株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

伊藤園 2593

緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,171 円2,674 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,280 円2,766 億円差 −3.3%
10 年後から見ると 適正 価値 3,171 円2,674 億円 · 差 −3.3% · 期待の年率 +5.8%
期待の年率リターン(10 年)+5.8%資本コスト比 −1.2 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

伊藤園は「お~いお茶」で知られる、日本茶専業に近い飲料会社である。緑茶飲料では販売金額で約4割を握るとされ、茶葉の仕入れから農家の育成まで自前で抱える。

筆者の結論は、今の値段はやや割高というものだ。直近の純利益は自販機の減損で35億円まで沈んだが、減損は一度きりの損で、営業利益217億円という本業の稼ぎは崩れていない。それでも回復を織り込んだうえで、払う値段に安全域は薄い。

この会社の弱みは利益率の低さにある。売上5,000億円に対し営業利益は4%台で、茶葉の高騰と自販機の不振がその薄さをさらに削った。強みは、他社がまねしにくい原料の調達網と、世界に広がる緑茶ブランドである。

筆者は、減損で重い設備を落としたことが来期以降の減価償却費を軽くし、利益率を戻す足場になると見る。成長の主役は北米を中心とした海外だ。米国の売上は直近で3割伸び、売上の1割強から1割半ばへ上がってきた。

10年後の利益率は6%近くまでしか戻さない。会社計画の8%は、茶葉の値上がりと国内のPB(小売りの自社ブランド)を考えると届かないと見るからだ。中立の10年後の時価総額は今の約1.4倍だが、資本コスト7.0%で割り引き、悲観の厚みも含めると、総合の価値は今の値段を約1割下回る。

買収の話は常に背景にある。親会社を持たない独立系で、ブランドと原料網の価値を考えると、他社の買収対象になる可能性は無視できない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、この会社の本質は「緑茶という日本の食文化を、原料から売り場まで押さえている」ことにある。こうした会社は10年後も存在している可能性が高い。茶を飲む習慣は、人口が減っても急にはなくならない。

問題は、堀の強さが利益に出ていないことだ。茶葉の原価、小売りの値引き、自販機の重荷が、稼ぎを薄くしている。筆者が見たいのは、ブランドの力がいつ営業利益率の上昇に変わるかだ。今の4%台が6%に届けば、本質価値は大きく変わる。

株主のものになる利益、つまり事業を維持するために必要な投資を引いた後の利益は、営業利益の半分から6割程度だろう。自販機のように重い設備を持つ事業は、その分だけ手元に残る利益を減らす。減損で設備を落としたことは、今後のオーナー利益を増やす方向に働く。

資本の使い方には、評価できる点と課題がある。還元は安定しているが、自販機への投資は失敗に終わった。海外への投資も、北米は伸びているものの、まだ利益になっているかは見えにくい。

安全域の面では、今の値段は減損で沈んだ利益を前提にしている。利益率が戻るという前提を置いても、価値は今の値段を1割ほど下回る。しかも戻る保証はなく、確信度は高くない。買収や資本政策の改善という上振れの芽はあるが、それを払う値段に含めるのは危うい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は国内のリーフ・ドリンク事業で、売上のおよそ9割を占める。リーフは茶葉そのもの、ドリンクはペットボトル、缶、紙パックの飲料である。飲料の販売数量のうち、日本茶が63%を占める。

茶葉の調達が、この会社のいちばんの特徴だ。契約栽培では農家から茶葉を全量買い取り、荒れた農地には自社で大規模な茶園をつくる。国内の荒茶生産量の約4分の1を扱うとされ、茶葉の価格が上がる局面では、この量が交渉力になる。

売り先は多様である。小売店、自動販売機、オフィス向けの茶葉、ホテルや飲食店向けがある。自販機は子会社のネオスが運営するが、ここが今は重荷になっている。飲料の販売数量は前の期に14%減り、135億円の減損を計上した。

第2の柱は飲食事業で、タリーズコーヒーを運営する。直営は452店で、売上は約465億円まで育った。利益率は7%台と、本体の飲料より高い。ただし店の家賃が年に58億円ほどかかり、これは景気が悪くても払う固定の約束だ。

第3の柱が海外である。米国では100%子会社が「お~いお茶」を売り、コーヒー豆の栽培から売る会社も傘下にある。米国の売上は前の期に643億円と、前の年から約3割伸びた。海外全体は売上の約14%で、会社は年8%以上の成長を目標にしている。

優良さと弱いところ

強みは緑茶ブランドと原料の調達網だ。「お~いお茶」は、サントリーの「伊右衛門」、コカ・コーラの「綾鷹」、キリンの「生茶」を相手に、約4割の販売金額シェアを守ってきた。2019年には緑茶飲料の販売実績で世界一としてギネス記録にも認められた。

農家との契約栽培は、ほかの飲料会社がまねしにくい。茶葉は飲料の味を決める材料で、安定して確保できることが、値上げのたびに離れない客をつくる。筆者は、この調達網が国内の堀、つまり他社が崩しにくい強みの中心だと見る。

一方で、利益を残す力は強くない。営業利益率は過去10年で2.6%から5.5%の間にとどまる。売上のわりに稼ぎが薄いのは、茶葉と包装の原価が高く、小売りの値引き圧力を受け、自販機という重い装置を抱えているからだ。

資本効率も平凡だ。過去10年のROEの中央値は約8%で、資本コストをわずかに上回る程度である。純現金は90億円とほぼ均衡で、財務は堅いが、現金をため込む会社ではない。

経営には前向きな点がある。自販機の不振を認めて早めに減損し、事業を統合して立て直しにかかっている。第1四半期の営業利益は前年から22%増え、価格改定の浸透と減価償却費の軽減が効いている。ただし抹茶原料の高騰は続いており、原価を値上げで吸収できるかは、まだ証明されていない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の清涼飲料市場は、人口減の逆風を、健康志向のカテゴリーが和らげる構図にある。無糖の茶と水は伸び、砂糖入りの炭酸は横ばいから微減だ。この会社にとっては、無糖茶という主戦場が伸びる側にあることが救いになっている。

競争は大手5社の寡占に近い。コカ・コーラ、サントリー、アサヒ飲料、キリンビバレッジ、そして伊藤園が市場の大半を分け合う。緑茶だけで見れば、4社が同じブランド力で殴り合う市場だ。そこへコンビニやスーパーのPBが安さで割り込み、値上げのたびに客の一部が離れる。

最大の変数は茶葉の値段である。抹茶ブームで海外の需要が急増し、国内の抹茶の原料が高騰した。気候不順で茶葉の収量が揺れることもある。茶葉を自前で調達するこの会社は、値上がりを受けにくい面もあるが、安く買える保証はない。

自販機の縮小も構造的な流れだ。人口減と、コンビニ・スーパーでの買い方の変化で、自販機の台数と1台あたりの売上は細っている。ペットボトルのリサイクル義務や軽量化のコストも業界共通の負担である。

海外では、緑茶と日本食の人気が追い風だ。米国では健康志向の消費者が、砂糖の入らない茶を選ぶ。ただし現地の大手飲料会社と、関税や為替の影響を受ける点は、国内にない不確実性になる。国内は物価並みの値上げで数量減を補う成熟市場で、成長は海外とタリーズが担う。

資本政策と M&A

会社は2024年に5年の中期計画を出した。2029年4月期に、営業利益率8%以上、ROE10%以上、総還元性向40%以上を目指す。前の計画の2年間の実績は、ROEが8.9%、総還元性向が52.7%だった。

5年間の資金の使い方は、営業キャッシュフロー1,600億円以上に対し、設備投資550億円、事業投資300億円、株主還元450億円以上である。成長投資は海外に200億円、国内に100億円を振り向ける。

筆者が評価するのは、還元の姿勢が実績で裏づけられている点だ。総還元性向は40%を下回らず、前の計画では5割を超えた。一方で気になるのは、自販機への投資が結果として135億円の損になったことだ。資本を投じた事業の不振を認めたことは前向きに見るが、投資の目利きとしては反省点が残る。

政策保有株は上場49銘柄で約53億円と小さく、持ち合いで資本を縛る度合いは低い。親会社はなく、支配株主を持つ会社ではない。買収の話では、kabufuの試算で10年以内に買われる確率は16%ある。独立系で、ブランドと原料網に価値があるためだ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

緑茶は日本の食文化と健康志向の両方に乗れる、数少ない飲料である。「お~いお茶」はすでに約4割のシェアを握り、世界でも売れる。海外の販売国は50を超え、会社は100まで増やす構えだ。米国の売上は1年で3割伸び、海外全体の売上は年8%以上の成長が続く。

利益率が低いのは、先行して自販機や設備に投じた分の費用が重かったからだ。135億円の減損で設備を落とし、減価償却費が軽くなった今、利益率は反転する。第1四半期の営業利益は22%増で、その兆しはすでに見える。価格改定も浸透しはじめた。

茶葉の調達網は、抹茶ブームの今こそ強みだ。農家から全量を買い取る契約栽培は、需給が逼迫する局面で安定供給を生む。値上げが通りやすい環境で、原料を押さえた会社が有利になる。

タリーズは売上が5年で5割伸び、利益率も3%から7%台に上がった。出店を続ければ、飲料に次ぐ第2の柱になる。ROE10%、営業利益率8%という会社計画が実現すれば、資本コストを大きく上回る稼ぎが10年続き、評価は一段上がる。さらに独立系の優良ブランドとして、買収の対象にもなりうる。

慎重な見方

営業利益率は過去10年で5.5%を超えたことがなく、会社計画の8%は、これまで一度も届いていない水準だ。茶葉の高騰は構造的で、抹茶の需要は世界で増え続けており、原料の調達力があっても値段は下がらない。値上げは小売りのPBへの流出を呼び、数量が逃げる。

自販機の135億円の減損は、事業の不振が一時的でなく構造的だと認めたものだ。人口減とコンビニ・スーパーの台頭で、自販機の台数も1台あたりの売上も細る。減価償却費が軽くなっても、売上が減れば固定費の重さは戻ってくる。

海外の成長は、米国に偏っている。関税、為替、現地大手との競争は、国内にない不確実性である。売上の14%に上がった海外が、まだ十分な利益を出しているとは言い難い。

タリーズの店舗は家賃が年58億円と固定費の塊で、景気が悪くなると利益率が落ちる。新しいリース会計の基準が入ると、見かけの借金も増える。資本効率はROE8%前後と資本コストをわずかに上回る程度で、これが急に10%へ上がると考える根拠は乏しい。買収の話は、確率としては小さく、支えにはならない。

どちらに重みを置いたか

強気の主張には、海外の成長と第1四半期の増益という具体的な裏づけがある。慎重な主張には、過去10年の利益率の上限という、動かしにくい実績がある。筆者は、利益率が会社計画の8%まで戻る可能性は低いと見て、中立の営業利益率を6%近くにとどめた。

一方で、減損後の足場は軽くなっており、海外の売上が伸びていることも事実である。この2つを合わせて、中立に最も重みを置いた。茶葉高騰と自販機の構造的な縮小という悲観の根拠を認めて、悲観側と楽観側をほぼ同じ厚さ(それぞれ3割強)に置いた。総合では、今の値段を1割ほど下回る価値が出て、やや割高となった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/04 期)

確率で加重した株価時価総額 4,664 円3,933 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,123 円947 億円)。 今の値に割り戻すと 3,171 円2,674 億円、今との差 −3.3%、 期待の年率 +5.8%(資本コスト 7.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 8,414 円7,096 億円 1,453 円1,225 億円 +200.8% +11.6% 987 円832 億円
やや楽観 22% 6,689 円5,641 億円 1,314 円1,108 億円 +144.0% +9.3% 1,761 円1,485 億円
中立 36% 5,060 円4,268 億円 1,204 円1,015 億円 +91.0% +6.7% 2,255 円1,902 億円
やや悲観 20% 2,289 円1,930 億円 946 円798 億円 −1.4% −0.1% 647 円546 億円
悲観 12% 593 円500 億円 548 円462 億円 −65.2% −10.0% 137 円115 億円
加重平均100% 4,664 円3,933 億円1,123 円947 億円 +76.4% +5.8% 5,786 円4,880 億円

今の株価時価総額 3,280 円2,766 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 緑茶ブランドが世界に広がり、利益率が会社計画に近づく10年 利益 376 億円 · PER 18.6 倍 · 株価時価総額 8,414 円7,096 億円

国内は人口減の中でも、無糖茶の伸びと「お~いお茶」の指名買いで数量をほぼ保つ。値上げは物価を上回って通り、自販機は統合で効率が上がる。海外は米国の勢いが続き、販売国が100に近づく。海外の売上は10年で3倍近くになり、利益率も現地生産と規模で上がる。タリーズは出店を続けて店数が1.5倍となり、飲料に次ぐ柱になる。営業利益率は7%台半ばまで戻り、会社計画の8%に近づく。減損で軽くなった設備の負担が、この利益率の足場になる。ROEは12%台に乗り、資本コストを明確に超える稼ぎが続く。茶葉の調達網が抹茶ブームの中で強みに変わり、原料高を値上げに乗せられる。買収の話が出ても、会社の独立性は保たれる。

  • 国内リーフ・ドリンク(その他を含む):数量 216(飲料・茶葉の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 24(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 5,215 億円・営業利益 365 億円。指名買いで値上げが通る
  • 飲食(タリーズ):数量 1,200(店舗数(直営+FC、推定))× 価格 0.78(1店あたりの年間売上(億円))→ 売上 935 億円・営業利益 84 億円。出店が続き利益率も上がる
  • 海外(北米中心):数量 36.0(飲料・コーヒー豆の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 54(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 1,927 億円・営業利益 154 億円。米国が3倍近くに

倍率:事業の純利益 376 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.1% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.6 倍。全体の PER 18.62 倍、時価総額 7,001 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外の連続成功、国内の値上げの定着、茶葉の価格の落ち着きが同時にそろう必要がある。起きれば強いが、重なる確度は高くない。

やや楽観 22% 海外とタリーズが伸び、利益率が6%台後半に戻る10年 利益 312 億円 · PER 17.8 倍 · 株価時価総額 6,689 円5,641 億円

国内は数量が緩やかに減るが、無糖茶の需要と物価並みの値上げで、売上は伸びる。自販機の統合と減損後の減価償却費の軽さで、国内の利益率は6%台前半まで戻る。海外は米国を軸に10年で1.85倍の数量となり、利益率も7%近くに上がる。タリーズは店数が1.4倍となり、利益率は8%台半ばを保つ。会社全体の営業利益率は6%台後半で、中期計画の8%には届かないが、過去の最高を超える水準になる。親会社を持たない独立系のまま、還元は5割程度を続ける。茶葉の値上がりは続くが、値上げの浸透で吸収できる範囲にとどまる。米国の関税の影響も限定的に収まる。

  • 国内リーフ・ドリンク(その他を含む):数量 213(飲料・茶葉の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 23(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 4,922 億円・営業利益 315 億円。自販機の統合と減価償却費の軽さ
  • 飲食(タリーズ):数量 1,120(店舗数(直営+FC、推定))× 価格 0.78(1店あたりの年間売上(億円))→ 売上 872 億円・営業利益 74 億円。店数が1.4倍に
  • 海外(北米中心):数量 33.0(飲料・コーヒー豆の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 54(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 1,766 億円・営業利益 120 億円。米国を軸に成長

倍率:事業の純利益 312 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.6% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.8 倍。全体の PER 17.82 倍、時価総額 5,560 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の計画に近い成長が、海外とタリーズで続く姿。国内の値上げが通る範囲で、第1四半期の増益が示す回復の延長にあたる。

中立 36% 国内は横ばい、海外とタリーズが穴を埋める成熟した10年 利益 255 億円 · PER 16.7 倍 · 株価時価総額 5,060 円4,268 億円

国内は人口減で数量が5%ほど減るが、無糖茶の需要が下支えする。価格は物価並みに上がり、国内の売上は4,800億円台に伸びる。茶葉の高値は続き、利益率は5%台半ばにとどまる。自販機は縮むが、統合した効率が出る。海外は米国が中心で、数量は10年で1.7倍、売上は1,600億円台になる。タリーズは店数が1.3倍となり、利益率は8%前後を保つ。会社全体の営業利益率は6%近くで、直近の4%台より戻るが、過去の最高水準を超えない。ROEは10%近くになり、会社計画の10%をほぼ満たす。茶葉の高値と小売りの値引き圧力が、利益率の戻りを5%台半ばで止める。親会社を持たない独立系のまま、還元は5割台を続ける。

  • 国内リーフ・ドリンク(その他を含む):数量 209(飲料・茶葉の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 23(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 4,830 億円・営業利益 266 億円。数量減を値上げで補う
  • 飲食(タリーズ):数量 1,040(店舗数(直営+FC、推定))× 価格 0.78(1店あたりの年間売上(億円))→ 売上 810 億円・営業利益 65 億円。店数1.3倍
  • 海外(北米中心):数量 31.0(飲料・コーヒー豆の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 54(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 1,659 億円・営業利益 91 億円。米国中心に1.7倍

倍率:事業の純利益 255 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.9% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.7 倍。全体の PER 16.71 倍、時価総額 4,261 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の数量減を物価並みの値上げが補い、海外とタリーズの成長が全体を押し上げる、最も穏やかな姿。会社計画の利益率8%は置かない。

やや悲観 20% PBの圧力と茶葉高が続き、利益率が4%前後にとどまる10年 利益 152 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,289 円1,930 億円

国内は値上げのたびに客の一部がPBや安い茶へ移り、数量が1割余り減る。物価並みには値段を上げられず、価格は10年で3割増にとどまる。茶葉の高騰は続き、国内の利益率は4%を割り込む水準で動かない。自販機は縮小が止まらず、統合の効果は小さい。米国は現地の大手との競争と関税で成長が鈍り、利益率は4%どまり。タリーズは出店が遅れ、家賃の固定費が利益を削る。営業利益率は4%前後に戻り、今の水準を超えられない。ROEは資本コストを下回る6%台に終わる。配当は維持するが増配は難しく、資本効率の改善は進まない。ブランドと調達網は残るが、利益には結びつかない。

  • 国内リーフ・ドリンク(その他を含む):数量 194(飲料・茶葉の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 22(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 4,349 億円・営業利益 165 億円。PBへの流出が続く
  • 飲食(タリーズ):数量 920(店舗数(直営+FC、推定))× 価格 0.76(1店あたりの年間売上(億円))→ 売上 695 億円・営業利益 42 億円。出店が遅れ家賃が重い
  • 海外(北米中心):数量 25.0(飲料・コーヒー豆の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 52(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 1,298 億円・営業利益 52 億円。競争と関税で鈍る

倍率:ROE約6.6%はk7.0%以下なので、PERの上限は1÷k=14.3倍(ためた利益は額面未満)。そのおよそ87%(12.5倍)を、稼ぐ力に見合う値として置いた。

確率:茶葉の高騰を値上げで吸収しきれず、国内のPBへの流出が続く。海外の成長は鈍るが、事業の中身は残る。

悲観 12% 茶葉と自販機の構造的な不振で、優良さを失う10年 利益 40 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 593 円500 億円

茶葉の高騰が構造的に続き、値上げで吸収できない。PBと安い茶への流出が加速し、国内の数量は2割以上減る。自販機は崩れて追加の損失を出し、国内の利益率は1%台まで落ちる。米国では関税と現地大手の攻勢で売上が伸びず、現地の事業は薄利にとどまる。タリーズは不採算店を閉じて店数を1割減らすが、家賃の固定費は残り、利益は薄い。ブランドは残るものの、原料の調達力が利益に結びつかず、売上5,000億円弱の薄利の会社になる。減損で自己資本も削られる。配当は純現金と利益の範囲で細々と続ける。買収の提案が出ても、評価は縮んだ事業を反映した水準にとどまる。

  • 国内リーフ・ドリンク(その他を含む):数量 172(飲料・茶葉の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 20(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 3,411 億円・営業利益 51 億円。PBと安い茶へ流出
  • 飲食(タリーズ):数量 720(店舗数(直営+FC、推定))× 価格 0.70(1店あたりの年間売上(億円))→ 売上 502 億円・営業利益 15 億円。不採算店の閉鎖と家賃
  • 海外(北米中心):数量 18.0(飲料・コーヒー豆の飲料換算の出荷量(万kl))× 価格 46(1klあたりの名目の単価(万円))→ 売上 827 億円・営業利益 8 億円。関税と競争で薄利

倍率:純利益はほぼ40億円まで落ち、稼ぐ力(40億円÷k7.0%)は約570億円。ROEはk7.0%を大きく下回るので、PERの上限は1÷k=14.3倍で、そのおよそ87%(12.5倍)を置いた。

確率:茶葉の高騰、PBへの流出、自販機の崩れ、海外の失速が重なり、ブランドの力が利益に結びつかなくなる。低頻度だが、原価と小売りの両方に挟まれる事業なので無視できない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内リーフ・ドリンク(その他を含む)

「お~いお茶」を中心とするペットボトル・缶・紙パック飲料、茶葉(リーフ)、自販機(ネオス)の国内事業。飲料数量の63%が日本茶。

数量飲料・茶葉の飲料換算の出荷量(万kl)価格1klあたりの名目の単価(万円)売上営業利益
今 2026/04 220 17 3,794 157
10 年後 中立 209 23 4,830 266

取り方:有報ベースのリーフ・ドリンク事業の売上4,434億円から、海外(米国643億円+その他76億円)を除き、その他事業79億円を足して国内を3,794億円とした。国内清涼飲料市場は約2,200万kl(業種ノート)で、茶飲料に強い同社の推定シェア約1割を数量の目安にした(開示は無く推定)。単価は売上÷数量で逆算。営業利益は事業全体175億円から海外分約25億円を引き、その他の7億円を足して約157億円。価格は名目で物価並み(10年1.34倍)、数量は人口減と無糖茶の伸びで中立10年0.95倍。

飲食(タリーズ)

タリーズコーヒーの直営(452店)とフランチャイズ。利益率は本体より高い。

数量店舗数(直営+FC、推定)価格1店あたりの年間売上(億円)売上営業利益
今 2026/04 800 0.58 465 36
10 年後 中立 1,040 0.78 810 65

取り方:飲食関連事業の売上465億円、利益35.5億円(有報ベース)。直営452店は有報、FCを含む総数は概算の800店(確かめていない推定)で、1店あたり売上を逆算した。家賃は年58億円の固定費で、すでに利益から引かれている。価格は名目で物価並み、店舗数は中立10年1.3倍(直近5年で売上が5割増)。

海外(北米中心)

米国の100%子会社による「お~いお茶」の販売と、コーヒー豆の栽培・販売の子会社、ほかアジアなど。

数量飲料・コーヒー豆の飲料換算の出荷量(万kl)価格1klあたりの名目の単価(万円)売上営業利益
今 2026/04 18.0 40 719 25
10 年後 中立 31.0 54 1,659 91

取り方:地域別売上は米国643億円とその他76億円で計719億円(有報ベース。前期の米国は495億円)。数量は推定で、単価は高い。海外の利益は開示が無く、リーフ・ドリンク事業の利益から営業利益率約3.5%と置いた推定。価格は名目で物価並み、数量は会社の目標(海外は年8%以上の成長)と米国の勢いから中立10年1.7倍。 数量は実物(飲料換算の出荷量)。会社目標(海外は売上が名目で年 8% 以上)を物価 3% で割ると数量は年 5% 弱で、米国の勢いを加えて年 5.5%(10 年 1.7 倍)とした。

リスクと懸念

茶葉・抹茶原料の高騰

抹茶ブームで世界の需要が増え、原料の値段が上がっている。気候不順で収量が揺れることもある。契約栽培で買い取る会社は安定して確保できるが、値段が安くなるわけではなく、値上げで吸収できなければ利益率がそのまま削られる。

自販機事業の構造的な縮小

自販機の飲料販売数量は前の期に14%減り、135億円の減損を計上した。人口減と買い方の変化で台数も1台あたりの売上も細っている。統合で効率は上がるが、売上が減れば固定費の重さは戻ってくる。

PB(小売りの自社ブランド)への流出

コンビニやスーパーのPBは安さで客を取る。値上げが続くほど、客が安い茶へ移る。「お~いお茶」の指名買いが強くても、緑茶全体の価格競争は避けにくい。

米国中心の海外成長への偏り

海外は売上の約14%で、そのほとんどが米国である。関税、為替、現地大手との競争が重なると成長が鈍る。海外の利益は開示が少なく、まだ十分に稼いでいるかは外から見えにくい。

タリーズの家賃という固定費

直営452店の家賃は年に58億円ほどで、景気が悪くても払う約束だ。売上が落ちても家賃は落ちないため、悲観の筋書きでは利益を圧迫する。新しいリース会計基準が入ると、BSの数字の形も変わる。

利益率が会社計画に届かない

会社は2029年4月期に営業利益率8%以上を掲げるが、過去10年の最高は5.5%である。届かない場合、ROE10%以上の計画も崩れ、資本効率の改善という評価の上振れが消える。

今後の分かれ目

営業利益率が2期続けて5.5%を超えたら
減損後の足場が利益率に出たと見て、中立の利益率を上げ、楽観側に確率を移す。
抹茶・茶葉の原価がさらに上がり、値上げが通らなくなったら
国内の利益率の前提を下げ、やや悲観側に確率を寄せる。
自販機事業の販売数量の減少が2桁で続いたら
統合の効果が出ていないと見て、国内の数量の前提を下げる。追加の減損にも備える。
米国の売上の伸びが1割を割り込んだら
海外の成長の柱が弱まったと見て、海外の数量の前提を下げる。
他社や投資家から買収の提案が出たら
本質価値の計算結果と提示価格を比べ、価格が価値を上回るかで評価する。
自社株買いや配当の引き上げなど、還元が増える方針転換があったら
資本効率の改善に本気だと見て、ROEの前提をやや上げる。

見ておくもの

  • 営業利益率の推移(今期は4%台。5.5%超えが目安)
  • 米国の売上の伸び率と、海外の利益の開示
  • 自販機の販売数量と、統合後の効率
  • 抹茶・茶葉の調達価格と値上げの浸透
  • タリーズの店数・利益率
  • 総還元性向(40%以上の計画)と自社株買いの有無

倍率と資本コストの決め方

国内・タリーズ・海外の3つに分け、数量と名目の価格を置き、利益率を掛けた。価格は物価並み(10年1.34倍)を基本とし、悲観ほど値上げが通らず1.15〜1.30倍とした。数量は国内が人口減で中立0.95倍、海外は会社の目標と米国の勢いから1.7倍、タリーズは店数1.3倍とした。利益率は過去10年の営業利益率(2.6〜5.5%)を実力の証拠に使うが、悲観は構造(原価・PB・自販機)から出し、過去の高さから置いていない。倍率は正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)の上限の約85〜90%で、中立は1÷k(14.3倍)を下回らせていない。今の株価・PER・PBRから倍率を決めてはいない。ROEが10%近くまで上がる点は、減損後の減価償却の軽さと海外の成長で説明がつく範囲にとどめた。新リース会計は2028年4月期から数字の形が変わるが、10年後の数字は家賃を営業費用に入れた今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 16.5→18.62 倍・やや楽観 PER 15→17.82 倍・中立 PER 14.5→16.71 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にqualityを足して決める。事業が傾いているわけではないので上乗せは置かない。同じ領域のサントリー食品と同じ−0.5%で、ボトラーのコカ・コーラ ボトラーズ(+1.0%)より低い。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 株式会社伊藤園 中期経営計画(2024年6月公表)の構造化データ
  2. 株式会社伊藤園 有価証券報告書テキスト(最新)
  3. 伊藤園 のセグメント別・地域別売上高の推移

分析日 2026-10-16