株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

昭和産業 2004

製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,406 円1,107 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,950 円1,284 億円差 −13.8%
10 年後から見ると やや割高 価値 3,406 円1,107 億円 · 差 −13.8% · 期待の年率 +5.2%
期待の年率リターン(10 年)+5.2%資本コスト比 −2.8 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

昭和産業は、輸入小麦・大豆・菜種・トウモロコシを加工する穀物の総合メーカーだ。製粉と製油はともに国内3位で、天ぷら粉は首位とされる。売上の8割は食品事業、残る2割弱が配合飼料である。

筆者の結論は、今の値段はやや割高というものだ。いちばんの理由は、稼ぐ力が資本コストに届いていないことにある。営業利益率は3%台で、飼料はほぼ収支とんとんだ。国内の小麦粉も食用油も、人口減で数量は細る。物価の分は値上げで取り返せるが、それで利益率が上がるわけではない。

会社は中期経営計画で、2029年度に営業利益140億円、ROE 8%を掲げる。こめ油や機能性糖質など付加価値品への移行は筋がよい。だが10年で見ると、利益の伸びより自己資本の積み上がりが速く、資本効率は上がりにくい。

強みは財務の安定だ。自己資本比率は5割を超え、政策保有株や遊休不動産という売れる資産も持つ。弱みは規模で、首位の日清製粉グループ本社は売上が2倍以上ある。業界再編では、買う側より買われる側に回る場面も想像できる。

10年後の中立は、営業利益が150億円前後の成熟した原料加工業だ。そこから出した本質価値は、今の時価総額を2割強下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、持ち続けたいと思う会社ではない。理由は、10年経っても主人が受け取れる利益が増えにくい構造にあるからだ。

稼いだ利益のうち、工場の更新や付加価値品への投資に回る分が多い。残りの配当と自社株買いは、純利益の半分ほどだ。利益がほぼ横ばいなら、自己資本ばかりが増え、自己資本に対する稼ぎは薄まっていく。

堀はあるが狭い。製粉・製油・糖質・飼料が1つの流れでつながる設備は、同業も持っている。他社に勝つ理由にはならず、守る堀にとどまる。

経営は誠実だと見る。M&Aは小さく、のれんを積み上げていない。配当の方針も、DOEという下限を置いて筋が通っている。ただ、中期経営計画のROE 8%は、資本コストに届くかどうかの水準で、物足りない。

安全域は、今の値段にはない。10年後の中立でも、受け取れる総額は資本コストで割り戻すと今の値段に届かない。安全域が生まれるのは、時価総額が今の2割安になった時だろう。

何で稼ぐ会社か

昭和産業は穀物を加工して売る会社で、事業は食品と飼料に分かれる。2025年3月期の売上は3,344億円、うち食品が2,735億円で営業利益は約110億円。飼料は売上561億円で、利益は4億円にとどまる。

食品は3つのカテゴリーからなる。製粉(売上1,063億円)は小麦粉とプレミックス、天ぷら粉、パスタを手がける。製油(938億円)は大豆油・菜種油などの汎用油に加え、子会社のボーソー油脂がこめ油を担う。糖質(658億円)はトウモロコシからコーンスターチ、水あめ、ぶどう糖、異性化糖を作る。この3つは原料も工場も重なり、副産物のコーン油や飼料原料を融通し合う。

飼料は配合飼料と鶏卵・肥料の流通だ。売上は厚いが利益は薄く、鶏卵相場や鳥インフルエンザに左右される。2025年1月には子会社の昭産商事が兵庫飼料を買収し、副産物の流通を固めた。

この会社の特徴は、小麦粉・油・糖・飼料を1つの穀物の流れでつなぐ点にある。1つの原料から複数の製品を取り、副産物まで売り切る。大手の中では総合穀物加工という色が最も濃い。

他社との関係では、2023年に製油の辻製油と資本業務提携を結び、株式の2割を持つ。製油と糖質で協業する足場である。

優良さと弱いところ

優良さは、中の上というところだ。稼ぐ力が強いのではなく、崩れにくいことが長所である。

値段を自分で決める力は弱い。製粉は政府の売渡価格に沿って各社が同じ時期に値上げを発表し、製油と飼料は市況で価格が動く。営業利益率は過去10年で1%台から4%弱の間にあり、2023年3月期には1%台前半まで落ちた。利益率の底が浅い年が続けば、数字は簡単に崩れる。

良い点は財務と資産だ。純有利子負債は時価総額の3割強、自己資本比率は5割を超え、赤字の期は過去10年で1度もない。政策保有株や遊休不動産の売却で、借金を減らす余地もある。

資本効率は物足りない。ROEは過去10年の中央値で8%強だが、直近は7%にとどまり、2027年3月期は6%台の見込みだ。中期経営計画の2029年度目標もROE 8%と、高いとは言えない。

堀は、設備と販売網の厚みにある。製粉・製油・糖質・飼料がつながる工場群と、業務用の顧客との結びつきだ。ただ他社も同じ規模の設備を持つため、他社より儲かる理由にはなりにくい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の小麦粉の消費は、1994年の500万トンから2023年度には444万トンまで減った。人口減と食の多様化が続くので、数量は10年で1割ほど細ると見るのが自然だ。食用油も、国内の消費は横ばいから微減である。砂糖・異性化糖など糖質は輸入原料への依存が大きい。

製粉は日清製粉グループ本社が約4割、ニップンと昭和産業が続き、日東富士製粉を含む大手4社で8割を占める寡占だ。原料の輸入小麦は国が買い付け、年2回の売渡価格の改定を各社が数か月遅れで転嫁する。この仕組みは急な利益悪化を和らげるが、利益率の上限も押さえる。

製油は日清オイリオグループ、J-オイルミルズ、昭和産業などが競う。原料の大豆・菜種は国際相場に連動し、卸価格の交渉は四半期ごとに行われる。こめ油は健康志向で需要が伸び、各社が増産に動いている。

糖質では、コーンスターチや異性化糖を飲料・食品メーカーに納める。顧客の工場の近さが競争力で、代替しにくい一方、数量は飲料の需要に連動する。

飼料は農協系や商社系との競争が激しく、利益率は1%前後と薄い。再編と工場統合が進む業界で、昭和産業は規模で首位に届かず、付加価値品と副産物の活用で差をつける立場にある。

資本政策と M&A

資本政策は、守りから少しずつ攻めへ向かっている。2026年2月の方針で、配当は性向40%とDOE(自己資本に対する配当の割合)3.0%の高い方を基準とすることにした。2025年3月期の配当は年40億円強で、性向は3割台前半だった。

M&Aは小粒で堅実だ。2020年にボーソー油脂をTOBで完全子会社にし、こめ油を手に入れた。同年にサンエイ糖化も完全子会社にした。2023年には辻製油と資本業務提携を結び、2025年には兵庫飼料を買収した。いずれも本業の延長で、のれんが重い買収はない。

政策保有株と遊休不動産の売却を進め、資産を軽くする方針も示している。売却で得た資金は、設備投資や借入の返済に回る。船橋工場のこめ油設備に約53億円、鹿島工場にバイオマスボイラーで約40億円と、設備投資は続く。

買われる側の可能性も無視できない。kabufuのモデルでは、10年以内に買収される確率は約25%だ。ただし筆者は、この確率を価値に足していない。

株主優待は、100株以上で1千円相当、1,000株以上で5千円相当の自社商品。会社は優待の費用を開示していないため、株主 約2万人(自社商品の原価と送料)から年3億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

昭和産業は、小麦粉・食用油・糖・飼料の4つを穀物の流れでつなぐ、数少ない総合メーカーだ。1つの原料から複数の製品と副産物を取り、無駄なく売り切る。この仕組みで、需要が細る中でも工場の稼働を保てる。

付加価値品への移行は進んでいる。ボーソー油脂のこめ油は、健康志向で需要が伸びる成長分野だ。船橋工場には約53億円を投じ、精製能力を引き上げる。コーン油は糖質事業と連携し、副産物を高く売る。中期経営計画は、付加価値品の売上を5年で2割増やすと掲げる。

資本政策も変わった。政策保有株や遊休不動産を売り、資産を軽くする。配当はDOE 3%を下限とし、株主への配分は厚くなる。ROE 8%、営業利益140億円という2029年度の目標が通れば、会社の姿は今より明らかに強い。

再編の主役になる可能性もある。製粉は大手4社の寡占で、工場の統合余地が残る。資本業務提携を結んだ辻製油をはじめ、提携の幅も広がる。10年のうちに利益率が4%台へ乗れば、営業利益は200億円に近づき、時価総額は今より大きく伸びる。

慎重な見方

昭和産業の利益率は、過去10年で一度も4%を超えていない。製粉・製油・糖質・飼料のどれも、値段を自分で決める力が弱く、原料相場と顧客の値下げ要求に挟まれる。営業利益率が3%台という構造は、会社が変わらない限り変わらない。

国内の数量は細る。小麦粉の消費は30年で1割以上減り、人口はこれからも減る。物価の分を値上げで取り返せても、数量の減りは利益を削る。飼料は鳥インフルエンザで数量が落ち、利益は4億円という薄さだ。

中期経営計画のROE 8%は、資本コストに届くかどうかの水準にすぎない。高付加価値品の売上が5年で2割増えても、全体の利益率が1%動くかどうかだ。政策保有株の売却は一度きりで、続く稼ぐ力にはならない。

首位の日清製粉グループ本社は海外の製粉を持ち、規模で2倍以上ある。昭和産業は国内に偏り、為替や需要の逆風を受けやすい。輸入小麦の売渡制度が変われば、前提が崩れる。

10年で見ても、利益は増えず、ためた自己資本が薄く使われるだけだ。今の値段は、この現実に対して高い。

どちらに重みを置いたか

強い論拠は慎重な見方にある。利益率の底の浅さと数量の細りは、10年で確実に効く構造だ。中期経営計画の目標は方向として妥当だが、達成しても資本コストに並ぶ程度で、価値を大きく押し上げない。

一方、財務の安定と売れる資産の厚み、再編の可能性は、悲観の深さを限る。そこで確率は中立に最も厚く置いたうえで、悲観側へやや寄せた。

総合では、今の値段をやや下回る本質価値になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,844 円1,574 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,708 円555 億円)。 今の値に割り戻すと 3,406 円1,107 億円、今との差 −13.8%、 期待の年率 +5.2%(資本コスト 8.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 7,897 円2,566 億円 2,093 円680 億円 +152.9% +9.7% 699 円227 億円
やや楽観 20% 6,450 円2,096 億円 1,939 円630 億円 +112.4% +7.8% 1,678 円545 億円
中立 38% 5,335 円1,734 億円 1,816 円590 億円 +81.0% +6.1% 2,717 円883 億円
やや悲観 25% 3,146 円1,022 億円 1,546 円503 億円 +18.8% +1.7% 1,173 円381 億円
悲観 10% 1,872 円608 億円 969 円315 億円 −28.1% −3.2% 284 円92 億円
加重平均100% 4,844 円1,574 億円1,708 円555 億円 +65.9% +5.2% 6,551 円2,129 億円

今の株価時価総額 3,950 円1,284 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 付加価値品の比率が上がり、利益率が4%台に乗る10年 利益 186 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 7,897 円2,566 億円

付加価値品の比率が計画を上回って高まり、10年後の営業利益は200億円を超える。こめ油は船橋工場の増強とシェア拡大で、製油全体の利益率を押し上げる。コーン油と糖質の連携で副産物の価値が上がり、結晶ぶどう糖などの機能性糖質も伸びる。製粉は天ぷら粉・プレミックスの付加価値化と工場統合で、利益率が4%台後半になる。ニュートリションやオレオケミカルの新領域も立ち上がり、全社の営業利益率は4.5%近くに達する。政策保有株と遊休不動産の売却で資産が軽くなり、配当はDOE下限を上回って、自己株買いも加わる。ROEは8%台まで上がる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 72.0(製粉量(万トン))× 価格 21(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,476 億円・営業利益 68 億円。付加価値品の定着
  • 製油:数量 27.0(製油量(万トン))× 価格 49(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,316 億円・営業利益 47 億円。こめ油とコーン油が牽引
  • 糖質:数量 74.2(糖化品の出荷量(万トン))× 価格 13(1トンあたり単価(万円))→ 売上 987 億円・営業利益 55 億円。機能性糖質が伸びる
  • 飼料:数量 80.0(飼料の販売量(万トン))× 価格 9.55(1トンあたり単価(万円))→ 売上 764 億円・営業利益 12 億円。利益率はわずかに改善
  • その他食品・倉庫・不動産:数量 6.4(取扱量(万トン))× 価格 38(1トンあたり単価(万円))→ 売上 244 億円・営業利益 34 億円。新領域と輸出が立ち上がる

倍率:事業の純利益 183 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)147 億円。全体の PER 13.33 倍、時価総額 2,590 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 12.84 倍・時価総額 2,388 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:こめ油・機能性糖質・新領域がそろって計画を上回る必要があり、連続成功の確度は高くない。実現すれば営業利益が200億円を超える。

やや楽観 20% 中期経営計画の方向どおりに進む10年 利益 153 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 6,450 円2,096 億円

中期経営計画の2029年度目標(営業利益140億円)が達成され、その後も付加価値品が増えて、営業利益は180億円まで伸びる。製粉は価格転嫁が順調で、利益率は4%強に乗る。こめ油と機能性糖質が製油・糖質の利益率を押し上げ、コーン油は糖質との連携で副産物の価値が上がる。飼料は鶏卵相場に支えられ、利益率は1%強に上がる。ニュートリションなど新領域は、少しずつ売上を作り始める。政策保有株は計画どおり売却され、配当は性向40%以上を保つ。全社の営業利益率は4%に届き、ROEは7%台になる。会社の努力が実り、中期計画の延長線で10年を終える姿だ。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 69.8(製粉量(万トン))× 価格 20(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,411 億円・営業利益 59 億円。中計の方向で推移
  • 製油:数量 26.5(製油量(万トン))× 価格 48(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,262 億円・営業利益 40 億円。高付加価値品の比率が上がる
  • 糖質:数量 72.1(糖化品の出荷量(万トン))× 価格 13(1トンあたり単価(万円))→ 売上 932 億円・営業利益 47 億円。結晶ぶどう糖など機能性糖質
  • 飼料:数量 77.6(飼料の販売量(万トン))× 価格 9.55(1トンあたり単価(万円))→ 売上 741 億円・営業利益 10 億円。鶏卵相場に支えられる
  • その他食品・倉庫・不動産:数量 5.2(取扱量(万トン))× 価格 37(1トンあたり単価(万円))→ 売上 194 億円・営業利益 24 億円。新領域が少し育つ

倍率:事業の純利益 150 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.8% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)147 億円。全体の PER 12.5 倍、時価総額 2,025 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期経営計画の2029年度目標(営業利益140億円)が達成され、その後も付加価値品の比率が上がる姿。会社の努力の延長で、実現性はある。

中立 38% 需要減を値上げで相殺しながら、薄利のまま成熟する10年 利益 124 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 5,335 円1,734 億円

10年後の営業利益は150億円前後になる。国内の小麦粉と食用油の数量は人口減でやや細るが、物価並みの値上げで売上は伸びる。利益率は付加価値品の拡販と工場の効率化で少し良くなり、製粉3.7%、製油2.8%、糖質4.5%と、いまより小幅に上がる。飼料は1%前後の薄利のままで、全社の利益を支えるのは糖質と、倉庫・不動産などの安定した収入だ。政策保有株は売却が進むが、配当と設備投資に使われ、自己資本は積み上がる。全社の営業利益率は3.4%、ROEは6%台で、成熟した原料加工業として落ち着く。派手さはないが、崩れもしない10年である。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 67.0(製粉量(万トン))× 価格 20(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,333 億円・営業利益 49 億円。需要減を価格と効率で相殺
  • 製油:数量 25.7(製油量(万トン))× 価格 47(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,196 億円・営業利益 33 億円。こめ油の拡販が下支え
  • 糖質:数量 70.0(糖化品の出荷量(万トン))× 価格 13(1トンあたり単価(万円))→ 売上 891 億円・営業利益 40 億円。横ばいの数量と物価並みの値上げ
  • 飼料:数量 76.0(飼料の販売量(万トン))× 価格 9.55(1トンあたり単価(万円))→ 売上 726 億円・営業利益 7 億円。薄利が続く
  • その他食品・倉庫・不動産:数量 4.4(取扱量(万トン))× 価格 37(1トンあたり単価(万円))→ 売上 161 億円・営業利益 17 億円。倉庫・不動産が下支え

倍率:事業の純利益 121 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.6% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)147 億円。全体の PER 12.5 倍、時価総額 1,663 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業種ノートの見通し(数量は人口減で微減、価格は物価並み)に沿った中心の筋書き。付加価値化が利益率を少し押し上げる。

やや悲観 25% 転嫁の遅れと数量減で利益率が3%を割る10年 利益 87 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 3,146 円1,022 億円

原料高の局面で、売渡価格の改定や卸価格への転嫁が遅れる年が重なる。国内の小麦粉・食用油の数量は人口減で1割強縮み、汎用油の競争で製油の利益率は2%台前半に下がる。糖質も数量が減り、値上げが鈍る。飼料は鳥インフルエンザと鶏卵相場の変動で、ほぼ収支とんとんになる。新領域は育たず、付加価値品の売上は計画に届かない。政策保有株の売却益も一巡し、営業利益は100億円強にとどまる。全社の営業利益率は3%を割り、ROEは4%台。資本コストにほど遠い水準で10年を終える。財務は崩れないが、稼ぐ力が細り続ける姿だ。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.8=22.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 63.4(製粉量(万トン))× 価格 19(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,224 億円・営業利益 37 億円。転嫁が遅れ需要も細る
  • 製油:数量 24.3(製油量(万トン))× 価格 45(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,100 億円・営業利益 24 億円。汎用油の競争で利益率が低下
  • 糖質:数量 66.5(糖化品の出荷量(万トン))× 価格 12(1トンあたり単価(万円))→ 売上 821 億円・営業利益 30 億円。数量が減り値上げも鈍る
  • 飼料:数量 72.0(飼料の販売量(万トン))× 価格 9.26(1トンあたり単価(万円))→ 売上 667 億円・営業利益 4 億円。ほぼ収支とんとん
  • その他食品・倉庫・不動産:数量 4.0(取扱量(万トン))× 価格 35(1トンあたり単価(万円))→ 売上 142 億円・営業利益 11 億円。新領域は育たない

倍率:ROE4.5%がk8%を大きく下回り、ためた利益は額面未満の価値。稼ぐ力(純利益÷k)の約70%(9.0倍)。転嫁の遅れと数量減が重なる筋書き。

確率:転嫁の遅れ・数量減・再編の遅れが重なる姿。製粉・製油・飼料のいずれも利益率が薄く、市況が悪い年が続くと十分にありうるため、中立に近い厚みを置いた。

悲観 10% 薄利の穀物加工から抜けられず、競争に押される10年 利益 41 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,872 円608 億円

輸入小麦粉や輸入パスタなど加工品の輸入が増え、売渡制度の見直しも重なって、製粉の利益率は2%を割る。製油は汎用油とこめ油の値下げ競争に巻き込まれ、利益が出にくくなる。糖質は顧客の内製化と輸入品に押され、数量が1割強減る。飼料は赤字の年が出る。設備の更新投資は続くため、利益より先に資産の質が落ち、工場の統合や減損も出る。全社の営業利益は50億円台、営業利益率は1%台半ばに下がる。配当は下限を守れず、自己株買いも止まる。ROEは2%台に落ち、優良な食品メーカーとは言えなくなる。業界再編でも主導権を握れず、規模の小さい側として条件の悪い統合を迫られる場面も出る。10年を経ても、薄利という構造だけが残る。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.5=15億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 59.0(製粉量(万トン))× 価格 19(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,097 億円・営業利益 20 億円。輸入品と価格競争に押される
  • 製油:数量 23.0(製油量(万トン))× 価格 42(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 975 億円・営業利益 13 億円。汎用油と米油の値下げ競争
  • 糖質:数量 61.6(糖化品の出荷量(万トン))× 価格 12(1トンあたり単価(万円))→ 売上 714 億円・営業利益 16 億円。顧客の内製・輸入品に押される
  • 飼料:数量 65.6(飼料の販売量(万トン))× 価格 8.69(1トンあたり単価(万円))→ 売上 570 億円・営業利益 0 億円。赤字に沈む年が出る
  • その他食品・倉庫・不動産:数量 3.6(取扱量(万トン))× 価格 33(1トンあたり単価(万円))→ 売上 120 億円・営業利益 6 億円。利益は不動産に偏る

倍率:ROE2.2%でk8%を大きく下回り、ためた利益は額面未満の価値。稼ぐ力(純利益÷k=12.9倍)の約70%(9.0倍)で、やや悲観と同じ割合に揃えた。構造的な負けで、利益は不動産などに偏る。

確率:輸入品との競争や売渡制度の見直しなど、構造の変化が複数重なる姿。起こる頻度は低いが、利益率の薄い会社は崩れると戻りにくい。悲観は他社と同じ10%に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

製粉

小麦粉・プレミックス・天ぷら粉・パスタなど。国内製粉は日清製粉グループ本社、ニップンに次ぐ3位。

数量製粉量(万トン)価格1トンあたり卸単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 72.0 15 1,070 42
10 年後 中立 67.0 20 1,333 49

取り方:製粉の売上は2025年3月期で1,063億円。国内の小麦粉の消費は2023年度で444万トン、うち日清製粉が約39%、ニップンが約2割、昭和産業は16%前後と推定し、72万トンを置いた。単価は売上÷数量で名目。営業利益は事業別の開示がないため、食品の利益から売上比と利益率の見当で配分した推定(3.9%)。10年の価格は物価並みの1.34倍が中立。数量は人口減で中立0.93倍(天ぷら粉・プレミックスの付加価値化で国内全体の0.9倍よりやや良い)。

製油

大豆油・菜種油などの汎用油と、ボーソー油脂のこめ油、コーン油。国内3位。

数量製油量(万トン)価格1トンあたり卸単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 27.0 35 940 26
10 年後 中立 25.7 47 1,196 33

取り方:製油の売上は938億円。国内の食用油市場は230万トン前後、昭和産業のシェアを12%弱と推定し27万トンを置いた(開示なし)。単価は売上÷数量。営業利益は配分した推定(2.8%)。価格は原料相場に連動するが、10年では物価並みの1.34倍を中立とする。数量は国内の微減で中立0.95倍。こめ油の増産(船橋工場約53億円)が下支え。

糖質

コーンスターチ、水あめ、結晶ぶどう糖、異性化糖。飲料・食品メーカーに納める。

数量糖化品の出荷量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 70.0 9.50 665 31
10 年後 中立 70.0 13 891 40

取り方:糖質の売上は658億円。コーンスターチ・水あめ・異性化糖・結晶ぶどう糖の出荷量を70万トン前後と推定した(開示なし、売上と価格帯からの逆算)。営業利益は配分した推定(4.7%)。価格は物価並み1.34倍が中立。数量は飲料・食品の国内需要と高付加価値の機能性糖質が相殺して中立1.0倍。

飼料

配合飼料と鶏卵・肥料などの流通。農協系や商社系と競う薄利の事業。

数量飼料の販売量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 80.0 7.13 570 6
10 年後 中立 76.0 9.55 726 7

取り方:飼料の売上は561億円、営業利益は約4億円(2025年3月期)。配合飼料と鶏卵・肥料の流通を合わせた販売量を80万トン前後と推定した。単価は売上÷数量。国内の畜産は戸数が減るため数量は中立0.95倍。価格は飼料原料に連動し、10年で1.34倍を置いた。営業利益率は1%前後でほぼ収支とんとん。

その他食品・倉庫・不動産

パスタ・冷凍食品など上の3つに入らない食品と、倉庫・不動産賃貸。

数量取扱量(万トン)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 4.0 27 109 14
10 年後 中立 4.4 37 161 17

取り方:パスタ・冷凍食品など上の3つ以外の食品と、倉庫業・不動産賃貸の合計。売上は109億円と推定し(全社売上から他の4つを引いた差)、取扱量4万トン×単価で置いた。営業利益は14億円の推定(倉庫・不動産の利益率が高いため13%)。10年は新領域(ニュートリション・オレオケミカル)の立ち上がりで中立1.1倍、価格は物価並み1.34倍。

リスクと懸念

国内の数量が構造的に細る

国内の小麦粉の消費は1994年の500万トンから2023年度に444万トンまで減った。人口減が続くため、製粉・製油・糖質・飼料の数量はいずれも微減が続く。値上げで売上は保てるが、工場の稼働率が落ちると固定費が重くなる。

薄い利益率と市況への感応度

営業利益率は3%台で、1%動くだけで利益が3割変わる。2023年3月期には1%台前半まで落ちた。製油は大豆・菜種の相場、飼料は鶏卵相場と飼料原料に連動し、転嫁が遅れる年は利益が急に落ちる。

政府の小麦売渡制度の見直し

製粉は、国が買い付けた輸入小麦の売渡価格に沿って値段が決まる。この制度は急な原料高を和らげる一方、制度が変われば原料調達の前提も変わる。輸入小麦粉や加工品の輸入が増えれば、国内製粉の価格競争が強まる。

飼料事業の収益の脆さ

飼料は売上561億円に対し、営業利益が4億円にとどまる。鳥インフルエンザで販売数量が減り、鶏卵相場が崩れれば利益は消える。農協系や商社系との競争も激しく、再編の動きにも左右される。

付加価値化の実行リスク

中期経営計画は、付加価値品の売上を2029年度に2024年度比で2割増やすと掲げる。こめ油や機能性糖質は同業も狙う分野で、設備投資が先行する。船橋工場のこめ油設備に約53億円を投じるが、需要が伸びなければ減価償却だけが残る。

原料相場と為替

小麦・大豆・菜種・トウモロコシは国際相場とドル円に連動する。本分析はドル円を150円に固定して置くが、実際の円安・円高は原料コストと価格転嫁の速さに影響する。

資本効率が上がらないリスク

2029年度のROE 8%目標は、資本コストに届くかどうかの水準だ。政策保有株の売却益は一度きりで、続く稼ぐ力にはならない。売却資金を設備に回せば、自己資本だけが増え、ROEは上がりにくい。

今後の分かれ目

ボーソー油脂のこめ油が計画を上回って拡販できたら
製油の利益率が上がる前提に改め、やや楽観・楽観側の確率を厚くする。
輸入小麦の政府売渡制度が大きく見直されたら
製粉の利益率の前提を下げ、やや悲観・悲観側に確率を移す。
飼料事業で再編や統合が進み、利益率が1%を超えたら
飼料の利益率の前提を上げ、中立の営業利益を押し上げる。
政策保有株の売却が計画を超えて進み、自己株買いが加わったら
株主への配分が増えるので、ROEの前提を上げて楽観側に確率を移す。
大手との合併・TOBの話が出たら
買われる側としての価値を別に評価する。今回は価値に足していない。
2029年度の営業利益140億円の目標が下方修正されたら
付加価値化が遅れているとみて、やや悲観側の確率を厚くする。

見ておくもの

  • 製粉・製油・糖質・飼料のカテゴリー別の営業利益と利益率
  • ボーソー油脂のこめ油の販売量と船橋工場の増強の進み方
  • 政府の輸入小麦売渡価格の改定と業務用小麦粉への転嫁
  • 飼料事業の営業利益と鶏卵相場・鳥インフルエンザの影響
  • 政策保有株・遊休不動産の売却額と、その使い道(配当・自社株買い・借入返済)
  • 中期経営計画26-29の進み方(営業利益140億円・ROE 8%)

倍率と資本コストの決め方

セグメントごとに数量(万トン、実質)と単価(名目、物価並みの1.34倍)を積み、その時点の利益に、正当化PERの9割前後を掛けて倍率を決め、最後に今の値段と比べた。ROEが資本コストに届かないので、倍率は1÷kを上限にとどめ、今の株価や同業の倍率からは置いていない。金利の上昇(10年で純利益に年7億円ほどの重し)は純利益の比率0.85に入れた。リースは主に倉庫・事務所で額が小さく、新リース会計基準の影響は10年後も今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。持ち合い株の含み益(評価差額金 196 億円・税後)は戻り方 0.5 で余り資産に足した。悲観の倍率はやや悲観と同じ稼ぐ力の 7 割にそろえた。賃貸等不動産の時価は検索で確認できず未反映。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.25% を足した。事業は傾いておらず、上乗せは置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.75% → 8.00%。

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割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 昭和産業 穀物の可能性広げる 高付加価値戦略を推進 長期経営ビジョン策定(食品新聞)
  2. 昭和産業 経営理念改定と中長期戦略策定および配当方針変更(財経新聞)
  3. 昭和産業と辻製油が資本業務提携へ(日本M&Aセンター)

分析日 2026-10-16