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UMC UMC

成熟工程の受託製造は10年後も必要だが、値下げと巨額の増設負担を織り込むと、現在の時価総額には安全域が乏しい

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)6.25 ドル154 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)16.7 ドル412 億ドル差 −62.5%
10 年後から見ると 割高 価値 6.25 ドル154 億ドル · 差 −62.5% · 期待の年率 −2.4%
期待の年率リターン(10 年)−2.4%資本コスト比 −12.4 pt
推定の資本コスト10.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 10.0% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の0.1%未満です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

UMC(聯華電子)は、顧客が設計した半導体を工場で作る台湾の受託製造会社である。筆者の結論は「割高」だ。成熟工程の半導体は10年後も必要だが、工場を持つ資本負担と価格競争の割に、現在の会社全体の値段は大きすぎる。装置を売るラムリサーチとは違い、UMCは装置を買って稼働させる側である。

2026年7~9月期には12インチ換算の出荷が121万枚に達し、稼働率は92%に回復した。22ナノ工程の売上比率は18.3%と過去最高で、光通信用半導体やAI向け電力部品にも足場ができた。しかし2024年と2025年の平均販売単価は連続で下落した。2027年の値上げ見通しが実現しても、需給が緩めばその上昇分は削られうる。

顧客が工程を認定し直す負担は堀になるが、世界のファウンドリ売上シェアは約4%にすぎない。シンガポールや台南への増設は成長の選択肢を広げる半面、先に現金を使い、稼働しないと減価償却が利益を削る。2026年4~6月期の大きな投資利益も工場の恒常的な稼ぎではない。

10年後の中立では、工程別の出荷を合計491万枚、売上を約128億ドル、純利益を24億ドルと見る。5つの筋書きを資本コスト10%で割り引くと、正味の還元を含む現在価値は約154億ドルとなる。基準となる時価総額約466億ドルを約67%下回る。台湾の地政学的な危険を過度に上乗せする以前に、経済的な安全域が不足している。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、10年後も半導体を作る工場は必要だと考える。車載制御、産業用センサー、無線通信、電源管理に最先端の線幅は必須ではない。むしろ量産で確かめられた工程が長く使われる。UMCの顧客認定と歩留まりの知識は、簡単に複製できない資産だ。ただし強みは一定の需要を守ることであり、あらゆる年に値上げできる特権ではない。

次に問うのは、利益を維持するためにいくらの設備更新が要るかである。工場は数年で設備の世代交代が進む。償却を現金が戻るように見せかけて純利益へ加算してはならない。2025年には純利益13億ドルに対して配当がほぼ12億ドルだったが、将来も同じ還元を続けながら新工場を増やすには、設備投資の回収を確実にするか、純負債を増やす必要がある。

新しい22ナノ工程、シリコンフォトニクス、電力部品の量産は魅力的だ。だがその成功は顧客の出荷増、良好な歩留まり、安定した単価として利益に表れた時に初めて価値になる。2026年の高稼働と短期の値上げ計画だけで、10年後の高収益が保証されたわけではない。市場全体のシェアを握るTSMCと同じ堀の扱いにもしない。

最後は払う値段である。2025年の利益から見た現在の時価総額は、長期の製造業としてかなり大きい。中立の2036年の利益が24億ドルへ育っても、再投資にかかる資本と資本コストを差し引けば現在の値段を支えにくい。台湾有事のような回収不能の危険まである以上、予測に幅のある会社に厚い安全域を求める。

何で稼ぐ会社か

売り物は、設計済みの集積回路を形成したウエハーである。UMCは露光、成膜、エッチングなどの装置と自社の製造工程を組み合わせ、注文ごとに枚数と工程を引き受ける。顧客の中心は自社工場を持たない設計会社で、2026年7~9月期のウエハー売上の86%を占める。通信向けが39%、民生向けが32%で、自動車や産業向けの特殊工程も育てている。

同社は受託製造をほぼ一つの事業として報告するため、ここでは工程別に三つの経済単位に分ける。2025年の売上構成は22/28ナノが約37%、40/65ナノが約33%、90ナノ以上が約30%である。2025年の12インチ換算出荷は四半期合計で約387万枚だった。工程別枚数と単価は非開示なので、各工程の相対的な加工価格を仮定し、会社発表の売上構成と合計枚数に同時に合うように推計した。

22/28ナノはディスプレー駆動、Wi-Fi、自動車用レーダー、低消費電力のロジックに使う。40/65ナノは電源管理、無線周辺回路、組み込みメモリーなどが主力だ。古い90ナノ以上の工程は8インチ工場の混合信号、各種センサー、電力・制御用の部品を支える。古い工程ほど装置が償却済みになりうるが、受注不足でも人員や電力を容易に減らせない。

新しい道は既存の特殊工程を深く使うことにある。2026年7月にはシンガポールでシリコンフォトニクスの量産出荷を発表し、10月にはAPメモリーとの深溝キャパシターの検証を公表した。インテルとの12ナノ共同開発は米国での2027年生産開始を目指す。ただし量産収益の帰属や規模はまだ読めない。光電・電力関連は適用工程の枚数と単価に含め、別の売上として二重計上していない。

優良さと弱いところ

堀は工場の認定と歩留まりにある。半導体の設計に対応する製造条件、部品の配置、品質試験を一度作り込むと、別の工場へ移すには設計の再確認と量産立ち上げが要る。自動車や産業向けでは長い品質保証も重なる。UMCは台湾、シンガポール、中国、日本に工場を持ち、特殊工程のライブラリーや知的財産を積んできた。顧客が急に供給元を替えにくい点は実際の強みだ。

ただし、認定済みの工場が価格を自由に上げられるわけではない。会社の20-Fによれば、ウエハーの平均販売単価は2024年に5.0%、2025年に5.4%下がった。2026年後半には供給が締まり、経営陣は2027年の平均単価上昇を見込むが、長期の値決め力を証明したものではない。TSMCほど先端工程を支配せず、SMICやグローバルファウンドリーズと成熟・特殊工程で競うため、堀は「普通」と判断する。

資本効率にも山と谷がある。2022年には営業利益率が35%を超えたが、2018~2019年にはほぼゼロまで落ちた。2025年のROEは11.1%で、10年の中央値11.5%と大差がない。償却や固定費が大きく、増分投資の収益性が常に資本コストを超えるわけではない。2023年には自由現金収支が赤字となり、設備投資の重さを示した。

投資先の持分法利益には別の注意が要る。2026年4~6月期の投資損益は営業利益を大きく上回り、相互保有を含む持分の評価が本業の利益を見えにくくした。帳簿の純資産が増えても、その全てを将来の製造利益として資本化しない。なお、工場の受託製造は人月・席課金・画面操作を売る事業ではなく、AIエージェント代替の指定対象には当たらない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ファウンドリ市場の成長は二つに割れている。最先端の演算用半導体は急成長するが、UMCが主に作るのは周辺の電源、通信、表示、制御の半導体だ。トレンドフォースによれば、2026年4~6月期の上位10社の売上合計は約535億ドルで、UMCは世界4位、シェア3.9%だった。TSMCが72.5%、サムスンが5.9%、SMICが5.4%、グローバルファウンドリーズが3.2%である。先端の伸びが大きいほど、UMCの全市場シェアは下がりやすい。

成熟工程だけを取り出せばUMCの立場は全社シェアより強い。ただし工程別の世界市場と各社シェアを同一基準で示す公表値はない。暫定的に2025年前後の世界売上を22/28ナノ約200億ドル、40/65ナノ約180億ドル、90ナノ以上約190億ドルと考えると、UMCの推定シェアはそれぞれ約14%、14%、12%となる。これはトレンドフォースの全市場規模と各社の工程構成に整合させた分析用の幅のある推計であり、確定統計ではない。

今の循環は稼働の回復局面にある。UMCの平均稼働率は2025年に75%程度だったが、2026年7~9月期は92%まで上がった。2026年の8インチ工程は電源用半導体の不足を背景に値上げが進んだ。他方、中国ではSMIC、華虹半導体などが成熟工程を増設し、需要が一巡した後には供給過剰を招く可能性がある。世界シェアの大きいTSMCが古い工程を縮小すれば、一時的な受注流入にもつながる。

10年先には、自動車の電子制御、工場のセンサー、AI機器の電源と光通信が数量を支える。ただし先端AI用の演算チップと同じ単価成長は期待できない。成熟工程には性能が良くなっても価格の下がる圧力があり、全体の物価上昇率をウエハー単価へ丸ごと転嫁できない。インテルとの12ナノ協業や光電の新事業は上振れ要因だが、契約収益を既存ファウンドリ市場に二度足さずに評価する。

資本政策と M&A

資本政策は設備投資を先に決め、その余りを配当する形である。2023~2025年の設備投資は合計で約75億ドルに達した。2022年に決めたシンガポールの新工場は22/28ナノを中心とし、2026年には台南の次期工場建屋とシンガポール増設を発表した。7~9月期には追加で約32億ドルの拡張投資予算を承認したが、2026年の現金支出見通しは約20億ドルであり、承認総額をその年の支出と混同してはならない。

経営陣は顧客の長期供給契約に沿った段階的な投資を強調する。インテルとの米国12ナノの提携も新規工場を丸ごと単独で建てるよりは資本を抑える道だが、相手の製造歩留まりと商用化に依存する。2019年には日本の既存12インチ工場を取得した。大型買収より、既存工場の取得・改造と新設を組み合わせてきたため、今後も増分資本利益率を見極める必要がある。

株主還元は配当中心で、2023年約15億ドル、2024年約12億ドル、2025年約12億ドルを支払った。2026年の現金配当も台湾ドルで約327億の支払いが承認された。定款上は毎年の利益や投資計画を見て決める仕組みで、今後10年の総還元額について確定した数字の約束はない。2023~2025年の自社株買いはなく、株式報酬や増資があれば正味の還元から差し引く。

少数株主にとっては、上場持分や持分法会社の複雑さも論点だ。2026年4~6月期には投資損益が約9.5億ドル相当まで膨らんだが、これは工場の増分利益ではない。相互保有や市場価格で動く利益を除いて、配当原資と将来の工場投資の採算を追う。現時点で非公開化や上場廃止について成立済みの合意は確認できない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

成熟工程の価値は、AIの普及でむしろ増している。AI演算チップを作るのはTSMCでも、電源を安定させ、光で大量の情報を送り、基板を制御する半導体は成熟・特殊工程で作れる。UMCは2026年にシリコンフォトニクスの量産出荷を始め、深溝キャパシターも顧客と検証を進めている。12ナノはインテルの米国製造能力を活用するため、UMC単独で最先端の巨額投資を背負う必要がない。

工場の受注にも変化が出た。2026年7~9月期には出荷が121万枚と記録を更新し、いくつかの12インチ工場が満杯になった。22ナノの構成比は18.3%まで上がり、営業利益率も25%を超えた。経営陣は2027年の平均単価が前年比約10%上がると見込み、AI関連事業の売上比率が2029年に4分の1を超える可能性も示した。値上げが通れば、過去の成熟工程の印象とは異なる収益性になる。

TSMCが古い工程を縮小することも追い風だ。中国の工場が拡大しても、米欧の顧客は台湾、シンガポール、日本、将来の米国という複数の製造拠点を評価する。品質保証と製造設計の蓄積が効き、新規の車載・産業向け製品は簡単に移管できない。10年後に生産枚数が565万枚へ増え、高付加価値工程の単価が維持されれば、純利益は46億ドルに届きうる。配当を続けながら現金創出力を高める余地がある。

慎重な見方

稼働率92%は工場の価値の証明ではなく、景気循環の一時点かもしれない。会社自身が2024年と2025年に平均販売単価の5%前後の下落を報告している。2027年の値上げ計画は供給不足の反映であり、10年先まで続く契約ではない。過去には2018年と2019年の営業利益率がほぼゼロに落ちた。装置を所有している限り、受注が消えても減価償却と維持費は残る。

中国のSMICと華虹半導体は、UMCが稼ぐ28ナノやそれより古い工程で国産化を進める。競争が激しくなれば、UMCは認定済みの顧客を守るため値引きする。大手TSMCやサムスンも特殊工程の一部では競う。台南とシンガポールの増設は需要が確かな間は効くが、投資予算を膨らませた直後に受注が鈍れば、帳簿の資産だけが増えて利益が減る。

さらに2026年4~6月期の純利益急増には、約300億台湾ドルの投資利益が含まれた。持分法会社と投資有価証券の評価が本業と混ざり、製造利益だけを見れば実力を過大評価しやすい。台湾に主要設備が集中しており、停電、地震、輸出規制や台湾海峡の緊張でも生産が止まりうる。現在の時価総額466億ドルを正当化するには、価格を上げ続け、設備投資を回収し続けるという、複数の楽観が同時に必要になる。

どちらに重みを置いたか

新しい光電と電源の用途は確かな前進だが、まだ全社の収益構造を変えたとは言い切れない。2026年の量産回復を受けて上振れ側に29%、中立に33%を配分する一方、値下げ競争、拡張投資の回収不足、地域集中による構造的な下振れ側を38%と厚くした。

慎重な見方がやや優勢である。資本コストには半導体の循環と弱い価格交渉力を織り込んだが、下振れ確率にはそれと別に中国でのシェア喪失や工場資産の回収不足を含めている。工場の値下げ耐性が実績で確認されれば、確率を上に移す余地がある。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 9.13 ドル225 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 4.40 ドル109 億ドル)。 今の値に割り戻すと 6.25 ドル154 億ドル、今との差 −62.5%、 期待の年率 −2.4%(資本コスト 10.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 10% 21.68 ドル535 億ドル 6.74 ドル166 億ドル +70.4% +6.3% 2.84 ドル70 億ドル
やや楽観 19% 13.90 ドル343 億ドル 5.12 ドル126 億ドル +14.0% +1.5% 3.61 ドル89 億ドル
中立 33% 9.23 ドル228 億ドル 4.66 ドル115 億ドル −16.7% −2.2% 4.58 ドル113 億ドル
やや悲観 24% 3.89 ドル96 億ドル 3.64 ドル90 億ドル −54.8% −9.6% 1.81 ドル45 億ドル
悲観 14% 2.45 ドル61 億ドル 2.43 ドル60 億ドル −70.7% −14.3% 0.68 ドル17 億ドル
加重平均100% 9.13 ドル225 億ドル4.40 ドル109 億ドル −18.9% −2.4% 13.53 ドル334 億ドル

今の株価時価総額 16.68 ドル412 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 10% 特殊工程がAI周辺と車載を取り込み、工場を高稼働に維持 利益 46 億ドル · PER 11.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 21.68 ドル535 億ドル

生成AIが演算チップ以外にも電力、光通信、混合信号の需要を広げる。UMCのシリコンフォトニクスと深溝キャパシターが顧客の量産を支え、22/28ナノ工程で新製品の設計採用が積み上がる。インテルとの12ナノ協業も商用化に成功するが、まだ帰属の不明な収益を別枠で足さず、既存工程の高付加価値化として評価する。世界の成熟工程の数量増加と顧客認定の獲得で、主力工程の出荷は2025年の2倍を超える。

出荷合計は565万枚へ増え、22/28ナノの加工単価は2025年比1.45倍に達する。台南とシンガポールの増設は顧客の長期契約でほぼ埋まり、工場の減価償却を吸収する。SMICや華虹との競争は残るが、特殊工程の認定と歩留まりが値引きを抑える。営業利益率は約29%となり、純利益は46億ドルに達する。2026年以降の累計利益295億ドルのうち約166億ドルを正味で還元し、残りを技術と設備へ再投資する。

  • 22/28ナノ(主力ロジック・特殊工程):数量 235(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.41(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 95 億ドル・営業利益 34 億ドル。世界22/28工程の実質出荷増と特殊工程でのシェア上昇により、当社出荷は2025年比2.35倍。単価は物価程度の上昇。
  • 40/65ナノ(電源・通信・組み込み回路):数量 155(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.32(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 50 億ドル・営業利益 12 億ドル。電源・光電向け設計採用を増やし、40/65工程の当社枚数は約1.35倍。単価1.45倍。
  • 90ナノ以上(8インチ・長寿命の制御用工程):数量 175(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.18(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 31 億ドル・営業利益 5 億ドル。8インチの工場は高稼働を維持。古い工程の数量はほぼ横ばいだが単価は1.32倍にとどまる。

倍率:10年後の帳簿ROEは46÷245=18.8%。moatはnormalで超過利益の残存割合1/2、k10.0%からRONIC14.4%。2036年以降の名目gは、成熟・特殊工程の世界出荷実質+1.2%、当社シェアほぼ横ばい、加工単価+2.8%の合成で4.0%。正当化PER=(1−4.0%÷14.4%)÷(10.0%−4.0%)×1.04=約12.5倍、持続性に不確かさが残るため約93%の11.64倍。純利益46億ドルは株式報酬費用を引いた会計利益で、投資評価益の山を加えない。余剰現金は別勘定にしていない。

確率:光電、電源、22ナノの製品移管が複数の顧客で成功する上振れ。2026年に量産実績が出始めたためゼロにはしないが、2036年も高稼働を続けるための資本採算は未実証なので10%。

やや楽観 19% 22ナノへの移行と電源用半導体が着実に育つ 利益 33 億ドル · PER 10.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 13.90 ドル343 億ドル

22ナノの低消費電力技術と40/65ナノの電力・通信回路が、車載、データセンター周辺機器、産業設備に採用される。2026年からの増設は顧客の使用予定に合わせて段階的に進み、急増する減価償却を売上の増加でおおむね吸収できる。中国のSMICや華虹は旧工程で値下げを仕掛けるが、品質認定と供給先の分散が一部の顧客流出を防ぐ。

2036年の出荷枚数は527万枚と中立を上回る。22/28ナノ工程の数量は2025年比で約2.05倍となり、その工程の加工単価も約1.38倍に上がる。新しい光電製品は同じウエハー枚数に含め、架空の独立売上を足さない。売上約151億ドル、営業利益約38億ドルで、純利益は33億ドルへ育つ。累計純利益230億ドルのうち約126億ドルを配当などで返し、設備の更新資金も残せる。

  • 22/28ナノ(主力ロジック・特殊工程):数量 205(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.39(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 79 億ドル・営業利益 24 億ドル。世界需要増と新規採用で、主力工程の数量は2.05倍。単価は2025年比1.38倍。
  • 40/65ナノ(電源・通信・組み込み回路):数量 148(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.30(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 44 億ドル・営業利益 10 億ドル。中国競争を特殊な電源工程で相殺し、40/65の枚数は約1.29倍。単価1.34倍。
  • 90ナノ以上(8インチ・長寿命の制御用工程):数量 174(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.16(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 28 億ドル・営業利益 3 億ドル。8インチ等の枚数はほぼ横ばい。古い工程にも需給改善の値上げが一部定着する。

倍率:10年後ROE=33÷220=15.0%。moat normalの1/2を残すとRONIC=12.5%(k10.0%)。gは工程需要の実質+1.3%、シェア横ばい、価格+2.5%の名目3.8%。正当化PER=(1−3.8%÷12.5%)÷(10.0%−3.8%)×1.038=約11.65倍。価格競争と継続設備投資のため上限の約89%で10.4倍。2026年の持分法評価益を将来利益に繰り返し加えていない。

確率:製品認定の積み上がりと2026年後半の高稼働が続き、2027年の価格改善も数年残る展開。ただし光電の巨大市場での勝ち残りは未確認なので19%。

中立 33% 顧客認定は残るが、増設と価格競争で資本効率は普通 利益 24 億ドル · PER 9.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 9.23 ドル228 億ドル

車載、産業、電源管理、通信の半導体需要は実質で増える。一方、先端AI演算の急成長はUMCの全世界シェアを押し上げず、中国の国産工場も成熟工程に進出する。新しい22ナノや光電の設計採用が古い工程の需要鈍化を補い、米国12ナノの協業は収益が確認できる範囲で製造基盤を補完する。2027年の平均単価改善が一度実現しても、その後の競争で一部が失われる。

2036年の工場出荷は491万枚で、2026年後半の高稼働を永続とみなさない。22/28ナノは176万枚と2025年より増え、40/65ナノは142万枚、90ナノ以上は173万枚にとどまる。価格は主力工程でも2025年比1.30倍で、一般物価の1.41倍より低い。売上約128億ドル、営業利益約28億ドル、純利益24億ドルに収れんする。10年の累計純利益約185億ドルから正味115億ドルを返し、自己資本は約186億ドルとなる。

  • 22/28ナノ(主力ロジック・特殊工程):数量 176(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.37(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 64 億ドル・営業利益 18 億ドル。世界22/28工程の実質数量が増える中、当社の製品ミックス改善で数量1.76倍。単価は物価1.41倍より弱い1.30倍。
  • 40/65ナノ(電源・通信・組み込み回路):数量 142(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.26(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 37 億ドル・営業利益 8 億ドル。世界の40/65需要拡大の一部を維持するが中国との競合で数量1.23倍、単価1.20倍にとどまる。
  • 90ナノ以上(8インチ・長寿命の制御用工程):数量 173(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.15(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 26 億ドル・営業利益 2 億ドル。90ナノ以上の世界実質需要は微増でも当社シェアが削られ、数量はほぼ横ばい、単価1.13倍。

倍率:2036年の帳簿ROE=24÷186.4=12.88%。純現金を別勘定にしておらず、事業を伸ばす設備・製造ノウハウは除外しない。moat normalの残存率1/2でRONIC=10.0%+(12.88%−10.0%)÷2=11.44%。2036年以降のgは成熟工程の世界実質枚数+1.5%、UMCの相対シェア−0.5%、平均加工価格+2.5%の合成で名目約3.5%。正当化PER=(1−3.5%÷11.44%)÷(10.0%−3.5%)×1.035=約11.05倍。利益が高稼働と投資に左右されるため上限の約86%で9.5倍。GAAP利益を使い、償却・株式報酬を戻さない。

確率:現時点の成熟工程の世界需要、2025年までの価格下落、2026年の高稼働を最も無理なくつなぐ中心シナリオ。良い新製品があっても強い価格決定力には変わらないため33%。

やや悲観 24% 中国との競争で価格が削られ、新設能力が余る 利益 12 億ドル · PER 8.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 3.89 ドル96 億ドル

世界の半導体需要自体は増えるが、SMICと華虹半導体が成熟工程の中国顧客を取り込み、UMCは一部の設計案件を失う。TSMCの旧工程縮小から流入する案件はあるものの、価格下落を打ち消せない。シンガポールや台南の新工場は期待ほど埋まらず、償却が残る。インテルの12ナノ協業や光電の新製品も、同社全体の収益性を変える大きさには育たない。

出荷は年間416万枚にとどまり、2026年後半の水準より明らかに少ない。22/28ナノの加工単価は2025年比で1.18倍、古い工程は1.05倍であり、物価上昇に負ける。固定費が工場に残って営業利益は約14億ドル、純利益は約12億ドルへ低下する。前半の高稼働を含む10年間の累計純利益は約130億ドル、配当と希薄化控除後の正味還元は90億ドル。自己資本は約156億ドルまで積み上がるが、その利回りは資本コストを下回る。

  • 22/28ナノ(主力ロジック・特殊工程):数量 138(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.33(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 46 億ドル・営業利益 9 億ドル。22/28世界市場は成長するが、当社の相対シェアが下がり、数量は2025年比1.38倍。単価1.18倍。
  • 40/65ナノ(電源・通信・組み込み回路):数量 128(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.25(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 31 億ドル・営業利益 4 億ドル。顧客の二重調達と中国の値引きで数量1.11倍、単価1.12倍にとどまる。
  • 90ナノ以上(8インチ・長寿命の制御用工程):数量 150(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.14(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 21 億ドル・営業利益 1 億ドル。成熟8インチの顧客移管で数量は2025年比0.87倍、単価はほぼ据え置きに近い。

倍率:10年後ROEは11.9÷156.4=7.6%でk10.0%を下回るため、PERの上限は1÷k=10倍。仮にg2.5%を使ってRONICがk未満になる正当化式で計算しても、失敗した再投資にはプレミアムを付けない。中国での数量シェア喪失と弱い単価を反映してPER8.0倍とする。gの内訳は世界の工程実質数量+1.0%、自社シェア−1.0%、価格+2.5%。純利益は償却を戻さない。

確率:中国の成熟工程増設とファブ投資が同時に進むと、UMCの単価が物価に追い付かず稼働が低下しやすい。破綻ではないが資本利益率が低い状態は十分ありうるため24%。

悲観 14% 成熟工程で構造的に敗れ、売れる資産が価値の床になる 利益 5 億ドル · PBR 0.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2.45 ドル61 億ドル

SMICや華虹半導体が中国の28ナノ、40ナノ以下の市場を広く取り、UMCの顧客は低価格の生産拠点へ設計を移す。22ナノや光電にも競争が及び、設備増強の採算が崩れる。古い8インチ工場では受注不足と更新投資の先送りが重なる。工場の値段を上げられず、営業利益率は一桁へ落ちる。単なる景気の谷ではなく、顧客認定と技術の優位を失った状態である。

2036年の出荷は335万枚、売上は約70億ドルで、2026年後半の勢いが残らない。営業利益は約6億ドル、純利益は5億ドルに低下する。10年の初めには利益を出すが、中途の設備減損約30億ドルを含めた累計純利益は60億ドルにとどまり、同額を正味で還元するため自己資本は現在とほぼ同じ約116億ドルとなる。工場を継続利用できる部分と金融資産の税後処分価値を保守的に合算した約60.5億ドルが床となり、将来の帳簿自己資本の積み増しに高い値段を付けない。

  • 22/28ナノ(主力ロジック・特殊工程):数量 105(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.30(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 32 億ドル・営業利益 4 億ドル。主力工程の世界需要増を取れず、数量は2025年比1.05倍。単価1.07倍で実質は大幅下落。
  • 40/65ナノ(電源・通信・組み込み回路):数量 112(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.21(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 24 億ドル・営業利益 1 億ドル。中国の国産化で40/65の出荷は2025年を下回り、価格は名目でも下がる。
  • 90ナノ以上(8インチ・長寿命の制御用工程):数量 118(年間出荷・万枚(12インチ換算))× 価格 0.12(1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均))→ 売上 15 億ドル・営業利益 0 億ドル。8インチの旧設備の出荷が大きく減り、価格も下落。大部分の固定費が残る。

倍率:2036年のROEは5÷116.4=4.3%で資本コスト10%に達しない。継続事業の稼ぐ力は純利益5÷k10%=約50億ドルが上限の一つとなる。これより大きい税後の換金可能資産約60.5億ドルを床として採用し、今の自己資本116.4億ドルに対する倍率0.52倍で60.528億ドルとした。10年後の利益蓄積に倍率を掛けたものでも、過去のPBRの谷に寄せたものでもない。存続不能や戦争による工場喪失まで含めた床ではない。

確率:2018~2019年のほぼゼロの営業利益率が、顧客流出と新工場の過剰投資で再来する構造的な敗北。台湾の平時を前提とするが、資産の処分価値と還元があっても損失が大きいので14%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

22/28ナノ(主力ロジック・特殊工程)

12インチの22/28ナノ工程。表示駆動、低消費電力ロジック、Wi-Fi、自動車レーダーなどを顧客設計に応じ量産する。

数量年間出荷・万枚(12インチ換算)価格1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均)売上営業利益
今 2025/12 100 0.28 28 7
10 年後 中立 176 0.37 64 18

取り方:2025年20-Fの22/28ナノ売上構成36.8%×全社76.2億ドル=28.0億ドル。2025年の全社出荷は2026年1月発表の四半期910・967・1000・994千枚の合計387.1万枚。工程別出荷・単価は非開示なので、22/28を100万枚、1枚約2800ドルと推定し、他工程の推定と合計387.1万枚に合わせた。営業利益6.8億ドルは収益性が高い工程として推計した内訳であり会社開示の部門利益ではない。世界の同工程売上規模は約200億ドルと暫定推計、UMCの同工程シェアは約14%。工程別世界統計は非整合なので誤差は大きい。

40/65ナノ(電源・通信・組み込み回路)

12インチを中心とする40/65ナノの混合信号、電源管理、無線周辺回路、組み込みメモリーなどの量産。

数量年間出荷・万枚(12インチ換算)価格1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均)売上営業利益
今 2025/12 115 0.22 25 5
10 年後 中立 142 0.26 37 8

取り方:2025年20-Fでは40ナノ16.1%+65ナノ17.0%=33.1%。全社売上76.2億ドル×33.1%=25.2億ドルで、円滑な合計一致のため25.3億ドルと近似。工程別枚数は開示されず、12インチ換算115万枚、1枚約2200ドルを仮定。会社全体の出荷387.1万枚・売上76.2億ドルと整合。営業利益4.6億ドルは工程別の仮配分。世界の同工程売上約180億ドルと暫定推計し、UMCの分野別シェア約14%。中国のSMIC・華虹、グローバルファウンドリーズが同工程の主要競争者。

90ナノ以上(8インチ・長寿命の制御用工程)

90ナノ以上の旧世代工程。8インチ工場を多く使う車載・産業・民生のセンサー、電源、アナログ・制御回路。

数量年間出荷・万枚(12インチ換算)価格1万枚あたりの売上・億ドル(工程・製品構成を含む平均)売上営業利益
今 2025/12 172 0.13 23 2
10 年後 中立 173 0.15 26 2

取り方:2025年20-Fの22/28ナノ36.8%、40ナノ16.1%、65ナノ17.0%を除いた90ナノ以上の残り30.1%を全社売上に適用し22.9億ドル。残余の出荷172.1万枚(12インチ換算)と1枚約1330ドルは、既存8インチ工程の加工価格が低い前提から逆算ではなく枚数・合計稼働に整合させた仮説。利益2.1億ドルは旧設備の低マージンを仮配分。世界市場約190億ドル、UMC推定シェア約12%で、いずれも未開示の参考推計。

リスクと懸念

中国の28ナノ・成熟工程の新設能力

SMICと華虹半導体は成熟ノードの能力を増やしている。台湾やシンガポールの品質認定で差が付く部分はあるが、中国の顧客が国産工程へ移ると、出荷枚数と稼働率が同時に下がる。2024~2025年の販売単価の下落は既に示唆的であり、値上げが定着するまでは楽観できない。

巨額の設備投資と償却の固定費

2026年の現金ベース設備投資見通しは約20億ドルで、10月には別途約32億ドルの増設予算が承認された。2025年の工場費用は固定・準固定費の比率が7割近くあり、完成後の稼働が70%台に戻るだけで利益率は急落しうる。顧客との長期供給契約が収益をどこまで守るかが分かれ目だ。

台湾海峡・地震・電力と供給網

主力の製造拠点と研究開発は台湾に集中している。軍事的な緊張だけでなく、地震、電力・工業用水不足、半導体材料と製造装置の輸送障害も操業停止につながる。シンガポールや日本、将来の米国協業は分散に役立つが、台湾の中核生産が失われる極端な危機では通常の資産の床は守れない。

持分法利益と相互保有が生む見かけの増益

2026年4~6月期の投資損益は約300億台湾ドルに達し、同四半期の営業利益より大きかった。持分法会社や上場株の値上がりが会計利益を押し上げても、ウエハーの値上げや数量の増加とは異なる。相互保有に由来する評価変動まで恒常的なオーナー利益として資本化すると、価値を二重に数える危険がある。

新事業の採算と米国12ナノ協業

シリコンフォトニクスや深溝キャパシターは2026年に量産や初期検証の進歩があったが、売上の大部分を占める実績はまだない。インテルとの12ナノ開発は米国工場での量産を目指すものの、歩留まり、商流、収益分配、顧客認定の遅れで期待値が下がる可能性がある。将来市場の大きさと自社の取り分を混同しない。

通信・民生の在庫循環と顧客交渉力

2026年7~9月期のウエハー売上は通信39%、民生32%に寄る。スマートフォン、テレビ、PCの在庫調整が重なると、顧客は発注を減らし、成熟工程では値引き要求も強まる。売上の86%をファブレス顧客が占めるため、顧客の設計移管や複数工場調達の決定を追う必要がある。

AI関連の期待先行と直接代替の違い

AIエージェントが席課金のソフトや人月サービスを置き換える危険は、ウエハーを物理的に作るUMCには直接当てはまらない。しかしAI計算設備の投資が鈍れば、周辺の電源管理・光通信・制御用半導体の注文が減る。AI関連の受注見通しは機会であって、2036年の恒常的な価格決定力の証明ではない。

今後の分かれ目

2027年を通して平均ウエハー単価が会社の示す前年比約10%増を達成し、その後も値下げせずに維持する
価格を決める力が改善した証拠となる。主力工程の長期単価と営業利益率を見直し、やや楽観・楽観の確率を引き上げる。
22ナノ工程の売上構成が2026年7~9月期の18.3%から25%を超え、稼働率も80%以上を保つ
顧客の新製品移管と高付加価値化が定着したと見る。主力工程の数量と資本利益率の見通しを上方へ修正する。
シリコンフォトニクスと電力向け特殊工程が、開示された売上・継続受注で大きく伸びる
将来の用途別シェアを根拠に評価する。既存の22/28・40/65工程に含まれる売上と二重に加算しない。
新設工場の稼働率が65%を割る状態が2年以上続き、設備の減損が発生する
2026年の大型投資が資本コストを回収できないと判断する。やや悲観の出荷、利益率、自己資本と還元を下方修正する。
SMICや華虹の価格攻勢でUMCの22/28ナノ売上が2年続けて前年割れする
成熟工程の市場成長を自社が取れていない兆候だ。中立の数量シェア前提を下げ、構造的な悲観の確率を高める。
会計利益が膨らんでも営業利益と自由現金収支が追い付かず、配当が減る
投資評価益と事業収益を切り離し、オーナー利益と正味還元の道筋を下方修正する。
インテルとの12ナノ協業で顧客向け商用量産とUMC帰属の収益が具体的に開示される
未確定の協業が現金を生む事業に変わったと判断し、既存工程との重複を除いた利益分だけ中立以上を引き上げる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの12インチ換算出荷枚数、稼働率、工程別構成比(2026年7~9月期は121万枚、92%、22ナノ18.3%)
  • 平均販売単価の前年比。2027年に会社が見込む約10%の改善が実績となり、後年も持続するか
  • 22/28ナノと40/65ナノの顧客設計採用件数、世界の成熟工程でのSMIC・華虹・グローバルファウンドリーズとの価格競争
  • シンガポール・台南増設の投資金額、稼働率、設備償却額と増分ROIC
  • シリコンフォトニクス、深溝キャパシター、インテル12ナノの量産売上と収益帰属
  • 営業利益と持分法・投資評価損益の差、正味配当、現金と有利子負債の増減
  • 台湾の工場操業、電力・水・半導体装置の供給制約と台湾海峡情勢

倍率と資本コストの決め方

会社の中立売上は、2025年の工程別売上構成と実際の年間出荷387.1万枚をもとに、工程別の12インチ換算枚数×加工単価で積んだ。経営陣の2027年値上げ見通しは一時的な改善として扱い、成熟工程の長期単価には物価3.5%の全額転嫁を認めていない。装置会社のWFE市場や利益率はUMCの受託製造の売上と混同しない。

資本コスト10.0%と工程別の長期成長2.5~4.0%を独立に定め、帳簿ROEと通常の堀の持続割合2分の1から正当化PERを算定した。2026年4~6月期の投資評価益、現在の株価、過去のPERを将来倍率の根拠にしていない。悲観だけは2025年の純現金と処分できる資産を税後・費用控除後で測り、蓄積された将来自己資本を床の分母に使わない。

資本コスト 10.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%+事業の質2.0%=10.0%。βや現在の市場倍率は使わない。半導体装置の同業は概ね8.2~9.5%だが、装置を売る側とは違い、UMCは設備を所有して減価償却を負い、価格も過去2年下落したため高めにする。破綻寸前ではなく存続危機の上乗せは0%。

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ずつ縮み、パソコンは高騰したメモリの転嫁で稼ぐ。現金を生む力は本物だが、利益ベースの倍率では今の値段に安全域は無い 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 マーベル・テクノロジーMRVL 接続部品の堀は深く AI 投資の恩恵は大きい。グーグル依存と競合を織り込んでも、倍率を利益ベースの正当化 PER で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) 割高 アヴネットAVT 電子部品流通の規模と顧客基盤は長く残るが、薄い利益率と重い運転資金が株主価値を制約し、現在の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 KLAコーポレーションKLAC 検査・計測で約 6 割を握る、堀の深い優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益と高い倍率を先取りしている 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 モトローラ・ソリューションズMSI 公共安全の無線という替えの利かない土台は強いが、GAAP の利益の 36 倍という値段は、10 年後に成熟後の 20 倍へ縮む分を利益の伸びで取り返せない水準にある 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 IRENIREN 電力接続とAIクラウド契約に大きな成長余地がある。しかしGPU更新、借金、増資の負担が重く、10年後の利益を慎重に評価すると現状は割高である。 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +7.1%) 割高 オン・セミコンダクターON 電力半導体の谷から利益は戻りつつあるが、SiC は価格と競合で筋書きが割れる。利益ベースの正当化 PER で割ると、確率で加重した本質価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 コグニザント・テクノロジー・ソリューションズCTSH 開発・保守の人月は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見ると今の時価総額は割高(-37%) 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 アンフェノールAPH AI 設備投資の山に乗った接続部品の王者。堀は厚いが、利益が山の高さで評価されており、中立でも今の値段に安全域が無い 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 台湾積体電路製造(TSMC)TSM 先端半導体の製造で世界最大の堀を持ち、AI時代にも不可欠な企業。ただし巨額の海外投資と台湾リスクを考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 クレド・テクノロジー・グループ・ホールディングCRDO AECの先行優位は本物だが、大口顧客と光・銅の世代交代に左右される。将来の成功を相当織り込む現在の評価は割高と見る 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 アナログ・デバイセズADI データセンターと試験装置の需要で利益は急回復したが、利益ベースの正当化 PER(中立 17〜18 倍)で測ると、今の時価総額は山の利益の継続を大きく先取りしている 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 TTMテクノロジーズTTMI 防衛向けの認証とAI用高密度基板は強みだが、設備増強と高値買収の回収は未確定で、現在の時価総額には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE AI サーバーとジュニパーで利益が急に膨らんだが、薄利のサーバーと循環が重く、今の値段は成長の持続をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 アステラ・ラブスALAB AIサーバーの接続を支える設計力は魅力だが、顧客集中と株式報酬を織り込むと、10年先を見ても約37%割高である 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アドビADBE 制作ソフトの席は生成 AI で技能の壁が下がり、置き換えの側に回る。PER 13.6 倍でも成長を前提にした値段は割高(-39%) 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ドルビー・ラボラトリーズDLB 映像と音響の世界標準を支える強い事業だが、特許の更新に要る投資と限られた増分利益を考えると、10年先の価値に対して現在の株価は割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ERICERIC 世界の通信網に深く根を張るエリクソンだが、無線設備の低成長と買収の失敗が重い。10年先も事業は残るが、現在の株価には十分な安全域がない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 アップルAAPL 世界最強クラスの堀と資本効率は本物だが、今の値段は 10 年後の利益を最良に近い形で先取りしており、安全域が無い 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 センサータ・テクノロジーズST 自動車の安全を支える設計採用の強みは残るが、買収減損と借金を考えると、10年先の利益に照らして株価に十分な安全域がない 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 MKSMKSI 半導体の真空制御から先端基板の化学処理まで深い技術の堀を持つ。ただし買収負債と設備投資の循環を考えると、現在の株価は割高である 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ニュータニックスNTNX 仮想化基盤の乗り換え需要をつかむ有望企業だが、税効果を除いた利益と株式報酬を重視すると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ネットアップNTAP 全フラッシュとクラウドで利益は伸びたが、NAND 高騰の値上がりの山にいて、今の値段はその高さの持続を前提にしている 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 サンミナSANM ZT買収でAIラック製造へ踏み込んだが、値決めの弱さと顧客集中が残る。10年の稼ぐ力から見れば今は割高で、安全域が薄い 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ゼブラ・テクノロジーズZBRA 業務用端末とラベル印刷の堀は厚く還元力も高いが、2026 年の好調を織り込んだ今の値段は、本質価値の 2 倍近い 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 フレックスFLEX AI データセンター向けの伸びは本物だが、受託製造は薄利で、確率で加重した価値は今の時価総額を 5 割近く下回る 本質価値との差 −41.7% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 キューニティー・エレクトロニクスQ 半導体の研磨・洗浄・露光の消耗材と AI 向けの先端パッケージ・基板材料を持つ優良な材料会社。ただし分離後の借金と今の倍率で、本質価値は今の時価総額を 4 割強下回る 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ユビキティUI Wi-Fi 7でシェアを伸ばす優良企業だが、創業者支配と先取りされた価格に安全域は乏しい 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ズームインフォ・テクノロジーズGTM 独自の企業データは残るが、AIが営業の席課金を崩し始めた。厚い負債と旧株主への税利益配分を踏まえると、現値には安全域が乏しい 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 アカマイ・テクノロジーズAKAM 配信の縮みをセキュリティとクラウド基盤が埋める途中の会社。アンソロピック契約で売上の見通しは上がったが、設備投資で資本の効率は薄く、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 ペガシステムズPEGA 使命中枢の業務基盤には強い堀があるが、AI代替と訴訟を背負う現値は10年価値を先取りし、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ウィプロWIT 世界的大手のIT受託企業だが、AIが工数課金を侵食する。現金と還元は支えでも、10年価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 テキサス・インスツルメンツTXN 工場投資の山を越えて稼ぐ力は戻ったが、今の時価総額は循環の回復と高い成長をすでに先取りしている 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 オラクルORCL データベースの堀は本物だが、AI 基盤への巨額の借金投資とオープンエーアイ 1 社への依存が、事業の質に見合わない大きな悲観の裾を作っている 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 シスコシステムズCSCO ネットワークの老舗が AI で息を吹き返したが、利益の質は並みで、今の値段は成長を大きく先取りしている 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 テレダイン・テクノロジーズTDY 赤外線・計測・防衛電子を買収で束ねた堅い優良企業。ただし GAAP で測る資本効率は低く、今の値段は 10 年の成長を先取りしている 本質価値との差 −44.9% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ラムリサーチLRCX エッチングと成膜で先端メモリとロジックの増設を支える優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セムテックSMTC 光通信とLoRaには大きな成長余地があるが、2030年の高い目標を実現しても現在の株価には安全域が乏しく、割高とみる 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 インフォシスINFY AI関連収入は増えても人月課金の縮小が重い。還元力と財務は優秀だが、10年価値にはまだ大きな安全域が足りない 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 グローバルファウンドリーズGFS 特殊半導体の製造技術と日米の新工場計画には価値があるが、巨額の再投資と価格競争を考えると現状の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 アプライド・マテリアルズAMAT 成膜を軸に装置の最も広い品ぞろえを持つ優良な装置会社。ただし今の時価総額は山の利益を先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 モビリティ・グローバルMBGL 車両履歴データの堀は強いが、AIによる販売支援の中抜きと独立後の負債を考えると、現値には十分な安全域がない 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 デル・テクノロジーズDELL AI サーバーで売上が急膨張しても、中身は薄利の組み立てと再販。利益の質と循環の山を考えると、今の値段は先を多めに織り込んでいる 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 マイクロチップ・テクノロジーMCHP データセンター・防衛・産業の回復で利益は急回復中だが、利益ベースの正当化 PER で測ると、今の時価総額は中立の筋書きの先まで織り込んでいる 本質価値との差 −47.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ファブリネットFN 光学の難工程で優れた利益率を稼ぐが、巨大顧客への依存と設備投資の重さを織り込むと、現値に長期の安全域はない 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 シノプシスSNPS 設計ソフトの 2 強にアンシスを加えて事業の幅は最大だが、稼ぎが先で薄れる倍率で測ると、今の約 65 倍は先の成長を織り込みすぎ 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 F5FFIV アプリの入口を握る堅実なインフラ・ソフト会社だが、純現金を足しても今の値段は 10 年後の姿を先取りしている 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 ラリアント・コーポレーションRAL 送電網監視と防衛向けの堀は厚いが、計測事業の大型買収失敗と収益回復の不確実性に対して、現状の時価総額には安全域が乏しく割高と見る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アイ・ピー・ジーフォトニクスIPGP 新用途の回復は本物でも、価格競争で崩れた利益率の再建を先取りしており、今の時価総額は割高である 本質価値との差 −51.3% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 ローパー・テクノロジーズROP 買収で伸びる GAAP の ROE 7〜8% の会社を稼ぎが先で薄れる倍率で測り、AI で縦型ソフトの堀が狭まる筋書きを厚く置くと、今の値段より割高 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SS&Cテクノロジーズ・ホールディングスSSNC 金融の記録基盤には強い堀が残るが、AIによる業務量とソフト単価の縮小を考えると、長期株主にとってなお割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 フォーティネットFTNT ネットワークとセキュリティを一体で売る優良企業で、2026 年は更新の山で急成長。ただ山の後を見ると今の値段は先走りすぎ 本質価値との差 −52.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 テラダインTER AI 向け半導体テストで急成長する複占の一角。利益は 1 年で 2.5 倍になったが、今の時価総額はその先まで織り込んでいる 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ウエスタンデジタルWDC HDD の 2 社寡占で利益率が 4 割に乗った山の頂。契約が切れた後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 EPAMシステムズEPAM AI導入の実績と顧客基盤はあるが、人月課金の縮小が利益の寿命を削る。還元を含む10年価値からは割高 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テラウルフWULF 839MWの長期契約は本物だが、電力開発の堀より負債と希薄化が重い。10年価値では割高 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 NOKNOK AI向け光通信と通信特許には強みがあるが、無線設備の薄利と資本効率が重い。成長期待を織り込んだ現在の株価は割高と見る 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 インテュイットINTU 確定申告と中小会計の入口を AI の汎用アシスタントが奪いうる。帳簿の記録は強いが、席と入口の売上を抑えて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.6% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 ケイデンス・デザイン・システムズCDNS EDA の 2 強の一角で事業の質は高いが、株式報酬を費用に入れた利益で測ると今の値段は成長の先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 アクセンチュアACN AI を使う側でも人月で売る限り売上は縮む。規模と提携の強さを認めても、今の時価総額は割高(-54%) 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 エバーピュアP AI向けストレージと大口クラウド顧客の伸びは本物だが、株式報酬を含む利益で測る10年価値には約6割の割高感が残る 本質価値との差 −56.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ラムバスRMBS サーバー用メモリの要所を握る優良企業だが、特許の更新と競争の不確実性を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を約58%下回る割高水準にある 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 ビル・ホールディングスBILL 決済網と法人カードには残存価値があるが、AIによる業務ソフトの代替と収益性の弱さを考えると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD AI チップと EPYC で成長は急だが、10 年の楽観の筋書きでも年率が資本コストに届かない水準まで、値段が先に払っている 本質価値との差 −59.5% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 ズーム・コミュニケーションズZM 会議と電話の顧客基盤、豊富な純現金は強みだが、AIの席課金代替と一過性の投資益を除くと現在の評価に安全域は乏しい 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 ファーストソーラーFSLR 営業利益のほぼ全てが 2029 年末から薄れる製造税額控除。控除後の事業は資本コストに届かず、10 年後の中立でも今の時価総額の 6 割弱にとどまる 本質価値との差 −60.1% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンストエナジーインダストリーズAEIS 半導体プラズマ電源の首位とAI向け高効率電源は魅力だが、顧客集中と買収・希薄化を織り込むと現在の時価総額に安全域はない 本質価値との差 −60.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 エラスティックESTC 検索と監視の基盤はAI時代にも残るが、税効果で膨らんだ純利益と重い株式報酬を除いて測ると、現値に安全域はなく「割高」。 本質価値との差 −60.6% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 キーサイト・テクノロジーKEYS AI の計測需要で受注が 5 割超伸びた計測器の首位。GAAP の利益の約 40 倍という値段は、需要の山を恒常と置いている 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 ドロップボックスDBX ファイル保管は残るが、法人席課金のAI代替と借入依存の買い戻しが重い。10年の株主価値から見れば割高 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 サンディスクSNDK NAND の価格高騰で利益が 22 倍になった山の頂。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割以上下回る 本質価値との差 −61.1% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 マイクロン・テクノロジーMU AI 需要で DRAM・NAND の利益が山の頂に立ったが、山の後の利益で測る本質価値は今の時価総額を 6 割下回る 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 モノリシック・パワー・システムズMPWR AI サーバー向け電源で利益は急増中だが、GAAP の PER 94 倍は山の利益を先に払っている。利益ベースの正当化 PER で割ると、本質価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −62.1% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 クラビヨKVYO 使用量課金とデータ基盤は強いが、AIとShopify依存を織り込むと現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 シーゲイト・テクノロジーSTX HDD は AI のデータ保存で利益が山の頂に。山の後の利益で測ると、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る 本質価値との差 −62.4% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 センチネルワンS 自律型防御は10年後も必要だが、成長企業から利益企業への転換はまだ未証明。株式報酬と巨大競合の圧力を織り込むと、現在の評価に十分な安全域はない 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 フォームファクターFORM 高密度プローブカードはAI半導体の検査に欠かせないが、顧客集中と設備負担を考えると現在の時価総額には大きな安全域の不足がある。 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 アリスタ・ネットワークスANET データセンターのイーサネット首位で利益率は最高水準だが、顧客 2 社への集中と競争を考えると、今の値段は成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −63.3% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 コーニングGLW 光ファイバで AI の配線を押さえ業績は急伸しているが、GAAP の利益の 60 倍という今の値段は、計画どおりに進んでも届かない水準にある 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 モンゴDBMDB データベースの置き換えにくさは本物だが、株式報酬を差し引くと利益の厚みが不足する。10年先を見ても現状の値段に安全域はない。 本質価値との差 −63.8% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 IBMIBM メインフレームの堀とソフトは残るが、コンサルの人月は AI エージェントに削られ、利益の倍率を抑えると割高(-63%) 本質価値との差 −64.2% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 ルーブリックRBRK 復旧の不可欠さと顧客拡大は本物だが、株式報酬込みの利益と競争を考えると、今の時価総額には10年先の成功が織り込まれすぎている。 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 ダイナトレースDT 可観測性の基盤と顧客の粘着性は魅力だが、株式報酬と大型買収後の利益を吟味すると、10年先の価値に対して現値は割高である 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 EXLサービス・ホールディングスEXLS 保険・医療のデータ基盤と成果報酬には競争力があるが、AIによる人月需要の縮小を織り込むと、現在の時価総額は割高 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 コヒレントCOHR AI の光接続の中心で垂直統合の堀を持つが、足元の急成長が続く前提の今の値段は、式で測ると本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 コグネックスCGNX 工場と物流の目を担う技術と顧客基盤は強いが、過去の再投資効率には疑問が残り、今の時価総額には長期株主が求める安全域がない 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 PTCPTC 設計・製品データの堀は認めるが、席課金の面は AI に削られ、買収提示額が織り込まれた今の時価総額は割高(-67%) 本質価値との差 −65.8% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 アレグロ・マイクロシステムズALGM 磁気センサーの首位と電源ICの伸びしろは魅力だが、株主の手に残るGAAP利益に比べて現在の時価総額は高すぎる 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 アントゥー・イノベーションONTO HBMの積層と先端実装の検査には確かな需要がある。しかし競争と買収負担を踏まえると、今の値段には十分な安全域がない 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 ユーアイパスPATH AI関連の契約は伸び始めたが、既存RPAの代替と株主還元の実効性を考えると、10年の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リテルヒューズLFUS 電気の安全を守る部品には長持ちする強みがあるが、半導体の減損と買収依存を踏まえると、今の値段には安全域が乏しく割高である 本質価値との差 −66.5% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 ガートナーIT 調査の席課金は AI の回答に置き換えられる側。維持率 85% では堀の証拠にならず、今の時価総額は割高(-63%) 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 ペイコム・ソフトウエアPAYC 給与・税務の基盤は残るが、AIによる業務画面の代替と借入を伴う巨額還元を織り込むと、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −67.3% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 サイタイムSITM 発振器とクロックの技術力は確かだが、巨額買収と株式希薄化を吸収する利益に対し、現時点の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −67.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 ASXASX 半導体後工程の世界首位でAI需要の追い風は強いが、巨額増設の回収が読みにくく、現在の評価には長期株主の安全域が乏しい 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 SAPSAP 会計・調達の記録基盤は十年後も残るが、AIが利用席と導入工数を削るため、現在の時価総額は長期の稼ぐ力に比べ割高 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 セールスフォースCRM 営業・サービスの席は AI エージェントが肩代わりする本丸。自社の AI は売上の 4% 弱で、席の減りを埋めるには足りず、今の時価総額は割高(-74%) 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 SKHYSKHY HBM首位の技術力と巨額還元は魅力だが、メモリの山の利益を永続とみなせず、10年の本質価値は基準時価総額を約66%下回る 本質価値との差 −68.6% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 デジタルオーシャンDOCN AI推論向けクラウドの成長は本物だが、設備負担と希薄化に比べ株価の期待が大きい。10年の本質価値では割高と判断する 本質価値との差 −68.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ペイロシティ・ホールディングPCTY 給与・税務の記録基盤には堀があるが、人事SaaSのAI代替と高い取得価格を考えると長期の安全域に乏しく、割高である 本質価値との差 −69.3% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 バイコアVICR AI電源の独自技術と特許使用料には大きな価値があるが、製造拡張と特許収益の成功を先取りした時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −70.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ラティス・セミコンダクターLSCC 低消費電力FPGAの設計採用には粘りがあるが、AMI買収後のGAAP利益と希薄化に比べ現時点の値付けは高く、10年の確率加重価値では割高と判断する 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 シエナCIEN AI データセンター間の光伝送で首位級だが、利益の急伸は供給不足の局面の面が強く、今の値段は 10 年先の成長まで先取りしている 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 サムサラIOT 車載センサーと独自の現場データには堀があるが、株式報酬を差し引いた10年の利益に対して今の時価総額は大幅に割高 本質価値との差 −71.4% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 インテグリスENTG 半導体の歩留まりを守る材料と高純度部材には深い堀があるが、買収負債と薄い株主還元を踏まえると現在の評価は割高である 本質価値との差 −71.8% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 トリンブルTRMB 建設ソフトと物流ソフトの席は AI に削られ、測量機器の現場は残る。成長期待を剥がすと今の時価総額は割高(-72%) 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −7.2%) 割高 パランティア・テクノロジーズPLTR 政府と企業の AI 基盤として強い堀を築きつつあるが、楽観の筋書きでも 10 年の年率が資本コストに届かない極端な高値 本質価値との差 −73.6% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 リングセントラルRNG 電話回線の運用基盤は残るが、席課金がAIに削られる。利益回復と減債を認めても10年の価値は大幅な割高を示す 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 インテルINTC 需要の逼迫で本業は立ち直ったが、ファウンドリの赤字と薄い稼ぐ力に対し、今の時価総額は工場の成功まで先に払っている 本質価値との差 −74.3% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 パロアルトネットワークスPANW ファイアウォールからセキュリティ全体の「束ね役」へ。事業の質は高いが、株式報酬を引いた利益に対して値段が先を行き過ぎている 本質価値との差 −75.0% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 トーストTOST 飲食店の決済と業務記録を握る堀は本物だが、AIによる周辺ソフトの代替と利益率の限界を考えると、長期の本質価値に比べて割高 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 ビアビ・ソリューションズVIAV 高速通信の品質を測る技術と紙幣の偽造防止に堀はあるが、買収後の利益回復を考えても今の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −75.4% · 10 年 割高(年 −5.7%) 割高 ドキュサインDOCU 電子署名の規模と契約データには堀があるが、AIによる既存課金の侵食は重い。10年先の利益と還元を考えても割高 本質価値との差 −75.7% · 10 年 割高(年 −8.7%) 割高 ゼットスケーラーZS ゼロトラストの通信基盤には強い堀がある。しかしAIによる席課金の縮小と巨額の株式報酬を考えると、10年先の利益でも今の時価総額を支えきれず、評価は割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 オートデスクADSK 設計ソフトの席は生成 AI で減る側。ファイル形式の標準という堀は認めるが、GAAP で PER 約 46 倍の値段は割高(-77%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 フェア・アイザックFICO 信用スコアの標準という記録の堀は本物。ただし価格の根拠が規制当局の裁量に移り、AI は主因でなくても今の値段は割高(-79%) 本質価値との差 −76.9% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 アプライド・オプトエレクトロニクスAAOI AI向け光通信の急成長は本物だが、顧客集中と巨額の設備投資が重く、10年の本質価値には大きな安全域がない 本質価値との差 −77.0% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 アップフォリオAPPF 不動産会計と決済を握る強みは本物だが、AIによる業務の再編と成熟後の利益を考えると、長期の安全域に乏しい割高な株価 本質価値との差 −77.1% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 タイラー・テクノロジーズTYL 自治体の基幹ソフトという記録の正本の堀は本物。それでも成長の期待が剥がれると割高(-76%) 本質価値との差 −77.9% · 10 年 割高(年 −9.3%) 割高 デュオリンゴDUOL 習慣化と無料学習のブランドは強いが、AI家庭教師の代替と一時的な税益を除く利益を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −8.1%) 割高 ベントレー・システムズBSY インフラ設計の深い堀と高い顧客定着率は魅力だが、AIによる利用席数の減少と現在の利益水準を考えると、長期の安全域が乏しく割高 本質価値との差 −78.3% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 ガイドワイア・ソフトウェアGWRE 損保の契約と保険金支払を支える基幹ソフトには強い堀があるが、AI代替と大型買収の負担を考えると、現値に長期投資の安全域は乏しい。 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 トゥイリオTWLO 世界最大級の通信API基盤は10年後も必要だが、通信会社への依存と株式報酬が利益を薄くする。現在の評価は将来の成功を大きく先取りしており、割高と判断する。 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 ハブスポットHUBS 顧客データ基盤には本物の堀があるが、AIによる席課金の代替と株式報酬を考えると、10年価値は現時価を大幅に下回る 本質価値との差 −80.3% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 ワークデイWDAY 人事・財務の記録を握る堀はあるが、課金単位の従業員数が AI で縮む。GAAP の利益が小さい今の値段は割高(-83%) 本質価値との差 −80.6% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 クオンティニュアムQNT 技術の先行は本物だが、商用の堀と黒字化は未証明で、約99億ドルの評価には十年の最良に近い成功が要る 本質価値との差 −82.3% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 コアウィーブCRWV AI計算基盤の需要は本物だが、借入とGPU更新費を引いた株主利益はまだ証明されていない。長期の本質価値は市場評価を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 プロコア・テクノロジーズPCOR 現場の共同記録には堀があるが、買収後の資金負担とAIによる事務ソフトの縮小を考えると、長期のオーナー利益に対して割高 本質価値との差 −82.5% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 ギットラブGTLB ソフト開発の記録と統制を握る有望な基盤企業だが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、今の時価総額には長期の安全域がなく、割高と判断する。 本質価値との差 −83.1% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 メイコム・テクノロジー・ソリューションズ・ホールディングスMTSI 光通信と高周波の独自技術は生き残るが、巨額の期待に対して株主へ帰るGAAP利益がまだ足りず、割高と判断する 本質価値との差 −83.4% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 アプライド・デジタルAPLD 1,410MWの長期契約は魅力だが、建設債務と優先出資者への分配が重い。普通株主に残る利益を測ると、現在の評価には十分な安全域がない 本質価値との差 −83.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 スノーフレークSNOW 企業データを束ねる基盤には堀があるが、株式報酬を差し引いた利益が株価に追いつかない。10年先の本質価値からは割高である。 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 マンハッタン・アソシエイツMANH 倉庫と受注の実行基盤には深い乗り換え費用がある。しかし導入工数のAI代替と高い株価を考えると、10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 クラウドフレアNET 世界の通信を守る堀は強い。しかしGAAP利益と株主の取り分から10年後を測ると、現在の時価総額は本質価値を大幅に超える。 本質価値との差 −84.0% · 10 年 割高(年 −9.5%) 割高 ルメンタム・ホールディングスLITE 光レーザーと OCS で AI の通信を支える優良な部品会社だが、売上の山を前提にした今の値段は、景気の中間の利益で測ると大きく割高 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 データドッグDDOG 可観測性の首位で質は高く成長も 3 割台。ただ時価総額は売上予想の約 20 倍で、株式報酬を費用に入れると 10 年後の価値を割り引いても今の値段に届かない 本質価値との差 −84.8% · 10 年 割高(年 −10.5%) 割高 サービスナウNOW 業務の台帳としての堀は認めるが、席課金は AI エージェントに揺さぶられ、成長の期待が剥がれると割高(-91%) 本質価値との差 −86.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 オクタOKTA 企業の認証基盤は10年後も必要だが、席課金の縮小と巨大競合を織り込むと、株価はGAAP利益の裏付けを大きく先取りしており割高だ。 本質価値との差 −87.0% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 クラウドストライクCRWD セキュリティ基盤として質は高く成長も加速中。ただ時価総額は売上予想の約 38 倍で、10 年後の価値を割り引いても今の値段には遠く届かない 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −13.6%) 割高 IonQ INCIONQ 量子計算の有望な技術と米国内の製造基盤を得たが、収益化・競争・希薄化の不確実性に対し、現在の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 アトラシアン クラスATEAM 仕事の履歴を握るJiraの堀は厚いが、AIによる席課金の縮小と株式報酬を考えると、現在の値付けには大きな安全域不足がある 本質価値との差 −88.0% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 ユニティー・ソフトウェアU ゲーム開発基盤の強みとAI広告の急成長は魅力だが、株式報酬を差し引いた稼ぐ力では現在の時価総額を支えきれず、大幅な割高 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.2%) 割高 ビアサットVSAT 衛星通信網と周波数免許には長く残る価値があるが、巨額の負債と低軌道衛星との競争を考えると、現在の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 −91.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 フィグマFIG 共同設計の強固な基盤は残るが、AIによる席課金の代替と株式報酬がオーナー利益を圧迫し、10年先の価値に対して割高 本質価値との差 −95.2% · 10 年 割高(年 −15.6%)

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読んだ資料

  1. 聯華電子 2025年 Form 20-F(2026年4月30日、工程別売上・価格下落・投資・株主還元・米国ADSの比率)
  2. UMC 2026年7~9月期決算発表(2026年10月28日、稼働・製品別・設備投資予算とガイダンス)
  3. TrendForce 世界ファウンドリ売上とシェア(2026年9月9日、2026年第2四半期)

分析日 2026-10-23