株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

中村屋 2204

中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,737 円99 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,080 円176 億円差 −43.6%
10 年後から見ると 割高 価値 1,737 円99 億円 · 差 −43.6% · 期待の年率 +1.2%
期待の年率リターン(10 年)+1.2%資本コスト比 −7.3 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

中村屋は、新宿の老舗で、中華まんと和洋菓子、レトルトカレー、中華の調理ソースを作る会社だ。菓子が売上の約 70%、食品が約 27% を占め、新宿の自社ビルなどの賃貸が残りを占める。売上は 374 億円、営業利益は 13 億円だ。

筆者の結論は、ブランドと不動産には価値があるが、今の値段はそれ以上を先に払っている、というものだ。確率で重みを付けた価値は、今の時価総額を 5 割弱下回る。事業の稼ぐ力が資本コストに届かず、利益の落ち込みに備える足もとの余裕も限られるためだ。

強みは三つある。中華まんは 1927 年から続く看板で、冬の定番としてコンビニにも広く置かれる。カリーとソースの食品事業は、家庭用の知名度が高い。新宿の中村屋ビルなどの賃貸は、営業利益率が 4 割を超え、利益の下支えになる。

弱みも三つある。第一に、売上の 38% がセブン-イレブン・ジャパン向けで、依存が重い。第二に、営業利益率が 3.5% と薄く、2020 年から 2023 年には赤字が続いた。第三に、中華まんは冬に売れる季節商品で、4〜6 月期は毎年大きな赤字が出る。2027 年 3 月期の第 1 四半期は 12 億円ほどの営業損失と報じられている。

2026 年 3 月期は、不採算商品の絞り込みで営業利益が 5 億円増え、24% 増益になった。会社の計画では、2027 年 3 月期に営業利益 14 億円と、一時的な減価償却の消えた分が上積みされる程度にとどまる。10 年先の中立の営業利益は 20 億円ほどと、今の 1.5 倍に見る。増える分の多くは物価で、実質の改善は小さい。

配当は継続され、株主優待もある。ただ、純資産が時価総額の 1.7 倍と厚く見える一方で、その中身は工場、ビル、持ち合い株で、事業に縛られた分が多い。筆者は、売って現金にできる価値を慎重に見積もった。

買い手の目で見ると、悩ましいのは時間軸だ。構造改革の効果は 1〜2 年で数字に出るが、稼ぐ力が資本コストを超えるには、さらに長い時間がかかる。それまでは、薄い利益と季節性の波を、ブランドと不動産で支える期間が続く。筆者は、この移行期の薄さを重く見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、中村屋は「資産は良いが、稼ぐ力が足りない」会社だと見る。ブランドは本物で、新宿の不動産も安定している。ただ、事業全体の利益率は 3.5% で、資本コストを大きく下回る。

問題は、利益が資産に比べて少ないことだ。自己資本 288 億円に対して、純利益は 9 億円。ROE は 3% で、会社が稼ぐ力は資産の 1 割にも満たない。ためた利益を事業に再投資しても、増える価値は小さい。

安全域は、見かけほど厚くない。時価総額は純資産の 6 割で、PBR が 1 倍を割る。ただ、純資産の中身は工場と、売れない持ち合い株、賃貸ビルだ。売って現金にできる分は限られ、帳簿より安くしか売れない可能性が高い。

長く持ちたい会社かと問われれば、迷う。ブランドは何十年も続くが、コンビニ 1 社への依存と冬に偏る季節性、薄い利益率が重い。構造改革が数字に出るまで、筆者は慎重な見方を保つ。

オーナーとして見ると、資本配分の力に疑問が残る。新宿の旧本社を建て直して賃貸にした判断は、資産を活かした良い手だった。一方、10 年の ROE の中央値が 2.1% にとどまる以上、事業への再投資が資本コストを超えた実績は乏しい。

筆者がいちばん気にするのは、利益の水準そのものだ。ブランドは本物だが、ブランドが利益に変わっていない。構造改革が実を結び、営業利益率が 5% を超えて続くまで、筆者は割安と見なさない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、ブランドを付けた食品を、量販店、コンビニ、百貨店、ネット通販に売ることだ。素材の目新しさではなく、中華まんの皮と餡の作り込み、カリーの味といった「中村屋らしさ」が値段を支える。

事業は三つに分かれる。菓子事業は売上が 262 億円で、和菓子、洋菓子、中華まんを作る。中華まんは 1927 年の開発以来の看板で、秋から冬にコンビニで売れる。営業利益は 26.7 億円、利益率は 10.2% だ。食品事業は 102 億円で、レトルトカリー、中華の調理ソース、業務用の調理食品、缶詰、レストラン(Granna、Manna、オリーブハウス)がある。営業利益は 6.4 億円、利益率は 6.3% だ。不動産賃貸は 9 億円で、新宿中村屋ビルのテナント賃貸と、武蔵工場の敷地の一部などを貸している。営業利益率は 47% と高い。

全社で見ると、セグメント利益の合計は 37 億円だが、全社の費用が約 24 億円あり、営業利益は 13 億円に縮む。この全社の費用は、本社の人件費やシステムなど、事業に配り切れない分だ。ここが重く、薄い利益率の原因になっている。

最大の取引先はセブン-イレブン・ジャパンで、売上の 38% に当たる 143 億円を占める。中華まんの多くがここを通る。取引が続く限り売上は安定するが、先方の値決めと商品の入れ替えに左右される。

生産は、入間市の武蔵工場が中心だ。2017 年に 100 億円を投じて新しくした。神奈川工場は 2025 年 3 月に一部の閉鎖を決め、生産ラインを埼玉へ移した。固定費を減らしながら、中華まんの品質を保つ狙いだ。2026 年 5 月には、家庭用の調理食品 14 品目を値上げした。

新しい芽として、社員食堂向けのレトルトスープがある。26 社でテストを進め、100 社を目標に置く。まだ小さいが、家庭用以外に売り先を増やす取り組みだ。

販路の特徴として、量販店、コンビニ、百貨店の催事、直営店、ネット通販が並ぶ。コンビニ向けは量が大きいが、利益率は低い。百貨店や直営店は、ブランドを見せる場として利益率が高いが、客数は減り続けている。新宿本店は、観光客の来店が戻って回復している。

レストランは、Granna、Manna、オリーブハウスなどを新宿を中心に展開する。カリーの老舗としてのブランドを見せる場で、利益より認知の役割が大きい。外食は人件費と家賃に左右され、食品事業の利益率を押し下げる要因でもある。

優良さと弱いところ

この会社の優良さは、ブランドと不動産にある。中華まんとカリーは、名前を言えば味が浮かぶ。新宿の本社ビルは三井不動産と建て直した資産で、毎年安定した賃料が入る。事業の核は老舗の知名度で、広告費をかけずに棚を確保できる。

一方、稼ぐ力は弱い。営業利益率は直近で 3.5%、10 年の最高でも 2017 年 3 月期ごろの 5% 台だ。2020 年 3 月期から 2023 年 3 月期にかけて赤字や低利益が続き、原料と人件費の上昇を売値に移しきれなかった。10 年の ROE の中央値は 2.1% で、資本コストを大きく下回る。

2026 年 3 月期の増益は、不採算商品の絞り込みで 5.2 億円、一時的な減価償却の増加が消えて 2.6 億円の上積みがあったためだ。つまり、新しい稼ぐ力が出たというより、悪かった所をやめた効果だ。2027 年 3 月期の会社予想も営業利益 14 億円と、2026 年 3 月期の 13 億円とほぼ同水準にとどまる。

財務は悪くない。自己資本比率は 57% で、純現金が 18 億円ある。借金に追われる心配は小さい。ただ、純現金は時価総額の 1 割ほどにすぎず、冬の仕入れで資金が一時的に減る。工場の閉鎖と基幹システムの更新に支払いが続く。

筆者は、「老舗のブランドと不動産は本物だが、事業の収益性が低い」という構図を、この会社の本質と見る。中村屋 2027 ビジョンは事業の選択と集中を掲げるが、成果が数字に出るのはこれからだ。

経営は、事業の選択と集中を掲げ、不採算商品の絞り込みと工場の統合を進めている。ただ、10 年以上にわたって利益率が上がらなかった実績があり、計画の達成には慎重な見方が要る。会社は改革を続けてきたが、利益率の水準は 2010 年代の後半から大きく変わっていない。

不動産は、別の見方ができる。新宿中村屋ビルは三井不動産と共同で建て直し、安定した賃料が入る。営業利益率 47% は事業の中で最も高く、利益の下支えになる。ただ、売上は 9 億円と小さく、全社の利益を押し上げるほどの大きさはない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

中華まんを含む菓子の市場は、国内で数量がほぼ増えない。菓子の小売市場は 2025 年に約 4 兆 1,000 億円と、名目では伸びたが、人口の減少で数量は横ばいから微減だ。物価の上昇で金額は増えても、メーカーは原料と物流費の上昇を完全には転嫁できていない。

中華まんは、コンビニの店頭商品として成熟している。メーカーの出荷額は 2016 年度に約 625 億円と推定され、各社が冬の定番として売る。中村屋はブランドで上位にいるが、コンビニ各社の自社商品も多く、棚の取り合いが続く。冬が暖かいと売上が落ちる。

食品は、レトルトカリーと中華ソースの市場だ。ハウス食品、エスビー食品、ヱスビー、ミツカンなどの大手が強く、中村屋は高価格帯のブランドで差別化する。業務用の調理食品は、人手不足で外食や給食の需要が増えており、社員食堂向けのスープはその流れに乗る。

業種の前提として、食料品の国内数量は年 0〜-1% で、値上げは小売の PB と安売りの業態に押され、限定的にしか通らない。筆者は、菓子の数量を 10 年で 3% 減、食品を 2% 増と置く。物価の分は価格で上がるが、原料と賃金の上昇が利益を削る。

2026 年は、中東情勢で原料と物流費の先行きが不透明だ。会社は予想を保守的に見ている。値上げは家庭用の調理食品で始めたが、コンビニ向けの価格は先方との交渉で決まる。

業種ノートには菓子専用の節がなく、食料品の「製パン・菓子」の節を基準にした。菓子と食品の市場の大きさは、公的な統計にない部分を筆者が推定している。

需要の面では、国内の人口減少が菓子の数量を押し下げる。和菓子と洋菓子は特に縮み、中華まんなど冷凍・冷蔵のデイリー菓子の伸びが補う構図だ。コンビニ各社は、自社ブランドの中華まんに力を入れ、メーカーの取り分は限られる。

外食は、人手不足と家賃の高さが利益を圧迫する。新宿の立地は強いが、レストランの利益は小さく、ブランドを見せる役割が中心だ。筆者は、菓子の数量を 10 年で 3% 減、食品を 2% 増と置く。

資本政策と M&A

配当は継続され、2026 年 3 月期も増減なしで据え置かれた。配当性向は 47% 前後と高めで、利益の約半分を株主に戻している。自社株は発行済みの 4.4% を持つが、継続した自社株買いの実績は確認できない。

株主優待は、年 1 回 3 月末に出る。100 株以上で自社商品などの詰め合わせ、500 株以上で内容が厚くなり、5 年以上の長期保有では割引券がつく。株主数は未確認で、費用は年 0.5 億円ほどと概算した。優待の価値は個人投資家の人気を支えるが、価値の評価には入れない。

株主は、取引先持株会が約 11%、日本マスタートラスト信託銀行が約 6.5%、みずほ銀行が約 4.7%、三井不動産が約 3%、ニップンと日東富士製粉が各 2% ほどだ。セブン-イレブン・ジャパンも 1% ほどを持つ。取引先と金融機関が厚く、買収を仕掛けにくい構造だ。

資本政策は、ゆるやかな構造改革の途上にある。事業の選択と集中、工場の統合、基幹システムの更新に資金を使う。2031 年 3 月期に営業利益率 7.9%、ROE 8% 以上を目指すと報じられている。実現すれば資本コストに届くが、直近の ROE は 3% で、距離は大きい。

本社は 2021 年に新宿の西新宿三井ビルへ移した。旧本社の土地と建物は賃貸に回し、新宿中村屋ビルとして 2014 年に開業した。賃貸の利益は営業利益に入っているので、余った資産としては足さない。

資本の使い道としては、設備投資の回収が焦点になる。武蔵工場の新しい設備は 2017 年に投じた 100 億円の回収期にあり、神奈川工場の統合で固定費を下げる。基幹システムの更新は費用が先に出る。筆者は、これらの投資が営業利益率を押し上げる効果は、数年かけて小さく現れると見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

構造改革は、すでに数字に出始めている。不採算商品の絞り込みで営業利益が 5 億円増え、24% 増益になった。神奈川工場の一部閉鎖と埼玉への集約で、固定費は今後も減る。一時的な減価償却の増加が消え、2027 年 3 月期は営業利益 14 億円を見込む。

ブランドの力は、値上げが通ることで試される。2026 年 5 月の家庭用調理食品 14 品目の値上げは、その試金石だ。中華まんは冬の定番として、コンビニに安定して置かれる。社員食堂向けのレトルトスープは、売り先を家庭以外に広げる芽になる。

不動産は、利益と資産の下支えになる。新宿中村屋ビルの賃料は営業利益率が 47% と高く、安定している。純現金は 18 億円あり、自己資本比率は 57%。財務に余裕があるので、構造改革に腰を据えて取り組める。中計が掲げる営業利益率 7.9%、ROE 8% が実現すれば、評価は大きく変わる。

新宿の拠点も、価値を持つ。観光客が戻り、本店とレストランの客数が増えている。ブランドを見せる場として、百貨店やネット通販の売上を押し上げる効果もある。看板商品の力は、数字に表れない所にも蓄えられている。

営業利益率は、5% を超えれば ROE も改善する。ブランド力を数字に変える手立てが揃いつつあり、市場の見方が変わる転機は近い。

慎重な見方

稼ぐ力が資本コストを大きく下回る。営業利益率は 3.5%、10 年の ROE の中央値は 2.1% だ。2020 年から 2023 年には赤字が続いた。2026 年 3 月期の増益も、悪かった所をやめた効果で、新しい稼ぎが出たわけではない。2027 年 3 月期の会社予想は 14 億円と、ほぼ横ばいだ。

コンビニ 1 社への依存が重い。セブン-イレブン・ジャパン向けが売上の 38% を占め、値決めと商品の入れ替えの主導権は先方にある。中華まんの棚は競合と取り合いで、冬が暖かいと売上が落ちる。4〜6 月期には毎年大きな赤字が出て、2027 年 3 月期も 12 億円ほどの営業損失と報じられている。

資産の厚みは見かけほど価値を持たない。純資産は時価総額の 1.7 倍あるが、工場は事業に縛られ、持ち合い株の売却も進みにくい。株主優待と配当で、利益の半分以上が株主に出ていく。構造改革を続けるには投資が要り、手元に残る現金は薄い。

構造改革は、言葉が先に出る。中計は、これまで何度も掲げられてきたが、利益率は大きく変わらなかった。2031 年 3 月期の営業利益率 7.9% は、過去 10 年の最高を大きく超える水準で、達成を前提にした期待は外れたときの落差が大きい。

季節性の大きさも重い。冬の売上に頼るため、暖冬の年は赤字が膨らむ。4〜6 月期の赤字は毎年出て、通期の黒字が薄いのは、この波の大きさが原因だ。

どちらに重みを置いたか

構造改革の進みと不動産の下支えは、強気の見方に説得力がある。ただ、稼ぐ力の弱さとコンビニ依存、季節性は、慎重な見方が正しい。筆者は、中立で営業利益率を 4% に置いた。会社の目標である 7.9% には遠い水準だ。確率は中立に最も重みを置き、やや悲観を楽観側より厚くした。コンビニ依存と原料高は、実現しやすいと見るからだ。コンビニ依存と季節性の重さが、悲観側の確率を支える。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,555 円146 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 912 円52 億円)。 今の値に割り戻すと 1,737 円99 億円、今との差 −43.6%、 期待の年率 +1.2%(資本コスト 8.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 4,816 円275 億円 1,575 円90 億円 +107.5% +7.6% 383 円22 億円
やや楽観 19% 3,930 円225 億円 1,137 円65 億円 +64.5% +5.1% 963 円55 億円
中立 36% 3,230 円185 億円 962 円55 億円 +36.1% +3.1% 1,509 円86 億円
やや悲観 27% 1,008 円58 億円 787 円45 億円 −41.7% −5.3% 485 円28 億円
悲観 12% 705 円40 億円 350 円20 億円 −65.7% −10.2% 127 円7 億円
加重平均100% 2,555 円146 億円912 円52 億円 +12.6% +1.2% 3,467 円198 億円

今の株価時価総額 3,080 円176 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 6% 構造改革が実り、値上げが通り、営業利益率が 5% 台半ばまで上がる 利益 23 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 4,816 円275 億円

神奈川工場の閉鎖と埼玉への集約が進み、固定費が下がる。不採算商品の整理も終わり、菓子事業の利益率は 11% 台に上がる。2026 年 5 月の値上げが通り、物価の上昇を売値に移せる。

食品は、社員食堂向けのスープなど業務用が伸びる。外食は客数が戻り、利益率が上がる。全社の営業利益は 30 億円ほどと、今の 2.2 倍に増える。営業利益率は 5% 台半ばで、過去の山をわずかに超える。

配当性向は 4 割台に下がり、利益の増えた分だけ増配が続く。それでも ROE は 6% 台で、資本コストの 8% には届かない。会社が掲げる 7.9% の営業利益率には、この筋書きでも届かない。

神奈川工場の跡地や遊休資産の売却が進み、現金が増える。株主への還元も厚くなる。ただし、売上の約 4 割がコンビニ 1 社という構造は、この筋書きでも変わらない。

  • 菓子(和洋菓子・中華まん):数量 3,650(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 10.2%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 374 億円・営業利益 43 億円。市場(実質)× シェア。デイリー菓子と中華まんの市場に対し、シェアは 7.5% を基準に増減
  • 食品(レトルト・業務用・レストラン):数量 4,300(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 3.5%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 150 億円・営業利益 11 億円。市場(実質)× シェア。レトルト、中華ソース、業務用、レストランの合算に対するシェア
  • 不動産賃貸:数量 100(貸している面積の指数(今を 100))× 価格 0.12(面積の指数 1 当たりの賃料(億円。賃料は物価に遅れてついていく))→ 売上 12 億円・営業利益 6 億円。面積の指数 100 × 賃料の単価。賃料は物価に遅れてついていく

倍率:事業の純利益 23 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.5% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 275 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:工場の統合、不採算の整理、値上げの定着が重なり、中計に近づく筋書き。中計の 7.9% は、過去の最高(5% 台)をはるかに超えるため、1 割を切る確率にとどめた。

やや楽観 19% 値上げと整理が効き、利益率が 4% 台半ばに上がる 利益 19 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 3,930 円225 億円

神奈川工場の閉鎖の効果が出て、固定費が下がる。菓子事業の利益率は 11% 台に乗り、中華まんの売れ行きも安定する。食品は業務用の増加で、利益率が少し上がる。

全社の営業利益は 24 億円ほどと、今の 1.8 倍になる。物価の上昇を売値に移し、利益率が少し改善する形だ。ただ、全社の費用が物価で増え、利益の伸びを抑える。

配当は増え、純現金も少しずつ積み上がる。ROE は 5% 台で、資本コストの 8% を下回る。ブランドと不動産は変わらず価値を持つが、稼ぐ力が資本コストに届かない構図は同じだ。

外食の採算が少し改善し、業務用のスープも売り先を増やす。ただ、全社費用が物価で増えるため、利益の伸びは売上ほど大きくならない。純現金は少しずつ増えるが、構造を変えるほどの額にはならない。

  • 菓子(和洋菓子・中華まん):数量 3,500(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 10.0%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 351 億円・営業利益 39 億円。市場(実質)× シェア。デイリー菓子と中華まんの市場に対し、シェアは 7.5% を基準に増減
  • 食品(レトルト・業務用・レストラン):数量 4,150(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 3.4%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 142 億円・営業利益 10 億円。市場(実質)× シェア。レトルト、中華ソース、業務用、レストランの合算に対するシェア
  • 不動産賃貸:数量 100(貸している面積の指数(今を 100))× 価格 0.12(面積の指数 1 当たりの賃料(億円。賃料は物価に遅れてついていく))→ 売上 12 億円・営業利益 6 億円。面積の指数 100 × 賃料の単価。賃料は物価に遅れてついていく

倍率:事業の純利益 19 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.3% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 225 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:不採算の絞り込みは、すでに数字に出ている。会社の中計の方向に沿って、その効果が続く形を、中立の次に起こりやすい筋書きとして置いた。

中立 36% 整理の効果は出るが、コンビニ依存は続き、利益率は 4% にとどまる 利益 16 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 3,230 円185 億円

菓子は、数量が 10 年で 3% ほど減る。中華まんは安定するが、和菓子と洋菓子は人口の減少で縮む。物価の分は売値に移せるが、原料と賃金の上昇で利益率は 10% 台前半にとどまる。食品は業務用が伸び、数量は 2% 増える。

不動産は、賃料が物価に遅れてついていき、少し増える。全社の営業利益は 20 億円ほどと、今の 1.5 倍。うち大半は物価の分だ。営業利益率は 4% で、会社の目標である 7.9% には遠い。

純利益は 16 億円ほどで、営業利益に対する比は過去の中央値に近い水準だ。配当は性向 5 割台で出し続け、自己資本は 360 億円ほどに増える。ROE は 4% 台で、資本コストを下回る。特別な事件はなく、「老舗のブランドを守りながら、稼ぐ力は伸びない会社」として 10 年が過ぎる。

  • 菓子(和洋菓子・中華まん):数量 3,395(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 10.0%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 341 億円・営業利益 36 億円。市場(実質)× シェア。デイリー菓子と中華まんの市場に対し、シェアは 7.5% を基準に増減
  • 食品(レトルト・業務用・レストラン):数量 4,080(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 3.4%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 140 億円・営業利益 9 億円。市場(実質)× シェア。レトルト、中華ソース、業務用、レストランの合算に対するシェア
  • 不動産賃貸:数量 100(貸している面積の指数(今を 100))× 価格 0.12(面積の指数 1 当たりの賃料(億円。賃料は物価に遅れてついていく))→ 売上 12 億円・営業利益 5 億円。面積の指数 100 × 賃料の単価。賃料は物価に遅れてついていく

倍率:事業の純利益 16 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.4% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 185 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:不採算の整理は進むが、コンビニの値決めと原料の上昇が利益を削る。10 年の実績でも営業利益率は 0〜5% の帯にあり、その下寄りに乗る形を、最も起こりやすいとして最大の確率を置いた。

やや悲観 27% コンビニの値決めと原料高で、整理の効果が消え、営業利益率が 1% 台に落ちる 利益 6 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1,008 円58 億円

コンビニ各社の自社商品との競合が強まり、中華まんの売値が上がらない。原料と賃金の上昇は続き、菓子事業の利益率は 8% 台に下がる。数量は 10 年で 7% ほど減る。

食品は、業務用が伸びず、家庭用の調理食品も PB に押される。外食は人件費で採算が悪化する。利益率は 5% 台に下がる。不動産は安定するが、全社費用が物価で増え、営業利益は 7 億円に落ちる。

純利益は 6 億円ほどまで落ち、配当は据え置きに近い。ROE は 2% 以下で、資本コストをはるかに下回る。事業の稼ぐ力が足りないため、評価は資産から見た水準に近づく。持ち合い株や不動産の売却を求める声が出る可能性もある。

神奈川工場の統合費用や基幹システムの更新費が重なり、純現金が減る。会社は投資を絞らざるをえず、成長の芽も育ちにくくなる。値上げが通らない状況では、改革の効果が吸収される。

  • 菓子(和洋菓子・中華まん):数量 3,250(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 9.7%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 317 億円・営業利益 25 億円。市場(実質)× シェア。デイリー菓子と中華まんの市場に対し、シェアは 7.5% を基準に増減
  • 食品(レトルト・業務用・レストラン):数量 3,900(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 3.3%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 130 億円・営業利益 7 億円。市場(実質)× シェア。レトルト、中華ソース、業務用、レストランの合算に対するシェア
  • 不動産賃貸:数量 95.0(貸している面積の指数(今を 100))× 価格 0.12(面積の指数 1 当たりの賃料(億円。賃料は物価に遅れてついていく))→ 売上 11 億円・営業利益 5 億円。面積の指数 100 × 賃料の単価。賃料は物価に遅れてついていく

倍率:やや悲観は稼ぐ力ではなく、売れる資産で測る。事業の ROE は 1.8% で、資本コスト 8.5% をはるかに下回る。今の自己資本 288 億円に掛ける形で、賃貸ビルの価値と純現金に近い水準の 0.20 倍に置いた(中立の PBR より低い)。

確率:コンビニ依存と原料高は、足元で続いている。2020 年から 2023 年に、同じ構図で赤字が続いた実績がある。強気の筋書きより起こりやすいとみて、厚めに置いた。

悲観 12% 中華まんの不振とコンビニの切り替えで赤字に戻り、構造改革が追いつかない 利益 −12 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 705 円40 億円

コンビニが自社商品を増やし、中華まんの取り扱いを減らす。暖冬も重なり、菓子事業の売上が落ちる。利益率は 2% まで下がる。食品は外食を中心に赤字になり、業務用もふるわない。

営業利益は 15 億円ほどの赤字となり、全社費用を削っても追いつかない。純利益は 11 億円ほどの赤字で、自己資本は減る。配当は大きく減らす。

それでも会社は続く。新宿の賃貸ビルの利益が下支えになり、持ち合い株や遊休地を売って現金を作る。事業の再編や、取引先、三井不動産などによる支援を検討する可能性もある。少数株主に有利な形になる保証はない。

持ち合い株の売却や遊休地の処分が進み、現金を作る。再建の過程で資産の売却と事業の縮小が重なれば、少数株主の取り分はさらに削られる可能性がある。

  • 菓子(和洋菓子・中華まん):数量 2,900(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 9.2%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 268 億円・営業利益 5 億円。市場(実質)× シェア。デイリー菓子と中華まんの市場に対し、シェアは 7.5% を基準に増減
  • 食品(レトルト・業務用・レストラン):数量 3,500(該当市場(億円、今の値段で測った実質))× 価格 3.2%(実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍))→ 売上 110 億円・営業利益 −1 億円。市場(実質)× シェア。レトルト、中華ソース、業務用、レストランの合算に対するシェア
  • 不動産賃貸:数量 90.0(貸している面積の指数(今を 100))× 価格 0.11(面積の指数 1 当たりの賃料(億円。賃料は物価に遅れてついていく))→ 売上 10 億円・営業利益 4 億円。面積の指数 100 × 賃料の単価。賃料は物価に遅れてついていく

倍率:悲観は赤字で、PER は使えない。売れる資産は賃貸ビルの価値に限られ、工場と持ち合い株は事業に縛られるとみる。今の自己資本 288 億円に掛ける形で、0.14 倍に置いた(やや悲観の PBR より低い)。

確率:暖冬、原料高、コンビニの切り替えが重なる構造的な負けにあたる。2020 年から 2023 年に赤字が続いた実績を踏まえ、1 割を超える確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

菓子(和洋菓子・中華まん)

和菓子・洋菓子と中華まん。中華まんは冬の看板で、コンビニ向けが多い。

数量該当市場(億円、今の値段で測った実質)価格実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/03 3,500 7.5% 262 27
10 年後 中立 3,395 10.0% 341 36

取り方:デイリー菓子と中華まんの市場を約 3,500 億円と推定し、売上 262.2 億円からシェア約 7.5%。公的な統計がなく推定。菓子事業の営業利益 26.7 億円は決算で開示(利益率 10.2%)。

食品(レトルト・業務用・レストラン)

レトルトカリー、中華の調理ソース、業務用の調理食品、缶詰、レストラン。家庭用の知名度が高い。

数量該当市場(億円、今の値段で測った実質)価格実質の市場に対する当社売上の比率(シェア × 物価の倍率。10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/03 4,000 2.6% 102 6
10 年後 中立 4,080 3.4% 140 9

取り方:レトルト、中華ソース、業務用調理食品、外食の合算市場を約 4,000 億円と推定し、売上 102.2 億円からシェア約 2.6%。推定。食品事業の営業利益 6.4 億円は決算で開示(利益率 6.3%)。

不動産賃貸

新宿中村屋ビルのテナント賃貸と、武蔵工場の敷地の一部などの定期借地。

数量貸している面積の指数(今を 100)価格面積の指数 1 当たりの賃料(億円。賃料は物価に遅れてついていく)売上営業利益
今 2026/03 100 0.09 9 4
10 年後 中立 100 0.12 12 5

取り方:新宿中村屋ビルなどの賃貸。売上 9.1 億円、営業利益 4.3 億円(利益率 47%)は決算で開示。面積は指数で置いた。

リスクと懸念

コンビニ 1 社への依存

売上の 38% に当たる 143 億円をセブン-イレブン・ジャパンが占める。取引の条件や商品の入れ替えが変われば、売上が大きく動く。中華まんの棚は、コンビニ各社の自社商品とも競う。小麦、砂糖、卵、乳製品の価格は、国際市況と円安で振れる。

季節性と天候

中華まんは冬に売れる。暖冬だと売上が落ち、4〜6 月期には毎年大きな赤字が出る。2027 年 3 月期の第 1 四半期は 12 億円ほどの営業損失と報じられている。気候に左右される事業だ。コンビニ向けの値決めは、先方の仕入れ方針にも左右される。

原料と人件費の上昇

小麦、砂糖、油、物流費、賃金の上昇を、売値に移しきれない状況が続く。2026 年 5 月には 14 品目を値上げしたが、PB や安売りの業態に押され、値上げが通る範囲は限られる。基幹システムの更新は、移行の失敗で出荷が止まる危険も伴う。

構造改革の遅れ

神奈川工場の一部閉鎖や基幹システムの更新は、費用が先に出て、効果は後から現れる。会社の中計は 2031 年 3 月期に営業利益率 7.9% を目指すが、直近は 3.5%。計画が遅れれば、期待が剥落する。持ち合い株の評価が下がれば、純資産も減る。

持ち合い株と資産の価値

純資産の厚みの多くは、工場、賃貸ビル、持ち合い株だ。時価が簿価を下回れば、含み益は消える。売却に動く場合も、取引先との関係や税負担で動きにくい。売れない在庫や廃棄の増加は、季節商品の宿命でもある。

労働力と国内需要

人口の減少で国内の菓子の数量は増えない。工場の人手不足と賃金の上昇は、固定費を押し上げる。外食(Granna、Manna)の客数も、人件費と家賃に左右される。外食の閉店や撤退が出れば、減損の負担が出る。

今後の分かれ目

2027 年 3 月期の営業利益が 14 億円を超え、第 1 四半期の赤字幅が縮んだら
構造改革の効果が出始めたとみて、利益率の前提を上げ、やや楽観の確率を厚くする。
セブン-イレブン・ジャパン向けの売上比率が 35% を下回り、他の売り先が増えたら
依存が和らぐとみて、quality の値決めの項を下げ、k を引き下げる。
暖冬や原料高で、中華まんの売上が 2 期続けて前の期を下回ったら
看板商品の力が落ちたとみて、悲観側の確率を上げる。
神奈川工場の閉鎖費用や基幹システムの更新費が計画を超えたら
財務の余裕が減るとみて、やや悲観の確率を上げ、純現金の評価を下げる。
中計の営業利益率 7.9%、ROE 8% の達成の見通しが明確になったら
稼ぐ力が資本コストに届くとみて、倍率の前提を引き上げる。
持ち合い株や不動産の売却、自社株買いなど、資産を株主に戻す動きが発表されたら
資産の評価が価格を決める局面に入るとみて、余った資産の戻り方を見直す。

見ておくもの

  • 菓子事業の営業利益と中華まんの売上(四半期)
  • セブン-イレブン・ジャパン向けの売上比率
  • 営業利益率と中計の進み具合
  • 純現金と運転資金の波(4〜6 月期の赤字幅)
  • 配当と株主優待の方針

倍率と資本コストの決め方

菓子・食品・不動産賃貸の 3 つに分け、菓子と食品は市場(実質)× 当社のシェア × 物価並みの価格で売上を積んだ。中立の営業利益率は 4% で、過去 10 年の山(5% 台)を超えず、会社が掲げる 7.9% にも届かない水準に置いた。全社費用は今の約 24 億円から物価の分だけ増やして置いた。倍率は式(ROE が k を下回るので上限は 1÷k)の 7 割で置き、今の株価や過去の倍率には寄せていない。減価償却は今ある設備を物価で増やさず、全社費用のうち償却でない分だけ物価で増やした。配当や賃料は利益に入っているため、持ち合い株や不動産の時価は余った資産に足していない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→11.76 倍・やや楽観 PER 10.62→11.76 倍・中立 PER 8.75→11.76 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.5% = 8.0%。中東情勢や原料の高騰は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 8.50%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 中村屋 事業内容(北の資本)
  2. 中村屋 2026年3月期決算(BigGo)

分析日 2026-10-19