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デュオリンゴ DUOL

習慣化と無料学習のブランドは強いが、AI家庭教師の代替と一時的な税益を除く利益を考えると、10年の安全域は乏しく割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)28.75 ドル13 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)131.6 ドル61 億ドル差 −78.1%
10 年後から見ると 割高 価値 28.75 ドル13 億ドル · 差 −78.1% · 期待の年率 −8.1%
期待の年率リターン(10 年)−8.1%資本コスト比 −15.8 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

デュオリンゴは、無料の語学学習アプリを入口に有料購読、広告、英語試験で稼ぐ教育企業である。結論は割高だ。習慣づけの仕組みと知名度は優れているが、AI家庭教師が当たり前になる10年先まで、今の収益力と利用者の増勢を延ばすのは危うい。

2025年末の月間利用者は1億3,310万人、年末の有料購読者は1,220万人に達した。2026年4〜6月期にも日間利用者は前年同期比23%増えたが、予約・購入の先行指標である売上計上前の総予約額は8%増に鈍った。会社は利用者増と学習品質を優先し、2026年の売上高成長率を約16%と案内している。足元の人気と、その先の値上げ力は別の問題である。

2025年の純利益4.1億ドルには、繰延税金資産に対する評価性引当額の取り崩しによる一時的な税効果2.57億ドルが含まれる。通常の稼ぐ力を見るには、株式報酬を費用に残し、この税益を将来に繰り返さないことが欠かせない。現金は厚いが、前受けの購読料や開発の資金も必要であり、全額を自由な余剰金とは呼べない。

最大の分かれ目は、無料で試す人が有料の学習習慣を続けるかである。英語試験の認定網や広告は補助的な収入になる一方、売上の大半は画面を使う学習アプリに偏る。10年の中立では有料者の減少と緩やかな単価上昇が相殺し、資本コストで割り引いた価値は台帳時価総額を大きく下回る。強いブランドと魅力的な投資価格を混同しない判断である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず無料アプリの人気と、課金事業としての堀を切り分けたい。何千万人もが毎日の学習を続ける仕組みは簡単には作れない。だが、長く続く習慣が生む収入の権利は、毎年更新される購読契約であり、学校の正式な学籍記録や法的な許認可ほど固くない。10年先にも必要な学習を提供することと、今の価格で買われ続けることは別だ。

オーナー利益を測るとき、2025年の4.1億ドルの純利益を出発点にしない。約2.57億ドルの税効果は繰り返せず、2026年4〜6月期の純利益は前年同期を下回った。フリーキャッシュフローに株式報酬を足し戻したまま、その全額を株主が使える現金と扱うのも誤りである。習慣を維持するための研究開発とAIの計算費用は、事業を守る再投資として必要になる。

純現金の厚みは長所であり、2026年に始まった自社株買いも前進だ。ただし前受けの購読料、顧客獲得、開発を支える現金は事業に残す。余剰分が十分に株主へ戻るまで、そのすべてを満額の還元価値とは見ない。

筆者が保有を続ける根拠として求めるのは、AIとの会話が有料継続率と実質単価を押し上げる証拠である。利用者数の増加だけでは足りない。ここに確信を持てない以上、将来の成功を先に払うのでなく、既に確認できた利益の範囲で安全域を考える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は、言語に加え数学、音楽、チェスも学べるアプリである。短い問題、連続学習の記録、友人との競争が毎日の来訪を促す。無料の学習者が有料のスーパー・デュオリンゴやマックスへ移ると、広告の非表示や追加機能への対価が継続して入る。2025年の有料購読売上は8.73億ドルで、全社の約84%を占めた。

2025年には広告で約0.80億ドル、アプリ内の単発購入で約0.40億ドルを得た。広告は無料学習者の利用日数と表示回数に、単発購入は連続学習の保護や学習上の追加機能の購入に左右される。いずれも利用者の数だけでなく、毎日戻ってくる習慣が売上を左右する。アップル、グーグル、ストライプが決済を扱い、アプリ配信の手数料と規約にも左右される。

別の収入源が、大学留学などに使うオンライン英語能力試験「デュオリンゴ英語テスト」である。2025年の売上は0.42億ドルで、料金約70ドルから逆算した受験は年間約60万件に相当する。これは会社が公表する件数ではなく、割引や再受験を含む粗い推定だ。2025年末には世界6,100超の教育プログラムで採用され、アプリとは異なる信用が収入の源になっている。

会社は収益区分を購読とその他で報告し、広告、試験、単発購入の内訳も公表する。一方、商品別の営業利益、無料利用者の年間平均、試験の実受験数は示していない。各事業の利益配分と利用単価は開示額を出発点にした推定であり、後の判断ではこの不確実性を残した。

優良さと弱いところ

最大の強みは学習を習慣に変える設計である。2025年末には7日以上学習を続ける日間利用者が約4,300万人、365日以上が約1,500万人いた。課題の難しさや通知を何度も改善できる大規模な行動データは、新規の語学アプリには集めにくい。口コミが新規集客を助けるため、現金を大量に投じなくても利用者を伸ばせる。

ただし、習慣は他社へ持ち運べない資産ではない。学習履歴を失うのは惜しくても、会計ソフトの移行や規制上の承認ほど乗り換えが困難ではない。チャットジーピーティー、ジェミニ、スピークなどが個別の会話練習を安く出せば、上位プランの差別化は弱くなる。2026年にはAIとのビデオ通話を通常の有料プランにも広げており、高額プランだけが享受できる機能の希少性は薄れ始めた。

資本効率の改善には実体がある。2023年まで営業赤字だった会社は、2024年に営業黒字となり、2025年の営業利益率は13.6%へ伸びた。しかし純利益の急増には一時的な税益が大きく、表面上のROE30.7%を再投資の利回りとは見ない。試験の認定網は守りが強いが、売上への寄与はまだ小さい。成長に要る開発費と株式報酬を控除した利益で、堀の厚さを見極める必要がある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

市場は大きいが、支払う人の市場はそれほど大きくない。会社が引用する推計では世界に言語学習の潜在需要が約20億人いる。2025年末のデュオリンゴの月間利用者1億3,310万人は、この母数の約6.7%に当たる。ただし潜在的な学習者と現在の有料アプリ利用者は違うため、これを売上高の市場占有率と取り違えてはならない。

語学アプリではバベル、ブスー、スピーク、プラクティカなどが競う。デュオリンゴはアプリストアの教育分野で売上上位だが、各社の地域別課金者数はそろって開示されず、正確な世界シェアは算定できない。新しい競争相手は学習アプリだけではない。汎用AIは利用者の興味に合わせて会話を生成し、学習者ごとに教材を作れる。語学を練習する必要はなくならなくても、専用画面へ月額料金を払う必要は小さくなりうる。

会社自身もAIを教材制作と会話に使う。2026年初めには教材制作の自動化を進め、マックスの会話機能をスーパーの契約者へ展開し始めた。これは学習成果を高める反面、追加料金を取りやすい機能が共通化する兆しでもある。AI機能だけの売上や予約額は分離開示されておらず、新商品による上積みを確定収入としては数えない。

英語試験は別の競争にさらされる。アイエルツ、トーフル、ピーティーイーは学校側の慣れと認知が強い一方、デュオリンゴは自宅で受けられ価格も低い。2025年は試験売上が前年から減り、留学生の動きや認定方針が数量を左右した。広告も無料ユーザーがAIの回答だけで学習を済ませると表示機会が減る。今後の実質数量は、アプリ利用と大学認定の両方でシェアを測り直すべきである。

資本政策と M&A

経営は長らく配当よりも教材、学習体験、利用者の獲得を優先してきた。2025年のフリーキャッシュフローは約3.7億ドルだったが、株式報酬は約1.4億ドルに達する。現金収入をそのまま株主の取り分と考えず、株式で支払った人件費を差し引く必要がある。2025年は株数が増えており、還元の実績を過大評価できない。

2026年2月に取締役会は最大4億ドルの自社株買いを承認し、6月末までに約0.70億ドルを買い戻した。6月末の未使用枠は約3.30億ドルで、配当の数字上の約束はない。株数の増加を打ち消す意義はあるが、今後も枠をすべて使う保証はない。会社が示した2026年の売上見通しは約12.07億ドル、総予約額は約12.85億ドルで、長期の利益額や還元率には確約がない。

買収は小型の能力獲得が中心である。2024年にアニメーション関連のホッブズ、2025年に音楽ゲーム関連のネクストビートを取り込み、2026年8月には英国のアニメーション会社アニメードを買収した。大規模な売上買収で成長を装ってはいない。一方、2026年の委任状によれば共同創業者らの議決権は約76%であり、一般株主は大型買収や還元方針に異議を通しにくい。現時点で非公開化や上場廃止の合意は確認されていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

デュオリンゴは、言語を学ぶ行動そのものを毎日の習慣に変えた。2025年末に1億3,310万人が月に一度以上使い、約1,500万人は365日以上の連続学習を続けていた。教材の種類や授業の時間で勝つだけなら後発も追いつけるが、学習を続けさせる仕組みと、その改善に使える大規模な行動データには累積の強さがある。ブランドを知っている人が友人を誘い、広告費を使わずに学習者が増える循環は、AIの教材制作が安くなっても直ちには消えない。

AIは脅威であると同時に、自社の学習品質を高める道具でもある。2026年にビデオ通話をスーパー購読者へ広げ始めたことは、高額機能の無料化とも読めるが、既存契約者の継続率を上げる投資とも読める。AIで教材を多言語へ展開する費用が下がれば、数学、音楽、チェスのような非語学分野も低い追加費用で広げられる。会社が目標とする日間利用者1億人への道が開けば、広告枠の量にも厚みが出る。

有料購読では競争を認め、10年後の年間平均契約者が2025年を上回るとは想定しない。それでも少人数の熱心な利用者から得る単価を改善できれば、支払う理由は残る。試験は認定する学校が増えれば、アイエルツやトーフルより安い受験手段として実績を積む。財務は純現金であり、借金の借り換えに追われない。研究開発を続けながら規模の利益が出れば、税益を除いた通常利益でも十分に黒字を拡大できるはずだ。

慎重な見方

デュオリンゴの最大の敵は、もう別の単語学習アプリではない。チャットジーピーティーやジェミニが発音、会話、文章の添削を低価格で一体化し、学習者が専用の画面を開かなくても練習できるようになる。バベル、ブスー、スピークなどは最初から会話中心の設計へ転じやすい。毎日の記録は愛着を生むが、会社の会計データのように引っ越しに何年もかかるものではない。課金者の一部が無料利用へ戻るだけでも、売上の8割超を占める購読には大きな穴が開く。

2026年4〜6月期は日間利用者が23%増えたのに、総予約額は8%しか伸びなかった。無料機能を厚くして利用者を増やす戦略は、収益化を後回しにする選択でもある。AIを使った会話の計算費用が大きくなれば、粗利益率は圧迫される。しかもAI機能別の売上は開示されないため、技術投資が契約者の増収を生むかを外部から検証しづらい。2025年の純利益4.1億ドルには大きな一時税益があるため、見かけの利益成長を信用するのは危険だ。

英語試験は学校の認定があっても、留学先の政策と受け入れ校の判断で需要が動く。2025年にはこの事業の売上が減った。スマートフォンの決済はアップルとグーグルの規約変更に弱く、株式報酬は従業員への支払いとして続く。創業者が議決権を握るため、余った現金を少数株主へ戻す時期も読めない。教材が無料化し価格競争が強まれば、学習者数は多いのに株主の利益はほとんど残らない会社になりうる。

どちらに重みを置いたか

学習習慣とブランドが10年後にも残るという点では、成長を評価する見方が勝る。しかし、そのブランドから得られる有料収入の耐久性では慎重な見方が勝つ。AIは学習を不要にしないが、専用アプリに払う理由と単価を弱めるからだ。中立の契約者数には既に代替を織り込み、確率で同じ被害をさらに重く重ねない。それでも試験の認定、アプリ配信の支配、株式報酬と資本配分に別の不確実性があるため、やや悲観と悲観を合わせて42%とした。10年の加重現在価値は時価総額を約80%下回り、結論は割高である。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 53.67 ドル25 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 4.81 ドル2 億ドル)。 今の値に割り戻すと 28.75 ドル13 億ドル、今との差 −78.1%、 期待の年率 −8.1%(資本コスト 7.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 9% 117.94 ドル55 億ドル 12.85 ドル6 億ドル −0.6% −0.1% 11.77 ドル5 億ドル
やや楽観 17% 87.92 ドル41 億ドル 8.57 ドル4 億ドル −26.7% −3.2% 16.40 ドル8 億ドル
中立 32% 59.28 ドル28 億ドル 4.28 ドル2 億ドル −51.7% −7.2% 20.34 ドル9 億ドル
やや悲観 25% 25.56 ドル12 億ドル 2.14 ドル1 億ドル −78.9% −14.8% 6.93 ドル3 億ドル
悲観 17% 16.19 ドル8 億ドル 1.71 ドル1 億ドル −86.4% −18.6% 3.04 ドル1 億ドル
加重平均100% 53.67 ドル25 億ドル4.81 ドル2 億ドル −55.6% −8.1% 58.48 ドル27 億ドル

今の株価時価総額 131.59 ドル61 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 9% 楽観:学習習慣を守り、広告と英語試験も拡大 利益 4 億ドル · PER 12.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 117.94 ドル55 億ドル

2035年も無料で学ぶ習慣はデュオリンゴが握る。年間平均有料者は1,090万人と2025年並みだが、学習品質が良くなって解約が減り、実現単価が108ドルとなる。汎用AIは練習相手になっても、連続学習の記録、順位表、家族利用がアプリに戻る理由を作る。会話機能は通常プランへ広がるため、上位プランへの全面的な値上げではなく継続率で稼ぐ。

無料の年間平均利用者相当数は1億7,500万人となり、広告の利用者当たり売上も増える。英語試験は認定校が着実に増え、受験件数は約105万件へ拡大する。バベル、スピーク、汎用AIに学習市場を取られても、語学以外の科目でアプリの滞在を守る。売上15.37億ドルに対して開発費を抑えつつ、広告と試験を含む営業利益4.39億ドルを生む。大型買収に頼らず、10年のGAAP利益累計28億ドルから正味6億ドルを還元し、余剰現金25億ドルを残す。

  • 有料購読(スーパー・マックス):数量 10.9(年間平均有料購読者数(百万人))× 価格 108(年間購読売上の実現単価(ドル/人))→ 売上 12 億ドル・営業利益 4 億ドル。AI機能の利便性で継続率を守るが、独立したAI売上がないため契約者数は増やさない
  • 無料利用者向け広告・少額その他:数量 175(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 1.05(無料月間利用者1人当たり年広告等売上(ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。自社媒体に無料利用者が戻り広告表示が増加
  • デュオリンゴ英語テスト:数量 1.1(年間試験受験件数の推定(百万件))× 価格 120(1件当たり実現単価の近似(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。大学の認定増と試験単価の上昇
  • アプリ内の単発購入:数量 114(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 0.44(無料月間利用者1人当たり年単発購入売上(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。小口課金を利用者当たりで改善

倍率:帳簿ROEは10.3%だが、式のROEは余剰現金25.0億ドルとその税後利息を除いた事業利益3.300億ドル÷必要自己資本10.5億ドル=31.4%とする。成長に必要な開発・のれんは恣意的に外さない。普通の堀の残存割合1/2でRONIC=k7.75%+1/2×(事業ROE−k)=19.6%。AIエージェント代替型の全社g_long=0%で、正当化PERは(1−0/RONIC)/(7.75%−0)×(1+0)=12.90倍。AI代替の縮みを数量とgで計上済みなので、楽観から中立はこの上限をそのまま用い、kの寿命には重ねない。GAAP純利益3.65億ドルから余剰現金25.0億ドルの税後利息(年1.4%)を引いた事業利益にPER12.9倍を掛け、現金の戻り方0.5を加え、時価総額55.07億ドル。2025年の一時税益を繰り返さず、株式報酬をGAAP費用に残した。

確率:AI会話の機能別売上が開示されないため、有料者数が2025年を超えずに単価と他事業が改善する成功例に限る。ブランドの継続と試験認定の拡大が同時に必要なので9%。

やや楽観 17% やや楽観:有料者はやや減るが、強いブランドと試験を維持 利益 3 億ドル · PER 12.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 87.92 ドル41 億ドル

汎用AIによる無料会話が普及しても、学習の進度を測り続けたい人がデュオリンゴに残る。年間平均有料者は1,000万人へ穏やかに減り、2025年の平均に届かない。ブランドを使った家族プランと教材の改善により実現単価は100ドルへ上がるが、上位プランの特別料金を広く取れるほど独占的ではない。バベルやブスーとの競争は続く。

無料利用者は1億5,500万人に増え、広告枠を自社媒体として販売し続ける。英語試験の受験は約90万件へ増え、大学の認定制度が別の支えになる。数学や音楽などの拡張は口コミを助けるが、個別売上はまだ小さく過大には数えない。営業利益は約3.14億ドル、GAAP利益は2.65億ドルへ伸びる。人材確保のため株式報酬は残るが、自社株買いを継続し10年の正味還元は4億ドルとなる。現金は本業の開発と小さな買収に使いながらも増え、余剰額は21.5億ドルとなる。

  • 有料購読(スーパー・マックス):数量 10.0(年間平均有料購読者数(百万人))× 価格 100(年間購読売上の実現単価(ドル/人))→ 売上 10 億ドル・営業利益 3 億ドル。高い継続率を保つが、会話AIへの移行で契約者は減る
  • 無料利用者向け広告・少額その他:数量 155(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 0.96(無料月間利用者1人当たり年広告等売上(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。無料利用者は拡大し広告単価も緩やかに増加
  • デュオリンゴ英語テスト:数量 0.9(年間試験受験件数の推定(百万件))× 価格 110(1件当たり実現単価の近似(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。オンライン英語試験の認定校を増やす
  • アプリ内の単発購入:数量 108(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 0.41(無料月間利用者1人当たり年単発購入売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。無料ユーザーの課金頻度はやや低下

倍率:帳簿ROEは8.4%だが、式のROEは余剰現金21.5億ドルとその税後利息を除いた事業利益2.349億ドル÷必要自己資本10.0億ドル=23.5%とする。成長に必要な開発・のれんは恣意的に外さない。普通の堀の残存割合1/2でRONIC=k7.75%+1/2×(事業ROE−k)=15.6%。AIエージェント代替型の全社g_long=0%で、正当化PERは(1−0/RONIC)/(7.75%−0)×(1+0)=12.90倍。AI代替の縮みを数量とgで計上済みなので、楽観から中立はこの上限をそのまま用い、kの寿命には重ねない。GAAP純利益2.65億ドルから余剰現金21.5億ドルの税後利息(年1.4%)を引いた事業利益にPER12.9倍を掛け、現金の戻り方0.5を加え、時価総額41.05億ドル。2025年の一時税益を繰り返さず、株式報酬をGAAP費用に残した。

確率:2026年のDAU成長と独自の学習習慣が残り、アプリの課金率は低下しても他事業が補う展開。試験と広告の改善に実績はあるが、AI価格競争があるため17%。

中立 32% 中立:AI家庭教師との併存で有料購読が縮み、試験と広告で補う 利益 2 億ドル · PER 12.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 59.28 ドル28 億ドル

学習の入り口としてデュオリンゴは残るが、会話や発音の練習ではチャットジーピーティー、ジェミニ、スピークが選ばれる。年間平均有料者は920万人で、2025年の約84%となる。2026年の高い期末契約者数から一度伸びた後、更新と新規獲得の競争で緩やかに減少する道筋だ。価格は実現単価91ドルへ上がるものの、物価上昇に追いつかず、購読売上は縮む。学習画面中心の購読はAIエージェント代替型であり、AI会話機能だけの課金額が未開示なので、新たなAI売上は上乗せしない。

無料学習者は1億3,500万人を保ち、広告売上は1.24億ドルへ増える。英語試験は約72万件で、アイエルツやトーフルに対して一部の大学認定を守る。小口課金は伸びない。全社売上は10.73億ドル、営業利益は約2.04億ドルとなり、規模の費用効率で2025年より利益率は少し高い。大型買収は行わず、10年のGAAP利益累計16.2億ドルから正味2億ドルを還元する。余剰現金18億ドルは残るが、株主への恒常的な還元実績はなお限定的である。

  • 有料購読(スーパー・マックス):数量 9.2(年間平均有料購読者数(百万人))× 価格 91(年間購読売上の実現単価(ドル/人))→ 売上 8 億ドル・営業利益 2 億ドル。AIエージェント代替で契約者0.84倍、実現価格1.14倍にとどまる
  • 無料利用者向け広告・少額その他:数量 135(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 0.92(無料月間利用者1人当たり年広告等売上(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。自社媒体の広告で無料利用が緩やかに増える
  • デュオリンゴ英語テスト:数量 0.7(年間試験受験件数の推定(百万件))× 価格 100(1件当たり実現単価の近似(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。認定校を守り試験需要が小幅拡大
  • アプリ内の単発購入:数量 100(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 0.40(無料月間利用者1人当たり年単発購入売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。画面中心の単発課金は数量0.88倍、価格1.13倍

倍率:帳簿ROEは6.1%だが、式のROEは余剰現金18.0億ドルとその税後利息を除いた事業利益1.448億ドル÷必要自己資本9.7億ドル=14.9%とする。成長に必要な開発・のれんは恣意的に外さない。普通の堀の残存割合1/2でRONIC=k7.75%+1/2×(事業ROE−k)=11.3%。AIエージェント代替型の全社g_long=0%で、正当化PERは(1−0/RONIC)/(7.75%−0)×(1+0)=12.90倍。AI代替の縮みを数量とgで計上済みなので、楽観から中立はこの上限をそのまま用い、kの寿命には重ねない。GAAP純利益1.70億ドルから余剰現金18.0億ドルの税後利息(年1.4%)を引いた事業利益にPER12.9倍を掛け、現金の戻り方0.5を加え、時価総額27.68億ドル。2025年の一時税益を繰り返さず、株式報酬をGAAP費用に残した。

確率:2026年の利用者成長と予約額鈍化が同時に観測されるため、ブランドは残るが有料者は減る筋書きを中心にする。既にAI代替を数量・価格へ入れており、中央の32%を二重の悲観にはしない。

やや悲観 25% やや悲観:AI会話の普及で課金者が減り、広告も停滞 利益 1 億ドル · PER 10.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 25.56 ドル12 億ドル

チャットジーピーティーやジェミニが個人の弱点を覚えて教えるようになり、専用アプリの有料会員は年間平均780万人まで減る。これは2025年の約72%である。スーパーで使える会話機能は差別化にならず、実現単価は83ドルにとどまる。バベルやプラクティカも低価格で競い、新規加入者向けの値引きが続く。学習者が完全に消えるわけではないが、より多くの人が無料利用に戻る。

広告を見せられる利用者も1億600万人となり、表示頻度は弱含む。英語試験は大学認定を失わないものの、留学需要の揺れで受験約55万件に縮む。売上8.12億ドルに対してAIの運用費用と教材開発の固定費が重く、営業利益は約0.83億ドルしか残らない。2027年以降に利益が細る道筋から、10年のGAAP利益累計は10億ドル程度となる。自社株買いは主に株式報酬を打ち消すため正味還元は1億ドルにとどまり、余剰現金は12億ドルとなる。

  • 有料購読(スーパー・マックス):数量 7.8(年間平均有料購読者数(百万人))× 価格 83(年間購読売上の実現単価(ドル/人))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。課金数はFY2025比0.72倍へ縮み、安値プランが中心
  • 無料利用者向け広告・少額その他:数量 106(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 0.77(無料月間利用者1人当たり年広告等売上(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。訪問と広告表示が弱含む
  • デュオリンゴ英語テスト:数量 0.6(年間試験受験件数の推定(百万件))× 価格 94(1件当たり実現単価の近似(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。留学需要と受験手数料の競争が重い
  • アプリ内の単発購入:数量 88.0(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 0.36(無料月間利用者1人当たり年単発購入売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。無料化で購入率と実現単価が落ちる

倍率:帳簿ROEは3.3%だが、事業のROEは余剰現金12.0億ドルとその税後利息を除き、事業利益0.582億ドル÷事業に必要な自己資本10.5億ドル=5.5%とする。のれんと開発に必要な資産は恣意的に除かない。普通の堀の残存割合1/2からRONIC=6.6%。AI代替型で全社g_long=0%、k=7.75%の正当化PER上限は(1−0/RONIC)/(7.75%−0)×(1+0)=12.90倍。ただし競争で利益率と更新率を失う悲観側であり、式の上限を機械的に保証される値とはしない。収益の継続性が落ちるため10.2倍とした。GAAP純利益0.75億ドルから余剰現金12.0億ドルの税後利息(年1.4%)を引き、10.2倍を掛け、余剰現金の戻り方0.5を足して時価総額11.94億ドル。事業利益÷kに余剰現金を足した上限にも収まる。

確率:汎用AIによる無料会話とアプリの無料機能拡張が重なる可能性が高い。追加の深刻な事故までは要らないため、構造的な収益悪化の主要な下振れとして25%。

悲観 17% 悲観:学習画面が商品化し、価値は換金可能な資産に近づく 利益 0 億ドル · PBR 0.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 16.19 ドル8 億ドル

専用アプリで言語を練習する習慣は、汎用AIの会話環境へ大きく移る。年間平均有料会員は570万人、2025年の約52%に減る。競争により実現単価も72ドルへ落ち、購読売上は4.10億ドルとなる。無料利用者さえ8,000万人程度に細り、広告と単発購入が同時に縮む。数学や音楽の追加も挽回には至らず、学習データの強みはAIの汎用化に飲み込まれる。

留学政策の変化と認定校の減少で英語試験は約35万件に減る。全社売上は5.07億ドルに半減し、AIの計算費用と開発人員を削っても営業利益は0.06億ドルほどしか残らない。受取利息によってGAAP純利益はわずかに黒字だが、事業の稼ぐ力はほぼ失われる。2028〜2033年の撤退費用、減損、赤字で10年累計の純利益は0.8億ドルにとどまり、正味還元0.8億ドルとの結果、帳簿の自己資本は13.5億ドルに戻る。大きな買収は失敗し、以後は投資を縮めて換金可能な純現金と売却資産を守る。

  • 有料購読(スーパー・マックス):数量 5.7(年間平均有料購読者数(百万人))× 価格 72(年間購読売上の実現単価(ドル/人))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。汎用AIとの競争に敗れ、有料者はほぼ半減
  • 無料利用者向け広告・少額その他:数量 80.0(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 0.62(無料月間利用者1人当たり年広告等売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。無料利用と広告表示の両方を失う
  • デュオリンゴ英語テスト:数量 0.4(年間試験受験件数の推定(百万件))× 価格 82(1件当たり実現単価の近似(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。大学の認定縮小で受験数が減る
  • アプリ内の単発購入:数量 60.0(年間平均無料月間利用者の相当数(百万人))× 価格 0.31(無料月間利用者1人当たり年単発購入売上(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。単発課金の利用者と支払意思が崩れる

倍率:AIエージェント代替の失敗で営業利益がほぼ消える。悲観の価値は過去の市場PBRではなく、売れる資産の税後7.56億ドルと、事業の稼ぐ力から求める約4.11億ドルの大きい方を採る。2025年末の自己資本13.5億ドルを資産床の分母としPBR0.56倍、13.5×0.56=7.56億ドル。2035年の帳簿の利益累計によって床を膨らませない。純利益0.17億ドルには純現金の利息を含むが、稼ぐ力では余剰現金6.0億ドルの税後利息0.084億ドルを除く。その事業純利益0.086億ドル÷k7.75%+戻り方0.5を掛けた現金3.0億ドル=約4.11億ドルで、解体換金価値7.56億ドルより小さい。

確率:AIの個人教師がほぼ無料となり、既存の連続学習の習慣が守り切れない構造的敗北。創業者支配下で転換投資にも失敗する複合条件を要するため17%とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

有料購読(スーパー・マックス)

アプリの有料会員に追加機能、広告非表示、AI会話などを提供する。学習画面中心の購読でAIエージェント代替型に該当する。

数量年間平均有料購読者数(百万人)価格年間購読売上の実現単価(ドル/人)売上営業利益
今 2025/12 10.9 80 9 1
10 年後 中立 9.2 91 8 2

取り方:2025年10-Kの購読売上8.7344億ドル。2024年末9.5百万人と2025年末12.2百万人の中間を近似し年間平均10.9百万人とし、売上から実現単価80.13ドルを逆算した。家族プランと地域差を含むため定価ではない。事業別営業利益は非開示のため、全社費用を配賦した推計1.25億ドル。AIエージェント代替の『席課金・操作画面が価値の中心』型で中立数量0.84倍、価格1.14倍、全社g_long0%。AI会話機能だけの売上が示されないため、楽観でも購読数量を2025年より増やさない。

無料利用者向け広告・少額その他

無料学習者が表示する広告を広告ネットワークに販売する。その他の微少収入を合算した自社媒体型である。

数量年間平均無料月間利用者の相当数(百万人)価格無料月間利用者1人当たり年広告等売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 114 0.72 1 0
10 年後 中立 135 0.92 1 0

取り方:2025年10-Kの広告0.79725億ドルとその他0.01937億ドルを合算。2024年末MAU116.7百万人から2025年末133.1百万人への増加を踏まえ、年平均MAU約125百万人から有料平均10.9百万人を引いて無料相当114百万人と推定。実際の表示回数と無料MAUは非開示。広告収入は無料利用者×実現単価で推計し、後者には広告表示頻度も含む。自社媒体広告型としてAI要約による来訪減を数量に織り込む。

デュオリンゴ英語テスト

留学・教育機関向けの英語能力認定試験を一回ごとに販売する。採用校の承認と本人認証が信用の源で、単なる会話画面とは異なる。

数量年間試験受験件数の推定(百万件)価格1件当たり実現単価の近似(ドル)売上営業利益
今 2025/12 0.6 70 0 0
10 年後 中立 0.7 100 1 0

取り方:2025年10-Kの英語テスト売上0.42006億ドルを、当時の単発表示価格約70ドルで割ると約60万件。割引、複数回購入、迅速採点の追加料金を含むため会社公表の実件数ではない。2025年末の受入教育プログラムは6,100超。大学入学の資格認定型で、AI会話による学習画面代替と同一視しないが、AI不正対策費と留学ビザの変化を営業利益率に反映する。

アプリ内の単発購入

無料利用者が連続学習の保護や追加機能を単発で買う。画面中心の小口課金で、AIによる代替・無料化の影響を受ける。

数量年間平均無料月間利用者の相当数(百万人)価格無料月間利用者1人当たり年単発購入売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 114 0.36 0 0
10 年後 中立 100 0.40 0 0

取り方:2025年10-Kのアプリ内購入売上0.40479億ドルを、推定無料MAU114百万人で割った単位当たり売上0.355ドル。取引件数と購入者数は非開示であり、平均課金額ではなく無料利用者当たり収入を単価とする。画面中心の単発課金型なのでAIエージェント代替に該当し、中立は数量0.88倍、価格1.13倍、全社g_long0%へ反映した。

リスクと懸念

AIエージェント代替と課金理由の消失

専用画面で問題を解く体験は、汎用AIとの対話や音声練習に置き換わりうる。学習の必要性は残っても、有料会員がAI家庭教師へ乗り換えると購読収入が減る。ビデオ通話を通常のスーパー会員へ広げたことは学習の改善だが、上位プランの値付けには逆風である。AI機能別の売上開示がなく、追加価値をまだ証明できない。

無料利用者の伸びと予約額の乖離

2026年4〜6月期の日間利用者は23%増えたが、総予約額は8%増にとどまった。無料教材の改善が有料転換の先送りを招けば、規模が大きくなっても売上と利益は伸びない。無料から有料への転換率と年間実現単価が同時に下がる局面では、広告の伸びだけでは購読の穴を埋められない。

アプリ配信と広告仲介への依存

2025年の収入の決済処理はアップル、グーグル、ストライプへ集中した。手数料、アプリのおすすめ表示、プライバシー規約の変更が獲得費用と利益率に直結する。広告の表示回数も無料利用者の学習頻度に左右され、AIの要約や会話に時間を奪われれば広告主が払う単価も低下する。

英語試験の留学需要と認定

6,100超の教育プログラムが結果を認めても、留学ビザ政策や大学の採用方針は会社の力で動かせない。2025年には試験売上が前年より減少した。アイエルツ、トーフル、ピーティーイーとの認知と認証の競争が強まり、AIによる替え玉や不正対策の費用も増えると、この小さな成長の柱は収益を損ねうる。

株式報酬と共同創業者の支配

2025年の株式報酬は約1.4億ドルで、通常利益に対して重い。2026年の買い戻しは希薄化への対処として評価できるが、継続は保証されない。共同創業者らが議決権の約76%を握り、一般株主は買収や還元の決定を動かしにくい。株主の取り分を現金創出額だけで測らず、株数と正味の還元を追う必要がある。

税益の反動とAI運用費用

2025年の純利益には一時的な繰延税金資産関連の税益約2.57億ドルが入る。これを通常利益として伸ばすと将来の収益力を過大評価する。AI会話の計算費用と学習成果の改善費用が上がり、課金者に値上げを通せない場合は営業利益率が下がる。2026年上期には利用者増の一方で利益とフリーキャッシュフローが弱含んだ。

今後の分かれ目

AI会話プランの独立した売上・予約額が開示され、追加料金を取って2年以上継続成長したら
AIを自社の収入源に転じた実績と判断する。購読数量の上限と全社g_long0%の前提を再審査し、楽観側を厚くする。ただし株式報酬と計算費用を差し引く。
有料購読者が2030年以降も増え、実現単価が物価上昇に追いついたら
中立の購読数量0.84倍という代替シナリオを弱める。会員の継続率と上位プラン比率を確認し、利益が伴ってから評価を引き上げる。
日間利用者1億人に近づいても総予約額の増加率が一桁で続いたら
利用者の拡大が無料利用に偏った合図となる。広告の単価改善だけで補えず、中立の購読単価と営業利益率を下げる。
英語テストの年間売上が0.3億ドルを下回り、受入学校も減少したら
資格認定という相対的に強い堀が失われつつあると判断し、悲観側の試験数量と売れる資産の評価を引き下げる。
自社株買いが株式報酬の希薄化を毎年上回り、現金が株主へ実際に戻ったら
excess_cash_return0.5を1.0へ見直す余地が生まれる。会社全体の時価総額に株数調整を二重に掛けず、正味の還元だけ増やす。
汎用AIが主要言語の会話練習を無料化し、デュオリンゴの有料契約が連続して減ったら
専用画面の代替が確認されたとみなし、やや悲観・悲観の契約者数と利益率を中心に評価し直す。売上だけでなく開発費の固定性も確認する。

見ておくもの

  • 四半期のDAU・MAU、無料から有料への転換率、年間平均有料者数と期末有料者数
  • 有料購読の売上高と予約額の伸びの差、年間実現単価と更新率
  • マックス、ビデオ通話、スーパーでのAI機能の独立した課金売上
  • 広告売上と無料利用者当たり広告収入、アプリ表示回数
  • 英語テスト売上・推定受験件数・認定教育機関数と留学政策
  • GAAP営業利益率、株式報酬、買い戻し額、期末総株数
  • 余剰現金、前受けの購読料、共同創業者の議決権と買収の規模

倍率と資本コストの決め方

株価や過去のPERを使わず、2025年10-Kで開示された4つの収入源を人数・件数と実現単価に分解し、2026年4〜6月期の伸び鈍化を踏まえて2035年の収入とGAAP利益を作った。AIエージェント代替は有料購読と単発課金の数量・価格、長期g0%で反映し、kのlifeへは重ねていない。資本コストは7.75%、通常の堀でRONICを求め、長期g0%から得る利益倍率上限12.90倍を楽観から中立に用いた。余剰現金の税後受取利息を事業利益から外し、戻り方0.5で別に評価した。2025年の税益2.57億ドルを将来に繰り返さない。総合の差が約−80%になっても、今の株価に結論を寄せる倍率調整はしていない。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国の基本8.0%にquality−0.25%を加えて7.75%。βや現在の取引倍率は用いない。強い堀の指定はしない。個別のAI代替・創業者支配・アプリ審査の危険は数量、単価、利益率と確率に織り込んだ。

同じ業種(情報技術)の AI 分析

やや割安 ゴーダディGDDY FCF の約 13% が株主に戻る定期課金の事業。AI で入口を奪われる恐れを 4 割超の確率で織り込んでも、資本コストを超える稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、確率で加重した価値は今より約 3 割高く「やや割安」 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 アップラビンAPP 配信 AI の稼ぐ力は突出するが、プラットフォーム依存と規制の影が重い。利益ベースの正当化 PER で測ると、悲観を厚く置いて「適正」まで下がる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) 適正 INGMINGM 世界2位級の流通網と自動化は効くが、薄利・資本拘束・支配株主を考えると今は小幅な割安にとどまる 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +10.7%) 適正 ユニバーサル・ディスプレイOLED 有機ELの発光材料と特許収入に強い堀を持つ優良企業。価格はおおむね適正だが、青色材料の成功と特許更新が10年後の価値を大きく左右する 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 キンドリル・ホールディングスKD 重要システムの運用には根強い需要があるが、AIによる工数減少と高金利の借金、会計統制の弱さを考えると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +10.1%) 適正 ジェン・デジタルGEN 消費者向けの防御と身元保護で解約の少ない定額収入を持つが、借金が重い。利益ベースの上限で倍率を置いてもやや割安で、悲観では借金が株主価値を削る 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 エヌビディアNVDA AI 計算の事実上の標準を握る稼ぐ力は桁違いで、今の時価総額は確率で加重した価値を 4% ほど上回るだけの適正水準で、安全域は薄い 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 ヴォンティエ・コーポレーションVNT 給油設備の首位基盤と厚い現金創出力は評価できるが、電動化と業務ソフトの代替を織り込むと、現状は適正圏で安全域が薄い 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +8.1%) やや割高 CDWCDW 再販の薄利でも資本は軽く還元が厚い。利益ベースで見ると今の値段はほぼ妥当だが、クラウド直販・AI 調達の直買いで取り分が削られる危うさは残る 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 クアルコムQCOM スマホが縮む間に車載・IoT と AI データセンターが穴を埋められるかが全て。埋まる前提でも、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 マイクロソフトMSFT AI 時代でも堀は広がる世界最強級の事業。ただし利益ベースの正当化 PER(中立で事業 約 18 倍)で測ると、今の時価総額は事業の質を先に払いすぎている 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 ベリサインVRSN ドメイン名 .com と .net の登録簿を握る契約型の独占。事業の質は最高水準で、今の値段は契約どおりの値上げが続く前提を先に織り込んでいる 本質価値との差 −16.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 シーラス・ロジックCRUS 音響半導体の設計力と厚い現金は魅力だが、売上の9割をアップルに頼るため、10年の価値には今の値段ほどの安全域がない 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI 売上は急増しても粗利益率 10% 前後の薄利で、AI 投資の谷と統制の問題を悲観に厚く織り込んでも、今の値段は本質価値を 2 割ほど上回る(強制転換優先株を含む時価総額 251 億ドルで比べた場合) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 アロー・エレクトロニクスARW 電子部品の調達網は10年先も要るが、値決め力の弱さと運転資金の重さに照らすと、回復を織り込んだ現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 ブロードコムAVGO AI の特注チップと VMware で稼ぐ力は急拡大しているが、今の時価総額は確率で加重した価値より 2 割強高く、やや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 アムドックスDOX 通信会社の課金基盤には深い乗り換え障壁があるが、AIで人月収入が削られるため、還元を含めても現在の値段はやや割高 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アムコー・テクノロジーAMKR 半導体の後工程を担う世界大手。AI向け先端実装の商機は大きいが、巨額の新工場投資と顧客の交渉力を考えると今の価格には安全域が乏しい 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 スカイワークス・ソリューションズSWKS クォルボとの合併で RF 部品の最大手級になったが、売上の 5 割強がアップル。利益率が戻っても、利益ベースの正当化 PER で割ると今の時価総額には届かない 本質価値との差 −24.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ジェンパクトG 業務の奥まで入り込んだ強みはあるが、AIが人の作業量そのものを減らすため、10年の株主価値には安全域が乏しく割高だ。 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 NXP セミコンダクターズNXPI GAAP の PER 29 倍は谷の利益。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 TDシネックスSNX 世界首位のIT流通網とAIサーバー受託の伸びは魅力だが、薄い利益率と運転資金の重さに照らせば現状は割高である 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 TE コネクティビティTEL 自動車の景気循環と AI・送電網の追い風を併せ持つ接続部品の首位。GAAP の利益の 20 倍という値段は、成長が続いても本質価値を 4 割ほど上回る 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ジェイビルJBL AI データセンター向けの急成長で利益は伸びるが、大口顧客に価格を握られる薄利の受託製造。成長を先取りした、割高な値段 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 HPインクHPQ 利益の 6 割を生む印刷の消耗品が年 3% ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) 割高 アヴネットAVT 電子部品流通の規模と顧客基盤は長く残るが、薄い利益率と重い運転資金が株主価値を制約し、現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 IRENIREN 電力接続とAIクラウド契約に大きな成長余地がある。しかしGPU更新、借金、増資の負担が重く、10年後の利益を慎重に評価すると現状は割高である。 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +7.1%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 台湾積体電路製造(TSMC)TSM 先端半導体の製造で世界最大の堀を持ち、AI時代にも不可欠な企業。ただし巨額の海外投資と台湾リスクを考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 クレド・テクノロジー・グループ・ホールディングCRDO AECの先行優位は本物だが、大口顧客と光・銅の世代交代に左右される。将来の成功を相当織り込む現在の評価は割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 TTMテクノロジーズTTMI 防衛向けの認証とAI用高密度基板は強みだが、設備増強と高値買収の回収は未確定で、現在の時価総額には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 アステラ・ラブスALAB AIサーバーの接続を支える設計力は魅力だが、顧客集中と株式報酬を織り込むと、10年先を見ても約37%割高である 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ドルビー・ラボラトリーズDLB 映像と音響の世界標準を支える強い事業だが、特許の更新に要る投資と限られた増分利益を考えると、10年先の価値に対して現在の株価は割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ERICERIC 世界の通信網に深く根を張るエリクソンだが、無線設備の低成長と買収の失敗が重い。10年先も事業は残るが、現在の株価には十分な安全域がない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 センサータ・テクノロジーズST 自動車の安全を支える設計採用の強みは残るが、買収減損と借金を考えると、10年先の利益に照らして株価に十分な安全域がない 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 MKSMKSI 半導体の真空制御から先端基板の化学処理まで深い技術の堀を持つ。ただし買収負債と設備投資の循環を考えると、現在の株価は割高である 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ニュータニックスNTNX 仮想化基盤の乗り換え需要をつかむ有望企業だが、税効果を除いた利益と株式報酬を重視すると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 サンミナSANM ZT買収でAIラック製造へ踏み込んだが、値決めの弱さと顧客集中が残る。10年の稼ぐ力から見れば今は割高で、安全域が薄い 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −41.7% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ユビキティUI Wi-Fi 7でシェアを伸ばす優良企業だが、創業者支配と先取りされた価格に安全域は乏しい 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ズームインフォ・テクノロジーズGTM 独自の企業データは残るが、AIが営業の席課金を崩し始めた。厚い負債と旧株主への税利益配分を踏まえると、現値には安全域が乏しい 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ペガシステムズPEGA 使命中枢の業務基盤には強い堀があるが、AI代替と訴訟を背負う現値は10年価値を先取りし、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ウィプロWIT 世界的大手のIT受託企業だが、AIが工数課金を侵食する。現金と還元は支えでも、10年価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −44.9% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セムテックSMTC 光通信とLoRaには大きな成長余地があるが、2030年の高い目標を実現しても現在の株価には安全域が乏しく、割高とみる 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 インフォシスINFY AI関連収入は増えても人月課金の縮小が重い。還元力と財務は優秀だが、10年価値にはまだ大きな安全域が足りない 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 グローバルファウンドリーズGFS 特殊半導体の製造技術と日米の新工場計画には価値があるが、巨額の再投資と価格競争を考えると現状の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 モビリティ・グローバルMBGL 車両履歴データの堀は強いが、AIによる販売支援の中抜きと独立後の負債を考えると、現値には十分な安全域がない 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −47.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ファブリネットFN 光学の難工程で優れた利益率を稼ぐが、巨大顧客への依存と設備投資の重さを織り込むと、現値に長期の安全域はない 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 ラリアント・コーポレーションRAL 送電網監視と防衛向けの堀は厚いが、計測事業の大型買収失敗と収益回復の不確実性に対して、現状の時価総額には安全域が乏しく割高と見る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アイ・ピー・ジーフォトニクスIPGP 新用途の回復は本物でも、価格競争で崩れた利益率の再建を先取りしており、今の時価総額は割高である 本質価値との差 −51.3% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SS&Cテクノロジーズ・ホールディングスSSNC 金融の記録基盤には強い堀が残るが、AIによる業務量とソフト単価の縮小を考えると、長期株主にとってなお割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −52.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 EPAMシステムズEPAM AI導入の実績と顧客基盤はあるが、人月課金の縮小が利益の寿命を削る。還元を含む10年価値からは割高 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テラウルフWULF 839MWの長期契約は本物だが、電力開発の堀より負債と希薄化が重い。10年価値では割高 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 NOKNOK AI向け光通信と通信特許には強みがあるが、無線設備の薄利と資本効率が重い。成長期待を織り込んだ現在の株価は割高と見る 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.6% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 エバーピュアP AI向けストレージと大口クラウド顧客の伸びは本物だが、株式報酬を含む利益で測る10年価値には約6割の割高感が残る 本質価値との差 −56.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ラムバスRMBS サーバー用メモリの要所を握る優良企業だが、特許の更新と競争の不確実性を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を約58%下回る割高水準にある 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 ビル・ホールディングスBILL 決済網と法人カードには残存価値があるが、AIによる業務ソフトの代替と収益性の弱さを考えると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.5% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 ズーム・コミュニケーションズZM 会議と電話の顧客基盤、豊富な純現金は強みだが、AIの席課金代替と一過性の投資益を除くと現在の評価に安全域は乏しい 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −60.1% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンストエナジーインダストリーズAEIS 半導体プラズマ電源の首位とAI向け高効率電源は魅力だが、顧客集中と買収・希薄化を織り込むと現在の時価総額に安全域はない 本質価値との差 −60.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 エラスティックESTC 検索と監視の基盤はAI時代にも残るが、税効果で膨らんだ純利益と重い株式報酬を除いて測ると、現値に安全域はなく「割高」。 本質価値との差 −60.6% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 ドロップボックスDBX ファイル保管は残るが、法人席課金のAI代替と借入依存の買い戻しが重い。10年の株主価値から見れば割高 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −62.1% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 クラビヨKVYO 使用量課金とデータ基盤は強いが、AIとShopify依存を織り込むと現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 センチネルワンS 自律型防御は10年後も必要だが、成長企業から利益企業への転換はまだ未証明。株式報酬と巨大競合の圧力を織り込むと、現在の評価に十分な安全域はない 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 UMCUMC 成熟工程の受託製造は10年後も必要だが、値下げと巨額の増設負担を織り込むと、現在の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 フォームファクターFORM 高密度プローブカードはAI半導体の検査に欠かせないが、顧客集中と設備負担を考えると現在の時価総額には大きな安全域の不足がある。 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −63.3% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 モンゴDBMDB データベースの置き換えにくさは本物だが、株式報酬を差し引くと利益の厚みが不足する。10年先を見ても現状の値段に安全域はない。 本質価値との差 −63.8% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 IBMIBM メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%) 本質価値との差 −64.2% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 ルーブリックRBRK 復旧の不可欠さと顧客拡大は本物だが、株式報酬込みの利益と競争を考えると、今の時価総額には10年先の成功が織り込まれすぎている。 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 ダイナトレースDT 可観測性の基盤と顧客の粘着性は魅力だが、株式報酬と大型買収後の利益を吟味すると、10年先の価値に対して現値は割高である 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 EXLサービス・ホールディングスEXLS 保険・医療のデータ基盤と成果報酬には競争力があるが、AIによる人月需要の縮小を織り込むと、現在の時価総額は割高 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 コグネックスCGNX 工場と物流の目を担う技術と顧客基盤は強いが、過去の再投資効率には疑問が残り、今の時価総額には長期株主が求める安全域がない 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 アレグロ・マイクロシステムズALGM 磁気センサーの首位と電源ICの伸びしろは魅力だが、株主の手に残るGAAP利益に比べて現在の時価総額は高すぎる 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 アントゥー・イノベーションONTO HBMの積層と先端実装の検査には確かな需要がある。しかし競争と買収負担を踏まえると、今の値段には十分な安全域がない 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ユーアイパスPATH AI関連の契約は伸び始めたが、既存RPAの代替と株主還元の実効性を考えると、10年の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リテルヒューズLFUS 電気の安全を守る部品には長持ちする強みがあるが、半導体の減損と買収依存を踏まえると、今の値段には安全域が乏しく割高である 本質価値との差 −66.5% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 ペイコム・ソフトウエアPAYC 給与・税務の基盤は残るが、AIによる業務画面の代替と借入を伴う巨額還元を織り込むと、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −67.3% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 サイタイムSITM 発振器とクロックの技術力は確かだが、巨額買収と株式希薄化を吸収する利益に対し、現時点の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −67.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 ASXASX 半導体後工程の世界首位でAI需要の追い風は強いが、巨額増設の回収が読みにくく、現在の評価には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 SAPSAP 会計・調達の記録基盤は十年後も残るが、AIが利用席と導入工数を削るため、現在の時価総額は長期の稼ぐ力に比べ割高 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 SKHYSKHY HBM首位の技術力と巨額還元は魅力だが、メモリの山の利益を永続とみなせず、10年の本質価値は基準時価総額を約66%下回る 本質価値との差 −68.6% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 デジタルオーシャンDOCN AI推論向けクラウドの成長は本物だが、設備負担と希薄化に比べ株価の期待が大きい。10年の本質価値では割高と判断する 本質価値との差 −68.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ペイロシティ・ホールディングPCTY 給与・税務の記録基盤には堀があるが、人事SaaSのAI代替と高い取得価格を考えると長期の安全域に乏しく、割高である 本質価値との差 −69.3% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 バイコアVICR AI電源の独自技術と特許使用料には大きな価値があるが、製造拡張と特許収益の成功を先取りした時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −70.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ラティス・セミコンダクターLSCC 低消費電力FPGAの設計採用には粘りがあるが、AMI買収後のGAAP利益と希薄化に比べ現時点の値付けは高く、10年の確率加重価値では割高と判断する 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 サムサラIOT 車載センサーと独自の現場データには堀があるが、株式報酬を差し引いた10年の利益に対して今の時価総額は大幅に割高 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 インテグリスENTG 半導体の歩留まりを守る材料と高純度部材には深い堀があるが、買収負債と薄い株主還元を踏まえると現在の評価は割高である 本質価値との差 −71.8% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 トリンブルTRMB 建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%) 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −7.2%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −73.6% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 リングセントラルRNG 電話回線の運用基盤は残るが、席課金がAIに削られる。利益回復と減債を認めても10年の価値は大幅な割高を示す 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −74.3% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −75.0% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 トーストTOST 飲食店の決済と業務記録を握る堀は本物だが、AIによる周辺ソフトの代替と利益率の限界を考えると、長期の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 ビアビ・ソリューションズVIAV 高速通信の品質を測る技術と紙幣の偽造防止に堀はあるが、買収後の利益回復を考えても今の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −75.4% · 10 年 割高(年 −5.7%) 割高 ドキュサインDOCU 電子署名の規模と契約データには堀があるが、AIによる既存課金の侵食は重い。10年先の利益と還元を考えても割高 本質価値との差 −75.7% · 10 年 割高(年 −8.7%) 割高 ゼットスケーラーZS ゼロトラストの通信基盤には強い堀がある。しかしAIによる席課金の縮小と巨額の株式報酬を考えると、10年先の利益でも今の時価総額を支えきれず、評価は割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 アプライド・オプトエレクトロニクスAAOI AI向け光通信の急成長は本物だが、顧客集中と巨額の設備投資が重く、10年の本質価値には大きな安全域がない 本質価値との差 −77.0% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 アップフォリオAPPF 不動産会計と決済を握る強みは本物だが、AIによる業務の再編と成熟後の利益を考えると、長期の安全域に乏しい割高な株価 本質価値との差 −77.1% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −77.9% · 10 年 割高(年 −9.3%) 割高 ベントレー・システムズBSY インフラ設計の深い堀と高い顧客定着率は魅力だが、AIによる利用席数の減少と現在の利益水準を考えると、長期の安全域が乏しく割高 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 ガイドワイア・ソフトウェアGWRE 損保の契約と保険金支払を支える基幹ソフトには強い堀があるが、AI代替と大型買収の負担を考えると、現値に長期投資の安全域は乏しい。 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 トゥイリオTWLO 世界最大級の通信API基盤は10年後も必要だが、通信会社への依存と株式報酬が利益を薄くする。現在の評価は将来の成功を大きく先取りしており、割高と判断する。 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 ハブスポットHUBS 顧客データ基盤には本物の堀があるが、AIによる席課金の代替と株式報酬を考えると、10年価値は現時価を大幅に下回る 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −80.6% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 クオンティニュアムQNT 技術の先行は本物だが、商用の堀と黒字化は未証明で、約99億ドルの評価には十年の最良に近い成功が要る 本質価値との差 −82.3% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 コアウィーブCRWV AI計算基盤の需要は本物だが、借入とGPU更新費を引いた株主利益はまだ証明されていない。長期の本質価値は市場評価を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 プロコア・テクノロジーズPCOR 現場の共同記録には堀があるが、買収後の資金負担とAIによる事務ソフトの縮小を考えると、長期のオーナー利益に対して割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 ギットラブGTLB ソフト開発の記録と統制を握る有望な基盤企業だが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、今の時価総額には長期の安全域がなく、割高と判断する。 本質価値との差 −83.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 メイコム・テクノロジー・ソリューションズ・ホールディングスMTSI 光通信と高周波の独自技術は生き残るが、巨額の期待に対して株主へ帰るGAAP利益がまだ足りず、割高と判断する 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 アプライド・デジタルAPLD 1,410MWの長期契約は魅力だが、建設債務と優先出資者への分配が重い。普通株主に残る利益を測ると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −83.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 スノーフレークSNOW 企業データを束ねる基盤には堀があるが、株式報酬を差し引いた利益が株価に追いつかない。10年先の本質価値からは割高である。 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 マンハッタン・アソシエイツMANH 倉庫と受注の実行基盤には深い乗り換え費用がある。しかし導入工数のAI代替と高い株価を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 クラウドフレアNET 世界の通信を守る堀は強い。しかしGAAP利益と株主の取り分から10年後を測ると、現在の時価総額は本質価値を大幅に超える。 本質価値との差 −84.0% · 10 年 割高(年 −9.5%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −84.8% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −86.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 オクタOKTA 企業の認証基盤は10年後も必要だが、席課金の縮小と巨大競合を織り込むと、株価はGAAP利益の裏付けを大きく先取りしており割高だ。 本質価値との差 −87.0% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −13.6%) 割高 IonQ INCIONQ 量子計算の有望な技術と米国内の製造基盤を得たが、収益化・競争・希薄化の不確実性に対し、現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 アトラシアン クラスATEAM 仕事の履歴を握るJiraの堀は厚いが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、現在の値付けには大きな安全域不足がある 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 ユニティー・ソフトウェアU ゲーム開発基盤の強みとAI広告の急成長は魅力だが、株式報酬を差し引いた稼ぐ力では現在の時価総額を支えきれず、大幅な割高 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.2%) 割高 ビアサットVSAT 衛星通信網と周波数免許には長く残る価値があるが、巨額の負債と低軌道衛星との競争を考えると、現在の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −91.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 フィグマFIG 共同設計の強固な基盤は残るが、AIによる席課金の代替と株式報酬がオーナー利益を圧迫し、10年先の価値に対して割高 本質価値との差 −95.2% · 10 年 割高(年 −15.6%)

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読んだ資料

  1. デュオリンゴ2025年Form 10-K(2026年2月27日)
  2. デュオリンゴ2026年第2四半期株主向け書簡(2026年8月5日)
  3. デュオリンゴ2026年株主総会委任状説明書(議決権・2026年4月)

分析日 2026-10-28