株譜
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ブルドックソース 2804

ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)984 円118 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,850 円222 億円差 −46.8%
10 年後から見ると 割高 価値 984 円118 億円 · 差 −46.8% · 期待の年率 −0.4%
期待の年率リターン(10 年)−0.4%資本コスト比 −8.1 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ブルドックソースは、中濃・ウスター・とんかつソースを家庭と外食に売る国内首位級の専業メーカーだ。売上の約 6 割が家庭用ソース、3 割弱が業務用ソースで、1 本あたりの利益は薄い。筆者の結論は割高である。今の値段は純資産に近いが、事業が稼ぐ力は資本コストに届いていない。

ブランドと全国の卸網は本物だ。中濃ソースは発売から 60 年を迎え、売れ筋は安定している。ただし国内の家庭用ソース市場は 360 億円ほどで、人口とともに量は細る。

営業利益率は過去 12 年で 1% から 6% の間を行き来し、最近の 5% 近い水準は工場を 3 つから 2 つに集約した効果だ。2026 年 3 月期の純利益 24 億円は旧工場跡地の売却益で、続かない。

利益の質にも注意が要る。営業利益より受取配当や有価証券の売却益のほうが大きい年が多く、本業だけだと 6 億円前後しか稼がない。政策保有株は 40 億円ほどあるが、それを足しても価値は今の値段の半分程度にとどまる。

買い手が現れれば話は変わる。2007 年にスティールの買収提案を防衛策で退けた会社で、10 年以内の TOB の確率は 24% と見積もられる。ただし買い手がつけるのは、ここで見た本質価値に近い水準だ。

バリュー投資の観点から

事業は分かりやすい。ソースは毎日の食卓で使われ、10 年後も無くならない。この一点で、予測のしやすさは合格だ。

ただし、バリュー投資の観点で次に聞くのは「オーナー利益はいくらか」だ。本業の稼ぎは営業利益で 6 億円前後、税引き後で 4 億円強。これに受取配当や利息が加わっても、純利益は 8〜9 億円にとどまる。250 億円の自己資本に対して 3〜4% の稼ぎは、国債の利回りと同じかそれ以下である。

経営の資本配分はまだ評価が定まらない。工場の集約と跡地の売却は理にかなう一方、40 億円ほどの持ち合い株を抱え続け、自己資本が使われないまま積み上がってきた。ここ 2 年は還元を厚くし、方向は良い。

安全域の面では、今の値段は純資産の 0.9 倍だが、純資産は稼ぎを生まない資産の山でできている。稼ぐ力で測ると本質価値は半分ほどで、払う値段に余裕が無い。買い手が名乗りを上げる確率は低くないが、その期待に値段を払うのは投資ではなく賭けだ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は家庭用の「ブルドックソース」シリーズだ。ウスター・中濃・とんかつの 3 種類が主力で、お好み焼き・焼そばなど粉もの向けの商品やドレッシング・たれも手がける。売上は 2025 年 3 月期で家庭用ソースが 82 億円、業務用ソースが 40 億円、ドレッシング・たれなどが 17 億円、海外が 7 億円だった。

家庭用は卸を通じてスーパーに並ぶ。加藤産業・国分・三菱食品の上位 3 社で売上の約 4 割になり、取引先の集中度が高い。業務用は外食・惣菜・加工食品メーカーに売る。ここ 2 年は万博やインバウンドで伸び、前年比 8.6% 増えた。

海外は小さく、輸出と上海の現地法人が合計 7 億円ほど。上海法人はプライベートブランド(店のブランド)の受注を増やしている。長期ビジョンでは 2032 年度に海外を 63 億円へ引き上げる目標だが、今の 10 倍に当たる。

生産は館林の「TATEBAYASHI クリエイションセンター」に集約した。旧鳩ケ谷工場は 2025 年 5 月に譲渡し、2026 年 3 月期に 21.5 億円の売却益を出している。従業員は連結で 295 名と小さい。原料は野菜・果実・砂糖・食酢・香辛料などで、価格と為替の影響を受ける。

優良さと弱いところ

堀は「普通」と見る。中濃ソースは発売から 60 年のブランドで、関東では売り場の棚を確保している。しかし味の差はカゴメ・オタフク・イカリ・コーミなどと大きくなく、PB やスーパーの特売で値下げ圧力を受ける。強い堀、つまり他社がまねできない強みと呼べるほどではない。

価格を決める力は弱い。2024 年 3 月期の営業利益率は 1% まで落ち、原料高をすぐ価格に移せなかった。翌期以降の値上げは通ったが、売れる量が減る反動の様子も見える。

資本効率はもっと弱い。過去 10 年の ROE の中央値は 3.5% で、資本コストの半分以下だ。自己資本の 250 億円には、使われていない資産が多く含まれる。上場株 38 億円、非上場株 11 億円、旧工場の土地、それに現金が積み上がっている。

利益の構造も見ておきたい。営業利益は年 2〜7 億円だが、経常利益は 10 億円前後あり、差の大半は受取配当と投資有価証券の売却益だ。つまり事業より持ち合い株が利益を支える。

経営は慎重で、財務は堅い。自己資本比率は 68%、純有利子負債はほぼゼロ。ただし中計は売上 160 億円・営業利益 8 億円の目標に届かなかった。次の計画で数字を達成できるかは未知数だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

家庭用ソース市場は 2025 年に 361 億円で、前年比 1.3% 増だった。業界紙の推計で、家計調査をもとに算出している。伸びの中心は値上げで、量は小容量化と人口減で細る。国内で食べる人の数は 10 年で 5% ほど減る見込みで、量の中立は 0.93 倍が妥当と見る。

競合は多い。オタフクソースはお好み焼き向けで関西・中国に強く、カゴメは「醸熟ソース」でトマトの知名度を生かす。イカリソースは西日本、コーミは東海圏の地場の大手だ。ブルドックの家庭用の首位級という位置は、関東と首都圏の棚の取り合いが中心になる。

業務用は別の力学で動く。外食の客数と、お好み焼き・焼そば・揚げ物の店や総菜が相手だ。万博とインバウンドで足元は好調だが、外食は人手不足で店の数が減る。業務用ソースの市場は推定で 400 億円ほど。ブルドックの取り分は 1 割程度と見る。

原料と物流のコスト上昇は共通の逆風だ。2026 年は 1〜4 月だけで 3,500 品目超が値上げされた。毎年物価並みの値上げは通りやすいが、頻度が増すと PB や安い業態に量が流れる。ソースは調理の主役ではなく、調味料のすき間にある商品で、強いブランドでも値上げのたびに数量が試される。

資本政策と M&A

還元の方針は総還元性向 60% 以上で、2026 年 3 月期は配当 5 億円に自社株買い 10 億円を加え、純利益(一過性を含む)の約 6 割を戻した。2027 年 3 月期は配当を引き上げ、自社株買いを上限 5 億円に置いて、総還元性向は 113% の予想だ。会社は資本コストを 4% 程度と見ているが、筆者はそれより高い 7.5% を使う。

政策保有株は上場で約 21 銘柄・38 億円。佐藤食品工業・養命酒・あいちフィナンシャルグループ・東洋水産・ミツウロコなどで、前中計は 10 億円の売却を掲げた。佐藤食品工業は株主にも名を連ねる持ち合いの相手だ。ここでは上場株 35 億円を「余った資産」とみなし、売って戻る確度を半分と見て足した。

M&A は少ない。買う側の実績はほとんど無く、戦略投資に 30 億円を置く計画があるだけだ。買われる側としては、2007 年にスティール・パートナーズの TOB を新株予約権の無償割当で退けた経緯がある。最高裁は防衛策を適法とした。今の大株主は興和(5.6%)・従業員持株会・佐藤食品工業・日本生命と分散している。

株主優待は年 1 回で、100 株以上に千円相当、800 株以上に 3 千円相当の自社製品を贈る。費用の開示は見つからず、個人株主が 46% を占める所有構造から年 0.9 億円と推定した(2 倍程度のずれはありうる)。10 年の還元に年額×10 年を足し、中立 1.0・やや悲観 0.75・悲観 0.5 の係数をかけた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ソースは日本の食卓に根づいた商品で、需要が急に消えることはない。中濃ソースは発売 60 年を迎え、首都圏の売り場で首位級の棚を持つ。原料高の中でも、値上げを重ねて営業利益率は 1% から 4% 台に戻った。2026 年 3 月期の営業利益は前期の 2.7 倍だ。

館林への集約で固定費は下がり、今後は売上が増えるほど利益が出やすい形になった。業務用は前年比で 8.6% 伸び、万博とインバウンドの追い風を受ける。海外は上海法人がプライベートブランドを獲得しており、売上が小さいぶん伸びしろが大きい。

資本政策はようやく動いた。2026 年 3 月期に自社株買い 10 億円を実行し、2027 年 3 月期は配当を引き上げ、還元性向は 100% を超える予想だ。政策保有株の売却も進み、今の自己資本 250 億円のうち、使われていない分は今後は株主に戻る。

さらに、会社は小さく、大株主が分散している。2007 年の経緯から買収への備えは強いが、本気の買い手が現れれば、純資産並みの 250 億円を超える値がつきうる。10 年以内の TOB の確率は 24% と見積もられ、悲観を割り引いても失うものは少ない。

慎重な見方

稼ぐ力が資本コストに届かない。過去 10 年の ROE の中央値は 3.5% で、売上は 10 年の年率で 1.3% 減った。営業利益率の 5% 近い水準は、工場集約と値上げの一回限りの効果にすぎない。

前の中計は売上 160 億円・営業利益 8 億円を掲げて、147 億円・6 億円にとどまった。その前の計画も同じ形で、目標を達成した実績が無い。会社は資本コストを 4% と置くが、これでは低すぎる。

利益の質も悪い。営業利益より受取配当や売却益が大きい年が多く、本業は 6 億円前後だ。2026 年 3 月期の純利益 24 億円は旧鳩ケ谷工場の跡地売却益 21.5 億円が主因で、翌期の予想は 9.5 億円に戻る。

競争は厳しい。PB は止まらず、卸 3 社が売上の 4 割を握るので価格交渉で弱い。家庭用は量が細り、値上げの余地が使い果たされると、売上が伸びなくなる。業務用の好調はインバウンドが一巡すれば薄れる。

TOB への期待も割り引くべきだ。買い手はソース事業の稼ぎでなく、純資産や持ち合い株に値をつける。本質価値より高い値段で買う人は少ない。

どちらに重みを置いたか

事業の堅さは両方の見方が一致する。争点は、稼ぐ力が資本コストに届くか、そして買い手が現れるかだ。工場集約で利益率が 5% 近くまで戻ったことは認める。ただし中計の未達と ROE の低さは動かず、慎重な見方を強く取った。

確率は中立に 38%、やや悲観に 22% を置いた。強気の筋書きは TOB や大幅な還元の実現に左右されるため、楽観 10%、やや楽観 20% にとどめた。悲観は取引先の集中を考えて 10%。計算の結果は大きな割高になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,128 円135 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 652 円78 億円)。 今の値に割り戻すと 984 円118 億円、今との差 −46.8%、 期待の年率 −0.4%(資本コスト 7.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 1,723 円207 億円 992 円119 億円 +46.8% +3.9% 272 円33 億円
やや楽観 20% 1,465 円176 億円 784 円94 億円 +21.5% +2.0% 450 円54 億円
中立 38% 1,250 円150 億円 659 円79 億円 +3.2% +0.3% 725 円87 億円
やや悲観 22% 720 円86 億円 515 円62 億円 −33.2% −4.0% 272 円33 億円
悲観 10% 292 円35 億円 329 円40 億円 −66.4% −10.3% 62 円7 億円
加重平均100% 1,128 円135 億円652 円78 億円 −3.8% −0.4% 1,780 円214 億円

今の株価時価総額 1,850 円222 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 家庭用の値上げが定着し、業務用と海外が伸びる 利益 14 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,723 円207 億円

家庭用ソースは小容量・焼そば向けの商品を伸ばして首位を固め、市場が 3% 縮んでもシェアを 35% まで上げる。業務用は外食とインバウンドの追い風に加え、店向けの味づくりで新規の取引先を増やし、売上は今の 2 倍近くに育つ。海外は上海法人と輸出が広がり、売上 28 億円規模になる。

館林の 2 工場体制が軌道に乗り、利益率は 6% 台に上がる。全社の売上は 240 億円台で、2032 年度 245 億円という会社の長期ビジョンにほぼ届く。

資本政策も動く。政策保有株の売却を進め、自社株買いと配当を合わせた還元は 10 年で 110 億円を超える。自己資本はふくらまず、ROE は 5% 台まで上がる。買い手が現れれば、この水準が TOB の価格を決める目安にもなる。それでも ROE は資本コストに届かず、倍率は PER の上限 13.3 倍を超えない。還元には株主優待の受け取り(年 0.9 億円×10 年)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 家庭用ソース:数量 243(家庭用ソース市場(出荷ベース、億円、2026 年の値段で測った実質))× 価格 46.9%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.3308 × 1.0))→ 売上 114 億円・営業利益 10 億円。営業利益率9.0%
  • 業務用ソース:数量 465(業務用ソース市場(億円、2026 年の値段で測った実質、推定))× 価格 16.1%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.10 × 1.0))→ 売上 75 億円・営業利益 6 億円。営業利益率8.0%
  • 家庭用その他(ドレッシング・たれ・お好み焼き関連):数量 2,850(周辺の家庭用調味料市場(億円、実質、推定))× 価格 0.9%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.0057 × 1.0))→ 売上 25 億円・営業利益 1 億円。営業利益率3.0%
  • 海外(輸出・上海法人):数量 2,640(海外の日本式ソース需要(億円、実質、推定))× 価格 1.1%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.005 × 1.0))→ 売上 28 億円・営業利益 1 億円。営業利益率5.0%

倍率:事業の純利益 13 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.1% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)35 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 207 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10 年で全部がうまくいく筋書きは、確度が高くない。国内の家庭用が人口減で細る中、シェアを 2 ポイント上げ、業務用と海外で会社の長期ビジョンに近い成長を実現する必要がある。2 回の中計で未達が続いた実績を考えて 1 割にとどめた。

やや楽観 20% 値上げと業務用の伸びで利益率が過去の山に戻る 利益 11 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,465 円176 億円

家庭用は市場が 5% ほど縮むものの、シェア 34% を守って売上は 108 億円まで増える。値上げを毎年通せることが前提だ。業務用はお好み焼き・焼そば店や惣菜向けの需要を取り、売上 65 億円に届く。海外は 20 億円台に乗る。

工場集約の効果で利益率は 5.6% まで改善する。過去 12 年の山(5.7%)に並ぶ水準で、会社の言う「B-Challenge」の目標がやっと届く形だ。

還元は積極的で、自社株買いを毎年入れて 10 年で 85 億円を戻す。利益の 7 割台だ。一方で ROE は 4% 台にとどまり、中立の延長にある。還元には株主優待の受け取り(年 0.9 億円×10 年)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 家庭用ソース:数量 238(家庭用ソース市場(出荷ベース、億円、2026 年の値段で測った実質))× 価格 45.6%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.3308 × 1.0))→ 売上 108 億円・営業利益 9 億円。営業利益率8.3%
  • 業務用ソース:数量 444(業務用ソース市場(億円、2026 年の値段で測った実質、推定))× 価格 14.7%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.10 × 1.0))→ 売上 66 億円・営業利益 5 億円。営業利益率7.5%
  • 家庭用その他(ドレッシング・たれ・お好み焼き関連):数量 2,760(周辺の家庭用調味料市場(億円、実質、推定))× 価格 0.8%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.0057 × 1.0))→ 売上 22 億円・営業利益 0 億円。営業利益率2.2%
  • 海外(輸出・上海法人):数量 2,508(海外の日本式ソース需要(億円、実質、推定))× 価格 0.9%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.005 × 1.0))→ 売上 22 億円・営業利益 1 億円。営業利益率3.5%

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.8% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)35 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 176 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:経営の施策(工場集約・値上げ・業務用の新規開拓)が計画の七〜八割は実を結ぶ筋書き。最近の営業利益率の持ち直しを見ると現実的に起こりうるが、計画未達の歴史があるため中立より低く置いた。

中立 38% 国内は緩やかに縮み、値上げと業務用で名目の売上は伸びる 利益 9 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,250 円150 億円

家庭用ソースは人口減と小容量化で実質の市場が 7% ほど縮む。ブルドックは首位級のシェア(推定 33%)を守り、物価並みの値上げで売上は 100 億円を少し超える。業務用は外食の底堅さで実質 5% 増え、売上は 57 億円になる。海外は 16 億円まで伸びるが、全体に占める割合は 1 割にとどまる。

営業利益率は 4.8%。会社の 2028 年 3 月期予想(4.8%)と同じ水準で、過去 12 年の山を超えない。工場集約でできた利益は、原料・人件費・物流費の上昇で相殺される。本社費も物価で増える前提だ。

純利益は 9.5 億円ほど。うち 4 割ほどが受取配当と利息で、本業の稼ぎだけなら 6 億円台にとどまる。還元は利益の 8 割、10 年で 70 億円。自己資本は 270 億円ほどで、ROE は 3.5%。ブルドックは「ソースの老舗」から抜け出さないが、事業は続く。還元には株主優待の受け取り(年 0.9 億円×10 年)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 家庭用ソース:数量 233(家庭用ソース市場(出荷ベース、億円、2026 年の値段で測った実質))× 価格 44.3%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.3308 × 1.0))→ 売上 103 億円・営業利益 8 億円。営業利益率7.6%
  • 業務用ソース:数量 424(業務用ソース市場(億円、2026 年の値段で測った実質、推定))× 価格 13.4%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.10 × 1.0))→ 売上 57 億円・営業利益 4 億円。営業利益率7.0%
  • 家庭用その他(ドレッシング・たれ・お好み焼き関連):数量 2,700(周辺の家庭用調味料市場(億円、実質、推定))× 価格 0.8%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.0057 × 1.0))→ 売上 21 億円・営業利益 0 億円。営業利益率1.5%
  • 海外(輸出・上海法人):数量 2,376(海外の日本式ソース需要(億円、実質、推定))× 価格 0.7%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.005 × 1.0))→ 売上 16 億円・営業利益 0 億円。営業利益率2.0%

倍率:事業の純利益 9 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.8% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)35 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 150 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:最近 3 年の動きは、値上げが通る年と、原料高が利益を食う年が交互に来ている。工場集約で利益率は戻りつつあるが、計画は未達が続いた。中立に最も厚く置いた。

やや悲観 22% PB・安売りに押され、利益率が3%台に落ちる 利益 6 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 720 円86 億円

家庭用の値上げが原料高に追いつかず、物価の伸びを 3 ポイント下回る。小売りの PB(店のブランド)とコーミ・オタフクなど地域の競合に押され、シェアが 32% に下がる。業務用は人手不足で外食の営業が細り、売上は 47 億円にとどまる。

営業利益率は 3.0%。2024 年 3 月期に 1.1% まで落ちた時と同じ形で、固定費は下がらない。

還元は利益の減少に合わせて 10 年 55 億円まで落とす。それでも利益より多く出すので自己資本が増えず、ROE は 2% 台に落ちる。政策保有株の売却で穴埋めする余地はあるが、買収や設備投資に使えば戻らない。還元には株主優待の受け取り(年 0.9 億円×10 年×0.75)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 家庭用ソース:数量 223(家庭用ソース市場(出荷ベース、億円、2026 年の値段で測った実質))× 価格 41.6%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.3308 × 1.0))→ 売上 93 億円・営業利益 6 億円。営業利益率6.0%
  • 業務用ソース:数量 384(業務用ソース市場(億円、2026 年の値段で測った実質、推定))× 価格 12.4%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.10 × 1.0))→ 売上 47 億円・営業利益 3 億円。営業利益率5.5%
  • 家庭用その他(ドレッシング・たれ・お好み焼き関連):数量 2,550(周辺の家庭用調味料市場(億円、実質、推定))× 価格 0.7%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.0057 × 1.0))→ 売上 18 億円・営業利益 0 億円。営業利益率0.0%
  • 海外(輸出・上海法人):数量 1,980(海外の日本式ソース需要(億円、実質、推定))× 価格 0.6%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.005 × 1.0))→ 売上 12 億円・営業利益 0 億円。営業利益率0.0%

倍率:ROE 2.6% は k 以下。稼ぐ力(事業の純利益÷k)は約 80 億円で、PER 上限 13.3 倍の約 8 割(10.5 倍)。余った資産は 0.75 倍の 26 億円に、戻り方 0.5 を掛けて足した。

確率:ソースは必需品だが、差がつきにくく、価格競争に弱い。原料高が続く中で、量販店向けの値上げが通らない年が続く筋書きは自然で、中立の次に厚く置いた。

悲観 10% 主力のソースが構造的に押し負け、本業が赤字になる 利益 2 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 292 円35 億円

家庭用ソースの市場が 2 割縮み、PB 化と大手の安売りでシェアは 28% に下がる。値上げは物価の 6 割程度しか通らず、売上は 67 億円まで落ちる。業務用は主要卸の絞り込みで取引を失い、売上 33 億円。海外は伸びない。

営業利益率はほぼゼロ。工場集約で固定費を下げても、売上が細る速さに追いつかない。純利益は受取配当にほぼ頼る。

配当は減らして 10 年の還元は 35 億円。その代わり政策保有株の売却を進める。経営は買収防衛をめぐって揺れ、株主は買い手に頼るしかなくなる。還元には株主優待の受け取り(年 0.9 億円×10 年×0.5)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 家庭用ソース:数量 200(家庭用ソース市場(出荷ベース、億円、2026 年の値段で測った実質))× 価格 33.6%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.3308 × 1.0))→ 売上 67 億円・営業利益 2 億円。営業利益率3.5%
  • 業務用ソース:数量 343(業務用ソース市場(億円、2026 年の値段で測った実質、推定))× 価格 9.6%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.10 × 1.0))→ 売上 33 億円・営業利益 1 億円。営業利益率3.0%
  • 家庭用その他(ドレッシング・たれ・お好み焼き関連):数量 2,250(周辺の家庭用調味料市場(億円、実質、推定))× 価格 0.6%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.0057 × 1.0))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円。営業利益率-2.0%
  • 海外(輸出・上海法人):数量 1,584(海外の日本式ソース需要(億円、実質、推定))× 価格 0.4%(ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.005 × 1.0))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。営業利益率-3.0%

倍率:営業利益が出ない構造的な負けで、純利益 2 億円は受取配当だけ。稼ぐ力(2÷k)は約 27 億円にとどまる。PER は上限 13.3 倍の 7.5 割(10 倍)。余った資産は 0.5 倍の 17.5 億円に戻り方 0.5 を掛けた。床の資産は別に立てない(純現金 4 億円と持ち合い株の戻り分で 22 億円ほど、稼ぐ力と余った資産の合計 35 億円を下回る。工場・本社は事業用で売れても戻る保証がない)。PBR が 0.1 倍まで下がるのは、本業が赤字で利益が受取配当だけになる構造のため。

確率:上場の食品会社が 10 年で営業赤字に落ちる確率は小さいが、売上が小さく固定費の重い会社で、主要取引先の三菱食品・国分・加藤産業 3 社が 4 割を占める。一社の取引条件の変更で採算が崩れうるため、1 割を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

家庭用ソース

ウスター・中濃・とんかつなどの家庭用ソース。売上の約 6 割で、首都圏に強い。

数量家庭用ソース市場(出荷ベース、億円、2026 年の値段で測った実質)価格ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.3308 × 1.0)売上営業利益
今 2026/03 250 33.1% 83 6
10 年後 中立 233 44.3% 103 8

取り方:家庭用ソースの売上 82.7 億円を、実質の市場 250 億円(推定)× シェアと物価の指数 0.3308 に分けた。小売りで 361 億円(2025 年、業界紙推計)の約 7 割が出荷ベースと置いた。シェア約 33% は筆者の推定。数量(実質の市場)は人口減と小容量化で中立 10 年 0.93 倍、価格はシェア × 物価で 1.34 倍。セグメント利益は非開示で、全社の営業利益 6.1 億円に合うよう推定した。市場の大きさ:オタフク・カゴメ・イカリ・コーミなどの競合と並ぶ。

業務用ソース

外食・総菜・加工食品メーカー向けのソース。お好み焼き・焼そば・揚げ物の店が主な顧客。

数量業務用ソース市場(億円、2026 年の値段で測った実質、推定)価格ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = シェア 0.10 × 1.0)売上営業利益
今 2026/03 404 10.0% 40 3
10 年後 中立 424 13.4% 57 4

取り方:業務用ソースの売上 40.4 億円(2025 年 3 月期の 40.2 億円を全体の伸びで補正)を、実質の市場 404 億円(推定。開示なし)× シェア 10% に分けた。数量は外食の底堅さとインバウンドで中立 10 年 1.05 倍、価格は物価並み 1.34 倍。市場の大きさ:外食店向けでは卸 3 社が主な経路。

家庭用その他(ドレッシング・たれ・お好み焼き関連)

ドレッシング・たれ・お好み焼き関連商品など、ソース以外の家庭用商品。

数量周辺の家庭用調味料市場(億円、実質、推定)価格ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.0057 × 1.0)売上営業利益
今 2026/03 3,000 0.6% 17 0
10 年後 中立 2,700 0.8% 21 0

取り方:ドレッシング・たれなど 17.2 億円(2025 年 3 月期 17.1 億円を補正)を、市場 3,000 億円(推定)× シェア 0.57% に分けた。2025 年は前年比でドレッシングが 12.9% 減。数量は中立 10 年 0.9 倍、価格は物価並み。

海外(輸出・上海法人)

輸出と上海法人の売上。上海はプライベートブランドの受注が増えている。

数量海外の日本式ソース需要(億円、実質、推定)価格ブルドックのシェア × 物価の指数(2026 年 = 0.005 × 1.0)売上営業利益
今 2026/03 1,320 0.5% 7 0
10 年後 中立 2,376 0.7% 16 0

取り方:輸出 5.4 億円と上海 1.2 億円(2025 年 3 月期の 6.6 億円)を、実質の市場 1,320 億円(推定。開示は売上のみ)× シェア 0.5% に分けた。数量は海外のお好み焼き・焼そば需要と現地化で中立 10 年 1.8 倍。長期ビジョン(2032 年度 63 億円)は強気の筋書きでも届かないと見る。

リスクと懸念

価格競争と PB の押し上げ

ソースは差がつきにくく、小売りの PB や特売の対象になりやすい。値上げが物価並みに通らない年が続くと、利益率が 2024 年 3 月期のように 1% 台へ戻る。

主要卸への取引先の集中

加藤産業・国分・三菱食品の 3 社で売上の約 4 割を占める。卸の再編や取引条件の変更が、そのまま売上と利益率に響く。

原料・包装・物流費の上昇

野菜・果実・砂糖・食酢・香辛料と容器の価格は、天候・為替・原油で振れる。値上げは数量の減少を伴うため、コストを全部は移せない。

中計の未達と資本効率の低さ

前の中計は売上 160 億円・営業利益 8 億円の目標に届かなかった。ROE が資本コストを下回る状態が続くと、経営への信頼が下がり、買収や株主提案の標的になりうる。

政策保有株の価格変動

上場株 38 億円・非上場株 11 億円の持ち合いがあり、受取配当と売却益が利益の 3〜4 割を占める。保有先の株価が下がれば自己資本と利益の両方が減る。

小さな会社の固定費と人手

従業員は連結 295 名。工場は館林に集約したため、事故や災害で生産が止まると代替が難しい。人件費の上昇も固定費を押し上げる。

今後の分かれ目

家庭用ソースの値上げが 2 年続けて数量減を上回って通ったら
営業利益率が 5% 台に乗る可能性が高まる。楽観寄りの筋書きに重みを移してよい。
中計の営業利益目標を、新しい計画で 2 期連続で達成したら
工場集約の効果が実ったと判断できる。中立の利益率の根拠が確かになる。
政策保有株を大きく売却して、その代金を自社株買いに回したら
ROE が上がり、倍率の上限に近づく。余った資産の戻り方を 0.5 から引き上げて見直す。
大株主や買い手から TOB・提携の提案が出たら
買い値は純資産近辺が目安になる。ただし事業の稼ぐ力以上の値は付きにくい。
主要卸 3 社のいずれかと取引条件を巡る摩擦が表に出たら
悲観側の確率を引き上げる。売上の 4 割がかかる論点だ。
業務用ソースの伸びが前年比で 1 桁に落ちたら
インバウンドの一巡と見て、業務用の数量を中立から外食の縮小側に寄せる。

見ておくもの

  • 家庭用ソースの出荷額と、小容量・高付加価値品の売上構成
  • 営業利益率の四半期推移(5% 台に乗るか)
  • 政策保有株の売却額と、自社株買い・配当の実行額
  • 主要卸 3 社との取引条件、大株主の動き(興和・佐藤食品工業・日本生命)
  • 新しい中期経営計画の営業利益・ROE の目標と、その達成度

倍率と資本コストの決め方

家庭用・業務用・その他・海外の 4 つを、市場規模(実質)× シェアと物価の指数で積み上げ、価格は物価並みの 1.34 倍(PB に押される筋書きはそれより低く)とした。数量は国内が人口減で 0.9〜0.95 倍。営業利益率は中立で 4.8%(会社の 28 年 3 月期予想と同じ。過去 12 年の山 5.7% 未満)。ROE は 3.5% で k 以下なので PER の上限は 13.3 倍で、その約 8.6 割を置いた。今の株価や PBR からは倍率を置いていない。純資産に近い今の値段と比べるのは最後で、割高と出た。純現金は時価総額の 2% で分けず、政策保有株 35 億円だけを余った資産とした(受取配当は利益に残るため利息控除の 1.4% で二重の大半を避けたが、小さなずれは残る)。新リース会計基準は小さな影響のため数字の形は今のまま。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.5→12.9 倍・やや楽観 PER 12→12.9 倍・中立 PER 11.5→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality 0。事業が傾いているわけではないので上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 7.75%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. ブルドックソース 中期経営計画(edinetdb 要約)
  2. ブルドックソース 有価証券報告書 FY2025(edinetdb 要約)
  3. 日本食糧新聞 ソース特集(家庭用ソース市場 361 億円)

分析日 2026-10-16