株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

大森屋 2917

おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)399 円20 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)898 円44 億円差 −55.5%
10 年後から見ると 割高 価値 399 円20 億円 · 差 −55.5% · 期待の年率 −0.5%
期待の年率リターン(10 年)−0.5%資本コスト比 −9.3 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

大森屋は大阪の海苔の会社だ。焼き海苔と味付け海苔を家庭に売り、コンビニのおにぎりに巻く海苔を商社経由で納める。ふりかけやお茶漬けも作る。売上は165億円で、半分弱が業務用、4割弱が家庭用だ。

筆者の結論は割高だ。今の時価総額45億円は、自己資本116億円の4割にすぎない。それでも高いと見る。この会社は、自己資本に対して年に2〜3%しか稼げない。資本コストを8.75%とすると、稼ぎの価値は帳簿の値をはるかに下回る。

海苔は有明海や瀬戸内の養殖で採れる。海水温の上昇で不作が続き、原料の値段は乱高下する。2025年9月期は高い原料を吸収できず、営業赤字になった。原料の在庫は2倍の110億円に膨らみ、借入は70億円になった。

筆者は、原料が落ち着けば営業利益率は2〜3%に戻ると見る。それでも10年後の純利益は3億円前後で、ROEは2%台にとどまる。資産は厚いが、創業家が経営を続け、資産を売って株主に返す道は見えない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、帳簿の上では安いが、稼ぐ力から見ると安くない。

今の値段は、自己資本の4割だ。在庫と売掛金だけで140億円あり、借入を返しても帳簿上は大きな余りが出る。いわゆる資産株に見える。

しかし、その資産を株主が手にする道は見えない。創業家が経営を続け、会社を畳む理由は無い。在庫は商売に要る原料で、借入の裏付けでもある。資産が稼ぐ利益は年に2〜3億円で、資本コストに遠く届かない。稼がない資産は、持ち続けるほど価値を削る。

堀も弱い。値段は商社とスーパーと入札が決め、この会社は間で薄い利ざやを取る。オーナー利益、つまり設備の維持に要る投資を引いて自由に使える現金は、普段の年で2億円前後しかない。

筆者は、10年後の価値を中立で26億円と見る。今の45億円とは差が大きい。資産が売られる場面を待つ投資になり、安全域は無い。

何で稼ぐ会社か

事業は海苔を中心とした食品の製造と販売の1つだけだ。品目は4つに分けて開示している。

業務用海苔は売上の45%、75億円だ。コンビニやスーパーのおにぎり、弁当、すしに使う海苔を作る。三菱商事と伊藤忠商事がそれぞれ売上の2割を占め、この2社を通してコンビニの工場に納めていると筆者は見る。値段は商社と交渉して決まり、原料が上がっても転嫁は遅れる。

家庭用海苔は売上の38%、62億円だ。食卓で使う味付け海苔と焼き海苔で、全国のスーパーに並ぶ。大森屋の名前で売るが、特売の目玉にされやすく、プライベートブランドとも競う。

ふりかけ等は21億円で、のりたまのような定番に加えて、子ども向けのキャラクターのふりかけやお茶漬けを売る。進物は贈答用の海苔の詰め合わせで、6億円弱と縮んでいる。

工場は福岡県の福岡工場と広川工場で、九州の有明海の海苔を加工する。2025年9月期は建物などに28億円を投じ、製造の力を上げた。従業員は152人で、パートが200人ほどいる。社長は創業家の稲野達郎氏だ。

上海には販売の子会社があるが、売上のほとんどは国内だ。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは弱い。

強みは、有明海の産地に近い工場と、海苔の入札で原料を買い付ける目利きだ。コンビニのおにぎりのように、毎日決まった品質の海苔を大量に納める仕事は、規模と経験が要る。商社との長い取引も、すぐには崩れない。

それでも、値決めの力は弱い。業務用は商社とコンビニが値段を決め、家庭用はスーパーの特売とプライベートブランドに押される。原料の海苔は入札で値段が決まり、不作の年には一気に上がる。その上昇を、売値にすぐ乗せられない。

数字がそれを示す。過去30年、営業利益率は5%を超えたことがほとんどなく、直近の4年は3.9%、2.6%、1.7%、赤字と下がってきた。ROE、つまり自己資本に対する純利益の割合は、2%前後にとどまる。

資本は厚い。自己資本は116億円で、時価総額の2.6倍ある。ただ、その多くは原料の在庫と工場で、株主に返せる現金ではない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

海苔の市場は縮みながら、値段が荒れている。

日本の海苔の生産は、有明海の佐賀、福岡、熊本と、瀬戸内の兵庫、香川が中心だ。かつては年に100億枚近く採れたが、海水温の上昇と、魚による食害、栄養塩の不足で不作が続き、近年は60億枚前後に減った。入札の平均の値段は、2024年度に過去最高まで上がった。2026年の漁期は量が前年を下回ったが、値段は前年を下回る水準に戻った。

需要の側では、家庭で海苔を食べる量が減っている。人口は年に0〜1%減り、若い世代ほどご飯を炊かない。進物の詰め合わせは、お中元とお歳暮の習慣とともに縮む。一方で、コンビニのおにぎりと弁当の需要は底堅い。単身の世帯と共働きが増え、手軽に食べられる中食が伸びる。ただ、おにぎりの値上げで買う量が減った年もある。

売り手は、ニコニコのり、白子、やま磯、大森屋などの中堅が並び、どこも利益率は低い。韓国産の味付け海苔の輸入も増えている。

筆者は、10年で業務用の数量は5%減、家庭用は15%減、ふりかけ等は横ばいと見る。値段は物価並みの1.34倍に上がるとした。

資本政策と M&A

還元は配当と、市場外の自社株買いだ。2025年9月期は赤字で配当を前の期の3分の2に下げた。2026年9月期の期末配当の予想は出ていない。2025年7月と2026年5月、10月に、ToSTNeT-3で少しずつ自社株を買っている。直近は3万株、2,700万円だ。

財務は在庫しだいで動く。原料海苔が高騰した2025年9月期は、在庫が126億円に膨らみ、借入は85億円になった。2026年6月末は在庫が115億円、借入は70億円に減った。在庫が普段の70億円に戻れば、借入は30億円ほど減る。

株主優待は、1,000株以上の株主に年に一度、自社製品の詰め合わせを贈る。対象は数百人で、費用は年0.1億円に満たない。

創業家と取引先の持株会、社員の持株会で株の3割強を持つ。資本を株主に返すより、手元に置く姿勢が続くと筆者は見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

海苔の高騰は、峠を越えた。2026年の漁期の仕入の値段は前年を下回り、2026年9月期の3Q累計は営業赤字から1.5億円の黒字に戻った。価格改定と経費の削減も効いている。原料が落ち着けば、高く買った在庫が減り、借入も30億円ほど減る。利息の負担も軽くなる。

コンビニのおにぎりは、底堅い需要だ。単身と共働きの世帯が増え、中食は伸びる。三菱商事と伊藤忠商事という大きな商流に乗る大森屋は、その量を取り込める。2025年9月期に28億円を投じた工場で、製造の効率も上がる。

資産は厚い。時価総額45億円に対し、自己資本は116億円ある。在庫と売掛金から借入を引いても、時価総額を上回る。利益率が過去の山の4〜5%に戻れば、純利益は6〜7億円になり、PBRは1倍に近づいてもおかしくない。

創業家が経営を続けるからこそ、いずれ非公開化を選ぶ可能性もある。その時は、資産に近い値段が付く。

自社株買いも少しずつ続いている。値段が帳簿の4割にとどまる限り、会社が自社株を買うほど1株の価値は増える。

慎重な見方

海苔の不作は一時の話ではない。海水温の上昇は止まらず、有明海の生産は長い目で減っている。値段は年ごとに荒れ、高い年の損を安い年に取り戻せる保証はない。2025年9月期の赤字は、その姿を見せた。

値決めの力も弱い。業務用は三菱商事と伊藤忠商事の2社で売上の4割を占め、値段は商社とコンビニが決める。家庭用はスーパーの特売とプライベートブランドに押され、3Q累計の売上は9%減った。値上げをすれば量が逃げる。

資産も見かけほど頼れない。在庫の多くは高く買った原料で、値段が下がれば評価損が出る。新しい工場の建物と設備は、ほかの用途には売れない。借入は70億円あり、金利が上がれば利息は増える。

会社予想の営業利益3.7億円は、前年の4Qがほぼゼロだったことを考えると届きにくい。ROEは2%前後で、資本コストの9%に遠い。稼がない資本を抱え続ける限り、株主の価値は削られていく。

市場の外で少しずつ自社株を買っても、量は年に1%に満たない。資本の使い方を変える動きは、まだ見えない。

どちらに重みを置いたか

強いのは慎重な見方だ。原料の値段は落ち着きつつあるが、値決めの力が弱く、利益率は過去の山でも5%に届かない。

確率は中立を厚くし、悲観側をやや厚めに置いた。資産が厚いので、価値の床は高い。創業家による非公開化は確度が見えず、価値に入れず条件に回した。原料の入札の値段が2年続けて下がり、在庫と借入が減れば、楽観側に動かす。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 719 円36 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 135 円7 億円)。 今の値に割り戻すと 399 円20 億円、今との差 −55.5%、 期待の年率 −0.5%(資本コスト 8.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 1,522 円75 億円 243 円12 億円 +96.5% +7.0% 141 円7 億円
やや楽観 20% 1,048 円52 億円 182 円9 億円 +37.0% +3.2% 246 円12 億円
中立 40% 727 円36 億円 142 円7 億円 −3.2% −0.3% 348 円17 億円
やや悲観 22% 340 円17 億円 81 円4 億円 −53.1% −7.3% 93 円5 億円
悲観 10% 223 円11 億円 41 円2 億円 −70.7% −11.5% 26 円1 億円
加重平均100% 719 円36 億円135 円7 億円 −4.9% −0.5% 854 円42 億円

今の株価時価総額 898 円44 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 原料が落ち着き、利益率が過去の山に戻る 利益 7 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 1,522 円75 億円

有明海の作柄が回復し、原料海苔の値段は落ち着く。高く買った在庫ははけ、借入は30億円減る。

コンビニのおにぎりの需要は伸び、業務用の数量は5%増える。値段は物価をやや上回る1.4倍で、利益率は4.5%に戻る。家庭用は数量が5%減るが、新しい工場の効率で利益率は4%になる。ふりかけは子ども向けとスープが育ち、数量は15%増える。

営業利益は10.5億円、純利益は6.6億円と、過去の最高の水準に届く。配当と自社株買いを増やし、10年の還元は12億円になる。

それでもROEは5%に届かず、資本コストを下回る。資産の厚い会社が、普通の利益を取り戻す姿だ。

  • 業務用海苔:数量 788(出荷枚数(百万枚))× 価格 14(1枚あたりの平均単価(円))→ 売上 110 億円・営業利益 5 億円。営業利益率 4.5%
  • 家庭用海苔:数量 19.6(出荷数(百万袋))× 価格 420(1袋あたりの平均単価(円))→ 売上 83 億円・営業利益 3 億円。営業利益率 4.0%
  • ふりかけ・お茶漬け・進物:数量 16.1(出荷数(百万個))× 価格 280(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 45 億円・営業利益 2 億円。営業利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.6% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 75 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海苔の作柄が回復して原料の値段が下がり、値上げした売値を保てる必要がある。過去30年で営業利益率が5%に届いた年は少なく、確度は低い。

やや楽観 20% 値上げが定着し、利益率3%台 利益 5 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 1,048 円52 億円

原料海苔の値段は高止まりするが、乱高下は収まる。会社は値上げを定着させ、業務用の利益率は3.5%に戻る。

業務用の数量は横ばいで、値段は物価並みの1.37倍だ。家庭用は数量が1割減るが、利益率は3%を保つ。ふりかけ等は数量が5%増える。

営業利益は7.5億円、純利益は4.5億円になる。在庫が普段の量に戻り、借入は減る。配当は利益に合わせて増え、10年の還元は9億円だ。

自己資本は135億円に積み上がり、ROEは3%台にとどまる。利益は戻るが、資本の厚さに見合う稼ぎにはならない。

会社は自社株買いを少しずつ続けるが、資本の使い方を大きく変えるほどではない。

  • 業務用海苔:数量 750(出荷枚数(百万枚))× 価格 14(1枚あたりの平均単価(円))→ 売上 103 億円・営業利益 4 億円。営業利益率 3.5%
  • 家庭用海苔:数量 18.6(出荷数(百万袋))× 価格 411(1袋あたりの平均単価(円))→ 売上 77 億円・営業利益 2 億円。営業利益率 3.0%
  • ふりかけ・お茶漬け・進物:数量 14.7(出荷数(百万個))× 価格 274(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 40 億円・営業利益 2 億円。営業利益率 4.0%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.3% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 52 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2026年9月期の3Q累計は価格改定とコスト削減で黒字に戻った。この流れが続けば届く姿で、開示で確かめられる材料がある。

中立 40% 数量は細り、利益率は2%台 利益 3 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 727 円36 億円

原料海苔の値段は高い水準で上下を繰り返す。会社は遅れて値上げを通し、利益率は過去の中央値に近い2〜3%に落ち着く。

業務用の数量は5%減る。おにぎりの需要は底堅いが、値上げで買う量が少し減る。家庭用はご飯を炊く家庭が減り、数量は15%減る。ふりかけ等は横ばいだ。値段はどれも物価並みの1.34倍に上がる。

営業利益は5.5億円、純利益は3.1億円だ。借入の利息は続く。配当は年に0.5〜0.8億円で、10年の還元は7億円。

自己資本は130億円に積み上がり、ROEは2.4%にとどまる。資産は厚いが、稼ぎは資本コストに遠く届かない。

  • 業務用海苔:数量 713(出荷枚数(百万枚))× 価格 13(1枚あたりの平均単価(円))→ 売上 96 億円・営業利益 2 億円。営業利益率 2.5%
  • 家庭用海苔:数量 17.6(出荷数(百万袋))× 価格 402(1袋あたりの平均単価(円))→ 売上 71 億円・営業利益 2 億円。営業利益率 2.5%
  • ふりかけ・お茶漬け・進物:数量 14.0(出荷数(百万個))× 価格 268(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 38 億円・営業利益 1 億円。営業利益率 3.5%

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 2.4% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 36 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去の利益率の中央値に近く、国内の数量が緩やかに減る前提とも合う。原料の振れと値上げの綱引きを均した最も自然な姿。

やや悲観 22% 不作が続き、薄い利益に縮む 利益 1 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 340 円17 億円

海水温の上昇で、有明海の不作は毎年のように続く。原料の値段は高いまま荒れ、値上げは追いつかない。

業務用の数量は1割減り、利益率は1.5%だ。家庭用は値上げで量が逃げ、数量は2割減る。利益率は1%しか残らない。ふりかけ等も数量が5%減る。値段は物価に届かない1.28倍だ。

営業利益は2.8億円、純利益は1.3億円にとどまる。高い原料を抱えるため、借入は減らない。配当は細り、10年の還元は4億円だ。

自己資本は124億円に積み上がるが、ROEは1%台だ。株主の価値は、稼ぐ力よりも在庫と売掛金の値打ちで決まる。

  • 業務用海苔:数量 675(出荷枚数(百万枚))× 価格 13(1枚あたりの平均単価(円))→ 売上 86 億円・営業利益 1 億円。営業利益率 1.5%
  • 家庭用海苔:数量 16.5(出荷数(百万袋))× 価格 384(1袋あたりの平均単価(円))→ 売上 64 億円・営業利益 1 億円。営業利益率 1.0%
  • ふりかけ・お茶漬け・進物:数量 13.3(出荷数(百万個))× 価格 256(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 34 億円・営業利益 1 億円。営業利益率 2.5%

倍率:ROEは約1.1%でkを大きく下回り、稼ぐ力(純利益÷k)は約15億円。床の資産約16.8億円の方が大きいので、今の自己資本116.4億円に0.144倍を掛けて床の資産に合わせた。EVで見ると、時価総額に純負債約65億円を足した約82億円は営業利益2.8億円の約29倍で、借入が在庫の裏付けで返せる前提でも稼ぎからは高い。床の資産で置くのはそのため。

確率:海水温の上昇で有明海の不作は続いており、2025年9月期は営業赤字だった。この姿は足元の延長線上にある。

悲観 10% 赤字が続き、在庫の評価損で資産も削られる 利益 −1 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 223 円11 億円

有明海の生産は減り続け、原料の値段は売値に転嫁できない水準まで上がる。業務用の大口の取引で、より安い海外産や他社に一部を奪われる。

業務用の数量は25%減り、家庭用は35%減る。工場の固定費を賄えず、営業赤字が続く。高く買った在庫には評価損が出る。

純損失は年に1億円前後で、借入は減らない。配当は最低限にとどまり、10年の還元は2億円だ。

自己資本は114億円とほぼ横ばいだが、中身は売りにくい在庫と工場に偏る。株主の価値は、資産を売った時に残る額でしか測れない。

創業家は経営を手放さず、資産を売って返す道も開かない。株主は、薄い配当を受け取りながら待つしかない。

  • 業務用海苔:数量 563(出荷枚数(百万枚))× 価格 12(1枚あたりの平均単価(円))→ 売上 68 億円・営業利益 0 億円。営業利益率 -0.5%
  • 家庭用海苔:数量 13.4(出荷数(百万袋))× 価格 360(1袋あたりの平均単価(円))→ 売上 48 億円・営業利益 0 億円。営業利益率 -1.0%
  • ふりかけ・お茶漬け・進物:数量 11.9(出荷数(百万個))× 価格 240(1個あたりの平均単価(円))→ 売上 29 億円・営業利益 0 億円。営業利益率 1.5%

倍率:純損失で稼ぐ力は無く、価値は床の資産だけ。今の自己資本116.4億円に0.0945倍を掛けて、床の資産約11億円に合わせた。

確率:不作の常態化と、商社経由の業務用の取引条件の悪化が重なる構造的な負け。資産が厚く倒産には遠いので1割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

業務用海苔

コンビニ・スーパーのおにぎり、弁当、すし向けの海苔。三菱商事・伊藤忠商事などの商社経由で納める。

数量出荷枚数(百万枚)価格1枚あたりの平均単価(円)売上営業利益
今 2025/09 750 10 75 −1
10 年後 中立 713 13 96 2

取り方:有報の品目別売上(業務用海苔75.0億円)。枚数の開示は無く、平均単価を約10(円/枚)として約7.5億枚と推定。セグメントは単一で利益の開示は無く、全体の営業損失0.7億円を、原料高の転嫁が最も遅れる業務用に重く配分した推定。

家庭用海苔

食卓用の味付け海苔・焼き海苔。全国のスーパーで売る。

数量出荷数(百万袋)価格1袋あたりの平均単価(円)売上営業利益
今 2025/09 20.7 300 62 0
10 年後 中立 17.6 402 71 2

取り方:有報の品目別売上(家庭用海苔62.0億円)。数量の開示は無く、平均単価を約300(円/袋)として約2,070万袋と推定。利益は全体の損失を配分した推定で、ほぼ0。

ふりかけ・お茶漬け・進物

ふりかけ・お茶漬け・スープと、贈答用の海苔の詰め合わせ。

数量出荷数(百万個)価格1個あたりの平均単価(円)売上営業利益
今 2025/09 14.0 200 28 0
10 年後 中立 14.0 268 38 1

取り方:有報の品目別売上(ふりかけ等21.2億円・進物5.7億円・その他1.1億円)の合計28.0億円。数量の開示は無く、平均単価を約200(円/個)として約1,400万個と推定。原料海苔の比率が低く、利益は小さな黒字と推定。

リスクと懸念

原料海苔の不作

海水温の上昇、魚による食害、栄養塩の不足で有明海と瀬戸内の生産が減っている。入札の値段は年ごとに荒れ、高い年には利益が消える。

商社2社への依存

三菱商事と伊藤忠商事で売上の4割を占める。コンビニのおにぎりの海苔の採用が他社に移れば、業務用の量が大きく減る。

在庫の評価損

原材料の在庫は110億円に膨らんだ。原料の値段が下がれば、高く買った在庫に評価損が出る。

金利の上昇

借入は70億円ある。金利が1%上がれば、利息は年に0.7億円増え、純利益の2割を削る。

家庭の消費量の減少

ご飯を炊く家庭が減り、食卓の海苔と贈答の詰め合わせの量は構造的に縮む。

今後の分かれ目

原料海苔の入札の値段が2年続けて下がり、在庫が80億円を下回ったら
借入の減少と利益率の回復を見込み、やや楽観の確率を厚くする。
通期で再び営業赤字になったら
やや悲観・悲観の確率を厚くする。
三菱商事か伊藤忠商事向けの売上の比率が大きく下がったら
業務用の数量を下げ、悲観側に動かす。
創業家による非公開化や、同業との統合の提案があったら
提示の値段で価値を見直す。今は確度が見えず、価値に入れていない。
政策保有株や遊休の土地を売り、自社株買いを大きく増やしたら
資本の使い方の変化として、還元と倍率を見直す。

見ておくもの

  • 原料海苔の入札の平均の値段と枚数
  • 棚卸資産と借入の残高
  • 業務用海苔の売上と商社2社の比率
  • 家庭用海苔の売上の増減
  • 営業利益率

倍率と資本コストの決め方

今の株価は見ずに、品目ごとの数量と単価、利益率から10年後の利益を積んだ。ROEは中立で2.4%と資本コスト8.75%を大きく下回るため、PERは1÷k(約11.1倍)を上限に7.5〜9割に置いた。中立のPBRは0.2倍と今の0.39倍より低いが、これは稼ぐ力から出した値で、資産の厚さは悲観側の床(純資産から負債を引き戻り方0.5を掛けた額)で別に測った。創業家が経営を続け、資産を売って返す道が見えない以上、帳簿の値まで払う理由は無いと見る。悲観側は稼ぐ力より床の資産が大きいので床で置いた。今のPBRには寄せていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10→11.43 倍・やや楽観 PER 9→11.43 倍・中立 PER 8.3→11.43 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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  2. 大森屋 有価証券報告書 第72期
  3. 大森屋 自己株式の取得結果(2026年10月9日)

分析日 2026-10-20