株譜
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日本食品化工 2892

三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,430 円162 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,930 円233 億円差 −30.4%
10 年後から見ると 割高 価値 3,430 円162 億円 · 差 −30.4% · 期待の年率 +3.0%
期待の年率リターン(10 年)+3.0%資本コスト比 −5.3 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本食品化工は、輸入とうもろこしからでんぷんと水あめを作る三菱商事の子会社だ。国内のコーンスターチ首位格で、売上の6割強は水あめなどの糖化品が占める。

筆者の結論は「割高」だ。事業は安定しているが、儲けが薄い。営業利益率は過去12年で0〜5%台を行き来し、ROEは平均で5%台にとどまる。資本コストを下回る会社の純資産は、帳簿の額面ほどには評価できない。今の時価総額は純資産の約8割。割安に見えるが、筆者はこの値段を妥当とは見ない。

足元は上向きだ。2027年3月期の4〜6月は、経常利益が前年同期比で19%増えた。会社は通期で経常利益20億円を見込む。ただ、2023年3月期の営業利益35億円は、とうもろこし高の転嫁が進んだ一時の山にすぎなかった。

筆者が見るのは三つある。値上げが原料高に追いつくか。異性化糖の調整金という制度に、利益が左右されること。そして、議決権の約6割を握る三菱商事が、少数株主をどう扱うかだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「堅いが、儲からない装置産業」だ。

オーナー利益、つまり再投資を引いて株主に残る利益は少ない。減価償却が年31億円、設備投資が27億円。営業利益12億円のほとんどは、工場を維持するために使われる。持分法と受取配当を足してようやく純利益が12億円前後になる。

堀は、立地と装置による参入障壁、それに三菱商事の調達網だ。ただ、値段を自分で決められない。原料が上がるたび、利益が削られる。10年後も事業は残るが、今より強いとは言いにくい。

資本の使い方は、まだ控えめだ。純資産は302億円まで積み上がり、ROEは4%前後。資本コストを下回る会社が溜め込むのは、株主にとって割に合わない。中計が配当率(DOE)や自社株買いを打ち出したのは前進だが、ROE目標が5〜6%では資本コストに届かない。

安全域は、今の値段で足りない。PBRは約0.8倍に見えるが、ROEが資本コストを下回る会社の純資産は額面どおりには評価できない。割り引いた価値は、今の時価総額を4割近く下回る。筆者が見たいのは、値上げが原料高に先行して利益率が持続的に上がること、もしくは親会社が少数株主に報いる動きだ。

何で稼ぐ会社か

売上は630億円(2026年3月期)。部門別では、糖化品が396億円、でんぷんが143億円、副産物が68億円、ファインケミカルが23億円。会社は事業を一つのセグメントとして開示する。

原料は米国産のとうもろこしで、全量を輸入に頼る。これをすりつぶして、でんぷん、油、飼料のかすに分ける。でんぷんを酵素で分解すると、水あめ、ぶどう糖、異性化糖の原料などの糖化品になる。清涼飲料、菓子、パン、冷凍食品など、食品メーカーが顧客だ。加工でんぷんは、製紙や繊維の工業用にも使われる。

副産物はコーンサラダ油(コーン油)と飼料用のグルテンフィードで、とうもろこしと穀物の相場に連動する。ファインケミカルは、酵素技術を生かした機能性素材や医薬・化粧品向けの素材で、売上は小さいが利益率は高い。

工場は静岡の富士と岡山の水島の2か所。国内2工場で全国に供給する体制を進めている。富士工場には、ガスタービンによる熱電併給の設備を入れ、CO2の排出を減らしている。

海外は、三菱商事との合弁会社AMSCO(タイ)を通じて展開する。持分法の利益は年3〜4億円で、営業利益12億円に対して無視できない。従業員は約450人。主要な販売先は三菱商事だ。

優良さと弱いところ

堀は、広くないが、手堅い。

強みは三つある。一つは、国内の限られた工場で、安定して原料を調達し、顧客に切らさず納める力だ。とうもろこしは船で運び、でんぷんと糖化品を大量に作る装置産業で、新規参入は難しい。二つ目は、三菱商事の調達網と販路。三つ目は、酵素技術。糖化品の品ぞろえ(オリゴ糖、食物繊維など)を、他社より細かく作り分けられる。

弱いのは値決め力だ。糖化品は、砂糖や異性化糖と競合する汎用品に近い。原料のとうもろこしは国際相場で動き、売値は交渉で後から追いつく。2023年3月期は値上げが進み営業利益が35億円に跳ねたが、2025年3月期と2026年3月期は12億円前後に戻った。

利益の質も弱い。営業利益12億円に対して、減価償却が31億円、設備投資が27億円。稼いだお金の多くが、工場の維持に消える。残りの利益のうち、持分法と受取配当が3割近くを占める。

財務は堅い。自己資本比率は約6割、純有利子負債は自己資本の約25%。経営は、荒川健社長が2021年から率いる。中計ではROE5〜6%を掲げ、資本コストを意識して目標を明示した点は評価できる。ただ、目標そのものが低い。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の市場は、成熟して、ほとんど伸びない。

とうもろこしは国内で作られず、全量が輸入だ。コーンスターチの主な競合は、日本コーンスターチ、王子コーンスターチなど。業界団体の日本スターチ・糖化工業会は11社で構成される。工場は沿岸に置き、船で原料を受けるため、立地が限られる。

需要の中心は糖化品だ。異性化糖(ブドウ糖を果糖に変えた甘味料。飲料に多く使われる)の国内消費は、年約78万トンで、ほぼ横ばい。人口が減り、砂糖離れも進むが、飲料や冷凍食品など加工食品の需要が支える。筆者は、10年の数量を3%ほどの減少とみる。

価格は、砂糖類の制度に左右される。異性化糖は、砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律に基づき、農畜産業振興機構が調整金を徴収する仕組みの対象だ。調整金の水準が変わると、メーカーの利益が動く。会社の中計は「異性化糖調整金の増加への対応」を課題に挙げた。

原料のとうもろこしは、米国の作柄、エタノール向け需要、為替で動く。2022年から値上がりし、業界は値上げを進めた。値上げが通るほど客も節約するため、数量は微減する。

成長の余地は、機能性素材(食物繊維、オリゴ糖)と、でんぷんを原料とするプラスチック、タイなど海外にある。ただし、いずれも小さい。中計は、成長投資35億円のうち25億円を新規事業に充てるが、10年で利益を大きく変えるほどではないと筆者は見る。

資本政策と M&A

還元は、中計で明確になった。配当は純資産に対する配当率(DOE)2.5%以上を目標とする。利益が落ちても減らしにくい作りだ。3年間(2025〜27年度)で株主還元30億円を掲げ、配当と自社株買いに充てる。2025年10月には最大32万株・9億円の自社株買いと消却を決めた。

成長投資は3年で35億円。新規事業に25億円、研究開発と人材、DXに10億円を充てる。財務は、純有利子負債が自己資本の1倍を超えない範囲に抑える。

最大の論点は、三菱商事の存在だ。議決権の約6割を持つ親会社で、主要な販売先でもある。自社株買いと消却が続けば、持株比率はさらに上がる。上場子会社には、東証が親子上場の見直しを求めている。完全子会社化の観測はない。仮にTOBがあれば、少数株主は純資産に近い値段を受け取る可能性がある。ただし、10年のうちにそうなる確率は高く見ていない。

M&Aは、大きな買収の歴史がない。持分法のAMSCOは、三菱商事との合弁だ。

株主優待は確認できなかった。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

利益の底は、すでに過ぎた。2023年3月期に営業利益35億円を稼いだ実績があり、価格転嫁の力は証明されている。2025年と2026年の12億円は、とうもろこしの下落局面と値上げの時間差で一時的に落ちた姿だ。2027年3月期の4〜6月は、経常利益が前年同期比で19%増え、通期の経常利益20億円は射程に入る。

中計の長期目標も上を向く。2028〜30年度の経常利益27億円は、今の2倍に近い。ファインケミカルは利益率が高く、年5%を超えて伸びている。酵素技術の機能性素材は、食物繊維や医薬の原料として需要が広がる。

財務は余裕がある。自己資本比率は約6割で、DOE2.5%以上の配当と自社株買いを両立できる。ROEは目標の5〜6%から、あるべき姿の8%以上へ上がる余地がある。

最後に、親会社の三菱商事が議決権の6割を持つ。東証が親子上場の解消を促す中、完全子会社化の可能性は消えない。その場合、PBR1倍に近い値段が示され、今の値段を上回る。

慎重な見方

この会社の本業は、ほとんど儲かっていない。営業利益率は過去12年で0%から5%台の間を動き、2019年と2020年の3月期は、営業利益がほぼゼロだった。原料が上がる局面では、値上げが遅れる。直近の営業利益12億円は、売上の2%にすぎない。

利益を支えるのは、本業でない部分だ。持分法の利益が3〜4億円、受取配当も含めると、営業外の収益が営業利益の3割近くを占める。これらはAMSCOの業績と保有株に依存し、会社が自由に増やせない。

国内の需要は人口とともに細る。砂糖離れが進むと、異性化糖の消費も減る。調整金の制度が変わった場合、利益が一気に動く。業界の競合も、同じ需要を奪い合う。

資本政策は、まだ緩い。ROEは4%前後で資本コストに届かず、純資産302億円を積み上げている。目標のROE5〜6%も、資本コストを下回る。親会社の三菱商事が議決権の6割を握っているため、少数株主が他の道を取ることは難しい。完全子会社化があっても、価格が高くなる保証はない。

どちらに重みを置いたか

本業の安定と財務の堅さは、強気の言うとおりだ。しかし、本業が資本コストを稼げないという指摘に、反論は難しい。中立の利益率は3.1%、10年後のROEは5%台で、資本コストの8%強を下回る。この条件では、式から出る倍率は上限が約12倍になる。確率は中立を最大にしつつ、やや悲観と悲観に合わせて37%を置き、悲観側に寄せた。完全子会社化の可能性は、楽観側の確率に反映した。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,648 円220 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,971 円93 億円)。 今の値に割り戻すと 3,430 円162 億円、今との差 −30.4%、 期待の年率 +3.0%(資本コスト 8.3%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 8,682 円411 億円 2,430 円115 億円 +125.4% +8.5% 778 円37 億円
やや楽観 20% 6,941 円329 億円 2,219 円105 億円 +85.8% +6.4% 1,832 円87 億円
中立 36% 5,251 円249 億円 2,071 円98 億円 +48.5% +4.0% 2,636 円125 億円
やや悲観 27% 2,345 円111 億円 1,796 円85 億円 −16.0% −1.7% 1,118 円53 億円
悲観 10% 1,285 円61 億円 1,268 円60 億円 −48.2% −6.4% 255 円12 億円
加重平均100% 4,648 円220 億円1,971 円93 億円 +34.3% +3.0% 6,619 円313 億円

今の株価時価総額 4,930 円233 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 7% 値上げが先行し、親会社が少数株主に報いる 利益 34 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 8,682 円411 億円

原料高の局面でも値上げが先行し、営業利益率は糖化品で3.5%、でんぷんで4.5%まで戻る。ファインケミカルは酵素技術の機能性素材が育ち、数量が10年で9割増える。国内の糖化品は数量が微増を保つ。

中計の長期目標だった経常利益27億円を超え、全体の営業利益は約42億円になる。ROEは8%近くまで上がる。親会社の三菱商事は上場子会社の整理を進め、完全子会社化に動く。少数株主には、純資産に近い値段が示される。

ただし、その値段でも、式から出る価値の上限(約12倍)を大きくは超えない。筆者は、この筋書きでも今の値段を大きく上回る収益力は見ていない。

  • 糖化品(水あめ・ぶどう糖・異性化糖など):数量 367(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.54(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.11 千円相当))→ 売上 566 億円・営業利益 20 億円。数量 1.02 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 3.5%
  • でんぷん:数量 150(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.33(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.095 千円相当))→ 売上 200 億円・営業利益 9 億円。数量 1.00 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 4.5%
  • 副産物(コーン油・グルテンフィードなど):数量 113(販売量(千トン換算・推定))× 価格 0.84(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.06 千円相当))→ 売上 95 億円・営業利益 4 億円。数量 1.00 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 4.5%
  • ファインケミカル:数量 4.4(販売量(千トン換算・推定))× 価格 14(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.99 千円相当))→ 売上 60 億円・営業利益 10 億円。数量 1.90 倍・価格 1.40 倍・営業利益率 17.0%

倍率:事業の純利益 34 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.2% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 411 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げの先行、新素材の育成、親会社の動きが同時にそろう必要がある。実績では2023年3月期の一度だけなので、7%にとどめた。

やや楽観 20% 利益率がゆっくり戻り、新素材が育つ 利益 27 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 6,941 円329 億円

値上げは定着し、原料高の局面でも利益率の落ち込みが浅くなる。糖化品の利益率は3.0%、でんぷんは3.8%。ファインケミカルは数量が6割増える。

営業利益は約34億円、純利益は約27億円で、ROEは6〜7%。中計の目標(ROE5〜6%)を上回る。工場の稼働率が上がり、副産物の収益も安定する。タイのAMSCOの持分法利益が増え、国内の薄さを補う。

ただし、堀が強くなったわけではない。原料が上がる局面に入れば、利益はまた縮む構造は変わらない。ROEが資本コストにわずかに届かない水準に収まる10年になる。

  • 糖化品(水あめ・ぶどう糖・異性化糖など):数量 360(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.51(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.11 千円相当))→ 売上 543 億円・営業利益 16 億円。数量 1.00 倍・価格 1.37 倍・営業利益率 3.0%
  • でんぷん:数量 147(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.30(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.095 千円相当))→ 売上 191 億円・営業利益 7 億円。数量 0.98 倍・価格 1.36 倍・営業利益率 3.8%
  • 副産物(コーン油・グルテンフィードなど):数量 113(販売量(千トン換算・推定))× 価格 0.81(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.06 千円相当))→ 売上 92 億円・営業利益 4 億円。数量 1.00 倍・価格 1.35 倍・営業利益率 4.0%
  • ファインケミカル:数量 3.7(販売量(千トン換算・推定))× 価格 13(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.99 千円相当))→ 売上 49 億円・営業利益 8 億円。数量 1.60 倍・価格 1.36 倍・営業利益率 15.5%

倍率:事業の純利益 27 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.9% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 328 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2027年3月期の回復と中計の長期目標(経常利益27億円)に近い筋書き。ただ堀の強さが足りず、20%を置いた。

中立 36% 数量は微減、価格は物価並み。薄利のまま続く 利益 21 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 5,251 円249 億円

数量は人口減で10年に3%ほど減り、価格は物価並みに上がる。原料高の転嫁は時間差で追いつく。糖化品の営業利益率は2.4%、でんぷんは3.2%。副産物は3.5%、ファインケミカルは14%と、安定した水準を保つ。

営業利益は約26億円。持分法利益と受取配当が営業外で乗り、純利益は約21億円になる。配当率(DOE)2.5%の方針に沿って、配当と自社株買いが続く。

売上は830億円前後で、物価の分だけ増える。ROEは5%台で、中計の5〜6%に収まるが、資本コストには届かない。国内2工場体制の効率化は進むが、事業の質が上がるほどではない。「普通に堅い装置産業」として、10年が過ぎる。

  • 糖化品(水あめ・ぶどう糖・異性化糖など):数量 349(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.47(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.11 千円相当))→ 売上 515 億円・営業利益 12 億円。数量 0.97 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 2.4%
  • でんぷん:数量 146(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.28(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.095 千円相当))→ 売上 186 億円・営業利益 6 億円。数量 0.97 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 3.2%
  • 副産物(コーン油・グルテンフィードなど):数量 113(販売量(千トン換算・推定))× 価格 0.81(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.06 千円相当))→ 売上 91 億円・営業利益 3 億円。数量 1.00 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 3.5%
  • ファインケミカル:数量 3.0(販売量(千トン換算・推定))× 価格 13(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.99 千円相当))→ 売上 40 億円・営業利益 6 億円。数量 1.30 倍・価格 1.34 倍・営業利益率 14.0%

倍率:事業の純利益 20 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.6% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 248 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:利益率が中計の水準(営業利益率3%前後)で続く筋書き。過去の実績の範囲に収まるので最大の36%を置いた。

やや悲観 27% 原料高に転嫁が遅れ、利益率が今の水準に張り付く 利益 12 億円 · PER 9.1 倍 · 株価時価総額 2,345 円111 億円

原料高に転嫁が追いつかない年が繰り返される。糖化品の営業利益率は1.4%、でんぷんは2.2%と、今の水準に張り付く。副産物は穀物相場の振れで1%台に落ちる。数量は人口減と砂糖離れで8%ほど減る。

工場の稼働率が下がり、固定費の負担が重くなる。国内2工場体制の効率化も、需要減に追いつかない。ファインケミカルの成長は続くが、全体を支えるほどではない。

営業利益は約14億円、純利益は約12億円で、ROEは3%台。配当は純資産に対する率(DOE)の目標に沿って続けるが、自社株買いの余裕は小さい。親会社の三菱商事は、少数株主への対応を急がず、現状維持が続く。

  • 糖化品(水あめ・ぶどう糖・異性化糖など):数量 331(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.43(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.11 千円相当))→ 売上 474 億円・営業利益 7 億円。数量 0.92 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 1.4%
  • でんぷん:数量 138(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.24(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.095 千円相当))→ 売上 171 億円・営業利益 4 億円。数量 0.92 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 2.2%
  • 副産物(コーン油・グルテンフィードなど):数量 107(販売量(千トン換算・推定))× 価格 0.75(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.06 千円相当))→ 売上 81 億円・営業利益 1 億円。数量 0.95 倍・価格 1.25 倍・営業利益率 1.5%
  • ファインケミカル:数量 2.6(販売量(千トン換算・推定))× 価格 13(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.99 千円相当))→ 売上 34 億円・営業利益 4 億円。数量 1.15 倍・価格 1.30 倍・営業利益率 11.0%

倍率:ROE 3.6%(事業の純利益÷自己資本)が k 8.25% 以下なので、伸びても価値は増えず(ためた利益は額面未満)、正当化 PER の上限は 1÷k=12.1 倍。伸びと堀の持ちを低く見て、上限の 7.5 割の 9.1 倍に置いた。

確率:原料高の転嫁の遅れは過去に何度も起きた(2019〜20年、2025〜26年)。繰り返す確率は高く、27%を置いた。

悲観 10% 調整金の変更と原料高が重なり、利益が細る 利益 8 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 1,285 円61 億円

異性化糖の調整金が増えて収益を圧迫し、国内の需要は砂糖離れで8割に細る。競合が価格で攻め、とうもろこし高の転嫁もできない。糖化品とでんぷんは赤字すれすれの利益率に落ちる。

工場の稼働率が低下し、固定費の負担が重くなる。富士か水島のどちらかの縮小や減損が出る。副産物の収益も、穀物相場の低迷で伸びない。

営業利益は約7億円、純利益も8億円前後で、持分法と受取配当がやっと利益を支える。ROEは2%台。配当は半分近くに減り、自社株買いは止まる。それでも財務は堅く、倒産には遠い。親会社は少数株主への配慮に動かず、会社は低収益のまま長く残る。

  • 糖化品(水あめ・ぶどう糖・異性化糖など):数量 295(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.34(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.11 千円相当))→ 売上 396 億円・営業利益 3 億円。数量 0.82 倍・価格 1.22 倍・営業利益率 0.8%
  • でんぷん:数量 128(販売量(千トン換算・推定))× 価格 1.16(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.095 千円相当))→ 売上 148 億円・営業利益 2 億円。数量 0.85 倍・価格 1.22 倍・営業利益率 1.5%
  • 副産物(コーン油・グルテンフィードなど):数量 99.4(販売量(千トン換算・推定))× 価格 0.69(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.06 千円相当))→ 売上 69 億円・営業利益 0 億円。数量 0.88 倍・価格 1.15 倍・営業利益率 0.0%
  • ファインケミカル:数量 2.3(販売量(千トン換算・推定))× 価格 12(1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.99 千円相当))→ 売上 27 億円・営業利益 2 億円。数量 1.00 倍・価格 1.20 倍・営業利益率 8.0%

倍率:ROE 2.2%(事業の純利益÷自己資本)が k 8.25% 以下なので、伸びても価値は増えず(ためた利益は額面未満)、正当化 PER の上限は 1÷k=12.1 倍。稼ぐ力が細り、優位が崩れた筋書きで、自己資本の0.2倍と低いが、純有利子負債77億円を足した EV(企業価値)÷営業利益は約21倍で極端には安くないので、上限の 6.6 割の 8.0 倍に置いた。

確率:調整金の制度変更、国内需要の減少、競合の価格攻勢が重なる筋書き。営業利益がほぼゼロの年が過去にあり、10%を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

糖化品(水あめ・ぶどう糖・異性化糖など)

でんぷんを酵素で分解した甘味素材。飲料・菓子・冷凍食品メーカー向け。

数量販売量(千トン換算・推定)価格1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.11 千円相当)売上営業利益
今 2026/03 360 1.10 396 6
10 年後 中立 349 1.47 515 12

取り方:2026年3月期の糖化品の売上396億円を、水あめ・ぶどう糖・異性化糖の平均売価(1kg あたり約 0.11 千円と推定)で割り、約36万トンとした。会社はセグメントを分けず、部門別の営業利益は非開示のため、営業利益の配分は推定(全体12.5億円を、糖化品5.5、でんぷん2.5、副産物1.5、ファインケミカル3.0)。数量は実質、物価3%は価格に入れた。

でんぷん

コーンスターチと加工でんぷん。食品用と製紙・繊維などの工業用。

数量販売量(千トン換算・推定)価格1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.095 千円相当)売上営業利益
今 2026/03 150 0.95 143 3
10 年後 中立 146 1.28 186 6

取り方:でんぷんの売上143億円を、コーンスターチと加工でんぷんの平均売価(1kg あたり約 0.095 千円と推定)で割り、約15万トンとした。営業利益は推定。数量は実質、物価は価格に入れた。

副産物(コーン油・グルテンフィードなど)

とうもろこしを分離した際に出る油と飼料。穀物と油の相場に連動。

数量販売量(千トン換算・推定)価格1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.06 千円相当)売上営業利益
今 2026/03 113 0.60 68 2
10 年後 中立 113 0.81 91 3

取り方:副産物の売上68億円を、油と飼料の平均売価(1kg あたり約 0.06 千円と推定)で割り、約11万トンとした。営業利益は推定。数量は実質、物価は価格に入れた。

ファインケミカル

酵素技術を生かした機能性素材。食品、医薬、化粧品向け。

数量販売量(千トン換算・推定)価格1 千トンあたり売上(億円・名目、平均売価 1kg あたり 0.99 千円相当)売上営業利益
今 2026/03 2.3 9.87 23 3
10 年後 中立 3.0 13 40 6

取り方:ファインケミカルの売上22.7億円を、高付加価値素材の平均売価(1kg あたり約 1 千円と推定)で割り、約2千トンとした。営業利益は推定(利益率13%)。数量は実質、物価は価格に入れた。

リスクと懸念

原料高の転嫁の遅れ

とうもろこしは国際相場で動き、売値は交渉で後から追いつく。転嫁が遅れる年は営業利益率が1%台に落ちる。2019年と2020年の3月期は、営業利益がほぼゼロだった。

異性化糖の調整金と制度

異性化糖は、砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律にもとづく調整金の対象だ。水準や制度が変わると、メーカーの利益が動く。会社の中計も、調整金の増加への対応を課題に挙げている。

国内需要の縮小

人口減と砂糖離れで、糖化品やでんぷんの数量は10年で3%ほど減るとみる。調整金の絡む異性化糖は、飲料業界の動向にも左右される。

親会社との関係

三菱商事が議決権の約6割を持ち、主要な販売先でもある。親会社の意向が、少数株主の利益とずれる可能性がある。完全子会社化の価格が高いとは限らない。

営業外の収益への依存

持分法の利益と受取配当が、営業利益の3割近くを占める。AMSCOの業績や保有株の配当が落ちれば、純利益が営業利益を大きく下回る年が出る。

工場の維持と減損

減価償却が年31億円、設備投資が27億円と、利益に対して重い。国内2工場体制のどちらかで稼働率が落ちれば、減損と固定費の負担が出る。

今後の分かれ目

2027年3月期の通期で経常利益が20億円に届き、2028年3月期も増益なら
やや楽観以上の確率を上げてよい。値上げの定着と稼働率の改善が確認できた合図になる。
とうもろこし相場が再び急騰し、値上げが遅れて営業利益率が1%台に落ちたら
やや悲観の確率を上げる。転嫁の力が弱いという見立てが裏づけられる。
異性化糖の調整金の制度が見直され、水準が変わったら
利益への影響を測り直す。メーカーに有利なら楽観寄り、不利なら悲観寄りに動かす。
三菱商事が完全子会社化を発表したら
提示される値段を純資産と式の上限に照らして確認する。式の価値を大きく上回るなら、楽観の確率を上げる。
ファインケミカルの売上が年2桁で伸び、利益率が15%を超えて定着したら
新規事業の育成が進んだと見て、楽観寄りの数量に修正する。
自社株買いが追加され、ROEが7%に向かって上がったら
資本効率の改善が本物か、一過性の効果かを見分ける。

見ておくもの

  • 四半期ごとの経常利益と、部門別(糖化品・でんぷん・副産物・ファインケミカル)の売上
  • とうもろこしの国際相場(シカゴ)と円の水準、売値の改定の発表
  • 異性化糖の調整金の水準と、制度の見直し
  • AMSCO(タイ)の持分法利益と、新規事業への成長投資の進み
  • 三菱商事の議決権比率と、親子上場の方針

倍率と資本コストの決め方

倍率は式から置いた。資本コストは基本7.5%に品質の合計+0.75%を足した8.25%で、10年後の中立のROEが5%台とkを下回るため、PERの上限は1÷k(12.1倍)の約8.5割に置いた。今の時価総額はPBR約0.8倍で見かけは割安だが、ROEが資本コストを下回る会社の純資産は額面どおりに評価しない。今の株価や同業の倍率には寄せていない。営業利益率は過去12年の最高(約7.6%、近年は2023年3月期の5.5%)を超えない3.1%に置き、中計の水準と合わせた。純利益÷営業利益は、持分法と受取配当が乗る分を含めて0.8前後に置いた。2025年10月決議の自社株買いは、株数に反映済みの分が小さいため、自己資本の起点は直近の決算の値のまま使った。工場や事務所の賃借の約束は小さく、新リース会計基準の影響は限定的とみる。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→12.12 倍・やや楽観 PER 10.9→12.12 倍・中立 PER 10.3→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. EDINET DB 日本食品化工 2026年3月期 決算
  2. EDINET DB 日本食品化工 中期経営計画(中経2027)
  3. マネックス銘柄スカウター 日本食品化工

分析日 2026-10-16