株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

株式会社オカムラ食品工業 2938

サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)545 円274 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,204 円606 億円差 −54.7%
10 年後から見ると 割高 価値 545 円274 億円 · 差 −54.7% · 期待の年率 −0.2%
期待の年率リターン(10 年)−0.2%資本コスト比 −9.2 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

オカムラ食品工業は、サーモントラウト(海面で育てるニジマスの仲間)を育て、さばき、売るところまで一社で手がける水産会社だ。青森とデンマークに養殖場を持ち、筋子・いくら・数の子の加工と、アジアの日系小売への卸売も柱になっている。

筆者の結論は、今の値段は先の成長を織り込みすぎている、というものだ。10 年後の中立の時価総額は今の 3 分の 2 ほどにとどまり、確率を加えた総合でも大きく割高に出る。楽観の筋書きでも、資本コストで割り戻すと今の値段に届かない。

一番の理由は、利益の質だ。直近の営業利益 39 億円は、国内加工がいくら・筋子の相場高で倍以上に膨らんだ分を含む。ならすと 28 億円ほどで、ここから会社の言う営業利益 72 億円(2030 年目標)へ届くかは、国内の養殖量が 3 倍に増えるかにかかる。

その国内養殖は、2026 年の水揚げが計画 4,300 トンに対して 3,383 トンと、前年を下回った。増産の詰まりは中間養殖場、つまり稚魚を海に出せる大きさまで育てる施設で、会社も投資を急いでいる。ただ、稼ぐ前に借金が先に増える。純有利子負債はすでに 240 億円で、営業利益の 6 年分にあたる。

サーモンは世界で供給が増えすぎると値が崩れる商品でもある。この事業は価格を決める側ではなく、受ける側だ。社長一族が 6 割超を持つ安定は強みだが、少数株主の取り分を厚くする力は働きにくい。

よい事業を持つ会社だとは思う。しかし、払う値段に安全域がない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社を評価するときの核心は、10 年後にもこの事業が今より強いかどうかだ。サーモンの需要は世界で長く伸びており、事業は続く。ただ、強くなるかは別の問題だ。

株主に残る利益、つまり成長に必要な投資を引いたあとの利益は、今のところ小さい。毎年の営業利益 30 億円台に対し、設備投資は 30 億円を超えた。利益のほとんどが、次の養殖場に消えている。この投資が実を結ぶなら、10 年後の利益は今の 2 倍に近づく。結ばなければ、借金だけが残る。

堀の幅は狭い。免許と技術は本物だが、魚の値段を決める力がない。値段を決められない事業は、見通しが立てにくく、確信を下げる必要がある。

経営の資本配分は、現時点では評価を保留したい。養殖への集中投資は筋が通る。しかし、国内の水揚げが計画の 8 割にとどまった事実は、予定の読みが甘いことを示す。

安全域は薄い。楽観の筋書きでも、資本コストで割り戻すと今の値段に届かない。事業はよくても、払う値段が高すぎる。バリュー投資の観点では、この会社は様子を見る側に置く。

何で稼ぐ会社か

事業は 4 つ。養殖、国内加工、海外加工、海外卸売だ。サーモンを軸に、川上から川下まで自社で持つ。

養殖は 2 か所で行う。デンマークの Musholm は 2005 年に買収した会社で、年 3,500〜4,000 トンのサーモントラウトを育てる。青森・深浦町の日本サーモンファームは 2017 年の設立で、Musholm の技術を移した。2026 年の水揚げは 3,383 トンだった。売上は約 110 億円(グループ内の取引を含む)、利益は 7.7 億円にとどまる。

国内加工は青森市の工場で、数の子・たらこ・いくら・筋子を作る。相場に左右されるが、2026 年 6 月期は利益 26 億円と、全社でいちばん稼いだ。ただし前の期は 12 億円で、倍以上に跳ねた分は続くと見ない。

海外加工はミャンマーの自社工場とベトナムの委託先で、サーモンのハラス(腹身)などを作る。売上は 155 億円と大きいが、利益率は 5% に届かない。

海外卸売は、シンガポール・マレーシア・台湾・タイ・香港・オランダなどの日系小売と飲食店に日本食材を売る。売上は 153 億円、利益は 10 億円。会社は 2030 年に売上 250 億円を目指している。

4 事業はサーモンでつながる。自社で育てた魚を自社で加工し、自社の販路で売れれば、利益は川下に厚く残る。まだその姿には遠い。国内養殖の量が小さく、加工も卸売も、仕入れの多くを外部の相場に頼っている。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、2 つある。1 つは、新しい養殖免許が取りにくいデンマークで、すでに免許を持つことだ。もう 1 つは、日本の海でサーモントラウトを大規模に育てる技術を、20 年近い経験から積んでいることだ。どちらも数年では作れない。

ただし、堀は養殖の入り口だけにある。育てた魚の値段は、ノルウェーやチリを含む世界の相場で決まる。国内でも、ニッスイが 2030 年に年 1 万トンを目指し、三井物産系は陸上養殖を計画していた。供給が増えれば、先に値が下がる。

加工と卸売には、ブランドも規模の優位も薄い。国内加工の利益は相場しだいで 12 億円にも 26 億円にもなる。海外加工と卸売の利益率は、5〜7% の薄い水準だ。

資本効率は、見た目ほど高くない。直近の ROE は 14% だが、上場前の自己資本が小さかったためで、公募で積んだ分を含めた今の資本で、これを 10 年保てるとは見ない。経営は未上場の頃から社長の岡村恒一氏が率いる。社長と親族が 6 割超を持ち、判断は速い。一方で、少数株主の声が経営を変える場面は考えにくい。配当は株主資本配当率 2% を目途とし、利益の 1 割台しか出していない。成長に回す姿勢は明確だが、成長の投資が稼ぎに変わる確証は、まだ出ていない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

サーモンの値段は、世界の供給で決まる。2026 年の初めは世界の供給が 14% 増え、価格が下がった。その後は供給の伸びが 0〜1% 程度に落ち着くという見方が多い。ノルウェー産の予想価格は 1 キロ 83〜89 ノルウェークローネだ。要するに、高値は続かず、安値も長くは続かない循環の商品だ。

日本のサーモンは、消費の大半が輸入のノルウェー産・チリ産だ。国産の海面養殖は、夏の海水温が高く、年間を通じて育てにくい。春に水揚げし、夏までに売り切る。そのため量を増やすには、稚魚を大きく育てて早く海に出す中間養殖場が欠かせない。会社はここに投資を集中している。

競合は増えている。ニッスイは 2026 年 4 月に国産養殖サーモンをブランド化し、水揚げは今約 4,000 トンで、2030 年に 1 万トンを狙う。大手が参入すれば、国産の枠は広がる一方、稚魚・餌・好適地の取り合いも激しくなる。

国内加工の筋子・いくら・数の子は、不漁と豊漁の波が大きい。2023 年には豊漁で在庫が積み上がり、利益が 4 割減った。その後の相場高で今は絶好調だが、価格が戻れば利益も戻る。

海外卸売は、アジアの日本食の広がりが追い風だ。ただ、現地の人口と所得の伸びに頼る分、為替と景気の影響を受ける。海外加工は、主原料のハラスの世界的な供給減で売上が落ちた時期があり、原料の確保が利益を決める。

資本政策と M&A

資本政策の中心は、成長への投資だ。2023 年 9 月に上場し、公募で約 16 億円を調達した。使い道は養殖場の建設資金である。2026 年 6 月期の設備投資は 34 億円(うち養殖 24 億円)で、秋田県八峰町の中間養殖場(約 11 億円)が続く。北海道の八雲町・岩内町でも新会社や協定が動いている。

投資は借金でまかなわれ、純有利子負債は 1 年で 116 億円から 240 億円へ増えた。借入の金利は上がる局面で、利払いは 10 年で数億円重くなる。

還元は控えめだ。配当は株主資本配当率 2% を目途に、年間で 4 億円ほどだ。社長と親族の持ち株が 61.6% を占め、自社株買いの方針は示されていない。

M&A は、2005 年の Musholm 買収が大きい。この買収は、以降の戦略の軸になった。今後も大きな買収より、新しい拠点・免許・中間養殖場への投資が中心になる。

TOB(株式の公開買付け)の可能性は、社長一族が支配しているため、外部が仕掛けにくい。一方、親族による非公開化の線は、残る。

株主優待は、100株以上で3千円相当、300株以上で5.5千円相当の自社の養殖食品。会社は優待の費用を開示していないため、株主 約1万人(自社商品の原価と送料)から年2億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

国産サーモンは、これから伸びる市場だ。輸入に頼ってきた日本で、国内産の新鮮な魚への需要は強い。大手のニッスイも 2030 年に 1 万トンを目指しており、市場そのものが広がる。

その中で、オカムラは先行している。青森サーモンというブランドをすでに持ち、Musholm の技術を移した実績もある。中間養殖場が八峰町・八雲町・岩内町で順に立ち上がれば、詰まりが解け、2030 年に 12,000 トンという目標へ近づく。

垂直統合の強みは、量が増えるほど出る。自社の魚が増えれば、青森の加工場の稼働が上がり、いくら・筋子の相場に頼らない安定した加工品の利益が積み上がる。海外卸売は、日本食のブームに乗り、2030 年に 250 億円、さらにその先も伸びる。

社長が 6 割超を持つ会社は、長い目で投資できる。四半期の数字に追われず、免許と設備という重い資産を積み上げる強みは、短期の投資家には見えにくい。

この筋書きが実現すれば、10 年後の営業利益は今の 2〜3 倍に達する。ROE も 13% に届き、倍率も上がる。

慎重な見方

養殖は、思ったほど簡単に増えない。2026 年の水揚げは 3,383 トンで、計画の 4,300 トンを 2 割下回り、前年よりも減った。日本の海は夏に水温が上がり、育てられる期間が短い。魚が死ぬ年や、成長が遅れる年は、これからも起きる。

サーモンの値段は世界の供給で決まる。2026 年の初めは供給が 14% 増えて値が崩れた。国内でもニッスイが同じ道を行く。自社の増産が進むころには、競合の増産も重なり、値段は上がらない。

利益の中身も気になる。直近は国内加工が 26 億円と、セグメント利益の半分以上を稼いだが、これはいくら・筋子の相場高のおかげで、前の期は 12 億円だった。相場が戻れば、利益も前の期の水準へ戻る。

財務の負担は重い。純有利子負債は 240 億円で、営業利益の 6 年分にあたる。投資が続けば、さらに増える。借り換えの金利が上がる世界では、利益を削る。

社長一族が 6 割超を持つため、少数株主を厚くする圧力も働かない。配当は利益の 1 割台で、10 年たっても少数株主の取り分は小さいままだろう。

どちらに重みを置いたか

強気の見方には、免許と技術という実体がある。慎重な見方には、実績がある。2026 年の水揚げ未達、相場に左右される国内加工、増え続ける借金という 3 点は、数字で確かめられた事実だ。

このため、確率は慎重な見方へ寄せた。10 年後の筋書きでは、悲観を 15%、やや悲観を 25%、中立を 33% とし、楽観側は合わせて 27% にとどめた。ただ、強気の筋書きが実現した場合でも、割り戻すと今の値段に届かない。よい事業でも、今の値段には届かない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/06 期)

確率で加重した株価時価総額 975 円490 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 205 円103 億円)。 今の値に割り戻すと 545 円274 億円、今との差 −54.7%、 期待の年率 −0.2%(資本コスト 9.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 2,093 円1,053 億円 326 円164 億円 +100.9% +7.2% 169 円85 億円
やや楽観 20% 1,559 円784 億円 270 円136 億円 +52.0% +4.3% 366 円184 億円
中立 33% 1,175 円591 億円 229 円115 億円 +16.6% +1.5% 463 円233 億円
やや悲観 25% 372 円187 億円 177 円89 億円 −54.4% −7.6% 137 円69 億円
悲観 15% 239 円120 億円 60 円30 億円 −75.2% −13.0% 45 円23 億円
加重平均100% 975 円490 億円205 円103 億円 −2.0% −0.2% 1,180 円594 億円

今の株価時価総額 1,204 円606 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 国内養殖が目標に近づき、垂直統合が実を結ぶ 10 年 利益 74 億円 · PER 13.5 倍 · 株価時価総額 2,093 円1,053 億円

国内の養殖量が会社の目標どおり 12,000 トン近くまで伸び、中間養殖場が詰まりを解く。サーモンの世界的な供給は落ち着き、価格は物価を少し上回って上がる。国産ブランドは定着し、青森の加工場は自社の魚で稼働が上がる。

海外卸売はアジアの日本食の広がりに乗り、売上は 3 倍近くまで伸びる。国内加工の利益は、いくら・筋子の相場に頼らない形で安定する。デンマークの Musholm も年 4,000 トン近くに増える。

借金は増えるが、利益の伸びがそれを上回り、ROE は 13% に届く。社長一族は長期の視点で投資を続け、配当も少しずつ増やす。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2億円×10年×1.0=20億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 養殖(青森・デンマーク):数量 15.5(出荷量(千トン))× 価格 0.22(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 335 億円・営業利益 50 億円。推定
  • 国内加工:数量 10.0(出荷量(千トン))× 価格 0.26(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 263 億円・営業利益 37 億円。推定
  • 海外加工:数量 17.0(出荷量(千トン))× 価格 0.15(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 251 億円・営業利益 15 億円。推定
  • 海外卸売:数量 30.0(出荷量(千トン))× 価格 0.12(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 374 億円・営業利益 32 億円。推定

倍率:事業の純利益 74 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.5% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.5 倍。全体の PER 13.47 倍、時価総額 997 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内養殖の増産・中間養殖場の稼働・相場の安定・卸売の拡大がすべてそろう必要があり、連続して成功する確度は高くない。

やや楽観 20% 目標を数年遅れで追い、卸売と養殖が伸びる 10 年 利益 57 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,559 円784 億円

国内の水揚げは 9,500 トン前後まで増え、会社目標の 2030 年 12,000 トンには届かないが、2030 年代前半に近づく。ニッスイなど大手との競争で、価格は物価並みに上がる。

海外卸売は目標の 250 億円を超えて伸び続ける。国内加工の利益率は、相場の波をならして 13% 程度に落ち着く。海外加工は薄利のままだ。

中間養殖場の投資は計画から 1〜2 年遅れで稼働し、借金は積み上がるが、営業利益は 80 億円前後まで増える。会社が掲げる 2030 年の営業利益 72 億円を、6 年ほど遅れて超えるイメージだ。デンマークの Musholm は免許の枠の中で、年 4,000 トン近くまで効率を高める。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2億円×10年×1.0=20億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 養殖(青森・デンマーク):数量 13.5(出荷量(千トン))× 価格 0.21(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 285 億円・営業利益 37 億円。推定
  • 国内加工:数量 9.0(出荷量(千トン))× 価格 0.26(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 233 億円・営業利益 30 億円。推定
  • 海外加工:数量 16.0(出荷量(千トン))× 価格 0.15(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 237 億円・営業利益 13 億円。推定
  • 海外卸売:数量 26.0(出荷量(千トン))× 価格 0.12(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 319 億円・営業利益 26 億円。推定

倍率:事業の純利益 57 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.4% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.85 倍、時価総額 730 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社目標を数年遅れで追う、実績に近い上位の見通し。2026 年の未達を見ると、目標どおりより遅れが普通と考える。

中立 33% 増産は進むが相場と借金が重く、資本効率が上がらない 10 年 利益 44 億円 · PER 12.2 倍 · 株価時価総額 1,175 円591 億円

国内の水揚げは 8,000 トンまで増える。2030 年の 12,000 トンという目標は遠く、中間養殖場の立ち上がりと、夏の海水温による制約が続く。Musholm は免許の制約で年 3,700 トン前後にとどまる。

サーモンの価格は物価並みに上がり、国内でもニッスイの増産で供給が増える。国内加工の利益は相場の山を消した水準に戻り、売上のわりに利益率は 12% 台になる。海外卸売は目標に数年遅れで届く。

営業利益は 60 億円強、純利益は 40 億円台。借金と還元の少なさが ROE を 9% 台にとどめ、成長はするが資本効率は上がらない 10 年になる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2億円×10年×1.0=20億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 養殖(青森・デンマーク):数量 11.7(出荷量(千トン))× 価格 0.21(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 242 億円・営業利益 27 億円。推定
  • 国内加工:数量 8.0(出荷量(千トン))× 価格 0.26(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 204 億円・営業利益 26 億円。推定
  • 海外加工:数量 15.4(出荷量(千トン))× 価格 0.15(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 228 億円・営業利益 11 億円。推定
  • 海外卸売:数量 23.8(出荷量(千トン))× 価格 0.12(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 288 億円・営業利益 22 億円。推定

倍率:事業の純利益 44 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.4% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.2 倍。全体の PER 12.17 倍、時価総額 537 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の目標より数年遅れ、利益率はやや低い水準に落ち着く、中心の見通し。2026 年の水揚げ未達と相場頼みの国内加工という実績に合う。

やや悲観 25% 増産がずれ込み、相場と利払いで利益が伸びない 10 年 利益 20 億円 · PER 7.6 倍 · 株価時価総額 372 円187 億円

国内の水揚げは 5,000 トン程度で止まる。海水温の上昇や魚の死亡、中間養殖場の稼働の遅れが重なり、増産計画が数年にわたってずれ込む。サーモンの世界供給が増えて価格が伸びず、国産も大手の増産で値が弱い。

国内加工は、いくら・筋子の相場が戻り、利益は前の期の水準を下回る。海外加工は原料のハラスの確保が難しく、利益率は 3% 台に落ちる。

投資の回収が遅れる中、借金の利払いが重く、営業利益は 30 億円前後で、今とほぼ同じ水準で止まる。配当は小さいまま、ROE は 5% 台にとどまる。成長を止めるわけではないが、投資した分が利益にならず、資本の効率だけが落ちる。デンマークの Musholm は横ばいで、国内の足踏みを補えない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2億円×10年×0.8=15億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 養殖(青森・デンマーク):数量 9.0(出荷量(千トン))× 価格 0.20(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 178 億円・営業利益 14 億円。推定
  • 国内加工:数量 7.0(出荷量(千トン))× 価格 0.25(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 174 億円・営業利益 16 億円。推定
  • 海外加工:数量 14.0(出荷量(千トン))× 価格 0.14(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 201 億円・営業利益 7 億円。推定
  • 海外卸売:数量 19.0(出荷量(千トン))× 価格 0.12(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 223 億円・営業利益 12 億円。推定

倍率:ROE 5.5% が k 9.0% 以下なので PER の上限は 1÷k = 11.1 倍より下(式では 9.0 倍)。その 85% の 7.6 倍を採用。ためた利益は額面未満の価値。

確率:2026 年の未達と相場頼みの加工、借金の増加という実績の延長線にある。中心に近い確率で起こりうると見る。

悲観 15% 魚の大量死と世界の供給過剰、海外の政情が重なる 10 年 利益 −1 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 239 円120 億円

国内養殖で魚の大量死や病気が続き、中間養殖場の稼働も遅れて、水揚げは今より少ない水準に戻る。世界のサーモン価格が崩れ、競合の増産で国産の値も下がる。

ミャンマーの工場が政情不安で止まり、海外加工は赤字になる。いくら・筋子の相場は戻り、国内加工の利益は大きく減る。デンマークの Musholm も、天候や病気で水揚げが落ちる。

営業利益は赤字に近づき、借金の返済が重くのしかかる。設備の売却や増資も選択肢になり、成長の物語は終わる。社長一族の持ち株が厚いため、再建は一族の資金と判断に左右される。国産サーモンというブランドは残るが、利益を生む力は小さく、事業は縮んだ規模で評価される。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年2億円×10年×0.5=10億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 養殖(青森・デンマーク):数量 6.0(出荷量(千トン))× 価格 0.18(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 106 億円・営業利益 2 億円。推定
  • 国内加工:数量 5.5(出荷量(千トン))× 価格 0.23(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 126 億円・営業利益 4 億円。推定
  • 海外加工:数量 11.0(出荷量(千トン))× 価格 0.13(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 146 億円・営業利益 0 億円。推定
  • 海外卸売:数量 14.0(出荷量(千トン))× 価格 0.11(1 kg あたり単価(万円))→ 売上 152 億円・営業利益 5 億円。推定

倍率:事業の稼ぐ力はほぼ消え、赤字の年も出る筋書き。価値の床は、養殖免許・生簀と中間養殖場・加工設備・在庫の売却で借金を返したあとに残る分とした(今の自己資本 197 億円に対する比で置いた)。

確率:水揚げの未達、借金の増加、世界のサーモン供給過剰、海外の政情が重なる複合の負け筋。養殖は魚が死ぬ事業で、低頻度でも無視できない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

養殖(青森・デンマーク)

青森の日本サーモンファームとデンマークの Musholm でサーモントラウトを育て、グループ内外に売る。

数量出荷量(千トン)価格1 kg あたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/06 7.1 0.15 110 8
10 年後 中立 11.7 0.21 242 27

取り方:数量は国内水揚げ 3,383 トンと Musholm の年 3,500〜4,000 トン(有報)から約 7,100 トンと置いた。価格は開示の売上 109.5 億円(グループ内取引を含む)を数量で割った平均。数量は実質、価格は名目で 10 年 1.34 倍が基本。利益は開示のセグメント利益 7.7 億円。 数量は実物(トン)。国内水揚げが 8,000 トンへ、Musholm は年 3,700 トン前後。

国内加工

青森市の工場で筋子・いくら・数の子・たらこ・サーモン製品を作る。相場の影響が大きい。

数量出荷量(千トン)価格1 kg あたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/06 6.7 0.19 128 26
10 年後 中立 8.0 0.26 204 26

取り方:開示は金額のみ。平均単価を 1 kg 0.19 万円前後と推定して数量を約 6,700 トンと置いた(推定)。利益 26.1 億円は相場高で前期 11.8 億円の 2.2 倍に跳ねた年で、先の利益率は 12〜13% 前後にならして置く。

海外加工

ミャンマーの自社工場とベトナムの委託先で、サーモンのハラスなどを作る。

数量出荷量(千トン)価格1 kg あたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/06 14.0 0.11 155 7
10 年後 中立 15.4 0.15 228 11

取り方:開示は金額のみ。平均単価を 1 kg 0.11 万円前後と推定して数量を約 14,000 トンと置いた(推定)。利益率は 4.5% で、原料の供給と価格に左右される薄利の事業。

海外卸売

シンガポール・マレーシア・台湾・タイ・香港・オランダなどの日系小売・飲食店に日本食材を売る。

数量出荷量(千トン)価格1 kg あたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/06 17.0 0.09 153 10
10 年後 中立 23.8 0.12 288 22

取り方:開示は金額のみ。平均単価を 1 kg 0.09 万円前後と推定して数量を約 17,000 トンと置いた(推定)。会社目標は 2030 年に売上 250 億円。数量は実質、価格は名目。

リスクと懸念

国内養殖の増産の遅れ

2026 年の水揚げは 3,383 トンで、計画 4,300 トンを大きく下回り、前年も割った。増産の詰まりは中間養殖場で、八峰町・八雲町などの稼働が遅れると、2030 年 12,000 トンの目標が先送りになる。夏の海水温が高く、魚が死ぬ年もありうる。

サーモン価格の循環

魚の値段は世界の供給で決まる。2026 年の初めは供給が 14% 増えて値が崩れた。自社の増産が進むころに、ニッスイなど競合の増産も重なれば、値段が上がらないまま量だけ増える。

国内加工の利益が相場頼み

いくら・筋子・数の子は豊漁と不漁の波が大きい。2023 年には豊漁で在庫がだぶつき、利益が 4 割減った。今の国内加工の利益 26 億円は、前の期の 2 倍以上で、先は戻りを見込む。

借金の増加と金利

純有利子負債は 1 年で 116 億円から 240 億円へ増え、EBITDA の 4 倍を超えた。借り換えの金利が上がる世界では、利払いが利益を削る。投資の回収が遅れれば、増資や設備売却が選択肢になる。

ミャンマー・海外の政情

海外加工はミャンマーの自社工場に頼る。政情不安や制裁、停電などで止まれば、売上 155 億円の事業が揺らぐ。委託先のベトナムも原料の確保に左右される。

社長一族の支配と少数株主

社長と親族・資産管理会社で 61.6% を持つ。長期で動ける強みの反面、少数株主の声が資本政策を変える場面は考えにくく、配当も利益の 1 割台にとどまる。流通する株が少なく、値動きも荒くなりやすい。

今後の分かれ目

中間養殖場が計画どおり稼働し、国内の水揚げが 6,000 トンを超えたら
楽観・やや楽観の確率を引き上げ、国内養殖の数量の前提を上方修正する。
国内の水揚げが 4,000 トン前後で足踏みしたら
やや悲観へ重みを移し、投資の回収を遅い側に見直す。
サーモンの世界価格が大きく下がったら
養殖の利益率の前提を下げ、借金の重さを再点検する。
国内加工の利益率が 10% を割ったら
相場の山が終わったと見て、加工の利益の水準を引き下げる。
ミャンマー工場が止まったら
海外加工の前提を悲観側に動かし、代替拠点の整備を見る。
自社株買い・配当の増額が出たら
資本効率の改善と見て、ROE の前提を上方修正する。

見ておくもの

  • 国内養殖の水揚げ量(トン)と中間養殖場の稼働
  • ノルウェー産サーモンの価格と世界の供給の伸び
  • 国内加工のいくら・筋子の相場と利益率
  • 純有利子負債と利払い
  • ニッスイなど競合の国産サーモンの増産
  • 海外卸売の売上(会社目標 2030 年 250 億円)

倍率と資本コストの決め方

養殖・国内加工・海外加工・海外卸売の 4 事業を、出荷量(実質)と名目の単価で積み、今の利益のうち国内加工の相場高の分をならして先の利益を置いた。k は基本 7.5% に quality +1.5% で 9.0%。倍率は正当化 PER の式と ROE から決め、今の株価・同業の倍率は見ていない。結果は大きな割高だが、今の株価に寄せて筋書きを動かしてはいない。店舗を借りて営む会社ではなく、リースの影響は小さい。新リース会計で純負債が増える形の変化は、10 年後の数字を今と同じ形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→13.47 倍・やや楽観 PER 11.1→12.85 倍・中立 PER 11.1→12.17 倍)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.5% を足して 9.0%。事業は傾いておらず、上乗せは置かない。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ニップン2001 国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. 有価証券報告書(セグメント・設備投資・大株主)
  2. 中期経営目標 2030 の要約(国内養殖 12,000 トン・売上 620 億円の目標)
  3. ニッスイの国産養殖サーモンのブランド化(競合)

分析日 2026-10-16