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IBM IBM

メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%)

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)85.99 ドル816 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)252.1 ドル2,392 億ドル差 −65.9%
10 年後から見ると 割高 価値 85.99 ドル816 億ドル · 差 −65.9% · 期待の年率 −3.9%
期待の年率リターン(10 年)−3.9%資本コスト比 −13.1 pt
推定の資本コスト9.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

IBM は、レッドハットなどのソフト(売上の 4 割強)、メインフレームのインフラ、IT 改革と運用のコンサルティングを持つ会社で、2025 年の売上は 675 億ドル、営業利益率は約 21%、フリーキャッシュフローは 147 億ドル。筆者の結論は割高で、コンサルは人月型、ソフトは基盤と席の混合、メインフレームは記録の正本として分けて見た。

コンサルは要員約 16 万人の人月で売る仕事で、AI エージェントが最も置き換えやすい。数量を今の0.65倍、価格を物価に届かない1.25倍に置いた。ソフトは基盤(レッドハット)が中心だが、自動化・取引処理・データ管理の席・開発者向けの課金も含むため、数量0.92倍・価格1.25倍とした。メインフレームは銀行・保険・政府の基幹系に入り、乗り換えに年単位の移行と規制対応が要る。開示で確かめられる証拠が 2 つあるので、その部分の利益比で g を認めた。AI を自社の売り物にした金額の開示は、売上の裏付けを確かめられなかったため、楽観でも数量は今以下とした。

中立の売上は今の1.04倍の701億ドル、純利益は96.3億ドル。k は基本 8.0% に上乗せ+1.25%で9.25%、倍率は10.9倍。やや悲観と悲観の確率は合わせて35%。本質価値は 816億ドル、今の時価総額 2,202億ドル に対して-63%で、評価は割高。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、メインフレームは銀行・保険・政府の基幹系に深く入り、10 年後も存在する確信が高い。ソフトの経常収益が売上の大半を占める点も質が高い。堀は、乗り換えに年単位の移行と規制対応が要る点と、基幹系の業界共同利用の 2 点で認める。

弱いのはコンサルで、利益率が低く AI で人月が減りやすい。買収で積み上げたソフトは、有機の成長が横ばいのまま借金が増える形になっていないかを見る。オーナー利益は、一回限りの税の効果を除いた GAAP の純利益で見て、起点は約 92 億ドルとした。

本質価値は 816億ドル で、今の時価総額 2,202億ドル に対して-63%。堀のあるメインフレームにだけ長く続く値上げを認め、人月と席には高い値を払わない。10 年後の利益への確信は中程度で、安全域は厚くない。

何で稼ぐ会社か

売上は 3 つの部門に分かれる。ソフトウェア(2025 年に約 298 億ドルと推定)は、レッドハット(オープンソースの基盤ソフトと、OpenShift というコンテナの運用基盤)、オートメーション(業務の自動化・監視)、データ(データベース・watsonx・2025 年 2 月に完了したハシコープ、2026 年 3 月に完了したコンフルエントを含む)、取引処理(メインフレームで動く基幹ソフト)からなる。ソフト売上の約 8 割が経常型で、経常収益は 246 億ドル(+8%)に達する。

コンサルティング(約 211 億ドル)は、顧客の IT 改革・クラウド移行・アプリ開発と運用を人月で請け負う。受注の約半分が生成 AI 関連で、生成 AI の累計受注は 2025 年末に 125 億ドルを超えた。ただし売上は 2025 年にほぼ横ばいで、利益率はアクセンチュアに比べ低い。インフラ(約 167 億ドル、顧客向けファイナンスを含む)は、メインフレーム(IBM Z)・パワー・ストレージ・分散サーバー。メインフレームは約 4 年周期で新機種が出て、2025 年は z17 の発売で +12% と大きく伸びた。

収益は、ソフトの経常契約と、メインフレームのハードと基幹ソフトの買い替えサイクル、コンサルの人月の 3 本立て。部門の違いは大きく、ソフトとインフラが利益の大半を稼ぎ、コンサルは売上の 3 割強ながら利益の 1 割台にとどまる。

優良さと弱いところ

堀は 3 つある。第一は切り替えの費用で、メインフレームとその上の取引処理ソフトは、銀行・保険・航空・政府の基幹系で何十年も動いており、移すには数年と大きな危険を伴う。約 4 年ごとの新機種で買い替えが起き、事実上競合のいない市場である。第二はレッドハットで、企業のハイブリッド・クラウドの標準基盤として、大手クラウドとも提携しながら存在感を保つ(2026 年 4〜6 月期に +11%)。第三はコンサルとソフトを組み合わせて売れる顧客との深い関係である。

資本効率は ROE 32% と高く見えるが、自己資本が自社株買いと年金の影響で小さいことが大きな理由で、実質の資本の稼ぐ力は営業利益率 21%、フリーキャッシュフロー 147 億ドルで見るのが適切である。純有利子負債は 501 億ドル(ファイナンス部門の借入を含む)で、2026 年にはコンフルエント(約 110 億ドル)の現金払いでさらに増えた。配当は 30 年近く連続して増え、年約 64 億ドル、自社株買いは 2020 年以降ほぼ止まっている。

弱点は 4 つ。コンサルの利益率の低さと AI による人月の減少、取引処理ソフトの減少(2026 年 4〜6 月期に −9%)、メインフレームの周期の山の反動、2014〜2021 年に売上を約 4 割減らした過去の実績である。経営はアービンド・クリシュナ氏(CEO)が主導し、事業の入れ替え(2021 年にインフラ運用を分離してキンドリルとし、ソフト中心へ移行)を進めてきた。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

IBM は 3 つの市場にまたがる。業界ノートでは、ソフトは約 8,000 億ドルの市場で中立の売上は年 +4.5%(座席は減るが AI の消費量が補う)、IT サービスは約 1.5 兆ドルの市場で人月が年 −2%・単価が年 +3% で売上は年 +1% である。IBM のソフトの伸びは平均を上回り(2025 年に約 +9%)、コンサルは市場並みかそれ以下で伸びている。

競争は、ソフトではマイクロソフト・オラクル・SAP・大手クラウド各社(アマゾン、グーグル)と、データ基盤のデータブリックス・スノーフレイクが相手になる。レッドハットは SUSE やクラウド各社の運用基盤と競合し、データ基盤は AI のデータ接続の層で争う。コンサルはアクセンチュア(売上約 700 億ドル)、キンドリル、インドの TCS・インフォシス・コグニザントと戦い、IBM は低価格のインド勢と、高い利益率のアクセンチュアに挟まれる。インフラはメインフレームは独占だが、分散サーバーはデル・HPE などと競う。

循環でいえば、メインフレームは z17 の山を越えつつあり、ソフトは AI 設備投資の波の中で買収(ハシコープ・コンフルエント)の上乗せを受ける段階にいる。2026 年 2 月にはソフト株から 1 兆ドル超の時価が消えたと報じられ、IT サービスは AI による値崩れ懸念で、正常利益の 4.5 倍以下まで売られた。分かれ目は、AI が人月を削る速さと、IBM のデータ基盤が AI の接続層として選ばれるかである。

【AIエージェント代替】コンサルは人月の置き換えを、ソフトは席・開発者向け課金の揺らぎを受ける。メインフレームは記録の正本で、AI の影響が小さい代わりに周期で振れる。10 年の中立は売上が今の1.04倍になると置いた。

資本政策と M&A

還元は配当が中心で、年約 64 億ドル(連続増配)。自社株買いは 2020 年以降ほとんどなく、株数は株式報酬で年約 1% 増えている。そのため正味の還元は、配当から株式報酬による株の増加分を引いた額で見る。フリーキャッシュフローは 2025 年に 147 億ドル、2026 年は +10 億ドル程度の目標が維持された。

M&A は積極的で、ハシコープ(約 64 億ドル、2025 年 2 月完了)、コンフルエント(約 110 億ドル、2026 年 3 月完了・現金払い・のれん約 72 億ドル)と、データ・自動化の基盤を買って AI 向けに束ねる戦略である。ただしコンフルエントの買収後もソフトの有機成長は横ばいで、買収が成長を作っているのか、有機の弱さを買収で隠しているのかは注意して見る必要がある。コンフルエントは製品の重なりの整理が課題で、初年に調整後 EBITDA、2 年目にフリーキャッシュフローへ貢献する見込みである。

今後の鍵は 2 つ。第一に、買収で増えた借金を返しながら、増配を維持できるか。第二に、買収で買ったソフトの伸びを有機で保てるか(買収のたびに伸びが戻らなければ、資本配分は失敗になる)。大型の買収は規制と財務の面で続けにくく、IBM が買われる側になる可能性はほぼない。

【還元の置き方】10 年の還元は純利益の累計の約 75% と置いた(配当が純利益の約7割。残りは買収に回す)。残らない分は、伸びが止まる中立の筋書きでは成長に回す元手が要らないため返す。株式報酬は GAAP の純利益ですでに費用として引いている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

IBM は AI の波を、データと基盤の側から取りに行っている。ソフトは 2025 年に約 +9% と過去最高の伸びで、経常収益は 246 億ドル(+8%)。レッドハットは 2026 年 4〜6 月期に +11% に加速し、データは +18%、ハシコープとコンフルエントを加えて、AI エージェントがデータとサーバーの間を流れる接続層の標準を狙う。生成 AI の累計受注は 125 億ドルを超え、コンサルの受注の約半分、受注残の 3 割超が生成 AI 関連で、コンサルの受注も 2 四半期連続で増えている。

メインフレームは z17 の発売後 5 四半期の売上が前世代の約 130% と強く、分散インフラの受注残は過去最高である。メインフレームは事実上独占で、銀行・保険の基幹系は AI が増えるほど処理の信頼性が重くなる。量子コンピューターでも先行し、10 年のうちに新しい成長源になる余地がある。営業利益率は 2025 年に 21% と過去最高水準で、2026 年も +1 ポイントの改善を見込み、フリーキャッシュフローは 147 億ドルで配当 64 億ドルを十分に賄う。今の PER 21 倍は、過去の 12〜13 倍からは高いが、ソフト中心に事業が入れ替わった会社としては妥当である。

慎重な見方

成長の中身が弱い。2026 年 4〜6 月期のソフトは +5% でも買収を除くと横ばいで、取引処理は −9%、インフラは −7%、全社のガイドは 5% 超から 4〜5% へ下がった。コンフルエントの約 110 億ドルとハシコープの約 64 億ドルを足してなお有機が伸びないのは、買収で成長を買っている形である。

コンサルは売上が 2025 年にほぼ横ばいで、利益率はアクセンチュアに及ばず、AI が保守・開発・テストの人月を直接削る最前線にある。2026 年の IT サービス株は、正常利益の 4.5 倍以下まで売られた。IBM のコンサルは受注が +6% でも売上は +1% と、受注が売上に変わる速度が遅い。メインフレームは約 4 年周期の山を越えており、2026 年 4〜6 月期の IBM Z は想定を下回った。

過去の実績も重い。2014〜2021 年に売上は 928 億ドルから 574 億ドルへ約 4 割減り、純利益も 168 億ドルから 57 億ドルへ減った。純利益 106 億ドルの 2025 年は好調の年で、2022 年は 16 億ドル、2024 年は 60 億ドルである。自己資本が小さく ROE が高く見えるだけで、PBR 6.8 倍は帳簿で見ると高い。今の PER 21 倍は、過去 20 期の 75% 点(21 倍)に並ぶ高さである。 コンサルが AI エージェントに置き換わり、取引処理ソフトも減る中で、買収で積んだソフトの有機成長が戻らなければ、IBM が 2014〜2021 年に売上を縮めた先例を繰り返す。

どちらに重みを置いたか

強気はメインフレームの堀とソフトの経常収益を言い、慎重はコンサルの置き換えと買収頼みの成長を言う。コンサルを人月型、ソフトを基盤と席の混合、メインフレームを記録の正本として分け、堀の部分にだけ g を認めた。やや悲観と悲観を合わせて35%とし、AI 代替は数量・価格に主に入れて k・g では重ねていない。結論は割高。強気が正しければメインフレームの周期が全体を支え、慎重が正しければ買収の積み上げが重荷になる。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 101.09 ドル959 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 68.88 ドル653 億ドル)。 今の値に割り戻すと 85.99 ドル816 億ドル、今との差 −65.9%、 期待の年率 −3.9%(資本コスト 9.3%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 135.89 ドル1,289 億ドル 82.96 ドル787 億ドル −13.2% −1.4% 15.32 ドル145 億ドル
やや楽観 20% 121.70 ドル1,155 億ドル 78.11 ドル741 億ドル −20.7% −2.3% 39.96 ドル379 億ドル
中立 38% 110.86 ドル1,052 億ドル 74.42 ドル706 億ドル −26.5% −3.0% 70.41 ドル668 億ドル
やや悲観 23% 88.03 ドル835 億ドル 65.88 ドル625 億ドル −39.0% −4.8% 35.40 ドル336 億ドル
悲観 12% 40.51 ドル384 億ドル 33.52 ドル318 億ドル −70.6% −11.5% 8.88 ドル84 億ドル
加重平均100% 101.09 ドル959 億ドル68.88 ドル653 億ドル −32.6% −3.9% 169.97 ドル1,612 億ドル

今の株価時価総額 252.11 ドル2,392 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.3% を下回るほど割高。

楽観 7% ソフトとメインフレームが踏みとどまり、コンサルの減りも緩やか 利益 118 億ドル · PER 10.9 倍 · 株価時価総額 135.89 ドル1,289 億ドル

メインフレームの新機種の周期が続き、ソフトの有機成長が戻る最良の筋書き。ただし AI を自社の売り物にして売上が出た金額の裏付けは確かめられないので、ソフトの数量は今の1.00倍が上限、コンサルは0.75倍。売上は820億ドル、純利益は118億ドル。 内訳はソフトウェア=数量1.00倍・価格1.34倍・利益率31.8%、コンサルティング=数量0.75倍・価格1.34倍・利益率10.6%、インフラストラクチャー=数量1.00倍・価格1.26倍・利益率21.5%。 この筋書きの確率は7%。結果は、売上が今の1.21倍の820億ドル、営業利益181億ドル、純利益118億ドル、自己資本589億ドル、10年の正味の還元787億ドル、時価総額1,289億ドル(PER10.9倍)。 10年の純利益の累計は1,049億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。

  • ソフトウェア:数量 8,000(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 5.0%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率(物価・値上げ))→ 売上 399 億ドル・営業利益 127 億ドル。数量1.00倍・価格1.34倍・営業利益率31.8%(人月と記録の正本の混合)
  • コンサルティング:数量 12.0(コンサルタント・技術者数(万人))× 価格 18(1 人あたりの年間売上(万ドル))→ 売上 211 億ドル・営業利益 22 億ドル。数量0.75倍・価格1.34倍・営業利益率10.6%(人月型)
  • インフラストラクチャー:数量 3,000(IBM が関わる企業向けインフラ市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 7.0%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率)→ 売上 211 億ドル・営業利益 45 億ドル。数量1.00倍・価格1.26倍・営業利益率21.5%(記録の正本型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.30%(記録の正本の部分だけ物価並みの値上げが続く。利益の加重)の正当化PER:事業のROE20.0%、RONIC=k+0.50×(ROE−k)=14.6%、(1−g÷RONIC)÷(k−g)=10.9倍。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:AI の売上の金額開示を確かめられないため、楽観でも数量は今以下。7%。

やや楽観 20% メインフレームの周期が戻り、コンサルは緩やかに縮む 利益 106 億ドル · PER 10.9 倍 · 株価時価総額 121.70 ドル1,155 億ドル

ソフトは0.96倍、メインフレームは周期の山と谷をならして0.97倍、コンサルは0.70倍。売上は756億ドル、純利益は106億ドル。 内訳はソフトウェア=数量0.96倍・価格1.29倍・利益率30.9%、コンサルティング=数量0.70倍・価格1.29倍・利益率10.3%、インフラストラクチャー=数量0.97倍・価格1.22倍・利益率20.9%。 この筋書きの確率は20%。結果は、売上が今の1.12倍の756億ドル、営業利益162億ドル、純利益106億ドル、自己資本574億ドル、10年の正味の還元741億ドル、時価総額1,154億ドル(PER10.9倍)。 10年の純利益の累計は988億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。

  • ソフトウェア:数量 7,680(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 4.8%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率(物価・値上げ))→ 売上 368 億ドル・営業利益 114 億ドル。数量0.96倍・価格1.29倍・営業利益率30.9%(人月と記録の正本の混合)
  • コンサルティング:数量 11.2(コンサルタント・技術者数(万人))× 価格 17(1 人あたりの年間売上(万ドル))→ 売上 190 億ドル・営業利益 20 億ドル。数量0.70倍・価格1.29倍・営業利益率10.3%(人月型)
  • インフラストラクチャー:数量 2,925(IBM が関わる企業向けインフラ市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 6.8%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率)→ 売上 198 億ドル・営業利益 41 億ドル。数量0.97倍・価格1.22倍・営業利益率20.9%(記録の正本型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.30%(記録の正本の部分だけ物価並みの値上げが続く。利益の加重)の正当化PER:事業のROE18.4%、RONIC=k+0.50×(ROE−k)=13.8%、(1−g÷RONIC)÷(k−g)=10.9倍。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:メインフレームの周期が戻る筋書き。20%。

中立 38% コンサルが縮み、ソフトの伸びも物価に届かない 利益 96 億ドル · PER 10.9 倍 · 株価時価総額 110.86 ドル1,052 億ドル

コンサルの人月は AI エージェントに置き換わって数量0.65倍、利益率10.1%。ソフトは買収の効果が出ても有機成長が横ばいで数量0.92倍、価格1.25倍。メインフレームは数量0.95倍。売上は701億ドル、営業利益は148億ドル、純利益は96.3億ドル。 内訳はソフトウェア=数量0.92倍・価格1.25倍・利益率30.3%、コンサルティング=数量0.65倍・価格1.25倍・利益率10.1%、インフラストラクチャー=数量0.95倍・価格1.18倍・利益率20.5%。 この筋書きの確率は38%。結果は、売上が今の1.04倍の701億ドル、営業利益148億ドル、純利益96.3億ドル、自己資本562億ドル、10年の正味の還元706億ドル、時価総額1,052億ドル(PER10.9倍)。 10年の純利益の累計は942億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。

  • ソフトウェア:数量 7,360(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 4.7%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率(物価・値上げ))→ 売上 343 億ドル・営業利益 104 億ドル。数量0.92倍・価格1.25倍・営業利益率30.3%(人月と記録の正本の混合)
  • コンサルティング:数量 10.4(コンサルタント・技術者数(万人))× 価格 16(1 人あたりの年間売上(万ドル))→ 売上 171 億ドル・営業利益 17 億ドル。数量0.65倍・価格1.25倍・営業利益率10.1%(人月型)
  • インフラストラクチャー:数量 2,850(IBM が関わる企業向けインフラ市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 6.6%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率)→ 売上 187 億ドル・営業利益 38 億ドル。数量0.95倍・価格1.18倍・営業利益率20.5%(記録の正本型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.30%(記録の正本の部分だけ物価並みの値上げが続く。利益の加重)の正当化PER:事業のROE17.1%、RONIC=k+0.50×(ROE−k)=13.2%、(1−g÷RONIC)÷(k−g)=10.9倍。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:コンサルが縮み、ソフトが横ばいに近い中心の筋書き。38%。

やや悲観 23% 買収で積んだソフトの有機成長が止まり、コンサルが細る 利益 77 億ドル · PER 10.9 倍 · 株価時価総額 88.03 ドル835 億ドル

ソフトの有機成長が止まり、コンサルは顧客の内製化とインド勢の値下げで細る。数量はソフト0.85倍、コンサル0.60倍、価格は1.21倍・1.21倍。売上は626億ドル、純利益は76.7億ドル。 内訳はソフトウェア=数量0.85倍・価格1.21倍・利益率27.2%、コンサルティング=数量0.60倍・価格1.21倍・利益率9.1%、インフラストラクチャー=数量0.87倍・価格1.14倍・利益率18.4%。 この筋書きの確率は23%。結果は、売上が今の0.93倍の626億ドル、営業利益118億ドル、純利益76.7億ドル、自己資本535億ドル、10年の正味の還元625億ドル、時価総額835億ドル(PER10.9倍)。 10年の純利益の累計は834億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。

  • ソフトウェア:数量 6,771(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 4.5%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率(物価・値上げ))→ 売上 306 億ドル・営業利益 83 億ドル。数量0.85倍・価格1.21倍・営業利益率27.2%(人月と記録の正本の混合)
  • コンサルティング:数量 9.6(コンサルタント・技術者数(万人))× 価格 16(1 人あたりの年間売上(万ドル))→ 売上 153 億ドル・営業利益 14 億ドル。数量0.60倍・価格1.21倍・営業利益率9.1%(人月型)
  • インフラストラクチャー:数量 2,622(IBM が関わる企業向けインフラ市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 6.4%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率)→ 売上 167 億ドル・営業利益 31 億ドル。数量0.87倍・価格1.14倍・営業利益率18.4%(記録の正本型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.30%(記録の正本の部分だけ物価並みの値上げが続く。利益の加重)の正当化PER:事業のROE14.3%、RONIC=k+0.50×(ROE−k)=11.8%、(1−g÷RONIC)÷(k−g)=10.9倍。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:有機成長が止まる筋書き。23%。

悲観 12% コンサルが半分近くに縮み、ソフトも値下げ圧力を受ける 利益 36 億ドル · PER 10.8 倍 · 株価時価総額 40.51 ドル384 億ドル

コンサルは AI エージェントに置き換わり数量0.47倍、ソフトも内製と値下げで0.66倍まで縮む。メインフレームの周期も谷に入り、利益率が崩れる。売上は454億ドル、純利益は35.6億ドル。 内訳はソフトウェア=数量0.66倍・価格1.12倍・利益率18.2%、コンサルティング=数量0.47倍・価格1.12倍・利益率6.1%、インフラストラクチャー=数量0.68倍・価格1.06倍・利益率12.3%。 この筋書きの確率は12%。結果は、売上が今の0.67倍の454億ドル、営業利益54.7億ドル、純利益35.6億ドル、自己資本574億ドル、10年の正味の還元318億ドル、時価総額384億ドル(PER10.8倍)。 10年の純利益の累計は566億ドル(起点の純利益から最終年へ、毎年ほぼ一定の率または幅で動く道筋で積んだ)で、自己資本は今に累計を足して還元を引いた。

  • ソフトウェア:数量 5,299(対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 4.2%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率(物価・値上げ))→ 売上 222 億ドル・営業利益 40 億ドル。数量0.66倍・価格1.12倍・営業利益率18.2%(人月と記録の正本の混合)
  • コンサルティング:数量 7.5(コンサルタント・技術者数(万人))× 価格 15(1 人あたりの年間売上(万ドル))→ 売上 111 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量0.47倍・価格1.12倍・営業利益率6.1%(人月型)
  • インフラストラクチャー:数量 2,052(IBM が関わる企業向けインフラ市場の実質規模(億ドル・2025 年価格))× 価格 5.9%(1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率)→ 売上 121 億ドル・営業利益 15 億ドル。数量0.68倍・価格1.06倍・営業利益率12.3%(記録の正本型)

倍率:10年より先の名目の伸びg=0.00%(人月・席の型は0%以下。実質の縮みは10年の数量に入れ済み)で、利益を全部株主に分ける形の正当化PER=1÷(k−g)=1÷(9.2%+-0.00%)=10.8倍(事業のROE6.2%)。純利益はGAAP(株式報酬は費用)。AIエージェント代替はgと別に数量・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:コンサルとソフトの両方が置き換わる筋書き。12%で、やや悲観と合わせて35%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

ソフトウェア

レッドハット・オートメーション・データ・取引処理(メインフレーム向け)などの経常型ソフト。ハシコープ・コンフルエントを含む。

数量対象市場の実質規模(億ドル・2025 年価格)価格1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率(物価・値上げ)売上営業利益
今 2025/12 8,000 3.7% 298 93
10 年後 中立 7,360 4.7% 343 104

取り方:2025 年の売上 675 億ドルのうちソフトを約 298 億ドルと推定(ソフトは通年で約 +9%)。業界ノートの業務・基盤ソフト市場(約 8,000 億ドル、実質で年 +2%)に対するシェアは 3.7% 前後。数量=市場の実質規模(8,000 億ドル)、価格=シェア(3.7%)× 単価の倍率として置く(シェアの伸びは買収で上がり、単価は中立で物価だけ 3 年 1.11 倍・10 年 1.41 倍)。営業利益は部門の利益率を 31% 前後と推定。競合はマイクロソフト・オラクル・SAP・スプランク(シスコ傘下)・データブリックスなど。 【AIエージェント代替の見直し】ソフトは基盤(レッドハット)と席・開発者向けの自動化・取引処理・データ管理の混合。基盤は席の型ではないので席の表は直接使わず、数量0.92倍(有機成長が横ばいで取引処理が減る分)、価格は物価に届かない1.25倍。

コンサルティング

IT 改革・業務変革・アプリ開発と運用の人月ビジネス。生成 AI 関連が受注の約半分。

数量コンサルタント・技術者数(万人)価格1 人あたりの年間売上(万ドル)売上営業利益
今 2025/12 16.0 13 211 23
10 年後 中立 10.4 16 171 17

取り方:2025 年の売上を約 211 億ドル、要員を約 16 万人(推定)として 1 人あたり約 13.2 万ドル。世界の IT サービス市場は約 1.5 兆ドルで、IBM のシェアは 1.4% 前後。数量は人月(要員数)、価格は人月の単価。業界ノートは中立で人月が年 −2%・単価が年 +3%。競合はアクセンチュア(売上約 700 億ドル・営業利益率 15% 前後)、キンドリル、インドの TCS・インフォシス・コグニザント。営業利益率は 11% 前後と推定(アクセンチュアより低い)。 【AIエージェント代替の見直し】コンサルは人月型(AI エージェント代替)。IBM のコンサルはアクセンチュアより利益率が低く、置き換えの打撃が大きい。数量は中立で0.65倍、価格1.25倍、利益率は今の 11% から10.1%へ。

インフラストラクチャー

メインフレーム(IBM Z)・パワー・ストレージ・分散サーバーと、ファイナンス部門(顧客向け融資)。

数量IBM が関わる企業向けインフラ市場の実質規模(億ドル・2025 年価格)価格1 億ドルの市場あたりの IBM 売上(億ドル)= シェア × 単価の倍率売上営業利益
今 2025/12 3,000 5.6% 167 36
10 年後 中立 2,850 6.6% 187 38

取り方:2025 年のインフラは約 +12%(z17 の発売の山)で約 160 億ドル、ファイナンス約 7 億ドルを合わせ 167 億ドルと推定。メインフレームは事実上 IBM の独占(銀行・保険・政府の基幹系)で、周期は約 4 年。2026 年 4〜6 月期は -7% と山を越えつつある。分散サーバー・ストレージはデル・HPE・ピュアストレージなどと競合する。営業利益率は 21% 前後と推定。市場は IBM が関わる企業向けのサーバー・ストレージ・メインフレーム市場を約 3,000 億ドル(推定)とし、シェアは 5.6%。 【AIエージェント代替の見直し】インフラはメインフレームが中心。銀行・保険・政府の基幹系に入り、乗り換えに年単位の移行と規制対応が要る記録の正本。独占に近い構造と、基幹系の業界共同利用の 2 つの証拠があり、g を +1.0%(全社では利益比)とした。数量0.95倍、価格1.18倍。AI の影響は小さいが周期で振れる。

リスクと懸念

AI エージェント代替(コンサルの人月とソフトの席)

IBM の売上の 3 割はコンサルの人月で、AI エージェントが設計・テスト・運用を肩代わりすれば数量も単価も下がる。ソフトも自動化・取引処理・データ管理の領域で AI エージェントが画面操作を飛ばせば、席や開発者向けの課金が崩れうる。中立の売上は今の1.04倍、悲観では0.67倍と置いた。メインフレームは記録の正本として堀を認めた。

取引処理ソフトの減少と有機成長の弱さ

2026 年 4〜6 月期に取引処理は −9%、ソフト全体は買収を除くと横ばい。顧客が契約更新の予算をサーバー・ストレージの購入に回す動きもある。買収(ハシコープ・コンフルエント)の上乗せを除くと成長が見えにくく、買収が止まれば成長率が下がる。

メインフレームの周期の反動

約 4 年ごとの新機種の山を過ぎると、インフラの売上が減る。2026 年 4〜6 月期は −7%、IBM Z は想定を下回った。z17 の 5 四半期の売上は前世代の約 130% と強かった分、2027〜2028 年の反動は大きくなりうる。分散インフラが補えない場合、利益の落ち込みが大きい。

買収の実行と財務

ハシコープ(約 64 億ドル)とコンフルエント(約 110 億ドル、のれん約 72 億ドル)で借金が増え、純有利子負債は 501 億ドルを超える。製品の重なりの整理に失敗すれば、減損と利益率の悪化を招く。増配を続けながら借金を返す余裕は、フリーキャッシュフロー 147 億ドルに左右される。

大手クラウド・データ基盤の競争

マイクロソフト・アマゾン・グーグルが基盤ソフトとデータ接続を標準機能として提供し、データブリックス・スノーフレイクが範囲を広げる。レッドハットの価格競争や、メインフレームのクラウド移行(AI による COBOL の書き換え)が進むと、堀が薄くなる。

過去の実績と年金・為替

2014〜2021 年に売上は約 4 割減り、事業の入れ替えに 7 年を要した。年金の積立・為替(ドル高で海外売上が減る)・訴訟など、本業以外の利益の振れも大きい。2025 年の純利益 106 億ドルは 2024 年(60 億ドル)より好調で、持続するかを慎重に見る必要がある。

今後の分かれ目

ソフトの有機成長(買収を除く)が 3% を超えて 2 年続いたら
楽観・やや楽観の確率を上げる。買収が価値を生んでいる証拠で、ソフトの利益率の置き方を 1〜2 ポイント上げてよい。
コンサルの売上が受注の伸びに追いつき、2 年連続で +3% 以上になったら
AI が人月を減らす速さより、AI 案件の増加が上回る合図。コンサルの人月を横ばいに置いた中立の置き方を維持するか、やや楽観に寄せる。
コンサルの受注が減り、1 人あたりの売上が 3 年続けて物価を下回ったら
10 年のやや悲観・悲観の確率を上げ、コンサルの利益率を 8% 以下に置き直す。
IBM Z の次の新機種(z18 相当)が前世代より売上で弱かったら
メインフレームの周期が縮んでいる合図。インフラの数量を 1 割減らして見直す。
コンフルエントの統合が進まず、のれんの減損が出たら
買収の資本配分に疑いが出る。10 年の悲観・やや悲観の確率を上げ、倍率を 1〜2 倍下げて見る。
自社株買いを再開し、株式報酬による株の増加を打ち消したら
正味の還元が増える。還元の置き方を引き上げて見る。ただし割高なうちの買い戻しは株主価値を壊す。
AI 関連の受注が金額つきで開示され、売上として立ち、全社の 1 割を超えたら
人月に頼らない収益源の合図。楽観の数量を今の 1.0 倍より上で見直す。
コンサルの受注が 2 年続けて前年を割り、ソフトの有機成長が 0 を下回ったら
置き換えが人月と席の両方に及んだ合図。数量を中立の{con_base_vm:.2f}倍・{sw_base_vm:.2f}倍より下げ、やや悲観・悲観の確率を上げる。

見ておくもの

  • ソフトの有機成長(買収を除く)と取引処理・レッドハット・データの内訳
  • コンサルの受注と売上の差、1 人あたり売上、要員数
  • IBM Z の売上と受注、分散インフラの受注残
  • 営業利益率とフリーキャッシュフロー(株式報酬・年金を考慮)
  • コンフルエント・ハシコープの統合状況とのれんの減損
  • 純有利子負債と配当の余裕
  • AI 関連の受注・売上の金額と、コンサルの受注・ソフトの有機成長

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額 2,202億ドル や今の PER 約 21 倍は見ずに、3 部門を型で分けて数量(0.65〜0.95 倍)と価格(物価に届かない 1.18〜1.25 倍)を置いた。倍率は正当化 PER で、k は基本 8.0% + 景気 0.25 + 借金 0.25 + 寿命 0.75 = 9.25%、g はメインフレーム(2 つの証拠)の利益比で0.3%。AI 代替は数量・価格に主に入れ、k・確率(悲観側35%)・g に重ねていない。起点の純利益は一回限りの税の効果を除いて約 92 億ドルと置いた。

資本コスト 9.3% = 無リスク金利 5% + β 0.87 × 5%。k = 基本 8.0% + quality 1.25% = 9.25%(β は使わない)。メインフレームの周期とコンサルの受注で業績が振れる(cycle +0.25)。値決めは、ソフトとメインフレームの強さとコンサルの競争で 0。純負債は時価総額の 2 割強(多くは金融事業の借入)で EBITDA の 2〜3 倍(debt +0.25)。寿命は、コンサルの人月型(+1.0〜1.5)とメインフレームの記録の正本(+0.5)の加重で +0.75%。個別のリスクは k に足さず筋書きと確率で表した。

同じ業種(情報技術)の AI 分析

やや割安 ゴーダディGDDY FCF の約 13% が株主に戻る定期課金の事業。AI で入口を奪われる恐れを 4 割超の確率で織り込んでも、資本コストを超える稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、確率で加重した価値は今より約 3 割高く「やや割安」 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ジェン・デジタルGEN 消費者向けの防御と身元保護で解約の少ない定額収入を持つが、借金が重い。利益ベースの上限で倍率を置いてもやや割安で、悲観では借金が株主価値を削る 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) 適正 アップラビンAPP 配信 AI の稼ぐ力は突出するが、プラットフォーム依存と規制の影が重い。利益ベースの正当化 PER で測ると、悲観を厚く置いて「適正」まで下がる 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 エヌビディアNVDA AI 計算の事実上の標準を握る稼ぐ力は桁違いで、今の時価総額は確率で加重した価値を 4% ほど上回るだけの適正水準で、安全域は薄い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) やや割高 マイクロソフトMSFT AI 時代でも堀は広がる世界最強級の事業。ただし利益ベースの正当化 PER(中立で事業 約 18 倍)で測ると、今の時価総額は事業の質を先に払いすぎている 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ベリサインVRSN ドメイン名 .com と .net の登録簿を握る契約型の独占。事業の質は最高水準で、今の値段は契約どおりの値上げが続く前提を先に織り込んでいる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 CDWCDW 再販の薄利でも資本は軽く還元が厚い。利益ベースで見ると今の値段はほぼ妥当だが、クラウド直販・AI 調達の直買いで取り分が削られる危うさは残る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ブロードコムAVGO AI の特注チップと VMware で稼ぐ力は急拡大しているが、今の時価総額は確率で加重した価値より 2 割強高く、やや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スカイワークス・ソリューションズSWKS クォルボとの合併で RF 部品の最大手級になったが、売上の 5 割強がアップル。利益率が戻っても、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 NXP セミコンダクターズNXPI GAAP の PER 29 倍は谷の利益。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 クアルコムQCOM スマホが縮む間に車載・IoT と AI データセンターが穴を埋められるかが全て。埋まる前提でも、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI 売上は急増しても粗利益率 10% 前後の薄利で、AI 投資の谷と統制の問題を悲観に厚く織り込んでも、今の値段は本質価値を 2 割ほど上回る(強制転換優先株を含む時価総額 251 億ドルで比べた場合) 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 TE コネクティビティTEL 自動車の景気循環と AI・送電網の追い風を併せ持つ接続部品の首位。GAAP の利益の 20 倍という値段は、成長が続いても本質価値を 4 割ほど上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) 割高 ジェイビルJBL AI データセンター向けの急成長で利益は伸びるが、大口顧客に価格を握られる薄利の受託製造。成長を先取りした、割高な値段 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −31.2% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 HPインクHPQ 利益の 6 割を生む印刷の消耗品が年 3% ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −35.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −42.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −42.9% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −52.6% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.7% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.5% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.2% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −65.3% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −66.2% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.5% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 トリンブルTRMB 建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%) 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −74.2% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −5.5%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −75.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −8.5%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −78.5% · 10 年 割高(年 −8.5%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −80.1% · 10 年 割高(年 −8.2%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −82.9% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −84.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −86.7% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.6% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −91.5% · 10 年 割高(年 −16.6%)

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読んだ資料

  1. IBM 2026 年 4〜6 月期 決算の要点(MarketBeat)
  2. IBM 10-Q 2026 年 4〜6 月期(SEC)
  3. IBM 2025 年 10〜12 月期・通年の決算発表
  4. IBM がコンフルエントの買収を完了(Boursorama)
  5. IBM trims guidance but reiterates strategy(TechMarketView)
  6. IBM、ハシコープを 64 億ドルで買収
  7. IT サービス(Pzena 2026 年 4〜6 月)

分析日 2026-10-16