT流通市場は名目で年5%前後伸び、同社はXvantageの使いやすさと地域網で少しずつシェアを取る。端末数量は1.30倍、高度ソリューションは1.75倍となり、AI、セキュリティ、ネットワークの比率が上がる。クラウドはAIエージェントで席数が減るが、請求とプロビジョニングの基盤は残る。

粗利額が売上より速く伸び、販管費は売上の4.7%前後へ下がる。営業利益率は2.2%強、純利益は15.6億ドルとなる。大型買収には走らず、借金返済と小規模な技術取得を優先する。

10年の純利益累計は約94.5億ドル、株式報酬と増資を引いた正味の還元は58億ドルで、自己資本は79億ドルとなる。プラチナムの支配は残るが、持分の段階的な売却で需給の重しは軽くなる。

  • Client and Endpoint Solutions:数量 12.0(出荷数量(億個、全社出荷からの推定))× 価格 54(1個あたり平均売上(ドル))→ 売上 646 億ドル・営業利益 6 億ドル。数量1.30倍、端末の利幅はなお薄い
  • Advanced Solutions:数量 1.0(構成機器・ライセンスの出荷数量(億個換算))× 価格 419(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 431 億ドル・営業利益 16 億ドル。高付加価値品の構成が上がる
  • Cloud-based Solutions:数量 0.4(クラウド市場の有効席数(億席))× 価格 13(1席あたり年間の純額売上(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。席数0.92倍、単価1.12倍
  • Other Services:数量 0.1(処理・支援件数(億件換算))× 価格 84(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 2 億ドル。現場型の伸びが人月縮小を補う

倍率:事業ROEは19.7%、weak moatの残る割合1/3でRONICは12.9%。長期g3.4%は市場数量+0.2%、シェア+0.4%、価格+2.8%から出した。k9.5%で正当化PER上限は12.49倍。AI代替は数量とgに入れたため二重に割り引かず、端数を下げた12.48倍。時価総額=15.6×12.48=194.69億ドル。

確率:2026年の営業レバレッジと会社の中期目標が半分以上実現する筋書き。競争の強さを考え、2割強にとどめた。

中立 30% 中立:市場並みの成長と小幅なシェア上昇で、薄利のまま効率が改善する 利益 11 億ドル · PER 11.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 53.49 ドル126 億ドル

端末市場の実質数量はほぼ横ばいだが、地域拡大と顧客獲得で同社の出荷数量は1.18倍となる。Advanced SolutionsはAI基盤、サイバーセキュリティ、ネットワークの実質成長を取り込み、数量は1.55倍へ増える。価格は物価よりやや低く、商品性能の上昇と競争による値下げが相殺する。クラウドの席数はAIエージェントで0.85倍、その他の人月部分は0.65倍へ縮む。

全社売上は約902億ドル、営業利益率は約2.0%となる。Xvantageは独占的なソフトではないが、見積もりと請求の自動化で販管費を抑える。純利益は10.65億ドル、10年の累計は約69.8億ドル。

正味の還元を40億ドルに抑え、残りを運転資金と借金返済へ回すため、自己資本は72.25億ドルとなる。プラチナムの議決権は過半近くまで下がるが、少数株主が主導権を持つには至らない。

  • Client and Endpoint Solutions:数量 10.9(出荷数量(億個、全社出荷からの推定))× 価格 50(1個あたり平均売上(ドル))→ 売上 537 億ドル・営業利益 4 億ドル。数量1.18倍、価格1.35倍
  • Advanced Solutions:数量 0.9(構成機器・ライセンスの出荷数量(億個換算))× 価格 389(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 354 億ドル・営業利益 12 億ドル。数量1.55倍、価格1.30倍
  • Cloud-based Solutions:数量 0.3(クラウド市場の有効席数(億席))× 価格 14(1席あたり年間の純額売上(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。AIエージェント代替で席数0.85倍
  • Other Services:数量 0.1(処理・支援件数(億件換算))× 価格 77(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。現場型と人月型の加重数量0.82倍

倍率:事業ROEは10.65÷72.25=14.7%。weak moatの残る割合1/3でRONICは11.25%。長期g3.4%は市場数量0%、シェア+0.3%、価格+3.1%から出し、AI代替部分のg0%を加重している。k9.5%で正当化PER上限は11.83倍。AI代替は数量とgに入れたため二重に割り引かず、端数を下げた11.82倍。時価総額=10.65×11.82=125.88億ドル。

確率:端末は成熟、高度ソリューションは成長、Xvantageで費用率が下がる中心の筋書き。支配株主と運転資金の不確実性から3割にした。

やや悲観 24% やや悲観:AI投資の反動と直販が重なり、売上ほど利益が残らない 利益 4 億ドル · PER 8.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 16.26 ドル38 億ドル

AI設備投資の山が2020年代後半に崩れ、GPUとサーバーの平均単価が下がる。メーカーは大口顧客への直販を増やし、再販業者はTDシネックスや地域の専門商社へ注文を分散する。端末数量は現在より5%減り、Advanced Solutionsはわずかな増加にとどまる。クラウド席数は0.70倍、人月型の支援も縮む。

売上は約643億ドルあるが、在庫処分、貸倒れ、販売奨励金の減少で営業利益率は1.2%まで下がる。Xvantageは費用を抑えても、失った粗利を埋められない。純利益は3.6億ドル、10年の累計は約34.5億ドルとなる。

配当と買い戻しは合計15億ドルに絞り、自己資本は62億ドルまで増えるが、ROEは資本コストを下回る。支配株主は残り、持分売却のたびに需給の重しが出る。

  • Client and Endpoint Solutions:数量 8.8(出荷数量(億個、全社出荷からの推定))× 価格 46(1個あたり平均売上(ドル))→ 売上 403 億ドル・営業利益 2 億ドル。数量0.95倍、価格転嫁は物価を下回る
  • Advanced Solutions:数量 0.6(構成機器・ライセンスの出荷数量(億個換算))× 価格 359(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 232 億ドル・営業利益 5 億ドル。AI投資の反動で数量1.10倍にとどまる
  • Cloud-based Solutions:数量 0.3(クラウド市場の有効席数(億席))× 価格 13(1席あたり年間の純額売上(ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。席数0.70倍、価格1.05倍
  • Other Services:数量 0.1(処理・支援件数(億件換算))× 価格 71(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 0 億ドル。人月型の縮小が現場型を上回る

倍率:ROEは5.8%でk9.5%を下回り、利益1ドルを再投資しても価値が増えない。PER上限は1÷k=10.53倍だが、構造的なシェア低下と運転資金の重さを反映して8.8倍。稼ぐ力3.6÷9.5%=37.9億ドルに対し、時価総額31.68億ドルは上限内である。

確率:薄利流通では在庫の山と値下がりが繰り返される。AI投資の反動、直販、クラウド席数減少の一部が起きる確率を24%とした。

悲観 13% 悲観:直販と専門商社に挟まれ、流通規模が縮みながら在庫損を負う 利益 1 億ドル · PER 8.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 4.08 ドル10 億ドル

メーカーとハイパースケーラーが大口取引を直販へ移し、地域の専門商社がセキュリティとクラウドを奪う。Xvantageは社内の効率化には役立つが、顧客が複数の市場を使うため標準にはなれない。端末数量は0.70倍、Advanced Solutionsは0.75倍へ落ち、クラウド席数は半減する。名目売上は約406億ドルまで縮む。

途中で在庫評価損、貸倒れ、のれん・無形資産の減損が重なり、10年の純利益累計はマイナス15億ドルとなる。最終年は規模を縮めた事業で1.2億ドルを稼ぐが、営業利益率は0.7%にすぎない。正味の還元は2億ドルにとどまり、自己資本は25.5億ドルへ減る。

倉庫と物流網は売却可能でも、買掛金と借金が厚いため資産の床は低い。事業は存続するが、堀と株主還元はほぼ失われる。

  • Client and Endpoint Solutions:数量 6.5(出荷数量(億個、全社出荷からの推定))× 価格 41(1個あたり平均売上(ドル))→ 売上 261 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量0.70倍、値上げ力を失う
  • Advanced Solutions:数量 0.4(構成機器・ライセンスの出荷数量(億個換算))× 価格 314(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 139 億ドル・営業利益 2 億ドル。直販と専門商社へシェアを失う
  • Cloud-based Solutions:数量 0.2(クラウド市場の有効席数(億席))× 価格 12(1席あたり年間の純額売上(ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。AIエージェントで席数半減
  • Other Services:数量 0.0(処理・支援件数(億件換算))× 価格 64(1件あたり平均売上(ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。現場型以外の支援が大きく縮む

倍率:ROEは4.7%でkを下回るためPER上限は10.53倍。最終年の利益は小さく、再投資価値も低いため8.0倍。時価総額=1.2×8.0=9.6億ドル。稼ぐ力は1.2÷9.5%=12.6億ドル、売れる資産の税後床は5億ドルであり、9.6億ドルは両者の大きい方を超えない。

確率:世界網そのものは残るため倒産を中心にはしない。ただし弱い値決め力、AI投資の反動、支配株主を考え、構造負けを13%とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

Client and Endpoint Solutions

PC、スマートフォン、プリンター、周辺機器、部品、業務ソフトなど高回転の端末流通。売上の64%を占めるが利幅は最も薄い。

数量出荷数量(億個、全社出荷からの推定)価格1個あたり平均売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 9.2 37 338 2
10 年後 中立 10.9 50 537 4

取り方:会社開示の年間出荷約9.8億個を、売上構成と製品の単価差から端末94%、高度ソリューション6%に配分した推定。9.212億個×平均36.73ドル=338.4億ドル。端末は数量が多く、競争が強いので営業利益率を0.6%とみなした。中立の数量は世界の端末需要が実質横ばいでも、地域拡大とシェア上昇で1.18倍。価格は物価1.41倍より低い1.35倍とし、性能当たり価格の低下を差し引いた。

Advanced Solutions

サーバー、ストレージ、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI基盤など。技術支援が要るため端末より営業利益率が高い。

数量構成機器・ライセンスの出荷数量(億個換算)価格1件あたり平均売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 0.6 299 176 6
10 年後 中立 0.9 389 354 12

取り方:全社出荷約9.8億個の6%を高度ソリューションへ配分し、0.588億件×平均299.27ドル=176.0億ドルと推定。会社はAdvancedとCloudが売上の約3分の1ながら粗利益の半分超を生むとしているため、営業利益率を3.2%とした。中立はAI基盤、サイバーセキュリティ、ネットワークの実質市場成長と小幅なシェア上昇で数量1.55倍。価格は高性能化と競争を相殺して1.30倍とした。

Cloud-based Solutions

第三者のクラウド、業務ソフト、セキュリティの契約を市場経由で供給し、プロビジョニングと請求をまとめる。売上認識は総額でない契約が多い。

数量クラウド市場の有効席数(億席)価格1席あたり年間の純額売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 0.4 12 5 1
10 年後 中立 0.3 14 5 1

取り方:2025年の有効席数4,000万席とCloud-based Solutions売上4.8億ドルから、1席あたり純額売上を約11.94ドルとした。席課金の業務ソフトに連動するためAIエージェント代替の型を適用する。中立の席数は10年で0.85倍、価格は1.15倍にとどめる。Xvantageは決済・請求基盤として残るが、低解約率など『記録の正本』の証拠が2つそろわないため、物価並みの値上げは認めない。

Other Services

機器のライフサイクル管理、修理、回収、再販、物流、専門支援など。現場作業と人月型の支援が混ざる。

数量処理・支援件数(億件換算)価格1件あたり平均売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 0.1 64 6 1
10 年後 中立 0.1 77 6 1

取り方:会社は数量を開示しないため、売上6.4億ドルを1,000万件、平均64.28ドルの処理・支援として換算した。売上の約半分を修理・回収など現場型、残りを技術支援・事務など人月型と仮定する。AIエージェント代替により中立の人月部分を0.65倍、現場部分をほぼ横ばいとし、加重数量を0.82倍、価格を1.20倍とした。

リスクと懸念

薄い利幅と運転資金の急増

営業利益率は2%前後しかなく、在庫評価、販売奨励金、貸倒れが数十ベーシスポイント動くだけで利益が大きく変わる。2026年上期は供給制約に備えて在庫が約10.5億ドル増え、現金が流出した。売上が伸びても在庫回転と営業キャッシュフローが悪化するなら、成長は株主価値にならない。

メーカー直販と競合市場への切り替え

大口顧客はメーカーやハイパースケーラーから直接買え、再販業者はTDシネックス、アロー、地域の専門商社を併用できる。Xvantageが便利でも、独占的な契約や高い解約費用はない。主要仕入先が流通会社を減らす、奨励金を下げる、直販を増やす動きは数量と粗利率を同時に削る。

AI設備投資の山と低粗利の売上

GPU、サーバー、ストレージの高い単価は売上を膨らませるが、部品代の転嫁が中心なら利益率は上がらない。供給不足の終わりに価格が下がると、在庫評価損と受注減が重なりうる。AI関連売上の成長率ではなく、Advanced Solutionsの粗利額、在庫日数、現金回収を追う必要がある。

AIエージェント代替

中核の物流、在庫、与信はAIエージェントに直接置き換わらない。一方、クラウド市場の席課金と、見積もり・導入支援など人月で売る部分は、利用席と人手の減少にさらされる。XvantageのMCP連携が取引の標準にならず、顧客のエージェントがメーカー市場へ直結すれば、高い利幅の小規模事業が先に縮む。

支配株主と売出しの利益相反

プラチナム・エクイティは2026年9月の売出し後も議決権の約71%を持つ。会社は支配会社の例外を使え、少数株主は取締役選任と資本配分を主導できない。主要株主の売出しに合わせた自社株買いが、十分な割安性のない価格で続けば、会社の現金が出口支援に使われる。

地政学、関税、通貨、地域与信

売上の約3分の2は米国外で、アジア太平洋の伸びも大きい。米中規制、関税、製品の輸出管理、現地通貨の急変は、仕入れ価格、需要、回収に同時に効く。分析では為替を固定したが、現実の短期利益は換算と取引の両方で振れる。新興国の顧客倒産は売掛金の回収率も下げる。

Xvantageの障害とサイバー攻撃

注文、在庫、価格、顧客・仕入先の接続を一つの基盤へ集めるほど、障害や侵入の影響は大きくなる。情報漏えい、誤った価格提示、長時間の停止が起きれば、取引量だけでなく信用を失う。400超のモデルを持つことは強みだが、品質管理とセキュリティ費用が増えれば想定した販管費の改善は出ない。

今後の分かれ目

粗利益が売上より2ポイント以上速く伸び、販管費が売上の4.8%以下へ下がる状態が数年続いたら
Xvantageと構成改善の効果が実証されたとみなし、やや楽観と楽観の確率を上げる。中立の営業利益率も2.3%前後へ引き上げる。
売上成長の大半がGPUなどの平均単価上昇で、粗利率が低下し在庫が売上より速く増えたら
成長の質が悪い。やや悲観の確率を上げ、Advanced Solutionsの利益率と正味還元を下げる。
Xvantage経由の注文比率、顧客維持率、処理時間削減が定量開示され、競合を明確に上回ったら
弱い堀の判定を見直す余地が生まれる。ただし価格上昇と切り替え費用の実績がそろうまではstrongにはしない。
主要メーカーが流通会社を減らす、または大口顧客向け直販を急拡大したら
端末と高度ソリューションの数量を同時に下げ、悲観の確率を上げる。販売奨励金の減少も営業利益率へ反映する。
プラチナム・エクイティの議決権が50%を下回り、取締役会の過半が完全に独立したら
ガバナンスの割引を小さくし、買い戻しが少数株主の価値を高めるかを通常の基準で評価できる。
純負債が30億ドル前後に残り、営業キャッシュフローが2年続けて純利益を下回ったら
運転資金が恒常的に利益を吸っている。還元余力を減らし、やや悲観と悲観の自己資本・配当を引き下げる。
クラウド市場の席数が減っても、MCP経由の取引件数と粗利が増えたら
AIエージェントを代替ではなく流通量の入口として取り込めた証拠になる。Cloudの数量定義を席数から取引件数へ改める。

見ておくもの

  • 粗利益の成長率と売上成長率の差
  • 営業利益率と販管費の売上比率
  • 在庫日数、売掛金日数、営業キャッシュフロー
  • Client、Advanced、Cloudの定率通貨成長率
  • Xvantage経由の注文比率、顧客維持率、処理時間
  • 純負債と利払い、買い戻し後の正味還元
  • プラチナム・エクイティの議決権と追加売出し
  • AI基盤向け売上の粗利額と在庫評価損

倍率と資本コストの決め方

今のPER、過去のPER、同業の倍率から価値を置いていない。楽観から中立は、k9.5%、g_long3.4%、weak moatの残る割合1/3で正当化PERを計算した。AIエージェント代替はCloudとOtherの数量・価格、全社g_longに既に入れたため、二重に割り引かず式の上限を使った。悲観側は利益の稼ぐ力と税後の売れる資産を上限にした。ASC842のリースは既に負債に含まれ、10年後も家賃を営業費用に入れた同じ形でそろえた。確率加重の現在価値は約73億ドル、台帳時価総額との差は約+12%でやや割安となり、結論を先に決めて数字を合わせていない。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 5% + β 1.00 × 5%。k=米国株の基本8.0%+quality1.5%=9.5%。βと規模プレミアムは使わない。個別の支配株主、在庫損、AI投資の反動は筋書きと確率に入れ、kには重ねていない。存続が危うい会社ではないためextraは0。

同じ業種(情報技術)の AI 分析

やや割安 ゴーダディGDDY FCF の約 13% が株主に戻る定期課金の事業。AI で入口を奪われる恐れを 4 割超の確率で織り込んでも、資本コストを超える稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、確率で加重した価値は今より約 3 割高く「やや割安」 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 アップラビンAPP 配信 AI の稼ぐ力は突出するが、プラットフォーム依存と規制の影が重い。利益ベースの正当化 PER で測ると、悲観を厚く置いて「適正」まで下がる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) 適正 ユニバーサル・ディスプレイOLED 有機ELの発光材料と特許収入に強い堀を持つ優良企業。価格はおおむね適正だが、青色材料の成功と特許更新が10年後の価値を大きく左右する 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 キンドリル・ホールディングスKD 重要システムの運用には根強い需要があるが、AIによる工数減少と高金利の借金、会計統制の弱さを考えると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +10.1%) 適正 ジェン・デジタルGEN 消費者向けの防御と身元保護で解約の少ない定額収入を持つが、借金が重い。利益ベースの上限で倍率を置いてもやや割安で、悲観では借金が株主価値を削る 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 エヌビディアNVDA AI 計算の事実上の標準を握る稼ぐ力は桁違いで、今の時価総額は確率で加重した価値を 4% ほど上回るだけの適正水準で、安全域は薄い 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 ヴォンティエ・コーポレーションVNT 給油設備の首位基盤と厚い現金創出力は評価できるが、電動化と業務ソフトの代替を織り込むと、現状は適正圏で安全域が薄い 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +8.1%) やや割高 CDWCDW 再販の薄利でも資本は軽く還元が厚い。利益ベースで見ると今の値段はほぼ妥当だが、クラウド直販・AI 調達の直買いで取り分が削られる危うさは残る 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 クアルコムQCOM スマホが縮む間に車載・IoT と AI データセンターが穴を埋められるかが全て。埋まる前提でも、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 マイクロソフトMSFT AI 時代でも堀は広がる世界最強級の事業。ただし利益ベースの正当化 PER(中立で事業 約 18 倍)で測ると、今の時価総額は事業の質を先に払いすぎている 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ベリサインVRSN ドメイン名 .com と .net の登録簿を握る契約型の独占。事業の質は最高水準で、今の値段は契約どおりの値上げが続く前提を先に織り込んでいる 本質価値との差 −16.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 シーラス・ロジックCRUS 音響半導体の設計力と厚い現金は魅力だが、売上の9割をアップルに頼るため、10年の価値には今の値段ほどの安全域がない 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI 売上は急増しても粗利益率 10% 前後の薄利で、AI 投資の谷と統制の問題を悲観に厚く織り込んでも、今の値段は本質価値を 2 割ほど上回る(強制転換優先株を含む時価総額 251 億ドルで比べた場合) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 アロー・エレクトロニクスARW 電子部品の調達網は10年先も要るが、値決め力の弱さと運転資金の重さに照らすと、回復を織り込んだ現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 ブロードコムAVGO AI の特注チップと VMware で稼ぐ力は急拡大しているが、今の時価総額は確率で加重した価値より 2 割強高く、やや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 アムドックスDOX 通信会社の課金基盤には深い乗り換え障壁があるが、AIで人月収入が削られるため、還元を含めても現在の値段はやや割高 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アムコー・テクノロジーAMKR 半導体の後工程を担う世界大手。AI向け先端実装の商機は大きいが、巨額の新工場投資と顧客の交渉力を考えると今の価格には安全域が乏しい 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 スカイワークス・ソリューションズSWKS クォルボとの合併で RF 部品の最大手級になったが、売上の 5 割強がアップル。利益率が戻っても、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −24.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ジェンパクトG 業務の奥まで入り込んだ強みはあるが、AIが人の作業量そのものを減らすため、10年の株主価値には安全域が乏しく割高だ。 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 NXP セミコンダクターズNXPI GAAP の PER 29 倍は谷の利益。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 TDシネックスSNX 世界首位のIT流通網とAIサーバー受託の伸びは魅力だが、薄い利益率と運転資金の重さに照らせば現状は割高である 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TE コネクティビティTEL 自動車の景気循環と AI・送電網の追い風を併せ持つ接続部品の首位。GAAP の利益の 20 倍という値段は、成長が続いても本質価値を 4 割ほど上回る 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ジェイビルJBL AI データセンター向けの急成長で利益は伸びるが、大口顧客に価格を握られる薄利の受託製造。成長を先取りした、割高な値段 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 HPインクHPQ 利益の 6 割を生む印刷の消耗品が年 3% ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) 割高 アヴネットAVT 電子部品流通の規模と顧客基盤は長く残るが、薄い利益率と重い運転資金が株主価値を制約し、現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 IRENIREN 電力接続とAIクラウド契約に大きな成長余地がある。しかしGPU更新、借金、増資の負担が重く、10年後の利益を慎重に評価すると現状は割高である。 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +7.1%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 台湾積体電路製造(TSMC)TSM 先端半導体の製造で世界最大の堀を持ち、AI時代にも不可欠な企業。ただし巨額の海外投資と台湾リスクを考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 クレド・テクノロジー・グループ・ホールディングCRDO AECの先行優位は本物だが、大口顧客と光・銅の世代交代に左右される。将来の成功を相当織り込む現在の評価は割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 TTMテクノロジーズTTMI 防衛向けの認証とAI用高密度基板は強みだが、設備増強と高値買収の回収は未確定で、現在の時価総額には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 アステラ・ラブスALAB AIサーバーの接続を支える設計力は魅力だが、顧客集中と株式報酬を織り込むと、10年先を見ても約37%割高である 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ドルビー・ラボラトリーズDLB 映像と音響の世界標準を支える強い事業だが、特許の更新に要る投資と限られた増分利益を考えると、10年先の価値に対して現在の株価は割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ERICERIC 世界の通信網に深く根を張るエリクソンだが、無線設備の低成長と買収の失敗が重い。10年先も事業は残るが、現在の株価には十分な安全域がない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 センサータ・テクノロジーズST 自動車の安全を支える設計採用の強みは残るが、買収減損と借金を考えると、10年先の利益に照らして株価に十分な安全域がない 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 MKSMKSI 半導体の真空制御から先端基板の化学処理まで深い技術の堀を持つ。ただし買収負債と設備投資の循環を考えると、現在の株価は割高である 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ニュータニックスNTNX 仮想化基盤の乗り換え需要をつかむ有望企業だが、税効果を除いた利益と株式報酬を重視すると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 サンミナSANM ZT買収でAIラック製造へ踏み込んだが、値決めの弱さと顧客集中が残る。10年の稼ぐ力から見れば今は割高で、安全域が薄い 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −41.7% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ユビキティUI Wi-Fi 7でシェアを伸ばす優良企業だが、創業者支配と先取りされた価格に安全域は乏しい 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ズームインフォ・テクノロジーズGTM 独自の企業データは残るが、AIが営業の席課金を崩し始めた。厚い負債と旧株主への税利益配分を踏まえると、現値には安全域が乏しい 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ペガシステムズPEGA 使命中枢の業務基盤には強い堀があるが、AI代替と訴訟を背負う現値は10年価値を先取りし、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ウィプロWIT 世界的大手のIT受託企業だが、AIが工数課金を侵食する。現金と還元は支えでも、10年価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −44.9% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セムテックSMTC 光通信とLoRaには大きな成長余地があるが、2030年の高い目標を実現しても現在の株価には安全域が乏しく、割高とみる 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 インフォシスINFY AI関連収入は増えても人月課金の縮小が重い。還元力と財務は優秀だが、10年価値にはまだ大きな安全域が足りない 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 グローバルファウンドリーズGFS 特殊半導体の製造技術と日米の新工場計画には価値があるが、巨額の再投資と価格競争を考えると現状の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 モビリティ・グローバルMBGL 車両履歴データの堀は強いが、AIによる販売支援の中抜きと独立後の負債を考えると、現値には十分な安全域がない 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −47.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ファブリネットFN 光学の難工程で優れた利益率を稼ぐが、巨大顧客への依存と設備投資の重さを織り込むと、現値に長期の安全域はない 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 ラリアント・コーポレーションRAL 送電網監視と防衛向けの堀は厚いが、計測事業の大型買収失敗と収益回復の不確実性に対して、現状の時価総額には安全域が乏しく割高と見る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アイ・ピー・ジーフォトニクスIPGP 新用途の回復は本物でも、価格競争で崩れた利益率の再建を先取りしており、今の時価総額は割高である 本質価値との差 −51.3% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SS&Cテクノロジーズ・ホールディングスSSNC 金融の記録基盤には強い堀が残るが、AIによる業務量とソフト単価の縮小を考えると、長期株主にとってなお割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −52.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 EPAMシステムズEPAM AI導入の実績と顧客基盤はあるが、人月課金の縮小が利益の寿命を削る。還元を含む10年価値からは割高 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テラウルフWULF 839MWの長期契約は本物だが、電力開発の堀より負債と希薄化が重い。10年価値では割高 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 NOKNOK AI向け光通信と通信特許には強みがあるが、無線設備の薄利と資本効率が重い。成長期待を織り込んだ現在の株価は割高と見る 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.6% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 エバーピュアP AI向けストレージと大口クラウド顧客の伸びは本物だが、株式報酬を含む利益で測る10年価値には約6割の割高感が残る 本質価値との差 −56.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ラムバスRMBS サーバー用メモリの要所を握る優良企業だが、特許の更新と競争の不確実性を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を約58%下回る割高水準にある 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 ビル・ホールディングスBILL 決済網と法人カードには残存価値があるが、AIによる業務ソフトの代替と収益性の弱さを考えると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.5% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 ズーム・コミュニケーションズZM 会議と電話の顧客基盤、豊富な純現金は強みだが、AIの席課金代替と一過性の投資益を除くと現在の評価に安全域は乏しい 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −60.1% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンストエナジーインダストリーズAEIS 半導体プラズマ電源の首位とAI向け高効率電源は魅力だが、顧客集中と買収・希薄化を織り込むと現在の時価総額に安全域はない 本質価値との差 −60.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 エラスティックESTC 検索と監視の基盤はAI時代にも残るが、税効果で膨らんだ純利益と重い株式報酬を除いて測ると、現値に安全域はなく「割高」。 本質価値との差 −60.6% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 ドロップボックスDBX ファイル保管は残るが、法人席課金のAI代替と借入依存の買い戻しが重い。10年の株主価値から見れば割高 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −62.1% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 クラビヨKVYO 使用量課金とデータ基盤は強いが、AIとShopify依存を織り込むと現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 センチネルワンS 自律型防御は10年後も必要だが、成長企業から利益企業への転換はまだ未証明。株式報酬と巨大競合の圧力を織り込むと、現在の評価に十分な安全域はない 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 UMCUMC 成熟工程の受託製造は10年後も必要だが、値下げと巨額の増設負担を織り込むと、現在の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 フォームファクターFORM 高密度プローブカードはAI半導体の検査に欠かせないが、顧客集中と設備負担を考えると現在の時価総額には大きな安全域の不足がある。 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −63.3% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 モンゴDBMDB データベースの置き換えにくさは本物だが、株式報酬を差し引くと利益の厚みが不足する。10年先を見ても現状の値段に安全域はない。 本質価値との差 −63.8% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 IBMIBM メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%) 本質価値との差 −64.2% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 ルーブリックRBRK 復旧の不可欠さと顧客拡大は本物だが、株式報酬込みの利益と競争を考えると、今の時価総額には10年先の成功が織り込まれすぎている。 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 ダイナトレースDT 可観測性の基盤と顧客の粘着性は魅力だが、株式報酬と大型買収後の利益を吟味すると、10年先の価値に対して現値は割高である 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 EXLサービス・ホールディングスEXLS 保険・医療のデータ基盤と成果報酬には競争力があるが、AIによる人月需要の縮小を織り込むと、現在の時価総額は割高 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 コグネックスCGNX 工場と物流の目を担う技術と顧客基盤は強いが、過去の再投資効率には疑問が残り、今の時価総額には長期株主が求める安全域がない 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 アレグロ・マイクロシステムズALGM 磁気センサーの首位と電源ICの伸びしろは魅力だが、株主の手に残るGAAP利益に比べて現在の時価総額は高すぎる 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 アントゥー・イノベーションONTO HBMの積層と先端実装の検査には確かな需要がある。しかし競争と買収負担を踏まえると、今の値段には十分な安全域がない 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ユーアイパスPATH AI関連の契約は伸び始めたが、既存RPAの代替と株主還元の実効性を考えると、10年の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リテルヒューズLFUS 電気の安全を守る部品には長持ちする強みがあるが、半導体の減損と買収依存を踏まえると、今の値段には安全域が乏しく割高である 本質価値との差 −66.5% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 ペイコム・ソフトウエアPAYC 給与・税務の基盤は残るが、AIによる業務画面の代替と借入を伴う巨額還元を織り込むと、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −67.3% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 サイタイムSITM 発振器とクロックの技術力は確かだが、巨額買収と株式希薄化を吸収する利益に対し、現時点の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −67.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 ASXASX 半導体後工程の世界首位でAI需要の追い風は強いが、巨額増設の回収が読みにくく、現在の評価には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 SAPSAP 会計・調達の記録基盤は十年後も残るが、AIが利用席と導入工数を削るため、現在の時価総額は長期の稼ぐ力に比べ割高 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 SKHYSKHY HBM首位の技術力と巨額還元は魅力だが、メモリの山の利益を永続とみなせず、10年の本質価値は基準時価総額を約66%下回る 本質価値との差 −68.6% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 デジタルオーシャンDOCN AI推論向けクラウドの成長は本物だが、設備負担と希薄化に比べ株価の期待が大きい。10年の本質価値では割高と判断する 本質価値との差 −68.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ペイロシティ・ホールディングPCTY 給与・税務の記録基盤には堀があるが、人事SaaSのAI代替と高い取得価格を考えると長期の安全域に乏しく、割高である 本質価値との差 −69.3% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 バイコアVICR AI電源の独自技術と特許使用料には大きな価値があるが、製造拡張と特許収益の成功を先取りした時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −70.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ラティス・セミコンダクターLSCC 低消費電力FPGAの設計採用には粘りがあるが、AMI買収後のGAAP利益と希薄化に比べ現時点の値付けは高く、10年の確率加重価値では割高と判断する 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 サムサラIOT 車載センサーと独自の現場データには堀があるが、株式報酬を差し引いた10年の利益に対して今の時価総額は大幅に割高 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 インテグリスENTG 半導体の歩留まりを守る材料と高純度部材には深い堀があるが、買収負債と薄い株主還元を踏まえると現在の評価は割高である 本質価値との差 −71.8% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 トリンブルTRMB 建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%) 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −7.2%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −73.6% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 リングセントラルRNG 電話回線の運用基盤は残るが、席課金がAIに削られる。利益回復と減債を認めても10年の価値は大幅な割高を示す 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −74.3% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −75.0% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 トーストTOST 飲食店の決済と業務記録を握る堀は本物だが、AIによる周辺ソフトの代替と利益率の限界を考えると、長期の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 ビアビ・ソリューションズVIAV 高速通信の品質を測る技術と紙幣の偽造防止に堀はあるが、買収後の利益回復を考えても今の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −75.4% · 10 年 割高(年 −5.7%) 割高 ドキュサインDOCU 電子署名の規模と契約データには堀があるが、AIによる既存課金の侵食は重い。10年先の利益と還元を考えても割高 本質価値との差 −75.7% · 10 年 割高(年 −8.7%) 割高 ゼットスケーラーZS ゼロトラストの通信基盤には強い堀がある。しかしAIによる席課金の縮小と巨額の株式報酬を考えると、10年先の利益でも今の時価総額を支えきれず、評価は割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 アプライド・オプトエレクトロニクスAAOI AI向け光通信の急成長は本物だが、顧客集中と巨額の設備投資が重く、10年の本質価値には大きな安全域がない 本質価値との差 −77.0% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 アップフォリオAPPF 不動産会計と決済を握る強みは本物だが、AIによる業務の再編と成熟後の利益を考えると、長期の安全域に乏しい割高な株価 本質価値との差 −77.1% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −77.9% · 10 年 割高(年 −9.3%) 割高 デュオリンゴDUOL 習慣化と無料学習のブランドは強いが、AI家庭教師の代替と一時的な税益を除く利益を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −8.1%) 割高 ベントレー・システムズBSY インフラ設計の深い堀と高い顧客定着率は魅力だが、AIによる利用席数の減少と現在の利益水準を考えると、長期の安全域が乏しく割高 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 ガイドワイア・ソフトウェアGWRE 損保の契約と保険金支払を支える基幹ソフトには強い堀があるが、AI代替と大型買収の負担を考えると、現値に長期投資の安全域は乏しい。 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 トゥイリオTWLO 世界最大級の通信API基盤は10年後も必要だが、通信会社への依存と株式報酬が利益を薄くする。現在の評価は将来の成功を大きく先取りしており、割高と判断する。 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 ハブスポットHUBS 顧客データ基盤には本物の堀があるが、AIによる席課金の代替と株式報酬を考えると、10年価値は現時価を大幅に下回る 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −80.6% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 クオンティニュアムQNT 技術の先行は本物だが、商用の堀と黒字化は未証明で、約99億ドルの評価には十年の最良に近い成功が要る 本質価値との差 −82.3% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 コアウィーブCRWV AI計算基盤の需要は本物だが、借入とGPU更新費を引いた株主利益はまだ証明されていない。長期の本質価値は市場評価を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 プロコア・テクノロジーズPCOR 現場の共同記録には堀があるが、買収後の資金負担とAIによる事務ソフトの縮小を考えると、長期のオーナー利益に対して割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 ギットラブGTLB ソフト開発の記録と統制を握る有望な基盤企業だが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、今の時価総額には長期の安全域がなく、割高と判断する。 本質価値との差 −83.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 メイコム・テクノロジー・ソリューションズ・ホールディングスMTSI 光通信と高周波の独自技術は生き残るが、巨額の期待に対して株主へ帰るGAAP利益がまだ足りず、割高と判断する 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 アプライド・デジタルAPLD 1,410MWの長期契約は魅力だが、建設債務と優先出資者への分配が重い。普通株主に残る利益を測ると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −83.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 スノーフレークSNOW 企業データを束ねる基盤には堀があるが、株式報酬を差し引いた利益が株価に追いつかない。10年先の本質価値からは割高である。 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 マンハッタン・アソシエイツMANH 倉庫と受注の実行基盤には深い乗り換え費用がある。しかし導入工数のAI代替と高い株価を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 クラウドフレアNET 世界の通信を守る堀は強い。しかしGAAP利益と株主の取り分から10年後を測ると、現在の時価総額は本質価値を大幅に超える。 本質価値との差 −84.0% · 10 年 割高(年 −9.5%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −84.8% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −86.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 オクタOKTA 企業の認証基盤は10年後も必要だが、席課金の縮小と巨大競合を織り込むと、株価はGAAP利益の裏付けを大きく先取りしており割高だ。 本質価値との差 −87.0% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −13.6%) 割高 IonQ INCIONQ 量子計算の有望な技術と米国内の製造基盤を得たが、収益化・競争・希薄化の不確実性に対し、現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 アトラシアン クラスATEAM 仕事の履歴を握るJiraの堀は厚いが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、現在の値付けには大きな安全域不足がある 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 ユニティー・ソフトウェアU ゲーム開発基盤の強みとAI広告の急成長は魅力だが、株式報酬を差し引いた稼ぐ力では現在の時価総額を支えきれず、大幅な割高 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.2%) 割高 ビアサットVSAT 衛星通信網と周波数免許には長く残る価値があるが、巨額の負債と低軌道衛星との競争を考えると、現在の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −91.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 フィグマFIG 共同設計の強固な基盤は残るが、AIによる席課金の代替と株式報酬がオーナー利益を圧迫し、10年先の価値に対して割高 本質価値との差 −95.2% · 10 年 割高(年 −15.6%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. Ingram Micro 2025 Form 10-K
  2. Ingram Micro 2026年第2四半期決算
  3. Ingram Micro 2026 Capital Markets Day

分析日 2026-10-23