株譜
AI 銘柄分析 · 食料品 · 試作

ニップン 2001

国内2位の製粉会社。稼ぐ力は伸びるが資本コストに届かず、今の値段はやや割高

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,617 円2,164 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,867 円2,370 億円差 −8.7%
10 年後から見ると 適正 価値 2,617 円2,164 億円 · 差 −8.7% · 期待の年率 +5.4%
期待の年率リターン(10 年)+5.4%資本コスト比 −1.9 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ニップンは、国内2位の製粉会社だ。小麦粉の製造に加え、プレミックスやパスタ、冷凍食品まで手がける。筆者の結論は、今の値段はやや割高ということだ。理由は単純で、この会社の資本効率が資本コストに届いていないからである。

稼ぎの源は、輸入小麦を挽いて卸す製粉と、それを加工した食品だ。小麦の輸入は政府が一括で行い、売渡価格は年2回改定される。原料高は数か月遅れで卸値に乗るので、利益は安定する。ただし値段を自分で決める力は弱く、営業利益率は5%台にとどまる。

ここ数年は良い流れにある。価格改定が通り、営業利益は2023年3月期の123億円から221億円まで伸びた。政策保有株の売却益も加わり、純利益は200億円台に乗った。だが売却益は続かない。事業そのものの稼ぎは、純利益で170億円前後とみるのが妥当だ。

次の10年の焦点は、2つの大型投資が利益に変わるかどうかだ。2026年2月に稼働した知多工場は、総工費が255億円に膨らんだ。冷凍食品の新工場も続く。投資の回収が進めば、利益は物価の上昇を上回って伸びる。

中立の見立てでは、10年後の営業利益は300億円強になる。数字は伸びるが、自己資本も同じように積み上がり、ROEは6%前後にとどまる。資本コストを下回る事業に高い倍率はつけられない。冷凍・海外が会社の目標に届く場合でも、割安とまでは言えない。

安全域の面では、財務は堅い。自己資本比率は約6割で、純有利子負債は時価総額の1割に満たない。大きく崩れる会社ではないが、積み上がった資本を十分に使い切れていない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社を持ち続けたいかと問うと、答えは「値段次第」になる。

事業は10年後も確実に残る。人は小麦粉の食品を食べ続けるからだ。ただし、堀が深いとは言えない。値段を自分で決められず、シェアも2位だ。利益の大半は、政府の価格の仕組みと、工場の効率に支えられている。

オーナー利益、つまり株主のものになる利益を考える。純利益は170億円前後で、そこから工場の更新・新設に使う分を引くと、手元に残る分は少ない。会社は利益の4割を還元し、残りを再投資する。この再投資が資本コストを超える稼ぎを生むなら価値は増える。いまの実績は、ROEが6%前後で、資本コストを下回っている。

筆者は、利益が伸びる点は評価する。物価に沿って価格が上がり、人口減の数量減を、冷凍と海外が補うからだ。それでも、伸びる分だけ自己資本も増えるので、ROEは上がらない。価値を決めるのは、新しい投資の稼ぐ力だ。

安全域はある。自己資本比率は約6割で、純有利子負債は時価総額の6%だ。悲観の筋書きでも、事業の稼ぐ力は残る。ただし今の値段は、中立の価値を上回っている。払う値段に余裕がない点が、評価を「やや割高」にとどめている。

何で稼ぐ会社か

ニップンの事業は、製粉、食品、その他の3つに分かれる。2026年3月期の売上は約4,200億円で、食品が6割弱、製粉が3割弱を占める。

製粉は、原料の小麦を外国から買い、小麦粉に挽いて売る商売だ。小麦の輸入は政府が一括で行い、製粉会社へ売り渡す。売渡価格は4月と10月に改定される。原料の値上がりは、数か月遅れで小麦粉の卸値に反映する。国内の小麦粉の需要は約444万トンで、長く横ばいが続く。ニップンのシェアは2割台前半とみられ、4割を握る日清製粉グループ本社に次ぐ2位だ。昭和産業や日東富士製粉が続く。製粉のセグメント利益は約95億円、利益率は8%弱だ。

食品は、小麦粉を加工した商品を売る。ホットケーキミックスや天ぷら粉などのプレミックス、パスタ、家庭用の小麦粉がある。家庭用ブランドは『オーマイ』だ。冷凍食品や、弁当・惣菜などの中食も食品に含まれる。食品のセグメント利益は約91億円で、利益率は4%に届かない。売上の規模は製粉の2倍あるが、稼ぎは製粉と同じ程度だ。

その他には、植物由来の健康素材、ペットフード、エンジニアリングなどがある。規模は小さいが、会社は健康素材に期待している。

海外は、米国ユタ州の製粉会社に25%を出資し、2025年2月から稼働している。ベトナムではプレミックスの新工場を2027年に動かす予定だ。海外売上は2030年度に600億円を目指す。

優良さと弱いところ

この会社の優良さは、中くらいだ。強みはあるが、堀、つまり他社がまねできない強みは深くない。

強みは3つある。1つ目は、政府の売渡価格の仕組みに守られていることだ。原料高を卸値に移せるので、製粉は赤字になりにくい。実際、過去の営業利益率は1%前後から5%台の間にあり、最近の数字が最高だ。2つ目は、生活に欠かせない商品を売ることだ。需要は景気に左右されない。3つ目は、財務が堅いことだ。自己資本比率は約6割で、利払いは営業利益の37分の1に収まる。

弱みは、値決めの力が弱いことだ。小麦粉はどの会社も同じ原料から作り、同じ価格改定を受ける。ブランドで上乗せできるのは、家庭用の一部にとどまる。営業利益率が5%台なのも、そのためだ。

資本効率も弱い。過去10年のROEの中央値は5.7%で、資本コストを下回り続けた。2024年3月期以降の10%台は、政策保有株の売却益が押し上げたものだ。会社自身も、売却益を除くとROEは6%台と説明している。

筆者が気にしているのは、資本の使い方だ。会社は政策保有株を減らし、その資金を工場に回している。方向は正しい。ただし知多工場は当初の見積もりを大きく上回った。投資の判断が甘かったのではないか。この点は、冷凍食品の新工場でも見ておきたい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の製粉は、人口が減っても需要が大きく縮まない成熟した市場だ。小麦粉の生産量は1994年の約500万トンをピークに、2023年度は約444万トンまで緩やかに減ってきた。

この市場は、大手に集まる流れが続く。大手の生産割合は1995年度の約66%から2019年度には約78%へ上がった。日清製粉グループ本社が4割、ニップンが2割台前半、昭和産業と日東富士製粉が続く。中小の工場が閉まり、大手が老朽工場を新しい工場に置き換える。ニップンの知多工場も、その動きの一つだ。

原料は政府の一括輸入で、米国・カナダ・豪州の小麦が中心だ。売渡価格は国際相場と為替で動き、物価が3%の世界では緩やかに上がり続ける。会社は上がった分を卸値へ移す。製粉会社の競争は、価格より、物流と工場の効率で決まる。

追い風もある。コメの価格が上がり、麺・パンへ需要が移る動きがある。製粉担当者は、小麦粉製品の需要が上向きつつあると述べている。ただし、この動きが10年続くかは分からない。コメ価格が落ち着けば、元に戻る。

冷凍食品・中食は、単身世帯の増加で伸びる分野だ。一方で競争は厳しい。日清製粉グループ本社、味の素冷凍食品、ニチレイフーズなど、規模の大きい会社が並ぶ。ニップンが取れるシェアは限られる。

悪い方向の変化は、政府の麦管理制度が見直される場合だ。売渡価格の仕組みが変われば、製粉会社の利益の安定が崩れる。可能性は低いが、起きれば影響は大きい。

資本政策と M&A

資本政策の方向は、成長投資を厚くしながら、還元を保つことだ。2024年度から2026年度の3年間で、最大1,400億円の投資を計画している。知多工場、冷凍食品の新工場、米国ユタ州の製粉会社への出資が主な中身だ。

資金は営業キャッシュフローを中心に、政策保有株と遊休不動産の売却、最大800億円ほどの借り入れで賄う。政策保有株は2024年度末で596億円あり、純資産の約24%を占める。会社は2026年度末までに20%未満へ減らす計画だ。

株主への還元は、配当性向30%以上が目安だ。3年間で150億円以上を還元する計画で、中身は安定配当55億円と、自社株買い110億円以上である。還元の割合は、利益の4割に届くかどうかだ。

M&Aでは、大型の買収の実績はない。会社は成長の手段としてM&Aと提携を掲げるが、投資の中心は新工場だ。買われる側になる可能性は、同業再編の流れを考えるとゼロではない。ただし時価総額が2,300億円あり、筆者はそれを前提にした価値は見ない。

株主優待は、100株以上で1千円相当、500株以上で5,000〜7千円相当の自社商品。会社は優待の費用を開示していないため、株主 約2万人(自社商品の原価と送料)から年3億円と推定した。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

この会社は、変わり始めている。最大のきっかけは知多工場だ。日量600トンの新しい工場が動き、老朽化した名古屋工場が閉まる。中京・近畿の工場再編が終われば、物流費と人件費が下がり、製粉の利益率は上がる。

食品も変わる。冷凍食品は2030年度に900億円を目標にし、新工場が鹿児島で動く。冷凍・中食の利益率が5〜6%に乗れば、食品全体の利益が一気に増える。海外もベトナムのプレミックス新工場が2027年に動き、米国の製粉出資の持分利益も加わる。

資本政策も変わった。会社はROE 8%以上を目標に掲げ、政策保有株を減らして自社株買いを続ける。PBRは1倍割れで、改善の余地が大きい。市場が会社の変化を評価し直せば、倍率も上がる。

さらに製粉は、コメ高で麺・パンの需要が戻り、小麦粉の数量が想定より減らない。国内で数量が横ばいなら、物価の分だけ利益が伸び、10年で営業利益は400億円を超える。そうなれば、ROEも資本コストを上回る。

慎重な見方

この会社の問題は、稼ぐ力が資本コストに届かないことだ。過去10年のROEの中央値は5.7%で、資本コストの7%台を下回り続けている。近年の高いROEは、政策保有株の売却益によるものだ。売却益は続かない。

投資の判断にも疑問がある。知多工場の総工費は、最初の見積もり約140億円から255億円へ、2倍近くに膨らんだ。冷凍食品の新工場も同じ道をたどる恐れがある。工場が動いても、償却が先に出て、利益は当面伸びにくい。

競争も厳しい。製粉は政府の価格制度の下で、どの会社も同じ原料を同じ価格で買う。差がつくのは物流と工場の効率だけで、日清製粉グループ本社が規模で勝る。冷凍食品は、味の素冷凍食品やニチレイフーズなど規模の大きい会社が並ぶ。シェアは取りにくい。

さらに、人口減で小麦粉の数量は減る。コメ高による麦の需要増は一時的だ。コメの価格が落ち着けば、元に戻る。会社の営業利益率が5%台を超えないなら、10年たっても、事業の価値は資本コストに見合わない。

どちらに重みを置いたか

強いのは慎重な見方だ。ROEが資本コストに届かない事実は、10年の予想では覆りにくい。投資の回収が進んで利益が伸びても、自己資本も同じように積み上がり、ROEは6%前後にとどまる。

ただし強気の見方にも、無視できない点がある。知多工場の効率化と冷凍食品の拡大は、実際に動いている。そのため、悪い筋書きに確率を寄せつつ、良い筋書きの確率も一定に残した。最も重い筋書きは、中立の36%に置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,795 円3,137 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,040 円860 億円)。 今の値に割り戻すと 2,617 円2,164 億円、今との差 −8.7%、 期待の年率 +5.4%(資本コスト 7.2%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 5,667 円4,685 億円 1,488 円1,230 億円 +149.6% +9.6% 572 円473 億円
やや楽観 22% 4,886 円4,039 億円 1,306 円1,080 億円 +116.0% +8.0% 1,362 円1,126 億円
中立 36% 4,235 円3,501 億円 1,065 円880 億円 +84.8% +6.3% 1,908 円1,577 億円
やや悲観 24% 2,537 円2,097 億円 934 円773 億円 +21.1% +1.9% 833 円689 億円
悲観 10% 1,332 円1,101 億円 260 円215 億円 −44.5% −5.7% 159 円132 億円
加重平均100% 3,795 円3,137 億円1,040 円860 億円 +68.6% +5.4% 4,835 円3,997 億円

今の株価時価総額 2,867 円2,370 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 8% 工場再編と冷凍が実り、薄利から抜け出す10年 利益 312 億円 · PER 13.9 倍 · 株価時価総額 5,667 円4,685 億円

知多工場の稼働で名古屋工場が閉まり、中京・近畿の再編が終わる。物流費と人件費が下がり、製粉の営業利益率は8.5%へ上がる。

冷凍食品・中食は会社の目標どおりに伸びる。鹿児島の新工場が動き、冷凍食品は900億円規模に届く。冷凍・中食の営業利益率は6.5%に乗り、食品全体の利益を押し上げる。

海外では、ベトナムのプレミックス工場が育ち、米国ユタ州の製粉出資も利益に加わる。ヘルスケア素材も伸び、その他事業の利益率は7%台に上がる。

営業利益は430億円を超え、中期目標の250億円を大きく上回る。自己資本の積み上がりを抑えて自社株買いが進み、ROEは資本コストを少し超える。それでも値決めの力が弱い事業なので、倍率は14.74倍にとどまる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 98.0(製粉量(万トン))× 価格 17(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,623 億円・営業利益 138 億円。工場再編の効果で利益率が上がる
  • 加工食品:数量 92.7(出荷量(万トン、小麦粉換算の推定))× 価格 34(1トンあたり単価(万円))→ 売上 3,115 億円・営業利益 143 億円。ブランド強化と海外で単価・数量とも伸びる
  • 冷凍食品・中食:数量 18.0(出荷量(万トン、推定))× 価格 69(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,242 億円・営業利益 81 億円。新工場が稼働し冷凍が会社目標に届く
  • その他(ヘルスケア・ペットフード・エンジニアリング等):数量 21.9(出荷量(万トン相当、推定))× 価格 42(1トンあたり単価(万円))→ 売上 920 億円・営業利益 69 億円。健康素材が伸びる

倍率:事業の純利益 305 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.2% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)395 億円。全体の PER 14.74 倍、時価総額 4,885 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 13.93 倍・時価総額 4,346 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:知多工場の効率化、冷凍食品の新工場、海外の立ち上げが同時にうまくいく必要がある。実現すれば強いが、連続して成功する確度は高くない。

やや楽観 22% 再編の効果が出て、冷凍が7割の進みで育つ10年 利益 268 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 4,886 円4,039 億円

知多工場の新設と名古屋工場の閉鎖が計画どおりに進み、製粉の利益率は8%に乗る。国内の小麦粉の数量は、人口減とコメ高の需要増が打ち消し合って緩やかに減る。

冷凍食品・中食は、会社の900億円の目標に対して7割ほどの進みにとどまる。それでも、新工場の償却を吸収して、営業利益率は5%台まで上がる。

加工食品では、ベトナムなど海外のプレミックスが育ち、数量が微増する。『オーマイ』の家庭用も、価格改定が通って利益率が少し上がる。

営業利益は370億円前後で、会社の長期ビジョンの250億円を物価の分だけ上回る。ただし自己資本も積み上がり、ROEは6%台にとどまる。倍率は資本コストに届かないROEに見合う水準に置く。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 95.0(製粉量(万トン))× 価格 16(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,550 億円・営業利益 124 億円。再編の効果が出る
  • 加工食品:数量 89.4(出荷量(万トン、小麦粉換算の推定))× 価格 33(1トンあたり単価(万円))→ 売上 2,939 億円・営業利益 123 億円。海外のプレミックスが育つ
  • 冷凍食品・中食:数量 16.2(出荷量(万トン、推定))× 価格 68(1トンあたり単価(万円))→ 売上 1,102 億円・営業利益 61 億円。冷凍が目標の7割で進む
  • その他(ヘルスケア・ペットフード・エンジニアリング等):数量 21.0(出荷量(万トン相当、推定))× 価格 41(1トンあたり単価(万円))→ 売上 861 億円・営業利益 60 億円。緩やかに伸びる

倍率:事業の純利益 261 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.3% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)395 億円。全体の PER 13.89 倍、時価総額 4,015 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の中期目標の方向に沿って、工場の再編と冷凍・海外の成長が進む。目標の7割ほどの進みという、強気寄りの現実的な水準。

中立 36% 国内は縮み、冷凍と海外が補う成熟した10年 利益 229 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 4,235 円3,501 億円

国内の小麦粉の数量は、人口減でやや縮む。コメ高による麦の需要増は一時的で、10年では0.93倍に収まる。価格は物価に沿って上がり、原料高は数か月遅れで卸値に移る。製粉の営業利益率は7.5%と、今より少し下がる。知多工場の効率化は効くが、数量減の固定費が打ち消す。

冷凍食品・中食は、数量が1.6倍に伸びる。会社の目標よりは遅いが、新工場の償却を吸収して、営業利益率は5%近くまで上がる。

加工食品は、価格改定と海外のプレミックスで数量が微増し、営業利益率は4%弱を保つ。その他事業も緩やかに伸びる。

営業利益は320億円ほどで、利益率は今の5.3%と同じだ。売上は伸びるが、物価の分で、実質の利益はあまり伸びない。自己資本が積み上がり、ROEは6%に届かない。資本コストを下回る事業として、倍率は13.79倍に置く。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×1.0=30億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 93.0(製粉量(万トン))× 価格 16(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,495 億円・営業利益 112 億円。需要はやや縮み、利益率は現状並み
  • 加工食品:数量 86.1(出荷量(万トン、小麦粉換算の推定))× 価格 32(1トンあたり単価(万円))→ 売上 2,769 億円・営業利益 108 億円。数量は微増、利益率は現状並み
  • 冷凍食品・中食:数量 14.4(出荷量(万トン、推定))× 価格 67(1トンあたり単価(万円))→ 売上 965 億円・営業利益 46 億円。新工場の償却を吸収して伸びる
  • その他(ヘルスケア・ペットフード・エンジニアリング等):数量 20.1(出荷量(万トン相当、推定))× 価格 40(1トンあたり単価(万円))→ 売上 806 億円・営業利益 52 億円。緩やかに伸びる

倍率:事業の純利益 222 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.4% が k 7.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)395 億円。全体の PER 13.79 倍、時価総額 3,451 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業種の中心的な見通し(国内の数量は緩やかに縮み、価格は物価並みに上がる)に、会社の投資の回収を現実的な進みで重ねた筋書き。強気と慎重の議論の落としどころ。

やや悲観 24% 需要減と転嫁の遅れで利益が薄くなる10年 利益 163 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 2,537 円2,097 億円

国内の小麦粉の数量は、コメ価格の落ち着きで需要が元に戻り、10年で0.88倍まで縮む。製粉は稼働率が下がり、固定費の負担で営業利益率が6%に下がる。知多工場の償却も重い。

冷凍食品は、新工場の稼働が遅れ、競合との価格競争も加わる。営業利益率は3%台にとどまり、投資の回収が進まない。

加工食品は、値上げの通りが悪くなり、利益率が3%まで下がる。数量も横ばいに近い。

営業利益は220億円ほどと、今とほぼ同じ名目だ。実質では、物価の分だけ利益が目減りする。ROEは4%台に落ち、倍率は稼ぐ力に見合う水準へ下がる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.8=22.5億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 88.0(製粉量(万トン))× 価格 16(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,373 億円・営業利益 82 億円。需要減と転嫁の遅れで薄くなる
  • 加工食品:数量 81.1(出荷量(万トン、小麦粉換算の推定))× 価格 31(1トンあたり単価(万円))→ 売上 2,530 億円・営業利益 76 億円。価格競争で利益率が下がる
  • 冷凍食品・中食:数量 11.7(出荷量(万トン、推定))× 価格 65(1トンあたり単価(万円))→ 売上 760 億円・営業利益 24 億円。新工場の稼働が遅れ利益が薄い
  • その他(ヘルスケア・ペットフード・エンジニアリング等):数量 18.2(出荷量(万トン相当、推定))× 価格 39(1トンあたり単価(万円))→ 売上 710 億円・営業利益 39 億円。伸びが止まる

倍率:ROE 4.4%がkを下回るので、PERの上限は1÷k=約13.8倍。稼ぐ力の利益の質を考え、その約7割(10倍)に置く。上限へ引き上げない。

確率:国内の需要減が想定より進み、冷凍・海外の立ち上がりも遅れる。薄利の原料加工業で、過去の実績から無視できない水準の確率。

悲観 10% 構造的に薄利から抜け出せない10年 利益 −30 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 1,332 円1,101 億円

政府が麦の売渡価格の仕組みを見直し、原料高を卸値に移す安定が崩れる。国内の小麦粉の数量は、人口減とコメ価格の落ち着きで10年に0.78倍まで縮み、製粉の営業利益率は3.5%まで下がる。

冷凍食品・中食では、新工場への投資を回収できず、減損を計上する。利益はほぼゼロになる。

加工食品も、価格競争で利益率が2%を切る。会社は工場の再編と人員の整理に追われ、特別損失が出る。

営業利益は100億円ほどまで落ち、減損で純利益は赤字になる。会社は配当を大きく減らし、自社株買いも止める。株主への還元は10年で200億円ほどにとどまり、赤字の年の配当は保有株の売却と手元の資金で払う。

稼ぐ力は残る。小麦粉は食べ続けられるし、財務も堅いからだ。ただし今の水準を大きく下回り、値段は稼ぐ力から決まる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年3億円×10年×0.5=15億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 製粉:数量 78.0(製粉量(万トン))× 価格 15(1トンあたり卸単価(万円))→ 売上 1,142 億円・営業利益 40 億円。需要の縮小と制度変更で赤字寸前まで薄くなる
  • 加工食品:数量 74.5(出荷量(万トン、小麦粉換算の推定))× 価格 29(1トンあたり単価(万円))→ 売上 2,181 億円・営業利益 39 億円。価格競争で利益がほぼ消える
  • 冷凍食品・中食:数量 9.0(出荷量(万トン、推定))× 価格 61(1トンあたり単価(万円))→ 売上 549 億円・営業利益 0 億円。投資を回収できず減損
  • その他(ヘルスケア・ペットフード・エンジニアリング等):数量 16.4(出荷量(万トン相当、推定))× 価格 37(1トンあたり単価(万円))→ 売上 600 億円・営業利益 24 億円。収益力が落ちる

倍率:赤字のためPBRで測る。稼ぐ力(事業の純利益80億円÷k 7.25%=約1,100億円)を下限とし、今の自己資本2,823億円に0.39倍を掛けた。純現金は無く、売れる資産(保有株の税引後)は純有利子負債を引くと小さいので、稼ぐ力のほうが大きい。市場の倍率は使っていない。

確率:麦管理制度の見直し、国内の需要の大幅な縮小、冷凍食品・中食への投資の失敗が重なる複合の筋書き。低頻度だが、薄利の原料加工業は一度崩れると戻りにくいので、無視できない確率を置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

製粉

国内の製粉会社として小麦粉(業務用・家庭用)と副産物のふすまを製造・販売する中核事業。全国の工場で輸入小麦を挽く。米国ユタ州の製粉会社への25%出資(持分法)は売上に入らない。

数量製粉量(万トン)価格1トンあたり卸単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 100 12 1,200 95
10 年後 中立 93.0 16 1,495 112

取り方:国内の小麦粉需要は約444万トン(2023年度)。ニップンの国内シェアを2割台前半と推計し、約100万トンを数量とした(確かな個社別の開示は見つからず推計)。売上1,200億円を数量で割った12万円を単価とした。単価は名目で、政府の輸入小麦の売渡価格(年2回改定)を数か月遅れで卸価格に転嫁するため年ごとに上下するが、10年では物価並み(1.34倍)が中立。数量は実質で、人口減と、コメ高による麦の需要増が打ち消し合い中立10年0.93倍(知多工場の新設で能力は足りるがシェアは増やさない)。利益はセグメント利益94.7億円。

加工食品

プレミックス(ホットケーキミックス・天ぷら粉・業務用)、パスタ、家庭用小麦粉など、小麦粉を一段加工した食品。『オーマイ』ブランドを持つ。ベトナムなど海外のプレミックスも含む。

数量出荷量(万トン、小麦粉換算の推定)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 82.8 24 1,987 74
10 年後 中立 86.1 32 2,769 108

取り方:食品事業の売上2,437億円(セグメント開示)を、加工食品と冷凍・中食に分けた推計。冷凍・中食を約450億円と見て、残りの約1,987億円を加工食品とした。単価はプレミックス・パスタ・家庭用粉の平均として24万円/トンと推計し、数量を逆算した。利益は食品事業の利益90.7億円を、冷凍・中食の薄さを考えて74億円と16.7億円に按分した推計。価格は名目で物価並み(10年1.34倍)、数量は実質で中立1.04倍(人口減を、海外のプレミックスとブランド強化が少し上回る)。

冷凍食品・中食

冷凍パスタ・冷凍麺・調理冷凍食品と、弁当・惣菜などの中食。会社が長期ビジョンで最も伸ばしたいと掲げる分野。鹿児島の畑中食品の新工場(2026年度末)が柱。

数量出荷量(万トン、推定)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 9.0 50 450 17
10 年後 中立 14.4 67 965 46

取り方:冷凍食品の売上は2030年度に900億円を目標とする(2023年度比約2.7倍)。ここでは冷凍と中食を合わせて約450億円と推計し、1トン50万円の単価から9万トンとした。単価は名目で物価並み(10年1.34倍)、数量は実質で中立10年1.6倍(新工場と家庭用・業務用の拡販。会社目標の約7割の進み)。利益率は新工場の償却が先に出るため今は3.7%と薄い推計。

その他(ヘルスケア・ペットフード・エンジニアリング等)

植物由来の健康素材、ペットフード、プラント・エンジニアリング、不動産など。調整額(本社費)込みの差額で捉える。

数量出荷量(万トン相当、推定)価格1トンあたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 18.2 30 547 36
10 年後 中立 20.1 40 806 52

取り方:全社売上4,184億円から製粉と食品を引いた差の約547億円を『その他』とした。1トン30万円の単価から数量を置いた推計。営業利益は全社221億円から製粉・食品のセグメント利益を引いた差の約36億円で、本社費などの調整額を含む。価格は名目で物価並み、数量は実質で中立1.1倍(ヘルスケア素材とペットフードが緩やかに伸びる)。

リスクと懸念

政府の麦管理制度の見直し

小麦は政府が一括で輸入し、製粉会社に売り渡す。売渡価格の仕組みが変われば、原料高を数か月遅れで卸値に移せる安定が崩れる。可能性は低いが、起きれば製粉の利益率が大きく動く。

知多工場など大型投資の回収の遅れ

知多工場の総工費は、最初の見積もり約140億円から255億円へ膨らんだ。冷凍食品の新工場も続く。償却が先に出て、数量が追いつかなければ、投資が利益に変わらない。

国内の小麦粉需要の縮小

人口減で小麦粉の数量は少しずつ減る。コメ高による麦の需要増は一時的になりうる。2位の会社は、数量が減ると工場の稼働率の低下で固定費の負担が重くなる。

冷凍食品・中食の競争

冷凍食品は成長分野だが、味の素冷凍食品、ニチレイフーズ、日清製粉グループ本社など規模の大きい会社が並ぶ。会社は900億円を目標にするが、シェアを取れず価格競争に巻き込まれる恐れがある。

政策保有株の売却益に頼る利益

最近の純利益は、政策保有株の売却益で膨らんでいる。596億円ある保有株を減らす計画だが、売却が終われば益は消える。事業の稼ぎだけで見ると、利益水準は下がる。

原料相場・為替の急変

小麦の国際相場や為替が急に動くと、売渡価格の改定までの数か月に利益が揺れる。物価が3%の世界では緩やかな上昇が続くが、局所的な急騰は転嫁が遅れる。

今後の分かれ目

冷凍・中食の営業利益率が5%を超え、売上が会社目標の900億円に近づく
食品全体の利益が一段上がる。強気の筋書きの確率が上がり、本質価値は今の値段に近づく。
知多工場の稼働後も製粉の利益率が8%を超えて上がらない
工場再編の効果が薄いと判断し、中立の利益率を下げる。慎重な見方の確率が上がる。
政府が麦の売渡価格の仕組みを見直す
製粉の利益の安定が崩れる。悲観の筋書きの確率を上げ、製粉の利益率を引き下げる。
政策保有株の売却資金で、利回りの高い投資と大幅な自社株買いが進む
自己資本の積み上がりが止まり、ROEが資本コストに近づく。中立の倍率を上げる。
同業との統合やTOBの話が出る
事業価値を再評価する局面になる。過去の実績からは考えにくいが、起きれば価格が大きく動く。
コメの価格が落ち着き、小麦粉の需要が元の水準に戻る
製粉の数量は想定の範囲に収まる。中立の筋書きは変えない。

見ておくもの

  • 知多工場の稼働率と製粉セグメントの利益率
  • 冷凍食品・中食の売上(900億円目標に対する進み)と利益率
  • 年2回の政府売渡価格の改定と、卸値への転嫁の速さ
  • 政策保有株の残高(純資産比20%未満の目標)と売却益
  • 自社株買いの規模と、ROE(目標8%以上)の実績
  • 畑中食品の新工場(2026年度末)とベトナムのプレミックス工場(2027年)の立ち上がり

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業のROE・資本コスト(k 7.25%)・長期成長(3.75%)から導いた正当化PERの上限を基準に、利益の質に応じて決めた。市場のPERやPBRは参照していない。中立のROEは6%弱でkを下回るため、PERの上限は1÷k(約13.8倍)で、その約9割に置いた。悲観は稼ぐ力から床を出し、過去のPBRの底は使っていない。10年中立の営業利益率5.3%は、今の水準を保つとして、セグメントごとの数量と価格から積んだ。なお、新リース会計基準(2028年3月期から)で営業利益や純有利子負債の形が変わるが、10年後の数字は今の形に合わせた。工場は自社保有が中心で、家賃負担は小さい。持ち合い株の含み益(評価差額金 527 億円・税後)は事業の利益に入らないので、戻り方 0.5 で余り資産に足した。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にqualityを足して決めた。事業は傾いておらず、上乗せは置かない。

同じ業種(食料品)の AI 分析

割安 太陽化学2902 健康素材と乳化剤で稼ぐ財務の堅い会社。純現金も厚く、10年の本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +61.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 イフジ産業2924 液卵の調達力で数量を伸ばす堅実な会社。足元の利益は卵価に支えられ、10年の価値はやや上回る 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 和弘食品2813 ラーメンスープの北米工場が利益の7割を稼ぐ。顧客が偏る危うさを差し引いても、値段は低い 本質価値との差 +48.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 塩水港精糖2112 砂糖業界の再編で利益率が戻った小さな老舗。最高益の一部は一過性だが、時価総額に匹敵する株の保有を考えると、今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 AFC-HDアムスライフサイエンス2927 サプリの受託製造が稼ぎ頭、百貨店や観光は重荷。借金は重いが、中立でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ケンコーマヨネーズ2915 利益が谷に近く、純現金が時価総額の3割強ある。堀は厚くないが、今の値段は事業の稼ぐ力を下回る 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 林兼産業2286 養殖魚の餌と黒豚・機能性素材を持つ下関の老舗。稼ぐ力は薄いが、還元の変化を映すと今の値段はわずかに安い 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 シノブフーズ2903 ファミリーマート向けが半分のおにぎり・弁当工場。利益率は低いが借金はなく、中立で見て今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 あじかん2907 卵焼・干瓢など業務用食材とごぼう茶の会社。利益が薄く、堀も浅く、10年で見ても適正に近い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 佐藤食品工業2814 粉末茶エキスの専業。時価総額に迫る現金と保有株が下値を支え、10年の価値は今とほぼ同じ 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 プレミアムウォーターホールディングス2588 宅配水で首位の規模と長期契約は強いが、獲得コストを毎年投じる構造と薄い自己資本を見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 エスフーズ2292 薄い利益率の肉の商売に、米国の新工場という賭けが乗る。本質価値と今の値段はほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 森永製菓2201 値上げは通るが、10 年の伸びは物価並みにとどまる。今の値段は、本質価値とほぼ釣り合っている 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 フィード・ワン2060 牛・豚・鶏と養殖魚の餌を作る国内2位の薄利メーカー。利益は山にあり、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ファーマフーズ2929 育毛剤「ニューモ」の通販が稼ぎ頭。広告を絞って利益は戻ったが、顧客は減り、新工場の借入が重い 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 サントリー食品インターナショナル2587 欧州・APACの成長と本業の地味な強さはあるが、親子上場の宿題と新しく投じるお金の稼ぎの薄れを見ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アリアケジャパン2815 業務用エキスの堀は厚く現金も潤沢だが、利益の伸びが中程度で今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アサヒグループホールディングス2502 国内ビール首位も縮む内需、稼ぐのは欧州・豪州。サイバー攻撃で凹んだ利益で見ても、借金とのれんの重さを織り込むとやや割高 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 理研ビタミン4526 国内は縮む市場の首位、伸びしろは乳化剤と海外。中立の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 丸大食品2288 構造改革で赤字は脱したが、薄い利益と原料相場の振れは残る。今の値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ミヨシ油脂4404 資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段はやや高い 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 カンロ2216 飴で首位、グミで急伸した無借金の優良会社。ただしグミの供給過剰と三菱商事頼みを織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日清食品ホールディングス2897 減益直後の今の値段は、強いブランドの今の利益がそのまま残ると見ても、ほぼ適正 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ピックルスホールディングス2935 浅漬・キムチの最大手。純現金は厚いが、稼ぐ力は低く、今の値段は10年の価値をやや上回る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 日清製粉グループ本社2002 輸入小麦と政府売渡価格に縛られる薄利の製粉首位、稼ぐ力は米豪の製粉と酵母・中食に移る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 日本たばこ産業2914 紙巻は減っても税と加熱式が利益を支える国内、海外たばこが稼ぎの9割を担う構図 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 伊藤園2593 緑茶の王者だが稼ぐ力は薄い。減損後の回復を織り込んでも、今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ライフドリンク カンパニー2585 PB飲料の受託で急成長する優良な量産メーカーだが、堀の薄さと投資・買収の重さを見ると、今の値段は成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フジ日本2114 砂糖の老舗が、イヌリンの会社に変わりつつある。成長は本物だが、砂糖の利益率は山に近く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 森永乳業2264 ビフィズス菌と海外の素材事業が利益を押し上げるが、国内乳業の薄い利益が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 東洋水産2875 米国の高い利益率は本物だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れると見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 株式会社ヤクルト本社2267 国内はヤクルトレディ減少で伸び悩むが、海外の乳酸菌飲料拡大と総還元70%方針で10年では今の値段を上回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 株式会社ニチレイ2871 冷凍食品と冷蔵倉庫の二冠は崩れにくいが、薄い利益率と重い投資を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 雪印メグミルク2270 薄利の乳業が、政策保有株の売却益で利益を大きく見せている。事業の稼ぐ力に比べ、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +4.8%) やや割高 日清オイリオグループ2602 食用油の国内大手。特殊油脂は伸びるが、資本コストを下回る薄利が続く。今の値段は割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 第一屋製パン2215 パンの稼ぎは薄く、利益の柱は工場跡地の地代。無配が続き、現金は株主に戻らない 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 カルビー2229 首位ブランドは強いが、利益率は3年続けて低下。10年の見立てでは今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 井村屋グループ2209 あずきバーの独自性は本物だが、利益率は過去最高の高みにある。10年では物価の伸びを超えにくく、やや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 亀田製菓2220 国内米菓の首位と北米の買収に二本立てで賭けるが、まだ稼ぎは薄い。10年で見ても今の値段は妥当な水準 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エバラ食品工業2819 焼肉のたれ首位の堅い小粒株。純現金は厚いが戻らず、利益率も低く、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 昭和産業2004 製粉・製油とも国内3位、利益率3%台の薄い原料加工業。数量は細り、本質価値は今の値段を2割強下回る 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日和産業2055 西日本の独立系の飼料会社。現金は厚いが利ざやが薄く、資本の稼ぎが低いので割高寄り 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 明治ホールディングス2269 乳製品・菓子と医薬を持つ大手。中国子会社の減損で沈んだ利益の回復を株価が先に織り込んでおり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本ハム2282 食肉の好況で利益は過去最高。だが相場は戻る前提で見ると、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 六甲バター2266 家庭用プロセスチーズ首位の専業。看板は強いが利益率が薄く、稼ぎが資本コストに届かない分、今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カゴメ2811 ケチャップと野菜飲料の国内の顔に、米国のトマト加工が乗った。だが利益は薄く、10 年で見れば今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 わらべや日洋ホールディングス2918 セブン-イレブン専用の中食工場。堅実だが利益率3%の事業で、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 中部飼料2053 今の利益は原料相場の追い風で山にある。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年で見ると割高寄りだ。 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 湖池屋2226 芋と値上げの綱引きに勝てば伸びるが、利益の厚みに比べて今の時価総額は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ウェルネオシュガー2117 国内の砂糖で約3割を持つ第2位。統合の効果で利益は出たが、縮む市場と薄い値決め力を考えると今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 B-R サーティワン アイスクリーム2268 加盟店に商品を卸してロイヤリティを取る身軽な会社。4 年連続で最高益だが利益率の伸びは止まりつつあり、今の値段は先の成長まで払っている 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 江崎グリコ2206 稼ぎ頭は海外に移り、国内の穴は埋まりきらない。10 年先を見ても今の値段にはやや割高感が残る 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 キユーピー2809 マヨネーズの堀と海外の成長は本物だが、利益率が薄く、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 DM三井製糖2109 国内首位の精製糖は、縮む市場で薄い加工マージンを守る商売だ。直近の利益は山に近く、今の値段は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 株式会社J-オイルミルズ2613 食用油の国内2強の一角。原料高を価格に通せず利益が薄い成熟事業で、今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 伊藤ハム米久ホールディングス2296 売上1兆円でも利益率は2%台。稼ぐ力に対して今の値段は前期の好調を織り込みすぎで、割高とみる 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 紀文食品2933 練り物の最大手だが薄利で、原料高に利益が振り回される。今の値段はやや高い 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 キリンホールディングス2503 小売シェア首位を奪還したビールより、協和キリンとヘルスサイエンスの利益成長が本質価値を支える構図 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 不二製油2607 カカオ高に助けられた油脂の稼ぎを、赤字のブラマーと重い借金が打ち消す。成長の期待が先に値段へ入った素材メーカー 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 デルソーレ2876 ピザとナンの生地で外食の厨房を支える堅い会社だが、稼ぐ力は資本コストに届かず今の値段はやや高い 本質価値との差 −27.6% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイドーグループホールディングス2590 自販機の再建は途上で、海外の稼ぎも為替の波に洗われる。10年後の利益を現実的に置くと、今の値段は先取りしすぎに見える 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 日本食品化工2892 三菱商事傘下のでんぷん・水あめ大手。薄利でROEが資本コストに届かず、今の値段は高い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 大冷2883 工場を持たない冷凍食品の問屋。利益は薄く、現金は厚いが、オーナーの手の内にある 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 柿安本店2294 松阪牛ブランドと百貨店の惣菜を持つ堅い会社。ただ店は減り利益は細り、今の値段は現金に守られている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 やまみ2820 豆腐で国内2位の効率の良さは本物だが、利益率が山にある今の姿を10年先まで伸ばしても、正当化できる値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 キッコーマン2801 しょうゆの顔をした海外卸売会社。国内は守り、海外しょうゆと米卸JFCの二本柱が成長を担うが、堀は深くても今の値段は割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヱスビー食品2805 香辛料で半分を握る堅い会社だが、伸びが乏しく利益の質も並み。今の値段は 10 年の稼ぎに対して高く、割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 山崎製パン2212 値上げは通るが、還元後に積み上がる自己資本で ROE は 7% 台半ばにとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ブルボン2208 ロングセラーの菓子で堅実に稼ぐが、利益率は薄く、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −32.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 プリマハム2281 利益率2%の加工肉会社で、資本コストを上回る稼ぎが見えない。今の値段は割高に傾く 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 寿スピリッツ2222 観光土産という強い稼ぎ場を持つが、ROE 25%超を前提にした今の値段は先まで織り込みすぎで割高 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 鳥越製粉2009 薄利の小麦粉屋が抱える厚い資産。利益は配当に回るが、10年で見ると割高と見る 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 日東富士製粉2003 三菱商事が 67% を持つ製粉大手の末席。薄利で設備が古く、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社meito2207 持ち株が時価総額の大半を支える会社。本業は薄利のままで、10年で見ると今の値段は割高(持ち株の含み益は足していない) 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 なとり2922 チーズ鱈で知られるおつまみの老舗。堅実だが利益率4%台・ROE5%前後で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 仙波糖化工業2916 カラメルと粉末素材で堅実に稼ぐ老舗。資産は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 岩塚製菓2221 米菓の老舗だが、利益の大半は香港上場の旺旺からの配当。本業は薄利で、今の値段は割高 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 かどや製油2612 ごま油の国内首位と北米の堀は本物だが、利益に対して今の値段は重い。TOB の期待を除けば割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 味の素2802 ABF とうま味の堀は本物だが、今の PER 約 37 倍は利益ベースの正当化 PER(19 倍前後)を大きく超え、割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 JFLAホールディングス3069 乳製品と調味料を作る薄利の食品グループ。再生の途上で借金が重く、稼ぎに対して今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −41.9% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 はごろもフーズ2831 ツナ缶の首位ブランドは強いが、利益率が薄く、国内の数量は先細る。ためた持ち合い株の含み益を除くと稼ぐ力は小さく、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 中村屋2204 中華まんとカリーの老舗。ブランドは強いが、売上の 4 割近くがコンビニ 1 社で、利益率は薄い。立て直しは進むが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 日本甜菜製糖2108 北海道のてん菜糖を担う老舗。砂糖は赤字で、売却益を除く利益は年 12 億円ほど。今の値段は大きく割高 本質価値との差 −44.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハウス食品グループ本社2810 カレー首位のブランドは本物だが、稼ぐ力に対して値段が高く、利益ベースの本質価値は今の半分ほど 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 日東ベスト2877 業務用冷凍食品と日配食品の薄利メーカー。利益率の回復が見えるまで、今の値段はやや高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 サトウ食品2923 パックご飯と餅で首位級だが、稼ぎは資本コストに届きにくく、今の値段は先回りしすぎで割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ロック・フィールド2910 高級惣菜の看板は強いが、利益率が低く、厚い現金も株主に戻りにくい。稼ぐ力に対し今の値段は割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブルドックソース2804 ソース首位級の老舗だが稼ぐ力は薄く、純資産並みの今の値段でも本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 フジッコ2908 ふじっ子煮の堀は本物だが、営業利益率 2% 台・ROE 2% の食品会社で、純現金を足しても割高 本質価値との差 −47.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ユタカフーズ2806 東洋水産の受託工場。資産は厚いが、新工場の償却で稼ぐ力が細り、割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 モロゾフ2217 百貨店ギフトのブランドは本物だが、利益は谷底にある。回復を先に織り込んだ今の値段は、10年の稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 イートアンドホールディングス2882 冷凍餃子の首位は本物だが、計画の成功を先に織り込んだ値段。割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス2579 黒字へ戻る道は見えたが、薄い利益率と本社頼みの構造を考えると割高 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ヨシムラ・フード・ホールディングス2884 中小食品会社を束ねる買収型の持株会社。借金が重く、利益の質は見た目より弱い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 旭松食品2911 高野豆腐の首位だが買い手は高齢の世帯に偏り、稼ぐ力は資本コストの 3 分の 1 で今の値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 株式会社オカムラ食品工業2938 サーモンの垂直統合は本物だが、10 年の利益では今の時価総額を支えきれず、大きく割高と見る 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 マルタイ2919 九州の棒ラーメン専業。看板商品は伸びるが全体は薄利で、今の値段は10年の稼ぎに比べ高い 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 大森屋2917 おにぎりと食卓の海苔の中堅。原料の不作で在庫と借入が膨らみ、利益率は0〜4%。値決めの力が弱く、稼ぎは資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ダイショー2816 鍋スープと焼肉のたれの専業。堅実だが稼ぐ力は薄く、資産の割に割高 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ヒガシマル2058 エビの餌で稼ぐ鹿児島の会社。飼料は堅いが、麺の不振と重い借入が稼ぎを食い、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 不二家2211 洋菓子店の縮小と海外投資の重さで利益が伸びにくく、今の値段は割高。親会社の存在だけが下支え 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 石井食品2894 ミートボールの看板は強いが利益は薄く、今の値段は稼ぐ力をかなり上回っている 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ユーグレナ2931 通販の健康食品で黒字体質を築いたが、稼ぎの半分近くは少数株主と税に流れ、燃料の夢を織り込んだ値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 篠崎屋2926 豆腐の直営 30 店で細く稼ぐ小さな SPA。黒字は戻ったが、利益の薄さに対して今の値段は高い 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 一正蒲鉾2904 かまぼこ最大手級だが、稼ぐ力は細い。資産の割に利益が小さく、割高に出る 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 サッポロホールディングス株式会社2501 恵比寿を手放し酒類に絞るサッポロ、株価は売却益の先取りでもう買われ過ぎだと筆者は見る 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 北海道コカ・コーラボトリング2573 道内 4 万台の自販機を持つ堅実な地域ボトラーだが、稼ぐ力に比べて今の値段は先を行きすぎている 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 ピエトロ2818 ドレッシングで知られる福岡の食品会社。看板商品は強いが、外食と共通費が利益を食い、今の時価総額に見合う稼ぎはまだ見えない 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 ユニカフェ2597 UCCグループのコーヒー受託・加工会社。利益は戻ったが値決めが弱く、10年で稼ぐ力は伸びず、今の値段は明らかに高い 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 キーコーヒー2594 コーヒーの老舗だが利益が薄く、値上げで一息ついた今の値段は先を織り込みすぎている。割高 本質価値との差 −72.9% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 日糧製パン2218 北海道の地場の製パン。棚は守れても値上げが追いつかず、利益率は1%前後で資本コストに遠く割高 本質価値との差 −74.7% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 セイヒョー2872 新潟の小さなアイス工場が富山の工場を得て、大手の受託で伸びる。だが利益率は2%台で借金も増え、今の値段は高い 本質価値との差 −77.3% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 滝沢ハム2293 栃木の老舗ハム会社。売上は266億円あるが利益はほぼ出ず、資本コストに届かない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −84.7% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 福留ハム2291 広島のハム・食肉の会社。8期続けて営業赤字で、借入は自己資本の1.5倍。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 コモ2224 ロングライフパン専業の小さな会社。利益が薄いのに値段が先走り、10年の価値は今の時価総額を大きく割る 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −15.5%)

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読んだ資料

  1. ニップン 中期経営計画(統合報告書2025ベースの要約)
  2. 日本食糧新聞:ニップン知多工場の稼働
  3. ニップン セグメント別売上高・利益の推移

分析日 2026-10-16